JP2015073284A - 通信チャネルを介して送信するための物理層(phy)データユニットを生成する方法、および物理層装置 - Google Patents

通信チャネルを介して送信するための物理層(phy)データユニットを生成する方法、および物理層装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015073284A
JP2015073284A JP2014225344A JP2014225344A JP2015073284A JP 2015073284 A JP2015073284 A JP 2015073284A JP 2014225344 A JP2014225344 A JP 2014225344A JP 2014225344 A JP2014225344 A JP 2014225344A JP 2015073284 A JP2015073284 A JP 2015073284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
padding
mcs
bits
mcss
channel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014225344A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6002976B2 (ja
Inventor
スリニバサ、スディル
Srinivasa Sudhir
ザング、ホンギュアン
Hongyuan Zhang
ユー. ナバル、ロヒト
Rohit U Naval
ユー. ナバル、ロヒト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marvell World Trade Ltd
Original Assignee
Marvell World Trade Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Marvell World Trade Ltd filed Critical Marvell World Trade Ltd
Publication of JP2015073284A publication Critical patent/JP2015073284A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6002976B2 publication Critical patent/JP6002976B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0015Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff characterised by the adaptation strategy
    • H04L1/0016Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff characterised by the adaptation strategy involving special memory structures, e.g. look-up tables
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0002Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission rate
    • H04L1/0003Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission rate by switching between different modulation schemes
    • H04L1/0005Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission rate by switching between different modulation schemes applied to payload information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/0002Modulated-carrier systems analog front ends; means for connecting modulators, demodulators or transceivers to a transmission line
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2602Signal structure
    • H04L27/2605Symbol extensions, e.g. Zero Tail, Unique Word [UW]
    • H04L27/2607Cyclic extensions
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/32Carrier systems characterised by combinations of two or more of the types covered by groups H04L27/02, H04L27/10, H04L27/18 or H04L27/26
    • H04L27/34Amplitude- and phase-modulated carrier systems, e.g. quadrature-amplitude modulated carrier systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/10Small scale networks; Flat hierarchical networks
    • H04W84/12WLAN [Wireless Local Area Networks]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Abstract

【課題】通信チャネルを介して送信するための物理層(PHY)データユニットを生成する方法を提供する。【解決手段】任意の数の空間ストリーム、および、任意の数のエンコーダに対応する第1のセットの変調符号化スキーム(MCS)および第2のセットのMCSを提供し、第1のセットのMCSは第2のセットのMCSと異なる。PHYデータユニットが、第1のチャネル帯域幅のチャネルで送信される場合には、第1のセットのMCSからMCSを選択し、第2のチャネル帯域幅のチャネルで送信される場合には、第2のセットのMCSからMCSを選択する。任意の数のエンコーダと選択されたMCSにより、情報ビットをエンコードする。エンコードされた情報ビットを任意の数の空間ストリームへとパースし、エンコードされた情報ビットをMCSに従って変調する。エンコードされ、変調された情報ビットに基づいて、複数のOFDMシンボルを形成する。【選択図】図1

