JP2015077907A - キャスター - Google Patents

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光伸 寳角
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Abstract

【課題】部品点数を削減することで小型化及び軽量化を図るとともに、意匠性に優れたキャスターを提供する。
【解決手段】挿通孔2a、2bの外周側であって、リング状のフランジ部を両側端部に設けた本体1a、1bと、前記フランジ部の外周面に設置されるドライベアリング5と、前記挿通孔より小径の開口部7を備え、前記ドライベアリングをそれぞれ抱持するとともに、前記挿通孔の内周側にて連結される一対のホイール部6a、6bと、前記ホイール部の外周面に設置されるタイヤ部13とを備えることを特徴とするキャスター。
【選択図】図4

Description

本発明は、スーパーマーケット等で使用するショッピングカート、椅子、テーブル等の家具、または車椅子、ベビーカー、その他の運搬車等に取り付けられるキャスターに関するものである。
従来より、双輪キャスターにおいて、意匠性を向上させるために、車軸を無くすとともに、車輪の中央部を大きく開口させたキャスターが公知である。例えば、リング状とした本体の両側端部に、それぞれリング状とした車輪を、それぞれリング状としたホルダーで回転自在に取り付けたキャスターであって、本体の両側端部に設けたリング状のフランジの外周面と、車輪の内周部の内方側の第1摺動面との間にそれぞれ第1ドライベアリングを挟み込んだものとし、ホルダーの外側端部に設けたリング状のフランジの外周面と、車輪の内周部の外方側の第2摺動面との間にそれぞれ第2ドライベアリングを挟み込んだキャスターが公知である(特許文献1参照)。
特開2011−251653号公報
しかしながら、上記構造では、車輪における内周部の内方、外方側のそれぞれにドライベアリングを設ける構造であるため、部品点数が増加することで組立工程が煩雑化し、結果としてコストが増大するとともに、各部品における嵌め合い寸法の管理が煩雑となる虞があった。
また、車輪の内方、外方側にドライベアリングを設けることにより、安定性を有するものであるが、キャスターの全幅が大きくなってしまい、意匠性の低下が懸念されるものであった。
そこで、本発明はこのような問題点を解決するものであって、部品点数を削減することで小型化及び軽量化を図るとともに、意匠性に優れたキャスターを提供することを課題とする。
前記問題点を解決するために、本発明の請求項1に記載のキャスターは、挿通孔の外周側であって、リング状のフランジ部を両側端部に設けた本体と、前記フランジ部の外周面に設置されるドライベアリングと、前記挿通孔より小径の開口部を備え、前記ドライベアリングをそれぞれ抱持するとともに、前記挿通孔の内周側にて連結される一対のホイール部と、前記ホイール部の外周面に設置されるタイヤ部とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載のキャスターは、請求項1に記載のキャスターにおいて、前記ホイール部は、前記開口部の内側面側に連結部が形成されるものである。
また、本発明の請求項3に記載のキャスターは、請求項1又は請求項2に記載のキャスターにおいて、前記本体は、一端部にフランジ部を備える一対の分割本体を連結させて構成されるものである。
また、本発明の請求項4に記載のキャスターは、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のキャスターにおいて、前記ドライベアリングは、前記ホイール部の外側面に向かって断面略コ字状に凹んで形成される収容部によって抱持されるものである。
また、本発明の請求項5に記載のキャスターは、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のキャスターにおいて、前記本体に回動自在に設置される操作杆を回動させることで、前記ホイール部にそれぞれ対向して形成される制動面に対して、前記操作杆に設置されるロックシューを押圧させるロック機構を備えるものである。
