JP2015073196A - フィルタ選択装置、フィルタ装置およびこれらのプログラム - Google Patents

フィルタ選択装置、フィルタ装置およびこれらのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】非可逆な符号化方式で符号化された符号化信号の復号信号に適したフィルタを、少ない演算量で選択することができるフィルタ選択装置を提供すること。【解決手段】非可逆圧縮された圧縮信号の復号信号を参照して、複数のフィルタの中から、候補となるフィルタ群を選択する判定部と、復号信号に対して、候補となるフィルタ群に属するフィルタ各々を施すフィルタ部と、候補となるフィルタ群に属するフィルタ各々が施された復号信号各々と、符号化信号が符号化される前の信号とを比較し、候補となるフィルタ群の中から、フィルタを選択する比較部と、比較部が選択したフィルタを示す情報を出力する出力部とを具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、フィルタ選択装置、フィルタ装置およびこれらのプログラムに関する。
映像符号化において、画質を改善する手法として適応ループフィルタ(ALF;Adaptive Loop Filter)が提唱されている(例えば、特許文献1参照)。適応ループフィルタは、符号化装置および復号装置の符号化ループにおいて予測画像を生成する直前に配置される。符号化装置において復号画像が符号化対象の画像とよく合致するようにフィルタ係数等を最適化し、最適化結果のフィルタ係数等を受信側へ通知することにより符号化効率を向上させている。
映像符号化および復号の後にフィルタ(ポストフィルタ)を配置する方法もある。この場合、符号化側において復号(ローカル復号)を行い、ローカル復号画像に対してポストフィルタを適用した結果が、符号化対象の画像にできるだけ近づくようポストフィルタのフィルタ係数を調整する。調整結果のフィルタ係数は、復号側に伝送される。復号側は、伝送されてきたフィルタ係数のポストフィルタを復号画像に適用することで、フィルタ処理後の画質を原画像に近づけることができる。
適応ループフィルタやポストフィルタのフィルタ係数を最適化して伝送する方法としては、さまざまなフィルタ係数を数多く適用した中から最適なフィルタ係数を選択し、そのフィルタ係数そのものを符号化して伝送する方法がある。あるいは、適用できるフィルタ係数を予めテーブルとして保持しておき、テーブル内のフィルタ係数の中から最適なものを選択し、テーブル内における該フィルタ係数のインデックスを符号化して受信側に通知する方法もある。
特表2013−502133号公報
しかしながら、上述の適応ループフィルタやポストフィルタにおいては、フィルタを最適化する際に、数多くのフィルタを試行し、これらの試行結果各々と符号化対象の信号との比較を実施しているため、多くの演算量が必要になってしまうという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、非可逆な符号化方式で符号化された符号化信号の復号信号に適したフィルタを、少ない演算量で選択することができるフィルタ選択装置、フィルタ装置およびこれらのプログラムを提供する。
(1)この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様は、非可逆な符号化方式で符号化された符号化信号の復号信号を参照して、複数のフィルタの中から、候補となるフィルタ群を選択する判定部と、前記復号信号に対して、前記候補となるフィルタ群に属するフィルタ各々を施すフィルタ部と、前記候補となるフィルタ群に属するフィルタ各々が施された復号信号各々と、前記符号化信号が符号化される前の信号とを比較し、前記候補となるフィルタ群の中から、フィルタを選択する比較部と、前記比較部が選択したフィルタを示す情報を出力する出力部とを具備することを特徴とするフィルタ選択装置である。
(2)また、本発明の他の態様は、(1)に記載のフィルタ選択装置であって、前記出力部が出力するフィルタを示す情報は、前記候補となるフィルタ群内で、フィルタを識別する情報であるか、または前記複数のフィルタ内で、フィルタを識別する情報であることを特徴とする。
(3)また、本発明の他の態様は、(1)または(2)に記載のフィルタ選択装置であって、前記符号化信号は、画像信号が符号化された信号であり、前記判定部は、前記復号信号が表すフレーム間での動きの大きさを表す値を算出し、該値の大きさに応じて、前記候補となるフィルタ群を選択するか、または、前記復号信号が表す画像中に人間の顔が含まれているか否かを判定し、該判定結果に応じて、前記候補となるフィルタ群を選択することを特徴とする。
