JP2015055700A - 画像形成装置 - Google Patents

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【課題】画質を向上させることができる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置の制御装置は、転写ローラ74Yに第1の転写バイアスを適用して用紙の記録面に現像剤像を転写する第1バイアス適用手段と、第1バイアス適用手段により現像剤像を転写しているときの転写電流および転写電圧を取得する取得手段と、取得手段で取得した転写電流および転写電圧と、転写ローラ74Yで転写した現像剤像の、用紙の搬送方向に直交する画素の列における印字画素の割合を示す印字面積率とに基づき、所定の印字面積率に対応したインピーダンスを算出するインピーダンス算出手段と、インピーダンス算出手段が算出したインピーダンスに基づいて、転写ローラ74Mに適用する第2の転写バイアスを決定する第2バイアス決定手段と、転写ローラ74Mに第2の転写バイアスを適用して用紙の記録面に現像剤像を転写する第2バイアス適用手段とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、像担持体が担持する現像剤像を記録シートに転写することで記録シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
記録シートに画像を形成する画像形成装置として、特許文献1には、1つの感光体と、4色の現像器と、中間転写体とを主に備え、感光体に形成したトナー像を中間転写体に転写する工程を4色分繰り返して中間転写体にカラー画像を形成し、このカラー画像を中間転写体から紙などの転写材に転写して転写材にカラー画像を形成するものが開示されている。特許文献1の画像形成装置は、1色目のトナー像を感光体から中間転写体に転写する際に転写電圧を検知し、検知した転写電圧をもとに、2色目以降のトナー像を感光体から中間転写体に転写する際や、カラー画像を中間転写体から転写材に転写する際の転写バイアスを決定している。
特開平9−15999号公報
ところで、転写電圧の印加によって流れる転写電流は、記録材や転写ローラなどの抵抗値だけでなく、記録材の記録面に転写される印字画素の割合(印字面積率)によっても変化する。しかしながら、従来技術においては、印字面積率の影響が考慮されていなかったため、最適な転写バイアスを決定することが困難であり、画質の向上に限界があった。
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、画質を向上させることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、第1の画像形成部と、第1の画像形成部の記録シートの搬送方向下流側に配置された第2の画像形成部と、制御装置と、を備える。
第1の画像形成部は、第1の像担持体と、第1の像担持体に対向して設けられ、転写バイアスの印加により第1の像担持体が担持する現像剤像を当該第1の像担持体との間を搬送される記録シートの記録面に転写する第1の転写部材と、を有する。
第2の画像形成部は、第2の像担持体と、第2の像担持体に対向して設けられ、転写バイアスの印加により第2の像担持体が担持する現像剤像を当該第2の像担持体との間を搬送される記録シートの記録面に転写する第2の転写部材と、を有する。
制御装置は、第1バイアス適用手段と、取得手段と、インピーダンス算出手段と、第2バイアス決定手段と、第2バイアス適用手段と、を有する。
第1バイアス適用手段は、第1の画像形成部において、第1の転写バイアスを適用して記録面に現像剤像を転写する。
取得手段は、第1バイアス適用手段により現像剤像を転写しているときの転写電流および転写電圧を取得する。
インピーダンス算出手段は、取得手段で取得した転写電流および転写電圧と、第1の画像形成部で転写した現像剤像の、前記搬送方向に直交する画素の列における印字画素の割合を示す印字面積率とに基づき、所定の印字面積率に対応したインピーダンスを算出する。
第2バイアス決定手段は、インピーダンス算出手段が算出したインピーダンスに基づいて、第2の画像形成部に適用する第2の転写バイアスを決定する。
第2バイアス適用手段は、第2の画像形成部において、第2の転写バイアスを適用して記録面に現像剤像を転写する。
このような構成によれば、第1の像担持体と第1の転写部材との間で記録シートを含めた転写電流および転写電圧を取得することができ、印字面積率の影響を排除してインピーダンスを算出することができる。これにより、最適な第2の転写バイアスを決定し、適用することができるので、画質を向上させることができる。また、インピーダンスを測定するための専用のセンサなどを設ける必要がなくなるので、画像形成装置のコストダウンが可能となる。
また、前記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、現像剤像を担持可能な像担持体と、像担持体に対向して設けられ、転写バイアスの印加により像担持体が担持する現像剤像を当該像担持体との間を搬送される記録シートの記録面に転写する転写部材と、制御装置と、を備える。
制御装置は、第1バイアス適用手段と、取得手段と、インピーダンス算出手段と、第2バイアス決定手段と、第2バイアス適用手段と、を有する。
第1バイアス適用手段は、第1の転写バイアスを適用して第1の記録面に現像剤像を転写する。
取得手段は、第1バイアス適用手段により現像剤像を転写しているときの転写電流および転写電圧を取得する。
インピーダンス算出手段は、取得手段で取得した転写電流および転写電圧と、第1の記録面に転写した現像剤像の、記録シートの搬送方向に直交する画素の列における印字画素の割合を示す印字面積率とに基づき、所定の印字面積率に対応したインピーダンスを算出する。
第2バイアス決定手段は、インピーダンス算出手段が算出したインピーダンスに基づいて、第1の記録面に続いて現像剤像が転写される第2の記録面に適用する第2の転写バイアスを決定する。
第2バイアス適用手段は、第2の転写バイアスを適用して第2の記録面に現像剤像を転写する。
このような構成によれば、像担持体と転写部材との間で記録シートを含めた転写電流および転写電圧を取得することができ、印字面積率の影響を排除してインピーダンスを算出することができる。これにより、最適な第2の転写バイアスを決定し、適用することができるので、画質を向上させることができる。また、インピーダンスを測定するための専用のセンサなどを設ける必要がなくなるので、画像形成装置のコストダウンが可能となる。
前記した画像形成装置において、第2バイアス適用手段は、第2の転写バイアスを適用するときに定電圧制御を実行する構成とすることができる。
これによれば、第2の転写バイアス印加時に印字面積率の影響を受けにくくなるため、転写結果を向上させることができ、画質を向上させることができる。
前記した画像形成装置において、第1バイアス適用手段は、第1の転写バイアスを適用するときに定電流制御を実行する構成とすることができる。
これによれば、第1の転写バイアス印加時に記録シートの抵抗や厚さなどの違いの影響を受けにくくなるため、転写結果を向上させることができ、画質を向上させることができる。
