JP2015084679A - Combine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、コンバインに係るものである。 The present invention relates to a combine.
従来、機体フレームの下方に走行装置を設け、機体フレームの上側に脱穀装置を設け、脱穀装置に操縦部の側方に位置する搬送エレベーターを介して刈取装置を設け、該刈取装置を、左右の側板と底板と後板により構成したテーブルに、リールと第一刈刃とオーガとを設けた構成とし、前記オーガフレームの後板の後方には第二刈刃を設け、第二刈刃は直線状の支持アームの先端に取付け、支持アームの基部を搬送エレベーターの下方の機体フレームに回動自在に取付け、搬送エレベーターの第二刈刃の刈刃フレームの左右両側および中央部を第二刈刃支持フレームにより吊設した構成は、公知である(特許文献1)。 Conventionally, a traveling device is provided below the fuselage frame, a threshing device is provided on the upper side of the fuselage frame, and a reaping device is provided on the threshing device via a transport elevator located on the side of the control unit. A table constituted by a side plate, a bottom plate, and a rear plate is provided with a reel, a first cutting blade, and an auger. A second cutting blade is provided behind the rear plate of the auger frame, and the second cutting blade is a straight line. The support arm is attached to the tip of the support arm, the base of the support arm is pivotally attached to the machine frame below the transfer elevator, and the left and right sides and the center of the cutting blade frame of the second cutting blade of the transfer elevator are the second cutting blade. The structure suspended by the support frame is well-known (patent document 1).
前記公知例は、左右一対の支持フレームにより刈刃フレームの左右両側を支持する構成のため、一方の縦支持フレームが障害物等に接触すると、第二刈刃が傾斜するという課題がある。
本願は、第二刈刃の支持構成を工夫し、第二刈刃の水平状態の保持を簡素にできるように工夫したものである。
The known example has a configuration in which the left and right sides of the cutting blade frame are supported by a pair of left and right support frames. Therefore, when one vertical support frame comes into contact with an obstacle or the like, the second cutting blade is inclined.
In the present application, the support structure of the second cutting blade is devised so that the horizontal state of the second cutting blade can be kept simple.
請求項1記載の発明は、走行装置2の上側に備える機体フレーム1上に脱穀装置3を設け、該脱穀装置3の前方に搬送エレベーター15を介して接続される刈取装置4を設け、該刈取装置4を、オーガフレーム11に、リール12と第一刈刃13とオーガ10とを設けた構成とし、前記オーガフレーム11の後方には支持機構21を介して機体フレーム1に支持された第二刈刃20を設け、前記支持機構21は複数の縦方向の縦支持フレーム22の下部に第二刈刃20を取付けた横方向の刈刃フレーム23を取付けて構成し、複数の縦支持フレーム22のうちの一つは刈刃フレーム23に長さ固定状態に取付け、残りの縦支持フレーム22は長さ変更可能に刈刃フレーム23に取付けたコンバインとしたものであり、固定状態に刈刃フレーム23に取付けた縦支持フレーム22を除いて、縦支持フレーム22の長さを変更調節し、第二刈刃20の水平調節を行う。