(4)また、本発明の他の態様は、非可逆な符号化方式で符号化された符号化信号の復号信号を参照して、複数のフィルタの中から、候補となるフィルタ群を選択する判定部と、前記候補となるフィルタ群のうちの一つのフィルタを示す情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した情報が示すフィルタを、前記復号信号に施すフィルタ部とを具備することを特徴とするフィルタ装置である。
(5)また、本発明の他の態様は、(4)に記載のフィルタ装置であって、前記符号化信号は、画像信号が符号化された信号であり、前記判定部は、前記復号信号が表すフレーム間での動きの大きさを表す値を算出し、該値の大きさに応じて、前記候補となるフィルタ群を選択するか、または前記復号信号が表す画像中に人間の顔が含まれているか否かを判定し、該判定結果に応じて、前記候補となるフィルタ群を選択することを特徴とする。
(6)また、本発明の他の態様は、コンピュータを、非可逆な符号化方式で符号化された符号化信号の復号信号を参照して、複数のフィルタの中から、候補となるフィルタ群を選択する判定部、前記復号信号に対して、前記候補となるフィルタ群に属するフィルタ各々を施すフィルタ部、前記候補となるフィルタ群に属するフィルタ各々が施された復号信号各々と、前記符号化信号が符号化される前の信号とを比較し、前記候補となるフィルタ群の中から、フィルタを選択する比較部、前記比較部が選択したフィルタを示す情報を出力する出力部として機能させるためのプログラムである。
(7)また、本発明の他の態様は、コンピュータを、非可逆な符号化方式で符号化された符号化信号の復号信号を参照して、複数のフィルタの中から、候補となるフィルタ群を選択する判定部、前記候補となるフィルタ群のうちの一つのフィルタを示す情報を取得する取得部、前記取得部が取得した情報が示すフィルタを、前記復号信号に施すフィルタ部として機能させるためのプログラムである。
この発明によれば、非可逆な符号化方式で符号化された符号化信号の復号信号に適したフィルタを、少ない演算量で選択することができる。
この発明の第1の実施形態による画像伝送システムの構成を示す概略ブロック図である。 同実施形態におけるフィルタ選択装置13の構成を示す概略ブロック図である。 同実施形態におけるフィルタ装置22の構成を示す概略ブロック図である。 同実施形態における判定部31の動作例を説明するテーブルである。 同実施形態における判定部31の別の動作例を説明するテーブルである。 この発明の第2の実施形態によるフィルタ選択装置13aの構成を示す概略ブロック図である。 同実施形態におけるフィルタ装置22aの構成を示す概略ブロック図である。
[第1の実施形態]
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。本実施形態では、非可逆圧縮する信号が、動画像を表す画像信号(後述する画像信号r)である場合を説明するが、静止画像を表す画像信号や、音声信号であってもよい。図1は、この発明の第1の実施形態による画像伝送システムの構成を示す概略ブロック図である。図1に示す画像伝送システムは、画像送信装置10と、画像受信装置20とを含んで構成される。
画像送信装置10は、入力された画像信号rを符号化した符号化信号eと、フィルタを指定する指定信号sとを出力する。画像受信装置20は、画像送信装置10が出力した符号化信号eと指定信号sとを取得し、符号化信号eを復号した後、指定信号sにより指定されたフィルタを施した出力信号oを出力する。出力信号oは、画像信号であるので、例えば、画像を表示するディスプレイ装置に入力される。
なお、符号化信号eと指定信号sとは、パケット交換ネットワークなどのネットワークにより、画像送信装置10から画像受信装置20に伝送されてもよいし、地上デジタル放送などの放送波を用いたネットワークにより、画像送信装置10から画像受信装置20に伝送されてもよい。あるいは、画像送信装置10により、DVD(Digital Versatile Disc)、ハードディスク(Hard Disk Drive)などの記録メディアに記録された符号化信号eおよび指定信号sを、画像受信装置20が読み取ってもよい。
