JP2015069258A - 動画撮影再生システム、動画撮影再生方法、動画共有サーバ、動画共有方法、及び、プログラム - Google Patents

動画撮影再生システム、動画撮影再生方法、動画共有サーバ、動画共有方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】動画とその位置情報を関連付けて、他者と共有可能に管理し、再生時に、同じ位置の他の動画の再生も可能にする動画撮影再生システム等を提供する。【解決手段】モバイル端末3は、撮影した動画データ321とその位置情報323を動画共有サーバ7にアップし、動画共有サーバ7は、動画データ321とともに、位置情報323から道路情報(参照点ID740、区間ID752、路線名745)を取得して動画データ動画DB723で管理する。モバイル端末3は、所望の動画データ321を動画共有サーバ7から取得して、再生画像54及び地図画像55を表示するとともに、再生している地点の別の動画が存在するか否かを動画共有サーバ7に問い合わせ、存在する場合には、別の動画も表示する。【選択図】図5

Description

本発明は、動画を他者と共有可能な動画撮影再生システムに係り、更に詳しくは、撮影された動画と、その位置情報や日時情報を同時に管理し、再生時に、同じ位置の別の動画も再生可能な動画撮影再生システム等に関するものである。
スマートフォンをはじめとするモバイル端末にカメラ機能やビデオ機能が付加されたことにより、モバイル端末で撮影された写真や動画を他者と共有することができるようになってきている。
また、モバイル端末にはGPS(Global Positioning System)機能が付加されており、モバイル端末で撮影した写真や動画と、撮影位置情報を関連付けて管理することが可能になってきている(例えば、特許文献1、2)。
特許文献1は、画像データとGPSデータを関連付けて管理できるデジタルカメラについて開示している。
また、特許文献2は、屋外を移動中の利用者が、利用者の現在位置のGPSデータを元に、現在位置にある対象物に関する動画等の情報をリアルタイムで取得可能なシステムについて開示している。
特開2008−271325号公報 特許第423672号公報
しかしながら、特許文献1の方法は、撮影した画像データを他者と共有しようとする場合、SDカード等の媒体を介してパーソナルコンピュータ等に画像データを取り込み、パーソナルコンピュータ経由で共有サイトにアップする必要があり、手間がかかるという問題がある。
また、画像データを再生・閲覧することは可能であるが、GPSデータを使用した地図等の他のデータを表示することはできない。
また、特許文献2のシステムは、利用者の現在位置のGPSデータを元に、現在位置にある対象物の画像等を表示することは可能であるが、利用者がその場所に赴かないと画像再生ができないという問題がある。
特許文献1及び特許文献2の方法では、例えばドライブ計画を立てるような場合に、現地に赴かずに、所望の位置の動画データと、その動画データの撮影位置を示す地図情報を表示させて下見の役割を果たすことはできない。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、動画とその位置情報を関連付けて、他者と共有可能に管理し、再生時に、同じ位置の他の動画の再生も可能にする動画撮影再生システム等を提供することである。
前述した目的を達成するために、第1の発明は、動画を撮影・再生可能なモバイル端末と、動画を管理する動画共有サーバと、がネットワークを介して接続された動画撮影再生システムであって、前記モバイル端末は、動画を撮影する撮影手段と、前記動画の撮影時の所定間隔の位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記動画及び前記位置情報を前記動画共有サーバに送信する送信手段と、前記動画共有サーバが管理する動画情報を取得する共有動画取得手段と、前記動画情報に含まれる、前記動画を表示し、前記位置情報を地図上にプロットする表示手段と、を具備し、前記動画共有サーバは、前記モバイル端末から前記動画及び前記位置情報を受信する受信手段と、受信した前記位置情報に基づいて、前記位置情報が属する道路情報を取得する道路情報取得手段と、前記動画と前記位置情報と前記道路情報とを紐付けて動画情報として格納する動画情報格納手段と、前記モバイル端末の要求に応じて、前記動画情報を配信する配信手段と、を具備する動画撮影再生システムである。
第1の発明により、モバイル端末は、モバイル端末で撮影した動画を、位置情報とともに動画共有サーバに送信(アップロード)し、動画共有サーバにより管理されている動画を取得して、取得した動画の位置情報がプロットされた地図とともに、表示することが可能になる。また、他のモバイル端末から送信された動画及び位置情報も表示可能であり、また他のモバイル端末に、動画及び位置情報を提示することもできる。
前記配信手段は、前記動画情報を配信する際に、前記道路情報に基づいて、別ルートの動画情報がある場合には、当該別ルートの動画情報も配信することが望ましい。
また、前記道路情報は、道路の区間の情報と、区間の端点の位置情報とを含むことが望ましい。
また、前記配信手段は、前記道路情報において、前記区間の端点の位置情報が一致し、前記区間の情報が一致しない前記動画情報を、前記別ルートの動画情報とすることが望ましい。
これにより、動画共有サーバから最初に取得した動画と同様の位置の他の動画や、同様の位置の別ルートの動画を更に取得し、表示することが可能になる。
これにより、ドライブ計画を立てる際に、地図と、地図上を走行した場合の映像を同時にモバイル端末上で見ることが可能であり、また、別の動画を更に取得して表示することにより、同じ地点の別の時間帯の動画や、分かれ道等の別ルートの動画を閲覧可能になり、ルートの事前確認や、下見ができ、また、道路や交差点の状況を把握することが可能であり、より良い計画を容易に立てることが可能になる。
