JP2015082831A - 無線通信装置、無線通信方法、および無線通信システム - Google Patents

無線通信装置、無線通信方法、および無線通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】最適な周波数が選択されていないという問題を解消すること。
【解決手段】取得部111は、D2D通信をおこなう各端末の位置情報および移動速度を取得する。算出部112は、D2D通信をする端末の位置情報に基づき端末間距離および端末移動速度を算出する。判定部113は、算出部112から受け付けた端末間距離および端末移動速度に基づきD2D通信を開始するか否かを決定する。選択部114は、D2D通信をおこなう端末間の距離に基づき使用する周波数を選択する。通知部115は、選択部114により選択された周波数を受け付け、通信I/F101を介して各端末へ周波数情報を通知する。
【選択図】図5

Description

本発明は、無線通信装置、無線通信方法、および無線通信システムに関する。
最近ではブルートゥース、WLAN(Wireless Local Area Network)、フェムトセル等の多くの無線通信技術が広く普及している。こうした無線通信には通信する端末間を有線で接続するという煩わしさがない。また、無線接続を容易に設定できるため、ユーザにとって利便性が高い。
しかし、これらの各無線通信は解決すべき問題を抱えている。例えば、ブルートゥースは端末間の通信にアクセスポイントを使用しないが、端末間通信の有効通信距離が小さく、オーディオからの音声データをイヤホンに送信する等の使用用途に限定される。一方、WLANはアクセスポイントと呼ばれる中継機器を介して端末間通信をおこなうが、無線通信網を形成するのにアクセスポイントを使用するので外出時には利用できない。また、最近ではフェムトセルと呼ばれる超小型基地局システムが普及しているが、無線通信をする際は基地局を介して通信するため、基地局の通信可能エリア内での通信に限定される。そこで、新たな無線通信技術としてD2D通信が注目されている。
D2D通信は、携帯電話等の携帯機器同士が基地局を介さないで直接通信をおこなう無線通信技術である。D2D通信は基地局を介さない他の無線通信技術と比べて、有効通信距離を大きく確保できるという利点がある。D2D通信を利用すれば、端末自身のキャパシティを最大限に利用して最大の速度でデータ通信をおこなえる。また、D2D通信は、基地局を介さずにユーザ同士で直接通信するので端末間における通信遅延が少ないという利点がある。さらに、D2D通信を利用するユーザが増えれば基地局での通信混雑を緩和できるという利点もある。
D2D通信は様々な用途への活用が期待されている。例えば、D2D通信の有効圏内にいるユーザにSNS(Social Networking System)サービスを提供したり、広告配信に利用したりすることが予想される。さらに、D2D通信は基地局を利用できない災害時においての通信手段としての利用も期待されている。
特開2008−017318号公報 特開2008−245242号公報
しかしながら、最適な周波数が選択されていないという問題がある。
従来技術では、D2D通信をおこなうための周波数設定が適切になされていないため、D2D通信において期待されていたスループットに満たない場合がある。また、D2D通信をおこなっている間に通信が途切れる場合がある。
一つの側面では、上記に鑑みてなされたものであって、D2D通信をする際に最適な周波数を選択できる無線通信装置、無線通信方法、および無線通信システムを提供することを目的とする。
第1の案では、無線通信装置は、基地局を介さずに端末間通信をおこなう第1の端末および第2の端末の位置情報を取得する第1取得部と、取得した第1の端末および第2の端末の位置情報に基づき端末間距離を算出する算出部とを有する。さらに、無線通信装置は、端末間距離に基づき、端末間通信に使用する周波数を選択する選択部と、選択された周波数と、第1の端末および第2の端末に端末間通信の開始とを通知する通知部と、を有する。
本発明の一の実施態様によれば、端末間通信の通信速度および通信の安定性を改善できるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係る無線通信システムの構成の一例を示す図である。 図2は、本実施例に係る基地局eNBの構成を示す図である。 図3は、D2D通信に使用する周波数を指示する制御フローの一例を示す図である。 図4は、SAEベアラが開始されてからD2Dベアラが開始されるまでの制御フローの一例を示す図である。 図5は、実施例1に係る処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図6は、周波数判定テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図7は、実施例1に係るD2D通信を設定するフローの一例を示す図である。 図8は、実施例2に係る処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図9は、周波数データベースのデータ構造の一例を示す図である。 図10は、各対象エリアにおける通信周波数の使用状況に関する情報の収集を説明するための図である。 図11は、実施例3に係る処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図12は、通信時に使用する周波数を決定する処理を説明するための図である。 図13は、無線端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 図14は、無線フレームのコンフィギュレーションの一例を示す図である。 図15は、D2D通信のサブフレーム構成の一例を示す図である。
