JP2015080164A - コンテンツ供給装置、コンテンツ供給方法、プログラム、端末装置、およびコンテンツ供給システム - Google Patents

コンテンツ供給装置、コンテンツ供給方法、プログラム、端末装置、およびコンテンツ供給システム Download PDF

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正仁 森
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Abstract

【課題】 識別情報をコンテンツに埋め込んで配信する一連の処理の負荷を軽減する。
【解決手段】 本開示のコンテンツ供給装置は、コンテンツを時間的にセグメントに分割してセグメントストリームを生成し、生成した前記セグメントストリームを複数の汎用符号と同じ数だけ複製し、複製した前記セグメントストリーム毎に前記複数の汎用符号のいずれかを共通して各セグメントに電子透かしとして埋め込む電子透かし処理部と、前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを受信側が取得するために必要な情報を記述したMPDを生成し、受信側からの要求に応じて配信するMPD処理部と、前記MPDに基づく受信側からの要求に応じ、前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを前記セグメント単位で配信するストリーム配信部とを備える。本開示は、コンテンツを配信するシステムに適用できる。
【選択図】 図2

Description

本開示は、コンテンツ供給装置、コンテンツ供給方法、プログラム、端末装置、およびコンテンツ供給システムに関し、特に、配信するコンテンツに配信先の識別情報として電子透かしを埋め込む場合に用いて好適なコンテンツ供給装置、コンテンツ供給方法、プログラム、端末装置、およびコンテンツ供給システムに関する。
近年、インターネットを利用するストリーミングサービスの主流がOTT-V(Over The Top Video)となっており、それに利用可能な国際標準化された動画配信プロトコルとして、Webサイトなどの閲覧と同様のHTTPを用いるMPEG-DASH(Moving Picture Experts Group-Dynamic Adaptive Streaming over HTTP。以下、DASHと称する)が知られている(例えば、非特許文献1を参照)。
DASHでは適応型ストリーミング技術が実現されている。すなわち、コンテンツの供給側は、同一内容であって画質や画角サイズなどの違いによってビットレートが異なる複数のストリームを用意し、配信するようになっている。一方、コンテンツの受信側は、供給側が用意している複数のストリームのうち、インターネットの通信環境や自己のデコード能力などに応じて最適なストリームを選択して受信、再生するようになっている。
なお、供給側は、受信側がストリームを適応的に選択して受信、再生できるように、MPD(Media Presentation Description)と称されるメタファイルを受信側に供給するようになっている。
MPDには、チャンク化されたコンテンツのストリーム(Audio/Video/Subtitle等のメディアデータ)を受信側に供給するサーバ(供給元)のアドレス(url情報)が記述されている。受信側は該url情報に基づいて、コンテンツの供給元となるサーバにアクセスしてストリームを要求し、該要求に応じてサーバからHTTPユニキャスト配信されるストリームを受信、再生することになる。
図1は、DASHに基づいてコンテンツをストリーミング配信するコンテンツ供給システムの構成の一例を示している。
このコンテンツ供給システム10は、コンテンツを供給する複数のコンテンツ供給装置20と、コンテンツを受信、再生する多数のDASHクライアント30から構成される。DASHクライアント30は、インターネット11を利用したCDN(Contents Delivery Network)12を介してコンテンツ供給装置20に接続できる。
コンテンツ供給装置20は、同一内容のコンテンツであってビットレートが異なる複数のストリームを配信する。コンテンツ供給装置20は、コンテンツマネジメントサーバ21、DASHセグメントストリーマ22、およびDASH MPDサーバ23を有する。
コンテンツマネジメントサーバ21は、DASHクライアント30に配信するためのコンテンツのソースデータを管理しており、該ソースデータからビットレートが異なる複数のストリーミングデータを生成してDASHセグメントストリーマ22に出力する。
DASHセグメントストリーマ22は、各ストリーミングデータを時間的にセグメントに分割することにより、例えばFragmented MP4などのセグメントストリームを生成し、生成したセグメントストリームをファイル化して保持する。さらに、DASHセグメントストリーマ22は、WEBサーバとして、DASHクライアント30からの要求(HTTPリクエスト)に応じ、保持するセグメントストリームのファイルを要求元にHTTPユニキャスト配信する。さらに、DASHセグメントストリーマ22は、セグメントストリームのファイルの供給元を表すアドレスを含むメタデータをDASH MPDサーバ23に通知する。
DASH MPDサーバ23は、セグメントストリームのファイルの供給元(すなわち、DASHセグメントストリーマ22)を表すアドレスなどを記述したMPDを生成する。また、DASH MPDサーバ23は、WEBサーバとして、DASHクライアント30からの要求(HTTPリクエスト)に応じ、生成したMPDを要求元にHTTPユニキャスト配信する。
DASHクライアント30は、DASH MPDサーバ23に対してMPDを要求し、これに応じてHTTPユニキャスト配信されたMPDを受信する。さらに、DASHクライアント30は、受信したMPDに基づいて、DASHセグメントストリーマ22にセグメントストリームのファイルを要求し、これに応じてHTTPユニキャスト配信されるセグメントストリームのファイル(以下、セグメントファイルとも称する)を受信、再生する。
なお、CDN12は、プロキシサーバ(不図示)を包含しており、該プロキシサーバは、CDN12を介してHTTPユニキャスト配信されるMPDやセグメントファイルをキャッシングする。そして、プロキシサーバは、WEBサーバとしてのDASH MPDサーバ23またはDASHセグメントストリーマ22に代わり、DASHクライアント30からの要求に応じて、キャッシングしているMPDやセグメントファイルを、要求元にHTTPユニキャスト配信することができる。
「既存のWebサーバーで途切れない動画配信を実現」、平林光浩、NIKKEI ELECTRONICS 2012.3.19
ところで、DASHなどによって配信されたコンテンツは著作権者に無断でインターネット上に流出されてしまう事態が発生し得る。そこで、そのような事態が発生した場合にコンテンツの流出元(例えば、DASHなどにより配信されたコンテンツの購入者、受信者、利用者など。以下、単にユーザと称する)を特定できる仕組みが必要である。
具体的には、コンテンツに電子透かし(以下、WMとも称する)を埋め込むことが考えられる。特にforensic watermarkingと称される技術は、コンテンツのユーザやその購入記録などに紐付けられた識別情報を電子透かしとしてマルチメディア・デジタル・コンテンツに埋め込むことが可能である。
ただし、ユーザなどに紐付けられた識別情報を電子透かしとしてコンテンツに埋め込む場合、ユーザ毎に異なる識別情報を同一内容のコンテンツに埋め込む必要がある。したがって、コンテンツに電子透かしを埋め込む作業はユーザの数だけ実行することになる。また、異なる電子透かしが埋め込まれたコンテンツもユーザの数だけ存在するので、それらを配信前に保持する場合、大容量のストレージが必要となる。さらに、ユーザ毎にその内容は同一であっても、埋め込まれている電子透かしがそれぞれ異なるコンテンツを配信する必要があるので、インターネットなどの通信に混雑を引き起こしてしまう可能性がある。
本開示はこのような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザ毎に異なる識別情報を電子透かしとしてコンテンツに埋め込んで配信するまでの一連の処理の負荷を軽減できるようにするものである。
本開示の第1の側面であるコンテンツ供給装置は、適応的ストリーミング技術を用いてコンテンツを配信するコンテンツ供給装置において、前記コンテンツを時間的にセグメントに分割してセグメントストリームを生成し、生成した前記セグメントストリームを複数の汎用符号と同じ数だけ複製し、複製した前記セグメントストリーム毎に前記複数の汎用符号のいずれかを共通して各セグメントに電子透かしとして埋め込む電子透かし処理部と、前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを受信側が取得するために必要な情報を記述したMPDを生成し、受信側からの要求に応じて配信するMPD処理部と、前記MPDに基づく受信側からの要求に応じ、前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを前記セグメント単位で配信するストリーム配信部とを備え、前記受信側に順次配信されるセグメントに電子透かしとして埋め込まれている前記汎用符号の順列は、前記受信側の識別情報と一致する。
前記受信側に順次配信されるセグメントに電子透かしとして埋め込まれている前記汎用符号の順列は、前記受信側の識別情報と周期的に一致することができる。
前記複数の汎用符号はスタートコードを含むことができ、前記受信側に順次配信されるセグメントに電子透かしとして埋め込まれている前記汎用符号の順列は、前記スタートコード毎に前記受信側の識別情報と周期的に一致することができる。
前記MPD処理部は、テンプレートを用いることにより共通化した前記MPDを生成し、複数の受信側に対して前記共通化した前記MPDを配信することができる。
