JP2015086855A - プランジャポンプ - Google Patents

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Sadatomo Kuribayashi
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Abstract

【課題】装置寸法を過度に増大させることなく高圧下での大容量化が可能なプランジャポンプを提供する。
【解決手段】正転及び逆転が可能な駆動ギヤ2により同時に駆動される第1及び第2のポンプユニット4A,4Bは、駆動ギヤ2に噛合う第1及び第2のラック41A1,41B1に取り付けられた第1及び第2のプランジャ41A3,41B3を含む第1及び第2のプランジャユニット41A,41Bと、プランジャが往復移動可能に挿入された第1及び第2のシリンダ42A,42Bと、シリンダヘッドに接続された第1及び第2の吸入/吐出バルブ43A,43Bとを含む。駆動ギヤ2を交互に正転及び逆転させることで、第1のシリンダ42Aへの吸入及び第2のシリンダ42Bからの吐出と、第1のシリンダ42Aからの吐出及び第2のシリンダ42Bへの吸入とが、交互に実行される。
【選択図】図2

Description

本発明は、プランジャポンプに関するものであり、特に高圧大容量に好適なプランジャポンプに関する。
プランジャポンプ又はピストンポンプとしては、シリンダブロックとカム斜板とを回転中心軸に関して相対回転可能に配置し、この相対回転によりシリンダブロック内のシリンダに収容されカム斜板に対し搖動可能に取り付けられ又は付勢されたプランジャ又はピストンをシリンダ内で往復移動させて、ポンプ作用を実現するようにした斜板式のプランジャポンプ又はピストンポンプが知られている。
このような斜板式のプランジャポンプ又はピストンポンプについては、例えば特開平8−254177号公報(特許文献1)及び特表2009−529619号公報(特許文献2)に記載がある。
特許文献1には、特に、シリンダ毎に1対のピストンを収容し、これら1対のピストンの間にシリンダ容積領域を形成し、一方のピストンと他方のピストンとを互いに逆位相で往復移動させることで、ポンプ流量を増加させるようにしたピストンポンプが記載されている。
特開平8−254177号公報 特表2009−529619号公報
プランジャポンプ又はピストンポンプは、高圧ポンプとして有用であり、近年、高圧下で更なる高流量即ち大容量を実現することが求められている。
しかるに、特許文献1及び2に記載のプランジャポンプ又はピストンポンプでは、シリンダブロックとカム斜板との間の相対回転に基づきプランジャ又はピストンを駆動するものであるので、プランジャ又はピストンのストロークを増大させようとすると、カム斜板の傾斜角増大には制約があるので、装置の径方向寸法が著しく増大することになる。
そこで、本発明は、以上のような技術的課題を解決し、装置寸法を過度に増大させることなしに高圧下での大容量化を可能にしたプランジャポンプを提供することを目的とする。
本発明によれば、以上の如き目的を達成するものとして、
正転及び逆転が可能な駆動ギヤと該駆動ギヤにより同時に駆動される第1のポンプユニット及び第2のポンプユニットとを含んでなり、
前記第1のポンプユニットは、前記駆動ギヤに噛合う第1のラック及び該第1のラックに取り付けられた第1のプランジャを含む第1のプランジャユニットと、前記第1のプランジャが往復移動可能に挿入された第1のシリンダと、該第1のシリンダのヘッドに接続された第1の吸入/吐出バルブとを含み、
前記第2のポンプユニットは、前記駆動ギヤに噛合う第2のラック及び該第2のラックに取り付けられた第2のプランジャを含む第2のプランジャユニットと、前記第2のプランジャが往復移動可能に挿入された第2のシリンダと、該第2のシリンダのヘッドに接続された第2の吸入/吐出バルブとを含み、
前記駆動ギヤを交互に正転及び逆転させることで、前記第1の吸入/吐出バルブを介する前記第1のシリンダへの作動流体の吸入及び前記第2の吸入/吐出バルブを介する前記第2のシリンダからの作動流体の吐出と、前記第1の吸入/吐出バルブを介する前記第1のシリンダからの作動流体の吐出及び前記第2の吸入/吐出バルブを介する前記第2のシリンダへの作動流体の吸入とが、交互に実行されるように構成されている、
ことを特徴とするプランジャポンプ、
が提供される。