前記した画像形成装置において、制御装置は、記録シートの抵抗値が第1の閾値よりも大きい場合、適用したときの転写電圧の絶対値が補正前よりも大きくなるように第2の転写バイアスを補正し、記録シートの抵抗値が第2の閾値よりも小さい場合、適用したときの転写電圧の絶対値が補正前よりも小さくなるように第2の転写バイアスを補正するバイアス補正手段を有する構成とすることができる。
これによれば、より最適な第2の転写バイアスを適用できるので、画質をより向上させることができる。
前記した画像形成装置において、バイアス補正手段は、第1の像担持体と第1の転写部材(または像担持体と転写部材)との間に記録シートが入り込む前の転写電流および転写電圧と、第1の像担持体と第1の転写部材(または像担持体と転写部材)との間に記録シートが入り込んでいるときの転写電流および転写電圧とから、記録シートの抵抗値を算出して第2の転写バイアスを補正する構成とすることができる。
これによれば、記録シートの抵抗値を取得するためだけの専用のセンサを設ける必要がなくなるので、画像形成装置のコストダウンが可能となる。
前記した画像形成装置は、湿度および温度の少なくとも一方を検出するための環境センサを備え、制御装置は、環境センサの検出値に基づいて環境が変化したか否かを判断する環境判断手段を有し、環境判断手段が環境が変化したと判断した場合、第2の転写バイアスを決定する処理を実行し、環境判断手段が環境が変化していないと判断した場合、第2の転写バイアスを決定する処理を実行することなく、前回決定した第2の転写バイアスを現像剤像の転写に適用する構成とすることができる。
これによれば、インピーダンスに影響を及ぼす湿度や温度に応じて転写バイアスを決定し、印加できるので、画質をより向上させることができる。
前記した画像形成装置において、制御装置は、第2の転写バイアスを決定したときから所定時間が経過するまでは、決定した第2の転写バイアスを現像剤像の転写に適用し、所定時間が経過した場合、第2の転写バイアスを決定する処理を実行する構成とすることができる。
これによれば、第2の転写バイアスを決定する処理を頻繁に実行する場合と比較して、制御装置の負荷を低減することができる。
前記した画像形成装置において、インピーダンス算出手段は、異なるタイミングで個別に所定の印字面積率に対応したインピーダンスを算出し、算出した複数のインピーダンスの平均値を第2バイアス決定手段に出力する構成とすることができる。
これによれば、より最適な第2の転写バイアスを決定し、印加できるので、画質をより向上させることができる。
前記した画像形成装置において、インピーダンス算出手段は、異なるタイミングで取得した複数時点の転写電流、転写電圧および印字面積率についてそれぞれ平均値を算出し、転写電流の平均値および転写電圧の平均値と、印字面積率の平均値とに基づき、所定の印字面積率に対応したインピーダンスを算出する構成とすることができる。
これによれば、より最適な第2の転写バイアスを決定し、印加できるので、画質をより向上させることができる。
本発明によれば、最適な第2の転写バイアスを決定し、適用することができるので、画質を向上させることができる。
画像形成装置の一例としてのカラープリンタの概略構成を示す図である。 転写ローラに転写バイアスを印加するための構成を示す図である。 制御装置のブロック図である。 第1実施形態に係る用紙上の1色目のトナー像の印字パターンの例を示す図(a)と、1色目の転写電圧を示すタイムチャート(b)と、2色目の転写電圧を示すタイムチャート(c)である。 印字面積率と、印字面積率0%のときの転写電圧との電圧差の関係を示す図である。 制御装置での制御を示すフローチャートである。 第1の変形例に係る用紙上の1色目のトナー像の印字パターンの例を示す図(a)と、1色目の転写電流を示すタイムチャート(b)と、1色目の転写電圧を示すタイムチャート(c)と、2色目の転写電圧を示すタイムチャート(d)である。 第2の変形例に係る用紙上の1色目のトナー像の印字パターンの例を示す図(a)と、1色目の転写電圧を示すタイムチャート(b)と、1色目の転写電流を示すタイムチャート(c)と、2色目の転写電圧を示すタイムチャート(d)である。 第3の変形例に係る用紙上の1色目のトナー像の印字パターンの例を示す図(a)と、1色目の転写電圧を示すタイムチャート(b)と、2色目の転写電圧を示すタイムチャート(c)である。
[第1実施形態]
次に、第1実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下においては、まず、本実施形態に係る画像形成装置としてのカラープリンタ1の概略構成について説明し、その後、発明の特徴部分に係るカラープリンタ1の詳細な構成について説明する。また、以下の説明において、方向は、カラープリンタ1を使用するユーザを基準にした方向で説明する。具体的には、ユーザから見て手前側である図1の左側を「前」とし、ユーザから見て奥側である図1の右側を「後」とし、図1の紙面手前側を「右」、紙面奥側を「左」とする。また、図1の上下方向を「上下」とする。
<カラープリンタの概略構成>
図1に示すように、カラープリンタ1は、本体筐体10内に、給紙部20と、画像形成部30とを主に備えている。
給紙部20は、本体筐体10内の下部に設けられ、記録シートの一例としての用紙Sを収容する給紙トレイ21と、給紙トレイ21から用紙Sを画像形成部30に供給する供給機構22とを主に備えている。給紙トレイ21内の用紙Sは、供給機構22によって1枚ずつ分離されて画像形成部30に供給される。
画像形成部30は、4つの露光ユニット40と、4つのプロセスユニット50と、転写ユニット70と、定着ユニット80とから主に構成されている。
露光ユニット40は、感光体ドラム51の上方に対向して配置され、その先端に左右方向に配列された図示しない複数の発光ダイオード(LED)を備えている。この露光ユニット40は、画像データに基づいてLEDが明滅することで、感光体ドラム51の表面を露光する。
プロセスユニット50は、給紙トレイ21の上方で、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーが入った50Y,50M,50C,50Kの符号で示すものがこの順で前から後に向けて並んで配置されている。各プロセスユニット50は、それぞれ、感光体ドラム51と、帯電器52と、現像ローラ53と、供給ローラ54と、層厚規制ブレード55と、正帯電性のトナー(現像剤)を収容するトナー収容部56とを主に備えている。
転写ユニット70は、給紙部20とプロセスユニット50との間に設けられ、駆動ローラ71と、従動ローラ72と、無端状の搬送ベルト73と、4つの転写ローラ74とを主に備えている。搬送ベルト73は、駆動ローラ71と従動ローラ72との間に張設され、外側の面が各感光体ドラム51に対向して配置されている。転写ローラ74は、搬送ベルト73の内側で搬送ベルト73を介して感光体ドラム51に対向して設けられ、負の転写バイアスの印加により感光体ドラム51が担持する現像剤像としてのトナー像を感光体ドラム51との間を搬送される用紙Sの記録面に転写する。
