JP2015073184A - ネットワーク装置、無線通信システム及び通信制御方法 - Google Patents

ネットワーク装置、無線通信システム及び通信制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】無線端末の通信の挙動に応じた適切なタイミングで無線端末をプリザベーション状態に遷移できるネットワーク装置、無線通信システム及び通信制御方法を提供する。
【解決手段】コアネットワーク300は、無線端末100Aが無線区間を経由してコアネットワークと確立したコネクションのうち、コアネットワーク300内のコネクションを維持し、無線区間を含む無線コネクションのみを解放したプリザベーション状態に遷移させる。コアネットワーク300は、無線端末100Aが無通信状態となってからプリザベーション状態に遷移させるまでの監視時間を決定し、決定した監視時間に基づいて無通信状態の継続時間を計測する。コアネットワーク300は、継続時間が監視時間を超えた場合、プリザベーション状態に遷移させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、無線端末とコアネットワーク間におけるコネクションをプリザベーション状態に遷移させるネットワーク装置、無線通信システム及び通信制御方法に関する。
3rd Generation Partnership Project(3GPP)では、無線リソースの有効活用を図るため、無線端末〜コアネットワーク間における無通信状態が一定時間以上に亘って継続した場合、コアネットワーク内のコネクションを維持しつつ、無線区間を含む無線コネクションのみを解放するプリザベーション機能が規定されている(例えば、非特許文献1)。
図1は、プリザベーション機能による典型的な無線コネクションの解放状態を示す図である。図1に示すように、無線端末(MS)は、Radio Network Controller(RNC)、Serving GPRS Support Node(SGSN)及びGateway GPRS Support Node(GGSN)を経由してApplication Server(AS)とのコネクション(具体的には、PDP context)を設定し、当該コネクションを用いてパケットを送受信する(図1の上段参照)。
MS〜AS間における無通信状態が一定時間以上に亘って継続すると、MS〜RNC間、及びRNC〜SGSN間の無線コネクション(レイヤ2以下)が解放される(図1の下段参照)。一方、SGSN〜GGSN間のコネクション、すなわち、コアネットワーク内のコネクション(及びGGSN〜AS間のコネクション)は維持される。このため、MS〜AS間の通信再開時には、無線コネクションのみ再確立すればよく、コアネットワークと比較してリソース量の制約が厳しい無線リソースの有効活用を図りつつ、通信再開に伴う接続時間の短縮を実現している。
また、このようなプリザベーション機能の拡張として、コアネットワークが無通信状態を監視するだけではなく、無線端末が無線解放要求を送信することによって無線端末が能動的にプリザベーション状態に遷移する機能(Fast Dormancy)も規定されている。
さらに、Release 8以降の3GPPのTechnical Standard(TS)では、コアネットワークが無線端末から無線解放要求を受信した場合、直接プリザベーション状態に遷移するのではなく、無線端末の接続状態を「Cell_PCH(セルPCH)」という状態に一旦遷移させ、その後、コアネットワークの主導でプリザベーション状態に遷移させる機能(Network Controlled Fast Dormancy)も規定されている。このようなNetwork Controlled Fast Dormancyによれば、プリザベーション状態に遷移させるタイミングをコアネットワーク側で制御できるため、頻繁に通信を繰り返す場合におけるシグナリング量や、無線端末の消費電力を抑制できる。
3GPP TS 23.060 V8.15.0 Subclause 9.2.5 Preservation Procedures, 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; General Packet Radio Service (GPRS); Service description; Stage 2 (Release 8)、3GPP、2012年3月
ところで、近年では、多種多様な無線端末が導入されており、無線端末の種別などによって通信の挙動が大きく異なることが知られている。例えば、多様なアプリケーションを自由にインストールすることが可能なスマートフォンの場合、従来の一般的な携帯電話端末と比較すると、当該アプリケーションに起因する通信が頻繁に実行される傾向が強い。
また、マシン間の通信(M2M(Machine-to-Machine))に用いられるM2M端末の場合、1回の通信時間(データ量)及び通信頻度が少なく、通信間隔も一定であることが多い。一方で、今後、膨大な数のM2M端末の導入が見込まれている。
