JP2015049598A - 価格設定装置、画像提供システムおよび価格設定プログラム - Google Patents

価格設定装置、画像提供システムおよび価格設定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】適切に画像を提供すること。
【解決手段】価格設定装置1は、表示装置4で表示されている画像に関連する情報を受信する受信部1と、受信部1で受信された情報に基づいて、表示装置4で表示されている画像の次に表示装置4で表示される画像の価格を決める価格決定部1と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、価格設定装置、画像提供システムおよび価格設定プログラムに関する。
外部から取得した画像を、メモリ性を具備する表示装置に表示させるのみで、当該画像のデータをメモリ上に残さない情報端末が知られている。
特開2005−165664号公報
発明者は、上述したような表示装置で表示する画像を有償で提供する仕組みを見出した。
請求項1に記載の価格設定装置は、表示装置で表示されている画像に関連する情報を受信する受信部と、受信部で受信された情報に基づいて、表示装置で表示されている画像の次に表示装置で表示される画像の価格を決める価格決定部と、を備えることを特徴とする。
請求項6に記載の画像提供システムは、請求項5に記載の価格設定装置と、画像データを記憶媒体に保持しない表示装置と、を備えることを特徴とする。
請求項9に記載の価格設定プログラムは、表示装置で表示されている画像に関連する情報を受信する処理と、受信処理で受信された情報に基づいて、表示装置で表示されている画像の次に表示装置で表示される画像の価格を決める価格決定処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、適切に、画像を提供できる。
本発明の第一の実施形態による画像提供装置の全体構成を例示する図である。 サーバおよびパソコンが実行する処理の流れを説明するフローチャートである。 新規購入するユーザーのパソコンの表示画面を例示する図である。 買替えユーザーのパソコンの表示画面を例示する図である。 図3においてボタンが操作された後にパソコンに表示される画面を例示する図である。 図4においてボタンが操作された後にパソコンに表示される画面を例示する図である。 第三の実施形態における買替えユーザーのパソコンの表示画面を例示する図である。 図7においてボタンが操作された後にパソコンに表示される画面を例示する図である。 第三の実施形態においてパソコンが実行する処理の流れを説明するフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
(第一の実施形態)
図1は、本発明の第一の実施形態による画像提供装置の全体構成を例示する図である。画像提供装置の使用場面は、以下の通りである。ユーザーは、いわゆる電子ペーパーと呼ばれる表示端末4に、画像の提供者から購入した画像を表示させて、表示画像を鑑賞する。
表示端末4は、特許文献1に例示されるように、電力を消費しなくても表示状態を保持する表示装置であって、例えばユーザーの自宅またはオフィスの壁等に設置される。画像の提供者から購入した画像を上記表示端末4で表示し続けることにより、その表示画像が、あたかも壁に飾った「絵画」のように鑑賞され得る。
表示端末4による表示開始時点(すなわち画像の購入時点)から、例えば数年が経過後、表示画像を別の画像に変更したいユーザーは、画像の提供者から新たに画像を購入する。そして、ユーザーによって新たに購入された画像を上記表示端末4で表示し続けることにより、その表示画像が、あたかも別の「絵画」に買い替えたかのように鑑賞され得る。
上記表示端末4は、新たに購入された画像を表示すると、それまで表示していた旧画像の表示を行えないように構成されている。具体的には、表示端末4は画像を保存するためのメモリを備えていない。このため、画像の提供者は、旧画像の購入金額の一部をユーザーに返金する。これにより、ユーザーは、返金金額分を差し引いた価格で新たな画像を購入できる。