以下に、本願の開示する無線通信装置、無線通信方法、および無線通信システムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。各実施例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
(システム全体における各機器の説明)
実施例1に係る無線通信システムにおいてD2D通信を開始するまでにおこなわれる処理の流れについて説明する。図1は、実施例1に係る無線通信システムの構成の一例を示す図である。図1に示すように、LTEアドバンスドネットワーク10は、処理装置100と、MME130と、S−GW140と、P−GW150とを備える。また、MME130およびS−GW140は、LTE基地局であるeNB50に接続される。MME130は、処理装置100およびHSS200に接続される。P−GW150は、公衆データ網であるPDN300に接続される。また、UE210aおよびUE210bはeNB50と無線通信が可能である。なお、UE210aおよびUE210bは携帯電話、ノートPC、タブレットPC、PDA等の携帯端末である。
図2は、本実施例に係る基地局eNBの構成を示す図である。eNB50は、無線端末との通信処理をおこなうCPU56を有する。CPU56はインタフェース52と、表示部53と、操作部54と、メモリ55とに接続される。さらに、CPU56は、無線通信デバイス51を介してアンテナ51Aに接続される。アンテナ51Aは、各無線端末と無線通信する。
UE210aがUE210bとD2D通信を開始する際に無線通信システムでおこなわれる処理の概要を説明する。無線通信システムは、LTEのセル同期をする段階、SAEベアラを開始する段階、D2D通信で使用する周波数を指示する段階、SIPセッション制御をする段階を経てD2D通信を開始する。以下、D2D通信を開始するための4つの準備段階に分けて、それぞれの準備段階における処理の概要について説明する。
まず、LTEのセル同期をする段階について説明する。LTEのセル同期をする際に使用されるUMTS(Universal Mobile Telecommunication System)の1フレームには10msが割り当てられ、15スロットで構成される。UMTSの各スロットには、PSC(Primary SCH)、SSC(Secondary SCH)、P−CCPCH(Primary Common Control Physical. CHannel)が含まれる。各端末は、PSCおよびSSCの同期処理を行い、P−CCPCHを復調し、BCCH(Broadcasting Control CHannel)信号を取得する。そして、各端末は、BCCH信号のMIB(Master Information Block)からPLMN Codeを取得する。
次に、SAE(System Architecture Evolution)ベアラを開始する段階について図1を用いて説明する。まず、UE210aは、周囲の基地局であるeNB50とRRC(Radio Resource Control)接続する。次いで、UE210aは、MME130にD2D設定要求信号を送信する。次いで、MME130は、ユーザとの契約情報等を保持しているHSS200にアクセスし、ユーザ認証をおこなう。次いで、MME130は、HSS200に位置登録要求信号を送信し、UE210aがMME130に接続したことを記憶する。次いで、HSS200は、MME130に位置登録応答信号を送信する。
次いで、MME130は、S−GW140にSAEベアラ設定要求信号を送信する。次いで、S−GW140は、P−GW150にルート設定要求信号を送信する。このとき、P−GW150は、UE210aにIPアドレスを割り当てる。次いで、P−GW150は、S−GW140にルート設定応答信号を送信する。次いで、S−GW140は、MME130にSAEベアラ設定応答信号を送信する。次いで、MME130は、eNB50を介してアタッチ完了通知信号をUE210aに送信する。以上のようにして、無線通信システムは、UE210aからP−GW150間にSAEベアラを設定する。さらに、MME130は、HSS200にアクセスし、UE210bにIPアドレスを割り当て、UE210aと同様にしてUE210bからP−GW150間にもSAEベアラを設定する。
次に、D2D通信で使用する周波数を指示する段階について図3を用いて説明する。図3は、D2D通信に使用する周波数を指示する制御フローの一例を示す図である。なお、図3では処理装置100とMME130とをまとめてMME130のみで示している。
