JP2015078677A - クランク付きロッドポンプ装置および方法 - Google Patents

クランク付きロッドポンプ装置および方法 Download PDF

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Abstract

【課題】地下層すなわち貯留層から水および/または炭化水素等の流体を汲み上げるための改良された装置および方法が提供される。【解決手段】かかる装置および方法には、所定のポンプストロークを有するサッカーロッドポンプのロッドに実質的に鉛直方向に往復運動させるためのクランク付きロッドポンプ(CRP)装置が使用される。CRP装置は、モータ駆動式クランク付き機械式アクチュエータ装置を含む。クランク付き機械式アクチュエータ装置は、サッカーロッドポンプのロッドを鉛直方向に移動させ且つこの移動を制御するために、サッカーロッドポンプのロッドに取り付けられた、実質的に鉛直方向に移動可能な部材を含む。アクチュエータ装置は、空気圧式釣合装置を含んでいてもよい。【選択図】図17

Description

[0001]本発明は、地下層すなわち貯留層からの水および/または炭化水素等の流体の汲み上げに関し、更に詳細には、このような汲み上げの用途で使用するための汲み上げ装置および方法に関する。
[0002]地下層から水および/または油等の流体を汲み上げる(圧送する)ために、一般的な「ホースヘッド」ウォーキングビーム(移動ビーム)型機構が多年に亘って使用されてきた。本願の譲受人に譲渡された現在継続中の「線形ロッドポンプ装置および方法」という表題のベック等の米国特許出願第11/761,484号に詳細に論じられているように、従来のウォーキングビーム装置には、多くの欠点があり、無視できないその1つは、それらが大型であることである。更に、ウォーキングビームポンプ装置の性能は、重量のある釣合錘および複雑な駆動機構を含む多くの機械部品と関連した構成の関数である。これらの機械部品は、最大汲み上げ効率が得られるように制御するのが困難であるか、坑井の状態の経時的変化を補償するのが困難である。
[0003]更に、非常に辺鄙な場所にある、特に送電網へのアクセスがなく、汲み上げ装置、または、電動発電機、バッテリーもしくは汲み上げ装置用の他の従来の独立型電源を定期的に保守するための道路が実際上整備されていない場所にある有望な坑井現場については、従来のウォーキングビーム装置または他の公知の種類の従来の汲み上げ装置および方法を使用することは、これまでは実際的でなく、場合によっては不可能であった。そのため、潜在的に価値があるエネルギ資源が未開発のままとなっていた。
[0004]上掲のベック等の米国特許出願第11/761,484号に開示された線形ロッドポンプ装置および方法は、多くの汲み上げの用途で、他の従来の汲み上げ装置および方法を大幅に越える改善をもたらすが、ベック等の米国特許出願第11/761,484号に開示された線形ロッドポンプ装置および方法で使用された連続反転モータ(continually reversing motor)は、幾つかの汲み上げの用途では望ましくない。こうした用途では、モータを連続的に反転することなく作動できる別の種類の装置および方法が望ましいということがわかっている。
米国特許出願第11/761,484号
[0005]送電線またはアクセス道路から非常に離れた場所に設置されていることによって無人運転で汲み上げ装置に動力を提供するのに利用できる唯一のエネルギ源が太陽電池であるような炭化水素坑井または他の流体貯留層から流体を汲み上げるためのこのような改良された装置および方法を提供するのが特に望ましい。これに関し、幾つかの用途について、いかなるバックアップバッテリーまたは他の容量的エネルギ貯蔵装置にも頼る必要がなく、太陽電池を唯一の電源とすることが特に望ましい
[0006]本発明は、所定のポンプストロークを有するサッカーロッドポンプのロッドに対して実質的に鉛直方向に往復運動させるためのクランク付きロッドポンプ(CRP)装置を使用することにより、水および/または炭化水素等の流体を、地下層または貯留層から汲み上げるための改良された装置および方法を提供する。本発明によるCRP装置は、モータ駆動式クランク付き機械式アクチュエータ装置を含む。クランク付き機械式アクチュエータ装置は、サッカーロッドポンプのロッドを鉛直方向に移動させ且つこの移動を制御するために、サッカーロッドポンプのロッドに取り付けられた実質的に鉛直方向に移動可能な部材を含む。
[0007]クランク付き機械式アクチュエータ装置は、ベースを有するフレームを含んでいてもよい。ベースは、坑井のウェルヘッドに取り付けられるように構成されている。フレームは、更に、ベースがウェルヘッドに取り付けられた場合にベースから鉛直方向上方に延びる少なくとも二つの線形ガイドレールを含む。鉛直方向に移動可能な部材は、線形ガイドに摺動可能に取り付けられ、ガイドに沿って実質的に線形に鉛直方向に往復動するために、これらのガイドによって拘束される。
[0008]本発明の幾つかの形態では、クランク付き機械式アクチュエータ装置は、更に、クランクエレメントおよび関節連結リンクエレメントを含んでいてもよい。クランクエレメントの第1取り付け点は、モータの回転可能なエレメントに作動可能に連結されており、モータの回転可能なエレメントとの一定の駆動比で回転する。本発明の幾つかの形態では、機械式アクチュエータ装置は、更に、クランクエレメントが一定の駆動比でモータの回転可能なエレメントと異なる速度で回転するように、クランクエレメントの第1取り付け点においてモータの回転可能なエレメント間に作動可能に連結された駆動装置を含んでいてもよい。クランク付き機械式アクチュエータ装置の関節連結リンクは、関節連結リンクエレメントに沿って互いから離間された関係で配置された第1および第2の取り付け点を備えていてもよい。関節連結リンクエレメントの第1取り付け点は、クランクエレメントの第2取り付け点に枢動可能に結合されていてもよい。クランクエレメントの第2取り付け点は、クランクエレメントの第1取り付け点から半径方向外方に偏心して離間されている。関節連結リンクエレメントの第2取り付け点は、鉛直方向に移動可能な部材に枢動可能に取り付けられていてもよい。
[0009]本発明の幾つかの形態では、クランクエレメントおよび/または関節連結リンクエレメントの少なくとも一方は、更に、鉛直方向に移動可能な部材のガイドに沿ったストロークを変化させることによって、ポンプストロークを変えるための追加的な取り付け点を備えていてもよい。モータおよび/または駆動装置は、フレームのベースに取り付けられていてもよい。