しかしながら、上述した従来のプリザベーション機能では、無線端末の通信の挙動に応じた適切なタイミングでプリザベーション状態への遷移させることが難しい問題がある。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、無線端末の通信の挙動に応じた適切なタイミングで無線端末をプリザベーション状態に遷移できるネットワーク装置、無線通信システム及び通信制御方法の提供を目的とする。
本発明の第1の特徴は、無線端末が無線区間を経由してコアネットワークと確立したコネクションのうち、前記コアネットワーク内のコネクションを維持し、前記無線区間を含む無線コネクションのみを解放したプリザベーション状態に遷移させるネットワーク装置であって、前記無線端末が無通信状態となってから前記プリザベーション状態に遷移させるまでの監視時間を決定する監視時間決定部と、前記監視時間決定部によって決定された前記監視時間に基づいて前記無通信状態の継続時間を計測し、前記継続時間が前記監視時間を超えた場合、前記プリザベーション状態に遷移させるプリザベーション処理実行部とを備えることを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、無線端末と、前記無線端末が無線区間を経由してコアネットワークと確立したコネクションのうち、前記コアネットワーク内のコネクションを維持し、前記無線区間を含む無線コネクションのみを解放したプリザベーション状態に遷移させるネットワーク装置とを含む無線通信システムであって、前記無線端末は、前記無線端末の通信の挙動を判定可能な端末情報を前記ネットワーク装置に送信する端末情報送信部を備え、前記ネットワーク装置は、前記無線端末から前記端末情報を取得する端末情報取得部と、前記端末情報取得部によって取得された前記端末情報に基づいて、前記無線端末が無通信状態となってから前記プリザベーション状態に遷移させるまでの監視時間を決定する監視時間決定部と、前記監視時間決定部によって決定された前記監視時間に基づいて前記無通信状態の継続時間を計測し、前記継続時間が前記監視時間を超えた場合、前記プリザベーション状態に遷移させるプリザベーション処理実行部とを備えることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、無線端末が無線区間を経由してコアネットワークと確立したコネクションのうち、前記コアネットワーク内のコネクションを維持し、前記無線区間を含む無線コネクションのみを解放したプリザベーション状態に遷移させるネットワーク装置であって、前記無線端末から、前記無線端末の通信の挙動を判定可能な端末情報を取得する端末情報取得部と、前記端末情報取得部によって取得された前記端末情報に基づいて、前記無線端末が無通信状態となってから前記プリザベーション状態に遷移させるまでの監視時間を決定する監視時間決定部と、前記監視時間決定部によって決定された前記監視時間に基づいて前記無通信状態の継続時間を計測し、前記継続時間が前記監視時間を超えた場合、前記プリザベーション状態に遷移させるプリザベーション処理実行部とを備えることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、無線端末が無線区間を経由してコアネットワークと確立したコネクションのうち、前記コアネットワーク内のコネクションを維持し、前記無線区間を含む無線コネクションのみを解放したプリザベーション状態に遷移させる通信制御方法であって、ネットワーク装置が、前記無線端末が無通信状態となってから前記プリザベーション状態に遷移させるまでの監視時間を決定するステップと、前記ネットワーク装置が、決定した前記監視時間に基づいて前記無通信状態の継続時間を計測し、前記継続時間が前記監視時間を超えた場合、前記プリザベーション状態に遷移させるステップとを備えることを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、無線端末が無線区間を経由してコアネットワークと確立したコネクションのうち、前記コアネットワーク内のコネクションを維持し、前記無線区間を含む無線コネクションのみを解放したプリザベーション状態に遷移させる通信制御方法であって、前記無線端末が、前記無線端末の通信の挙動を判定可能な端末情報をネットワーク装置に送信するステップと、前記ネットワーク装置が、前記無線端末から取得した前記端末情報に基づいて、前記無線端末が無通信状態となってから前記プリザベーション状態に遷移させるまでの監視時間を決定するステップと、前記ネットワーク装置が、決定した前記監視時間に基づいて前記無通信状態の継続時間を計測し、前記継続時間が前記監視時間を超えた場合、前記プリザベーション状態に遷移させるステップとを備えることを要旨とする。
本発明の特徴によれば、無線端末の通信の挙動に応じた適切なタイミングで無線端末をプリザベーション状態に遷移できるネットワーク装置、無線通信システム及び通信制御方法を提供することができる。
