JP2015060257A - 競技者の参加資格判定システム、及び競技者の参加資格判定サーバ装置 - Google Patents

競技者の参加資格判定システム、及び競技者の参加資格判定サーバ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】競技大会に参加する競技者の参加資格の有無を簡単且つ確実に判定できるシステムを提供する。
【解決手段】競技者の参加資格判定システムは、競技者登録データとエントリーデータが記憶された記憶部11と、競技者の写真を撮影するカメラを有する携帯端末装置2と、撮影写真に含まれる競技者を競技者登録データに含まれる競技者の顔写真データに基づいて特定すると共に、その特定した競技者の参加資格条件を満たすか否かをエントリーデータなどに基づいて判定する判定部12とを備える。判定部12の判定結果は、携帯端末装置2の表示画面に表示される。
【選択図】図1

Description

本発明は、競技大会において、選手などの競技者の参加資格の有無を自動的に判定する技術に関する。
バスケットボール大会・野球大会・サッカー大会など、種々のスポーツの競技大会が数多く開催されており、近年の健康ブームも相俟って、プロスポーツ選手以外にも、アマチュア(いわゆる一般市民など)を含む多くの選手が参加している。
この種の競技大会では、参加資格を得るために、競技者登録とエントリー手続が必要な場合がある。この場合、競技者の氏名・性別・生年月日・所属などの必要項目に関する情報を登録して競技者登録を行った後、競技者登録された競技者が、参加する競技大会にエントリー手続をし、このエントリー手続が大会運営者側に受理されることで、はじめて参加資格が付与される。また、競技大会に複数の試合が含まれる場合には、競技大会にエントリー手続をした後、更に、各試合についてもエントリー手続をしなければならない場合もある。ここで「大会運営者側に受理される」とは、エントリー手続をした者の中から抽選で競技者が選択される場合には、抽選で選択された競技者を意味し、抽選で選択されなかった競技者についてはこれに含まないものとする。参加条件としては、競技大会によっては競技者登録とエントリー手続以外の条件が付加される場合もある。
このような競技者登録やエントリー手続は、本人又はその代理人が、インターネットなどを通じて行うのが一般的となっている(例えば、特許文献1)。そして、競技大会当日において、大会運営者が、所定の書類と見比べながら、参加する各競技者の参加資格の有無を直接確認するのが通例である。ここで、競技者には、選手だけでなく、監督なども含まれる。すなわち、競技大会によっては、監督等についても所定の参加資格が要求される場合があり、これら監督等についても参加資格の有無が確認されることがある。
特開2002−83089号公報
しかしながら、大会運営者が各競技者の参加資格の有無を一人ずつ確認するには、面倒且つ煩雑な作業が強いられる。特に、アマチュアを対象とした一般の競技大会では、各競技者の顔が大会運営者に広く認知されていない場合が多く、各競技者の本人確認作業自体が非常に困難になる。そのため、参加資格のない別人が、参加資格を有する競技者になりすまして大会に参加するという不正が看過される場合があり、大きな問題となっている。
以上の実情に鑑み、本発明は、大会運営者などが、競技大会に参加する競技者の参加資格の有無を簡単且つ確実に判定できる技術を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために創案された本発明は、競技大会に参加する競技者の参加資格を判定する競技者の参加資格判定システムであって、競技者の顔写真データを含む競技者登録データ、及び競技者のエントリーデータが記憶された記憶手段と、競技大会に参加する競技者の写真を撮影する撮影手段と、前記撮影手段で撮影された写真に含まれる競技者の顔写真データと競技者登録データに含まれる競技者の顔写真データを照合し、前記撮影手段で撮影された写真に含まれる競技者を特定するとともに、特定された競技者の参加資格をその競技者のエントリーデータに基づいて判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果を報知する報知手段とを備えていることを特徴とする。