Description

本開示は、2009年7月29日提出の米国仮特許出願第61/229,679号明細書(表題:80MHzのOFDM用のトランスミッタフロー)、2009年8月12日提出の米国仮特許出願第61/233,445号明細書(表題:80MHzのOFDM用のトランスミッタフロー)、2009年8月26日提出の米国仮特許出願第61/237,215号明細書(表題:80MHzのOFDM用のトランスミッタフロー)、2009年12月3日提出の米国仮特許出願第61/266,453号明細書(表題:80MHzのOFDM用のトランスミッタフロー)、2009年12月16日提出の米国仮特許出願第61/286,948号明細書(表題:80/120/160MHzのOFDM用のトランスミッタフロー)、2010年3月11日提出の米国仮特許出願第61/312,840号明細書(表題:80/120/160MHzのOFDM用のトランスミッタフロー)、および、2010年3月24日提出の米国仮特許出願第61/316,982号明細書(表題:80/120/160MHzのOFDM用のトランスミッタフロー)の恩恵を主張している。
上述した特許出願全ての開示の全体をここに参照として組み込む。
本開示は概して通信ネットワークに係り、より詳しくは、直交周波数分割多重方式(OFDM)を利用する無線ローカルエリアネットワークに係る。
ここに開示する背景技術の記載は、本開示のコンテキストを概略する意図を有する。現在の発明者の業績、および、ここに記載されなければ出願時に先行技術としてみなされることのない記載は、いずれも、本開示に対する明示的、または暗示的に自認した先行技術ではないので留意されたい。
無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)技術は、ここ十数年の間に急速な成長を遂げた。IEEE(アイトリプルイー)802.11a、802.11b、802.11g、および802.11n規格といったWLAN規格の開発によって、シングルユーザのピークデータスループットが向上した。例えば、IEEE802.11b規格は、シングルユーザのピークスループットを毎秒11メガビット(Mbps)と規定しており、IEEE802.11aおよび802.11g規格は、シングルユーザのピークスループットを54Mbpsと規定しており、IEEE802.11n規格は、シングルユーザのピークスループットを600Mbpsと規定している。新たな規格であるIEEE802.11acについても開発が始まっており、これによるとより高いスループットが提供されることが間違いない。
一実施形態では、通信チャネルを介して送信するための物理層(PHY)データユニットを生成する方法であって、任意の数の空間ストリーム、および、任意の数のエンコーダに対応する第1のセットの変調符号化スキーム(MCS)および第2のセットのMCSを提供する段階を含む方法が提供される。第1のセットのMCSは第1のチャネル帯域幅に対応しており、第2のセットのMCSは第2のチャネル帯域幅に対応しており、第1のセットのMCSは第2のセットのMCSと異なる。PHYデータユニットが、第1のチャネル帯域幅を有するチャネルを利用して送信される場合には、第1のセットのMCSからMCSを選択し、PHYデータユニットが、第2のチャネル帯域幅を有するチャネルを利用して送信される場合には、第2のセットのMCSからMCSを選択する。任意の数のエンコーダと選択されたMCSとを利用して、情報ビットをエンコードする。エンコードされた情報ビットを任意の数の空間ストリームへとパースする段階と、エンコードされた情報ビットをMCSに従って変調する。エンコードされ、変調された情報ビットに基づいて、複数のOFDMシンボルを形成する。
別の実施形態では、通信チャネルを介して送信するためのPHYデータユニットを生成する物理層(PHY)装置であって、任意の数の空間ストリーム、および、任意の数のエンコーダに対応する第1のセットの変調符号化スキーム(MCS)および第2のセットのMCSの指標を格納するメモリを備え、第1のセットのMCSは第1のチャネル帯域幅に対応しており、第2のセットのMCSは第2のチャネル帯域幅に対応しており、第1のセットのMCSは第2のセットのMCSと異なるメモリを含む物理層装置が提供される。物理層装置は、i)PHYデータユニットが、第1のチャネル帯域幅を有するチャネルを利用して送信される場合には、第1のセットのMCSからMCSを選択し、ii)PHYデータユニットが、第2のチャネル帯域幅を有するチャネルを利用して送信される場合には、第2のセットのMCSからMCSを選択する。物理層装置はさらに、任意の数のエンコーダと選択されたMCSとに従って、情報ビットをエンコードする複数のエンコーダと、情報ビットを任意の数の空間ストリームへとパースするストリーム・パーサとを備える。さらに、物理層装置は、エンコードされた情報ビットをMCSに従って変調する複数の変調器を備え、物理層装置は、エンコードされ、変調された情報ビットに基づいて、複数のOFDMシンボルを形成する。
また別の実施形態では、通信チャネルを介して送信するための物理層(PHY)データユニットを生成する方法であって、複数の変調スキームから変調スキームを選択する段階と、1以上のエンコーダを利用して情報ビットをエンコードして、エンコードされたデータを生成する段階とを備える方法が提供される。さらに方法は、選択された変調スキームを利用して、インタリーブパラメータNCOLを選択する段階であって、NCOLは、異なる変調スキーム間で異なる段階を備える。さらに方法は、エンコードされたデータをインタリーブする段階であって、エンコードされたデータをNROW個の行に入力して、NCOL個の列から、エンコードされたデータを読み出すことを含む段階を備える。方法はさらに、PHYデータユニットのペイロード情報を、変調スキームに従って変調する段階と、変調されたペイロード情報に基づいて複数のOFDMシンボルを形成する段階とを備える。
また別の実施形態では、通信チャネルを介して送信するためのPHYデータユニットを生成する物理層(PHY)装置であって、複数の変調スキームの指標を格納するメモリを備える物理層装置が提供される。物理層装置は、i)複数の変調スキームから変調スキームを選択し、ii)選択された変調スキームを利用して、インタリーブパラメータNCOLを選択し、NCOLは、異なる変調スキーム間で異なる。物理層装置はさらに、情報ビットをエンコードして、エンコードされたデータを生成する1以上のエンコーダと、エンコードされたデータをインタリーブするインタリーバであって、エンコードされたデータをNROW個の行に入力して、NCOL個の列から、エンコードされたデータを読み出すことを含むインタリーバとを備える。加えて物理層装置は、選択された変調スキームに従ってエンコードされた情報ビットを変調する1以上の変調器を備え、物理層装置は、エンコードされ、変調された情報ビットに基づいて、複数のOFDMシンボルを形成する。
一実施形態における、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)10の一例を示すブロック図である。
先行技術における物理層(PHY)ユニットのブロック図である。
一実施形態における、PHYユニットのブロック図である。
一実施形態における、図3のPHYユニットが直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを送信するための通信チャネルの例を示す。 一実施形態における、図3のPHYユニットが直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを送信するための通信チャネルの例を示す。 一実施形態における、図3のPHYユニットが直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを送信するための通信チャネルの例を示す。 一実施形態における、図3のPHYユニットが直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを送信するための通信チャネルの例を示す。 一実施形態における、図3のPHYユニットが直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを送信するための通信チャネルの例を示す。 一実施形態における、図3のPHYユニットが直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを送信するための通信チャネルの例を示す。
一実施形態における、図3のPHYユニットが生成する40MHzの通信チャネル用のOFDMシンボルの例を示す。 一実施形態における、図3のPHYユニットが生成する40MHzの通信チャネル用のOFDMシンボルの例を示す。
一部の実施形態における、図3のPHYユニットが生成する80MHzの通信チャネル用のOFDMシンボルの例を示す。 一部の実施形態における、図3のPHYユニットが生成する80MHzの通信チャネル用のOFDMシンボルの例を示す。
一部の実施形態における、図3のPHYユニットが生成する80MHzの通信チャネル用のOFDMシンボルの例を示す。 一部の実施形態における、図3のPHYユニットが生成する80MHzの通信チャネル用のOFDMシンボルの例を示す。
一部の実施形態における80MHzの通信チャネル用のOFDMの例を示しており、パイロットシンボルの数および位置を示している。 一部の実施形態における80MHzの通信チャネル用のOFDMの例を示しており、パイロットシンボルの数および位置を示している。 一部の実施形態における80MHzの通信チャネル用のOFDMの例を示しており、パイロットシンボルの数および位置を示している。
一部の実施形態における、あるシナリオのパイロットシンボル値の例を示すテーブルである。 一部の実施形態における、あるシナリオのパイロットシンボル値の例を示すテーブルである。
一部の実施形態における、図3のPHYユニットに実装されるパイロットトーンシステムの一例のブロック図である。
一部の実施形態における、図3のPHYユニットに実装されるパディングシステムの一例のブロック図である。
他の実施形態における、図3のPHYユニットに実装されるパディングシステムの他の例のブロック図である。
他の実施形態における、図3のPHYユニットに実装されるパディングシステムのまた別の例のブロック図である。
MAC層パディングおよびPHYパディングを備える累積媒体アクセス制御(MAC)層データユニットの一例を示す。
一部の実施形態における、図3のPHYユニットのインタリーバのパラメータ値の例を幾つか示すテーブルである。
別の実施形態における、図3のPHYユニットのインタリーバのパラメータ値の他の例を示すテーブルである。
一実施形態におけるOFDMシンボルを生成する方法の一例を示すフロー図である。
一実施形態におけるOFDMシンボルを生成する方法の一例を示すフロー図である。
別の実施形態におけるOFDMシンボルを生成する方法の別の一例を示すフロー図である。
別の実施形態におけるOFDMシンボルを生成する方法の別の一例を示すフロー図である。
別の実施形態におけるOFDMシンボルを生成する方法の別の一例を示すフロー図である。
別の実施形態におけるOFDMシンボルを生成する方法の別の一例を示すフロー図である。
別の実施形態におけるOFDMシンボルを生成する方法の別の一例を示すフロー図である。
下記の実施形態では、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)のアクセスポイント(AP)等の無線ネットワークデバイスが1以上のクライアントステーションに対してデータストリームを送信する。APは、少なくとも第1の通信プロトコルに従ってクライアントステーションと協働する。一実施形態では、第1の通信プロトコルは、目下のところ規格化が進行中のIEEE802.11ac規格である。他の実施形態では、第1の通信プロトコルは、IEEE802.11ac規格以外のプロトコルである。一部の実施形態またはシナリオでは、AP付近の1以上のクライアントステーションは、第1の通信プロトコルではなくて、少なくとも1つの第2の通信プロトコルに従って動作するように構成されている。従って、一部の実施形態では、APがさらに少なくとも1つの第2の通信プロトコルに従ってクライアントステーションと協働するよう構成されている。
図1は、一実施形態における、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)10の一例を示すブロック図である。AP14は、ネットワークインタフェース16に連結されたホストプロセッサ15を含む。ネットワークインタフェース16は、媒体アクセス制御(MAC)ユニット18と物理層(PHY)ユニット20とを含む。PHYユニット20は、複数のトランシーバ21を含み、これらトランシーバが複数のアンテナ24に連結されている。3つのトランシーバ21および3つのアンテナ24が図1には示されているが、他の実施形態ではAP14が、異なる数(例えば1、2、4、5等)のトランシーバ21およびアンテナ24を含むこともできる。一実施形態では、MACユニット18およびPHYユニット20は、第1の通信プロトコル(例えば目下のところ規格化が進行中のIEEE802.11ac規格)に従って動作するよう構成されている。別の実施形態では、MACユニット18およびPHYユニット20は、さらに、少なくとも1つの第2の通信プロトコル(例えばIEEE802.11n規格、IEEE802.11a規格等)に従って動作するよう構成されている。
WLAN10は複数のクライアントステーション25を含む。図1には4つのクライアントステーション25が示されているが、様々なシナリオおよび実施形態によっては、WLAN10は、異なる数(1、2、3、5、6等)のクライアントステーション25を含んでもよい。クライアントステーション25の少なくとも1つ(例えばクライアントステーション25−1)が、少なくとも第1の通信プロトコルに従って動作するよう構成されている。一部の実施形態では、クライアントステーション25の少なくとも1つが、第1の通信プロトコルではなくて、少なくとも第2の通信プロトコルに従って動作するよう構成されている(ここでは「レガシークライアントステーション」と称する)。
クライアントステーション25−1は、ネットワークインタフェース27に連結されたホストプロセッサ26を含む。ネットワークインタフェース27は、MACユニット28とPHYユニット29とを含む。PHYユニット29は複数のトランシーバ30を含み、これらトランシーバ30が複数のアンテナ34に連結されている。3つのトランシーバ30および3つのアンテナ34が図1には示されているが、他の実施形態ではクライアントステーション25−1が、異なる数(例えば1、2、4、5等)のトランシーバ30およびアンテナ34を含むこともできる。
一実施形態では、クライアントステーション25−2および25−3の一方または両方が、クライアントステーション25−1と同じ、または類似した構造を有する。一実施形態では、クライアントステーション25−4が、クライアントステーション25−1に類似した構造を有する。これらの実施形態では、クライアントステーション25−1と同じ、または類似した構造を有するクライアントステーション25が、同じまたは異なる数のトランシーバおよびアンテナを有する。例えば、クライアントステーション25−2は、一実施形態では、2つのトランシーバおよび2つのアンテナのみを有する。
一実施形態では、クライアントステーション25−4はレガシークライアントステーションであり、このことは、クライアントステーション25−4が、AP14または別のクライアントステーション25が第1の通信プロトコルに従って送信するデータユニットの受信、完全なデコードができないことを示している。同様に、一実施形態においては、レガシークライアントステーション25−4は、第1の通信プロトコルを利用するデータユニットの送信ができない。しかしレガシーステーション25−4は、第2の通信プロトコルを利用してデータユニットの受信、完全なデコード、および送信を行うことができる。
様々な実施形態では、AP14のPHYユニット20は、第1の通信プロトコルに準拠してデータユニットを生成する。トランシーバ21(1つまたは複数)は、アンテナ24を利用して、生成したデータユニットを送信する。同様に、トランシーバ24(1つまたは複数)が、アンテナ24を介してデータユニットを受信する。一実施形態でAP14のPHYユニット20は、第1の通信プロトコルに準拠して、受信したデータユニットを処理する。
様々な実施形態では、クライアントデバイス25−1のPHYユニット29は、第1の通信プロトコルに準拠してデータユニットを生成する。トランシーバ30(1つまたは複数)は、アンテナ34を利用して、生成したデータユニットを送信する。同様に、トランシーバ30(1つまたは複数)が、アンテナ34を介してデータユニットを受信する。一実施形態でクライアントデバイス25−1のPHYユニット29は、第1の通信プロトコルに準拠して、受信したデータユニットを処理する。
図2は、IEEE802.11n規格に従って動作する、先行技術における物理層(PHY)ユニット100のブロック図である。一実施形態では、PHYユニット100がレガシークライアント25−4(図1)に含まれている。PHYユニット100はスクランブラ104を含み、スクランブラ104は、一般的には、情報ビットストリームをスクランブルして、1または0の長いシーケンスが生じることが少ないようにして、スクランブルされたストリームを生成する。エンコーダ・パーサ108は、スクランブルしたストリームを逆多重化して、1つまたは2つの順方向誤り訂正(FEC)エンコーダ112に対応する1つまたは2つのエンコーダ入力ストリームを生成する。各エンコーダ112は、対応する入力ストリームをエンコードして、対応するエンコードされたストリームを生成する。
ストリーム・パーサ116は、1つまたは2つのエンコードされたストリームをパースして、4つまでの空間ストリームを得る。各空間ストリームに対応して、インタリーバ120は、空間ストリームのビットをインタリーブして(つまり、ビットの順序を変更して)、隣接するノイズのあるビットの長いシーケンスが、レシーバのデコーダに入らないようにする。さらに、各空間ストリームに対応して、コンステレーションマッパー124が、インタリーブされたビットシーケンスを、直交周波数分割多重(OFDM)シンボルの異なるサブキャリアに対応するコンステレーション点にマッピングする。
時空ブロック符号化ユニット128は、1以上の空間ストリームに対応するコンステレーション点を受信して、空間ストリームを、より多い数の時空ストリームに拡散する。時空ブロック符号化ユニット128は、時空ブロック符号化は行わず、単に空間ストリームを渡すように制御されてもよい。例えば、空間ストリームの数が4である場合には、時空ブロック符号化ユニット128は時空ブロック符号化を行わない。
複数の巡回桁送りダイバーシティ(CSD)ユニット132が、時空ストリームのうち1つを除く全てに(時空ストリームが2以上ある前提で)、巡回桁送りを挿入する。巡回桁送りには、意図しないビームフォーミングを避ける目的がある。
空間マッピングユニット136は、時空ストリームをマッピングして、鎖を送信する。空間マッピングには、1)各時空ストリームからのコンステレーション点を送信鎖へと直接マッピングする、直接マッピング(つまり、一対一のマッピング)、2)全ての時空ストリームからのコンステレーション点のベクトルを、行列乗算により拡張して、送信鎖への入力を生成する、空間拡張、および、3)全ての時空ストリームからのコンステレーション点の各ベクトルを、ステアリングベクトル行列で乗算して、送信鎖への入力を生成する、ビームフォーミングが含まれてよい。
空間マッピングユニット136の各出力は、送信鎖に対応しており、空間マッピングユニット136の各出力は、1ブロックのコンステレーション点を時間領域の信号へと変換する逆離散フーリエ変換(IDFT)ユニット140による処理を受ける。
IDFTユニット140の出力は、OFDMシンボルに対してOFDMシンボルの円形延長をプリペンドして、各シンボルのエッジを平滑化して周波数減衰を増加させるガード間隔(GI)挿入およびウィンドウユニット144に提供される。GI挿入およびウィンドウユニット144の出力は、信号をアナログ信号に変換し、信号を送信用のRF周波数にアップコンバートするアナログ無線周波数(RF)ユニットに提供される。IEEE802.11n規格では、これらの信号を、20MHz帯域チャネルまたは40MHz帯域チャネルで送信すると規定している。
図1の参照に戻ると、AP14およびクライアント25−1、25−2、25−3は、第1の通信プロトコルに準拠した信号を送受信する。一部の実施形態では、第1の通信プロトコルにより、少なくとも80MHzの帯域幅を有するチャネルにおける送信が許可されている。例えば一部の実装例では、第1の通信プロトコルは、1つの帯域幅(80MHz、120MHz、160MHz等)を有する1チャネルにおける送信を許可している。一部の実施形態では、第1の通信プロトコルは、80MHz、120MHz、160MHzのうち2以上の帯域といった複数の異なる帯域幅での送信を許可している。
また、一部の実施形態では、第1の通信プロトコルは、通常、古い通信プロトコル(例えばIEEE802.11a規格およびIEEE802.11n規格のいずれか、または両方)に後方互換性を有する。例えば、一実施形態では、第1の通信プロトコルが、PHYデータユニットフォーマット(例えば、その全体をここに参照として組み込む「物理層フレームフォーマット」なるタイトルで2010年4月12日に提出された米国特許出願第12/758,603号で開示されているフォーマットの1以上)を規定している。
図3は、一実施形態における、第1の通信プロトコルに従って動作するPHYユニット200の一例のブロック図である。図1を参照すると、AP14およびクライアントステーション25−1は、一実施形態では、それぞれが、PHYユニット200等のPHYユニットを含んでいる。
一般的にPHYユニット200は、情報ビットストリームをスクランブルして、1または0の長いシーケンスが出現する可能性を低減させるスクランブラを含む。IEEE802.11a規格および802.11n規格は、生成元である多項式S(x)が、S(x)=x+x+1(数1)であるような、長さが127のスクランブラを規定している。この多項式S(x)は、さらに、レシーバで情報ビットストリームをデスクランブルする際にも利用される。一実施形態では、スクランブラ204が、生成元である多項式S(x)が数1で示さ、れ長さが127のスクランブラで実装されている。さらにこの実施形態では、第1の通信プロトコルに従って動作するレシーバも、数1で示される生成元多項式S(x)を利用する。他の実施形態では、スクランブラ204は、127ではない長さを実装して、および/または、生成元である多項式が、数1が示す生成元多項式S(x)ではない。別の実施形態では、スクランブラ204の代わりに、エンコーダ・パーサ208に後続する複数の並列スクランブラを利用する。この実施形態では、並列スクランブラそれぞれの出力が、複数のFECエンコーダ212のうちの対応するものに連結されている。複数の並列スクランブラは、デマルチプレックスされたストリーム上で同時に動作する。別の実施形態では、スクランブラ204は、複数の並列スクランブラと、情報ビットストリームを複数の並列スクランブラ用にデマルチプレックスする1つのデマルチプレックサとを含み、これらが、デマルチプレックスされたストリーム上で同時に動作する。これらの実施形態は、一部のシナリオにおいて広範な帯域幅、従ってより高い動作クロック周波数に対応する目的から有用であると考えられる。
スクランブラ204にはエンコーダ・パーサ208が連結されている。エンコーダ・パーサ208は、1以上のFECエンコーダ212に対応する1以上のエンコーダ入力ストリームへと、情報ビットストリームをデマルチプレックスする。複数の並列スクランブラを擁する別の実施形態では、エンコーダ・パーサ208は、複数の並列スクランブラに対応する複数のストリームへと、情報ビットストリームをデマルチプレックスする。
各エンコーダ212は、対応する入力ストリームをエンコードして、対応するエンコードされたストリームを生成する。一実施形態では、各FECエンコーダ212が、バイナリ畳み込みエンコーダを含んでいる。別の実施形態では、各FECエンコーダ212は、バイナリ畳み込みエンコーダの後にパンクチャブロックを含んでいる。別の実施形態では、各FECエンコーダ212は、低密度パリティチェック(LDPC)エンコーダを含んでいる。別の実施形態では、各FECエンコーダ212は、バイナリ畳み込みエンコーダの後にパンクチャブロックを含んでいる。また別の実施形態では、各FECエンコーダ212がさらにLDPCエンコーダを含んでいる。本実施形態では、各FECエンコーダ212が、1)パンクチャを行わないバイナリ畳み込みエンコード、2)パンクチャを行うバイナリ畳み込みエンコード、または、3)LDPCエンコードのいずれかを実装する。
特定の偏重符号化スキーム(MCS)のデータレートに応じて、それぞれ異なる数のエンコーダ212を並列動作させてもよい。一実施形態では、PHYユニット200は、5つのエンコーダ212を含み、1、2、3、4、または5つのエンコーダが、利用されている特定のMCSに応じて同時に動作する。別の実施形態では、PHYユニット200が4つのエンコーダ212を含み、1、2、3、または4つのエンコーダが、利用されている特定のMCSに応じて同時に動作する。別の実施形態では、PHYユニット200が4つのエンコーダ212を含み、1、2、または4つのエンコーダが、利用されている特定のMCSに応じて同時に動作する。別の実施形態では、PHYユニット200が3つのエンコーダ212を含み、1、2、または3つのエンコーダが、利用されている特定のMCSに応じて同時に動作する。別の実施形態では、PHYユニット200が8つまでのエンコーダ212を含み、1、2、3、4、5、6、7、または8つのエンコーダが、利用されている特定のMCSに応じて同時に動作する。別の実施形態では、PHYユニット200が8つまでのエンコーダ212を含み、1、2、3、4、6、または8つのエンコーダが、利用されている特定のMCSに応じて同時に動作する。別の実施形態では、PHYユニット200が8つまでのエンコーダ212を含み、1、2、4、6、または8つのエンコーダが、利用されている特定のMCSに応じて同時に動作する。
