JP2015054185A - 電気掃除機 - Google Patents

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秀樹 江藤
濱本 将樹
Masaki Hamamoto
将樹 濱本
龍人 有村
Tatsuto Arimura
龍人 有村
峻之 中
Shinyuki Naka
峻之 中
健太郎 岸良
Kentaro Kishira
健太郎 岸良
晃央 小谷
Akio Kotani
晃央 小谷
村上 善照
Yoshiteru Murakami
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Abstract

【課題】埃の影響を受けることなく液体の存在を検知することができ、内部の回路がショートするなどの故障を抑制することが可能な電気掃除機を提供する。【解決手段】電気掃除機1は、電動送風機15の駆動により吸い込んだ気流の塵埃を集塵する電気掃除機であって、自機の内部及び外部の少なくともいずれか、例えば第1吸気路12内の空間に向けて100GHz以上120THz以下の周波数の電磁波Eを放射する電磁波発生部31と、電磁波発生部31が放射して第1吸気路12内の雰囲気中を通過した電磁波Eを検出する電磁波検出部32と、電磁波Eを検出した電磁波検出部32が出力する信号に基づいて第1吸気路12に吸い込んだ液体の存在を判別する演算部であるCPU19と、CPU19の演算結果に基づいて自機の動作を制御する制御部18と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は電気掃除機に関する。
従来の一般的な電気掃除機は液体を吸い込むことに対して配慮がなされていない。電気掃除機が液体を吸引すると、内部の回路がショートするなどの故障の原因となり得る虞がある。このような問題を解決すべく提案された従来の電気掃除機が特許文献1に開示されている。
特許文献1に記載された従来の電気掃除機は吸込口の内側に配置した一対の電極からなる液体検知手段を備え、それら電極間の電気抵抗値の変化に基づき吸込口から液体を吸い込んだか否かを検知する。液体を吸い込んだ場合、吸引ファン及び回転ブラシの駆動を停止し、液体を吸い込んだことを報知する。このようにして、従来の電気掃除機は液体を吸い込んで故障することを防止する。
特開2005−211497号公報
しかしながら、上記従来の電気掃除機は液体検知手段の電極部に吸込口から吸い込んだ埃が付着する虞がある。これにより、液体を吸込口から吸い込んだことによる一対の電極間の電気抵抗値の変化を正確に検出できない可能性があった。ここで、埃の量を検出する構成要素を別途用意し、埃が電極部に付着したときの電気抵抗値の変化を補正することが考えられる。しかしながら、埃には電気抵抗値を高くするものと低くするものとが混在し、それらを区別することは困難である。したがって、埃の量を検出して補正する方法は困難であると言える。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、埃の影響を受けることなく液体の存在を検知することができ、内部の回路がショートするなどの故障を抑制することが可能な電気掃除機を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は電動送風機の駆動により吸い込んだ気流の塵埃を集塵する電気掃除機であって、自機の内部及び外部の少なくともいずれかの空間に向けて100GHz以上120THz以下の周波数の電磁波を放射する電磁波発生部と、前記電磁波発生部が放射して前記空間を通過した前記電磁波を検出する電磁波検出部と、前記電磁波を検出した前記電磁波検出部が出力する信号に基づいて前記空間の液体の存在を判別する演算部と、前記演算部の演算結果に基づいて自機の動作を制御する制御部と、を備えることを特徴としている。
上記周波数帯域の電磁波は液体分子に非常に吸収され易いという性質を有しているので、電磁波を放射した空間の雰囲気中の液体量がわずかであっても電磁波の強度が大きく変化する。さらに、上記周波数帯域の電磁波は埃に対して吸収率が低い、すなわち透過率が高いので、埃の影響を受け難い。したがって、この構成によれば、電気掃除機の内部または外部において強度が変化した電磁波を検出することで、電気掃除機は埃の影響を受けることなく液体の存在を検知する。
また、上記構成の電気掃除機において、前記電磁波検出部が複数箇所に設けられ、複数の前記電磁波検出部各々が検出する前記電磁波の経路が異なることを特徴としている。
この構成によれば、電気掃除機は複数の箇所における液体の存在を検知する。これにより、電気掃除機の内部または外部における液体の存在の正確さが高まる。さらに、電磁波発生部と電磁波検出部との間に例えば金属屑が存在すると電磁波が散乱する可能性があるが、この構成によれば、散乱した電磁波も検出することができる。したがって、金属屑が存在する場合であっても、電気掃除機は液体の存在を正確に判別する。