また、本発明の請求項6に記載のキャスターは、請求項5に記載のキャスターにおいて、前記制動面は、ロック時に前記ロックシューの両端部が嵌まり込む溝状部を備えるものである。
また、本発明の請求項7に記載のキャスターは、請求項5又は請求項6に記載のキャスターにおいて、前記本体に切欠部を形成することで、前記ロックシューの回動領域を確保するとともに、前記本体の両側端部から前記ロックシューの両端部を突出させるものである。
本発明のキャスターでは、一方のホイール部に対して1つのドライベアリングを設ける構造としたため、従来のものと比較して、部品点数を削減することで組み立てを簡素化することができ、コンパクトで軽量なキャスターを実現することができるので、意匠性に優れたものとなる。また、嵌め合い寸法の管理も容易となる。
また、ロック機構を備えるキャスターにおいても、ロック機構は、ホイール部の内側面に形成される制動面に対してロックシューを押圧させる構造であり、外観上においては、操作部のみが露呈するものとなる。これにより、意匠性を損なうことなく、ロック機構を備えたキャスターを実現することができる。
本発明の実施例1におけるキャスターの斜視図である。 本発明の実施例1におけるキャスターの分解斜視図である。 本発明の実施例1におけるキャスターの主要部分解図である。 本発明の実施例1におけるキャスターの図1のA−A断面図である。 本発明の実施例2におけるキャスターの斜視図である。 本発明の実施例2におけるキャスターの分解斜視図である。 本発明の実施例2におけるキャスターのロック解除状態の一部破断正面図である。 本発明の実施例2におけるキャスターのロック状態の一部破断正面図である。 本発明の実施例2におけるキャスターの図8のB−B拡大断面図である。
以下、本発明の実施の形態におけるキャスターを図面に基づいて説明する。当該キャスターは、図1及び図2に示すように、主に、挿通孔2の外周側であって、リング状のフランジ部3を両側端部に設けた本体1と、フランジ部3の外周面に設置されるドライベアリング5と、挿通孔2より小径の開口部7を備え、ドライベアリング5をそれぞれ抱持するとともに、挿通孔2の内周側にて連結される一対のホイール部6と、ホイール部6の外周面に設置されるタイヤ部13とを備えて構成される。
本体1は、略中央部に挿通孔2が形成され、当該挿通孔2の外周側であって、本体1の両側端部にはリング状のフランジ部3がそれぞれ形成されてなる。また、本体1における外形の所定箇所には、後述の軸部14を取り付けるための取付部4が外向きに突設して設けられる。本体1は、一体に形成することもできるし、複数個を連結することで形成することもできる。
本実施例において、図2及び図3に示すように、本体1は、分割本体1a、1bとを連結することで形成される。分割本体1a、1bは、左右対称となるようそれぞれ形成される。分割本体1a、1bは、薄板状に形成されており、略中央部に挿通孔2a、2bが形成される。また、挿通孔2a、2bの外周部であって、分割本体1a、1bの一端面にはリング状のフランジ部3a、3bが突設して形成される。
また、分割本体1a、1bにおける外形の所定箇所には、後述の軸部14を取り付けるための取付部4a、4bが外向きに突設して設けられる。このようにして分割本体1a、1bは形成され、ネジ等の連結手段(図示しない)によって、それぞれが連結されることで本体1が形成される。
ドライベアリング5は、リング状に形成され、フランジ部3の外周面にそれぞれ設置される。当該ドライベアリング5は、焼結品、鋳造品等の金属系、熱可塑性樹脂品、熱硬化性樹脂品等のプラスチック系、これらの複層系等のうち、いずれを用いることもできる。
例えば、複層系においては、強度に優れた金属板に金属粉末を焼結して多孔質金属層とし、当該多孔質金属層に摺動材を含浸させた複層材を、摺動材が外側になるようにしたものを用いることができる。このうち、金属板としては鉄板やアルミ板が用いられ、金属粉末としては銅合金やアルミ合金が用いられ、摺動材としてはポリテトラフルオロエチレン樹脂のような高分子樹脂に耐高速特性、耐高荷重特性を有する鉛粉末や二硫化モリブデン等の固体潤滑材を混合したものが用いられる。