一実施形態では、利用されるエンコーダ数が、そのデータレートで450Mbpsのステップサイズで増分される。他の実施形態では、利用されるエンコーダ数は、そのデータレートで約400および500Mbpsの間のステップサイズで増分される。別の実施形態では、利用されるエンコーダ数は、そのデータレートで約400および600Mbpsの間のステップサイズで増分される。一実施形態では、ステップサイズが600Mbpsである。
ストリーム・パーサ216は、1以上のエンコードされたストリームを1以上の空間ストリームにパースして、別々のインタリーブおよびコンステレーション点へのマッピングを行う。一実施形態では、ストリーム・パーサ216は、各動作エンコーダ212の出力をラウンドロビン方式で利用する、つまり、サイクルごとに各動作エンコーダからSビットを利用する。ここで以下の数2が成り立つ。
Figure 2015073284
数2において、NSSは空間ストリーム数を表し、NBPSCS(iSS)は、空間ストリームiSSについてのキャリアごとの符号化されたビット数を表す。
各空間ストリームに対応して、インタリーバ220は、空間ストリームのビットをインタリーブして(つまり、ビットの順番を変える)、レシーバにおいて、隣接するノイズを持つビットの長いシーケンスがデコーダに入らないようにする。IEEE802.11n規格に準拠しているPHYユニット100のインタリーバ120(図2)と比較すると、インタリーバ220は、例えば80MHz、120MHz、160MHzといったより広帯域のOFDMシンボルに対応する、より長いビットストリームを網羅するように拡張されている。以下で詳述するように、PHYユニット200の一部の実施形態では、送信鎖は、広帯域OFDMシンボルが、それぞれの無線機を利用して複数のサブOFDMシンボルとして送信されるよう、複数の無線機を含む。例えば、80MHz幅のOFDMシンボルが、2つの無線機(それぞれが40MHz帯域幅である)を介して送信される。別の例では、160MHz幅のOFDMシンボルが、2つの無線機(それぞれが80MHz帯域幅である)を介して送信される。別の例では、160MHz幅のOFDMシンボルが、4つの無線機(それぞれが40MHz帯域幅である)を介して送信される。広帯域OFDMシンボルが複数の無線機を介して送信される一実施形態では、複数のインタリーバ220を利用することにより、別個のインタリーバ220が、その広帯域OFDMシンボルを送信するのに利用される各無線機に対応するようにする。
さらに、各空間ストリームに対応して、コンステレーションマッパー224は、OFDMシンボルのそれぞれ異なるサブキャリアに対応するコンステレーション点に、インタリーブされたビットシーケンスをマッピングする。より詳しくは、各空間ストリームについて、コンステレーションマッパー224は、長さがlog(M)である各ビットシーケンスをM個のコンステレーション点のいずれかに変換する。コンステレーションマッパー224では、利用されるMCSに応じて、処理するコンステレーション点の数が変わる。一実施形態では、コンステレーションマッパー224は、M=2、4、16、64、256、および1024に対応した直交振幅変調(QAM)マッパーである。他の実施形態では、コンステレーションマッパー224は、集合{2、4、16、64、256、1024}のうちの少なくとも2つの値からなる、それぞれ異なる部分集合に等しいMに対応した、それぞれ異なる変調スキームを処理する。
時空ブロック符号化ユニット228は、1以上の空間ストリームに対応するコンステレーション点を受け取り、この空間ストリームを、より大きな数の時空ストリームに拡張する。時空ブロック符号化ユニット228は、時空ブロック符号化を行わずに、単に空間ストリームの受け渡しをするよう制御されてもよい。例えば、空間ストリーム数が時空ストリームの最大数に等しい場合には、時空ブロック符号化ユニット228は、時空ブロック符号化を行わない。一部の実施形態では、時空ブロック符号化ユニット228を省くこともできる。
複数のCSDユニット232が、時空ストリームのうち1つを除く全てに(時空ストリームが2以上ある前提で)、巡回桁送りを挿入する。巡回桁送りには、意図しないビームフォーミングを避ける目的がある。説明を簡単にすべく、CSDユニット232への入力のことを、時空ブロック符号化ユニット228を省いた実施形態においてであっても、時空ストリームと称する。一実施形態では、4つの時空ストリームのそれぞれに適用される周波数CDD値は、IEEE802.11n規格で規定されている周波数CDD値と同じである。別の実施形態では、4つの時空ストリームのそれぞれに適用される周波数CDD値は、IEEE802.11n規格で規定されている周波数CDD値とは異なっている。一実施形態では、5以上の時空ストリームが利用される場合には、周波数CDD値を、IEEE802.11n規格における定義同様の定義とする。
一実施形態では、4つの時空ストリームそれぞれに適用される時間CDD値は、IEEE802.11n規格で規定されている時間CDD値と同じである。別の実施形態では、4つの時空ストリームのそれぞれに適用される時間CDD値は、IEEE802.11n規格で規定されている時間CDD値とは異なっている。一実施形態では、5以上の時空ストリームが利用される場合には、時間CDD値を、範囲「−200、0」ns内の値として定義する。別の実施形態では、5以上の時空ストリームが利用される場合には、時間CDD値を、範囲「−200、0」nsとは異なる、適切な範囲内の値として定義する。
空間マッピングユニット236は、時空ストリームを送信鎖にマッピングする。様々な実施形態では、空間マッピングには、1)各時空ストリームからのコンステレーション点を送信鎖へと直接マッピングする、直接マッピング(つまり、一対一のマッピング)、2)全ての時空ストリームからのコンステレーション点のベクトルを、行列乗算により拡張して、送信鎖への入力を生成する、空間拡張、および、3)全ての時空ストリームからのコンステレーション点の各ベクトルを、ステアリングベクトル行列で乗算して、送信鎖への入力を生成する、ビームフォーミングが含まれてよい。
一実施形態では、空間マッピングユニット236は、ステアリングマトリックスQを利用するが(例えば、NSTSx1信号ベクトルsを、Q(つまりQs)で乗算する)、ここでQは、サイズ(NTXxNSTS)を表し、NTXは、送信鎖の数であり、NSTSは、時空ストリーム数を表す。ビームフォーミングを利用する場合には、マトリックスQは、トランスミッタとレシーバとの間のMIMOチャネルに基づいて生成される。一実施形態では、NTXの最大値は8である。別の実施形態では、NTXの最大値が16である。他の実施形態では、NTXは、4、32、64等の、それぞれ異なる最大値を有する。
空間マッピングユニット236の各出力は、送信鎖に対応しており、空間マッピングユニット236の各出力は、1ブロックのコンステレーション点を時間領域の信号へと変換するIDFTユニット240による処理を受ける。
IDFTユニット240の出力は、各OFDMシンボルに対してOFDMシンボルの円形延長をプリペンドして、各シンボルのエッジを平滑化して周波数減衰を増加させるガード間隔(GI)挿入およびウィンドウユニット244に提供される。GI挿入およびウィンドウユニット244の出力は、信号をアナログ信号に変換し、信号を送信用のRF周波数にアップコンバートするアナログ無線周波数(RF)ユニット248に提供され。後述するように、これらの信号は、様々な実施形態および/またはシナリオで、20MHz、40MHz、80MHz、120MHz、または160MHz帯域チャネルで送信される。
幾つかの実施形態における、図3のPHYユニット200の一例が生成する送信信号に対応する通信チャネル特性およびOFDMサブキャリアの構成の例を以下に示す。
<チャネル>
図4Aから図4Fは、一部の実施形態において、第1の通信プロトコルに従って信号を送信する際に利用される通信チャネルを示す。一部の実施形態において、PHYユニット200(図3)は、図4Aから図4Fのチャネルのいずれか、または、別の適切なチャネル等のチャネルを占有する送信信号を生成するよう構成されている。一部の実施形態では、PHYユニット200(図3)は、例えば図4Aから図4Fのチャネルまたはその他の適切なチャネルといった、それぞれ異なるチャネルに対応する送信信号を、チャネル条件、受信デバイスの機能等に応じて生成するよう構成されている。
図4Aは、連続した80MHzのチャネル270の一例を示す。一実施形態では、チャネル270は、単一の無線トランシーバアーキテクチャを利用して送信される。別の実施形態では、チャネル270は、2つの別個のフロントエンドブロックを有するデュアル無線トランシーバアーキテクチャを利用して送信される。例えば本実施形態では、第1の無線トランシーバが、チャネル270の低域部分を送信し、第2の無線トランシーバが、チャネル270の高域部分を送信する。図3の参照に戻ると、一実施形態では、別個のIDFTブロック240、別個のGI挿入およびウィンドウユニット244、および、別個のアナログおよびRFユニット248が、低域部分および高域部分を生成し、スクランブリング、エンコード、インタリーブ、コンステレーションマッピング等は、80MHzのチャネル全体に対して行われる。別の実施形態では、別個のスクランブルユニット204、別個のエンコーダ212、別個のインタリーブユニット220、別個のコンステレーションマッピングユニット224等、および、別個のIDFTブロック240、別個のGI挿入およびウィンドウユニット244、および、別個のアナログおよびRFユニット248が、低域部分および高域部分を生成する。
図4Bは、連続した120MHzのチャネル274の一例を示す。一実施形態では、チャネル274は、単一の無線トランシーバアーキテクチャを利用して送信される。別の実施形態では、チャネル274は、2つの別個のフロントエンドブロックを有するデュアル無線トランシーバアーキテクチャを利用して送信される。例えば本実施形態では、第1の無線トランシーバが、チャネル274の低域部分を送信し、第2の無線トランシーバが、チャネル274の高域部分を送信する。一実施形態では、高域部分および低域部分の一方が80MHz帯域であり、他方が40MHz帯域である。図3の参照に戻ると、一実施形態では、別個のIDFTブロック240、別個のGI挿入およびウィンドウユニット244、および、別個のアナログおよびRFユニット248が、低域部分および高域部分を生成し、スクランブリング、エンコード、インタリーブ、コンステレーションマッピング等は、120MHzのチャネル全体に対して行われる。別の実施形態では、別個のスクランブルユニット204、別個のエンコーダ212、別個のインタリーブユニット220、別個のコンステレーションマッピングユニット224等、および別個のIDFTブロック240、別個のGI挿入およびウィンドウユニット244、および、別個のアナログおよびRFユニット248が、低域部分および高域部分を生成する。
図4Cは、連続した160MHzのチャネル278の一例を示す。一実施形態では、チャネル278は、単一の無線トランシーバアーキテクチャを利用して送信される。別の実施形態では、チャネル278は、2つの別個のフロントエンドブロックを有するデュアル無線トランシーバアーキテクチャを利用して送信される。例えば本実施形態では、第1の無線トランシーバが、チャネル278の低域部分を送信し、第2の無線トランシーバが、チャネル278の高域部分を送信する。図3の参照に戻ると、一実施形態では、別個のIDFTブロック240、別個のGI挿入およびウィンドウユニット244、および、別個のアナログおよびRFユニット248が、低域部分および高域部分を生成し、スクランブリング、エンコード、インタリーブ、コンステレーションマッピング等は、160MHzのチャネル全体に対して行われる。別の実施形態では、別個のスクランブルユニット204、別個のエンコーダ212、別個のインタリーブユニット220、別個のコンステレーションマッピングユニット224等、および別個のIDFTブロック240、別個のGI挿入およびウィンドウユニット244、および、別個のアナログおよびRFユニット248が、低域部分および高域部分を生成する。
図4Dは、低域部分および高域部分の周波数が1MHz、5MHz、10MHz、20MHz、40MHz等の最小帯域幅またはその他の適切な最小帯域幅により分離されているような、不連続の80MHzのチャネル282の一例を示す。言い換えると、高域部分と低域部分とが分離している、ということである。別の実施形態では、最小の分離すらなく、高域部分と低域部分との間の距離(周波数の隔たり)を0まで短くしてもよい場合もある。一実施形態では、チャネル282を、2つの別個のフロントエンドブロックを有するデュアル無線トランシーバアーキテクチャを利用して送信する。例えば本実施形態では、第1の無線トランシーバが、チャネル282の低域部分を送信し、第2の無線トランシーバが、チャネル282の高域部分を送信する。デュアル無線トランシーバアーキテクチャを有する一実施形態では、PHYユニットはさらに、デュアル無線を有する連続チャネルを生成するように構成されている。この実施形態では、低域部分と高域部分の周波数が0MHzで分離されているとみなすことができ、つまり、低域部分と高域部分との間は周波数の隔たりがなく連続している、ということである。図3の参照に戻ると、一実施形態では、別個のIDFTブロック240、別個のGI挿入およびウィンドウユニット244、および、別個のアナログおよびRFユニット248が、低域部分および高域部分を生成し、スクランブリング、エンコード、インタリーブ、コンステレーションマッピング等は、80MHzのチャネル全体に対して行われる。別の実施形態では、別個のスクランブルユニット204、別個のエンコーダ212、別個のインタリーブユニット220、別個のコンステレーションマッピングユニット224等、および別個のIDFTブロック240、別個のGI挿入およびウィンドウユニット244、および、別個のアナログおよびRFユニット248が、低域部分および高域部分を生成する。
図4Eは、低域部分および高域部分の周波数が最小帯域幅により分離されているような、不連続の120MHzのチャネル286の一例を示す。一実施形態では、チャネル286を、2つの別個のフロントエンドブロックを有するデュアル無線トランシーバアーキテクチャを利用して送信する。例えば本実施形態では、第1の無線トランシーバが、チャネル286の低域部分を送信し、第2の無線トランシーバが、チャネル286の高域部分を送信する。図3の参照に戻ると、一実施形態では、別個のIDFTブロック240、別個のGI挿入およびウィンドウユニット244、および、別個のアナログおよびRFユニット248が、低域部分および高域部分を生成し、スクランブリング、エンコード、インタリーブ、コンステレーションマッピング等は、120MHzのチャネル全体に対して行われる。別の実施形態では、別個のスクランブルユニット204、別個のエンコーダ212、別個のインタリーブユニット220、別個のコンステレーションマッピングユニット224等、および別個のIDFTブロック240、別個のGI挿入およびウィンドウユニット244、および、別個のアナログおよびRFユニット248が、低域部分および高域部分を生成する。
図4Fは、低域部分および高域部分の周波数が最小帯域幅により分離されているような、不連続の160MHzのチャネル290の一例を示す。一実施形態では、チャネル290は、2つの別個のフロントエンドブロックを有するデュアル無線トランシーバアーキテクチャを利用して送信される。例えば本実施形態では、第1の無線トランシーバが、チャネル290の低域部分を送信し、第2の無線トランシーバが、チャネル290の高域部分を送信する。図3の参照に戻ると、一実施形態では、別個のIDFTブロック240、別個のGI挿入およびウィンドウユニット244、および、別個のアナログおよびRFユニット248が、低域部分および高域部分を生成し、スクランブリング、エンコード、インタリーブ、コンステレーションマッピング等は、160MHzのチャネル全体に対して行われる。別の実施形態では、別個のスクランブルユニット204、別個のエンコーダ212、別個のインタリーブユニット220、別個のコンステレーションマッピングユニット224等、および別個のIDFTブロック240、別個のGI挿入およびウィンドウユニット244、および、別個のアナログおよびRFユニット248が、低域部分および高域部分を生成する。
同様に、一部の実施形態では、連続した10MHzおよび20MHzのチャネルを、単一の無線トランシーバアーキテクチャを用いて送信する。他の実施形態では、連続した、または不連続の10MHzおよび20MHzのチャネルを、図4Aから図4Eを参照して記載したものに類似した方法で、高域部分と低域部分で送信する。より一般的には、チャネルの帯域は、10MHz、20MHz、40MHz、80MHz、120MHz、および160MHzに限らず、任意の適切な帯域幅であってよい。加えて、チャネルを、3以上の別個のフロントエンドブロックを有する複数の無線トランシーバアーキテクチャを利用して、3以上の不連続の部分で送信することもできる。
一部の実施形態では、連続した、または不連続のチャネルの部分(高域部分および低域部分)同士は、例えば図4A−図4D、および図4Fに示すような同じ帯域幅である。また、他の実施形態では、チャネルの各部分(高域部分および低域部分)が、例えば図4Eに示すような、互いに異なる帯域幅であってもよい。
<IDFT/DFT構造>
IEEE802.11a規格においては、20MHzチャネル用のOFDM信号は、サイズ64のIDFTを利用して生成される。同様に、IEEE802.11n規格では、20MHzチャネル用のOFDM信号が、サイズ64のIFDTを利用して生成され、40MHzチャネル用のOFDM信号は、サイズ128のIDFTを利用して生成される。
PHYユニット200(図3)は、一部の実施形態では、例えば上述したようにチャネルを介して送信用のOFDMシンボルを生成するよう構成されている。
一実施形態では、80MHzチャネル用のOFDM信号は、サイズ256のIDFTを利用して生成され、160MHzチャネル用のOFDM信号は、サイズ512のIDFTを利用して生成される。別の実施形態では、160MHzチャネル用のOFDM信号は、80MHzの低域部分に対応しているサイズ256のIDFT、および、80MHzの高域部分に対応しているサイズ256のIDFTを利用して生成される。一実施形態では、120MHzチャネル用のOFDM信号は、40MHzの部分に対応しているサイズ128のIDFT、および、80MHzの部分に対応しているサイズ256のIDFTを利用して生成される。PHYユニット200(図3)は、一部の実施形態では、例えばサイズ64のIDFT、サイズ128のIDFT、サイズ256のIDFT、サイズ512のIFDT等のうちの1以上のような、異なる適切なサイズのIDFTを生成するよう構成されている。例えば図3を参照すると、IDFTユニット240それぞれが、サイズ64のIDFT、サイズ128のIDFT、サイズ256のIDFT、サイズ512のIFDTのうちの1以上のような、異なる適切なサイズのIFDTを生成するよう構成されている。
<トーンマッピング/サブキャリア設計>
図5A、図5B、図6A、図6B、図7A、および図7Bは、一部の実施形態において第1の通信プロトコルに従って生成されたOFDMシンボルを示す。PHYユニット200(図3)は、一部の実施形態では、図5A,図5B、図6A、図6B、図7A、および図7BのOFDMシンボルのいずれか等のOFDMシンボル、またはその他の適切なOFDMシンボルを生成するよう構成されている。一部の実施形態では、PHYユニット200(図3)は、図5A,図5B、図6A、図6B、図7A、および図7BのOFDMシンボル、またはその他の適切なOFDMシンボル等のそれぞれ異なるシンボルを、チャネル条件、OFDMシンボルの送信先である受信デバイスの機能等に応じて生成するよう構成されている。
図5Aを参照すると、一実施形態では、20MHzチャネル用のOFDMシンボル310が、サイズ64のIDFTに対応しており64個のトーンを含む。64個のトーンは、一実施形態では、−32から+31までにインデックスされている。64個のトーンは、11のガードトーン、直流(DC)トーン、データトーン、およびパイロットトーンを含む。4つの最低周波数トーンおよび3つの最高周波数トーンが、ガードトーンであり、上下傾斜のフィルタを提供している。インデックス0トーンはDCトーンであり、無線周波数干渉を軽減する。OFDMシンボル310は、56のデータ/パイロットトーンを含む。OFDMシンボル310は、IEEE802.11n規格に規定されているものと同じフォーマットを有する。
図5Bを参照すると、一実施形態では、40MHzチャネル用のOFDMシンボル330が、サイズ128のIDFTに対応しており128個のトーンを含む。128個のトーンは、一実施形態では、−64から+63までにインデックスされている。128個のトーンは、ガードトーン、DCトーン、データトーン、およびパイロットトーンを含む。6つの最低周波数トーンおよび5つの最高周波数トーンが、ガードトーンである。−1から+1までにインデックスされている3つのトーンはDCトーンである。OFDMシンボル330は、114のデータ/パイロットトーンを含む。OFDMシンボル330は、IEEE802.11n規格に規定されているものと同じフォーマットを有する。
図6Aを参照すると、一実施形態では、80MHzチャネル用のOFDMシンボル350が、サイズ256のIDFT(または2つの128のIDFT)に対応しており、256個のトーンを含む。256個のトーンは、一実施形態では、−128から+127までにインデックスされている。256個のトーンは、ガードトーン、DCトーン、データトーン、およびパイロットトーンを含む。6つの最低周波数トーンおよび5つの最高周波数トーンが、ガードトーンである。−1から+1までにインデックスされている3つのトーンはDCトーンである。OFDMシンボル350は、242のデータ/パイロットトーンを含む。
図6Bを参照すると、一実施形態では、80MHzチャネル用のOFDMシンボル370が、サイズ256のIDFT(または2つの128のIDFT)に対応しており、256個のトーンを含む。256個のトーンは、一実施形態では、−128から+127までにインデックスされている。256個のトーンは、ガードトーン、DCトーン、データトーン、およびパイロットトーンを含む。4つの最低周波数トーンおよび3つの最高周波数トーンが、ガードトーンである。−1から+1までにインデックスされている3つのトーンはDCトーンである。OFDMシンボル370は、246のデータ/パイロットトーンを含む。
一部の実施形態では、80MHzチャネル用のOFDMシンボルは、2つの連結された40MHzのOFDMシンボルに相当する。例えば図7Aを参照すると、別の実施形態において、80MHzチャネル用のOFDMシンボル390は、サイズ256のIFDT(または2つの128のIDFT)に対応しており、256個のトーンを含む。256個のトーンは、一実施形態では、−128から+127までにインデックスされている。256個のトーンは、ガードトーン、ヌルトーン、DCトーン、データトーン、およびパイロットトーンを含む。6つの最低周波数トーンおよび5つの最高周波数トーンが、ガードトーンである。−5から+5までにインデックスされている11個のトーンがDCトーンである。−63から−65までにインデックスされている3つのトーン、および、+63から+65までにインデックスされている3つのトーンが、ヌルトーンである。OFDMシンボル390は、−6から−62までにインデックスされている57のデータ/パイロットトーンと、−66から−122までにインデックスされている57のデータ/パイロットトーンと、+6から+62までにインデックスされている57のデータ/パイロットトーンと、+66から+122までにインデックスされている57のデータ/パイロットトーンとを含む。図7Aを図5Aと比較すると、80MHzのOFDMシンボル390は、2つの連結された40MHzのOFDMシンボル330に相当する。
図7Bを参照すると、一実施形態では、不連続の80MHzのチャネル用のOFDMシンボル410が、サイズ256のIDFT(または2つの128のIDFT)に対応しており、256トーンを含み、低域の40MHzのサイドバンドと、高域の40MHzのサイドバンドとの間に周波数分離を有する。図7Bを図5Bと比較すると、80MHzのOFDMシンボル390は、2つの40MHzのOFDMシンボル330に相当しており、2つのOFDMシンボル330の間に周波数分離を有する。
120MHzおよび160MHzの通信チャネルのOFDMシンボルでは、一部の実施形態でマルチ無線PHYユニットが利用される。一部の実施形態では、120MHzおよび160MHzのOFDMシンボルは、図7Aおよび図7BのOFDMシンボル例に似た方法で、2以上の40MHzおよび/または80MHzのOFDMシンボルを連結することで形成される。マルチ無線PHYユニットを利用する一部の実施形態では、一部のシナリオにおいては、図7B等に示されているように、連結されているOFDMシンボルが周波数分離されている。
<パイロットトーン>
OFDM変調を利用する通信システムはしばしば、例えば周波数オフセット推定用のパイロットトーンを利用しており、サブキャリア用の一部のトーンがパイロット用にリザーブされている。例えばIEEE802.11n規格では、20MHzのOFDMシンボルが、サブキャリアインデックス{±7、±21}において4つのパイロットトーンを有する。同様に、IEEE802.11n規格では、40MHzのOFDMシンボルが、サブキャリアインデックス{±11、±25、±53}において6つのパイロットトーンを有する。
IEEE802.11n規格に後方互換性を有する第1の通信プロトコルの一実施形態では、パイロット位置の少なくとも幾つかが、IEEE802.11n規格の規定と同じに維持されている。
図8Aは、一実施形態における、80MHzチャネル用のOFDMシンボル350(図6A)を示す図であり、パイロットトーンの位置の例を示している。OFDMシンボル350は、一実施形態では、サブキャリアインデックス{±11、±39、±75、±89、±117}に、10個のパイロットトーンを含んでいる。図8Bは、一実施形態における、80MHzチャネル用のOFDMシンボル370(図6B)を示す図であり、パイロットトーンの位置の例を示している。OFDMシンボル350は、一実施形態では、サブキャリアインデックス{±11、±39、±53、±75、±89、±117}に、12個のパイロットトーンを含んでいる。図8Cは、別の実施形態における、80MHzチャネル用のOFDMシンボル350(図6A)を示す図であり、パイロットトーンの位置の例を示している。OFDMシンボル350は、一実施形態では、サブキャリアインデックス{±11、±39、±75、±103}に、8個のパイロットトーンを含んでいる。
