JP2015059354A - Knockdown house - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、紙製の組立式ハウスに関する。 The present invention relates to a paper prefabricated house.
地震等の災害時には、多数の被災者が1つの避難所において共同生活を余儀なくされることがある。そのような避難所においては、被災者の心理的負担を少しでも和らげるべく、各被災者のプライベート空間を確保することが求められる。かかるプライベート空間を確保する手段としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。同文献には、1枚の段ボールを折り曲げることにより、各被災者のスペースを仕切るための間仕切りを作ることが記載されている。 During disasters such as earthquakes, many victims may be forced to live together in one evacuation center. In such an evacuation center, it is required to secure a private space for each victim in order to ease the psychological burden of the victim. As means for securing such a private space, for example, there is one described in Patent Document 1. This document describes that a partition for partitioning each victim's space is made by folding one cardboard.
特許文献1の間仕切りによれば、最低限のプライベート空間を確保し、それにより被災者の心理的負担をある程度は和らげることができる。しかしながら、この間仕切りは、段ボール製であるため、強度の面で不安が残る。かかる強度面の不安は、被災者の心理的負担の増大につながってしまう。 According to the partition of patent document 1, a minimum private space can be ensured, and thereby the psychological burden on the victim can be reduced to some extent. However, since this partition is made of corrugated cardboard, there remains anxiety in terms of strength. Such anxiety in strength leads to an increase in the psychological burden on the victims.
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、充分な強度を有する組立式ハウスを提供することを目的とする。 This invention is made | formed in view of the said subject, and it aims at providing the assembly-type house which has sufficient intensity | strength.
本発明による組立式ハウスは、段ボール又は厚紙からなる第1の柱部材と、段ボール又は厚紙からなる第1乃至第4の壁部材と、を備え、上記第1の柱部材は、複数の折込線を有し、当該折込線に沿って折り込まれることによりn角柱(nは3以上の整数)状になるように構成されており、上記第1の壁部材は、第1の側端部が上記第1の柱部材に固定されるように構成されており、上記第2の壁部材は、第1の側端部が上記第1の壁部材の第2の側端部に固定されるように構成されており、上記第3の壁部材は、第1の側端部が上記第2の壁部材の第2の側端部に固定されるように構成されており、上記第4の壁部材は、第1の側端部が上記第3の壁部材の第2の側端部に固定されるとともに、第2の側端部が上記第1の壁部材の上記第1の側端部に固定されるように構成されていることを特徴とする。 An assembly-type house according to the present invention includes a first pillar member made of cardboard or cardboard, and first to fourth wall members made of cardboard or cardboard, and the first pillar member has a plurality of folding lines. And the first wall member has a first side end portion as described above, and is configured to be an n-prism shape (n is an integer of 3 or more) by being folded along the folding line. The second wall member is configured to be fixed to the first column member, and the first side end portion is fixed to the second side end portion of the first wall member. The third wall member is configured such that the first side end is fixed to the second side end of the second wall member, and the fourth wall member The first side end portion is fixed to the second side end portion of the third wall member, and the second side end portion is the first side member of the first wall member. Characterized in that it is configured to be secured to the side edge.
この組立式ハウスにおいては、第2の壁部材の第1の側端部を第1の壁部材の第2の側端部に固定し、第3の壁部材の第1の側端部を第2の壁部材の第2の側端部に固定し、第4の壁部材の第1の側端部を第3の壁部材の第2の側端部に固定するとともに、第4の壁部材の第2の側端部を第1の壁部材の第1の側端部に固定することにより、第1乃至第4の壁部材によって囲まれた空間が生成される。これにより、充分なプライベート空間を確保することができる。さらに、第1の壁部材の第1の側端部が固定される第1の柱部材を折込線に沿って折り込むことにより、当該第1の柱部材をn角柱状にすることができる。かかる柱部材は、支柱として機能し、組立後の組立式ハウスの強度を高める。 In this assembly-type house, the first side end of the second wall member is fixed to the second side end of the first wall member, and the first side end of the third wall member is fixed to the second side end. The second wall member is fixed to the second side end portion of the second wall member, the first side end portion of the fourth wall member is fixed to the second side end portion of the third wall member, and the fourth wall member is fixed. By fixing the second side end portion to the first side end portion of the first wall member, a space surrounded by the first to fourth wall members is generated. Thereby, sufficient private space can be secured. Furthermore, by folding the first column member to which the first side end portion of the first wall member is fixed along the folding line, the first column member can be formed into an n-square column shape. Such a column member functions as a support and increases the strength of the assembled house after assembly.
本発明によれば、充分な強度を有する組立式ハウスが実現される。 According to the present invention, an assembly type house having sufficient strength is realized.
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In the description of the drawings, the same reference numerals are assigned to the same elements, and duplicate descriptions are omitted.