これにより、ドライベアリング5は、それ自体に優れた潤滑特性を有しているため、注油の必要がなく無注油で使用できる。すなわち、プラスチック系であっても、本発明のキャスターへの使用においては、耐久性、耐衝撃性、耐熱性に十分に優れたものとなる。
一対のホイール部6は、本体1に設置されるドライベアリング5をそれぞれ抱持するとともに、挿通孔2の内周側にて連結部8を介して連結されるものである。具体的には、図4に示すように、ホイール部6が連結された状態において、径方向の内側部に連結部8が位置してなり、外側部にタイヤ部13がそれぞれ設置されるとともに、連結部8とタイヤ部13との間にドライベアリング5を抱持する収容部9が形成されるものである。
ホイール部6は、分割ホイール部6a、6bとを連結することで形成される。当該分割ホイール部6a、6bは、連結部8を除いて、左右対称となるようそれぞれ形成される。また、分割ホイール6a、6bにおいて、本体1と対向する面は内側面とされ、キャスターの外形を形成する面は外側面とされる。
図3及び図4に示すように、分割ホイール部6a、6bは、略中央部に開口部7a、7bが形成される。分割ホイール部6a、6bの開口部7a、7bは、本体1の挿通孔2より小径となるよう形成される。また、開口部7a、7bの内側面部には、連結部8a、8bが形成される。当該連結部8a、8bは、ねじ込み式、嵌合式、圧着式、接着式等を用いることができる。連結部8a、8bが連結されることで、キャスターの開口部7が形成される。
更に、同内側面部において、連結部8a、8bの外周部には、ドライベアリング5を設置した本体1を収容するためのリング状の収容部9a、9bが形成される。当該収容部9a、9bは、外側面に向かって断面略コ状に凹むことで、ドライベアリング5における幅寸法の略半分を抱持するよう形成される。当該収容部9a、9bにおける外周面は、ドライベアリング5の外周面が抱持される摺動面10a、10bとされる。
そして、同内側面部において、収容部9a、9bの外周部には、分割ホイール部6a、6bの強度を補強し、肉厚が厚くなるよう段部11a、11bが形成される。当該段部11a、11bは、内側面が本体1に当接しないように形成されていれば、その形状は特に制限されるものではないが、本体1との間隙を可能な範囲で小さくすることで、ホコリ等が侵入したり、絡まったりするのを防止することができるので好ましい。
本実施例においては、例えば、ホイール部6が連結された状態において、段部11a、11bにおける内側面の外周縁部12a、12bの相互は、本体1の外形部より外側方向であって、本体1における幅寸法と略同等の間隙を有するよう構成される。
また、分割ホイール部6a、6bの外周面には、略V字状等の溝部が形成されており、当該溝部にタイヤ部13が接着等の固着手段により設置される。そして、タイヤ部13の幅寸法より本体1の幅寸法が小さく設定されることから、キャスターの側面視にて、相互のタイヤ部13の間から本体1が僅かに見えるように構成されており、意匠性に優れたものとなる。
このようにして各部が構成されるキャスターは、次のようにして組み立てられる。まず、本体1の両側端部に設けられるフランジ部3にドライベアリング5をそれぞれ設置する。次に、タイヤ部13が設置される一対のホイール部6の連結部8を本体1の挿通孔2内に挿通するとともに、ドライベアリング5を収容部9にて抱持し、連結部8同士を連結させる。これにより、ホイール部6が回転可能となる。そして、本体1の取付部4に軸部14を固着させることで、キャスターが組み立てられる。これらの組立工程順は、特に制限されるものではないのは勿論である。
以上、説明した本発明の実施例1に係るキャスターによれば、一方のホイール部6に対して1つのドライベアリング5を設ける構造としたため、従来のものと比較して、部品点数を削減することで組み立てを簡素化することができるとともに、嵌め合い寸法の管理も容易となる。これにより、結果としてコスト削減につながる。
また、一方のホイール部6に対して1つのドライベアリング5を設ける構造とし、本体1に固着される軸部14によってショッピングカート等の被取付器具へ固着する構造としたため、従来のものと比較して、本体1の幅を小さくすることができる。これにより、キャスターの全幅を小さくすることができ、よりコンパクトで軽量なキャスターを実現することができ、意匠性に優れたものとなる。