本発明の一態様においては、前記第1のプランジャはその往復移動の方向の中心の周りで回動可能なように前記第1のシリンダに挿入され且つ前記第1のラックに取り付けられており、前記第2のプランジャはその往復移動の方向の中心の周りで回動可能なように前記第2のシリンダに挿入され且つ前記第2のラックに取り付けられている。本発明の一態様においては、前記第1のプランジャは、その往復移動の方向に前記第1のラックに取り付けられた第1のパイプ内に配置され、該第1のパイプ内に設けられた回動許容結合手段を介して前記第1のラックに対し前記第1のプランジャの往復移動の方向に係止されて前記第1のラックに取り付けられており、前記第2のプランジャは、その往復移動の方向に前記第2のラックに取り付けられた第2のパイプ内に配置され、該第2のパイプ内に設けられた回動許容結合手段を介して前記第2のラックに対し前記第2のプランジャの往復移動の方向に係止されて前記第2のラックに取り付けられている。本発明の一態様においては、前記第1のパイプは前記第1のシリンダにより前記第1のプランジャの往復移動の方向の移動をガイドされており、前記第2のパイプは前記第2のシリンダにより前記第2のプランジャの往復移動の方向の移動をガイドされている。
本発明の一態様においては、前記第1のシリンダと前記第2のシリンダとはこれらのヘッドが同一の側になるようにして互いに平行に配置されており、前記第1のラックと前記第2のラックとは互いに反対の側において前記駆動ギヤと噛合っている。本発明の一態様においては、前記第1の吸入/吐出バルブの吸入ポートと前記第2の吸入/吐出バルブの吸入ポートとが吸入マニホールドに接続されており、前記第1の吸入/吐出バルブの吐出ポートと前記第2の吸入/吐出バルブの吐出ポートとが吐出マニホールドに接続されている。本発明の一態様においては、前記第1の吸入/吐出バルブは前記第1のシリンダのヘッドに互いに別々に接続された第1の吸入バルブと第1の吐出バルブとからなり、前記第2の吸入/吐出バルブは前記第2のシリンダのヘッドに互いに別々に接続された第2の吸入バルブと第2の吐出バルブとからなる。
本発明の一態様においては、前記駆動ギヤを交互に正転及び逆転させるための制御手段が設けられており、該制御手段は、予め設定される前記第1のシリンダに対する前記第1のプランジャの移動方向転換点を検知する第1の検知手段と、予め設定される前記第2のシリンダに対する前記第2のプランジャの移動方向転換点を検知する第2の検知手段とを含み、前記第1の検知手段の検知結果に基づき前記駆動ギヤの回転を逆転から正転へと切り換え、前記第2の検知手段の検知結果に基づき前記駆動ギヤの回転を正転から逆転へと切り換えるように制御する。
本発明によれば、装置寸法を過度に増大させることなしに高圧下での大容量化が可能なプランジャポンプが提供される。
本発明によるプランジャポンプの一実施形態の主として機構部分を示す模式的斜視図である。 図1のプランジャポンプの構成を示す模式的断面図である。 本発明によるプランジャポンプの他の実施形態の構成を示す模式的断面図である。 図3のプランジャポンプのポンプユニット部分の斜視図である。 図3のプランジャポンプのプランジャユニットの部分分解斜視図である。 図3のプランジャポンプのプランジャユニットの部分斜視図である。 図3のプランジャポンプのプランジャユニットの部分断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の具体的な実施の形態を説明する。但し、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではなく、これらの実施形態に対する種々の変更をなしたものをも包含する。
図1及び図2により、本発明によるプランジャポンプの一実施形態を示す。尚、本明細書において、部材につき「第1」及び「第2」の接頭語が付されているものがあるが、この「第1」及び「第2」による区別は互いに別のものであることを示す説明の便宜上のものであり、部材の構成自体については「第1」及び「第2」による区別なく実質上同等のものであることを妨げないものとする。
図示されるように、本実施形態のプランジャポンプは、駆動源としての電動機1の回転軸1Xに取り付けられた駆動ギヤ2と、該駆動ギヤ2により同時に駆動される第1のポンプユニット4A及び第2のポンプユニット4Bと、を含んでなる。電動機1は正転及び逆転が可能なものであり、従って駆動ギヤ2も正転及び逆転が可能である。図2において、時計回りの回転が正転であり反時計回りの回転が逆転であるとする。
