JP2015065682A - 無線端末、プロセッサ、無線基地局及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 一のRATの一の周波数帯におけるカバレッジホールが他のRAT及び/又は他の周波数帯によってカバーされているか否かを把握できない。
【解決手段】 無線端末は、第1のRATの無線基地局から設定された測定パラメータに従って、アイドル状態において無線環境の測定を行い、測定結果を位置情報と共に保持する。無線端末は、アイドル状態において、第1のRATに対する測定だけでなく、第2のRATに対する測定も行いその測定結果を保持する。無線端末は、コネクテッド状態に遷移すると、保持していた情報を、第1のRATの無線基地局へ送信する。
【選択図】 図6
【解決手段】 無線端末は、第1のRATの無線基地局から設定された測定パラメータに従って、アイドル状態において無線環境の測定を行い、測定結果を位置情報と共に保持する。無線端末は、アイドル状態において、第1のRATに対する測定だけでなく、第2のRATに対する測定も行いその測定結果を保持する。無線端末は、コネクテッド状態に遷移すると、保持していた情報を、第1のRATの無線基地局へ送信する。
【選択図】 図6
Description
本発明は、無線環境を測定して測定結果を収集可能な無線端末、プロセッサ、無線基地局及び方法に関する。
移動通信システムでは、無線基地局の周辺にビルが建設されたり、当該無線基地局の周辺基地局の設置状況が変化したりすると、当該無線基地局に係る無線環境が変化する。このため、従来では、オペレータにより、測定機材を搭載した測定用車両を使用し、無線環境を測定して測定結果及び位置情報を収集するドライブテストが行われている。
このような測定及び収集は、例えば無線基地局のカバレッジの最適化に貢献できるが、工数が多く、且つ費用が高いという課題がある。そこで、移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、ユーザが所持する無線端末を使用して、当該測定及び収集を自動化する技術であるMDT(Minimization of Drive Test)の仕様策定が進められている(非特許文献1及び2参照)。
MDTの一種として、記録型のMDT(以下、適宜Logged MDTと称する)がある。Logged MDTは、アイドル状態(すなわち待ち受け中の状態)の無線端末が、設定された測定パラメータに従って無線環境の測定を行い、測定結果を位置情報及び時間情報と共にMDTデータとして記録し、後でネットワークに報告するために保持するものである。MDTを用いることで、オペレータは、無線基地局からの受信電力又は受信品質の低い位置(いわゆるカバレッジホール)を把握することが可能になる。
3GPP TR 36.805 V9.0.0 "Study on Minimization of drive-tests in Next Generation Networks", 2009-12
3GPP TS 37.320 v0.7.0, "Radio measurement collection for Minimization of Drive Tests (MDT)", 2010-07
ところで、3GPPで仕様が策定されているLTE(Long Term Evolution)技術が導入された後においては、LTE技術とCDMA技術(W−CDMA又はCDMA2000等)の両方の無線アクセス技術(RAT)が併用されることが想定されており、複数のRATに対応した無線端末が提供される予定である。また、LTE技術が導入された後においては、複数の周波数帯に対応した無線端末が提供される予定である。
複数のRAT及び/又は複数の周波数帯に対応した無線端末は、一のRATの一の周波数帯におけるカバレッジホールにおいても、他のRAT及び/又は他の周波数帯に切り替えることで通信が可能なケースがある。従って、一のRATの一の周波数帯におけるカバレッジホールが他のRAT及び/又は他の周波数帯によってカバーされているか否かを把握することは、オペレータにとって重要である。
しかしながら、現状のMDTの仕様では、一のRATの一の周波数帯におけるカバレッジホールが他のRAT及び/又は他の周波数帯によってカバーされているか否かを把握するための仕組みが存在しないという問題があった。
そこで、本発明は、一のRATの一の周波数帯におけるカバレッジホールが他のRAT及び/又は他の周波数帯によってカバーされているか否かを把握可能にすることができる無線基地局及び方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は以下のような特徴を有している。本発明は、第1の無線アクセス技術の無線基地局であって、コネクテッド状態の無線端末に対して、測定パラメータを含むメッセージを送信する送信部と、前記無線端末から、該無線端末がアイドル状態において測定した無線環境の測定結果を、該無線端末が前記アイドル状態からコネクテッド状態に遷移したときに受信する受信部と、前記受信部で受信した前記測定結果を、ネットワーク側の装置に送信するネットワーク通信部と、を備え、前記測定結果は、前記無線端末が前記測定パラメータに従って測定した前記第1の無線アクセス技術に対する第1測定結果を含み、前記測定結果は、更に、前記測定パラメータに第2の無線アクセス技術に対する測定指示が含まれていなくても、前記無線端末が前記アイドル状態において測定した前記第2の無線アクセス技術に対する第2測定結果も含む、ことを要旨とする。