第2の発明は、動画を撮影・再生可能なモバイル端末と、動画を管理する動画共有サーバと、がネットワークを介して接続された動画撮影再生システムにおける動画撮影再生方法であって、前記モバイル端末は、動画を撮影する撮影ステップと、前記動画の撮影時の所定間隔の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、前記動画及び前記位置情報を前記動画共有サーバに送信する送信ステップと、前記動画共有サーバが管理する動画情報を取得する共有動画取得ステップと、前記動画情報に含まれる、前記動画を表示し、前記位置情報を地図上にプロットする表示ステップと、を含み、前記動画共有サーバは、前記モバイル端末から前記動画及び前記位置情報を受信する受信ステップと、受信した前記位置情報に基づいて、前記位置情報が属する道路情報を取得する道路情報取得ステップと、前記動画と前記位置情報と前記道路情報とを紐付けて動画情報として格納する動画情報格納ステップと、前記モバイル端末の要求に応じて、前記動画情報を配信する配信ステップと、を含むことを特徴とする動画撮影再生方法である。
第3の発明は、撮影した動画と前記動画の撮影時に取得した所定間隔の位置情報とを送信するモバイル端末と、ネットワークを介して接続された動画共有サーバであって、前記モバイル端末から前記動画及び前記位置情報を受信する受信手段と、受信した前記位置情報に基づいて、前記位置情報が属する道路情報を取得する道路情報取得手段と、前記動画と前記位置情報と前記道路情報とを紐付けて動画情報として格納する動画情報格納手段と、前記モバイル端末の要求に応じて、前記動画情報を配信する配信手段と、を具備することを特徴とする動画共有サーバである。
第3の発明により、動画管理サーバは、モバイル端末から送信された、動画及び位置情報を管理すると共に、モバイル端末の要求に応じて、管理している動画及び位置情報を配信(提示)することができる。したがって、様々な人と動画及びその位置情報を共有することができる。
前記配信手段は、前記動画情報を配信する際に、前記道路情報に基づいて、別ルートの動画情報がある場合には、当該別ルートの動画情報も配信することが望ましい。
これにより、2地点間の別ルートの動画をモバイル端末に配信(提示)することができる。
第4の発明は、動画共有サーバは、撮影した動画と前記動画の撮影時に取得した所定間隔の位置情報とを送信するモバイル端末と、ネットワークを介して接続された動画共有サーバで行う動画共有方法であって、前記モバイル端末から前記動画及び前記位置情報を受信する受信ステップと、受信した前記位置情報に基づいて、前記位置情報が属する道路情報を取得する道路情報取得ステップと、前記動画と前記位置情報と前記道路情報とを紐付けて動画情報として格納する動画情報格納ステップと、前記モバイル端末の要求に応じて、前記動画情報を配信する配信ステップと、を含むことを特徴とする動画共有方法である。
第4の発明により、動画管理サーバは、モバイル端末から送信された、動画及び位置情報を管理すると共に、モバイル端末の要求に応じて、管理している動画及び位置情報を配信(提示)することができる。したがって、様々な人と動画及びその位置情報を共有することができる。
第5の発明は、コンピュータを、撮影した動画と前記動画の撮影時に取得した所定間隔の位置情報とを送信するモバイル端末と、ネットワークを介して接続された動画共有サーバとして機能させるためのプログラムであって、前記コンピュータを、前記モバイル端末から前記動画及び前記位置情報を受信する受信手段、受信した前記位置情報に基づいて、前記位置情報が属する道路情報を取得する道路情報取得手段、前記動画と前記位置情報と前記道路情報とを紐付けて動画情報として格納する動画情報格納手段、前記モバイル端末の要求に応じて、前記動画情報を配信する配信手段、として機能させるためのプログラムである。
第5の発明に係るプログラムを、汎用コンピュータにインストールすることにより、第3の発明に係る動画共有サーバを得て、第4の発明に係るプログラムを実行することができる。
本発明により、動画とその位置情報を関連付けて、他者と共有可能に管理し、再生時に、同じ位置の他の動画の再生も可能にする動画撮影再生システム等を提供することが可能になる。
本発明の実施形態に係る動画撮影再生システム1の構成例を示すブロック図 モバイル端末3のハードウエア構成例を示すブロック図 GPSサーバ5のハードウエア構成例を示すブロック図 動画共有サーバ7のハードウエア構成例を示すブロック図 本発明の実施形態に係る動画撮影再生システム1の機能例を示すブロック図 モバイル端末3の表示画面例(1) モバイル端末3の表示画面例(2) モバイル端末3の表示画面例(3) モバイル端末3の表示画面例(4) 本発明の実施形態に係る動画撮影再生システム1の動画撮影・再生アプリケーション取得処理の流れを示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る動画撮影再生システム1の動画撮影処理の流れを示すフローチャート(1) 本発明の実施形態に係る動画撮影再生システム1の動画撮影処理の流れを示すフローチャート(2) モバイル端末3の記憶部32に格納されるデータの例を示す図 動画共有サーバ7の記憶部72に格納されるデータの例を示す図 道路データ721を説明する図 本発明の実施形態に係る動画撮影再生システム1の動画再生処理の流れを示すフローチャート(1) 本発明の実施形態に係る動画撮影再生システム1の動画再生処理の流れを示すフローチャート(2)
以下、添付図面に基づいて、本発明に係る動画撮影再生システム1等の好適な実施形態について詳細に説明する。尚、以下の説明及び添付図面において、略同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略することにする。
図1は、動画撮影再生システム1の概要を示すブロック図である。動画撮影再生システム1は、例えば、ユーザが使用するモバイル端末3と、動画を管理する動画共有サーバ7、位置情報を取得するGPSサーバ5がネットワーク9を介して接続された構成である。
モバイル端末3は、動画の撮影、再生が可能であり、ネットワーク9を介して、撮影した動画を動画共有サーバ7にアップすることが可能である。モバイル端末3は、撮影した動画のデータに加えて、GPSサーバ5から取得する動画の撮影地点の位置情報等を動画共有サーバ7に送る。
