JP2015073232A - 通信装置、通信方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】機能の実行途中に通信が途切れることのない、最適なネットワーク環境を利用して機能を実行することを目的とする。
【解決手段】第1の通信方式により外部装置と通信を行う第1の通信手段と、外部装置との通信を利用する機能の実行指示を受け付ける受付手段と、実行指示の受付時の第1の通信手段の通信接続形態と、実行指示の対象機能の種類と、に基づいて、対象機能の実行時の第1の通信手段の通信接続形態を決定する決定手段と、対象機能の実行前に、第1の通信手段の通信接続形態を、決定手段により決定された通信接続形態に変更する変更手段と、決定手段により決定された通信接続形態を示す情報を、第2の通信方式により外部装置に送信する第2の通信手段と、変更後の通信接続形態での第1の通信手段による通信を利用して、機能を実行する実行手段とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、通信装置、通信方法及びプログラムに関する。
近年、無線通信機能が搭載されたデジタルカメラ等が普及している。このようなデジタルカメラ等は、スマートフォン等の携帯端末と無線ネットワークを経由して接続することができる。これにより、デジタルカメラ等は、スマートフォンとの通信接続を利用した機能を実行することができるようになった。
通信接続を利用した機能としては、デジタルカメラの撮影画像をスマートフォンに転送する機能や、スマートフォンからデジタルカメラに対して撮影命令を送り遠隔で撮影を行う機能、スマートフォンからデジタルカメラの日時設定等を行う機能等がある。このように、無線ネットワークによりデバイス間を接続することで様々な機能が実現されている。
各機能を快適に行うために必要とされる無線ネットワークの性能は、当然ながら機能により異なる。このため、あるデバイスにおいて、ある機能は十分に動作しても、別の機能は、快適に動作しないといった場合もある。このような問題を解決する技術として、例えば特許文献1には、複数の通信経路を用意しておき、使用中の通信路の負荷が高くなったら、別の通信路に切り替える方法が提案されている。
特開2013−062786号公報
しかしながら、特許文献1の技術においては、負荷が高くなった場合に、通信路を切り替えるため、切り替える直前には、通信が遅くなる等、切り替えの影響で、一時的ではあるが、機能が快適に動作しなくなる場合があるという問題があった。また、一般に、通信路を切り替えるには、ある程度の時間を要する。このため、連続した通信を必要とする機能では、一時的に機能が止まってしまうという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、機能に応じた最適なネットワーク環境を利用して機能を実行することを目的とする。
そこで、本発明は、通信装置であって、第1の通信方式により外部装置と通信を行う第1の通信手段と、前記外部装置との通信を利用する機能の実行指示を受け付ける受付手段と、前記実行指示の受付時の前記第1の通信手段の通信接続形態と、前記実行指示の対象機能の種類と、に基づいて、前記対象機能の実行時の前記第1の通信手段の通信接続形態を決定する決定手段と、前記対象機能の実行前に、前記第1の通信手段の通信接続形態を、前記決定手段により決定された前記通信接続形態に変更する変更手段と、前記決定手段により決定された前記通信接続形態を示す情報を、第2の通信方式により前記外部装置に送信する第2の通信手段と、変更後の前記通信接続形態での前記第1の通信手段による通信を利用して、前記機能を実行する実行手段とを有する。
本発明によれば、機能に応じた最適なネットワーク環境を利用して機能を実行することができる。
通信システムを示す図である。 デジタルカメラを示す図である。 携帯電話を示す図である。 アプリケーションの表示例を示す図である。 通信制御処理を示すフローチャートである。 決定ルールを示す図である。 リモート撮影処理を示すフローチャートである。 画像取り込み処理を示すフローチャートである。 メール送信機理を示すフローチャートである。 カメラ設定処理を示すフローチャートである。 無線LAN接続処理を示すフローチャートである。 BT受信処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかる通信システムを示す図である。通信システムは、複数の通信装置で構成される。本実施形態にかかる通信システムは、デジタルカメラ100と、携帯電話200とを有している。デジタルカメラ100は、画像を撮像し、得られた画像データを後述する記録媒体等に格納する。携帯電話200は、デジタルカメラ100と無線LANにより通信接続を確立し、デジタルカメラ100の記録媒体等に格納されている画像データを受信する等、無線通信を介して各種情報を送受信する。ここで、携帯電話200は、通信装置の一例であり、デジタルカメラ100は、外部装置の一例である。なお、通信システムを構成するデバイスはこれらに限定されない。例えば携帯電話やモバイル型のPC、音楽プレーヤや携帯ゲーム機、いわゆるタブレットデバイスなどを組み合わせることができる。
デジタルカメラ100と、携帯電話200の、無線LANを利用した通信接続形態としては、図1(a)〜図1(c)に示す3通りが考えられる。図1(a)は、外部中継装置の一例である外部AP300が形成する無線LANネットワークに、デジタルカメラ100と携帯電話200とが参加する通信接続形態を示す図である。デジタルカメラ100及び携帯電話200は、外部AP300が定期的に送信するビーコン信号を検知し、外部AP300が形成する無線LANネットワークに参加する。
そして、デジタルカメラ100及び携帯電話200は、同じ無線LANネットワークに参加した後、互いの機器発見、機器の能力取得等を経て無線LANによるデータの送受信が可能な状態となる。すなわち、デジタルカメラ100と携帯電話200の間の通信が確立される。
また、外部AP300は、公衆網等を用いてインターネット等の外部ネットワークに接続することが可能である。したがって、携帯電話200は、外部AP300を介してインターネット上にデータを送信することが可能である。無線LANネットワークを利用した、このような通信接続形態を、インフラストラクチャネットワーク(インフラNT)接続形態と称することとする。
図1(b)は、デジタルカメラ100と携帯電話200とが直接接続する通信接続形態を示す図である。この場合、デジタルカメラ100は、簡易APとして動作し、無線LANネットワークを形成する。デジタルカメラ100は、簡易APとして動作する場合、ビーコン信号の定期的な送信を開始する。一方、携帯電話200は、ビーコン信号を検知し、デジタルカメラ100が形成した無線LANネットワークに参加する。その後、図1(a)の通信接続形態と同様、互いの機器発見、機器の能力取得等を経て無線LANによるデータの送受信が可能な状態となる。
なお、本実施形態にかかるデジタルカメラ100は、インターネット等の外部ネットワークへの通信機能を有していない。このため、携帯電話200は、簡易APを介してインターネット等にデータを送信することはできない。無線LANネットワークを利用した、このような通信接続形態を、簡易APネットワーク(簡易APNT)接続形態と称することとする。
図1(c)は、図1(b)同様に、外部AP300を介さず、デジタルカメラ100と携帯電話200とが直接接続する通信接続形態を示す図である。この場合、携帯電話200は、APとして動作して無線LANネットワークを形成する。携帯電話200は、APとして動作すると、ビーコン信号の定期的な送信を開始する。一方、デジタルカメラ100は、ビーコン信号を検知し、携帯電話200が形成した無線LANネットワークに参加する。その後、図1(a)、図1(b)の通信接続形態と同様、互いの機器発見、機器の能力取得等を経て無線LANによるデータの送受信が可能な状態となる。