画像送信装置10は、符号化部11、復号部12、フィルタ選択装置13を含んで構成される。画像受信装置20は、復号部21、フィルタ装置22を含んで構成される。符号化部11は、画像信号rを非可逆な符号化方式で符号化して、符号化信号eを生成する。なお、非可逆な符号化方式として、MPEG(Moving Picture Experts Group)−1、MPEG−2、MPEG−4、H.263、AVC|H.264、HEVC|H.265などのいずれの方式を用いてもよい。
復号部12は、符号化部11における符号化に対する復号を、符号化信号eに対して行って、復号信号dを生成する。フィルタ選択装置13は、入力信号rと復号信号dとを参照して、復号信号に対して適用するフィルタを決定し、該フィルタを指定する指定信号sを生成する。この際、フィルタ選択装置13は、復号信号dを参照して、フィードフォワード的に、復号信号dに対して適用するフィルタの候補となるフィルタ群を決定した後に、該フィルタ群の中から適応的に適用するフィルタを決定する。
復号部21は、画像送信装置10の復号部12と同様に、符号化信号eを復号して、復号信号dを生成する。なお、復号部21は、論理的な動作が復号部12と同じであればよく、実装方法は、復号部12と異なっていてもよい。フィルタ装置22は、指定信号sにより指定されたフィルタを、復号部21が生成した復号信号dに施して、出力信号oを生成する。
図2は、フィルタ選択装置13の構成を示す概略ブロック図である。図2に示すようにフィルタ選択装置13は、判定部31、スイッチ部32、第1フィルタ群33−1、第2フィルタ群33−2、第3フィルタ群33−3、スイッチ部34、比較部35、出力部36を含んで構成される。なお、本実施形態では、第1フィルタ群33−1と、第2フィルタ群33−2と、第3フィルタ群33−3とで、フィルタ部として機能する。
判定部31は、復号信号dを参照して、第1フィルタ群33−1から第3フィルタ群33−3のうちのいずれかを指定する制御信号であって、スイッチ部32およびスイッチ部34を制御する制御信号を生成する。判定部31は、この制御信号を生成する際に、復号信号dが表す画像の特徴量やシーン解析結果を用いる。例えば、特徴量として、フレーム内の平均色や平均輝度、フレーム間差分の平均、あるいはフレーム間の動きベクトルの大きさの平均などを用いてもよい。また、シーン解析結果として、顔検出などの被写体検出の結果を用いてもよい。
スイッチ部32は、第1フィルタ群33−1から第3フィルタ群33−3のうち、判定部31が生成した制御信号により指定されたフィルタ群のフィルタ各々に、復号信号dを入力する。第1フィルタ群33−1は、n1個のフィルタ33−1−1〜33−1−n1を含んで構成される。第2フィルタ群33−2は、n2個のフィルタ33−2−1〜33−2−n2を含んで構成される。第3フィルタ群33−3は、n3個のフィルタ33−3−1〜33−3−n3を含んで構成される。
フィルタ33−1−1〜33−3−n3は、入力された復号信号dに対して信号処理を行うデジタルフィルタである。例えば、フィルタ33−1−1〜33−3−n3の各々は、式(1)の関数fで表されるフィルタである。なお、F(k)は、フィルタが出力する出力信号のk番目の標本点における信号値であり、D(k)は、フィルタに入力される復号信号dのk番目の標本点における信号値である。定数K、Kは、F(k)を算出する際に用いる標本点の範囲を示す整数であり、フィルタによって異なっていてもよいが、K≦Kである。
Figure 2015073196
また、フィルタ33−1−1〜33−3−n3の各々は、fとして例えば式(2)で表されるような畳み込み演算、定数倍、オフセット加算を行うフィルタであってもよい。なお、a(i)は、畳み込み係数、bはオフセット値である。F(k)、K、Kは、式(1)と同様の定義である。
Figure 2015073196
第1フィルタ群33−1から第3フィルタ群33−3の各々のフィルタ群に属するフィルタ同士は互いに異なるフィルタである。すなわち、上述の関数f、定数K、K、畳み込み係数a(i)、オフセット値bのいずれかが異なる。また、第1フィルタ群33−1から第3フィルタ群33−3の各々のフィルタ群は、フィルタ群間で互いに異なる組み合わせのフィルタからなる。
スイッチ部34は、第1フィルタ群33−1から第3フィルタ群33−3のうち、判定部31が生成した制御信号により指定されたフィルタ群のフィルタ各々の出力信号を、比較部35に入力する。
比較部35は、スイッチ部34から入力されたフィルタの出力信号各々と画像信号rとを比較し、比較結果に基づき選択したフィルタを示す信号sを出力部36に入力する。ただし、フィルタの出力信号は、符号化部11による符号化、復号部12による復号、該出力信号を生成したフィルタなどにより、画像信号rに対して遅延しているので、比較部35は、該遅延と同じ時間長の遅延を画像信号rに対して与えたものを、フィルタの出力信号と比較する。