また、上記構成の電気掃除機において、前記電磁波発生部及び前記電磁波検出部が自機本体の外部の進行方向側に設けられることを特徴としている。
この構成によれば、電気掃除機は自機本体が液体の存在領域に到達する前に液体を検知する。すなわち、電気掃除機は自機本体が液体に接触しない。したがって、液体が電気掃除機本体に付着して他の場所に拡散することが抑制される。
また、上記構成の電気掃除機において、自機の外部の湿度を検知する湿度検知部を備え、前記演算部は前記電磁波を検出した前記電磁波検出部が出力する信号と、前記湿度を検知した前記湿度検知部が出力する信号と、に基づいて液体の存在を判別することを特徴としている。
この構成によれば、例えば床面に散布された液体を通過した電磁波の検出信号に対して電気掃除機の周辺の水蒸気による電磁波の吸収の影響が反映される。したがって、電気掃除機は液体の存在を一層正確に判別する。
また、上記構成の電気掃除機において、前記電磁波発生部に付着した液体、前記電磁波検出部に付着した液体及び自機の内部に吸い込んだ液体の少なくともいずれかの液体を除去する液体除去部を備えることを特徴としている。
この構成によれば、電磁波発生部または電磁波検出部に付着した液体や、電磁波検出部で検出した後の液体が、液体除去部によって除去される。したがって、液体の存在がより一層正確に判別され、また内部の回路がショートするなどの故障がより一層抑制される。
本発明の構成によれば、埃の影響を受けることなく液体の存在を検知することができ、内部の回路がショートするなどの故障を抑制することが可能な電気掃除機を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る電気掃除機の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る電気掃除機の垂直断面側面図である。 本発明の第1実施形態に係る電気掃除機の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る電気掃除機の液体検出部の構成図である。 本発明の第2実施形態に係る電気掃除機の斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る電気掃除機の垂直断面側面図である。 本発明の第3実施形態に係る電気掃除機の液体検出部の構成図である。 本発明の第4実施形態に係る電気掃除機の垂直断面側面図である。 本発明の第5実施形態に係る電気掃除機の垂直断面側面図である。 本発明の第6実施形態に係る電気掃除機の液体検出部の構成図である。 本発明の第6実施形態に係る電気掃除機の液体検出部の構成図である。 本発明の第6実施形態に係る電気掃除機の液体検出部の動作を示す説明図である。 本発明の第7実施形態に係る電気掃除機の液体検出部の構成図である。 本発明の第8実施形態に係る電気掃除機の垂直断面側面図である。
以下、本発明の実施形態を図1〜図14に基づき説明する。
<第1実施形態>
最初に、本発明の第1実施形態に係る電気掃除機について、図1〜図3を用いてその構成を説明しつつ集塵動作を説明する。図1は電気掃除機の斜視図、図2は電気掃除機の垂直断面側面図、図3は電気掃除機の構成を示すブロック図である。なお、図2における左方が電気掃除機の掃除を行う際の進行方向であって電気掃除機に対する前方であり、右方が電気掃除機に対する後方である。
電気掃除機1は、図1及び図2に示すようにバッテリー2により駆動輪3を駆動して自立的に走行する平面視円形の本体筐体5を有する。掃除を行う際に進行方向の前方となる本体筐体5の前部には底面から突出する一対の駆動輪3が配置される。本体筐体5の後部には自在車輪からなる後輪4が設けられる。本体筐体5の上面には集塵容器6を出し入れする際に開閉するカバー部7が設けられる。
本体筐体5の前部の底面には吸込口8が設けられる。吸込口8は本体筐体5の底面に設けた凹部9の開放面によって床面に面して形成される。凹部9内には水平な回転軸で回転する回転ブラシ10が配置され、凹部9の両側方には垂直な回転軸で回転するサイドブラシ11が配置される。凹部9は第1吸気路12に連通する。
本体筐体5内には塵埃を集塵する集塵容器6が配置される。集塵容器6は略箱形をなし、前面に流入口6aを開口して第1吸気路12に連通する。集塵容器6はその上面がフィルタ13により閉塞される。フィルタ13は集塵容器6に対して着脱が可能であり、集塵容器6から取り外すことで集塵容器6に堆積した塵埃を廃棄することができる。
集塵容器6はフィルタ13の上方の流出口6bで第2吸気路14に連通する。第2吸気路14は集塵容器6の上方から本体筐体5の前方に向かって延び、電動送風機15の吸気口15aに連通する。
電動送風機15は例えばターボファンからなり、後部に第2吸気路14に連通するよう開口した吸気口15aを備える。また、電動送風機15はその周面に排気口15bを開口して排気路16に連通する。排気路16は本体筐体5の上面に設けた排気口17に連通する。