このような構成によれば、撮影手段で、競技大会に参加する競技者の写真を撮影するだけで、その撮影写真に含まれる競技者の参加資格の有無を、競技者登録データとエントリーデータを考慮して自動的に判定することができる。そして、この判定結果は、報知手段を通じて報知される。したがって、参加する競技者の参加資格の有無を簡単且つ確実に行うことができ、参加資格の確認に要する負担も大幅に低減できる。
なお、参加資格の条件は、例えば、予め前記記憶手段に登録されることが好ましい。
上記の構成において、前記報知手段が、前記撮影手段によって撮影された写真の上に、前記判定手段の判定結果を表示する表示手段を備えていることが好ましい。
このようにすれば、判定手段の判定結果を目視によって、より簡単に把握することができる。
上記の構成において、前記判定手段の判定結果が、特定された競技者の識別情報を含むことが好ましい。
このようにすれば、競技者登録はされているが、エントリー手続をしていない競技者の出所などの識別情報も分かるため、参加資格を有さない競技者の不正参加を防止するための抑止力にもなる。特に、試合結果に影響を与えるような有力選手については、既に競技者登録されている可能性が高いので、このような抑止力が有効に作用すると考えられる。
上記の構成において、前記判定手段は、特定された競技者が参加資格を満たす状態と、特定された競技者が参加資格を満たさない状態と、競技者が特定されない状態とが、それぞれ区別可能な判定結果を出力することが好ましい。
すなわち、競技者登録されており、エントリー手続などの所定の参加資格を満たす競技者は、例えば「OK」などと判定され、競技者登録されているがエントリー手続などの所定の参加資格を満たさない競技者は、例えば「NG」などと判定され、競技者登録されていない競技者は、例えば「UNKONOWN」などと判定される。したがって、判定結果から競技者の違反レベルも認識することができる。
上記の構成において、前記撮影手段は、参加する複数の競技者の集合写真を撮影し、前記判定手段は、前記撮影手段で撮影された集合写真に含まれる各競技者について参加資格を判定するようにしてもよい。
このようにすれば、たくさんの競技者の参加資格の有無を一度に確認できるので、参加する競技者全ての参加資格の有無をより短時間で確認することが可能となる。
上記の構成において、前記撮影手段は、参加する複数の競技者の集合写真をチーム単位で撮影し、前記判定手段は、特定された競技者について、競技者登録データに記録されている所属チームが撮影対象チームと一致しない場合に、参加資格を満たさないと判定することが好ましい。
このようにすれば、撮影対象のチームに所属しているという特有の条件が参加資格に追加されるため、競技者の参加資格の有無をより精度よく判定することが可能となる。
なお、競技者の所属チームに関するデータは、前記競技者登録データとして前記記憶手段に記憶されていることが好ましい。
上記の構成において、前記判定手段が、前記撮影手段で撮影された写真に含まれる競技者の背番号と、競技者登録データに含まれる競技者の背番号とを照合し、特定された競技者の背番号の適否を更に判定してもよい。
このようにすれば、エントリー手続時などに申請した背番号と異なる背番号を付けた競技者がいる場合にも、これを早期に発見することができる。
なお、背番号のデータは、前記エントリーデータとして前記記憶手段に記憶されていることが好ましい。
上記の構成において、エントリーデータは、競技大会で実施される各試合の試合エントリーデータであってもよい。
すなわち、エントリーデータの集合としては、大会エントリーデータが母集団となるが、競技大会に複数の試合が含まれる場合、各試合の試合エントリーデータも参加資格として判定する必要があることがある。そのため、このような場合には、試合エントリーデータに基づいて競技者の参加資格を判断することが好ましい。
この場合、入力手段と、第2撮影手段と、第2表示手段とを更に備え、前記第2撮影手段で競技者の集合写真を撮影し、その撮影された集合写真を前記第2表示手段に表示し、その表示された競技者の中から試合に参加する競技者を前記入力手段によって選択することで試合エントリーデータを作成することが好ましい。
このようにすれば、例えば、チームの監督などが、試合の当日などに簡単に試合エントリーデータを作成することができる。この試合エントリーデータは記憶手段に記憶され、参加資格の判定に利用される。
この際、出場停止中の競技者については、前記入力手段で選択できないようになっていることが好ましい。