[0010]本発明の幾つかの形態では、クランク付きロッド機械式アクチュエータ装置は、更に、フレームと鉛直方向に移動可能な部材との間に作動可能に連結された空気圧式釣合装置を含んでいてもよい。空気圧式釣合装置は、鉛直方向に移動可能な部材の下降ストロークの一部中にエネルギを蓄えるため、および、蓄えられたエネルギを、鉛直方向に移動可能な部材の後続の上昇ストロークの一部中に解放するために、ベースと鉛直方向に移動可能な部材との間に作動可能に連結された少なくとも一つの空気圧シリンダを含んでいてもよい。本発明の幾つかの形態では、鉛直方向に移動可能な部材とベースとの間に少なくとも一つの空気圧シリンダが配置されていてもよく、これにより、物理的にコンパクトな装置を提供し、更に有利には、空気圧シリンダを整合させ、鉛直方向に移動可能な部材とベースとの間で、力を、オフセットした態様でなく直接的に加える。
[0011]本発明の幾つかの形態では、関節連結リンクエレメントは、そのオフセット部位を備え、それによりCRP装置の様々な可動部品の相互のアライメントを高めるように構成されていてもよい。
[0012]本発明によるCRP装置の幾つかの形態では、モータおよび/またはギヤボックスは、フレームのベースから鉛直方向上方に延びる一つまたはそれ以上の線形ガイドレールの一方の側に配置されており、鉛直方向に移動可能な部材は、一つまたはそれ以上の線形ガイドレールの反対側に摺動可能に配置されている。クランクエレメントおよび関節連結リンクエレメントは、夫々所定の長さを有する。フレームのベースの上方のクランクエレメントの第1取り付け点の鉛直方向位置は、CRP装置の作動中に、鉛直方向に移動可能な部材が拘束されて、クランクエレメントの任意の角度位置で関節連結リンクの第1取り付け点の下方に常に吊り下げられるように協働的に選択される。この選択は、一つまたはそれ以上の線形ガイドレールに沿って鉛直方向に移動可能な部材に往復動させるようにモータが制御されるときに、鉛直方向に移動可能な部材が、重力により、一つまたはそれ以上の線形ガイドレールと接触した状態で摺動可能に保持されるように行われる。
[0013]本発明は、更に、本発明に従ったCRP装置を構成し、設置し、作動し、交換し、および/または、保守するための方法を提供する。本発明の一つの形態では、坑井に配置された、所定のストロークを有するサッカーロッドポンプのロッドを実質的に鉛直方向に往復動させるために、ウォーキングビーム装置を有する炭化水素坑井であって、このウォーキングビーム装置が作動可能に連結された炭化水素坑井の寿命を延ばすための方法が提供される。これは、ロッドをウォーキングビーム装置から取り外し、当該ロッドを本発明によるCRP装置に作動可能に連結することによって行われる。
[0014]ウォーキングビーム装置をCRP装置と交換するための本発明による方法は、CRP装置に交換する前のウォーキングビームポンプよりも低いストローク速度(stroke rate)でCRP装置を作動させる工程をさらに含む。本発明による方法は、CRP装置を坑井のウェルヘッドに直接的に取り付ける工程を含んでいてもよく、これによってCRP装置用の別体の取り付け構造が必要なくなる。本発明による方法は、更に、CRP装置の設置後、坑井に隣接した所定の場所にウォーキングビーム装置を残す工程を含んでいてもよい。
[0015]本発明によるCRP装置は、更に、入力が実質的に一定の作動モードでモータを作動させるために、モータ駆動装置およびコントローラを含んでいてもよい。CRP装置は、電力貯蔵(蓄電)エレメントを実質的に有さないように構成されていてもよい。幾つかの場合では、モータの回転可能なエレメントの慣性が過度の速度変動を生じさせることなく一定の入力を維持するには不十分である場合には、モータの回転可能なエレメントに追加的な慣性を追加してもよい。
[0016]本発明によるCRP装置または方法は、モータを駆動するための電力の幾分かまたは全てを提供するために、太陽エネルギ電源を本発明によるCRP装置に作動可能に接続する工程を含んでいてもよい。本発明の幾つかの形態では、CRP太陽エネルギ電源は、モータを駆動するための唯一の電源であり、その結果、CRP装置は、太陽エネルギ電源がモータを駆動するのに十分な電力を発生する場合にのみ汲み上げを行う。本発明は、電力貯蔵エレメントを必要とせずに太陽エネルギ電源だけで実施できるため、本発明による装置および方法は、送電線や保守点検道路へのアクセスがほとんど、または、全くない辺鄙な場所で使用するのに特に望ましいということは当業者には理解されよう。
[0017]本発明は、更に、本発明によるCRP装置を流体源に作動可能に取り付けることによって、辺鄙な場所にある流体源から流体を汲み上げるための方法の形態をとってもよい。本方法は、更に、CRP装置を、エンジン駆動式発電機、バッテリー、または、太陽電池等の独立型電源に接続する工程を含む。本発明の幾つかの形態では、独立型電源は太陽エネルギ電源である。
[0018]本発明による方法の幾つかの形態は、更に、辺鄙な場所にある流体源を供給する工程を含んでいてもよい。辺鄙な場所にある流体源が流体坑井である場合には、本発明による方法は、更に、坑井の掘削および/または放棄された現存の坑井の再開等の工程で流体坑井を提供する工程を含む。
[0019]本発明のその他の態様、目的、および利点は、添付図面、写真、および他の添付物についての以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
[0020]本明細書に組み込んだ、本明細書の一部を形成する添付図面および添付物は、本発明の幾つかの態様を例示し、以下の説明とともに、本発明の原理を説明するのに役立つ。
[0021]炭化水素坑井のウェルヘッドに取り付けられた本発明によるクランク付きロッドポンプ装置(CRP)の第1の例示的な実施例の概略図である。 [0022]図1に示す坑井のウェルヘッドに取り付けられており、流体を坑井から汲み上げるためにウォーキングビーム装置の代りに作動可能に連結された、本発明によるCRP汲み上げ装置の第1の例示的な実施例の概略図である。CRP汲み上げ装置およびウォーキングビームポンプ装置は、本発明によるCRP汲み上げ装置の大きさおよび複雑さが、同様の汲み上げ出力を提供するウォーキングビーム装置と比較して大幅に減少することを示すために、同じ縮尺で描いてある。 [0023]本発明によるCRP装置の第2の例示的な実施例の斜視図である。 本発明によるCRP装置の第2の例示的な実施例の斜視図である。 [0024]本発明による空気圧式釣合装置の幾つかの変形例の構造の概略図である。 本発明による空気圧式釣合装置の幾つかの変形例の構造の概略図である。 本発明による空気圧式釣合装置の幾つかの変形例の構造の概略図である。 [0025]本発明による空気圧式釣合装置の幾つかの変形例の追加的な構造的詳細および作動例を示す概略図である。 本発明による空気圧式釣合装置の幾つかの変形例の追加的な構造的詳細および作動例を示す概略図である。 本発明による空気圧式釣合装置の幾つかの変形例の追加的な構造的詳細および作動例を示す概略図である。 [0026]本発明によるクランク付きロッドポンプ装置の第3の例示的な実施例の斜視図である。 本発明によるクランク付きロッドポンプ装置の第3の例示的な実施例の斜視図である。 本発明によるクランク付きロッドポンプ装置の第3の例示的な実施例の斜視図である。 [0027]本発明によるクランク付きロッドポンプ装置の第4の例示的な実施例の斜視図である。 本発明によるクランク付きロッドポンプ装置の第4の例示的な実施例の斜視図である。 本発明によるクランク付きロッドポンプ装置の第4の例示的な実施例の斜視図である。 [0028]本発明によるクランク付きロッドポンプ装置の第5の例示的な実施例の斜視図である。 [0029]図17に示すクランク付きロッドポンプ装置の第5の例示的な実施例の側面図であり、クランク付きロッドポンプのエレメントを、本発明によるクランク付きロッドポンプのクランクサイクル中の図19とは異なる位置で示す。 図17に示すクランク付きロッドポンプ装置の第5の例示的な実施例の側面図であり、クランク付きロッドポンプのエレメントを、本発明によるクランク付きロッドポンプのクランクサイクル中の図18とは異なる位置で示す。
