JP2015084711A - 栽培用支柱構造体 - Google Patents

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Keiji Iwata
圭司 岩田
絹代 岩田
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絹代 岩田
岩田 誠司
Seiji Iwata
誠司 岩田
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Abstract

【課題】本発明は、植木鉢やプランター等の栽培容器を用いて蔓植物や茎の自立性が弱い植物を栽培する際の支柱において、揺れ動くことが少なく倒れることがなく、風等で栽培容器ごと転倒するのを防ぐことができ、蔓や茎及び実の支持、誘導、誘引、囲い込みが好適に行うことができ、栽培管理を効果的に実施することができる、安定性、低コスト性、汎用性、実用性、取扱性、移動性、商品性、普及性、省資源性、用途開発性、普及促進性に優れた栽培用支柱構造体の提供。
【解決手段】ゴム紐等の紐状伸縮材を用いて緊縮性を備えて形成されている支柱保持部を栽培容器に装着し、支柱を以て構成する支柱立設部を支柱保持部に保持させて栽培容器の外側に立設し、支柱保持部や支柱立設部の着地部位を栽培容器の底部より外方に広げるように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、植木鉢やプランター等の栽培容器の植物に対して支柱を立設する際に、支柱
が揺れ動くことや倒れることがないように保持し、強い風等で栽培容器ごと転倒するのを防ぐことができる栽培用支柱構造体の構成に関する。
プランターや植木鉢で植物を栽培する場合、特に朝顔やキュウリのような蔓植物や茎の自立性が弱いトマト等の栽培において蔓や茎を支えるための支柱を立設している。
これらの植物は自らを支えることができず、他の樹木等を支えにして上方や周囲に伸びる性質を有しており、その栽培には蔓や茎を支えるための支柱が必要である。
これまでは、栽培容器内の土に支柱を差し込んで立設しているために、成長した植物の重みや風等の影響で支柱が動くことや、強い風で倒れることが避けられなかった。
そこで、複数の支柱を組合わせて上部や中間部を連結することによって倒れるのを防ぐ試みがなされているが、安定性を左右する根元の固定が不十分なために支柱が揺れたり根元から動く課題が残り、又、栽培容器自体が小さい場合や、栽培容器の下部形状が小さく形成されている場合は、風の力で栽培容器ごと転倒して栽培中の植物が損傷することがよく見られた。尚、地中に支柱を差し込むと、植物の根を傷めることや、風で根元が動くことによって成長に影響を与えることもあり、支柱の立設には課題が多かった。
このような課題を解決するために、(特許文献1)には「中空円筒状パイプをプランター縁部の内側に対向するように配置し、中空円筒状パイプの上面開口部の上縁に折曲げ部を設けた帯幅横長状の押さえ板を取付けてフランジ外側の側面から下面に折曲げて回設して固定し、前記中空円筒状パイプに支柱を挿入して配設する構成」が開示されている。
(特許文献2)には「鉢体上部周囲のフランジに上方から下方に複数の貫通孔が穿設され、その貫通孔に下端が取り付けられた支柱の任意段にリングを着脱自在に付設してなる朝顔栽培支柱において、最下段のリング内側に任意数のアームを取付けて誘導パイプ用保持部を設けて誘導パイプを挿嵌して付設した構成の朝顔栽培支柱」が開示されている。
(特許文献3)には「植木鉢等の上部周囲にバンド状の上部支持具、底部に皿状の底部支持具を配設し、各々の周囲に嵌め込み式の支柱装着部が複数個設けて、上部支持具と底部支持具に配設された上下の支柱装着部に支柱の要所を各々嵌め込んで装着することによって固定する構成」が開示されている。
特開2010−263875号公報 実登2535501号公報 実開08−1553号公報
しかしながら、上記従来の技術は、以下のような課題を有していた。
(1)(特許文献1)には、プランターに固定された円筒状パイプに支柱を差し込む構成で、植物や支柱に風が当たるとプランター底部周縁を支点とし、土とプランターと植物の重さと重心から支点までの距離が関わる値が安定させる力として作用するのに対して、風圧と支柱中間付近から支点までの距離が関わる値がプランターを倒す力として作用するために風が強くなると前者を上回ることが多くなり、その結果、プランターごと転倒し、支柱が外れることや植物が損傷する等のために栽培中断という事態も想定される。
(2)(特許文献2)には、支柱の根元が鉢体上部周囲のフランジに穿設された貫通孔に挿通されて固定される構成が示されているが、このような構成では、風の力が支柱の根元を介して貫通孔に作用するためにその部位が割れる怖れがあり、強風時に強い力が加わった時には、(特許文献1)の前記状況と同様に鉢体上部に比して小さく形成されている底部周囲が支点となり、支点から鉢体の中央付近の重心までの距離に対して、支点からの距離が大きくなる支柱中間付近を力点とした風圧が、鉢体ごと倒す力が作用するために強い風の時に転倒することが避けられない構成であり、とりわけ、(特許文献2)の主たる栽培目的である朝顔等の蔓植物や茎の自立性が弱い植物は上方や斜め上方に伸び続ける習性があるために、できるだけ高い支柱を立設することが望ましいが、高い支柱を立設すると鉢体ごと一層倒れやすくなるという課題を有していた。
又、立設する支柱は、フランジに穿孔されている貫通孔の大きさに適合するものに限定されるという課題があり、その上、数段配設されるリングにおける支柱嵌入部の構造や朝顔の蔓を誘導するための誘導パイプの構造が複雑で、且つ、リングの取付部が華奢なために合成樹脂製やワイヤで形成したリングが破損しやすいという課題も残されていた。
(3)(特許文献3)には、支柱の下方に位置する植木鉢の上部支持具と底部支持具に各々設けられた嵌め込み式の支柱装着部に支柱が嵌め込まれて植木鉢の外側に装着されることによって支柱を固定する構成が示されている。しかし、当該支柱装着部は嵌め込み式構造で、支柱を外側から割込ませて嵌め込んで装着する仕組であるために支柱に力が掛かった場合には梃子の作用で支柱が下方で固定されている支柱装着部から外れて植物が損傷する怖れがあり、又、上部支持具、底部支持具ともに植木鉢等との寸法が合致しない場合には使用できず、実用性、汎用性に欠けるという課題を残していた。
本発明は上記課題を解決するために、支柱保持部をフレキシブルに構成して様々な形状や寸法の栽培容器に装着できるようにして、支柱を支柱保持部に保持させて立設し、立設した支柱が揺れ動くことが少なく、外れることや倒れることがなく、栽培容器ごと転倒するのを防ぐことができる栽培用支柱構造体を提供する。
本発明は上記課題を解決するために、支柱を保持する支柱保持部は、ゴム紐等の紐状伸縮材を用いることによって、伸縮性を有して様々な栽培容器に容易に装着でき、装着後に緊縮性を備えるように構成し、支柱立設部は、ゴム紐等の紐状伸縮材を用いて緊縮性を備えるように形成された連結部材や誘導部材が配設され、主部材である支柱を支柱保持部に保持させて栽培容器の外側に立設することによって、通常の風では支柱が揺れ動くことや倒れることなく安定し、強い風には栽培容器、収容されている土、支柱、栽培植物等の重量の和と、それらの重心から着地部位までの距離が関わる数値が栽培装置を安定させる力として働くように構成して栽培容器ごと転倒するのを防ぎ、さらに、支柱が支柱保持部に保護されるように構成することによって、支柱としては強度や耐久性は低いが安価に入手できる竹や間伐材を活用することができ、前記構成で所要の部材が配設されている支柱保持部や支柱立設部を商品として製造、販売して普及を図り、里山や山林の保全に寄与し、同じ用途に用いられる他の原材料の節約を図り、取扱性、安定性、低コスト性、汎用性、実用性、商品性、普及性、環境保全性、省資源性に優れた、画期的な栽培用支柱構造体を提供することを目的とする。
その上で、所要付設部材の付設により、支柱保持部や支柱の着地位置が栽培容器の外側に極力はみ出るように構成して栽培容器ごと転倒するのを防ぐ効果を増大させて植物栽培とは別の機能を有する部材を配設し、例えば、寒冷紗製やビニルシート製の覆いを併設して植物の炎熱対策や寒冷対策を講じて健全な育成を図り、簾等の日除け体や目隠し体を併設して、玄関、庭、バルコニーや、戸、窓、外壁等の前面に据置して暑熱対策やプライバシー保護による居住環境を向上させ、栽培装置と簾等の用途を開拓して普及を促進させ、それらの製作や販売に関わる産業振興に寄与できる、機能性、居住環境性、用途開発性、普及促進性、産業振興性に優れた栽培用支柱構造体を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の栽培用支柱構造体は以下の構成を有している。
請求項1に記載の栽培用支柱構造体は、栽培容器と、支柱を保持する支柱保持部と、支柱立設部からなる栽培用支柱構造体において、該支柱を保持する支柱保持部がゴム紐やゴム材を被覆して形成されたゴム入り組紐等の紐状伸縮材を用いて構成され、該支柱立設部が栽培容器の外側に立設されている構成を有している。
この構成により以下のような作用を有する。
(1)栽培容器にフレキシブルに装着できる支柱保持部に支柱を保持させることによって安定した支柱立設部が容易に立設でき、風で栽培容器ごと転倒するのを防止でき、強風時に横にして難を逃れて支柱を保持した栽培を継続することでき、所要時にそのまま向き変えることや移動させることもでき、汎用性、取扱性、安定性、栽培継続性に優れる。