このようにすれば、退場処分や累積警告などにより、出場停止処分を受けている競技者の試合エントリーデータは作成されないので、出場停止中の競技者についても、試合エントリーデータに基づいて参加資格がないと判定できる。また、この場合、監督などが、試合エントリーデータを作成する際に、出場停止中の競技者を把握できるので、出場停止中の選手を誤って参加させるケース自体が減少すると考えられる。
なお、競技者の出場停止に関するデータは、前記競技者登録データとして前記記憶手段に記憶されていることが好ましい。この場合、前記記憶手段に記憶された出場停止に関するデータに基づいて、前記入力手段によって競技者の選択の可否が決定される。
上記の構成において、前記撮影手段と前記報知手段とを有する端末装置と、前記記憶手段と前記判定手段とを有するサーバ装置とを備え、前記端末装置と前記サーバ装置とがネットワークを介して通信可能に接続されていてもよい。
上記課題を解決するために創案された本発明は、ネットワークを介して通信可能であり、送信されてくる競技者の写真データを受信する競技者の参加資格判定サーバ装置であって、競技者の顔写真データを含む競技者登録データ、及び競技者のエントリーデータが記憶された記憶手段と、受信した写真データに含まれる競技者の顔写真データと競技者登録データに含まれる競技者の顔写真データを照合し、受信した競技者の写真データに含まれる競技者を特定するとともに、特定された競技者の参加資格をその競技者のエントリーデータに基づいて判定する判定手段とを備え、前記判定手段の判定結果を送信(出力)することを特徴とする。
このような構成によれば、既に説明した参加資格判定システムと同様の作用効果を享受することができる。
以上のように本発明によれば、大会運営者などが、競技大会に参加する競技者の参加資格の有無を簡単且つ確実に判定することができる。
本発明の実施形態に係る競技者の参加資格判定システムの全体構成を示す図である。 図1の参加資格判定システムに用いられる携帯端末装置を示す図であって、(a)はその表面側を、(b)はその裏面側をそれぞれ示す。 携帯端末装置で撮影した競技者の集合写真データの一例を示す図である。 携帯端末装置の表示画面に表示される競技者の判定結果の一例を示す図である。 携帯端末装置の表示画面に表示される競技者の判定結果の一例を示す図である。 本発明の実施形態の変形例に係る競技者の参加資格判定システムを示す構成図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の本実施形態に係る競技者の参加資格判定システムは、サーバ装置1と、携帯端末装置2とを備え、サーバ装置1と携帯端末装置2がインターネット3を介して接続された構成である。サーバ装置1及び携帯端末装置2のそれぞれは、インターネットに接続するための通信手段(図示しない)を備えている。なお、この実施形態で対象とする競技者は、選手のみで構成されるものとする。競技大会は、プロスポーツ選手を対象にしたものであってもよいし、アマチュアスポーツ選手を対象にしたものであってもよいし、両者が混合されたものであってもよい。
サーバ装置1は、記憶手段としての記憶部11と、判定手段としての判定部12とを備えたコンピュータである。
記憶部11は、メモリ(ハードディスクを含む)などの記憶装置で構成されており、競技者登録データと、エントリーデータと、参加資格条件などが記憶されている。競技者登録データは、競技者登録に関するデータであって、例えば、競技者登録された競技者のID番号・氏名・生年月日・顔写真・所属チームなどの識別情報を含む。ID番号については、競技者登録データを所定期間毎に更新する場合であっても、同一の競技者については更新前のID番号が継続して使用される。また、エントリーデータは、競技者登録した競技者のエントリー手続に関するデータであって、少なくとも競技者登録された競技者のエントリーの有無が判断できる情報を含む。この実施形態では、競技大会で複数の試合が実施されるため、エントリーデータとしては、競技大会の各試合の試合エントリーデータが用いられる。ここで、例えば、大会エントリーデータは、競技大会へのエントリー手続に基づいて大会の1〜2ヶ月前に作成され、試合エントリーデータは、競技大会の各試合のエントリー手続に基づいて試合の当日に作成される。競技者登録データに競技者の顔写真がない場合には、例えば、競技大会のエントリー手続時に顔写真の提出を求め、これを競技者登録データに追加する。