定着ユニット80は、プロセスユニット50および転写ユニット70の後方に設けられ、加熱ローラ81と、加熱ローラ81と対向配置されて加熱ローラ81を押圧する加圧ローラ82とを主に備えている。
画像形成部30では、感光体ドラム51の表面が、帯電器52により一様に正帯電された後、露光ユニット40によって露光されることで、感光体ドラム51上に静電潜像が形成される。また、このとき、トナー収容部56内のトナーは、供給ローラ54を介して現像ローラ53に供給され、現像ローラ53と層厚規制ブレード55の間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ53上に担持される。そして、現像ローラ53上のトナーが、感光体ドラム51に供給されることで、静電潜像が可視像化され、感光体ドラム51上にトナー像が形成され、担持される。
その後、給紙部20から搬送ベルト73上に供給された用紙Sが、感光体ドラム51と転写バイアスが印加された転写ローラ74の間を搬送されることで、各感光体ドラム51上に担持された各色のトナー像が用紙S上に順次重ね合わせて転写される。トナー像が転写された用紙Sは、加熱ローラ81と加圧ローラ82の間を搬送されることでトナー像が熱定着され、搬送ローラ15や排出ローラ16によって排紙トレイ17上に排出される。
<カラープリンタの詳細構成>
図2および図3に示すように、カラープリンタ1は、転写バイアス印加装置11と、電流計12と、電圧計13と、環境センサ14と、制御装置100を備えている。以下の説明において、感光体ドラム51や転写ローラ74などを特定する場合、プロセスユニット50Y,50M,50C,50Kに対応させて、Y,M,C,Kの記号を付することとする。
本実施形態において、感光体ドラム51Yは「第1の像担持体」に相当し、転写ローラ74Yは「第1の転写部材」に相当し、1色目のイエローのトナー像を用紙Sに転写するためのプロセスユニット50Yおよび転写ローラ74Yは「第1の画像形成部」に相当する。また、感光体ドラム51M,51C,51Kは「第2の像担持体」に相当し、転写ローラ74M,74C,74Kは「第2の転写部材」に相当し、プロセスユニット50Yおよび転写ローラ74Yの用紙Sの搬送方向下流側に配置された、2色目以降のマゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を用紙Sに転写するためのプロセスユニット50M,50C,50Kおよび転写ローラ74M,74C,74Kは「第2の画像形成部」に相当する。
図2に示すように、転写バイアス印加装置11は、対応する転写ローラ74に転写バイアスを印加するための装置であり、感光体ドラム51と対応する転写ローラ74との間に接続されている。転写バイアス印加装置11Y、感光体ドラム51Yおよび転写ローラ74Yを含む回路上には、電流計12と電圧計13が設けられている。なお、転写バイアス印加装置11の具体的な構成については公知であるため、本明細書では説明を省略する。
電流計12は、転写ローラ74Yへの転写バイアスの印加により流れる電流である転写電流を測定するための計器であり、電圧計13は、感光体ドラム51Yと転写ローラ74Yとの間の電圧である転写電圧を測定するための計器である。電流計12で測定された転写電流Iおよび電圧計13で測定された転写電圧Vは、制御装置100に出力される。
図3に示すように、環境センサ14は、本体筐体10内の湿度および温度を検出するためのセンサであり、本体筐体10内の適宜な位置に配置されている。環境センサ14で検出された本体筐体10内の湿度Hおよび温度Tは、制御装置100に出力される。
制御装置100は、第1バイアス適用手段110と、取得手段120と、インピーダンス算出手段130と、第2バイアス決定手段140と、バイアス補正手段150と、第2バイアス適用手段160と、環境判断手段170を有している。制御装置100は、図示しない中央演算処理装置(CPU)やランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、入出力インターフェースなどを備えて構成され、印刷ジョブに含まれる画像データの印字画素の割合を示す印字面積率の情報などが入力され、記憶部180に記憶されたプログラムをCPUで実行することによって上記各部の機能を実現する。
第1バイアス適用手段110は、用紙Sにイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を順次転写して画像を形成するとき、感光体ドラム51Yと転写ローラ74Yの間において第1の転写バイアスを適用する。具体的に、第1バイアス適用手段110は、用紙Sに画像を形成するとき、転写バイアス印加装置11Yを制御して転写ローラ74Yに第1の転写バイアスを印加し、用紙Sの記録面に1色目のイエローのトナー像を転写する。第1バイアス適用手段110は、第1の転写バイアスを適用するときには、転写電流が一定値(転写電流目標値I1)となるような定電流制御を実行する。転写電流目標値I1は予め設定され、記憶部180に記憶されている。
取得手段120は、電流計12および電圧計13から転写電流Iおよび転写電圧Vを取得し、インピーダンス算出手段130やバイアス補正手段150に出力する。
インピーダンス算出手段130は、取得手段120で取得した、第1バイアス適用手段110によりイエローのトナー像を転写しているときの転写電流Iおよび転写電圧Vと、感光体ドラム51Yと転写ローラ74Yとの間で転写したイエローのトナー像の印字面積率とに基づき、所定の印字面積率に対応したインピーダンスZ(電圧と電流の比)を算出する。
ここで、印字面積率は、用紙Sの記録面全体に占める印字面積率ではなく、用紙Sの搬送方向に直交する画素の列における印字面積率である。なお、画素の列は、1画素の列に限定されるものではなく、用紙Sの搬送方向において数mmから数十mm、例えば、2〜3mmなどの長さを有する帯状の領域などであってもよい。本実施形態では、図4(a)に示すように、用紙Sの先端から搬送方向において所定の長さの帯状の領域L1内の印字面積率を用いて、感光体ドラム51Yと転写ローラ74Yとの間での搬送ベルト73と用紙Sを含めたインピーダンスZを算出している。
また、図4(a)は、用紙S上の1色目のイエローのトナー像の印字パターンの例を示しており、ドットのハッチを付した部分がイエローのトナーが載っている部分である。ドットのハッチを付した部分は、図示上下方向の長さが長い程、例えば、0%、15%、25%、95%のように印字面積率が大きくなっている。
図4(b)に示すように、転写ローラ74Yに第1の転写バイアスを定電流制御により印加したとき、1色目の感光体ドラム51Yと転写ローラ74Yとの間の転写電圧は、印字面積率が大きい程、印字面積率0%のときの転写電圧V11との電圧差が大きくなる傾向がある。言い換えれば、図5に示すように、印字面積率と、印字面積率0%のときの転写電圧V11との電圧差は、略比例関係を有している。
インピーダンス算出手段130では、上記関係を利用して、図4(a)に示す用紙Sの領域L1が1色目の感光体ドラム51Yと転写ローラ74Yとの間を通過しているときの転写電流I、転写電圧Vおよび印字面積率に基づき、所定の印字面積率、本実施形態では一例として0%の印字面積率、に対応したインピーダンスZを算出する。インピーダンスZは、例えば、下記のような式(1)により算出することができる。