従来のプリザベーション機能による典型的な無線コネクションの解放状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。 本発明の実施形態に係るSGSN310の機能ブロック構成図である。 本発明の実施形態に係る無線端末100Aの機能ブロック構成図である。 本発明の実施形態に係るコアネットワーク300の主導によって無線端末100Aのコネクションをプリザベーション状態に遷移させる場合における通信シーケンスを示す図である。 本発明の実施形態に係る無線端末100Aによって送信された端末情報に基づいて無線端末100Aのコネクションをプリザベーション状態に遷移させる場合における通信シーケンスを示す図である。 本発明の実施形態に係るプリザベーション状態に遷移させるまでの監視時間を決定する条件の具体例を示す図である。
次に、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(1)無線通信システムの全体概略構成
図2は、本実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。図2に示すように、無線通信システム10は、3rd Generation Partnership Project(3GPP)において規定される2G/3G方式に適合した移動通信システムと、Long Term Evolution(LTE)方式に適合した移動通信システムとによって構成される。無線端末100A及び無線端末100Bは、2G/3G方式及びLTE方式の移動通信システムを介して無線通信を実行することができる。
無線端末100Aは、多様なアプリケーションを自由にインストールすることが可能なスマートフォンである。一方、無線端末100Bは、マシン間の通信(M2M(Machine-to-Machine))に用いられるM2M端末であり、消費電力やガス量を計測する各種メータ、自動販売機及び車両などに実装される。
2G/3G方式(GPRS)の移動通信システムは、Radio Network Controller 220(以下、RNC220)、Serving GPRS Support Node 310(以下、SGSN310)及びGateway GPRS Support Node 320(以下、GGSN320)によって構成される。
LTE方式(EPC)の移動通信システムは、eNodeB210(以下、eNB210)、Mobility Management Entity 330(以下、MME330)、Serving Gateway 340(以下、SGW340)及びPDN Gateway 350(以下、PGW350)によって構成される。
また、eNB210及びRNC220によって、無線アクセスネットワーク200(以下、RAN200)が構成される。また、SGSN310、GGSN320、MME330、SGW340及びPGW350によってコアネットワーク300が構成される。コアネットワーク300には、無線端末100A, 100Bと連携し、各種アプリケーションを提供するApplication Server 400(以下、AS400)が接続される。
無線通信システム10では、無線リソースの有効活用を図るため、プリザベーション機能(3GPP TS23.060 Subclause 9.2.5参照)が導入されている。プリザベーション機能とは、無線端末100A, 100Bが無線区間を経由してコアネットワーク300と確立したコネクション(PDP contextやRadio bearer)のうち、コアネットワーク300内のコネクションを維持し、無線区間を含む無線コネクション、具体的には、無線端末100A, 100B〜SGSN310間のコネクションのみを解放した状態(プリザベーション状態)に遷移させるものである。
(2)無線通信システムの機能ブロック構成
次に、無線通信システム10の機能ブロック構成について説明する。具体的には、SGSN310及び無線端末100Aの機能ブロック構成について説明する。
(2.1)SGSN310
図3は、SGSN310の機能ブロック構成図である。図3に示すように、SGSN310は、端末情報取得部311、条件取得部313、監視時間決定部315及びプリザベーション処理実行部317を備える。
端末情報取得部311は、無線端末100A(100B、以下同)の通信の挙動を判定可能な端末情報を取得する。具体的には、端末情報取得部311は、無線端末100Aからの接続要求に含まれる端末情報を取得する。より具体的には、端末情報取得部311は、無線端末100Aのパケット発信の要求に含まれる端末情報を取得する。
本実施形態では、端末情報としては、無線端末100Aが無通信状態となってから無線コネクションを解放するまでの継続時間を示すタイマ値が挙げられる。また、端末情報として、無線端末100Aが他の無線端末よりも優先度が低いことを示す低優先度識別子、具体的には、low access priority indicator(LAPI)を用いてもよい。或いは、端末情報としては、無線端末100Aの種別(スマートフォンなど)を示す情報を用いてもよい。