[0030]本発明を、特定の好ましい実施例に関して説明するが、これらの実施例に限定することを意図したものではない。それとは逆に、本発明の趣旨および範囲内に含まれる全ての変形、変更、および均等物を含もうとするものである。
[0031]図1は、炭化水素坑井のウェルヘッドに取り付けられたクランク付きロッドポンプ(CRP)装置100の一実施例を示す概略図である。図1に示すように、本発明は、太陽電池101を含む様々な電源を用いて実施されてもよく、または、従来の送電網103に接続することによって実施されてもよい。
[0032]図2は、従来のウォーキングビームポンプ装置50と置き換えることの大きな利点を得るために、本発明によるCRP装置100を使用する方法を例示する。図2では、クランク付きロッドポンプ装置100は、炭化水素坑井56のウェルヘッド54に取り付けられている。
[0033]図1に戻ると、坑井は、地下層62を通って地中に、油層64に届くのに十分な深さまで下方に延びるケーシング60を含む。ケーシング60には一連の小孔66が設けられており、これらの小孔66を通って炭化水素層からの流体がケーシング60に入り、これによって、地面の表面74の上方の所定の箇所にある流体出口72で終端する所定長さのチューブ70の底部に設置された抗井穴ポンプ装置68の流体源を提供する。ケーシング60は、地面の表面74の上方のガス出口76で終端する。
[0034]抗井穴ポンプ装置68は、固定バルブ78および移動バルブ80を含む。移動バルブ80は、チューブ70を通って上方に延びるとともに、研磨ロッド52のところでウェルヘッド54を出るロッドストリング82に取り付けられている。本発明の例示的な実施例の抗井穴ポンプ装置68は、研磨ロッド52がロッドストリング82を往復運動させ、これによりロッドストリング82が移動バルブ80をポンプストローク84に亘って往復動させるときに、坑井56の底部から流体を持ち上げるための従来のサッカーロッドポンプ装置を形成するということは当業者には理解されよう。代表的な炭化水素坑井では、ロッドストリング82の長さは数千フィートにも及び、ポンプストローク84の長さは数フィートにも及ぶであろう。
[0035]図1に示すように、本発明による第1の例示的な実施例としてのクランク付きロッドポンプ装置100は、機械式クランクアクチュエータ装置102、モータ104、および制御装置106を含む。制御装置106は、コントローラ108およびモータ駆動装置110を含む。本発明によるコントローラおよび/またはモータ駆動装置は、様々な形態をとってもよく、本発明の譲受人に譲渡された、ベック等に賦与された「パラメータ推定器を含むロッドポンプ制御システム」という表題の米国特許第7,168,924号、および、ペターソンによる、現在継続中の「繰り返し負荷用電力変動制御システム」という表題の米国特許出願第11/380,861号に開示される装置および方法の幾つかまたは全てを含む。ベックの米国特許第7,168,924号およびペターソンの米国特許出願第11/380,861号の教示および示唆は、参照によって本明細書の開示の一部とされる。
[0036]本発明の全ての態様において、モータの電圧および電流の計測値からモータの速度およびトルクが計算される。クランク速度およびトルクを計算することにより、ギヤボックスのギヤ比が得られる。クランク速度を既知の基準位置から積分することによって、クランクの位置が決定される。基準位置は、基準スイッチから決定されてもよく、または、クランクの回転に亘るクランクのトルクのパターンを分析することによって決定されてもよい。基準点を推定することにより、上死点および下死点でクランクに作用する荷重がほぼゼロであり、これらの二つの点が180°離れていることを活かすことができる。従って、荷重がほぼゼロであるが、同様の点から180°離れていない、クランクの回転の点は無視してもよい。ロッドの位置は、クランクの位置およびCRP装置の形状によって決定される。
[0037]図3および図4は、図1に示すクランク付きロッドポンプ装置100等のサッカーロッドポンプのロッド204に、矢印202で示すように、ポンプストローク206の実質的に鉛直方向の往復動をさせるための、第2の例示的な実施例としてのCPR装置200を示す。例示的な実施例としてのCPR装置200は、機械式クランクアクチュエータ装置208を含む。機械式クランクアクチュエータ装置208は、サッカーロッドポンプのロッド204を鉛直方向に移動させ且つこの移動を制御するために、サッカーロッドポンプのロッド204に取り付けられた、実質的に鉛直方向に移動可能な部材210を有する。詳細には、例示的な実施例200において、ロッド204は、鉛直方向に移動可能な部材210の上部クロスバー212の貫通穴(図示せず)を通過し、ロッド204を鉛直方向に移動可能な部材210の上方にグリップするクランプ214によって、鉛直方向に移動可能な部材210に固定される。
[0038]第1の例示的な実施例としてのCPR装置200は、更に、モータ216を含む。モータ216は、回転可能なエレメント(図示せず)を有し、このエレメントは、以下に更に詳細に説明する態様で、線形アクチュエータ装置208の実質的に鉛直方向に移動可能な部材210に作動可能に連結されている。
[0039]図3および図4に示すように、本発明の例示的な実施例200における機械式クランクアクチュエータ装置208は、坑井のウェルヘッドに取り付けられるように構成されたベース220を有するフレーム218と、ベース220がウェルヘッドに取り付けられたときに、ベース220から鉛直方向上方に延びる二つの線形ガイドレール222,224と、を含む。鉛直方向に移動可能な部材210は、線形ベアリング(図示せず)によって線形ガイド222,224に摺動可能に取り付けられており、図3および図4に示す態様でガイド222,224に沿って鉛直方向に実質的に線形に往復動するために、ガイド222,224によって拘束されている。