画像提供装置の全体構成を説明する。図1において、サーバ1およびユーザーのパソコン(パーソナルコンピュータ)2が、ネットワーク3に接続されている。表示端末4へは、パソコン2を経由して画像が配信される。画像の提供者は、あらかじめ販売対象の画像をサーバ1に登録しておく。
サーバ1は、例えばデータセンターなどに配置され、画像の提供者によって登録された複数の画像データを管理する。サーバ1は、機能ごとに分けられた複数のサーバによって構成しても構わない。サーバ1には、登録されている画像のデータと、登録画像ごとの販売価格の情報と、登録画像ごとのIDとが記録される。サーバ1は、パソコン2からの要求に応じて表示端末4に対して画像を配信するとともに、購入したユーザーへ販売金額を課金するための課金処理を行う。課金処理は、例えば、クレジットカードによる決済、所定の口座からの引き落とし、または購入したユーザーに対する払い込み用紙の送付のうちいずれかを選択して行う。本実施形態のサーバ1は、ユーザー情報やユーザーの購入履歴情報の管理(保存)を行わない。このため、サーバ1は、ユーザーが過去に購入して表示端末4に表示させている画像ID、購入日時の情報、表示開始日時の情報を、ユーザーのパソコン2からアクセスがあった際に表示端末4からパソコン2を経由して取得する。
パソコン2は、画像購入のためのアプリケーションプログラム(AP)を実行してサーバ1へアクセスする。ユーザーは、パソコン2を操作しながら購入する画像を選ぶ。ユーザーが購入した画像は、サーバ1からパソコン2を経由して表示端末4へ送られる。パソコン2は、表示端末4へ送信した画像のデータおよびその画像のIDをパソコン2内に保存しないように構成される。このため、パソコン2は、表示端末4が表示している画像IDなどの情報を、サーバ1からの求めに応じて表示端末4から取得し、サーバ1へ送信する。
表示端末4は、メモリ型表示パネルに画像を表示する。表示端末4は、画像表示を維持するための電力を消費しないため、画像の鑑賞を目的として壁等に飾る用途に好適である。表示端末4は、通常、パソコン2と接続しておく必要はなく、メモリ型表示パネルに画像を表示させるときだけ、USBケーブル等でパソコン2と接続される。表示端末4は、ユーザーが購入した画像をパソコン2からケーブルを介して受け取り、メモリ型表示パネルに表示する。
なお、表示端末4は、旧画像に代えて新たに購入された画像を表示させる場合を除き、表示内容の変更が禁止されている。もしくは、表示内容を変更するための操作系がない構成になっていてもよい。表示端末4は、表示している画像のIDと、その画像を購入した日時を示す情報と、その画像を表示開始した日時の情報とを不揮発性メモリに保存しており、必要に応じてこれらの情報を不揮発性メモリから読み出してパソコン2へ送信する。
<フローチャートの説明>
パソコン2およびサーバ1が実行する処理の流れについて、図2に例示するフローチャートを参照して説明する。図2において左側のフローは、サーバ1が実行する処理の流れを説明する図であり、ユーザーのパソコン2からサーバ1へアクセスがあると起動される。また、図2において右側のフローは、パソコン2が実行する処理の流れを説明する図であり、アプリケーションプログラム(AP)によって起動される。
<サーバの処理>
ステップS100において、サーバ1は、パソコン2からのアクセスを受け付けてステップS110へ進む。ステップS110において、サーバ1は、パソコン2からの情報を受信してステップS120へ進む。パソコン2からの情報は、例えばユーザーID、端末ID、および画像ID(ユーザーの表示端末4で表示されている画像を特定するための情報)、購入日時情報、表示開始日時情報を含む。本実施形態ではサーバ1にユーザー情報を保存しないので、ユーザーIDは、パソコン2がサーバ1へアクセスするための形式的なIDでよい。画像IDは、ユーザーの表示端末4で表示されている画像のIDである。なお、初めてアクセスしたユーザーの場合は、画像の販売実績がない(すなわち、ユーザーの表示端末4で表示されている画像が存在しない)ので、画像ID、購入日時情報、表示開始日時情報はブランクとする。