(First embodiment)
図1は、本発明による組立式ハウスの第1実施形態を示す斜視図である。また、図2は、図1の組立式ハウスを示す平面図である。組立式ハウス1は、柱部材10(第1の柱部材)、柱部材20(第2の柱部材)、柱部材30(第3の柱部材)、柱部材40(第4の柱部材)、壁部材50(第1の壁部材)、壁部材60(第2の壁部材)、壁部材70(第3の壁部材)、及び壁部材80(第4の壁部材)を備えている。組立式ハウス1は、これらの壁部材50,60,70,80によって囲まれた空間S1を有する。空間S1の大きさは、例えば、幅(壁部材60と壁部材80との間隔)が1m程度、奥行(壁部材50と壁部材70との間隔)が1.3m程度、高さが2m程度である。かかる組立式ハウス1は、例えば、避難所において、被災者が用を足す際の囲いとして用いることができる。各柱部材10,20,30,40、及び各壁部材50,60,70,80は、段ボール又は厚紙からなる。
FIG. 1 is a perspective view showing a first embodiment of a prefabricated house according to the present invention. FIG. 2 is a plan view showing the assembly type house of FIG. The assembly-type house 1 includes a column member 10 (first column member), a column member 20 (second column member), a column member 30 (third column member), a column member 40 (fourth column member), A wall member 50 (first wall member), a wall member 60 (second wall member), a wall member 70 (third wall member), and a wall member 80 (fourth wall member) are provided. The assembly-type house 1 has a space S1 surrounded by these
さらに、組立式ハウス1は、空間S1を上方から覆う屋根部材90を備えている。屋根部材90も、段ボール又は厚紙からなる。
Furthermore, the assembly-type house 1 includes a
壁部材60は、側端部60a(第1の側端部)が壁部材50の側端部50b(第2の側端部)に固定されるように構成されている。壁部材70は、側端部70a(第1の側端部)が壁部材60の側端部60b(第2の側端部)に固定されるように構成されている。また、壁部材80は、側端部80a(第1の側端部)が壁部材70の側端部70b(第2の側端部)に固定されるとともに、側端部80b(第2の側端部)が壁部材50の側端部50a(第1の側端部)に固定されるように構成されている。
The
壁部材50の側端部50a及び壁部材80の側端部80bには、柱部材10が固定される。壁部材50の側端部50b及び壁部材60の側端部60aには、柱部材20が固定される。壁部材60の側端部60b及び壁部材70の側端部70aには、柱部材30が固定される。また、壁部材70の側端部70b及び壁部材80の側端部80aには、柱部材40が固定される。
The
図3は、柱部材10を示す平面図である。柱部材10は、1枚の段ボール又は厚紙からなる。柱部材10には、3本の折込線L11〜L13が形成されている。柱部材10は、これらの折込線L11〜L13に沿って折り込まれることにより、四角柱状になるように構成されている。具体的には、各折込線L11〜L13に沿って略直角に山折りすることにより、四角柱状の柱部材10が形成される(図1及び図2参照)。
FIG. 3 is a plan view showing the
さらに、柱部材10には、爪部14及び孔部18a,18b,18cが形成されている。爪部14は、柱部材10の外周から突き出るように形成されている。孔部18aは、折込線L11と柱部材10の外周との間に形成されている。本実施形態においては、3つの孔部18aが形成されている。孔部18b,18cは、折込線L13と柱部材10の外周との間に形成されている。本実施形態においては、5つの孔部18bと4つの孔部18cとが交互に配置されている。
Further, the
折込線L11と柱部材10の外周との間隔は、折込線L12と折込線L13との間隔に略等しい。また、折込線L11と折込線L12との間隔は、折込線L13と孔部18bとの間隔に略等しい。組立時、爪部14は、後述する壁部材50の切欠部56aを通って、孔部18bに挿入される。孔部18aには、後述する壁部材80の爪部85bが挿入される。また、孔部18cには、後述する壁部材80の爪部84bが挿入される。
The distance between the folding line L11 and the outer periphery of the
図4は、柱部材20を示す平面図である。柱部材20は、1枚の段ボール又は厚紙からなる。柱部材20には、3本の折込線L21〜L23が形成されている。柱部材20は、これらの折込線L21〜L23に沿って折り込まれることにより、四角柱状になるように構成されている。具体的には、各折込線L21〜L23に沿って略直角に山折りすることにより、四角柱状の柱部材20が形成される(図1及び図2参照)。
FIG. 4 is a plan view showing the
さらに、柱部材20には、爪部24及び孔部28a,28b,28cが形成されている。爪部24は、柱部材20の外周から突き出るように形成されている。孔部28aは、折込線L21と柱部材20の外周との間に形成されている。本実施形態においては、3つの孔部28aが形成されている。孔部28b,28cは、折込線L23と柱部材20の外周との間に形成されている。本実施形態においては、5つの孔部28bと4つの孔部28cとが交互に配置されている。
Further, the
折込線L21と柱部材20の外周との間隔は、折込線L22と折込線L23との間隔に略等しい。また、折込線L21と折込線L22との間隔は、折込線L23と孔部28bとの間隔に略等しい。なお、孔部28cと柱部材20の外周との間隔d22は、孔部18cと柱部材10の外周との間隔d12(図3参照)よりも小さい。組立時、爪部24は、後述する壁部材50の切欠部56bを通って、孔部28bに挿入される。孔部28aには、後述する壁部材60の爪部65aが挿入される。また、孔部28cには、後述する壁部材60の爪部64aが挿入される。
The interval between the folding line L21 and the outer periphery of the
図5は、柱部材30を示す平面図である。柱部材30は、1枚の段ボール又は厚紙からなる。柱部材30には、3本の折込線L31〜L33が形成されている。柱部材30は、これらの折込線L31〜L33に沿って折り込まれることにより、四角柱状になるように構成されている。具体的には、各折込線L31〜L33に沿って略直角に山折りすることにより、四角柱状の柱部材30が形成される(図1及び図2参照)。
FIG. 5 is a plan view showing the
さらに、柱部材30には、爪部34及び孔部38a,38b,38cが形成されている。爪部34は、柱部材30の外周から突き出るように形成されている。孔部38aは、折込線L31と柱部材30の外周との間に形成されている。本実施形態においては、3つの孔部38aが形成されている。孔部38b,38cは、折込線L33と柱部材30の外周との間に形成されている。本実施形態においては、5つの孔部38bと4つの孔部38cとが交互に配置されている。
Further, the
折込線L31と柱部材30の外周との間隔は、折込線L32と折込線L33との間隔に略等しい。また、折込線L31と折込線L32との間隔は、折込線L33と孔部38bとの間隔に略等しい。なお、孔部38cと柱部材30の外周との間隔d32は、孔部18cと柱部材10の外周との間隔d12(図3参照)よりも小さい。組立時、爪部34は、後述する壁部材70の切欠部76aを通って、孔部38bに挿入される。孔部38aには、後述する壁部材60の爪部65bが挿入される。また、孔部38cには、後述する壁部材60の爪部64bが挿入される。
The interval between the folding line L31 and the outer periphery of the
図6は、柱部材40を示す平面図である。柱部材40は、1枚の段ボール又は厚紙からなる。柱部材40には、3本の折込線L41〜L43が形成されている。柱部材40は、これらの折込線L41〜L43に沿って折り込まれることにより、四角柱状になるように構成されている。具体的には、各折込線L41〜L43に沿って略直角に山折りすることにより、四角柱状の柱部材40が形成される(図1及び図2参照)。