また、モバイル端末3は、動画共有サーバ7により管理されている動画データと位置情報等を取得して、動画を再生し、かつ、位置情報を元に再生画像の撮影地点の位置を地図上にプロットして表示する。
GPSサーバ5は、モバイル端末3の要求に従い、モバイル端末3の現在位置を求め、その位置情報をモバイル端末3に送る。
モバイル端末3が自身でGPSによる位置情報の取得が行える場合には、GPSサーバ5無しに動画撮影再生システム1を構築することが可能である。
動画共有サーバ7は、動画撮影再生アプリケーション・プログラムを保持し、このプログラムをダウンロードしたモバイル端末3から送られる動画を管理し、モバイル端末3からの要求に応じて動画データ等をモバイル端末3に送る。
動画共有サーバ7は、また、モバイル端末3から動画データとともに送られる位置情報を元に道路データを検索し、撮影地点の道路情報を取得し、動画データとともに管理する。
モバイル端末3は、動画共有サーバ7から動画データとともに、位置情報、道路情報を取得し、取得した動画データ以外の同様の道路情報を有する動画データを取得し、表示する。
これらの機能や処理の流れについては後述する。
図2は、モバイル端末3のハードウエア構成例を示すブロック図である。
モバイル端末3は、制御部31、記憶部32、メディア入出力部33、通信制御部34、GPS部35、表示・入力部36、カメラ部37、オーディオ部38等がバス39を介して接続された構成である。
制御部31は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。
CPUは、ROM、記憶部32等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス39を介して接続された各装置を駆動制御し、コンピュータが行う処理を実現する。
ROMは、不揮発性メモリであり、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。
RAMは、揮発性メモリであり、記憶部36、ROM、記憶媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部31が各種処理を行うために使用するワークエリアを備える。
記憶部32は、制御部31が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(Operating System)等が格納される。プログラムは、例えば、モバイル端末3の制御プログラムや、アプリケーション・プログラム等である。
これらの各プログラムコードは、制御部31により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUにより各種の手段として実行される。
記憶部32には、動画共有サーバ7からダウンロードされる動画撮影再生用のアプリケーション・プログラムや、動画データ、位置情報、道路情報等が格納され、必要に応じて制御部31に読み出される。
周辺機器I/F(インタフェース)部35は、周辺機器を接続するためのUSB(Universal Serial Bus)ポート等である。
通信制御部34は、通信制御装置、通信ポート等を有し、ネットワーク9を介した通信を媒介する通信インタフェースであり、例えば、無線LANやBluetooth(登録商標)等のアンテナを有し、通信制御を行う。
GPS部35は、アンテナと制御部等からなり、GPS衛星からの衛星データの受信を行う。本実施の形態の動画撮影再生システム1では、A−GPS(Assisted GPS)を想定しており、衛星データとして時刻信号を受信し、その時刻データと、モバイル端末3が接続されているネットワーク9の基地局の位置を元に、GPSサーバ5がモバイル端末3の位置を算出し、位置情報はGPSサーバ5からモバイル端末3に送られる。
GPS部35の構成はこれに限ることはなく、例えば、GPSサーバ5からGPS衛星の軌道情報を得て、モバイル端末3のGPS部35で位置を算出するようにしてもよい。また、GPSサーバ5によることなく、モバイル端末3のGPS部35が測位処理を全て行うようにしてもよい。
表示・入力部36は、液晶パネル等のディスプレイ装置と、タッチパネル等の入力装置で構成される。
カメラ部37は、写真や動画の撮影を行う。
オーディオ部38は、マイク及びスピーカーで構成される。
バス39は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
図3は、GPSサーバ5のハードウエア構成例を示す図である。
GPSサーバ5は、例えば、制御部51、記憶部53、通信制御部55、GPS部57がバス59で接続された構成である。
制御部51は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。
GPSサーバ5の制御部51は、モバイル端末3の制御部31と同様の機能を持つので、説明は省略する。
記憶部53は、HDD(ハードディスクドライブ)等であり、制御部61が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(オペレーティングシステム)等が格納される。例えば、複数のGPS衛星の軌道周回情報や、軌道周回情報等からモバイル端末3等の位置を算出するプログラム等が格納される。
通信制御部55は、通信制御装置、通信ポート等を有し、ネットワーク9を介した通信を媒介する通信インタフェースである。
GPS部57は、複数のGPS衛星の軌道周回情報の取得し、この情報と、モバイル端末3が接続されている基地局の位置、モバイル端末3からの時刻データ等からモバイル端末3の位置を算出する。
図4は、動画共有サーバ7のハードウエア構成例を示す図である。
動画共有サーバ7は、制御部71、記憶部72、メディア入出力部73、通信制御部74、入力部75、表示部76、周辺機器I/F部77等が、バス78を介して接続された構成である。
制御部71は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。