なお、本実施形態における信号sは、判定部31が生成した制御信号により指定されたフィルタ群(第1フィルタ群33−1から第3フィルタ群33−3のいずれか)内で、フィルタを識別する信号である。例えば、信号sは、比較部35により選択されたフィルタの、判定部31が生成した制御信号により指定されたフィルタ群における通し番号を表す信号である。この場合、判定部31が生成した制御信号により指定されたフィルタ群が、第3フィルタ群33−3であり、比較部35により選択されたフィルタがフィルタ33−3−2であれば、信号sは、「2」を表す信号である。
また、比較部35は、一例としては、スイッチ部34から入力されたフィルタの出力信号各々と画像信号rとの比較結果を、各信号が表す画像の画素値の差の二乗和など、客観的な評価基準による値とし、最も画像信号rが表す画像に近い画像を表す出力信号のフィルタを選択する。あるいは、比較部35が、スイッチ部34から入力されたフィルタの出力信号各々と画像信号rとの比較結果を、主観に近い客観評価基準による値とし、視聴者が視聴した時に、最も画像信号rが表す画像に近いと感じる画像を表す出力信号のフィルタを、該値を用いて選択してもよい。主観に近い客観評価基準としては、例えば、主観評価実験結果を機械学習(例えば、各信号から求めた画像特徴量と主観評価実験により得た評価値との関係を回帰分析)することで得た評価基準やSSIM (Structural Similarity)がある。
あるいは、客観的な評価基準と、主観的な評価基準とを組み合わせるようにしてもよい。例えば、比較部35が、客観的な評価基準により、画像信号rが表す画像との差異が所定の範囲内である画像のうち、視聴者が視聴した時に、最も画像信号rが表す画像に近いと感じる画像を表す出力信号のフィルタを選択するようにしてもよい。
出力部36は、比較部35から入力された信号sを外部に出力する。
図3は、フィルタ装置22の構成を示す概略ブロック図である。フィルタ装置22は、判定部41、取得部42、スイッチ部43、フィルタ44−1−1〜44−3−n3、スイッチ部45を含んで構成される。なお、本実施形態では、フィルタ44−1−1〜44−3−n3で、フィルタ部として機能する。判定部41は、図2の判定部31と同様に、復号信号dを参照して、第1フィルタ群33−1から第3フィルタ群33−3のいずれかを指定する制御信号を生成し、スイッチ部43とスイッチ部45とに入力する。取得部42は、フィルタ選択装置13の出力部36が出力した信号sを取得し、スイッチ部43とスイッチ部45とに入力する。スイッチ部43は、判定部41から入力された制御信号と取得部42から入力された信号sとに基づき、フィルタ44−1−1〜44−3−n3のうち、フィルタ選択装置13において選択されたフィルタと同一のフィルタを判定する。スイッチ部43は、該判定結果のフィルタに、復号信号dを入力する。
フィルタ44−1−1〜44−3−n3は、それぞれ図2のフィルタ33−1−1〜33−3−n3と同一のフィルタである。すなわち、フィルタ44−1−1〜44−3−n3の各々は、図2のフィルタ33−1−1〜33−3−n3のうち、符号の枝番(符号44−1−1の1−1など)が一致するフィルタと同一のフィルタである。フィルタ44−1−1〜44−3−n3は、スイッチ部43から入力された復号信号dに対して信号処理を行い、信号処理結果をスイッチ部45に入力する。
スイッチ部45は、判定部41から入力された制御信号と取得部42から入力された信号sとに基づき、フィルタ44−1−1〜44−3−n3のうち、フィルタ選択装置13において選択されたフィルタと同一のフィルタを判定する。スイッチ部45は、該判定結果のフィルタから入力された信号を、出力信号oとして出力する。
図4は、判定部31の動作例を説明するテーブルである。図4に示すテーブルは、判定部31において、復号信号dを解析した結果と、制御信号が指定するフィルタ群の特徴との対応を示す。図4に示すテーブルは、フィルタ選択装置13が第1フィルタ群33−1〜第3フィルタ群33−3として、LPF(Low Pass Filter;ローパスフィルタ)、HPF(High Pass Filter;ハイパスフィルタ)などが入り混じった汎用的なフィルタ群と、LPFを主とするフィルタ群と、HPFを主とするフィルタ群とを有している場合の例である。