FIG. 6 is a plan view showing the
さらに、柱部材40には、爪部44及び孔部48a,48b,48cが形成されている。爪部44は、柱部材40の外周から突き出るように形成されている。孔部48aは、折込線L41と柱部材40の外周との間に形成されている。本実施形態においては、3つの孔部48aが形成されている。孔部48b,48cは、折込線L43と柱部材40の外周との間に形成されている。本実施形態においては、5つの孔部48bと4つの孔部48cとが交互に配置されている。
Further, the
折込線L41と柱部材40の外周との間隔は、折込線L42と折込線L43との間隔に略等しい。また、折込線L41と折込線L42との間隔は、折込線L43と孔部48bとの間隔に略等しい。なお、孔部48cと柱部材40の外周との間隔d42は、孔部18cと柱部材10の外周との間隔d12(図3参照)よりも小さい。組立時、爪部44は、後述する壁部材70の切欠部76bを通って、孔部48bに挿入される。孔部48aには、後述する壁部材80の爪部85aが挿入される。また、孔部48cには、後述する壁部材80の爪部84aが挿入される。
The distance between the folding line L41 and the outer periphery of the
図7は、壁部材50を示す平面図である。壁部材50は、1枚の段ボール又は厚紙からなる。壁部材50は、扉52を除いて、左右対称の構造をしている。壁部材50の側端部50aには、切欠部56a及び孔部58aが形成されている。本実施形態においては、5つの切欠部56aと4つの孔部58aとが交互に配置されている。切欠部56aの深さd51aは、孔部58aと壁部材50の外周との間隔d52aに略等しい。組立時、上述した柱部材10の爪部14は、切欠部56aを通過して、孔部18bに挿入される。また、孔部58aには、後述する壁部材80の爪部84bが挿入される。
FIG. 7 is a plan view showing the
壁部材50の側端部50bには、切欠部56b及び孔部58bが形成されている。本実施形態においては、5つの切欠部56bと4つの孔部58bとが交互に配置されている。切欠部56bの深さd51bは、孔部58bと壁部材50の外周との間隔d52bに略等しい。組立時、上述した柱部材20の爪部24は、切欠部56bを通過して、孔部28bに挿入される。また、孔部58bには、後述する壁部材60の爪部64aが挿入される。
At the
壁部材50の中央部には、折込線L51及び切込線C51が形成されている。切込線C51に沿って切込みを入れることにより、扉52が得られる。折込線L51に沿って折り込むことにより、扉52を開けて、空間S1(図1参照)に出入りすることができる。扉52には、突部52aが設けられている。扉52(突部52aを除いた部分)の左端と切欠部56aとの間隔d53は、孔部18cと柱部材10の外周との間隔d12(図3参照)に略等しい。このため、組立後の組立式ハウス1において、柱部材10の一部分(孔部18cと柱部材10の外周との間の部分)は、扉52の突部52aと重なり合い、それにより扉52のストッパーとして機能する。
A fold line L51 and a cut line C51 are formed at the center of the
図8は、壁部材60を示す平面図である。壁部材60は、1枚の段ボール又は厚紙からなり、左右対称の構造をしている。壁部材60の側端部60aには、爪部64aが形成されている。本実施形態においては、4つの爪部64aが形成されている。組立時、爪部64aは、壁部材50の孔部58b及び柱部材20の孔部28cに挿入される。さらに、側端部60aには、折込線L61a及び切込線C61aが形成されている。折込線L61aと壁部材60の外周との間隔d61aは、柱部材20の孔部28aと柱部材20の外周との間隔d21(図4参照)に略等しい。
FIG. 8 is a plan view showing the
壁部材60の側端部60bには、爪部64bが形成されている。本実施形態においては、4つの爪部64bが形成されている。組立時、爪部64bは、後述する壁部材70の孔部78a及び柱部材30の孔部38cに挿入される。さらに、側端部60bには、折込線L61b及び切込線C61bが形成されている。折込線L61bと壁部材60の外周との間隔d61bは、柱部材30の孔部38aと柱部材30の外周との間隔d31(図5参照)に略等しい。
A claw portion 64 b is formed at the
切込線C61a,C61bに沿って切込みを入れた状態で、折込線L61a,L61bに沿って略直角に谷折りすることにより、爪部65a,65bが形成される。本実施形態においては、爪部65a,65bが3つずつ形成される。組立時、爪部65aは、柱部材20の孔部28aに挿入される。また、爪部65bは、柱部材30の孔部38aに挿入される。
The
図9は、壁部材70を示す平面図である。壁部材70は、1枚の段ボール又は厚紙からなり、左右対称の構造をしている。壁部材70の構造は、折込線L51及び切込線C51が形成されていない点を除いて、壁部材50の構造と同様である。すなわち、壁部材70の側端部70aには、切欠部76a及び孔部78aが形成されている。本実施形態においては、5つの切欠部76aと4つの孔部78aとが交互に配置されている。各切欠部76aの深さd71aは、各孔部78aと壁部材70の外周との間隔d72aに略等しい。組立時、上述した柱部材30の爪部34は、切欠部76aを通過して、孔部38bに挿入される。また、孔部78aには、壁部材60の爪部64bが挿入される。
FIG. 9 is a plan view showing the
壁部材70の側端部70bには、切欠部76b及び孔部78bが形成されている。本実施形態においては、5つの切欠部76bと4つの孔部78bとが交互に配置されている。各切欠部76bの深さd71bは、各孔部78bと壁部材70の外周との間隔d72bに略等しい。組立時、上述した柱部材40の爪部44は、切欠部76bを通過して、孔部48bに挿入される。また、孔部78bには、後述する壁部材80の爪部84aが挿入される。
A
図10は、壁部材80を示す平面図である。壁部材80は、1枚の段ボール又は厚紙からなり、左右対称の構造をしている。壁部材80の構造は、壁部材60の構造と同様である。すなわち、壁部材80の側端部80aには、爪部84aが形成されている。本実施形態においては、4つの爪部84aが形成されている。組立時、爪部84aは、壁部材70の孔部78b及び柱部材40の孔部48cに挿入される。さらに、側端部80aには、折込線L81a及び切込線C81aが形成されている。折込線L81aと壁部材80の外周との間隔d81aは、柱部材40の孔部48aと柱部材40の外周との間隔d41(図6参照)に略等しい。
FIG. 10 is a plan view showing the
壁部材80の側端部80bには、爪部84bが形成されている。本実施形態においては、4つの爪部84bが形成されている。組立時、爪部84bは、壁部材50の孔部58a及び柱部材10の孔部18cに挿入される。さらに、側端部80bには、折込線L81b及び切込線C81bが形成されている。折込線L81bと壁部材80の外周との間隔d81bは、柱部材10の孔部18aと柱部材10の外周との間隔d11(図3参照)に略等しい。
A
切込線C81a,C81bに沿って切込みを入れた状態で、折込線L81a,L81bに沿って略直角に谷折りすることにより、爪部85a,85bが形成される。本実施形態においては、爪部85a,85bが3つずつ形成される。組立時、爪部85aは、柱部材40の孔部48aに挿入される。また、爪部85bは、柱部材10の孔部18aに挿入される。
The
図11は、屋根部材90を示す平面図である。屋根部材90には、折込線L91〜L94が形成されている。折込線L91,93の長さは、空間S1(図1参照)の幅に略等しい。また、折込線L92,94の長さは、空間S1の奥行に略等しい。
FIG. 11 is a plan view showing the
折込線L91の延長線上には、折込線L95,L96が形成されている。同様に、折込線L93の延長線上には、折込線L97,L98が形成されている。また、折込線L92の延長線上には、切込線C92,C93が形成されている。同様に、折込線L94の延長線上には、切込線C91,C94が形成されている。 On the extended line of the folding line L91, folding lines L95 and L96 are formed. Similarly, folding lines L97 and L98 are formed on the extension line of the folding line L93. Cut lines C92 and C93 are formed on the extension line of the folding line L92. Similarly, cut lines C91 and C94 are formed on the extension line of the folding line L94.