前記MPD処理部は、前記共通化した前記MPDの前記テンプレートの箇所を置換するための情報として、受信側からの前記MPDの要求に対して応答するHTTPリダイレクトの移動先URLに前記受信側の前記識別情報に対応するsegReqCyclicOrderをクエリ文字列として付加することができる。
前記MPD処理部は、前記受信側の前記識別情報に対応する前記segReqCyclicOrderを暗号化して前記クエリ文字列として付加することができる。
本開示の第1の側面であるコンテンツ供給方法は、適応的ストリーミング技術を用いてコンテンツを配信するコンテンツ供給装置のコンテンツ供給方法において、前記コンテンツ供給装置による、前記コンテンツを時間的にセグメントに分割してセグメントストリームを生成し、生成した前記セグメントストリームを複数の汎用符号と同じ数だけ複製し、複製した前記セグメントストリーム毎に前記複数の汎用符号のいずれかを共通して各セグメントに電子透かしとして埋め込む電子透かし処理ステップと、前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを受信側が取得するために必要な情報を記述したMPDを生成し、受信側からの要求に応じて配信するMPD処理ステップと、前記MPDに基づく受信側からの要求に応じ、前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを前記セグメント単位で配信するストリーム配信ステップとを含み、前記受信側に順次配信されるセグメントに電子透かしとして埋め込まれている前記汎用符号の順列は、前記受信側の識別情報と一致する。
本開示の第1の側面であるプログラムは、適応的ストリーミング技術を用いてコンテンツを配信するコンピュータを、前記コンテンツを時間的にセグメントに分割してセグメントストリームを生成し、生成した前記セグメントストリームを複数の汎用符号と同じ数だけ複製し、複製した前記セグメントストリーム毎に前記複数の汎用符号のいずれかを共通して各セグメントに電子透かしとして埋め込む電子透かし処理部と、前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを受信側が取得するために必要な情報を記述したMPDを生成し、受信側からの要求に応じて配信するMPD処理部と、前記MPDに基づく受信側からの要求に応じ、前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを前記セグメント単位で配信するストリーム配信部として機能させ、前記受信側に順次配信されるセグメントに電子透かしとして埋め込まれている前記汎用符号の順列は、前記受信側の識別情報と一致する。
本開示の第1の側面においては、コンテンツを時間的にセグメントに分割してセグメントストリームが生成され、生成された前記セグメントストリームが複数の汎用符号と同じ数だけ複製され、複製された前記セグメントストリーム毎に前記複数の汎用符号のいずれかが共通して各セグメントに電子透かしとして埋め込まれる。また、汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを受信側が取得するために必要な情報を記述したMPDが生成され、受信側からの要求に応じて配信する。さらに、前記MPDに基づく受信側からの要求に応じ、前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームが前記セグメント単位で配信される。
本開示の第2の側面である端末装置は、コンテンツを時間的にセグメントに分割してセグメントストリームを生成し、生成した前記セグメントストリームを複数の汎用符号と同じ数だけ複製し、複製した前記セグメントストリーム毎に前記複数の汎用符号のいずれかを共通して各セグメントに電子透かしとして埋め込む電子透かし処理部と、前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを受信側が取得するために必要な情報を記述したMPDを生成し、受信側からの要求に応じて配信するMPD処理部と、前記MPDに基づく受信側からの要求に応じ、前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを前記セグメント単位で配信するストリーム配信部とを備えるコンテンツ供給装置から適応的ストリーミング技術を用いて配信されるコンテンツを受信する端末装置において、前記MPDを取得し、取得した前記MPDに基づいて前記セグメントストリームをセグメント単位で受信、再生する構成を備える。
本開示の第2の側面においては、MPDが取得され、取得された前記MPDに基づいて前記セグメントストリームがセグメント単位で受信、再生される。
本開示の第3の側面であるコンテンツ供給システムは、コンテンツ供給装置と端末装置から構成されるコンテンツ供給システムにおいて、前記コンテンツ供給装置が、コンテンツを時間的にセグメントに分割してセグメントストリームを生成し、生成した前記セグメントストリームを複数の汎用符号と同じ数だけ複製し、複製した前記セグメントストリーム毎に前記複数の汎用符号のいずれかを共通して各セグメントに電子透かしとして埋め込む電子透かし処理部と、前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを受信側が取得するために必要な情報を記述したMPDを生成し、受信側からの要求に応じて配信するMPD処理部と、前記MPDに基づく受信側からの要求に応じ、前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを前記セグメント単位で配信するストリーム配信部とを備える。一方、前記端末装置が、前記MPDを取得し、取得した前記MPDに基づいて前記セグメントストリームをセグメント単位で受信、再生する構成を備える。なお、前記端末装置側に順次配信されるセグメントに電子透かしとして埋め込まれている前記汎用符号の順列は、前記端末装置側の識別情報と一致する。
本開示の第3の側面においては、コンテンツ供給装置により、コンテンツを時間的にセグメントに分割してセグメントストリームが生成され、生成された前記セグメントストリームが複数の汎用符号と同じ数だけ複製され、複製された前記セグメントストリーム毎に前記複数の汎用符号のいずれかが共通して各セグメントに電子透かしとして埋め込まれる。また、汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを受信側が取得するために必要な情報を記述したMPDが生成され、受信側からの要求に応じて配信する。さらに、前記MPDに基づく受信側からの要求に応じ、前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームが前記セグメント単位で配信される。一方、端末装置により、MPDが取得され、取得された前記MPDに基づいて前記セグメントストリームがセグメント単位で受信、再生される。
本開示の第1の側面によれば、配信順の順列が受信側の識別情報と一致する汎用符号を電子透かしとして埋め込んだコンテンツを配信することができる。
本開示の第2の側面によれば、配信順の順列が受信側の識別情報と一致する汎用符号を電子透かしとして埋め込んだコンテンツを受信、再生することができる。
本開示の第3の側面によれば、配信順の順列が受信側の識別情報と一致する汎用符号を電子透かしとして埋め込んだコンテンツを配信することができる。
従来のコンテンツ供給システムの構成の一例を示すブロック図である。 本開示を適用したコンテンツ供給システムの構成例のブロック図である。 第1の実施の形態の概要を説明するための図である。 第1の実施の形態に対応するコンテンツWM処理サーバの構成例を示すブロック図である。 従来のMPDのデータ構造を示す図である。 MPDにJigsawPiece要素を導入する第1の拡張例を示す図である。 図6に対応するAdaptationSetとJigsawPieceとの空間的な関係を示す図である。 第1の実施の形態におけるJigsawPiece要素の中身を示す図である。 第1の実施の形態に対応する第1の拡張例を適用した場合におけるMPDの記述例を示す図である。 MPDにJigsawPiece要素を導入する第2の拡張例を示す図である。 図10に対応するAdaptationSetとJigsawPieceとの空間的な関係を示す図である。 第1の実施の形態に対応する第2の拡張例を適用した場合におけるMPDの記述例を示す図である。 MPDのURLテンプレートのためのIDを示す図である。 図12のMPDを共通化した場合の記述例を示す図である。 第1の実施の形態における端末装置の処理を説明するフローチャートである。 プロキシサーバによる基本処理を説明するフローチャートである。 プロキシサーバによるマルチキャスト配信処理を説明するフローチャートである。 マルチキャスト配信処理時の割り込み処理を説明するフローチャートである。 第2の実施の形態の概要を説明するための図である。 第2の実施の形態におけるJigsawPiece要素の中身を示す図である。 第2の実施の形態に対応する第1の拡張例を適用した場合におけるMPDの記述例を示す図である。 第2の実施の形態に対応する第2の拡張例を適用した場合におけるMPDの記述例を示す図である。 図22のMPDを共通化した場合の記述例を示す図である。 第2の実施の形態における端末装置の処理を説明するフローチャートである。 第3の実施の形態の概要を説明するための図である。 第3の実施の形態に対応するコンテンツWM処理サーバの構成例を示すブロック図である。 MPDのAdaptationSet要素に追加されるsegReqCyclicOrder属性を示す図である。 第3の実施の形態に対応するMPDの記述例を示す図である。 図28のMPDを共通化した場合の記述例を示す図である。 第3の実施の形態における端末装置の処理を説明するフローチャートである。 コンピュータの構成例を示すブロック図である。
以下、本開示を実施するための最良の形態(以下、実施の形態と称する)について、以下の順序で説明する。