条件取得部313は、無線端末100Aとのコネクションをプリザベーション状態に遷移させるまでの監視時間を決定する条件を取得する。例えば、条件取得部313は、無線端末100Aの契約種別、無線端末100Aが接続するAccess Point Name(APN)、無線端末100Aの端末種別(IMEIなど)、及びRAN種別(3G/LTEなど)を当該条件として取得することができる。
図7(a)〜(d)は、プリザベーション状態に遷移させるまでの監視時間を決定する条件の具体例を示す。図7(a)〜(d)に示すように、上述した契約種別、接続APN、端末種別及びRAN種別に応じて、異なる監視時間が対応付けられる。例えば、契約種別では、「M2M契約」であれば、通信頻度が少なく、通信間隔も一定であることが多いため、短い監視時間(例えば、2秒)が対応付けられる。一方、「パケット量無制限」であれば、通信頻度が多く、通信間隔も不定であることが多いため、比較的長い監視時間(例えば、120秒)が対応付けられる。また、契約種別に代えて、「コアネットワーク種別」に基づいて監視時間を決定するようにしてもよい。例えば、コアネットワーク(EPC)を一般通信用のコアネットワークと、仮想化したM2M通信用のコアネットワーク(システム)とに区別(いわゆるEPC Overlay)し、M2Mに関する通信は、仮想化したM2M通信用のコアネットワークを介して実行させ、当該M2M通信用のシステムを介した通信の監視時間を一般通信用のコアネットワークを介した通信の監視時間と異ならせる(短くする)ことが考えられる。
監視時間決定部315は、無線端末100Aが無通信状態となってからプリザベーション状態に遷移させるまでの監視時間を決定する。具体的には、監視時間決定部315は、条件取得部313によって取得された条件に基づいて監視時間を決定する。例えば、条件取得部313によって、無線端末100Aの契約種別が「パケット量無制限」として取得されていた場合、監視時間決定部315は、監視時間として「120秒」を設定する。
また、監視時間決定部315は、端末情報取得部311によって取得された端末情報に基づいて、無線端末が無通信状態となってからプリザベーション状態に遷移させるまでの監視時間を決定することもできる。具体的には、監視時間決定部315は、無線コネクションを解放するまでの継続時間を示すタイマ値やLAPIに基づいて、当該監視時間を決定する。
監視時間決定部315は、条件取得部313によって取得された条件に基づいて無線端末100Aの通信頻度が所定値(例えば、1回/分)よりも高いと判定された場合には、監視時間を長くする(例えば、120秒)。一方、条件取得部313によって取得された条件に基づいて無線端末100Aの通信頻度が所定値以下と判定された場合には、監視時間決定部315は、通信頻度が所定値よりも高いと判定された場合よりも監視時間を短くする(例えば、60秒)。
同様に、監視時間決定部315は、端末情報取得部311によって取得された端末情報に基づいて無線端末100Aの通信頻度が所定値よりも高いと判定された場合には、監視時間を長くする。一方、端末情報取得部311によって取得された端末情報に基づいて無線端末100Aの通信頻度が所定値以下と判定された場合には、監視時間決定部315は、通信頻度が所定値よりも高いと判定された場合よりも監視時間を短くする。
なお、監視時間決定部315は、通信頻度の変化に応じて動的に監視時間を変更してもよいし、予め設定された通信頻度と監視時間との対応関係に基づいて監視時間を決定してもよい。
プリザベーション処理実行部317は、監視時間決定部315によって決定された監視時間に基づいて無通信状態の継続時間を計測し、継続時間が監視時間を超えた場合、無線端末100Aとのコネクションをプリザベーション状態に遷移させる。具体的には、プリザベーション処理実行部317は、無通信状態の継続時間が監視時間(例えば、120秒)を超えた場合、無線端末100Aが無線区間を経由してコアネットワーク300と確立したコネクションのうち、コアネットワーク300内のコネクション(及びGGSN320〜AS400間のコネクション)を維持し、無線区間を含む無線コネクション(無線端末100A〜SGSN310間)のみを解放する。
(2.2)無線端末100A
図4は、無線端末100Aの機能ブロック構成図である。図4に示すように、無線端末100Aは、端末情報送信部101、接続処理部103及びプリザベーション処理実行部105を備える。なお、無線端末100Bも無線端末100Aと同様の機能ブロック構成を有する。
端末情報送信部101は、無線端末の通信の挙動を判定可能な端末情報(無線コネクションを解放するまでの継続時間を示すタイマ値やLAPIなど)を、コアネットワーク300を構成するネットワーク装置、具体的には、SGSN310に送信する。具体的には、端末情報送信部101は、パケット発信の要求に端末情報を含め、当該要求をSGSN310に送信する。
接続処理部103は、コアネットワーク300との接続処理を実行する。具体的には、接続処理部103は、無線端末100Aに実装されるアプリケーションからのパケット発信の要求に応じて、RRCレイヤでの接続処理、及びAS400との接続処理を実行し、無線端末100A〜AS400のコネクションを確立する。
