JP2015056007A - Communication system, information processing device, peripheral device, communication control method and program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ポーリングを行う通信システム、情報処理装置、周辺装置、通信制御方法およびプログラムに関する。 The present invention relates to a communication system, an information processing device, a peripheral device, a communication control method, and a program that perform polling.
近年におけるコンピュータ技術やネットワーク通信技術の発展は著しいものがあり、オフィスだけでなく家庭へもネットワークの普及が進んでいる。これらネットワークを形成する端末としては、PCなどの情報処理装置のみならず、プリンタやスキャナなどの周辺機器もネットワーク機能を搭載したものが登場している。 In recent years, there has been a remarkable development in computer technology and network communication technology, and the spread of networks has been progressing not only in offices but also in homes. As terminals forming these networks, not only information processing apparatuses such as PCs but also peripheral devices such as printers and scanners are equipped with network functions.
従来、情報処理装置がネットワークで接続されている周辺装置でのイベント発生状況を取得する方法として、情報処理装置が周辺装置に対してポーリングを行う方法がある。即ち、クライアントである情報処理装置とサーバである周辺装置からなるシステムにおいて、周辺装置でのイベントの発生を検出するために、情報処理装置が周辺装置に対して一定周期(以下ポーリング周期)毎に問い合わせ要求パケットを送信する方法である。 2. Description of the Related Art Conventionally, there is a method in which an information processing device polls a peripheral device as a method for acquiring an event occurrence status in the peripheral device connected by a network. That is, in a system composed of an information processing device as a client and a peripheral device as a server, in order to detect the occurrence of an event in the peripheral device, the information processing device is periodically This is a method of transmitting an inquiry request packet.
ここで、周辺機器における代表的なイベントとして、プッシュスキャンサービスがある。プッシュスキャンサービスは、周辺装置側の操作によってスキャンデータを送信する情報処理装置を決定し、スキャン指示に応じて、スキャンデータを情報処理装置に送信する機能である(特許文献1)。この方法ではイベントの発生から検出までに最大でポーリング周期分の時間差が発生する。従って、ポーリング周期は短い方が望ましいが、その分ネットワーク及び構成装置の負荷が増大する。逆にポーリング周期を大きくするとプッシュスキャンイベント発生から検出までの時間差が大きくなり、イベント発生時に行うべき処理が遅れてしまい、ユーザビリティの低下に繋がる。これを鑑み、周辺装置の動作状況により情報処理装置から周辺装置へのポーリング周期を変化させることで、無用なトラフィックの軽減を可能にしている(特許文献2)。 Here, as a typical event in the peripheral device, there is a push scan service. The push scan service is a function of determining an information processing apparatus that transmits scan data by an operation on the peripheral device side, and transmitting the scan data to the information processing apparatus in accordance with a scan instruction (Patent Document 1). In this method, a time difference corresponding to a polling period occurs at a maximum from the occurrence of an event to the detection. Accordingly, a shorter polling cycle is desirable, but the load on the network and component devices increases accordingly. Conversely, if the polling cycle is increased, the time difference from the occurrence of the push scan event to the detection is increased, delaying the processing to be performed when the event occurs, leading to a decrease in usability. In view of this, unnecessary traffic can be reduced by changing the polling cycle from the information processing device to the peripheral device according to the operation status of the peripheral device (Patent Document 2).
しかしながら、従来では、周辺装置に接続されている情報処理装置の数が増えた場合については考慮されていない。そのため、周辺装置に接続されている情報処理装置が増えるにつれて、ネットワーク及び構成装置の負荷が増大するという問題があった。 However, conventionally, no consideration is given to the case where the number of information processing devices connected to peripheral devices increases. Therefore, there has been a problem that the load on the network and the component devices increases as the number of information processing devices connected to the peripheral devices increases.
本発明の目的は、このような従来の問題点を解決することにある。本発明は、上記の点に鑑み、ポーリングを行う装置の数の変化に応じて、ポーリング周期を柔軟に制御する通信システム、情報処理装置、周辺装置、通信制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。 An object of the present invention is to solve such conventional problems. An object of the present invention is to provide a communication system, an information processing device, a peripheral device, a communication control method, and a program that flexibly control a polling cycle according to a change in the number of devices that perform polling in view of the above points. And
上記課題を解決するため、本発明に係る通信システムは、周辺装置と情報処理装置とを備える通信システムであって、前記情報処理装置の数に応じて、前記情報処理装置が前記周辺装置に行うポーリングの間隔を変更する変更手段、を備える、ことを特徴とする。 In order to solve the above problem, a communication system according to the present invention is a communication system including a peripheral device and an information processing device, and the information processing device performs the peripheral device on the peripheral device according to the number of the information processing devices. And changing means for changing the polling interval.
本発明によれば、ポーリングを行う装置の数の変化に応じて、ポーリング周期を柔軟に制御することができる。 According to the present invention, the polling cycle can be flexibly controlled in accordance with the change in the number of devices that perform polling.
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳しく説明する。尚、以下の実施例は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施例で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. It should be noted that the following embodiments do not limit the present invention according to the claims, and all combinations of features described in the present embodiments are not necessarily essential to the solution means of the present invention. . The same constituent elements are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
まず以下に説明する実施例において共通に用いられるMFP(Multi Function Peripheral:複合機能周辺装置)などの画像形成装置、PCなどの情報処理を行う情報処理装置、及びこれらを含む通信システムの構成について説明する。本実施形態では、複合機能周辺装置を周辺装置の一例として説明するが、周辺装置としては、プリンタ機能やストレージ機能を有さないスキャナ装置でもよい。 First, an image forming apparatus such as an MFP (Multi Function Peripheral) that is commonly used in the embodiments described below, an information processing apparatus that performs information processing such as a PC, and a configuration of a communication system including them will be described. To do. In this embodiment, the multi-function peripheral device will be described as an example of the peripheral device. However, the peripheral device may be a scanner device that does not have a printer function or a storage function.
