JP2015065544A - 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成プログラム Download PDF

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淳平 ▲高▼木
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正城 菊池
Masaki Kikuchi
正城 菊池
良太 有延
Ryota Arinobu
良太 有延
徹 保井
Toru Yasui
徹 保井
恵次 岡村
Keiji Okamura
恵次 岡村
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Abstract

【課題】 少なくとも一部の設定が登録済みである送信プログラムによって実行される送信のジョブに対するログ画像の記憶サイズを抑制することができる画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成プログラムを提供する。【解決手段】 画像形成システムのMFPは、画像に基づいたジョブを実行する(S101)ジョブ実行手段と、画像の履歴としてのログ画像を生成して管理サーバーの記憶部に記憶させるログ画像生成手段とを備え、ログ画像生成手段は、ジョブ実行手段によって実行されるジョブが少なくとも一部の設定が登録済みである送信プログラムによって実行される送信のジョブである場合に(S103でYES)、このジョブに対するログ画像の記憶サイズを抑制することを特徴とする。【選択図】 図4

Description

本発明は、画像に基づいたジョブを実行する場合にこの画像の履歴としてのログ画像を生成する画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成プログラムに関する。
企業などの組織において画像形成装置を使用した情報漏洩が発生している。例えば、組織内で紙によって保管されている機密情報が画像形成装置によって複写されて複写物が生成され、この複写物が組織外に持ち出されることによって情報漏洩が発生する。
このような画像形成装置を使用した情報漏洩の発生を抑えるために、従来、画像に基づいたジョブを実行する場合にこの画像の履歴としてのログ画像を生成して記憶部に記憶させる画像形成装置が知られている(特許文献1参照。)。この従来の画像形成装置は、電話帳機能または宛先リスト機能を利用したか否かなど、画像の送信方法に応じてログ画像の生成条件を異ならせるので、画像の送信方法に適したログ画像を記憶部に記憶させることができる。
特開2008−042782号公報
記憶部の記憶容量には限界がある。一方、ログ画像の必要性は、画像の送信方法によって異なる。したがって、本願の発明者は、ログ画像の必要性が低い送信方法に対してはログ画像の記憶サイズを抑制することを考え、ログ画像の必要性が低い送信方法を検討した。その結果、本願の発明者は、少なくとも一部の設定が登録済みである送信プログラムによって実行される送信のジョブについて、ログ画像の必要性が低い場合が多いという知見を得た。
そこで、本発明は、少なくとも一部の設定が登録済みである送信プログラムによって実行される送信のジョブに対するログ画像の記憶サイズを抑制することができる画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成プログラムを提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、画像に基づいたジョブを実行するジョブ実行手段と、前記画像の履歴としてのログ画像を生成して記憶部に記憶させるログ画像生成手段とを備えた画像形成装置であって、前記ログ画像生成手段は、前記ジョブ実行手段によって実行される前記ジョブが少なくとも一部の設定が登録済みである送信プログラムによって実行される送信のジョブである場合に、前記ジョブに対する前記ログ画像の記憶サイズを抑制することを特徴とする。
この構成により、本発明の画像形成装置は、少なくとも一部の設定が登録済みである送信プログラムによって送信のジョブを実行する場合に、このジョブに対するログ画像の記憶サイズを抑制するので、この送信プログラムによって実行される送信のジョブに対するログ画像の記憶サイズを抑制することができる。