請求項2記載の発明は、前記固定縦支持フレーム22は、刈刃フレーム23に溶接により長さ固定状態に取付け、長さ変更可能縦支持フレーム22はボルト24により刈刃フレーム23に取付けたコンバインとしたものであり、固定状態に取付ける固定縦支持フレーム22の下部を刈刃フレーム23に溶接固定し、長さ変更可能縦支持フレーム22の下部をボルト24により刈刃フレーム23に取付ける。
請求項3記載の発明は、前記複数の縦支持フレーム22のうち、中央縦支持フレーム22は、その左右幅を、他の縦支持フレーム22に比し細く形成したコンバインとしたものであり、刈刃フレーム23の中央部分は他の縦支持フレーム22に比し左右幅を細く形成した中央縦支持フレーム22により支持する。
請求項4記載の発明は、前記複数の縦支持フレーム22のうち、中央縦支持フレーム22は、板形状の板状ステー50により刈刃フレーム23に取付け、外側縦支持フレーム22は箱状ステー51により取付けたコンバインとしたものであり、中央の中央縦支持フレーム22は、板形状の板状ステー50により刈刃フレーム23に取付け、外側縦支持フレーム22は箱状ステー51により取付ける。
請求項5記載の発明は、前記支持機構21は、刈刃フレーム23の左右両側および中央付近を縦支持フレーム22により支持する構成とし、左側の縦支持フレーム22を刈刃フレーム23に溶接固定して前記固定縦支持フレーム22として第二刈刃20の伝動機構Dを取付け、中央縦支持フレーム22と右側の縦支持フレーム22を長さ変更可能縦支持フレーム22としたコンバインとしたものであり、左側の縦支持フレーム22の下部を刈刃フレーム23に溶接固定して固定縦支持フレーム22とすると共に、この固定縦支持フレーム22に伝動機構Dを取付け、中央縦支持フレーム22と右側縦支持フレーム22の下部を高さ調節可能に刈刃フレーム23に取付ける。
請求項6記載の発明は、前記固定縦支持フレーム22の上部に中間出力軸30を軸装し、中間出力軸30にはエンジン31からの回転を入力すると共に、中間出力軸30に入力した回転運動を往復正逆回転運動に変換する運動変換機構部33を中間出力軸30に設け、運動変換機構部33の動力を第二刈刃20へ伝達する伝動機構Dを設け、前記中間出力軸30へのエンジン31からの回転入力は、搬送エレベーター15の内側に設けたチェン41により行う構成としたコンバインとしたものであり、固定縦支持フレーム22の上部の中間出力軸30にはエンジン31からの回転が入力され、入力された回転運動を運動変換機構部33により往復正逆運動に変換し、往復正逆運動を第二刈刃20に伝動機構Dにより伝達されて第二刈刃20が駆動される。
According to the first aspect of the present invention, the
According to a second aspect of the present invention, the fixed
According to a third aspect of the present invention, of the plurality of
According to a fourth aspect of the present invention, of the plurality of
According to the fifth aspect of the present invention, the
According to the sixth aspect of the present invention, an
請求項1記載の発明では、支持機構21の縦支持フレーム22の長さを変更調節することにより、第二刈刃20の水平調節を行うことができ、これにより、第二刈刃20を組み立てる際の誤差を吸収して取付精度を向上させることができ、組立および取付精度の向上と組立の容易化を両立させることができ、また、縦支持フレーム22が障害物に接触した場合に、縦支持フレーム22の長さを長短に変更調節することにより、第二刈刃20の水平調節を容易に行うことができる。
請求項2記載の発明では、固定状態に取付ける固定縦支持フレーム22の下部を刈刃フレーム23に溶接固定し、長さ変更可能縦支持フレーム22の下部をボルト24により刈刃フレーム23に取付けているので、刈刃フレーム23の水平調節を容易にできる。
請求項3記載の発明では、刈刃フレーム23の中央部分は他の縦支持フレーム22に比し左右幅を細く形成しているので、切断穀稈の通り抜けを良好にでき、支持機構21に切断穀稈が滞留するのを抑制できる。
