JP2015080133A - 無線通信システムおよび無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】アクセスポイントにおけるプローブ応答の送信回数を削減し、アクティブスキャンに係る帯域占有率を低減し、スループットの低下および遅延の増大を防ぐ。【解決手段】無線LANの端末がアクセスポイントにプローブ要求を送信し、該プローブ要求を受信したアクセスポイントが該端末に対してプローブ応答を送信し、該プローブ応答を受信した端末が該アクセスポイントに接続する無線通信システムにおいて、アクセスポイントは、所定の端末から送信されるプローブ要求に付加された指定期間と所定のポリシーに応じて、該所定の端末に対するプローブ応答の送信を抑制する期間を設定する制御手段を備える。【選択図】 図1

Description

本発明の無線通信システムおよび無線通信方法は、無線LANシステムの端末が周囲のアクセスポイントに対して行うアクティブスキャンに関する。
IEEE802.11規格の無線LANシステムでは、端末が周囲のアクセスポイントの存在を確認するための手法の1つにアクティブスキャンがある(非特許文献1)。アクティブスキャンは、図5に示すように、端末STAがアクセスポイントAPに要求信号(プローブ要求)を送信し、アクセスポイントがその要求信号に対して送信する応答信号(プローブ応答)を端末STAが受信することにより、アクセスポイントの存在を認識する。なお、プローブ応答はユニキャストで送信されるため、プローブ応答を受信した端末はACKフレームを返信する。アクセスポイントがACKフレームを確認できない場合は、プローブ応答が一定回数まで再送される。
端末は、定期的にアクティブスキャンを行うことにより、端末が接続可能なアクセスポイントを認識できるとともに、端末移動時においてもアクセスポイントの切り替えを迅速に行うことができる。なお、端末が通信中の場合、アクティブスキャンが例えば数秒間隔で行われることが確認されている(非特許文献2)。
IEEE Standard for Local and metropolitan area networks Part 11: Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) Specifications Amendment 5: Enhancements for Higher Throughput, March 2012 中野 隆介、沼尾 雅之、「無線LANアクセスポイントへの検索要求を利用した鉄道車内混雑度推定」、DEIM Forum 2012
アクセスポイントおよび端末が多数存在する環境下において、従来と同様のアクティブスキャンを行えば、管理フレーム(プローブ要求、プローブ応答)の増大を招く。複数のアクセスポイントおよび端末が存在するときのアクティブスキャンの動作例を図6に示す。
図6において、端末STA#1からのプローブ要求を受信したアクセスポイントAP#1,#2,#3は、端末STA#1に対してプローブ応答を返信する。プローブ要求はブロードキャストで送信されるため、1つのプローブ要求に対して複数のアクセスポイントAP#1,#2,#3がそれぞれプローブ応答を送信することになる。端末STA#2からのプローブ要求に対しても同様である。したがって、送信されるプローブ応答の数は、(端末数)×(アクセスポイント数)となり、端末およびアクセスポイント数の増加に伴い、膨大な量のプローブ応答が送信される。また、プローブ応答は低速で送信される場合が多く、プローブ応答のフレーム長が長くなる。そのため、プローブ応答の増加は帯域占有率が高くなる。
また、アクティブスキャンの動作は定期的に行われるため、端末が移動していない場合、端末は特定のアクセスポイントから以前に受信したプローブ応答と同一の情報を含むプローブ応答を何度も受信することになる。
その結果、データ通信に利用できる時間が減り、スループットが低下し、遅延が増大することになる。
本発明は、アクセスポイントにおけるプローブ応答の送信回数を削減し、アクティブスキャンに係る帯域占有率を低減し、スループットの低下および遅延の増大を防ぐことができる無線通信システムおよび無線通信方法を提供することを目的とする。
第1の発明は、無線LANの端末がアクセスポイントにプローブ要求を送信し、該プローブ要求を受信したアクセスポイントが該端末に対してプローブ応答を送信し、該プローブ応答を受信した端末が該アクセスポイントに接続する無線通信システムにおいて、アクセスポイントは、所定の端末から送信されるプローブ要求に付加された指定期間と所定のポリシーに応じて、該所定の端末に対するプローブ応答の送信を抑制する期間を設定する制御手段を備える。