記憶部72は、HDD(ハードディスクドライブ)等であり、制御部71が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(オペレーティングシステム)等が格納される。
プログラムは、例えば、共有する動画の管理プログラム等である。
モバイル端末3等からアップされた動画は、動画データベース(動画DB723)として記憶部72に格納される。
また、動画の管理に必要な道路データ721等の情報がデータとして記憶部72に格納される。
メディア入出力部73(ドライブ装置)は、データの入出力を行い、例えば、CDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、DVDドライブ(−ROM、−R、−RW等)等のメディア入出力装置を有する。
通信制御部74は、通信制御装置、通信ポート等を有し、ネットワークを介して、他の装置との通信制御を行う。ネットワークは、有線、無線を問わない。
入力部75は、データの入力を行い、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー等の入力装置を有する。
表示部76は、CRTモニタ、液晶パネル等のディスプレイ装置である。
周辺機器I/F(インタフェース)部77は、周辺機器を接続させるためのポートであり、USB、IEEE1394、RS−232C等で構成され、接続形態は有線、無線を問わない。
バス78は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
図5は、本実施の形態に係る動画撮影再生システム1の機能ブロック図である。
動画撮影再生システム1による動画撮影再生をモバイル端末3で実行する場合には、まず、モバイル端末3は、動画共有サーバ7の記憶部72に格納されている動画撮影・再生アプリケーション(以下、アプリケーションをアプリとも記載する。)720をダウンロードする(S1)。
これにより、モバイル端末3等で撮影した動画を動画共有サーバ7で共有し、所望の動画を再生する等のサービスを実行することが可能になる。
モバイル端末3が動画撮影・再生アプリ720をダウンロードすると、初期画面がモバイル端末3の表示・入力部36に表示され、動画撮影処理(S2)または動画再生処理(S5)の実行が可能になる。
図6は、モバイル端末3の画面例を示す図である。
図6(a)は、動画撮影再生アプリの初期画面の例を示している。
再生可能な新着情報22の概要と、録画を開始するための録画ボタン21が表示される。
所望の新着情報22をタッチすることにより動画再生処理(S5)が稼働し、録画ボタン21をタッチすれば、動画撮影処理(S2)が稼働する。
動画撮影処理S2を起動すると、モバイル端末3の制御部31は、カメラ部37による撮影を開始するとともに、所定の位置取得間隔TでGPSサーバ5に位置情報を要求する。
GPSサーバ5の制御部51は、モバイル端末3の位置を算出し、モバイル端末3に送信する。
モバイル端末3の制御部31は、撮影した動画データとGPSサーバ5から取得した位置情報を記憶部32に保存する。
また、モバイル端末3の制御部31は、GPSサーバ5から取得した位置情報を元に、地図を表示する。
図6(b)は、撮影時のモバイル端末3の画面例を示す図である。
表示・入力部36のディスプレイの上部に現在撮影中の撮影画像24が表示され、下部に地図画像25が表示される。また、地図上には、所定の位置取得間隔Tごとに得られる位置情報がプロットされる(撮影地点プロット26)。
また、下部に表示されている終了ボタン23をタッチすると、撮影は終了する。
終了ボタン23がタッチされて撮影が終了すると、モバイル端末3の制御部31は、記憶部32に格納されている動画データと位置情報を動画共有サーバ7に送るアップ処理を実行する。
図7は、撮影画像アップ処理時のモバイル端末3の確認ダイアログ画面27の例を示す図である。
撮影画像のアップの有無を指定するボタン(「はい」「いいえ」)とともに、投稿者名や、撮影画像の説明文の入力画面が表示される。
撮影画像をアップする「はい」がタッチされると、モバイル端末3の制御部31は、通信制御部34によりネットワーク9を介して動画共有サーバ7に、動画データ、位置情報、投稿者名、説明文等の情報を送信する。
動画共有サーバ7の制御部71は、モバイル端末3から動画データ、位置情報、投稿者名、説明部等の情報を受信し、それらの情報を動画DB(データベース)723に格納する処理を実行する(S4)。
まず、動画共有サーバ7の制御部71は、モバイル端末3から受信した位置情報を元に、道路データ721を検索し、送られてきた動画についての道路情報を取得し(S4−1)する。
道路データ721は、例えば、日本デジタル道路地図協会による「道路の区間IDテーブル標準」等のデータであり、記憶部72に予め格納されている。
道路情報については後述する。
動画共有サーバ7の制御部71は、動画データ、位置情報、投稿者名、説明文とともに、S4−1で求めた道路情報を動画DB723に格納する。
以上の処理により動画撮影処理が完了する。
動画共有サーバ7に登録されている動画をモバイル端末3で再生する場合には、動画撮影再生アプリを起動し、初期画面を表示し、所望の動画を選択させる。
図8は、動画再生におけるモバイル端末3の画面例を示す図である。
図8(a)は、初期画面の画面例である。概要が表示されている新着情報22の部分をタッチすることにより、動画再生処理(S5)が起動する。
モバイル端末3の制御部31は、選択された新着情報22の再生要求を、通信制御部34によりネットワーク9を介して動画共有サーバ7に送る。
動画共有サーバ7の制御部71は、要求された新着情報22を動画DB723から検索し、該当する動画データ、位置情報、道路情報を、ネットワーク9を介してモバイル端末3に送る(S6−1)
モバイル端末3の制御部31は、受信した動画データを表示・入力部36のディスプレイの上部に再生し、受信した位置データを元に、地図画像55を表示する(S5−1)。
図8(b)は、モバイル端末3の動画再生時の画面例である。
上部に再生画像54が表示され、下部に再生画像54の位置を示す地図画像55が表示される。現在再生されている地点が再生地点としてプロットされる(再生地点プロット56)。