また、電気掃除機1は本体筐体5内の集塵容器6の後方上部に、電気掃除機1の各部を制御する制御部18を備える。制御部18はCPU19やその他の不図示の電子部品で構成される(図3参照)。CPU19は演算部であって、記憶部20等に記憶、入力されたプログラム、データに基づき駆動輪3、回転ブラシ10、サイドブラシ11及び電動送風機15等の構成要素を制御して一連の掃除運転を実現する。
バッテリー2は集塵容器6の後方下部に着脱可能に配置される。バッテリー2は不図示の充電台を介して充電され、制御部18、駆動輪3、回転ブラシ10、サイドブラシ11及び電動送風機15等の各部に電力を供給する。
上記構成の電気掃除機1において、掃除運転が指示されると、電動送風機15、駆動輪3、回転ブラシ10及びサイドブラシ11が駆動される。これにより、本体筐体5は回転ブラシ10、駆動輪3及び後輪16が床面に接地して所定の範囲を自立的に走行し、吸込口8から床面の塵埃を含んだ気流を吸い込む。このとき、回転ブラシ10の回転によって床面F上の塵埃が掻き上げられて凹部9内に導かれる。また、サイドブラシ11の回転によって吸込口8の側方の塵埃が吸込口8に導かれる。
吸込口8から吸い込まれた気流は第1吸気路12を後方に向かって流通し、流入口6aを介して集塵容器6に流入する。集塵容器6に流入した気流はフィルタ13により塵埃が捕集され、流出口6bを介して集塵容器6から流出する。これにより、集塵容器6内に塵埃が捕集され堆積する。集塵容器6から流出した気流は第2吸気路14を前方に向かって流通し、吸気口15aを介して電動送風機15に流入する。
電動送風機15を通過した気流は排気路16を流通して排気口17に至る。そして、本体筐体5の上面に設けた排気口17から上方後方に向けて斜め方向に気流が排気される。このようにして、電気掃除機1は室内の掃除を自動的に行う。電気掃除機1は排気口17から上方に向けて排気するので、床面の塵埃の巻き上げを防止して室内の清浄度を向上することができる。
そして、上記構成の電気掃除機1は誤って吸込口8から吸い込んだ液体が電気部品に悪影響を与えることを防止するために電磁波を利用して吸込口8から吸い込んだ液体を検出するようにしている。このため、電気掃除機1は図2に示す液体検出部30を第1吸気路12に備える。
続いて、吸込口8から吸い込んだ液体の検出に係る構成とその動作について、図1〜図3に加えて図4を用いて詳しく説明する。図4は電気掃除機1の液体検出部30の構成図である。
液体検出部30は、図4に示す電磁波発生部31と電磁波検出部32とを備える。
電磁波発生部31は支持部21により支持され、第1吸気路12内の空間に配置される。電磁波発生部31は第1吸気路12内の雰囲気中に向けて電磁波Eを放射する。電磁波発生部31は第1吸気路12の下部に設けられているので、重力の作用で下方に集中し易い液体に電磁波Eが当たり易くなる。なお、図4に描画した破線矢印が電磁波Eの通過経路及び通過方向を示している。電磁波発生部31は例えば量子カスケードレーザーや共鳴トンネルダイオードなどを備え、100GHz以上120THz以下の周波数を有する電磁波Eを放射する。
100GHz以上120THz以下の周波数の電磁波は人体に対して安全で、且つ水の吸収係数が102cm-1以上の電磁波である。吸収係数が102cm-1であるということは、電磁波は水中を0.1mm(=1/102cm)進む間にその強度が10分の1になる。電磁波は第1吸気路12に吸い込んだ水分中を0.1mm進む間にその強度が10分の1に減少するので、検出中にノイズが発生しても十分に検出可能である。一方、100GHz未満の周波数の電磁波は徐々に水の吸収係数が102cm-1より減少して検出精度が低下する虞がある。また、120THzを超える周波数の電磁波は徐々に人体への影響が大きくなる虞がある。
このようにして、100GHz以上120THz以下の周波数を有する電磁波Eは水に非常に吸収され易いという性質を備える。したがって、第1吸気路12に液体(水分)が存在すると、電磁波Eの強度は液体を通過する前後で大きく変化する。
電磁波検出部32は支持部21により支持され、電磁波発生部31に対向するよう配置される。電磁波検出部32は電磁波発生部31が放射して第1吸気路12内の雰囲気中を通過した電磁波Eを検出可能な位置に配置される。電磁波検出部32は例えば焦電効果を利用した素子やゴーレイセル、ショットキーバリアダイオードなどを備え、電磁波発生部31が放射した電磁波Eを検出する。
なお、電磁波発生部31及び電磁波検出部32の配置箇所は上記構成に限定されるわけではなく、他の配置箇所であっても良い。例えば、電磁波発生部31及び電磁波検出部32を本体筐体5の底面であって回転ブラシ10の前方などの箇所に配置しても良い。また例えば、電磁波発生部31及び電磁波検出部32を本体筐体5の外面に配置しても良い。
上記電磁波発生部31及び電磁波検出部32を備える電気掃除機1において、掃除運転が指示されると、図3に示すように電磁波発生部31から第1吸気路12内の雰囲気中を介して電磁波検出部32に向けて電磁波Eが放射される。電磁波Eは第1吸気路12の内部で液体に当たると、吸収されてその強度が低減する。