まず、UE210aは、UE210aの位置情報等を含むD2D設定要求信号をMME130に送信する(ステップS10)。このとき、処理装置100は、MME130からUE210aの位置情報を受信し、当該位置情報を記憶領域に記憶する。次いで、MME130は、D2DハンドルでUE210aの情報を含むD2D設定要求信号をUE210bに送信する(ステップS11)。次いで、UE210bは、UE210bの位置情報等を含むD2D設定要求応答信号を送信する(ステップS12)。このとき、処理装置100は、MME130からUE210bの位置情報を受信し、当該位置情報を記憶領域に記憶する。
次いで、処理装置100は、記憶領域からUE210aおよびUE210bの位置情報を取得する。次いで、処理装置100は、取得したUE210aおよびUE210bの位置情報に基づき端末間距離を算出する。次いで、処理装置100は、端末間距離に基づきD2D通信で使用する周波数を選択する。なお、D2D通信で使用する周波数の選択に関しての詳細は後述する。そして、MME130は、UE210aおよびUE210bにD2D使用周波数指示信号を送信し、選択された周波数を通知する(ステップS13、ステップS14)。
次に、SIPセッション制御をする段階について図4を用いて説明する。図4は、SAEベアラが開始されてからD2Dベアラが開始されるまでの制御フローの一例を示す図である。図4のように、D2Dベアラを開始するために、上記手順により設定されたSAEベアラ(ステップS20)においてSIPセッション制御を行う。まず、UE210aは、MME130に通信先であるUE210bとD2D通信を開始する旨の情報を含むSIPinviteメッセージを送信する(ステップS21)。次いで、MME130は、HSS200にUE210bの登録情報を問い合わせ、UE210bの登録情報を取得する(ステップS22)。次いで、MME130は、SIPハンドルでUE210bにSIPinviteメッセージを送信する(ステップS23)。次いで、UE210bは、D2Dセッション確立を了承する旨の応答を含むSIPD2D応答をMME130に送信する(ステップS24)。次いで、MME130は、UE210aに当該SIPD2D応答を送信する(ステップS25)。以上のようにして、無線通信システムは、UE210aとUE210bとの間にD2Dベアラを設定する(ステップS26)。
(処理装置の機能構成)
実施例1に係る処理装置100の機能構成の一例について説明する。図5は、実施例1に係る処理装置100の構成を示す機能ブロック図である。図5に示すように、処理装置100は、通信I/F101と、制御部110と、記憶部120とを有する。処理装置100は、通信I/F101を介して図1のMME130に接続される。
(記憶部の各構成)
記憶部120は、端末位置情報121と、端末速度情報122と、周波数判定テーブル123とを記憶する。記憶部120は、例えば、RAM(Random access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスクなどの記憶装置に対応する。
端末位置情報121は、各端末の現在位置に係る緯度、経度を表す位置情報を含むデータである。端末位置情報121は、各端末が有するGPS(Global Positioning System)機能により特定された現在位置情報である。端末位置情報121は、所定の時間間隔で取得され、取得した時間に係る情報も含まれる。例えば、端末位置情報121には、UE210aおよびUE210bの現在位置に係る緯度、経度を表す位置情報と、取得した時間に係る分および秒が含まれる。
端末速度情報122は、各端末の現在の移動速度を含むデータである。端末速度情報122は、端末位置情報121から異なる時間に取得された端末の位置情報に基づき算出してもよい。なお、端末速度情報122の算出に関する詳細は後述する。
図6は、周波数判定テーブル123のデータ構造の一例を示す図である。図6に示したように周波数判定テーブル123は、端末間の距離ごとに端末速度と使用周波数とを対応付ける。「端末間の距離」は、D2D通信をおこなう端末間の距離rを示す。「端末速度」は、D2D通信をおこなう各端末のうち、移動速度が速い方の端末に係る移動速度vを示す。「使用周波数」は、D2D通信する際に実際に使用する周波数を示す。例えば、周波数判定テーブル123は、端末間の距離に係るr1を300m、r2を600m、r3を1000mとし、端末間距離を200mとした場合、3.5GHz帯の通信周波数を使用することを示す。また、周波数判定テーブル123は、端末間距離が400mの場合、2.5GHz帯の通信周波数を使用することを示す。また、周波数判定テーブル123は、端末間距離が700mの場合、800MHz帯の通信周波数を使用することを示す。
また、周波数判定テーブル123は、端末速度に係るv1を40km/hとしたとき、端末速度が20km/hの場合、選択した周波数を使ってD2D通信を開始してもよいことを示す。一方、周波数判定テーブル123は、端末速度が50km/hの場合、D2D通信を開始しないことを示す。
(制御部の各構成)
図5に示したように、制御部110は、取得部111と、算出部112と、判定部113と、選択部114と、通知部115とを有する。制御部110の機能は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路により実現することができる。また、制御部110の機能は、例えば、CPU(Central Processing Unit)が所定のプログラムを実行することで実現することができる。