第1のポンプユニット4Aは、第1のプランジャユニット41Aと、第1のシリンダ42Aと、第1の吸入/吐出バルブ43Aとを含む。第1のプランジャユニット41Aは、駆動ギヤ2に噛合う第1のラック41A1及び該第1のラック41A1に第1の取り付け部材41A2を介して取り付けられた第1のプランジャ41A3を含む。第1のシリンダ42Aには、第1のプランジャ41A3が往復移動可能に挿入されており、これにより第1のシリンダキャビティCCAが形成される。第1の吸入/吐出バルブ43Aは、第1のシリンダ42Aのヘッドに接続されており、具体的には第1のシリンダ42Aのヘッドに互いに別々に接続された第1の吸入バルブ43A1と第1の吐出バルブ43A2とからなる。第1の吸入バルブ43A1及び第1の吐出バルブ43A2は、例えば逆止弁からなる。第1の吸入/吐出バルブ43Aは、第1のシリンダキャビティCCAと連通するポートを共通化した三方弁からなるものであってもよい。
第1のラック41A1には、第1のシリンダ42Aの軸方向と平行に延びた第1のスライドレールSRAが取り付けられている。また、第1のシリンダ42Aには、第1のスライドレールSRAを案内することで、第1のラック41A1を第1のシリンダ42Aの軸方向と平行に移動させるための、第1のスライドガイドSGAが取り付けられている。
第2のポンプユニット4Bは、第1のポンプユニット4Aと同様な構成を持つ。
即ち、第2のポンプユニット4Bは、第2のプランジャユニット41Bと、第2のシリンダ42Bと、第2の吸入/吐出バルブ43Bとを含む。第2のプランジャユニット41Bは、駆動ギヤ2に噛合う第2のラック41B1及び該第2のラック41B1に第2の取り付け部材41B2を介して取り付けられた第2のプランジャ41B3を含む。第2のシリンダ42Bには、第2のプランジャ41B3が往復移動可能に挿入されており、これにより第2のシリンダキャビティCCBが形成される。第2の吸入/吐出バルブ43Bは、第2のシリンダ42Bのヘッドに接続されており、具体的には第2のシリンダ42Bのヘッドに互いに別々に接続された第2の吸入バルブ43B1と第2の吐出バルブ43B2とからなる。第2の吸入バルブ43B1及び第2の吐出バルブ43B2は、例えば逆止弁からなる。第2の吸入/吐出バルブ43Bは、第2のシリンダキャビティCCBと連通するポートを共通化した三方弁からなるものであってもよい。
第2のラック41B1には、第2のシリンダ42Bの軸方向と平行に延びた第2のスライドレールSRBが取り付けられている。また、第2のシリンダ42Bには、第2のスライドレールSRBを案内することで、第2のラック41B1を第2のシリンダ42Bの軸方向と平行に移動させるための、第2のスライドガイドSGBが取り付けられている。
第1のシリンダ42Aと第2のシリンダ42Bとは、これらのヘッド(シリンダヘッド)が同一の側(図2では右側)になるようにして互いに平行に配置されている。第1のシリンダ42Aの軸方向位置と第2のシリンダ42Bの軸方向位置とは同一である。
また、第1のラック41A1と第2のラック41B2とは互いに反対の側(図2では下側と上側)において駆動ギヤ2と噛合っている。
第1の吸入/吐出バルブ43Aの吸入ポート(第1の吸入バルブ43A1の吸入ポート)と第2の吸入/吐出バルブ43Bの吸入ポート(第2の吸入バルブ43B1の吸入ポート)とが吸入マニホールド44に接続されており、第1の吸入/吐出バルブ43Aの吐出ポート(第1の吐出バルブ43A2の吐出ポート)と第2の吸入/吐出バルブ43Bの吐出ポート(第2の吐出バルブ43B2の吐出ポート)とが吐出マニホールド45に接続されている。
本実施形態のプランジャポンプには、駆動ギヤ2を交互に正転及び逆転させるための制御手段6が設けられている。この制御手段6により電動機1の動作を制御し駆動ギヤ2を交互に正転及び逆転させることで、正転時での第1の吸入/吐出バルブ43Aを介する第1のシリンダキャビティCCAへの作動流体の吸入及び第2の吸入/吐出バルブ43Bを介する第2のシリンダキャビティCCBからの作動流体の吐出と、逆転時での第1の吸入/吐出バルブ43Aを介する第1のシリンダキャビティCCAからの作動流体の吐出及び第2の吸入/吐出バルブ43Bを介する第2のシリンダキャビティCCBへの作動流体の吸入とが、交互に実行される。
