JP2015052914A - 電子機器、制御方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】状況に応じて、環境設定や機能制限を適応的に行うことを可能とした電子機器を提供する。【解決手段】実施形態によれば、電子機器は、ポートと、取得手段と、制御手段とを具備する。ポートは、キーボードを搭載する拡張ユニットを接続可能である。取得手段は、前記ポートに接続された拡張ユニットから第1情報を取得する。制御手段は、前記取得手段により取得された第1情報に基づき、当該電子機器の動作を制御する。【選択図】図5

Description

本発明の実施形態は、例えば、タブレットなどと称されるバッテリ駆動可能で携行容易な電子機器に好適な制御技術に関する。
携帯型の電子機器は、今まで、表示部とキーボードとが一体となったノートブックタイプのパーソナルコンピュータが主流であったが、近年、タブレットなどと称される、タッチスクリーンディスプレイを搭載するタイプの(キーボードを有しない)電子機器が急速に普及し始めている。このタイプの電子機器においては、キーボードを搭載する拡張ユニットを接続することによって、ノートブックタイプのパーソナルコンピュータと同様のスタイルで利用することができるものも増えてきている。
また、携帯型の電子機器の普及に伴い、最近では、個人所有の電子機器(企業が社員に貸与する場合を含む)をオフィスに持ち込んで業務に使用するBYOD(Bring your own device)などと称される電子機器の新たな利用形態が広まりつつある。このようなことから、状況(場所)に応じて、様々な環境下で利用され得る電子機器を適応的に制御することが求められている。
特開2004−94736号公報
しかしながら、タブレットなどと称される電子機器に関しては、環境設定や機能制限を個体毎、つまり機器単位で行うことはできるが、1つの機器について、状況に応じて、環境設定や機能制限を適応的に行うことはできないのが現状である。
本発明の一形態は、状況に応じて、環境設定や機能制限を適応的に行うことを可能とした電子機器、制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
実施形態によれば、電子機器は、ポートと、取得手段と、制御手段とを具備する。ポートは、キーボードを搭載する拡張ユニットを接続可能である。取得手段は、前記ポートに接続された拡張ユニットから第1情報を取得する。制御手段は、前記取得手段により取得された第1情報に基づき、当該電子機器の動作を制御する。
図1は、実施形態の電子機器の外観を示す斜視図である。 図2Aは、実施形態の電子機器の第1の利用スタイル(タブレットスタイル)を示す図である。 図2Bは、実施形態の電子機器の第2の利用スタイル(ウルトラブックスタイル)を示す図である。 図3は、実施形態の電子機器が複数の拡張ユニットに接続され得る様子を示す図である。 図4は、実施形態の電子機器のシステム構成を示す図である。 図5は、実施形態の電子機器における状況に応じた環境設定や機能制限に関する動作の基本原理を説明するための図である。 図6は、実施形態の電子機器における状況に応じた環境設定や機能制限に関する動作の流れを示す第1のフローチャートである。 図7は、実施形態の電子機器における状況に応じた環境設定や機能制限に関する動作の流れを示す第2のフローチャートである。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態に係る電子機器の外観を示す斜視図である。この電子機器は、例えば、ペンまたは指によって手書き入力可能な携帯型電子機器である。以下では、この電子機器がタブレットコンピュータ1として実現されている場合を想定する。
このタブレットコンピュータ1は、図1に示すように、タッチスクリーンディスプレイ11を備える。タッチスクリーンディスプレイ11は、タブレットコンピュータ1の上面に重ね合わせるように取り付けられている。タッチスクリーンディスプレイ11には、フラットパネルディスプレイと、フラットパネルディスプレイの画面上のペンまたは指の接触位置を検出するように構成されたセンサとが組み込まれている。フラットパネルディスプレイは、例えば液晶表示装置(LCD)等である。センサは、例えば静電容量方式のタッチパネルや電磁誘導方式のデジタイザ等である。ここでは、デジタイザとタッチパネルの2種類のセンサの双方がタッチスクリーンディスプレイ11に組み込まれている場合を想定する。