請求項4記載の発明では、中央縦支持フレーム22は板形状の板状ステー50により取付けているので、切断穀稈の通り抜けを良好にでき、外側縦支持フレーム22は箱状ステー51により取付けているので、支持剛性を高めることができる。
請求項5記載の発明では、刈刃フレーム23の左右両側および中央付近を縦支持フレーム22により支持しているので、支持剛性を向上させることができ、第二刈刃20の水平状態の保持を良好にできると共に、左側縦支持フレーム22を刈刃フレーム23に溶接固定して前記固定縦支持フレーム22として伝動機構Dを取付けているので、第二刈刃20の作動を安定させることができ、また、中央縦支持フレーム22と右側縦支持フレーム22を長さ変更可能縦支持フレーム22としているので、水平調節を容易にできる。
請求項6記載の発明では、チェン41のカバーを不要にすることができる。
In the first aspect of the invention, the horizontal adjustment of the
According to the second aspect of the present invention, the lower part of the fixed
In the third aspect of the present invention, the central portion of the
In the invention according to
In the fifth aspect of the present invention, since the left and right sides and the vicinity of the center of the
In the invention of
本発明の一実施例を図面により説明すると、1は刈り取った圃場の穀稈を投入して脱穀する所謂汎用コンバインの機体フレーム、2は機体フレーム1の下方に設けた走行装置、3は機体フレーム1の上方に設けた脱穀装置、4は刈取装置、5はグレンタンク、6は操縦部である。
刈取装置4は、側板とオーガ10の下方に位置する底板と後板により構成したオーガフレーム11に、リール12と、第一刈刃13を設けて構成する。
オーガフレーム11には搬送エレベーター15の先端を取付け、搬送エレベーター15の基部は脱穀装置3の脱穀室に接続する。前記オーガフレーム11は前記操縦部6のすぐ前方に位置させ、前記搬送エレベーター15は前記操縦部6の側部に位置させる。
また、刈取装置4は、搬送エレベーター15と共に、刈取上下シリンダ(図示省略)により搬送エレベーター15の基部側を回動中心にして上下するように構成している。
DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 is a machine frame of a so-called general-purpose combine that throws cereal grains from a harvested field, 2 is a traveling device provided below the
The
The
The reaping
前記オーガフレーム11の後方には第二刈刃20を設ける。第二刈刃20は、支持機構(第二刈刃支持機構)21により取付ける。第二刈刃支持機構21は複数の縦方向の縦支持フレーム22の下部に第二刈刃20を取付けた横方向の刈刃フレーム23を取付け、複数の縦支持フレーム22のうちの一つは刈刃フレーム23に長さ固定状態に取付け、他の縦支持フレーム22は長さ変更可能に刈刃フレーム23に取付ける。
そのため、第二刈刃20の左右側における地面に対する高さを同じにする水平調節可能となり、美麗な刈跡にする。
固定縦支持フレーム22(22A)は、刈刃フレーム23に溶接により長さ固定状態に取付け、長さ変更可能縦支持フレーム22(22B)はボルト24により刈刃フレーム23に取付け、ボルト24の取付位置を変更することにより、長さを変更し、第二刈刃20の高さ調節を行う。
なお、高さ調節する構成は任意であるが、ボルト24を縦長の長孔25(図5)に挿通して固定する構成、あるいは、複数の挿通孔に選択的に挿通固定させる構成でもよい。
26は縦支持フレーム22のボス部、27は機体フレーム1の取付部である。
A
Therefore, it becomes possible to adjust the level of the
The fixed vertical support frame 22 (22A) is attached to the
In addition, although the structure which adjusts height is arbitrary, the structure which penetrates and fixes the volt |
前記複数の縦支持フレーム22のうち、固定縦支持フレーム22(22A)に第二刈刃20への伝動機構Dを取付ける。