そして、本発明に関連する無線測定収集方法の特徴は、無線端末(無線端末UE)によって実行される無線測定収集方法であって、所定の無線アクセス技術の無線基地局(例えばLTE基地局eNB)から、測定対象の周波数帯を含む測定パラメータを設定するための測定構成メッセージ(例えばMDT Configurationメッセージ)を受信するステップ(ステップS11)と、アイドル状態において、前記測定構成メッセージによって設定された前記測定パラメータに従って、前記所定の無線アクセス技術の前記測定対象の周波数帯に対して、無線環境の測定を行う第1の測定ステップ(ステップS142)と、アイドル状態において、前記所定の無線アクセス技術とは異なる無線アクセス技術、及び/又は、前記所定の無線アクセス技術であって前記測定対象の周波数帯とは異なる周波数帯に対して、無線環境の測定を行う第2の測定ステップ(ステップS143)と、前記第1の測定ステップでの測定結果が閾値未満である場合に、前記第1の測定ステップでの測定結果及び前記第2の測定ステップでの測定結果の両方を位置情報と共に記録するステップ(ステップS146)とを備えることを要旨とする。
このような特徴によれば、無線端末は、第1の測定ステップでの測定結果が閾値未満(すなわち、カバレッジホール)である場合に、第1の測定ステップでの測定結果及び第2の測定ステップでの測定結果の両方を位置情報と共に記録する。これにより、一のRATの一の周波数帯におけるカバレッジホールが他のRAT及び/又は他の周波数帯によってカバーされているか否かを把握可能にすることができる。
本発明に関連する無線測定収集方法の他の特徴は、上記特徴に係る無線測定収集方法において、前記第1の測定ステップでの測定結果が前記閾値以上である場合に、前記第1の測定ステップでの測定結果を位置情報と共に記録するステップ(ステップS145)を備えることを要旨とする。
本発明に関連する無線測定収集方法の他の特徴は、上記特徴に係る無線測定収集方法において、前記記録するステップでは、前記第2の測定ステップで測定が行われた周波数帯を示す周波数帯情報をさらに記録することを要旨とする。
本発明に関連する無線測定収集方法の特徴は、無線端末(無線端末UE)によって実行される無線測定収集方法であって、所定の無線アクセス技術の無線基地局(例えばLTE基地局eNB)から、測定対象の周波数帯を含む測定パラメータを設定するための測定構成メッセージ(例えばMDT Configurationメッセージ)を受信するステップ(ステップS11)と、アイドル状態において、前記所定の無線アクセス技術とは異なる無線アクセス技術、及び/又は、前記所定の無線アクセス技術であって前記測定対象の周波数帯とは異なる周波数帯に対して、無線環境の測定を行うステップ(ステップS143)と、前記測定を行うステップでの測定結果と、前記測定を行うステップで測定が行われた周波数帯を示す周波数帯情報と、位置情報とを記録するステップ(ステップS146)とを備えることを要旨とする。
本発明に関連する無線測定収集方法の他の特徴は、上記特徴に係る無線測定収集方法において、前記無線端末が、アイドル状態からコネクテッド状態に遷移した後、前記記録するステップで記録された前記周波数帯情報を測定結果及び位置情報と共に前記所定の無線アクセス技術の無線基地局に送信するステップ(ステップS18)をさらに備えることを要旨とする。
本発明に関連する無線端末の特徴は、所定の無線アクセス技術の無線基地局(例えばLTE基地局eNB)から、測定対象の周波数帯を含む測定パラメータを設定するための測定構成メッセージ(例えばMDT Configurationメッセージ)を受信する受信部(無線通信部210)と、アイドル状態において、前記測定構成メッセージによって設定された前記測定パラメータに従って、前記所定の無線アクセス技術の前記測定対象の周波数帯に対して、無線環境の測定を行う第1の測定部(第1の測定部261)と、アイドル状態において、前記所定の無線アクセス技術とは異なる無線アクセス技術、及び/又は、前記所定の無線アクセス技術であって前記測定対象の周波数帯とは異なる周波数帯に対して、無線環境の測定を行う第2の測定部(第2の測定部262)と、前記第1の測定部の測定結果が閾値未満である場合に、前記第1の測定部の測定結果及び前記第2の測定部の測定結果の両方を位置情報と共に記録する記録部(記録部263)とを備えることを要旨とする。
本発明に関連する無線端末の他の特徴は、上記特徴に係る無線端末において、前記記録部は、前記第2の測定部によって測定が行われた周波数帯を示す周波数帯情報をさらに記録することを要旨とする。
本発明に関連する無線端末の特徴は、所定の無線アクセス技術の無線基地局(例えばLTE基地局eNB)から、測定対象の周波数帯を含む測定パラメータを設定するための測定構成メッセージ(例えばMDT Configurationメッセージ)を受信する受信部(無線通信部210)と、アイドル状態において、前記所定の無線アクセス技術とは異なる無線アクセス技術、及び/又は、前記所定の無線アクセス技術であって前記測定対象の周波数帯とは異なる周波数帯に対して、無線環境の測定を行う測定部(第2の測定部262)と、前記測定部の測定結果と、前記測定部によって測定が行われた周波数帯を示す周波数帯情報と、位置情報とを記録する記録部(記録部263)とを備えることを要旨とする。
本発明に関連する無線端末の他の特徴は、上記特徴に係る無線端末において、アイドル状態からコネクテッド状態に遷移した後、前記記録部によって記録された前記周波数帯情報を測定結果及び位置情報と共に前記所定の無線アクセス技術の無線基地局に送信する送信部(報告処理部264及び無線通信部210)をさらに備えることを要旨とする。