更に、モバイル端末3の制御部31は、再生中の動画の地点について、他の動画が動画共有サーバ7に登録されていないかを動画共有サーバ7に問い合わせ、他の動画が存在する場合には、他の動画を表示する処理を行う(S5−2)。
すなわち、モバイル端末3の制御部31は、再生中の動画の位置情報に対応する道路情報を、ネットワーク9を介して動画共有サーバ7に送り、同様の道路情報を持つ動画の有無を問い合わせる。
動画共有サーバ7の制御部71は、モバイル端末3から道路情報を受信し、動画DB723を検索して、同様の道路情報を含む他の動画が存在する場合には、その動画の識別情報等をモバイル端末3に送る(S6−2)。
モバイル端末3の制御部31は、動画の識別情報等を受信し、他の動画が存在することを地図上に表示する。
図8(b)に示すように、他の動画が存在する場合には、その位置にマーク(例えば星印)を表示する(別ルート表示点57)。
ここで、別ルート表示点57のマークがタッチされた場合には、モバイル端末3の制御部31は、当該動画の識別情報を動画共有サーバ7に送信して、当該動画データを要求する。
動画共有サーバ7の制御部71は、要求を受けて、対応する動画データ等を動画DB723から取り出し、モバイル端末3に送り、モバイル端末3は、当該動画データ等を受信して、表示・入出力部36に地図画像とともに表示する。
図9は、モバイル端末3の他の動画の表示画面例である。
他の動画の再生画像54と、位置情報を元にした地図情報55が表示される。
以下、本実施の形態に係る動画撮影再生システム1の処理の流れを詳細に説明する。
図10は、動画撮影・再生アプリの取得処理の流れを示すフローチャートである。
まず、モバイル端末3の制御部31は、動画撮影・再生アプリのダウンロードを要求する(ステップ101)。
動画共有サーバ7の制御部71は、要求を受信し、記憶部72に格納されている動画撮影・再生アプリ720をモバイル端末3に送信する。このとき、位置取得間隔T等の処理に必要なデータも送信する(ステップ102)。
モバイル端末3の制御部31は、動画撮影・再生アプリ720等を受信し、アプリケーションおよびデータを記憶部32に格納するとともに、動画撮影・再生アプリを起動し、初期画面を表示・入力部36のディスプレイに表示させる(ステップ103)。
以上の処理により、動画撮影・再生アプリ720がモバイル端末3にダウンロードされ、いつでも起動することが可能になる。
次に、動画撮影処理について説明する。
図11、図12は、動画撮影処理の流れを示すフローチャートである。
まず、モバイル端末3の制御部31は、初期画面(例えば、図6(a))において録画ボタン21がタッチされると、カメラ部37により動画し、撮影画像24を記憶部32に格納するとともに、表示・入力部26に表示する(ステップ201)。
また、動画の撮影と並行して、位置情報をGPSサーバ5から取得して動画データとともに記憶部32に格納する処理を実行する(ステップ202〜208)。
すなわち、モバイル端末3の制御部31は、位置情報の取得番号を示す位置番号カウンタに初期値の1をセットし、動画撮影・再生アプリ720とともにダウンロードした位置取得間隔Tの計測時間tの計測を開始する(ステップ202)。
次に、モバイル端末3の制御部31は、GPSサーバ5に現在地の位置情報を要求する(ステップ203)。このとき、GPS部35により取得した時刻データ等を要求とともに送信する。
GPSサーバ5の制御部51は、この要求を受信し、モバイル端末3の位置情報を求め、求めた位置情報をモバイル端末3に送信する(S3)。
GPSサーバ5は、モバイル端末3から取得した時刻データや、モバイル端末3が接続されている基地局の位置等からモバイル端末3の位置情報を算出することが可能である。
モバイル端末3の制御部31は、GPSサーバ5から位置情報を受信し、位置情報が示す地点周辺の地図画像25を表示・入力部36に表示し、当該位置情報の位置を撮影地点プロット26として地図上にマークする(ステップ204)。
また、モバイル端末3の制御部31は、位置番号カウンタnの値322と、位置情報323、を記憶部32に格納する(ステップ205)。
ステップ203〜205の処理が、撮影の終了まで、位置取得間隔Tごとに実行される。
すなわち、撮影の終了ボタン23が押されているか否かを判定し(ステップ206)、押されていない場合には(ステップ206のNo)、位置取得間隔の計測時間tの値がT以上になったか否かを判定する(ステップ207)。t<Tの場合(ステップ207のNo)、ステップ206、207の処理を繰り返す。
t≧Tになったら(ステップ207のYes)、位置番号カウンタnの値を1インクリメントし、計測時間tの値を初期化して計測を開始し(ステップ208)、ステップ203に戻る。
撮影の終了ボタン23が押されると、ステップ206のYesとなり、図12に示す撮影動画データのアップ処理に移行する。
図13は、モバイル端末3の記憶部32に格納されるデータの構成例を示す図である。
図13(a)は、動画共有サーバ7から取得した位置取得間隔Tの例である。例えば、位置取得間隔T=1秒ごとにDPSサーバ5に位置情報の取得要求を送信する。
図13(b)は、モバイル端末3の撮影時の一時保存データ320の構成例を示す図である。
動画データ321とともに、位置取得間隔TごとにGPSサーバ5から取得した位置情報323が位置番号n322と、日時情報324とともに格納される。
1つの動画データ321について、位置取得間隔Tごとに取得した1〜Nの位置情報323と日時情報324が格納される。
次に、撮影終了ボタン23が押された後の、動画のアップ処理の流れを図12に沿って説明する。
撮影終了ボタン23が押されると(ステップ206のYes)、モバイル端末3の制御部31は、表示・入力部36のディスプレイに確認ダイアログ27を表示する(ステップ210)。これにより、例えば図7に示すような確認ダイアログ画面27が表示される。
利用者は、この確認ダイアログ画面27に従い、投稿する場合には、例えば、投稿者名や撮影した動画についての説明文を入力し、「はい」の位置をタッチする。投稿しない場合には、「いいえ」の位置をタッチすればよい。