[0040]図3および図4に示すように、例示的な実施例としてのCRP装置200の、例示的な実施例としての機械式クランクアクチュエータ装置208は、ベース220に取り付けられた直角ギヤボックス226の形態の駆動装置を含む。モータ216の回転可能なエレメントは、ギヤボックス226の鉛直方向に向けられた入力部(図示せず)に取り付けられており、ギヤボックス226内の歯車列(図示せず)によって、ギヤボックス226の水平方向に向けられた出力シャフト228の移動に変換される。このようにして、モータ216の回転可能なエレメントは、一定の比の駆動装置においてギヤボックスの出力シャフト228に作動可能に連結されている。更に、図3および図4からわかるように、ガイド222,224の上端は、上部フレームクロス部材230によって接合されており、フレーム218は、更に、ギヤボックス226の上方でモータ216を鉛直方向に向けられた位置に支持するために、上部フレームクロス部材230から下方に延びるモータ取付ブラケット232を含む。
[0041]更に、図3および図4に示すように、第1の例示的な実施例200の機械式クランクアクチュエータ装置208は、クランクエレメント234および関節連結リンクエレメント236を含む。図3および図4からわかるように、クランクエレメント234は、その第1取り付け点においてモータ216の回転可能なエレメントに作動可能に連結されている。これは、上文中に説明したように、モータ216をギヤボックス226に取り付け、クランクエレメント234がモータ216の回転可能なエレメントに対して一定の駆動比で回転するように、クランクエレメントの第1取り付け点をギヤボックス226の出力シャフト228に取り付けることによって行われる。
[0042]関節連結リンクエレメント236は、第1および第2の取り付け点を有しており、これらの取り付け点は、関節連結リンクエレメント236に沿って互いに離間された関係で配置されている。関節連結リンクエレメント234の第1取り付け点は、クランクエレメント234の第1取り付け点から半径方向外方に偏心して間隔が隔てられたクランクエレメント234の第2取り付け点に枢動可能に連結されている。関節連結リンクエレメントの第2取り付け点は、鉛直方向に移動可能な部材210に枢動可能に取り付けられている。
[0043]上述の構成により、モータ216がギヤボックス226の出力シャフトを駆動すると、クランクエレメントがギヤボックスの出力シャフトとともに回転するということは当業者には理解されよう。クランクエレメントは、各ストロークの一部分で、ベース220のスロットを通過する。これによって、関節連結リンクエレメント236が鉛直方向に移動可能な部材210をガイド222,224に沿って上下に駆動させ、ロッド204に往復動ポンプストロークを提供する。
[0044]図4の例からわかるように、例示的な実施例200のクランクエレメント234は、本質的には、クランクエレメント234への取り付け点を変えることによってストローク長206を変化できるように、関節連結リンクエレメント236用の追加的な取り付け点235を有するレバーである。更に、例示的な実施例200で使用するために簡単なレバー状の構成を選択したが、本発明の別の実施例では、クランクエレメント234は、三角形、正方形、円形等の他の形状を備えていてもよく、ストローク長を広範に選択できるように追加的な取り付け点を含んでいてもよいということは当業者には理解されよう。更に、本発明の別の実施例では、関節連結リンクエレメント236は、ストローク長の調節に使用するための追加的な取り付け点を備えていてもよいということは理解されよう。
[0045]図3および図4に示すように、例示的な実施例としてのCRP装置200の機械式クランク付きロッドアクチュエータ208は、適当な態様で作動可能に連結された、以下に更に詳細に説明するような他の構成要素に加えて、更に、フレーム218と鉛直方向に移動可能な部材210との間に作動可能に連結された四つの空気圧シリンダ239を有する空気圧式釣合装置238を含む。本明細書の図面および説明を検討することによりわかるように、CRP装置200の例示的な実施例としての空気圧式釣合装置238は、鉛直方向に移動可能な部材210の下降ストロークの一部中にエネルギを蓄えるために、また、蓄えられたエネルギをこれに続く鉛直方向に移動可能な部材210の上昇ストロークの一部中に解放するために、ベース220と鉛直方向に移動可能な部材210との間に作動可能に連結された幾つかの空気圧シリンダ239を含む。空気圧式釣合装置238を加えることにより、CRP装置200から得られるリフト力が、空気圧式釣合装置238を含まない本発明によるCRP装置のリフト能力を大幅に越えて増大する。
[0046]幾つかの場合では、電源における制限、電気的駆動定格または機械的制限に起因して、利用可能な電力が、クランクが完全に下げられた静止位置から一回転するには不十分な場合がある。こうした場合には、モータの回転速度が負荷により所定の閾値を下回るまでクランクが第1方向に回転される。このとき、回転方向が逆転され、第2方向すなわち逆方向のトルクが指令される。この揺動作動の各繰り返し中、ロッドストリング、ポンプおよび流体コラムの持ち上げられた質量にエネルギが蓄えられる。次いで、持ち上げられた質量の下降時に、このエネルギがポンプ機構の運動エネルギ、または、空気圧式釣合システムの圧力上昇に戻される。このようにして、完全に下降した位置を通過するたびに、合成された慣性、釣合いおよび利用可能な動力が、機構を完全に一サイクルに亘って回転するのに十分になるまで、クランクポンプ機構は、速度および慣性を益々増大させ、および/または、釣合錘は、流体コラム、ロッドストリングおよび坑井穴ポンプ機構の重量の益々大部分を支持する。この時点以降、機構は単一の回転方向を継続させる。
[0047]図5は、図3および図4に示し且つこれらの図に関して上文中に論じたように構成された空気圧式釣合装置238の一対の空気圧シリンダ239の配置を示す、CRP装置200の一部分の概略図である。詳細には、図3乃至図5に示す構成では、シリンダ239のロッド240は、上部クロスバー212に作動可能に取り付けられており、シリンダ239のベースは、フレーム218のベース220に取り付けられている。しかしながら、本発明による空気圧式釣合装置は、図6および図7に概略的に示す形態等の様々な他の形態をとってもよいということは当業者には理解されよう。図7では、シリンダ239は、上部フレームクロスバー230に取り付けられており、シリンダ239のロッド240は下方に延び、上部クロスバー212と作動可能に接触している。図7は、上部フレームクロスバー230と、移動可能な上部クロスバー212と、の間のシリンダ239の変形例としての配置を示す。
[0048]空気圧シリンダ239の別の取り付け配置に加えて、本発明の様々な実施例において、任意の所与の用途で使用されるシリンダの数は、図3乃至図7に示すよりも多くしてもよいし、少なくしてもよいと考えられる。更に、シリンダ239が発生させる釣合い力が研磨ロッド204にできるだけ直接的に作動可能に伝達されるように、一般的には、シリンダ239の作動軸線を研磨ロッド204とできるだけ近付けて整合させることが有利であると考えられる。
