JP2015084979A - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015084979A JP2015084979A JP2013226575A JP2013226575A JP2015084979A JP 2015084979 A JP2015084979 A JP 2015084979A JP 2013226575 A JP2013226575 A JP 2013226575A JP 2013226575 A JP2013226575 A JP 2013226575A JP 2015084979 A JP2015084979 A JP 2015084979A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic
- signal
- signals
- frequency
- diagnostic apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Abstract
【解決手段】 周波数もしくは周波数の変化軌跡が互いに異なる複数種類のパルス信号に応じた超音波ビームを送波し、複数種類のパルス信号に応じた、それぞれが超音波ビームを表わす複数種類の受信信号を生成し、複数種類の受信信号を互いに加算して加算受信信号を生成し、加算受信信号に基づいて血流速度を算出する。
【選択図】 図6
Description
Cは音速
Vd(t)は超音波ビーム方向のドプラ速度(血流速度)
tは時刻
である。
が算出される。そして、観察領域内の各点の速度Vdを、通常は体表に近づく向きの血流が赤、遠ざかる向きの血流が青で、かつVdの大きさを色の輝度で表現する。この演算法は、複素自己相関法と呼ばれる。
被検体内への超音波ビームの送波と被検体内で反射して戻ってきた超音波の受波とを担うプローブと、
上記プローブに、周波数もしくは周波数の変化軌跡が互いに異なる複数種類のパルス信号を送信して、そのプローブに、パルス信号に応じた超音波ビームを送波させる送信部と、
上記プローブでの超音波の受波を捉えて、複数種類のパルス信号に応じた、それぞれが超音波ビームを表わす複数種類の受信信号を生成する受信部と、
受信部で生成された複数種類の受信信号を互いに加算して加算受信信号を生成する加算部と、その加算部で生成された加算受信信号に基づいて血流速度を算出する算出部とを有する演算部と、
演算部で算出された血流速度の、観察領域内の分布を表示する表示部とを備えたことを特徴とする。
nは、送受信信号の番号であって、図2に示す、n=1,2,…,N−1,N
tは、各受信信号ごとの基準時刻からの時間
A(n,t)は、振幅
ejθ(n,t)は、位相
jは、虚数単位
I(n,t)は、実部
Q(n,t)は、虚部
である。
が算出される。この複素自己相関R(1,t)の実部Reと虚部Imは、以下の通りとなる。
から分かるように、ドプラ周波数fdは、送信の中心周波数f0に比例する。これらの関係から、血流速度、すなわち超音波ビーム方向のドプラ速度、Vd(t)が、
としたとき、自己相関演算
に従って、最大相関値
に従って時間シフト
に従って、速度
に従って、最小誤差
のn番目のサンプリングデータであることを表わす。
とする。
が算出される。この算出にあたっては、本実施形態では、式
が採用されており、これら(18),(19)式に従って算出される。
Lは奇数であって、
に従って、最小誤差
に従って、血流の速度
10 プローブ
11 通信部
12 受信部
13 制御部
14 Bモード処理
15 MTIフィルタ
16 カラードプラ処理部
17 座標変換部
18 画像合成部
19 表示部
20_1,20_2 バッファ
21 加算部
Claims (8)
- 被検体内への超音波ビームの送波と該被検体内で反射して戻ってきた超音波の受波とを担うプローブと、
前記プローブに、周波数もしくは周波数の変化軌跡が互いに異なる複数種類のパルス信号を送信して、該プローブに、該パルス信号に応じた超音波ビームを送波させる送信部と、
前記プローブでの超音波の受波を捉えて、前記複数種類のバースト波信号に応じた、それぞれが超音波ビームを表わす複数種類の受信信号を生成する受信部と、
前記受信部で生成された前記複数種類の受信信号を互いに加算して加算受信信号を生成する加算部と、前記加算部で生成された加算受信信号に基づいて血流速度を算出する算出部とを有する演算部と、
前記演算部で算出された血流速度の、観察領域内の分布を表示する表示部とを備えたことを特徴とする超音波診断装置。 - 前記加算部が、前記受信部で生成された前記複数種類の受信信号を、前記被検体内の深さ方向に向かって異なる値に調整された重みで重み付け加算することにより、前記加算受信信号を生成するものであることを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
- 前記送信部は、前記プローブに、前記複数種類のパルス信号の種類に応じて被検体内の異なる深さに焦点を結ぶ超音波ビームを送波させるパルス信号を送信するものであることを特徴とする請求項1又は2記載の超音波診断装置。
- 前記送信部は、前記プローブへの、前記複数種類のパルス信号の送信を、1種類のパルス信号について1回ずつ循環的に、複数サイクルに渡って繰り返すものであることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項記載の超音波診断装置。
- 前記算出部は、血流速度を、2つの前記加算受信信号の、波形どうしが近似している領域のずれ量に基づいて算出するものであることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項記載の超音波診断装置。
- 前記送信部が1つのパルス信号内における周波数の変化軌跡が互いに異なる複数種類のチャープ信号からなるパルス信号を送信するものであることを特徴とする請求項1又は2記載の超音波診断装置。
- 前記複数種類のチャープ信号が、1つのパルス信号内において周波数が上昇した後下降する山形の周波数カーブを描く第1のチャープ信号と、1つのパルス信号内において周波数が下降した後上昇する谷形の周波数カーブを描く第2のチャープ信号とを含むものであることを特徴とする請求項6記載の超音波診断装置。
- 前記複数種類のチャープ信号が、1つのパルス信号内において周波数が連続的に上昇する周波数カーブを描く第1のチャープ信号と、1つのパルス信号内において周波数が連続的に下降する周波数カーブを描く第2のチャープ信号とを含むものであることを特徴とする請求項3記載の超音波診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013226575A JP2015084979A (ja) | 2013-10-31 | 2013-10-31 | 超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013226575A JP2015084979A (ja) | 2013-10-31 | 2013-10-31 | 超音波診断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015084979A true JP2015084979A (ja) | 2015-05-07 |