図面を参照して、本発明の実施形態について、(1)移動通信システムの概要、(2)LTE基地局の構成、(3)無線端末の構成、(4)無線測定収集方法、(5)実施形態の効果、(6)その他の実施形態の順に説明する。以下の実施形態における図面において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
本実施形態に係る無線測定収集方法は、無線端末によって実行される無線測定収集方法であって、LTE基地局(所定の無線アクセス技術の無線基地局に相当)から、測定対象の周波数帯を含む測定パラメータを設定するためのMDT Configurationメッセージ(測定構成メッセージに相当)を受信するステップと、アイドル状態において、MDT Configurationメッセージによって設定された測定パラメータに従って、LTEの測定対象の周波数帯に対して、無線環境の測定を行う第1の測定ステップと、アイドル状態において、LTEとは異なる無線アクセス技術、及び/又は、LTEであって測定対象の周波数帯とは異なる周波数帯に対して、無線環境の測定を行う第2の測定ステップと、第1の測定ステップでの測定結果が閾値未満である場合に、第1の測定ステップでの測定結果及び第2の測定ステップでの測定結果の両方を位置情報と共に記録するステップとを備える。
また、本実施形態では、記録するステップでは、第2の測定ステップで測定が行われた周波数帯を示す周波数帯情報をさらに記録する。
(1)移動通信システムの概要
図1は、本実施形態に係る移動通信システム1の全体概略構成を示す図である。
図1は、本実施形態に係る移動通信システム1の全体概略構成を示す図である。
図1に示すように、移動通信システム1は、無線端末UE(User Equipment)、複数の無線基地局eNB(evolved Node-B)、保守監視装置OAM(Operation and Maintenance)、及び移動管理装置MME(Mobility Management Entity)/ゲートウェイ装置S−GW(Serving Gateway)を有する。
複数の無線基地局eNBは、E−UTRAN(Evolved-UMTS Terrestrial Radio Access Network)を構成する。複数の無線基地局eNBのそれぞれは、無線端末UEにサービスを提供すべき通信エリアであるセルを形成する。以下において、LTEの無線基地局を適宜「LTE基地局」と称する。
隣接する各無線基地局eNBは、基地局間通信を提供する論理的な通信路であるX2インターフェースを介して互いに通信可能である。複数の無線基地局eNBのそれぞれは、S1インターフェースを介して、EPC(Evolved Packet Core)、具体的には、MME/S−GWと通信可能である。また、各無線基地局eNBは、オペレータによって運営される保守監視装置OAMと通信可能である。
なお、以下においては、E−UTRANと保守監視装置OAMとを併せて適宜「ネットワーク」と称する。ただし、異なるRATの無線アクセスネットワークが「ネットワーク」に含まれてもよい。
無線端末UEは、ユーザが所持する無線通信装置であり、ユーザ装置とも称される。無線端末UEは、複数のRATに対応する。本実施形態では、無線端末UEは、LTE及びCDMA2000に対応する。
また、無線端末UEは、複数の周波数帯に対応する。本実施形態では、無線端末UEは、LTEの周波数帯F1、LTEの周波数帯F2、及びCDMA2000の周波数帯F3に対応する。
移動通信システム1は、MDT(具体的には、Logged MDT)をサポートする。Logged MDTは、アイドル状態の無線端末が、設定された測定パラメータに従って無線環境の測定を行い、測定結果を位置情報及びタイムスタンプと共にMDTデータとして記録し、後でネットワークに報告するために保持するものである。MDTを用いることで、オペレータは、無線基地局からの受信電力又は受信品質の低い位置(いわゆるカバレッジホール)を把握することが可能になる。
図2は、周波数帯F1のLTE基地局の通信エリアと、周波数帯F2のLTE基地局の通信エリアと、CDMA2000(周波数帯F3)の無線基地局の通信エリアとが重複する一例を説明するための図である。以下において、CDMA2000の無線基地局を適宜「CDMA2000基地局」と称する。
図2に示すように、周波数帯F1のLTE基地局の通信エリア、周波数帯F2のLTE基地局の通信エリア、CDMA2000基地局の通信エリアのそれぞれは、カバレッジホールを含む。
LTE(周波数帯F1)のカバレッジホールは、LTE(周波数帯F2)及びCDMA2000によってカバーされている。LTE(周波数帯F1)で通信中の無線端末UEは、LTE(周波数帯F1)のカバレッジホールに移動する場合に、周波数帯F2のLTE基地局又はCDMA2000基地局へのハンドオーバを行うことで、通信を継続可能である。
LTE(周波数帯F2)のカバレッジホールは、LTE(周波数帯F1)及びCDMA2000によってカバーされている。LTE(周波数帯F2)で通信中の無線端末UEは、LTE(周波数帯F2)のカバレッジホールに移動する場合に、周波数帯F1のLTE基地局又はCDMA2000基地局へのハンドオーバを行うことで、通信を継続可能である。
CDMA2000のカバレッジホールは、LTE(周波数帯F1)及びLTE(周波数帯F2)によってカバーされている。CDMA2000で通信中の無線端末UEは、CDMA2000のカバレッジホールに移動する場合に、周波数帯F1のLTE基地局又は周波数帯F2のLTE基地局へのハンドオーバを行うことで、通信を継続可能である。
