JP2015095848A - 撮像装置および撮影制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】優先度の高い画像が適切に選択できない。【解決手段】 S103で人物の顔が認識され、S104で画面の中央に人物が写っているかが判定され、人物が画面中央にいればS105でアイテムデータベースにアクセスし、S106で人物の持ち物(アイテム)を対象物として検索する。人物が画面中央にいなければ、S116に分岐して撮影するか否かが問われてイベント情報付のない画像が記録される。アイテムがアイテムデータベースにあれば、イベントデータベースにアクセスしてイベントが判定されてS112で画面に表示され、S115で優先度の高い画像としてイベント情報を付けて記録される。人物が画面中央にいない画像も、必要に応じてS117で撮影されてイベント情報のない画像となる。再生モードでは、イベント情報付の画像がグループ化された画像の表紙に、その他の画像はその下に重ねて表示される。【選択図】図6

Description

本発明は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、デジタルカメラ付携帯電話、デジタルカメラ付携帯端末(デジタルカメラ付モバイルツール)、撮影機能を持つ端末機器などの撮像装置および撮影制御方法に関する。
デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、デジタルカメラ付携帯電話、デジタルカメラ付携帯端末(デジタルカメラ付モバイルツール)などの撮像装置において、被写体からの像は撮影レンズを介して撮像素子に結像され、光電変換されてデジタル化されて、CPUなどの中央処理回路に入力されている。そして、中央処理回路で色や階調の補正や圧縮処理などの必要な画像処理が施されてフラッシュメモリなどの記録手段に記録されている。
画像はグループ化され、グループ毎にフォルダに記録されるが、グループを代表する画像(代表画像)を選択するなどして画像を選別する撮影制御方法が知られている。
たとえば、特開2006−259932号公報では、記録手段に記録された画像に含まれるオブジェクトを検出し、同一、類似のオブジェクトが含まれる画像の数をオブジェクト毎に算出し、算出した数の多いオブジェクトを代表画像としてレイアウトしてアルバムを作成している。
また、特開2009−193569号公報では、グループ毎にフォルダ分けされた画像データに対して被写体認識処理を施し、代表画像を選択するための選択基準を認識結果に基づいて設定し、各グループの画像データの中から選択基準に基づいて優先度の高い画像(代表画像)を選択している。
特開2006−259932号公報 特開2009−193569号公報
特開2006−259932号公報では、ブレのあるもの、明るさが適正でないもの、ピントが合っていないもの、人物が隅に写っているものなど適切な画像といえないものも適切な画像と同様にカウントされており、算出した数の多い画像がそのグループの優先度の高い画像であると言えないおそれがある。
特開2009−193569号公報では、人物が写っている画像の有無を判定し、人物が写っていれば第1の選択基準を、写っていなければ第2の選択基準を設定している。そして、第1の選択基準では、人物の顔が家族または知人の顔か、正面を向いているか、笑顔か、その面積が最大かを判定して選択基準とし、第2の選択基準では、その画像(人物が写っていない画像)がブレていないか、ピントが合っているか、明るさが適切か、構図が適切かを判定して選択基準としている。この選択基準が多岐に分かれているため、選択基準を1つでも満たしていないと除かれて、優先度の高い画像を適切に選択できないおそれがある。
公知技術では、人物、特に人物の顔に注目し、顔を選択の基準とし、顔以外のものにさほど注目していない。これに対して、本発明では公知技術とは別の観点から画像の優先度を付けて代表画像を選択している。すなわち、人物そのものだけでなく人物の持ち物(アイテム)にも注目し、アイテムから被写体(人物)が撮影されたイベント、すなわち、人物の参加したイベントを特定してイベントに最もふさわしい画像を優先度の高い画像として選択することとしている。
すなわち、本発明は、被写体の持ち物(アイテム)から優先度の高い画像を選択する撮像装置の提供を目的としている。