また、本発明の画像形成装置において、前記ログ画像生成手段は、前記ジョブ実行手段によって実行される前記ジョブが前記画像形成装置と同一のドメインに所属する装置への送信のジョブである場合に、前記記憶サイズを抑制しても良い。
この構成により、本発明の画像形成装置は、画像形成装置自身と同一のドメインに所属する装置への送信のジョブを実行する場合に、このジョブに対するログ画像の記憶サイズを抑制するので、画像形成装置と同一のドメインに所属する装置への送信のジョブに対するログ画像の記憶サイズを抑制することができる。
また、本発明の画像形成装置は、前記記憶サイズの抑制方法を受け付ける抑制方法受付手段を備え、前記ログ画像生成手段は、前記抑制方法受付手段によって受け付けられた前記抑制方法によって前記記憶サイズを抑制し、前記抑制方法としては、前記ログ画像を記憶させない方法と、通常より解像度を落とした前記ログ画像を記憶させる方法とが少なくとも存在しても良い。
この構成により、本発明の画像形成装置は、ログ画像を記憶させないことによってログ画像の記憶サイズを抑制するか、通常より解像度を落としたログ画像を記憶させることによってログ画像の記憶サイズを抑制するかを利用者に指定させることができるので、利用者の希望に沿った方法でログ画像の記憶サイズを抑制することができる。
また、本発明の画像形成装置は、前記ログ画像の記憶方法を受け付ける記憶方法受付手段を備え、前記ログ画像生成手段は、前記記憶方法受付手段によって受け付けられた前記記憶方法によって前記ログ画像を記憶させ、前記記憶方法としては、前記ログ画像を通常の解像度で記憶させる方法と、通常より解像度を落とした前記ログ画像を記憶させる方法とが少なくとも存在しても良い。
この構成により、本発明の画像形成装置は、ログ画像を記憶させる場合に、ログ画像を通常の解像度で記憶させるか、通常より解像度を落としたログ画像を記憶させるかを利用者に指定させることができるので、利用者の希望によってはログ画像の記憶サイズを抑制することができる。
また、本発明の画像形成装置は、前記記憶サイズの抑制の対象者を管理する抑制対象者管理手段を備え、前記ログ画像生成手段は、前記抑制対象者管理手段によって管理されている前記対象者の前記記憶サイズを抑制しても良い。
この構成により、本発明の画像形成装置は、特定の利用者のログ画像の記憶サイズを抑制するので、ログ画像の記憶サイズを利用者に応じて抑制しない構成と比較して、ログ画像の記憶サイズを低減することができる。
また、本発明の画像形成装置において、前記ログ画像生成手段は、前記ジョブ実行手段によって実行される前記ジョブの対象の前記画像の内容が特定の形式の内容である場合に、前記記憶サイズを抑制しても良い。
この構成により、本発明の画像形成装置は、特定の形式の内容の画像に対するログ画像の記憶サイズを抑制するので、ログ画像の記憶サイズを画像の内容に応じて抑制しない構成と比較して、ログ画像の記憶サイズを低減することができる。
本発明の画像形成システムは、画像に基づいたジョブを実行するジョブ実行手段を備えた画像形成装置を備えた画像形成システムであって、前記画像の履歴としてのログ画像を生成して記憶部に記憶させるログ画像生成手段を備え、前記ログ画像生成手段は、前記ジョブ実行手段によって実行される前記ジョブが少なくとも一部の設定が登録済みである送信プログラムによって実行される送信のジョブである場合に、前記ジョブに対する前記ログ画像の記憶サイズを抑制することを特徴とする。
この構成により、本発明の画像形成システムは、少なくとも一部の設定が登録済みである送信プログラムによって送信のジョブを実行する場合に、このジョブに対するログ画像の記憶サイズを抑制するので、この送信プログラムによって実行される送信のジョブに対するログ画像の記憶サイズを抑制することができる。
本発明の画像形成プログラムは、画像に基づいたジョブを実行するジョブ実行手段、および、前記画像の履歴としてのログ画像を生成して記憶部に記憶させるログ画像生成手段として画像形成装置を機能させる画像形成プログラムであって、前記ログ画像生成手段は、前記ジョブ実行手段によって実行される前記ジョブが少なくとも一部の設定が登録済みである送信プログラムによって実行される送信のジョブである場合に、前記ジョブに対する前記ログ画像の記憶サイズを抑制することを特徴とする。