判定部12は、CPUで構成されており、携帯端末装置2から送信されてくる競技者の写真データに含まれる競技者の顔写真データと、記憶部11に記憶された競技者登録データに含まれる競技者の顔写真データとを顔認識技術を用いて照合し、携帯端末装置2で撮影された写真に含まれる競技者を特定する。ここで、顔認識技術としては、公知の技術(例えば、顔の形・輪郭、目や鼻の位置・形などの特徴が、一致又は近似するか否かによって同一人物か否かを判定する技術)を使用することができる。
判定部12は、特定した競技者が記憶部11に記憶された参加資格条件を満たすか否かを判定し、その結果を携帯端末装置2に送信する。
携帯端末装置2は、図2(a),(b)に示すように、表示手段としての表示画面21と、撮像手段としてのカメラ22とを備えている。この実施形態では、携帯端末装置2として、表示画面21にタッチセンサを備えた市販のカメラ付き携帯電話(いわゆる、スマートフォン)を使用する。この場合、例えば、携帯端末装置2に所定のアプリをダウンロードさせるなどして、必要な操作が可能な状態にする。なお、携帯端末装置2は、表示画面21とカメラ22を一体的に備えたものであるが、表示画面21とカメラ22はそれぞれ独立した別々の装置で構成されていてもよい。
次に、以上のように構成された参加資格判定システムによって、競技者の参加資格を判定する方法を説明する。なお、以下では、競技大会がバスケットボールやサッカーなどのチーム対抗戦である場合を例にとって説明する。
まず、競技大会において、審判などの大会運営者は、携帯端末装置2によって、試合開始前に、チーム毎に競技者の集合写真を撮影する。この際、撮影するチームを携帯端末装置2によって予め選択しておく。なお、チームを構成する競技者の人数が多い場合には、チームを構成する競技者を複数のグループに分け、携帯端末装置2による集合写真の撮影をグループ毎に行ってもよい。
そして、大会運営者が、携帯端末装置2によってチーム単位で競技者の集合写真を撮影すると、図3に示すような写真データが取得される。この写真データは、選択した撮影対象のチームの情報と共に、携帯端末装置2からインターネット3を介してサーバ装置1に送信される。なお、図中のA〜Eの符号は、説明の便宜上付したものであるため、実際の写真データには含まれていない。
サーバ装置1では、判定部12によって、携帯端末装置2から送られてくる写真データに含まれる各競技者A〜Eの顔写真データが記憶部11に記憶された競技者登録データに含まれる各競技者の顔写真データと照合され、携帯端末装置2で撮影された写真に含まれる競技者が特定される(ステップS1)。
判定部12は、このステップS1で、競技者登録データに含まれる競技者の顔写真データ中に一致するデータがなく、競技者が特定できなかった場合には、判定結果として第1警告情報を出力する。
一方、競技者が特定された場合には、判定部12によって、更に特定された競技者が記憶部11に記憶された参加資格条件を満たすか否かが判定される(ステップS2)。判定部12は、このステップS2で、特定された競技者が参加資格条件を満たすと判定した場合には、判定結果として正常認証情報を出力する。これに対し、判定部12は、このステップS2で、特定された競技者が参加資格条件を満たさないと判定した場合には、判定結果として第2警告情報を出力する。
判定部12は、特定された競技者について、上記の判定結果(第1警告情報・第2警告情報・正常認証情報)と共に、競技者登録データから生成される識別情報(例えば、ID番号・氏名・生年月日)も出力する。
ここで、参加資格条件は、この実施形態では、特定された競技者が、(1)試合エントリー手続をしていること、(2)撮影対象チームに所属していることである。(1)は試合エントリーデータに基づいて判断され、(2)は競技者登録データに基づいて判断される。なお、参加資格条件は、少なくとも特定された競技者がエントリーデータを有することを要するが、競技大会のレギュレーションなどに基づいて適宜変更することができる。例えば、記憶部11に競技大会中の退場処分や累積警告などを記録しておき、特定された競技者が出場停止処分中でないことを参加資格条件として追加してもよい。
このように判定部12で各競技者の判定を終えると、サーバ装置1からインターネット3を介して携帯端末装置2に判定結果が送信される。携帯端末装置2が判定結果を受信すると、図4〜図5に示すように、その表示画面21には、携帯端末装置2で撮影した集合写真と共に判定部12の判定結果が表示される。これにより、携帯端末装置2をもつ大会運営者に判定結果が報知される。