図1は、MFPの概略構成を示すブロック図である。MFP100は、プリンタ機能、スキャナ機能及びストレージ機能を備えており、ネットワークを経由してそれぞれの機能サービスを提供することができる。MFP100において、プリンタ機能はプリンタ部101で、スキャナ機能はスキャナ部102で、ストレージ機能はメモリカード装着部103及びメモリカード104で実現する。プリンタ部101は、外部から受信したプリントデータやメモリカード104に格納されている画像データなどを、インクジェット記録方式や電子写真記録方式などにより印刷用紙等の記録媒体にプリントする。スキャナ部102は、原稿台にセットされた原稿を光学的に読み取って電子データに変換し、指定されたファイル形式に変換してネットワーク経由で外部装置に送信する。コピーサービスは、原稿台に置かれた原稿をスキャナ部102で読み取って生成した画像データをプリンタ部101へ転送し、プリンタ部101が印刷用紙にその原稿データをプリントする。また、メモリカード104に格納されているファイルを、ネットワークを経由して接続された外部装置が読み出して編集し、外部装置からメモリカード内にその編集されたファイルを格納することも可能である。
FIG. 1 is a block diagram showing a schematic configuration of the MFP. The MFP 100 has a printer function, a scanner function, and a storage function, and can provide each function service via a network. In the
更にMFP100は、MFP各部を制御するための中央制御装置(CPU)105や、CPU105が読み出すプログラムコードなどを格納するROMなどのプログラムメモリ106を備える。さらに、各サービス実行時に画像データなどを一時格納したり、バッファリングするためのRAMなどのワークメモリ107、LCDなどの表示部108、後述する各スイッチからなる操作部109を備える。更に、MFP100をネットワークに接続して各種通信を行うためのネットワーク通信部110、ネットワーク通信部110をネットワーク媒体に接続するためのネットワーク接続部111を備える。ネットワーク通信部110は、有線LANと無線LANの内、少なくともいずれかに対応する。有線LAN対応の場合、ネットワーク接続部111は例えば有線LANのケーブルをMFP100に接続するためのコネクタであり、無線LAN対応の場合、ネットワーク接続部111は例えばアンテナである。
The
更に、MFP100は、ネットワーク通信部110が受信したパケットの送信元情報を格納するために、不揮発性フラッシュメモリなどのメモリ112を備える。以上説明したMFP100の各部は、信号線113により相互に通信可能に接続される。また、ネットワーク通信部110は、時間を計測するタイマ114を内蔵する。更に、MFP100は、USB(Universal Serial Bus)インタフェースを介して外部のPCと通信するためのUSB通信部115を備える。USB接続部116は、USBコネクタなどからなるUSB接続部である。
Further, the
図2は、PCの概略構成を示すブロック図である。図2において、CPU201は、PC200の各部を制御する。ディスク装置202には、CPU201が読み出すアプリケーションプログラムやOS(Operation System)などがインストールされ、また各種ファイルなども格納される。ディスク読取装置203は、CD−ROMなどの外部記憶媒体の内容を読み出す。メモリ204は、CPU201が必要に応じてデータを一時的に格納し、また、バッファリング等を行うためのメモリである。表示部205は、LCDなどで構成される表示部であり、操作部206は、キーボードやポインティング・デバイスなどで構成される操作部である。ネットワーク通信部207は、PC200をネットワークに接続して外部との各種通信を行う。ネットワーク接続部208は、ネットワーク通信部207をLAN等のネットワーク媒体に接続する。
FIG. 2 is a block diagram showing a schematic configuration of the PC. In FIG. 2, the
MFP100と同様に、ネットワーク通信部207とネットワーク接続部208は、有線LANと無線LANの内、少なくともいずれかに対応する。MFP100に内蔵のネットワーク通信部110及びネットワーク接続部111と同様に、対応LANに応じて必要な機能及び形態をとる。信号線209は、図2の各部を相互に通信可能に接続する。USB通信部210は、各種周辺装置とUSBインタフェースを介して通信する。USB接続部211は、USBコネクタなどからなるUSB接続部である。タイマ212は、CPU201に内蔵され、時間経過を計測する。さらに、メモリ204内には、カウンタ213が設けられている。
Similar to
図3は、図1に示したMFP100と図2に示したPC200とを含む通信システムの概略構成を示すブロック図である。図3において、MFP150は、MFP100と同様の機能を有するMFPであり、複数のPC300、301、302は、PC200と同様の機能を有するPCである。ネットワーク310は、MFP100、150、PC200、300、301、302を相互に通信可能に接続する。なお、ネットワーク310は、有線LANであっても無線LANであってもよい。また、ネットワーク310に接続されているPCの台数は図3に示す例に限定されるものではなく、3台以下であっても、また5台以上であってもよい。同様にネットワーク310に接続されるMFPの台数に関しても2台に限定するものではなく、1台のみであっても、3台以上であってもよい。以下、単にMFPと呼ぶときは、MFP100とMFP150の少なくともいずれかを表わすものとする。また、単にPCと呼ぶときは、PC200、PC300、PC301、PC302の少なくともいずれかを表わすものとする。
3 is a block diagram showing a schematic configuration of a communication
図21は、図1に示したMFP100の表示部108と操作部109を含む操作パネル2100のレイアウト構成を示す図である。図21において、LCD画面2101は、表示部108に該当するLCD画面である。また。キー2102〜2112は、操作部109においてユーザが操作するキー操作部である。キー2102はMFP100の各部への電源ON/OFFを選択指示するための電源キー、キー2103はMFP100のコピーを開始させるためのコピーキー、2104はMFP100のプッシュスキャン動作を要求するためのスキャンキーである。
FIG. 21 shows a layout configuration of
プッシュスキャンとは、MFP100の操作をトリガとして、原稿台に置かれた原稿を読み取って得られたスキャンデータを、指定したPCに送信するサービスのことをいう。スキャンデータをいずれのPCに送信するか、またはどのようなファイル形式で送信するかなどは、ユーザがLCD画面2101を見ながら後述する矢印キー2110及び決定キー2112を操作することにより選択可能である。
The push scan refers to a service that transmits scan data obtained by reading a document placed on a document table to a designated PC by using the operation of the
また、キー2105は、MFP100にメモリカード104が装着されている場合に、そのカードに格納されている画像ファイルなどをプリント(メモリカードプリント)し、表示させるなどのサービスを開始させるためのメモリカードキーである。キー2106は、コピー、プッシュスキャン、メモリカードプリントなどをカラーで実行開始させるためのカラースタートキーである。キー2107は、コピー、プッシュスキャン、メモリカードプリントなどをモノクロで実行開始させるためのモノクロスタートキーである。キー2108は、実行開始させたコピー、プッシュスキャン、メモリカードプリントなどを中止させるための中止キーである。キー2110は、設定したいメニューやメモリカード104内のプリントまたは表示したいファイルを探すための矢印キーである。キー2111は、メニュー画面を一画面前に戻す場合などに使用するための戻るキー、キー2112は、LCD画面2101においてカーソル表示されている項目を選択したり決定したりするための決定キーである。
A key 2105 is a memory card for starting a service such as printing (memory card printing) and displaying an image file stored in the
図22は、プッシュスキャン実行時にMFPのLCD画面2101に表示されるスキャンデータ送信先のPCを選択するためのPC選択画面を示す図である。MFPの操作パネル2100においてスキャンキー2104を押下すると、LCD画面2101の表示が図22に示す表示に切り替わる。表示2201、2202、2203は、MFP100がPCからのPC登録要求パケット受信処理(後述する図15のS606)において格納したPC情報についての表示例である。例えば「”ログイン名”@“PC名”」というフォーマットで表示される。表示2204は、網掛け表示部であり、矢印キー2110によって上下に移動する。決定キー2112を押下した時点で、網掛け表示部2204によって網掛け表示されているコンピュータ名及びログイン名が、プッシュスキャンの送信先として選択される。ユーザがスキャンキー2104を押下し、続いてLCD画面2101からプッシュスキャンの送信先PCを選択して決定キー2112を押下し、最後にカラースタートキーもしくはモノクロスタートキーを押下する一連の手順をプッシュスキャン操作という。
FIG. 22 is a diagram showing a PC selection screen for selecting a scan data transmission destination PC displayed on the
図23は、MFPがPCから受信したPC登録パケットに基づいてワークメモリ107の所定領域に格納された各PCの情報を示す図である。図23において、領域2300はワークメモリ107の所定領域である。領域2301は、PC登録要求パケットを受信した各PCの管理番号を格納する領域である。領域2302は、PC登録要求パケットを受信した各PCのコンピュータ名及びログイン名を格納する領域である。領域2303は、PC登録要求パケットを受信した各PCのIPアドレスを格納する領域である。領域2304、2305、2305は、登録中の各PCに割り当てた管理番号である。領域2307、2308、2309は、登録中の各PCのコンピュータ名及びログイン名である。領域2310、2311、2312は、登録中の各PCのIPアドレスである。このようにMFPは、登録した順に管理番号を割り当て、コンピュータ名とログイン名とIPアドレスを管理する。登録が解除された場合、解除したPCの管理番号、コンピュータ名、ログイン名、IPアドレスをワークメモリ107の所定領域から削除し、削除された管理番号を詰めるように管理番号を再割り当てする。図23に示すテーブルは、例えば、各PCからポーリングされる問い合わせ内容の種類に対応している。以下の実施例でいえば、図23のテーブルは、例えばプッシュスキャン動作の有無についての各PCからのポーリングによる問い合わせに対応している。以下、上記構成の通信システムにおいて実現される各実施例について説明する。
FIG. 23 is a diagram illustrating information of each PC stored in a predetermined area of the
〔実施例1〕
図4は、PC上で動作するアプリケーションの設定画面である。各PCは、PC登録要求パケット及び問い合わせ要求パケットをMFPに送信してプッシュスキャン操作を監視する。そして、プッシュスキャン操作の発生をMFPから受信した場合に、MFPから原稿台上の原稿を読み取るアプリケーション(以下スキャナドライバ)を呼び出す。図4において、画面400は、PC登録要求パケット及び問い合わせ要求パケットを各MFPに送信するか否かを設定及び表示するための設定画面である。チェックボックス401は、MFP100に対してPC登録要求パケット及び問い合わせ要求パケットを送信するか否かの設定とその設定状態を表示するためのチェックボックスである。同様に、チェックボックス402は、MFP150に対してPC登録要求パケット及び問い合わせ要求パケットを送信するか否かの設定とその設定状態を表示するためのチェックボックスである。チェックが入れられたチェックボックス401または402に対応するMFP100または150に対して、各PCは、PC登録要求パケット及び問い合わせ要求パケットを送信する。
[Example 1]
FIG. 4 is a setting screen for an application operating on the PC. Each PC transmits a PC registration request packet and an inquiry request packet to the MFP to monitor the push scan operation. When an occurrence of a push scan operation is received from the MFP, an application (hereinafter referred to as a scanner driver) that reads the document on the document table is called from the MFP. In FIG. 4, a
図4に示す設定画面ではMFP100、MFP150が表示されているが、スキャナドライバがPCにインストールされ、通信可能なMFPが他にもあればMFP100、MFP150と同様に、チェックボックスとともに設定画面400に表示される。ボタン403は設定変更を有効にするOKボタンであり、ボタン404は設定変更を無効にするキャンセルボタンである。このアプリケーションは、インストール直後またはインストール後にPCの電源ONによって自動起動されてもよい。または、一般的なアプリケーションのように、そのアプリケーションをユーザが選択することにより起動されてもよい。
In the setting screen shown in FIG. 4,
図5は、PCからMFPに送信する各種要求パケットの構成例である。図5に示すパケット500は、PCがMFPに送信する各種要求パケットである。領域501は、要求パケット500の宛先アドレス、即ち、MFPのアドレス(例えばMACアドレス)が格納される領域である。領域502は、要求パケット500送信元アドレス、即ち、要求パケットを送信したPCのネットワーク通信部に付されたMACアドレスが格納される領域である。領域503は、後述する領域504、505のパケット長が格納される領域である。領域504は、PCとMFPとの間で送受信するパケットに予め取り決めたパケット識別子が格納される領域である。領域505は、要求パケット500の送信元PCのコンピュータ名及び現在ログインしているユーザ名が、例えば「“ログイン名@コンピュータ名”」などのフォーマットで格納される領域である。
FIG. 5 is a configuration example of various request packets transmitted from the PC to the MFP.