ステップS120において、サーバ1は、買替えユーザーか否かを判定する。サーバ1は、ステップS110で受信した情報に画像IDが含まれていた場合にステップS120を肯定判定してステップS130へ進む。サーバ1は、ステップS110で受信した情報に画像IDが含まれていない場合(すなわちブランク)には、ステップS120を否定判定してステップS170へ進む。
ステップS130へ進む場合は買替えユーザーである。サーバ1は、画像IDに対応する縮小画像と、販売中の画像の縮小画像と、これらの価格情報とをパソコン2へ送信してステップS140へ進む。
ステップS170へ進む場合は買替えでなく新規購入のユーザーである。サーバ1は、販売中の画像の縮小画像と、これらの価格情報とをパソコン2へ送信してステップS140へ進む。
ステップS140において、サーバ1は、パソコン2から購入情報を受信したか否かを判定する。サーバ1は、購入情報を受信した場合にステップS140を肯定判定してステップS150へ進み、購入情報を受信しない場合には、ステップS140を否定判定して購入情報の受信を待つ。購入情報は、例えばユーザーIDと、端末IDと、購入画像を示す情報と、代金支払い方法を示す情報とを含む。
ステップS150において、サーバ1は、課金処理を行ってステップS160へ進む。ステップS160において、サーバ1は、購入された画像のデータおよび当該画像のIDをパソコン2へ送信し、一連の処理を終了する。なお、サーバ1自身が送信してもよいし、不図示の送信サーバに対して送信を許可してもよい。
<パソコンの処理>
パソコン2は、アプリケーションプログラム(AP)によって起動される際に、表示端末4と接続されているものとする。ステップS200において、パソコン2は、サーバ1へアクセスしてステップS210へ進む。ステップS210において、パソコン2は、表示端末4から端末ID、画像ID、購入日時情報、表示開始日時情報を取得してサーバ1へ送信し、ステップS220へ進む。パソコン2は、画像IDが存在しない場合には、その旨をサーバ1へ送信する。
ステップS220において、パソコン2は、サーバ1からデータを受信してステップS230へ進む。ステップS230において、パソコン2は、受信データに基づいて、縮小画像の一覧およびこれらの価格を表示させてステップS240へ進む。
図3は、新規購入するユーザーのパソコン2の表示画面を例示する図である。新規購入するユーザーの場合、表示端末4に表示中の画像が存在しない(すなわち、ユーザーから提供者への売却対象となる画像が存在しない)ので、図3において売却画像の欄31はブランク(空白表示、もしくは黒塗りで売却画像がないことを示す)である。図3には、購入画像として、サーバ1によって販売中である画像の縮小画像の一覧と、それぞれの販売価格が表示される。
図4は、買替えユーザーのパソコン2の表示画面を例示する図である。本実施形態において、買替えユーザーの場合は表示端末4に表示中の画像を売却画像とするので、図4の売却画像の欄31には、売却画像(すなわち、表示端末4に表示されている画像)に対応する縮小画像と、その売却価格が表示される。ここで、売却価格を購入時より安く設定する。例えば、表示端末4に表示中の画像を購入した時点の購入価格が1000円であった場合に、購入時から1年経過後に買替える際には、売却価格を800円に設定する。
ユーザーは、購入した画像を1年間鑑賞することができたので、購入価格と売却価格との差額はその対価に相当する。図4には、購入画像として、サーバ1によって販売中である画像の縮小画像の一覧と、それぞれの販売価格が表示される。なお、画像の購入時点からの経過時間が短いほど購入時より売却価格を高くし、購入時点からの経過時間が長いほど購入時より売却価格を低くしてもよい。また、購入時点と表示端末4における表示開始時点とが必ずしも一致しない場合もあるので、画像の表示開始時点からの経過時間が短いほど購入時より売却価格を高くし、画像の表示開始時点からの経過時間が長いほど購入時より売却価格を低くしてもよい。