図4は、携帯端末装置2で撮影した集合写真に含まれる競技者の全てが、参加資格を有することが確認された場合の表示画面21の状態であって、携帯端末装置2で撮影した集合写真上の各競技者(この実施形態では選手)A〜Eの頭上に各競技者A〜Eと関連付けて、判定結果としての正常認証情報(例えば「OK」など)と識別情報(例えばID番号・氏名・生年月日など)が表示されている。
図5は、携帯端末装置2で撮影した集合写真に含まれる各競技者A〜Eの中に、判定部12で特定されたが参加資格条件を満たさない競技者(図示例では、競技者D)と、判定部12で特定できなかった競技者(図示例では、競技者E)とが存在する場合の表示画面21の状態であって、競技者Dと関連付けられるように競技者Dの頭上には、判定結果としての第2警告情報(例えば「NG」)と識別情報(例えばID番号・氏名・生年月日など)が表示されると共に、競技者Eと関連付けられるように競技者Eの頭上には、判定結果としての第1警告情報(例えば「UNKNOWN」)が表示される。なお、正常認証された競技者については、図4と同様の情報が表示されている。
以上のように、このような参加資格判定システムによれば、審判などの大会運営者が携帯端末装置2(単一のカメラ)で競技者の写真を撮影するだけで、その写真に含まれる競技者の参加資格の有無を自動的に判定することができる。したがって、一人の大会運営者だけでも、競技者の参加資格の有無を簡単且つ確実に行うことができ、参加資格の確認に要する負担を大幅に低減することができる。
次に、以上の実施形態で説明した試合エントリーデータの作成方法の一例を説明する。なお、試合エントリーデータを作成するために用いる携帯端末装置や、その携帯端末装置とサーバ装置との関係は、図1及び図2と同様であるので、図示を省略する。
上記で説明したサーバ装置1とインターネットを介して通信可能な携帯端末装置を用意する。携帯端末装置は、第2表示手段としての表示画面と、第2撮像手段としてのカメラを備えている。表示画面は、タッチセンサを備えており、入力手段としても機能する。携帯端末装置としては、市販の携帯電話などが使用できる。入力手段、第2表示手段、第2撮影手段は、それぞれ独立した別々の装置で構成されていてもよい。
試合エントリーデータを作成するために、まず、試合に参加する競技者を決める監督等が、携帯端末装置のカメラで競技者の集合写真を撮影する。撮影された集合写真のデータはサーバ装置1に送信され、判定部12によって、集合写真に含まれる各競技者の顔写真データと、競技者登録データに含まれる各競技者の顔写真データとが照合され、集合写真に含まれる競技者が特定される。この特定された競技者の情報は、携帯端末装置に送信され、携帯端末装置の表示画面には、撮影した集合写真とともに、特定された競技者の識別情報が表示される。このときの表示画面は、例えば、既に説明した図4と同様の状態となる。
この表示画面上で、監督等が試合に参加する競技者を順次選択する。参加する競技者の選択が全て終了すると、その選択された競技者の情報が、試合エントリーデータとしてサーバ装置1に送信され、記憶部11に記憶される。なお、監督等が参加する競技者を選択する際に、ベンチ入りする競技者の情報に加えて、試合開始時より出場する定員内選手(スタメン)の情報を入力するようにすることが好ましい。このようにすれば、試合エントリーデータに、ベンチ入りする競技者の情報と、スタメンの競技者の情報が含まれることになる。そのため、例えば、スタメンの競技者の参加資格を判断する際には、スタメン登録された競技者の情報に基づいて参加資格の有無を判定することができる。また、審判等が、試合エントリーデータを携帯端末装置などにより直接確認できるようにしておけば、試合前に提出するメンバー表としても利用できる。
この実施形態では、記憶部11には、競技者登録データとして競技者の出場停止処分に関する情報が記憶されている。判定部12は、集合写真に含まれる競技者を特定する際に、特定された競技者が出場停止処分中であるか否かも判定する。この判定結果を受けて、携帯情報端末の表示画面上では、出場停止中の競技者の選択ができないようになる。このようにすれば、退場処分や累積警告などにより、出場停止処分を受けている競技者については、試合エントリーデータを作成できないことになるので、出場停止処分中の競技者についても参加資格がないと判定することができる。また、監督などが、試合エントリーデータを作成する際に、試合に参加させようとしている競技者が出場停止中であることを把握できるので、出場停止中の選手を誤って参加させるケース自体も減少することが期待できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の形態で実施することができる。