この構成により、本発明の画像形成プログラムは、少なくとも一部の設定が登録済みである送信プログラムによって送信のジョブを実行する場合に、このジョブに対するログ画像の記憶サイズを抑制するので、この送信プログラムによって実行される送信のジョブに対するログ画像の記憶サイズを抑制することができる。
本発明の画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成プログラムは、少なくとも一部の設定が登録済みである送信プログラムによって実行される送信のジョブに対するログ画像の記憶サイズを抑制することができる。
本発明の一実施の形態に係る画像形成システムのブロック図である。 図1に示すMFPのブロック図である。 図1に示す管理サーバーのブロック図である。 対象の画像に基づいたジョブを実行する場合の図2に示すMFPの動作のフローチャートである。 図4に示す動作の続きの動作のフローチャートである。 図2に示すMFPの表示部に表示される記憶方法選択画面の一例を示す図である。 図2に示すMFPの表示部に表示される記憶サイズ抑制方法選択画面の一例を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係る画像形成システム10の構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像形成システム10のブロック図である。
図1に示すように、画像形成システム10は、画像形成装置としてのMFP(Multifunction Peripheral)20と、MFP20を管理するコンピューターである管理サーバー30とを備えている。MFP20と、管理サーバー30とは、LAN(Local Area Network)、インターネットなどのネットワーク11を介して互いに通信可能に接続されている。
図2は、MFP20のブロック図である。
図2に示すように、MFP20は、利用者による種々の操作が入力されるボタンなどの入力デバイスである操作部21と、種々の情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスである表示部22と、原稿から画像を読み取る読取デバイスであるスキャナー23と、用紙などの記録媒体に印刷を実行する印刷デバイスであるプリンター24と、図示していない外部のファクシミリ装置と公衆電話回線などの通信回線経由でファックス通信を行うファックスデバイスであるファックス通信部25と、ネットワーク11(図1参照。)経由で外部の装置と通信を行うネットワーク通信デバイスであるネットワーク通信部26と、各種のデータを記憶しているEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性の記憶デバイスである記憶部27と、MFP20全体を制御する制御部28とを備えている。MFP20は、画像に基づいたジョブに対して、この画像の履歴としてのログ画像を生成することが可能である。
操作部21は、表示部22とともにタッチパネルを形成する入力デバイスを含んでいても良い。
記憶部27は、MFP20によって実行される画像形成プログラム27aを記憶している。画像形成プログラム27aは、MFP20の製造段階でMFP20にインストールされていても良いし、SDカード、USB(Universal Serial Bus)メモリーなどの記憶媒体からMFP20に追加でインストールされても良いし、ネットワーク11上からMFP20に追加でインストールされても良い。
また、記憶部27は、少なくとも一部の設定が登録済みである送信プログラムによって実行される送信のジョブ(以下「プログラム経由送信ジョブ」と言う。)に対するログ画像の記憶サイズを抑制するか否かを示すプログラム経由送信ジョブログ画像記憶設定情報27bを記憶することが可能である。ここで、プログラム経由送信ジョブとしては、例えば、ワークフローやワンタッチキーから実行する送信のジョブが存在する。
また、記憶部27は、MFP20と同一のドメインに所属する装置への送信のジョブ(以下「同一ドメイン内送信ジョブ」と言う。)に対するログ画像の記憶サイズを抑制するか否かを示す同一ドメイン内送信ジョブログ画像記憶設定情報27cを記憶することが可能である。