プリザベーション処理実行部105は、SGSN310のプリザベーション処理実行部317と連携して、接続処理部103によって設定されたコネクションをプリザベーション状態に遷移させる。具体的には、プリザベーション処理実行部105及びプリザベーション処理実行部317は、端末情報送信部101によって送信された端末情報に基づいて、無線端末100Aが無線区間を経由してコアネットワーク300と確立したコネクションのうち、コアネットワーク300内のコネクション(及びGGSN320〜AS400間のコネクション)を維持し、無線区間を含む無線コネクション(無線端末100A〜SGSN310間)のみを解放する。
(3)無線通信システムの動作
次に、無線通信システム10の動作について説明する。具体的には、コアネットワーク300の主導によって無線端末100Aのコネクションをプリザベーション状態に遷移させる動作(動作例1)、及び無線端末100Aによって送信された端末情報に基づいて無線端末100Aのコネクションをプリザベーション状態に遷移させる動作(動作例2)について説明する。
(3.1)動作例1
図5は、コアネットワーク300の主導によって無線端末100Aのコネクションをプリザベーション状態に遷移させる場合における通信シーケンスを示す。
図5に示すように、コアネットワーク300(例えば、SGSN310)は、無線端末100Aの加入者情報(契約種別、接続可能APNなど)を予め保持している(S10)。このような状態において、無線端末100Aは、接続先APNを含むパケット発信の要求をコアネットワーク300に送信する(S20)。
コアネットワーク300は、無線端末100Aからパケット発信の要求を受信したことに基づいて、無通信状態の監視時間を決定する(S30)。具体的には、コアネットワーク300は、無線端末100Aの加入者情報と、図7(a)〜(d)に示したような監視時間の決定条件とに基づいて、監視時間を決定する。また、コアネットワーク300は、無線端末100Aからパケット発信の要求を受信したことに基づいて、無線端末100Aとのコネクション(及びAS400とのコネクション)、具体的には、PDP contextを確立する(S40)。
コアネットワーク300は、当該コネクションを確立すると、パケット発信の要求に対する応答を送信する(S50)。コアネットワーク300は、当該応答を送信すると、無通信状態の監視時間の計測タイマを起動する(S60)。具体的には、コアネットワーク300は、当該コネクションを経由したパケットの送受信を監視し、パケットが送受信された場合には、当該計測タイマをリセットする。
コアネットワーク300は、当該計測タイマによる計測された無通信状態の継続時間が監視時間を超えた場合、無線端末100Aがコアネットワーク300と確立したコネクションのうち、コアネットワーク300内のコネクションを維持し、無線区間を含む無線コネクションのみを解放する(S70)。この結果、無線端末100Aのコネクションは、プリザベーション状態に遷移する(S80)。
(3.2)動作例2
図6は、無線端末100Aによって送信された端末情報に基づいて無線端末100Aのコネクションをプリザベーション状態に遷移させる場合における通信シーケンスを示す。
図6に示すように、無線端末100Aは、無線コネクションを解放するまでの継続時間を示すタイマ値を含むパケット発信の要求をコアネットワーク300に送信する(S110)。なお、無線端末100Aは、当該タイマ値に代えて、LAPI含むパケット発信の要求をコアネットワーク300に送信してもよい。
コアネットワーク300は、無線端末100Aからパケット発信の要求を受信したことに基づいて、無通信状態の監視時間を決定する(S120)。具体的には、コアネットワーク300は、無線コネクションを解放するまでの継続時間を示すタイマ値に基づいて監視時間を決定する。例えば、タイマ値として10秒が設定されていた場合、当該タイマ値に基づいて監視時間を同様に10秒として決定する。或いは、コアネットワーク300は、コアネットワーク300の輻輳状況に応じて、同様の監視時間ではなく、監視時間を延長または短縮してもよい。
また、コアネットワーク300は、LAPI含むパケット発信の要求を受信した場合、LAPIと予め規定されたタイマ値(例えば、2秒)に基づいて監視時間(2秒)を決定する。或いは、コアネットワーク300は、継続時間を示すタイマ値やLAPIに代えて、無線端末100Aの種別(スマートフォンなど)を示す情報を含むパケット発信の要求を無線端末100Aから受信し、当該情報に基づいて監視時間を決定してもよい。
その後のS130〜S170の処理は、図5に示した動作例1のS40〜S80と同様である。
(4)作用・効果
無線通信システム10によれば、コアネットワーク300(SGSN310)は、無線端末が無線端末100A(100B、以下同)となってからプリザベーション状態に遷移させるまでの監視時間を決定する。さらに、コアネットワーク300は、決定された監視時間に基づいて無線端末100Aの無通信状態の継続時間を計測し、当該継続時間が決定された監視時間を超えた場合、無線端末100Aのコネクションをプリザベーション状態に遷移させる。