切込線C91と切込線C92との間の領域には、折込線L99a,L99b、及び切込線C95a,C95bが形成されている。切込線C95a,C95bに沿って切込みを入れた状態で、折込線L99a,L99bに沿って略直角に山折りすることにより、爪部95a,95bが形成される。同様に、切込線C93と切込線C94との間の領域には、折込線L99c,L99d、及び切込線C95c,C95dが形成されている。切込線C95c,C95dに沿って切込みを入れた状態で、折込線L99c,L99dに沿って略直角に山折りすることにより、爪部95c,95dが形成される。
Fold lines L99a and L99b and cut lines C95a and C95b are formed in a region between the cut line C91 and the cut line C92. The
切込線C91と屋根部材90の外周との間の領域には、孔部98aが形成されている。切込線C92と屋根部材90の外周との間の領域には、孔部98bが形成されている。切込線C93と屋根部材90の外周との間の領域には、孔部98cが形成されている。また、切込線C94と屋根部材90の外周との間の領域には、孔部98dが形成されている。
A
折込線L99aと孔部98aとの関係について説明すると、両者の長さは略等しい。そして、折込線L99aと折込線L91との間隔d91は、孔部98aと切込線C91との間隔d92に略等しい。また、折込線L99aと切込線C91との間隔d93は、孔部98aと折込線L95との間隔d94に略等しい。折込線L99bと孔部98bとの関係、折込線L99cと孔部98cとの関係、及び折込線L99dと孔部98dとの関係は、折込線L99aと孔部98aとの関係と同様である。
The relationship between the folding line L99a and the
さらに、屋根部材90には、切込92a,92b,92c,92dが2つずつ形成されている。切込92aの一方は、折込線L95に連続して形成されている。2つの切込92aの間隔は、柱部材10における折込線L12と折込線L13との間隔に略等しい。切込92bの一方は、折込線L96に連続して形成されている。2つの切込92bの間隔は、柱部材20における折込線L22と折込線L23との間隔に略等しい。切込92cの一方は、折込線L97に連続して形成されている。2つの切込92cの間隔は、柱部材30における折込線L32と折込線L33との間隔に略等しい。また、切込92dの一方は、折込線L98に連続して形成されている。2つの切込92dの間隔は、柱部材40における折込線L42と折込線L43との間隔に略等しい。
Furthermore, two
切込線C91〜C94に沿って切込みを入れた状態で、折込線L92,L94に沿って略直角に山折りするとともに、折込線L95〜L98に沿って略直角に山折りする。その後、爪部95a,95b,95c,95dがそれぞれ孔部98a,98b,98c,98dに挿入されるように、折込線L91,L93に沿って略直角に山折りする。これにより、図1に示すように、下方が開放した箱型形状の屋根部材90が得られる。屋根部材90の切込92aは、柱部材10に係合される。切込92bは、柱部材20に係合される。切込92cは、柱部材30に係合される。また、切込92dは、柱部材40に係合される。これにより、屋根部材90は、柱部材10,20,30,40及び壁部材50,60,70,80に固定される。
With the cuts made along the cut lines C91 to C94, the folds are folded at substantially right angles along the fold lines L92 and L94, and at the right angles along the fold lines L95 to L98. Thereafter, the
組立式ハウス1の効果を説明する。組立式ハウス1においては、壁部材60の側端部60aを壁部材50の側端部50bに固定し、壁部材70の側端部70aを壁部材60の側端部60bに固定し、壁部材80の側端部80aを壁部材70の側端部70bに固定するとともに、壁部材80の側端部80bを壁部材50の側端部50aに固定することにより、壁部材50,60,70,80によって囲まれた空間S1が生成される。組立式ハウス1によれば、このように四方が囲まれた空間S1が得られるため、充分なプライベート空間を確保することができる。これにより、組立式ハウス1のユーザのプライバシーを充分に保護することができる。
The effect of the assembly type house 1 will be described. In the assembly type house 1, the
また、本実施形態においては、屋根部材90により空間S1の上部も覆われる。これにより、組立式ハウス1のユーザのプライバシーをより厚く保護することができる。
In the present embodiment, the upper portion of the space S1 is also covered by the
さらに、柱部材10を折込線L11〜L13に沿って折り込むことにより、四角柱状にすることができる。かかる柱部材10は、支柱として機能し、組立後の組立式ハウス1の強度を高める。したがって、充分な強度を有する組立式ハウス1が実現されている。
Furthermore, by folding the
本実施形態においては、柱部材20も、折込線L21〜L23に沿って折り込むことにより、四角柱状にすることができる。これにより、組立式ハウス1の強度が一層高められる。同様に、柱部材30は折込線L31〜L33に沿って折り込むことにより、柱部材40は折込線L41〜L43に沿って折り込むことにより、それぞれ四角柱状にすることができる。これらの柱部材30,40も、組立式ハウス1の強度の向上に資する。
In the present embodiment, the
柱部材10,20,30,40、壁部材50,60,70,80、及び屋根部材90は、段ボール又は厚紙からなる。このため、組立式ハウス1は、容易に廃棄することが可能である。また、段ボールや厚紙は比較的軽量であるため、組立の前後を通じて、組立式ハウス1の運搬・移動が容易となる。特に、これらの部材が段ボールからなる場合、消臭効果及び防音効果に優れた組立式ハウス1が実現される。
The
さらに、組立前、柱部材10,20,30,40、壁部材50,60,70,80、及び屋根部材90は、1枚の平坦な段ボール又は厚紙からなる。このため、組立前の組立式ハウス1の保管に必要なスペースを節約することができる。
Further, before assembly, the
組立式ハウス1は、各部材を折込線に沿って折り込むとともに、切込線に沿って切り込むことにより、組み立てられるように構成されている。このため、組立てが容易な組立式ハウス1が実現されている。
(第2実施形態)
The assembly-type house 1 is configured to be assembled by folding each member along a folding line and cutting along each cutting line. For this reason, the assembly-type house 1 which is easy to assemble is realized.