また、記憶部27は、対象の画像の内容が特定の形式の内容である送信のジョブ(以下「特定形式送信ジョブ」と言う。)に対するログ画像の記憶サイズを抑制するか否かを示す特定形式送信ジョブログ画像記憶設定情報27dを記憶することが可能である。ここで、特定形式送信ジョブログ画像記憶設定情報27dには、特定の形式を示す画像(以下「特定形式画像」と言う。)も含まれている。特定形式画像は、特定の形式が印刷された記録媒体がスキャナー23によって読み取られるなどの方法によって取得される。なお、特定の形式は、例えば、特定の位置に配置される罫線や、特定の位置に配置される特定の文字などを含んでいる。
また、記憶部27は、ログ画像の記憶サイズの抑制の対象者(以下「抑制対象者」という。)を示す抑制対象者設定情報27eを記憶することが可能である。ここで、抑制対象者は、利用者のIDによって個別に設定されても良いし、利用者が所属するグループ単位で設定されても良い。
制御部28は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROM(Read Only Memory)と、CPUの作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)とを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部27に記憶されているプログラムを実行するようになっている。
制御部28は、記憶部27に記憶されている画像形成プログラム27aを実行することによって、抑制対象者を管理する抑制対象者管理手段28a、ジョブを実行するジョブ実行手段28b、ログ画像を生成して管理サーバー30に記憶させるログ画像生成手段28c、ログ画像の記憶方法を受け付ける記憶方法受付手段28d、および、ログ画像の記憶サイズの抑制方法を受け付ける抑制方法受付手段28eとして機能する。
図3は、管理サーバー30のブロック図である。
図3に示すように、管理サーバー30は、種々の操作が入力されるマウスやキーボードなどの入力デバイスである操作部31と、種々の情報を表示するLCDなどの表示デバイスである表示部32と、ネットワーク11(図1参照。)経由で外部の装置と通信を行うネットワーク通信デバイスであるネットワーク通信部33と、プログラムおよび各種のデータを記憶しているHDDなどの不揮発性の記憶デバイスである記憶部34と、管理サーバー30全体を制御する制御部35とを備えている。管理サーバー30は、例えばPC(Personal Computer)などのコンピューターによって構成されている。
記憶部34は、利用者のIDおよびパスワードなどの認証用情報34aと、画像の履歴としてのログ画像34bとを記憶することが可能である。なお、認証用情報34aおよびログ画像34bは、利用者のID毎に記憶されている。また、ログ画像34bは、ジョブ毎に記憶されることが可能である。
制御部35は、例えば、CPUと、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROMと、CPUの作業領域として用いられるRAMとを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部34に記憶されているプログラムを実行するようになっている。
次に、画像形成システム10の動作について説明する。
まず、プログラム経由送信ジョブログ画像記憶設定情報27bを設定する場合のMFP20の動作について説明する。
MFP20の管理者は、プログラム経由送信ジョブログ画像記憶設定情報27bの設定を操作部21を介してMFP20に指示することができる。
MFP20の制御部28は、プログラム経由送信ジョブログ画像記憶設定情報27bの設定が指示されると、指示に応じてプログラム経由送信ジョブログ画像記憶設定情報27bを記憶部27に記憶させる。
以上においては、プログラム経由送信ジョブログ画像記憶設定情報27bを設定する場合のMFP20の動作について説明について説明したが、同一ドメイン内送信ジョブログ画像記憶設定情報27cおよび特定形式送信ジョブログ画像記憶設定情報27dを設定する場合のMFP20の動作についても同様である。
次に、抑制対象者設定情報27eを設定する場合のMFP20の動作について説明する。
MFP20の管理者は、抑制対象者設定情報27eの設定を操作部21を介してMFP20に指示することができる。
MFP20の制御部28の抑制対象者管理手段28aは、抑制対象者設定情報27eの設定が指示されると、指示に応じて抑制対象者設定情報27eを記憶部27に記憶させる。
次に、利用者がログインする場合のMFP20の動作について説明する。