そのため、縦支持フレーム22は刈刃フレーム23に固定しているので、伝動機構Dを支持するのに十分な取付強度を確保でき、また、伝動機構Dの軸間距離の変化も抑制でき、伝動機構Dの作動を安定させられる。
伝動機構Dの構成は任意であるが、一例を示すと、固定縦支持フレーム22Aの上部に中間出力軸30を軸装し、中間出力軸30にはエンジン31からの回転が伝達される。中間出力軸30の外端には、回転運動を往復正逆回転運動に変換する運動変換機構部33を設ける。中間出力軸30は運動変換機構部33へ駆動回転を入力する入力軸として作用し、運動変換機構部33に前後方向の伝動軸35の基部のフォーク部36を着脱自在に取付ける。伝動軸35の先端にはアーム37の基部を取付け、アーム37の先端は前記第二刈刃20側に取付ける(図2,図3)。
The transmission mechanism D to the
For this reason, since the
The configuration of the transmission mechanism D is arbitrary, but as an example, the
なお、第一刈刃13は刈取装置4の上昇により駆動伝達が停止されるので、第一刈刃13と第二刈刃20は夫々別の伝動経路により伝達されるが、第一刈刃13への伝動機構は第二刈刃20の伝動機構Dと同様な構成であり、同一符号により説明している。
前記中間出力軸30の内端側には従動歯車40を設け、従動歯車40に前記搬送エレベーター15からの回転を伝達するチェン41を掛け回す。42は搬送エレベーター15の駆動軸、43は駆動軸42に設けた歯車であり、歯車43と従動歯車40との間にチェン41を掛け回している。
チェン41は搬送エレベーター15の駆動軸42と中間出力軸30の間に設けているので、搬送エレベーター15が駆動軸42を支点に上下するので、チェン41と中間出力軸30の軸間距離は変化せず、この点でも、構成を簡素にする。
図示は省略するが、第二刈刃20に回転伝達するチェン41を搬送エレベーター15の内側に設けると、構成が簡素になり、好適である。
In addition, since the drive transmission of the
A driven
Since the
Although illustration is omitted, it is preferable that the
即ち、仮に、搬送エレベーター15の外側にチェン41を設けると、未刈り穀稈がチェン41に絡まることがあり、チェン41を包囲するカバーが必要となるが、上下する搬送エレベーター15の側方と上下しない中間出力軸30の間のチェン41を包囲する形状とすることになり、本願では、カバーの設置構成が不要になって、構成を簡素にする。
また、前記運動変換機構部33を含めた伝動機構Dも搬送エレベーター15の内側に設けると、伝動機構Dのカバーの設置構成が不要になって、構成を簡素にして、好適である。
前記複数の縦支持フレーム22のうち、中央の中央縦支持フレーム22は、その幅(左右幅)を、他の縦支持フレーム22に比し細く形成する(図4)。
That is, if the
Further, if the transmission mechanism D including the motion
Among the plurality of vertical support frames 22, the central
そのため、第二刈刃20が切断した切断穀稈が中央縦支持フレーム22へ当接したり、絡まったりする干渉を抑制することができ、切断穀稈の通り抜けを良好にし、切断穀稈の停滞を防止する。
前記複数の縦支持フレーム22のうち、中央の中央縦支持フレーム22は、板形状の板状ステー50により刈刃フレーム23に取付け、外側縦支持フレーム22は箱状ステー51により取付ける。
そのため、中央縦支持フレーム22の板状ステー50への切断穀稈の干渉を抑制し、通り抜けを良好にし、切断穀稈の停滞を防止する。
また、外側縦支持フレーム22は箱状ステー51により取付けているので、支持強度を充分確保する。
For this reason, it is possible to suppress the interference of the cut chopsticks cut by the
Among the plurality of vertical support frames 22, the central central
Therefore, the interference of the cut culm to the plate-
Further, since the outer
本実施形態では、縦支持フレーム22は3本とし、左側縦支持フレーム22を前記固定縦支持フレーム22(22A)として刈刃フレーム23に溶接固定して伝動機構Dを取付け、中央縦支持フレーム22と右側縦支持フレーム22を長さ変更可能縦支持フレーム22(22B)とし、それぞれ、刈刃フレーム23の板状ステー50と箱状ステー51にボルト24により取付位置変更自在に取付け、高さ調節可能にしている。前記長孔25は板状ステー50および箱状ステー51に設け、長孔24内を長さ方向にボルト24を移動させて長さを調節する。