(Second Embodiment)
図12は、本発明による組立式ハウスの第2実施形態を示す斜視図である。また、図13は、図12の組立式ハウスを示す平面図である。組立式ハウス2は、柱部材10(第1の柱部材)、柱部材20(第2の柱部材)、柱部材30(第3の柱部材)、柱部材40(第4の柱部材)、柱部材200(第5の柱部材)、柱部材400(第6の柱部材)、壁部材50(第1の壁部材)、壁部材600(第2の壁部材)、壁部材70(第3の壁部材)、及び壁部材800(第4の壁部材)を備えている。空間S2の大きさは、例えば、幅(壁部材600と壁部材800との間隔)が1m程度、奥行(壁部材50と壁部材70との間隔)が2.4m程度、高さが2m程度である。かかる組立式ハウス2は、例えば、避難所において、被災者が寝る際の囲いとして用いることができる。柱部材10,20,30,40の構造、及び壁部材50,70の構造は、組立式ハウス1について説明したとおりである。各柱部材200,400、及び各壁部材600,800は、段ボール又は厚紙からなる。
FIG. 12 is a perspective view showing a second embodiment of the assembly-type house according to the present invention. FIG. 13 is a plan view showing the assembly type house of FIG. The assembly-
壁部材600は、互いに連結可能な2枚の壁部材610,620(副壁部材)によって構成されている。これらの壁部材610,620は、柱部材200を介して互いに連結される。壁部材610,620は、段ボール又は厚紙からなる。同様に、壁部材800は、互いに連結可能な2枚の壁部材810,820(副壁部材)によって構成されている。これらの壁部材810,820は、柱部材400を介して互いに連結される。壁部材810,820も、段ボール又は厚紙からなる。
The
図14は、柱部材200を示す平面図である。柱部材200は、1枚の段ボール又は厚紙からなる。柱部材200には、3本の折込線L201〜L203が形成されている。柱部材200は、これらの折込線L201〜L203に沿って折り込まれることにより、四角柱状になるように構成されている。具体的には、各折込線L201〜L203に沿って略直角に山折りすることにより、四角柱状の柱部材200が形成される(図12及び図13参照)。
FIG. 14 is a plan view showing the
さらに、柱部材200には、爪部204及び孔部208a,208b,208cが形成されている。爪部204は、柱部材200の外周から突き出るように形成されている。本実施形態においては、5つの爪部204が形成されている。孔部208a,208bは、折込線L202と折込線L203との間に形成されている。本実施形態においては、孔部208a,208bが3つずつ形成されている。孔部208cは、折込線L203と柱部材200の外周との間に形成されている。本実施形態においては、5つの孔部208cが形成されている。
Further, the
折込線L201と柱部材200の外周との間隔は、折込線L202と折込線L203との間隔に略等しい。また、折込線L201と折込線L202との間隔は、折込線L203と孔部208cとの間隔に略等しい。組立時、爪部204は、孔部208cに挿入される。孔部208aには、後述する壁部材620の爪部625aが挿入される。また、孔部208bには、後述する壁部材610の爪部615bが挿入される。
The interval between the folding line L201 and the outer periphery of the
図15は、柱部材400を示す平面図である。柱部材400は、1枚の段ボール又は厚紙からなる。柱部材400には、3本の折込線L401〜L403が形成されている。柱部材400は、これらの折込線L401〜L403に沿って折り込まれることにより、四角柱状になるように構成されている。具体的には、各折込線L401〜L403に沿って略直角に山折りすることにより、四角柱状の柱部材400が形成される(図12及び図13参照)。
FIG. 15 is a plan view showing the
さらに、柱部材400には、爪部404及び孔部408a,408b,408cが形成されている。爪部404は、柱部材400の外周から突き出るように形成されている。本実施形態においては、5つの爪部404が形成されている。孔部408a,408bは、折込線L402と折込線L403との間に形成されている。本実施形態においては、孔部408a,408bが3つずつ形成されている。孔部408cは、折込線L403と柱部材400の外周との間に形成されている。本実施形態においては、5つの孔部408cが形成されている。
Further, the
折込線L401と柱部材400の外周との間隔は、折込線L402と折込線L403との間隔に略等しい。また、折込線L401と折込線L402との間隔は、折込線L403と孔部408cとの間隔に略等しい。組立時、爪部404は、孔部408cに挿入される。孔部408aには、後述する壁部材820の爪部825bが挿入される。また、孔部408bには、後述する壁部材810の爪部815aが挿入される。
The interval between the folding line L401 and the outer periphery of the
図16は、壁部材610を示す平面図である。壁部材610の構造は、壁部材60の構造と同様である。すなわち、壁部材610の側端部610aには、爪部614aが形成されている。本実施形態においては、4つの爪部614aが形成されている。組立時、爪部614aは、壁部材50の孔部58b及び柱部材20の孔部28cに挿入される。さらに、側端部610aには、折込線L611a及び切込線C611aが形成されている。折込線L611aと壁部材610の外周との間隔d611aは、柱部材20の孔部28aと柱部材20の外周との間隔d21(図4参照)に略等しい。
FIG. 16 is a plan view showing the
壁部材610の側端部610bには、爪部614bが形成されている。本実施形態においては、4つの爪部614bが形成されている。組立時、爪部614bは、後述する壁部材620の切欠部626に嵌合する。さらに、側端部610bには、折込線L611b及び切込線C611bが形成されている。折込線L611bと壁部材610の外周との間隔d611bは、柱部材30の孔部38aと柱部材30の外周との間隔d31(図5参照)に略等しい。
A
切込線C611a,C611bに沿って切込みを入れた状態で、折込線L611a,L611bに沿って略直角に谷折りすることにより、爪部615a,615bが形成される。本実施形態においては、爪部615a,615bが3つずつ形成される。組立時、爪部615aは、柱部材20の孔部28aに挿入される。また、爪部615bは、柱部材200の孔部208bに挿入される。