Z=(V−VR)/I ・・・(1)
式(1)において、IおよびVは、用紙Sの領域L1が1色目の感光体ドラム51Yと転写ローラ74Yとの間を通過しているときに取得した転写電流および転写電圧であり、VRは、前記した転写電流Iおよび転写電圧Vを取得した部分の印字面積率についての印字面積率0%のときの転写電圧との電圧差である。
インピーダンス算出手段130は、用紙Sの領域L1が感光体ドラム51Yと転写ローラ74Yとの間を通過しているときの異なるタイミングで個別に0%の印字面積率に対応したインピーダンスを上記式(1)によりZt1,Zt2,・・・Ztnのように算出し、算出した複数のインピーダンスの平均値(Zt1+Zt2+・・・+Ztn)/nを算出結果のインピーダンスZとして第2バイアス決定手段140に出力する。
第2バイアス決定手段140は、インピーダンス算出手段130が算出したインピーダンスZに基づいて、感光体ドラム51M,51C,51Kと対応する転写ローラ74M,74C,74Kの間に適用する第2の転写バイアスを決定する。具体的に、第2バイアス決定手段140は、インピーダンス算出手段130で算出されたインピーダンスZと、予め設定された印字面積率(例えば0%の印字面積率)のときの最適な転写電流とから、感光体ドラム51M,51C,51Kと対応する転写ローラ74M,74C,74Kの間に印加する電圧(転写電圧目標値VT)を決定する。なお、最適な転写電流と、最適な転写電流を決定するときの最適な印字面積率は、画像形成装置の具体的な構成などにより異なるため、予め実験などをすることで決定しておけばよい。
第2バイアス決定手段140は、決定した転写電圧目標値VTをバイアス補正手段150に出力する。
バイアス補正手段150は、用紙Sの抵抗値Rに基づいて、転写電圧目標値VT(第2の転写バイアス)を補正する。具体的に、バイアス補正手段150は、まず、取得手段120で取得した、感光体ドラム51Yと転写ローラ74Yとの間に用紙Sが入り込む前(図4(b)のV10領域)の転写電流Iおよび転写電圧Vと、感光体ドラム51Yと転写ローラ74Yとの間に用紙Sの領域L1が入り込んでいるときの転写電流Iおよび転写電圧Vとから、用紙Sの抵抗値Rを算出する。
そして、バイアス補正手段150は、用紙Sの抵抗値Rが予め設定した第1の閾値R1よりも大きい場合、適用したときの転写電圧の絶対値が補正前よりも大きくなるように転写電圧目標値VTを絶対値が大きな値に補正し、用紙Sの抵抗値Rが予め設定した第2の閾値R2(R1>R2)よりも小さい場合、適用したときの転写電圧の絶対値が補正前よりも小さくなるように転写電圧目標値VTを絶対値が小さな値に補正する。
バイアス補正手段150は、補正後の転写電圧目標値VTを第2バイアス適用手段160に出力するとともに、記憶部180に記憶させて前回決定した転写電圧目標値VTを記憶部180から消去する。
第2バイアス適用手段160は、用紙Sに画像を形成するとき、感光体ドラム51M,51C,51Kと対応する転写ローラ74M,74C,74Kの間において第2の転写バイアスを適用する。具体的に、第2バイアス適用手段160は、用紙Sに画像を形成するとき、転写バイアス印加装置11M,11C,11Kを制御して転写ローラ74M,74C,74Kに第2の転写バイアスを印加し、用紙Sの記録面(イエローのトナー像が転写される記録面と同一の記録面)に2色目以降のマゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を転写する。図4(c)に示すように、第2バイアス適用手段160は、第2の転写バイアスを適用するときには、2色目以降の転写電圧が一定値(転写電圧目標値VT)となるような定電圧制御を実行する。
環境判断手段170は、環境センサ14の検出値に基づいて環境が変化したか否かを判断する。具体的に、環境判断手段170は、本体筐体10内の湿度Hが予め設定された湿度閾値Hthを超えたか否かと、本体筐体10内の温度Tが予め設定された温度閾値Tthを超えたか否かを判断する。
環境判断手段170が、本体筐体10内の湿度Hが湿度閾値Hthを超えて、または、本体筐体10内の温度Tが温度閾値Tthを超えて、環境が変化したと判断した場合、制御装置100は、上記したように、1色目の感光体ドラム51Yと転写ローラ74Yとの間でトナー像の転写しているときに転写電圧目標値VTを決定する処理を実行し、新たに決定した転写電圧目標値VTを2色目以降の転写ローラ74M,74C,74Kでのトナー像の転写に適用する。一方、環境判断手段170が、本体筐体10内の湿度Hが湿度閾値Hth以下であり、かつ、本体筐体10内の温度Tが温度閾値Tth以下であって、環境が変化していないと判断した場合、制御装置100は、新たに転写電圧目標値VTを決定する処理を実行することなく、前回決定した転写電圧目標値VTを記憶部180から読み出してすべての転写ローラ74でのトナー像の転写に適用する。
次に、制御装置100での制御の流れについて説明する。
図6に示すように、制御装置100は、印刷ジョブを受信すると(S101)、環境が変化したか否かを判断、具体的には、本体筐体10内の湿度Hが湿度閾値Hthを超えたか否か、または、本体筐体10内の温度Tが温度閾値Tthを超えたか否かを判定する(S103)。
湿度Hが湿度閾値Hthを超えたと判定した場合、または、温度Tが温度閾値Tthを超えたと判定した場合(S103,Yes)、制御装置100は、定電流制御により1色目のイエロー用の転写ローラ74Yに第1の転写バイアスを適用する(S105)。これにより、用紙Sの記録面にイエローのトナー像が転写されることとなる。
なお、本実施形態では、図4(b)に示すように、感光体ドラム51Yと転写ローラ74Yとの間に用紙Sの先端が入る感光体ドラム51Yの1回転前から、定電流制御により転写ローラ74Yに第1の転写バイアスを印加している(V10領域参照)。これにより、感光体ドラム51と転写ローラ74との間に用紙Sの先端が入った瞬間に転写バイアスを印加するような構成と比較して感光体ドラム51Yの表面電位を安定させることができる。
図6に戻り、用紙Sの記録面にイエローのトナー像が転写されているときに、制御装置100は、転写電流Iおよび転写電圧Vを取得する(S107)。そして、制御装置100は、取得した転写電流Iおよび転写電圧Vと、印刷ジョブから取得した用紙Sの領域L1の印字面積率に基づき、0%の印字面積率に対応したインピーダンスZを算出する(S109)。次に、制御装置100は、算出したインピーダンスZに基づき第2の転写バイアスを決定し(S111)、予め算出した用紙の抵抗値に基づき第2の転写バイアスを補正する(S113)。
その後、制御装置100は、定電圧制御により2色目以降のマゼンタ用、シアン用、ブラック用の転写ローラ74M,74C,74Kに第2の転写バイアスを適用する(S115)。これにより、イエローのトナー像が転写されている用紙Sの記録面に、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像が順次転写されることなる。