図6は、領域504の要求パケットのパケット識別子の取る値とその内容を示す図である。領域504のパケット識別子が「01」であれば、パケット500はPC登録要求パケットである。パケット識別子が「02」であれば、パケット500は問い合わせ要求パケットである。パケット識別子が「03」であれば、パケット500はPC解除要求パケットである。パケット識別子が「04」であれば、パケット500はイベント転送要求パケットである。パケット識別子が「05」であれば、パケット500はスキャンデータ要求パケットである。パケット識別子が「06」であれば、パケット500はPC登録完了要求パケットである。パケット識別子が「07」であれば、パケット500はPC解除完了要求パケットである。
FIG. 6 is a diagram showing the value taken by the packet identifier of the request packet in the
図7は、図5に示した各要求パケットに応答してMFPがPCに送信する応答パケットの構成例を示す図である。図7に示すパケット700は、MFPがPCに送信する応答パケットである。領域701は、応答パケット700の宛先アドレスが格納される領域である。例えば、MFP100がPC200から受信した要求パケット500に対する応答パケットである場合、要求パケット500の送信元アドレス502をコピーした値、即ち、PC200のネットワーク通信部207に付されたMACアドレスが格納される領域である。領域702は、応答パケット700の送信元アドレス、即ち、MFPのMACアドレスが格納される領域である。領域703は、後述する領域704、705、706、707の合計パケット長が格納される領域である。領域704は、MFPとPCとの間で送受信するパケットに予め取り決めたパケット識別子が格納される領域である。領域705は、応答内容をコードで表す応答コードを格納する領域である。領域706は、プッシュスキャンが発生した時に画像データの送信先として指定されたPCのアドレスが格納される領域である。領域707は、MFPが現在管理しているPCの登録台数が格納される領域である。
FIG. 7 is a diagram showing a configuration example of a response packet that the MFP transmits to the PC in response to each request packet shown in FIG. A
図8は、領域704の応答パケットのパケット識別子の取る値とその内容を示す図である。領域704のパケット識別子が「11」であれば、図6のPC登録要求パケットに応答するPC登録応答パケットである。パケット識別子が「12」であれば、図6の問い合わせ要求パケットに応答する問い合わせ応答パケットである。パケット識別子が「13」であれば、図6のPC解除要求パケットに応答するPC解除応答パケットである。パケット識別子が「14」であれば、図6のイベント転送応答パケットに応答するスキャンデータパケットである。パケット識別子が「15」であれば、図6のスキャンデータ要求パケットに応答する、スキャンデータを含むスキャンデータパケットである。パケット識別子が「16」であれば、図6のPC登録完了要求パケットに応答するPC登録完了応答パケットである。パケット識別子が「17」であれば、図6のPC解除完了要求パケットに応答するPC解除完了応答パケットである。
FIG. 8 is a diagram showing values taken by the packet identifiers of the response packets in the
図9は、応答内容コード705の取る値とその内容を示す図である。問い合わせ応答パケットを送信する際に、プッシュスキャン操作が何もされていない場合は「03」となる。問い合わせ応答パケットを送信する際に、問い合わせ要求パケットの受信より前にプッシュスキャン操作を検出していた場合は「04」となる。また、いずれかのPCからPC登録要求パケット、PC削除要求パケットを受信した場合に、該当する要求をMFPが受け入れる場合は「01」、受け入れない場合は「02」となる。
FIG. 9 is a diagram showing the value taken by the
図10は、PCとPCとの間で送受信する各種要求/応答パケットの構成例を示す図である。図10に示すパケット1000は、PCが他のPCへ送信する各種要求パケット、または、PCが他のPCから受信する各種応答パケットである。領域1001は、要求/応答パケット1000の宛先アドレス、即ち、送信先PCのネットワーク通信部207に付されたMACアドレスが格納される領域である。領域1002は、要求/応答パケット1000の送信元アドレス、即ち、要求/応答パケットを送信したPCのネットワーク通信部207に付されたMACアドレスが格納される領域である。領域1003は、後述する領域1004、1005のパケット長が格納される領域である。領域1004は、PCとPCとの間で送受信するパケットに予め取り決めたパケット識別子が格納される領域である。領域1005は、プッシュスキャンを実行するMFPのアドレス(例えばMACアドレス)が格納される領域である。
FIG. 10 is a diagram illustrating a configuration example of various request / response packets transmitted and received between PCs. A
図11は、領域1004のパケット識別子の取る値とその内容を示す図である。領域1004のパケット識別子が「05」であれば、パケット1000はイベント転送要求パケットである。パケット識別子が「06」であれば、パケット1000はPC登録完了要求パケットである。これについては実施例2で使用する。パケット識別子が「07」であれば、パケット1000はPC解除完了要求パケットである。これについても実施例2で使用する。パケット識別子が「15」であれば、パケット1000はイベント転送要求パケットに応答するイベント転送応答パケットである。パケット識別子が「16」であれば、パケット1000はPC登録完了要求パケットに応答するPC登録完了応答パケットである。これについても実施例2で説明する。パケット識別子が「17」であれば、パケット1000は、PC解除完了要求パケットに応答するPC解除完了応答パケットである。これについても実施例2で説明する。
FIG. 11 is a diagram showing values taken by the packet identifier in the
図12は、MFP100とPC200とPC300がネットワーク310を介して通信し、各PCがプッシュスキャン操作の有無をポーリングするためのパケット交換の流れを示す通信制御シーケンスチャートである。なお、PC200のディスク装置202には、プリンタドライバ、スキャナドライバ、図4で説明したアプリケーションがインストールされているとする。また、PC200の設定画面400は、図4に示すように、MFP100のチェックボックス401にチェックが入れられているとする。PC300についてもPC200と同様とする。
FIG. 12 is a communication control sequence chart showing a packet exchange flow for the
PC200は、アプリケーションが起動されると、MFP100に対してPC登録要求パケットを送信する(S101)。ここで第1の周期T1を測定するためにタイマ212を起動する。第1の周期T1が経過した時点でMFP100からのPC登録応答パケットを受信しなかったとする。要因としては、例えば、MP100が起動していないことや、PC200とMFP100との間のネットワーク通信が正常でないことがある。その場合、PC200は、再びMFP100に対してPC登録要求パケットを送信し(S102)、第1の周期T1の経過を測定する。MFP100は、PC200からPC登録要求パケットを受信するが、登録できない状態になっている場合、PC200に対して、応答コード705に「02」をセットしたPC登録応答パケットを送信する(S103)。PC200は、MFP100から応答コード705に「02」がセットされたPC登録応答パケットを受信した場合、第1の周期T1の経過を待ってから再びMFP100に対してPC登録要求パケットを送信する(S104)。
When the application is activated, the
MFP100はPC200からPC登録要求パケットを受信し、登録できる状態にある場合、送信元アドレス502からアドレス情報を取得し、コンピュータ名505からコンピュータ名及びログイン名を取得して、それらを登録する(後述する図15のS606)。そして、PC200に対して、応答コード705に「01」をセットしたPC登録応答パケットを送信する(S105)。PC200は、MFP100から応答コード705に「01」がセットされたPC登録応答パケットを受信した場合、MFP100に対してプッシュスキャン操作の有無を問い合わせるためのポーリング用の問い合わせ要求パケットを送信する(S106)。
When the
MFP100はPC200から問い合わせ要求パケットを受信し、プッシュスキャン操作が実行されていない場合、PC200に対して、応答コード705に「03」をセットした問い合わせ応答パケットを送信する(S107、S109)。この時、MFP100にはPC200のみ登録されているので、送信する問い合わせ応答パケットの登録PC数707には「1」がセットされる。PC200は、MFP100から応答コード705に「03」がセットされた問い合わせ応答パケットを受信した場合、登録PC数707に格納されているPC台数「1」から第2の周期T2を取得し、第2の周期T2の経過を待つ。その後再び、MFP100に対して問い合わせ要求パケットを送信する(S108)。
When the