図17は、壁部材620を示す平面図である。壁部材620は、1枚の段ボール又は厚紙からなる。壁部材620の側端部620aには、切欠部626が形成されている。本実施形態においては、4つの切欠部626が形成されている。切欠部626の形状は、壁部材610の爪部614bの形状と略同一である。組立時、切欠部626には、壁部材610の爪部614bが嵌合する。さらに、側端部620aには、折込線L621a及び切込線C621aが形成されている。折込線L621aと壁部材620の外周との間隔d621と、壁部材610における折込線L611bと外周との間隔d611bとの和は、柱部材200における孔部208aと孔部208bとの間隔に略等しい。
FIG. 17 is a plan view showing the
壁部材620の側端部620bには、爪部624が形成されている。本実施形態においては、4つの爪部624が形成されている。組立時、爪部624は、壁部材70の孔部78a及び柱部材30の孔部38cに挿入される。さらに、側端部620bには、折込線L621b及び切込線C621bが形成されている。折込線L621bと壁部材620の外周との間隔d622は、柱部材30の孔部38aと柱部材30の外周との間隔d31(図5参照)に略等しい。
A
切込線C621a,C621bに沿って切込みを入れた状態で、折込線L621a,L621bに沿って略直角に谷折りすることにより、爪部625a,625bが形成される。本実施形態においては、爪部625a,625bが3つずつ形成される。組立時、爪部625aは、柱部材200の孔部208aに挿入される。また、爪部625bは、柱部材30の孔部38aに挿入される。
図18は、壁部材810を示す平面図である。壁部材810の構造は、壁部材80の構造と同様である。すなわち、壁部材810の側端部810aには、爪部814aが形成されている。本実施形態においては、4つの爪部814aが形成されている。組立時、爪部814aは、後述する壁部材820の切欠部826に嵌合する。さらに、側端部810aには、折込線L811a及び切込線C811aが形成されている。折込線L811aと壁部材810の外周との間隔d811aは、柱部材40の孔部48aと柱部材40の外周との間隔d41(図6参照)に略等しい。
FIG. 18 is a plan view showing the
壁部材810の側端部810bには、爪部814bが形成されている。本実施形態においては、4つの爪部814bが形成されている。組立時、爪部814bは、壁部材50の孔部58a及び柱部材10の孔部18cに挿入される。さらに、側端部810bには、折込線L811b及び切込線C811bが形成されている。折込線L811bと壁部材810の外周との間隔d811bは、柱部材10の孔部18aと柱部材10の外周との間隔d11(図3参照)に略等しい。
A
切込線C811a,C811bに沿って切込みを入れた状態で、折込線L811a,L811bに沿って略直角に谷折りすることにより、爪部815a,815bが形成される。本実施形態においては、爪部815a,815bが3つずつ形成される。組立時、爪部815aは、柱部材400の孔部408bに挿入される。また、爪部815bは、柱部材10の孔部18aに挿入される。
図19は、壁部材820を示す平面図である。壁部材820は、1枚の段ボール又は厚紙からなる。壁部材820の側端部820aには、爪部824が形成されている。本実施形態においては、4つの爪部824が形成されている。組立時、爪部824は、壁部材70の孔部78b及び柱部材40の孔部48cに挿入される。さらに、側端部820aには、折込線L821a及び切込線C821aが形成されている。折込線L821aと壁部材820の外周との間隔d822は、柱部材40の孔部48aと柱部材40の外周との間隔d41(図6参照)に略等しい。
FIG. 19 is a plan view showing the
壁部材820の側端部820bには、切欠部826が形成されている。本実施形態においては、4つの切欠部826が形成されている。切欠部826の形状は、壁部材810の爪部814aの形状と略同一である。組立時、切欠部826には、壁部材810の爪部814aが嵌合する。さらに、側端部820bには、折込線L821b及び切込線C821bが形成されている。折込線L821bと壁部材820の外周との間隔d821と、壁部材810における折込線L811aと外周との間隔d811aとの和は、柱部材400における孔部408aと孔部408bとの間隔に略等しい。
A
切込線C821a,C821bに沿って切込みを入れた状態で、折込線L821a,L821bに沿って略直角に谷折りすることにより、爪部825a,825bが形成される。本実施形態においては、爪部825a,825bが3つずつ形成される。組立時、爪部825aは、柱部材40の孔部48aに挿入される。また、爪部825bは、柱部材400の孔部408aに挿入される。
組立式ハウス2の効果を説明する。組立式ハウス2においては、壁部材600が互いに連結可能な2枚の壁部材610,620によって構成されるとともに、壁部材800が互いに連結可能な2枚の壁部材810,820によって構成されている。これにより、空間S2の奥行を大きくし、広いプライベート空間を確保することができる。
The effect of the
また、組立式ハウス2においては、壁部材620,820を取り外したり、取り付けたりすることにより、空間S2の広さを変えることが可能である。壁部材620,820を取り外した場合は、壁部材610の爪部614bを壁部材70の孔部78a及び柱部材30の孔部38cに挿入するとともに、爪部615bを柱部材30の孔部38aに挿入すればよい。また、壁部材810の爪部814aを壁部材70の孔部78b及び柱部材40の孔部48cに挿入するとともに、爪部815aを柱部材40の孔部48aに挿入すればよい。
Moreover, in the assembly-
さらに、柱部材200を折込線L201〜L203に沿って折り込むことにより、四角柱状にすることができる。かかる柱部材200は、支柱として機能し、組立後の組立式ハウス2の強度を高める。また、柱部材400を折込線L401〜L403に沿って折り込むことにより、四角柱状にすることができる。かかる柱部材400も、支柱として機能し、組立後の組立式ハウス2の強度を高める。組立式ハウス2のその他の効果は、組立式ハウス1と同様である。なお、組立式ハウス2においても、組立式ハウス1と同様、空間S2を上方から覆う屋根部材を設けてもよい。
Furthermore, by folding the
本発明による組立式ハウスは、上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、第1実施形態においては4本の支柱(柱部材10,20,30,40)が設けられた場合、第2実施形態においては6本の支柱(柱部材10,20,30,40,200,400)が設けられた場合を示した。しかし、支柱の本数は、1以上の任意の数とすることができる。
The assembly-type house by this invention is not limited to the said embodiment, A various deformation | transformation is possible. For example, in the first embodiment, when four struts (