また、本発明は、被写体の持ち物(アイテム)から優先度の高いを選択する撮影制御方法の提供を別の目的としている。
すなわち、請求項1記載の本発明によれば、撮像装置は、撮像部と、撮像部からの画像および再生画像の表示される表示部と、撮像部から得られた画像から、人物の顔部の画像を検出する顔検出部と、顔検出部で検出された人物の顔との関係を基準とした画面内の位置からその人物の持つアイテムを判定し、アイテムから人物の参加したイベントを判定してイベントにおける画像の優先度を決定する撮影制御部とを備えている。
請求項8記載の本発明によれば、撮像装置における撮像制御方法は、得られた画像から人物の顔部の画像を検出し、検出した人物の顔との関係を基準とした画面内の位置からその人物の持つアイテムを判定し、判定したアイテムから人物の参加したイベントを判定してイベントにおける画像の優先度を決定している。
請求項1、8記載の本発明では、顔部の画像から検出した人物の顔との関係を基準とした画面内の位置からその人物の持つアイテムを判定し、アイテムから人物の参加したイベントを判定してイベントにおける画像の優先度を決定することによってアイテムから優先度の高い画像を適切に選択できる。
デジタルカメラとして具体化された本発明の一実施例に係る撮像装置の主要部の概略ブロック図を示す。 本発明の概念を示し、(A)は卒業式の日の画像、(B)は代表画像を表紙にまとめた画像をそれぞれ示す。 画像における人物の顔部と人物の持つアイテムとの関係の基本概念図を示す。 人物の顔部に対する対象物(アイテム)の位置とそれから判定される対象物とのデータベース(アイテムのデータベース)を示す。 判定された対象物(アイテム)とイベントとのデータベース(イベントのデータベース)を示す。を示す。 本発明の一実施例に係る撮影制御のフローチャートを示す。 デジタルカメラとして具体化された本発明の別実施例に係る撮像装置の主要部の概略ブロック図を示す。 対象とするアイテムとそのアイテムに対応するイベントとのデータベースを示す。 アイテムとして千歳あめを持つ画像を示す。 アイテムとして黒筒を持つ画像を示す。 本発明の別実施例に係る撮影制御のフローチャートを示す。 図11のS1112のイベント特定のためのルーチンを示す。 図12のS1204、S1207におけるアイテム検索ルーチンを示す。 本発明の別実施例の再生モードでの撮影制御のフローチャートを示す。 季節イベントのデータベースを示す。 特殊イベントのデータベースを示す。 アイテムプロパティ仕様を示し、(A)はアイテムプロパティ、(B)はアイテムプロパティ例をそれぞれ示す。 アイテムのデータベースを示す。 ファイル登録のルーチンを示す。 ファイル名、イベントのデータベースを示す。
撮像装置は、撮像部と、撮像部からの画像および再生画像の表示される表示部と、撮像部から得られた画像から、人物の顔部の画像を検出する顔検出部と、顔検出部で検出された人物の顔との関係を基準とした画面内の位置からその人物の持つアイテムを判定し、アイテムから人物の参加したイベントを判定してイベントにおける画像の優先度を決定する撮影制御部とを備えている。そして、撮影制御部は、優先度の高い画像にイベント情報を付けて、イベント情報付の画像とイベント情報のない画像とをグループ化し、イベント情報付の画像を表紙に、イベント情報のない画像をその下に重ねて、イベントごとに画像をアルバム表示している。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例を詳細に説明する。図1は、デジタルカメラとして具体化された本発明の一実施例に係る撮像装置の主要部の概略ブロック図を示す。図2は本発明の概念を示し、(A)は卒業式の日の画像、(B)は代表画像を表紙にまとめた画像をそれぞれ示す。
図1に示すように、デジタルカメラ(撮像装置)100は、撮影制御部(中央処理回路)101、撮像部102、顔検出部103、対象物の画像内位置のデータベース(アイテムデータベース)104、対象物のイベントデータベース105、画像記録部106、表示部107などを備えて構成され、撮影制御部は情報付与部101aを持ち、画像記録部には情報付画像106aが記録される。撮影制御部101は、データベース104、105に適宜アクセスして、撮像部102、顔検出部103、画像記録部106、表示部107などでの処理を制御する。