[0049]図8乃至図10は、本発明による空気圧シリンダ238の幾つかの変形例の概略図である。図8乃至図10に示す実施例は、本発明による空気圧式釣合装置の構造および作動の一般的原理の例示であるが、これらの原理は限定を意図するものではないということは理解されよう。本発明の予期される範囲内で、空気圧式釣合装置の多くの他の構築方法および作動方法があるということは当業者には理解されよう。更に、図8乃至図10に示す実施例は、全て、「ブートストラップ(bootstrap)すなわち独力昇圧」 の原理で作動するということに着目されたい。ブートストラップの原理では、上部クロスバー212の上昇移動によってシリンダ239のロッド240に加えられた往復動を入口チェックバルブ244の作動と組み合わせることによって、空気をシリンダ239に引き込み、シリンダ239のピストン242の下の容積に捕捉する。ピストン242の繰り返し上下サイクル運動により、ピストンの下方のシリンダ239に釣り合い圧力を発生させ、この圧力がピストン242に上昇力を及ぼし、この上昇力が、ロッド240を通して、上部クロスバー212の下降移動に抗する上昇釣合い力として伝達される。このようにして発生した釣合い力は、ロッドおよび汲み上げ機構の重量に抗してポンプの下降ストロークに作用し、更に、次に続くストロークでCRP装置がロッド204を上方に引っ張るのを補助するように作用する。
[0050]図8に示す実施例では、CRP装置200の上昇ストローク時にロッド240がピストン242を引き上げたときに、入口チェックバルブ244が開放し、下部チャンバのシリンダ239に空気が流入する。下部チャンバは、ピストン242と入口チェックバルブ244との間の空間によって形成された所定の容積を有する。ピストン242がそのストロークの上死点に達し、その下降ストロークにおける下方への移動を開始するときに、チェックバルブ244が閉鎖し、取り込んだ空気をピストン242と入口チェックバルブ244との間に捕捉する。ピストン242が下方への移動を続行するときに、ピストン242と入口チェックバルブ244との間の空間が小さくなることにより、ピストン242と入口チェックバルブ244との間に捕捉された空気の圧力が上昇する。この圧力上昇によりエネルギが蓄えられ、次いで、ピストン242が上方に移動する際の後続の上昇ストローク時にこのエネルギが解放され、これにより、CRP装置の上昇ストローク時にロッド204を持ち上げるのを補助する釣合い力が発生する。実際には、図8に示す装置により、上文中に説明した揺動作動が発生し、ポンプストローク206の下死点でのピストン242とチェックバルブ244との間の圧力を最大作動値まで「ブートストラップ」することが可能になる。入口チェックバルブ244は、連続的に開放し、CRP装置の作動中にピストン242を通って漏れる空気を補充する。図8の実施例では、シリンダ239は、単動式シリンダまたは複動式シリンダのいずれであってもよい。
[0051]図9に示す空気圧式釣合装置238の例示的な実施例は、図9の実施例では、空気圧式釣合装置238が出口チェックバルブ246を更に含み、シリンダ239が複動式シリンダであるということを除き、図8に示し且つ上文中に説明した実施例と本質的に同じである。図9に示す実施例の作動は、出口チェックバルブ246の作動を除き、上文中に説明した図8の実施例の作動と本質的に同じである。図9を検討することにより理解されるように、入口チェックバルブ244は、ピストンが上方に移動する際に空気をシリンダ239に引き込み、閉鎖し、ピストンの下降ストローク時にピストン242と入口チェックバルブ244との間に空気を捕捉することができるように構成されているのに対し、出口チェックバルブ246は、ピストン242が上方に移動する際にピストン242と出口チェックバルブ246との間の空間から空気を出し、ピストン242が下方に移動する際にピストン242と出口チェックバルブ246との間の空間に空気が逆流しないようにできるように構成されている。この構成により、ピストン242がシリンダ239内で往復動するときに、ピストン242の下方の空間に圧力が発生することに加え、上部クロスバー212がピストンロッド240に加える作用によってピストン242が下方に力を加えられるときに、ピストン242の上方の圧力が大気圧以下に減圧される。この構成により、図9の実施例は、図8に示す実施例で発生するよりも大きな圧力差およびそれによる釣合い力をピストン242に発生するという利点が得られる。
[0052]図10は、本発明による空気圧式釣合装置238の更に別の実施例を示す。簡単に述べると、図10に示す実施例は、図9の実施例に関して上文中に説明したように作動するように構成された入口チェックバルブ244および出口チェックバルブ246を有するシリンダ239と、図8の実施例に関して上文中に説明したのと同様の構成を有し且つ同様に作動する追加的なポンプシリンダ248と、の組み合わせである。
[0053]ポンプシリンダ248は、ピストンロッド252によって駆動されるピストン250を含む。ピストンロッド252は、ピストン242のピストンロッド240と実質的に平行に作動するように、上部クロスバー212に作動可能に連結されている。CRP装置200の第1上昇ストローク時に、ピストン250および242の夫々の下方のシリンダ248およびシリンダ239の両方に空気を引き込むことができるように、第2入口チェックバルブ254が設けられている。後続の上昇ストローク時に、リザーバキャビティ256内の圧力がポンプキャビティ258内の圧力を越え、それによって、逆止弁244が閉状態に維持される。CRP装置200の下降ストローク時に、ピストン242および250は、ポンプキャビティ258およびリザーバキャビティ256内の空気を圧縮する。ポンプキャビティ258内の空気は、圧縮されると大気圧を越え、それによって、入口チェックバルブ254が閉鎖される。ポンプキャビティ258内の空気は、その容積が比較的小さいために圧縮され続け、リザーバキャビティ256内の空気よりも高い圧力まで圧縮される。これが起こったとき、チェックバルブ244が開放し、圧力が比較的高い空気をリザーバキャビティ256に入れることが可能になる。CRP装置200が往復動するときに、ピストン242および250の往復動により、リザーバキャビティ256内に大気圧よりも高い圧力が発生する。第1入口チェックバルブ244への入口での圧力が、大気圧よりも高い圧力に上昇することにより、図10に示す実施例のリザーバキャビティ256内に、入口チェックバルブ244の上流の圧力が大気圧に制限された図8および図9の実施例で達成できるよりも高い釣合い圧力が発生する。更に、ポンプキャビティ258内に発生した圧力は、釣合い効果に寄与し、ポンプシリンダ248のロッド252を通して上部クロスバー212に伝達されるということは理解されよう。実際には、図10に示す構成では、ポンプストローク206の下死点でのピストン242とチェックバルブ244との間の圧力を最大作動値まで「ブートストラップ」することを可能にするために、CRP装置200の数回のストロークまたは上文中に説明した揺動作動を要する。
