JP2015049879A - 適用認定判別方法および適用認定判別システム - Google Patents
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Abstract
【課題】世帯単位の所得合計に基づき制度の適用認定を判別する上で、適用認定判別者に各個人の所得情報と各個人の世帯情報を開示することなく、適用認定判別を行う。
【解決手段】住民情報を管理する住民管理者、所得情報を管理する所得管理者、世帯情報を管理する世帯管理者、とは別に適用認定を行う適用認定判別者を用意し、住民管理者が住民情報をトークン化し、所得管理者がトークン化された住民情報を元に、所得情報に紐づく住民情報をトークン化し、世帯管理者がトークン化された住民情報を元に、世帯情報に紐づく住民情報をトークン化し、適用認定判別者が住民情報がトークン化された所得情報および世帯情報から世帯単位の所得合計を計算し、適用認定判別を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】住民情報を管理する住民管理者、所得情報を管理する所得管理者、世帯情報を管理する世帯管理者、とは別に適用認定を行う適用認定判別者を用意し、住民管理者が住民情報をトークン化し、所得管理者がトークン化された住民情報を元に、所得情報に紐づく住民情報をトークン化し、世帯管理者がトークン化された住民情報を元に、世帯情報に紐づく住民情報をトークン化し、適用認定判別者が住民情報がトークン化された所得情報および世帯情報から世帯単位の所得合計を計算し、適用認定判別を行う。
【選択図】 図1
Description
本発明は、住民情報を管理する住民管理者と所得情報を管理する所得管理者と世帯情報を管理する世帯管理者があるモデルにおいて、住民情報を匿名化したまま、世帯単位の所得額計算を実施するシステムに関する。
現行の「生活保護制度」において、未受給者の救済や不正受給者の検知を行うことが求められている。未受給者や不正受給者の候補を列挙する為には,全世帯における世帯単位の所得の正確な把握を行い、その所得額により適用認定の判断を行う必要がある。しかし、各個人の所得情報や世帯情報は、個人のプライバシーに関係する情報である為、明らかに未受給とは関係ない高額所得者の情報などを、個人を特定した形で全世帯分を収集して世帯単位の所得把握を行うことはプライバシー上問題がある。また,未受給者やグレーゾーン(適用認定基準の近傍)の人に対しても,これにより受益を得るかもしれないが,個人情報を必要以上に集めることはプライバシー上問題がある。
世帯単位の所得情報を把握するためには、各個人の所得情報および各個人の世帯情報が入力として必要となる。しかし、上記を各々の情報を管理している組織が別々であり、お互いが持つ情報は個人と紐づく形で他の組織に開示することはプライバシー上問題がある。
上記の問題を解決する方式として、準同型暗号を用いて暗号化されたデータを収集し、その暗号データに対して暗号化したまま統計処理を行うことで処理結果の暗号データを生成し、必要な時に処理結果の暗号データを取り出し、復号する方式が提案されている。
一色寿幸、尾花賢、森岡澄夫、佐古和恵、「準同型性を有する暗号方式のFPGA実装について」、2011年 暗号と情報セキュリティシンポジウム(SCIS2011)
しかしながら、前記非特許文献1では、各個人の所得情報を準同型暗号で秘匿したまま、ある世帯の所得の合算計算をするためには、合算対象の当該世帯の構成員(世帯情報)を知る必要があり、当該世帯の構成員の情報を秘匿したままでは実現が困難である。
本発明は、各個人の所得情報および各個人の世帯情報を他の組織に個人と紐づいた形で開示することなく、世帯単位の所得把握を実現することを目的とする。