駆動ギヤ2の正転と逆転との間の転換のタイミングは、駆動ギヤ2の回転角度と関連付けて制御手段6のメモリに予め記憶させておいてもよいし、実際に第1及び第2のプランジャユニット41A,41Bがそれぞれ第1及び第2のシリンダ42A,42Bに対して予め設定されるシリンダヘッド側移動方向転換点に到達したことを検知したことに基づき決定してもよい。
後者のケースにおいては、制御手段6は、予め設定される第1のシリンダ42Aに対する第1のプランジャ41A3のシリンダヘッド側移動方向転換点を検知する第1の検知手段としての第1の接触スイッチ6Aと、予め設定される第2のシリンダ42Bに対する第2のプランジャ41B3のシリンダヘッド側移動方向転換点を検知する第2の検知手段としての第2の接触スイッチ6Bとを含むものとすることができる。第1の接触スイッチ6Aは、第1のシリンダ42Aに取り付けられ、第1の取り付け部材41A2が接触することで検知信号を発する。第2の接触スイッチ6Bは、第2のシリンダ42Bに取り付けられ、第2の取り付け部材41B2が接触することで検知信号を発する。制御手段6は、第1の接触スイッチ6Aの検知結果に基づき電動機1ひいては駆動ギヤ2の回転を逆転から正転へと切り換え、第2の接触スイッチ6Bの検知結果に基づき電動機1ひいては駆動ギヤ2の回転を正転から逆転へと切り換えるように、制御する。図2は、駆動ギヤ2の回転を逆転から正転に切り換える直前の状態を示す。
尚、駆動ギヤ2の正転と逆転との間の転換の際には、回転の停止及びそれに続く反転がなされる。このような動作は、例えば、電気スイッチを用いて、電動機1への電源供給を停止し、電動機1の回転停止を確認した後に、回転方向が反転するような電源供給を開始することにより行うことができる。
駆動ギヤ2が逆転する過程において、第1のポンプユニット4Aでは、第1のプランジャユニット41Aが第1のシリンダ42Aに対して右向きに移動し、第1のシリンダキャビティCCAの容積が減少して、吐出工程が実行され、一方、第2のポンプユニット4Bでは、第2のプランジャユニット41Bが第2のシリンダ42Bに対して左向きに移動し、第2のシリンダキャビティCCBの容積が増加して、吸入工程が実行される。
また、駆動ギヤ2が正転することで、第1のポンプユニット4Aでは、第1のプランジャユニット41Aが第1のシリンダ42Aに対して左向きに移動し、第1のシリンダキャビティCCAの容積が増加して、吸入工程が実行され、一方、第2のポンプユニット4Bでは、第2のプランジャユニット41Bが第2のシリンダ42Bに対して右向きに移動し、第2のシリンダキャビティCCBの容積が減少して、吐出工程が実行される。
第1のポンプユニット4A又は第2のポンプユニット4Bにおいて、吐出工程の最終局面では、右向きに移動する第1又は第2の取り付け部材41A2,41B2が第1又は第2の接触スイッチ6A,6Bに当接し、これによりシリンダヘッド側移動方向転換点が検知され、制御手段6により電動機1ひいては駆動ギヤ2の回転が逆転から正転へ又は正転から逆転へと切り換えられる。
以上の実施形態においては、第1及び第2のシリンダ42A,42Bの軸方向寸法を増加させ、且つ第1及び第2のプランジャユニット41A,41Bの軸方向寸法を増加させることで、第1及び第2のシリンダキャビティCCA,CCBの可能な最大容量を容易に増大させることができ、軸方向と直交する方向の装置寸法を過度に増大させることなしに高圧下での大容量化が容易に可能ならしめられる。
特に、本実施形態においては、第1及び第2のシリンダ42A,42Bはヘッドが同一側になるように互いに平行に配置されており、第1及び第2のラック41A1,41B1が互いに反対側において駆動ギヤ2と噛合っているので、一層の小型化が可能となる。
図3乃至図7により、本発明によるプランジャポンプの他の実施形態を示す。図3乃至図7において、図1及び図2におけると同様の機能を有する部材には同一の符号が付されている。
本実施形態においては、第1のプランジャ41A3はその往復移動の方向(図3では横方向)の中心の周りで回動可能なように第1のシリンダ42Aに挿入され且つ第1のラック41A1に取り付けられている。同様に、第2のプランジャ41B3はその往復移動の方向(図3では横方向)の中心の周りで回動可能なように第2のシリンダ42Bに挿入され且つ第2のラック41B1に取り付けられている。