より一般的には、一部の実施形態では、80MHzのOFDMシンボルは、i)8、ii)10、または、iii)12個のパイロットトーンのいずれかを、集合{±11、±25、±39、±53、±75、±89、±103、±117}に属する位置の対に対して有する。他の実施形態では、上述したものとは異なる数のパイロットトーンおよび/または異なる位置の対を利用することもできる。一部の実施形態では、120MHzおよび160MHzのOFDMシンボルについては、パイロットトーンの数およびパイロットトーンの位置を、構成物である40MHzおよび/または80MHzのOFDMシンボルにおけるパイロットの位置に基づいて選択することができる。他の実施形態では、120MHzおよび160MHzのOFDMシンボルにおけるパイロットトーンの数およびパイロットトーンの位置を、第1の通信プロトコルで利用される40MHzおよび/または80MHzのOFDMシンボルにおけるパイロットの位置に関わらず選択してもよい。
IEEE802.11n規格では、i番目の空間ストリームにおけるn個目のパイロットシンボルにおいて、L個のパイロットのパイロット値(20MHzのOFDMシンボルについてはL=4であり、40MHzのOFDMシンボルについてはL=6である)を、以下のように規定する。
Figure 2015073284
ここで、Pi,nはi番目の空間ストリームにおけるn番目のOFDMシンボルのL個のパイロット値のベクトルであり、Ψi,jは、パイロット値である。IEEE802.11n規格では、各Ψi,jが集合{−1、1}に属している。
一実施形態では、80MHzのOFDMシンボル用のパイロットトーンの値が、20MHzおよび40MHzのOFDMシンボルにおけるパイロット値同様に選択される。図9Aは、4つの空間ストリームまでの、8個のパイロットを有する80MHzのOFDMシンボル用のパイロット値の例を示すテーブルである。図9Aでは、NSTSは、時空ストリームの数であり(ここでは空間ストリームと称す場合もある)、iSTSは、時空ストリームインデックスである。図9Bは、4つの空間ストリームまでの、10個のパイロットを有する80MHzのOFDMシンボルのパイロット値の例を示すテーブルである。
他の実施形態では、図9Aおよび図9Bのテーブルの例における列が並べ替えられて、新たなパイロットトーン値パターンが生成される。
一実施形態では、正確に8個の空間(または時空)ストリームについての8個のパイロットを有するパイロットトーン値は、以下のように表される。
Figure 2015073284
ここで、行は空間ストリームに対応しており、列はパイロットに対応している。数4の行列は、アダマール行列である。一実施形態では、8個未満の空間ストリームについて、数4の行列の第1のNSS行が選択される。
一実施形態では、120MHzおよび160MHzのOFDMシンボル用のパイロット値は、IEEE802.11n規格で40MHzのOFDMシンボル用に規定されているパイロット値パターンおよび/または80MHzのOFDMシンボル用のパイロット値パターンの組み合わせとして選択される。
<データトーン>
図6A、図6B、図7A、および図7Bに関して上述した80MHzのOFDMシンボルのトーンマッピングの例を用いて、および、異なるパイロットトーンの数を用いて、データ送信について残るサブキャリア数を決定することができる。例えば、図6BのOFDMシンボル370については、8個のパイロットトーンを利用する場合に238個のデータトーンがあり、10個のパイロットトーンを利用する場合に236個のデータトーンがあり、12個のパイロットトーンを利用する場合に234個のデータトーンがある。別の例においては、図6AのOFDMシンボル350については、8個のパイロットトーンを利用する場合に234個のデータトーンがあり、10個のパイロットトーンを利用する場合に232個のデータトーンがあり、12個のパイロットトーンを利用する場合に230個のデータトーンがある。また別の例においては、図7AのOFDMシンボル390または図7BのOFDMシンボル410については、8個のパイロットトーンを利用する場合に220個のデータトーンがあり、10個のパイロットトーンを利用する場合に218個のデータトーンがあり、12個のパイロットトーンを利用する場合に216個のデータトーンがある。一実施形態では、図7AのOFDMシンボル390または図7BのOFDMシンボル410については、12個のパイロットトーンしか利用されないので、216個のデータトーンが提供される。より一般的には、一実施形態において、特定のOFDMシンボル構成およびパイロットトーン数に応じて、80MHzのOFDMシンボルは、集合{216、228、230、232、234、236、238}から選択した数のデータトーンを有する。他の実施形態では、80MHzのOFDMシンボルが、集合{216、228、230、232、234、236、238}の値とは異なる数のデータトーンを有してもよい。
一部の実施形態では、120MHzおよび160MHzのOFDMシンボルでは、データトーンの数が、120MHzまたは160MHzのOFDMシンボルを構成する40MHzおよび/または80MHzのOFDMシンボルにおけるデータトーンの累積数である。
図10は、パイロットシステム450の一例を示すブロック図である。一実施形態では、パイロットシステム450は、図3のPHYユニット200で利用される。PHYユニット200は、他の実施形態では、パイロットシステム450とは違う別の適切なパイロットシステムを利用する。図10を参照すると、パイロットシステム450は、上述したパイロットトーン値または類似したパイロットトーン値等の適切なパイロットトーン値を生成するパイロット生成器450を含んでいる。パイロット挿入器458は、空間マッピングユニット236からデータトーンおよびパイロットトーン値を受信する。パイロット挿入器458は、パイロットトーン値を、データトーン内の適切なトーンインデックスに挿入して、IDFT入力を生成する。IDFT入力は、IDFTユニット240に提供される。パイロット制御ユニット462は、パイロット生成器454およびパイロット挿入器458に提供して、生成するパイロット数、パイロット信号のトーンインデックス位置等を制御するための制御信号を生成する。様々な実施形態では、パイロットの数および位置は、利用されるチャネルの帯域(例えば、20MHz、40MHz、80MHz等)、チャネル条件(例えば、悪いチャネル条件であれば、より多くのパイロットを必要とするであろうし、良好なチャネル条件であれば、より少ない数のパイロットであってもよいので、より高いスループットが達成される)の1以上といった要素に従って変化する。
<パディング>
パディングは、一部の実施形態において、様々な状況で利用される。例えば、パディングは、一実施形態では、情報ビットセットをブロックエンコーダの入力サイズにまで長くするのに利用される。別の例では一実施形態として、パディングを利用して、情報データセットを、OFDMシンボルの整数を完全に満たす長さにまで長くする。一実施形態では、パディングを、情報ビットセットをブロックエンコーダの入力サイズにまで長くする目的、および、情報データセットをOFDMシンボルの整数を完全に満たす長さにまで長くする目的の両方に利用する。一部の実施形態では、パディングは、既知の値(例えば、0、他の適切な1つの値、または複数の値のセット)のビットまたはシンボルを、情報ビットまたはシンボルのセットに追加することを伴う。図1を参照すると、一部の実施形態では、パディングはMACユニット18、28、および/または、PHYユニット20、29で実装される。
一部の実施形態では、パディングは、ビットおよびデータのパディングに対して同じ比率のエンコード(equal rate padding)で実装される。一実施形態では、パディングは、1)各FECエンコーダ212(図3)に等しい数のデータビットを入力すること、2)各FECエンコーダ212におけるパンクチャブロックは、整数個のメッセージブロックに処理を行い、メッセージブロックの長さはコードレートに依存する、および、3)エンコードされたビットの総数は、整数個のOFDMシンボルに収まる、といったさらなる制約の元に実装される。
図11は、一実施形態におけるパディングシステムの一例のブロック図である。パディングシステム500は、一実施形態では、図3のPHYユニット200とともに利用される。別の実施形態では、パディングシステム500以外の他の適切なパディングシステムがPHYユニット200とともに利用される。図11を参照すると、パディングシステム500は、x個のビットを受け取り、p個のパディングビットを追加する第1のパディングユニット504を含む。一実施形態では、パディングユニット504は、p個のパディングビットを追加して、エンコーダ・パーサ208がパースした後で各FECエンコーダ212に入力されるデータビット数が等しくなるようにする。一実施形態では、pは、以下のようにして求められる。
Figure 2015073284
パディングユニット504は、一実施形態では図3のPHYユニット200に含まれている。パディングユニット504は、別の実施形態では図1のMACユニット18、28に含まれている。
図11を再度参照すると、エンコーダ・パーサ208がパースした後で、y=(x+p)NES個のビットが、エンコーダ・パーサ208の各出力上に生成され、ここでNESは、情報ビットのエンコードに利用されるFECエンコーダ212の数である。パディングシステム500はさらに、各FECエンコーダ212に対応した第2のパディングユニット508をそれぞれ含む。第2のパディングユニット508は、y個のビットを受け取り、p個のパディングビットを追加する。
各テールビットユニット512は、Ntail個のテールビットを追加する。一実施形態では、Ntailは6である。他の実施形態では、Ntailは、6以外の適切な数である。テールビットユニット512の出力は、(y+Ntail+p)個のビットである。FECエンコーダ212は、一実施形態において、コードレートRに従ってFECエンコードおよびパンクチャリングを行う。従って各FECエンコーダ212は、(y+Ntail+p)*R個のビットを有する出力を生成する。
一実施形態では、第2のパディングユニット508が、p個のパディングビットを追加して、各FECエンコーダ212におけるパンクチャリングブロックが整数個のメッセージブロックに処理を行うようにして、ここでメッセージブロック長は、コードレートRに依存する。一実施形態では、pは、以下のように選択される。
Figure 2015073284
ここでIは正の整数の集合である。
一実施形態では、第2のパディングユニット508が、p個のパディングビットを追加して、エンコードされたビットの総数が、整数個のOFDMシンボルに収まるようにする。一実施形態では、pは以下のように選択される。
Figure 2015073284
ここでNCBPSは、OFDMシンボルごとのエンコードされたビット数である。
一実施形態では、NDBPSは整数である必要はなく、NDBPSは、OFDMシンボルごとのデコードされたビット数である。
変数NおよびNは、R=N/D(数8)、(RNCBPS/NES)=N/D(数9)という単純な有理式で定義される。 従って、数6よび数7を、以下のように書き換えることができる。 (y+Ntail+p)D=kN,k∈I(数10)
(y+Ntail+p)D=lN,k∈l(数11)
これらの式から以下が示唆される。 (y+Ntail+p)=mLCM(N,N)(数12)
ここで、LCM(a,b)は、aおよびbの最小公倍数である。一実施形態では、
Figure 2015073284
が成立する。
従って、
Figure 2015073284
Figure 2015073284
が成立し、
Figure 2015073284
は、a以上の最小の整数を意味する概念である。
図12は、一実施形態における、別のパディングシステム550の一例のブロック図である。パディングシステム550は、一実施形態では、図3のPHYユニット200とともに利用される。別の実施形態では、PHYユニット200は、パディングシステム550以外の他の適切なパディングシステムを利用する。図12を参照すると、パディングシステム550は、x個のビットを受け取り、p個のパディングビットを追加するパディングユニット554を含み、p=(p+NESp2)(数15)として表される。 パディングユニット554は、一実施形態では図3のPHYユニット200に含まれている。パディングユニット554は、別の実施形態では図1のMACユニット18、28に含まれている。
再度図12を参照すると、エンコーダ・パーサ208がパースした後に、エンコーダ・パーサ208の各出力上に、y=(x+p)/NES個のビットが生成される。各テールビットユニット512は、Ntail個のテールビットを追加する。一実施形態では、Ntailは6である。他の実施形態では、Ntailは、6以外の適切な数である。テールビットユニット512の出力は、(y+Ntail)個のビットである。FECエンコーダ212は、一実施形態において、コードレートRに従ってFECエンコードおよびパンクチャリングを行う。従って各FECエンコーダ212は、(y+Ntail)*R個のビットを有する出力を生成する。
パディングは単一のOFDMシンボルに限定されないことも多い。一実施形態ではOFDMシンボル数は以下のようにして決定される。
Figure 2015073284
上の式において、W=LCM(N,N),Lは、オクテットで定義される非常に高いスループット(VHT)フィールド長であり、Nserviceは、サービスビットの数である。
一実施形態では、パディングビット数は、p=NSYMCBPSR−(8L+Nservice+NtailES)(数17)として求められる。
STBCを利用するときには、一部の実施形態では、2つの連続したOFDMシンボルからのコンステレーション点を利用して、2つのOFDMシンボルにわたる複数の時空ストリームにマッピングする。従ってSTBCでは、OFDMシンボルの数が偶数である必要がある。このさらなる制約は、一実施形態では、数7にl=2lと代入することで実現される。
Figure 2015073284
従って、OFDMシンボル数は、以下のようにして求められる。
Figure 2015073284
ここで、W=LCM(N,N)であり、(mSTBCRNCBPS/NES)=N/Dであり、STBCを利用しないときにはmSTBC=1であり、STBCを利用するときにはmSTBC=2である。パディングビット数は、数17に従って求められる。
STBCを利用する別の実施形態では、制約が以下のように満たされる。
Figure 2015073284
すると、OFDMシンボルの数は、以下のようにして表すことができる。
Figure 2015073284
ここでW=LCM(N,2N)である。パディングビット数は数17に従って求められる。
あるシナリオでは(例えば幾つかのMCS/エンコーダ数/パケット長のシナリオでは)、上述した実施形態によって、大きな数のパディングビットが生じて、大きな数のダミーOFDMシンボルが生じる。例えば、パンクチャリングブロックに到着するブロックが整数個ではない場合、または、NCBPSが、NESの倍数ではない場合には、大きな数のパディングビットが生じる場合がある。
一部の実施形態では、1パケットの終わりの部分のビットは、そのパケットの残りの部分で利用されるコードレートとは異なるコードレートでエンコードされる。一実施形態では、そのパケットの終わりの部分のビットは、最小レート(例えば1/2畳み込みコード)(1のメッセージブロック長)でエンコードされる。これにより、各FECエンコーダ212におけるパンクチャリングブロックの処理を、確実に整数個のメッセージブロックに対して行うことができるようになる。一実施形態では、1つのパケット全体を1/2畳み込みコードでエンコードしてから、そのパケットの第1の部分に対してパンクチャリングを行い、所望のコードレートを得、そのパケットの終わりの部分にはパンクチャリングを実行しない。一実施形態では、MACユニットにおけるパディングを、PHYパケットのエンコードの前に行うことで、そのパケットの終わりの部分が、そのパケットの残りの部分で利用されるコードレートとは異なるコードレートでエンコードされるようにする。
一実施形態では、トーンおよび許可されるMCSの数は、以下の制約が満たされるように選択される。即ち、1)1/2、3/4、および5/6のレートにおいては、mod(NCBPS/NES,D)が偶数であるように選択される。これには、NCBPS/NESが整数である必要がある。および、2)レート2/3については、NCBPS/NESが整数であるようにする。この実施形態では、OFDMシンボルの数が以下のようにして与えられる。
Figure 2015073284
この実施形態では、パディングビット数は以下のように求められる。
Figure 2015073284
一部の実施形態では、パディングビットは、エンコード後に追加される(例えば、あるパケットのプリアンブルが、そのパケットのビット数の指標を含むときのように)。一実施形態では、エンコード後にパディングを行ったときのOFDMシンボルの数を、以下のようにして求める。
Figure 2015073284
本実施形態では、エンコード後のパディングビット数を以下のようにして求める。
Figure 2015073284
本実施形態では、エンコード前のパディングビット数は、以下のようにして求める。
Figure 2015073284
一実施形態では、パディングビットは、エンコード前に追加することによって、各エンコーダでビット数が同じになるようにして、エンコーダに整数個のパンクチャパターンが到着するようにする。本実施形態ではこれに加えて、パディングビットをエンコード後にも追加している。
パディングビットをエンコード後に加える実施形態では、パケット長情報をレシーバに与えて、情報をデコードさせる。一実施形態では、パケット長情報はPHYデータユニットプリアンブルに含められる。例えばPHYデータユニットプリアンブルに含められるパケット長情報は、OFDMシンボルの形で示される。別の実施形態では、パケット長情報はMAC層シグナリングを利用して提供される。
図13は、一実施形態による別の例のパディングシステム600を示すブロック図である。パディングシステム600は、一実施形態では、図3のPHYユニット200とともに利用される。別の実施形態では、パディングシステム600以外の他の適切なパディングシステムがPHYユニット200とともに利用される。図13を参照すると、パディングシステム600は、pbefore個のパディングビットを追加する第1のパディングユニット604を含んでいる。パディングユニット604は、一実施形態では図3のPHYユニット200に含まれている。パディングユニット604は、別の実施形態では図1のMACユニット18、28に含まれている。一実施形態では、MACユニットのパディングは、32ビットまたは8ビットの境界にまで提供される。
図13を参照すると、エンコーダ・パーサ208がパースを行った後は、それぞれのテールビットユニット612がNtail個のテールビットを追加する。FECエンコーダ212の後で、第2のパディングユニット612はpafterパディングビットを追加する。
一部の実施形態では、MCSは、パディングに対応する1以上の条件が満たされているか否かに基づいて選択される。特に、特定のMCSについて条件が満たされていない場合には、そのMCSを送信用に利用することはできない。例えば一実施形態では、以下を満たすMCSのみを利用する。
Figure 2015073284
この式は、NDBPS/NESおよびNCBPS/NESが整数であることを示している。従って、OFDMシンボル数は、一実施形態では以下のように求められる。
Figure 2015073284
パディングビット数は、一実施形態では、以下のように求められる。
Figure 2015073284
一実施形態では、数27を満たすためには、全てのMCS/エンコーダの組み合わせを含めることはできない。一実施形態では、あるMCSテーブルのMCSエントリは、数27が満たされない場合には考慮からはずされる。別の実施形態では、1つのMCSテーブルを利用して、このテーブルへのインデックスを、チャネル帯域幅に応じて異なる解釈をすることで、一定のMCSエントリを一定のチャネル帯域幅への考慮から外すようにする。
上述したパディング技術の実施形態では、エンコーダ・パーサ208(図3)が、ラウンドロビン方式で各エンコーダに1ビットを割り当てることを前提としている。加えて、上述したパディング技術の実施形態では、パディング後に各エンコーダ間で入力ビット数が等しいことが前提となっている。一部の実施形態では、エンコーダ・パーサ208(図3)は、場合によっては、異なるエンコーダに対してビットのパースを行い、各エンコーダに対してパースされるビット数が全てのエンコーダで同じとならないよう構成されている。これらの実施形態では、エンコーダ・パーサ208は、各FECエンコーダ212におけるパンクチャブロック処理が、整数個のメッセージブロックに行われるようにして、このメッセージブロック長がコードレートに応じて決定されるように構成されている。一実施形態では、エンコーダ・パーサ208は、ラウンドロビン方式で各エンコーダ212にNビットを割り当て、ここでNビットは2以上であってよい。
一部の実施形態では、整数であるNDBPSおよびNCBPSの両方に対応するMCSのみが利用される。例えば一実施形態では、MCSテーブルのMCSエントリが、整数であるNDBPSおよびNCBPSの両方に対応していない場合には、考慮から外す。別の実施形態では、1つのMCSテーブルを利用して、このテーブルへのインデックスを、チャネル帯域幅に応じて異なる解釈をすることで、一定のMCSエントリを一定のチャネル帯域幅への考慮から外すようにする。一実施形態では、シンボル数を数28に従って決定し、パディングビット数は数29に従って決定する。図3を参照すると、一実施形態では、エンコーダ・パーサ208は、NCBPS/NESが整数ではないケース(つまり、エンコーダ間で受け取るビット数が大小するので、各エンコーダに対してパースされるビット数が全てのエンコーダで同じではないケース)は取り扱わないように構成されているものもある。このタイプの実施形態では、数27の制約を利用する場合よりも排除するMCSの数が少なくなる。
他の実施形態では、1)NESがNの倍数であり、2)NCBPSがNの倍数ではない、という条件が当両方ともあてはまるMCSのみが利用される。例えば一実施形態では、1)NESがNの倍数であり、2)NCBPSがNの倍数ではない、という両方の条件に当てはまらないMCSエントリはMCSテーブルから外す。一実施形態で排除されるMCSの例は、256QAM、3/4コードレート、および、3バイナリ畳み込みコードエンコーダを有する場合である。これは特定のMCSの排除の一例にすぎない。より一般的には、例えば上述したもののようなパディング関連の特定の適切な基準に基づいて排除される。別の実施形態では、1つのMCSテーブルを利用して、このテーブルへのインデックスを、チャネル帯域幅に応じて異なる解釈をすることで、一定のMCSエントリを一定のチャネル帯域幅への考慮から外すようにする。従ってこれらの実施形態では、1以上の第1のチャネル帯域幅には利用可能であったMCSが、1以上の第2のチャネル帯域幅に対しては排除される、ということもある。例えば、あるMCSが120MHzのチャネル帯域幅には許可されていたが、80MHzおよび160MHzという帯域幅からは外される。これは単に一例であって、他の例では、他のMCSが、別の1以上の第1のチャネル帯域幅のセットには利用可能でああったが、別の1以上の第2のチャネル帯域幅のセットに対しては排除されてよい。
一実施形態では、第1の通信プロトコルに従って送信されるパケットは、累積MACプロトコルデータユニット(A−MPDU)フレームフォーマットを有する。図14は、一実施形態におけるA−MPDU650の一例を示す。一部の実施形態では、A−MPDUは、Kバイトの倍数であるように生成され、Kは1または4である。MACユニット18、28(図1)は、一実施形態では、図14のA−MPDUを生成するよう構成されている。さらにMACユニット18、28(図1)は、一実施形態では、0、1、またはそれ以上の数のKバイトのMACデリミターを追加するように構成されている。PHYユニット20、29(図1)は、一実施形態では、テールビットを追加してから、最後の32ビットの境界の最後からパディングビット(例えば0の値のもの)を追加するように構成されている。
一部の実施形態では、異なるステーションに対応する独立したデータを同時に送信するが、このことをマルチユーザ送信と称することにする。例えば、「WLANにおける物理層フレームフォーマット」なるタイトルで2010年4月12日に提出された米国特許出願第12/758,603号明細書、「複数のクライアントステーションのための独立したデータが同時にダウンリンク送信されるアクセスポイント」なるタイトルで2008年7月18日に提出された米国特許出願第12/175,526号明細書、「複数のクライアントステーションのための独立したデータが同時にアップリンク送信される無線ネットワーク」なるタイトルで2008年7月18日に提出された米国特許出願第12/175,501号明細書などを参照のこと。これらの文献の全体をここに参照として組み込むこととする。
マルチユーザ送信を利用する一部の実施形態では、特定のユーザに対応する各パケットにパディングを行って、同時送信内の最長パケットに対応する長さとする。従って、これらの実施形態では、特定のユーザに対するパディングビット数を、同時送信内の最長パケットのシンボル数に基づいて算出する。K人のユーザがいる例においては、このことは以下のように表される。
Figure 2015073284
ここで、
Figure 2015073284
は、k番目のユーザに対応するパケットのみが送信される場合に必要となるシンボル数(パディングビットを含めて)である。一実施形態では、k番目のユーザのパディングビット数を、以下のように計算する。
Figure 2015073284
様々な実施形態では、パディングをPHYユニット20、29、および/または、MACユニット18、28で行う。パケット長がPHYプリアンブルに示される一実施形態では、パディングをPHYユニット20、29で行う。
マルチユーザ送信を行う一実施形態では、マルチユーザパケット内のシンボル数は、送信に参加する全てのユーザについて以下の条件が満たされるように選択される。つまり、
Figure 2015073284