制御部110の各構成について処理の流れに沿って説明する。まず、取得部111はaを「緯度または経度」、bを取得時間に対応する「分」、cを取得時間に対応する「秒」とし、(ax.bx.cx,ay.by.cy)の形式で、各端末から現在の位置情報を取得する。次いで、取得部111は、取得した位置情報を記憶部120の端末位置情報121に記憶する。
次に、算出部112は各端末の端末間距離を算出する。そのために、算出部112は、端末位置情報121から同じ時刻における各端末の位置情報を取得する。次いで、算出部112は、UE210aの位置情報を(xc,yc)、UE210bの位置情報を(xl,yl)としたとき、それぞれの位置情報を以下の式(1)に代入してr1を算出する。
Figure 2015082831
次いで、算出部112は、算出したr1を、l1=30.9×r1に代入して端末間距離l1を算出する。そして、算出部112は、算出した端末間距離を判定部113および選択部114に送る。
次に、算出部112は、記憶部120の端末位置情報121に基づき端末の速度情報を算出する。そのために、算出部112は、端末位置情報121から現在の端末の位置情報と、5秒経過時の端末の位置情報とを取得する。次いで、算出部112は、現在の端末の位置情報を(x1,y1)、5秒経過時の端末の位置情報を(x2,y2)としたとき、それぞれの位置情報を以下の式(2)に代入してR1を算出する。
Figure 2015082831
次いで、算出部112は、算出したR1をL1=30.9×R1に代入して5秒経過時の移動距離L1を算出する。そして、算出部112は、端末速度情報122として算出した移動速度を記憶部120に記憶する。なお、算出部112は、毎秒の移動速度、毎分の移動速度に換算してもよい。
次いで、判定部113は、算出部112により算出された端末間距離が所定距離以下の場合、D2D通信を開始する旨の判定をし、端末間距離が所定距離より大きい場合、D2D通信を開始しない旨の判定をする。
次いで、判定部113は、端末速度情報122に記憶されている端末の移動速度が周波数判定テーブル123の端末速度v1以下であるか否かを判定する。判定部113は、端末の移動速度が端末速度v1よりも大きい場合、D2D通信を開始しない旨の決定をする。一方、判定部113は、端末の移動速度が端末速度v1以下の場合、D2D通信を開始する旨の決定をする。なお、端末の移動速度が所定速度以下の場合のみD2D通信を開始するのは、端末の移動速度がD2D通信可能な速度より大きいと、通信が不安定となるためである。
次いで、選択部114は、周波数判定テーブル123を参照し、使用する周波数を選択する。例えば、選択部114は、図6の周波数判定テーブル123で端末間の距離に係るr1を300m、r2を600m、r3を1000mとしたとき、端末間距離が250mの場合、3.5GHz帯の通信周波数を選択する。また、選択部114は、端末間距離が450mの場合、2.5GHz帯の通信周波数を選択する。また、選択部114は、端末間距離が750mの場合、800MHz帯の通信周波数を選択する。そして、判定部113は、選択した周波数を通知部115に送信する。なお、r3はD2D通信の可能な距離を示しており、r3よりも端末間距離が大きい場合、判定部113によりD2D通信を開始しない旨の判定がなされる。
次いで、通知部115は、MME130を介して、D2D使用周波数指示信号を各端末に送信する。そして、D2D通信をおこなう各端末は、選択された周波数情報に対応する通信周波数を使用してD2D通信を開始する。
すなわち、処理装置100は、以下のようにして決定した周波数を各端末に通知する。まず、取得部111は、各端末の現在の位置情報を取得し、記憶部120の端末位置情報121に記憶する。次いで、算出部112は、D2D通信をする端末の位置情報に基づき端末間距離および端末移動速度を算出する。次いで、判定部113は、算出部112により算出された端末間距離および移動速度に基づきD2D通信を開始するか否かを決定する。次いで、選択部114は、D2D通信をおこなう端末間の距離に基づき使用する周波数を選択する。次いで、通知部115は、選択部114により選択された周波数を受け付け、通信I/F101を介して各端末へ周波数情報を通知する。
このように、選択部114は、D2D通信をする際の端末間距離が大きい場合、比較的周波数の小さい帯域の通信周波数を選択する一方、端末間距離が小さい場合、比較的周波数の大きい帯域の通信周波数を選択する。これにより、端末間距離が大きい場合は、周波数の小さい通信周波数を使用することで電波が障害物を回避して遠くまで届きやすくなる。また、端末間距離が小さい場合は、周波数の大きい通信周波数を使用することで周波数の小さい帯域に利用が集中するのを回避できる。
(D2D通信の設定フロー)
図7は、実施例1に係るD2D通信を設定するフローの一例を示す図である。図7に示すように、まず、取得部111は、記憶部120からD2D通信をおこなう各端末から端末の位置情報を取得する(ステップS30)。次いで、算出部112は、各端末の位置情報に基づき端末間距離を算出する(ステップS31)。次いで、算出部112は、異なる時間に取得されたそれぞれの端末の位置情報に基づき、端末の移動速度を算出する(ステップS32)。