(2)支柱保持部が緩衝作用を有するので支柱の破損が防止できるために支柱としては強度や耐久性が低いが安価な竹や間伐材が利用でき、その結果、里山や山林の保全に寄与でき、支柱に用いる他の資材が節約でき、低コスト性、環境保全性、省資源性に優れる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の栽培用支柱構造体であって、支柱保持部が紐状伸縮材を用いて形成されたリング状嵌入部材及び/又はパイプ状嵌入部材を備えている構成を有している。
この構成により請求項1に記載の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)リング状嵌入部材は嵌入させる支柱の太さの許容範囲が大きく、パイプ状嵌入部材は支柱の取付けがごく容易で、これらを備えた支柱保持部を栽培容器に装着して支柱を嵌入させるだけで支柱立設部を容易に安定させて立設することができ、支柱が不意には外れることがなく、取外すのは容易で、取扱性、安定性に優れる。
(2)支柱に力が掛かった時にリング状嵌入部材の緩衝作用やパイプ状嵌入部材の保護作用で破損から免れることができるので長期に使用でき、強度や耐久性が低い竹や間伐材を積極的に活用することによって里山や山林の保全と改善が図れ、環境改善に寄与でき、同じ用途の各種原材料を節約することができ、耐久性、環境改善性、省資源性に優れる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の栽培用支柱構造体であって、支柱立設部が紐状伸縮材を用いて形成された連結部材及び/又は誘導部材が配設されている構成を有している。
この構成により請求項1又は2の内いずれか1項に記載の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)紐状伸縮材が用いられた連結部材や誘導部材は扱いやすく、斜めにも配設でき、緊縮性によって形状保持作用を有し、長期に使用でき、蔓や茎と馴染むので支持、誘導、誘引、囲い込みに好適で、取扱性、形状保持性、耐久性、栽培管理性に優れる。
(2)紐状伸縮材が用いられた連結部材や誘導部材を予め支柱立設部に配設しておけば支柱保持部に保持させるだけで容易に立設することができ、不使用時にはそのまま畳んで収納でき、梱包、保管、配送、展示が容易で、取扱性、汎用性、商品性に優れる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3に記載の栽培用支柱構造体であって、栽培容器の内側に立設された容器内支柱が支柱立設部に連結されている構成を有している。
この構成により請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)容器内支柱を容易に安定させて立設することができ、蔓や茎の支持や支柱立設部との間で誘導、誘引を効果的に実施することができ、安定性、栽培管理性に優れる。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4に記載の栽培用支柱構造体であって、支柱保持部が棒状体、板状体、パイプ、キャップ、エルボ、チーズ、キャスター等の付設部材や該付設部材が用いられて形成された形状保持部材を備えている構成を有している。
この構成により請求項1乃至4に記載の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)支柱保持部が補強されて栽培容器への装着が容易になり、着地部位が栽培容器より極力外に及ぶように構成することによって栽培容器ごと転倒するのを防ぐ効果が増強され、その結果、本来の目的とは別の機能を有する部材が併設でき、併設された部材によって得られる機能を活かした用途開発が図れ、利用が促進され、堅牢性、取扱性、安定性、機能性、用途開発性、利用促進性に優れる。
(2)キャスターを追設すると旋回や移動機能を得ることができ、機能性に優れる。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5に記載の栽培用支柱構造体であって、合成樹脂製コンテナ型の栽培容器を備えている構成を有している。
この構成により請求項1乃至5の内いずれか1項に記載の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)広範な種類の市販品から所要の栽培容器が容易に選択でき、安価でランニングコストを抑えることができ、メッシュコンテナは風通しがよく内部が見える利点を備え、日射調整による向きの変更や移動が容易で、選択随意性、低コスト性、機能性に優れる。
(2)栽培容器自体が高い安定性を備え支柱保持部が強固に装着できるために、寒冷紗製等の覆いや簾等の日除け体を容易に併設することができ、所要場所の温度調整を行うことで植物の順調な育成や居住環境の向上が図れ、栽培管理性、居住環境性に優れる。
(3)水耕栽培等に用いた場合は、培地、養液、小分け容器等の配設、交換、補充等が効率的に実施でき、コンテナに直接キャスターを配設する場合は取付けが容易で手軽に移動機能が得られ、日射調整を効果的且つ容易に行うことができ、栽培管理性に優れる。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6に記載の栽培用支柱構造体であって、温度調整用の覆いや簾等の日除け体兼目隠し体が併設されている構成を有している。
この構成により請求項1乃至6の内いずれか1項に記載の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)覆いや簾等の取付け取外しが容易になり、全体を移動させることもでき、玄関、庭、バルコニーや、戸、窓、外壁、雨戸ケース等の前面に据置して、植物を炎暑や寒冷な状態から守りながら植物を栽培し、居住区の暑熱対策やプライバシー保護が図れ、その結果、栽培装置、覆いや簾等の市場が広がって普及が促進され、冷房等に供する電力の節約が図れ、取扱性、居住環境性、市場開拓性、普及促進性、省資源性に優れる。
本発明の栽培用支柱構造体によれば、以下のような有利な効果が得られる。
請求項1に記載の発明によれば以下のような効果を有する。
(1)栽培容器に対する適応性が高く、取付け取外しが容易で全体が安定し、転倒することが防止でき、横にすることや移動も容易で支柱による栽培が維持でき、汎用性、取扱性、安定性、栽培維持性に優れた栽培用支柱構造体を提供することができる。
(2)支柱として安価な竹や間伐材が利用でき、里山や山林の保全に寄与でき、低コスト性、環境保全性、省資源性に優れた栽培用支柱構造体を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば請求項1に記載の効果に加え、以下の効果を有する。
(1)支柱を嵌入させるだけで支柱立設部を立設することができ、不意に外れることなく安定し、取扱性、安定性に優れた栽培用支柱構造体を提供することができる。
(2)支柱がリング状嵌入部材やパイプ状嵌入部材に保護されるので長期に使用でき、竹や間伐材の積極的活用で里山や山林の保全と改善が図れ、同じ用途の資材が節約でき、耐久性、環境改善性、省資源性に優れた栽培用支柱構造体を提供することができる。
請求項3に記載の発明によれば請求項1又は2に記載の効果に加え、以下の効果を有する。
(1)連結部材や誘導部材が扱いやすく斜めにも配設でき、形状保持作用と耐久性を有し、蔓や茎と馴染むので蔓や茎の支持、誘導、誘引、囲い込みに好適で、取扱性、形状保持性、耐久性、栽培管理性に優れた栽培用支柱構造体を提供することができる。
(2)連結部材や誘導部材が配設された支柱立設部は容易に立設することができ、立設されていない時や使用後にそのまま束ねることができ、梱包、配送、展示が容易で、取扱性、汎用性、商品性に優れた栽培用支柱構造体を提供することができる。
請求項4に記載の発明によれば請求項1乃至3に記載の効果に加え、以下の効果を有する。
(1)容器内支柱を容易に安定させて立設することができ、蔓や茎を効果的に支持、誘導、誘引でき、安定性、栽培管理性に優れた栽培用支柱構造体を提供することができる。
請求項5に記載の発明によれば請求項1乃至4に記載の効果に加え、以下の効果を有する。
(1)支柱保持部が補強され装着が容易で、栽培容器ごと転倒するのを防ぐ効果が増強され、併設による複合的機能を活かした用途開発が図れ、利用が進み、堅牢性、取扱性、安定性、利用促進性、用途開発性に優れた栽培用支柱構造体を提供することができる。
(2)キャスターの追設で旋回、移動機能を得ることができ、日射調節等で向きを変えることや移動が容易になり、機能性に優れた栽培用支柱構造体を提供することができる。
請求項6に記載の発明によれば請求項1乃至5に記載の効果に加え、以下の効果を有する。
(1)市販の広範な既製品から容易に選択でき、安価でランニングコストが抑えられ、用途に応じて風通し、内部確認、日射調整のため向きの変更や移動が容易になり、選択随意性、低コスト性、機能性に優れた栽培用支柱構造体を提供することができる。
(2)栽培容器自体が安定し、寒冷紗製等の覆いや簾等の日除け体を容易に併設することができ、所要場所の温度調整を行うことによって植物の順調な育成や居住環境の向上が図れ、栽培管理性、居住環境性に優れた栽培用支柱構造体を提供することができる。
(3)水耕栽培等に用いて、所要部材の配設、交換、補充等を効率的に行い、コンテナに直接キャスターを配設することによって容易に移動機能が得られ、効果的な栽培管理を進めることができ、栽培管理性に優れた栽培用支柱構造体を提供することができる。