1.第1の実施の形態
2.第2の実施の形態
3.第3の実施の形態
<コンテンツ供給システムの構成例>
図2は、本開示の第1乃至第3の実施の形態に共通するコンテンツ供給システムの構成例を示している。
このコンテンツ供給システム50は、主に複数のコンテンツ供給装置60と、多数の端末装置70から構成される。コンテンツ供給装置60と末装置70とはネットワーク51を介して接続される。
ネットワーク51は、インターネットとそれを利用したCDNに代表される双方向通信網の他、地上放送波、衛星放送波、携帯放送(e)MBMSなどを利用した各種の放送網を包含するものとする。ネットワーク51上にはCDN52が構築されており、CDN52には複数のプロキシサーバ53が設けられている。
コンテンツ供給装置60は、電子透かし(以下、WMと称する)を埋め込んだコンテンツのセグメントストリームを、ネットワーク51を介してHTTPユニキャスト配信するものである。また、コンテンツ供給装置60は、端末装置70が該コンテンツを受信するために必要なMPDを生成し、ネットワーク51を介してHTTPユニキャスト配信するものである。なお、コンテンツ供給装置60がMPDやコンテンツをマルチキャスト配信(例えば、FLUTEマルチキャスト配信)するようにしてもよい。
コンテンツ供給装置60は、コンテンツWM処理サーバ61、DASHコンテンツサーバ62、およびDASH MPDサーバ63を有する。なお、コンテンツ供給装置60が有するコンテンツWM処理サーバ61乃至DASH MPDサーバ63は、一箇所に集積して配置してもよいし、インターネットなどを介して分散して配置してもよい。
コンテンツWM処理サーバ61は、例えばforensic watermarkingにより、ユーザに紐付けられている識別情報(以下、ユーザの識別情報と称する)を示すWMをコンテンツに埋め込む処理を行い、その結果得られるセグメントストリームをDASHコンテンツサーバ62に出力する。なお、コンテンツWM処理サーバ61の詳細については後述する。
DASHコンテンツサーバ62は、WMが埋め込まれたコンテンツのセグメントストリームをファイル化して保持し、WEBサーバとして、端末装置70などからのセグメント要求(HTTPリクエスト)に応じ、保持するセグメントファイルを要求元にHTTPユニキャスト配信する。また、DASHコンテンツサーバ62は、セグメントファイルの供給元を表すアドレスを含むメタデータをDASH MPDサーバ63に通知する。
DASH MPDサーバ63は、セグメントファイルの供給元(すなわち、DASHコンテンツサーバ62)のurlなどを記述したMPDを生成する。また、DASH MPDサーバ63は、WEBサーバとして、端末装置70からのMPD要求(HTTPリクエスト)に応じ、HTTPリダイレクトを経て、生成したMPDを要求元にHTTPユニキャスト配信する。DASH MPDサーバ63にて生成されるMPDの詳細については後述する。
端末装置70は、DASH MPDサーバ63に対してMPD要求を送信し、これに応じてHTTPユニキャスト配信されたMPDを受信する。さらに、端末装置70は、受信したMPDに基づいて、セグメント要求を送信し、これに応じてHTTPユニキャスト配信される、端末装置70のユーザに対応する識別情報がWMとして埋め込まれているセグメントファイルを受信、再生する。
<第1の実施の形態>
図3は、第1の実施の形態の概要を説明するためのものである。
第1の実施の形態において、コンテンツWM処理サーバ61は、コンテンツの全領域を空間的に複数の領域に分割し、領域毎に所定のエンコード方式により符号化し、その結果得られる各領域の符号化データのうち、所定の位置の領域の符号化データに対してのみ、ユーザ固有の識別情報をWMとして埋め込む。その他の位置の領域の符号化データにはWMを埋め込まない。そして、それら各領域の符号化データをセグメントに分割して各領域のセグメントストリームを生成し、それらを配信するまで保持するようにする。
図3の場合、コンテンツの全領域をAからIまでの9個の矩形領域に分割して符号化し、9個の矩形領域のうち、A,C,E,G、およびIの5個の矩形領域の符号化データに対してのみ、ユーザ固有の識別情報がWMとして埋め込まれる例を示している。
この場合、A,C,E,G、およびIの5個の矩形領域の符号化データについては、ユーザ毎に異なる識別情報のWMが埋め込まれるので、それぞれのセグメントストリームがユーザ数と同じ数だけ生成されて保持される。それ以外のB,D,F、およびHの4個の矩形領域については、それぞれ汎用の1個のセグメントストリームだけが保持される。なお、同図は複数用意されるビットレートのうちの1種類のもののみを示している。
このように、コンテンツの全領域を複数の領域に分割し、そのうちの一部の領域に対してだけWMを埋め込むようにすれば、生成、保持するセグメントストリームのデータ量を抑制することができる。
この場合、受信側の端末装置70では、コンテンツのA,C,E,G、およびIの5個の矩形領域については、自身のユーザの識別情報がWMとして埋め込まれているセグメントストリームのファイルを受信し、その他の領域については汎用のセグメントストリームのファイルを受信し、これらをそれぞれ再生(デコード)して画面に再構成して表示するようにする。
なお、第1の実施の形態は図3の例に限定されるものではない。すなわち、コンテンツの全領域を分割する領域の数、領域の形状、WMを埋め込む領域の位置、およびその数は変更することが可能である。
また、領域毎の符号化とWMの埋め込みの順序は逆であってもよい。すなわち、領域のソースデータにWMを埋め込んでから、符号化するようにしてもよい。
<第1の実施の形態に対応するコンテンツWM処理サーバ61の構成例>
次に、第1の実施の形態に対応するコンテンツWM処理サーバ61の構成例について説明する。
図4は、第1の実施の形態に対応するコンテンツWM処理サーバ61の構成例を示している。このコンテンツWM処理サーバ61は、コンテンツ管理部81、矩形領域分割部82、符号化部83、WM埋め込み部84、およびセグメント分割部85を有する。
コンテンツ管理部81は、コンテンツのソースデータを管理しており、端末装置70に配信するコンテンツのソースデータを矩形領域分割部82に供給する。矩形領域分割部82は、コンテンツの全領域を複数の矩形領域に分割して符号化部83に出力する。符号化部83は、分割された各矩形領域を、異なる複数のビットレートで符号化し、その結果得られる符号化データをWM埋め込み部84に出力する。
WM埋め込み部84は、画面上の所定の位置の矩形領域の符号化データに対してユーザの識別情報をWMとして埋め込んでセグメント分割部85に出力する。それ以外の位置の矩形領域の符号化データは、そのままにセグメント分割部85に出力する。
セグメント分割部85は、各矩形領域の符号化データを時間的にセグメントに分割することにより、例えばFragmented MP4などのセグメントストリームを生成し、生成した各矩形領域のセグメントストリームを、後段のDASHコンテンツサーバ62に出力する。なお、DASHコンテンツサーバ62では、矩形領域のセグメントストリームがファイル化されて保持される。
<第1の実施の形態に対応するMPD>
次に、各矩形領域のセグメントストリームを端末装置70が受信するときに必要となるMPDについて説明する。
図5は、従来のMPDのデータ構造を示している。MPDは、コンテンツの時間の区切りであるPeriod毎に記述され、PeriodはAdaptationSetに細分化されている。AdaptationSetには、内容が同一であってビットレートが異なる複数のRepresentationが用意されている。Representationには、AdaptationSetをさらに細分化したSegmentに関する情報が記述され、この記述に基づいて端末装置70がセグメントストリームを受信する。
第1の実施の形態では、画面を区切った矩形領域(以下、JigsawPieceとも称する)毎にセグメントストリームが生成されるので、MPDには、JigsawPieceに関する情報を記述するためのJigsawPiece要素を新たに導入する拡張が必要となる。
図6は、MPDにJigsawPiece要素を導入する第1の拡張例を示している。該第1の拡張例は、AdaptationSet要素とRepresentation要素の間にJigsawPiece要素を導入したものである。図7は、図6の場合に対応するAdaptationSetとJigsawPieceとの空間的な関係を示している。すなわち、AdaptationSetには全てのJigsawPieceが包含されている状態である。
図8は、図6の場合に対応するJigsawPiece要素の中身を示している。第1の拡張例においてJigsawPiece要素は、AdaptationSet要素における各JigsawPieceのID(@id)、画面上の位置(@position,@top,@left)、およびサイズ(@size,@width,@height)の各属性、並びにRepresentation要素を持つことができる。
さらに、JigsawPiece要素は、WMの有無を表すuserUnique属性(boolean)(@userUnique)、CDN52に設けられているプロキシサーバ53におけるキャッシングの可否を表すcacheOnCdnProhibit属性(boolean)(@cacheOnCdnProhibit)、および,埋め込まれているユーザの識別情報を表すuserUniqueId属性を持つことができる。
userUnique=trueの場合、当該JigsawPiece(矩形領域)にはユーザの識別情報を示すWMが埋め込まれていることを意味する。cacheOnCdnProhibit=trueの場合、プロキシサーバ53におけるキャッシングが禁止されていることを意味する。本開示においては、ユーザの識別情報を示すWMが埋め込まれているJigsawPiece(矩形領域)については、ユーザの識別情報の流出、悪用などを抑止するため、プロキシサーバ53におけるキャッシングを禁止するようにする。