このため、無線端末の種別(スマートフォンやM2M端末)や契約内容などに応じて、柔軟に無線端末のコネクションをプリザベーション状態に遷移させることができる。つまり、無線端末の通信の挙動に応じた適切なタイミングで当該無線端末をプリザベーション状態に遷移させることができる。この結果、無線リソースをさらに有効に活用できるとともに、プリザベーション状態に遷移させる回数が最適化されることによってプリザベーション状態からの再発信に伴うシグナリング量も低減でき、コアネットワーク300における処理負荷も抑制される。
本実施形態では、監視時間決定部315は、条件取得部313によって取得された条件(図7参照)に基づいて監視時間を決定することができる。具体的には、監視時間決定部315は、条件取得部313によって取得された条件に基づいて無線端末100Aの通信頻度が所定値よりも高いと判定された場合には、監視時間を長くし、無線端末100Aの通信頻度が所定値以下と判定された場合には、通信頻度が所定値よりも高いと判定された場合よりも監視時間を短くする。このため、無線端末の通信の挙動に応じた最適なタイミング当該無線端末をプリザベーション状態に遷移させることができる。
また、本実施形態では、監視時間決定部315は、端末情報取得部311によって取得された端末情報(無線コネクションを解放するまでの継続時間を示すタイマ値やLAPIなど)に基づいて、無線端末100Aが無通信状態となってからプリザベーション状態に遷移させるまでの監視時間を決定することができる。このため、無線端末の主導によって、当該無線端末の通信の挙動に応じた最適なタイミング当該無線端末をプリザベーション状態に遷移させることができる。
(5)その他の実施形態
上述したように、本発明の一実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
例えば、上述した本発明の実施形態では、SGSN310が監視時間を決定し、プリザベーション状態に遷移させる処理を実行する例を示したが、SGSN310が備える各機能ブロック(端末情報取得部311、条件取得部313、監視時間決定部315及びプリザベーション処理実行部317)は、コアネットワーク300を構成する他のネットワーク装置によって提供されても構わない。例えば、SGSN310に代えてRNC220が当該機能を備えてもよい。また、LTE方式の場合、eNB210或いはMME330が当該機能を備えてもよい。
上述した実施形態では、パケット発信の要求に無線コネクションを解放するまでの継続時間を示すタイマ値やLAPIなどの情報が含まれていたが、パケット発信の要求に代えて、位置登録の要求(TAU, RAU)に当該情報を含めてもよい。
上述した実施形態では、SGSN310は、条件取得部313を備えていたが、条件取得部313は必ずしも必須ではない。この場合、監視時間決定部315は、無線端末100A(100B)の加入者情報(例えば、契約種別)に基づいて、対応する監視時間を一義的に決定するようにしてもよい。
また、上述した本発明は、以下のように表現されても構わない。本発明の第1の特徴は、無線端末(例えば、無線端末100A)が無線区間を経由してコアネットワークと確立したコネクションのうち、前記コアネットワーク内のコネクションを維持し、前記無線区間を含む無線コネクションのみを解放したプリザベーション状態に遷移させるネットワーク装置(例えば、SGSN310)であって、前記無線端末が無通信状態となってから前記プリザベーション状態に遷移させるまでの監視時間を決定する監視時間決定部315と、前記監視時間決定部によって決定された前記監視時間に基づいて前記無通信状態の継続時間を計測し、前記継続時間が前記監視時間を超えた場合、前記プリザベーション状態に遷移させるプリザベーション処理実行部317とを備えることを要旨とする。
本発明の第1の特徴において、前記監視時間を決定する条件を取得する条件取得部313を備え、前記監視時間決定部は、前記条件取得部によって取得された前記条件に基づいて前記監視時間を決定してもよい。
本発明の第2の特徴において、前記監視時間決定部は、前記条件取得部によって取得された前記条件に基づいて前記無線端末の通信頻度が所定値よりも高いと判定された場合には、前記監視時間を長くし、前記条件取得部によって取得された前記条件に基づいて前記無線端末の通信頻度が前記所定値以下と判定された場合には、前記通信頻度が前記所定値よりも高いと判定された場合よりも前記監視時間を短くしてもよい。