本発明の代表的な一例は、次の通りである。すなわち、本発明は、世帯ごとの所得の把握を行い、その所得額に応じて適用認定判別を行うシステムにおける適用認定判別方法である。前記システムは、住民情報管理者用サーバ、所得情報管理者用サーバ、世帯情報管理者用サーバおよび適用認定判別者用サーバから構成される。そして、前記住民管理者用サーバにより、世帯情報記憶部から住民情報を取得し、該住民情報をトークン化し、トークン化した住民情報、および前記取得した住民情報の組を前記所得情報管理者用サーバと前記世帯情報管理者用サーバに送信し、前記所得情報管理者用サーバにより、前記住民管理者用サーバから前記トークン化された住民情報、および前記住民情報を受信し、該受信したトークン化された住民情報、および住民情報と、所得情報記憶部に記憶されている住民情報および該住民情報に紐付いた所得情報から、前記トークン化された住民情報、および該当所得情報の組を生成し、これを前記適用認定判別者用サーバに送信し、前記世帯情報管理者用サーバにより、前記住民管理者用サーバから前記トークン化された住民情報、および住民情報の組を受信し、世帯情報記憶部に記憶されている世帯管理番号および該世帯管理番号に紐付いた住民情報のリストから、前記世帯管理番号、およびトークン化された住民情報のリストの組を生成し、これを前記適用認定判別者用サーバに送信し、 前記適用認定判別者用サーバにより、前記所得情報管理用サーバから前記トークン化された住民情報、および該当所得情報の組を受信し、前記世帯情報管理者用サーバから前記世帯管理番号、およびトークン化された住民情報のリストの組を受信し、これら受信情報に基づいて、前記世帯管理番号と前記トークン化された住民情報のリストと合計所得情報の組を生成し、所得計算情報記憶部に格納することを特徴とする。
所得管理者は、世帯情報管理者や住民情報管理者や適用認定判別者に、個別住民に紐づく所得情報を開示する必要が無い。また、世帯管理者は、所得管理者や住民情報管理者や適用認定判別者に、個別住民に紐づく所得情報を開示する必要が無い。これよりにより、住民個別の所得情報や世帯情報に関するプライバシーを保護したまま、世帯単位の所得把握に基づく適用認定を行うことができる。
以下に、本発明の一実施形態について、図1〜図7の図面を用いて説明する。
図1は、本発明の第一の実施の形態である匿名化データ処理システムの概略図である。図示するように、匿名化データ処理は、所得情報の管理組織に設置され、所得管理者が利用する所得管理サーバ120と、住民情報の管理組織に設置され、住民管理者が利用する1つ以上の住民管理サーバ140と、世帯情報の管理組織に設置され、世帯管理者が利用する世帯管理サーバ160と、世帯単位の所得情報を合算して適用認定を判別する組織に設置され、適用認定判別者が利用する適用認定判別サーバ100と、を備え、所得管理サーバ120と住民管理サーバ140と世帯管理サーバ160と適用認定判別サーバ100は、ネットワーク180を介して相互に情報を送受信できるように設計されている。
住民管理サーバ140は、1つ以上の住民管理組織が各々の住民管理サーバを利用することを想定し、住民管理サーバ1(140−1),住民管理サーバ2(140−2)…と1つ以上の住民管理サーバが接続されるものとする。
次に、図1のシステムを構成する各装置の機能概略について説明する。
住民管理サーバ140は、制御部141と、トークン化処理部142と、通信部143と、入出力部144と、住民情報記憶部151を備える。
住民情報記憶部151には、住民情報のリストが記憶されている。
トークン化処理部142は、住民情報記憶部151に保持されている住民情報の各々にトークンを生成、付与する処理に関する機能を有する。
通信部143は、所得管理サーバ120および世帯管理サーバ100および適用認定判別サーバ160との間において、ネットワーク180を介して情報を送受信する処理に関する機能を有する。
入出力部144は、入力を受け付けたり、情報を表示したりする機能を有する。
制御部141は、住民管理サーバ140に備わる各部の全体処理を制御する機能を有する。例えば、住民情報記憶部151からデータを読込み、トークン化処理部142にデータを入力し、トークン化処理部142により住民情報の各々にトークンを生成、付与し、通信部143によりトークンが付与された住民情報をネットワーク180を介して、所得管理サーバ120および世帯管理サーバ160に送信する等の全体処理を制御する。
所得管理サーバ120は、制御部121と、トークン化処理部122と、通信部123と、入出力部124と、所得情報記憶部131を備える。