請求項7に記載の発明によれば請求項1乃至6に記載の効果に加え、以下の効果を有する。
(1)覆いや簾等の取付け取外しが容易で、所要場所に随時据置して植物の炎暑や寒冷対策、居住区の暑熱対策、プライバシー保護を図ることができ、栽培装置や簾等の市場が開拓されて普及が促進され、冷房等の電力の節約が図れ、取扱性、居住環境性、市場開拓性、普及促進性、省資源性に優れた栽培用支柱構造体を提供することができる。
実施の形態1における栽培用支柱構造体の斜視図 実施の形態2における栽培用支柱構造体の斜視図 実施の形態3における栽培用支柱構造体の斜視図 実施の形態4における栽培用支柱構造体の斜視図 実施の形態5における栽培用支柱構造体の斜視図 実施の形態6における栽培用支柱構造体の斜視図 実施の形態7における栽培用支柱構造体の斜視図 実施の形態8における栽培用支柱構造体の斜視図 実施の形態9における栽培用支柱構造体の斜視図 実施の形態10における栽培用支柱構造体の斜視図
(実施の形態1)
本考案の実施の形態1における栽培用支柱構造体について、以下図面を参照しながら説明する。
図1は実施の形態1における栽培用支柱構造体の斜視図である。
図1中、1は支柱保持部と支柱立設部で構成されている実施の形態1の栽培用支柱構造体、2は平ゴムや断面円形の丸ゴム等のゴム紐やゴム材入り組紐等の紐状伸縮材で形成されている支柱保持部、2Aは支柱保持部2のリング状嵌入部材、2Bは同じく伸縮部材、3は支柱、連結部材、固縛部材で構成されている支柱立設部、4は竹や間伐材製の支柱、5はゴム紐やゴム材入り組紐等の紐状伸縮材で形成され緊縮性を有する寸法で配設されている連結部材、5Aは連結部材5の取付部、6はゴム紐やポリエステル繊維製紐体等の固縛部材、7は植木鉢型の栽培容器、7Aは栽培容器7のフランジ、7Bは底部である。
図1には、装着時に緊縮性を備えるように形成されたエンドレス状の支柱保持部2に対して、栽培容器7の底部7Bの方から伸縮部材2Bを伸ばしながら嵌め込んで栽培容器7を着地させ、4本の支柱4に立設後に緊縮性を備えるように形成されている連結部材5を取付部5Aでの結着等によって取付け、上端部を集束させて固縛部材6で固縛して支柱立設部3を構成し、支柱4の下部を各々支柱保持部2のリング状挿通部材2Aに挿通して立ち上げたことによって、支柱4が支柱保持部2に保持されて支柱立設部3が栽培容器7の外側に立設されて栽培用支柱構造体1が組立てられていることが示されている。
これによって、支柱立設部3は支柱保持部2の緊縮力で保持されるとともに緩衝作用で保護され、上端が結束され、配設された結部材5の緊縮性が作用するので揺れる動くことや倒れることがなく、栽培容器7ごと転倒することが防止でき、強風時にはそのまま横や斜めにすることができ、台風の来襲時や所要時に全体を移動させることも容易で、支柱を取付けた状態を維持して栽培を継続することができ、支柱立設部3は支柱保持部2と一緒に取外せばそのまま束ねることができ、紐状伸縮材製の連結部材5は、ワイヤ製リング枠や合成樹脂枠に比して破損せず、緩衝作用を有するので支柱4が保護され、柔軟な材質が蔓や茎の接触に適し、支持や誘導、誘引に好適で栽培管理が効果的に実施できる。
尚、ここでは栽培容器7に装着した支柱保持部2に支柱立設部3を配設したが、予め支柱立設部3に支柱保持部2を取付けた状態で栽培容器7に直接配設することもできる。
支柱4は紐状伸縮材製の支柱保持部2の緩衝作用で破損しにくく、強度や耐久性が低いが竹製や間伐材製のもの利用されて長期に使用でき、破損した場合や使用後に焼却された場合でも生涯CO2排出量収支において環境に負荷を掛けない長所を有している。
以上のように実施の形態1の栽培用支柱構造体は構成されているので、以下の作用が得られる。
(1)紐状伸縮材が用いられた支柱保持部2は安価で容易に形成でき、様々な栽培容器に適応し、装着が容易で、支柱保持部に保持された支柱立設部3は安定度が高く、栽培容器ごと転倒するのを防止でき、横や斜めにすることや移動も容易で支柱を取付けた状態の栽培が維持でき、製作容易性、低コスト性、汎用性、取扱性、栽培維持性に優れる。
(2)支柱4として竹や間伐材が積極的に利用でき、それによって里山や山林の保全に寄与することができ、紐状伸縮材製の連結部材5は簡素な構造で破損しにくく、蔓や茎の支持や誘導に好適で実用性が高く、環境保全性、栽培管理性、実用性に優れる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2における栽培用支柱構造体について、以下図面を参照しながら説明する。
図2中、11は実施の形態2の栽培用支柱構造体、12は支柱保持部、12Aはゴム紐やゴム材を被覆して形成された組紐等の紐状伸縮材で形成されているリング状嵌入部材、12Bは同じく伸縮部材、12Cはリング状嵌入部材と伸縮部材からなる保持部材、12Dは合成樹脂製のパイプ状嵌入部材、12Eはチーズ状付設部材、12Fはパイプ状嵌入部材にチーズ状付設部材が付設されて形成されたT字型形状保持部材、13は支柱に連結部材と誘導部材が配設されて構成された支柱立設部、14は女竹製や間伐材製又は鋼管に合成樹脂塗膜が施された園芸支柱製の支柱、15はゴム紐やゴム材入り組紐等の紐状伸縮材で形成され所定寸法で配設されている連結部材、16は合成樹脂製パイプの中にゴム紐等の紐状伸縮材が挿通されて緊縮性と形状保持性を備えて支柱本体部材14の上端部を連結している連結部材、17はゴム紐等の紐状伸縮材で形成されている誘導部材である。
図2には、支柱保持部12が、紐状伸縮材を用いて装着時に緊縮性を備える寸法で形成されたリング状挿通部材12A、伸縮部材12Bからなる上下2組のエンドレス状の保持部材12Cに対し、T字型形状保持部材12Fのパイプ状嵌入部材12Dとチーズ状付設部材12Eを上下のリング状嵌入部材12Aに嵌入したことによって構成されている。
次に、上記構成で伸縮性とフレキシブル性を備えている支柱保持部12を、上下2組の保持部材12Cを伸ばしながら、栽培容器7の底部7Bの方から嵌め込んで着地させて装着し、連結部材15,16、誘導部材17が配設されている支柱立設部13の主部材である支柱14をパイプ状嵌入部材12Dに各々嵌入して支柱保持部12に保持させて立設したことによって栽培用支柱構造体11が組立てられていることが示されている。
支柱立設部13は、緊縮性を有する連結部材15と緊縮性と形状保持性を備えている連結部材16で支柱14同士が連結されているために安定し、栽培容器ごと転倒するのを防止でき、強風時には全体を横にして難をさけて支柱を用いた栽培を継続することができ、紐状伸縮材製の連結部材15、誘導部材17はワイヤ製リングや合成樹脂製の枠に比して破損せず、蔓や茎と馴染むので支持、誘導が好適に実施され、使用後に支柱保持部12から取外して、各々そのまま各部材が配設されたまま束ねることができる。
女竹製や間伐材製の支柱は伸縮性を有する支柱保持部22の緩衝作用とパイプ状嵌入部材12Dによって保護されるために破損しにくく、焼却された場合でも生涯CO2収支で環境に負荷を掛けることがなく、積極的利用で里山や山林の環境改善に寄与できる。
又、支柱として、鋼管の表面に合成樹脂被膜が施されている市販の各種園芸支柱を用いることによって、支柱立設部の耐久性、取扱性、商品性を高めることができる。
ここでは、支柱保持部12の形成手順を説明したが、予め前記のように構成された支柱保持部12と支柱立設部13を商品として製作、販売すれば、購入したユーザーが栽培用支柱構造体を容易に組立てることができ、実用性が高く、広く普及させることができる。
以上のように実施の形態2の栽培用支柱構造体は構成されているので、以下の作用が得られる。
(1)紐状伸縮材を用いて緊縮性を備えるように構成されている支柱保持部は、安価で様々な栽培容器にフレキシブル且つ確実に装着でき、支柱立設部は、立設が容易で安定度が高く、栽培容器ごと転倒するのを防ぐことができ、ゴム紐等の紐状伸縮材が用いられた連結部材、誘導部材は長期に使用でき、植物の支持や誘導に好適で、使用後は連結部材や誘導部材ごと支柱保持部から取外してそのまま束ねることができ、低コスト性、汎用性、取扱性、安定性、耐久性、栽培管理性、実用性に優れる。
(2)支柱として、安価な竹や間伐材は支柱保持部に保護されて使用に耐えるので利用が進み、里山や山林の保全が図られ、他の原材料が節約され、鋼管製の園芸支柱は耐久性や取扱性が一層向上し、耐久性、低コスト性、環境保全性、省資源性に優れる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3における栽培用支柱構造体について、以下図面を参照しながら説明する。尚、実施の形態1又は2と同様のものには同一の符号を付して説明を省略する。
図3は実施の形態3における栽培用支柱構造体の斜視図である。
図3中、21は実施の形態3の栽培用支柱構造体、22は支柱保持部、22Aはパイプ状付設部材、22Bはパイプ状付設部材に2本のパイプ状嵌入部材12D、2個のチーズ状付設部材12Eで形成されている2組の鳥居型形状保持部材、23は支柱14、連絡部材、誘導部材からなる支柱立設部、24はゴム紐やゴム入り組紐等の紐状伸縮材で形成され支柱14の上部と下部を各々対角で連結している連結部材、24Aは連結部材24の中心に形成された連結用リング、25は紐状伸縮材で形成され支柱立設部と容器内支柱を連結する役割を兼ねた誘導部材、25Aは誘導部材が集束された中心部に形成された連結用リング、26は栽培容器7の内側に立設された容器内支柱である。