モバイル端末3の制御部31は、投稿の有無を判定し(ステップ211)、投稿しない場合(ステップ211の無)は、表示・入力部36に初期画面を表示して処理を終了する(ステップ213)。
投稿する場合(ステップ211の有)は、モバイル端末3の制御部31は、記憶部32に一時的に格納した動画データ321、位置番号322、位置情報323、日時情報324を、ステップ210で入力された投稿者名および説明文のデータとともに動画共有サーバ7に送信し(ステップ212)、送信後、表示・入力部36に初期画面を表示して処理を終了する(ステップ213)。
動画共有サーバ7の制御部71は、モバイル端末3から送信された動画データ321、位置番号322、位置情報323、日時情報324、及び、投稿者名、説明文を受信し、動画DB723に格納する(ステップ401)。
図14は、動画DB723の構成例を示す図である。
モバイル端末3から受信した動画データ321の識別番号となる動画番号731と、動画データ321、投稿者名733、説明文735、位置番号322、位置情報323、日時情報324と、投稿を受信した日時(投稿日時734)が、まず、格納される。
次に、動画共有サーバ7の制御部71は、動画データ321の各位置番号n(1〜N)の位置情報について、道路情報を取得する処理を実行する(ステップ402〜407)。すなわち、各位置番号nの位置が、どの道路のどの区間であるかを取得する。
道路情報の取得には、例えば、日本デジタル道路地図協会の「道路の区間IDテーブル標準」等を使用する。
図15は、日本デジタル道路地図協会の「道路の区間IDテーブル標準」を説明する図である。
図15(a)に示すように、例えば、都道府県道以上の交差点、県境で挟まれる道路網を区間d(d1〜d3)、交差点、距離標、県境、市区町村境、その他道路管理者が定める点を参照点s(s1〜s4)とする。
各参照点sの位置情報のデータと、各区間dの起点及び終点の参照点sにより、道路とその位置を規定している。
動画共有サーバ7の記憶部72には、予めこれらの道路データ721が格納されている。
道路データ721は、参照点の位置情報(図15(b))と、区間の情報(図15(c))で構成される。
図15(b)に示すように、参照点sごとに、参照点の識別情報(参照点ID:s1、s2、・・・)740と参照点の位置情報751が格納される。
また、図15(c)に示すように、区間ごとに、区間の識別情報(区間ID:d1、d2、・・・)752と、当該区間の起点の参照点ID753、終点の参照点ID754と、当該区間の路線名745が格納される。
動画共有サーバ7による道路情報の取得処理では、まず、動画共有サーバ7の制御部が、位置番号カウンタnを初期値1にセットする(ステップ402)。
次に、道路データ721を検索し、動画データ321の位置番号nの位置情報323が図15(b)の参照点に対応するかを調べる。
すなわち、図15(b)の参照点の位置情報を検索し、位置番号nの位置情報323を中心として「最小道路幅r」を半径とする円内に参照点があれば、当該位置情報323が参照点に対応したと判断し、当該参照点の参照点ID740を動画DB723に格納し、位置捕捉フラグ742を「1」にする(ステップ403)。
ここで、「最小道路幅r」は、所定の長さ、例えば、5.5mを予め記憶部72に格納しておく。
位置番号nの位置情報323と対応する参照点がない場合には、位置捕捉フラグ742は「1」以外、例えば、「0」としておく。
次に、動画共有サーバ7の制御部72は、当該位置番号nについて参照点ID740を格納した場合には(ステップ404のYes)、動画DB723に直前に格納した参照点ID740を抽出し、当該位置番号nの参照点IDと、直前に格納した参照点IDの組からなる区間が、図15(c)の区間と対応するかを調べる。
すなわち、図15(c)の各区間の起点・終点の参照点ID753、754が当該位置番号nの参照点IDと、直前に格納した参照点IDと一致する区間を検索する。
対応する区間があった場合には、当該位置番号nが対応する区間ID752と路線名745を、動画DB723に格納する(ステップ405)。
対応区間を格納後、または、対応する区間がない場合、または、ステップ404のNoの場合(位置番号nの位置情報が参照点と対応しなかった場合)、ステップ406に進み、位置番号カウンタnを1インクリメントし、動画データ321のすべての位置番号(1〜N)について処理していない場合(ステップ407のNo)はステップ403に戻り、道路情報の検索処理(ステップ403〜407)を繰り返す。
すべての位置番号(1〜N)について処理が完了した場合(ステップ407のYes)は、動画撮影処理(S2、S4)を終了する。
以上の動画撮影処理(S2、S4)により、動画共有サーバ7の動画DBへの動画データ321のアップ処理が完了する。
動画データ321のアップ処理が完了すると、図14に示すように、動画DB723には、動画番号731、動画データ321、投稿者名733、投稿日時734、説明文735、位置番号322、位置情報323、日時情報324、路線名745、参照点ID740、区間ID752、位置捕捉フラグ742にデータが格納される。
次に、動画共有サーバ7の動画DB723に格納されている動画の再生処理について説明する。
図16、図17は、動画再生処理(S5、S6)の処理の流れを示すフローチャートである。
モバイル端末3の制御部31は、動画撮影・再生アプリ720が起動されると、動動画共有サーバ7に、アップされている動画情報の一覧を要求する(ステップ501)。
動画共有サーバ7の制御部71は、動画DB723に格納されている動画情報の動画番号731、投稿者名733、説明文735、格納されている最初と最後の日時情報324をモバイル端末3に送信する(ステップ601)。このとき、新着情報22のみの情報を送信するようにし、それ以外の動画の情報が必要な場合には、再度送信するようにしてもよい。
モバイル端末3の制御部31は、受信した情報(動画番号731、投稿者名733、説明文735、格納されている最初と最後の日時情報324)を表示・入力部36に一覧表示する(ステップ502)。