所得情報記憶部131には、住民情報に紐づいた各々の所得情報に関するデータが記憶されている。
トークン化処理部122は、住民管理サーバ140から送信された住民情報とトークンのセットにより、所得情報記憶部131に保持されている住民情報をトークン化する処理に関する機能を有する。
通信部123は、住民管理サーバ140および世帯管理サーバ100および適用認定判別サーバ160との間において、ネットワーク180を介して情報を送受信する処理に関する機能を有する。
入出力部124は、入力を受け付けたり、情報を表示したりする機能を有する。
制御部121は、所得管理サーバ120に備わる各部の全体処理を制御する機能を有する。例えば、所得情報記憶部131からデータを読込み、トークン化処理部122にデータを入力し、トークン化処理部122によりトークン化処理を行うことでトークン化されたデータを生成し、通信部123によりトークン化されたデータをネットワーク180を介して、適用認定判別サーバ100に送信する等の全体処理を制御する。
世帯管理サーバ160は、制御部161と、トークン化処理部162と、通信部163と、入出力部164と、世帯情報記憶部171を備える。
世帯情報記憶部171には、住民情報を世帯単位に纏めた情報のリストが記憶されている。
トークン化処理部162は、住民管理サーバ140から送信された住民情報とトークンのセットにより、世帯情報記憶部171に保持されている住民情報をトークン化する処理に関する機能を有する。
通信部163は、所得管理サーバ120および住民管理サーバ140および適用認定判別サーバ160との間において、ネットワーク180を介して情報を送受信する処理に関する機能を有する。
入出力部164は、入力を受け付けたり、情報を表示したりする機能を有する。
制御部161は、世帯管理サーバ160に備わる各部の全体処理を制御する機能を有する。例えば、世帯情報記憶部171からデータを読込み、トークン化処理部162にデータを入力し、トークン化処理部162によりトークン化処理を行うことでトークン化されたデータを生成し、通信部163によりトークン化されたデータをネットワーク180を介して、適用認定判別サーバ100に送信する等の全体処理を制御する。
適用認定判別サーバ100は、制御部101と、所得計算処理部102と、通信部103と、入出力部104と、所得計算情報記憶部111を備える。
所得計算情報記憶部111には、所得計算に必要な情報が記憶されている。
所得計算処理部102は、所得計算情報記憶部111に保持されている所得管理サーバ120および世帯管理サーバ160から送信された情報により、世帯単位の所得計算を行い、適用認定の判別を行う処理に関する機能を有する。
通信部103は、所得管理サーバ120および住民管理サーバ140および世帯管理サーバ160との間において、ネットワーク180を介して情報を送受信する処理に関する機能を有する。
入出力部104は、入力を受け付けたり、情報を表示したりする機能を有する。
制御部101は、適用認定判別サーバ100に備わる各部の全体処理を制御する機能を有する。例えば、所得計算情報111からデータを読込み、所得計算処理部102にデータを入力し、所得計算処理部102により所得計算処理および適用認定の判別処理を行うことで適用認定判別結果を生成し、通信部103により生成した適用認定判別結果をネットワーク180を介して、住民管理サーバ140に送信する等の全体処理を制御する。
なお、図1に例示する、住民管理サーバ140、所得管理サーバ120、世帯管理サーバ160、適用認定判別サーバ100の装置は、例えば、図2に示すような、CPU201と、メモリ202と、ハードディスク等の外部記憶装置204と、インターネットやネットワーク160を介して他装置と通信を行なうための通信装置203と、キーボードやマウス等の入力装置205と、表示装置やプリンタ等の出力装置206と、可搬性を有する記憶媒体208から情報を読み取る読取装置207と、これらの各装置間を接続する内部通信線209を備えた、一般的な電子計算機200で実現できる。