被写体からの像は撮像部102の撮影レンズを介して撮像素子に結像され、光電変換されデジタル化されて、CPUなどの撮影制御部101に入力され、中央処理回路で色や階調の補正や圧縮処理などの必要な画像処理が施されてフラッシュメモリなどの画像記録部106に情報とともに、グループ化されてフォルダに記録される。たとえば、卒業式の日に撮影された一連の画像であれば、卒業式というイベントのフォルダに情報付画像として記録される(図2(A))。また、撮像部102からの画像は、スルー画像(ライブビュー画像)として液晶ディスプレイなどの表示部107に表示される。表示部107には再生画像も表示される。
アイテムデータベース104には、人物の頭に対する対象物(アイテム)の位置とそれから判定される対象としてのアイテムのデータがまとめられており、イベントデータベース105には、判定されたアイテムとそれに対応するイベントとのデータがまとめられている。
画像に人物が写っているか、写っていれば、その顔の大きさ、画面における顔の位置(人物の位置)などが顔検出部103で検索され、その情報(人物に関する情報)が中央処理装置の情報付与部101aに送られる。そして、人物が物を持っているか、持っていればアイテムデータベース104にアクセスしてその持ち物(アイテム)を判定し、さらに、イベントデータベース105にアクセスしてアイテムからイベントを判定してそのイベントにおける優先度が決定され、優先度からイベントの代表画像が選択され、記録される。イベント毎にフォルダに記録された画像は、再生時には、代表画像を表紙として表示(アルバム表示)される(図2(B))。
撮影制御部101は、撮像部102、顔検出部103、画像記録部106、表示部107などでの処理を制御し、データベース104、105にアクセスしてアイテム、イベントを判定し、優先度を決定してイベントの代表画像を選択するなどの撮像制御を行う。
なお、本発明における人物の持ち物としてのアイテム(対象とするアイテム)は、人物が実際に手に持つものに限定されず、帽子(角帽、運動会の白や赤の帽子や鉢巻)、ウェディングドレス、赤いちゃんちゃんこ、法被、獅子舞などの人物が身につけるものも含まれる。さらに、クリスマスツリー、ウェディングケーキなどのように人物が現実に持つ(持ち上げる)ものでなくても、そのものに手をかけて撮影するなど、イベントと密接に関係するもので人物とともに撮影されることが一般的なものも、人物の持ち物としてのアイテム(対象とするアイテム)に含まれる。
図3は画像における人物の顔(顔部)と人物の持つアイテムとの関係の基本概念図を示す。ここでは、卒業式の日にしばしば撮影される卒業証書を入れた筒を持った校門前での画像、すなわち、図2の左の列の3行目の画像を一例として示す。
撮像装置における人物の顔(顔部)の検出方法(認識方法)は周知であり、周知の検出方法で顔の位置、大きさなどが検出される。検出された顔の中心の座標を(Xf、Yf)、顔の大きさをΔYfに加えて、本発明では人物の持ち物(アイテム)を検出してアイテムの大きさΔitemと顔に対する位置が認識される。そして、顔の大きさΔYfに対するアイテムの大きさΔitem(Δitem/ΔYf)が算定される。なお、人物の顔の幅も検出される。
図4は人物の顔に対する対象物(アイテム)の位置とそれから判定される対象物とのデータベース(アイテムのデータベース)、図5は判定された対象物(アイテム)とイベントとのデータベース(イベントのデータベース)をそれぞれ示し、図4のデータベースは図1のアイテムデータベース104、図5のデータベースはイベントデータベース105に相当する。
図4に示すように、顔に対する対象物の画面内の位置から対象物としてのアイテムがまず判定される。顔に対するアイテム(対象物)の画面内の位置として、顔からの位置、顔基準の位置、たとえば、(1)顔の下で顔の大きさ分下、(2)顔の左右でほほに隣接、(3)顔の左右で顔2つ分下、(4)顔の左右で顔の5つ分下が判定基準とされる。
判定される対象物としてのアイテムはイベントでよく使用されてイベントを代表するものが一般的な使用態様を考慮してイベント毎にデータ化されている(図5)。