Figure 2015073284
の倍数であり、
Figure 2015073284

Figure 2015073284
の倍数であり、
Figure 2015073284

Figure 2015073284
の倍数であるような特殊なケースでは、マルチユーザパケット内のシンボル数が以下で与えられる、ということが条件となる。
Figure 2015073284
上において、k人のユーザのうち誰もSTBCを利用しない場合、mSTBC=1であり、k人のユーザのうち少なくとも一人がSTBCを利用する場合には、mSTBC=2となる。k番目のユーザのパディングビット数は、数31から求められる。
上述したように、一部の実施形態では、あるパケットの最後の部分のビットは、そのパケットの残りの部分で利用されるコードレートとは異なるコードレートでエンコードされる。一実施形態では、パケットの最後の部分のビットは、最小レート(例えば畳み込みコードの1/2、1の長さのメッセージブロック)でエンコードされている。マルチユーザ送信が行われる一部の実施形態では、マルチユーザパケット内のシンボル数は、数32から求められ、k番目のユーザについてのパディングビット数は以下のように求められる。
Figure 2015073284
上述したように、一部の実施形態では、パディングビットをエンコード後に追加しており、パケットのプリアンブルに、パケット内のビット数の指標を含めるようにしている。マルチユーザ送信を行う一部の実施形態では、マルチユーザパケット内のシンボル数は、数32で求められ、k番目のユーザのパディングビット数(エンコード後のもの)は以下のように求められる。
Figure 2015073284
これらの実施形態では、各ユーザパケットのパケット長は、ユーザに対応するPHYプリアンブルの部分とは別個に指定されている(例えば、ユーザに対応するVHT−SIGで)。一実施形態では、エンコード前のパディングビット数は数26から求めることができる。
一実施形態では、マルチユーザ送信ではMACパディングを利用して、シングルユーザ送信ではPHYパディングを利用する。
上述したようなパディング技術を用いる一部の実施形態では、一部の技術により、一定のMCSおよび複数のFECエンコーダの組み合わせにおいて、パディングビット数が超過したり、および/または、ダミーのOFDMシンボルが生じたりする場合がある。一部の実施形態では、これらの組み合わせは、PHYユニット19、29で、一定のMCSおよび複数のFECエンコーダの組み合わせを利用しないようにすることで避けることができる。例えば、MCSおよび複数のFECエンコーダエントリのテーブルの場合、一実施形態で一定のエントリを排除することができる。別の実施形態では、1つのMCSテーブルを利用して、このテーブルへのインデックスを、チャネル帯域幅に応じて異なる解釈をすることで、一定のMCSエントリを一定のチャネル帯域幅への考慮から外すようにする。例えば一実施形態では、NCBPS/NES,NDBPS,NCBPS/NP_OUTR,およびNCBPS/NESP_OUTを整数とするMCSのみを利用することができ、ここでNP_OUTは、FECエンコーダのパンクチャブロックが出力するビット数である。他の実施形態では、他の適切な条件を利用してMCSおよび複数のFECエンコーダの組み合わせを排除して、パディングビット数の超過および/またはダミーOFDMシンボルを防止することもできる。
一部の実施形態では、パディングの種類がパケットの帯域幅によって異なってもよい。例えばMCSテーブルを利用する実施形態では、許可されているMCSエントリのセットが、パケット帯域幅に依存している。他の実施形態では、一部のMCSをマルチユーザパケットに対しては省き、同じMCSを、シングルユーザパケットの少なくとも一部のパケット帯域幅に対しては許可する。マルチユーザ送信を利用する一部の実施形態では、ユーザ数に応じて異なるMCSを許可することもできる。MCSテーブルを利用する一部の実施形態では、送信がマルチユーザ送信の一部であろうと、および/または、マルチユーザ送信内のユーザ数であろうと、許可されているMCSエントリのセットは、パケット帯域幅に依存する。別の実施形態では、1つのMCSテーブルを利用して、このテーブルへのインデックスを、チャネル帯域幅に応じて、送信がマルチユーザ送信の一部であるか、および/または、マルチユーザ送信のユーザ数であるかについて異なる解釈をすることで、一定のMCSエントリを一定のチャネル帯域幅の組み合わせへの考慮から外すようにする。
一部の実施形態およびシナリオにおいては、FECエンコーダのパンクチャリングブロックが出力するビットは、OFEMシンボル境界にあり、次のOFDMシンボルと重なる。これは、NCBPSが常にNP_OUTの倍数となるIEEE802.11n規格とは異なっている。これら実施形態では、レシーバ側のPHYユニットは、FECエンコーダのパンクチャリングブロックが出力する、OFDMシンボル境界にあり、次のOFDMシンボルと重なるビットを処理するよう構成されているので、一部の実施形態で適切なバッファリング機能を必要とする。
上述したように、一実施形態では、Ntailは6である。他の実施形態では、Ntailは、6以外の適切な数である。例えば一部の実施形態ではNtailが0である。
一部の実施形態では、NserviceはIEEE802.11n規格で規定されたものと同じである。他の実施形態では、NserviceはIEEE802.11nに規定されたものとは異なる適切な値であってよい。
一部の実施形態では、テールビットの前にパディングビットを置き、パディングビットをテールビットと一緒にスクランブルする。他の実施形態では、パディングビットの全てまたは一部をテールビットの後に置く。複数のFECエンコーダを利用し、且つ、パディングビットの全てまたは一部をテールビットの後に置く場合、エンコーダ・パーサ208(図3)は、一実施形態では、FECエンコーダ212間で均等にパディングビットを分配するよう構成されている。
一実施形態では、80MHzについて234トーンおよびエンコーダ1つについて450MHzのデータレートを有するOFDMシンボルでは、MCS(64−QAM、3/4、NSS=3、NES=2)を80MHzチャネルおよび160MHzチャネルについては排除して、120MHzチャネルについては許可する。これは特定のMCSの排除の一例にすぎない。より一般的には、MCSは、例えば上述したもののようなパディング関連の特定の適切な基準に基づいて排除される。別の実施形態では、幾つかの256−QAMを120MHzおよび160MHzのチャネルについて排除することもできる。
一実施形態では、あるMCSの組み合わせが20/40/80/120/160チャネル帯域幅の少なくとも1つについて排除ルールを満たしていない場合に、そのMCSの組み合わせを20/40/80/120/160チャネル帯域幅全てについて排除する。別の実施形態では、単一のMCSテーブルを、20/40/80/120/160チャネル帯域幅の少なくとも倍数(at least multiple ones of 20/40/80/120/160 channel bandwidths)で共有するが、MCSインデックスは、1以上のチャネル帯域幅からなる異なる組み合わせについて、送信がマルチユーザ送信の一部であるか、および/または、マルチユーザ送信の複数のユーザであるかについて、異なる解釈をされる。
一実施形態では、MACユニット18、28がNSYMおよびp(パディングビット数)を計算する。そしてMACユニット18、28は、全p個のパディングビットのkビットの境界(例えばk=8または32)にパディングを行う(例えば、0または他の適切な値または複数の値のセットに設定されたビットをパディングする)。MACユニット18、28は、PHYユニット19、29に(Txベクトルにより)信号を送り、PHYユニット19、29が残りのパディングビットを追加することを示す。この実施形態では、BCCテールビットはビットをパディングした後で挿入される。
<ストリーム・パーサ>
図3の参照に戻ると、一実施形態では、ストリーム・パーサ216は、エンコードされたビットストリームを、個々の空間ストリームに分割し、別個にインタリーブしてコンステレーション点にマッピングする。一実施形態では、ストリーム・パーサ216は、IEEE802.11n規格で規定されているストリーム・パーサに類似した方法で動作する。一実施形態では、ストリーム・パーサは、ラウンドロビン方式で、各サイクルごとに各FECエンコーダ212からのSビットを利用して、各FECエンコーダ212の出力を利用するが、ここで、以下が当てはまる。
Figure 2015073284
上の式において、NBPSCS(iSS)は、空間ストリームiSSのキャリアごとの符号化されたビット数である。
<インタリーバ>
一実施形態では、各インタリーバ220が、各空間ストリームのシンボルごとのビットを、サイズNROWxNCOLのブロックに分割する。一実施形態では、各ブロックのビットを、行ごとにサイズNROWxNCOLの行列に入力して、この行列の列に沿って読み出しを行う。この処理は以下のように表される。
Figure 2015073284
ここでiおよびkは、出力・入力ビットインデックスを示し、NCBPSS(iSS)は、IEEE802.11n規格に定義されているように、i番目の空間ストリームのシンボルごとの符号化されたビット数である。
別の実施形態では、隣接した符号化されているビットを、これより上位または下位のコンステレーション点にマッピングするためのインタリーバの処理を以下のように表す。
Figure 2015073284
ここでjおよびiは、出力・入力ビットインデックスを表す。
また別の実施形態では、空間領域において隣接する符号化されたビットを分離させるために、各ストリームを周波数回転パラメータ(frequency rotation parameter)NROTにより周期的に回転させる。
Figure 2015073284
また別の実施形態では、空間領域において隣接する符号化されたビットを分離させるために、各ストリームを周波数回転パラメータ(frequency rotation parameter)NROTにより周期的に回転させる。
Figure 2015073284
ここでf(iSS,NSS)は、空間ストリームインデックスおよび全空間ストリーム数による適切な関数である。
一実施形態において、f(iSS,NSS=8)がテーブル1により与えられている。
Figure 2015073284
別の実施形態においては、f(iSS,NSS=6)がテーブル2により与えられている。
Figure 2015073284
一実施形態におけるあるトーンマッピングにおいては、インタリーバパラメータは行の数NROWであり、列の数NCOLであり、周波数回転パラメータNROTである。一実施形態では、NROWおよびNCOLが以下の関係を満たす。
Figure 2015073284
任意のiについて、
Figure 2015073284
がデータトーン数である場合、NBPSCS(i)がi番目の空間ストリームのキャリアごとの符号化されたビット数である。図15は、一実施形態におけるインタリーバパラメータの値の幾つかの例を示すテーブルを示す。
一部の実施形態では、NROTは、ストリーム数に応じて変化する。例えば一実施形態ではNROT=g(NSS)(数41)が当てはまる。ここでg(NSS)は、空間ストリーム数の関数である。一実施形態では、以下が当てはまる。
Figure 2015073284
別の実施形態では、以下が当てはまる。
Figure 2015073284
ここでcは適切な整数の定数である。
一実施形態における5から8個の空間ストリームについてのNROTの値の例を、図16のテーブルに示す。
IEEE802.11n規格においては、NCOLは全ての変調スキームで同じであり(コンステレーション点とは独立して)、一方でNROWはコンステレーションサイズの線形関数である。一実施形態では、NCOLおよびNROWは変調スキームの変化に応じて変化する。言い換えると、NCOLは、変調スキームに応じた少なくとも2つの異なる値を有し、NROWも、変調スキームに応じた少なくとも2つの異なる値を有する。例えば一実施形態では、NCOLおよびNROWは、コンステレーションサイズの変化に応じて変化する。言い換えると、NCOLがコンステレーションサイズに応じた少なくとも2つの異なる値を有し、NROWも、コンステレーションサイズに応じた少なくとも2つの異なる値を有する、ということになる。一実施形態では、NCOLおよびNROWはそれぞれ、NROW=f(NBPSCS(i))(数44)、NCOL=f(NBPSCS(i))(数45)として定義される。ここで、fおよびfは、NBPSCS(i)を任意の数に定義されたマッピングであり、結果として以下のようになる。
Figure 2015073284
一実施形態では、fおよびfは、非線形関数である。一実施形態における80MHzチャネルの8個のパイロットトーンの例(234個のデータトーンを想定する)をテーブル3に示す。
Figure 2015073284
表3の例では、NROWが、時として、異なるサイズのコンステレーション同士で同じ場合があることを示している(例えばQPSKおよび16−QAM)。特に、NROWは、5つの異なるコンステレーションサイズについて4つの異なる値を有する。テーブル3の例はさらに、NCOLが、異なるサイズのコンステレーションに対して変化する場合があることも示している(例えば、BPSK/QPSKに対して、16−QAM/64−QAM/256−QAM)。特にNCOLは、5つの異なるコンステレーションサイズに対して2つの異なる値を有する。特に、NCOLは、5つの異なるコンステレーションサイズについて2つの異なる値を有する。別の例では、80MHzチャネル(234データトーンを想定する)で、NROW,NCOLが、(6*NBPSCS(iSS),39)である。
図17は、一実施形態における、第1の帯域幅を有する通信チャネルを介して送信するための第1のOFDMシンボルを生成する方法750の一例を示すフロー図である。一実施形態では、PHYユニット20、29(図1)が、方法750を実装するよう構成されている。同様に、別の実施形態ではPHYユニット(図3)が、方法750を実装するように構成されている。他の実施形態では、他の適切なPHYユニットを、方法750を実装するよう構成することもできる。
図17の方法750を、説明の便宜上、図5B、図7A、および図7Bを参照しながら説明する。しかしながら、方法750に従って生成されるOFDMシンボルは、必ずしも図5B、図7A、および図7BのOFDMシンボル構造の例を有さなくてもよい。
ブロック754で、第1のOFDMシンボルの第1の周波数部分が生成され、ここで第1のOFDMシンボルの第1の周波数部分は、第1のOFDMシンボルの第1の周波数部分の帯域幅に等しい帯域幅を有する第2のOFDMシンボルの構造に対応する構造を有している。例えば、第1のOFDMシンボルの第1の周波数部分は、一実施形態では、第2のOFDMシンボルのガードトーンおよびDCトーンに対応するガードトーン、ヌルトーン、および直流(DC)トーンを有する。図5Bおよび図7Aを参照すると、OFDMシンボル330は、40MHzの帯域幅を有しており、40MHz幅の通信チャネルにおける送信用であり、OFDMシンボル390は、80MHzの帯域幅を有し、80MHz幅の通信チャネルにおける送信用である。OFDMシンボル390の下半分(周波数)は、OFDMシンボル330の構造に対応する構造を有している。例えば、OFDMシンボル390の低帯域(周波数)側のガードトーンは、OFDMシンボル330の低帯域(周波数)側のガードトーンに対応している。OFDMシンボル390のインデックス−5から−1におけるガードトーンは、OFDMシンボル330の高帯域(周波数)側のガードトーンに対応している。OFDMシンボル390の下半分(周波数)の3つのヌルトーンは、OFDMシンボル330のDCトーンに対応している。
図5Bおよび図7Bを参照すると、OFDMシンボル410の低域側の40MHzサイドバンドは、図5Bおよび図7Aに関して上述したような、OFDMシンボル330の構造に対応する構造を有している。
ブロック758で、第1のOFDMシンボルの第2の周波数部分が生成され、ここで第1のOFDMシンボルの第2の周波数部分は、第2のOFDMシンボルの構造に対応する構造を有している。例えば、第1のOFDMシンボルの第2の周波数部分は、第2のOFDMシンボルのガードトーンおよびDCトーンに対応するガードトーン、ヌルトーン、および直流(DC)トーンを有する。図5Bおよび図7Aを参照すると、OFDMシンボル330は、40MHzの帯域幅を有しており、40MHz幅の通信チャネルにおける送信用であり、OFDMシンボル390は、80MHzの帯域幅を有し、80MHz幅の通信チャネルにおける送信用である。OFDMシンボル390の上半分(周波数)は、OFDMシンボル330の構造に対応する構造を有している。例えば、OFDMシンボル390の高帯域(周波数)側のガードトーンは、OFDMシンボル330の高帯域(周波数)側のガードトーンに対応している。OFDMシンボル390のインデックス0から5におけるガードトーンは、OFDMシンボル330の低帯域(周波数)側のガードトーンに対応している。OFDMシンボル390の上半分(周波数)の3つのヌルトーンは、OFDMシンボル330のDCトーンに対応している。
図5Bおよび図7Bを参照すると、OFDMシンボル410の高域側の40MHzサイドバンドは、図5Bおよび図7Aに関して上述したような、OFDMシンボル330の構造に対応する構造を有している。
別の例としては、160MHz帯域幅のOFDMシンボルを、図6A、図6B、および図7AのOFDMシンボルの例のいずれか同様に80MHzのOFDMシンボルの構造に基づいて、方法750の一実施形態に従って生成することができる。
別の実施形態では、方法750はさらに、第1のOFDMシンボルの第3の周波数部分を生成することを含み、ここで第1のOFDMシンボルの第3の周波数部分は、第2のOFDMシンボルの構造に対応する構造を有する。例えば120MHzの帯域幅のOFDMシンボルは、方法750の一実施形態に従って、図5Aおよび図5BのOFDMシンボル例のいずれか等の40MHzのOFDMシンボルの構造に基づく3つの部分を持つように、生成することができる。
他の実施形態では、方法750はさらに、上述した方法に従って第1のOFDMシンボルの少なくとも第4の周波数部分を生成することを含む。
一部の実施形態では、方法750は、不連続の(周波数)OFDMシンボルを生成するために利用することができ、これとは異なる方法を利用して、連続した(周波数)OFDMシンボルを生成することができる。これらの実施形態においては、連続OFDMシンボルの高域部分および低域部分は、部分として同じ帯域幅を有する別のOFDMシンボルに対応する構造を持つ必要はない。
図18は、一実施形態における、通信チャネルを介した送信のためにPHYデータユニットを生成する方法800の例を示すフロー図である。一実施形態では、PHYユニット20、29(図1)が、少なくとも部分的に方法800を実装する。同様に、別の実施形態では、PHYユニット200(図3)が、少なくとも部分的に方法800を実装する。他の実施形態では、別の適切なPHYユニットを、少なくとも部分的に方法800を実装するよう構成することもできる。
ブロック804で、1)FECエンコーダの数、2)MCS、および3)PHYデータユニットの送信に利用される空間ストリーム数を決定する。ブロック808で、パディングビットの数を、パディングビットの追加後、FECエンコードの後、変調の後に、エンコードされた情報ビットおよびパディングビットが、整数個のOFDMシンボルに収まるように決定する。パディングビット数の決定には、整数個のOFDMシンボルの数を、LCM(N,N)に基づいて決定することが含まれる。例えば、OFDMシンボルの数は、一部の実施形態では数16、19、21、および22の1以上に従って、または他の適切な数式に従って決定される。OFDMシンボルの数を決定した後で、パディングビットの数を、一実施形態では数17に従って、または他の適切な数式に従って決定する。
ブロック812で、パディングビットを情報ビットに追加する。一部の実施形態では、パディングビットの一部または全てを、エンコーダのパースの前に情報ビットに追加する。例えば一実施形態では、パディングビットの一部または全てを、MACユニット18、28(図1)のパディングシステムにより情報ビットに追加する。一実施形態では、パディングビットの一部または全てを、エンコーダのパースの後に情報ビットに追加する。ブロック812は、一部の実施形態では、少なくとも部分的には、パディングシステム500(図11)またはパディングシステム550(図12)により、または他の適切なパディングシステムにより実装される。
ブロック816で、ブロック804で決定された数のFECエンコーダにより、ブロック804で決定されたMCSに従って、情報ビットがエンコードされる。ブロック816は、情報ビットをFECエンコーダ用にパースすることを含む。一部の実施形態では、トランスミッタは、4以上のFECエンコーダを含み、利用されるFECエンコーダの数は、例えば、チャネル条件、レシーバ機能等に基づいて決定される。一実施形態では、ブロック816は、エンコーダ・パーサ208およびFECエンコーダ212の1以上によって実装される(図3)。
ブロック820で、エンコードされた情報ビットを、ブロック804で決定されたMCSに従って変調する。ブロック820は、一実施形態では、コンステレーションマッパー224(図3)のうち1以上により実装される。
ブロック824で、1以上のOFDMシンボルが形成される。一実施形態では、ブロック824は、少なくとも部分的に、IDFTユニット240の1以上、および、GIおよびウィンドウユニット244の1以上によって実装される(図3)。
図19は、別の実施形態における、通信チャネルを介した送信のためのPHYデータユニットの生成方法850の別の例のフロー図である。一実施形態では、PHYユニット20、29(図1)が、少なくとも部分的に方法850を実装するよう構成されている。同様に、別の実施形態では、PHYユニット200(図3)が、少なくとも部分的に方法850を実装するよう構成されている。他の実施形態では、別の適切なPHYユニットを、少なくとも部分的に方法850を実装するよう構成することもできる。
ブロック854で、パディングビットを情報ビットに追加して、ペイロード情報を生成する。一部の実施形態では、パディングビットの一部または全てを、エンコーダのパースの前に情報ビットに追加する。例えば一実施形態では、パディングビットの一部または全てを、MACユニット18、28(図1)のパディングシステムにより情報ビットに追加する。一実施形態では、パディングビットの一部または全てを、エンコードパースの後に情報ビットに追加する。ブロック854は、一部の実施形態では、少なくとも部分的には、パディングシステム500(図11)またはパディングシステム550(図12)により、または他の適切なパディングシステムにより実装される。
ブロック858で、ペイロード情報の第1の部分を、第1のコードレートに従って1以上のFECエンコーダによりエンコードする。ブロック858は、1以上のFECエンコーダに対するペイロード情報のパースを含む。一実施形態では、ブロック858は、エンコーダ・パーサ208およびFECエンコーダ212の1以上によって実装される(図3)。
ブロック862で、ペイロード情報の第2の部分を、第2のコードレートに従って1以上のFECエンコーダによりエンコードする。一実施形態では、第2のコードレートは、1以上のFECエンコーダのなかの最低のコードレートである。一実施形態では、第2のコードレートは、第1のコードレートより低いコードである。ブロック862は、1以上のFECエンコーダに対するペイロード情報のパースを含む。一実施形態では、ブロック862は、エンコーダ・パーサ208およびFECエンコーダ212の1以上によって実装される(図3)。
ブロック866で、エンコードされたペイロード情報を変調する。ブロック866は、一実施形態では、コンステレーションマッパー224(図3)のうち1以上により実装される。
ブロック870で、1以上のOFDMシンボルが形成される。一実施形態では、ブロック870は、少なくとも部分的に、IDFTユニット240の1以上、および、GIおよびウィンドウユニット244の1以上によって実装される(図3)。
図20は、別の実施形態における、通信チャネルを介した送信のためにPHYデータユニットを生成する別の例の方法900を示すフロー図である。一実施形態では、PHYユニット20、29(図1)が、少なくとも部分的に方法900を実装する。同様に、別の実施形態では、PHYユニット200(図3)が、少なくとも部分的に方法900を実装する。他の実施形態では、別の適切なPHYユニットを、少なくとも部分的に方法900を実装するよう構成することもできる。
ブロック904で、0以上の第1のパディングビットを情報ビットに追加する。一部の実施形態では、第1のパディングビットの一部または全てを、エンコーダのパースの前に情報ビットに追加する。例えば一実施形態では、第1のパディングビットの一部または全てを、MACユニット18、28(図1)のパディングシステムにより情報ビットに追加する。一実施形態では、パディングビットの一部または全てを、エンコードパースの後に情報ビットに追加する。ブロック904は、一部の実施形態では、少なくとも部分的には、パディングシステム600(図13)または他の適切なパディングシステムにより実装される。例えば、ブロック904は一実施形態ではパディングユニット604により実装される。
ブロック908で、情報ビットおよび0以上の第1のパディングビットが、1以上の畳み込みエンコーダによりエンコードされる。ブロック908は、1以上のFECエンコーダに対する情報ビットおよび0以上の第1のパディングビットをパースすることを含む。一実施形態では、ブロック908は、エンコーダ・パーサ208およびFECエンコーダ212の1以上によって実装される(図3)。
ブロック912で、第2のパディングビットを、エンコードされた情報ビットおよび第1のパディングビットに追加する。ブロック912は、一実施形態では、少なくとも部分的にパディングシステム600(図13)によって、または、別の適切なパディングシステムによって実装される。例えば、一実施形態では、ブロック912はパディングユニット612によって実装される。
ブロック916で、エンコードされた情報ビット、第1のパディングビット、および、第2のパディングビットを変調する。ブロック916は、一実施形態では、コンステレーションマッパー224(図3)の1以上によって実装される。
ブロック920で、1以上のOFDMシンボルが形成される。一実施形態では、ブロック920は、少なくとも部分的に、IDFTユニット240の1以上、および、GIおよびウィンドウユニット244の1以上によって実装される(図3)。
図21は、別の実施形態における、通信チャネルを介した送信のためにPHYデータユニットを生成する方法950の例を示すフロー図である。一実施形態では、PHYユニット20、29(図1)が、少なくとも部分的に方法950を実装する。同様に、別の実施形態では、PHYユニット200(図3)が、少なくとも部分的に方法950を実装する。他の実施形態では、別の適切なPHYユニットを、少なくとも部分的に方法950を実装するよう構成することもできる。
ブロック954で、第1のセットのMCSおよび第2のセットのMCSを提供するが、ここで第1のセットのMCSおよび第2のセットのMCSは両方とも、任意の数の空間ストリームおよび任意の数のエンコーダに対応しており、第1のセットは第1のチャネル帯域幅に対応しており、第2のセットは第2のチャネル帯域幅に対応している。第1のセットは、第2のセットとは異なる。
一実施形態では、第1のセットのMCSおよび第2のセットのMCSは、それぞれ異なるチャネル帯域幅に対応する別個のMCSテーブル内に提供されている。別の実施形態では、第1のセットのMCSおよび第2のセットのMCSは、単一のMCSテーブル内に提供されており、単一のMCSテーブルに対するインデックスは、PHYデータユニット送信に利用されるチャネル帯域幅に従って異なる解釈をされる。例えば、単一のMCSテーブルに対するインデックスは、第1のチャネル帯域幅を利用する場合には、第1のセットのMCSからのみ選択するとして解釈され、単一のMCSテーブルに対するインデックスは、第2のチャネル帯域幅を利用する場合には、第2のセットのMCSからのみ選択するとして解釈される。
一実施形態では、第1のセットのMCSは、第1のチャネル帯域幅を利用する場合にパディングビット数を超過させたり、および/または、ダミーのOFDMシンボルが生じさせたりするようなMCSを排除して、第2のセットのMCSは、第2のチャネル帯域幅を利用する場合にパディングビット数を超過させたり、および/または、ダミーのOFDMシンボルが生じさせたりするようなMCSを排除する。別の実施形態では、第1のセットのMCSは、第1のチャネル帯域幅を利用する場合に、1以上のパディングビット関連の制約が満たされなくなるようなMCSを排除して、第2のセットのMCSは、第2のチャネル帯域幅を利用する場合に、1以上のパディングビット関連の制約が満たされなくなるようなMCSを排除する。
ブロック958で、第1のチャネル帯域幅を有するチャネルでPHYデータユニットを送信する場合には、第1のセットからMCSを選択する。ブロック962で、第2のチャネル帯域幅を有するチャネルでPHYデータユニットを送信する場合には、第2のセットからMCSを選択する。
ブロック966で、ペイロードを、選択されたMCSに従ってエンコードする。ブロック966は、1以上のFECエンコーダに対するペイロードのパースを含む。一実施形態では、ブロック966は、エンコーダ・パーサ208およびFECエンコーダ212の1以上によって実装される(図3)。
ブロック970で、エンコードされたペイロードを変調する。ブロック970は、一実施形態では、コンステレーションマッパー224の1以上によって実装される(図3)。
ブロック974で、1以上のOFDMシンボルが形成される。一実施形態では、ブロック974は、少なくとも部分的に、IDFTユニット240の1以上、および、GIおよびウィンドウユニット244の1以上によって実装される(図3)。
図22は、別の実施形態における、通信チャネルを介した送信のためにPHYデータユニットを生成する別の例の方法1000を示すフロー図である。一実施形態では、PHYユニット20、29(図1)が、少なくとも部分的に方法1000を実装する。同様に、別の実施形態では、PHYユニット200(図3)が、少なくとも部分的に方法1000を実装する。他の実施形態では、別の適切なPHYユニットを、少なくとも部分的に方法1000を実装するよう構成することもできる。
ブロック1004で、第1のチャネル帯域幅に対応する第1のセットのMCSを提供する。ブロック1008で、第2のチャネル帯域幅に対応する第2のセットのMCSを提供するが、第2のセットのMCSの提供には、パディング関連の制約を満たさないMCSを第1のセットのMCSから排除することが含まれる。一実施形態では、第1のセットのMCSおよび第2のセットのMCSはそれぞれ、制約を満たさないMCSを排除して、第1のセット内の1以上のMCSは、第1のチャネル帯域幅に関する制約は満たしているが、これら1以上のMCSは、第2のチャネル帯域幅に関する制約は満たしていない。一実施形態では、制約が数27に対応している、および/または、制約が、NDBPS/NESおよびNCBPS/NESが整数である、というものである。別の実施形態では、制約が、NDBPSおよびNCBPSが両方とも整数である、というものである。
一実施形態では、第1のセットのMCSおよび第2のセットのMCSが、それぞれ異なる帯域幅に対応する別個のMCSテーブル内に提供されている。別の実施形態では、第1のセットのMCSおよび第2のセットのMCSは、単一のMCSテーブル内に提供されており、単一のMCSテーブルに対するインデックスは、PHYデータユニット送信に利用されるチャネル帯域幅に従って異なる解釈をされる。例えば、単一のMCSテーブルに対するインデックスは、第1のチャネル帯域幅を利用する場合には、第1のセットのMCSからのみ選択するとして解釈され、単一のMCSテーブルに対するインデックスは、第2のチャネル帯域幅を利用する場合には、第2のセットのMCSからのみ選択するとして解釈される。
一実施形態では、第1のセットのMCSは、第1のチャネル帯域幅を利用する場合にパディングビット数を超過させたり、および/または、ダミーのOFDMシンボルが生じさせたりするようなMCSを排除して、第2のセットのMCSは、第2のチャネル帯域幅を利用する場合にパディングビット数を超過させたり、および/または、ダミーのOFDMシンボルが生じさせたりするようなMCSを排除する。別の実施形態では、第1のセットのMCSは、第1のチャネル帯域幅を利用する場合に1以上のパディングビット関連の制約が満たされなくなるようなMCSを排除して、第2のセットのMCSは、第2のチャネル帯域幅を利用する場合に1以上のパディングビット関連の制約が満たされなくなるようなMCSを排除する。
ブロック1012で、第1のチャネル帯域幅を有するチャネルでPHYデータユニットを送信する場合には、第1のセットからMCSを選択する。ブロック1016で、第2のチャネル帯域幅を有するチャネルでPHYデータユニットを送信する場合には、第2のセットからMCSを選択する。
ブロック1018で、パディングビットを情報ビットに追加して、ペイロード情報を生成する。
ブロック1020で、ペイロード情報を、選択されたMCSに従ってエンコードする。ブロック1020は、1以上のFECエンコーダに対するペイロードのパースを含む。一実施形態では、ブロック1020は、エンコーダ・パーサ208およびFECエンコーダ212の1以上によって実装される(図3)。一部の実施形態では、パディングビットはエンコード後に追加される。
ブロック1024で、エンコードされたペイロードを変調する。ブロック1024は、一実施形態では、コンステレーションマッパー224の1以上によって実装される(図3)。
ブロック1028で、1以上のOFDMシンボルが形成される。一実施形態では、ブロック1028は、少なくとも部分的に、IDFTユニット240の1以上、および、GIおよびウィンドウユニット244の1以上によって実装される(図3)。
図23は、別の実施形態における、通信チャネルを介した送信のためにPHYデータユニットを生成する別の例の方法1050示すフロー図である。一実施形態では、PHYユニット20、29(図1)が、少なくとも部分的に方法1050を実装する。同様に、別の実施形態では、PHYユニット200(図3)が、少なくとも部分的に方法1050を実装する。他の実施形態では、別の適切なPHYユニットを、少なくとも部分的に方法1050を実装するよう構成することもできる。
ブロック1054で、1セットの利用可能な変調スキームのなかから変調スキームを選択する。
ブロック1058で、ペイロード情報をエンコードする。ブロック1058は、1以上のFECエンコーダに対するペイロード情報のパースを含む。一実施形態では、ブロック1058は、エンコーダ・パーサ208およびFECエンコーダ212の1以上によって実装される(図3)。
ブロック1062で、インタリーブパラメータNCOLを、複数の異なる値から選択する。NCOLは、選択した変調スキームを利用して、またはこれに基づいて選択される。例えば一実施形態では、任意のチャネル帯域幅において、コンステレーションサイズが変化すると、NCOLも変化する。
ブロック1066で、エンコードされたペイロード情報をインタリーブするが、これには、エンコードされたデータを、NROWに入力して、NCOL列から、エンコードされたデータを読み出すことが含まれる。ブロック1066は、一実施形態では、インタリーバ220の1以上によって実装される(図3)。
ブロック1070で、エンコードされ、インタリーブされたペイロード情報を、選択された変調スキームに従って変調する。ブロック1070は、一実施形態では、1以上のコンステレーションマッパー224により実装される(図3)。
ブロック1074で、1以上のOFDMシンボルを形成する。一実施形態では、ブロック1024は、少なくとも部分的に、IDFTユニット240の1以上、および、GIおよびウィンドウユニット244の1以上によって実装される(図3)。
上述した様々なブロック、処理、および技術のうち少なくとも幾つかは、ハードウェア、ファームウェア命令を実行するプロセッサ、ソフトウェア命令を実行するプロセッサ、またはこれらの任意の組み合わせにより実装可能である。ソフトウェアまたはファームウェア命令を実行するプロセッサを利用して実装される場合には、ソフトウェアまたはファームウェア命令は、磁気ディスク、光ディスク、RAMまたはROMまたはフラッシュメモリ、プロセッサ、ハードディスクドライブ、光ディスクドライブ、テープドライブ等のその他の格納媒体により格納されてよい。同様に、ソフトウェアまたはファームウェア命令は、例えばコンピュータ可読ディスクその他のトランスポート可能なコンピュータ格納メカニズムによる、または通信媒体を介したものを含む任意の高知または望ましい配信方法によりユーザまたはシステムへ配信されてよい。通信媒体は、通常、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュールその他のデータを、搬送波またはその他のトランスポートメカニズム等の変調されたデータ信号で具現化する。「変調されたデータ信号」は、その特徴の1以上がその信号の情報をエンコードするように設定または変更される信号のことである。限定としてではなく一例を挙げると、通信媒体には、有線ネットワークまたは直接有線接続等の有線媒体、および、音響、無線周波数、赤外線その他の無線媒体が含まれる。従って、ソフトウェアまたはファームウェア命令は、ユーザまたはシステムに対して、電話回線、DSL回線、ケーブルテレビ回線、光ファイバライン、無線通信チャネル、インターネット等の通信チャネル経由で配信されてよい(この技術は、これらソフトウェアをトランスポート可能な格納媒体経由で提供することと置き換え可能な概念としてみることができる)。ソフトウェアまたはファームウェア命令には、プロセッサにより実行されると、プロセッサに様々な処理を行わせるような機械可読命令が含まれてよい。
ハードウェアにより実装される場合には、ハードウェアには、1以上の離散コンポーネント、集積回路、特定用途向け集積回路(ASIC)等が含まれる。
本発明を、特定の例を挙げて説明してきたが、これらはあくまで例示を目的としており、本発明の限定は意図しておらず、開示された実施形態に対して、本発明の範囲を逸脱しない程度の変更、追加、および/または、削除を行うこともできる。