左側の縦支持フレーム22が固定縦支持フレーム22(22A)として刈刃フレーム23に溶接固定しているので、ボルト等の突起物が存在せず、未刈り穀稈が引っ掛かり(絡み付き)を抑制する。
52は固定縦支持フレーム22(22A)に設けた支持部材であり、支持部材52は前記伝動軸35を支持する。
In this embodiment, there are three vertical support frames 22, the left
Since the left
A
前記複数の縦支持フレーム22の間の刈刃フレーム23には、カバー53を設ける(図5)。カバー53は第二刈刃20を後方に延長するような形状の水平部54と水平部54に続いて後下がりに傾斜させた傾斜部55を有して構成する。
そのため、第二刈刃20により切断された切断穀稈はカバー53により後方へ誘導され、刈刃フレーム23への切断穀稈の絡み付きを抑制する。
前記カバー53は、前記左側縦支持フレーム22の下部と前記板状ステー50と箱状ステー51とに夫々溶接固定する構成とすると(図6)、カバー53は刈刃フレーム23の強度メンバーとなって、第二刈刃20の支持剛性を向上させられる。
また、カバー53は、図8のように、刈刃フレーム23と相俟って断面形状を箱形形状にすると、第二刈刃支持機構21の剛性を向上させると共に、穀稈の引っ掛かりおよび停滞を抑制して、好適である。
また、カバー53は、単体で箱形形状に形成してもよい。
A
Therefore, the cut culm cut by the
When the
Further, when the
Further, the
前記第二刈刃20は、刈刃フレーム23と搬送エレベーター15とを連結部材60により連結する。
連結部材60は、例えば、連結部材60と搬送エレベーター15との何れか一方に長孔61を設け、この長孔61に係合ピン62を係合させ、刈取装置4が刈取作業範囲で上下するときには、第二刈刃20は上下せず、圃場穀稈の根元側を切断して刈り取りし、機体を旋回させるとき等の刈取装置4を上昇させたときには、刈取装置4の上昇に伴って連結部材60が刈刃フレーム23を吊り上げ牽引して第二刈刃20を上昇させる構成としている。
連結部材60の下部は、中間出力軸30より離れた刈刃フレーム23側または縦支持フレーム22側に軸65により取付ける。
連結部材60の回動支点である中間出力軸30より離れた部位に連結部材60の下部を取り付けると、吊り荷重を減少させられる。
即ち、第二刈刃20の回動中心である中間出力軸30に接近した箇所を連結部材60よって吊り支持すると、吊り荷重が増加するが、中間出力軸30より離れた部位に連結部材60の下部を取り付けているので、吊り荷重を減少させられる。
The
For example, the connecting
The lower portion of the connecting
When the lower part of the connecting
That is, when the portion close to the
連結部材60の下部は、刈刃フレーム23の左右中央部分に取付けると、第二刈刃20の中央部分を上方牽引するので、第二刈刃20を牽引する際の荷重バランスを良好になる。
特に、前記伝動機構Dを搬送エレベーター15の内側で、第二刈刃20の中央付近に配置すると、左右の重量バランスを良好にして、第二刈刃20の上下を円滑にし、耐久性の低下を抑制する。
前記連結部材60は、第二刈刃20を最下方位置にしたときに、オーガフレーム11の後板と平行状態に配置する。
そのため、第二刈刃20の上下動時の動きが少なくなるため、干渉や、連結部材60の制約が少なくなる。
When the lower part of the connecting
In particular, when the transmission mechanism D is disposed inside the
The connecting
Therefore, since the movement of the
長孔61に係合する係合ピン62は、搬送エレベーター15側に取付ける。
そのため、搬送エレベーター15と共に刈取装置4が上昇すると、連結部材60の上部は搬送エレベーター15の剛体部に設けた係合ピン62により強固に支持される。
オーガフレーム11側に係合ピン62を設け、連結部材60の上部をオーガフレーム11側により支持すると、オーガフレーム11側の剛体部により支持でき、好適である。
図中、70はミッションケース、71はホイールケースである。
The
Therefore, when the
If the
In the figure, 70 is a mission case and 71 is a wheel case.