第1の発明の無線通信システムにおいて、アクセスポイントの制御手段は、プローブ応答の送信を抑制する期間としてプローブ応答を送信しない無応答期間を設定し、該無応答期間の終了まで所定の端末からのプローブ要求に応答せず、該無応答期間の終了後に所定の端末からのプローブ要求に対してプローブ応答を送信する制御を行う構成である。
第1の発明の無線通信システムにおいて、所定の端末は、アクセスポイントの1つを指定して指定期間を付加したプローブ要求を送信する構成であり、指定されたアクセスポイントの制御手段は、プローブ応答の送信を抑制する期間としてプローブ応答を送信しない無応答期間を設定し、該無応答期間を所定の端末に通知する手段を含み、所定の端末は、無応答期間の終了まで指定したアクセスポイントに対するプローブ要求を送信せず、無応答期間の終了後に指定したアクセスポイントに対するプローブ要求を送信する制御手段を備える。
第1の発明の無線通信システムにおいて、アクセスポイントの制御手段は、プローブ応答の送信を抑制する期間として、プローブ応答よりフレーム長が短い代替応答を送信する代替応答期間を設定し、該代替応答期間の終了まで所定の端末からのプローブ要求に対して該代替応答を送信し、該無応答期間の終了後に所定の端末からのプローブ要求に対してプローブ応答を送信する制御を行う構成である。さらに、アクセスポイントの制御手段は、プローブ応答と代替応答のフレーム長の差に応じたデュレーション値を代替応答のデュレーションフィールドに設定して所定の端末に通知する手段を含み、所定の端末は、代替応答で通知されたデュレーション値を優先送信期間として送信権を獲得する制御手段を備える。
第2の発明は、無線LANの端末がアクセスポイントにプローブ要求を送信し、該プローブ要求を受信したアクセスポイントが該端末に対してプローブ応答を送信し、該プローブ応答を受信した端末が該アクセスポイントに接続する無線通信方法において、アクセスポイントの制御手段は、所定の端末から送信されるプローブ要求に付加された指定期間と所定のポリシーに応じて、該所定の端末に対するプローブ応答の送信を抑制する期間を設定する。
第2の発明の無線通信方法において、アクセスポイントの制御手段は、プローブ応答の送信を抑制する期間としてプローブ応答を送信しない無応答期間を設定し、該無応答期間の終了まで所定の端末からのプローブ要求に応答せず、該無応答期間の終了後に所定の端末からのプローブ要求に対してプローブ応答を送信する制御を行う。
第2の発明の無線通信方法において、所定の端末は、アクセスポイントの1つを指定して指定期間を付加したプローブ要求を送信し、指定されたアクセスポイントの制御手段は、プローブ応答の送信を抑制する期間としてプローブ応答を送信しない無応答期間を設定し、該無応答期間を所定の端末に通知し、所定の端末は、無応答期間の終了まで指定したアクセスポイントに対するプローブ要求を送信せず、無応答期間の終了後に指定したアクセスポイントに対するプローブ要求を送信する。
第2の発明の無線通信方法において、アクセスポイントの制御手段は、プローブ応答の送信を抑制する期間として、プローブ応答よりフレーム長が短い代替応答を送信する代替応答期間を設定し、該代替応答期間の終了まで所定の端末からのプローブ要求に対して該代替応答を送信し、該無応答期間の終了後に所定の端末からのプローブ要求に対してプローブ応答を送信する制御を行う。さらに、アクセスポイントの制御手段は、プローブ応答と代替応答のフレーム長の差に応じたデュレーション値を代替応答のデュレーションフィールドに設定して所定の端末に通知し、所定の端末は、代替応答で通知されたデュレーション値を優先送信期間として送信権を獲得する。
本発明は、アクセスポイントが所定の端末から通知される指定期間と所定のポリシーに応じて、所定の端末に対するプローブ応答の送信を抑制する期間を設定することにより、アクセスポイントから所定の端末に対するプローブ応答の送信回数が削減され、無線通信システム全体のアクティブスキャンに係る帯域占有率を低減し、スループットの低下および遅延の増大を防ぐことができる。
本発明の実施例1の処理手順を示す図である。 本発明の実施例2の処理手順を示す図である。 本発明の実施例3の処理手順を示す図である。 代替応答のフレーム構成例を示す図である。 アクティブスキャンの基本動作例を示す図である。 アクティブスキャンの動作例を示す図である。