Claims (12)

  1. 通信チャネルを介して送信するための物理層(PHY)データユニットを生成する方法であって、
    任意の数の空間ストリーム、および、任意の数のエンコーダに対応する第1のセットの変調符号化スキーム(MCS)および第2のセットのMCSを提供する段階であって、
    前記第1のセットのMCSは(i)第1のチャネル帯域幅に対応し(ii)前記第1のチャネル帯域幅を利用する場合にパディング関連の制約が満たされないMCSを排除し、
    前記第2のセットのMCSは(i)第2のチャネル帯域幅に対応し(ii)前記第2のチャネル帯域幅を利用する場合に前記パディング関連の制約が満たされないMCSを排除し、
    前記第1のセットのMCSは前記第2のセットのMCSとは異なっており、
    前記パディング関連の制約が、(i)OFDMシンボルごとのエンコードされたビット数のエンコーダ数に対する比、およびOFDMシンボルごとのデコードされたビット数のエンコーダ数に対する比の両者が整数である、または(ii)前記OFDMシンボルごとのエンコードされたビット数、および前記OFDMシンボルごとのデコードされたビット数の両者が整数である、というものである、提供する段階と、
    前記PHYデータユニットが、前記第1のチャネル帯域幅を有するチャネルを利用して送信される場合には、前記第1のセットのMCSからMCSを選択する段階と、
    前記PHYデータユニットが、前記第2のチャネル帯域幅を有するチャネルを利用して送信される場合には、前記第2のセットのMCSからMCSを選択する段階と、
    前記任意の数のエンコーダを利用し、かつ前記選択されたMCSに従って、情報ビットをエンコードする段階と、
    前記エンコードされた情報ビットを前記任意の数の空間ストリームへとパースする段階と、
    前記エンコードされた情報ビットを前記MCSに従って変調する段階と、
    前記エンコードされ、変調された情報ビットに基づいて、複数のOFDMシンボルを形成する段階と
    を備える方法。
  2. 前記第1のセットのMCSの提供は、第1のMCSテーブルの提供を含み、
    前記第2のセットのMCSの提供は、第2のMCSテーブルの提供を含み、
    前記第1のMCSテーブルは前記第2のMCSテーブルとは異なる請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のセットのMCSおよび前記第2のセットのMCSを提供する段階は、MCSテーブルを提供する段階を有し、
    前記MCSテーブルは、前記PHYデータユニットを前記第1のチャネル帯域幅を利用して送信する場合には、前記PHYデータユニットを前記第2のチャネル帯域幅を利用して送信する場合とは異なるように解釈される請求項1に記載の方法。
  4. 前記方法はさらに、前記情報ビットにパディングビットを追加する段階を備える請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記情報ビットを複数のエンコーダ用にパースする段階をさらに備え、
    前記情報ビットにパディングビットを追加する段階は、前記情報ビットを前記複数のエンコーダ用にパースする前に、第1のパディングビットを追加する段階を有する請求項4に記載の方法。
  6. 前記情報ビットにパディングビットを追加する段階は、前記情報ビットを前記複数のエンコーダ用にパースした後に、第2のパディングビットを追加する段階を有する請求項5に記載の方法。
  7. 通信チャネルを介して送信するためのPHYデータユニットを生成する物理層(PHY)装置であって、
    任意の数の空間ストリーム、および、任意の数のエンコーダに対応する、第1のセットの変調符号化スキーム(MCS)および第2のセットのMCSの指標を格納するメモリを備え、
    前記第1のセットのMCSは(i)第1のチャネル帯域幅に対応し(ii)前記第1のチャネル帯域幅を利用する場合にパディング関連の制約が満たされないMCSを排除し、
    前記第2のセットのMCSは(i)第2のチャネル帯域幅に対応し(ii)前記第2のチャネル帯域幅を利用する場合に前記パディング関連の制約が満たされないMCSを排除し、
    前記第1のセットのMCSは前記第2のセットのMCSとは異なっており、
    前記パディング関連の制約が、(i)OFDMシンボルごとのエンコードされたビット数のエンコーダ数に対する比、およびOFDMシンボルごとのデコードされたビット数のエンコーダ数に対する比の両者が整数である、または(ii)前記OFDMシンボルごとのエンコードされたビット数、および前記OFDMシンボルごとのデコードされたビット数の両者が整数である、というものであり、
    i)前記PHYデータユニットが、前記第1のチャネル帯域幅を有するチャネルを利用して送信される場合には、前記第1のセットのMCSからMCSを選択し、ii)前記PHYデータユニットが、前記第2のチャネル帯域幅を有するチャネルを利用して送信される場合には、前記第2のセットのMCSからMCSを選択し、
    さらに、
    前記任意の数のエンコーダと前記選択されたMCSとに従って、情報ビットをエンコードする複数のエンコーダと、
    前記情報ビットを前記任意の数の空間ストリームへとパースするストリーム・パーサと、
    前記エンコードされた情報ビットを前記MCSに従って変調する複数の変調器と
    を備え、
    前記エンコードされ、変調された情報ビットに基づいて、複数のOFDMシンボルを形成する物理層装置。
  8. 前記メモリは、i)前記第1のセットのMCSを有する第1のMCSテーブルと、ii)前記第2のセットのMCSを有する第2のMCSテーブルとを含み、
    前記第1のMCSテーブルは前記第2のMCSテーブルとは異なる請求項7に記載の物理層装置。
  9. 前記メモリはMCSテーブルを含み、
    前記物理層装置は、前記PHYデータユニットを前記第1のチャネル帯域幅を利用して送信する場合には、前記PHYデータユニットを前記第2のチャネル帯域幅を利用して送信する場合とは異なるように、前記MCSテーブルを解釈する請求項7に記載の物理層装置。
  10. 前記物理層装置はさらに、前記情報ビットにパディングビットを追加するパディングシステムを備える請求項7から9のいずれか1項に記載の物理層装置。
  11. 前記情報ビットを複数のエンコーダ用にパースするエンコーダ・パーサをさらに備え、
    前記パディングシステムは、前記情報ビットを前記複数のエンコーダ用にパースする前に第1のパディングビットを追加する第1のパディングユニットを有する請求項10に記載の物理層装置。
  12. 前記パディングシステムは、前記情報ビットを前記複数のエンコーダ用にパースした後に、第2のパディングビットを追加する第2のパディングユニットを有する請求項11に記載の物理層装置。
JP2014225344A 2009-07-29 2014-11-05 通信チャネルを介して送信するための物理層(phy)データユニットを生成する方法、および物理層装置 Active JP6002976B2 (ja)

Applications Claiming Priority (14)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US22967909P 2009-07-29 2009-07-29
US61/229,679 2009-07-29
US23344509P 2009-08-12 2009-08-12
US61/233,445 2009-08-12
US23721509P 2009-08-26 2009-08-26
US61/237,215 2009-08-26
US26645309P 2009-12-03 2009-12-03
US61/266,453 2009-12-03
US28694809P 2009-12-16 2009-12-16
US61/286,948 2009-12-16
US31284010P 2010-03-11 2010-03-11
US61/312,840 2010-03-11
US31698210P 2010-03-24 2010-03-24
US61/316,982 2010-03-24

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012523051A Division JP5646624B2 (ja) 2009-07-29 2010-07-29 通信チャネルを介して送信するための物理層(phy)データユニットを生成する方法、および物理層装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015073284A true JP2015073284A (ja) 2015-04-16
JP6002976B2 JP6002976B2 (ja) 2016-10-05

Family

ID=42983527

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012523051A Active JP5646624B2 (ja) 2009-07-29 2010-07-29 通信チャネルを介して送信するための物理層(phy)データユニットを生成する方法、および物理層装置
JP2014225344A Active JP6002976B2 (ja) 2009-07-29 2014-11-05 通信チャネルを介して送信するための物理層(phy)データユニットを生成する方法、および物理層装置

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012523051A Active JP5646624B2 (ja) 2009-07-29 2010-07-29 通信チャネルを介して送信するための物理層(phy)データユニットを生成する方法、および物理層装置

Country Status (6)

Country Link
US (4) US8724720B2 (ja)
EP (3) EP3182629B1 (ja)
JP (2) JP5646624B2 (ja)
KR (1) KR101657255B1 (ja)
CN (2) CN104702376B (ja)
WO (1) WO2011014685A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018515989A (ja) * 2015-05-08 2018-06-14 ニューラコム,インコーポレイテッド 直交周波数分割多元接続のためのパイロットの送信及び受信