即ち、第1のプランジャ41A3は、その往復移動の方向に第1のラック41A1に第1の取り付け部材41A2を介して取り付けられた第1のパイプ41A4内に配置され、該第1のパイプ内に設けられた第1の回動許容結合手段を介して第1のラック41A1に対し第1のプランジャ41A3の往復移動の方向に係止されて第1のラック41A1に取り付けられている。ここで、第1の回動許容結合手段は、第1のプランジャ41A3のシャフト端部に第1のピン41A6により取り付けられた第1の回動体41A5と、第1のパイプ41A4に係止された第1の係止リング41A7と、該第1の係止リングと第1の回動体41A5との間に配置された第1のメタルベアリング41A8とを含む。これにより、第1のラック41A1及び第1の取り付け部材41A2に対して、第1のプランジャ41A3は、その往復移動の方向には係止され且つ往復移動の方向の中心の周りで回動可能である。
同様に、第2のプランジャ41B3は、その往復移動の方向に第2のラック41B1に第2の取り付け部材41B2を介して取り付けられた第2のパイプ41B4内に配置され、該第2のパイプ内に設けられた第2の回動許容結合手段を介して第2のラック41B1に対し第2のプランジャ41B3の往復移動の方向に係止されて第2のラック41B1に取り付けられている。ここで、第2の回動許容結合手段は、第1の回動許容結合手段と同様な構成を有し、第2のプランジャ41B3のシャフト端部に第2のピン41B6により取り付けられた第2の回動体41B5と、第2のパイプ41B4に係止された第2の係止リング41B7と、該第2の係止リングと第2の回動体41B5との間に配置された第2のメタルベアリング41B8とを含む。これにより、第2のラック41B1及び第2の取り付け部材41B2に対して、第2のプランジャ41B3は、その往復移動の方向には係止され且つ往復移動の方向の中心の周りで回動可能である。
また、本実施形態においては、第1のパイプ41A4は、第1のシリンダ42Aの外側に位置し該第1のシリンダに対してスライド可能に適合しており、第1のプランジャ41A3の往復移動の方向の移動をガイドされている。同様に、第2のパイプ41B4は、第2のシリンダ42Bの外側に位置し該第2のシリンダに対してスライド可能に適合しており、第2のプランジャ41B3の往復移動の方向の移動をガイドされている。
以上のような本実施形態によれば、図1及び図2の実施形態と同様の効果に加えて、第1のプランジャ41A3及び第2のプランジャ41B3に掛かる曲げ応力を低減することができ、機械的強度が高められる。
尚、本実施形態では、第1の接触スイッチ6A及び第2の接触スイッチ6Bは、第1のシリンダ42A及び第2のシリンダ42Bに対して固定されたフレームFに取り付けられており、これによりシリンダヘッド側とは反対側のプランジャ移動方向転換点が検知される。
1 電動機
1X 回転軸
2 駆動ギヤ
4A 第1のポンプユニット
41A 第1のプランジャユニット
41A1 第1のラック
41A2 第1の取り付け部材
41A3 第1のプランジャ
41A4 第1のパイプ
41A5 第1の回動体
41A6 第1のピン
41A7 第1の係止リング
41A8 第1のメタルベアリング
42A 第1のシリンダ
CCA 第1のシリンダキャビティ
43A 第1の吸入/吐出バルブ
43A1 第1の吸入バルブ
43A2 第1の吐出バルブ
SRA 第1のスライドレール
SGA 第1のスライドガイド
4B 第2のポンプユニット
41B 第2のプランジャユニット
41B1 第2のラック
41B2 第2の取り付け部材
41B3 第2のプランジャ
41B4 第2のパイプ
41B5 第2の回動体
41B6 第2のピン
41B7 第2の係止リング
41B8 第2のメタルベアリング
42B 第2のシリンダ
CCB 第2のシリンダキャビティ
43B 第2の吸入/吐出バルブ
43B1 第2の吸入バルブ
43B2 第2の吐出バルブ
SRB 第2のスライドレール
SGB 第2のスライドガイド
44 吸入マニホールド
45 吐出マニホールド
6 制御手段
6A 第1の接触スイッチ
6B 第2の接触スイッチ
F フレーム

Claims (8)

  1. 正転及び逆転が可能な駆動ギヤと該駆動ギヤにより同時に駆動される第1のポンプユニット及び第2のポンプユニットとを含んでなり、
    前記第1のポンプユニットは、前記駆動ギヤに噛合う第1のラック及び該第1のラックに取り付けられた第1のプランジャを含む第1のプランジャユニットと、前記第1のプランジャが往復移動可能に挿入された第1のシリンダと、該第1のシリンダのヘッドに接続された第1の吸入/吐出バルブとを含み、