図1は、本発明の実施例1の処理手順を示す。ここでは、1つの端末STAと1つのアクセスポイントAPを示すが、STAはプローブ要求を複数のAPに対してブロードキャストで送信するものとする。また、ここでは1つの無線チャネル(CHx)における処理手順を示すが、他の無線チャネルにおいても同様の処理がシーケンシャルに実施される。
図1において、(1) STAは、プローブ要求を送信する前に、APに通知する無応答許可期間を計算する。ここで、無応答許可期間とは、STAがプローブ要求に対するAPからのプローブ応答がないことを許容できる最大の期間である。APは、この無応答許可期間に基づいて、後述するようにプローブ要求を無視してプローブ応答の送信を抑制する無応答期間を設定する。
無応答許可期間は、例えば以下に示すSTAの状況 (A)〜(C) のいずれか、または組み合わせに基づいてその長短が決定される。
(A) STAがAPとの接続前は、接続するためのAPの情報が必要なため、所定の基準期間より短い無応答許可期間を計算し、APとの接続後は所定の基準期間より長い無応答許可期間を計算する。
(B) STAが加速度センサを用いて移動中か静止中かを判定できる場合に、移動中の場合は無線環境の変化やハンドオーバの発生が想定されるため、所定の基準期間より短い無応答許可期間を計算する。一方、STAが静止中の場合は、所定の基準期間より長い無応答許可期間を計算する。
(C) 使用するアプリケーションが無線LANを用いた位置測位を利用し、測位にプローブ応答等の管理フレームを用いる場合に、所定の基準期間より短い無応答許可期間を計算し、そうでない場合に所定の基準期間より長い無応答許可期間を計算する。
なお、以上のSTAの状況 (A)〜(C) の例における無応答許可期間は、時間で算出してもよいし、APにおいてSTAが送信するプローブ要求を無視してよい回数で算出してもよい。
(2) STAは、プローブ要求の送信前に計算した無応答許可期間を付加したプローブ要求を送信する。
(3) APは、STAからのプローブ要求を受信すると、プローブ要求に付加された無応答許可期間を参照し、その値に応じた無応答期間を以下のポリシー (a)〜(h) のいずれかに基づいて決定する。なお、プローブ要求に無応答許可期間の設定がなければ、通常のプローブ要求として通常のプローブ応答の送信処理を行う。
(a) 無応答許可期間をそのまま無応答期間として決定する。
(b) 無応答許可期間を最大値として、ランダムに無応答期間を決定する。なお、無応答期間の最大値を無応答許可期間とするのは、以下のポリシーでも同様である。
(c) APが受信したプローブ要求のRSSI(Received Signal Strength Indicator) を参照し、RSSIが閾値より大きい値か小さい値かに応じて、無応答期間の長短を決定する。すなわち、RSSIが閾値より大きい値を示す場合、STAがAPの近傍にいると判断でき、APのカバーエリア外に即座に移動するとは考えにくいため、所定の基準期間より長い無応答期間を決定し、プローブ応答の送信を抑制する。一方、RSSIが閾値より小さい値を示す場合、STAがAPのカバーエリア端にいると判断でき、APのカバーエリア外に移動しやすいため、所定の基準期間より短い無応答期間を決定するか、無応答期間を設定しない。
(d) ポリシー(c) と逆に、RSSIが閾値より小さい値を示す場合に長い無応答期間、RSSIが閾値より大きい値を示す場合に短い無応答期間を決定する。すなわち、RSSIが閾値より小さい値を示す場合、STAがAPのカバーエリア端にいると判断できるが、そのようなSTAに対してAPの存在を通知して当該STAがAPに接続されると、当該STAの通信速度が低速となってシステム全体のスループット特性を低下させるため、所定の基準期間より長い無応答期間を決定し、プローブ応答の送信を抑制する。また、APのカバーエリア端にいるSTAに対してプローブ応答を送信しても、通信環境が悪いことに起因してプローブ応答の再送が頻発する可能性が高いため、所定の基準期間より長い無応答期間を決定し、プローブ応答の送信を抑制する。一方、RSSIが閾値より大きい値を示す場合、STAがAPの近傍にいて通信環境がよく高速通信が可能なため、所定の基準期間より短い無応答期間を決定するか、無応答期間を設定しない。