図9は、第1の拡張例を適用した場合におけるMPDの記述例を示している。
同図においては、AdaptationSet要素の下に複数のJigsawPiece要素が記述されている。例えば、id=AのJigsawPieceについては、左上の頂点座標が(0,0)、サイズが固定の横640×縦360、WMが埋め込まれていてその識別情報が410572963、キャッシングが禁止であることが記述されている。同様に、id=BのJigsawPieceについては、左上の頂点座標が(0,640)、サイズが固定の横640×縦360、WMが埋め込まれておらず、キャッシングが禁止されていないことが記述されている。
図10は、MPDにJigsawPiece要素を導入する第2の拡張例を示している。該第2の拡張例は、JigsawPieceをAdaptationSetとみなして、1つのAdaptationSet要素の中に1つのJigsawPiece要素を導入したものである。図11は、図10の場合に対応するAdaptationSetとJigsawPieceとの空間的な関係を示している。すなわち、AdaptationSetとJigsawPieceと一対一対応である。
なお、図10の場合に対応するJigsawPiece要素の中身については、第1の拡張例に対応する図8からRepresentation要素を削除したものとなる。
図12は、第2の拡張例を適用した場合におけるMPDの記述例を示している。
同図においては、1つのAdaptationSet要素の下に1つのJigsawPiece要素が記述されている。例えば、1番目のAdaptationSet要素の下のid=AのJigsawPieceについては、左上の頂点座標が(0,0)、サイズが固定の横640×縦360、WMが埋め込まれていてその識別情報が410572963、キャッシングが禁止であることが記述されている。同様に、2番目のAdaptationSet要素の下id=BのJigsawPieceについては、左上の頂点座標が(0,640)、サイズが固定の横640×縦360、WMが埋め込まれておらず、キャッシングが禁止されていないことが記述されている。
ところで、図9に示された第1の拡張例を適用したMPD、および図12に示された第2の拡張例を適用したMPDでは、その中に具体的な識別情報(図6および図12の例では、userUnique="410572963")を記述している。このように、MPDの中にユーザ毎に異なる識別情報を記述する運用形態の場合、MPDについてもユーザの数だけ生成する必要が生じてしまい、DASH MPDサーバ63の負荷が増大してしまう。
そこで、各ユーザ(の端末装置70)に対して、URLテンプレートを用いた共通のMPDを供給するようにし、端末装置70にて受信したMPDのテンプレート部分を、そのユーザに適した状態に情報によって置換して、セグメント要求などに用いるようにしてもよい。その場合、MPDのURLテンプレートについても、実施の形態に合わせた拡張が必要である。
図13は、MPDのURLテンプレートのためのIDを示している。本開示においては、$JigsawPieceID$,$UserUniqueID$,$UserUniqueDigit$、および$CyclicOder$を新たに導入する。
新たに導入された$UserUniqueID$は、ユーザの識別情報(userUniqueIdまたはTransactionIdとも称する)である。なお、端末装置70に対してユーザの識別情報を通知する方法としては、例えば、MPD要求に応じて行なわれるHTTPリダイレクトの移動先URLに、ユーザの識別情報をクエリ文字列として付加する方法が考えられる。このとき、ユーザの識別情報の流出を防止するために、ユーザの識別情報をクライアント秘密鍵で暗号化してからクエリ文字列として付加するようにしてもよい。
その他の新たに導入された$JigsawPieceID$は、JigsawPieceのIDである。$UserUniqueIdDigit$は、矩形領域に対して埋め込まれる汎用符号である。$CyclicOder$は、セグメントストリームのセグメントに順に周期的に埋め込まれる汎用符号である。
なお、$JigsawPieceID$,$UserUniqueIdDigit$、および$CyclicOder$については、後述する第2または第3の実施の形態において利用される。
図14は、図12に示された第2の拡張例を適用したMPDを、URLテンプレートを用いて共通化した場合の記述例を示している。
同図の例では、MPDの$query:userUniqueId$が別途通知されるユーザの識別情報で置換されることになる。
なお、図6に示された第1の拡張例を適用したMPDについてもURLテンプレートを用いて共通化することが可能である。
<第1の実施の形態における動作>
次に、第1の実施の形態における動作例について説明する。
コンテンツ供給装置60では、コンテンツWM処理サーバ61が、コンテンツを空間的に複数の矩形領域(JigsawPiece)に区切って符号化し、矩形領域の空間的な位置に応じてWMを埋め込んで(埋め込まない矩形領域もある)、矩形領域のセグメントストリームを生成する。生成されたセグメントストリームは、DASHコンテンツサーバ62によりファイル化されて保持される。DASH MPDサーバ63ではURLテンプレートを用いることにより、多数のユーザに対して配信できる共通のMPDが生成される。生成されたMPDやセグメントファイルは、端末装置70などからの要求に応じてHTTPユニキャスト配信される。
一方、端末装置70は、コンテンツの受信に先立ってMPDを取得し、MPDに基づいてコンテンツのセグメントファイルを取得する。
図15は、端末装置70の処理を説明するフローチャートである。ステップS1において、端末装置70は、DASH MPDサーバ63に対してMPD要求を送信する。このMPD要求を受信したDASH MPDサーバ63は、HTTPリダイレクトを経て、要求されたMPD(URLテンプレートを用いた共通のMPD)を要求元の端末装置70にHTTPユニキャスト配信する。なお、DASH MPDサーバ63は、このHTTPリダイレクトの移動先URLを端末装置70に通知するときにクエリ文字列として、端末装置70のユーザの識別情報を付加して通知する。
ステップS2において、端末装置70は、DASH MPDサーバ63からHTTPユニキャスト配信されたMPDを受信し、ステップS3において、クエリ文字列として付加されているユーザの識別情報を抽出する。
ステップS4において、端末装置70は、ステップS2で受信した共通のMPDに記述されている$query:userUniqueId$の箇所を、ステップS3で抽出したユーザの識別情報で置換することによって自己のユーザ用のMPDを生成する。さらに、端末装置70は、生成したユーザ用のMPDを参照することにより、所望のセグメントストリーム(矩形領域の位置に応じてユーザの識別情報がWMとして埋め込まれているセグメントストリーム)を要求するHTTPリクエストを送信する。ステップS5において、HTTPリクエストに応じたDASHコンテンツサーバ62からHTTPユニキャスト配信された全画面分の矩形領域のセグメントファイルを受信、再生し、画面を再構成して表示する。以上で、第1の実施の形態における端末装置70の処理の説明を終了する。
以上に説明した第1の実施の形態によれば、端末装置70は、画面上の複数の領域にユーザの識別情報がWMとして埋め込まれているコンテンツを受信、再生することができる。したがって、受信された該コンテンツが流出した場合、その流出元となった端末装置70(のユーザ)を特定することができる。
次に、矩形領域のセグメントファイルがHTTPユニキャスト配信されるときに介されるCDN52に複数存在するプロキシサーバ53の動作について説明する。
図16は、プロキシサーバ53の基本処理を説明するフローチャートである。
ステップS11において、プロキシサーバ53は、CDN52における通信を監視し、端末装置70からセグメント要求(HTTPリクエスト)が送信されるまで待機する。端末装置70からセグメント要求が送信された場合、処理をステップS12に進める。
ステップS12において、プロキシサーバ53は、セグメント要求に対応するセグメントファイル(矩形領域のセグメントストリームのファイル)を自身がキャッシングしているか否かを確認する。ここで、キャッシングしていることが確認できなかった場合、処理はステップS13に進められる。反対にキャッシングしていることが確認できた場合、ステップS13乃至ステップS15はスキップされて処理はステップS16に進められる。
ステップS13において、プロキシサーバ53は、DASHコンテンツサーバ62に対して、該セグメントファイルを要求するHTTPリクエストを送信し、これに応じてDASHコンテンツサーバ62からHTTPユニキャスト配信されたセグメントファイルを受信する。ステップS14において、プロキシサーバ53は、受信したセグメントファイルに対応するMPDのJigsawPiece要素のcacheOnCdnProhibit属性を参照し、キャッシングが禁止されているか否かを確認する。ここで、cacheOnCdnProhibit属性がFALUSEであってキャッシングが禁止されていないと確認された場合、処理はステップS15に進められる。反対に、cacheOnCdnProhibit属性がTRUEであってキャッシングが禁止されていると確認された場合、ステップS15はスキップされて処理はステップS16に進められる。
ステップS15において、プロキシサーバ53は、該セグメントファイルをキャッシングし、ステップS16において、該セグメントファイルを要求元の端末装置70にHTTPユニキャスト配信する。
以上で、プロキシサーバ53による基本処理の説明を終了する。なお、複数存在するプロキシサーバ53には、上述した基本処理を実行するものと、以下に説明するマルチキャスト配信処理を実行できるものが存在する。