本発明の第2の特徴は、無線端末(例えば、無線端末100A)と、前記無線端末が無線区間を経由してコアネットワークと確立したコネクションのうち、前記コアネットワーク内のコネクションを維持し、前記無線区間を含む無線コネクションのみを解放したプリザベーション状態に遷移させるネットワーク装置(例えば、SGSN310)とを含む無線通信システム10であって、前記無線端末は、前記無線端末の通信の挙動を判定可能な端末情報を前記ネットワーク装置に送信する端末情報送信部101を備え、前記ネットワーク装置は、前記無線端末から前記端末情報を取得する端末情報取得部311と、前記端末情報取得部によって取得された前記端末情報に基づいて、前記無線端末が無通信状態となってから前記プリザベーション状態に遷移させるまでの監視時間を決定する監視時間決定部315と、前記監視時間決定部によって決定された前記監視時間に基づいて前記無通信状態の継続時間を計測し、前記継続時間が前記監視時間を超えた場合、前記プリザベーション状態に遷移させるプリザベーション処理実行部317とを備えることを要旨とする。
本発明の第2の特徴において、前記端末情報は、前記無線端末が他の無線端末よりも優先度が低いことを示す低優先度識別子を含み、前記監視時間決定部は、前記低優先度識別子に基づいて前記監視時間を決定してもよい。
本発明の第2の特徴において、前記監視時間決定部は、前記端末情報取得部によって取得された前記端末情報に基づいて前記無線端末の通信頻度が所定値よりも高いと判定された場合には、前記監視時間を長くし、前記端末情報取得部によって取得された前記端末情報に基づいて前記無線端末の通信頻度が前記所定値以下と判定された場合には、前記通信頻度が前記所定値よりも高いと判定された場合よりも前記監視時間を短くしてもよい。
本発明の第3の特徴は、無線端末が無線区間を経由してコアネットワークと確立したコネクションのうち、前記コアネットワーク内のコネクションを維持し、前記無線区間を含む無線コネクションのみを解放したプリザベーション状態に遷移させるネットワーク装置(例えば、SGSN310)であって、前記無線端末から、前記無線端末の通信の挙動を判定可能な端末情報を取得する端末情報取得部311と、前記端末情報取得部によって取得された前記端末情報に基づいて、前記無線端末が無通信状態となってから前記プリザベーション状態に遷移させるまでの監視時間を決定する監視時間決定部315と、前記監視時間決定部によって決定された前記監視時間に基づいて前記無通信状態の継続時間を計測し、前記継続時間が前記監視時間を超えた場合、前記プリザベーション状態に遷移させるプリザベーション処理実行部317とを備えることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、無線端末が無線区間を経由してコアネットワークと確立したコネクションのうち、前記コアネットワーク内のコネクションを維持し、前記無線区間を含む無線コネクションのみを解放したプリザベーション状態に遷移させる通信制御方法であって、ネットワーク装置が、前記無線端末が無通信状態となってから前記プリザベーション状態に遷移させるまでの監視時間を決定するステップと、前記ネットワーク装置が、決定した前記監視時間に基づいて前記無通信状態の継続時間を計測し、前記継続時間が前記監視時間を超えた場合、前記プリザベーション状態に遷移させるステップとを備えることを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、無線端末が無線区間を経由してコアネットワークと確立したコネクションのうち、前記コアネットワーク内のコネクションを維持し、前記無線区間を含む無線コネクションのみを解放したプリザベーション状態に遷移させる通信制御方法であって、前記無線端末が、前記無線端末の通信の挙動を判定可能な端末情報をネットワーク装置に送信するステップと、前記ネットワーク装置が、前記無線端末から取得した前記端末情報に基づいて、前記無線端末が無通信状態となってから前記プリザベーション状態に遷移させるまでの監視時間を決定するステップと、前記ネットワーク装置が、決定した前記監視時間に基づいて前記無通信状態の継続時間を計測し、前記継続時間が前記監視時間を超えた場合、前記プリザベーション状態に遷移させるステップとを備えることを要旨とする。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
10…無線通信システム
100A, 100B…無線端末
101…端末情報送信部
103…接続処理部
105…プリザベーション処理実行部
200…RAN
210…eNB
220…RNC
300…コアネットワーク
310…SGSN
311…端末情報取得部
313…条件取得部
315…監視時間決定部
317…プリザベーション処理実行部
320…GGSN
330…MME
340…SGW
350…PGW
400…AS

Claims (9)

  1. 無線端末が無線区間を経由してコアネットワークと確立したコネクションのうち、前記コアネットワーク内のコネクションを維持し、前記無線区間を含む無線コネクションのみを解放したプリザベーション状態に遷移させるネットワーク装置であって、
    前記無線端末が無通信状態となってから前記プリザベーション状態に遷移させるまでの監視時間を決定する監視時間決定部と、
    前記監視時間決定部によって決定された前記監視時間に基づいて前記無通信状態の継続時間を計測し、前記継続時間が前記監視時間を超えた場合、前記プリザベーション状態に遷移させるプリザベーション処理実行部と