例えば、住民管理サーバ140の装置は、住民情報記憶部151は、CPU201がメモリ202または外部記録装置204を利用することにより実現可能であり、制御部141とトークン化処理部142は、外部記録装置204に記録されている所定のプログラムをメモリ202にロードしてCPU201で実行することで実現可能であり、入出力部144は、CPU201が入力装置205と出力装置206を利用することで実現可能であり、通信部143は、CPU201が通信装置203を利用することで実現可能である。
この所定のプログラムは、読み取り装置207を介して記録媒体208から、あるいは、通信装置203を介してネットワーク180から、外部記録装置204に記録(ダウンロード)され、それから、メモリ202上にロードされて、CPU201により実行されるようにしてもよい。また、読み取り装置207を介して、記録媒体208から、あるいは通信装置203を介してネットワーク180から、メモリ202上に直接ロードされ、CPU201により実行されるようにしてもよい。
図3は、住民管理サーバ140の住民情報記憶部151に記憶される情報を例示したものである。
住民情報記憶部151は、住民情報301のリストをあらかじめ記憶しており、トークン化処理部142により住民情報301の各々に付与されたトークン302をセットにして記憶することが出来る。
図4(a)と図4(b)は、所得管理サーバ120の所得情報記憶部131に記憶される情報を例示したものである。
所得情報記憶部131は、図4(a)に例示する住民情報301の各々の所得情報401をセットにしてあらかじめ記憶している。また、トークン化処理部122により、住民管理サーバ140から受信した住民情報301とトークン302のセットの情報と図4(a)の情報から生成した図4(b)に例示するトークン302と所得情報401をセットにして記憶することが出来る。
図5(a)と図5(b)は、世帯管理サーバ160の世帯情報記憶部171に記憶される情報を例示したものである。
世帯情報記憶部171は、図5(a)に例示する世帯管理番号501と、世帯管理番号501で示される世帯に所属する住民情報のリスト502をセットにしてあらかじめ記憶している。また、トークン化処理部162により、住民管理サーバ140から受信した住民情報301とトークン302のセットの情報と図5(a)の情報から生成した図5(b)に例示する世帯管理番号501と、世帯管理番号501で示される世帯に所属する住民情報をトークン化したトークンのリスト503をセットにして記憶することが出来る。
図6は、適用認定判別サーバ100の所得計算記憶部111に記憶される情報を例示したものである。
所得計算記憶部111は、所得計算処理部102により、世帯管理サーバ160から受信した図5(b)に例示される情報と所得管理サーバ120から受信した図4(b)に例示される情報から生成した図6に例示する世帯管理番号501と、世帯管理番号501で示される世帯に所属する住民情報をトークン化したトークンのリスト503と世帯単位で合計した所得合計601をセットにして記憶することが出来る。
図7は、本実施形態において、住民管理サーバ140、所得管理サーバ120、世帯管理サーバ160、適用認定判別サーバ100が協調して世帯単位の所得情報を計算し、適用認定の判別を行うシーケンスを表した図である。
まず、住民管理サーバ140はトークン化処理部142にて、住民情報301にトークンを付与することで図3に例示する住民情報301とトークン302のセット(組)を生成する(S701)。トークンは、各住民情報を識別可能な識別子であり、住民情報の同一性を判断することは出来るが、トークンのみから住民情報を推測することは出来ないものである。なお、住民情報に含まれる住民を一意に特定可能な識別子のハッシュ値をトークンとして使用してもよい。
次に、住民管理サーバ140は通信部143にて、S701で図3に例示する住民情報301とトークン302のセットを所得管理サーバ120および世帯管理サーバ160に送信する(S702)。
次に、所得管理サーバ120はトークン化処理部122にて、S702で受信した住民情報301とトークン302のセットと、所得情報記憶部131に保持される図4(a)に例示する住民情報301と所得情報401のセットから、住民情報をトークン化して、図4(b)に例示するトークン302と所得情報401のセットを生成する(S703)。