なお、図1(c)の通信接続形態においては、デジタルカメラ100及び携帯電話200は、携帯電話200の公衆網接続部212による通信を利用することで、インターネットを介したデータの送受信が可能となる。無線LANネットワークを利用した、図1(c)に示すような通信接続形態を、テザリングネットワーク(デザリングNT)接続形態と称することとする。
以上述べたように、デジタルカメラ100と携帯電話200の間の通信接続形態は、3通りある。そして、携帯電話200は、3通りの通信接続形態のうち一の通信接続形態を選択し、選択した通信接続形態で無線LANネットワークに接続することができる。なお、携帯電話200は、同時に複数の通信接続形態により無線LANネットワークに接続することはできない。
図2は、デジタルカメラ100を示す図である。制御部101は、例えばCPUであり、入力された信号や、後述のプログラムに従ってデジタルカメラ100の各部を制御する。なお、制御部101が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
撮像部102は、撮像部102が有するレンズ(不図示)で結像された被写体光を電気信号に変換し、ノイズ低減処理等を行い、デジタルデータを画像データとして出力する。撮像により得られた画像データは、バッファメモリに蓄えられた後、制御部101にて所定の演算が施され、記録媒体110に記録される。
不揮発性メモリ103は、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリであり、制御部101で実行される後述のプログラム等を格納する。作業用メモリ104は、撮像部102で撮像された画像データを一時的に格納するバッファメモリや、表示部106の画像表示用メモリ、制御部101の作業領域等として使用される。
なお、後述するデジタルカメラ100の機能や処理は、制御部101が不揮発性メモリ103に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。
操作部105は、デジタルカメラ100に対する指示をユーザから受け付ける。操作部105は、例えば、ユーザがデジタルカメラ100の電源のON/OFFを指示するための電源ボタンや、撮影を指示するためのレリーズスイッチを有している。操作部105はまた、画像データの再生を指示するための再生ボタン等の操作部材を有している。操作部105はまた、後述する表示部106に形成されるタッチパネルを有している。
なお、レリーズスイッチは、SW1及びSW2を有する。レリーズスイッチが、いわゆる半押し状態となることにより、SW1がONとなる。これにより、操作部105は、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の撮影準備を行うための指示を受け付ける。また、レリーズスイッチが、いわゆる全押し状態となることにより、SW2がONとなる。これにより、操作部105は、撮影を行うための指示を受け付ける。
表示部106は、撮影の際のビューファインダー画像の表示、撮影した画像データの表示、対話的な操作のための文字表示等を行う。なお、表示部106は必ずしもデジタルカメラ100が内蔵する必要はない。デジタルカメラ100は、内部又は外部の表示部106と接続することができ、表示部106の表示を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
記録媒体110は、撮像部102から出力された画像データを記録する。記録媒体110は、デジタルカメラ100に着脱可能に設けられていてもよく、また他の例としては、デジタルカメラ100に内蔵されていてもよい。すなわち、デジタルカメラ100は少なくとも記録媒体110にアクセスする手段を有していればよい。
無線LAN部111は、無線LANのネットワークを介して、外部装置と接続するためのインターフェースである。本実施形態のデジタルカメラ100は、無線LAN部111を介して、外部装置とデータのやりとりを行うことができる。制御部101は、無線LAN部111を制御することで外部装置との無線通信を実現する。
本実施形態のデジタルカメラ100は、インフラストラクチャモードにおけるスレーブ装置として動作することが可能である。デジタルカメラ100は、スレーブ装置として動作する場合、周辺のアクセスポイント(以下、AP)に接続し、APが形成するネットワークに参加することが可能である。
また、本実施形態におけるデジタルカメラ100は、APの一種であり、より機能が限定された簡易的なAP(以下、簡易AP)として動作することも可能である。なお、本実施形態におけるAPは中継装置の一例である。デジタルカメラ100は、簡易APとして動作した場合、自身でネットワークを形成する。
この場合、デジタルカメラ100の周辺の装置は、デジタルカメラ100をAPと認識し、デジタルカメラ100が形成したネットワークに参加することが可能となる。なお、デジタルカメラ100が簡易APとして動作するためのプログラムは、不揮発性メモリ103に格納されているものとする。
なお、本実施形態におけるデジタルカメラ100はAPの一種であるものの、スレーブ装置から受信したデータをインターネットプロバイダ等に転送するゲートウェイ機能を有さない簡易APである。したがって、デジタルカメラ100は、自装置が形成したネットワークに参加している他の装置からデータを受信しても、それをインターネット等のネットワークに転送することはできない。
Bluetooth(登録商標)部112は、Bluetoothにより、外部装置と接続するためのインターフェースである。本実施形態のデジタルカメラ100は、無線LAN部111と同様に、Bluetooth部112を介して、外部装置とデータのやりとりを行うことができる。制御部101は、Bluetooth部112を制御することで外部装置との無線通信を実現する。なお、無線LANは、Bluetoothに比べて通信速度が速い一方、消費電力が大きい。ここで、無線LANは、第1の通信方式によるネットワークの一例である。また、Bluetoothは、第2の通信方式の一例である。
図3は、携帯電話200を示す図である。制御部201は、例えばCPUであり、入力された信号や、後述のプログラムに従って携帯電話200の各部を制御する。なお、制御部201が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
撮像部202は、撮像部202が有するレンズ(不図示)で結像された被写体光を電気信号に変換し、ノイズ低減処理等を行い、デジタルデータを画像データとして出力する。撮像した画像データはバッファメモリに蓄えられた後、制御部201にて所定の演算が施され、記録媒体210に記録される。
不揮発性メモリ203は、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリであり、制御部201で実行される各種プログラム等を格納する。不揮発性メモリ203は、デジタルカメラ100と通信するためのプログラムも格納する。なお、デジタルカメラ100と通信するためのプログラムは、カメラ通信アプリケーションとして携帯電話200にインストールされているものとする。
なお、本実施形態における携帯電話200の機能や処理は、制御部201が不揮発性メモリ203に格納されているカメラ通信アプリケーション等のプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。
なお、カメラ通信アプリケーションは携帯電話200にインストールされたOSの基本的な機能を利用するためのプログラムを有しているものとする。なお、携帯電話200のOSが本実施形態における処理を実現するためのプログラムを有していてもよい。
作業用メモリ204は、撮像部202で生成された画像データを一時的に格納するバッファメモリや、表示部206の画像表示用メモリや、制御部201の作業領域等として使用される。
操作部205は、携帯電話200に対する指示をユーザから受け付ける。操作部205は例えば、ユーザが携帯電話200の電源のON/OFFを指示するための電源ボタンや、表示部206に形成されるタッチパネル等の操作部材を有している。