また、このタブレットコンピュータ1は、図1に示すように、キーボードを搭載する拡張ユニット2を必要に応じて接続可能に構成されている。以下では、この拡張ユニット2をキーボードドック2と称する。つまり、本タブレットコンピュータ1は、図2Aに示すように、(キーボードドックを接続しない)単体の状態と、図2Bに示すように、キーボードドック2を接続した状態との2通りのスタイルで利用することができる。図2Aに示す状態はタブレットスタイルなどと称され、一方、図2Bに示す状態はウルトラブックスタイルなどと称される。
ユーザは、1つのキーボードドック2を、タブレットコンピュータ1と共に携帯して利用してもよいし、複数のキーボードドック2を、タブレットコンピュータ1を(ウルトラブックスタイルで)利用する場所毎に用意して使い分けてもよい。視点を変えれば、1つのキーボードドック2を、複数のユーザで共用することも可能である。よって、例えば、図3に示すように、企業の社員が、個人所有のタブレットコンピュータ1を、オフィスではオフィスに置かれたキーボードドック2に接続して使用し、また、自宅では自宅に置かれたキーボードドック2に接続して使用する、といったことが行われ得る。個人所有の電子機器をオフィスに持ち込んで業務に使用する利用形態は、BYOD(Bring your own device)などと称されている。
例えば機密情報の漏えい防止等、セキュリティ保護の観点から、社員が個人所有のタブレットコンピュータ1をオフィスおよび自宅の両方で使用する場合、オフィスでの使用と自宅での使用との交替時、当該タブレットコンピュータ1の環境設定や機能制限が適応的に更新されることが好ましい。本タブレットコンピュータ1は、キーボードドック2を着脱自在に構成される点に着目して、状況に応じて、環境設定や機能制限を適応的に行えるようにしたものであり、以下、この点について詳述する。
図4は、本タブレットコンピュータ1のシステム構成を示す図である。
タブレットコンピュータ1は、図4に示されるように、CPU101、システムコントローラ102、メインメモリ103、グラフィクスコントローラ104、RGBコネクタ104A、HDMI(登録商標)(High-definition multimedia interface)出力端子104B、BIOS−ROM105、SSD(Solid state drive)106、USBコネクタ107、LANデバイス108、無線通信デバイス109、EC/KBC(Embedded controller/Keyboard controller)110、ドッキングポート111等を備える。
CPU101は、タブレットコンピュータ1内の各種モジュールの動作を制御するプロセッサである。CPU101は、SSD106からメインメモリ103に各種プログラムをロードして実行する。CPU101により実行されるプログラムには、オペレーティングシステム(OS)200や、このOS200の制御下で動作する後述する環境設定ユーティリティプログラム210等が含まれている。
また、CPU101は、BIOS−ROM105に格納された基本入出力システム(BIOS[以下、BIOS250と表記する])も実行する。BIOS250は、ハードウェア制御のためのプログラムである。
システムコントローラ102は、CPU101のローカルバスと各種コンポーネントとの間を接続するデバイスである。システムコントローラ102には、メインメモリ103をアクセス制御するためのメモリコントローラと、SSD106をアクセス制御するためのシリアルATAコントローラとが内蔵されている。また、システムコントローラ102は、シリアルバスなどを介して、グラフィクスコントローラ104およびEC/KBC110との通信を実行する機能も有している。
グラフィクスコントローラ104は、タブレットコンピュータ1のディスプレイモニタとして使用されるLCD11Aを制御する表示コントローラである。グラフィクスコントローラ104は、各種プログラムが出力する表示データからLCD11Aに供給すべき表示信号(LVDS信号)を生成する。グラフィクスコントローラ104は、表示データからアナログRGB信号およびHDMIビデオ信号を生成することもできる。アナログRGB信号はRGBコネクタ104Aを介して、また、HDMIビデオ信号はHDMI出力端子104Bを介して外部ディスプレイに供給される。HDMI出力端子104Bは、HDMIビデオ信号(非圧縮のデジタルビデオ信号)とデジタルオーディオ信号とを1本のケーブルで送出可能な端子である。グラフィクスコントローラ104は、このアナログRGB信号およびHDMIビデオ信号を、ドッキングポート111を介してキーボードドック2に送出することもできる。ドッキングポート111は、タブレットコンピュータ1とキーボードドック2とを電気的に接続するためのポートである。