一方、PC300は、アプリケーションが起動されると、MFP100に対してPC登録要求パケットを送信する(S201)。MFP100は、PC300からPC登録要求パケットを受信し、登録できる状態にある場合、送信元アドレス502からアドレス情報を取得し、コンピュータ名505からコンピュータ名及びログイン名を取得して、それらを登録する(後述する図16のS606)。そして、PC300に対して、応答コード705に「01」をセットしたPC登録応答パケットを送信する(S202)。PC300は、MFP100から応答コード705に「01」がセットされたPC登録応答パケットを受信した場合、MFP100に対して、プッシュスキャン操作の有無を問い合わせるためのポーリング用の問い合わせ要求パケットを送信する(S203)。
On the other hand, when the application is activated, the
PC200は、PC300がMFP100に登録された後も同様に、MFP100に対してプッシュスキャン操作の有無を問い合わせるための問い合わせ要求パケットを送信する(S110)。MFP100は、PC200から問い合わせ要求パケットを受信し、プッシュスキャン操作が実行されていない場合、PC200に対して、応答コード705に「03」をセットした問い合わせ応答パケットを送信する。(S111、S113、S115)。この時、MFP100にはPC200とPC300が登録されているので、送信する問い合わせ応答パケットの登録PC数707には「2」がセットされている。
Similarly, after the
PC300に対しても同様である。MFP100は、PC300から問い合わせ要求パケットを受信し、プッシュスキャン操作が実行されていない場合、PC300に対して、応答コード705に「03」をセットした応答パケットを送信する(S204、S206)。この時、MFP100にはPC200とPC300が登録されているので、送信する問い合わせ応答パケットの登録PC数707には「2」がセットされている。
The same applies to the
PC200は、MFP100から応答コード705に「03」がセットされた問い合わせ応答パケットを受信した場合、登録PC数707に格納されているMFP100に登録中のPC台数「2」から第2の周期T3を取得し、第2の周期の経過を待つ。その後再び、MFP100に対して問い合わせ要求パケットを送信する(S114、S116)。
When the
PC300も同様の処理を行う。PC300は、MFP100から応答コード705に「03」がセットされた問い合わせ応答パケットを受信した場合、登録PC数807に格納されているMFP100に登録中のPC台数「2」から第2の周期T3を取得し、第2の周期の経過を待つ。その後再び、MFP100に対して問い合わせ要求パケットを送信する(S205)。
The
PC300は、アプリケーションが終了されるか、または、アプリケーションの設定画面400でMP100のチェックボックス401のチェックが外されると、MFP100に対してPC解除要求パケットを送信する(S207)。MFP100は、PC300からPC解除要求パケットを受信すると、格納しているPC300のアドレス情報とコンピュータ名及びログイン名を消去する(後述する図15のS617)。そして、PC300に対して、応答コード805に「01」をセットしたPC削除応答パケットを送信する(S208)。
When the application is terminated or the
PC200は、PC300がMFP100から解除された後も、MFP100に対してプッシュスキャン操作の有無を問い合わせるための問い合わせ要求パケットを送信する(S116)。MFP100は、PC200から問い合わせ要求パケットを受信し、プッシュスキャン操作が実行されていない場合、PC200に対して、応答コード705に「03」をセットした問い合わせ応答パケットを送信する(S117、S119)。この時、MFP100にはPC200のみ登録されているので、送信する問い合わせ応答パケットの登録PC数707には「1」がセットされている。
Even after the
PC200は、MFP100から応答コード805に「03」がセットされた問い合わせ応答パケットを受信すると、登録PC数807に格納されているMFP100に登録中のPC台数「1」から第2の周期T2を計算し、第2の周期の経過を待つ。その後再び、MFP100に対して一定の時間間隔で問い合わせ要求パケットを送信する(S118、S120)。
When the
このように、本実施例においては、MFPから通知されるPCの登録台数に変化があったときには、各PCは、その登録台数に応じてポーリング周期を制御することができる。第2の周期は、MFP100に登録中のPC数から取得されるが、そのPC数が少ないほど小さく、多いほど大きくなる。本実施例においては、例えば、登録PC数が「1」の場合に第2の周期は2秒、登録PC数が「2」の場合に第2の周期は4秒、登録PC数が「3」の場合に第2の周期は6秒といったように、ネットワークトラフィックが0.5回/秒となるようテーブル等で予め定められていても良い。また更に、第2の周期に下限値と上限値を設定するようにしてもよい。
In this way, in this embodiment, when there is a change in the registered number of PCs notified from the MFP, each PC can control the polling cycle according to the registered number. The second period is acquired from the number of PCs registered in the
次に、MFP100に対して、PC200とPC300がネットワーク310を介して通信し、前述したように問い合わせ要求パケットを第2の周期毎に送信している間に、プッシュスキャン操作が行われ、プッシュスキャンを実行するまでの処理について説明する。
Next, while the
図13は、MFP100とPC200とPC300がネットワーク310を介して通信し、プッシュスキャン実行のために行われるパケット交換の流れを示す通信制御シーケンスチャートである。PC200とPC300は、前述したように、MFP100に対して、第2の周期T3毎に問い合わせ要求パケットを送信する(S301、S303、S403、S405、S407)。MFP100は、MFP100でプッシュスキャン操作がされていない間は、応答コード705に「03」をセットした問い合わせ応答パケットをPC200、PC300に送信する(S302、S404)。
FIG. 13 is a communication control sequence chart showing the flow of packet exchange performed for execution of push scan when
ここで、時刻t1の時点で、PC200をスキャンデータ送信先に指定したプッシュスキャン操作が行われたとする。すると、MFP100は、時刻t1の後、即ち、プッシュスキャン操作の発生後に最初に受信したPC200からの問い合わせ要求パケット(S303)に応答する際、応答コード705が「04」であり、かつ、プッシュスキャン送信先アドレス706にPC200のアドレスを格納した問い合わせ応答パケットをPC200へ送信する(S304)。
Here, it is assumed that a push scan operation in which the
PC200は、MFP100から応答コード705に「04」がセットされた問い合わせ応答パケットを受信すると、プッシュスキャン送信先706に格納されているアドレスを確認する。そしてそのアドレスが自分のアドレス、即ちPC200のアドレスであった場合、スキャナドライバを起動し、スキャンデータ要求パケットをMFP100に対して送信する(S305)。
When receiving an inquiry response packet in which “04” is set in the
MFP100は、PC200からスキャンデータ要求パケットを受信すると、プッシュスキャン操作のフラグをクリアする。そしてスキャンを行って読み込んだ画像データをスキャンデータパケットとしてPC200へ送信する(S306)。その後のPC300からの問い合わせ要求パケット(S405、S407)に応答する際には、応答コード705に「03」をセットした問い合わせ応答パケットをPC300へ送信する(S406、S408)。PC200は、MFP100から所望のスキャンデータを全て受信すると、再び、MFP100に対して第2の周期T3経過毎に問い合わせ要求パケットを送信する(S307)。
Upon receiving the scan data request packet from the
ここで、時刻t2の時点でPC300をスキャンデータ送信先に指定したプッシュスキャン操作が行われたとする。すると、MFP100は、時間t2の後に最初に受信したPC200からの問い合わせ要求パケット(S307)に応答する際、応答コード705が「04」であり、かつ、プッシュスキャン送信先アドレス706にPC300のアドレスを格納した問い合わせ応答パケットをPC200へ送信する(S308)。そして、プッシュスキャン操作のフラグをクリアする。さらに、後に受信したPC300からの問い合わせ要求パケット(S409)に応答する際には、応答コード705に「03」をセットした問い合わせ応答パケットをPC300へ送信する(S410)。
Here, it is assumed that a push scan operation in which the
PC200は、MFP100から応答コード705に「04」がセットされた問い合わせ応答パケットを受信すると、プッシュスキャン送信先アドレス806に格納されているアドレスを確認する。そしてそのアドレスが自分のアドレス、即ちPC200のアドレスでなかった場合、その送信先アドレス、この場合、PC300のアドレスへイベント転送要求パケットを送信する(S309)。その後、再び、MFP100に対して第2の周期T3経過毎に問い合わせ要求パケットを送信する(S311)。