表示部206は、画像データの表示、対話的な操作のための文字表示等を行う。なお、表示部206は必ずしも携帯電話200が内蔵する必要はない。携帯電話200は、表示部206と接続することができ、表示部206の表示を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
記録媒体210は、撮像部202から出力された画像データを記録する。記録媒体210は、携帯電話200に着脱可能に設けられていてもよく、また他の例としては、携帯電話200に内蔵されていてもよい。すなわち、携帯電話200は少なくとも記録媒体210にアクセスする手段を有していればよい。
無線LAN部211は、無線LANを介して、外部装置と接続するためのインターフェースである。本実施形態の携帯電話200は、無線LAN部211を介して、外部装置とデータのやりとりを行うことができる。制御部201は、無線LAN部211を制御することで外部装置との無線通信を実現する。なお、本実施形態における携帯電話200は、少なくともインフラストラクチャモードにおけるスレーブ装置として動作することが可能であり、周辺のAPが形成するネットワークに参加することが可能である。
Bluetooth部215は、Bluetoothにより、外部装置と接続するためのインターフェースである。本実施形態の携帯電話200は、無線LAN部211と同様に、Bluetooth部215を介して、外部装置とデータのやりとりを行うことができる。制御部201は、Bluetooth部215を制御することで外部装置との無線通信を実現する。
公衆網接続部212は、公衆無線通信を行う際に用いられるインターフェースである。
携帯電話200は、公衆網接続部212を介して、他の機器との通話や、データ通信を行うことができる。通話の際には、制御部201は、マイク213及びスピーカ214を介して音声信号の入力と出力を行う。本実施形態では、公衆網接続部212は、3Gを用いた通信を行うためのインターフェースを含むものとする。なお、公衆網接続部212は、3Gに限らず、LTEやWiMAX、ADSL、FTTHといった他の通信方式を用いてもよい。また、無線LAN部211及び公衆網接続部212は必ずしも独立したハードウェアで構成する必要はなく、例えば一つのアンテナで兼用することも可能である。
図4は、携帯電話200上で動作するアプリケーションの表示例を示す図である。携帯電話200は、複数のアプリケーションを実行することができ、各アプリケーションを実行することにより、各種機能を実現することができる。アプリケーションは、携帯電話200の不揮発性メモリ203に格納されており、制御部201により実行される。
以下、携帯電話200上で動作するアプリケーションのうち、デジタルカメラ100に接続し、デジタルカメラ100との通信を利用して、デジタルカメラ100に対する各種操作を行うアプリケーションについて説明する。なお、携帯電話200は、デジタルカメラ100に対する各種操作を行うアプリケーション以外のアプリケーションを搭載していてもよい。
携帯電話200の制御部201は、アプリケーションの起動直後、図4(a)に示す初期画面400を表示する。なお、アプリケーションの起動直後においては、デジタルカメラ100と携帯電話200のBluetoothによる接続のためのペアリング処理が行われる。そして、携帯電話200は、Bluetooth部215を介してデジタルカメラ100のBluetooth部112と接続している。
図4(a)に示す初期画面400中の画像取り込みボタン401は、ユーザから、画像取り込み機能の実行指示を受け付けるためのボタンである。画像取り込み機能は、デジタルカメラ100の記録媒体110に記録されている画像データを選択して、携帯電話200に取り込む機能である。
リモート撮影ボタン402は、ユーザから、リモート撮影機能の実行指示を受け付けるためのボタンである。リモート撮影機能は、デジタルカメラ100に対して命令を送ることで、デジタルカメラ100での撮影を制御する機能である。
メール送信ボタン403は、ユーザから、メール送信機能の実行指示を受け付けるためのボタンである。メール送信機能は、デジタルカメラ100の記録媒体110に記録されている画像データを選択し、電子メールにて所望の宛先に送付する機能である。カメラ設定ボタン404は、ユーザから、カメラ設定機能の実行指示を受け付けるためのボタンである。カメラ設定機能は、デジタルカメラ100の設定を確認、設定する機能である。
図4(b)は、取り込み画像選択画面410を示す図である。制御部201は、初期画面400において、ユーザにより、画像取り込みボタン401が選択された場合に、画像取り込み機能の実行指示を受け付ける。そして、制御部201は、取り込み画像選択画面410を表示する。
取り込み画像選択画面410の縮小画像表示領域411には、デジタルカメラ100の記録媒体110に記録されている画像の縮小画像が表示される。ユーザが縮小画像表示領域411から所望の縮小画像を選択し、取り込みボタン412を選択すると、制御部201は、選択した縮小画像に対応する画像データをデジタルカメラ100から取得し、これを自装置の記録媒体210に格納する。さらに、画像選択画面410において、戻るボタン413が選択された場合には、制御部201は、表示部206の表示を図4(a)に示す初期画面400に戻すことができる。
図4(c)は、リモート撮影画面420を示す図である。リモート撮影画面420は、初期画面400において、ユーザにより、リモート撮影ボタン402が選択された場合に表示される。リモート撮影画面420のライブビュー表示領域421には、デジタルカメラ100から取得したライブビューが表示される。ユーザは、ライブビューを見ながら、デジタルカメラ100の画角や撮影タイミング等を確認することができる。さらに、ユーザが所望のタイミングで、撮影ボタン422を指定すると、制御部201は、撮影指示の入力を受け付け、撮影指示をデジタルカメラ100に送信する。
デジタルカメラ100は、撮影指示に従い、撮影を行う。すなわち、ユーザは、携帯電話200の操作により、デジタルカメラ100によるリモート撮影を行うことができる。撮影後、ユーザが戻るボタン423を選択すると、制御部201は、表示部206の表示を初期画面400に戻すことができる。
図4(d)は、メール画像選択画面430を示す図である。メール画像選択画面430は、初期画面400において、ユーザにより、メール送信ボタン403が選択された場合に表示される。メール画像選択画面430の縮小画像表示領域431には、デジタルカメラ100の記録媒体110に記録されている画像の縮小画像が表示される。ユーザが縮小画像表示領域411から所望の縮小画像を選択し、送信ボタン432を選択すると、制御部201は、選択した縮小画像に対応する画像データをデジタルカメラ100から取得し、これを自装置の記録媒体210等に一時的に格納する。
そして、制御部201は、メール機能を起動し、一時的に格納した画像を添付したメールの送信画面を表示部206に表示する。メール送信画面において、ユーザにより、宛先が入力され、送信が指示されると、制御部201は、選択された画像が添付された電子メールを宛先に送信する。ユーザにより、戻るボタン433が指定されると、制御部201は、表示部206の表示を初期画面400に戻す。
図4(e)は、カメラ設定画面440を示す図である。カメラ設定画面440は、初期画面400において、ユーザにより、カメラ設定ボタン404が選択された場合に表示される。カメラ設定画面440には、日時設定ボタン441が表示されている。ユーザにより、日時設定ボタン441が選択されると、デジタルカメラ100の日時を設定するための日時設定画面が表示され、ユーザは、日時設定画面において、デジタルカメラ100の日時を入力する。これに対応し、制御部201は、日時の設定指示の入力を受け付け、デジタルカメラ100に設定指示を送信する。デジタルカメラ100は、設定指示に従い、自装置の日時を設定する。
なお、カメラ設定画面440において、制御部201は、デジタルカメラ100の日時の設定指示以外にも、デジタルカメラ100の各種情報の設定指示又は変更指示を受け付けることができる。例えば、制御部201は、デジタルカメラ100の所有者名の設定指示を受け付けてもよい。ユーザにより、戻るボタン442が指定されると、制御部201は、表示部206の表示を初期画面400に戻す。