(実施形態の作用)
走行装置2により機体を走行させると、リール12が回転し、未刈稈を掻き込み、掻込んだ穀稈を第一刈刃13で刈取り、刈取った穀稈および穀粒を回転するオーガオーガ10により集めて搬送エレベーター15内へ供給され、搬送エレベーター15により脱穀装置3へ供給されて脱穀される。
刈取装置4のオーガフレーム11の後方に第二刈刃20を設けているので、前記第一刈刃13が刈り残した残存穀稈を第二刈刃20が刈り取る。第一刈刃13により刈り取る穀稈長さが長いと、刈り取った穀稈を投入して脱穀する脱穀装置3の負荷を大きくするので、必要分第一刈刃13により刈り取って脱穀装置3へ供給し、残した残存穀稈を第二刈刃20が刈り取るのである。
第二刈刃20は、複数の縦方向の縦支持フレーム22の下部に第二刈刃20を取付けた横方向の刈刃フレーム23を取付け、複数の縦支持フレーム22のうちの一つは刈刃フレーム23に長さ固定状態に取付け、他の縦支持フレーム22は長さ変更可能に刈刃フレーム23に取付けた第二刈刃支持機構21により支持しているので、第二刈刃20の左右側における高さを同じにして、水平調節可能となり、美麗な刈跡にする。
(Operation of the embodiment)
When the machine is driven by the traveling
Since the
The
また、第二刈刃20の左右方向の水平状態の調節を行えるので、第二刈刃支持機構21の各縦支持フレーム22の製造誤差および組付誤差を吸収でき、製造および組立を容易にする。
固定縦支持フレーム22(22A)は、刈刃フレーム23に溶接により長さ固定状態に取付けているので、第二刈刃支持機構21の支持剛性を向上させると共に、刈刃フレーム23の姿勢を安定させた状態で長さ変更可能縦支持フレーム22(22B)をボルト24によって取付られ、取付作業を容易にし、第二刈刃支持機構21の組立および高さ調節(水平調節)作業を容易にする。
複数の縦支持フレーム22のうち、固定縦支持フレーム22(22A)に第二刈刃20への伝動機構Dを取付けているので、伝動機構Dを支持するのに十分な取付強度を確保でき、また、伝動機構Dの軸間距離の変化も抑制でき、伝動機構Dの作動を安定させられる。
Further, since the horizontal state of the
Since the fixed vertical support frame 22 (22A) is attached to the
Since the transmission mechanism D to the
伝動機構Dは、固定縦支持フレーム22(22A)の上部にエンジン31からの回転が伝達される中間出力軸30を軸装し、中間出力軸30には、回転運動を往復正逆回転運動に変換する運動変換機構部33を設け、運動変換機構部33に前後方向の伝動軸35の基部を着脱自在に取付け、伝動軸35の先端にはアーム37の基部を取付け、アーム37の先端は前記第二刈刃20側に取付けているので、エンジン31からの回転が中間出力軸30に伝達され、中間出力軸30に伝達された回転運動を運動変換機構部33により往復正逆回転運動に変換して伝動軸35を往復正逆回転させ、伝動軸35の往復正逆回転によりアーム37が左右往復移動して第二刈刃20を左右往復移動させて、穀稈を切断する。
In the transmission mechanism D, an
中間出力軸30の内端側には従動歯車40を設け、従動歯車40に前記搬送エレベーター15からの回転を伝達するチェン41を掛け回しており、チェン41は搬送エレベーター15の駆動軸42と中間出力軸30との間に設けているので、搬送エレベーター15が駆動軸42を支点に上下しても、チェン41と中間出力軸30の軸間距離は変化せず、この点でも、構成を簡素にする。
チェン41は搬送エレベーター15の内側に設けると、チェン41を包囲するカバーが不要になって、構成が簡素になる。
第二刈刃20に駆動を伝達する運動変換機構部33を含めた伝動機構Dを搬送エレベーター15の内側に設けると、伝動機構Dのカバーの設置構成が不要になって、構成を簡素にして、好適である。
A driven
If the
If the transmission mechanism D including the motion
複数の縦支持フレーム22のうち、中央の中央縦支持フレーム22は、その幅(左右幅)を、他の縦支持フレーム22に比し細く形成しているので、第二刈刃20が切断した切断穀稈の中央縦支持フレーム22への当接や絡まりする等の干渉を抑制することができ、切断穀稈の通り抜けを良好にし、切断穀稈の停滞を防止する。
複数の縦支持フレーム22のうち、中央縦支持フレーム22は、板形状の板状ステー50により刈刃フレーム23に取付けているので、中央縦支持フレーム22の板状ステー50への切断穀稈の干渉を抑制し、通り抜けを良好にし、切断穀稈の停滞を防止する。