When the
PC300は、PC200からイベント転送要求パケットを受信すると、イベント転送応答パケットをPC200に対して送信する(S310)。そしてスキャナドライバを起動し、スキャンデータ要求パケットをMFP100に対して送信する(S411)。MFP100は、PC300からスキャンデータ要求パケットを受信すると、スキャンを行って読み込んだ画像データをスキャンデータ応答パケットとしてPC300へ送信する(S412)。PC300は、MFP100から所望のスキャンデータを全て受信すると、再び、MFP100に対して第2の周期T3経過毎に問い合わせ要求パケットを送信する(S413)。
When receiving the event transfer request packet from the
図14は、図12、図13に示したシーケンスチャートにおけるPC200及びPC300の詳細な処理の手順を示すフローチャートである。図14に示す処理は、例えばCPU201が各部を制御することにより実現される。
FIG. 14 is a flowchart showing a detailed processing procedure of the
まず、CPU201は、アプリケーションを起動し(S501)、設定画面400においてMFP100のチェックボックス401にチェックされているか否かを判定する(S502)。チェックされていると判定された場合、チェックされているMFP100に対してPC登録要求パケットを送信する(S503)。
First, the
次に、タイマ212を起動し(S504)、PC登録応答パケットの受信を待機する(S505)。PC登録応答パケットを受信すると、その応答コードが「01」であるか否かを判定する(S506)。「01」であると判定された場合、そのPC登録応答パケットを送信したMFP100に対して問い合わせ要求パケットを送信する(S507)。また、PC登録応答パケットを受信できないか、または、受信したPC登録応答パケットの応答コードが「02」であった場合、第1の周期のタイムアウトを待つ(S517)。さらに、設定画面400のMFP100のチェックボックス401にチェックされているか否かを判定する(S518)。チェックされていると判定された場合、MFP100に対してPC登録要求パケットを再度送信する(S503)。チェックされていないと判定された場合、S515へ移行する。
Next, the
問い合わせ要求パケットを送信(S507)後、タイマ212を再起動し(S508)、問い合わせ応答パケットの受信を待機する(S509)。問い合わせ応答パケットを受信すると、その応答コードが「04」であるか否か(プッシュスキャン操作が発生したか)を判定する(S510)。「04」でないと判定された場合、他のPCからのイベント転送要求パケットの受信があるか否かを判定する(S511)。イベント転送要求パケットの受信がなかったと判定された場合、受信した問い合わせ応答パケットの登録PC数807に格納されているMFP100に登録中のPC台数から第2の周期を取得し(S512)、第2の周期のタイムアウトを待機する(S513)。
After transmitting the inquiry request packet (S507), the
S510で受信した問い合わせ応答パケットの応答コードが「04」であった場合、さらにプッシュスキャン送信先アドレス806に格納されているアドレスが他のPCのものであるか否かを判定する(S519)。他のPCのアドレスであると判定された場合、プッシュスキャン送信先アドレスに格納されているアドレスへイベント転送要求パケットを送信する(S521)。ここで、現在の登録PC数が予め定められた台数以下の場合にはイベント転送パケットを送信しないようにしてもよい。一方、他のPCのアドレスでなく自PCのアドレスであると判定された場合、スキャン処理を行う(S520)。ここでのスキャン処理は、PCがMFPに対してスキャン設定を指定し、MFPがそのスキャン設定に従って画像を読み取り、PCがその画像データを受け取るという一般的なものである。また、S511において他PCからイベント転送要求パケットを受信した場合もスキャン処理を行う(S520)。 If the response code of the inquiry response packet received in S510 is “04”, it is further determined whether or not the address stored in the push scan transmission destination address 806 belongs to another PC (S519). If it is determined that it is an address of another PC, an event transfer request packet is transmitted to the address stored in the push scan destination address (S521). Here, the event transfer packet may not be transmitted when the current number of registered PCs is equal to or less than a predetermined number. On the other hand, if it is determined that the address is not the address of another PC but the address of the own PC, a scan process is performed (S520). In this scan process, the PC designates scan settings for the MFP, the MFP reads an image according to the scan settings, and the PC receives the image data. The scan process is also performed when an event transfer request packet is received from another PC in S511 (S520).
S509で問い合わせ応答パケットの受信がされなかった場合、設定画面400のMFP100のチェックボックス401にチェックされているか否かを判定する(S514)。また、S513、S520、S521の処理後も、S514へ移行する。
If the inquiry response packet is not received in S509, it is determined whether or not the
S514において、MFP100のチェックボックス401にチェックされている場合、MFP100に対して問い合わせ要求パケットを再度送信する(S507)。チェックされていない場合、MFP100に対してPC解除要求パケットを送信する(S515)。最後に、アプリケーションを終了するか否かを判定し(S516)、終了するのであれば、MFPとのパケット交換処理を終了し、終了しないのであれば、S502へ移行する。
If the
図15は、図12、図13に示したシーケンスチャートにおけるMFP100の詳細な処理の手順を示すフローチャートである。図15に示す処理は、例えばCPU105が各部を制御することにより実現される。まず、MFP100が起動されると(S601)、CPU105は、PCからのPC登録要求パケットを待機する(S602)。PC登録要求パケットの受信があれば、PC登録要求パケットのコンピュータ名505に格納されているコンピュータ名とログイン名が登録可能であるか否かを判定する(S603)。ここで、登録可能な状態であると判定された場合、応答コードに「01」をセットしたPC登録応答パケットを要求元PCに対して送信する(S604)。一方、登録可能な状態でないと判定された場合、応答コードに「02」をセットしたPC登録応答パケットを要求元PCに対して送信し(S605)、再びPC登録要求パケットを待機する(S602)。また、S602でPC登録要求パケットがなければ、問い合わせ要求パケットの待機処理に移行する(S608)。
FIG. 15 is a flowchart showing a detailed processing procedure of
MFP100は、PC登録要求パケットを送信したPCのコンピュータ名、ログイン名、及びアドレス情報をワークメモリ107の所定の領域に格納する(S606)。そのような処理により、ワークメモリ107に登録されているPC情報数をカウントすることで現在MFP100に接続しているPC台数を管理し把握することができる。続いてタイマ114を起動し、登録したPCからの問い合わせ要求パケットを待機する(S608)。問い合わせ要求パケットの受信があれば、タイマ114による計時を停止し、プッシュスキャン操作が実行されているか否かを判定する(S609)。
The
ここで、プッシュスキャン操作が実行されていなければ、応答コードに「03」をセットし、登録PC数807に現在の登録中のPC数をセットした問い合わせ応答パケットを要求元PCに対して送信する(S614)。 If the push scan operation is not executed, “03” is set in the response code, and an inquiry response packet in which the registered PC number 807 is set to the current registered PC number is transmitted to the requesting PC. (S614).