図17は、プロキシサーバ53によるマルチキャスト配信処理を説明するフローチャートである。このマルチキャスト配信処理は、多くの端末装置70から要求されることが想定されるセグメントファイルを、端末装置70からのセグメント要求が行なわれる前にプロキシサーバ53が予め取得してマルチキャスト配信する処理である。
ステップS21において、プロキシサーバ53は、DASH MPDサーバ63に対して、多くの端末装置70から要求されることが想定されるセグメントファイルに対応するMPDを要求するHTTPリクエストを送信し、これに応じてDASH MPDサーバ63からHTTPユニキャスト配信されるMPDを取得する。ステップS22において、プロキシサーバ53は、取得したMPDを参照してこれから取得するセグメントファイルを決定し、それに対応するJigsawPiece要素のcacheOnCdnProhibit属性に基づき、キャッシングが禁止されているか否かを確認する。ここで、cacheOnCdnProhibit属性がFALUSEであってキャッシングが禁止されていないと確認された場合、処理はステップS23に進められる。なお、ステップS22において、cacheOnCdnProhibit属性がTRUEであってキャッシングが禁止されていると確認された場合、ステップS23乃至S25はスキップされて処理はステップS26に進められる。
ステップS23において、プロキシサーバ53は、DASHコンテンツサーバ62に対して、該セグメントファイルを要求するHTTPリクエストを送信し、これに応じてDASHコンテンツサーバ62からHTTPユニキャスト配信されたセグメントファイルを受信する。ステップS24において、プロキシサーバ53は、受信したセグメントファイルをキャッシングし、ステップS25において、該セグメントファイルをマルチキャスト配信する。
ステップS26において、プロキシサーバ53は、取得したMPDに記述されているセグメントファイルの情報のうちで、未取得(キャッシングの禁止が確認されたものを除く)のものが残っているか否かを判断する。未取得のセグメントファイルが残っていると判断された場合、処理はステップS22に戻り、それ以降が繰り返される。反対に、未取得のセグメントファイルが残っていないと判断された場合、このマルチキャスト配信処理は終了される。
なお、マルチキャスト配信処理が実行されているときに、このマルチキャスト配信処理にて処理対象とされているセグメントファイルが端末装置70から要求された場合、以下に説明する割り込み処理が開始される。
図18は、割り込み処理を説明するフローチャートである。
ステップS31において、プロキシサーバ53は、要求されたセグメントファイルに対応するMPDのJigsawPiece要素のcacheOnCdnProhibit属性を参照し、キャッシングが禁止されているか否かを確認する。ここで、cacheOnCdnProhibit属性がTRUEであってキャッシングが禁止されていると確認された場合、該セグメントファイルは該割り込み処理の元となったマルチキャスト配信処理ではマルチキャスト配信されないので、処理はステップS32に進められる。
ステップS32において、プロキシサーバ53は、DASHコンテンツサーバ62に対して、該セグメントファイルを要求するHTTPリクエストを送信し、これに応じてDASHコンテンツサーバ62からHTTPユニキャスト配信されたセグメントファイルを受信する。ステップS33において、プロキシサーバ53は、受信したセグメントファイルを要求元の端末装置70に対してHTTPユニキャスト配信する。以上で、割り込み処理は終了される。
なお、ステップS31において、要求されたセグメントファイルに対応するcacheOnCdnProhibit属性がFALUSEであってキャッシングが禁止されていないと確認された場合、該セグメントファイルは該割り込み処理の元となったマルチキャスト配信処理はマルチキャスト配信されるので、処理はステップS34に進められる。ステップS34において、プロキシサーバ53は、要求元の端末装置70に対してエラーコードを送信する。以上で、割り込み処理は終了される。
<第2の実施の形態>
19は、第2の実施の形態の概要を説明するためのものである。
第2の実施の形態において、コンテンツWM処理サーバ61は、コンテンツの全領域を空間的に複数の領域に分割し、領域毎に所定のエンコード方式により符号化し、その結果得られる各領域の符号化データそれぞれに対して、複数の汎用符号(例えば、数字の0から9など)の1つをWMとして埋め込む。そして、それら各領域の符号化データをセグメントに分割して各領域のセグメントストリームを生成し、それらを配信するまで保持するようにする。
図19の場合、コンテンツの全領域をAからIまでの9個の矩形領域に分割して符号化し、9個の矩形領域の符号化データそれぞれに対して、複数の汎用符号として数字の0,1,2,・・・,9がWMとして埋め込まれる例を示している。
この場合、AからIの9個の矩形領域の符号化データに10種類の汎用符号のWMが埋め込まれるので、90本のセグメントストリームが生成されて保持される。なお、同図は複数用意されるビットレートのうちの1種類のもののみを示している。
このように、コンテンツの全領域を複数の領域に分割して、汎用符号のWMを埋め込むようにすれば、生成、保持するセグメントストリームの数を抑制することができる。また、ユーザの識別情報をWMとして埋め込む第1の実施の形態と比較した場合、生成、保持するセグメントストリームの数を削減できる。
この場合、受信側の端末装置70では、ラスタースキャン順序で、ユーザの識別情報を構成する汎用符号がWMとして埋め込まれている矩形領域のセグメントストリームを受信するようにする。例えば、ユーザの識別情報が410572937である場合、領域Aは”4”のWM、領域Bは”1”のWM、領域Cは”0”のWM、領域Dは”5”のWM、領域Eは”7”のWM、領域Fは”2”のWM、領域Gは”9”のWM、領域Hは”3”のWM、領域Iは”7”のWMが埋め込まれているセグメントストリームを受信し、これらをそれぞれ再生(デコード)して画面に再構成して表示するようにする。
なお、第2の実施の形態は図19の例に限定されるものではない。すなわち、コンテンツの全領域を分割する領域の数、領域の形状、WMとして埋め込む汎用符号の数と種類は、変更することが可能である。例えはWMとして埋め込む汎用符号として英文字など用いてもよい。
また、領域毎の符号化とWMの埋め込みの順序は逆であってもよい。すなわち、領域のソースデータにWMを埋め込んでから、符号化するようにしてもよい。
<第2の実施の形態に対応するコンテンツWM処理サーバ61の構成例>
次に、第2の実施の形態に対応するコンテンツWM処理サーバ61の構成例について説明する。
第2の実施の形態に対応するコンテンツWM処理サーバ61の構成例は、図4に示された第1の実施の形態に対応するものと同様である。すなわち、コンテンツWM処理サーバ61は、コンテンツ管理部81、矩形領域分割部82、符号化部83、WM埋め込み部84、およびセグメント分割部85を有する。
コンテンツ管理部81は、コンテンツのソースデータを管理しており、端末装置70に配信するコンテンツのソースデータを矩形領域分割部82に供給する。矩形領域分割部82は、コンテンツの全領域を複数の矩形領域に分割して符号化部83に出力する。符号化部83は、分割された各矩形領域を、異なる複数のビットレートで符号化し、その結果得られる符号化データをWM埋め込み部84に出力する。
WM埋め込み部84は、矩形領域の符号化データに対し、汎用の符号をWMとして埋め込んでセグメント分割部85に出力する。セグメント分割部85は、各矩形領域の符号化データを時間的にセグメントに分割することにより、例えばFragmented MP4などのセグメントストリームを生成し、生成した各矩形領域のセグメントストリームを、後段のDASHコンテンツサーバ62に出力する。なお、DASHコンテンツサーバ62では、矩形領域のセグメントストリームがファイル化されて保持される。
<第2の実施の形態に対応するMPD>
第2の実施の形態に対応するMPDのデータ構造は、図6に示された第1の実施の形態に対応するMPDの第1の拡張例、または図10に示された第1の実施の形態に対応するMPDの第2の拡張例と同様である。
図20は、第2の実施の形態に対応するMPDにおけるJigsawPiece要素の中身を示している。この場合、JigsawPiece要素は、AdaptationSet要素における各JigsawPieceのID(@id)、画面上の位置(@position,@top,@left)、およびサイズ(@size,@width,@height)の各属性、並びにRepresentation要素を持つことができる。だだし、第2の拡張例の場合、Representation要素は不要である。
さらに、JigsawPiece要素は、埋め込まれている汎用の符号を表すuserUniqueIdDigit属性を持つことができる。
図21は、第1の拡張例を適用した場合におけるMPDの記述例を示している。
同図においては、AdaptationSet要素の下に複数のJigsawPiece要素が記述されている。例えば、id=AのJigsawPieceについては、左上の頂点座標が(0,0)、サイズが固定の横640×縦360、汎用符号”4”がWMとして埋め込まれていることが記述されている。同様に、id=BのJigsawPieceについては、左上の頂点座標が(0,640)、サイズが固定の横640×縦360、汎用符号”1”がWMとして埋め込まれていることが記述されている。
図22は、第2の拡張例を適用した場合におけるMPDの記述例を示している。
同図においては、1つのAdaptationSet要素の下に1つのJigsawPiece要素が記述されている。例えば、1番目のAdaptationSet要素の下のid=AのJigsawPieceについては、左上の頂点座標が(0,0)、サイズが固定の横640×縦360、汎用符号”4”がWMとして埋め込まれていることが記述されている。同様に、2番目のAdaptationSet要素の下id=BのJigsawPieceについては、左上の頂点座標が(0,640)、サイズが固定の横640×縦360、汎用符号”1”がWMとして埋め込まれていることが記述されている。