Family
ID=53048440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013226575A Pending JP2015084979A (ja) | 2013-10-31 | 2013-10-31 | 超音波診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015084979A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001286472A (ja) * | 2000-04-10 | 2001-10-16 | Toshiba Corp | 超音波診断装置 |
JP2007190045A (ja) * | 2006-01-17 | 2007-08-02 | Ai Technology:Kk | 超音波診断装置 |
JP2008054800A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Aloka Co Ltd | 超音波診断装置 |
JP2008188235A (ja) * | 2007-02-05 | 2008-08-21 | Toshiba Corp | 超音波診断装置 |
JP2010063829A (ja) * | 2008-09-12 | 2010-03-25 | Hitachi Medical Corp | 超音波撮像装置 |
-
2013
- 2013-10-31 JP JP2013226575A patent/JP2015084979A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001286472A (ja) * | 2000-04-10 | 2001-10-16 | Toshiba Corp | 超音波診断装置 |
JP2007190045A (ja) * | 2006-01-17 | 2007-08-02 | Ai Technology:Kk | 超音波診断装置 |
JP2008054800A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Aloka Co Ltd | 超音波診断装置 |
JP2008188235A (ja) * | 2007-02-05 | 2008-08-21 | Toshiba Corp | 超音波診断装置 |
JP2010063829A (ja) * | 2008-09-12 | 2010-03-25 | Hitachi Medical Corp | 超音波撮像装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6934497B2 (ja) | 多開口超音波撮像を用いた点音源送信及び音速補正 | |
JP3462584B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
KR101868381B1 (ko) | 의료용 초음파 이미징에서의 전단파 정보의 해석 | |
KR102332464B1 (ko) | 분석 데이터로부터 전단파 추정 | |
JP2777197B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
JP6063553B2 (ja) | 超音波イメージング方法及び超音波イメージング装置 | |
CN107049361B (zh) | 使用剪切波的声音速度成像 | |
US9211111B2 (en) | Determination of shear wave characteristics | |
EP2555685A2 (en) | Methods and apparatus for ultrasound imaging | |
JP6063552B2 (ja) | 超音波イメージング方法及び超音波イメージング装置 | |
JP5564460B2 (ja) | 焦点情報決定方法および装置並びに環境音速取得方法および装置 | |
JP4297699B2 (ja) | スペクトル歪み度を描出するための方法及び装置 | |
JP2017038630A (ja) | 超音波診断装置およびドプラ波形画像生成方法 | |
CN110893103A (zh) | 用于基于超声的剪切波成像的角度 | |
KR102187153B1 (ko) | 코히어런스를 사용하는 전단 속력 이미징 | |
JP6492230B2 (ja) | スペクトル解析装置、スペクトル解析方法及び超音波撮像装置 | |
JP5950599B2 (ja) | 被検体情報取得装置、被検体情報取得方法及びプログラム | |
JP6253350B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
JP2015128554A (ja) | 超音波診断装置 | |
KR101551469B1 (ko) | 평면파를 이용한 초음파 송수신집속 방법 및 시스템 | |
JP2023540954A (ja) | 媒体の超音波特性評価用の方法及びシステム | |
JP6231354B2 (ja) | 超音波診断装置およびその制御方法 | |
JP6165024B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
JP2015084979A (ja) | 超音波診断装置 | |
JP5854929B2 (ja) | 超音波診断装置、設定音速の信頼性判定方法およびプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161013 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20170629 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170704 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170630 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20170727 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20170904 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20180112 |