続いて、MFP100の電源OFFを確認し(S618)、OFFでなければ、再びタイマ114による第11の計時を開始し、S602へ戻る。一方、プッシュスキャン操作が実行されていれば、応答コードに「04」をセットし、プッシュスキャン送信先アドレス806にプッシュスキャン画像の送信先に指定されたPCのアドレスをセットした問い合わせ応答パケットを要求元に対して送信する(S610)。ここで、問い合わせ要求送信元のアドレスとプッシュスキャン送信先のアドレスを照合して一致しなかった場合には、例えば、応答コードに「03」をセットし、登録PC数807に現在の登録中のPC数をセットした問い合わせ応答パケットを要求元PCに対して送信する。
Subsequently, it is confirmed that the power of the
これに対して、S608で第11の時間計時中に問い合わせ要求パケットを受信しない場合、PC削除要求パケットの受信があるか否かを判定する(S611)。PC削除要求パケットの受信があれば、タイマ114による計時を停止し、MFP100が登録情報の削除が可能な状態にあるか否かを判定する(S612)。登録情報の削除が可能な状態であれば、応答コードに「01」をセットしたPC削除応答パケットを要求元に対して送信する(S616)。そして、ワークメモリ107の所定領域から削除要求のあったコンピュータ名、ログイン名、及びアドレス情報を削除する(S617)。続いてMFPの電源OFFを確認し(S618)、OFFでなければS602へ戻る。
On the other hand, if the inquiry request packet is not received during the eleventh time counting in S608, it is determined whether or not a PC deletion request packet has been received (S611). If a PC deletion request packet has been received, the time measurement by the
一方、登録情報の削除が不可能な状態であれば、応答コードに「02」をセットしたPC削除応答パケットを要求元に対して送信する(S613)。続いてMFPの電源OFFを確認し(S618)、OFFでなければ再びタイマ114による第11の計時を開始し、S602へ戻る。
On the other hand, if the registration information cannot be deleted, a PC deletion response packet in which “02” is set in the response code is transmitted to the request source (S613). Subsequently, it is confirmed that the MFP is turned off (S618). If it is not OFF, the eleventh time measurement by the
問い合わせ要求パケットもPC削除要求パケットも受信しない場合には、第11の時間が経過したか否かを判定する(S615)。ここで、第11の時間が経過すると、ワークメモリ107の所定領域に格納していた各PCのコンピュータ名、ログイン名、及びアドレス情報を削除し(S617)、MFPの電源OFFを確認して(S618)、OFFでなければS602へ戻る。一方、まだタイムアウトしていないなら、MFPの電源OFFを確認して(S618)、OFFでなければS602へ戻る。S618においてMFPの電源OFFを確認すると、図15の本処理の処理を終了する。
If neither the inquiry request packet nor the PC deletion request packet is received, it is determined whether or not the eleventh time has elapsed (S615). Here, when the eleventh time has elapsed, the computer name, login name, and address information of each PC stored in the predetermined area of the
〔実施例2〕
本実施例で用いるMFPとPCの構成、アプリケーション等については、図1〜図4における説明と同じである。また、PCからMFPに送信する各種要求パケットの概略フォーマットは図5及び図6における説明と同じである。以下、実施例1と異なる点について説明する。
[Example 2]
The configurations of MFP and PC, applications, and the like used in the present embodiment are the same as those described with reference to FIGS. The general format of various request packets transmitted from the PC to the MFP is the same as the description in FIGS. Hereinafter, differences from the first embodiment will be described.
図16は、図5に示した各要求パケットに応答してMFPが送信する応答パケットの概略フォーマットの例を示す図である。図16に示すパケット1600は、MFPがPCに送信する応答パケットである。詳細については、図7の領域701〜706の説明と同じである。
FIG. 16 is a diagram showing an example of a schematic format of a response packet transmitted by the MFP in response to each request packet shown in FIG. A
図17は、MFP100とPC200とPC300がネットワーク310を介して通信し、プッシュスキャン操作の有無をポーリングするためのパケット交換の流れを示す通信制御シーケンスチャートである。なお、PC200のディスク装置202には、プリンタドライバ、スキャナドライバ、図4で説明したアプリケーションがインストールされているとする。また、PC200の設定画面400は、図4に示すように、MFP100のチェックボックス401にチェックが入れられているとする。PC300についてもPC200と同様である。
FIG. 17 is a communication control sequence chart showing a packet exchange flow for polling the presence / absence of a push scan operation when
PC200は、アプリケーションが起動されると、登録PCカウンタ213をゼロ初期化し、MFP100に対してPC登録要求パケットを送信する(S701)。MFP100は、PC200からPC登録要求パケットを受信し、登録できる状態にある場合、PC200のアドレス情報とコンピュータ名及びログイン名を登録する(前述の図15のS606に対応)。そして、PC200に対して、応答コード805に「01」をセットしたPC登録応答パケットを送信する(S702)。
When the application is activated, the
PC200は、MFP100から応答コード805に「01」がセットされたPC登録応答パケットを受信した場合、ネットワーク上すべてのPCに対して、PC登録完了要求パケットを送信し(S703)、登録PCカウンタ213をプラス1にインクリメントする。PC300は、この時点でMFP100に登録されていないので、受信したPC登録完了要求パケットを破棄する。
When receiving a PC registration response packet in which “01” is set in the response code 805 from the
次にPC200は、MFP100に対してプッシュスキャン操作の有無を問い合わせるための問い合わせ要求パケットを送信する(S704、S706、S708)。MFP100は、PC200から問い合わせ要求パケットを受信し、プッシュスキャン操作が実行されていない場合、PC200に対して、応答コード805に「03」をセットしたイベント問い合わせ応答パケットを送信する(S705、S707、S709)。この間、PC200の登録PCカウンタ213は「1」であり、これを使用して第2の周期T2を計算し、イベント問い合わせ応答パケットの受信後、第2の周期T2の経過を待って、イベント問い合わせ要求パケットを再度MFP100に対して送信する。
Next, the
PC300は、アプリケーションが起動されると、登録PCカウンタ213をゼロ初期化し、MFP100に対してPC登録要求パケットを送信する(S801)。MFP100はPC300からPC登録要求パケットを受信し、登録できる状態にある場合、PC300のアドレス情報とコンピュータ名及びログイン名を登録する(前述の図15のS606に対応)。そして、PC300に対して、応答コード805に「01」をセットしたPC登録応答パケットを送信する(S802)。
When the application is activated, the
PC300は、MFP100から応答コード805に「01」がセットされたPC登録応答パケットを受信した場合、ネットワーク上すべてのPCに対して、PC登録完了要求パケットを送信し(S803)、登録PCカウンタ213をプラス1にインクリメントする。
When the
PC200は、この時点でMFP100に登録されているので、PC登録完了要求パケットを受信すると、登録PCカウンタ213をプラス1にインクリメントし、要求元のPC300に対して、PC登録完了応答パケットを送信する(S804)。PC300は、PC登録完了応答パケットを受信すると登録PCカウンタ213をプラス1にインクリメントする。
Since the
この時、PC200とPC300のPCの登録PCカウンタ213はともに「2」となっている。これを使用して第2の周期T3を計算し、問い合わせ応答パケット受信後、第2の周期の経過を待って、再度MFP100に対して問い合わせ要求パケットを送信する(S710、S711、S712、S713、S714、S715、S805、S806、S807、S808)。
At this time, the registered PC counters 213 of the
PC300は、アプリケーションが終了されるか、または、アプリケーションの設定画面400でMFP100のチェックボックス401のチェックが外されると、MFP100に対してPC解除要求パケットを送信する(S809)。
When the application is terminated or the
MFP100は、PC300からPC解除要求パケットを受信すると、格納しているPC300のアドレス情報とコンピュータ名及びログイン名を消去する(前述の図15のS606に対応)。そして、PC300に対して、応答コード805に「01」をセットしたPC削除応答パケットを送信する(S810)。
When the
PC300は、MFP100から応答コード805に「01」がセットされたPC解除応答パケットを受信した場合、ネットワーク上すべてのPCに対して、PC解除完了要求パケットを送信する(S811)。PC200は、この時点でMFP100に登録されているので、PC解除完了要求パケットを受信すると、登録PCカウンタ213をマイナス1にデクリメントし、要求元のPC300に対して、PC解除完了応答パケットを送信する(S812)。その結果、PC200の登録PCカウンタは「1」となり、これを使用して第2の周期T2を計算し、問い合わせ応答パケット受信後、第2の周期の経過を待って、再度MFP100に対して問い合わせ要求パケットをMFPに送信する(S716、S717、S718)。
When the
図18は、図17に示したシーケンスチャートにおけるPC200及びPC300の登録PCカウンタ213の更新処理の手順を示すフローチャートである。図18に示す処理は、例えばCPU201が各部を制御することにより実現される。まず、各PCのCPU201は、登録PCカウンタ213をゼロ初期化する(S901)。そして、ネットワーク上の他の全てのPCに対してPC登録完了要求パケットを送信するか否かを判定する(S902)。ここで、送信すると判定されると、CPU201は、PC登録完了要求パケットの送信後に、登録PCカウンタをプラス1にインクリメントする(S903)。