図3には、2組の鳥居型形状保持部材22Bのパイプ状嵌入部材12Dとチーズ状付設部材12Eを、ゴム紐等の紐状伸縮材で形成されたエンドレス状の2段の保持部材12Cのリング状嵌入部材12Aに嵌入させて支柱保持部22を構成し、支柱保持部に対して栽培容器7の底部7Bの方から保持部材12Cを伸ばしながら嵌め込んで支柱保持部を装着して栽培容器7を着地させ、緊縮性を有する連結部材15,24、誘導部材25、緊縮性と形状保持性を有する連結部材16を備えて構成されている支柱立設部23を、支柱14をパイプ状嵌入部材12Dに各々嵌入させて立設し、容器内支柱26を、連結部材24と誘導部材25に形成されている連結用リング24A,25Aに順次挿通させて栽培容器7の内側に立設して栽培用支柱構造体21が組立てられていることが示されている。
これによって、支柱立設部23は、栽培容器7の外側に配設され、支柱保持部22に保持されて下部が固定され、連結部材15,16,24によって各段が固定された状態で立設しているために、通常の風では揺れ動かず、風で栽培容器7ごと転倒することを防ぐことができ、強風時には栽培容器ごと横にして難を避けることができるので支柱による栽培状態を中断することなく継続でき、連結部材と誘導部材は、ワイヤ製や合成樹脂製の枠に比して破損しにくく、材質自体が蔓や茎の支持、誘導に好適で効果的な栽培管理が実施でき、支柱立設部23は使用前や使用後には前記各部材が配設された状態のまま束ねることができ、容器内支柱26は支柱立設部23に連結されて安定した状態で立設され、相互の間で効果的な支持や誘導、誘引が実施でき、使用後に支柱立設部23に連結されたまま一緒に取外して束ねることができ、単独で取外すことも容易にできる。
支柱保持部22は商品として小さく梱包することができ、支柱立設部とともに購入したユーザーが前記手順で栽培容器に装着し、支柱立設部を支柱保持部に保持させて立設し、容器内支柱を立設すれば短時間で栽培用支柱構造体21を組立てることができる。
以上のように実施の形態3の栽培用支柱構造体は構成されているので、以下の作用が得られる。
(1)支柱保持部は安価に製作でき、様々な寸法の栽培容器にフレキシブルに装着でき、紐状伸縮材を用いた連結部材、誘導部材を備えた支柱立設部は立設が容易で安定し、風で栽培容器ごと転倒するのを防ぐことができ、支柱保持部及び支柱立設部のいずれも取外しが容易で不使用時に束ねることができ、商品として広く普及させることができ、低コスト性、実用性、汎用性、取扱性、安定性、商品性、普及性に優れる。
(2)容器内支柱は支柱立設部に連結させて容易に安定させて立設することができ、支柱及び連結部材、誘導部材との間で蔓や茎の支持、誘導、誘引が容易且つ効果的に実施され、安定性、栽培管理性に優れる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4における栽培用支柱構造体について、以下図面を参照しながら説明する。尚、実施の形態1乃至3と同様のものには同一の符号を付して説明を省略する。
図4は実施の形態4における栽培用支柱構造体の斜視図である。
図4中、31は実施の形態4の栽培用支柱構造体、32は支柱保持部、32Aはゴム紐等の紐状伸縮材で形成されているリング状嵌入部材、32Bは同じく伸縮部材、32Cはリング状嵌入部材と伸縮部材からなるエンドレス状の保持部材、32Dは所要によって配設され、鉄製の丸棒体や合成樹脂で形成されている形状保持部材としての鉢皿、32Eは用途に応じて鉢皿に追設されるキャスター、33は支柱立設部、34はゴム紐等の紐状伸縮材で形成され緊縮性を備えて配設されている連結部材、35はゴム紐等の紐状伸縮材で形成され緊縮性を備えて対向する支柱14の上、中、下段を連結している連結部材、35Aは連結部材35の中心に形成されている連結用リング、36は合成樹脂製パイプ内にゴム紐等の紐状伸縮材が挿通され緊縮性と形状保持性を備えて支柱14の上部に配設されている連結部材、38は大型の植木鉢型の栽培容器、38Aはフランジである。
図4には、2組の鳥居型形状保持部材22Bのパイプ状嵌入部材12Dとチーズ状付設部材12Eを、上下2段の保持部材32Cのリング状嵌入部材32Aに嵌入させて支柱保持部32を構成し、栽培容器38を底部の方から2段の保持部材32Cを伸ばしながら嵌め込んで装着している。ここで、鉢皿32Dを、下側の保持部材32Cを伸ばしながらフランジの下に嵌め込んで栽培容器38の底部に配設して栽培容器38、鉢皿32D、支柱保持部32を組合わせ、次いで、連結部材34,35,36が配設されている支柱立設部33を、支柱14をパイプ状嵌入部材12Dに各々嵌入させて支柱保持部に保持させて立設し、最後に、容器内支柱26を、上、中、下段に配設されている連結部材35の中心部の連結用リング35Aに順次挿通させて支柱立設部33と連結させて立設したことによって栽培用支柱構造体31が組立てられていることが示されている。
これによって、支柱保持部32は、チーズ状付設部材12Eが栽培容器38、鉢皿32Dより外側に着地し、上下2段の保持部材32Cの緊縮力と鳥居型形状保持部材22Bの形状保持作用によって栽培容器38及び鉢皿32Dにしっかりと装着され、支柱保持部に保持されている支柱立設部33は緊縮性を有して配設されている連結部材34,35、及び緊縮性と形状保持性を備えた連結部材36が配設されているために支柱14及び容器内支柱26を高くしても揺れ動くことが少なく、風等で栽培容器ごと転倒するのを防ぐことができ、強風時にはそのまま横にして一時難を避けることができるので支柱が保持された栽培を継続することができ、日射の調整等で向きを変えることも容易で、据置場所変更の際には全体を斜めや横にして持上げてもよいので容易に移動させることができる。
支柱立設部33は上に従って大きく形成されていて、連結部材34,35、容器内支柱26によって蔓や茎の支持、誘導、誘引、囲い込みが好適に実施され、取外す時は、連結部材34,35,36が配設されている状態のままで支柱14をパイプ状嵌入部材12Dから引抜き、容器内支柱26を引抜いて、連結部材36の片側の取付部5Aを外すとそのまま束ねることができ、配設されている各部材を除去することもでき、支柱保持部32とともに各々商品として構成することによって広く普及することが見込まれる。
ここで、栽培用支柱構造体31は通常の土耕栽培にも用いることができるが、茎や葉が繁茂して多くの実がなるトマトの水耕栽培等に好適に導入することができ、茎や実を囲い込み、支持、誘導するのに好適で栽培管理が容易且つ効果的に実施できる。
その場合の栽培容器は、図示していないが、丸形や長方形の合成樹脂製メッシュコンテナ型の容器が好適に用いられる。又、キャスターは、丸形容器の場合は予めキャスターが5乃至6個付設されている市販の鉢皿を利用することによって容易に導入でき、長方形容器の場合はキャスターが直接底部に付設されている市販のものが利用できる。
水耕栽培の栽培容器は、内部に養液浸漬部、培地収納部、養液タンク等の育成設備を取付け、取外し自在に備えることによって、培地や養液の配設、補充、交換、洗浄等の作業効率を向上させるとともに、本実施の形態の各構成によって、水耕栽培の課題である安定した支柱立設と、日射調整等における装置の向きの変更や移動が容易になり、生産性向上が図れ、水耕栽培等の新しい栽培技術が効果的に導入できる。
以上のように実施の形態4の栽培用支柱構造体は構成されているので、以下の作用が得られる。
(1)支柱保持部、支柱立設部は栽培容器への配設が容易で栽培用支柱構造体が短時間で組立でき、風で栽培容器ごと転倒するのを防ぐことができ、横にすることも移動させることもでき、支柱、連結部材、誘導部材、容器内支柱によって支持、誘導、誘引、囲い込みが効果的に実施でき、栽培管理が容易で実用性が高く、広く普及させることができ、汎用性、取扱性、安定性、栽培管理性、実用性、普及性に優れる。
(2)栽培装置の大型化に適応して安定性が確保され、キャスターの追設で日射調整における向きの変更や移動が容易になり、水耕栽培等の新しい技術に適応でき、粗収穫量と栽培面積比収穫量の向上を図ることができ、機能性、生産性、栽培効率性に優れる。
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5における栽培用支柱構造体について、以下図面を参照しながら説明する。尚、実施の形態1乃至4と同様のものには同一の符号を付して説明を省略する。
図5は実施の形態5における栽培用支柱構造体の斜視図である。
図5中、41は実施の形態5の栽培用支柱構造体、42は支柱保持部、42Aはゴム紐やゴム入り組紐等の紐状伸縮材で形成されているリング状嵌入部材、42Bは同じく伸縮部材、42Cはリング状嵌入部材42Aと伸縮部材42Bからなる保持部材、43は支柱14の上部2カ所と中段付近の2カ所が固縛部材6で固縛され、上部に桟が渡設されて構成されている支柱立設部、44は支柱立設部43の上部に渡設された割竹製等の桟、45は栽培ネットの下部に配設された桟、46はプランター型の栽培容器、46Aは栽培容器46のフランジ、46Bは栽培容器46の底部、47は栽培ネットである。
図5には、紐状伸縮材で形成されているリング状嵌入部材42Aと伸縮部材42Bからなる2組の保持部材42Cの上下に対向する8カ所のリング状嵌入部材42Aに対して、チーズ状付設部材12EとともにT字型形状保持部材12Fを構成している合成樹脂製のパイプ状嵌入部材12Dを各々挿通させ、チーズ状付設部材12Eが栽培容器46より極力外側に着地するように配設することによって支柱保持部42が構成されている。