    を備えるネットワーク装置。
  2. 前記監視時間を決定する条件を取得する条件取得部を備え、
    前記監視時間決定部は、前記条件取得部によって取得された前記条件に基づいて前記監視時間を決定する請求項1に記載のネットワーク装置。
  3. 前記監視時間決定部は、
    前記条件取得部によって取得された前記条件に基づいて前記無線端末の通信頻度が所定値よりも高いと判定された場合には、前記監視時間を長くし、
    前記条件取得部によって取得された前記条件に基づいて前記無線端末の通信頻度が前記所定値以下と判定された場合には、前記通信頻度が前記所定値よりも高いと判定された場合よりも前記監視時間を短くする請求項2に記載のネットワーク装置。
  4. 無線端末と、
    前記無線端末が無線区間を経由してコアネットワークと確立したコネクションのうち、前記コアネットワーク内のコネクションを維持し、前記無線区間を含む無線コネクションのみを解放したプリザベーション状態に遷移させるネットワーク装置と
    を含む無線通信システムであって、
    前記無線端末は、前記無線端末の通信の挙動を判定可能な端末情報を前記ネットワーク装置に送信する端末情報送信部を備え、
    前記ネットワーク装置は、
    前記無線端末から前記端末情報を取得する端末情報取得部と、
    前記端末情報取得部によって取得された前記端末情報に基づいて、前記無線端末が無通信状態となってから前記プリザベーション状態に遷移させるまでの監視時間を決定する監視時間決定部と、
    前記監視時間決定部によって決定された前記監視時間に基づいて前記無通信状態の継続時間を計測し、前記継続時間が前記監視時間を超えた場合、前記プリザベーション状態に遷移させるプリザベーション処理実行部と
    を備える無線通信システム。
  5. 前記端末情報は、前記無線端末が他の無線端末よりも優先度が低いことを示す低優先度識別子を含み、
    前記監視時間決定部は、前記低優先度識別子に基づいて前記監視時間を決定する請求項4に記載の無線通信システム。
  6. 前記監視時間決定部は、
    前記端末情報取得部によって取得された前記端末情報に基づいて前記無線端末の通信頻度が所定値よりも高いと判定された場合には、前記監視時間を長くし、
    前記端末情報取得部によって取得された前記端末情報に基づいて前記無線端末の通信頻度が前記所定値以下と判定された場合には、前記通信頻度が前記所定値よりも高いと判定された場合よりも前記監視時間を短くする請求項4に記載の無線通信システム。
  7. 無線端末が無線区間を経由してコアネットワークと確立したコネクションのうち、前記コアネットワーク内のコネクションを維持し、前記無線区間を含む無線コネクションのみを解放したプリザベーション状態に遷移させるネットワーク装置であって、
    前記無線端末から、前記無線端末の通信の挙動を判定可能な端末情報を取得する端末情報取得部と、
    前記端末情報取得部によって取得された前記端末情報に基づいて、前記無線端末が無通信状態となってから前記プリザベーション状態に遷移させるまでの監視時間を決定する監視時間決定部と、
    前記監視時間決定部によって決定された前記監視時間に基づいて前記無通信状態の継続時間を計測し、前記継続時間が前記監視時間を超えた場合、前記プリザベーション状態に遷移させるプリザベーション処理実行部と
    を備えるネットワーク装置。
  8. 無線端末が無線区間を経由してコアネットワークと確立したコネクションのうち、前記コアネットワーク内のコネクションを維持し、前記無線区間を含む無線コネクションのみを解放したプリザベーション状態に遷移させる通信制御方法であって、
    ネットワーク装置が、前記無線端末が無通信状態となってから前記プリザベーション状態に遷移させるまでの監視時間を決定するステップと、
    前記ネットワーク装置が、決定した前記監視時間に基づいて前記無通信状態の継続時間を計測し、前記継続時間が前記監視時間を超えた場合、前記プリザベーション状態に遷移させるステップと
    を備える通信制御方法。
  9. 無線端末が無線区間を経由してコアネットワークと確立したコネクションのうち、前記コアネットワーク内のコネクションを維持し、前記無線区間を含む無線コネクションのみを解放したプリザベーション状態に遷移させる通信制御方法であって、
    前記無線端末が、前記無線端末の通信の挙動を判定可能な端末情報をネットワーク装置に送信するステップと、
    前記ネットワーク装置が、前記無線端末から取得した前記端末情報に基づいて、前記無線端末が無通信状態となってから前記プリザベーション状態に遷移させるまでの監視時間を決定するステップと、
    前記ネットワーク装置が、決定した前記監視時間に基づいて前記無通信状態の継続時間を計測し、前記継続時間が前記監視時間を超えた場合、前記プリザベーション状態に遷移させるステップと
    を備える通信制御方法。
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