電磁波検出部32は第1吸気路12の内部で液体に当たり強度が低減した電磁波Eを検出する。そして、CPU19が電磁波Eを検出した電磁波検出部32が出力する信号に基づいて第1吸気路12の内部における液体の存在を判別する。このとき、電磁波Eの強度の変化は、例えば電磁波発生部31が放射する電磁波Eの強度と、電磁波検出部32が検出する電磁波Eの強度との差分や比率から演算すれば良い。電磁波発生部31が放射する電磁波Eの強度は、例えば液体が存在しない状態で電磁波検出部32が検出する電磁波Eの強度としても良いし、電磁波発生部31への投入電力から換算しても良い。
ここで、第1吸気路12に吸い込んだ埃が電磁波発生部31と電磁波検出部32との間の電磁波Eの放射経路上や電磁波発生部31自体、電磁波検出部32自体に付着することがある。室内の埃の成分は、例えばダニなどの微生物の死骸や衣類、畳、紙粉、髪の毛、人の外皮等である。100GHz以上120THz以下の周波数を有する電磁波Eはこれら成分の埃を透過する。したがって、電気掃除機1は埃の影響を受けることなく液体の存在を検知することができる。
このようにして、電気掃除機1は第1吸気路12内の雰囲気中を通過して強度が変化した電磁波Eを検出することで、第1吸気路12に吸い込んだ液体の存在を検知することができる。電気掃除機1は液体の存在を検知すると、制御部18が各構成要素を制御して掃除運転を停止し、警報等を鳴らす。
上記のように、電気掃除機1は、電動送風機15の駆動により吸い込んだ気流の塵埃を集塵する電気掃除機であって、自機の内部及び外部の少なくともいずれか、例えば第1吸気路12内の空間に向けて100GHz以上120THz以下の周波数の電磁波Eを放射する電磁波発生部31と、電磁波発生部31が放射して第1吸気路12内の雰囲気中を通過した電磁波Eを検出する電磁波検出部32と、電磁波Eを検出した電磁波検出部32が出力する信号に基づいて第1吸気路12に吸い込んだ液体の存在を判別する演算部であるCPU19と、CPU19の演算結果に基づいて自機の動作を制御する制御部18と、を備える。
上記周波数帯域の電磁波は液体分子に非常に吸収され易いという性質を有しているので、第1吸気路12に吸い込んだ液体量がわずかであっても電磁波Eの強度が大きく変化する。さらに、上記周波数帯域の電磁波Eは埃に対して吸収率が低い、すなわち透過率が高いので、埃の影響を受け難い。したがって、この構成によれば、電気掃除機1の第1吸気路12において強度が変化した電磁波Eを検出することで、電気掃除機1は埃の影響を受けることなく液体の存在を検知することができる。
すなわち、電気掃除機1は第1吸気路12に吸い込んだ液体の存在を検知してその掃除運転を停止することで、内部の奥まで液体を吸い込むことを抑制することができる。これにより、内部の回路がショートするなどの故障を抑制することが可能になる。ユーザーは電気掃除機1の警報を受けて床面の液体の存在を知り、液体の除去等の対応をとることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る電気掃除機について、図5及び図6を用いてその構成を説明する。図5は電気掃除機の斜視図、図6は電気掃除機の垂直断面側面図である。なお、この実施形態の本体内部の基本的な構成は先に説明した第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と共通する構成要素には前と同じ名称を付し、その詳細な説明を省略するものとする。
第2実施形態に係る電気掃除機101は、図5に示すようにユーザーが引っ張って移動させる所謂キャニスター型(床移動型)の電気掃除機であって、接続ホース102、延長パイプ103、吸込口体104及び本体部105を備える。
接続ホース102は可撓性の部材であり、本体部105の最前部に接続されるとともに内部が図6に示す集塵容器106に連通する。接続ホース102の先端には延長パイプ103が接続される。延長パイプ103の先端には床面に対向する吸込口(不図示)を有した吸込口体104が設けられる。
また、延長パイプ103にはパイプ把持部103a及び操作部103bが設けられる。ユーザーがパイプ把持部103aを把持して吸込口体104を移動し、操作部103bを操作することにより電気掃除機101による掃除運転が実行される。
本体部105は、図2に示すように本体筐体105aにより覆われる。本体部105の前部に集塵容器106が配置され、後部に電動送風機115が配置される。本体筐体105aの前面には接続ホース102を接続する接続口105bが開口する。接続口105bは第1吸気路112に連通する。
集塵容器106は有底略筒状をなし、周面の前側に流入口106aを開口して第1吸気路112に連通する。集塵容器106は、例えば気流に含まれる塵埃を遠心力により分離、脱落させて捕集するサイクロン式の集塵容器からなり、その上面がフィルタ113により閉塞される。フィルタ113は集塵容器106に対して着脱が可能であり、集塵容器106から取り外すことで集塵容器106に堆積した塵埃を廃棄することができる。