一方で、LTE(周波数帯F1)、LTE(周波数帯F2)、及びCDMA2000のそれぞれのカバレッジホールが重複する位置においては、コネクテッド状態の無線端末UEの通信が途絶する可能性があり、早急に対処を行う必要がある。
従って、一のRATの一の周波数帯におけるカバレッジホールが他のRAT及び/又は他の周波数帯によってカバーされているか否かを把握することは、オペレータにとって重要である。
(2)LTE基地局の構成
図3は、本実施形態に係るLTE基地局eNBの構成を示すブロック図である。
図3は、本実施形態に係るLTE基地局eNBの構成を示すブロック図である。
図3に示すように、LTE基地局eNBは、アンテナ101、無線通信部110、ネットワーク通信部120、記憶部130、及び制御部140を有する。
アンテナ101は、無線信号の送受信に用いられる。無線通信部110は、例えば無線周波数(RF)回路やベースバンド(BB)回路等を用いて構成され、アンテナ101を介して無線信号を送受信する。また、無線通信部110は、送信信号の変調と受信信号の復調とを行う。ネットワーク通信部120は、他のネットワーク装置(保守監視装置OAMや他のLTE基地局eNB等)との通信を行う。記憶部130は、例えばメモリを用いて構成され、LTE基地局eNBの制御等に用いられる各種の情報を記憶する。制御部140は、例えばCPUを用いて構成され、LTE基地局eNBが備える各種の機能を制御する。
制御部140は、測定制御部141及びMDTデータ取得部142を有する。
測定制御部141は、測定パラメータを無線端末UEに設定するためのMDT Configurationメッセージを生成し、当該MDT Configurationメッセージを無線端末UEに送信するよう無線通信部110を制御する。測定パラメータは、測定対象の周波数帯(measurements to be logged)、測定トリガ(triggering of logging event)、測定期間(total duration of logging)、絶対時間(network absolute time stamp)、及び測定エリア(measurements area)を含む。ただし、測定エリア(measurements area)は、測定パラメータに含まれなくてもよい。
MDTデータ取得部142は、アイドル状態(待ち受け中の状態)からコネクテッド状態(通信中の状態)に遷移した無線端末UEからMDTデータを取得ための処理を行う。具体的には、MDTデータ取得部142は、無線端末UEがMDTデータを保持していることを示す保持情報(Availability Indicatorとも称される)を含むRRCConnectionSetupCompleteメッセージを無線通信部110が受信した後、ネットワークによって無線端末UEからMDTデータを取得すると決定された場合に、UEInformationRequestメッセージを生成し、生成したUEInformationRequestメッセージを無線端末UEに送信するよう無線通信部110を制御する。
MDTデータ取得部142は、UEInformationRequestメッセージに応じて無線端末UEから送信(報告)されたUEInformationResponseメッセージを無線通信部110が受信すると、受信したUEInformationResponseメッセージに含まれるMDTデータを取得する。
そして、MDTデータ取得部142は、取得したMDTデータを保守監視装置OAMに送信するようネットワーク通信部120を制御する。なお、MDTデータ取得部142は、MDTデータを保守監視装置OAMに送信するケースに限らず、当該MDTデータの内容を解釈し、自局のパラメータ最適化に使用してもよい。
(3)無線端末の構成
図4は、本実施形態に係る無線端末UEの構成を示すブロック図である。
図4は、本実施形態に係る無線端末UEの構成を示すブロック図である。
図4に示すように、無線端末UEは、アンテナ201、無線通信部210、ユーザインターフェイス部220、GPS受信機230、バッテリ240、記憶部250、及び制御部260を有する。ただし、無線端末UEは、GPS受信機230を有していなくてもよい。
アンテナ201は、無線信号の送受信に用いられる。無線通信部210は、例えば無線周波数(RF)回路やベースバンド(BB)回路等を用いて構成され、アンテナ201を介して無線信号を送受信する。また、無線通信部210は、送信信号の変調と受信信号の復調とを行う。本実施形態では、無線通信部210は、LTE(周波数帯F1)、LTE(周波数帯F2)、及びCDMA2000(周波数帯F3)のそれぞれに対応する。ユーザインターフェイス部220は、ユーザとのインターフェイスとして機能するディスプレイやボタン等である。バッテリ240は、無線端末UEの各ブロックに供給される電力を蓄える。記憶部250は、例えばメモリを用いて構成され、無線端末UEの制御等に用いられる各種の情報を記憶する。制御部260は、例えばCPUを用いて構成され、無線端末UEが備える各種の機能を制御する。
制御部260は、第1の測定部261、第2の測定部262、記録部263、及び報告処理部264を有する。
第1の測定部261は、コネクテッド状態において、LTE基地局eNBからのMDT Configurationメッセージを無線通信部210が受信すると、受信したMDT Configurationメッセージに含まれる測定パラメータを設定する。
本実施形態において、無線通信部210は、測定対象の周波数帯を含む測定パラメータを設定するためのMDT Configurationメッセージを受信する受信部に相当する。上述したように、測定パラメータは、測定対象の周波数帯、測定トリガ、測定期間、絶対時間、及び測定エリアを含む。ただし、測定エリアは、測定パラメータに含まれなくてもよい。