以上、各ボタンに対応する4つの機能は、いずれもデジタルカメラ100との通信を利用する機能である。このように、本実施形態にかかる携帯電話200は、デジタルカメラ100との通信を利用する複数の機能を実行することができる。なお、携帯電話200は、デジタルカメラ100との通信を利用する複数の機能を実行可能であればよく、実行することができる機能の数は、実施形態に限定されるものではない。
図5は、携帯電話200による通信制御処理を示すフローチャートである。なお、本実施形態においては、デジタルカメラ100と携帯電話200がBluetooth接続による接続可能圏内に位置する場合に、自動的にBluetooth接続によりデジタルカメラ100と携帯電話200とが接続されるものとする。
携帯電話200が、デジタルカメラ100とのBluetooth接続が確立した状態で、携帯電話200上でアプリケーションを起動すると、アプリケーションは自動的に、Bluetooth接続により、デジタルカメラ100と接続した状態になる。なお、デジタルカメラ100と携帯電話200とは、予めBluetooth接続のための設定がされているものとする。
図5のステップS501において、携帯電話200の制御部201は、図4を参照しつつ説明した複数の機能のうち一の機能の実行指示を受け付けるまで待機する(受付処理)。制御部201は、実行指示を受け付けると(ステップS501でYes)、処理をステップS502へ進める。
ステップS502において、制御部201は、実行指示に係る機能(以下、対象機能と称する)を実行する際の無線LANの通信接続形態を決定する(決定処理)。具体的には、制御部201は、実行指示を受け付けた際の、無線LAN部211の無線LANへの通信接続形態を確認する。そして制御部201は、受け付けのタイミングでの無線接続形態と、対象機能の種類とに基づいて、対象機能を実行する際の無線LANの通信接続形態を自動的に決定する。本ステップにおける通信接続形態の具体的な決定方法については後述する。
次に、ステップS503において、制御部201は、決定した通信接続形態に応じて、無線LAN部211が接続する無線LANの通信接続形態を変更する(変更処理)。このとき、制御部201は、必要な情報をBluetooth接続によりデジタルカメラ100に通知し、決定した形態に基づく無線LANネットワークを用いて、携帯電話200をデジタルカメラ100に接続する。すなわち、ステップS503の処理は、対象機能実行時の通信接続形態を示す情報を、Bluetooth接続(第2の通信方式)によりデジタルカメラ100に送信する第2の送信処理の一例である。
次に、ステップS504において、制御部201は、変更後の通信接続形態でデジタルカメラ100との通信(第1の通信処理)を利用して、対象機能を実行する(実行処理)。
このように、制御部201は、ステップS503において、対象機能の実行前に、通信接続形態の変更を行う。したがって、携帯電話200は、対象機能にとって最適な通信接続形態で機能を実行することが可能となる。なお、機能の実行を一旦開始し、そのスループットなどを検出しながら最適な通信接続形態に切り替える形態も考えられる。しかし、この場合は機能を実行している最中に通信が途切れるおそれがあるため、機能の実行前に最適な通信接続形態に変更することが望ましい。
図6は、携帯電話200の制御部201が、対象機能実行時の無線LANの通信接続形態を決定するための決定ルールを表形式で示す図である。なお、携帯電話200は、この決定ルールを示すテーブルを不揮発性メモリ203に保持している。決定ルール600の各列は、対象機能の種類を示している。図6には、4種類の対象機能が示されている。図6の各行は、実行指示受付時の無線LANの状態を示している。対象機能(列)と無線LANの状態(行)とにより定まる各セルは、行と列の条件に基づいて決定される通信接続形態を示している。
列611は、対象機能として、リモート撮影を示している。同様に、列612〜614は、それぞれ画像取り込み、メール送信、カメラ設定を示している。また、無線LANの状態は、携帯電話200の無線LANの通信接続形態と、無線LANへのデジタルカメラ100の接続(カメラ接続)の有無との組み合わせにより定義されている。
行621は、携帯電話200が無線LANに接続していない状態を示している。行622は、携帯電話200がインフラNT接続形態において、インフラNFに接続し、かつ携帯電話200上で動作するアプリケーションがデジタルカメラ100との通信を行っていない状態であることを示している。行623は、携帯電話200がインフラNTに接続し、かつ、携帯電話200上で動作するアプリケーションが、インフラNTを経由してデジタルカメラ100と接続していることを示している。
行624は、携帯電話200がデザリングNTを形成し、かつ、デジタルカメラ100が携帯電話200により形成されたテザリングNTに参加していない状態を示している。行625は、携帯電話200がテザリングNTを構築し、デジタルカメラ100は、携帯電話200により形成されたテザリングNTに参加することで、携帯電話200上で動作するアプリケーションと接続状態にあることを示している。
行626は、携帯電話200が簡易APNTを構築し、かつデジタルカメラ100は、携帯電話200により構築された簡易APNTに参加することで、携帯電話200上で動作するアプリケーションと接続状態にあることを示している。
例えば、対象機能が列611のリモート撮影であり、無線LANの状態が、行621に示される状態である場合の対象機能実行時の通信接続状態は、セル631に示されている。セル631は、対象機能実行時の通信接続状態が簡易APNT接続形態であることを示している。
また、例えば、対象機能が列611のリモート撮影であり、無線LANの状態が、行626に示される状態である場合の対象機能実行時の通信接続状態は、セル632に示されている。セル632には、簡易AP(変更なし)と示されている。これは、対象機能実行時の通信接続状態が簡易APNT接続形態であることを意味している。さらに、携帯電話200は、実行指示受付時、既に簡易APNTを形成しているので、対象機能実行時に通信接続状態の変更がないことを意味している。
また、例えば、対象機能が列612の画像取り込みであり、無線LANの状態が、行622に示される状態である場合の対象機能実行時の通信接続状態は、セル633に示される。セル633には、(1)インフラ、(2)簡易APと示されている。これは、対象機能実行時の通信接続状態は、インフラNT接続状態と決定され、さらに、デジタルカメラ100がインフラNTに参加できない場合には、対象機能実行時の通信接続状態は、簡易APNT接続形態に決定されることを意味している。
また、例えば、対象機能が列614のカメラ設定であり、無線LANの状態が、行621に示す状態である場合の対象機能実行時の通信接続状態は、セル634に示されている。セル634には、Bluetoothと示されている。これは、対象機能実行時に無線LANのネットワークを介した通信を行わず、Bluetoothを利用した通信を行うことを意味している。
上述したように、本実施形態では、対象機能と接続時における無線LANの状態に基づき、通信接続形態を決定することとした。以下、図6のような決定ルールにした理由を述べる。
まずリモート撮影機能においては、携帯電話200は、ライブビューを表示する必要があり、またレリーズタイムラグを少なくする必要がある。この点に鑑みると、簡易APNT接続形態は、高速で、かつ、他のデバイスの影響を受けない通信接続形態である。そこで、図6に示すように、対象機能がリモート撮影機能である場合には、無線LANの状態によらず、簡易APNT接続が対象機能実行時の通信接続形態として決定されることとした。
一方で、画像の取り込み機能においては、高速なネットワーク形態である方が望ましいには違いがないが、その必要性は、リモート撮影機能に比べて低い。したがって、図6に示すように、無線LANの状態に応じて、簡易APNT接続形態、インフラNT接続形態、又はテザリングNT接続形態が、対象機能実行時の通信接続形態として決定されることとした。なお、無線LANの状態を変更する場合には、変更のための時間を要することとなる。そこで、実行指示受付時の無線LANの状態が簡易APNT接続状態、インフラNF接続状態、又はデザリングNT接続状態である場合には、通信接続状態の変更が不要な通信接続状態が、対象機能実行時の通信接続状態として決定されることとした。