[0054]図10に示すように、作動を改善するために、本発明による空気圧式釣合装置内の適当な位置に空気タンク260を設けるのが望ましい。更に、リザーバキャビティ256、ポンプキャビティ258、および、ピストン242と出口チェックバルブ246との間のキャビティの作動圧力を、コントローラ264を使用して監視し制御するために、何らかの形態の圧力ゲージすなわち圧力センサ262を適当な場所に設けることが有利である。コントローラ264は、手動式制御または自動式制御を含む任意の適当な形態をとってもよいということは理解されよう。
[0055]図11乃至図13は、本発明による第3の例示的な実施例としてのCRP装置の300を示す。第3の例示的な実施例としてのCRP装置300は、第3の例示的な実施例としてのCRP装置300には空気圧式釣合装置が設けられていないことを除き、上文中に説明した第2の例示的な実施例としてのCRP装置200と実質的に同じである。図11乃至図13は、第3の例示的な実施例としてのCRP装置300の上部クロスバー312、関節連結リンクエレメント336およびクランクエレメント334を、ポンプストローク306の様々な位置で示す。
[0056]図14乃至図16は、本発明による第4の例示的な実施例としてのCRP装置400を示す。第4の例示的な実施例としてのCRP装置400の構造は、多くの点に関し、上文中に説明した実施例と同様である。第4の例示的な実施例400と上述の例示的な実施例との間の主な相違点は、モータ416および直角ギヤボックス420がフレーム418の上部フレームクロス部材430に取り付けられているということである。第2および第3の例示的な実施例としてのCRP装置200,300では、モータ216およびギヤボックス226は、フレーム218のベース220に取り付けられている。図14乃至図16は、CRP装置400の鉛直方向に移動可能な部材410、クランクエレメント434および関節連結リンクエレメント436を、ポンプストローク406の幾つかの異なる位置で示す。
[0057]図17乃至図19は、本発明による第5の例示的な実施例としてのCRP装置の500を示す。第5の例示的な実施例としてのCRP装置500の構造は、多くの点に関し、上文中に説明した他の実施例と同様である。第5の例示的な実施例500と上述の例示的な実施例との間の主な相違点は、モータ516および直角ギヤボックス526がフレーム518の鉛直ガイドレール部材519の一方の側に取り付けられていることである。鉛直ガイドレール部材519は、一つまたはそれ以上の線形ガイドレール522,524を有する。線形ガイドレール522,524は、鉛直方向に移動可能な部材510を線形ガイドレール522,524に沿って案内するために、ガイドレール部材519におけるモータ516およびギヤボックス526とは反対側に設けられている。鉛直方向に移動可能な部材510は、クランクエレメント534および関節連結リンクエレメント536ならびに直角ギヤボックス526によって、モータ出力シャフト(図示せず)の形態の、モータ516の回転可能なエレメントに作動可能に連結されている。この構成により、モータ516の回転可能なエレメントと鉛直方向に移動可能な部材510とは、互いに一定の関係で作動可能に連結される。
[0058]図18および図19は、夫々、CRP装置500のポンプストローク506の下端および上端での鉛直方向に移動可能な部材510を示す。CRP装置のクランクエレメント534および関節連結リンクエレメント536の夫々の長さ、および、フレーム518のベース520の上方の直角ギヤボックス526の鉛直方向位置は、CRP装置500の作動中に、クランクエレメント534の任意の角度位置で、鉛直方向に移動可能な部材510が常に関節連結リンク536の上端の下方に吊り下げられるように協働するように選択される。鉛直方向に移動可能な部材510がクランクエレメント534の任意の角度位置で常に関節連結リンク536の上端の下方に吊り下げられる結果、ギヤボックス526および鉛直方向に移動可能な部材510が鉛直ガイドレール部材519の両側に位置決めされることと相まって、モータ516が制御されて、鉛直方向に移動可能な部材510を線形ガイドレール522,524に沿って往復動させるときに、重力により、鉛直方向に移動可能な部材510が鉛直ガイドレール部材519の線形ガイドレール522,524と接触した状態で摺動可能に保持される。
[0059]図17で最もよくわかるように、ポンプロッド504は、CRP装置の例示的な実施例では、鉛直方向に移動可能な部材510を通って摺動可能に延びており、本発明の他の実施例に関して上文中に説明したのと同様に、鉛直方向に移動可能な部材510の上方に配置されたクランプ514によって、鉛直方向に移動可能な部材510に固定されている。更に、図17に示すように、CRP装置500の鉛直方向に移動可能な部材510は、鉛直方向に移動可能な部材510と線形ガイドレール522,524との摩擦接触を低減するためのベアリング装置、すなわちローラーベアリング装置511を含む。
[0060]更に、本発明による空気圧式釣合装置は、本発明の第5の例示的な実施例と同様の、本発明の他の実施例のCRP装置で使用してもよいということは理解されよう。
[0061]本明細書中で引用した刊行物、特許出願および特許を含む全ての文献の内容は、各文献が個々に具体的に参照によって本明細書に組み入れられ、その全ての内容が本明細書柱中に説明されているかのように、参照によって本明細書の開示の一部とされる。
[0062]本発明の説明と関連して(特に以下の特許請求の範囲と関連して)用いられる「a」「an」、「the」および類似の指示語の使用は、本明細書中で特に明示したり明らかに文脈と矛盾したりしない限り、単数および複数の両方を包含するものと解釈されるべきである。「備える(comprising)」、「有する(having)」、「備える、含む(including)」、および「包含する(containing)」といった用語は、特段の記載のない限り、無制限の用語(open-ended terms)(すなわち、「含むがこれに限定されない」ということを意味する)である。本明細書中で言及した値の範囲は、本明細書中に特段の記載のない限り、単に当該範囲内の別々の値の各々に言及する簡単な方法として役立つに過ぎず、これらの別々の値の各々は、本明細書中に個々に言及したのと同様に本明細書中に組み込まれる。本明細書中に説明した全ての方法は、本明細書中に特段の記載のない限り、または、本明細書中の記載と明らかに矛盾しない限り、任意の適当な順序で実施できる。本明細書に記載したあらゆる例、または例示的な表現(例えば「など」)は、特段の記載のない限り、単に本発明を良好に理解することを意図したものであって、本発明の範囲を限定しない。本明細書中のいかなる用語も、特許請求の範囲に記載されていないエレメントを、本発明を実施する上で必須なものとして表示すると解釈されない。