第1の測定部261は、アイドル状態において、記憶部250に記憶された測定パラメータに従って、LTEの測定対象の周波数帯に対して、無線環境の測定を行う。なお、無線環境とは、例えば参照信号の受信電力(RSRP)や参照信号の受信品質(RSRQ)である。
第2の測定部262は、LTEとは異なるRAT(本実施形態では、CDMA2000)、及び/又は、LTEであって測定対象の周波数帯とは異なる周波数帯に対して、無線環境の測定を行う。ここで、LTEとは異なるRATに対して無線環境の測定を行う場合、第2の測定部262は、LTEの測定対象の周波数帯と同一の周波数帯に対して測定を行ってもよく、LTEの測定対象の周波数帯と異なる周波数帯に対して測定を行ってもよい。
記録部263は、第1の測定部261の測定結果、位置情報、タイムスタンプを含むMDTデータを記録(すなわち、記憶部250に格納)する。位置情報は、サービングセルのECGI(E-UTRAN Cell Global Identifier)を含む。また、無線端末UEが測位機能を有している場合、位置情報は、GNSS(Global Navigation Satellite System)位置情報をさらに含む。一方、無線端末UEが測位機能を有していない場合、位置情報は、隣接セルからの受信状態に関するRF(Radio frequency)フィンガープリントをさらに含む。タイムスタンプは、測定パラメータに含まれる絶対時間を基準とする時間情報である。
記録部263は、第1の測定部261による測定結果(RSRP及び/又はRSRQ)が閾値未満である場合には、第1の測定部261の測定結果に加えて、第2の測定部262の測定結果、位置情報、タイムスタンプ、及び、第2の測定部262によって測定が行われた周波数帯を示す周波数帯情報を含むMDTデータを記録する。
例えば、記録部263は、測定対象の周波数帯が周波数帯F1である場合であって、第2の測定部262がLTEの周波数帯F2に対して測定を行った場合には、周波数帯F2を示す周波数帯情報を周波数帯F2の測定結果に対応付けて記録する。また、記録部263は、測定対象の周波数帯が周波数帯F1である場合であって、第2の測定部262がCDMA2000の周波数帯F3に対して測定を行った場合には、周波数帯F3を示す周波数帯情報を周波数帯F3の測定結果に対応付けて記録する。
報告処理部264は、保持しているMDTデータをネットワークに報告するための処理を行う。具体的には、報告処理部264は、アイドル状態からコネクテッド状態に遷移する際に、MDTデータを保持していることを示す保持情報(Availability Indicator)をネットワークに送信する。具体的には、無線端末UEは、コネクテッド状態の確立が完了したことを示すRRCConnectionSetupCompleteメッセージに、保持情報を含めてネットワークに送信する。
そして、報告処理部264は、MDTデータの送信を要求するUEInformationRequestメッセージを無線通信部210が受信すると、保持しているMDTデータを含むUEInformationResponseメッセージをネットワークに送信するよう無線通信部210を制御する。本実施形態において、報告処理部264及び無線通信部210は、周波数帯情報を含むMDTデータをUEInformationResponseメッセージに含めて送信する送信部に相当する。
(4)無線測定収集方法
次に、本実施形態に係る無線測定収集方法について、(4.1)全体概略動作、(4.2)ロギング処理の順に説明する。
次に、本実施形態に係る無線測定収集方法について、(4.1)全体概略動作、(4.2)ロギング処理の順に説明する。
(4.1)全体概略動作
図5は、本実施形態に係る無線測定収集方法を示す全体概略シーケンス図である。
図5は、本実施形態に係る無線測定収集方法を示す全体概略シーケンス図である。
図5に示すように、ステップS11において、E−UTRANに含まれるLTE基地局eNBは、MDT Configurationメッセージを、コネクテッド状態の無線端末UEに送信する。無線端末UEは、MDT Configurationメッセージを受信する。
ステップS12において、無線端末UEは、受信したMDT Configurationメッセージに含まれる測定パラメータを設定する。また、無線端末UEは、測定期間のタイマ(duration timer)を起動する。
ステップS13において、無線端末UEは、コネクテッド状態からアイドル状態に遷移する。
ステップS14において、無線端末UEは、測定パラメータに従って無線環境の測定を行い、測定結果、位置情報、タイムスタンプを含むMDTデータを記録する。このような処理は「ロギング」と称されることがある。ロギング処理の詳細については後述する。
ステップS15において、無線端末UEは、E−UTRANに含まれるLTE基地局eNBとの接続処理を行う。ここで接続先となるLTE基地局eNBは、MDT Configurationメッセージの送信元基地局とは異なるものである可能性が高い。
ステップS16において、無線端末UEは、保持情報(Availability Indicator)を含むRRCConnectionSetupCompleteメッセージをLTE基地局eNBに送信する。LTE基地局eNBは、RRCConnectionSetupCompleteメッセージを受信する。なお、LTE基地局eNBがRRCConnectionSetupCompleteメッセージを正しく受信できた時点で、無線端末UEは、アイドル状態からコネクテッド状態への遷移が完了する。