上記実施形態においては、支柱が四角柱状である場合を例示した。しかし、支柱は、一般に、n角柱(nは3以上の整数)とすることができる。上記実施形態は、n=4の場合である。 In the said embodiment, the case where a support | pillar is square pillar shape was illustrated. However, the column can generally be an n-prism (n is an integer of 3 or more). The above embodiment is a case where n = 4.
上記実施形態においては、壁部材50に扉(扉52)が設けられた場合を例示した。しかし、扉は、壁部材50以外の壁部材に設けてもよい。
In the said embodiment, the case where the door (door 52) was provided in the
上記実施形態においては、部材どうしを固定する構造として、爪部を孔部に挿入する構造を例示した。かかる固定をより強固なものにするために、図20に示すように、切込902aの入ったストッパー部材902を用いてもよい。詳細には、爪部904にも切込904aを入れておき、孔部906から突出した爪部904の切込904aに対し、ストッパー部材902の切込902aを係合させることにより、爪部904が孔部906から抜けるのを防ぐことができる。ただし、部材どうしの固定には、その他の手段(例えばガムテープによる貼り合わせ)を用いてもよい。
In the said embodiment, the structure which inserts a nail | claw part into a hole part was illustrated as a structure which fixes members. In order to make such fixation stronger, a
また、本発明による組立式ハウスは、避難所におけるプライベート空間の確保以外の用途にも適用できることは、言うまでもない。例えば、本発明による組立式ハウスは、子供の遊戯スペースに用いてもよいし、路上生活者の居住スペースに用いてもよい。 Moreover, it goes without saying that the assembly-type house according to the present invention can be applied to uses other than securing a private space in a shelter. For example, the assembly-type house according to the present invention may be used for a children's play space or a residential space for street residents.
1 組立式ハウス
2 組立式ハウス
10 柱部材(第1の柱部材)
14 爪部
18a,18b,18c 孔部
20 柱部材(第2の柱部材)
24 爪部
28a,28b,28c 孔部
30 柱部材(第3の柱部材)
34 爪部
38a,38b,38c 孔部
40 柱部材(第4の柱部材)
44 爪部
48a,48b,48c 孔部
50 壁部材(第1の壁部材)
50a 側端部(第1の側端部)
50b 側端部(第2の側端部)
52 扉
56a,56b 切欠部
58a,58b 孔部
60 壁部材(第2の壁部材)
60a 側端部(第1の側端部)
60b 側端部(第2の側端部)
64a,64b 爪部
65a,65b 爪部
70 壁部材(第3の壁部材)
70a 側端部(第1の側端部)
70b 側端部(第2の側端部)
76a,76b 切欠部
78a,78b 孔部
80 壁部材(第4の壁部材)
80a 側端部(第1の側端部)
80b 側端部(第2の側端部)
84a,84b 爪部
85a,85b 爪部
90 屋根部材
92a,92b,92c,92d 切込
95a,95b,95c,95d 爪部
98a,98b,98c,98d 孔部
200 柱部材(第5の柱部材)
204 爪部
208a,208b,208c 孔部
400 柱部材(第6の柱部材)
404 爪部
408a,408b,408c 孔部
600 壁部材(第2の壁部材)
610 壁部材(副壁部材)
610a,610b 側端部
614a,614b 爪部
615a,615b 爪部
620 壁部材(副壁部材)
620a,620b 側端部
624 爪部
625a,625b 爪部
626 切欠部
800 壁部材(第4の壁部材)
810 壁部材(副壁部材)
810a,810b 側端部
814a,814b 爪部
815a,815b 爪部
820 壁部材(副壁部材)
820a,820b 側端部
824 爪部
825a,825b 爪部
826 切欠部
902 ストッパー部材
902a 切込
904 爪部
904a 切込
906 孔部
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
14
24
34
44 nail | claw
50a Side end (first side end)
50b side end (second side end)
52
60a side end (first side end)
60b side end (second side end)
64a,
70a Side end (first side end)
70b Side end (second side end)
76a,
80a Side end (first side end)
80b side end (second side end)
84a,
204
404
610 Wall member (sub-wall member)
610a, 610b
620a, 620b
810 Wall member (sub-wall member)
810a, 810b
820a, 820b
Claims (10)
段ボール又は厚紙からなる第1乃至第4の壁部材と、を備え、
前記第1の柱部材は、複数の折込線を有し、当該折込線に沿って折り込まれることによりn角柱(nは3以上の整数)状になるように構成されており、
前記第1の壁部材は、第1の側端部が前記第1の柱部材に固定されるように構成されており、
前記第2の壁部材は、第1の側端部が前記第1の壁部材の第2の側端部に固定されるように構成されており、
前記第3の壁部材は、第1の側端部が前記第2の壁部材の第2の側端部に固定されるように構成されており、
前記第4の壁部材は、第1の側端部が前記第3の壁部材の第2の側端部に固定されるとともに、第2の側端部が前記第1の壁部材の前記第1の側端部に固定されるように構成されていることを特徴とする組立式ハウス。 A first pillar member made of cardboard or cardboard;
First to fourth wall members made of cardboard or cardboard,
The first pillar member has a plurality of folding lines, and is configured to be an n-prism (n is an integer of 3 or more) by being folded along the folding lines.