メール送信機能においては、インターネットに接続できることが必要である。すなわち、メール送信機能は、インフラNT接続形態又はテザリングNT接続形態を利用する必要がある。そこで、無線LANの状態がインフラNT接続状態又はデザリングNT接続状態である場合には、通信接続状態の変更を不要とすることとした。また、無線LANの状態がインフラNT接続情及びデザリングNT接続状態でない場合には、確実にインターネットに接続できる通信接続形態を利用する観点から、デザリングNT接続状態対象機能実行時の通信接続状態として決定されることとした。
カメラ設定機能は、デジタルカメラ100の日時設定のみであり、データ通信量が少なく、高速通信の必要性も低い。以上のことから、無線LANを利用せず、Bluetooth通信を利用することも可能である。ただし、既に無線LANに接続している場合には、既に接続中の無線LANを利用した方が高速に処理を進めることができる。したがって、既に無線LANに接続している場合には、既に接続中の無線LANの通信接続状態が、対象機能実行時の通信接続状態として決定されることとした。
本実施形態にかかる携帯電話200の制御部201は、図6を参照しつつ説明したように、実行指示受付時の無縁LANの状態と、対象機能と、に応じて、対象機能実行時の通信接続状態を決定する。ここで、制御部201が、図6を参照しつ説明した決定ルールに従い、対象機能実行時の通信接続形態を決定する処理を、図5を参照しつつ、具体的に説明する。
アプリケーションを起動すると、携帯電話200は、自動的にBluetoothにより、デジタルカメラ100と接続された状態になる。このとき、表示部206には、図4(a)に示す初期画面400が表示されている。この状態で、ユーザにより、画像取り込みボタン401が選択されると、制御部201は、画像取り込み機能の実行指示の入力を受け付ける(図5のステップS501でYes)。画像取り込み機能に対する通信接続形態は、図6の列612に対応するセルに示されている。
画像取り込みボタン401が選択された時点で、携帯電話200が無線LANに接続していない場合は、列612及び行621に対応する。したがって、制御部201は、列612及び行621により定まるセル634に示される通信接続形態、すなわち簡易APNT接続形態を対象機能実行時の通信接続形態として決定する(ステップS502)。
続いて、制御部201は、通信接続形態変更処理(ステップS503)として、Bluetooth部215を介して、Bluetooth接続によりデジタルカメラ100に対して簡易APNT接続形態での接続を要求する。
一方、画像取り込みボタン401が選択された時点で、携帯電話200がインフラNTに参加している場合には、行622及び列612に対応する。したがって、制御部201は、行622及び列612により定まるセル633に示される通信接続形態を、対象機能実行時の通信接続形態として決定する(ステップS502)。なお、セル633には、2つの通信接続形態が示されている。したがって、制御部201は、まずインフラNT接続形態に決定する。そして、デジタルカメラ100がインフラNTに参加できない場合には、簡易APNT接続形態に決定する。
続いて、制御部201は、通信接続形態変更処理(ステップS503)として、上述の通り、Bluetooth接続により、デジタルカメラ100に対しインフラNT接続形態での接続を要求する。
その後、制御部201は、機能実行処理(ステップS504)として、機能実行時の通信接続形態で無線LANに接続し、画像取り込み機能を実行する。すなわち、制御部201は、デジタルカメラ100からの画像取り込み処理を行う。
以下、図7〜図10を参照しつつ、図6の決定ルールに従った、ステップS502〜ステップS504(図5)の処理の具体例を説明する。図7は、リモート撮影処理を示すフローチャートである。リモート撮影処理は、図4(a)に示す初期画面400において、ユーザによりリモート撮影ボタン402が選択され、制御部201が、リモート撮影機能の実行指示の入力を受け付けた場合に、ステップS502〜S504において実行される処理である。
この場合、制御部201は、図6の列611に対応する処理を行う。列611の各セルは、いずれも簡易APを示している。これに対応し、ステップS701において、制御部201は、リモート撮影機能においては、無線LANの状態によらず、対象機能(リモート撮影機能)実行時の通信接続形態を、簡易APNT接続形態に決定する。
次に、ステップS702において、制御部201は、リモート撮影ボタン402の選択に対応する実行指示受付時に、携帯電話200が、デジタルカメラ100により構築された簡易APNTに参加中であるか否かを確認する。制御部201は、参加中である場合には(ステップS702でYes)、処理をステップS703へ進める。制御部201は、参加中でない場合には(ステップS702でNo)、処理をステップS704へ進める。
ステップS703において、制御部201は、決定された通信接続形態の無線LANを利用して、リモート撮影機能を実行する。すなわち、制御部201は、リモート撮影処理を行う。リモート撮影処理において、制御部201は、図4(c)に示すリモート撮影画面420を表示部206に表示し、デジタルカメラ100から受信したライブビューを表示する。そして、制御部201は、ユーザからの入力に従い、デジタルカメラ100に撮影指示を送信する。
一方、ステップS704において、制御部201は、簡易AP接続処理を行う。簡易AP接続処理は、制御部201が、デジタルカメラ100に簡易APの構築をリクエストし、携帯電話200が構築された簡易APNTに参加する処理である。簡易AP接続処理については、図11(a)を参照しつつ後述する。
以上のように、携帯電話200は、リモート撮影機能の実行指示を受け付けた場合に、図7に示す処理により、リモート撮影機能に適した無線LANネットワーク環境を構築する。そして、携帯電話200は、構築した無線LANネットワーク環境を用いて、リモート撮影機能を実行することができる。
図8は、画像取り込み処理を示すフローチャートである。画像取り込み処理は、図4(a)に示す初期画面400において、ユーザにより画像取り込みボタン401が選択され、制御部201が、画像取り込み機能の実行指示の入力を受け付けた場合に、ステップS502〜S504において実行される処理である。
画像取り込みボタン401が選択された場合、制御部201は、図6の列612に対応する処理を行う。列612に示すように、画像取り込み機能においては、無線LANの状態(無線LANの通信接続形態と、デジタルカメラ100の無線LANへの参加の有無)に応じて、対象機能(画像取り込み機能)実行時の通信接続状態を決定する。
すなわち、ステップS801において、制御部201は、画像取り込みボタン401の選択に対応する実行指示受付時に、携帯電話200がインフラNTに参加中であるか否かを確認する。
制御部201は、参加中である場合には(ステップS801でYes)、処理をステップS802へ進める。制御部201は、参加中でない場合には(ステップS801でNo)、処理をステップS809へ進める。
携帯電話200がインフラNTに参加中である場合には、図6の行622,623の無線LANの状態に対応する。列612と行622とにより定まるセルには、(1)インフラNT、(2)簡易APが示されている。また、列612と行623とにより定まるセルには、インフラNT(変更なし)が示されている。これに対応し、ステップS802において、制御部201は、対象機能実行時の通信接続形態を、インフラNT接続形態に決定する。
次に、ステップS803において、制御部201は、アプリケーションがインフラNT経由でデジタルカメラ100に接続中か否かを確認する。制御部201は、デジタルカメラ100と接続中である場合には(ステップS803でYes)、処理をステップS804へ進める。制御部201は、デジタルカメラ100と接続中でない場合には(ステップS803でNo)、処理をステップS805へ進める。
