JP2015054377A - L-shaped wrench - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、角形管体や穴付きボルト等を締めたり緩めたりするのに使用されるL形レンチに関するものである。 The present invention relates to an L-shaped wrench used for tightening or loosening a rectangular tube body or a bolt with a hole.
従来、この種のL形レンチとしては、例えば図8aに示したように、レンチ本体11の長辺部11aに回転可能にパイプ体12を挿着したものが存在する(特許文献1)。
Conventionally, as this type of L-shaped wrench, for example, as shown in FIG. 8a, there is one in which a
このようにした従来のL形レンチは、前記パイプ体12により、レンチ本体11の回転が円滑に行われ、早廻しが可能となるとしている。
In the conventional L-shaped wrench as described above, the
さらに、この種のL形レンチとしては、例えば図9、10に示したように、多角形レンチ21の基部21bの断面外形状と適合する形状の嵌挿穴22を形成した操作補助パイプ23を、多角形レンチ21の基部21bに嵌挿させて、多角形レンチ21の回転操作を補助する把持部を構成したものが存在する(特許文献2)。
Further, as this type of L-shaped wrench, for example, as shown in FIGS. 9 and 10, an operation
このようにした従来のL形レンチは、多角形レンチ21の基部21bと嵌挿穴22との間が面接触しながら操作トルクを伝達できるようになり、操作補助パイプ23の操作トルクが確実に多角形レンチ21に伝えられて作業性が向上するとともに、操作補助パイプ23の変形が抑制され、操作補助パイプ23の端縁部に返り部が発生する等の不具合も回避できるようになるとしている
また、この種のL形レンチとしては、例えば図11に示したように、長パイプ部材31と短パイプ部32とをL字状に連設したパイプ部材33の両端開口部の径を、長杆34と短杆35とをL字状に連設したレンチ工具36の長杆34又は短杆35の先端に被嵌し得る径に形成したレンチ工具回動用補助パイプを備えたものが存在する(特許文献3)。
The conventional L-shaped wrench thus configured can transmit operation torque while the surface between the
このようにした従来のL形レンチは、例えば、レンチ本体36の短杆35の先端にパイプ部材33の短パイプ部32の開口部を被嵌し、このパイプ部材33の長パイプ部31を握持してレンチ本体36を回動することができるので、レンチの作業性を著しく向上することができるとしている。
In the conventional L-shaped wrench thus configured, for example, the opening of the
しかしながら、上記従来の図8aに示したL形レンチでは、レンチ本体11の長辺部11aにパイプ体12が位置決めされていないので、パイプ体12を握ってレンチ本体11を早廻しすると、早廻しの途中でパイプ体12が移動してしまい、早廻しに支障をきたすという課題を有していた。
However, in the conventional L-shaped wrench shown in FIG. 8a, the
そのため、上記従来のL形レンチでは、レンチ本体11の長辺部11aに回転可能に挿着したパイプ体12が、この長辺部11aに沿って移動しないように、図8bに示したように、そのパイプ体12の上下に止め輪13を配置することができるとしている。しかし、このようにすると、前記パイプ体12は、長辺部11aに沿って移動しないものとなるので、このパイプ体12を別のL形レンチに取り換えて使用することはできないという課題を有することになる。また、前記パイプ体12は、長辺部11aに沿って移動しないものとなると、このパイプ体12によって長辺部11aをさらに延長することもできず、操作トルクを増大することもできないという課題を有することになる。
Therefore, in the conventional L-shaped wrench, as shown in FIG. 8b, the
さらに、上記従来の図9、10に示したL形レンチでは、基部21bを操作補助パイプ23によって延長することができ、テコの原理によって操作トルクを増大することはできるが、操作補助パイプ23は回転することができないので、レンチを早廻しすることはできないという課題を有していた。
Further, in the conventional L-shaped wrench shown in FIGS. 9 and 10, the
また、上記従来の図11に示したL形レンチでは、長パイプ部材31と短パイプ部32とをL字状に連設したパイプ部材33によって、操作トルクを増大するなど、レンチの作業性を著しく向上することができるといっても、早廻しに使用するには不適であるという課題を有していた。
Further, in the conventional L-shaped wrench shown in FIG. 11, the workability of the wrench can be improved by increasing the operating torque by the
そこで、この発明は、上記従来のL形レンチの課題を解決することを目的としており、レンチの早廻しに支障をきたすことなく、レンチの早廻しを好適に行え、さらにレンチの操作トルクを好適に増大することができ、しかもパイプ部材を取り外し、そのパイプ部材を別のL形レンチに取り付けて使用することもできるL形レンチを提供することを目的としてなされたものである。 Therefore, the present invention aims to solve the problems of the above-mentioned conventional L-shaped wrench, and it is possible to suitably rotate the wrench without disturbing the rapid rotation of the wrench, and to further improve the operation torque of the wrench. It is an object of the present invention to provide an L-shaped wrench that can be used in a state where the pipe member can be removed and the pipe member attached to another L-shaped wrench.