[0063]本発明者が、本発明を実施する上で最良の態様と考える態様を含んで本発明の好ましい実施例を本明細書に説明した。これらの好ましい実施例の変形例は、前述の記載を読むことによって、当業者に明らかになるであろう。本発明者は、当業者がこのような態様を適宜使用するものと考えており、本発明者は、本明細書中に詳細に説明した以外の態様で本発明が実施されることを意図している。従って、本発明は、適用される法律が許容する、本明細書に添付した特許請求の範囲に記載された要旨の全ての変更および均等物を含む。更に、本発明には、特段の記載のない限り、または、本明細書中の記載と明らかに矛盾しない限り、本発明の全ての可能な態様の上述のエレメントの任意の組み合わせが含まれる。
50…ウォーキングビームポンプ装置
52…研磨ロッド
54…ウェルヘッド
56…炭化水素坑井
60…ケーシング
62…地下層
64…油層
66…小孔
68…抗井穴ポンプ装置
70…チューブ
72…流体出口
74…表面
76…ガス出口
78…固定バルブ
80…移動バルブ
82…ロッドストリング
84…ポンプストローク
100…ロッドポンプ装置
101…太陽電池
102…機械式クランクアクチュエータ装置
103…送電網
104…モータ
106…制御装置
108…コントローラ
110…モータ駆動装置
204…研磨ロッド
206…ポンプストローク
208…ロッドアクチュエータ
208…機械式クランクアクチュエータ装置
210…鉛直方向に移動可能な部材
212…上部クロスバー
214…クランプ
216…モータ
218…フレーム
220…ベース
222…線形ガイドレール
226…ギヤボックス
226…直角ギヤボックス
228…出力シャフト
230…上部フレームクロスバー
232…モータ取付ブラケット
234…クランクエレメント
235…取り付け点
236…関節連結リンクエレメント
238…空気圧式釣合装置
239…空気圧シリンダ
240…ピストンロッド
242…ピストン
244…入口チェックバルブ
244…入口チェックバルブ
248…ポンプシリンダ
250…ピストン
252…ピストンロッド
254…入口チェックバルブ
256…リザーバキャビティ
258…ポンプキャビティ
260…空気タンク
262…圧力センサ
264…コントローラ
306…ポンプストローク
312…上部クロスバー
334…クランクエレメント
336…関節連結リンクエレメント
406…ポンプストローク
410…鉛直方向に移動可能な部材
416…モータ
418…フレーム
420…直角ギヤボックス
430…上部フレームクロス部材
434…クランクエレメント
436…関節連結リンクエレメント
504…ポンプロッド
506…ポンプストローク
510…鉛直方向に移動可能な部材
511…ローラーベアリング装置
514…クランプ
516…モータ
518…フレーム
519…ガイドレール部材
520…ベース
522…線形ガイドレール
526…直角ギヤボックス
534…クランクエレメント
536…関節連結リンクエレメント

Claims (28)

  1. 所定のポンプストロークを有するサッカーロッドポンプのロッドに実質的に鉛直方向の往復動をさせるためのクランク付きロッドポンプ(CRP)装置であって、
    前記サッカーロッドポンプの前記ロッドを鉛直方向に移動させるとともに該鉛直方向の移動を制御するために、前記サッカーロッドポンプの前記ロッドに取り付けられた実質的に鉛直方向に移動可能な部材を有するクランク付き機械式アクチュエータ装置と、
    前記機械式線形アクチュエータ装置の前記実質的に鉛直方向に移動可能な部材に作動可能に連結された回転可能なエレメントを有するモータと
    を備え、
    前記連結は、前記モータの前記回転可能なエレメントの回転位置と、前記鉛直方向に移動可能な部材の鉛直方向の移動と、の間に一定の関係が確立されるように行われる
    CRP装置。
  2. 請求項1に記載のCRP装置であって、更に、
    入力が実質的に一定の作動モードで前記モータを作動させるためのモータ駆動装置および制御装置を備える
    CRP装置。
  3. 請求項2に記載のCRP装置であって、
    前記CRP装置は、実質的に電力貯蔵エレメントを備えていない
    CRP装置。
  4. 請求項2に記載のCRP装置であって、
    前記CRP装置は、実質的に動力貯蔵エレメントを備えていない
    CRP装置。
  5. 請求項1に記載のCRP装置であって、
    前記CRP装置は、前記モータを駆動するための動力の一部または全てを提供するために作動可能に取り付けられた太陽エネルギ電源を備える
    CRP装置。
  6. 請求項5に記載のCRP装置であって、
    前記CRP太陽エネルギ電源は、前記モータを駆動するための唯一の電源であり、前記太陽エネルギ電源が前記モータを駆動するのに十分な電力を発生させる場合にのみ、前記CRP装置が汲み上げを行う
    CRP装置。
  7. 請求項1に記載のCRP装置であって、
    前記クランク付き機械式アクチュエータ装置は、更に、
    坑井のウェルヘッドに取り付けられるように構成されたベースを有するフレームと、
    前記ベースが前記ウェルヘッドに取り付けられたときに、前記ベースから鉛直方向上方に向けて延びる少なくとも2つの線形ガイドレールと
    を備え、
    前記鉛直方向に移動可能な部材は、前記線形ガイドに摺動可能に取り付けられるとともに、前記ガイドに沿って実質的に線形に鉛直方向に往復動するために前記ガイドによって拘束される
    CRP装置。
  8. 請求項7に記載のCRP装置であって、
    前記クランク付きロッド機械式アクチュエータは、更に、前記フレームと前記鉛直方向に移動可能な部材との間に作動可能に連結された空気圧式釣合装置を備える
    CRP装置。
  9. 請求項8に記載のCRP装置であって、
    前記空気圧式釣合装置は、前記鉛直方向に移動可能な部材の下降ストロークの一部中にエネルギを蓄え、該蓄えられたエネルギを、前記鉛直方向に移動可能な部材の後続の上昇ストロークの一部中に解放するために、前記フレームと前記鉛直方向に移動可能な部材との間に作動可能に連結された少なくとも1つの空気圧シリンダを備える
    CRP装置。
  10. 請求項9に記載のCRP装置であって、
    前記少なくとも1つの空気圧シリンダは、前記鉛直方向に移動可能な部材と前記ベースとの間に配置される
    CRP装置。
  11. 請求項7に記載のCRP装置であって、
    前記クランク付き機械式アクチュエータ装置は、更に、
    クランクエレメントであって、前記モータの前記回転可能なエレメントと一定の駆動比で回転するために、前記クランクエレメントの第1取り付け点において前記モータの前記回転可能なエレメントに作動可能に連結されたクランクエレメントと、
    第1の取り付け点および第2の取り付け点を有する関節連結リンクエレメントと
    を備え、
    前記第1の取り付け点および前記第2の取り付け点は、前記関節連結リンクエレメントに沿って互いから離間された関係で配置され、