LCD11Aは、グラフィクスコントローラ104から供給される表示信号に基づき画面イメージを表示する。LCD11Aの上層には、画面上の指の接触位置を検知するための第1センサとしてタッチパネル11Bが配置されている。さらに、LCD11Aの下層には、画面上のペンの接触位置を検知するための第2センサとしてデジタイザ11Cが配置されている。タッチパネル11Bは、静電容量式のポインティングデバイスであり、指が接触される画面上の接触位置及び接触位置の動き等はタッチパネル11Bによって検出される。一方、デジタイザ11Cは、電磁誘導式のポインティングデバイスであり、ペンが接触される画面上の接触位置及び接触位置の動き等はデジタイザ11Cによって検出される。
USBコネクタ107は、例えばUSBメモリ等のUSBデバイスを接続するためのコネクタである。LANデバイス108は、例えばIEEE 802.3規格に準拠した有線通信を実行するデバイスである。タブレットコンピュータ1のLANへの接続は、ドッキングポート111に接続されるキーボードドック2側に設けられたLANコネクタにLANケーブルを接続することによって行われる。無線通信デバイス109は、例えばIEEE 802.11g規格に準拠した無線通信を実行するデバイスである。
EC/KBC110は、タブレットコンピュータ1の電力管理を実行するための電力管理コントローラであり、ユーザによるパワーボタンの操作に応じてタブレットコンピュータ1を電源オンまたは電源オフする機能を有している。EC/KBC110には、ドッキングポート111に接続されるキーボードドック2に搭載されるキーボードを制御するキーボードコントローラが内蔵されている。キーボードドック2内の例えば不揮発性メモリには、キーボードドック2毎に一意のDock−ID301が格納されている。
次に、図5を参照して、以上のようなシステム構成を有する本タブレットコンピュータ1における状況に応じた環境設定や機能制限に関する動作の基本原理を説明する。
いま、タブレットコンピュータ1が、ドッキングポート111にキーボードドック2が接続された状態で電源オンされたものと想定する。タブレットコンピュータ1は、電源オンされると、BIOS250がPOST(Power on self test)を実行する。BIOS250は、このPOSTによって、タブレットコンピュータ1の各種コンポーネントを診断し、各種コンポーネントについて設定の初期化を行う。このPOST内において、BIOS250は、キーボードドック2が接続されていることを認識し、かつ、キーボードドック2からDock−ID301を取得する(図5のa1)。図5中の(BIOS250内の)Dock−ID取得モジュール251は、キーボードドック2からDock−ID301を取得する当該POST内の1ルーチンである。
BIOS250は、Dock−ID301をキーボードドック2から取得すると、このDock−ID301を、例えばインターネット4を介して接続されるサーバ3に送信する(図5のa2)。当該Dock−ID301のサーバ3への送信は、起動制御モジュール252によって実行される。サーバ3との通信は、LANデバイス108による有線通信にて行ってもよいし、無線通信デバイス109による無線通信にて行ってもよい。起動制御モジュール252は、Dock−ID301をサーバ3に送信すると、タブレットコンピュータ1の起動の許可または禁止を示す起動許可禁止情報がサーバ3から送信されてくるのを待機する。
サーバ3から起動許可禁止情報を受信すると、起動制御モジュール252は、当該起動許可禁止情報がタブレットコンピュータ1の起動の禁止を示していないかを調べ、起動の禁止を示している場合、EC/KBC110に対して、タブレットコンピュータ1の電源オフを指示する。起動の許可を示している場合には、起動制御モジュール252は、何もせずに終了し、その結果、タブレットコンピュータ1は、OS200の起動手続きに移行する。
つまり、第1に、本タブレットコンピュータ1は、接続されたキーボードドック2に応じて、起動の許可または禁止を制御することができる。例えば、社員に貸与したタブレットコンピュータ1のウルトラブックスタイルでの利用を、オフィス内に限定することなどが可能となる。より具体的には、キーボードドック2が必要な処理(例えば、キーボードドック2を介してのみ接続可能な外部デバイスを利用する処理など)をオフィス内でのみ実行できるようにすることなどが可能となる。