上記実施形態では、競技者が選手のみで構成される場合を説明したが、競技者は、選手と監督で構成されていてもよいし、選手と監督とコーチで構成されていてもよい。監督やコーチに関しても、事前登録などの所定の参加資格が要求される場合があるためである。
上記実施形態では、判定部12の判定結果を、携帯端末装置2の表示画面21に表示して報知する場合を説明したが、携帯端末装置2から音声で報知するようにしてもよい。
上記実施形態では、携帯端末装置2で複数の競技者の集合写真を撮影し、各競技者の参加資格の有無を判定する場合を説明したが、携帯端末装置2で一人の競技者の写真を撮影し、その一人の競技者の参加資格の有無を判定するようにしてもよい。
上記実施形態では、競技者登録データに含まれる顔写真データに基づいて、携帯端末装置2で撮影された競技者を特定する場合を説明したが、競技者登録データに同一の競技者についての複数の顔写真データが含まれているときには、これら複数の顔写真データに基づいて携帯端末装置2で撮影された競技者を特定するようにしてもよい。このようにすれば、競技者の特定精度が向上する。ここで、競技者登録データは、所定期間(例えば、1年)ごとに更新され、その都度、新たな顔写真データが登録される場合が多いため、競技者登録データには、一人の競技者のファイルの中に、年度の異なる複数の顔写真データが含まれている場合がある。
また、図2に示すように、携帯端末装置2で撮影した競技者の写真に背番号(例えば、図中の競技者Aの胸元には「1」という背番号が表示されている)が含まれている場合には、競技大会へのエントリー時に登録した背番号と一致するかを判定するようにしてもよい。詳細には、判定部12が、特定された競技者の背番号を携帯端末装置2で撮影された写真から抽出すると共に、その抽出した背番号がエントリーデータに記録されている特定された競技者の背番号と一致するか否かを判定するようにしてもよい。この場合、背番号の判定結果も携帯端末装置2を通じて報知するようにする。このようにすれば、他人のユニフォームを誤って着用するなどして、エントリー手続時と異なる背番号で参加する競技者を早期に発見することができる。
また、判定部12で特定された競技者の識別情報として、ID番号・氏名・生年月日を携帯端末装置2の表示画面21に表示する場合を説明したが、身長などの他の情報を表示するようにしてもよい。バスケットボールやバレーボールなどの身長が有利に働くスポーツにおいては、身長の情報を表示することも有益である。
また、競技大会において、複数の試合が異なる場所で同時に行われる場合もある。そのため、図6に示すように、複数の携帯端末装置2を、インターネット3を介してサーバ装置1に接続するようにしてもよい。これにより、各試合会場に携帯端末装置2を持って行き、各試合会場で競技者の参加資格の有無を判断することができる。なお、図中では、1つのサーバ装置1に複数の携帯端末装置2を、インターネット3を介して接続する場合を例示しているが、サーバ装置1を複数設けてもよい。
また、上記実施形態では、サーバ装置1が記憶部11と判定部12を備えている場合を説明したが、携帯端末装置2が判定部12を備え、サーバ装置1が記憶部11を備えていてもよい。また、携帯端末装置2が記憶部11と判定部12を備えていてもよい。後者の場合、競技者の参加資格判定は、携帯端末装置2だけで完結するため、サーバ装置1を省略することができる。
1 サーバ装置
11 記憶部
12 判定部
2 携帯端末装置
21 表示画面
22 カメラ
3 インターネット

Claims (12)

  1. 競技大会に参加する競技者の参加資格を判定する競技者の参加資格判定システムであって、
    競技者の顔写真データを含む競技者登録データ、及び競技者のエントリーデータが記憶された記憶手段と、