(e) 周囲のAPが発する信号から周囲のAP数を判断し、AP数に応じて無応答期間の長短を決定する。すなわち、周囲のAP数が少ない場合、プローブ応答等の管理フレームによる帯域占有率は小さいため、プローブ応答の送信を控えて帯域占有率を低減するよりも、所定の基準期間より短い無応答期間を決定するか、無応答期間を設定せずに通常通りにプローブ応答を送信してSTAに対するAP情報の提供を優先する。一方、周囲のAP数が多い場合、管理フレームの帯域占有率が高くなるめ、所定の基準期間より長い無応答期間を決定し、プローブ応答の送信を抑制する。
(f) APがSTAとの接続前は、接続するためのAPの情報を提供するため、所定の基準期間より短い無応答期間を決定し、STAとの接続後は所定の基準期間より長い無応答期間を決定する。さらに、STAとの接続後の経過時間に応じて、経過時間が短い場合は短い無応答期間を決定し、経過時間が長くなるに応じて長い無応答期間を決定してもよい。なお、STAが無応答許可期間を計算する際に、上記の状況(A) に示すAPとSTAの接続前後に基づいてその長短を決めている場合には、上記のポリシー(a) との組み合わせとしてもよい。
(g) APが正常受信したプローブ要求の数をカウントし、STAごとのプローブ要求数に応じて無応答期間の長短を決定する。すなわち、あるSTAのプローブ要求数が少ない場合、APのカバーエリアに新規に出現したSTAまたはカバーエリア端に存在するSTAであり、APの情報を必要としてと考えられるため、所定の基準期間より短い無応答期間を決定するか、無応答期間を設定しない。一方、あるSTAのプローブ要求数が多い場合、APのカバーエリア内に一定時間以上存在しているSTAであり、すでにAPの情報を複数回受信していると考えられるため、所定の基準期間より長い無応答期間を決定してプローブ応答の送信を抑制する。
(h) STAからのプローブ要求の受信間隔に応じて無応答期間の長短を決定する。すなわち、STAが何らかの事情でプローブ要求の送信間隔が長くなり、APにおけるプローブ要求の受信間隔が長くなっている場合、所定の基準期間より短い無応答期間を決定するか無応答期間を設定しない。一方、プローブ要求の受信間隔が短くなっている場合、所定の基準期間より長い無応答期間を決定してプローブ応答の送信を抑制する。
図1において、(4) APは、上記のポリシー (a)〜(h) のいずれかに基づいて決定した無応答期間を付加したプローブ応答を送信する。STAでは、無応答期間を通知されることにより、その無応答期間中に送信するプローブ要求に対するプローブ応答がなくてもAPが存在していると見なすことができる。
(5) APは、プローブ応答を送信後に無応答期間を設定する。この無応答期間では、APはSTAからプローブ要求があった場合でもプローブ応答を返信しない。ただし、無応答期間はSTAごとに設定されるため、複数のSTAが存在する場合、他のSTAからのプローブ要求に対しては、上記のポリシー (a)〜(h) のいずれかに基づく処理を行ってプローブ応答を返信する。
(6),(7) STAは、(1),(2) と同様に、所定の周期でプローブ要求を送信する前に、状況 (A)〜(C) に基づいてAPに通知する無応答許可期間を計算し、無応答許可期間を付加したプローブ要求を送信する。
(8) APは、無応答期間中であっても、STAからプローブ要求を受信した場合に、プローブ応答を送信しないものの、プローブ要求に付加された無応答許可期間を参照し、その値に応じた無応答期間をポリシー (a)〜(h) のいずれかに基づいて再決定し、以下の処理を行う。
そのとき設定している無応答期間の終了時刻T1と、新たに受信したプローブ要求に基づいて計算した無応答期間の終了時刻T2が、
T1>T2
となる場合、APは無応答期間を更新し、新たな無応答期間を決定する。例えば、STA側の状況が変わり、無応答期間の最大値を規定する無応答許可期間が短くなったような場合、APは無応答期間が短くなるように制御し、STA側における状況変化に対応することができる。
以下、無応答期間が終了すると、 (1)〜(8) の処理を繰り返す。
APは、周囲に複数のSTAが存在する場合、STAのMACアドレスごとに無応答期間を管理するテーブルを備える。このテーブルのMACアドレス欄には、STAが送信したプローブ要求から取得したSTAのMACアドレスを記載する。また、無応答期間欄には、APが計算した無応答期間とAPのタイマ(例えばTFCタイマ)から無応答期間の終了時刻を求めて記載する。また、無応答期間をプローブ要求を無視する回数とした場合には、その回数を記載し、プローブ要求を受信して無視するごとに無応答期間欄の値を1ずつ減算し、書き換える。なお、このテーブルは、すべてのSTAを管理してもよいし、例えばAPに接続したSTAのみを対象とし、その他のSTAに対しては一律に同じ制御を行ってもよい。以下に示す実施例2においても同様である。