本発明の実施例2に係るキャスターについて、図5から図9に基づいて説明する。本実施例2におけるキャスターは、実施例1における構造と略同様であるが、ホイール部6の回転を制止するロック機構を備える点が実施例1と相違するものである。詳細につき、以下にロック機構に関してのみ説明する。
実施例2におけるロック機構は、本体1に回動自在に設置される操作杆17を回動させることで、ホイール部6にそれぞれ対向して形成されるリング状の制動面に対して、操作杆17に設置されるロックシュー19を押圧させるものである。
具体的には、図6に示すように、本体1には、操作杆17の回動領域を確保するように、外周縁部から内周に向かう切欠段部15a、15bと、切欠段部15a、15bの上方に連設する切欠部16a、16bとが形成される。これにより、操作杆17は、切欠段部15a、15b内に軸支されるピン18を中心として回動可能とされる。
操作杆17は、例えば断面略L字状に形成されており、ピン18の上方側には略樽状のロックシュー19が挿通される。これにより、操作杆17の回動によって、ロックシュー19の両端部は切欠部16a、16bの領域内を移動する。当該ロックシュー19の両端部は、本体1の両端部から突出するように形成される。
更に、操作杆17には、ロック解除時に付勢力を利用して、操作杆17を所定位置に戻すためのバネ20が設けられる。本実施例において、当該バネ20は、ロック時に切欠段部15a、15b内における下方側の壁面を押圧することにより付勢力を蓄積するよう構成されるものであるが、その構成については特に制限されるものではない。
また、ピン18と対向する操作杆17の端部には、ロック機構の操作性を向上させるためのノブ21を設けることもできる。当該ノブ21は、タイヤ部13の外周側に位置するよう形成される。
また、ホイール部6には、図7から図9に示すように、ロック解除時にロックシュー19が当接することなく、ロック時にロックシュー19が押圧するリング状の制動面が形成される。当該制動面は、図9に示すように、分割ホイール部6a、6bの内側面にそれぞれ対向して形成され、段部11a、11bの一部を構成する。
具体的には、分割ホイール部6a、6bの段部11a、11bは、ロック解除時にロックシュー19が収容される間隙22を形成する第1段部23a、23bと、第1段部23a、23bから外周部側に肉厚が厚くなるよう段差を介して形成される第2段部24a、24bとから構成される。当該第2段部24a、24bは、ロック時にロックシュー19が押圧するリング状の制動面とされる。また、第2段部24a、24bには、ロック時のロックシュー19の両端部が嵌まり込むリング状の溝状部25a、25bを設けることもできる。
このとき、第2段部24a、24bの相互の間隙は、当該制動面とロックシュー19との摩擦抵抗がバネ20の蓄積された付勢力より大きくなるよう設定される。これにより、操作杆17のロック状態が維持される。溝状部25a、25bの相互の間隙が同様にして設定されるのは勿論である。
このようにして構成されるキャスターのロック機構は、次のようにして操作される。図7に示すように、ロック解除状態においては、バネ20の付勢力によって、操作杆17が略水平に維持されるとともに、ロックシュー19がホイール部6の間隙22に収容された状態となる。このとき、ロックシュー19は、間隙22を形成する第1段部23a、23bと当接することはないので、ホイール部6は円滑に回転する。
また、図8及び図9に示すように、ロック解除状態からロック状態においては、ピン18を中心として操作杆17を時計回りに回動させ、これによりロックシュー19を間隙22から制動面となる第2段部24(24a、24b)側へ移動させる。そして、ロックシュー19の両端部を溝状部25(25a、25b)に嵌め込んで、ロック状態とし、ロックシュー19と当該制動面との摩擦抵抗により、ホイール部6の回転を制止させる。
更に、ロック状態からロック解除状態においては、ピン18を中心として操作杆17を反時計回りに回動させ、これによりロックシュー19を溝状部25a、25bから間隙22側へ移動させる。このとき、ロック状態にて、蓄積されているバネ20の付勢力を利用することで、勢いよくロック解除状態へと戻すことができる。