    競技大会に参加する競技者の写真を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段で撮影された写真に含まれる競技者の顔写真データと競技者登録データに含まれる競技者の顔写真データを照合し、前記撮影手段で撮影された写真に含まれる競技者を特定するとともに、特定された競技者の参加資格をその競技者のエントリーデータに基づいて判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果を報知する報知手段とを備えていることを特徴とする競技者の参加資格判定システム。
  2. 前記報知手段が、前記撮影手段によって撮影された写真の上に、前記判定手段の判定結果を表示する表示手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の競技者の参加資格判定システム。
  3. 前記判定手段の判定結果は、特定された競技者の識別情報を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の競技者の参加資格判定システム。
  4. 前記判定手段は、特定された競技者が参加資格を満たす状態と、特定された競技者が参加資格を満たさない状態と、競技者が特定されない状態とが、それぞれ区別可能な判定結果を出力することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の競技者の参加資格判定システム。
  5. 前記撮影手段は、参加する複数の競技者の集合写真を撮影し、
    前記判定手段は、前記撮影手段で撮影された集合写真に含まれる各競技者について参加資格を判定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の競技者の参加資格判定システム。
  6. 前記撮影手段は、参加する複数の競技者の集合写真をチーム単位で撮影し、
    前記判定手段は、特定された競技者について、競技者登録データに記録されている所属チームが撮影対象チームと一致しない場合に、参加資格を満たさないと判定することを特徴とする請求項5に記載の競技者の参加資格判定システム。
  7. 前記判定手段が、前記撮影手段で撮影された写真に含まれる競技者の背番号と、競技者登録データに含まれる競技者の背番号とを照合し、特定された競技者の背番号の適否を更に判定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の競技者の参加資格判定システム。
  8. エントリーデータが、競技大会で実施される各試合の試合エントリーデータであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の競技者の参加資格判定システム。
  9. 入力手段と、第2撮影手段と、第2表示手段とを更に備え、
    前記第2撮影手段で競技者の集合写真を撮影し、その撮影された集合写真を前記第2表示手段に表示し、その表示された競技者の中から試合に参加する競技者を前記入力手段によって選択することで試合エントリーデータを作成することを特徴とする請求項8に記載の競技者の参加資格判定システム。
  10. 出場停止中の競技者については、前記入力手段で選択できないようになっていることを特徴とする請求項9に記載の競技者の参加資格判定システム。
  11. 前記撮影手段と前記報知手段とを有する端末装置と、前記記憶手段と前記判定手段とを有するサーバ装置とを備え、
    前記端末装置と前記サーバ装置とがネットワークを介して通信可能に接続されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の競技者の参加資格判定システム。
  12. ネットワークを介して通信可能であり、送信されてくる競技者の写真データを受信する競技者の参加資格判定サーバ装置であって、
    競技者の顔写真データを含む競技者登録データ、及び競技者のエントリーデータが記憶された記憶手段と、
    受信した競技者の写真データに含まれる競技者の顔写真データと競技者登録データに含まれる競技者の顔写真データを照合し、受信した写真データに含まれる競技者を特定するとともに、特定された競技者の参加資格をその競技者のエントリーデータに基づいて判定する判定手段とを備え、
    前記判定手段の判定結果を送信することを特徴とする競技者の参加資格判定サーバ装置。
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