なお、LPFを主とするフィルタ群とは、そのフィルタ群に、LPFとして動作するフィルタが、他のフィルタ群に比べて多く含まれているフィルタ群である。また、HPFを主とするフィルタ群とは、そのフィルタ群に、HPFとして動作するフィルタが、他のフィルタ群に比べて多く含まれているフィルタ群である。
判定部31は、復号信号dが表す動画像における動きの大小の判定と、復号信号dが表す動画像のフレームが平坦な画像であるかテクスチャを有する画像であるか否かの判定とを行う。判定部31は、これらの判定結果が、動きが大きく、かつ、平坦な画像であるときは、汎用的なフィルタ群を指定する制御信号を生成する。また、判定部31は、これらの判定結果が、動きが小さく、かつ、テクスチャを有する画像であるときは、汎用的なフィルタ群を指定する制御信号を生成する。
また、判定部31は、これらの判定結果が、動きが小さく、かつ、平坦な画像であるときは、LPFを主とするフィルタ群を指定する制御信号を生成する。また、判定部31は、これらの判定結果が、動きが大きく、かつ、テクスチャを有する画像であるときは、HPFを主とするフィルタ群を指定する制御信号を生成する。
なお、判定部31は、動きの大小の判定を、例えば、以下のようにして行う。まず、判定部31は、対象のフレームを所定の大きさのブロックに分割し、各ブロックと対応するブロックを1フレーム前から検出する。判定部31は、分割したブロックの中心から、対応するブロックの中心までの距離の平均値を算出し、これを動きの大きさとする。そして、判定部31は、この動きの大きさが、予め設定された閾値α1よりも大きいときは、動きが大きいと判定し、小さいときは動きが小さいと判定する。
また、判定部31は、平坦な画像であるかテクスチャを有する画像であるか否かの判定を以下のようにして行う。まず、判定部31は、対象のフレームを所定の大きさのブロックに分割し、各ブロックについて離散コサイン変換などを行い、周波数分布を算出する。判定部31は、各ブロックの周波数分布について、所定の周波数以上の成分の大きさが、予め設定された閾値α2を超えているか否かを判定する。判定部31は、該閾値α2を超えているブロックの数が、予め設定された閾値α3を超えているか否かを判定し、超えているときは、テクスチャを有する画像であると判定し、超えていないときは、平坦な画像であると判定する。
図5は、判定部31の別の動作例を説明するテーブルである。図5に示すテーブルも、判定部31において、復号信号dを解析した結果と、制御信号が指定するフィルタ群の特徴との対応を示す。図5に示すテーブルは、フィルタ選択装置13が、フィルタ群として第1フィルタ群33−1と第2フィルタ群33−2の二つのみを有しており、それらのフィルタ群のうち、一方は、肌領域平滑化フィルタを主とするフィルタ群であり、もう一方が汎用的なフィルタ群である場合の例である。
なお、肌領域平滑化フィルタを主とするフィルタ群とは、そのフィルタ群に、肌領域平滑化フィルタとして動作するフィルタが、もう一方のフィルタ群に比べて多く含まれているフィルタ群である。また、肌領域平滑化フィルタは、例えば、顔検出などにより、肌であると認識された領域に対して、肌色の補色成分を平滑化するフィルタである。
判定部31は、復号信号dが表す画像に人間の顔が含まれているか否かの判定を行う。この判定には、公知の顔検出処理を用いることができる。判定部31は、顔が含まれている(顔あり)と判定したときは、肌領域平滑化フィルタを主とするフィルタ群を指定する制御信号を生成する。また、判定部31は、顔が含まれていない(顔なし)と判定したときは、汎用的なフィルタ群を指定する制御信号を生成する。
なお、図5を、図4とは別の動作例として示したが、図4と図5とを組み合わせてもよい。すなわち、判定結果が、動き大、かつ、平坦、かつ、顔ありであるときは、判定部31は、肌領域平滑化フィルタを主とするフィルタ群を指定する制御信号を生成する。また、判定結果が、動き大、かつ、テクスチャあり、かつ、顔ありであるときは、判定部31は、HPFと、肌領域平滑化フィルタとを主とするフィルタ群を指定する制御信号を生成する。また、判定結果が、動き大、かつ、平坦、かつ、顔なしであるときは、判定部31は、汎用的なフィルタ群を指定する制御信号を生成するというようにしてもよい。
このように、フィルタ選択装置13は、判定部31、フィルタ33−1−1〜33−3−n3、比較部35、出力部36を備える。判定部31は、非可逆な符号化方式で符号化された符号化信号eの復号信号dを参照して、複数のフィルタ33−1−1〜33−3−n3の中から、候補となるフィルタ群(第1フィルタ群33−1〜第3フィルタ群33−3のいずれか)を選択する。フィルタ33−1−1〜33−3−n3は、復号信号dに対して、候補となるフィルタ群に属するフィルタ各々を施す。比較部35は、候補となるフィルタ群に属するフィルタ各々が施された復号信号各々と、符号化信号eが符号化される前の画像信号rとを比較し、候補となるフィルタ群の中から、フィルタを選択する。出力部36は、比較部35が選択したフィルタを示す情報(信号s)を出力する。