また、外側縦支持フレーム22は箱状ステー51により取付けているので、支持強度を充分確保する。
Of the plurality of vertical support frames 22, the central central
Among the plurality of vertical support frames 22, the central
Further, since the outer
本願の第二刈刃支持機構21は、3本の縦支持フレーム22を有し、左側縦支持フレーム22を固定縦支持フレーム22(22A)として刈刃フレーム23に溶接固定して伝動機構Dを取付け、中央縦支持フレーム22と右側縦支持フレーム22を長さ変更可能縦支持フレーム22(22B)とし、それぞれ、刈刃フレーム23の板状ステー50と箱状ステー51にボルト24により取付位置変更自在に取付け、高さ調節可能にしているので、左側の固定縦支持フレーム22(22A)により伝動機構Dの支持を確実にすると共に、中央縦支持フレーム22と右側縦支持フレーム22の長さ変更可能縦支持フレーム22(22B)を、刈刃フレーム23に取付ける際の刈刃フレーム23の姿勢を安定させて作業を行えるので、組立およびに水平調節作業を容易にする。
刈刃フレーム23の上面側にはカバー53を設けているので、第二刈刃20により切断された切断穀稈はカバー53により後方へ誘導され、刈刃フレーム23への切断穀稈の絡み付きを抑制する。
The second cutting
Since the
カバー53は、左側縦支持フレーム22の下部と前記板状ステー50と箱状ステー51とに夫々溶接固定して取付けると、第二刈刃20の水平調節を可能としつつ、カバー53は刈刃フレーム23の強度メンバーとなって、第二刈刃20の支持剛性を向上させられる。
第二刈刃20は、刈刃フレーム23と搬送エレベーター15とを連結部材60により連結して構成しているので、刈取装置4が刈取作業範囲で上下するときには、第二刈刃20は上下せず、圃場穀稈の根元側を切断して刈り取りし、機体を旋回させるとき等の刈取装置4を上昇させたときには、刈取装置4の上昇に伴って連結部材60が吊り上げ牽引して第二刈刃20を上昇させる。
連結部材60は、例えば、連結部材60と搬送エレベーター15との何れか一方に長孔61を設け、この長孔61に係合ピン62を係合させているので、刈取装置4が刈取作業範囲で上下するときには、長孔61内を係合ピン62が上下して、第二刈刃20を上下させない。
When the
Since the
For example, the connecting
機体を旋回させるとき等の刈取装置4を上昇させるときには、長孔61の上部に係合ピン62が係合し、刈取装置4の上昇に伴って連結部材60が吊り上げ牽引して第二刈刃20を上昇させる。
刈取装置4を下降させると、第二刈刃20は自重により下降し、図示は省略するが、所定位置に設けたストッパにより刈取装置4を所定高さに維持して、残存穀稈を刈取する。
この連結部材60の下部は、刈刃フレーム23の左右中央部分に取付けているので、第二刈刃20の中央部分を上方牽引するので、第二刈刃20を牽引する際の荷重バランスを良好になる。
特に、前記伝動機構Dを搬送エレベーター15の内側で、第二刈刃20の中央付近に配置すると、左右の重量バランスを良好にして、第二刈刃20の上下を円滑にし、耐久性の低下を抑制する。
When the
When the
Since the lower part of this connecting
In particular, when the transmission mechanism D is disposed inside the
連結部材60の下部は、刈刃フレーム23側または縦支持フレーム22側に軸65により取付けているので、連結部材60の回動支点を刈刃フレーム23側または縦支持フレーム22側に設けることになり、少ない荷重で第二刈刃20を上下させられる。
連結部材60は、第二刈刃20を最下方位置にしたときに、オーガフレーム11の後板と平行状態に配置しているので、第二刈刃20の上下動時の動きが少なくなるため、干渉や、連結部材60の制約が少なくなる。
なお、前記した各実施例は、理解を容易にするために、個別または混在させて図示および説明しているが、これらの実施例は夫々種々組合せ可能であり、これらの表現によって、構成・作用等が限定されるものではなく、また、相乗効果を奏する場合も勿論存在する。
Since the lower part of the connecting
Since the connecting
Each of the above-described embodiments is illustrated and described separately or mixed for easy understanding. However, these embodiments can be combined in various ways, and these expressions can be used for configuration and operation. However, there is a case where a synergistic effect is obtained.