図2は、本発明の実施例2の処理手順を示す。ここでは、1つの端末STAと1つのアクセスポイントAP(SSID:A)を示すが、実施例2のSTAはプローブ要求の宛先をブロードキャストではなく、SSIDリストに記載されたSSIDを指定して送信し、APは、受信したプローブ要求が自局宛であれば、必ずプローブ応答を返信するものとする。すなわち、STAはプローブ要求を特定のAPに対して送信し、当該プローブ要求を受信できる位置に特定のAPが存在していればプローブ応答が返信される。また、ここでは1つの無線チャネル(CHx)における処理手順を示すが、他の無線チャネルにおいても同様の処理がシーケンシャルに実施される。
実施例2では、実施例1と同様にSTAが計算した無応答許可期間に基づいてAPが無応答期間を決定し、APが無応答期間を設定することによりプローブ応答の送信を抑制する処理が行われる。
図2において、(1) STAは、SSID:A,Bを記載したSSIDリストを保持しており、SSID:AのAPに対してプローブ要求を送信する前に、SSID:AのAPに通知する無応答許可期間を上記の状況 (A)〜(C) に基づいて計算する。
(2) STAは、SSID:AのAPに対するプローブ要求の送信前に計算した無応答許可期間を付加したプローブ要求を送信する。
(3) SSID:AのAPは、STAからのプローブ要求を受信すると、プローブ要求に付加された無応答許可期間を参照し、その値に応じた無応答期間を上記のポリシー (a)〜(h) のいずれかに基づいて決定する。なお、プローブ要求に無応答許可期間の設定がなければ、通常のプローブ要求として通常のプローブ応答の送信処理を行う。
(4) SSID:AのAPは、上記のポリシー (a)〜(h) のいずれかに基づいて決定した無応答期間を付加したプローブ応答を送信する。STAでは、無応答期間を通知されることにより、その無応答期間中に送信するプローブ要求に対するプローブ応答がなくてもAPが存在していると見なすことができる。
(5) SSID:AのAPは、プローブ応答を送信後に無応答期間を設定する。
(6) STAは、SSID:AのAPからのプローブ応答を受信すると、プローブ応答に記載された無応答期間を参照し、その期間のみSSIDリストからSSID:Aを削除する書き換えを行う。
(7),(8) STAは、SSID:AのAPが設定した無応答期間中、SSID:BのAPに対してのみプローブ要求を送信する。すなわち、SSID:BのAPに対してプローブ要求を送信する前に、SSID:BのAPに通知する無応答許可期間を上記の状況 (A)〜(C) に基づいて計算し、無応答許可期間を付加したプローブ要求に付加して送信する。ただし、ここでは、SSID:BのAPが存在しないためプローブ応答がないので、SSID:AのAPが設定した無応答期間中にSSID:BのAPに対するプローブ要求のみが繰り返し送信される。
(9) STAは、SSID:AのAPが設定した無応答期間が終了すると、SSIDリストにSSID:Aを追加する書き換えを行い、(1) からの処理を繰り返す。
実施例1および実施例2では、STAが計算した無応答許可期間に基づいてAPが無応答期間を決定し、その無応答期間だけプローブ応答の送信を停止した。実施例3では、APが送信するプローブ応答に代えて、プローブ応答よりオーバーヘッドが小さい代替応答を送信する代替応答期間を決定することにより、プローブ応答の送信を停止せずにアクティブスキャンに係る帯域占有率を低減することを特徴とする。
ここで、実施例3の特徴である代替応答について説明する。
代替応答は、プローブ応答よりもオーバーヘッドが小さいため、周波数帯域の占有を削減できる。ここで、オーバーヘッドとは、メッセージ長とレートに基づくフレームの長さ(単位は時間)で判断する。プローブ応答はAPに関する情報が付加されているため、比較的大きいサイズのフレームとなる。また、確実に復調できるように低速レートで送信される場合が多く、1Mbps で送信された場合にそのフレーム長は約1msになることがある。一方、代替応答は、CTSフレームなど非常に小さいサイズのフレームとなり、またAPとSTAの間の距離が近い場合には高速レートで送信される。仮に、プローブ応答と同じ1Mbps で送信した場合であってもフレーム長は約 0.2msで済むため、0.8 msの期間の周波数帯域の占有を削減することができる。