図23は、図22に示された第2の拡張例を適用したMPDを、URLテンプレートを用いて共通化した場合の記述例を示している。
同図の例では、MPDの$query:segReqOder1$、$query:segReqOder2$などが、別途通知されるユーザの識別情報を汎用符号(数字1文字など)に分解したsegReqOrder1,segReqOrder2,segReqOrder3,...で置換されることになる。
具体的には、例えば以下のように、MPD要求に応じて行なわれるHTTPリダイレクトの移動先URLに付加されるクエリ文字列として通知する。
http://a.com/x.mpd?segReqOrder1=4&segReqOrder2=1&segReqOrder3=0&segReqOrder4=5&... segReqOrder9=3
この場合、端末装置70では、MPDにおける$query:segReqOder1$が4に、$query:segReqOder2$が1に、$query:segReqOder3$が0に、$query:segReqOder4$が5に、...$query:segReqOder9$が3に置換される。
なお、クエリ文字列として、例えば、以下のようにユーザの識別情報を通知し、端末装置70にてユーザ識別情報を1文字の汎用符号に分解して、$query:segReqOder1$などを置換するようにしてもよい。また、クエリ文字列の中身を暗号化してもよい。
http://a.com/x.mpd?segReqOrder=4.1.0.5.7.2.9.6.3
<第2の実施の形態における動作>
次に、第2の実施の形態における動作例について説明する。
コンテンツ供給装置60では、コンテンツWM処理サーバ61が、コンテンツを空間的に複数の矩形領域(JigsawPiece)に区切って符号化し、汎用符号のWMを埋め込んで、矩形領域のセグメントストリームを生成する。生成されたセグメントストリームは、DASHコンテンツサーバ62によりファイル化されて保持される。DASH MPDサーバ63ではURLテンプレートを用いることにより、多数のユーザに対して配信できる共通のMPDが生成される。生成されたMPDやセグメントファイルは、端末装置70などからの要求に応じてHTTPユニキャスト配信される。
一方、端末装置70は、コンテンツの受信に先立ってMPDを取得し、MPDに基づいてコンテンツのセグメントファイルを取得する。
図24は、端末装置70の処理を説明するフローチャートである。ステップS41において、端末装置70は、DASH MPDサーバ63に対してMPD要求を送信する。このMPD要求を受信したDASH MPDサーバ63は、HTTPリダイレクトを経て、要求されたMPD(URLテンプレートを用いた共通のMPD)を要求元の端末装置70にHTTPユニキャスト配信する。なお、DASH MPDサーバ63は、このHTTPリダイレクトの移動先URLを端末装置70に通知するときにクエリ文字列として、端末装置70のユーザの識別情報に対応するsegReqOrderを付加して通知する。
ステップS42において、端末装置70は、DASH MPDサーバ63からHTTPユニキャスト配信されたMPDを受信し、ステップS43において、クエリ文字列として付加されているsegReqOrderを抽出する。
ステップS44において、端末装置70は、ステップS42で受信した共通のMPDに記述されている$query:segReqOrder$の箇所を、ステップS43で抽出したsegReqOrderを分解した1文字の汎用符号で置換することによって自己のユーザ用のMPDを生成する。さらに、端末装置70は、生成したユーザ用のMPDを参照することにより、ラスタースキャン順にみるとユーザの識別情報がWMとして埋め込まれている矩形領域のセグメントストリームを要求するHTTPリクエストを送信する。
ステップS45において、HTTPリクエストに応じたDASHコンテンツサーバ62からHTTPユニキャスト配信された全画面分の矩形領域のセグメントファイルを受信、再生し、画面を再構成して表示する。以上で、第2の実施の形態における端末装置70の処理の説明を終了する。
以上に説明した第2の実施の形態によれば、端末装置70は、画面上の複数の領域にそれぞれ埋め込まれた汎用符号をラスタースキャン順に組み合わせるとユーザの識別情報となるコンテンツを受信、再生することができる。したがって、受信された該コンテンツが流出した場合、その流出元となった端末装置70(のユーザ)を特定することができる。
<第3の実施の形態>
図25は、第3の実施の形態の概要を説明するためのものである。
第3の実施の形態において、コンテンツWM処理サーバ61は、コンテンツのセグメントストリームを複数の汎用符号(例えば、スタートコードを示すSと数字の0から9)と同じ数だけ生成し、同じセグメントストリームを構成する各セグメントに共通の汎用符号をWMとして埋め込み、それらを配信するまで保持するようにする。
図25の場合、11種類の汎用符号S,0,1,・・・,9が用いられる例を示している。この場合、各セグメントに11種類の汎用符号S,0,1,・・・,9のいずれがWMとして埋め込まれた11本のセグメントストリームが生成されて保持されることになる。なお、同図は複数用意されるビットレートのうちの1種類のもののみを示している。
一方、受信側の端末装置70では、セグメントストリームを受信する場合、埋め込まれているWMが自身のユーザの識別情報と一致する順序でセグメントを受信、再生するようにする。例えば、ユーザの識別情報が410572937である場合、はじめにスタートコードSのWMが埋め込まれているセグメントnを受信し、次に4のWMが埋め込まれているセグメントn+1を受信し、次に1のWMが埋め込まれているセグメントn+2を受信するようにする。そして、ユーザの識別情報の最後の汎用符号である7のWMが埋め込まれているセグメントn+10を受信した後は、再びスタートコードSのWMが埋め込まれているセグメントn+11、4のWMが埋め込まれているセグメントn+2を受信するようにする。
なお、第3の実施の形態は図25の例に限定されるものではない。すなわち、WMとして埋め込む汎用符号の数と種類は、変更することが可能である。例えはWMとして埋め込む汎用符号として英文字など用いてもよい。
また、符号化とWMの埋め込みの順序は逆であってもよい。すなわち、WMを埋め込んでから符号化するようにしてもよい。
<第3の実施の形態に対応するコンテンツWM処理サーバ61の構成例>
次に、第2の実施の形態に対応するコンテンツWM処理サーバ61の構成例について説明する。
図26は、第3の実施の形態に対応するコンテンツWM処理サーバ61の構成例を示している。すなわち、コンテンツWM処理サーバ61は、コンテンツ管理部91、符号化部92、およびWM埋め込み部93を有する。
コンテンツ管理部91は、コンテンツのソースデータを管理しており、端末装置70に配信するコンテンツのソースデータを符号化部92に供給する。符号化部92は、コンテンツのソースデータを異なる複数のビットレートで符号化してセグメントに分割し、その結果得られるセグメントストリームをWM埋め込み部93に出力する。
WM埋め込み部93は、各セグメントストリームを汎用符号の数だけ複製し、各セグメントストリームのセグメントに同一の汎用符号をWMとして埋め込んで後段のDASHコンテンツサーバ62に出力する。なお、DASHコンテンツサーバ62では、セグメントストリームがファイル化されて保持される。
<第3の実施の形態に対応するMPD>
図27は、第3の実施の形態に対応するMPDを記述するためにAdaptationSet要素に追加されるsegReqCyclicOrder属性を示している。
segReqCyclicOrder属性にはセグメントストリームの各セグメントに周期的に埋め込まれるスタートコードS+ユーザの識別情報が格納される。
図28は、第3の実施の形態に対応するMPDの記述例を示している。同図においては、AdaptationSet要素のsegReqCyclicOrder属性に、S.4.1.0.5.7.2.4.6.3が記述されている。
図29は、図28に示されたMPDの記述例をURLテンプレートにより共通化した場合の記述例を示している。同図の例では、MPDの$query:segReqCyclicOrder$が別途通知されるsegReqCyclicOrder(=スタートコードS+ユーザの識別情報)を分解した汎用符号の1文字で周期的に置換されることになる。
segReqCyclicOrderの通知は、例えば以下のように、MPD要求に応じて行なわれるHTTPリダイレクトの移動先URLに付加されるクエリ文字列として通知する。また、クエリ文字列の中身を暗号化してもよい。
http://a.com/x.mpd?segReqCycleOrder=S.4.1.0.5.7.2.9.6.3
<第3の実施の形態における動作>
次に、第3の実施の形態における動作例について説明する。
コンテンツ供給装置60では、コンテンツWM処理サーバ61が、コンテンツのソースデータからセグメントストリームを生成して汎用符号の数だけ複製し、生成したセグメントストリームの各セグメントに同一の汎用符号のWMを埋め込む。生成されたセグメントストリームは、DASHコンテンツサーバ62によりファイル化されて保持される。DASH MPDサーバ63ではURLテンプレートを用いることにより、多数のユーザに対して配信できる共通のMPDが生成される。生成されたMPDやセグメントファイルは、端末装置70などからの要求に応じてHTTPユニキャスト配信される。
一方、端末装置70は、コンテンツの受信に先立ってMPDを取得し、MPDに基づいてコンテンツのセグメントファイルを取得する。