支柱保持部42に対して、プランター型の栽培容器46の底部46Bの方から上下2段に配設されている保持部材42Cを伸ばしながら嵌め込み、上下の保持部材42CとT字型形状保持部材12Fの位置を調節して栽培容器46が着地するように装着している。
次に、支柱14を下端からパイプ状嵌入部材12Dに各々嵌入させて立上げ、栽培容器46の左右2カ所にて手前側と奥側に対向して直立させる2本の支柱14と、斜めの2本の支柱14の計4本の上端を固縛部材6で固縛し、斜めの2本の支柱が交差する中段部を各々固縛部材6で固縛して上部に桟44を渡設することによって支柱立設部43を支柱保持部42に保持させて立設し、最後に、栽培ネット47の上部を桟44に取付け、桟45を下部に配設して栽培用支柱構造体41が組立てられていることが示されている。
尚、支柱立設部43は安定度が高いので栽培ネットは所要の高さや幅のものを配設することができ、支柱立設部43を囲むように外周に配設することもでき、蔓や茎の支持、誘導、誘引に好適な網糸が斜めに配列されたものを配設してもよい。
これによって、支柱保持部42は、T字型形状保持部材12F下端のチーズ状付設部材12Eは栽培容器46より外側に着地して安定し、支柱立設部43は、支柱14が緊縮力を有する保持部材42Cの固定力とT字型形状保持部材12Fの形状保持性によって下部がしっかり保持され、上端の2カ所が固縛部材6で集束されて上部の桟44の形状保持作用で固定されて随所に三角形が形成されているために堅固に構成され、揺れ動くことが少なく、風等で強い力が掛かった時は、チーズ状付設部材12Eを支点として栽培容器46内の土等の重量等が作用するので栽培容器46ごと転倒するのを防ぐことができ、強風時には横にして一時難を避けることによって支柱が保持された栽培を継続することができ、所要時に容易に向きを変えることや移動させることができ、支柱立設部の取外しは固縛部材6を外さずに支柱をパイプ状嵌入部材から引き抜くだけで撤去でき、そのまま束ねることも、配設されている各部材を取外すことも容易にできる。
ここでは、支柱保持部42及び支柱立設部43を形成する手順を説明したが、予め前記のように構成されている支柱保持部42、支柱立設部43を商品として製作、販売すれば購入したユーザーが支柱保持部42を栽培容器に装着した後に支柱14をパイプ状嵌入部材12Dに各々嵌入させて桟44を渡設するだけで支柱立設部43が立設でき、栽培ネット47、桟45を取付ければ栽培用支柱構造体41を容易に組立てることができる。
支柱立設部43は立設された状態から桟44を取外して固縛部材6で固縛されたまま支柱14をパイプ状嵌入部材12Dから引き抜いて全体を束ねることができ、支柱保持部42も取外して小さく畳むことができ、支柱保持部42と支柱立設部43はいずれも実用的で商品性が高く、輸送、展示、販売しやすいので広く普及させることができる。
以上のように実施の形態5の栽培用支柱構造体は構成されているので、以下の作用が得られる。
(1)支柱保持部、支柱立設部は様々なプランター型栽培容器への配設が容易で、支柱保持部を栽培容器に装着して支柱立設部を立設して栽培ネットを配設すれば安定度の高い栽培用支柱構造体を容易に組立てることができ、風の力にはT字型形状保持部材の最外部位を支点として栽培容器内の土の重み等が対抗するので、栽培容器ごと転倒するのを防ぐことができ、強風時に横にして難を避けることによって支柱を保持した栽培が継続でき、随時向きを変えることや移動させることもでき、実用的で商品価値が高く、広く普及させることができ、汎用性、安定性、取扱性、実用性、商品性、普及促進性に優れる。
(実施の形態6)
本発明の実施の形態6における栽培用支柱構造体について、以下図面を参照しながら説明する。尚、実施の形態1乃至5と同様のものには同一の符号を付して説明を省略する。
図6は実施の形態6における栽培用支柱構造体の斜視図である。
図6中、51は実施の形態6の栽培用支柱構造体、52は保持部材42C、I字型形状保持部材、山型形状保持部材が組合わされて構成されている支柱保持部、52Aはキャップ状付設部材、52Bはパイプ状嵌入部材12Dにキャップ状付設部材52Aが付設されているI字型形状保持部材、52Cは鉄製の丸棒体や板状体で形成され合成樹脂塗膜が施された山型形状保持部材、52Dは山型形状保持部材52C下部の板状体、52Eは紐状伸縮材製の容器内支柱用連結部材、52Fは連結用リング、53は支柱立設部、54はゴム紐等の紐状伸縮材で所定寸法に形成され支柱14の上部と中段を相互に連結している連結部材、54Aは連結部材54の上下各3カ所に形成された連結用リング、55は合成樹脂製パイプ内部に所定寸法に形成されたゴム紐製等の紐状伸縮材が挿通されて緊縮性と形状保持性を備えて支柱14の上部に配設されている連結部材、56はゴム紐等の紐状伸縮材で形成されている誘導部材、57は寒冷紗やビニルシート製の覆いである。
図6には、紐状伸縮材で形成されている上下2組の保持部材42Cのリング状嵌入部材42Aに、計8本のI字型形状保持部材52Bを各々嵌入させて配設し、山型形状保持部材52Cの縦棒部にI字型形状保持部材52Bを添わせて要所を固縛部材6で取付け、容器内支柱用連結部材52Eを配設したことによって支柱保持部52が構成されている。
支柱保持部52に、栽培容器46の底部46Bの方から保持部材42Cを伸ばしながら嵌め込み、山型形状保持部材52Cの板状体52Dに栽培容器を載置させて支柱保持部で栽培容器を囲んだ状態にして装着し、次いで、支柱14に対して立設後に緊縮性を備える寸法で連結部材54,55、誘導部材56を各々配設し、交差部位を固縛部材6で固縛して支柱立設部53を構成し、支柱保持部52に対して、支柱14をパイプ状嵌入部材12Dに各々嵌入させることによって支柱を保持させて支柱立設部を立設し、最後に8本の容器内支柱26を連結用リング52F,54Aに各々挿通させて支柱立設部と連結させて立設したことによって栽培用支柱構造体51が組立てられていることが示されている。
これによって、栽培容器46に支柱保持部52が装着され、緊縮性を有する連結部材54,55、誘導部材56が配設されている支柱立設部53、及び、支柱立設部に連結されている容器内支柱26が安定した状態で立設され、風が強い時は山型形状保持部材52Cの最外部を支点として栽培容器46内の土や植物等の重量が作用するので安定性が増強されており、支柱14や容器内支柱26を高くしても揺れ動くことが少なく、栽培容器46ごと転倒することが防止でき、台風等では栽培容器ごと横にすることや移動させることで一時難を避けることができるので支柱を保持したままの栽培が継続できる。
又、支柱立設部53は連結部材55によって上部が広がって形成されているために栽培種によって茎や葉が繁茂しても光や風が遮られることがなく、支柱、連結部材、誘導部材による蔓や茎の囲い込み、誘導が好適に行われ、効果的な栽培管理が実施できる。
ここで、近年の猛暑や寒気等の天候不順で植物の育成に影響が出ており、その対策として、支柱立設部53の連結部材55を用いて図示していない簾やサンシェード、寒冷紗等の日除け体を所要部位に吊設することや、寒冷紗やビニルシート製の覆い57を栽培用支柱構造体51全体に被せることによって温度調整を図ることができる。又、所要によってキャスター32Eを支柱保持部に追設した場合は、日射調整のために随時向きを変えることや移動させることが容易にでき、これらによって、健全な育成が図れる。
このようにして構成されている栽培用支柱構造体51は、土耕栽培はもとより、トマト等の水耕栽培等に好適に導入することができる。
水耕栽培では、茎や葉が繁茂し多くの実がなることに適応できることが望ましいが栽培用支柱構造体51は、葉や実を囲い込み誘導するのに好適で、栽培容器46培地や養液供給装置を設置することによって栽培効率の高い水耕栽培が実施できる。
支柱保持部52、支柱立設部53の形成手順を前述したが、予め前記のように構成された支柱保持部、支柱立設部を購入したユーザーが栽培容器46に装着して立設することによって栽培用支柱構造体51を容易に組立てることができ、支柱立設部53は支柱14をパイプ状嵌入部材12Dから引抜いて連結部材55の片方の取付部を外せば各部材や容器内支柱26が配設されたままでも束ねることができ、次いで支柱保持部を取外すとそのまま畳むことができ、輸送、展示、販売しやすい商品として広く普及させることができる。
以上のように実施の形態6の栽培用支柱構造体は構成されているので、以下の作用が得られる。
(1)支柱保持部は様々なプランター型栽培容器への装着が容易で、支柱立設部、容器内支柱の立設が容易で栽培用支柱構造体を短時間で組立てることができ、栽培容器ごと転倒するのを防ぐことができ、支柱立設部は上方が広がっていて茎や葉を囲い込むことができ、連結部材及び容器内支柱は蔓や茎を所要部位で支持、誘導、誘引することができ、栽培容器ごとの向きの変更や移動ができ、栽培管理が効果的に実施でき、低コスト性、汎用性、取扱性、安定性、栽培管理性に優れる。
(2)プランター型栽培容器による水耕栽培における安定した支柱立設部が立設でき、それによって、簾、サンシェード、寒冷紗等の日除け体や、寒冷紗、ビニルシート製等の覆いを配設して積極的に日射と温度の調整を図ることができ、キャスターを追設した場合は向きを変えることや移動による日射調整を随時行うことができ、これらの技術を水耕栽培等に供して、栽培面積当たり、設備投資当たり、人件費当たりの収穫量増大を図ることができ、育成環境改善性、機能性、生産性、栽培効率性に優れる。