なお、集塵容器106の上部には本体筐体105aに連続して本体部105の外装を形成するカバー部107が設けられる。カバー部107を把持して持ち上げることにより、集塵容器106は本体部105に対して着脱可能になっている。
集塵容器106はフィルタ113の上方の流出口106bで第2吸気路114に連通する。第2吸気路114は集塵容器106の上方から本体筐体105aの後方に向かって延び、電動送風機115の吸気口115aに連通する。
電動送風機115は例えばターボファンからなり、上部に第2吸気路114に連通するよう開口した吸気口115aを備える。また、電動送風機115はその周面に排気口115bを開口して排気路116に連通する。排気路116は本体筐体105aの背面に設けた排気口117に連通する。
また、電気掃除機101は本体筐体105aの内部に、電気掃除機101の各部を制御する制御部118を備える。制御部118は演算部であるCPU119や不図示の記憶部等を備え、記憶部等に記憶、入力されたプログラム、データに基づき電動送風機115等の構成要素を制御して一連の掃除運転を実現する。
さらに、本体部105は商用電源のコンセントから電力供給を受けるために、図5に示すように引き出し及び収納が可能な電源コード122とその先端の電源プラグ123とを備える。
上記構成の電気掃除機101において、操作部103bのスイッチ操作により掃除運転が指示されると、電動送風機115が駆動される。これにより、電気掃除機101は吸込口体104から床面の塵埃を含んだ気流を吸い込む。吸込口体104から吸い込まれた気流は延長パイプ103及び接続ホース102を経由して第1吸気路112を後方に向かって流通し、流入口106aを介して集塵容器106に流入する。
集塵容器106に流入した気流はフィルタ113により塵埃が捕集され、流出口106bを介して集塵容器106から流出する。このとき、気流と一緒に吸い込まれた塵埃は旋回の遠心力によって気流から分離し、集塵容器106内に捕集されて堆積する。集塵容器106から流出した気流は第2吸気路114を後方に向かって流通し、吸気口115aを介して電動送風機115に流入する。
電動送風機115を通過した気流は排気路116を流通して排気口117に至る。そして、本体筐体105の背面に設けた排気口117から後方に向けて気流が排気される。このようにして、ユーザーが電気掃除機101を引っ張って移動することで、室内の掃除を行うことができる。
そして、上記構成の電気掃除機101は誤って吸込口体104から吸い込んだ液体が電気部品に悪影響を与えることを防止するために電磁波を利用して吸込口体104から吸い込んだ液体を検出するようにしている。このため、電気掃除機101は図6に示す液体検出部30を第1吸気路112に備える。液体検出部30の構成、動作、作用及び効果については第1実施形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。
これにより、電気掃除機101は第1吸気路112内の雰囲気中を通過して強度が変化した電磁波Eを検出することで、第1吸気路112に吸い込んだ液体の存在を検知することができる。電気掃除機101は液体の存在を検知すると、制御部118が各構成要素を制御して掃除運転を停止し、警報等を鳴らす。
上記のように、第2実施形態の電気掃除機101は第1実施形態の電気掃除機1と同様に、第1吸気路112に吸い込んだ液体の存在を検知してその掃除運転を停止することで、内部の奥まで液体を吸い込むことを抑制することができる。これにより、内部の回路がショートするなどの故障を抑制することが可能になる。ユーザーは電気掃除機101の警報を受けて床面の液体の存在を知り、液体の除去等の対応をとることができる。
なお、液体検出部30の配置箇所は上記構成に限定されるわけではなく、他の配置箇所であっても良い。例えば、液体検出部30を吸込口体104の底面であって吸込口の前方などの箇所に配置しても良い。また例えば、液体検出部30を本体筐体105aの外面に配置しても良い。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係る電気掃除機について、図7を用いてその構成を説明する。図7は電気掃除機の液体検出部の構成図である。なお、この実施形態の基本的な構成は先に説明した第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付し、図面の記載及びその説明を省略するものとする。
第3実施形態に係る電気掃除機1では液体検出部30が、図7に示すように電磁波発生部31、第1電磁波検出部32及び第2電磁波検出部33を備える。第2電磁波検出部33は電磁波発生部31側の支持部21により支持されるが、第1電磁波検出部32側の支持部21により支持されることにしても良い。
第1電磁波検出部32は電磁波発生部31から放射された電磁波E1を直接検出する。第2電磁波検出部33は、例えば金属屑Xにより反射した電磁波E2を検出する。すなわち、第3実施形態の電気掃除機1は電磁波検出部が複数箇所に設けられ、複数の電磁波検出部各々が検出する電磁波Eの経路が異なる。
