JP2015054530A

JP2015054530A - 駐車支援システム

Info

Publication number: JP2015054530A
Application number: JP2013186886A
Authority: JP
Inventors: 伸一熊谷; Shinichi Kumagai
Original assignee: Suzuki Motor Corp
Current assignee: Suzuki Motor Corp
Priority date: 2013-09-10
Filing date: 2013-09-10
Publication date: 2015-03-23

Abstract

【課題】駐車支援システムにおいて、駐車動作時に、車外の人間でも撮影された映像を簡単に確認することにある。
【解決手段】車両側装置（３）は、車両後方を撮影する撮像部（５）と、撮像部（５）が撮影した映像を表示する車両側表示部（７）と、無線通信（９）によって撮像部（５）が撮影した映像を送信する送信部（１０）とを備える。携帯端末（４）は、無線通信（９）によって撮像部（５）が撮影した映像を受信する受信部（１１）と、受信部（１１）により受信された映像を表示する携帯端末側表示部（１３）とを備える。車両側表示部（７）と携帯端末側表示部（１３）とは、同時に同一の映像を表示する。
【選択図】図１

Description

この発明は、駐車支援システムに係り、特に車両駐車時に運転者に適切な誘導や助言を与える運転支援システムに関する。

車両には、駐車動作時に、車両の駐車動作を支援して、車両を目標駐車位置へ駐車させる駐車支援システムを搭載したものがある。この駐車支援システムは、運転者の死角を提示するために、車両に取り付けられて車両後方を撮影する撮像部（カメラ）を備えている。
このような駐車支援システムとしては、以下の先行技術文献がある。

特開２００６−９６１８９号公報

特許文献１に係る駐車支援装置は、運転手からの所定の操作を受けたときに、車両を目視可能な程度の所定範囲内に位置する携帯端末を指定し、この指定された携帯端末によってリアルタイムに撮像されたカメラの画像を受信して、この受信したカメラの画像を車内に設けられたディスプレイに表示させるものである。

ところで、従来、車両の進路を誘導する人間が車外に出て補助する等の状況が予想されるが、車外からでは映像を確認できないため、車外の障害物に運転手が気付いているかどうかや、障害物が撮像部（カメラ）に映っているのかどうかが、車外の人間にはわからず、運転者へ適切な誘導・助言ができず、手遅れになる可能性があり、改善が望まれていた。

そこで、この発明は、駐車動作時に、車外の人間でも撮影された映像を簡単に確認することができる駐車支援システムを提供することを目的とする。

この発明は、車両の駐車動作を支援する駐車支援システムであって、車両側装置と携帯端末とから構成され、前記車両側装置は、車両後方を撮影する撮像部と、前記撮像部が撮影した映像を表示する車両側表示部と、無線通信によって前記撮像部が撮影した映像を送信する送信部とを備え、前記携帯端末は、前記無線通信によって前記撮像部が撮影した映像を受信する受信部と、前記受信部により受信された映像を表示する携帯端末側表示部とを備え、前記車両側表示部と前記携帯端末側表示部とは、同時に同一の映像を表示することを特徴とする。

この発明は、駐車動作時に、車外の人間でも撮影された映像を簡単に確認することができる。

図１は駐車支援システムの構成図である。（実施例）図２は駐車支援のフローチャートである。（実施例）

この発明は、駐車動作時に、車外の人間でも撮影された映像を簡単に確認する目的を、車両側表示部と携帯端末側表示部とで同時に同一の映像を表示させて実現するものである。

図１、図２は、この発明の実施例を示すものである。
図１に示すように、駐車支援システム１は、車両２の駐車動作を支援するものであって、車両２に搭載された車両側装置３と、車両外の携帯端末４とから構成される。
車両側装置３は、車両後方を撮影する撮像部（カメラ）５と、車両側制御部６と、撮像部５が撮影した映像を表示する車両側表示部７と、車両側制御部６に情報の入力・出力を行う入出力部８と、無線通信９によって撮像部５が撮影した映像を送信する送信部１０とを備える。
携帯端末４は、無線通信９によって撮像部５が撮影した映像を受信する受信部１１と、携帯端末側制御部１２と、受信部１１により受信された映像を表示する携帯端末側表示部１３とを備える。
そして、駐車支援システム１において、車両側表示部７と携帯端末側表示部１３とは、同時に同一の映像を表示する。この場合、車両側制御部６には、例えば、予め登録された専用の携帯端末４の情報が入出力部８から入力されている。

次に、この実施例に係る駐車支援制御について、図２のフローチャートに沿って説明する。
図２に示すように、駐車支援システム１のプログラムが開始すると（ステップＡ０１）、先ず、車両側装置３の撮像部５により映像を撮影する（ステップＡ０２）。この撮影された映像は、車両側表示部７に表示される。
そして、携帯端末４の情報が車両側制御部６に登録されているか否かを判断する（ステップＡ０３）。
このステップＡ０３がＹＥＳの場合には、前記撮影された映像の信号をその登録されている携帯端末４に対して無線通信９によって送信し、前記撮影された映像を、車両側表示部７に加えて、携帯端末４の携帯端末側表示部１３にも表示させる（ステップＡ０４）。
一方、このステップＡ０３がＮＯの場合には、前記撮影された映像を、車両側表示部７にのみ表示させる（ステップＡ０５）。
前記ステップＡ０４の処理後、又は前記ステップＡ０５の処理後は、プログラムを終了する（ステップＡ０６）。

この結果、この実施例によれば、車両側表示部７と携帯端末側表示部１３とは、同時に同一の映像を表示するため、車外の人間は、携帯端末４を介して、車内に表示されている車両側表示部７の映像を確認することができ、駐車動作時に、運転者の死角となる箇所について適切な誘導や助言を車両２の運転者に与えることができる。

なお、この発明では、専用の携帯端末を使用して通信を行う構成であるが、一般的な携帯端末（動画を通信できるものに限る）に受信用のプログラムをインストールすることで、一般的な携帯端末を代用品として使用することも可能である。

この発明の駐車支援システムは、各種車両に適用可能である。

１駐車支援システム
２車両
３車両側装置
４携帯端末
５撮像部
６車両側制御部
７車両側表示部
８入出力部
９無線信号
１０送信部
１１受信部
１２携帯端末側制御部
１３携帯端末側表示部

Claims

車両の駐車動作を支援する駐車支援システムであって、車両側装置と携帯端末とから構成され、前記車両側装置は、車両後方を撮影する撮像部と、前記撮像部が撮影した映像を表示する車両側表示部と、無線通信によって前記撮像部が撮影した映像を送信する送信部とを備え、前記携帯端末は、前記無線通信によって前記撮像部が撮影した映像を受信する受信部と、前記受信部により受信された映像を表示する携帯端末側表示部とを備え、前記車両側表示部と前記携帯端末側表示部とは、同時に同一の映像を表示することを特徴とする駐車支援システム。