(3)山型形状保持部材が配設された支柱保持部は全体を収めて梱包、配送することができ、支柱立設部は連結部材の片方の取付部を外すことによって連結部材、誘導部材、容器内支柱が配設されたままで束ねることができ、いずれも商品として製作、販売することによって、購入したユーザーが栽培用支柱構造体を容易に組立てることができ、広く普及することができ、商品性、普及促進性に優れる。
(実施の形態7)
本発明の実施の形態7における栽培用支柱構造体について、以下図面を参照しながら説明する。尚、実施の形態1乃至6と同様のものには同一の符号を付して説明を省略する。
図7は実施の形態7における栽培用支柱構造体の斜視図である。
図7中、61は実施の形態7の栽培用支柱構造体、62は支柱保持部、63は支柱立設部、64は緊縮性を備えて5段階に配設されている紐状伸縮材製の連結部材、65は対向する支柱14の上部間に緊縮性を備えて配設されている紐状伸縮材製の連結部材、66は合成樹脂製パイプ内部に紐状伸縮材が挿通され緊縮性と形状保持性を備えて支柱14の上部に配設されている連結部材、67はサンシェード、67Aはサンシェードの下端をバルコニーやベランダの手すり等に導く導索、68は簾、69は雨戸ケースである。
図7には、支柱保持部62を、上下2段の保持部材42Cに対して2組のT字型形状保持部材12F、4組の鳥居型形状保持部材22Bが配設して構成し、支柱保持部62に対して栽培容器46の底部46Bの方から保持部材42Cを伸ばしながら嵌め込み、鳥居型形状保持部材22Bの下部に配設されているパイプ状付設部材22Aに栽培容器46を載置させて栽培容器46に装着し、次に、支柱14に対して立設後に緊縮性を備えるように形成した連結部材64,65、及び、緊縮性と形状保持性を備えている連結部材66を各々配設して、中段で交差する部位を固縛部材6で固縛した後に、支柱14の下部を支柱保持部62のパイプ状嵌入部材12Dに各々嵌入させて、上部に桟44を取付けて立上げたことによって、支柱14を支柱保持部62に保持させた状態で支柱立設部63が立設されて栽培用支柱構造体61が組立てられ、最後にサンシェード67の上端を手前側の桟44に固定して下端に配設した導索67Aを前方のバルコニーの手すり等に固定してバルコニー等の上部を覆って日陰を作るように張設し、簾68を雨戸ケース69の前面に吊設していることが示されている。
これによって、鳥居型形状保持部材22B下部のパイプ状付設部材22Aに栽培容器46が載置されるとともに、保持部材42Cが栽培容器46の上下2ケ所を絞めつけるようにして支柱保持部62が装着され、その最外側の着地部位となるチーズ状付設部材12Eは栽培容器46の底部46Bより所定寸法外側に位置し、支柱立設部は、支柱14の交差部分が固縛部材6で固定されて三角形が形成されていて構造が堅固になり、さらに、配設された桟44が形状保持作用を有しているために支柱立設部63がしっかりと立設されており、支柱14の嵌入部分はパイプ状嵌入部材12Dで保護されるので竹製、間伐材製、園芸支柱製のいずれの場合も長期に使用でき、風等の力が掛かった時でも折れることや外れることがなく、支柱14を高くしても揺れ動くことが少なく、強風等で強い力が掛かった時には栽培容器46の外側に広がっている着地部位を支点として栽培容器46内の土の重み等が作用するので安定性が増強されていて栽培容器46ごと転倒するのを防ぐことができ、台風の際には栽培容器ごと横にして一時難を避けることができるので支柱を保持したままで栽培が継続でき、据置の向きの変更や場所の変更も容易に実施できる。
又、栽培用支柱構造体61は、植物を囲うように支柱14と連結部材64,65,66が配設されているので、植物の蔓、茎、実を内側に留める囲い込み作用に優れ、蔓や茎の支持、誘導、誘引に好適で、これによって栽培管理が効果的に行える。
その上、安定性が増強されているので、本来の目的と異なる役割を持つ部材を併設することができ、その一例としてサンシェード67、簾68を併設することによって、各々の取付け、取外し、及び栽培用支柱構造体ごとの移動が容易で、玄関や庭、戸、窓、外壁の前面等の所要場所に随時据置することができ、植物栽培を行いながら日除け、暑熱防止、プライバシー保護効果が得られ、特にバルコニーの床や雨戸ケース69が熱くなる時期の暑熱対策が施され、同時に、バルコニー上や雨戸ケースの前面で栽培する場合の植物の炎熱対策も図れ、図示していないが外壁や戸の前面を覆うように据置すれば暑熱防止効果が一層上がるとともに、栽培植物を照り返しから守る効果も得ることができる。
これらの効果が得られる栽培用支柱構造体61と簾等の日除け体や目隠し体の用途が広がるとともに、冷房の抑制による電力の節約が図れるという波及的効果が得られる。
ここでは、支柱保持部62の構成、装着手順と支柱立設部63の構成、立設手順を説明したが、予め前記のように構成された支柱保持部62、支柱立設部63をユーザーが購入して栽培容器46に支柱保持部62を装着して支柱立設部63を立設することによって栽培用支柱構造体61を容易に組立てることができ、商品としての支柱保持部62、支柱立設部63は各付属部材が配設されている状態のまま集束させることができ、管理、輸送、展示がしやすく、広く普及させることができる。
以上のように実施の形態7の栽培用支柱構造体は構成されているので、以下の作用が得られる。
(1)支柱保持部62は安価で様々な栽培容器46への装着が容易であり、支柱立設部63は立設及び取外しがごく容易で、立設後は支柱14が栽培容器を囲むように配設されている上に連結部材64,65,66によって蔓や茎を所要位置で支持及び誘導することができるので栽培管理が容易で効果的に行うことができ、実用性が高く、安定性が増強されて栽培容器46ごと転倒するのを防ぐことができ、台風等では栽培容器ごと横にして難を避けることができ、据置場所の変更等の際には容易に移動でき、低コスト性、汎用性、取扱性、栽培管理性、実用性、安定性に優れる。
(2)T字型形状保持部材12Fと鳥居型形状保持部材22Bが配設されて構成された支柱保持部62はそのまま折重ねて嵩を小さくすることができ、支柱立設部63は連結部材64,65,66が配設された状態のままで束ねることができ、いずれも管理、輸送、展示しやすい商品として製作、販売することができるので、購入したユーザーが栽培容器46に支柱保持部62を装着して、支柱立設部63を立設するだけで栽培用支柱構造体61を容易に組立てることができ、各部材や支柱保持部、支柱立設部を製作して、販売すれば広く普及することが見込まれ、商品性、普及促進性に優れる。
(3)栽培容器、支柱保持部、支柱立設部で構成されている栽培用支柱構造体61に対して簾等の日除け体や目隠し体を併設すれば、取付け取外しが容易になり、栽培容器ごと移動することもでき、玄関や庭、戸、窓等に随時据置することができ、本来の目的である植物栽培を行いながら暑熱対策やプライバシー保護が図れ、バルコニー上、雨戸ケース、外壁の前面等の日射で熱くなる場所でも炎熱対策を図りながら植物栽培を行うことができるので栽培用支柱構造体や簾等の用途が広がり、波及効果として冷房の抑制による電力の節約が図れ、設置容易性、居住環境性、用途開発性、省資源性に優れる。
(実施の形態8)
本発明の実施の形態8における栽培用支柱構造体について、以下図面を参照しながら説明する。尚、実施の形態1乃至7と同様のものには同一の符号を付して説明を省略する。
図8は実施の形態8における栽培用支柱構造体の斜視図である。
図8中、71は実施の形態8の栽培用支柱構造体、72は支柱保持部、72Aはエルボ状付設部材、72Bはパイプ状付設部材22Aの両端にエルボ状付設部材72Aが付設され、その上部口にパイプ状嵌入部材12Dが配設されて形成されたU字型形状保持部材、73は支柱立設部、74は支柱立設部73の上端に渡設された桟、75はルーバー型日除け体兼目隠し体、75Aはルーバー、76は窓枠、77は窓の手すりやフラワーポット、77Aは窓の手すりやフラワーポット77の外枠、77Bは同じく77の床部である。
図8には、上下2段の保持部材42Cに対して、4組のU字型形状保持部材72Bのパイプ状嵌入部材12Dをリング状嵌入部材42Aに嵌入することによって両者が組合わされて支柱保持部72が構成され、支柱保持部72に対して、栽培容器46の底部46Bの方から保持部材42Cを伸ばしながら嵌め込み、U字型形状保持部材72Bの下部に配設されているパイプ状付設部材22Aに栽培容器46を載置したことによって、U字型形状保持部材72Bのパイプ状嵌入部材12D同士を連結している保持部材42Cの緊縮力で栽培容器46を絞めつけた状態で支柱保持部72が装着されている。
次に、支柱14の上端を4本ずつ左右に集めて固縛部材6で固縛し、中段付近で交差する向こう側の2本と手前側の2本の交差部位を固縛部材6で各々固縛し、支柱14を支柱保持部72のパイプ状嵌入部材12Dに各々嵌入させて立ち上げ、桟44を上部に渡設して支柱立設部73を支柱保持部72に保持させて立設し、栽培ネット47を桟44に取付けて下端に桟45を取付けたことによって栽培用支柱構造体71が組立てられ、最後に、桟74を支柱の最上部に渡設してルーバー型日除け体兼目隠し体75を固定して吊設したことによって全体が完成され、窓枠76の外側に配設されている外枠77Aと床部77Bからなる窓の手すりやフラワースポット77に据置されていることが示されている。
尚、ここでは、支柱保持部72のU字型形状保持部材72Bを窓の手すりやフラワーポット77の床部77Bに着地させて据置しているが、床部の構造や幅寸法によっては床部に着地させることができない状況も想定され、その場合は外枠77Aと手前側の窓枠76の外壁78との間に支柱保持部72が装着された栽培容器46を挟設させることによって栽培用支柱構造体71を安定させた状態で固定させることができる。