100GHz以上120THz以下の周波数の電磁波は金属を透過せず、金属により反射して散乱する可能性がある。しかしながら、上記構成によれば、散乱した電磁波E2も検出することができる。したがって、金属屑が存在する場合であっても、電気掃除機1は液体の存在を正確に判別することができる。
なお、液体検出部30は第1吸気路12の内部のほか、本体筐体5の底面や本体筐体5の外面に配置しても良い。また、電磁波検出部を3個以上設けても良いし、電磁波発生部を複数設けても良い。これにより、複数の箇所において液体の存在を検知することができ、電気掃除機1の内部または外部における液体の存在の正確さが高まる。
また、第3実施形態に係る電気掃除機1の構成を、第2実施形態として説明したユーザーが引っ張って移動させる電気掃除機101に適用しても良い。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態に係る電気掃除機について、図8を用いてその構成を説明する。図8は電気掃除機の垂直断面側面図である。なお、この実施形態の基本的な構成は先に説明した第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付し、図面の記載及びその説明を省略するものとする。
第4実施形態に係る電気掃除機1では液体検出部30が、図8に示すように本体筐体5の外部の進行方向側、すなわち本体筐体5の前面から前方に向かって突出して設けられる。また、液体検出部30は床面に近接するよう本体筐体5の前面の下部に配置される。
この構成によれば、電気掃除機1は本体筐体5が液体の存在領域に到達する前に液体を検知することができ、本体筐体5が液体に乗り上がることを抑制することが可能である。すなわち、電気掃除機1は駆動輪3や後輪4、回転ブラシ10、サイドブラシ11が液体に接触することを防止できる。したがって、液体が電気掃除機1の本体筐体5に付着して他の場所に拡散することを抑制することが可能である。
なお、図8に示すように本体筐体5の内部にも液体検出部30を設けることができる。これにより、電気掃除機1は液体の存在を一層正確に判別することができる。
また、第4実施形態に係る電気掃除機1の構成を、第2実施形態として説明したユーザーが引っ張って移動させる電気掃除機101に適用しても良い。
<第5実施形態>
次に、本発明の第5実施形態に係る電気掃除機について、図9を用いてその構成を説明する。図9は電気掃除機の垂直断面側面図である。なお、この実施形態の基本的な構成は先に説明した第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付し、図面の記載及びその説明を省略するものとする。
第5実施形態に係る電気掃除機1は、図9に示すように湿度検知部24を備える。湿度検知部24は電気掃除機1の外部の湿度を検知するために、例えば本体筐体5の上部の外面に配置される。湿度検知部24は、例えば高分子感湿材料を用いた静電容量式や電気抵抗式の湿度センサーで構成される。
CPU19は電磁波Eを検出した電磁波検出部32が出力する信号と、湿度を検知した湿度検知部24が出力する信号と、に基づいて液体の存在を判別する。これにより、液体を通過した電磁波Eの検出信号に対して電気掃除機1の周辺の水蒸気による電磁波Eの吸収の影響を反映させることができる。したがって、電気掃除機1は液体の存在を一層正確に判別することが可能になる。
なお、第5実施形態に係る電気掃除機1の構成を、第2実施形態として説明したユーザーが引っ張って移動させる電気掃除機101に適用しても良い。
<第6実施形態>
次に、本発明の第6実施形態に係る電気掃除機について、図10〜図12を用いてその構成を説明する。図10及び図11は電気掃除機の液体検出部の構成図であって、図11は図10の電磁波Eの放射方向に沿って液体検出部を見たものである。図12は電気掃除機の液体検出部の動作を示す説明図である。なお、この実施形態の基本的な構成は先に説明した第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付し、図面の記載及びその説明を省略するものとする。
第6実施形態に係る電気掃除機1は、図10及び図11に示すように電磁波発生部31及び電磁波検出部32の各々の近傍に液体除去部40を備える。液体除去部40は払拭部材41、保持部材42、移動機構43、押し当て部材44及び受水部45を備える。なお、2箇所の液体除去部40は各々同じ構成であるので、ここでは電磁波検出部32に対して備えられた液体除去部40を例に掲げて説明する。
払拭部材41は電磁波検出部32の検出面32aに対応する位置であって、移動機構43の駆動により払拭部材41が移動したときに検出面32aに接触する位置に配置される。払拭部材41は例えばスポンジなどの吸水性が高い弾性体で構成され、検出面32aに付着した液体を払拭して吸い取る。