ここでは、タブレットコンピュータ1の起動の許可を示す起動許可禁止情報がサーバ3から送信されたものと想定する。この場合、タブレットコンピュータ1は、OS200を起動することになる。OS200が起動されると、本タブレットコンピュータ1では、当該OS200の制御下で、環境設定ユーティリティプログラム210が起動される。
環境設定ユーティリティプログラム210は、起動されると、まず、キーボードドック2のDock−ID301をBIOS250から取得する(図5のa3)。当該Dock−ID301のBIOS250からの取得は、Dock−ID取得モジュール211によって実行される。キーボードドック2が接続されていない場合、環境設定ユーティリティプログラム210は、このDock−ID取得モジュール211によるDock−ID301の取得要求に対するBIOS250からの応答によって、当該キーボードドック2が接続されていない旨を認識する。
環境設定ユーティリティプログラム210は、Dock−ID301をBIOS250から取得すると、このDock−ID301をサーバ3に送信する(図5のa4)。当該Dock−ID301のサーバ3への送信は、ログイン&機能制限制御モジュール212によって実行される。このサーバ3との通信も、LANデバイス108による有線通信にて行ってもよいし、無線通信デバイス109による無線通信にて行ってもよい。ログイン&機能制限制御モジュール212は、Dock−ID301をサーバ3に送信すると、OS200のログイン時に適用するプロファイルと、タブレットコンピュータ1の機能制限に関するポリシー情報とがサーバ3から送信されてくるのを待機する。
サーバ3からプロファイルおよびポリシー情報を受信すると、ログイン&機能制限制御モジュール212は、まず、このプロファイルに基づき、OS200へのログインを実行する。例えば、オフィスのLANに接続されたキーボードドック2にタブレットコンピュータ1を接続するだけで、そのLANに適したネットワーク設定が行われ、ユーザは、当該ネットワーク設定を行うことが不要となる。また、例えば、自宅に置かれたキーボードドック2への接続時と、オフィスに置かれたキーボードドック2への接続時とで、OS200の基本画面であるデスクトップのレイアウトを変えるといったことも可能となる。
また、OS200へのログインを実行する際、サーバ3から受信したプロファイルに基づき、OS200へローカルログインするのか、または、OS200へドメインログインするかが制御されるが、例えば、プロファイルはタブレットコンピュータ1内に存在するものを使用し、OS200へローカルまたはドメインのいずれでログインすべきかを示す情報のみをサーバ3から受信するようにしてもよい。この場合も、例えば、自宅に置かれたキーボードドック2への接続時にはOS200へローカルログインし、オフィスに置かれたキーボードドック2への接続時にはOS200へドメインログインするようにサーバ3上で情報を管理することで、例えば、オフィスのLANに接続されたキーボードドック2にタブレットコンピュータ1を接続した場合のみ、当該LANのドメインコントローラが管理する各種情報の割り当てを受けるべくログインすることが可能となる。
また、ログイン&機能制限制御モジュール212は、ポリシー情報に基づき、タブレットコンピュータ1の機能を制限する。例えば、プリンタ出力の禁止、USBコネクタ107に接続されたUSBメモリへのファイル出力の禁止、といったことが行われる。タブレットコンピュータ1の機能の制限は、例えば、OS200が各種デバイスドライバの設定情報を管理するレジストリファイルを更新することで実施できる。例えば、オフィスに置かれたキーボードドック2への接続時には、タブレットコンピュータ1内の文書ファイルをプリントアウトできるが、自宅に置かれたキーボードドック2への接続時には、この文書ファイルをプリントアウトできないようにするといったことが可能となる。
つまり、第2に、本タブレットコンピュータ1は、接続されたキーボードドック2に応じて、環境設定や機能制限を行うことができる。
なお、ここでは、接続されたキーボードドック2に応じて、(a)起動の許可または禁止を制御する、(b)環境設定や機能制限を行う、の順に2段階の処理を行う例を説明したが、これらのうちの一方のみを行うようにしてもよい。前者の(a)のみを行う場合には、環境設定ユーティリティプログラム210は不要となり、一方、後者の(b)のみを行う場合には、BIOS250は、Dock−ID取得モジュール251によるキーボードドック2のDock−ID301の取得のみを行なえばよい(起動制御モジュール252は不要となる)。