(1)であれば、対象物であるアイテムは周囲より明るい点光源であり、誕生日のケーキ(バースディケーキ)のローソクと判定される。また、(2)で顔の幅相当の幅の長方形であれば卒業式の賞状(卒業証書)、顔と同じ位の長さで幅が顔の長さのほぼ1/8の黒か黒の長方形であれば卒業証書入りの筒、(3)で全体が顔の大きさで同じ色で彩度の高い色が一端に見えれば、送別会の(包装紙で覆われた)花、(4)で顔の幅とほぼ同じで顔の倍の長さの長方形であれば七五三の千歳飴と判定される。
アイテムデータベース104、イベントデータベース105は、イベントにおける撮影されるアイテムの画像内での一般的な位置を経験的に捉えて作成しているため、イベントにおけるアイテム、およびそのイベントを高い精度で判定できる。
図6は本発明の一実施例に係る撮影制御のフローチャートを示す。
撮影制御において、S101で撮影モードが判定され、撮影モードであれば、S102で撮影が開始され、S103で液晶ディスプレイ(表示部)107のスルー画像(ライブビュー画像)での人物の顔が認識され、S104で画面の中央に人物が写っているかが判定される。人物が画面中央にいれば、S105に進んで人物の顔の位置に対する人物の持ち物(対象物;アイテム)のデータベース(アイテムデータベース)104にアクセスし、S106で人物の持ち物(アイテム)を対象物として検索する。
S104で人物が画面中央にいなければ、S116に分岐して撮影するか否かが問われ、撮影するならレリーズ(撮影)してスルー画像がS117で日付とともに記録されてからS101に戻り、撮影しなければS101に直接戻る。ここで、S117での撮影画像はイベント情報のない画像となる。
S106で人物の持ち物(アイテム)がアイテムデータベース104にあるものであれば、イベントデータベース105にアクセスし、検索してそのアイテムに対応するイベントが判定され、S112で画面に表示される。そして、表示されたイベントがアイテムに対応するものであるかがS113で問われ、対応するものであればS114で撮影すべきかが問われて、撮影するならばレリーズされてS115でイベント情報付の画像として日付とともに記録される。
S112で表示されたイベントが対応するものでないとS113で判定されれば、S116に分岐し、S116で撮影しないと判定すれば、S116からS101に直接戻される。
S115で記録されたイベント情報付の画像が優先度の高い画像としてそのイベントの代表画像とされ、S117で記録されたイベント情報付のない画像は代表画像以外の画像となる。
S101で撮影モードが選択されないと、再生モードと判定されてS121に分岐し、S121で一連の画像(日付の同じ画像)がサムネイル表示される。そして、S122でアルバム表示するかが問われ、アルバム表示を選択すれば、S123で同一の日付の画像がグループ化され、S124で代表画像がグループ化された画像の表紙に表示され、イベント情報付でないその他の画像は代表画像の下に重ねて表示される。
S122でアルバム表示を選択しなければ、S126に分岐する。そして、アルバム表示を選択した画像、選択しなかった画像のいずれであってもS126で選択され、拡大表示されて確認され、S127で再生モードの終了が問われ、再生モードを終了するならS101の撮影モードに戻る。再生モードを終了しないならS126に戻って、再生モードが終了するまで選択画像の拡大表示が繰り返される。
このように、顔部の画像から検出した人物の顔との関係を基準とした画面内の位置からその人物の持つアイテムを判定し、アイテムから人物の参加したイベントを判定して優先度の高い画像にイベント情報を付けて記録し、イベント情報を付けない優先度の高くない画像と区別しているため、優先度の高い画像を適切に選択できる。そして、イベント情報を付けた優先度の高い画像を代表画像として表紙に表示し、イベント情報を付けない他の画像をその下で重ねて表示しているため、同じイベントの画像をグループ化して適切に整理して、保存できるとともに、再生時でのアルバム表示において、画像の内容を迅速、容易に認識できる。
図7はデジタルカメラとして具体化された本発明の別実施例に係る撮像装置の主要部の概略ブロック図を示す。