保持部材42は長手状部材からなり、その一端側で払拭部材41を保持し、他端側で移動機構43に連結する。保持部材42の払拭部材41側の端部にはガイド突起42aが形成される。ガイド突起42aは第1吸気路12の上面12aに形成されるガイド溝12bに係合する。ガイド溝12bは電磁波検出部32の検出面32aと平行をなす方向に延びる。
移動機構43は第1吸気路12内の気流が流通する空間を隔ててガイド溝12bに対向する第1吸気路12の下面12cの下側に配置される。移動機構43は例えば不図示のモータ、リードスクリュ、ガイドシャフト、バネ部材などからなり、図11及び図12に示すように保持部材42をガイド溝12bに沿って検出面32aと平行をなす方向に移動させる。図11は保持部材42の移動の初期段階を示し、図12は保持部材42の移動の最終段階を示す。移動機構43の駆動は制御部18により制御される。なお、保持部材42が移動機構43側から第1吸気路12内の空間に向かって突出する形になるが、その突出箇所である下面12cの部分はシート状のゴム部材などの弾性体でカバーされて移動機構43側への塵埃の流出が抑制される。
押し当て部材44は移動機構43の駆動により払拭部材41が検出面32aに対応する箇所を通過する移動の最終段階に係る箇所に配置される。押し当て部材44は払拭部材41より固い板状部材からなり、図12に示すように払拭部材41の移動の最終段階で払拭部材41が押し当てられる。これにより、払拭部材41が絞られる形になり、検出面32aを払拭して吸い取った液体が滴下する。
受水部45は払拭部材41の下方であって第1吸気路12の下面12cに臨む形で配置され、受水口45a、導水路45b及び受水タンク45cを備える。受水口45aは押し当て部材44に押し当てられた払拭部材41の下方に配置され、絞られた払拭部材41から滴下する液体を受ける。なお、受水口45aには塵埃の侵入を防止するための例えばフィルタ材などが配置される。導水路45bは受水口45から受水タンク45cまで液体を導くよう延びる。受水タンク45cには払拭部材41が検出面32aを払拭して吸い取った液体が貯留される。
受水タンク45cは例えば本体筐体5に対して着脱が可能であり、本体筐体5から取り出して内部に貯まった液体を廃棄することができる。集塵容器6に対して受水タンク45cを個別に設けることで液体と塵埃とが混合されてしまうことを回避することができ、液体と塵埃との混合物の廃棄の際に生じ得る手間を省くこと可能である。一方、受水タンク45cの代わりとして、払拭部材41が検出面32aを払拭して吸い取った液体を集塵容器6に貯留するようにしても良い。この場合、省スペース化を図ることが可能になる。
電磁波発生部31や電磁波検出部32に液体が付着すると、電磁波Eの放射経路上に常時液体が存在することになってしまう虞があり、掃除運転中に実際に第1吸気路12に吸い込んだ液体の存在を検知することができなくなる可能性がある。しかしながら、上記構成によれば、電磁波発生部31や電磁波検出部32に付着した液体を液体除去部40によって除去することができる。したがって、第1吸気路12に吸い込んだ液体の存在をより一層正確に判別することが可能になる。
なお、吸水性が高い弾性体で構成された払拭部材41に代えて、検出面32aに接触する薄板状のゴムを装着したワイパーブレードを用いても良い。このワイパーブレードを検出面32aに接触させて移動させることにより、検出面32aに付着した液体をかき取るように払拭することができる。この場合、押し当て部材44は不要となる。
また、第6実施形態に係る電気掃除機1の構成を、第2実施形態として説明したユーザーが引っ張って移動させる電気掃除機101に適用しても良い。
<第7実施形態>
次に、本発明の第7実施形態に係る電気掃除機について、図13を用いてその構成を説明する。図13は電気掃除機の液体検出部の構成図であって、電磁波Eの放射方向に沿って液体検出部を見たものである。なお、この実施形態の基本的な構成は先に説明した第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付し、図面の記載及びその説明を省略するものとする。
第7実施形態に係る電気掃除機1は、図13示すように電磁波検出部32の近傍に液体除去部50を備える。液体除去部50は排気導管51、吹出ノズル52及び受水部53を備える。なお、ここでは電磁波検出部32に対して液体除去部50を設けることとして説明するが、電磁波発生部31に対して液体除去部50を設けても良い。
排気導管51は排気路16から分岐して電磁波検出部32の上方まで延びる。排気導管51には電動送風機15からの排気の一部が流通する。なお、排気導管51の排気路16との分岐部に、排気導管51へ流通する排気の流量を調整するための弁を設けても良い。弁の開閉は制御部18により制御される。
吹出ノズル52は電磁波検出部32の上方であって、排気導管51の先端に設けられる。吹出ノズル52は電磁波検出部32の検出面32aに向けて電動送風機15からの排気を吹き出すように形成される。吹出ノズル52から電動送風機15からの排気が吹き出されると、検出面32aに付着した液体が滴下する。または、検出面32aに付着した液体が乾燥する。