なお、本実施形態では、図4(c)に示すように、2色目以降の感光体ドラム51M,51C,51Kと転写ローラ74M,74C,74Kとの間に用紙Sの先端が入る感光体ドラム51M,51C,51Kの1回転前から、定電圧制御により転写ローラ74M,74C,74Kに転写バイアスを印加している(V20領域参照。2色目の転写電圧のみ図示)。これにより、感光体ドラム51M,51C,51Kの表面電位を安定させることができる。ちなみに、2色目の感光体ドラム51Mと転写ローラ74Mとの間に用紙Sの先端が入る前は、感光体ドラム51Mと転写ローラ74Mとの間での、用紙Sが入る前に算出したインピーダンスから予め設定した電圧値で転写バイアスを印加している。
図6に示すように、ステップS103において、湿度Hが湿度閾値Hthを超えていないと判定し、かつ、湿度Hが湿度閾値Hthを超えていないと判定した場合(No)、制御装置100は、定電圧制御によりすべての転写ローラ74Y,74M,74C,74Kに前回決定した第2の転写バイアスを適用する(S117)。
以上説明した本実施形態によれば、感光体ドラム51Yと転写ローラ74Yとの間で用紙Sを含めた転写電流Iおよび転写電圧Vを取得することができ、印字面積率の影響を排除してインピーダンスZを算出することができる。これにより、最適な第2の転写バイアスを決定し、転写ローラ74M,74C,74Kに適用(印加)することができるので、用紙Sの記録面に形成される画像の画質を全体として向上させることができる。また、インピーダンスを測定するための専用のセンサなどを設ける必要がないため、カラープリンタ1のコストダウンが可能となる。
また、本実施形態では、第2バイアス適用手段160が第2の転写バイアスを適用するときに定電圧制御を実行するので、第2の転写バイアス印加時に印字面積率の影響を受けにくくなる。これにより、2色目以降のトナー像の転写をより良好に行うことができるので、用紙Sの記録面に形成される画像の画質を全体としてより向上させることができる。
また、本実施形態では、第1バイアス適用手段110が第1の転写バイアスを適用するときに定電流制御を実行するので、第1の転写バイアス印加時に用紙Sの抵抗や厚さなどの違いの影響を受けにくくなる。これにより、1色目のトナー像の転写も良好に行うことができるので、用紙Sに形成される画像の画質を全体として一層向上させることができる。
また、本実施形態では、制御装置100がバイアス補正手段150を有するので、より最適な第2の転写バイアスを適用することができ、画質をより向上させることができる。また、本実施形態では、バイアス補正手段150が転写電流Iおよび転写電圧Vに基づいて用紙Sの抵抗値Rを算出し、算出した抵抗値Rに基づいて第2の転写バイアスを補正するので、用紙Sの抵抗値Rを取得するためだけの専用のセンサを設ける必要がない。これにより、カラープリンタ1のコストダウンが可能となる。
また、本実施形態では、環境センサ14の検出値に基づき、環境が変化した場合に新たに第2の転写バイアスを決定する処理を実行するので、インピーダンスZに影響を及ぼす湿度Hや温度Tに応じて転写バイアスを決定し、印加することができる。これにより、画質を一層向上させることができる。また、環境が変化していない場合には前回決定した第2の転写バイアスを適用するので、第2の転写バイアスを決定する処理を頻繁に実行する場合と比較して、制御装置100の負荷を低減することができる。
なお、第2の転写バイアスが決定された後において、制御装置100は、2色目以降の転写ローラ74M,74C,74Kだけに第2のバイアスを適用し、1色目の転写ローラ74Kには第1の転写バイアスを適用し続けるように構成されていてもよいし、2色目以降の転写ローラ74M,74C,74Kだけではなく、1色目の転写ローラ74Kにも第2の転写バイアスを適用する(1色目の転写ローラ74Kに適用する転写バイアスを転写中に第1の転写バイアスから第2の転写バイアスに切り替える)ように構成されていてもよい。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。なお、本実施形態では、前記した第1実施形態と同様の構成要素については、同一符号を付して、詳細な説明を省略することとする。本実施形態において、感光体ドラム51Yは「像担持体」に相当し、転写ローラ74Yは「転写部材」に相当する。
前記した第1実施形態は、1色目の転写中に第2の転写バイアスを決定し、決定した第2の転写バイアスを2色目以降の転写に適用する形態であった。本実施形態は、1枚目の用紙Sの記録面に画像を転写しているときに第2の転写バイアスを決定し、決定した第2の転写バイアスを2枚目の用紙Sの記録面への画像の転写に適用する形態である。
図3に示すように、本実施形態の制御装置100は、第1バイアス適用手段110と、取得手段120と、インピーダンス算出手段130と、第2バイアス決定手段140と、第2バイアス適用手段160とを主に有している。
第1バイアス適用手段110は、1枚目の用紙Sに画像を形成するとき、すべての感光体ドラム51と対応する転写ローラ74の間において、定電流制御により第1の転写バイアスを適用して、1枚目の用紙Sの記録面(第1の記録面)にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を順次転写する。
取得手段120は、電流計12および電圧計13から転写電流Iおよび転写電圧Vを取得し、インピーダンス算出手段130などに出力する。
インピーダンス算出手段130は、取得手段120で取得した、第1バイアス適用手段110によりイエローのトナー像を転写しているときの転写電流Iおよび転写電圧Vと、感光体ドラム51Yと転写ローラ74Yとの間で1枚目の用紙Sの記録面に転写したイエローのトナー像の印字面積率とに基づき、所定の印字面積率、例えば、0%の印字面積率に対応したインピーダンスZを算出する。
なお、本実施形態は、決定した第2の転写バイアスを2色目以降の転写に適用する形態ではなく、2枚目の用紙Sへの転写に適用する形態であるため、インピーダンスZを算出する領域は、1枚目の用紙Sの図4(a)に示す領域L1に限定されるものではない。例えば、領域L1よりも搬送方向下流側の帯状の領域であってもよいし、1枚目の用紙Sの記録面全体の領域であってもよい。
第2バイアス決定手段140は、インピーダンス算出手段130が算出したインピーダンスZに基づいて、1枚目の用紙Sの記録面に続いてトナー像が転写される2枚目の用紙Sの記録面(第2の記録面)に適用する第2の転写バイアス(転写電圧目標値VT)を決定する。なお、転写電圧目標値VTが新たに決定された場合には、バイアス補正手段150で補正された後、補正後の転写電圧目標値VTが記憶部180に記憶され、前回決定した転写電圧目標値VTが記憶部180から消去される。
第2バイアス適用手段160は、2枚目の用紙Sに画像を形成するとき、すべての感光体ドラム51と対応する転写ローラ74の間において、定電圧制御により第2の転写バイアスを適用して、2枚目の用紙Sの記録面にトナー像を転写する。