以上、説明した本発明の実施例2に係るキャスターによれば、ホイール部6の内側面に対してロックシュー19を押圧させるロック機構を備えるので、外観上においては、操作部となるノブ21のみが露呈するものとなる。これにより、実施例1のキャスターにおいて、意匠性を損なうことなく、ロック機構を備えたキャスターを実現することができる。
また、ロック操作においては、操作杆17を回動させ、ロックシュー19が第2段部24(24a、24b)に当接した後に溝状部25(25a、25b)に嵌まり込むことから、使用者はロック状態を目視することなく、一定の操作感をもって確認することができる。更に、ロック解除においては、バネ20の付勢力を利用することで、操作杆17を勢いよくロック解除状態へと戻すことができるので、操作性が向上したものとなる。
ここで、上記実施例1及び実施例2においては、ドライベアリング5における幅方向の略半分が摺動面10a、10bにより抱持されるものであったが、これに限られるものではない。例えば、ドライベアリング5における幅方向の少なくとも外側端部を抱持するものであればよいものである。これにより、ホイール部6の摺動抵抗を低減し、これによる摩擦熱の発生を抑えることができる。
また、外周縁部12a、12bの相互の間隙は、本体1の幅寸法と略同等となるよう構成されるものであったが、これに限られるものではない。例えば、当該間隙を本体1の幅寸法より小さくなるよう構成することで、本体1を視認できる範囲をより狭くすることができ、より意匠性に優れたものとなる。
更に、上記実施例2において、切欠部16(16a、16b)は本体1の外周縁部から内周に向かうよう形成されるものであったが、これに限られるものではない。例えば、本体1の外周縁部の近傍にロックシュー19の回動領域を確保するようにして設けることもできる。
また、上述した実施例1及び実施例2において、一部構成を省略することができるし、一部抽出した構成とすることができるのは勿論である。
1 本体
1a、1b 分割本体
2 挿通孔
3 フランジ部
5 ドライベアリング
6 ホイール部
7 開口部
8 連結部
9 収容部
13 タイヤ部
16 切欠部
17 操作杆
19 ロックシュー
25 溝状部

Claims (7)

  1. 挿通孔の外周側であって、リング状のフランジ部を両側端部に設けた本体と、
    前記フランジ部の外周面に設置されるドライベアリングと、
    前記挿通孔より小径の開口部を備え、前記ドライベアリングをそれぞれ抱持するとともに、前記挿通孔の内周側にて連結される一対のホイール部と、
    前記ホイール部の外周面に設置されるタイヤ部と、
    を備えることを特徴とするキャスター。
  2. 前記ホイール部は、前記開口部の内側面側に連結部が形成される請求項1に記載のキャスター。
  3. 前記本体は、一端部にフランジ部を備える一対の分割本体を連結させて構成される請求項1又は請求項2に記載のキャスター。
  4. 前記ドライベアリングは、前記ホイール部の外側面に向かって断面略コ字状に凹んで形成される収容部によって抱持される請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のキャスター。
  5. 前記本体に回動自在に設置される操作杆を回動させることで、前記ホイール部にそれぞれ対向して形成される制動面に対して、前記操作杆に設置されるロックシューを押圧させるロック機構を備える請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のキャスター。
  6. 前記制動面は、ロック時に前記ロックシューの両端部が嵌まり込む溝状部を備える請求項5に記載のキャスター。
  7. 前記本体に切欠部を形成することで、前記ロックシューの回動領域を確保するとともに、前記本体の両側端部から前記ロックシューの両端部を突出させる請求項5又は請求項6に記載のキャスター。
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