そのため、この発明のL形レンチは、レンチ本体1の長辺部1aに、この長辺部1aより短尺としたパイプ部材2を回転および挿脱自在として装着し、前記パイプ部材2の少なくとも一端部の内周に形成した嵌合溝4に嵌め込んだコイルバネ5によって、前記パイプ部材2の一部を押圧させると共に、前記コイルバネ5を前記長辺部1aに形成した係合溝3に係脱自在としたものとしている。
Therefore, in the L-shaped wrench of the present invention, a
そして、この発明のL形レンチにおいて、前記パイプ部材2は、レンチ本体1の長辺部1aの70〜80%の長さにしたものとしている。
In the L-shaped wrench of the present invention, the
さらに、この発明のL形レンチにおいて、前記係合溝3は、レンチ本体1の長辺部1aの頭部Ha側から、この長辺部1aの1/2〜1/4長さの位置に設けたものとしている。
Furthermore, in the L-shaped wrench of the present invention, the
また、この発明のL形レンチにおいて、前記コイルバネ5は、巻数を一巻半から二巻にしたものとしている。
In the L-shaped wrench of the present invention, the
この発明のL形レンチは、以上に述べたように構成されており、レンチ本体1の長辺部1aの一部がこのコイルバネ5によって押圧されることにより、レンチ本体1の長辺部1aにパイプ部材2が位置決めされた状態となるので、パイプ部材2を握ってレンチ本体1を早廻ししても、早廻しの途中でパイプ体12が移動することなく、早廻しに支障をきたすことなく、レンチの早廻しを好適に行えるものとなる。
The L-shaped wrench of the present invention is configured as described above, and a part of the
さらに、この発明のL形レンチは、レンチの操作トルクを増大したいときには、レンチ本体1の長辺部1aがパイプ部材2によって延長されることにより、レンチの操作トルクを好適に増大することができるものとなる。
Furthermore, in the L-shaped wrench of the present invention, when it is desired to increase the operating torque of the wrench, the
また、この発明のL形レンチは、レンチ本体1の長辺部1aからパイプ部材2を取り外し、このパイプ部材2を別のレンチ本体の長辺部に取り付けることにより、この別のレンチ本体の早廻しや、レンチの操作トルクを好適に増大することができ、非常に便利なものとなる。
In addition, the L-shaped wrench of the present invention removes the
以下、この発明のL形レンチを実施するための形態を、図面に基づいて詳細に説明する。 Hereinafter, the form for implementing the L-shaped wrench of this invention is explained in detail based on a drawing.