これにより、比較部35が画像信号rと比較する信号は、全てのフィルタ33−1−1〜33−3−n3各々の処理結果ではなく、候補となるフィルタ群(第1フィルタ群33−1〜第3フィルタ群33−3のいずれか)に属するフィルタの処理結果のみとなる。したがって、フィルタ選択装置13は、復号信号dに適したフィルタを、少ない演算量で選択することができる。
さらに、出力部36が出力するフィルタを示す情報(信号s)は、候補となるフィルタ群内で、フィルタを識別する情報である。
これにより、出力部36が出力する情報のビット数を抑えることができる。
また、符号化信号eは、動画像を表す信号が符号化された信号であり、判定部31は、復号信号dが表すフレーム間での動きの大きさを表す値を算出し、該値の大きさに応じて、候補となるフィルタ群を選択する。
これにより、フレーム間での動きの大きさに適したフィルタを選択することができる。
また、符号化信号eは、動画像を表す信号が符号化された信号であり、判定部31は、復号信号dが表す画像中に人間の顔が含まれているか否かを判定し、該判定結果に応じて、候補となるフィルタ群を選択する。
これにより、人間の顔を含む画像には、人間の顔に適したフィルタを選択し、人間の顔を含まない画像には、人間の顔以外には適さないフィルタを選択しないようにすることができる。なお、この場合、符号化信号eは、静止画像を表す信号が符号化された信号であってもよい。
本実施形態において、フィルタ装置22は、判定部41、取得部42、フィルタ44−1−1〜44−3−n3を備える。判定部41は、非可逆な符号化方式で符号化された符号化信号の復号信号dを参照して、複数のフィルタ44−1−1〜44−3−n3の中から、候補となるフィルタ群を選択する。取得部42は、候補となるフィルタ群のうちの一つのフィルタを示す情報(信号s)を取得する。フィルタ44−1−1〜44−3−n3は、取得部42が取得した情報が示すフィルタを、復号信号dに施す。
フィルタ装置22は、フィルタ選択装置13における演算量を少なくするとともに、フィルタ選択装置13との間で伝送する情報(信号s)のビット数を抑えることができる。
例えば、符号化信号eは、動画像を表す信号が符号化された信号であり、判定部41は、復号信号dが表すフレーム間での動きの大きさを表す値を算出し、該値の大きさに応じて、候補となるフィルタ群を選択する。
これにより、これにより、フレーム間での動きの大きさに適したフィルタを使用することができる。
また、符号化信号eは、動画像を表す信号が符号化された信号であり、判定部41は、復号信号dが表す画像中に人間の顔が含まれているか否かを判定し、該判定結果に応じて、候補となるフィルタ群を選択する。
これにより、人間の顔を含む画像には、人間の顔に適したフィルタを使用し、人間の顔を含まない画像には、人間の顔以外には適さないフィルタを使用しないようにすることができる。なお、この場合、符号化信号eは、静止画像を表す信号が符号化された信号であってもよい。
[第2の実施形態]
以下、図面を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態における画像伝送システムの構成は、図1の画像伝送システムと同様であるが、フィルタ選択装置13と、フィルタ装置22とに変えてフィルタ選択装置13aとフィルタ装置22aとを有する点が異なる。
図6は、本実施形態におけるフィルタ選択装置13aの構成を示す概略ブロック図である。図6において、図2に対応する部分には同一の符号(31〜34、36)を付し、説明を省略する。フィルタ選択装置13aは、図2のフィルタ選択装置13とは、比較部35に変えて、比較部35aを有する点のみが異なる。比較部35aは、比較部35とは、出力部36に入力する信号sが、選択したフィルタを示す信号であって、フィルタ33−1−1〜33−3−n3内で、フィルタを識別する信号である点のみが異なる。
図7は、本実施形態におけるフィルタ装置22aの構成を示す概略ブロック図である。図7において、図3に対応する部分には同一の符号(42、44−1−1〜44−3−n3)を付し、説明を省略する。フィルタ装置22aは、図3のフィルタ装置22とは、判定部41を有さない点と、スイッチ部43、45に変えて、スイッチ部43a、45aを有する点のみが異なる。