MFP20の制御部28は、操作部21から認証用情報が入力されると、この認証用情報をネットワーク通信部26を介して管理サーバー30に送信する。
管理サーバー30の制御部35は、MFP20から送信されてきた認証用情報をネットワーク通信部33を介して受信すると、この認証用情報と同一の認証用情報34aが記憶部34に記憶されているか否かを判断する。そして、制御部35は、MFP20から送信されてきた認証用情報と同一の認証用情報34aが記憶部34に記憶されていると判断すると、利用者のログインを許可することを示すログイン許可情報をネットワーク通信部33を介してMFP20に送信する。一方、制御部35は、MFP20から送信されてきた認証用情報と同一の認証用情報34aが記憶部34に記憶されていないと判断すると、利用者のログインを許可しないことを示すログイン不許可情報をネットワーク通信部33を介してMFP20に送信する。
MFP20の制御部28は、管理サーバー30から送信されてきたログイン許可情報をネットワーク通信部26を介して受信すると、利用者のログインを許可する。一方、制御部28は、管理サーバー30から送信されてきたログイン不許可情報をネットワーク通信部26を介して受信すると、利用者のログインを許可しない。
なお、以下に説明するMFP20の動作は、利用者がログイン中に実行される。
次に、ジョブを実行する場合のMFP20の動作について説明する。
MFP20の利用者は、対象の画像に基づいたジョブの実行を操作部21を介してMFP20に指示することができる。また、利用者は、対象の画像に基づいたジョブの実行をMFP20の外部の装置からネットワーク通信部26を介してMFP20に指示することもできる。
MFP20の制御部28は、対象の画像に基づいたジョブの実行が指示されると、図4および図5に示す動作を実行する。
図4は、対象の画像に基づいたジョブを実行する場合のMFP20の動作のフローチャートである。図5は、図4に示す動作の続きの動作のフローチャートである。
図4および図5に示すように、制御部28のジョブ実行手段28bは、対象の画像に基づいたジョブを実行する(S101)。
次いで、ログ画像生成手段28cは、プログラム経由送信ジョブに対するログ画像の記憶サイズを抑制すると設定されているか否かをプログラム経由送信ジョブログ画像記憶設定情報27bに基づいて判断する(S102)。
ログ画像生成手段28cは、プログラム経由送信ジョブに対するログ画像の記憶サイズを抑制すると設定されているとS102において判断すると、S101において実行したジョブがプログラム経由送信ジョブであるか否かを判断する(S103)。
ログ画像生成手段28cは、プログラム経由送信ジョブに対するログ画像の記憶サイズを抑制すると設定されていないとS102において判断するか、プログラム経由送信ジョブではないとS103において判断すると、同一ドメイン内送信ジョブに対するログ画像の記憶サイズを抑制すると設定されているか否かを同一ドメイン内送信ジョブログ画像記憶設定情報27cに基づいて判断する(S104)。
ログ画像生成手段28cは、同一ドメイン内送信ジョブに対するログ画像の記憶サイズを抑制すると設定されているとS104において判断すると、S101において実行したジョブが同一ドメイン内送信ジョブであるか否かを判断する(S105)。ここで、ログ画像生成手段28cは、MFP20が所属するドメインのドメイン名と、ジョブによる送信先の装置が所属するドメインのドメイン名とが同一である場合に、このジョブが同一ドメイン内送信ジョブであると判断することができる。
ログ画像生成手段28cは、同一ドメイン内送信ジョブに対するログ画像の記憶サイズを抑制すると設定されていないとS104において判断するか、同一ドメイン内送信ジョブではないとS105において判断すると、特定形式送信ジョブに対するログ画像の記憶サイズを抑制すると設定されているか否かを特定形式送信ジョブログ画像記憶設定情報27dに基づいて判断する(S106)。
ログ画像生成手段28cは、特定形式送信ジョブに対するログ画像の記憶サイズを抑制すると設定されているとS106において判断すると、S101において実行したジョブが特定形式送信ジョブであるか否かを判断する(S107)。ここで、ログ画像生成手段28cは、S101において実行したジョブの対象の画像と、特定形式送信ジョブログ画像記憶設定情報27dに含まれる特定形式画像とを比較して、S101において実行したジョブの対象の画像に特定形式画像の特徴が特定の程度以上含まれる場合に、このジョブが特定形式送信ジョブであると判断することができる。