ステップS17において、LTE基地局eNBは、無線端末UEからMDTデータを取得する場合に、UEInformationRequestメッセージを無線端末UEに送信する。無線端末UEは、UEInformationRequestメッセージを受信する。
ステップS18において、無線端末UEは、UEInformationRequestメッセージに応答して、MDTデータを含むUEInformationResponseメッセージをLTE基地局eNBに送信する。LTE基地局eNBは、UEInformationResponseメッセージを受信すると、取得したMDTデータを保守監視装置OAMに送信する。なお、LTE基地局eNBは、当該MDTデータの内容を解釈し、自局のパラメータ最適化に使用してもよい。
(4.2)ロギング処理
次に、ロギング処理(すなわち、図5のステップS14の詳細)について説明する。図6は、ロギング処理の詳細を示すフローチャートである。
次に、ロギング処理(すなわち、図5のステップS14の詳細)について説明する。図6は、ロギング処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS141において、無線端末UEの第1の測定部261は、LTE基地局eNBから設定された測定パラメータに含まれる測定トリガに対応するイベントが発生したか否かを確認する。当該イベントが発生した場合、処理をステップS142に進める。
ステップS142において、第1の測定部261は、LTE基地局eNBから設定された測定パラメータに含まれる、測定対象の周波数帯に対して、無線環境(具体的には、RSRP、RSRQ)の測定を行う。ここでは、第1の測定部261は、LTEについて測定を行う。
ステップS143において、第2の測定部262は、LTEとは異なるRAT(本実施形態ではCDMA2000)、及び/又は、LTEであって測定対象の周波数帯とは異なる周波数帯に対して、無線環境(例えば、RSRP、RSRQ)の測定を行う。
ステップS144において、記録部263は、第1の測定部261によって測定されたRSRPを閾値1と比較し、第1の測定部261によって測定されたRSRQを閾値2と比較する。当該RSRP及び当該RSRQが閾値以上である場合には、処理をステップS145に進める。一方、当該RSRP又は当該RSRQの少なくとも一方が閾値未満である場合には、処理をステップS146に進める。
ステップS145において、記録部263は、ステップS142に対応するMDTデータ、すなわち、ステップS142での測定結果(RSRP及びRSRQ)と、ステップS142で測定を行った際の位置を示す位置情報と、ステップS142で測定を行った際の時刻を示すタイムスタンプとを含むMDTデータを記録する。
一方、ステップS146において、記録部263は、ステップS142に対応するMDTデータと、ステップS143に対応するMDTデータとを記録する。具体的には、記録部263は、ステップS142での測定結果(RSRP及びRSRQ)と、ステップS142で測定を行った際の位置を示す位置情報と、ステップS142で測定を行った際の時刻を示すタイムスタンプとを含むMDTデータに加えて、ステップS143での測定結果(RSRP及びRSRQ)と、ステップS143で測定を行った際の位置を示す位置情報と、ステップS143で測定を行った際の時刻を示すタイムスタンプと、ステップS143で測定が行われた周波数帯を示す周波数帯情報とを含むMDTデータを記録する。なお、記録部263は、ステップS142に対応するMDTデータ及びステップS143に対応するMDTデータにおいて、位置情報及びタイムスタンプについては、共通のものを使用してもよい。
ステップS147において、第1の測定部261は、測定期間の満了、又は、コネクテッド状態への遷移の何れかが発生したか否かを確認する。測定期間の満了、又は、コネクテッド状態への遷移の何れかが発生した場合には、ロギング処理が終了する。一方、測定期間の満了、又は、コネクテッド状態への遷移の何れも発生していない場合には、処理がステップS141に戻る。
なお、ステップS145において、記録部263は、ステップS142に対応するMDTデータのみを記録していたが、ステップS143に対応するMDTデータも記録してよい。
(5)実施形態の効果
以上説明したように、本実施形態によれば、LTE基地局eNBから測定パラメータが設定された無線端末UEは、LTE基地局eNBからのRSRP又はRSRQが閾値未満(すなわち、カバレッジホール)である場合、LTEとは異なるRAT、及び/又は、LTEであって測定対象の周波数帯とは異なる周波数帯に対する測定結果、位置情報、及びタイムスタンプを記録する。これにより、LTEの一の周波数帯におけるカバレッジホールが他のRAT及び/又は他の周波数帯によってカバーされているか否かを把握可能にすることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、LTE基地局eNBから測定パラメータが設定された無線端末UEは、LTE基地局eNBからのRSRP又はRSRQが閾値未満(すなわち、カバレッジホール)である場合、LTEとは異なるRAT、及び/又は、LTEであって測定対象の周波数帯とは異なる周波数帯に対する測定結果、位置情報、及びタイムスタンプを記録する。これにより、LTEの一の周波数帯におけるカバレッジホールが他のRAT及び/又は他の周波数帯によってカバーされているか否かを把握可能にすることができる。