スイッチ部43aには、取得部42が取得した信号sが入力される。本実施形態における信号sは、フィルタ33−1−1〜33−3−n3内でフィルタを識別する信号であるので、スイッチ部43aは、フィルタ44−1−1〜44−3−n3のうち、信号sが示すフィルタに対応するフィルタに、復号信号dを入力する。
スイッチ部45aにも、取得部42が取得した信号sが入力される。スイッチ部45aは、フィルタ44−1−1〜44−3−n3のうち、信号sが示すフィルタに対応するフィルタが出力した信号を、出力信号oとして出力する。
本実施形態においても、フィルタ選択装置13aは、判定部31、フィルタ33−1−1〜33−3−n3、比較部35a、出力部36を備える。
このため、フィルタ選択装置13aは、フィルタ選択装置13と同様に、復号信号dに適したフィルタを、少ない演算量で選択することができる。
さらに、出力部36が出力するフィルタを示す情報(信号s)は、フィルタ33−1−1〜33−3−n3内で、フィルタを識別する情報である。
これにより、フィルタ装置22aにおいて、判定部41が不要とすることができる。
なお、上述の各実施形態において、判定部31、41は、復号信号dを参照したフィルタ群の選択を、復号信号dの所定の区間毎、あるいは、復号信号dが表す画像の所定のブロック毎に行ってもよい。また、比較部35、35aは、フィルタの選択を、フィルタの出力信号および画像信号rの所定の区間毎、あるいは、これらの信号が表す画像の所定のブロック毎に行ってもよい。ただし、比較部35、35aが選択を行う単位である区間やブロックは、判定部31、41が選択を行う単位である区間やブロックを跨がないことが望ましい。
また、上述の各実施形態では、フィルタ選択装置13、13aとフィルタ装置22、22aとは、それぞれ3つのフィルタ群を有しているが、3つ未満であってもよいし、4つ以上であってもよい。また、第1フィルタ群33−1から第3フィルタ群33−3のうちのいずれか複数のフィルタ群で、一部のフィルタを共有していてもよい。
また、上述の各実施形態において、フィルタの違いが、式(2)のa(i)やbなどのパラメータの違いであるときは、フィルタ選択装置13、13a、または、フィルタ装置22、22aの構成を、以下のようにしてもよい。フィルタ選択装置13、13aは、第1フィルタ群33−1から第3フィルタ群33−3に変えて、一つのフィルタ群と、第1フィルタ群33−1、第2フィルタ群33−2、第3フィルタ群33−3の各々に対応するパラメータを記憶する記憶部とを有するが、スイッチ部34は有せず該フィルタ群の処理結果は比較部35に直接入力される。スイッチ部32は、判定部31が指定したフィルタ群に対応するパラメータを記憶部から読み出し、フィルタ群に設定する。
フィルタ装置22、22aは、フィルタ44−1−1〜44−3−n3に変えて、復号信号dが入力される一つのフィルタと、フィルタ33−1−1〜33−3−n3の各々に対応するパラメータを記憶する記憶部とを有する。スイッチ部43、43aは、フィルタ選択装置13、13aが選択したフィルタを特定し、該フィルタに対応するパラメータを記憶部から読み出し、フィルタに設定する。
また、上述の各実施形態において、符号化部11が、符号化の際に復号信号を生成する符号化方式を用いており、該復号信号を出力することができる場合は、画像送信装置10は、復号部12を備えず、符号化部11が出力した復号信号をフィルタ選択装置13、13aに入力するようにしてもよい。
また、上述の式(1)、(2)では、1次元方向(kの次元)について、畳み込みなどの演算を行っているが、復号信号dの次元数に応じて、他の次元方向についても演算を行うようにしてもよい。本実施形態では、復号信号dは動画像であるので、スキャン方向(横方向)に加えて、縦方向や、時間方向についても演算を行うようにしてもよい。
また、図2におけるフィルタ選択装置13、図3におけるフィルタ装置22、図6におけるフィルタ選択装置13a、図7におけるフィルタ装置22aの機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各装置を実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
また、上述した図2におけるフィルタ選択装置13、図3におけるフィルタ装置22、図6におけるフィルタ選択装置13a、図7におけるフィルタ装置22aの各機能ブロックは個別にチップ化してもよいし、一部、または全部を集積してチップ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず、専用回路、または汎用プロセッサで実現しても良い。ハイブリッド、モノリシックのいずれでも良い。一部は、ハードウェアにより、一部はソフトウェアにより機能を実現させても良い。