ステップS804において、制御部201は、決定された通信接続形態の無線LANを利用して、画像取り込み機能を実行する。すなわち、制御部201は、デジタルカメラ100からの画像取り込み処理を行う。ステップS802において、インフラNT接続形態に決定された場合には、制御部201は、ステップS804において、インフラNTを利用して、画像取り込み機能を実行する。
画像取り込み処理において、制御部201は、デジタルカメラ100に格納されている画像のサムネイル画像を取得する。そして、制御部201は、図4(b)に示す取り込み画像選択画面410を表示部206に表示する。そして、制御部201は、ユーザにより選択された画像をデジタルカメラ100から取得し、これを自装置の記録媒体210に格納する。
また、ステップS805において、制御部201は、インフラNT接続処理を行う。インフラNT接続処理は、制御部201が、デジタルカメラ100にインフラNTへの参加をリクエストし、携帯電話200が、インフラNTを介してデジタルカメラ100と接続する処理である。インフラNT接続処理については、図11(b)を参照しつつ後述する。
次に、ステップS806において、制御部201は、インフラNT接続処理が正常に終了したか否かを確認する。制御部201は、具体的には、インフラNT接続形態での携帯電話200とデジタルカメラ100の接続が成功したか否を確認する。
制御部201は、インフラNT接続処理が正常に終了した場合には(ステップS806でYes)、処理をステップS804へ進める。そして、ステップS804において、制御部201は、インフラNTを利用して、画像取り込み機能を実行する。
一方、制御部201は、インフラNT接続処理が正常に終了しなかった場合には(ステップS806でNo)、処理をステップS807へ進める。そして、ステップS807において、制御部201は、第2の通信接続形態である簡易APNT接続形態を、対象機能実行時の通信接続形態として決定する。次に、ステップS808において、制御部201は、簡易AP接続処理を行う。
なお、ステップS806において、インフラNT接続処理が正常に終了しない場合とは、携帯電話200が参加中のインフラNTが、公衆無線LAN等の場合において、同じインフラNTに参加しているクライアント同士が通信できない場合に対応する。
また、ステップS809において、制御部201は、実行指示受付時、携帯電話200によりテザリングNTが既に構築されているか否かを確認する。制御部201は、デザリングNTが構築されている場合には(ステップS809でYes)、処理をステップS810へ進める。制御部201はまた、デザリングNTが構築されていない場合には(ステップS809でNo)、処理をステップS813へ進める。
デザリングNTが構築されている場合は、無線LANの状態は、図6の行624又は行625の状態である。列612と行624とにより定まるセル及び列612と行625により定まるセルには、ともにデザリング(変更なし)が示されている。これに対応し、ステップS810において、制御部201は、対象機能実行時の通信接続形態を、デザリングNT接続形態に決定する。
次に、ステップS811において、制御部201は、アプリケーションがデザリングNT経由でデジタルカメラ100と接続中か否かを確認する。制御部201は、デジタルカメラ100と接続中である場合には(ステップS811でYes)、処理をステップS804へ進める。そして、ステップS804において、デザリングNTを利用して、画像取り込み機能を実行する。
制御部201は、デジタルカメラ100と接続中でない場合には(ステップS811でNo)、処理をステップS812へ進める。ステップS812において、制御部201は、デザリングNT接続処理を行い、その後処理をステップS804へ進める。そして、ステップS804において、制御部201は、デザリングNTを利用して、画像取り込み機能を実行する。
デザリングNT接続処理は、制御部201がデザリングNTを構築し、デジタルカメラ100にデザリングNTへの参加をリクエストする処理である。これにより、デジタルカメラ100は、デザリングNTに参加し、デザリングNT経由での携帯電話200とデジタルカメラ100の接続が確立する。なお、デザリングNT接続処理については、図11(c)を参照しつつ後述する。
また、ステップS809でNoと判断される場合は、図6において、無線LANの状態が、行621又は行626にあてはまる場合である。列612と行621とにより定まるセル及び列612と行626とにより定まるセルには、共に簡易APが示されている。
これに対応し、ステップS813において、制御部201は、対象機能実行時の通信接続形態を、簡易APNT接続形態に決定する。次に、ステップS814において、制御部201は、実行指示受付時、デジタルカメラ100により構築された簡易APNTに参加中か否かを確認する。
制御部201は、参加中である場合には(ステップS814でYes)、処理をステップS804へ進める。そして、ステップS804において、制御部201は、簡易APNTを利用して、画像取り込み機能を実行する。
一方、制御部201は、参加中でない場合には(ステップS814でNo)、処理をステップS815へ進める。ステップS815において、制御部201は、簡易AP接続処理を行い、その後処理をステップS804へ進める。そして、ステップS804において、制御部201は、簡易APNTを利用して、画像取り込み機能を実行する。
図9は、メール送信処理を示すフローチャートである。メール送信処理は、図4(a)に示す初期画面400において、ユーザによりメール送信ボタン403が選択され、制御部201が、メール送信機能の実行指示の入力を受け付けた場合に、ステップS502〜S504において実行される処理である。
メール送信ボタン403が選択された場合、制御部201は、図6の列613に対応する処理を行う。列613に示すように、メール送信機能においては、無線LANの状態(無線LANの通信接続形態と、デジタルカメラ100の無線LANへの参加の有無)に応じて、対象機能(メール送信機能)実行時の通信接続状態を決定する。
すなわち、ステップS901において、制御部201は、メール送信ボタン403の選択に対応する実行指示受付時に、携帯電話200がインフラNTに参加中であるか否かを確認する。制御部201は、参加中である場合には(ステップS901でYes)、処理をステップS902へ進める。制御部201は、参加中でない場合には(ステップS901でNo)、処理をステップS909へ進める。
携帯電話200がインフラNTに参加中である場合には、図6の行622,623の無線LANの状態に対応する。列613と行622とにより定まるセルには、(1)インフラ、(2)デザリングが示されている。また、列612と行623とにより定まるセルには、インフラ(変更なし)が示されている。これに対応し、ステップS902において、制御部201は、対象機能実行時の通信接続形態を、インフラNT接続形態に決定する。
次に、ステップS903において、制御部201は、アプリケーションがインフラNT経由でデジタルカメラ100に接続中か否かを確認する。制御部201は、デジタルカメラ100と接続中である場合には(ステップS903でYes)、処理をステップS904へ進める。制御部201は、デジタルカメラ100と接続中でない場合には(ステップS903でNo)、処理をステップS905へ進める。
ステップS904において、制御部201は、決定された通信接続形態の無線LANを利用して、メール送信機能を実行する。すなわち、制御部201は、メール送信処理を行う。ステップS902において、イントラNT接続形態に決定された場合には、制御部201は、ステップS904において、インフラNTを利用して、メール送信機能を実行する。