このような構成によって、室内から栽培植物を観賞し管理することができ、ルーバー型日除け体兼目隠し体75が有する日除け、通風、目隠し作用による暑熱対策、プライバシー保護、栽培中の植物の炎熱対策を図ることができ、窓の手すりやフラワーポット77の外枠77Aと外壁78の間に設置されているために強い風が吹いても栽培容器46ごと転倒することがなく、台風等の時化や所要の時にはルーバー型日除け体兼目隠し体75を迅速に取外すことができるので栽培容器ごと移動させることができ、窓枠等に日除け体兼目隠し体を固定した場合よりも短時間で撤去できる。
尚、ここではルーバー75Aを外に対して下向けにして直射日光を遮蔽するように配設しているが、冬季等の寒い季節には裏返して吊設するだけでルーバー75Aを上向けにして採光するように配設することもでき、又、図8ではルーバー型日除け体兼目隠し体75を支柱立設部73の向こう側に吊設していることが示されているが、支柱立設部73の手前側の窓に近い場所に吊設することも容易で、これによって、栽培中の植物が強い直射日光を受けるのを避けることができ、ルーバー型日除け体兼目隠し体75の吊設位置の適宜変更によって栽培中の植物の順調な育成を図ることができる。
以上のように実施の形態8の栽培用支柱構造体は構成されているので、以下の作用が得られる。
(1)支柱保持部は安価で扱いやすく、構造で様々な形状や寸法の栽培容器への装着が容易であり、支柱立設部は取付けや取外しがごく容易で、安定性が増強されて栽培容器ごと転倒するのを防ぐことができ、強風時にはルーバー型日除け体兼目隠し体を撤去して横にして一時難を避けて支柱を保持したままで栽培を継続することや、所要時に全体を移動させることもでき、支柱が栽培容器の周囲を囲むように配設されている上に栽培ネットによって所要部位で蔓や茎を支持し、誘導することができるので栽培管理が容易で、低コスト性、汎用性、取扱性、安定性、栽培継続性、栽培管理性に優れる。
(2)支柱保持部は4つのU字型形状保持部材が配設されているが、不使用時に小さく畳むことができ、支柱立設部は連結部材が配設されて支柱が固縛された状態のままでも取外して束ねることができ、いずれも管理、輸送、展示がしやすい商品として製作、販売することによって、購入したユーザーが栽培容器に支柱保持部を装着して、支柱立設部を立設するだけで栽培用支柱構造体を容易に組立てることができ、これによって、広く普及させることができ、商品性、普及促進性に優れる。
(3)栽培容器、支柱保持部、支柱立設部、栽培ネットで構成されている栽培用支柱構造体に簾等の日除け体や目隠し体を併設することによって、簾等の取付け、取外しが容易になり、簾等を含む栽培用支柱構造体の移動が容易で、玄関、ベランダ、バルコニー等に随時据置され、これまではあまり据置されなかった窓の手すりやフラワーポット、外壁、戸や窓、雨戸ケースの前面等にも据置することができ、本来の目的である植物栽培における育成を順調に継続しながら、暑熱対策、採光、通風、プライバシー保護を図ることができるために、栽培用支柱構造体の用途が広がって普及が進み、日除け体や目隠し体の利用も広がり、その波及効果でクーラーの使用抑制による電力節約が図れ、設置容易性、居住環境性、用途開発性、省資源性に優れる。
(実施の形態9)
本発明の実施の形態9における栽培用支柱構造体について、以下図面を参照しながら説明する。尚、実施の形態1乃至8と同様のものには同一の符号を付して説明を省略する。
図9は実施の形態9における栽培用支柱構造体の斜視図である。
図9中、81は実施の形態9の栽培用支柱構造体、82は支柱保持部、82Aはゴム紐等の紐状伸縮材で形成されているリング状嵌入部材、82Bは同じく伸縮部材、82Cは栽培容器46の外周に配設されリング状嵌入部材82Aと伸縮部材82Bからなる保持部材、82Dは二つの栽培容器46の間に配設され図示していないリング状嵌入部材と伸縮部材からなる上下2段の中間保持部材、82Eは3本のT字型形状保持部材12Fの間をパイプ状付設部材22Aで連結して形成されているW字型形状保持部材、83は支柱立設部、84はゴム紐等の紐状伸縮材で形成され緊縮性を有して支柱14の外周に配設されている連結部材、85は中間仕切の連結部材、86は割竹等で形成され支柱立設部83の上部に渡設されて形状保持作用を有している桟、87は所要時に追設され、全体に被せるか天井部及び支柱14の上端から下方までの所要側面を覆って裾部を地面まで垂らして図示しない木材等を裾部に載置させて固定される寒冷紗やビニルシート製の覆いである。
図9には、図示していない4つのリング状嵌入部材とそれらを繋いでいる伸縮部材からなる上下2段の中間保持部材82Dの両端が栽培容器46の周囲に配設されている保持部材82Cに各々連結され、上下2段の保持部材82C、同じく中間保持部材82D、4組のI字型形状保持部材52B、4組のW字型形状保持部材82Eが組合わされて支柱保持部82が構成され、支柱保持部82に対して、中間保持部材82Dの手前側と向こう側において、各々栽培容器46を底部46Bの方から保持部材82C、中間保持部材82Dを伸ばしながら嵌め込み、W字型形状保持部材82Eの下部に配設されている2本連結のパイプ状付設部材22Aに各々栽培容器46を載置したことによって、二つの栽培容器46に対して1組の支柱保持部82が装着されている。
次いで、支柱14に、立設時に緊縮性を有するように形成した連結部材84,85を各3段に連結し、支柱同士の交差部を固縛部材6で固縛した後に、支柱保持部62のパイプ状嵌入部材12Dに各々嵌入させて立ち上げ、最後に4本の桟86を上部に矩形状に渡設したことによって、支柱立設部83が立設されて栽培用支柱構造体81が組立てられ、覆い87が全体に被さるように配設されていることが示されている。
この構成によって、保持部材82C、中間保持部材82D、I字型形状保持部材52B及び、W字型形状保持部材82Eで二つの栽培容器46を挟み込んで上下2ケ所で絞めつけ、支柱立設部83は支柱14の交差部が固縛部材6で固定され、形状保持作用を有する桟86が配設されて随所に三角形が形成されたことによって堅固に立設され、支柱14の嵌入部分はパイプ状嵌入部材12Dで保護されるので、竹製、間伐材製、園芸支柱製のいずれでも長期に使用でき、栽培容器を囲うように支柱14と連結部材84、桟86が配設されているために植物の支持、誘導、誘引が効果的に実施できる。の収穫量に対する栽培用支柱構造体の組立用設備投資が節減できる。
その上、風等の力が掛かった時には並列配置の栽培容器46内の土の重量等が作用するので安定度が高く、支柱14を高くしても揺れ動くことが少なく、蔓、茎、葉が茂る作物に好適で、強風時に栽培容器46ごと転倒するのを防ぐことができる。
このように安定性が増強されているので、栽培装置と異なる機能を持つ部材を併設することができる。その一例として、覆い87は、栽培用支柱構造体81全体に被せることができ、状況に応じて天井部や所要の側面に限定して被せることもでき、寒冷紗製の覆いは夏期等における日射の遮蔽による植物の炎熱対策に用いられ、ビニルシート製の覆いは冬期や春秋期等の温室効果によって寒冷対策や冷涼対策に用いることができる。
又、図示しないが、用途に応じて簾や寒冷紗製等のサンシェード等を併設することもでき、上端を4つの側面の上部に配設された4本の桟86の内の所要位置に吊設することによって、バルコニー上を覆うことや、外壁、雨戸ケースの前面等を覆って、日射の遮蔽による栽培植物自体の炎熱対策、及び、居住区の暑熱対策やプライバシー保護が図ることができ、これによって、栽培装置と簾やサンシェード等の用途が広がるとともに冷房抑制による電力の節約が図れるという波及的効果も得られる。
このように組立てられている栽培用支柱構造体81は通常の土耕栽培に用いることができるが、トマト等の水耕栽培にも好適に導入することができる。
水耕栽培では茎や葉が繁茂し多くの実がなることに適応できる支柱構造が望ましいが、栽培用支柱構造体81は、前記構成によって効果的に葉や実を囲い込み、支持し、誘導することができ、二つの栽培容器46の内部や上部等に、栽培種に適合する図示していない養液浸漬部、培地収納部、養液タンク等の育成装置を配設することによって、栽培面積比の支柱関連設備投資及び栽培管理作業の軽減が図れ、収穫量の増大が実現できる。
以上のように実施の形態9の栽培用支柱構造体は構成されているので、以下の作用が得られる。
(1)支柱保持部はシンプルに構成されてはいるが、二つの栽培容器にしっかり装着され、支柱立設部は支柱をパイプ状嵌入部材に嵌入するだけで堅固に立設することができ、規模の大きい栽培用支柱構造体を容易に組立てることができ、揺れや動くことが少なく、栽培容器ごと転倒するのを防ぐことができ、支柱立設に関わる設備投資と組立作業が軽減でき、取扱性、安定性、低コスト性、実用性に優れる。
(2)二つの栽培容器を囲むように支柱と連結部材が配設されているために、蔓や茎が伸びて葉が茂り、多くの実がなる植物の支持、誘導、誘引が効果的に実施でき、栽培装置の大型化による栽培管理作業の軽減が図れ、水耕栽培等の新しい技術に好適に適応でき、これによって、粗収穫量と栽培面積当たり収穫量の向上を図ることができ、栽培管理性、生産性、栽培効率性に優れる。
(3)植物の炎熱対策としての寒冷紗製の覆いや、寒冷対策、冷涼対策としてのビニルシート製の覆いが併設できる他、植物の炎熱対策としてのサンシェードや簾等の日除け体や目隠し体を随時配設することができ、機能性、栽培管理性、居住環境性に優れる。
(実施の形態10)