受水部53は電磁波検出部32の下方、すなわち下面12cに臨む形で配置され、受水口53a及び受水タンク53bを備える。受水口53aは電磁波検出部32の検出面32aの下方に配置され、検出面32aから滴下する液体を受ける。なお、受水口53aには塵埃の侵入を防止するための例えばフィルタ材などが配置される。受水タンク53bは受水口53aの下方に配置され、検出面32aから滴下した液体が貯留される。
このようにして、液体除去部50は電磁波検出部32の検出面32aに対して電動送風機15からの排気を吹き出すことにより検出面32aに付着した液体を除去することができる。さらに、電動送風機15からの排気は高温になっているので、検出面32aに付着した液体を乾燥させることも可能である。したがって、第1吸気路12に吸い込んだ液体の存在をより一層正確に判別することが可能になる。
なお、第7実施形態に係る電気掃除機1の構成を、第2実施形態として説明したユーザーが引っ張って移動させる電気掃除機101に適用しても良い。
<第8実施形態>
次に、本発明の第8実施形態に係る電気掃除機について、図14を用いてその構成を説明する。図14は電気掃除機の垂直断面側面図である。なお、この実施形態の基本的な構成は先に説明した第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付し、図面の記載及びその説明を省略するものとする。
第8実施形態に係る電気掃除機1は、図14に示すように第1吸気路12の液体検出部30に対する空気流通方向下流側に液体除去部60を備える。液体除去部60は第1吸気路12の下面に臨む形で配置され、受水口61、導水路62及び受水タンク63を備える。液体除去部60は電磁波発生部31や電磁波検出部32に付着した液体を含む自機の内部に吸い込んだ液体を受水タンク63に貯留する。
この構成によれば、電気掃除機1は電磁波発生部31または電磁波検出部32に付着した液体や、電磁波検出部32で検出した後の液体を、液体除去部60によって第1吸気路12から除去することができる。したがって、液体の存在をより一層正確に判別することができ、また内部の回路がショートするなどの故障をより一層抑制することが可能である。
なお、第8実施形態に係る電気掃除機1の構成を、第2実施形態として説明したユーザーが引っ張って移動させる電気掃除機101に適用しても良い。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は電気掃除機において利用可能である。
1、101 電気掃除機
5、105a 本体筐体
6、106 集塵容器
12、112 第1吸気路
13、113 フィルタ
14、114 第2吸気路
15、115 電動送風機
16、116 排気路
18、118 制御部
19、119 CPU(演算部)
24 湿度検知部
30 液体検出部
31 電磁波発生部
32、33 電磁波検出部
40、50、60 液体除去部

Claims (5)

  1. 電動送風機の駆動により吸い込んだ気流の塵埃を集塵する電気掃除機であって、
    自機の内部及び外部の少なくともいずれかの空間に向けて100GHz以上120THz以下の周波数の電磁波を放射する電磁波発生部と、
    前記電磁波発生部が放射して前記空間を通過した前記電磁波を検出する電磁波検出部と、
    前記電磁波を検出した前記電磁波検出部が出力する信号に基づいて前記空間の液体の存在を判別する演算部と、
    前記演算部の演算結果に基づいて自機の動作を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記電磁波検出部が複数箇所に設けられ、複数の前記電磁波検出部各々が検出する前記電磁波の経路が異なることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記電磁波発生部及び前記電磁波検出部が自機本体の外部の進行方向側に設けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電気掃除機。
  4. 自機の外部の湿度を検知する湿度検知部を備え、
    前記演算部は前記電磁波を検出した前記電磁波検出部が出力する信号と、前記湿度を検知した前記湿度検知部が出力する信号と、に基づいて液体の存在を判別することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  5. 前記電磁波発生部に付着した液体、前記電磁波検出部に付着した液体及び自機の内部に吸い込んだ液体の少なくともいずれかの液体を除去する液体除去部を備えることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の電気掃除機。
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