メール送信処理において、制御部201は、デジタルカメラ100に格納されている画像のサムネイルを取得する。そいて、制御部201は、図4(d)に示すメール画像選択画面430を表示部206に表示する。そして、制御部201は、ユーザにより選択された画像を、電子メールに添付すべき画像としてデジタルカメラ100から取得する。その後、制御部201は、取得したが図が添付された電子メールを送信する。なお、メール送信時、携帯電話200は、無線LANを利用してもよく、また他の例としては、3Gの通信規格等、他の通信方式を用いてもよい。
ステップS905において、制御部201は、インフラNT接続処理を行う。次に、ステップS906において、制御部201は、インフラNT接続処理が正常に終了したか否かを確認する。制御部201は、インフラNT接続処理が正常に終了した場合には(ステップS906でYes)、処理をステップS904へ進める。そして、ステップS904において、制御部201は、インフラNTを利用して、メール送信機能を実行する。
一方、制御部201は、インフラNT接続処理が正常に終了しなかった場合には(ステップS906でNo)、処理をステップS907へ進める。そして、ステップS907において、制御部201は、第2の通信接続形態であるデザリングNT接続形態を、対象機能実行時の通信接続形態として決定する。次に、ステップS908において、制御部201は、デザリングNT接続処理を行い、その後、処理をステップS904へ進める。そして、ステップS904において、制御部201は、デザリングNTを利用して、メール送信機能を実行する。
また、ステップS901でNoと判断される場合は、図6において、無線LANも状態が、行621、行624、行625、又は行626にあてはまる場合である。これらの行と、列613とにより定まる各セルには、デザリングが示されている。
これに対応し、ステップS909において、制御部201は、対象機能実行時の通信接続形態を、デザリングNT接続形態に決定する。次に、ステップS910において、制御部201は、実行指示受付時、携帯電話200により既にデザリングNTが構築されているか否かを確認する。制御部201は、デザリングNTが構築されている場合には(ステップS910でYes)、処理をステップS911へ進める。制御部201はまた、デザリングNTが構築されていない場合には(ステップS910でNo)、処理をステップS912へ進める。
ステップS911において、制御部201は、アプリケーションがデザリングNT経由でデジタルカメラ100と接続中か否かを確認する。制御部201は、デジタルカメラ100と接続中である場合には(ステップS911でYes)、処理をステップS904へ進める。そして、ステップS904において、デザリングNTを利用して、メール送信機能を実行する。
制御部201は、デジタルカメラ100と接続中でない場合には(ステップS911でNo)、処理をステップS912へ進める。ステップS912において、制御部201は、デザリングNT接続処理を行い、その後処理をステップS904へ進める。そして、ステップS904において、制御部201は、デザリングNTを利用して、メール送信機能を実行する。
図10は、カメラ設定処理を示すフローチャートである。カメラ設定処理は、図4(a)に示す初期画面400において、ユーザによりカメラ設定ボタン404が選択され、制御部201が、カメラ設定機能の実行指示の入力を受け付けた場合に、ステップS502〜S504において実行される処理である。
カメラ設定ボタン404が選択された場合、制御部201は、図6の列614に対応する処理を行う。列614に示すように、メール送信機能においては、無線LANの状態(無線LANの通信接続形態と、デジタルカメラ100の無線LANへの参加の有無)に応じて、対象機能(カメラ設定機能)実行時の通信接続状態を決定する。
ステップS1001において、制御部201は、カメラ設定ボタン404の選択に対応する実行指示受付時に、携帯電話200が無線LANに接続中か否かを確認する。制御部201は、無線LAN接続中である場合には(ステップS1001でYes)、処理をステップS1002へ進める。制御部201は、無線LAN接続中でない場合には(ステップS1001でNo)、処理をステップS1005へ進める。
ステップS1002において、制御部201は、アプリケーションがいずれかの通信接続形態の無線LAN経由でデジタルカメラ100に接続中か否かを確認する。制御部201は、デジタルカメラ100と接続中である場合には(ステップS1002でYes)、処理をステップS1003へ進める。制御部201は、デジタルカメラ100と接続中でない場合には(ステップS1002でNo)、処理をステップS1005へ進める。
ステップS1003において、制御部201は、対象機能実行時の通信接続形態を、カメラ設定ボタン404選択時に設定されている通信接続形態から変更しないと決定する。そして、ステップS1004において、制御部201は、接続中の無線LANを利用して、カメラ設定機能を実行する。
ステップS1005において、制御部201は、対象機能実行時に、無線LANに替えて、Bluetooth通信を利用すると決定する。次に、ステップS1006において、制御部201は、Bluetooth通信を利用して、カメラ設定機能を実行する。
図11は、各通信接続形態での無線LAN接続処理を示すフローチャートである。図11(a)は、簡易APNT接続処理における詳細な処理を示すフローチャートである。図11(a)に示す簡易APNT接続処理は、図7のステップS704、図8のステップS808及びステップS815において実行される。
ステップS1101において、制御部201は、Bluetooth部215を介し、Bluetooth通信を利用して、デジタルカメラ100に、簡易AP構築のリクエストを送信する。なお、その後、制御部201は、Bluetooth部215を介し、デジタルカメラ100から、リクエストに対する応答として、SSIDやパスワードを受信する。
次に、ステップS1102において、制御部201は、応答に応じて、簡易APNTに参加する。なお、携帯電話200が、他の無線LANに参加していた場合には、簡易APに参加することで、自動的にそれまで参加していた無線LANから離脱することになる。
次に、ステップS1103において、制御部201は、簡易AP経由でのデジタルカメラ100との接続処理を行う。以上で、簡易APNT接続処理が完了する。
図11(b)は、インフラNT接続処理における詳細な処理を示すフローチャートである。図11(b)に示すインフラNT接続処理は、図8のステップS805及び図9のステップS905において実行される。
ステップS1111において、制御部201は、Bluetooth部215を介し、Bluetooth通信を利用して、デジタルカメラ100に、携帯電話200が参加中のインフラNTへの参加のリクエストを送信する。なお、このとき、制御部201は、インフラNTへの参加に必要な情報も併せてデジタルカメラ100に送信する。参加に必要な情報としては、例えば、SSIDやパスワード等がある。制御部201はさらに、携帯電話200のIPアドレスもデジタルカメラ100に送信する。
次に、ステップS1112において、制御部201は、デジタルカメラ100からのレスポンス内容を確認する。制御部201は、レスポンスがOKの場合には(ステップS1112でYes)、処理をステップS1113へ進める。ステップS1113において、制御部201は、携帯電話200のアプリケーションとデジタルカメラ100の接続処理を行い、その後、インフラNT接続処理を正常に終了する。制御部201は、レスポンスがOKでない場合には(ステップS1112でNo)、インフラNT接続処理をエラー終了する。
図11(c)は、デザリングNT接続処理を示すフローチャートである。図11(c)に示すデザリングNT接続処理は、図8のステップS812及び図9のステップS912において実行される。
ステップS1121において、制御部201は、テザリングNTを構築する。次に、ステップS1122において、制御部201は、構築したテザリングNTへの参加のリクエストを、Bluetooth部215を介し、Bluetooth通信により、デジタルカメラ100に送信する。このとき、制御部201は、デザリングNTに参加するために必要な情報をデジタルカメラ100に送信する。