    前記関節連結リンクエレメントの前記第1取り付け点は、前記クランクエレメントの前記第1取り付け点から半径方向外方に偏心して離間された、前記クランクエレメントの第2取り付け点において前記クランクエレメントに枢動可能に連結され、
    前記関節連結リンクエレメントの前記第2取り付け点は、前記鉛直方向に移動可能な部材に枢動可能に取り付けられる
    CRP装置。
  12. 請求項11に記載のCRP装置であって、
    前記関節連結リンクおよび前記クランクエレメントは、前記関節連結リンクが、前記鉛直方向に移動可能なエレメントが前記研磨ロッドに及ぼす力の力線と実質的に整合するように構成される
    CRP装置。
  13. 請求項12に記載のCRP装置であって、
    前記関節連結リンクエレメントは、オフセット部位を備えるように構成される
    CRP装置。
  14. 請求項11に記載のCRP装置であって、
    前記クランクエレメントおよび前記関節連結リンクエレメントのうちの少なくとも一方は、更に、前記ガイドに沿った前記鉛直方向に移動可能な部材のストロークを変えることによって、前記ポンプストロークを変化させるための追加的な取り付け点を備える
    CRP装置。
  15. 請求項11に記載のCRP装置であって、
    前記クランク付きロッド機械式アクチュエータは、更に、前記モータの前記回転可能なエレメントと、前記クランクエレメントの前記第1取り付け点と、の間に作動可能に連結された駆動装置を備える
    CRP装置。
  16. 請求項15に記載のCRP装置であって、
    前記クランクエレメントおよび前記関節連結リンクエレメントのうちの少なくとも一方は、更に、前記ガイドに沿った前記鉛直方向に移動可能な部材のストロークを変えることによって前記ポンプストロークを変化させるための追加的な取り付け点を備える
    CRP装置。
  17. 請求項15に記載のCRP装置であって、
    前記駆動装置は、前記ベースに取り付けられている
    CRP装置。
  18. ウォーキングビーム装置を有する炭化水素坑井の使用寿命を延ばすための方法であって、
    前記ウォーキングビーム装置は、前記坑井に配置された、所定のポンプストロークを有するサッカーロッドポンプのロッドを実質的に鉛直方向に往復動させるために、前記坑井に作動可能に連結されており、
    前記方法は、前記ロッドを前記ウォーキングビーム装置から取り外し、該ロッドをCRP装置に作動可能に連結する工程を備える
    方法。
  19. 請求項18に記載の方法であって、更に、
    前記CRP装置に交換する前の前記ウォーキングビームポンプの生産速度よりも低い生産速度で前記CRP装置を作動させる工程を備える
    方法。
  20. 請求項18に記載の方法であって、更に、
    前記CRP装置を前記坑井のウェルヘッドに直接的に取り付ける工程を備える
    方法。
  21. 請求項18に記載の方法であって、更に、
    前記ウォーキングビーム装置を前記坑井に隣接した所定の場所に残す工程を備える
    方法。
  22. 辺鄙な場所にある流体源から流体を汲み上げるための方法であって、
    CRP装置を前記流体源に作動可能に取り付ける工程を備える
    方法。
  23. 請求項22に記載の方法であって、更に、
    前記CRP装置を独立型動力源に取り付ける工程を備える
    方法。
  24. 請求項23に記載の方法であって、
    前記独立型動力源は、太陽エネルギ電源を備える
    方法。
  25. 請求項22に記載の方法であって、更に、
    前記辺鄙な場所において前記流体源を供給する工程を備える
    方法。
  26. 請求項25に記載の方法であって、
    前記辺鄙な場所にある前記流体源は流体坑井を含み、
    前記方法は、更に、前記流体坑井を提供する工程を備える
    方法。
  27. 出力シャフトを有するモータによって駆動されるCRP装置を起動するための方法であって、
    前記モータを回転させて、前記出力シャフトに所定の回転速度および回転方向を与える工程と、
    前記回転速度が減速して閾値速度を下回る場合、前記モータの前記回転方向を逆転させる工程と、
    前記回転速度が前記閾値速度を下回って減速した状態でなくなるまで、前記第2工程に従った前記回転方向の逆転を継続する工程と
    を備える方法。
  28. 請求項1に記載のCRP装置であって、
    前記クランク付き機械式アクチュエータ装置は、更に、フレームと、クランクエレメントと、関節連結リンクエレメントとを備え、
    前記フレームは、坑井のウェルヘッドに取り付けられるように構成されたベースと、前記ベースが前記ウェルヘッドに取り付けられたときに、該ベースから鉛直方向上方に向けて延びる1つ以上の線形ガイドレールと、を有し、
    前記鉛直方向に移動可能な部材は、前記線形ガイドに摺動可能に取り付けられるとともに、前記線形ガイドレールに沿って実質的に線形に鉛直方向に往復動するために前記ガイドによって拘束され、
    前記クランクエレメントは、前記モータの前記回転可能なエレメントと一定の駆動比で回転するために、前記クランクエレメントの第1取り付け点において前記モータの前記回転可能なエレメントに作動可能に連結され、
    前記関節連結リンクエレメントは、前記関節連結リンクエレメントに沿って互いから離間された関係で配置された第1の取り付け点および第2の取り付け点を有し、
    前記関節連結リンクエレメントの前記第1取り付け点は、前記クランクエレメントの前記第1取り付け点から半径方向外方に偏心して離間された、前記クランクエレメントの第2取り付け点において前記クランクエレメントに枢動可能に連結され、
    前記関節連結リンクエレメントの前記第2取り付け点は、前記鉛直方向に移動可能な部材に枢動可能に取り付けられ、
    前記モータは、前記1つ以上の線形ガイドレールの一方の側に配置され、
    前記鉛直方向に移動可能な部材は、前記1つ以上の線形ガイドレールの反対側に摺動可能に配置され、
    前記クランクエレメントおよび前記関節連結リンクエレメントは、それぞれ、所定の長さを有し、
    前記フレームの前記ベースの上方の前記クランクエレメントの前記第1取り付け点の鉛直方向の位置は、前記鉛直方向に移動可能な部材が、拘束されて、前記CRP装置の作動中に、前記クランクエレメントの任意の角度位置で前記関節連結リンクの前記第1取り付け点の下方に常に吊り下げられるように、協働的に選択され、
    前記選択は、前記鉛直方向に移動可能な部材に前記1つ以上の線形ガイドレールに沿った往復運動をさせるように前記モータが制御されているときに、重力によって、前記鉛直方向に移動可能な部材が、前記1つまたはそれ以上の線形ガイドレールと接触した状態で摺動可能に保持されるように行われる
    CRP装置。
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