The first wall member is configured such that a first side end is fixed to the first column member,
The second wall member is configured such that a first side end is fixed to a second side end of the first wall member,
The third wall member is configured such that a first side end is fixed to a second side end of the second wall member;
The fourth wall member has a first side end fixed to the second side end of the third wall member, and a second side end of the fourth wall member of the first wall member. An assembly type house characterized by being configured to be fixed to one side end portion.
段ボール又は厚紙からなる第2の柱部材を備え、
前記第2の柱部材は、複数の折込線を有し、当該折込線に沿って折り込まれることによりn角柱状になるように構成されており、
前記第2の壁部材は、前記第1の側端部が前記第2の柱部材に固定されるように構成されている組立式ハウス。 In the assembly-type house of Claim 1,
A second pillar member made of cardboard or cardboard,
The second pillar member has a plurality of folding lines, and is configured to be an n-prism by being folded along the folding lines,
The second wall member is a prefabricated house configured such that the first side end portion is fixed to the second column member.
段ボール又は厚紙からなる第3の柱部材を備え、
前記第3の柱部材は、複数の折込線を有し、当該折込線に沿って折り込まれることによりn角柱状になるように構成されており、
前記第3の壁部材は、前記第1の側端部が前記第3の柱部材に固定されるように構成されている組立式ハウス。 In the assembly-type house according to claim 1 or 2,
A third pillar member made of cardboard or cardboard,
The third column member has a plurality of fold lines, and is configured to be an n-square column by being folded along the fold lines,
The third wall member is a prefabricated house configured such that the first side end portion is fixed to the third column member.
段ボール又は厚紙からなる第4の柱部材を備え、
前記第4の柱部材は、複数の折込線を有し、当該折込線に沿って折り込まれることによりn角柱状になるように構成されており、
前記第4の壁部材は、前記第1の側端部が前記第4の柱部材に固定されるように構成されている組立式ハウス。 In the assembly-type house in any one of Claims 1 thru | or 3,
A fourth pillar member made of cardboard or cardboard,
The fourth pillar member has a plurality of folding lines, and is configured to be an n-prism by being folded along the folding lines.
The fourth wall member is a prefabricated house configured such that the first side end portion is fixed to the fourth column member.
前記第2の壁部材は、互いに連結可能な2枚の副壁部材によって構成されており、
前記第4の壁部材は、互いに連結可能な2枚の副壁部材によって構成されている組立式ハウス。 In the assembly-type house in any one of Claims 1 thru | or 4,
The second wall member is composed of two sub-wall members that can be connected to each other,
The fourth wall member is a prefabricated house constituted by two sub-wall members that can be connected to each other.
段ボール又は厚紙からなる第5の柱部材を備え、
前記第5の柱部材は、複数の折込線を有し、当該折込線に沿って折り込まれることによりn角柱状になるように構成されており、
前記第2の壁部材を構成する前記2枚の副壁部材は、前記第5の柱部材を介して連結可能に構成されている組立式ハウス。 In the assembly-type house of Claim 5,
A fifth column member made of cardboard or cardboard,
The fifth column member has a plurality of folding lines, and is configured to be an n-square column shape by being folded along the folding lines,
The assembly-type house which is comprised so that the said 2 sub wall member which comprises the said 2nd wall member can be connected via the said 5th pillar member.
段ボール又は厚紙からなる第6の柱部材を備え、
前記第6の柱部材は、複数の折込線を有し、当該折込線に沿って折り込まれることによりn角柱状になるように構成されており、
前記第4の壁部材を構成する前記2枚の副壁部材は、前記第6の柱部材を介して連結可能に構成されている組立式ハウス。 In the assembly-type house of Claim 5 or 6,
A sixth column member made of cardboard or cardboard,
The sixth column member has a plurality of folding lines, and is configured to be an n-prism shape by being folded along the folding lines.
The two sub-wall members constituting the fourth wall member are configured to be connectable via the sixth column member.
段ボール又は厚紙からなり、前記第1乃至第4の壁部材によって囲まれる空間を上方から覆う屋根部材を備える組立式ハウス。 In the assembly-type house in any one of Claims 1 thru | or 7,
An assembly-type house comprising a roof member made of cardboard or cardboard and covering a space surrounded by the first to fourth wall members from above.
前記屋根部材は、複数の折込線を有し、当該折込線に沿って折り込まれることにより下方が開放した箱型形状になるように構成されている組立式ハウス。 In the assembly-type house of Claim 8,
The said roof member is a prefabricated house which has a plurality of fold lines, and is constituted so that it may become a box shape where the lower part opened by folding along the fold lines.
前記第1の壁部材は、前記第1の側端部が前記第1の柱部材に固定されており、
前記第2の壁部材は、前記第1の側端部が前記第1の壁部材の前記第2の側端部に固定されており、
前記第3の壁部材は、前記第1の側端部が前記第2の壁部材の前記第2の側端部に固定されており、
前記第4の壁部材は、前記第1の側端部が前記第3の壁部材の前記第2の側端部に固定されるとともに、前記第2の側端部が前記第1の壁部材の前記第1の側端部に固定されており、
前記第1乃至第4の壁部材によって囲まれた空間を有する組立式ハウス。 In the assembly-type house in any one of Claims 1 thru | or 9,
The first wall member has the first side end fixed to the first column member,
The second wall member has the first side end fixed to the second side end of the first wall member;
The third wall member has the first side end fixed to the second side end of the second wall member;
The fourth wall member has the first side end fixed to the second side end of the third wall member, and the second side end is the first wall member. Fixed to the first side end of the
A prefabricated house having a space surrounded by the first to fourth wall members.
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