図30は、端末装置70の処理を説明するフローチャートである。ステップS51において、端末装置70は、DASH MPDサーバ63に対してMPD要求を送信する。このMPD要求を受信したDASH MPDサーバ63は、HTTPリダイレクトを経て、要求されたMPD(URLテンプレートを用いた共通のMPD)を要求元の端末装置70にHTTPユニキャスト配信する。なお、DASH MPDサーバ63は、このHTTPリダイレクトの移動先URLを端末装置70に通知するときにクエリ文字列として、端末装置70のユーザの識別情報に対応するsegReqCycleOrderを付加して通知する。
ステップS52において、端末装置70は、DASH MPDサーバ63からHTTPユニキャスト配信されたMPDを受信し、ステップS53において、クエリ文字列として付加されているsegReqCyclicOrderを抽出する。
ステップS54において、端末装置70は、ステップS52で受信した共通のMPDに記述されている$query:segReqCyclicOrder$の箇所を、ステップS53で抽出したsegReqCyclicOrder1を分解した1文字の汎用文字で周期的に置換して、セグメントストリームを要求するHTTPリクエストを送信する。
ステップS55において、HTTPリクエストに応じたDASHコンテンツサーバ62から順次HTTPユニキャスト配信されたセグメントファイルを受信、再生して表示する。以上で、第3の実施の形態における端末装置70の処理の説明を終了する。
以上に説明した第3の実施の形態によれば、端末装置70は、所定の数(第3の実施の形態の場合、11)のセグメントファイルを受信する毎に、自身のユーザの識別情報が埋め込まれているコンテンツを再生することになる。したがって、受信された該コンテンツのセグメントファイルが少なくとも所定の数(第3の実施の形態の場合、11)以上流出した場合、その流出元となった端末装置70(のユーザ)を特定することができる。
なお、上述した第1乃至第3の実施の形態では、コンテンツをオンデマンドに配信する場合だけでなく、撮影時にリアルタイムにライブ配信する場合に適用することができる。
ところで、上述した一連の処理を実行するコンテンツ供給装置60、および端末装置70は、それぞれをハードウェアにより構成する他、コンピュータがソフトウェアを実行することにより実現することもできる。このコンピュータには、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
図31は、上述したコンピュータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。
このコンピュータ200において、CPU(Central Processing Unit)201,ROM(Read Only Memory)202,RAM(Random Access Memory)203は、バス204により相互に接続されている。
バス204には、さらに、入出力インタフェース205が接続されている。入出力インタフェース205には、入力部206、出力部207、記憶部208、通信部209、およびドライブ210が接続されている。
入力部206は、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる。出力部207は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記憶部208は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部209は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ210は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリなどのリムーバブルメディア211を駆動する。
以上のように構成されるコンピュータ200では、CPU201が、例えば、記憶部208に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース205およびバス204を介して、RAM203にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ200(CPU201)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディア211に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。
コンピュータ200では、プログラムは、リムーバブルメディア211をドライブ210に装着することにより、入出力インタフェース205を介して、記憶部208にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部209で受信し、記憶部208にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM202や記憶部208に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータ200が実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであってもよいし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであってもよい。
本開示の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本開示は以下のような構成もとることができる。
(1)
適応的ストリーミング技術を用いてコンテンツを配信するコンテンツ供給装置において、
前記コンテンツを時間的にセグメントに分割してセグメントストリームを生成し、生成した前記セグメントストリームを複数の汎用符号と同じ数だけ複製し、複製した前記セグメントストリーム毎に前記複数の汎用符号のいずれかを共通して各セグメントに電子透かしとして埋め込む電子透かし処理部と、
前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを受信側が取得するために必要な情報を記述したMPDを生成し、受信側からの要求に応じて配信するMPD処理部と、
前記MPDに基づく受信側からの要求に応じ、前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを前記セグメント単位で配信するストリーム配信部と
を備え、
前記受信側に順次配信されるセグメントに電子透かしとして埋め込まれている前記汎用符号の順列は、前記受信側の識別情報と一致する
コンテンツ供給装置。
(2)
前記受信側に順次配信されるセグメントに電子透かしとして埋め込まれている前記汎用符号の順列は、前記受信側の識別情報と周期的に一致する
前記(1)に記載のコンテンツ供給装置。
(3)
前記複数の汎用符号はスタートコードを含み、
前記受信側に順次配信されるセグメントに電子透かしとして埋め込まれている前記汎用符号の順列は、前記スタートコード毎に前記受信側の識別情報と周期的に一致する
前記(1)または(2)に記載のコンテンツ供給装置。
(4)
前記MPD処理部は、テンプレートを用いることにより共通化した前記MPDを生成し、複数の受信側に対して前記共通化した前記MPDを配信する
前記(1)から(3)のいずれかに記載のコンテンツ供給装置。
(5)
前記MPD処理部は、前記共通化した前記MPDの前記テンプレートの箇所を置換するための情報として、受信側からの前記MPDの要求に対して応答するHTTPリダイレクトの移動先URLに前記受信側の前記識別情報に対応するsegReqCyclicOrderをクエリ文字列として付加する
前記(4)に記載のコンテンツ供給装置。
(6)
前記MPD処理部は、前記受信側の前記識別情報に対応する前記segReqCyclicOrderを暗号化して前記クエリ文字列として付加する
前記(5)に記載のコンテンツ供給装置。
(7)
適応的ストリーミング技術を用いてコンテンツを配信するコンテンツ供給装置のコンテンツ供給方法において、
前記コンテンツ供給装置による、
前記コンテンツを時間的にセグメントに分割してセグメントストリームを生成し、生成した前記セグメントストリームを複数の汎用符号と同じ数だけ複製し、複製した前記セグメントストリーム毎に前記複数の汎用符号のいずれかを共通して各セグメントに電子透かしとして埋め込む電子透かし処理ステップと、
前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを受信側が取得するために必要な情報を記述したMPDを生成し、受信側からの要求に応じて配信するMPD処理ステップと、
前記MPDに基づく受信側からの要求に応じ、前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを前記セグメント単位で配信するストリーム配信ステップと
を含み、
前記受信側に順次配信されるセグメントに電子透かしとして埋め込まれている前記汎用符号の順列は、前記受信側の識別情報と一致する
コンテンツ供給方法。
(8)
適応的ストリーミング技術を用いてコンテンツを配信するコンピュータを、
前記コンテンツを時間的にセグメントに分割してセグメントストリームを生成し、生成した前記セグメントストリームを複数の汎用符号と同じ数だけ複製し、複製した前記セグメントストリーム毎に前記複数の汎用符号のいずれかを共通して各セグメントに電子透かしとして埋め込む電子透かし処理部と、
前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを受信側が取得するために必要な情報を記述したMPDを生成し、受信側からの要求に応じて配信するMPD処理部と、
前記MPDに基づく受信側からの要求に応じ、前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを前記セグメント単位で配信するストリーム配信部と
して機能させ、
前記受信側に順次配信されるセグメントに電子透かしとして埋め込まれている前記汎用符号の順列は、前記受信側の識別情報と一致する
プログラム。
(9)