STAは、プローブ応答等のRSSIを参照してハンドオーバー等の制御をする場合があるため、実施例1および実施例2のように無応答期間の設定により全く何も応答しない期間があれば、STAがハンドオーバのトリガとなる通信品質の劣化を迅速に検出することができなくなる。実施例3における代替応答期間は、プローブ応答の代わりに代替応答を送信するので、STAは代替応答のRSSIを用いて通信品質を把握し、ハンドオーバーの迅速な対応が可能となる。
図3は、本発明の実施例3の処理手順を示す。ここでは、1つの端末STAと1つのアクセスポイントAPを示すが、STAはプローブ要求を複数のAPに対してブロードキャストで送信するものとする。また、ここでは1つの無線チャネル(CHx)における処理手順を示すが、他の無線チャネルにおいても同様の処理がシーケンシャルに実施される。
図3において、(1) STAは、プローブ要求を送信する前に、APに通知する代替応答許可期間を計算する。ここで、代替応答許可期間とは、STAがAPにプローブ応答の代わりに代替応答を送信することを許可する最大の期間である。APは、この代替応答許可期間に基づいて、後述するように代替応答を送信する代替応答期間を決定する。
代替応答許可期間は、例えば以下に示すSTAの状況 (D)〜(F) のいずれか、または組み合わせに基づいてその長短が決定される。
(D) APとの接続前は、接続するためのAPの情報が必要なため、所定の基準期間より短い代替応答許可期間を計算し、接続後は所定の基準期間より長い代替応答許可期間を計算する。
(E) STAが加速度センサを用いて移動中か静止中かを判定できる場合に、移動中の場合は無線環境の変化やハンドオーバの発生が想定されるため、所定の基準期間より短い代替応答許可期間を計算する。一方、STAが静止中の場合は、所定の基準期間より長い代替応答許可期間を計算する。
(F) 使用するアプリケーションが無線LANを用いた位置測位を利用し、測位にプローブ応答等の管理フレームを用いる場合に、所定の基準期間より短い代替応答許可期間を短く計算し、そうでない場合に所定の基準期間より長い代替応答許可期間を計算する。
なお、以上のSTAの状況 (D)〜(F) の例における代替応答許可期間は、時間で算出してもよいし、APにおいてSTAが送信するプローブ要求を無視してよい回数で算出してもよい。
(2) STAは、プローブ要求の送信前に計算した代替応答許可期間を付加したプローブ要求を送信する。
(3) APは、STAからのプローブ要求を受信すると、プローブ要求に付加された代替応答許可期間を参照し、その値に応じた代替応答期間を以下のポリシー (i)〜(m) のいずれかに基づいて決定する。なお、プローブ要求に代替応答許可期間の設定がなければ、通常のプローブ要求として通常のプローブ応答の送信処理を行う。
(i) 代替応答許可期間をそのまま代替応答期間として決定する。
(j) 代替応答許可期間を最大値として、ランダムに代替応答期間を決定する。なお、代替応答期間の最大値を代替応答許可期間とするのは、以下のポリシーでも同様である。
(k) APが受信したプローブ要求のRSSIを参照し、RSSIが閾値より大きい値か小さい値かに応じて、代替応答期間の長短を決定する。すなわち、RSSIが閾値より大きい値を示す場合、STAがAPの近傍にいると判断でき、通信環境がよいので所定の基準期間より長い代替応答期間を決定し、プローブ応答の送信を抑制しながらフレーム長が短い代替応答により生じる優先送信期間(詳しくは後述)を設けて周波数帯域を有効利用する。一方、RSSIが閾値より小さい値を示す場合、STAがAPのカバーエリア端にいると判断でき、通信環境が悪く優先送信期間を設けても効率よく周波数帯域を活用できない可能性が高いので、所定の基準期間より短い代替応答期間を決定するか、代替応答期間を設定しない。
(l) 周囲のAPが発する信号から周囲のAP数を判断し、AP数の大小に応じて代替応答期間の長短を決定する。すなわち、周囲のAP数が少ない場合、プローブ応答等の管理フレームによる帯域占有率は小さいため、プローブ応答の送信を控えて帯域占有率を低減するよりも、所定の基準期間より短い代替応答期間を決定するか、代替応答期間を設定せずに通常通りにプローブ応答を送信してSTAに対するAP情報の提供を優先する。一方、周囲のAP数が多い場合、管理フレームの帯域占有率が高くなるため、所定の基準期間より長い代替応答期間を決定してプローブ応答の送信を抑制する。
(m) STAからのプローブ要求の受信間隔に応じて代替応答期間の長短を決定する。すなわち、STAが何らかの事情でプローブ要求の送信間隔が長くなり、APにおけるプローブ要求の受信間隔が長くなっている場合、所定の基準期間より短い代替応答期間を決定するか代替応答期間を設定しない。一方、プローブ要求の受信間隔が短くなっている場合、所定の基準期間より長い代替応答期間を決定してプローブ応答の送信を抑制する。