この発明のL形レンチは、図1〜5に示したように、レンチ本体1とパイプ部材2とからなるものとしている。レンチ本体1は、長辺部1aと短辺部1bとをL字状に連設し、長辺部1aに係合溝3を形成したものとしている。パイプ部材2は、レンチ本体1の長辺部1aより短尺とし、少なくとも一端部(図示したものは両端部)の内周に形成した嵌合溝4にコイルバネ5を嵌め込んだものとしている。
The L-shaped wrench of the present invention is composed of a
そして、この発明のL形レンチは、前記レンチ本体1の長辺部1aに、前記パイプ部材2を回転および挿脱自在として装着し、前記パイプ部材2の少なくとも一端部の内周に形成した嵌合溝4に嵌め込んだコイルバネ5によって、前記パイプ部材2の一部を押圧させると共に、前記コイルバネ5を前記長辺部1aに形成した係合溝3に係脱自在としたものとしている。
The L-shaped wrench of the present invention is fitted to the
前記レンチ本体1は、図示したものでは、断面六角形状の棒体をL字状に屈曲し、長辺部1aの先端を断面六角形状のボールポイントとした頭部Haとし、短辺部1bの先端を断面六角形状の頭部Hbとしたものとしているが、六角形状以外の多角形状とした断面の棒体をL字状に屈曲して、長辺部1aおよび短辺部1bの先端をその多角形状に応じた多角形状の頭部Ha、Hbとしたものとしてもよい。なお、前記レンチ本体1は、丸棒体をL字状に屈曲し、長辺部1aおよび短辺部1bの先端を前記したような何れかの形状の頭部Ha、Hbとしたものとしてもよい。
In the illustrated example, the
前記パイプ部材2は、図示したものでは、丸パイプとしており、金属製としているが、硬質プラスチック製としてもよく、レンチ本体1の長辺部1aの70〜80%の長さにしたものとしている。このようにすることにより、パイプ部材2が握り易いものとなり、レンチ本体1を早廻しし易いものとなると共に、このパイプ部材2によってレンチ本体1の長辺部1aが延長されることにより、レンチの操作トルクを増大することができる。
In the illustrated example, the
前記係合溝3は、図示したものでは、レンチ本体1の長辺部1aの六角形のすべての角部を切り欠いて設けたものとしているが、レンチ本体1の長辺部1aの六角形の角部を一つ置きに切り欠いて設けたものとしてもよく、前記長辺部1aの頭部Ha側から、この長辺部1aの1/2〜1/4長さの位置に設けたものとしている。このようにすることにより、前記パイプ部材2の嵌合溝4に嵌め込んだコイルバネ5がこの係合溝3に係合した状態で、前記パイプ部材2によってレンチ本体1の長辺部1aが延長され、レンチの操作トルクを好適に増大することができるものとなる。
In the illustrated example, the engaging
前記嵌合溝4は、図示したものでは、パイプ部材2の両端部の内周にそれぞれ形成したものとしており、前記コイルバネ5の内周がパイプ部材2の内周から飛び出すようにして、このコイルバネ5の内周によって、前記レンチ本体1の長辺部1aの表面の一部を押圧するようにしている。このようにすることにより、レンチ本体1の長辺部1aの一部がこのコイルバネ5によって押圧されることにより、レンチ本体1の長辺部1aにパイプ部材2が位置決めされた状態となる。
In the illustrated example, the
前記コイルバネ5は、図示したものでは、金属製としているが、硬質プラスチック製としてもよく、巻数を一巻半から二巻にしたものとしている。そして、前記コイルバネ5は、嵌合溝4の底面4aの一部にコイルバネ5の外周面が圧接するようにして、この嵌合溝4に嵌め込まれたものとしている。さらに、前記コイルバネ5は、嵌合溝4の前後壁面4b、4cの一部にコイルバネ5の前後端が接触し、この嵌合溝4内で移動しないようにして、その嵌合溝4に嵌め込まれたものとするのが好ましい。このようにすることにより、前記コイルバネ5がレンチ本体1の長辺部1aを適度な力で押圧することとなり、パイプ部材2をレンチ本体1の長辺部1aに位置決めした状態としたり、この長辺部1aを回転させたり、この長辺部1aをパイプ部材2内に差し込んだり、パイプ部材2から外したりし易いものとなる。
In the illustrated example, the
以上のように構成されたこの発明のL形レンチは、以下のようにして使用することにより、レンチの早廻しを好適に行え、さらにレンチの操作トルクを好適に増大することができるものとなる。 The L-shaped wrench of the present invention configured as described above can be used to operate the wrench quickly as described below, and can further increase the operating torque of the wrench. .