利用者が所望の新着情報(動画情報)22を選択すると、モバイル端末3の制御部31は、当該動画の動画番号731を動画共有サーバ7に送信し、再生を要求する(ステップ503)。
動画共用サーバ7の制御部71は、要求を受信し、動画DB723を当該動画番号731で検索し、動画データ321、位置番号322、位置情報323、日時情報324、区間ID752、参照点ID740、路線名745、位置捕捉フラグ742をモバイル端末3に送信する(ステップ602)。
モバイル端末3の制御部31は、受信した全データを記憶部32に一時格納するとともに、位置番号カウンタnに初期値1をセットする(ステップ504)。
モバイル端末3の制御部31は、動画データ321を再生して表示・入力部36に再生画像54を表示し(図8(b))、再生に同期させて、位置番号nに対応する位置情報323から周辺の地図情報55を表示し、当該位置情報323の地点に再生地点をプロットする(再生地点プロット56)(ステップ505)。
次に、再生中の地図上の位置について他の動画が存在するか判定し、存在する場合には、当該他の動画を取得して表示する処理を行う(ステップ506〜513)。
すなわち、まず、モバイル端末3の制御部31は、ステップ504で動画共有サーバ7から取得した情報のなかの位置番号nについての位置捕捉フラグ742が1か否かを判定する(ステップ506)。
位置捕捉フラグ742が1の場合は、当位置番号nの位置情報が参照点に対応することを示し、同じ参照点を持つ他の動画が存在する可能性がある。
一方、位置捕捉フラグ742が1以外の場合は、当該位置番号nの位置は参照点ではなく、他の動画を検索できないので、位置捕捉フラグ742が1でない場合(ステップ506のNo)は、ステップ514に進む。
位置捕捉フラグ742が1の場合(ステップ606のYes)、モバイル端末3の制御部31は、位置番号nに対応する参照点ID740と区間ID752を動画共有サーバ7に送信する(ステップ507)。
動画共有サーバ7の制御部72は、動画DB723を検索し、受信した参照点ID740と一致し、かつ、区間ID752が一致しない動画データ321をすべて抽出し、当該動画データ321の動画番号731と、参照点ID740が一致した位置番号322及び位置情報323をモバイル端末3に送信する(ステップ603)。
参照点ID740が一致し、かつ、区間ID752が一致しない動画データとは、すなわち、同じ位置を通る別ルートの動画データを意味する。
ステップ603において、参照点ID740が一致する動画データについての動画番号731と位置番号322、位置情報323を抽出してもよく、その場合、同じルートの他の動画をすべて抽出でき、モバイル端末3で表示することが可能になる。
モバイル端末3の制御部31は、別ルートの動画番号731と、参照点ID740が一致した位置番号322及び位置情報323を受信し、地図上の当該位置情報323の位置に、別ルートの動画があることを示すマーク(別ルートの表示点57)を表示する(ステップ508)。
図8(b)では、別ルートの動画が存在することを、星印の別ルートの表示点57で示している。
モバイル端末3の制御部31は、別ルートの表示点57のマークにタッチされて選択されたか否かを判定する(ステップ509)。すなわち、利用者が、別ルートの動画を見たいか否かを判定する。選択されなかった場合(ステップ509のNo)には、ステップ514に進む。
別ルートの表示点57が選択された場合には(ステップ509のYes)には、モバイル端末3の制御部31は、ステップ508で受信した、別ルートの動画の動画番号731を動画共有サーバ7に送る(ステップ510)。
動画共有サーバ7の制御部71は、受信した動画番号731で動画DB723を検索し、別ルートの動画データ321、位置番号322、位置情報323、日時情報324、区間ID752、参照点ID740、路線名745をモバイル端末3に送信する(ステップ604)。
モバイル端末3の制御部31は、受信した別ルートの動画データ321を再生し、表示・入力部36に表示する(ステップ511)。
このとき、ステップ508で取得した参照点ID740が一致した位置番号322が示す日時情報324の時刻まで、あるいは、モバイル端末3の表示・入力部36に表示されている終了ボタン23が押されるまで、別ルートの動画データ321を表示する(ステップ512、ステップ513)。
別ルートの動画データ321の表示が終了したら(ステップ512のYes、又は、ステップ513のYes)、前に表示していた動画データ321の表示に戻るため、位置番号カウンタnを1インクリメントし(ステップ514)、終了ボタン23が押されるか、又は、位置番号カウンタnが最後の位置番号の値よりも大きくなった場合(ステップ515のYes)には動画再生処理S5、S6を終了し、それ以外の場合は、ステップ505に戻り、前に表示していた動画321の表示に戻る。
以上のように、本実施の形態に係る動画撮影再生システム1により、モバイル端末3で、動画を撮影し、撮影画像とともに、撮影地点を地図上にプロットして表示することが可能になる。
また、撮影した動画データと、動画データの撮影位置情報を動画共有サーバ7の動画DBに格納することにより、所望の動画をモバイル端末3が取得し、再生表示するとともに、再生地点を地図上にプロットして表示することが可能になる。
また、同じ位置で撮影された別ルートの動画を動画共有サーバ7からモバイル端末3が取得し、表示することが可能になる。
以上のように、1つの動画の位置情報、道路情報から、他の関連する動画を抽出して表示することが可能になり、動画の共有の幅を広げることが可能になる。
共有されている動画を閲覧する際には、再生中の動画以外にも、同じ撮影地点の別の時間帯の動画や、別ルートの動画の存在が確認でき、再生する動画を常に選択しながら閲覧できるので、ドライブ計画を立てる場合などに、下見を兼ねて、ルートの事前確認や状態把握、シミュレーションを容易に行うことが可能になる。
以上、添付図を参照しながら、本発明に係る動画撮影再生システム1等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………動画撮影再生システム