本実施形態において、制御装置100は、転写電圧目標値VTを新たに決定した場合、転写電圧目標値VTを決定したときから所定時間(例えば10分)が経過するまでは、決定した転写電圧目標値VT、より詳細には、記憶部180に記憶された転写電圧目標値VTを記憶部180から読み出して次の用紙Sの記録面へのトナー像の転写に適用する。そして、所定時間が経過した場合、制御装置100は、次に印刷ジョブを受信して最初の用紙Sに画像を形成するときに、新たに転写電圧目標値VTを決定する処理を実行し、新たに決定した転写電圧目標値VTを次の用紙Sの記録面へのトナー像の転写に適用する。
以上説明した本実施形態によっても、前記した第1実施形態と同様の効果を得ることができる。すなわち、最適な第2の転写バイアスを決定し、2枚目の用紙Sへの画像を形成に適用することができるので、画質を向上させることができる。また、本実施形態では、第2の転写バイアスを決定したときから所定時間が経過するまでは、決定した第2の転写バイアスをトナー像の転写に適用するので、第2の転写バイアスを決定する処理を頻繁に実行する場合と比較して、制御装置100の負荷を低減することができる。
なお、以上の説明では、本実施形態を感光体ドラム51と転写ローラ74をそれぞれ複数備え、用紙Sに多色の画像を形成可能なカラープリンタ1に適用した例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、本実施形態は、感光体ドラムと転写ローラを1つずつ備え、用紙に単色の画像を形成するモノクロプリンタに適用することもできる。
また、本実施形態では、プリンタが1枚目の用紙Sの記録面へのトナー像の転写中に第2の転写バイアスを決定し、決定した第2の転写バイアスを2枚目の用紙Sの記録面へのトナー像の転写に適用するように構成されていたが、これに限定されるものではない。例えば、プリンタが用紙の両面に画像を形成可能な構成である場合、第1の記録面としての用紙の一方の面(第1面)へのトナー像の転写中に第2の転写バイアスを決定し、決定した第2の転写バイアスを第2の記録面としての同一の用紙の他方の面(第2面)へのトナー像の転写に適用するように構成されていてもよい。
また、本実施形態では、特に説明していないが、本実施形態の制御装置100は、前記した第1実施形態と同様に、バイアス補正手段150や環境判断手段170を有していてもよい。また、前記した第1実施形態の制御装置100は、本実施形態と同様に、第2の転写バイアスを決定したときから所定時間が経過するまでは、決定した第2の転写バイアスをトナー像の転写に適用し、所定時間が経過した場合、第2の転写バイアスを決定する処理を実行するように構成されていてもよい。
以上、実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、下記のように発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、インピーダンス算出手段130は、異なるタイミングで所定の印字面積率に対応したインピーダンスをZt1,Zt2,・・・Ztnのように複数算出し、算出した複数のインピーダンスZt1,Zt2,・・・Ztnの平均値を算出結果のインピーダンスZとして出力するように構成されていたが、これに限定されるものではない。例えば、インピーダンス算出手段は、異なるタイミングで取得した複数時点の転写電流It1,It2,・・・Itn、転写電圧Vt1,Vt2,・・・Vtnおよび印字面積率At1,At2,・・・Atn、についてそれぞれ平均値を算出し、転写電流の平均値(It1+It2+・・・+Itn)/nおよび転写電圧の平均値(Vt1+Vt2+・・・+Vtn)/nと、印字面積率の平均値(At1+At2+・・・+Atn)/nとに基づき、上記式(1)などにより所定の印字面積率に対応したインピーダンスZを算出するように構成されていてもよい。また、インピーダンス算出手段は、平均値を算出することなく、一のタイミングで算出したインピーダンスZ(一の値)を算出結果として出力するように構成されていてもよい。
なお、インピーダンスZの算出に平均値を用いることで、一の値を算出結果として出力する構成と比較して、より最適な第2の転写バイアスを決定し、転写ローラ74に印加することができる。これにより、画質をより向上させることができる。
前記実施形態において、図4は、1色目の転写ローラ74Yに第1の転写バイアスを適用するときに、転写電流が一定値(一の値)となるような定電流制御を実行した場合を例示しているが、これに限定されるものではない。例えば、図7(a),(b)に示すように、定電流制御を実行するときの転写電流目標値は、印字面積率に応じて変化させてもよい。これによれば、図7(c)に示すように、1色目の転写電圧を一定値に近づけることが可能になるので、1色目の転写結果を向上させることができ、全体として画質をより向上させることができる。なお、図7(b),(c)に示すような形態においても、トナー像を転写しているとき(領域L2)の転写電流および転写電圧と、印字面積率とに基づき、所定の印字面積率に対応したインピーダンスを算出し、算出したインピーダンスから第2の転写バイアスを決定して、例えば、図7(d)に示すように、定電圧制御により第2の転写バイアスを印加することができる。
前記実施形態では、第1の転写バイアスを適用するときに定電流制御を実行していたが、これに限定されるものではない。例えば、図8(a),(b)に示すように、第1の転写バイアスを適用するときに転写電圧が一定値となるような定電圧制御を実行するようにしてもよい。この場合、印字面積率に応じて転写電流が変化するが、図8(c)に示すように、印字面積率が大きい程、印字面積率0%のときの転写電流との電流差が大きくなる傾向がある。つまり、印字面積率と、印字面積率0%のときの転写電流との電流差は、略比例関係を有しているため、この関係を利用して、上記と同様の考え方により、例えば、領域L3の転写電流、転写電圧および印字面積率に基づき、所定の印字面積率に対応したインピーダンスを算出することができる。そして、算出したインピーダンスから第2の転写バイアスを決定し、例えば、図8(d)に示すように、定電圧制御により第2の転写バイアスを印加することができる。
前記実施形態では、図4に示したように、複数種類の印字面積率の部分が含まれる用紙Sの領域L1が感光体ドラム51Yと転写ローラ74Yとの間を通過しているときの転写電流および転写電圧と、複数種類の印字面積率とに基づき、所定(0%)の印字面積率に対応したインピーダンスを計算により算出していたが、これに限定されるものではない。例えば、図9(a),(b)に示すように、用紙Sの搬送方向の先端の余白部分などの印字面積率が最も小さい領域L4で、所定の印字面積率に対応したインピーダンスを算出してもよい。別の言い方をすれば、単一の印字面積率の領域で、所定の印字面積率に対応したインピーダンスを算出してもよい。これによれば、例えば、前記実施形態のように、平均値を算出インピーダンスとする構成において、インピーダンスを算出するタイミング(サンプリング数)を減らしても、正確な所定の印字面積率に対応したインピーダンスを算出することができる。算出したインピーダンスから第2の転写バイアスを決定した後は、例えば、図9(c)に示すように、定電圧制御により第2の転写バイアスを印加することができる。
なお、以上説明した形態では、第2の転写バイアスを適用するときに定電圧制御を実行していたが、これに限定されず、第2の転写バイアスを適用するときに定電流制御を実行してもよい。