コンテンツを時間的にセグメントに分割してセグメントストリームを生成し、生成した前記セグメントストリームを複数の汎用符号と同じ数だけ複製し、複製した前記セグメントストリーム毎に前記複数の汎用符号のいずれかを共通して各セグメントに電子透かしとして埋め込む電子透かし処理部と、
前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを受信側が取得するために必要な情報を記述したMPDを生成し、受信側からの要求に応じて配信するMPD処理部と、
前記MPDに基づく受信側からの要求に応じ、前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを前記セグメント単位で配信するストリーム配信部と
を備えるコンテンツ供給装置から適応的ストリーミング技術を用いて配信されるコンテンツを受信する端末装置において、
前記MPDを取得し、取得した前記MPDに基づいて前記セグメントストリームをセグメント単位で受信、再生する構成を
備える端末装置。
(10)
コンテンツ供給装置と端末装置から構成されるコンテンツ供給システムにおいて、
前記コンテンツ供給装置は、
コンテンツを時間的にセグメントに分割してセグメントストリームを生成し、生成した前記セグメントストリームを複数の汎用符号と同じ数だけ複製し、複製した前記セグメントストリーム毎に前記複数の汎用符号のいずれかを共通して各セグメントに電子透かしとして埋め込む電子透かし処理部と、
前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを受信側が取得するために必要な情報を記述したMPDを生成し、受信側からの要求に応じて配信するMPD処理部と、
前記MPDに基づく受信側からの要求に応じ、前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを前記セグメント単位で配信するストリーム配信部と
を備え、
前記端末装置は、
前記MPDを取得し、取得した前記MPDに基づいて前記セグメントストリームをセグメント単位で受信、再生する構成を
備え、
前記端末装置側に順次配信されるセグメントに電子透かしとして埋め込まれている前記汎用符号の順列は、前記端末装置側の識別情報と一致する
コンテンツ供給システム。
50 コンテンツ供給システム, 51 ネットワーク, 52 CDN, 53 プロキシサーバ, 60 コンテンツ供給装置, 61 コンテンツWM処理サーバ, 62 DASHコンテンツサーバ, 63 DASH MPDサーバ, 70 端末装置, 81 コンテンツ管理部, 82 矩形領域分割部, 83 符号化部, 84 WM埋め込み部, 85 セグメント分割部, 91 コンテンツ管理部, 92 符号化部, 93 WM埋め込み部, 200 コンピュータ, 201 CPU

Claims (10)

  1. 適応的ストリーミング技術を用いてコンテンツを配信するコンテンツ供給装置において、
    前記コンテンツを時間的にセグメントに分割してセグメントストリームを生成し、生成した前記セグメントストリームを複数の汎用符号と同じ数だけ複製し、複製した前記セグメントストリーム毎に前記複数の汎用符号のいずれかを共通して各セグメントに電子透かしとして埋め込む電子透かし処理部と、
    前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを受信側が取得するために必要な情報を記述したMPDを生成し、受信側からの要求に応じて配信するMPD処理部と、
    前記MPDに基づく受信側からの要求に応じ、前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを前記セグメント単位で配信するストリーム配信部と
    を備え、
    前記受信側に順次配信されるセグメントに電子透かしとして埋め込まれている前記汎用符号の順列は、前記受信側の識別情報と一致する
    コンテンツ供給装置。
  2. 前記受信側に順次配信されるセグメントに電子透かしとして埋め込まれている前記汎用符号の順列は、前記受信側の識別情報と周期的に一致する
    請求項1に記載のコンテンツ供給装置。
  3. 前記複数の汎用符号はスタートコードを含み、
    前記受信側に順次配信されるセグメントに電子透かしとして埋め込まれている前記汎用符号の順列は、前記スタートコード毎に前記受信側の識別情報と周期的に一致する
    請求項2に記載のコンテンツ供給装置。
  4. 前記MPD処理部は、テンプレートを用いることにより共通化した前記MPDを生成し、複数の受信側に対して前記共通化した前記MPDを配信する
    請求項2に記載のコンテンツ供給装置。
  5. 前記MPD処理部は、前記共通化した前記MPDの前記テンプレートの箇所を置換するための情報として、受信側からの前記MPDの要求に対して応答するHTTPリダイレクトの移動先URLに前記受信側の前記識別情報に対応するsegReqCyclicOrderをクエリ文字列として付加する
    請求項4に記載のコンテンツ供給装置。
  6. 前記MPD処理部は、前記受信側の前記識別情報に対応する前記segReqCyclicOrderを暗号化して前記クエリ文字列として付加する
    請求項5に記載のコンテンツ供給装置。
  7. 適応的ストリーミング技術を用いてコンテンツを配信するコンテンツ供給装置のコンテンツ供給方法において、
    前記コンテンツ供給装置による、
    前記コンテンツを時間的にセグメントに分割してセグメントストリームを生成し、生成した前記セグメントストリームを複数の汎用符号と同じ数だけ複製し、複製した前記セグメントストリーム毎に前記複数の汎用符号のいずれかを共通して各セグメントに電子透かしとして埋め込む電子透かし処理ステップと、
    前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを受信側が取得するために必要な情報を記述したMPDを生成し、受信側からの要求に応じて配信するMPD処理ステップと、
    前記MPDに基づく受信側からの要求に応じ、前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを前記セグメント単位で配信するストリーム配信ステップと
    を含み、
    前記受信側に順次配信されるセグメントに電子透かしとして埋め込まれている前記汎用符号の順列は、前記受信側の識別情報と一致する
    コンテンツ供給方法。
  8. 適応的ストリーミング技術を用いてコンテンツを配信するコンピュータを、
    前記コンテンツを時間的にセグメントに分割してセグメントストリームを生成し、生成した前記セグメントストリームを複数の汎用符号と同じ数だけ複製し、複製した前記セグメントストリーム毎に前記複数の汎用符号のいずれかを共通して各セグメントに電子透かしとして埋め込む電子透かし処理部と、
    前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを受信側が取得するために必要な情報を記述したMPDを生成し、受信側からの要求に応じて配信するMPD処理部と、
    前記MPDに基づく受信側からの要求に応じ、前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを前記セグメント単位で配信するストリーム配信部と
    して機能させ、
    前記受信側に順次配信されるセグメントに電子透かしとして埋め込まれている前記汎用符号の順列は、前記受信側の識別情報と一致する
    プログラム。
  9. コンテンツを時間的にセグメントに分割してセグメントストリームを生成し、生成した前記セグメントストリームを複数の汎用符号と同じ数だけ複製し、複製した前記セグメントストリーム毎に前記複数の汎用符号のいずれかを共通して各セグメントに電子透かしとして埋め込む電子透かし処理部と、
    前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを受信側が取得するために必要な情報を記述したMPDを生成し、受信側からの要求に応じて配信するMPD処理部と、
    前記MPDに基づく受信側からの要求に応じ、前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを前記セグメント単位で配信するストリーム配信部と
    を備えるコンテンツ供給装置から適応的ストリーミング技術を用いて配信されるコンテンツを受信する端末装置において、
    前記MPDを取得し、取得した前記MPDに基づいて前記セグメントストリームをセグメント単位で受信、再生する構成を
    備える端末装置。
  10. コンテンツ供給装置と端末装置から構成されるコンテンツ供給システムにおいて、
    前記コンテンツ供給装置は、
    コンテンツを時間的にセグメントに分割してセグメントストリームを生成し、生成した前記セグメントストリームを複数の汎用符号と同じ数だけ複製し、複製した前記セグメントストリーム毎に前記複数の汎用符号のいずれかを共通して各セグメントに電子透かしとして埋め込む電子透かし処理部と、
    前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを受信側が取得するために必要な情報を記述したMPDを生成し、受信側からの要求に応じて配信するMPD処理部と、
    前記MPDに基づく受信側からの要求に応じ、前記汎用符号が電子透かしとして埋め込まれた前記セグメントストリームを前記セグメント単位で配信するストリーム配信部と
    を備え、
    前記端末装置は、
    前記MPDを取得し、取得した前記MPDに基づいて前記セグメントストリームをセグメント単位で受信、再生する構成を
    備え、
    前記端末装置側に順次配信されるセグメントに電子透かしとして埋め込まれている前記汎用符号の順列は、前記端末装置側の識別情報と一致する
    コンテンツ供給システム。
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