この実施例(実施例2)では、上記実施例(実施例1)と共通する構成についてはその説明を省略し、実施例1と異なる構成を主として説明する。実施例1ではデジタルカメラ(撮像装置)100が、データベースとして図4のアイテムデータベース(対象物/画面内位置データベース)104、図5のイベントデータベース(対象物/イベントデータベース)105を有しているのに対して、実施例2ではデジタルカメラ(撮像装置)700が季節に特有なイベントのデータベース(季節イベントデータベース)708、季節を問わない特殊なイベントのデータベース(特殊イベントデータベース)709、対象とするアイテムとそのアイテムに対応するイベントのデータベース(アイテムデータベース)710を有している点で、実施例2は実施例1と相違している。
図8は対象とするアイテムとそのアイテムに対応するイベントのデータベースを示し、アイテムデータベース710が該当する。また、図9はアイテムとして千歳飴を持つ画像、図10はアイテムとして黒筒を持つ画像をそれぞれ示す。
たとえば、季節に特有なイベント(季節イベント)として、11月に行われる七五三、4月の桜の下で行われる卒業式などがあり、季節を問わないイベント(特殊イベント)して、誕生会(バースディパーティ)、結婚式などがある。なお、特殊イベントでは、誕生日、結婚式の日(結婚日)がユーザによって予め登録される。
たとえば、七五三では対象となる人物(三歳、五歳、七歳の子供)が千歳飴を体の横に吊るして持つ画像が撮影されるから(図9)、千歳飴が七五三のアイテムとなる。また、卒業式では、卒業証書入りの黒筒を胸の前に持つ画像(図10)、贈られた花束を胸の前に持つ画像、角帽を被った画像が撮影されるから、黒筒、花束、角帽が卒業式のアイテムとなる。
また、誕生会(バースディパーティ)ではケーキ(バースディケーキ)が誕生会のアイテムとなり、結婚式ではウェディングドレス姿の花嫁が主役であるから、ウェディングドレスがアイテムとなる。結婚日を予め登録しておけば、結婚記念日のパーティーも特殊イベントとなり、ワインなどで祝うことが多いから結婚記念日のアイテムはワイングラスとされる。
図8のデータベース(アイテムデータベース710)は、季節ごとや、誕生日、結婚式(結婚日)などの登録された月日を考慮して分類、編集される。
図11は本発明の別実施例に係る撮影制御のフローチャートを示す。
この実施例(実施例2)の撮影制御では、S1101でデジタルカメラ(撮影装置)100が起動されて、S1102で撮影モードが問われ、撮影モードでなく再生モードを望むなら再生モードのルーチンに進む。撮影モードでよければ、S1103で撮像の取り込みが開始されて、S1104でスルー画像(スルー画像)が生成され、S1105で液晶ディスプレイ(表示部)707にスルー画像が表示される。そして、S1106でレリーズ(撮影)するかが問われ、レリーズしなければ、S1107で撮影モードを終了してよいかが問われて、終了してよければS116で終了する。液晶ディスプレイ(表示部)707のスルー画像は撮影しないが別の画像を撮影したければ、S1103に戻って別の撮像の取込みが開始される。
S1106でレリーズ(撮影)するなら、S1108に進んで撮影画像(スルー画像)が取込まれて、S1109で記録画像が作成され、S1110で画像内における人物の顔が検出され、S1111で顔がスルー画像内にあるかが認識される。人物の顔が画像内にあれば、S1112のイベントを特定するプロセスに進んでデータベースにアクセスし、S1113でイベントの有無が判定される。対応するイベントがデータベースにあれば、S1114でExif(Exchangeable Image File Format)に準拠した形式でそのイベントの情報が記入され、S1115でExif情報とととも画像(静止画)が記録される。
S1111で顔が検出されず、S1113で対応するイベントがデータベースになければ、S1115に進んでイベントが記入されることなくExif情報とととも画像(静止画)が記録される。イベントの記入の有無に拘わらず、日付も記録される。
図12は図11のS1112のイベント特定のためのルーチン、図13は図12のS1204、S1207におけるアイテム検索ルーチンをそれぞれ示す。