前記実施形態では、所定の印字面積率として、0%の印字面積率を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、所定の印字面積率は、100%の印字面積率であってもよいし、50%の印字面積率であってもよいし、20%の印字面積率であってもよい。なお、前記した式(1)により、例えば、所定の印字面積率としての50%の印字面積率に対応したインピーダンスZを算出する場合において、転写電流Iおよび転写電圧Vを取得した部分の印字面積率が75%であった場合、図5を参照すると、電圧差VRの値は、VR=(印字面積率75%のときの電圧差)−(印字面積率50%のときの電圧差)となる。また、転写電流Iおよび転写電圧Vを取得した部分の印字面積率が25%であった場合、電圧差VRの値は、VR=(印字面積率25%のときの電圧差)−(印字面積率50%のときの電圧差)となる。つまり、VR=(転写電流Iおよび転写電圧Vを取得した部分の印字面積率のときの電圧差)−(所定の印字面積率のときの電圧差)となる。
前記実施形態では、2色目以降の転写ローラ74M,74C,74Kに同じ値の第2の転写バイアスを印加するように構成されていたが、これに限定されるものではない。例えば、2色目以降の転写ローラ74M,74C,74Kに、各転写ローラ74M,74C,74Kについて最適となる、異なる値の第2の転写バイアスを印加するように構成されていてもよい。
前記実施形態では、バイアス補正手段150が、第2の転写バイアスを補正するための用紙Sの抵抗値Rを、取得した転写電流および転写電圧に基づいて算出するように構成されていたが、これに限定されるものではない。例えば、バイアス補正手段は、用紙の抵抗値を、環境センサの検出値と、用紙の厚さや材質の情報などから算出するように構成されていてもよいし、用紙の抵抗値を検出するセンサから取得するように構成されていてもよい。また、制御装置は、バイアス補正手段を有しない構成であってもよい。
前記実施形態では、環境判断手段170は、湿度Hおよび温度Tのうちの一方が閾値Hth,Tthを超えたか否かを判定することで環境が変化したか否かを判断するように構成されていたが、これに限定されず、例えば、環境判断手段は、湿度と温度の両方が閾値を超えたか否かを判定することで環境が変化したか否かを判断するように構成されていてもよい。また、前記実施形態では、環境センサ14が本体筐体10内の湿度と温度を検出するように設けられていたが、これに限定されず、例えば、環境センサは、本体筐体外の湿度と温度、すなわち、画像形成装置が設置された環境の湿度と温度を検出するように設けられていてもよい。また、前記実施形態では、環境センサ14が湿度と温度の両方を検出するセンサであったが、これに限定されず、例えば、環境センサは、湿度のみを検出するセンサ(湿度センサ)であってもよいし、温度のみを検出するセンサ(温度センサ)であってもよい。また、カラープリンタは、環境センサ(および環境判断手段)を備えない構成であってもよい。
前記実施形態では、現像剤像を担持可能な像担持体として感光体ドラム51を例示したが、これに限定されず、例えば、像担持体は、感光体ベルトなどであってもよいし、中間転写体、例えば、中間転写ベルトや中間転写ドラムなどであってもよい。また、前記実施形態では、転写部材として転写ローラ74を例示したが、これに限定されず、例えば、転写部材は、導電性を有する樹脂などから形成されたシート状の転写部材などであってもよい。
前記実施形態では、画像形成装置としてプリンタを例示したが、これに限定されず、例えば、画像形成装置は、フラットベッドスキャナなどの原稿読取装置を備える複写機や複合機などであってもよい。また、前記実施形態では、本発明を正帯電性のトナーを使用する画像形成装置に適用した例を示したが、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、負帯電性のトナー(現像剤)を使用する画像形成装置にも適用することができる。この場合、転写バイアスの正負は前記実施形態とは逆となる。
1 カラープリンタ
14 環境センサ
50C プロセスユニット
50K プロセスユニット
50M プロセスユニット
50Y プロセスユニット
51C 感光体ドラム
51K 感光体ドラム
51M 感光体ドラム
51Y 感光体ドラム
74C 転写ローラ
74K 転写ローラ
74M 転写ローラ
74Y 転写ローラ
100 制御装置
110 第1バイアス適用手段
120 取得手段
130 インピーダンス算出手段
140 第2バイアス決定手段
150 バイアス補正手段
160 第2バイアス適用手段
170 環境判断手段
S 用紙

Claims (18)

  1. 第1の像担持体と、前記第1の像担持体に対向して設けられ、転写バイアスの印加により前記第1の像担持体が担持する現像剤像を当該第1の像担持体との間を搬送される記録シートの記録面に転写する第1の転写部材と、を有する第1の画像形成部と、
    前記第1の画像形成部の記録シートの搬送方向下流側に配置され、第2の像担持体と、前記第2の像担持体に対向して設けられ、転写バイアスの印加により前記第2の像担持体が担持する現像剤像を当該第2の像担持体との間を搬送される記録シートの記録面に転写する第2の転写部材と、を有する第2の画像形成部と、
    制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記第1の画像形成部において、第1の転写バイアスを適用して記録面に現像剤像を転写する第1バイアス適用手段と、
    前記第1バイアス適用手段により現像剤像を転写しているときの転写電流および転写電圧を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した前記転写電流および前記転写電圧と、前記第1の画像形成部で転写した現像剤像の、前記搬送方向に直交する画素の列における印字画素の割合を示す印字面積率とに基づき、所定の印字面積率に対応したインピーダンスを算出するインピーダンス算出手段と、
    前記インピーダンス算出手段が算出したインピーダンスに基づいて、前記第2の画像形成部に適用する第2の転写バイアスを決定する第2バイアス決定手段と、
    前記第2の画像形成部において、前記第2の転写バイアスを適用して前記記録面に現像剤像を転写する第2バイアス適用手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2バイアス適用手段は、前記第2の転写バイアスを適用するときに定電圧制御を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1バイアス適用手段は、前記第1の転写バイアスを適用するときに定電流制御を実行することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御装置は、記録シートの抵抗値が第1の閾値よりも大きい場合、適用したときの転写電圧の絶対値が補正前よりも大きくなるように前記第2の転写バイアスを補正し、記録シートの抵抗値が第2の閾値よりも小さい場合、適用したときの転写電圧の絶対値が補正前よりも小さくなるように前記第2の転写バイアスを補正するバイアス補正手段を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記バイアス補正手段は、前記第1の像担持体と前記第1の転写部材との間に記録シートが入り込む前の転写電流および転写電圧と、前記第1の像担持体と前記第1の転写部材との間に記録シートが入り込んでいるときの転写電流および転写電圧とから、記録シートの抵抗値を算出して前記第2の転写バイアスを補正することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 湿度および温度の少なくとも一方を検出するための環境センサを備え、