ログ画像生成手段28cは、特定形式送信ジョブに対するログ画像の記憶サイズを抑制すると設定されていないとS106において判断するか、特定形式送信ジョブではないとS107において判断すると、ログイン中の利用者が抑制対象者であるか否かを抑制対象者設定情報27eに基づいて判断する(S108)。
記憶方法受付手段28dは、抑制対象者ではないとS108において判断されると、ログ画像の記憶方法として、ログ画像を通常の解像度で記憶させる方法と、通常より解像度を落としたログ画像を記憶させる方法との何れかを選択させる図6に示すような記憶方法選択画面40を表示部22に表示させて、ログ画像の記憶方法を操作部21から受け付ける(S109)。ここで、記憶方法受付手段28dは、S101において実行したジョブが外部の装置からネットワーク通信部26を介して指示されたジョブである場合には、記憶方法選択画面40をネットワーク通信部26を介してこの外部の装置の表示部に表示させて、ログ画像の記憶方法をこの外部の装置からネットワーク通信部26を介して受け付ける。
次いで、ログ画像生成手段28cは、通常より解像度を落としたログ画像を記憶させる方法がS109において受け付けられたか否かを判断する(S110)。
ログ画像生成手段28cは、通常より解像度を落としたログ画像を記憶させる方法が受け付けられなかったとS110において判断すると、S101において実行したジョブの対象の画像のログ画像を通常の解像度で生成して、このログ画像を、ログイン中の利用者のIDに関連付けられたログ画像34bとして、ネットワーク通信部26を介して管理サーバー30に記憶させた後(S111)、図4および図5に示す動作を終了する。
ログ画像生成手段28cは、通常より解像度を落としたログ画像を記憶させる方法が受け付けられたとS110において判断すると、S101において実行したジョブの対象の画像のログ画像を通常より解像度を落として生成して、このログ画像を、ログイン中の利用者のIDに関連付けられたログ画像34bとして、ネットワーク通信部26を介して管理サーバー30に記憶させた後(S112)、図4および図5に示す動作を終了する。
抑制方法受付手段28eは、プログラム経由送信ジョブであるとS103において判断されるか、同一ドメイン内送信ジョブであるとS105において判断されるか、特定形式送信ジョブであるとS107において判断されるか、抑制対象者であるとS108において判断されると、ログ画像の記憶サイズの抑制方法として、ログ画像を記憶させない方法と、通常より解像度を落としたログ画像を記憶させる方法との何れかを選択させる図7に示すような記憶サイズ抑制方法選択画面50を表示部22に表示させて、ログ画像の記憶サイズの抑制方法を操作部21から受け付ける(S113)。ここで、抑制方法受付手段28eは、S101において実行したジョブが外部の装置からネットワーク通信部26を介して指示されたジョブである場合には、記憶サイズ抑制方法選択画面50をネットワーク通信部26を介してこの外部の装置の表示部に表示させて、ログ画像の記憶サイズの抑制方法をこの外部の装置からネットワーク通信部26を介して受け付ける。
次いで、ログ画像生成手段28cは、通常より解像度を落としたログ画像を記憶させる方法がS113において受け付けられたか否かを判断する(S114)。
ログ画像生成手段28cは、通常より解像度を落としたログ画像を記憶させる方法が受け付けられなかったとS114において判断すると、S101において実行したジョブの対象の画像のログ画像を記憶させずに、図4および図5に示す動作を終了する。
ログ画像生成手段28cは、通常より解像度を落としたログ画像を記憶させる方法が受け付けられたとS114において判断すると、S101において実行したジョブの対象の画像のログ画像を通常より解像度を落として生成して、このログ画像を、ログイン中の利用者のIDに関連付けられたログ画像34bとして、ネットワーク通信部26を介して管理サーバー30に記憶させた後(S112)、図4および図5に示す動作を終了する。
以上に説明したように、画像形成システム10は、少なくとも一部の設定が登録済みである送信プログラムによって送信のジョブを実行する場合に(S103でYES)、このジョブに対するログ画像の記憶サイズを抑制する(S112またはS114でNO)ので、この送信プログラムによって実行される送信のジョブ、すなわち、プログラム経由送信ジョブに対するログ画像の記憶サイズを抑制することができる。