図11のS1112のイベント特定においては、特定の日付、または、季節のデータベースを参考にしてアイテムから画像のイベントが特定される。すなわち、イベント特定のルーチンS1201においては、まず、S1202で記録画像の日付が取得され、S1203で日付が特定の日付かが判定される。誕生日、結婚日(結婚式)などのユーザが予め記録した日付(ユーザ固有の日付)が特定の日付であり、特定の日付であれば、S1204で特殊イベントのデータベース709(図7)にアクセスしてアイテムが検索され、S1205で記録画像にそのアイテムがあるか否かが判定される。そして、データベース709にあるアイテムを画像中にあれば(検出すれば)、S1210でそのアイテムに対応するイベント(特殊イベント)が特定され、S1211に進んで終了し、Exifにイベントの情報が記入され、Exif情報とともに画像が記録される(図11のS1114、S1115)。
S1203で記録画像の日付が特定の日付でなければ、または、特定の日付と判定されてもS1205で特殊イベントのデータベース709のアイテムが画像中になければ、画像の撮影された季節を判定するS1206に進む。そして、S1207で季節イベントのデータベース708にアクセスして季節イベントのデータベースのアイテムが検索され、S1208で記録画像にそのアイテムがあるか否かが判定される。季節イベントのデータベース708のアイテムが画像中にあれば(検出すれば)、S1209でそのアイテムに対応するイベント(季節イベント)が特定され、S1211で終了して図11のS1114に戻る。
S1204、S1207のアイテム検索ルーチンS1301においては、図13に示すように、S1302で対応するデータベース(特殊イベントのデータベース709、季節イベントのデータベース708)にアクセスしてアイテムのプロパティが取得される。それから、S1303で顔からの位置、顔基準の位置(図4)などの顔基準の検索範囲の中にアイテムの特徴にマッチング(合致)するアイテムを検索して、S1304で終了して図12のS1204、S1207に戻る
図14は本発明の別実施例の再生モードでのフローチャートを示す。
まず、S1401でデジタルカメラ(撮影装置)700が起動され、S1402で撮影モードの可否が問われ、撮影モードであれば、図11のS1102に戻る。ここでは、再生モードを対象としているから、S1403に進み、EXIFとともに記録された画像が液晶ディスプレイ(表示部)707にサムネイル表示され、S1404でイベント検索が問われる。イベント検索するなら、S1405でユーザによってイベント(イベント名)が入力され、記録された画像(静止画)のExifでのイベントがS1406で検索され、S1407で一致するイベントの有無が判定される。
ユーザが入力したイベント(イベント名)と同じものが記録画像(静止画)のExif情報にあれば、S1407からS1408に進んで一致するイベント名のファイル群をサムネイル表示してS1409でどのファイルを選択するかが問われ、ファイルを選択すれば、選択されたファイルがS1410で拡大されて表示される。そして、S1411で表示を終了するか否かが問われ、表示されたファイルでよければ、S1412に進んで再生モードが終了し、表示されたファイルでよくなければ、S1403に戻ってサムネイル表示が繰り返される。
S1404でイベント検索しなければ、S1409に進み、S1403で表示したサムネイルの中からどのファイルを選択するかがS1409で問われ、ファイルを選択すれば、選択されたファイルがS1410で拡大されて表示されて、S1411に進み、ファイルを選択しなければ、S1411に直接進む。
図15は季節イベントのデータベース、図16は特殊イベントのデータベースをそれぞれ示す。
季節イベントのデータベース708(図7)では、季節が四季に分類され、春は3〜5月、夏は6〜8月、秋は9〜11月、冬は12〜2月とされる。たとえば、季節のイベントとしては、春のイベントとして入学式、卒業式、夏のイベントとして花火、秋のイベントとして七五三、月見、冬のイベントとしてクリスマス、お正月を含んで季節イベントのデータベース708が予め作成される。
また、3月9日がユーザ(山田太郎)の愛妻である山田花子の誕生日、11月23日が山田花子の結婚式(山田太郎、山田花子の結婚式)として特殊イベントのデータベース709(図7)にユーザによって入力され、作成される。
たとえば、イスラム教徒、キリスト教、仏教徒のように宗教の相違によって宗教関係の季節のイベントも大きく異なるから、季節イベントのデータベースは宗教別に用意しておくとよい。
このように、アイテムから判定されるイベントのデータベースとして、季節のイベントのデータベース708に加えて、入力された日付で特定されるユーザに固有な特殊イベントのデータベース709を備えることによって、多様なイベントにも対応して優先度の高い画像を適切に選択できる。