    前記制御装置は、前記環境センサの検出値に基づいて環境が変化したか否かを判断する環境判断手段を有し、前記環境判断手段が環境が変化したと判断した場合、前記第2の転写バイアスを決定する処理を実行し、前記環境判断手段が環境が変化していないと判断した場合、前記第2の転写バイアスを決定する処理を実行することなく、前回決定した第2の転写バイアスを現像剤像の転写に適用することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御装置は、前記第2の転写バイアスを決定したときから所定時間が経過するまでは、決定した第2の転写バイアスを現像剤像の転写に適用し、前記所定時間が経過した場合、前記第2の転写バイアスを決定する処理を実行することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記インピーダンス算出手段は、異なるタイミングで個別に所定の印字面積率に対応したインピーダンスを算出し、算出した複数のインピーダンスの平均値を前記第2バイアス決定手段に出力することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記インピーダンス算出手段は、異なるタイミングで取得した複数時点の転写電流、転写電圧および印字面積率についてそれぞれ平均値を算出し、転写電流の平均値および転写電圧の平均値と、印字面積率の平均値とに基づき、所定の印字面積率に対応したインピーダンスを算出することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 現像剤像を担持可能な像担持体と、
    前記像担持体に対向して設けられ、転写バイアスの印加により前記像担持体が担持する現像剤像を当該像担持体との間を搬送される記録シートの記録面に転写する転写部材と、
    制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    第1の転写バイアスを適用して第1の記録面に現像剤像を転写する第1バイアス適用手段と、
    前記第1バイアス適用手段により現像剤像を転写しているときの転写電流および転写電圧を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した前記転写電流および前記転写電圧と、前記第1の記録面に転写した現像剤像の、記録シートの搬送方向に直交する画素の列における印字画素の割合を示す印字面積率とに基づき、所定の印字面積率に対応したインピーダンスを算出するインピーダンス算出手段と、
    前記インピーダンス算出手段が算出したインピーダンスに基づいて、前記第1の記録面に続いて現像剤像が転写される第2の記録面に適用する第2の転写バイアスを決定する第2バイアス決定手段と、
    前記第2の転写バイアスを適用して前記第2の記録面に現像剤像を転写する第2バイアス適用手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  11. 前記第2バイアス適用手段は、前記第2の転写バイアスを適用するときに定電圧制御を実行することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記第1バイアス適用手段は、前記第1の転写バイアスを適用するときに定電流制御を実行することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記制御装置は、記録シートの抵抗値が第1の閾値よりも大きい場合、適用したときの転写電圧の絶対値が補正前よりも大きくなるように前記第2の転写バイアスを補正し、記録シートの抵抗値が第2の閾値よりも小さい場合、適用したときの転写電圧の絶対値が補正前よりも小さくなるように前記第2の転写バイアスを補正するバイアス補正手段を有することを特徴とする請求項10から請求項12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記バイアス補正手段は、前記像担持体と前記転写部材との間に記録シートが入り込む前の転写電流および転写電圧と、前記像担持体と前記転写部材との間に記録シートが入り込んでいるときの転写電流および転写電圧とから、記録シートの抵抗値を算出して前記第2の転写バイアスを補正することを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 湿度および温度の少なくとも一方を検出するための環境センサを備え、
    前記制御装置は、前記環境センサの検出値に基づいて環境が変化したか否かを判断する環境判断手段を有し、前記環境判断手段が環境が変化したと判断した場合、前記第2の転写バイアスを決定する処理を実行し、前記環境判断手段が環境が変化していないと判断した場合、前記第2の転写バイアスを決定する処理を実行することなく、前回決定した第2の転写バイアスを現像剤像の転写に適用することを特徴とする請求項10から請求項14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  16. 前記制御装置は、前記第2の転写バイアスを決定したときから所定時間が経過するまでは、決定した第2の転写バイアスを現像剤像の転写に適用し、前記所定時間が経過した場合、前記第2の転写バイアスを決定する処理を実行することを特徴とする請求項10から請求項14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  17. 前記インピーダンス算出手段は、異なるタイミングで個別に所定の印字面積率に対応したインピーダンスを算出し、算出した複数のインピーダンスの平均値を前記第2バイアス決定手段に出力することを特徴とする請求項10から請求項16のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  18. 前記インピーダンス算出手段は、異なるタイミングで取得した複数時点の転写電流、転写電圧および印字面積率についてそれぞれ平均値を算出し、転写電流の平均値および転写電圧の平均値と、印字面積率の平均値とに基づき、所定の印字面積率に対応したインピーダンスを算出することを特徴とする請求項10から請求項16のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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