    前記第2のポンプユニットは、前記駆動ギヤに噛合う第2のラック及び該第2のラックに取り付けられた第2のプランジャを含む第2のプランジャユニットと、前記第2のプランジャが往復移動可能に挿入された第2のシリンダと、該第2のシリンダのヘッドに接続された第2の吸入/吐出バルブとを含み、
    前記駆動ギヤを交互に正転及び逆転させることで、前記第1の吸入/吐出バルブを介する前記第1のシリンダへの作動流体の吸入及び前記第2の吸入/吐出バルブを介する前記第2のシリンダからの作動流体の吐出と、前記第1の吸入/吐出バルブを介する前記第1のシリンダからの作動流体の吐出及び前記第2の吸入/吐出バルブを介する前記第2のシリンダへの作動流体の吸入とが、交互に実行されるように構成されている、
    ことを特徴とするプランジャポンプ。
  2. 前記第1のプランジャはその往復移動の方向の中心の周りで回動可能なように前記第1のシリンダに挿入され且つ前記第1のラックに取り付けられており、前記第2のプランジャはその往復移動の方向の中心の周りで回動可能なように前記第2のシリンダに挿入され且つ前記第2のラックに取り付けられていることを特徴とする、請求項1に記載のプランジャポンプ。
  3. 前記第1のプランジャは、その往復移動の方向に前記第1のラックに取り付けられた第1のパイプ内に配置され、該第1のパイプ内に設けられた回動許容結合手段を介して前記第1のラックに対し前記第1のプランジャの往復移動の方向に係止されて前記第1のラックに取り付けられており、
    前記第2のプランジャは、その往復移動の方向に前記第2のラックに取り付けられた第2のパイプ内に配置され、該第2のパイプ内に設けられた回動許容結合手段を介して前記第2のラックに対し前記第2のプランジャの往復移動の方向に係止されて前記第2のラックに取り付けられている、
    ことを特徴とする、請求項2に記載のプランジャポンプ。
  4. 前記第1のパイプは前記第1のシリンダにより前記第1のプランジャの往復移動の方向の移動をガイドされており、前記第2のパイプは前記第2のシリンダにより前記第2のプランジャの往復移動の方向の移動をガイドされていることを特徴とする、請求項3に記載のプランジャポンプ。
  5. 前記第1のシリンダと前記第2のシリンダとはこれらのヘッドが同一の側になるようにして互いに平行に配置されており、前記第1のラックと前記第2のラックとは互いに反対の側において前記駆動ギヤと噛合っていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のプランジャポンプ。
  6. 前記第1の吸入/吐出バルブの吸入ポートと前記第2の吸入/吐出バルブの吸入ポートとが吸入マニホールドに接続されており、前記第1の吸入/吐出バルブの吐出ポートと前記第2の吸入/吐出バルブの吐出ポートとが吐出マニホールドに接続されていることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のプランジャポンプ。
  7. 前記第1の吸入/吐出バルブは前記第1のシリンダのヘッドに互いに別々に接続された第1の吸入バルブと第1の吐出バルブとからなり、前記第2の吸入/吐出バルブは前記第2のシリンダのヘッドに互いに別々に接続された第2の吸入バルブと第2の吐出バルブとからなることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のプランジャポンプ。
  8. 前記駆動ギヤを交互に正転及び逆転させるための制御手段が設けられており、該制御手段は、予め設定される前記第1のシリンダに対する前記第1のプランジャの移動方向転換点を検知する第1の検知手段と、予め設定される前記第2のシリンダに対する前記第2のプランジャの移動方向転換点を検知する第2の検知手段とを含み、前記第1の検知手段の検知結果に基づき前記駆動ギヤの回転を逆転から正転へと切り換え、前記第2の検知手段の検知結果に基づき前記駆動ギヤの回転を正転から逆転へと切り換えるように制御することを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のプランジャポンプ。
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