また、本実施形態では、無線端末UEは、LTEとは異なるRAT、及び/又は、LTEであって測定対象の周波数帯とは異なる周波数帯に対して無線環境の測定を行った際の周波数帯情報を、測定結果、位置情報、及びタイムスタンプと共に記録する。さらに、本実施形態では、無線端末UEは、記録された測定結果、位置情報、タイムスタンプ、及び周波数帯情報を含むUEInformationResponseメッセージをネットワークに送信する。これにより、LTEの一の周波数帯におけるカバレッジホールが、どのRAT及び/又はどの周波数帯によってカバーされているかを把握可能にすることができる。
(6)その他の実施形態
上記のように、本発明は各実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上記のように、本発明は各実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
例えば、上述した実施形態では、3GPPで仕様が策定されているLTE−Advancedに基づいて構成される移動通信システムを主として説明した。しかしながら、LTE−Advancedに限らず、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)に基づいて構成される移動通信システム等についても本発明を適用可能である。例えば、W−CDMA(UMTS)基地局から無線端末に測定パラメータを設定してもよい。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。
なお、日本国特許出願第2010−227815号(2010年10月7日出願)の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
以上のように、本発明に係る無線測定収集方法及び無線端末によれば、一のRATの一の周波数帯におけるカバレッジホールが他のRAT及び/又は他の周波数帯によってカバーされているか否かを把握可能にすることができるため、移動体通信などの無線通信において有用である。
Claims (10)
- 無線端末であって、
第1の無線アクセス技術の無線基地局から設定された測定パラメータに従って、アイドル状態において、無線環境の測定を行い、測定結果を位置情報と共に保持する制御部を備え、
前記制御部は、第2の無線アクセス技術に対する測定指示が前記測定パラメータに含まれていなくても、前記アイドル状態において、前記第1の無線アクセス技術に対する測定だけでなく、前記第2の無線アクセス技術に対する測定も行い、
前記制御部は、ネットワークへの報告のために、前記第1の無線アクセス技術に対する測定結果だけでなく、前記第2の無線アクセス技術に対する測定結果も保持し、
前記制御部は、前記無線端末が、前記アイドル状態からコネクテッド状態に遷移した後、前記保持された情報を、前記第1の無線アクセス技術の無線基地局へ送信する処理を実行し、
前記第1の無線アクセス技術は、3GPPアクセスシステムに関する技術であり、前記第2の無線アクセス技術は、非3GPPアクセスシステムに関する技術である、ことを特徴とする無線端末。 - 無線端末に備えられるプロセッサであって、
第1の無線アクセス技術の無線基地局から設定された測定パラメータに従って、アイドル状態において無線環境の測定を行う処理Aと、
前記アイドル状態において、前記処理Aでの測定結果を位置情報と共に保持する処理Bと、を実行し、
前記処理Aにおいて、第2の無線アクセス技術に対する測定指示が前記測定パラメータに含まれていなくても、前記アイドル状態において、前記第1の無線アクセス技術に対する測定だけでなく、前記第2の無線アクセス技術に対する測定も行い、
前記処理Bにおいて、ネットワークへの報告のために、前記第1の無線アクセス技術に対する測定結果だけでなく、前記第2の無線アクセス技術に対する測定結果も保持し、
前記無線端末が、前記アイドル状態からコネクテッド状態に遷移した後、前記処理Bにおいて保持された情報を、前記第1の無線アクセス技術の無線基地局へ送信する処理Cを更に実行し、
前記第1の無線アクセス技術は、3GPPアクセスシステムに関する技術であり、前記第2の無線アクセス技術は、非3GPPアクセスシステムに関する技術である、ことを特徴とするプロセッサ。 - 無線端末における方法であって、
第1の無線アクセス技術の無線基地局から設定された測定パラメータに従って、アイドル状態において無線環境の測定を行うステップAと、
前記アイドル状態において、前記ステップAでの測定結果を位置情報と共に保持するステップBと、を含み、
前記ステップAにおいて、前記アイドル状態の前記無線端末は、第2の無線アクセス技術に対する測定指示が前記測定パラメータに含まれていなくても、前記第1の無線アクセス技術に対する測定だけでなく、前記第2の無線アクセス技術に対する測定も行い、
前記ステップBにおいて、前記アイドル状態の前記無線端末は、ネットワークへの報告のために、前記第1の無線アクセス技術に対する測定結果だけでなく、前記第2の無線アクセス技術に対する測定結果も保持し、
前記無線端末が、前記アイドル状態からコネクテッド状態に遷移した後、前記ステップBにおいて保持された情報を、前記第1の無線アクセス技術の無線基地局へ送信するステップCを更に含み、
前記第1の無線アクセス技術は、3GPPアクセスシステムに関する技術であり、前記第2の無線アクセス技術は、非3GPPアクセスシステムに関する技術である、ことを特徴とする方法。 - 第1の無線アクセス技術の無線基地局であって、
コネクテッド状態の無線端末に対して、測定パラメータを含むメッセージを送信する送信部と、
前記無線端末から、該無線端末がアイドル状態において測定した無線環境の測定結果を、該無線端末が前記アイドル状態からコネクテッド状態に遷移したときに受信する受信部と、を備え、