次に、ステップS1123において、制御部201は、携帯電話200のアプリケーションとデジタルカメラ100の接続処理を行う。以上で、デザリングNT接続処理が完了する。
図12は、デジタルカメラ100によるBT受信処理を示すフローチャートである。BT受信処理は、デジタルカメラ100の制御部101が、Bluetooth部112を介して、Bluetooth通信により、リクエストを受信した場合に実行される。
ステップS1201において、デジタルカメラ100の制御部101は、受信したリクエストが簡易AP構築のリクエストか否かを確認する。制御部101は、リクエストが簡易AP構築のリクエストである場合には(ステップS1201でYes)、処理をステップS1202へ進める。
ステップS1202において、制御部101は、簡易APNTを構築する。次に、ステップS1203において、制御部101は、構築した簡易APNTに参加するための情報(SSIDやパスワード)をリクエストに対する応答として、Bluetooth部112を介して携帯電話200に送信する。
また、制御部101は、リクエストがインフラNTへの参加のリクエストである場合(ステップS1201でNo、ステップS1204でYes)、処理をステップS1205へ進める。ステップS1205において、制御部101は、参加のリクエストと共に受信した情報(SSIDやパスワード)に基づいて、インフラNTに参加する。
次に、ステップS1206において、制御部101は、参加要求と共に受信した携帯電話200のIPアドレスに対してPingを実行する。次に、ステップS1207において、制御部101は、Pingに対する応答を待つ。制御部101は、Pingに対する応答を受信した場合には(ステップS1207でYes)、処理をステップS1208へ進める。ステップS1208において、制御部101は、正常を示す応答を携帯電話200に送信する。以上で、BT送信処理は終了する。
一方、制御部101は、Pingに対する応答を受信しない場合には(ステップS1207でNo)、処理をステップS1209へ進める。ステップS1209において、制御部101は、ステップS1205において参加したネットワークから離脱する。次に、ステップS1210において、制御部101は、エラーを示す応答を送信する。
また、制御部101は、リクエストがテザリングNTへの参加のリクエストである場合(ステップS1201でNo、ステップS1204でNo、ステップS1211でYes)、処理をステップS1212へ進める。ステップS1212において、制御部101は、デザリングNTに参加する。次に、ステップS1213において、正常を示す応答を携帯電話200に送信する。
また、制御部101は、リクエストが簡易AP構築、インフラNT又はデザリングNTへの参加のいずれかでもない場合には(ステップS1201でNo、ステップS1204でNo、ステップS1211でNo)、処理をステップS1214へ進める。ステップS1214において、制御部101は、リクエストに応じた処理を行う。以上で、BT送信処理は終了する。
以上のように、本実施形態にかかる携帯電話200は、対象機能の種類と、実行指示受付時の通信接続形態とに基づいて、対象機能に適した通信接続形態を決定することができる。すなわち、携帯電話200は、最適なネットワーク環境を利用して、機能を実行することができる。
さらに、必要に応じて、無線LAN以外の通信経路(実施形態においてはBluetooth通信)を用いて、決定された通信接続形態に必要な情報の送受信を行う。したがって、携帯電話200は、機能の実行中にデジタルカメラ100との通信が途切れるのを防ぐことができる。
次に、実施形態にかかる携帯電話200の第1の変更例について説明する。実施形態にかかる携帯電話200は、図7〜図10に示す処理により、対象機能の種類と無線LANの状態に応じた通信接続形態を決定した。すなわち、携帯電話200は、図7〜図10に示すアルゴリズムにより、通信接続形態を決定した。
これに対し、第1の変更例にかかる携帯電話200は、図6のような決定ルールのテーブルを不揮発性メモリ203等に格納してもよい。この場合、携帯電話200は、図7〜図10のアルゴリズムを実行するのにかえて、図5のステップS502及びステップS503において、適宜テーブルを参照することにより、図7〜図10に示す処理を実現してもよい。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、上述した各実施形態によれば、最適なネットワーク環境を利用して機能を実行することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
100 デジタルカメラ、101 制御部、102 撮像部、103 不揮発性メモリ、 104 作業用メモリ、105 操作部、106 表示部、110 記録媒体、111 無線LAN部、112 Bluetooth部、200 携帯電話、201 制御部、202 撮像部、203 不揮発性メモリ、204 作業用メモリ、205 操作部、206 表示部、210 記録媒体、211 無線LAN部、215 Bluetooth部

Claims (4)

  1. 第1の通信方式により外部装置と通信を行う第1の通信手段と、
    前記外部装置との通信を利用する機能の実行指示を受け付ける受付手段と、
    前記実行指示の受付時の前記第1の通信手段の通信接続形態と、前記実行指示の対象機能の種類と、に基づいて、前記対象機能の実行時の前記第1の通信手段の通信接続形態を決定する決定手段と、
    前記対象機能の実行前に、前記第1の通信手段の通信接続形態を、前記決定手段により決定された前記通信接続形態に変更する変更手段と、
    前記決定手段により決定された前記通信接続形態を示す情報を、第2の通信方式により前記外部装置に送信する第2の通信手段と、
    変更後の前記通信接続形態での前記第1の通信手段による通信を利用して、前記機能を実行する実行手段と
    を有する通信装置。
  2. 前記決定手段は、さらに前記第1の通信方式による、前記第1の通信手段を介した、前記通信装置と前記外部装置との通信接続が確立しているか否かに基づいて、前記対象機能の実行時の前記通信接続形態を決定する請求項1に記載の通信装置。
  3. 通信装置が実行する通信制御方法であって、
    第1の通信方式により外部装置と通信を行う第1の通信ステップと、
    前記外部装置との通信を利用する機能の実行指示を受け付ける受付ステップと、
    前記実行指示の受付時の、前記第1の通信ステップにおける通信接続形態と、前記実行指示の対象機能の種類と、に基づいて、前記対象機能の実行時の前記第1の通信ステップにおける通信接続形態を決定する決定ステップと、
    前記対象機能の実行前に、前記第1の通信ステップにおける通信接続形態を、前記決定ステップにおいて決定された前記通信接続形態に変更する変更ステップと、
    前記決定ステップにおいて決定された前記通信接続形態を示す情報を、第2の通信方式により前記外部装置に送信する第2の通信ステップと、
    変更後の前記通信接続形態での前記第1の通信ステップにおける通信を利用して、前記機能を実行する実行ステップと
    を含む通信方法。
  4. コンピュータを、
    第1の通信方式により外部装置と通信を行う第1の通信手段と、
    前記外部装置との通信を利用する機能の実行指示を受け付ける受付手段と、
    前記実行指示の受付時の前記第1の通信手段の通信接続形態と、前記実行指示の対象機能の種類と、に基づいて、前記対象機能の実行時の前記第1の通信手段の通信接続形態を決定する決定手段と、
    前記対象機能の実行前に、前記第1の通信手段の通信接続形態を、前記決定手段により決定された前記通信接続形態に変更する変更手段と、
    前記決定手段により決定された前記通信接続形態を示す情報を、第2の通信方式により前記外部装置に送信する第2の通信手段と、
    変更後の前記通信接続形態での前記第1の通信手段による通信を利用して、前記機能を実行する実行手段と
    して機能させるためのプログラム。
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