図6は、本タブレットコンピュータ1における状況に応じた環境設定や機能制限に関する動作の流れを示す第1のフローチャートである。
(キーボードドック2が接続された)タブレットコンピュータ1が電源オンされると、BIOS250のDock−ID取得モジュール251は、Dock−ID301をキーボードドック2から取得する(ブロックA1)。BIOS250の起動制御モジュール252は、Dock−ID取得モジュール251によって取得されたDock−ID301をサーバ3に送信する(ブロックA2)。起動制御モジュール252は、Dock−ID301の送信に応答してサーバ3から返信される起動許可禁止情報を受信する(ブロックA3)。
起動制御モジュール252は、起動許可禁止情報がタブレットコンピュータ1の起動の禁止を示す場合(ブロックA4のYes)、EC/KBC110に対して、タブレットコンピュータ1の電源オフを指示する(ブロックA5)。一方、起動の許可を示す場合には(ブロックA4のNo)、起動制御モジュール252は、EC/KBC110に対するタブレットコンピュータ1の電源オフ指示を行わず、OS200を起動させる(ブロックA6)。
図7は、本タブレットコンピュータ1における状況に応じた環境設定や機能制限に関する動作の流れを示す第2のフローチャートである。
OS200が起動すると、このOS200の制御下で、環境設定ユーティリティプログラム210が起動される。起動されると、まず、環境設定ユーティリティプログラム210のDock−ID取得モジュール211が、キーボードドック2のDock−ID301をBIOS250から取得する(ブロックB1)。環境設定ユーティリティプログラム210のログイン&機能制限制御モジュール212は、Dock−ID取得モジュール211によって取得されたDock−ID301をサーバ3に送信する(ブロックB2)。ログイン&機能制限制御モジュール212は、Dock−ID301の送信に応答してサーバ3から返信されるプロファイルとポリシー情報とを受信する(ブロックB3)。
ログイン&機能制限制御モジュール212は、サーバ3から受信したプロファイルに基づき、OS200へのログインを実行し(ブロックB4)、また、サーバ3から受信したポリシー情報に基づき、タブレットコンピュータ1の機能を制限する(ブロックB5)。
以上のように、本タブレットコンピュータ1は、状況に応じて、より具体的には、どのキーボードドック2に接続されたかによって、環境設定や機能制限を適応的に行うことを可能とする。
なお、ここでは、キーボードドック2から取得したDock−ID301をサーバ3に送信して、当該サーバ3から起動許可禁止情報、プロファイル、ポリシー情報を受信する例を説明したが、例えば、ユーザが利用し得るすべてのキーボードドック2の起動許可禁止情報、プロファイル、ポリシー情報を格納するデータベースをタブレットコンピュータ1内に置き、Dock−ID301をキーとして、当該データベースから起動許可禁止情報、プロファイル、ポリシー情報を取得するようにしてもよい。そして、このデータベースを、例えば定期的にサーバ3からダウンロードして更新するようにしてもよい。
また、ここでは、例えば図3に示したように、キーボードドック2がオフィスと自宅とに置かれ、オフィスに置かれたキーボードドック2への接続時と自宅に置かれたキーボードドック2への接続時とで、タブレットコンピュータ1の環境設定や機能制限を異なるものとする例を説明したが、例えば、オフィス内において、各社員のデスク等、パーソナルスペースに置かれたキーボードドック2への接続時と、会議室等、共用スペースに置かれたキーボードドック2への接続時とで、タブレットコンピュータ1の環境設定や機能制限を異なるものとするといったことも可能である。
本実施形態の各種処理はコンピュータプログラムによって実行することができるので、このコンピュータプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこのコンピュータプログラムを通常のコンピュータにインストールして実行するだけで、本実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…タブレットコンピュータ、2…キーボードドック、3…サーバ、4…インターネット、11…タッチスクリーンディスプレイ、11A…LCD、11B…タッチパネル、11C…デジタイザ、101…CPU、102…システムコントローラ、103…メインメモリ、104…グラフィクスコントローラ、104A…RGBコネクタ、104B…HDMI出力端子、105…BIOS−ROM、106…SSD、107…USBコネクタ、108…LANデバイス、109…無線通信デバイス、110…EC/KBC、111…ドッキングポート、200…オペレーティングシステム、210…環境設定ユーティリティプログラム、211…ID取得モジュール、212…機能制限制御モジュール、250…BIOS、251…ID取得モジュール、252…起動制御モジュール、301…Dock−ID。