先ず、この発明のL形レンチで早廻しを行う場合には、図6に示したように、レンチ本体1の短辺部1bを利き手で掴み、もう一方の手でパイプ部材2を握り、レンチ本体1の長辺部1aの頭部Haを角形管体や穴付きボルト等の角穴(図示せず)に嵌め込んで、その長辺部1aを回転させれば、早廻しの途中でパイプ部材2が移動することなく、早廻しに支障をきたすことなく、レンチの早廻しを好適に行えるものとなる。
First, in the case where the L-shaped wrench of the present invention is used for rapid rotation, as shown in FIG. 6, the
次に、この発明のL形レンチで操作トルクを増大する場合には、前記パイプ部材2によってレンチ本体1の長辺部1aを延長し、図7に示したように、そのパイプ部材2を利き手で握り、レンチ本体1の短辺部1bの頭部Hbを角形管体や穴付きボルト等の角穴(図示せず)に嵌め込んで、その短辺部1bを回転させれば、前記パイプ部材2によってレンチ本体1の長辺部1aが延長されることにより、レンチの操作トルクを好適に増大することができるものとなる。
Next, when the operating torque is increased with the L-shaped wrench of the present invention, the
さらに、この発明のL形レンチは、前記パイプ部材2をレンチ本体1の長辺部1aから取り外し、別のL形レンチの長辺部に取り付ければ、その別のL形レンチの早廻しを好適に行え、さらにレンチの操作トルクを好適に増大することができるものとなる。なお、前記パイプ部材2を別のL形レンチの長辺部に取り付ける場合、パイプ部材2の両端部の内周に形成した嵌合溝4にコイルバネ5を嵌め込んだものでは、このパイプ部材2を何れの端部から別のL形レンチの長辺部に差し込んで取り付けてもよいが、パイプ部材2の一端部のみの内周に形成した嵌合溝4にコイルバネ5を嵌め込んだものでは、このパイプ部材2をその一端部から別のL形レンチの長辺部に差し込んで取り付けるようにする必要がある。
Furthermore, in the L-shaped wrench of the present invention, when the
1 レンチ本体
1a 長辺部
2 パイプ部材
3 係合溝
4 嵌合溝
5 コイルバネ
DESCRIPTION OF
Claims (4)
The L-shaped square wrench according to any one of claims 1 to 3, wherein the coil spring (5) has a number of turns from one and a half to two.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013190159A JP2015054377A (en) | 2013-09-13 | 2013-09-13 | L-shaped wrench |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013190159A JP2015054377A (en) | 2013-09-13 | 2013-09-13 | L-shaped wrench |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015054377A true JP2015054377A (en) | 2015-03-23 |
Family
ID=52819134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013190159A Pending JP2015054377A (en) | 2013-09-13 | 2013-09-13 | L-shaped wrench |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015054377A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021115685A (en) * | 2020-01-29 | 2021-08-10 | Jfe建材株式会社 | Fastening assist tool |
JP7515263B2 (en) | 2020-01-29 | 2024-07-12 | Jfe建材株式会社 | Tightening aid tool |
-
2013
- 2013-09-13 JP JP2013190159A patent/JP2015054377A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021115685A (en) * | 2020-01-29 | 2021-08-10 | Jfe建材株式会社 | Fastening assist tool |
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