また、半導体技術の進歩により、LSIに代替する集積回路化等の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
10…画像送信装置
11…符号化部
12…復号部
13、13a…フィルタ選択装置
20…画像受信装置
21…復号部
22、22a…フィルタ装置
31…判定部
32…スイッチ部
33−1…第1フィルタ群
33−2…第2フィルタ群
33−3…第3フィルタ群
33−1−1〜33−3−n3…フィルタ
34…スイッチ部
35、35a…比較部
36…出力部
41…判定部
42…取得部
43a…スイッチ部
44−1−1〜44−3−n3…フィルタ
45a…スイッチ部

Claims (7)

  1. 非可逆な符号化方式で符号化された符号化信号の復号信号を参照して、複数のフィルタの中から、候補となるフィルタ群を選択する判定部と、
    前記復号信号に対して、前記候補となるフィルタ群に属するフィルタ各々を施すフィルタ部と、
    前記候補となるフィルタ群に属するフィルタ各々が施された復号信号各々と、前記符号化信号が符号化される前の信号とを比較し、前記候補となるフィルタ群の中から、フィルタを選択する比較部と、
    前記比較部が選択したフィルタを示す情報を出力する出力部と
    を具備することを特徴とするフィルタ選択装置。
  2. 前記出力部が出力するフィルタを示す情報は、前記候補となるフィルタ群内で、フィルタを識別する情報であるか、または前記複数のフィルタ内で、フィルタを識別する情報であることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ選択装置。
  3. 前記符号化信号は、画像信号が符号化された信号であり、
    前記判定部は、前記復号信号が表すフレーム間での動きの大きさを表す値を算出し、該値の大きさに応じて、前記候補となるフィルタ群を選択するか、または、前記復号信号が表す画像中に人間の顔が含まれているか否かを判定し、該判定結果に応じて、前記候補となるフィルタ群を選択すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のフィルタ選択装置。
  4. 非可逆な符号化方式で符号化された符号化信号の復号信号を参照して、複数のフィルタの中から、候補となるフィルタ群を選択する判定部と、
    前記候補となるフィルタ群のうちの一つのフィルタを示す情報を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した情報が示すフィルタを、前記復号信号に施すフィルタ部と
    を具備することを特徴とするフィルタ装置。
  5. 前記符号化信号は、画像信号が符号化された信号であり、
    前記判定部は、前記復号信号が表すフレーム間での動きの大きさを表す値を算出し、該値の大きさに応じて、前記候補となるフィルタ群を選択するか、または前記復号信号が表す画像中に人間の顔が含まれているか否かを判定し、該判定結果に応じて、前記候補となるフィルタ群を選択すること
    を特徴とする請求項6に記載のフィルタ装置。
  6. コンピュータを、
    非可逆な符号化方式で符号化された符号化信号の復号信号を参照して、複数のフィルタの中から、候補となるフィルタ群を選択する判定部、
    前記復号信号に対して、前記候補となるフィルタ群に属するフィルタ各々を施すフィルタ部、
    前記候補となるフィルタ群に属するフィルタ各々が施された復号信号各々と、前記符号化信号が符号化される前の信号とを比較し、前記候補となるフィルタ群の中から、フィルタを選択する比較部、
    前記比較部が選択したフィルタを示す情報を出力する出力部
    として機能させるためのプログラム。
  7. コンピュータを、
    非可逆な符号化方式で符号化された符号化信号の復号信号を参照して、複数のフィルタの中から、候補となるフィルタ群を選択する判定部、
    前記候補となるフィルタ群のうちの一つのフィルタを示す情報を取得する取得部、
    前記取得部が取得した情報が示すフィルタを、前記復号信号に施すフィルタ部
    として機能させるためのプログラム。
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