次に、所得管理サーバ120は通信部123にて、図4(b)に例示するトークン302と所得情報401のセットを適用認定判別サーバ100に送信する(S704)。
次に、世帯管理サーバ160はトークン化処理部162にて、S702で受信した住民情報301とトークン302のセットと、世帯情報記憶部171に保持される図5(a)に例示する世帯管理番号501と住民情報のリスト502のセットから、住民情報のリスト502をトークン化して、図5(b)に例示する世帯管理番号501とトークンのリスト502のセットを生成する(S705)。
次に、世帯管理サーバ160は通信部163にて、図5(b)に例示する世帯管理番号501とトークンのリスト502のセットを適用認定判別サーバ100に送信する(S706)。
次に、適用認定判別サーバ100の所得計算処理部102は、S704で受信した図4(b)に例示するトークン302と所得情報401のセットと、S706で受信した図5(b)に例示する世帯管理番号501とトークンのリスト502のセットから、世帯管理番号501に紐づくトークンのリスト503の各々の所得情報401を合計し、図6に例示する世帯管理番号501とトークンのリスト503と所得合計601を生成し、所得計算情報記憶部111に保持する(S707)。
次に、適用認定判別サーバ100の所得計算処理部102は、所得計算情報記憶部111に保持される図6に例示する世帯管理番号501とトークンのリスト503と所得合計601を入力に、各々について所得合計601と適用認定を判別する閾値とを比較し、閾値より所得合計が小さい場合に、適用認定があると判別をする(S708)。
次に、適用認定判別サーバ100の通信部103は、S708で適用認定があると判別した世帯管理番号501に紐づくトークンのリスト503に含まれるトークン302を住民管理サーバ140に送信する(S709)。
最後に、住民管理サーバ140のトークン化処理部142は、S709で受信した適用認定があると判別したトークン302と、住民情報記憶部151に保持される住民情報301とトークン302から、適用認定のある住民情報を特定し、処理を終了する。
以上説明した実施例によれば、所得管理者は、世帯情報管理者や住民情報管理者や適用認定判別者に、個別住民に紐づく所得情報を開示する必要が無い。また、世帯管理者は、所得管理者や住民情報管理者や適用認定判別者に、個別住民に紐づく所得情報を開示する必要が無い。これよりにより、住民個別の所得情報や世帯情報に関するプライバシーを保護したまま、世帯単位の所得把握に基づく適用認定を行うことができる。
以上本発明の一実施例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
100・・・適用認定判別サーバ、101・・・制御部、102・・・所得計算処理部、103:通信部、104・・・入出力部、111・・・所得計算情報記憶部、120・・・所得管理サーバ、121・・・制御部、122・・・トークン化処理部、123・・・通信部、124・・・入出力部、131・・・所得情報記憶部、140・・・住民管理サーバ、141・・・制御部、142・・・トークン化処理部、143・・・通信部、144・・・入出力部、151・・・住民情報記憶部、160・・・世帯管理サーバ、161・・・制御部、162・・・トークン化処理部、163・・・通信部、164・・・入出力部、171・・・世帯情報記憶部、180・・・ネットワーク、200・・・電子計算機、201・・・CPU(Central Processing Unit)、202・・・メモリ、203・・・通信装置、204・・・外部記録装置、205・・・入力装置、206・・・出力装置、207・・・読取装置、208・・・可搬性を有する記憶媒体、209:内部通信線。
Claims (4)
- 世帯ごとの所得の把握を行い、その所得額に応じて適用認定判別を行うシステムにおける適用認定判別方法であって、
前記システムは、住民情報管理者用サーバ、所得情報管理者用サーバ、世帯情報管理者用サーバおよび適用認定判別者用サーバから構成され、