Families Citing this family (213)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101755391B (zh) 2007-07-18 2013-08-07 马维尔国际贸易有限公司 具有用于多个客户站的独立数据的同步下行链路传输的接入点
CN101755498B (zh) 2007-07-18 2016-09-28 马维尔国际贸易有限公司 一种无线网络和客户站
US8982889B2 (en) 2008-07-18 2015-03-17 Marvell World Trade Ltd. Preamble designs for sub-1GHz frequency bands
US8879516B2 (en) 2008-12-10 2014-11-04 Marvell World Trade Ltd Efficient formats of beacon, announcement, and beamforming training frames
US9924512B1 (en) 2009-03-24 2018-03-20 Marvell International Ltd. OFDMA with block tone assignment for WLAN
CN102396186B (zh) * 2009-04-13 2014-12-10 马维尔国际贸易有限公司 用于wlan的物理层帧格式
US8571010B1 (en) 2009-07-21 2013-10-29 Marvell International Ltd. Simultaneous uplink transmission in a wireless network
US9706599B1 (en) 2009-07-23 2017-07-11 Marvell International Ltd. Long wireless local area network (WLAN) packets with midambles
US9596715B1 (en) 2009-07-23 2017-03-14 Marvell International Ltd. Long wireless local area network (WLAN) packets with midambles
US9088466B2 (en) 2009-07-23 2015-07-21 Marvell World Trade Ltd. Coexistence of a normal-rate physical layer and a low-rate physical layer in a wireless network
JP5646624B2 (ja) 2009-07-29 2014-12-24 マーベル ワールド トレード リミテッド 通信チャネルを介して送信するための物理層(phy)データユニットを生成する方法、および物理層装置
US8665949B1 (en) * 2009-09-09 2014-03-04 Marvell International Ltd. Methods and apparatus for transmission of data at different modulation and/or coding rates
JP2013511215A (ja) * 2009-11-12 2013-03-28 インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド ワイヤレス通信のために非常に高いスループット動作およびスループット能力のシグナリングを提供するための方法および装置
US8472383B1 (en) 2009-11-24 2013-06-25 Marvell International Ltd. Group management in multiuser communications
US8886755B1 (en) 2009-12-09 2014-11-11 Marvell International Ltd. Method and apparatus for facilitating simultaneous transmission from multiple stations
US8396150B2 (en) 2009-12-22 2013-03-12 Intel Corporation Tone count selection
US8855142B2 (en) * 2010-02-01 2014-10-07 Intel Corporation Coded bit padding
WO2011100467A2 (en) * 2010-02-10 2011-08-18 Marvell World Trade Ltd. Transmission protection for wireless communications
US20110194655A1 (en) * 2010-02-10 2011-08-11 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus to perform residual frequency offset estimation and correction in ieee 802.11 waveforms
FR2957217A1 (fr) * 2010-03-08 2011-09-09 France Telecom Procedes de transmission et de reception de donnees utilisant une pluralite de canaux radiofrequence, equipements de transmission et destinataire, signal et programme d'ordinateur correspondants
US8873582B2 (en) * 2010-04-08 2014-10-28 Lg Electronics Inc. Method for transmitting PPDU in wireless local area network and apparatus for the same
US9025428B2 (en) 2010-04-14 2015-05-05 Qualcomm Incorporated Allocating and receiving tones for a frame
EP3273619A1 (en) * 2010-04-29 2018-01-24 LG Electronics Inc. Method and apparatus for transmitting data in very high throughput wireless local area network system
US8665908B1 (en) 2010-05-11 2014-03-04 Marvell International Ltd. Signaling guard interval capability in a communication system
CN101848063B (zh) * 2010-05-21 2016-06-08 北京新岸线移动多媒体技术有限公司 支持子信道调制编码的数据传输方法及无线局域网系统
KR101655269B1 (ko) * 2010-05-28 2016-09-07 삼성전자주식회사 무선통신시스템에서 자원분배 장치 및 방법
US9209881B2 (en) 2010-06-16 2015-12-08 Marvell World Trade Ltd. Alternate feedback types for downlink multiple user MIMO configurations
US9021341B1 (en) 2010-06-16 2015-04-28 Marvell International Ltd. LDPC coding in a communication system
US9001908B2 (en) 2010-07-01 2015-04-07 Marvell World Trade Ltd. Orthogonal frequency division multiplexing (OFDM) symbol formats for a wireless local area network (WLAN)
JP5850509B2 (ja) 2010-07-01 2016-02-03 マーベル ワールド トレード リミテッド Wlanフレームヘッダにおける信号フィールドの変調に係る方法および装置
KR101829851B1 (ko) 2010-08-10 2018-03-29 마벨 월드 트레이드 리미티드 다운링크 복수 사용자 mimo 구조 상의 빔포밍용 서브-대역 피드백
KR101863306B1 (ko) 2010-08-10 2018-05-31 마벨 월드 트레이드 리미티드 통신 시스템에서 채널 설명 피드백
US9531498B2 (en) 2010-09-01 2016-12-27 Marvell World Trade Ltd. Link adaptation in a communication network
US8644282B2 (en) * 2010-09-16 2014-02-04 Qualcomm Incorporated System and method for transmitting a low density parity check signal
US9749090B2 (en) 2010-09-16 2017-08-29 Qualcomm Incorporated System and method for transmitting a low density parity check signal
AU2014215957B2 (en) * 2010-09-16 2016-04-14 Qualcomm Incorporated System and method for transmitting a low density parity check signal
JP5892496B2 (ja) 2010-09-29 2016-03-23 マーベル ワールド トレード リミテッド データユニット内のデータを複数の空間ストリームにパーシングする方法、生成されたデータユニットを復号する方法、無線ネットワークにおいて送信されるべきデータユニットを生成する装置、および、受信したデータユニットを復号する装置
WO2012047855A2 (en) 2010-10-04 2012-04-12 Marvell World Trade Ltd. Compressed feedback format for wlan
US8873652B2 (en) * 2010-10-07 2014-10-28 Marvell World Trade Ltd Parsing and encoding methods in a communication system
US9264287B2 (en) 2010-10-07 2016-02-16 Marvell World Trade Ltd. Encoding parameters for a wireless communication system
EP2625813B1 (en) * 2010-10-07 2017-05-31 Marvell World Trade Ltd. Tone reordering in a wireless communication system
CN103299669B (zh) * 2010-10-19 2016-08-10 联发科技(新加坡)私人有限公司 无线通信系统中的通信方法、协调装置及通信装置
KR101551919B1 (ko) * 2010-10-22 2015-09-09 한국전자통신연구원 무선 통신 시스템에서 데이터 블록 전송 방법 및 전송기
KR101759944B1 (ko) 2010-12-16 2017-07-20 엘지전자 주식회사 인지무선 네트워크에서 채널 정보 전송 방법 및 장치, 채널 전환 방법 및 장치
US8934466B2 (en) 2010-12-16 2015-01-13 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for supporting modulation-coding scheme set in very high throughput wireless systems
US8665843B2 (en) * 2010-12-23 2014-03-04 Intel Corporation Single MPDU frame signaling
JP5936280B2 (ja) 2011-01-28 2016-06-22 マーベル ワールド トレード リミテッド 長距離無線lanの物理層フレーム形式
CN103444114B (zh) 2011-02-04 2017-07-14 马维尔国际贸易有限公司 用于wlan的控制模式phy
WO2012109111A1 (en) 2011-02-10 2012-08-16 Marvell World Trade Ltd. Multi-clock phy preamble design and detection
US9674317B2 (en) 2011-02-10 2017-06-06 Marvell World Trade Ltd. Multi-clock PHY preamble design and detection
US9160503B2 (en) * 2011-03-04 2015-10-13 Qualcomm Incorporated Method and apparatus supporting improved wide bandwidth transmissions
US8625690B2 (en) 2011-03-04 2014-01-07 Qualcomm Incorporated Systems and methods for wireless communication in sub gigahertz bands
EP2503040A1 (en) * 2011-03-23 2012-09-26 Autoneum Management AG Moulded multilayer lining
US8971167B1 (en) * 2011-04-06 2015-03-03 Marvell International Ltd. Data encoding methods in a communication system
US9281924B2 (en) * 2011-04-13 2016-03-08 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for generating various transmission modes for WLAN systems
KR101944475B1 (ko) 2011-04-18 2019-02-01 마벨 월드 트레이드 리미티드 무선 통신 시스템에서 전력 소모 감축
US8879472B2 (en) * 2011-04-24 2014-11-04 Broadcom Corporation Long training field (LTF) for use within single user, multiple user, multiple access, and/or MIMO wireless communications
KR101538255B1 (ko) * 2011-04-26 2015-07-20 인텔 코포레이션 저 전력 무선 네트워크를 위한 방법 및 장치
CN103931131B (zh) 2011-05-26 2017-09-15 马维尔国际贸易有限公司 用于长范围wlan的探测分组格式
US9055457B2 (en) * 2011-08-25 2015-06-09 Qualcomm Incorporated Transmission parameters for very high throughput transmission
KR102029272B1 (ko) 2011-08-29 2019-10-07 마벨 월드 트레이드 리미티드 무선 네트워크에서 노멀 속도 물리 계층과 저속 물리 계층의 공존
US9398615B1 (en) 2011-09-07 2016-07-19 Marvell International Ltd. Carrier sensing and symbol timing in a WLAN system
US9154969B1 (en) 2011-09-29 2015-10-06 Marvell International Ltd. Wireless device calibration for implicit transmit
WO2013063574A1 (en) 2011-10-27 2013-05-02 Marvell World Trade Ltd. Data unit format signalling for wireless local area networks (wlans)
EP2774303B1 (en) 2011-11-02 2020-05-20 NXP USA, Inc. Method and apparatus for automatically detecting a physical layer (phy) mode of a data unit in a wireless local area network (wlan)
WO2013067321A1 (en) 2011-11-02 2013-05-10 Marvell World Trade Ltd. Wlan transmit modes and coexistence
US9155027B1 (en) 2011-11-23 2015-10-06 Marvell International Ltd. 802.11 enhanced distributed channel access
US9351333B1 (en) 2011-11-30 2016-05-24 Marvell International Ltd. Long wireless local area network (WLAN) packets with midambles
US8848823B2 (en) * 2011-12-02 2014-09-30 Qualcomm Incorporated Systems, methods, and devices to perform interleaving
US9497057B2 (en) * 2011-12-06 2016-11-15 Lg Electronics Inc. Method for performing channel sounding in wireless LAN system and apparatus
KR101685265B1 (ko) 2011-12-08 2016-12-09 엘지전자 주식회사 무선랜 시스템에서 데이터 유닛 전송 방법 및 이를 지원하는 장치
FR2984655A1 (fr) * 2011-12-14 2013-06-21 France Telecom Transmission d'information sur porteuses cachees dans un reseau de communication utilisant une pluralite de canaux radiofrequence
EP2803160B1 (en) * 2012-01-11 2016-01-06 Marvell World Trade Ltd. Information bit padding schemes for wlan
CN104521207B (zh) 2012-01-13 2017-12-29 马维尔国际贸易有限公司 一种用于生成用于经由1GHz以下的通信信道传输的数据单元的方法和装置
CN105309004B (zh) 2012-01-31 2019-07-12 马维尔国际贸易有限公司 用于处理无线通信中的mac报头的方法和装置
JP6314342B2 (ja) 2012-02-07 2018-04-25 マーベル ワールド トレード リミテッド 長距離wlan用のパイロットシーケンス設計
WO2013123395A1 (en) * 2012-02-15 2013-08-22 Marvell Word Trade Ltd. Low bandwidth phy transmission in a wider bandwidth
US9455857B2 (en) 2012-03-30 2016-09-27 Lg Electronics Inc. Method for transmitting data unit in wireless LAN system and device for supporting same
US9100947B2 (en) 2012-04-02 2015-08-04 Qualcomm Incorporated Modulation and coding schemes in sub-1 GHz networks
US9445349B1 (en) 2012-04-18 2016-09-13 Marvell International Ltd. 802.11ah duty cycle based channel access priorities
US9735855B2 (en) 2012-04-18 2017-08-15 Marvell World Trade Ltd. Method and apparatus for relaying communication between an access point and a station in a wireless network
CN104272830B (zh) 2012-05-02 2018-10-02 马维尔国际贸易有限公司 分配无线介质资源或操作与其他客户端站共享信道带宽的客户端站的方法和通信设备
US9113311B2 (en) * 2012-05-09 2015-08-18 Verizon Patent And Licensing Inc. Multicast/broadcast content delivery based on feedback from a user device
US9021330B2 (en) * 2012-05-15 2015-04-28 Alcatel Lucent System and method for multi-channel FEC encoding and transmission of data
KR102133949B1 (ko) * 2012-05-24 2020-07-15 마벨 월드 트레이드 리미티드 장-거리 무선 근거리 네트워크에서 주파수 영역 복제
US9100225B2 (en) 2012-06-27 2015-08-04 Qualcomm, Incorporated Systems and methods for communication of supported modulation coding schemes
US9596648B2 (en) 2012-06-29 2017-03-14 Marvell World Trade Ltd. Unified beacon format
US9642138B2 (en) * 2012-07-16 2017-05-02 Qualcomm Incorporated Systems and methods for frequency interleaving for whitespace transmission
EP2880830A1 (en) * 2012-08-01 2015-06-10 Marvell World Trade Ltd. Encoding parameters for a wireless communication system
WO2014022693A1 (en) 2012-08-03 2014-02-06 Marvell World Trade Ltd. Multi-mode indication subfield in a signal field of a wireless local area network data unit
CN102904672B (zh) * 2012-08-29 2015-11-25 华为技术有限公司 下行调制的方法和装置
KR20150058323A (ko) * 2012-09-20 2015-05-28 마벨 월드 트레이드 리미티드 무선 로컬 영역 네트워크(wlan)를 위한 직교 주파수 분할 멀티플렉싱(ofdm) 심볼 포맷
US9774466B2 (en) * 2012-09-24 2017-09-26 Silver Spring Networks, Inc. System and method for broadcasting messages to nodes within a wireless mesh network
US8873518B2 (en) 2012-09-24 2014-10-28 Silver Spring Networks, Inc. System and method for broadcasting messages to nodes within a wireless mesh network
US9112529B1 (en) * 2012-11-08 2015-08-18 Xilinx, Inc. Method and system for forward error correction of interleaved-formated data
US9407417B2 (en) * 2013-01-09 2016-08-02 Qualcomm Incorporated Identifying modulation and coding schemes and channel quality indicators
EP2944062B1 (en) 2013-01-11 2019-10-30 Interdigital Patent Holdings, Inc. System and method for adaptive modulation
US9629202B2 (en) 2013-01-29 2017-04-18 Marvell World Trade Ltd. In-device coexistence of multiple wireless communication technologies
JP6478125B2 (ja) 2013-03-18 2019-03-06 マーベル ワールド トレード リミテッド 無線通信テクノロジの装置内共存
EP2787670A1 (en) * 2013-04-05 2014-10-08 Panasonic Intellectual Property Corporation of America MCS table adaptation for 256-QAM
US9661579B1 (en) 2013-05-03 2017-05-23 Marvell International Ltd. Per-tone power control in OFDM
US9843097B1 (en) 2013-07-08 2017-12-12 Marvell International Ltd. MIMO implicit beamforming techniques
US10038996B1 (en) 2013-07-09 2018-07-31 Marvell International Ltd. User group selection in multiple user multiple input multiple output (MU-MIMO) configurations
US9071474B1 (en) 2013-07-25 2015-06-30 Marvell International Ltd. Systems and methods for suppressing interference in a wireless communication system
WO2015017451A1 (en) * 2013-07-29 2015-02-05 Marvell World Trade Ltd. Method and apparatus for generating a phy header field
CN105659552B (zh) 2013-09-10 2019-09-13 马维尔国际贸易有限公司 用于生成具有选择的保护间隔的数据单元的方法和装置
WO2015039116A2 (en) 2013-09-16 2015-03-19 Marvell World Trade Ltd. Access point coordination for traffic control in wireless networks
JP6464493B2 (ja) 2013-10-25 2019-02-06 マーベル ワールド トレード リミテッド WiFi用の距離延長モード
US10194006B2 (en) 2013-10-25 2019-01-29 Marvell World Trade Ltd. Physical layer frame format for WLAN
US10218822B2 (en) 2013-10-25 2019-02-26 Marvell World Trade Ltd. Physical layer frame format for WLAN
WO2015070230A1 (en) 2013-11-11 2015-05-14 Marvell World Trade Ltd. Medium access control for multi-channel ofdm in a wireless local area network
US9544914B2 (en) 2013-11-19 2017-01-10 Intel IP Corporation Master station and method for HEW communication using a transmission signaling structure for a HEW signal field
CN108494538B (zh) 2013-11-19 2021-11-16 英特尔公司 无线局域网中用于多用户调度的方法、装置和计算机可读介质
US9271241B2 (en) 2013-11-19 2016-02-23 Intel IP Corporation Access point and methods for distinguishing HEW physical layer packets with backwards compatibility
US9325463B2 (en) * 2013-11-19 2016-04-26 Intel IP Corporation High-efficiency WLAN (HEW) master station and methods to increase information bits for HEW communication
US9825678B2 (en) 2013-11-26 2017-11-21 Marvell World Trade Ltd. Uplink multi-user multiple input multiple output for wireless local area network
US9166660B2 (en) 2013-11-27 2015-10-20 Marvell World Trade Ltd. Uplink multi-user multiple input multiple output beamforming
WO2015081132A1 (en) * 2013-11-27 2015-06-04 Marvell World Trade Ltd. Orthogonal frequency division multiple access for wireless local area network
US9473341B2 (en) 2013-11-27 2016-10-18 Marvell World Trade Ltd. Sounding and tone block allocation for orthogonal frequency multiple access (OFDMA) in wireless local area networks
CN110086744B (zh) * 2013-12-27 2022-05-17 夏普株式会社 终端装置以及基站装置
EP3092759A1 (en) * 2014-01-07 2016-11-16 Marvell World Trade Ltd. Physical layer frame format for wlan
EP3086521B1 (en) 2014-01-28 2020-03-25 Huawei Technologies Co., Ltd. Data transmission method and communication device
US11309998B2 (en) * 2014-02-03 2022-04-19 Nxp Usa, Inc. Hybrid automatic repeat request for wireless local area network
US9485334B2 (en) * 2014-03-12 2016-11-01 Qualcomm Incorporated Response time relaxation for high efficiency WLAN
US9935794B1 (en) 2014-03-24 2018-04-03 Marvell International Ltd. Carrier frequency offset estimation
US9712342B2 (en) * 2014-04-11 2017-07-18 Newracom, Inc. Frame transmitting method and frame receiving method
KR20150118029A (ko) * 2014-04-11 2015-10-21 뉴라컴 인코포레이티드 프레임 송신 방법 및 프레임 수신 방법
US10044476B2 (en) 2014-04-16 2018-08-07 Marvell World Trade Ltd. Signal field length indication in a high efficiency wireless local area network (WLAN)
US10075309B2 (en) 2014-04-25 2018-09-11 Qualcomm Incorporated Modulation coding scheme (MCS) indication in LTE uplink
US11855818B1 (en) 2014-04-30 2023-12-26 Marvell Asia Pte Ltd Adaptive orthogonal frequency division multiplexing (OFDM) numerology in a wireless communication network
WO2015168639A1 (en) 2014-05-02 2015-11-05 Marvell World Trade Ltd. Multiple user allocation signaling in a wireless communication network
US9722848B2 (en) 2014-05-08 2017-08-01 Intel Corporation Techniques for using a modulation and coding scheme for downlink transmissions
US9832059B2 (en) 2014-06-02 2017-11-28 Marvell World Trade Ltd. High efficiency orthogonal frequency division multiplexing (OFDM) physical layer (PHY)
EP3155779B1 (en) 2014-06-11 2019-10-16 Marvell World Trade Ltd. Compressed preamble for a wireless communication system
CN107078872A (zh) 2014-06-12 2017-08-18 马维尔国际贸易有限公司 正交频分复用wlan中的子信道分配
US20150365195A1 (en) * 2014-06-16 2015-12-17 Qualcomm Incorporated Interleaving in ofdma data tone plans
EP3148249B1 (en) * 2014-07-07 2019-08-21 Huawei Technologies Co., Ltd. Bandwidth selection method of wireless fidelity technology and access point (ap)
US9894663B2 (en) 2014-07-23 2018-02-13 Qualcomm Incorporated Systems and methods for improved communication efficiency in wireless networks
US9729214B2 (en) 2014-07-24 2017-08-08 Marvell World Trade Ltd. Group acknowledgement for multiple user communication in a wireless local area network
US9949262B2 (en) * 2014-08-05 2018-04-17 Qualcomm Incorporated Systems and methods for improved communication efficiency in wireless networks
US9716579B2 (en) * 2014-08-19 2017-07-25 Intel IP Corporation Subcarrier allocations for operation in mixed bandwidth environments
WO2016032020A1 (ko) 2014-08-27 2016-03-03 삼성전자주식회사 전자 장치에서 무선망 선택 장치 및 방법
US9854580B2 (en) * 2014-09-04 2017-12-26 Qualcomm, Incorporated Efficient resource allocation
US10154476B2 (en) * 2014-09-04 2018-12-11 Qualcomm Incorporated Tone plan for LTF compression
US10312950B2 (en) * 2014-10-03 2019-06-04 Interdigital Patent Holdings, Inc. Systems and methods for multiuser interleaving and modulation
WO2016060504A1 (ko) * 2014-10-16 2016-04-21 엘지전자 주식회사 무선랜에서 서로 다른 크기의 대역폭 상에서 무선 자원을 할당하는 방법 및 장치
JP6499285B6 (ja) 2014-10-31 2019-05-08 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 無線通信システムにおける多重ユーザ送受信のための方法及びこのための装置
EP3219041B1 (en) 2014-11-11 2020-06-17 NXP USA, Inc. Acknowledgment for multiple user communication in a wlan
CN107005381B (zh) * 2014-11-27 2020-06-05 Lg电子株式会社 在无线lan中基于不同的导频音图案发送数据的方法和装置
WO2016089998A1 (en) 2014-12-02 2016-06-09 Marvell Semiconductor, Inc. Signal fields in a high efficiency wireless local area network (hew) data unit
KR102049787B1 (ko) * 2014-12-03 2019-11-28 인텔 아이피 코포레이션 기본 톤 리소스 유닛 또는 전체 서브채널에 기반한 직교 주파수 분할 다중 액세스(ofdma) 할당을 위한 무선 디바이스, 방법 및 컴퓨터 판독가능 매체
US10390328B2 (en) 2014-12-05 2019-08-20 Marvell World Trade Ltd. Beamforming training in orthogonal frequency division multiple access (OFDMA) communication systems
WO2016090372A1 (en) 2014-12-05 2016-06-09 Marvell Semiconductor, Inc. Trigger frame format for orthogonal frequency division multiple access (ofdma) communication
US9768921B2 (en) 2015-01-08 2017-09-19 Marvell World Trade Ltd. Downlink signaling in a high efficiency wireless local area network (WLAN)
US20160212749A1 (en) * 2015-01-19 2016-07-21 Qualcomm Incorporated Systems and methods for use of multiple modulation and coding schemes in a physical protocol data unit
KR102063193B1 (ko) 2015-01-26 2020-01-07 후아웨이 테크놀러지 컴퍼니 리미티드 직교 주파수 분할 다중화(ofdm) 프레임 포맷을 통신하는 시스템 및 방법
US10306603B1 (en) 2015-02-09 2019-05-28 Marvell International Ltd. Resource request for uplink multi-user transmission
US9826532B1 (en) 2015-02-09 2017-11-21 Marvell International Ltd. Orthogonal frequency division multiple access resource request
US9722730B1 (en) 2015-02-12 2017-08-01 Marvell International Ltd. Multi-stream demodulation schemes with progressive optimization
WO2016137064A1 (ko) * 2015-02-23 2016-09-01 엘지전자(주) 무선 통신 시스템의 송수신 장치 및 방법
US20160249398A1 (en) * 2015-02-24 2016-08-25 Cisco Technology, Inc. Aggregation mechanism for moving vehicles
WO2016164912A1 (en) 2015-04-09 2016-10-13 Marvell World Trade Ltd. Contention-based orthogonal frequency division multiple access (ofdma) communication
US10090964B2 (en) * 2015-04-28 2018-10-02 Intel IP Corporation Apparatus, computer readable medium, and method for an interleaver for higher quadrature amplitude modulation (QAM) in a high efficiency wireless local-area network
US10181966B1 (en) 2015-05-01 2019-01-15 Marvell International Ltd. WiFi classification by pilot sequences
US10382598B1 (en) 2015-05-01 2019-08-13 Marvell International Ltd. Physical layer frame format for WLAN
US20160330055A1 (en) * 2015-05-07 2016-11-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus for and method of an interleaver and a tone mapper
CN113411111A (zh) 2015-06-08 2021-09-17 马维尔亚洲私人有限公司 高效无线局域网中的显式波束赋形
US10285202B2 (en) 2015-06-09 2019-05-07 Marvell World Trade Ltd. Channel access for simultaneous uplink transmissions by multiple communication devices
CN107690763B (zh) * 2015-06-11 2021-01-08 马维尔国际有限公司 用于信号扩展填充方案的系统、装置和方法
US10230490B2 (en) 2015-06-11 2019-03-12 Marvell World Trade Ltd. Systems, apparatuses and methods for a signal extension padding scheme
US10038518B1 (en) 2015-06-11 2018-07-31 Marvell International Ltd. Signaling phy preamble formats
US10122563B1 (en) 2015-06-18 2018-11-06 Marvell International Ltd. Orthogonal frequency division multiplex data unit generation and decoding
US10492221B1 (en) 2015-06-25 2019-11-26 Marvell International Ltd. Methods and apparatus for protecting transmissions in a wireless communication network
WO2016208830A1 (ko) * 2015-06-26 2016-12-29 엘지전자 주식회사 무선랜 시스템에서 신호를 송수신하는 방법 및 이를 위한 장치
US10148326B2 (en) * 2015-07-06 2018-12-04 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for extended receiver processing time
JP6571265B2 (ja) * 2015-07-16 2019-09-04 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. 指示情報を搬送するデータを伝送するための方法、装置およびシステム
US10201009B1 (en) 2015-08-13 2019-02-05 Marvell International Ltd. Methods and apparatus for protecting transmissions in a wireless communication network
US10136435B1 (en) 2015-08-13 2018-11-20 Marvell International Ltd. Orthogonal frequency division multiplex data unit decoding
US10079709B2 (en) 2015-08-14 2018-09-18 Marvell World Trade Ltd. Physical layer data unit format for a wireless communication network
US10278224B2 (en) 2015-10-20 2019-04-30 Marvell World Trade Ltd. Acknowledgment data unit for multiple uplink data units
US11082888B2 (en) 2015-10-20 2021-08-03 Nxp Usa, Inc. Single acknowledgment policy for aggregate MPDU
US10784901B2 (en) * 2015-11-12 2020-09-22 Qualcomm Incorporated Puncturing for structured low density parity check (LDPC) codes
US10742285B1 (en) 2015-11-13 2020-08-11 Marvell International Ltd. Explicit multiuser beamforming training in a wireless local area network
WO2017090467A1 (ja) * 2015-11-25 2017-06-01 株式会社日立国際電気 通信装置及び通信方法
CN108370285B (zh) * 2015-12-11 2020-12-11 马维尔国际有限公司 生成数据单元的物理层phy前导码字段的方法和装置
US10014917B2 (en) 2015-12-15 2018-07-03 Marvell World Trade Ltd. Triggered uplink transmissions in wireless local area networks
WO2017135746A1 (ko) * 2016-02-04 2017-08-10 엘지전자 주식회사 무선 랜 시스템에서 동작모드를 변경하는 방법 및 장치
US10313923B2 (en) 2016-02-19 2019-06-04 Marvell World Trade Ltd. Acknowledgement of transmissions in a wireless local area network
EP3417557A1 (en) 2016-02-19 2018-12-26 Marvell World Trade, Ltd. Acknowledgement of transmissions in a wireless local area network
US10873878B2 (en) 2016-02-19 2020-12-22 Nxp Usa, Inc. Acknowledgement of transmissions in a wireless local area network
US11108503B2 (en) 2016-03-02 2021-08-31 Nxp Usa, Inc. Multiple traffic class data aggregation in a wireless local area network
EP3443793A2 (en) 2016-04-12 2019-02-20 Marvell World Trade Ltd. Uplink multi-user transmission
EP3443702A1 (en) 2016-04-14 2019-02-20 Marvell World Trade, Ltd. Determining channel availability for orthogonal frequency division multiple access operation
US10291354B2 (en) 2016-06-14 2019-05-14 Qualcomm Incorporated High performance, flexible, and compact low-density parity-check (LDPC) code
US10243638B2 (en) 2016-10-04 2019-03-26 At&T Intellectual Property I, L.P. Forward error correction code selection in wireless systems
US10270559B2 (en) * 2016-10-04 2019-04-23 At&T Intellectual Property I, L.P. Single encoder and decoder for forward error correction coding
US10959121B1 (en) * 2016-12-20 2021-03-23 Newracom, Inc. Dynamic transmit chain availability signaling in wireless devices
CN108337732B (zh) * 2017-01-20 2020-07-21 大唐移动通信设备有限公司 一种上行频选调度方法及装置
CN108810983B (zh) * 2017-05-05 2021-07-09 华为技术有限公司 发送和接收信息的方法、网络设备和终端设备
US10932262B2 (en) 2017-05-22 2021-02-23 Avago Technologies International Sales Pte. Limited Unified coordination of multiple physical layer devices
US10541796B2 (en) 2017-06-09 2020-01-21 Marvell World Trade Ltd. Packets with midambles having compressed OFDM symbols
US10312939B2 (en) 2017-06-10 2019-06-04 Qualcomm Incorporated Communication techniques involving pairwise orthogonality of adjacent rows in LPDC code
CN107147475B (zh) * 2017-06-28 2020-04-14 京信通信系统(中国)有限公司 一种调制编码方式的调整方法及基站
CN110870214B (zh) * 2017-07-27 2022-02-22 松下电器(美国)知识产权公司 发送装置及发送方法
US11277225B2 (en) 2017-08-17 2022-03-15 Sony Coroporation Probabilistic signal point shaping device and method
EP3685543A1 (en) 2017-09-22 2020-07-29 NXP USA, Inc. Determining number of midambles in a packet
KR102443521B1 (ko) * 2018-03-14 2022-09-14 후아웨이 테크놀러지 컴퍼니 리미티드 데이터 전송 방법, 장치 및 시스템
US11509413B2 (en) 2018-06-28 2022-11-22 Intel Corporation Apparatus, system and method of an orthogonal frequency-division multiplexing (OFDM) transmission over a wide bandwidth
US10862637B2 (en) * 2018-11-08 2020-12-08 Huawei Technologies Co., Ltd. Segment based reference signal
US11095391B2 (en) 2018-12-19 2021-08-17 Nxp Usa, Inc. Secure WiFi communication
US11070301B2 (en) 2019-03-05 2021-07-20 Cisco Technology, Inc. Learning-based wireless transmission parameter adaptation based on client activity detection
WO2021010623A1 (ko) * 2019-07-12 2021-01-21 엘지전자 주식회사 Harq 동작을 위한 인코딩 기법
US11165614B1 (en) 2020-11-16 2021-11-02 Nxp Usa, Inc. Wireless communication device