次いで、判定部113は、端末間距離が所定距離以内であるか否かの判定をおこなう(ステップS33)。判定部113は、端末間距離が所定距離より大きい場合(ステップS33No)、D2D通信をキャンセルする命令を各端末に通知し(ステップS35)、処理を終了する。一方、判定部113は、端末間距離が所定値以内の場合(ステップS33Yes)、次のステップS34の処理をおこなう。判定部113は、ステップS34の処理においてD2D通信をおこなう各端末の端末移動速度が所定速度よりも大きい場合(ステップS34No)、D2D通信をキャンセルする命令を各端末に通知し(ステップS35)、処理を終了する。一方、判定部113は、端末移動速度が所定速度以内の場合(ステップS34Yes)、次のステップS36の処理をおこなう。
次いで、選択部114は、周波数判定テーブル123を参照し、端末間距離に基づき使用する周波数を選択する(ステップS36)。そして、通知部115は、各端末に選択された周波数を通知し(ステップS37)、処理を終了する。
D2D通信の電波と、同じ周波数を使用する他の通信の電波とが互いに干渉することにより通信信号に歪みが生じる。その結果、D2D通信が可能な距離内であっても、通信信号にノイズが生じて通信の信頼性が低下する場合がある。
一般に基地局を介してパケット通信をする場合は、基地局においてアンテナの向きを調整する等して、干渉を低減する対応策が講じられている。ところが、D2D通信の場合は、各ユーザが任意の位置で通信を開始するので、他ユーザの通信経路への接触を避けることができない。したがって、D2D通信をする際は他の通信で使用されている周波数を避けることが好ましい。そこで、実施例2においては他の通信との干渉を考慮した周波数設定をおこなう。以下、実施例2の各構成について説明する。
図8は、実施例2に係る処理装置の構成を示す機能ブロック図である。処理装置300は、周波数判定テーブル323を有すること以外は、実施例1の処理装置100と同じ構成を有する。実施例1の処理装置100と同一の構成に関する説明は省略する。なお、実施例1の処理装置100と同一の構成には下2桁を同じ番号とした。
(記憶部の各構成)
図9は、周波数データベース324のデータ構造の一例を示す図である。図9に示すように周波数データベース324は、緯度と、経度と、周波数情報と、セルID情報と、使用状況とを対応付ける。「経度」および「緯度」は、通信の対象エリアの緯度および経度の範囲を示す。周波数情報および使用状況は、ある対象エリアにおける各通信周波数の使用状況を示す。セルID情報は、各使用状況を取得した基地局の識別番号を示す。例えば、周波数データベース324は、1行目において、経度が「xc1〜xc2」、緯度が「yc1〜yc2」の対象エリアで中心周波数840MHzを選択したとき、干渉が少ないことを示す。また、周波数データベース324は、2行目において、経度が「Xc1〜Xc2」、緯度が「Yc1〜Yc2」の対象エリアで中心周波数を2530MHzとしたとき、干渉がないことを示す。また、周波数データベース324は、3行目において、経度が「Xc1〜Xc2」、緯度が「Yc1〜Yc2」の対象エリアで中心周波数を3550MHzとしたとき、干渉がないことを示す。なお、周波数データベース324は、他の対象エリアにおいても各周波数の使用状況を示す。また、周波数データベース324は、中心周波数をより細かく設定し、各中心周波数における使用状況を示してもよい。
図10は、各対象エリアにおける通信周波数の使用状況に関する情報の収集を説明するための図である。図10に示したように周波数データベース324は、対象エリアに属する各基地局から周波数毎の使用状況を取得する。例えば、周波数データベース324は、セルID「0012」の基地局から経度が「Xc1〜Xc2」、緯度が「Yc1〜Yc2」の対象エリアで中心周波数を840MHzとしたときの使用状況に関する情報20aを取得する。また、周波数データベース324は、セルID「0031」の基地局から情報20aと同一の対象エリアで中心周波数を2530MHzとしたときの使用状況に関する情報20bを取得する。また、周波数データベース324は、情報20a、20bと同一の対象エリアで中心周波数を3550MHzとしたときの使用状況に関する情報20cを取得する。なお、周波数データベース124は、他の対象エリアにおいても同様に各通信周波数の使用状況を取得する。
(制御部の各構成)
選択部314は、周波数データベース324を参照し、各ユーザの対象エリアにおける周波数の使用状況に基づき、干渉の少ない周波数を選択する。そのために、まず、選択部314は、実施例1と同様に、周波数判定テーブル323を参照し、端末間距離に対応する周波数帯域を選択する。次いで、選択部314は、周波数判定テーブル323において端末間距離に対応する周波数帯域の中で干渉の少ない周波数を選択するか、端末間距離に対応する周波数帯域よりも周波数が小さい側の周波数帯域で干渉の少ない周波数を選択する。