前記測定結果は、前記無線端末が前記測定パラメータに従って測定した前記第1の無線アクセス技術に対する第1測定結果を含み、
前記測定結果は、更に、前記測定パラメータに第2の無線アクセス技術に対する測定指示が含まれていなくても、前記無線端末が前記アイドル状態において測定した前記第2の無線アクセス技術に対する第2測定結果も含み、
前記第1の無線アクセス技術は、3GPPアクセスシステムに関する技術であり、前記第2の無線アクセス技術は、非3GPPアクセスシステムに関する技術である、ことを特徴とする無線基地局。 - 第1の無線アクセス技術の無線基地局における方法であって、
コネクテッド状態の無線端末に対して、測定パラメータを含むメッセージを送信するステップAと、
前記無線端末から、該無線端末がアイドル状態において測定した無線環境の測定結果を、該無線端末が前記アイドル状態からコネクテッド状態に遷移したときに受信するステップBと、を含み、
前記測定結果は、前記無線端末が前記測定パラメータに従って測定した前記第1の無線アクセス技術に対する第1測定結果を含み、
前記測定結果は、更に、前記測定パラメータに第2の無線アクセス技術に対する測定指示が含まれていなくても、前記無線端末が前記アイドル状態において測定した前記第2の無線アクセス技術に対する第2測定結果も含み、
前記第1の無線アクセス技術は、3GPPアクセスシステムに関する技術であり、前記第2の無線アクセス技術は、非3GPPアクセスシステムに関する技術である、ことを特徴とする方法。 - 無線基地局から設定された測定パラメータに従って、アイドル状態において、無線環境の測定を行い、測定結果を位置情報及びタイムスタンプと共に保持する制御部を備え、
前記制御部は、第2の周波数帯に対する測定指示が前記測定パラメータに含まれていなくても、前記アイドル状態において、測定対象の第1の周波数帯に対する測定だけでなく、前記第2の周波数帯に対する測定も行い、
前記制御部は、ネットワークへの報告のために、前記第1の周波数帯に対する測定結果だけでなく、前記第2の周波数帯に対する測定結果も保持し、
前記制御部は、前記無線端末が、前記アイドル状態からコネクテッド状態に遷移した後、前記保持された情報を、前記無線基地局へ送信する処理を実行する、ことを特徴とする無線端末。 - 無線端末に備えられるプロセッサであって、
無線基地局から設定された測定パラメータに従って、アイドル状態において無線環境の測定を行う処理Aと、
前記アイドル状態において、前記処理Aでの測定結果を位置情報及びタイムスタンプと共に保持する処理Bと、を実行し、
前記処理Aにおいて、第2の周波数帯に対する測定指示が前記測定パラメータに含まれていなくても、前記アイドル状態において、測定対象の前記第1の周波数帯に対する測定だけでなく、前記第2の周波数帯に対する測定も行い、
前記処理Bにおいて、ネットワークへの報告のために、前記第1の周波数帯に対する測定結果だけでなく、前記第2の周波数帯に対する測定結果も保持し、
前記無線端末が、前記アイドル状態からコネクテッド状態に遷移した後、前記処理Bにおいて保持された情報を、前記無線基地局へ送信する処理Cを更に実行することを特徴とするプロセッサ。 - 無線端末における方法であって、
無線基地局から設定された測定パラメータに従って、アイドル状態において無線環境の測定を行うステップAと、
前記アイドル状態において、前記ステップAでの測定結果を位置情報及びタイムスタンプと共に保持するステップBと、を含み、
前記ステップAにおいて、前記アイドル状態の前記無線端末は、第2の周波数帯に対する測定指示が前記測定パラメータに含まれていなくても、測定対象の第1の周波数帯に対する測定だけでなく、前記第2の周波数帯に対する測定も行い、
前記ステップBにおいて、前記アイドル状態の前記無線端末は、ネットワークへの報告のために、前記第1の周波数帯に対する測定結果だけでなく、前記第2の周波数帯に対する測定結果も保持し、
前記無線端末が、前記アイドル状態からコネクテッド状態に遷移した後、前記ステップBにおいて保持された情報を、前記無線基地局へ送信するステップCを更に含む、ことを特徴とする方法。 - コネクテッド状態の無線端末に対して、測定パラメータを含むメッセージを送信する送信部と、
前記無線端末から、該無線端末がアイドル状態において測定した無線環境の測定結果と位置情報及びタイムスタンプを含む情報を、該無線端末が前記アイドル状態からコネクテッド状態に遷移したときに受信する受信部と、を備え、
前記測定結果は、前記無線端末が前記測定パラメータに従って測定した第1の周波数帯に対する第1測定結果を含み、
前記測定結果は、更に、前記測定パラメータに第2の周波数帯に対する測定指示が含まれていなくても、前記無線端末が前記アイドル状態において測定した前記第2の周波数帯に対する第2測定結果も含む、ことを特徴とする無線基地局。 - コネクテッド状態の無線端末に対して、測定パラメータを含むメッセージを送信するステップAと、
前記無線端末から、該無線端末がアイドル状態において測定した無線環境の測定結果と位置情報及びタイムスタンプを含む情報を、該無線端末が前記アイドル状態からコネクテッド状態に遷移したときに受信するステップBと、を含み、
前記測定結果は、前記無線端末が前記測定パラメータに従って測定した第1の周波数帯に対する第1測定結果を含み、
前記測定結果は、更に、前記測定パラメータに第2の周波数帯に対する測定指示が含まれていなくても、前記無線端末が前記アイドル状態において測定した前記第2の周波数帯に対する第2測定結果も含む、ことを特徴とする方法。
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