FIG. 18 is a flowchart showing a procedure of update processing of the registered
次に、第3のタイマを起動し(S904)、第3のタイマに対応した所定の第3の周期でタイムアウトするまで(S907)、PC登録完了応答パケットの受信を待機する(S905)。PC登録完了応答パケットの受信があった場合、登録PCカウンタ213をプラス1にインクリメントする(S906)。
Next, the third timer is started (S904), and it waits for the reception of the PC registration completion response packet (S905) until it times out at a predetermined third period corresponding to the third timer (S907). When the PC registration completion response packet is received, the registered
次に、他のPCからのPC登録完了要求パケットの受信を判定する(S908)。ここで、受信したと判定された場合、登録PCカウンタ213をプラス1にインクリメントし、その要求元PCに対して、PC登録完了応答パケットを送信する(S910)。
Next, reception of a PC registration completion request packet from another PC is determined (S908). If it is determined that the registration has been received, the registered
次に、PC解除完了要求パケットの受信を判定する(S911)。ここで、受信したと判定された場合、登録PCカウンタ213をマイナス1にデクリメントし(S912)、その要求元PCに対して、PC解除完了応答パケットを送信する(S913)。最後に、ネットワーク上の全てのPCに対して、PC解除完了要求パケットを送信するか否かを判断する(S914)。ここで、送信しないと判定された場合、S908からの処理を繰り返し、送信すると判定された場合、図18の本処理を終了する。
Next, it is determined whether a PC release completion request packet has been received (S911). If it is determined that the received PC has been received, the registered
本実施例では、PC200とPC300との間の通信により、それぞれにおいて、MFP100に登録されているPC数を更新する。よって、MFP100に登録PC数の管理機能が無い場合にも、各PCがMFP100に登録PCされているPC台数を把握し、そのPC台数に応じて第2の周期を変更することができる。
In the present embodiment, the number of PCs registered in the
〔実施例3〕
本実施例で用いるMFPとPCの構成、アプリケーション等については、図1〜図4における説明と同じである。また、PCからMFPに送信する各種要求パケットの概略フォーマットは図5及び図6における説明と同じである。以下、実施例1及び2と異なる点について説明する。
Example 3
The configurations of MFP and PC, applications, and the like used in the present embodiment are the same as those described with reference to FIGS. The general format of various request packets transmitted from the PC to the MFP is the same as the description in FIGS. Hereinafter, differences from the first and second embodiments will be described.
図19は、図5に示した各要求パケットに応答してMFPがPCに送信する応答パケットの概略フォーマットの例を示す図である。図19に示すパケット1900は、MFPがPCに送信する応答パケットである。領域701〜707については図7における説明と同じである。領域1901は、MFPが管理している各PCの管理番号を格納する領域である(前述の図24の2401に対応)。領域1902は、問い合わせ要求を受信した時刻と管理番号が「1」のPCから問い合わせ要求を受信した最新時刻との時間差を格納する領域である。
FIG. 19 is a diagram showing an example of a schematic format of a response packet that the MFP transmits to the PC in response to each request packet shown in FIG. A
図20はMFP100とPC200とPC300がネットワーク310を介して通信し、プッシュスキャン操作の有無をポーリングするために行われるパケット交換の流れを示すシーケンスチャートである。なお、PC200のディスク装置202には、プリンタドライバ、スキャナドライバ、図4で説明したアプリケーションがインストールされているとする。また、PC200の設定画面400は、図4に示すように、MFP100のチェックボックス401にチェックが入れられているとする。PC300についても同様である。
FIG. 20 is a sequence chart showing a flow of packet exchange performed for polling the presence / absence of a push scan operation by the
PC200は、MFP100に対してプッシュスキャン操作の有無を問い合わせるための問い合わせ要求パケットを送信する(S1001、S1003、S1005)。MFP100は、PC200から問い合わせ要求パケットを受信し、プッシュスキャン操作が実行されていない場合、PC200に対して、応答コード805に「03」をセットした問い合わせ応答パケットを送信する(S1002、S1004、S1006)。この時、MFP100にはPC200のみ登録されているので、送信する問い合わせ応答パケットの登録PC数707には「1」がセットされる。さらに、管理番号1901には「1」がセットされ、時間差1902には「0」がセットされる。なぜなら、PC200は、管理番号が「1」であるため、PC200からの問い合わせ要求を受信した時刻と管理番号が「1」のPCから問い合わせ要求を受信した最新時刻とは同じであるからである。この間、登録PC数707は「1」であり、これを使用して第2の周期T2を計算し、問い合わせ応答パケット受信後、第2の周期T2の経過を待って、問い合わせ要求パケットを再度MFP100に対して送信する。よって、MFP100は、第2の周期T2間隔で問い合わせ要求パケットを受信することとなる。
The
PC300は、MFP100に対して、PC登録要求パケットを送信する(S1101)。MFP100は、PC300からPC登録要求パケットを受信し、登録できる状態にある場合、PC300のアドレス情報とコンピュータ名及びログイン名を登録する(前述の図15のS606に対応)。そして、PC300に対して、応答コード805に「01」をセットしたPC登録応答パケットを送信する(S1102)。
The
PC200は、MFP100に対してプッシュスキャン操作の有無を問い合わせるための問い合わせ要求パケットを送信する(S1007、S1009、S1011、S1013)。MFP100は、PC200から問い合わせ要求パケットを受信し、プッシュスキャン操作が実行されていない場合、PC200に対して、応答コード805に「03」をセットした問い合わせ応答パケットを送信する(S1008、S1010、S1012、S1014)。この時、MFP100にはPC200とPC300が登録されているので、送信する問い合わせ応答パケットの登録PC数707には「2」がセットされる。さらに、管理番号1901には「1」がセットされ、時間差1902には「0」がセットされる。この間、登録PC数707は「2」であり、これを使用して第2の周期T3を計算し、問い合わせ応答パケット受信後、第2の周期T3の経過を待って、問い合わせ要求パケットを再度MFP100に対して送信する。
The
一方、PC300は、MFP100に対して問い合わせ応答パケットを送信する(S1103)。MFP100は、PC300から問い合わせ要求パケットを受信し、プッシュスキャン操作が実行されていない場合、PC300に対して、応答コード805に「03」をセットした問い合わせ応答パケットを送信する(S1104)。この時MFP100には、PC200とPC300が登録されているので、送信する問い合わせ応答パケットの登録PC数707には「2」がセットされる。さらに管理番号1901には「2」がセットされ、時間差1902には問い合わせ要求を受信(S1103)した時刻t4と直前のPC200からの問い合わせ要求パケットを受信(S1007)した時刻t3との差「t4−t3」がセットされる。
On the other hand, the
PC300は、受信した応答パケットの登録PC数707を使用して第2の周期T3を計算する。さらに、次の問い合わせ応答パケットを送信する時間を微調整する調整時間Twを計算する。MFP100がPC200とPC300から受信するイベント問い合わせ要求パケットはT3/2で等間隔となるのがプッシュスキャンの応答速度の観点から望ましい。ここで、PC200から問い合わせ要求パケットを受信した時刻t3と次にPC300から問い合わせ要求パケットを受信した時刻t4との間隔はT3/2より短いとすると、さらに次にMFPが問い合わせ要求パケットを受信するのが(T3―(t4−t3))後と長い間隔になってしまう。本実施例では、その間隔を調整時間Twで微調整し、上述のイベント問い合わせ要求パケットの受信をほぼ等間隔とする。調整時間Twは、次式(1)から算出される。
The
Tw=(D−1)×T/N−Tx ・・・(1)
ここで、Dは、管理番号1901に格納されている値である。Tは、計算された第2の周期である。Nは、登録PC数707に格納されている値である。Txは、時間差1902に格納されている値である。よって、PC300が計算するTwは、T3/2−(t4−t3)となる。式(1)から明らかなように、管理番号1901を「1」で受信するPC200が計算するTwは常にゼロとなる。
Tw = (D−1) × T / N−Tx (1)
Here, D is a value stored in the
PC300は、問い合わせ応答パケットを受信した(S1104)後、第2の周期T3と調整時間Twの経過後、問い合わせ要求パケットを再度MFP100に送信する(S1105)。PC300は、MFP100から問い合わせ応答パケットを受信すると(S1106)調整時間Twを計算するが、この時、式(1)から、Twは、(2−1)×T3/2−T3/2=ゼロとなる。つまり、Twは、PC200が送信する問い合わせ要求パケットとPC300が送信する問い合わせ要求パケットとがMFP100に対して等間隔で送信されていればゼロとなるということである。よって、第2の周期T3の経過後に、問い合わせ要求パケットをMFP100に送信する(S1107)。S1108、S1109についても同様である。
After receiving the inquiry response packet (S1104), the
以上のように、本実施例では、各PCがMFPに送信する問い合わせ要求パケットの、送信タイミングを微調整することにより、最も効率の良いレスポンスでプッシュスキャンを実行することができる。 As described above, in this embodiment, the push scan can be executed with the most efficient response by finely adjusting the transmission timing of the inquiry request packet transmitted from each PC to the MFP.