本発明の実施の形態10における栽培用支柱構造体について、以下図面を参照しながら説明する。尚、実施の形態1乃至9と同様のものには同一の符号を付して説明を省略する。
図10は実施の形態10における栽培用支柱構造体の斜視図である。
図10中、91は実施の形態10の栽培用支柱構造体、92は支柱保持部、92Aはゴム紐等の紐状伸縮材で形成されているリング状嵌入部材、92Bは同じく伸縮部材、92Cは栽培容器の外周に配設されリング状嵌入部材92Aと伸縮部材92Bからなる保持部材、93は支柱立設部、94は竹製、間伐材製、又は園芸支柱製の支柱、95はゴム紐等の紐状伸縮材で所定寸法にて配設され支柱94を相互に連結している連結部材、95Aは連結部材95に形成された容器内支柱用の連結用リング、96は合成樹脂製コンテナ型の栽培容器、96Aは上部フランジ、96Bは下部フランジ、96Cは補強リブ、97は所要によって配設される覆い、97Aは覆い97の支柱への取付部である。
図10には、栽培容器96の上部のフランジ96Aの直下と、下部のフランジ96Bの直上において、リング状嵌入部材92Aと伸縮部材92Aからなる保持部材92Cを各々配設し、2段の保持部材92Cの上下のリング状嵌入部材92Aに対して8組のI字型形状保持部材12Fのパイプ状嵌入部材12Dを各々嵌入して補強リブ96Cに当接させて安定した状態で配設して支柱保持部92を栽培容器96に装着し、次に、各支柱94の中段に立設時に緊縮性を有するように形成した連結部材64、及び、計6個の連結用リング95Aが形成されている連結部材95を配設して支柱立設部93を構成し、支柱94を各々支柱保持部92のパイプ状嵌入部材12Dに貫通させ下端を着地させて立ち上げたことによって、支柱立設部93が立設されて栽培用支柱構造体91が組立てられ、所要によって、覆い97が支柱94の中段から下方にかけて栽培容器97の上部まで被さるように配設されていることが示されている。
この構成で、合成樹脂製コンテナ型の栽培容器を用いることによって、安価で大きな容量と高い堅牢性が得られるので低コスト性と栽培効率性の向上を図ることができる。
組立後は、保持部材92Cによって上下2ケ所でI字型形状保持部材12Fを栽培容器96の補強リブ96Cに当接させて装着している支柱保持部92に保持されているために支柱94は強固に固定され、形状自体が安定度の高い栽培容器96内部に土や所要の機資材が備えられ、それらの重量が安定性を高めるように作用し、状況によってレンガ等の重量付加材を空きスペースに収容することによって安定性が高まり、支柱94を高くしても揺れ動くことが少なく、強風時に栽培容器96ごと転倒するのを防ぐことができる。
このように安定度が高いので、栽培装置としての機能拡張を図るための部材を追設することができ、用途によって、キャスター32Eを栽培容器96の下側に直接追設することによって向きの変更や移動が随時できるようになる。
又、風の抵抗が大きい覆い97を配設することができ、覆い97は支柱94の中段の取付部97Aによって支柱の内側に配設されて裾部が栽培容器96と上側の保持部材92Cとの間に挟まれて固定されているために風でなびくのを抑えることができ、寒冷紗製のものは日射の遮蔽による植物の炎熱対策に用いられ、ビニルシート製のものは温室効果によって寒冷対策や冷涼対策に用いることができる。
尚、実施の形態1から9までの支柱4,14は栽培植物を支えるために用いられるが、支柱94は主として覆いの併設に用いて、植物が支柱を要する場合には連結部材95に設けられている連結用リング95Aに容器内支柱を挿通させて立設でき、支柱94の上方にも同様の連結部材95、連結用リング95Aを配設すれば高い容器内支柱が立設できる。
一方、植物の丈が低く支柱を要しない場合には、支柱はその丈に合わせた高さがあればよく、実線で図示している程度か、さらに短い支柱を立設することができ、その場合は、実施の形態6、9に見られるように栽培用支柱構造体の上から被せて配設してもよい。
以上のように実施の形態10の栽培用支柱構造体は構成されているので、以下の作用が得られる。
(1)栽培容器として合成樹脂製コンテナを用いることによって、容量比が安価で、高い堅牢性を得ることができ、その活用で栽培効率を向上させることができ、低コスト性、堅牢性、栽培効率性に優れる。
(2)形状自体が安定度の高い合成樹脂製コンテナを用いて、パイプ状嵌入部材を補強リブに当接させて支柱保持部を装着しているので安定し、支柱立設部が堅固に立設され、植物の支えという本来の役割に加えて風圧を受けやすい覆い等の配設が可能になり、暑熱対策用の寒冷紗製の覆い、寒冷対策としてビニルシート製の覆いを配設することができ、覆い内部の温度調整による順調な育成が図れ、栽培管理性、生産性に優れる。
(3)栽培植物が支柱を要しない場合は、植物の丈相応の高さの支柱を立設して所要の空間を有する覆いを配設することによって取付け、取外し、交換を随時行うことができ、植物育成機能を高めて生産性向上を図ることができ、育成機能性、生産性に優れる。
本発明は、栽培容器に立設する支柱に関して、汎用性、低コスト性、取扱性、栽培管理性、実用性、安定性、移動性、省資源性に優れた画期的な栽培用支柱構造体を提供して植物栽培の技術向上と、栽培用機資材の販売増大に寄与することを目的としている。
その上で、安定度をより高めて、植物栽培とは別の機能を備えた部材を併設し、例えば簾等の日除け体兼目隠し体や温度調整用の覆いを併設して、玄関、庭、バルコニー等や、戸、窓、外壁等の前面に据置して、日除け、採光、通風、温度調節、目隠し作用を付加させて好適な育成環境と快適な居住環境を提供することによって、植物栽培装置と日除け体や各種シート等の用途を広げて普及を図り、それらを構成する竹や間伐材等の採取と加工に関わる林業や木材業、栽培容器、支柱、支柱保持部、支柱立設部、各種の日除け体やシート等の製造や販売に関わる仕事を創出して、産業振興に寄与できる、居住環境性、用途開発性、産業振興性に優れた栽培用支柱構造体を提供することを目的とする。
1,11,21,31,41,51,61,71,81 91 栽培用支柱構造体
2,12,22,32,42,52,62,72,82 92 支柱保持部
3,13,23,33,43,53 63 73,83 93 支柱立設部
4,14,94 支柱
5,15,16,24,34,35,36,54,55,64,65,66,84,85,95 連結部材
2A,12A,32A,42A,82A 92A リング状嵌入部材
2B,12B,32B,42B,82B 92B 伸縮部材
5A,97A 取付部
6 固縛部材
7,38,46,96 栽培容器
7A,38A,46A,96A,96B 栽培容器のフランジ
7B,46B 栽培容器の底部
12C,32C,42C,82C,92C 保持部材
12D パイプ状嵌入部材
12E チーズ状付設部材
12F T字型形状保持部材
17,25,56 誘導部材
22A パイプ状付設部材
22B 鳥居型形状保持部材
24A,25A,35A,52F,54A,95A 連結用リング
26 容器内支柱
32D 鉢皿
32E キャスター
44,45,74,86 桟
47 栽培ネット
52A キャップ状付設部材
52B I字型形状保持部材
52C 山型形状保持部材
52D 板状体
52E 容器内支柱連結部材
57,87,97 覆い
67 サンシェード
67A 導索
68 簾
69 雨戸ケース
72A エルボ状付設部材
72B U字型形状保持部材
75 ルーバー型日除け体兼目隠し体
75A ルーバー
76 窓枠
77 窓の手すりやフラワーポット
77A 窓の手すりやフラワーポットの外枠
77B 窓の手すりやフラワーポットの床部
78 外壁
82D 中間保持部材
82E W字型形状保持部材
96C 補強リブ

Claims (7)

  1. 栽培容器と、支柱を保持する支柱保持部と、支柱立設部からなる栽培用支柱構造体において、該支柱を保持する支柱保持部がゴム紐やゴム材を被覆して形成されたゴム入り組紐等の紐状伸縮材を用いて構成され、該支柱立設部が栽培容器の外側に立設されていることを特徴とする栽培用支柱構造体。
  2. 支柱保持部が紐状伸縮材を用いて形成されたリング状嵌入部材及び/又はパイプ状嵌入部材を備えていることを特徴とする請求項1に記載の栽培用支柱構造体。
  3. 支柱立設部が紐状伸縮材を用いて形成された連結部材及び/又は誘導部材が配設されていることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の栽培用支柱構造体。
  4. 栽培容器の内側に立設された容器内支柱が支柱立設部に連結されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の栽培用支柱構造体。
  5. 支柱保持部が棒状体、板状体、パイプ、キャップ、エルボ、チーズ、キャスター等の付設部材や該付設部材が用いられて形成された形状保持部材を備えていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の栽培用支柱構造体。
  6. 合成樹脂製コンテナ型の栽培容器を備えていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の栽培用支柱構造体。
  7. 温度調整用の覆いや簾等の日除け体兼目隠し体が併設されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の栽培用支柱構造体。

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