3………モバイル端末
5………GPSサーバ
7………動画共有サーバ
321………動画データ
322………位置番号
323………位置情報
324………日時情報
720………動画撮影。再生アプリケーション
721………道路データ
723………動画データベース
733………投稿者名
734………投稿日時
735………説明文
740………参照点ID
742………位置捕捉フラグ
745………路線名
752………区間ID

Claims (9)

  1. 動画を撮影・再生可能なモバイル端末と、動画を管理する動画共有サーバと、がネットワークを介して接続された動画撮影再生システムであって、
    前記モバイル端末は、
    動画を撮影する撮影手段と、
    前記動画の撮影時の所定間隔の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記動画及び前記位置情報を前記動画共有サーバに送信する送信手段と、
    前記動画共有サーバが管理する動画情報を取得する共有動画取得手段と、
    前記動画情報に含まれる、前記動画を表示し、前記位置情報を地図上にプロットする表示手段と、
    を具備し、
    前記動画共有サーバは、
    前記モバイル端末から前記動画及び前記位置情報を受信する受信手段と、
    受信した前記位置情報に基づいて、前記位置情報が属する道路情報を取得する道路情報取得手段と、
    前記動画と前記位置情報と前記道路情報とを紐付けて動画情報として格納する動画情報格納手段と、
    前記モバイル端末の要求に応じて、前記動画情報を配信する配信手段と、
    を具備する
    ことを特徴とする動画撮影再生システム。
  2. 前記配信手段は、前記動画情報を配信する際に、前記道路情報に基づいて、別ルートの動画情報がある場合には、当該別ルートの動画情報も配信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の動画撮影再生システム。
  3. 前記道路情報は、道路の区間の情報と、区間の端点の位置情報とを含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の動画撮影再生システム。
  4. 前記配信手段は、前記道路情報において、前記区間の端点の位置情報が一致し、前記区間の情報が一致しない前記動画情報を、前記別ルートの動画情報とする
    ことを特徴とする請求項3に記載の動画撮影再生システム。
  5. 動画を撮影・再生可能なモバイル端末と、動画を管理する動画共有サーバと、がネットワークを介して接続された動画撮影再生システムにおける動画撮影再生方法であって、
    前記モバイル端末は、
    動画を撮影する撮影ステップと、
    前記動画の撮影時の所定間隔の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
    前記動画及び前記位置情報を前記動画共有サーバに送信する送信ステップと、
    前記動画共有サーバが管理する動画情報を取得する共有動画取得ステップと、
    前記動画情報に含まれる、前記動画を表示し、前記位置情報を地図上にプロットする表示ステップと、
    を含み、
    前記動画共有サーバは、
    前記モバイル端末から前記動画及び前記位置情報を受信する受信ステップと、
    受信した前記位置情報に基づいて、前記位置情報が属する道路情報を取得する道路情報取得ステップと、
    前記動画と前記位置情報と前記道路情報とを紐付けて動画情報として格納する動画情報格納ステップと、
    前記モバイル端末の要求に応じて、前記動画情報を配信する配信ステップと、
    を含む
    ことを特徴とする動画撮影再生方法。
  6. 撮影した動画と前記動画の撮影時に取得した所定間隔の位置情報とを送信するモバイル端末と、ネットワークを介して接続された動画共有サーバであって、
    前記モバイル端末から前記動画及び前記位置情報を受信する受信手段と、
    受信した前記位置情報に基づいて、前記位置情報が属する道路情報を取得する道路情報取得手段と、
    前記動画と前記位置情報と前記道路情報とを紐付けて動画情報として格納する動画情報格納手段と、
    前記モバイル端末の要求に応じて、前記動画情報を配信する配信手段と、
    を具備することを特徴とする動画共有サーバ。
  7. 前記配信手段は、前記動画情報を配信する際に、前記道路情報に基づいて、別ルートの動画情報がある場合には、当該別ルートの動画情報も配信する
    ことを特徴とする請求項6に記載の動画共有サーバ。
  8. 撮影した動画と前記動画の撮影時に取得した所定間隔の位置情報とを送信するモバイル端末と、ネットワークを介して接続された動画共有サーバで行う動画共有方法であって、
    前記モバイル端末から前記動画及び前記位置情報を受信する受信ステップと、
    受信した前記位置情報に基づいて、前記位置情報が属する道路情報を取得する道路情報取得ステップと、
    前記動画と前記位置情報と前記道路情報とを紐付けて動画情報として格納する動画情報格納ステップと、
    前記モバイル端末の要求に応じて、前記動画情報を配信する配信ステップと、
    を含むことを特徴とする動画共有方法。
  9. コンピュータを、撮影した動画と前記動画の撮影時に取得した所定間隔の位置情報とを送信するモバイル端末と、ネットワークを介して接続された動画共有サーバとして機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記モバイル端末から前記動画及び前記位置情報を受信する受信手段、
    受信した前記位置情報に基づいて、前記位置情報が属する道路情報を取得する道路情報取得手段、
    前記動画と前記位置情報と前記道路情報とを紐付けて動画情報として格納する動画情報格納手段、
    前記モバイル端末の要求に応じて、前記動画情報を配信する配信手段、
    として機能させるためのプログラム。
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