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005102201A (ja) * 2003-09-04 2005-04-14 Directv Group Inc ショートブロック長の低密度パリティチェック(ldpc)コードを提供する方法およびシステム
US7170849B1 (en) * 2001-03-19 2007-01-30 Cisco Systems Wireless Networking (Australia) Pty Limited Interleaver, deinterleaver, interleaving method, and deinterleaving method for OFDM data
WO2009028886A2 (en) * 2007-08-28 2009-03-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for transmitting and receiving data in a communication system using low density parity check codes
JP2009520436A (ja) * 2005-12-20 2009-05-21 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド IEEE802.11n標準のため改善されたインターリーバ

Family Cites Families (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6031874A (en) * 1997-09-26 2000-02-29 Ericsson Inc. Unequal error protection in coded modulation schemes
FI116498B (fi) * 2002-09-23 2005-11-30 Nokia Corp Kaistanleveyden mukauttaminen
US7002900B2 (en) * 2002-10-25 2006-02-21 Qualcomm Incorporated Transmit diversity processing for a multi-antenna communication system
JP4015939B2 (ja) 2002-12-17 2007-11-28 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ パケット通信方法、基地局、移動局及びパケット通信用プログラム
CN100493179C (zh) * 2003-12-03 2009-05-27 北京泰美世纪科技有限公司 用于无线多媒体广播系统的传输方法及其系统
US8169889B2 (en) * 2004-02-18 2012-05-01 Qualcomm Incorporated Transmit diversity and spatial spreading for an OFDM-based multi-antenna communication system
WO2005119922A2 (en) 2004-05-27 2005-12-15 Airgo Networks, Inc. Modified ieee 802.11a for interoperability between 802.11a devices
JP2005341317A (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Toshiba Corp 無線通信装置
US8619907B2 (en) 2004-06-10 2013-12-31 Agere Systems, LLC Method and apparatus for preamble training in a multiple antenna communication system
US7272190B2 (en) * 2004-07-07 2007-09-18 Motorola, Inc. Method and apparatus for determining channel quality and performing adaptive modulation/coding within a multicarrier communication system
US7742390B2 (en) 2005-08-23 2010-06-22 Agere Systems Inc. Method and apparatus for improved long preamble formats in a multiple antenna communication system
US7660232B2 (en) * 2005-12-20 2010-02-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Interleaver design with column skip for IEEE 802.11n standard
JP2007329592A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 Oki Electric Ind Co Ltd インタリーブ装置及び通信装置
US8189627B2 (en) * 2006-06-28 2012-05-29 Samsung & Electronics Co., Ltd. System and method for digital communications using multiple parallel encoders
CN101444101A (zh) * 2006-06-28 2009-05-27 三星电子株式会社 使用多个并行编码器的用于数字通信的系统和方法
EP1895703A1 (en) 2006-07-05 2008-03-05 Koninklijke Philips Electronics N.V. Bandwidth asymmetric communication system based on OFDM and TDMA
CN100525145C (zh) * 2006-08-01 2009-08-05 北京泰美世纪科技有限公司 数字广播系统控制信息传输的装置及其方法
JP5182884B2 (ja) * 2006-12-28 2013-04-17 パナソニック株式会社 無線通信装置及び再送制御方法
KR101314611B1 (ko) * 2007-01-30 2013-10-07 엘지전자 주식회사 주파수 선택성에 따른 mcs 인덱스 선택 방법, 장치, 및이를 위한 통신 시스템
US20080205648A1 (en) * 2007-02-27 2008-08-28 Research In Motion Limited Apparatus, and associated method for lengthening data communicated in a radio communication system with padding bytes
JP2008270863A (ja) * 2007-04-16 2008-11-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線受信装置、無線送信装置および無線通信システム
CN101755498B (zh) * 2007-07-18 2016-09-28 马维尔国际贸易有限公司 一种无线网络和客户站
CN101755391B (zh) * 2007-07-18 2013-08-07 马维尔国际贸易有限公司 具有用于多个客户站的独立数据的同步下行链路传输的接入点
JP2009055464A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Toshiba Corp 無線通信装置、無線通信装置の制御方法、無線通信装置の制御プログラム、および半導体集積回路
EP2188898A4 (en) * 2007-09-14 2011-11-02 Agency Science Tech & Res METHOD FOR ENCODING BIT SEQUENCE AND ENCODING CIRCUIT
TW200952411A (en) * 2008-03-10 2009-12-16 Koninkl Philips Electronics Nv An efficient multi-band communication system
US8155138B2 (en) 2008-08-19 2012-04-10 Qualcomm Incorporated Training sequences for very high throughput wireless communication
JP2010093704A (ja) 2008-10-10 2010-04-22 Sony Corp 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピューター・プログラム
US8773969B1 (en) 2009-03-24 2014-07-08 Marvell International Ltd. Multi-radio device for WLAN
CN102369674B (zh) 2009-03-31 2014-07-23 马维尔国际贸易有限公司 用于无线通信的方法、装置及系统
CN102396186B (zh) 2009-04-13 2014-12-10 马维尔国际贸易有限公司 用于wlan的物理层帧格式
US8599803B1 (en) 2009-05-01 2013-12-03 Marvell International Ltd. Open loop multiple access for WLAN
US9197298B2 (en) 2009-06-05 2015-11-24 Broadcom Corporation Group identification and definition within multiple user, multiple access, and/or MIMO wireless communications
US8526351B2 (en) 2009-06-05 2013-09-03 Broadcom Corporation Channel characterization and training within multiple user, multiple access, and/or MIMO wireless communications
JP5646624B2 (ja) 2009-07-29 2014-12-24 マーベル ワールド トレード リミテッド 通信チャネルを介して送信するための物理層(phy)データユニットを生成する方法、および物理層装置
US8660497B1 (en) 2009-08-18 2014-02-25 Marvell International Ltd. Beamsteering in a spatial division multiple access (SDMA) system
KR101783926B1 (ko) 2009-10-23 2017-10-23 마벨 월드 트레이드 리미티드 Wlαn을 위한 스트림 개수 지시자
US8472383B1 (en) 2009-11-24 2013-06-25 Marvell International Ltd. Group management in multiuser communications
US8885620B2 (en) 2009-12-02 2014-11-11 Marvell World Trade Ltd Method and apparatus for sounding multiple stations
US8886755B1 (en) 2009-12-09 2014-11-11 Marvell International Ltd. Method and apparatus for facilitating simultaneous transmission from multiple stations
US9209881B2 (en) 2010-06-16 2015-12-08 Marvell World Trade Ltd. Alternate feedback types for downlink multiple user MIMO configurations

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7170849B1 (en) * 2001-03-19 2007-01-30 Cisco Systems Wireless Networking (Australia) Pty Limited Interleaver, deinterleaver, interleaving method, and deinterleaving method for OFDM data
JP2005102201A (ja) * 2003-09-04 2005-04-14 Directv Group Inc ショートブロック長の低密度パリティチェック(ldpc)コードを提供する方法およびシステム
JP2009520436A (ja) * 2005-12-20 2009-05-21 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド IEEE802.11n標準のため改善されたインターリーバ
WO2009028886A2 (en) * 2007-08-28 2009-03-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for transmitting and receiving data in a communication system using low density parity check codes

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018515989A (ja) * 2015-05-08 2018-06-14 ニューラコム,インコーポレイテッド 直交周波数分割多元接続のためのパイロットの送信及び受信
US11050539B2 (en) 2015-05-08 2021-06-29 Atlas Global Technologies Llc Pilot transmission and reception for orthogonal frequency division multiple access
US11418307B2 (en) 2015-05-08 2022-08-16 Atlas Global Technologies Llc Pilot transmission and reception for orthogonal frequency division multiple access
US11652594B2 (en) 2015-05-08 2023-05-16 Atlas Global Technologies Llc Pilot transmission and reception for orthogonal frequency division multiple access
US11962530B2 (en) 2015-05-08 2024-04-16 Atlas Global Technologies Llc Pilot transmission and reception for orthogonal frequency division multiple access

Also Published As

Publication number Publication date
US10003432B2 (en) 2018-06-19
EP2460298A2 (en) 2012-06-06
CN104702376B (zh) 2018-04-13
JP2013501413A (ja) 2013-01-10
EP3182629A1 (en) 2017-06-21
CN102474386B (zh) 2015-04-29
US20150365264A1 (en) 2015-12-17
WO2011014685A2 (en) 2011-02-03
CN104702376A (zh) 2015-06-10
CN102474386A (zh) 2012-05-23
JP6002976B2 (ja) 2016-10-05
EP3182629B1 (en) 2019-09-04
EP3588822B1 (en) 2023-11-15
EP3588822A1 (en) 2020-01-01
US20140205029A1 (en) 2014-07-24
JP5646624B2 (ja) 2014-12-24
US9118530B2 (en) 2015-08-25
KR20120060821A (ko) 2012-06-12
US9413576B2 (en) 2016-08-09
KR101657255B1 (ko) 2016-09-13
US8724720B2 (en) 2014-05-13
US20110026623A1 (en) 2011-02-03
US20160344511A1 (en) 2016-11-24
WO2011014685A3 (en) 2011-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6002976B2 (ja) 通信チャネルを介して送信するための物理層(phy)データユニットを生成する方法、および物理層装置
US20200374375A1 (en) Encoding parameters for a wireless communication system
JP6459015B2 (ja) 方法および装置
JP6457557B2 (ja) 通信チャネルを介した送信のためのデータユニットを生成する方法および装置
US9716607B2 (en) Modulation of signal field in a WLAN frame header
US9680616B2 (en) Tone reordering in a wireless communication system
US8873652B2 (en) Parsing and encoding methods in a communication system
EP2880830A1 (en) Encoding parameters for a wireless communication system
US8934568B2 (en) Data encoding method and apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151020

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160120

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160609

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20160617

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160816

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6002976

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250