例えば、まず、選択部314は、各ユーザが経度「Xc2〜Xc3」、緯度「Yc2〜Yc3」の対象エリアでD2D通信を開始する場合、図6の周波数判定テーブル323を参照し、端末間距離に基づき2.5GHz帯を選択する。次いで、選択部314は、図9の周波数データベース324を参照し、経度「Xc2〜Xc3」、緯度「Yc2〜Yc3」の対象エリアの中心周波数2530MHzにおける干渉が大きいことを確認する。次いで、選択部314は、同じ対象エリアの中心周波数840MHzにおける干渉がないことを確認する。次いで、選択部314は、干渉がない中心周波数840MHz付近の周波数を選択する。そして、選択部314は、選択した周波数を通知部315に送信する。
すなわち、選択部314は、周波数判定テーブル323を参照し、端末間距離に対応する周波数帯域を選択する。次いで、選択部314は、周波数データベース324に基づき干渉の少ない周波数を選択する。これにより、D2D通信をする際に他のD2D通信との干渉を避けることができるので、ノイズの発生を防止し、信頼性の高い通信が可能となる。
D2D通信をするユーザ間の端末間距離が大きい場合や障害物が存在する場合等は、比較的伝送誤りが生じやすい。このため、受信ユーザ側の端末が、ハイブリッドARQ(Automatic Repeat-Request)等の誤り制御により、ビット誤りを検出して訂正する場合がある。しかし、この場合においてランダム誤りが多発するときやバースト誤りが発生するときは、再送要求が増えるため、伝送遅延が生じやすくなり、通信の安定性が損なわれる。
一方、ユーザは相手に急用を知らせるとき等に通信の安定性を確保したいと考えることがある。そこで、実施例3においては、ユーザがD2D通信を開始する際にQoS(Quality of Service)を設定することができることにした。以下、実施例3の各構成について説明する。
図11は、実施例3に係る処理装置の構成を示す機能ブロック図である。処理装置400は、制御部410が受付部416を有すること以外は、実施例2の処理装置300と同一の構成を有する。実施例2の処理装置400と同一の構成に関する説明は省略する。なお、実施例2の処理装置300と同一の構成には下2桁を同じ番号とした。
(制御部の各構成)
本実施態様において、制御部410は、D2D通信をおこなう際に使用するQoSを各端末から受け付ける受付部416をさらに有する。まず、受付部416は、ユーザから高いQoSの要求を受け付けると、選択部414に受け付けたQoSを通知する。次いで、選択部414は、周波数データベース424を参照して、周波数の小さい帯域で、かつ使用しているユーザが少なく、干渉の少ない周波数を選択する。これにより、D2D通信で重要性の高い通信をする際にQoSを設定することで安定した通信を確保できる。
通信時に使用する周波数が決定されるまでの処理の要点について説明する。図12は、通信時に使用する周波数を決定する処理を説明するための図である。図12に示したように、まず、算出部412は、端末位置情報421に基づき端末間距離を算出する。次いで、選択部414は、周波数判定テーブル423を参照し、算出された端末間距離に基づき使用する周波数帯域を選択する。次いで、選択部414は、周波数データベース424を参照し、選択された周波数帯域内、または当該周波数帯域よりも周波数の小さい帯域内において干渉の少ない周波数を選択する。なお、選択部414は、ユーザからQoS要求がなされていた場合、他の通信に優先して周波数の小さい帯域に係る周波数を割り当てる。これにより、端末間通信の通信速度および通信の安定性を改善できるという効果が得られる。
(無線端末のハードウェア構成)
図13は、無線端末のハードウェア構成の一例を示す図である。図13に示したように、UE210は、UMTSデバイス212と、LTEAdvancedデバイス215と、WiFiデバイス218と、メモリ221と、CPU222と、表示部223と、操作部224と、マイク225と、スピーカ226とを有する。
UMTSデバイス212は、UMTS無線部213と、UMTSベースバンド部214とを含む。アンテナ211aはUMTS無線部213に接続され、電波を送受信する。また、LTEAdvancedデバイス215は、LTE/Advanced無線部216と、LTE/Advancedベースバンド部217とを含む。アンテナ211bは、LTE/Advanced無線部216に接続され、電波を送受信する。また、WiFiデバイス218は、WiFi無線部219と、WiFiベースバンド部220とを含む。アンテナ211cは、WiFi無線部219に接続され、電波を送受信する。
無線端末210は、D2D通信をする場合、LTEAdvancedデバイス215を用いる。例えば、LTE/Advancedベースバンド部217は、マイク225から入力された音声等のデジタル信号等をCPU222から受け付けてD/A変換することによりベースバンド信号に変換する。次いで、LTE/Advanced無線部216は、LTE/Advancedベースバンド部217から受け付けたベースバンド信号を、選択部414で選択された周波数に対応するRF信号に変換する。そして、アンテナ211bは、RF信号をD2D通信する相手側無線端末へ送信する。
(D2D通信の無線フレーム・サブフレームの構成)