1…フレーム、2…走行装置、3…脱穀装置、4…刈取装置、5…グレンタンク、6…操縦部、10…オーガ、11…オーガフレーム、12…リール、13…第一刈刃、15…搬送エレベーター、20…第二刈刃、21…支持機構(第二刈刃支持機構)、22…縦支持フレーム、23…刈刃フレーム、24…ボルト、25…長孔、26…ボス、27…取付部、30…中間出力軸、31…エンジン、33…運動変換機構部、35…伝動軸、36…フォーク部、37…アーム、40…従動歯車、41…チェン、42…駆動軸、43…歯車、50…板状ステー、51…箱状ステー、53…カバー、54…水平部、55…傾斜部、60…連結部材、61…長孔、62…係合ピン、65…軸、66…軸。 DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Frame, 2 ... Traveling device, 3 ... Threshing device, 4 ... Mowing device, 5 ... Glen tank, 6 ... Steering part, 10 ... Auger, 11 ... Auger frame, 12 ... Reel, 13 ... First cutting blade, 15 Transfer elevator, 20 second cutting blade, 21 support mechanism (second cutting blade support mechanism), 22 vertical support frame, 23 cutting blade frame, 24 bolt, 25 long hole, 26 boss, 27 DESCRIPTION OF SYMBOLS ... Installation part, 30 ... Intermediate output shaft, 31 ... Engine, 33 ... Motion conversion mechanism part, 35 ... Transmission shaft, 36 ... Fork part, 37 ... Arm, 40 ... Driven gear, 41 ... Chain, 42 ... Drive shaft, 43 ... Gears, 50 ... Plate-like stays, 51 ... Box-like stays, 53 ... Covers, 54 ... Horizontal parts, 55 ... Inclined parts, 60 ... Connecting members, 61 ... Long holes, 62 ... Engaging pins, 65 ... Shafts, 66 …axis.
Claims (6)
Priority Applications (1)
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JP2013224143A JP2015084679A (en) | 2013-10-29 | 2013-10-29 | Combine |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=53048192
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108214952A (en) * | 2017-12-27 | 2018-06-29 | 青岛高测科技股份有限公司 | A kind of full-automatic distributed polysilicon excavation machine and evolution method |
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2013
- 2013-10-29 JP JP2013224143A patent/JP2015084679A/en active Pending
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CN108214952A (en) * | 2017-12-27 | 2018-06-29 | 青岛高测科技股份有限公司 | A kind of full-automatic distributed polysilicon excavation machine and evolution method |
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