また、画像形成システム10は、MFP20と同一のドメインに所属する装置への送信のジョブ、すなわち、同一ドメイン内送信ジョブを実行する場合に(S105でYES)、このジョブに対するログ画像の記憶サイズを抑制する(S112またはS114でNO)ので、同一ドメイン内送信ジョブに対するログ画像の記憶サイズを抑制することができる。
また、画像形成システム10は、特定の形式の内容の画像(S107でYES)に対するログ画像の記憶サイズを抑制する(S112またはS114でNO)ので、ログ画像の記憶サイズを画像の内容に応じて抑制しない構成と比較して、ログ画像の記憶サイズを低減することができる。
なお、プログラム経由送信ジョブ、同一ドメイン内送信ジョブおよび特定形式送信ジョブは、例えば同一組織内への送信などの定型の業務によって実行される可能性が高いと考えられ、それ故に、ログ画像を残すような高いセキュリティーが要求されるジョブであることが少ないと考えられる。したがって、プログラム経由送信ジョブ、同一ドメイン内送信ジョブおよび特定形式送信ジョブは、ログ画像の記憶サイズを抑制しても問題がない場合が多いと考えられる。
画像形成システム10は、ログ画像を記憶させないことによってログ画像の記憶サイズを抑制する(S114でNO)か、通常より解像度を落としたログ画像を記憶させる(S112)ことによってログ画像の記憶サイズを抑制する(S114でYES)かを利用者に指定させる(S113)ことができるので、利用者の希望に沿った方法でログ画像の記憶サイズを抑制することができる。
画像形成システム10は、ログ画像を記憶させる場合に、ログ画像を通常の解像度で記憶させる(S111)か、通常より解像度を落としたログ画像を記憶させる(S112)かを利用者に指定させる(S109)ことができるので、利用者の希望によってはログ画像の記憶サイズを抑制することができる。
画像形成システム10は、特定の利用者のログ画像の記憶サイズを抑制する(S108でYES)ので、ログ画像の記憶サイズを利用者に応じて抑制しない構成と比較して、ログ画像の記憶サイズを低減することができる。
なお、画像形成システム10は、本実施の形態において、ログ画像の記憶サイズの抑制方法をジョブの実行の度に受け付ける(S113)が、複数のジョブに対する共通の設定として事前に受け付けても良い。
同様に、画像形成システム10は、本実施の形態において、ログ画像の記憶方法をジョブの実行の度に受け付ける(S109)が、複数のジョブに対する共通の設定として事前に受け付けても良い。
画像形成システム10は、本実施の形態において、ログ画像を記憶させないことによってログ画像の記憶サイズを抑制する(S114でNO)か、通常より解像度を落としたログ画像を記憶させることによってログ画像の記憶サイズを抑制する(S114でYES)かを利用者に指定させる(S113)が、何れか一方に固定されていて利用者に指定させることができなくても良い。
また、画像形成システム10は、本実施の形態において、ログ画像を通常の解像度で記憶させる(S111)か、通常より解像度を落としたログ画像を記憶させる(S112)かを利用者に指定させる(S109)が、ログ画像を通常の解像度で記憶させる方に固定されていて利用者に指定させることができなくても良い。
画像形成システム10は、本実施の形態において、図4および図5に示す処理をMFP20において実行しているが、図4および図5に示す処理のうち、S101の処理を除く処理の少なくとも一部を、管理サーバー30において実行しても良い。
画像形成システム10は、本実施の形態において、プログラム経由送信ジョブログ画像記憶設定情報27b、同一ドメイン内送信ジョブログ画像記憶設定情報27c、特定形式送信ジョブログ画像記憶設定情報27dおよび抑制対象者設定情報27eをMFP20の記憶部27に記憶しているが、これらの少なくとも一部を管理サーバー30の記憶部34に記憶しても良い。
画像形成システム10は、本実施の形態において、認証用情報34aおよびログ画像34bを管理サーバー30の記憶部34に記憶しているが、これらの少なくとも一部をMFP20の記憶部27に記憶しても良い。
MFP20は、認証用情報およびログ画像を記憶部27に記憶する場合、管理サーバー30が不要である。