D2D通信を含むLTEの物理層は10msの時間を単位とするフレームで構成されている。D2D通信においては通信する端末の両方が同じ周波数を使用するTDD方式で通信する。TDD方式では、上り側通信と下り側通信とのそれぞれに時間を割り当て、時間で多重化して通信する。
図14は、無線フレームのコンフィギュレーションの一例を示す図である。図14に示されるように、UL−DLコンフィギュレーションと、DL−to−ULスイッチポイント周期と、サブフレームナンバーとを対応付ける。「UL−DLコンフィギュレーション」は、上り側通信と下り側通信のサブフレーム割り当ての種類を示す。図14に示されるように、0から6まで計7種類のコンフィギュレーションが存在する。「DL−to−ULスイッチポイント周期」は、スイッチポイントに係るサブフレームがあらわれる周期を示す。「サブフレームナンバー」は、各サブフレームの番号を示す。各サブフレームの欄に記載されたアルファベットは、サブフレームの種別を示す。「U」は上り側通信に割り当てられるサブフレームを示す。また、「D」は、下り側通信に割り当てられるサブフレームを示す。そして、「S」は、スイッチポイントに割り当てられるサブフレームを示す。なお、無線フレームは計10個のサブフレームを有する。
例えば、コンフィギュレーション0では、上り側通信に6つのサブフレームが割り当てられ、下り側通信に2つのサブフレームが割り当てられ、スイッチポイントに2つのサブフレームが割り当てられる。また、コンフィギュレーション1では、上り側通信に4つのサブフレームが割り当てられ、下り側通信に4つのサブフレームが割り当てられ、スイッチポイントに2つのサブフレームが割り当てられる。なお、他のコンフィギュレーションにおいても、上り側通信、下り側通信、およびスイッチポイントにそれぞれサブフレームが割り当てられる。
図1の処理装置100は、D2D通信をする際に使用するコンフィギュレーションを選択することにより、上り側通信の速度を高めたり、下り側通信の速度を高めたりすることができる。なお、D2D通信においては、主に、コンフィギュレーション1が使用される。
図15は、D2D通信のサブフレーム構成の一例を示す図である。図15の上段に示すように、無線フレームは2つのハーフフレームに分割できる。各ハーフフレームには、一つのサブフレームにスイッチポイントに割り当てられる。図14にも示されるように、スイッチポイント「S」は、上り側通信のサブフレーム「U」と下り側通信のサブフレーム「D」とが切り替わる位置に割り当てられる。
図15の下段に示されるように、「Subframe#0」と「Subframe#2」との間、および「Subframe#5」と「Subframe#7」との間に存在するスイッチポイントに係るサブフレームには、DwPTS、GP、およびUpPTSで構成される。DwPTSは下り側通信の拡張時間である。処理装置100は、DwPTSを大きくすることにより、下り側通信の時間を拡張できる。一方、UpPTSは上り側通信の拡張時間である。処理装置100は、UpPTSを大きくすることにより、上り側通信の時間を拡張できる。また、GPは、上り側通信および下り側通信が干渉するのを避けるために設けられた時間である。D2D通信においては、DwPTSおよびUpPTSが可変であることにより、上り側および下り側通信の割当時間を可変にできる。これにより、TDD方式で起こる多くの問題の解決を図ることができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、特許請求の範囲に記載した「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理(例えば、端末間距離の算出)の全部または一部を手動的におこなうこともできる。あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)基地局を介さずに端末間通信をおこなう第1の端末および第2の端末の位置情報を取得する第1取得部と、
取得した前記第1の端末および第2の端末の位置情報に基づき端末間距離を算出する算出部と、
前記端末間距離に基づき、端末間通信に使用する周波数を選択する選択部と、
前記第1の端末および第2の端末に、端末間通信の開始および前記選択された周波数を通知する通知部と、
を有することを特徴とする無線通信装置。
(付記2)前記端末間距離が所定距離以下であるか否かを判定する判定部をさらに有し、
前記通知部は、前記判定部により前記端末間距離が所定距離以下であると判定された場合に、前記第1の端末および第2の端末に端末間通信の開始を通知することを特徴とする付記1に記載の無線通信装置。
(付記3)前記第1の端末および第2の端末の移動速度を取得する第2取得部をさらに有し、
前記判定部は、前記第1の端末および第2の端末の移動速度が所定速度以下であるか否かをさらに判定し、
前記通知部は、前記判定部により前記端末間距離が所定距離以下であると判定され、かつ、前記第1の端末および第2の端末の移動速度が所定速度以下であると判定された場合に、前記第1の端末および第2の端末に端末間通信の開始を通知することを特徴とする付記2に記載の無線通信装置。
(付記4)前記第1の端末および第2の端末が端末間通信をおこなう際に使用する通信品質を第1または第2の端末から受け付ける受付部をさらに有し、
前記選択部は、受け付けた前記通信品質に基づき端末間通信に使用する周波数を選択することを特徴とする付記1〜3のいずれかに記載の無線通信装置。