Claims (17)

  1. キーボードを搭載する拡張ユニットを接続可能なポートと、
    前記ポートに接続された拡張ユニットから第1情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された第1情報に基づき、当該電子機器の動作を制御する制御手段と、
    を具備する電子機器。
  2. 前記制御手段は、前記第1情報に基づき、前記電子機器の起動を許可または禁止する請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記制御手段は、前記第1情報に基づき、前記電子機器の環境設定を実行する請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記制御手段は、前記第1情報に基づき、前記電子機器の機能を制限する請求項1に記載の電子機器。
  5. 前記取得手段は、BIOS(Basic input/output system)内の1モジュールとして設けられ、前記電子機器の電源オン時に実行されるPOST(Power on self test)内において前記第1情報を取得する請求項1に記載の電子機器。
  6. 前記制御手段は、ネットワークを介して接続されるサーバに前記第1情報を送信し、前記電子機器の起動の許可または禁止を示す情報を前記サーバから受信する請求項2に記載の電子機器。
  7. 前記制御手段は、ネットワークを介して接続されるサーバに前記第1情報を送信し、前記電子機器上で動作するオペレーティングシステム用のプロファイルを前記サーバから受信して、当該受信したプロファイルに基づき、前記オペレーティングシステムへのログイン処理を実行する請求項3に記載の電子機器。
  8. 前記制御手段は、前記第1情報に基づき、前記電子機器上で動作するオペレーティングシステムへローカルログインし、または、前記オペレーティングシステムへドメインログインする請求項3に記載の電子機器。
  9. 前記制御手段は、ネットワークを介して接続されるサーバに前記第1情報を送信し、前記電子機器の機能の制限に関するポリシー情報を前記サーバから受信して、当該受信したポリシー情報に基づき、前記電子機器の機能を制限する請求項4に記載の電子機器。
  10. キーボードを搭載する拡張ユニットを接続可能なポートを有する電子機器における制御方法であって、
    前記ポートに接続された拡張ユニットから第1情報を取得することと、
    前記取得された第1情報に基づき、前記電子機器の動作を制御することと、
    を具備する制御方法。
  11. 前記制御することは、前記第1情報に基づき、前記電子機器の起動を許可または禁止することを具備する請求項10に記載の制御方法。
  12. 前記制御することは、前記第1情報に基づき、前記電子機器の環境設定を実行することを具備する請求項10に記載の制御方法。
  13. 前記制御することは、前記第1情報に基づき、前記電子機器の機能を制限することを具備する請求項10に記載の制御方法。
  14. キーボードを搭載する拡張ユニットを接続可能なポートを有するコンピュータを、
    前記ポートに接続された拡張ユニットから第1情報を取得する取得手段、
    前記取得手段により取得された第1情報に基づき、前記電子機器の動作を制御する制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
  15. 前記制御手段は、前記第1情報に基づき、前記電子機器の起動を許可または禁止する請求項14に記載のプログラム。
  16. 前記制御手段は、前記第1情報に基づき、前記電子機器の環境設定を実行する請求項14に記載のプログラム。
  17. 前記制御手段は、前記第1情報に基づき、前記電子機器の機能を制限する請求項14に記載のプログラム。
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