本発明では、イベントの情報として、季節および(ユーザの入力した)日付(特殊な日付)をイベント検索の情報としているが、これに限定されず、季節、日付以外の情報をイベント検索に採用してもよい。
図17はアイテムプロパティ仕様を示し、(A)はアイテムプロパティ、(B)はアイテムプロパティ例をそれぞれ示す。
アイテムのプロパティとしては、たとえば、アイテムの形状、色などの外的な要因や、アイテムの持ち方などがあげられ、アイテムが卒業証書入りの筒であれば、白か黒で細長い筒状のもので、顔の下で斜めに持たれるものとされる。
ここで、上記のように、本発明における人物の持ち物としてのアイテム(対象とするアイテム)は、人物が実際に手に持つものに限定されず、帽子、ウェディングドレスなどの人物が身につけるものも含まれる。さらに、クリスマスツリーのように人物が現実に持つものでなくても、そのものに手をかけて撮影するなど、イベントと密接に関係するもので人物とともに撮影されることが一般的なものも、人物の持ち物としてのアイテム(対象とするアイテム)に含まれる。そのため、アイテムの持ち方は、人物の顔を基準としたアイテムの位置と言い換えることもできる。
図18はアイテムのデータベースを示す。
アイテムのデータベース710(図7)は、季節のイベント、記録された特定の日付に関する特殊なイベントに分類され、春のイベントに関する(対応する)アイテムとしては卒業証書入りの筒、花束、角帽、夏のアイテムとしては手持ち花火、秋のアイテムとして(運動会での)体育帽、冬のアイテムとしてケーキ、パーティー帽、(お祭りでの)獅子舞があげられる。また、特定の日付のイベントのアイテムとしては、ケーキ(誕生日のケーキ)、ウェディングドレス、(還暦のパーティーでの)赤いちゃんちゃんこがあげられる。
アイテムのデータベース710においては、それぞれのアイテムのプロパティ仕様が編集されており、たとえば、夏のアイテムである手持ち花火のプロパティ仕様では、複数の高輝度のあるもので、人物の顔から足元までの間に位置するものとされる。
もちろん、アイテムのデータベース710は、国や地方の風習に依存することが多く、時代の変遷によってはやり廃りがあるので、インターネットの回線などを通じて、適宜、更新できるようにするとよい。また、近年のビッグデータ解析によって、ネット上にある画像やコンテンツから、イベントごとの人気アイテムを分析し、撮影されたアイテムの色や形、大きさなどの特徴と、人物の顔位置とアイテム位置の関係をデータベース化してもよい。このようなデータベース化の機能は、撮像装置自体が所持してもよいし、登録されたユーザにネットサービスで提供してもよい。
図19はファイル登録のルーチン、図20はファイル名、イベントのデータベースをそれぞれ示す。
を示す。
ファイル登録のルーチンでは、まず、S1901でデジタルカメラ700が起動され、S1902でファイルがデータベースに登録されるかが問われ、登録しなければ、通常の再生モード(図14)に進む。登録するなら、S1903で登録するファイルが選択され、S1904で記録画像のEXIFにそのイベント名があるか否かが問われる。ファイル名、イベントのデータベース(図20)にアクセスして、そのイベント名が記録画像のEXIFにあれば、イベント名のファイル名がS1905で記録され、S1906で終了の是非が問われ、終了してもよければ、S1907で終了する。ファイル登録を繰り返すならS1903に戻って、他のイベントへのファイル登録が繰り返される。
S1904でイベント名が記録画像のEXIFになければ、S1906に飛んで終了の是非が問われる。
イベントをファイル登録することによって、画像の整理が正確に行え、イベント情報の付された画像を表紙としてグループ化された画像を迅速、容易にアルバム表示できる。
上記のように、本発明では、顔部の画像から検出した人物の顔との関係を基準とした画面内の位置からその人物の持つアイテムを判定し、アイテムから人物の参加したイベントを判定してイベントにおける画像の優先度を決定することによってアイテムから優先度の高い画像を適切に選択できる。
上述した実施例は、この発明を説明するためのものであり、この発明を何等限定するものでなく、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