画像形成システム10は、上述したようにログ画像に必要な記憶サイズを抑制することができるので、ログ画像をMFP20の記憶部27に記憶させる場合には、例えば、HDDを備えていないなど、記憶部27の記憶容量が小さいMFP20であっても実現可能である。
画像形成システム10は、本実施の形態において本発明の画像形成装置としてMFPを備えているが、FAX専用機など、MFP以外の画像形成装置を備えていても良い。
10 画像形成システム
20 MFP(画像形成装置)
27 記憶部
27a 画像形成プログラム
28a 抑制対象者管理手段
28b ジョブ実行手段
28c ログ画像生成手段
28d 記憶方法受付手段
28e 抑制方法受付手段
34 記憶部
34b ログ画像

Claims (8)

  1. 画像に基づいたジョブを実行するジョブ実行手段と、
    前記画像の履歴としてのログ画像を生成して記憶部に記憶させるログ画像生成手段とを備えた画像形成装置であって、
    前記ログ画像生成手段は、前記ジョブ実行手段によって実行される前記ジョブが少なくとも一部の設定が登録済みである送信プログラムによって実行される送信のジョブである場合に、前記ジョブに対する前記ログ画像の記憶サイズを抑制することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ログ画像生成手段は、前記ジョブ実行手段によって実行される前記ジョブが前記画像形成装置と同一のドメインに所属する装置への送信のジョブである場合に、前記記憶サイズを抑制することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記記憶サイズの抑制方法を受け付ける抑制方法受付手段を備え、
    前記ログ画像生成手段は、前記抑制方法受付手段によって受け付けられた前記抑制方法によって前記記憶サイズを抑制し、
    前記抑制方法としては、前記ログ画像を記憶させない方法と、通常より解像度を落とした前記ログ画像を記憶させる方法とが少なくとも存在することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ログ画像の記憶方法を受け付ける記憶方法受付手段を備え、
    前記ログ画像生成手段は、前記記憶方法受付手段によって受け付けられた前記記憶方法によって前記ログ画像を記憶させ、
    前記記憶方法としては、前記ログ画像を通常の解像度で記憶させる方法と、通常より解像度を落とした前記ログ画像を記憶させる方法とが少なくとも存在することを特徴とする請求項1から請求項3までの何れかに記載の画像形成装置。
  5. 前記記憶サイズの抑制の対象者を管理する抑制対象者管理手段を備え、
    前記ログ画像生成手段は、前記抑制対象者管理手段によって管理されている前記対象者の前記記憶サイズを抑制することを特徴とする請求項1から請求項4までの何れかに記載の画像形成装置。
  6. 前記ログ画像生成手段は、前記ジョブ実行手段によって実行される前記ジョブの対象の前記画像の内容が特定の形式の内容である場合に、前記記憶サイズを抑制することを特徴とする請求項1から請求項5までの何れかに記載の画像形成装置。
  7. 画像に基づいたジョブを実行するジョブ実行手段を備えた画像形成装置を備えた画像形成システムであって、
    前記画像の履歴としてのログ画像を生成して記憶部に記憶させるログ画像生成手段を備え、
    前記ログ画像生成手段は、前記ジョブ実行手段によって実行される前記ジョブが少なくとも一部の設定が登録済みである送信プログラムによって実行される送信のジョブである場合に、前記ジョブに対する前記ログ画像の記憶サイズを抑制することを特徴とする画像形成システム。
  8. 画像に基づいたジョブを実行するジョブ実行手段、および、
    前記画像の履歴としてのログ画像を生成して記憶部に記憶させるログ画像生成手段として画像形成装置を機能させる画像形成プログラムであって、
    前記ログ画像生成手段は、前記ジョブ実行手段によって実行される前記ジョブが少なくとも一部の設定が登録済みである送信プログラムによって実行される送信のジョブである場合に、前記ジョブに対する前記ログ画像の記憶サイズを抑制することを特徴とする画像形成プログラム。
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