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。 The present invention is also realized by executing the following processing. That is, software (program) that realizes the functions of the above-described embodiments is supplied to a system or apparatus via a network or various storage media, and a computer (or CPU, MPU, or the like) of the system or apparatus reads the program. It is a process to be executed.
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。 As a storage medium for supplying the program code, for example, a flexible disk, a hard disk, an optical disk, a magneto-optical disk, a CD-ROM, a CD-R, a magnetic tape, a nonvolatile memory card, a ROM, a DVD, or the like is used. it can.
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施例の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施例の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。 In addition, by executing the program code read by the computer, not only the functions of the above-described embodiments are realized, but also the OS running on the computer based on the instruction of the program code performs the actual processing. Needless to say, a case where the function of the above-described embodiment is realized by performing part or all of the processing, is also included.
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。 Furthermore, after the program code read from the storage medium is written to the memory provided in the function expansion board inserted into the computer or the function expansion unit connected to the computer, the function is based on the instruction of the program code. It goes without saying that the CPU of the expansion board or function expansion unit performs part or all of the actual processing, and the functions of the above-described embodiments are realized by the processing.
Claims (16)
前記情報処理装置の数に応じて、前記情報処理装置が前記周辺装置に行うポーリングの時間間隔を変更する変更手段、を備える、
ことを特徴とする通信システム。 A communication system comprising a peripheral device and an information processing device,
Changing means for changing a time interval of polling performed by the information processing apparatus on the peripheral device according to the number of the information processing apparatuses;
A communication system characterized by the above.
前記変更手段は、前記テーブルを参照して前記時間間隔を変更する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信システム。 The information processing apparatus further includes a table associating the number of the information processing apparatuses with the time interval,
The communication system according to claim 1, wherein the changing unit changes the time interval with reference to the table.
前記周辺装置に対して同じ種類の問い合わせ内容のポーリングを行っている情報処理装置の数を管理する管理手段、をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信システム。 The peripheral device is:
The communication according to any one of claims 1 to 3, further comprising management means for managing the number of information processing devices that are polling the peripheral device for the same type of inquiry content. system.
前記管理手段が管理する同じ種類の問い合わせ内容のポーリングを行っている情報処理装置の数が複数である場合に、前記問い合わせ内容のポーリングに対応した応答パケットを、当該複数の情報処理装置のうちの1つに送信する応答手段、をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の通信システム。 The peripheral device is:
When there are a plurality of information processing devices that are polling the same type of inquiry content managed by the management means, a response packet corresponding to the polling of the inquiry content is sent out of the plurality of information processing devices. 5. The communication system according to claim 4, further comprising response means for transmitting to one.
前記周辺装置からポーリングに対する応答を受信した際、当該応答が自装置あての場合、自装置で処理し、当該応答が他装置あての場合、他装置に転送する転送手段、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 The information processing apparatus includes:
When a response to polling is received from the peripheral device, the device further includes a transfer unit that processes the response when the response is to the own device, and transfers the response to the other device when the response is to the other device. The communication system according to claim 1.
前記応答手段は、前記プッシュスキャン動作の発生後、最初に受信した前記ポーリング用のパケットに対応する前記情報処理装置に対して前記応答パケットを送信する、
ことを特徴とする請求項5又は6に記載の通信システム。 The polling packet is a packet for inquiring about the presence or absence of a push scan operation in the peripheral device,
The response means transmits the response packet to the information processing apparatus corresponding to the polling packet received first after the occurrence of the push scan operation.
The communication system according to claim 5 or 6.
前記情報処理装置の数に応じて、前記情報処理装置が前記周辺装置に行うポーリングの間隔を変更する変更工程、
を有することを特徴とする通信制御方法。 A communication control method executed in a communication system including a peripheral device and an information processing device,
A changing step of changing a polling interval performed by the information processing device on the peripheral device according to the number of the information processing devices;
A communication control method characterized by comprising:
前記周辺装置に対してポーリングを行っている情報処理装置の数を、ポーリングを行う情報処理装置に対して通知する通知手段、
を備えることを特徴とする周辺装置。 A peripheral device capable of communicating with an information processing device,
Notification means for notifying the number of information processing devices that are polling the peripheral device to the information processing device that is polling;
A peripheral device comprising:
前記周辺装置の通知手段が、前記周辺装置に対してポーリングを行っている情報処理装置の数を、ポーリングを行う情報処理装置に対して通知する通知工程、
を有することを特徴とする通信制御方法。 A communication control method executed in a peripheral device capable of communicating with an information processing device,
A notification step in which the notification means of the peripheral device notifies the information processing device that performs polling of the number of information processing devices that are polling the peripheral device;
A communication control method characterized by comprising:
前記周辺装置に対してポーリングを行っている情報処理装置の数に応じて、ポーリングの時間間隔を変更する変更手段、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 An information processing apparatus capable of communicating with a peripheral device,
Changing means for changing a polling time interval according to the number of information processing devices that are polling the peripheral device,
An information processing apparatus comprising:
前記変更手段は、他の情報処理装置からの前記通知に基づいて前記数を取得し、当該数に応じて前記時間間隔を変更する、
ことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。 Requesting the peripheral device for registration as the information processing device performing the polling, and further comprising a notification means for notifying the other information processing device of the request,
The changing means acquires the number based on the notification from another information processing apparatus, and changes the time interval according to the number.
The information processing apparatus according to claim 11.
前記情報処理装置の変更手段が、前記周辺装置に対してポーリングを行っている情報処理装置の数に応じて、ポーリングの間隔を変更する変更工程と、
を有することを特徴とする通信制御方法。 A communication control method executed in an information processing apparatus capable of communicating with a peripheral device,
The changing step of changing the polling interval according to the number of information processing devices in which the changing means of the information processing device is polling the peripheral device;
A communication control method characterized by comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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2013
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