たとえば、季節イベントのデータベース、特定イベントのデータベースや、アイテムのデータベースでのイベントやそのイベントのアイテム、および、アイテムのプロパティ、アイテムの判定基準(人物の顔を基準としたアイテムの位置)などは、一例でありこれに限定されない。
本発明は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、デジタルカメラ付携帯電話、デジタルカメラ付携帯端末(デジタルカメラ付モバイルツール)、撮影機能を持つ端末機器に広範囲に応用できる。
100、700 デジタルカメラ(撮像装置)
101、701 撮影制御部(中央処理回路)
101a、701a 情報付与部
102、702 撮像部
103、703 顔検出部
104 アイテムデータベース
105 イベントデータベース
106、706 画像記録部
106a、706a 情報付画像
107、707 表示部
708 季節イベントデータベース
709 特殊イベントデータベース
710 アイテムデータベース

Claims (11)

  1. 撮像部と、
    撮像部からの画像および再生画像の表示される表示部と、
    撮像部から得られた画像から、人物の顔部の画像を検出する顔検出部と、
    顔検出部で検出された人物の顔との関係を基準とした画面内の位置からその人物の持つアイテムを判定し、アイテムから人物の参加したイベントを判定してイベントにおける画像の優先度を決定する撮影制御部と、
    を備えた撮像装置。
  2. 撮影制御部は、優先度の高い画像にイベント情報を付けて、イベント情報付の画像とイベント情報のない画像とをグループ化する請求項1記載の撮像装置。
  3. 撮影制御部は、イベント情報付の画像を表紙に、イベント情報のない画像をその下に重ねて、イベントごとに画像をアルバム表示する請求項2記載の撮像装置。
  4. 人物の顔基準の画面内の位置とアイテムとのデータベースと、
    アイテムとイベントとのデータベースとを更に備え、
    撮影制御部は、人物の顔基準の画面内の位置とアイテムとのデータベースにアクセスしてアイテムを判定し、アイテムとイベントとのデータベースにアクセスしてアイテムからイベントを判定する請求項1〜3のいずれか記載の撮像装置。
  5. アイテムとイベントとのデータベースは、季節に関係する季節のイベントのデータベースと、入力された日付から特定される特殊なイベントのデータベースとを有する請求項4記載の撮像装置。
  6. アイテムとイベントとのデータベースは、季節のイベント、特殊なイベントごとにアイテムのプロパティをまとめて編集された請求項5記載の撮像装置。
  7. ファイル名、イベントのデータベースを更に備え、
    撮影制御部は、ファイル名、イベントのデータベースにアクセスして、そのイベント名が記録画像のExif(Exchangeable Image File Format)情報にあれば、イベント名のファイル名が記録される請求項6記載の撮像装置。
  8. 得られた画像から人物の顔部の画像を検出し、
    検出した人物の顔との関係を基準とした画面内の位置からその人物の持つアイテムを判定し、
    判定したアイテムから人物の参加したイベントを判定してイベントにおける画像の優先度を決定する
    撮像装置における撮像制御方法。
  9. 優先度の高い画像にイベント情報を付けて、イベント情報付の画像とイベント情報のない画像とをグループ化し、
    イベント情報付の画像を表紙に、イベント情報のない画像をその下に重ねて、イベントごとに画像をアルバム表示する請求項8記載の撮像制御方法。
  10. 人物の顔基準の画面内の位置とアイテムとのデータベースにアクセスしてアイテムを判定し、
    アイテムとイベントとのデータベースにアクセスしてアイテムからイベントを判定する請求項8または9記載の撮像制御方法。
  11. アイテムからイベントを判定するデータベースとして、季節に関係する季節のイベントのデータベースと、入力された日付から特定される特殊なイベントのデータベースとを用いた請求項10記載の撮像制御方法。
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