JP2015063835A - 金属板の瓦面と金属板の底面の間に断熱材を挟んだ一体型の金属瓦

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【課題】防水性、気密性、コスト、時間の合理性を図ることができる金属瓦を提供する。【解決手段】金属板の瓦面aと金属板の底面ｂの間に断熱材ｃを隙間無く挟み込んだ一体型構造とする。【選択図】図１

本発明は建物、構造物に使用される屋根材の金属瓦構造に関するものである。

従来の金属瓦では施工時に断熱材の取付施工等、いくつもの工程を踏まえねばならず、施工に時間がかかる。浅溝構造の金属瓦では日本瓦特有の趣に欠ける。

また、特許文献１には金属平板のみを使用した金属瓦が提案されている。
特願平７−１０５７７２

しかしながら、上記特許文献１は金属瓦のみで防音、防水、気密性に欠け、施工もいくつかの工程を踏まえねばならず、コストと時間がかかる。

本発明は金属板の瓦面と金属板の底面の間に断熱材を隙間無く挟みこんだ一体型の屋根材構造で、わずか一工程の施工で高い気密、防音、防水性能を備えられ、上記課題を解決したものである。

施工の際、取付がわずか一工程で済むため作業効率が上がりコストダウンに貢献できる。

断熱材と一体型構造のため、材料、施工費の面でもコストダウンに貢献できる。

金属瓦の断面図である。

本発明の金属瓦は金属板の瓦面aと金属板の底面bの間に断熱材cを隙間無く挟みこんだ一体型構造である。また、金属の壁板ｄにより断熱材は密閉されてある。

金属板の素材は耐久性、耐水性があるものであれば材質を問わない。

本発明は金属板の瓦面と金属板の底面の間に隙間無く断熱材を挟んだ一体型構造である。瓦面の素材はガルバリウム鋼板等、耐久性のある素材が好ましい。底板も同じく耐久性に優れた素材であれば素材を問わない。また、断熱材は断熱性能、耐久性に優れるものであれば何でも良い。

a、金属板の瓦面
b、金属板の底面
c、断熱材
d、金属板の壁面