図3において、(4) APは、上記のポリシー (i)〜(m) のいずれかに基づいて決定した代替応答期間を付加したプローブ応答を送信する。STAでは、代替応答期間を通知されることにより、その代替応答期間中に送信するプローブ要求に対するプローブ応答がなくてもAPが存在していると見なすことができる。また、STAは、プローブ応答にあって代替応答にないパラメータに変更がないと見なして動作する。
(5) APは、プローブ応答を送信後に代替応答期間を設定する。この代替応答期間では、APはSTAからプローブ要求があった場合でもプローブ応答を返信せず、代替応答を返信する。ただし、代替応答期間はSTAごとに設定されるため、複数のSTAが存在する場合、他のSTAからのプローブ要求に対しては、上記のポリシー (i)〜(m) のいずれかに基づく処理を行ってプローブ応答を返信する。
(6),(7) STAは、(1),(2) と同様に、所定の周期でプローブ要求を送信する前に、状況 (D)〜(F) に基づいてAPに通知する代替応答許可期間を計算し、代替応答許可期間を付加したプローブ要求を送信する。ここで、プローブ要求に代替応答許可期間を付加することにより、実施例1の無応答許可期間を付加する場合と同様に、APがSTA側における状況変化に対応することができる。
(8) APは、代替応答期間中にSTAからプローブ要求を受信した場合、STAに対して代替応答を送信する。代替応答のフレーム構成例を図4(a) 〜(c) に示す。このとき、代替応答の宛先(RA,DA)はプローブ要求を送信したSTAとし、フレーム内のデュレーションフィールドに優先送信期間を記載する。デュレーション値(優先送信期間の値、単位はマイクロ秒)は、次のように計算する。
デュレーション値=(プローブ応答のフレーム長)−(代替応答のフレーム長)
なお、APはポリシーに基づいて、代替応答期間をゼロとし、代替応答ではなくプローブ応答を送信してもよい。例えば、既に認証・アソシエーションを完了したSTAにのみ代替応答を送信し、配下のSTAのみに優先送信期間を設定する。さらに、配下のSTAのうち、代替応答の宛先で設定する特定のSTAのみに優先送信期間を設定してもよい。
(9) デュレーション値は、プローブ応答に代えて代替応答を送信したことによる空き時間である。周辺のAPおよびSTAは、代替応答に記載されたデュレーション値の期間だけ送信禁止となるため、代替応答の宛先であるSTAのみが送信可能であり、優先送信期間となる。
以下、代替応答期間が終了すると、 (1)〜(9) の処理を繰り返す。
APは、周囲に複数のSTAが存在する場合、STAのMACアドレスごとに代替応答期間を管理するテーブルを備える。このテーブルのMACアドレス欄には、STAが送信したプローブ要求から取得したSTAのMACアドレスを記載する。また、代替応答期間欄には、APが計算した代替応答期間とAPのタイマ(例えばTFCタイマ)から代替応答期間の終了時刻を求めて記載する。また、代替応答期間をプローブ要求を無視する回数とした場合には、その回数を記載し、プローブ要求を受信して無視するごとに代替応答期間欄の値を1ずつ減算し、書き換える。なお、このテーブルは、すべてのSTAを管理してもよいし、例えばAPに接続したSTAのみを対象とし、その他のSTAに対しては一律に同じ制御を行ってもよい。
STA 端末
AP アクセスポイント

Claims (10)

  1. 無線LANの端末がアクセスポイントにプローブ要求を送信し、該プローブ要求を受信したアクセスポイントが該端末に対してプローブ応答を送信し、該プローブ応答を受信した端末が該アクセスポイントに接続する無線通信システムにおいて、
    前記アクセスポイントは、所定の端末から送信されるプローブ要求に付加された指定期間と所定のポリシーに応じて、該所定の端末に対するプローブ応答の送信を抑制する期間を設定する制御手段を備えた
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
    前記アクセスポイントの制御手段は、前記プローブ応答の送信を抑制する期間として前記プローブ応答を送信しない無応答期間を設定し、該無応答期間の終了まで前記所定の端末からのプローブ要求に応答せず、該無応答期間の終了後に前記所定の端末からのプローブ要求に対してプローブ応答を送信する制御を行う構成である
    ことを特徴とする無線通信システム。