(付記5)各通信領域における周波数ごとの干渉量を表す干渉量情報を記憶した記憶部をさらに有し、
前記選択部は、前記干渉量情報に基づき端末間通信に使用する周波数を選択することを特徴とする付記1〜4のいずれかに記載の無線通信装置。
(付記6)コンピュータが実行する無線通信方法であって、
基地局を介さずに端末間通信をおこなう第1の端末および第2の端末の位置情報を取得し、
取得した前記第1の端末および第2の端末の位置情報に基づき端末間距離を算出し、
前記端末間距離に基づき、端末間通信に使用する周波数を選択し、
前記第1の端末および第2の端末に、端末間通信の開始および前記選択された周波数を通知する、
各処理を実行することを特徴とする無線通信方法。
(付記7)第1の端末、第2の端末、および無線通信装置で構成される無線通信システムであって、
前記無線通信装置は、
基地局を介さずに端末間通信をおこなう第1の端末および第2の端末の位置情報を取得する第1取得部と、
取得した前記第1の端末および第2の端末の位置情報に基づき端末間距離を算出する算出部と、
前記端末間距離に基づき、前記端末間通信に使用する周波数を選択する選択部と、
前記選択された周波数と、前記第1の端末および第2の端末に端末間通信の開始とを通知する通知部と、
を有することを特徴とする無線通信システム。
100 処理装置
101 通信I/F
110 制御部
111 取得部
112 算出部
113 判定部
114 選択部
120 記憶部
121 端末位置情報
122 端末速度情報
123 周波数データベース
124 周波数判定テーブル

Claims (7)

  1. 基地局を介さずに端末間通信をおこなう第1の端末および第2の端末の位置情報を取得する第1取得部と、
    取得した前記第1の端末および第2の端末の位置情報に基づき端末間距離を算出する算出部と、
    前記端末間距離に基づき、端末間通信に使用する周波数を選択する選択部と、
    前記第1の端末および第2の端末に、端末間通信の開始および前記選択された周波数を通知する通知部と、
    を有することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記端末間距離が所定距離以下であるか否かを判定する判定部をさらに有し、
    前記通知部は、前記判定部により前記端末間距離が所定距離以下であると判定された場合に、前記第1の端末および第2の端末に端末間通信の開始を通知することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記第1の端末および第2の端末の移動速度を取得する第2取得部をさらに有し、
    前記判定部は、前記第1の端末および第2の端末の移動速度が所定速度以下であるか否かをさらに判定し、
    前記通知部は、前記判定部により前記端末間距離が所定距離以下であると判定され、かつ、前記第1の端末および第2の端末の移動速度が所定速度以下であると判定された場合に、前記第1の端末および第2の端末に端末間通信の開始を通知することを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記第1の端末および第2の端末が端末間通信をおこなう際に使用する通信品質を第1の端末または第2の端末から受け付ける受付部をさらに有し、
    前記選択部は、受け付けた前記通信品質に基づき端末間通信に使用する周波数を選択することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の無線通信装置。
  5. 各通信領域における周波数ごとの干渉量を表す干渉量情報を記憶した記憶部をさらに有し、
    前記選択部は、前記干渉量情報に基づき端末間通信に使用する周波数を選択することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の無線通信装置。
  6. コンピュータが実行する無線通信方法であって、
    基地局を介さずに端末間通信をおこなう第1の端末および第2の端末の位置情報を取得し、
    取得した前記第1の端末および第2の端末の位置情報に基づき端末間距離を算出し、
    前記端末間距離に基づき、端末間通信に使用する周波数を選択し、
    前記第1の端末および第2の端末に、端末間通信の開始および前記選択された周波数を通知する、
    各処理を実行することを特徴とする無線通信方法。
  7. 第1の端末、第2の端末、および無線通信装置で構成される無線通信システムであって、
    前記無線通信装置は、
    基地局を介さずに端末間通信をおこなう第1の端末および第2の端末の位置情報を取得する第1取得部と、
    取得した前記第1の端末および第2の端末の位置情報に基づき端末間距離を算出する算出部と、
    前記端末間距離に基づき、端末間通信に使用する周波数を選択する選択部と、
    前記選択された周波数と、前記第1の端末および第2の端末に端末間通信の開始とを通知する通知部と、
    を有することを特徴とする無線通信システム。
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