前記住民管理者用サーバにより、世帯情報記憶部から住民情報を取得し、該住民情報をトークン化し、トークン化した住民情報、および前記取得した住民情報の組を前記所得情報管理者用サーバと前記世帯情報管理者用サーバに送信し、
前記所得情報管理者用サーバにより、前記住民管理者用サーバから前記トークン化された住民情報、および前記住民情報を受信し、該受信したトークン化された住民情報、および住民情報と、所得情報記憶部に記憶されている住民情報および該住民情報に紐付いた所得情報から、前記トークン化された住民情報、および該当所得情報の組を生成し、これを前記適用認定判別者用サーバに送信し、
前記世帯情報管理者用サーバにより、前記住民管理者用サーバから前記トークン化された住民情報、および住民情報の組を受信し、世帯情報記憶部に記憶されている世帯管理番号および該世帯管理番号に紐付いた住民情報のリストから、前記世帯管理番号、およびトークン化された住民情報のリストの組を生成し、これを前記適用認定判別者用サーバに送信し、
前記適用認定判別者用サーバにより、前記所得情報管理用サーバから前記トークン化された住民情報、および該当所得情報の組を受信し、前記世帯情報管理者用サーバから前記世帯管理番号、およびトークン化された住民情報のリストの組を受信し、これら受信情報に基づいて、前記世帯管理番号と前記トークン化された住民情報のリストと合計所得情報の組を生成し、所得計算情報記憶部に格納する、
ことを特徴とする適用認定判別方法。 - 前記住民管理者用サーバにより前記住民情報をトークン化する際に、前記住民情報に含まれる住民を一意に特定可能な識別子のハッシュ値をトークンとして使用する、
ことを特徴とする請求項1に記載の適用認定判別方法。 - 世帯ごとの所得の把握を行い、その所得額に応じて適用認定判別を行う適用認定判別システムであって、
前記システムは、住民情報管理者用サーバ、所得情報管理者用サーバ、世帯情報管理者用サーバおよび適用認定判別者用サーバから構成され、
前記住民管理者用サーバは、世帯情報記憶部から住民情報を取得し、該住民情報をトークン化し、トークン化した住民情報、および前記取得した住民情報の組を前記所得情報管理者用サーバと前記世帯情報管理者用サーバに送信し、
前記所得情報管理者用サーバは、前記住民管理者用サーバから前記トークン化された住民情報、および前記住民情報を受信し、該受信したトークン化された住民情報、および住民情報と、所得情報記憶部に記憶されている住民情報および該住民情報に紐付いた所得情報から、前記トークン化された住民情報、および該当所得情報の組を生成し、これを前記適用認定判別者用サーバに送信し、
前記世帯情報管理者用サーバは、前記住民管理者用サーバから前記トークン化された住民情報、および住民情報の組を受信し、世帯情報記憶部に記憶されている世帯管理番号および該世帯管理番号に紐付いた住民情報のリストから、前記世帯管理番号、およびトークン化された住民情報のリストの組を生成し、これを前記適用認定判別者用サーバに送信し、
前記適用認定判別者用サーバは、前記所得情報管理用サーバから前記トークン化された住民情報、および該当所得情報の組を受信し、前記世帯情報管理者用サーバから前記世帯管理番号、およびトークン化された住民情報のリストの組を受信し、これら受信情報に基づいて、前記世帯管理番号と前記トークン化された住民情報のリストと合計所得情報の組を生成し、所得計算情報記憶部に格納する、
ことを特徴とする適用認定判別システム。 - 前記住民管理者用サーバは、前記住民情報をトークン化する際に、前記住民情報に含まれる住民を一意に特定可能な識別子のハッシュ値をトークンとして使用する、
ことを特徴とする請求項3に記載の適用認定判別システム。
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JP2016200926A (ja) * | 2015-04-09 | 2016-12-01 | 株式会社日立製作所 | 生活保護認定支援システム |
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