  3. 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
    前記所定の端末は、前記アクセスポイントの1つを指定して前記指定期間を付加したプローブ要求を送信する構成であり、
    前記指定されたアクセスポイントの制御手段は、前記プローブ応答の送信を抑制する期間として前記プローブ応答を送信しない無応答期間を設定し、該無応答期間を前記所定の端末に通知する手段を含み、
    前記所定の端末は、前記無応答期間の終了まで前記指定したアクセスポイントに対する前記プローブ要求を送信せず、前記無応答期間の終了後に前記指定したアクセスポイントに対する前記プローブ要求を送信する制御手段を備えた
    ことを特徴とする無線通信システム。
  4. 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
    前記アクセスポイントの制御手段は、前記プローブ応答の送信を抑制する期間として、前記プローブ応答よりフレーム長が短い代替応答を送信する代替応答期間を設定し、該代替応答期間の終了まで前記所定の端末からのプローブ要求に対して該代替応答を送信し、該無応答期間の終了後に前記所定の端末からのプローブ要求に対してプローブ応答を送信する制御を行う構成である
    ことを特徴とする無線通信システム。
  5. 請求項4に記載の無線通信システムにおいて、
    前記アクセスポイントの制御手段は、前記プローブ応答と前記代替応答のフレーム長の差に応じたデュレーション値を前記代替応答のデュレーションフィールドに設定して前記所定の端末に通知する手段を含み、
    前記所定の端末は、前記代替応答で通知されたデュレーション値を優先送信期間として送信権を獲得する制御手段を備えた
    ことを特徴とする無線通信システム。
  6. 無線LANの端末がアクセスポイントにプローブ要求を送信し、該プローブ要求を受信したアクセスポイントが該端末に対してプローブ応答を送信し、該プローブ応答を受信した端末が該アクセスポイントに接続する無線通信方法において、
    前記アクセスポイントの制御手段は、所定の端末から送信されるプローブ要求に付加された指定期間と所定のポリシーに応じて、該所定の端末に対するプローブ応答の送信を抑制する期間を設定する
    ことを特徴とする無線通信方法。
  7. 請求項6に記載の無線通信方法において、
    前記アクセスポイントの制御手段は、前記プローブ応答の送信を抑制する期間として前記プローブ応答を送信しない無応答期間を設定し、該無応答期間の終了まで前記所定の端末からのプローブ要求に応答せず、該無応答期間の終了後に前記所定の端末からのプローブ要求に対してプローブ応答を送信する制御を行う
    ことを特徴とする無線通信方法。
  8. 請求項6に記載の無線通信方法において、
    前記所定の端末は、前記アクセスポイントの1つを指定して前記指定期間を付加したプローブ要求を送信し、
    前記指定されたアクセスポイントの制御手段は、前記プローブ応答の送信を抑制する期間として前記プローブ応答を送信しない無応答期間を設定し、該無応答期間を前記所定の端末に通知し、
    前記所定の端末は、前記無応答期間の終了まで前記指定したアクセスポイントに対する前記プローブ要求を送信せず、前記無応答期間の終了後に前記指定したアクセスポイントに対する前記プローブ要求を送信する
    ことを特徴とする無線通信方法。
  9. 請求項6に記載の無線通信方法において、
    前記アクセスポイントの制御手段は、前記プローブ応答の送信を抑制する期間として、前記プローブ応答よりフレーム長が短い代替応答を送信する代替応答期間を設定し、該代替応答期間の終了まで前記所定の端末からのプローブ要求に対して該代替応答を送信し、該無応答期間の終了後に前記所定の端末からのプローブ要求に対してプローブ応答を送信する制御を行う
    ことを特徴とする無線通信方法。
  10. 請求項9に記載の無線通信方法において、
    前記アクセスポイントの制御手段は、前記プローブ応答と前記代替応答のフレーム長の差に応じたデュレーション値を前記代替応答のデュレーションフィールドに設定して前記所定の端末に通知し、
    前記所定の端末は、前記代替応答で通知されたデュレーション値を優先送信期間として送信権を獲得する
    ことを特徴とする無線通信方法。
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