パソコン2は、購入画像のうち、ユーザー操作によって選択された画像(例えば図3における画像A、図4における画像B)の周りを太く囲み、どの画像が選択されているかを示す。図2のステップS240において、パソコン2は、購入ボタンが操作されたか否かを判定する。パソコン2は、「購入する」ボタン32(図3)、または「売却を承諾して購入する」ボタン33(図4)が操作された場合にステップS240を肯定判定してステップS250へ進む。パソコン2は、「購入する」ボタン32、または「売却を承諾して購入する」ボタン33(図4)が操作されない場合には、ステップS240を否定判定して操作が行われるのを待つ。
ステップS250において、パソコン2は、購入情報をサーバ1へ送信してステップS260へ進む。上述したように、購入情報にはユーザーIDと、端末IDと、購入画像を示す情報と、代金支払い方法を示す情報とが含まれる。
ステップS260において、パソコン2は、購入した画像のデータおよび当該画像のIDをサーバ1から受信してステップS270へ進む。ステップS270において、パソコン2は、サーバ1から受信した画像のデータおよび当該画像のIDを表示端末4へ送信してステップS280へ進む。
ステップS280において、パソコン2は、上記ステップS260において受信したデータを一時格納したメモリ領域にランダムデータを上書き記録するとともに、当該メモリ領域を開放(他の処理において使用可能)に設定して図2による処理を終了する。ランダムデータを上書きすることで、画像データの内容は同一性が失われ、このメモリ領域を使用可能としておくことで他のデータがさらに上書きされ得るようになる。この結果、サーバ1から受信した画像データは、パソコン2の内部に残らない。
図5は、図3において「購入する」ボタン32が操作された後に、ユーザーのパソコン2に表示される画面を例示する図である。売却画像なしで画像Aを購入した場合には、購入した画像Aの縮小画像と、購入価格が1000円である旨が表示される。
図6は、図4において「売却を承諾して購入する」ボタン33が操作された後に、ユーザーのパソコン2に表示される画面を例示する図である。売却価格が800円の売却画像が存在する状態で画像Bを購入した場合には、購入した画像Bの縮小画像と、その購入価格が2000円である旨と、売却画像に対応する縮小画像と、その売却価格が800円である旨とが表示される。この場合の支払い金額1200円=2000円−800円である。
以上説明した第一の実施形態によれば、以下の作用効果が得られる。
(1)サーバ1は、表示端末4で表示されている画像に関連する情報を受信する受信部と、受信部で受信された情報に基づいて、表示端末4で表示されている画像の次に表示端末4で表示される画像の価格を決める価格決定部と、を備えるようにした。これにより、有償で適切に画像を提供できる。例えば、購入済み画像を表示端末4から消去して、新たに購入した画像を表示端末4で表示する場合に、表示端末4に表示されている購入済み画像に応じて、新たに購入する画像の価格を低くすることにより、「物」に対する売買の仕組み(所有している物を売却して、新たな物を購入する際の購入代金の一部に充てる)をコンテンツ画像の売買に適応できる。
(2)価格決定部(サーバ1)は、表示端末4に表示されている画像が購入されてから経過した時間に応じて価格を変えるようにしたので、購入した画像を鑑賞することができた期間を考慮して、適切な対価を設定できる。
(3)価格決定部(サーバ1)は、表示端末4に表示されている画像が表示されてから経過した時間に応じて価格を変えるようにしたので、表示画像を鑑賞することができた期間を考慮して、適切な対価を設定できる。
(4)表示端末4へ向けて当該表示端末4で次に表示される画像の送信を許可する送信許可部(サーバ1)を備えるようにしたので、表示端末4に対し、適切に画像を提供できる。
本実施形態のサーバ1は、ユーザー情報やユーザーの購入履歴情報の管理(保存)を行わずに、ユーザーが過去に購入して表示端末4に表示させている画像のIDを表示端末4で保存させて、ユーザーのパソコン2からアクセスがあった際にパソコン2経由で取得するようにした。これにより、サーバ1側で、ユーザー、表示端末、画像等のデータ管理を可能な限り減らすことができ、簡易なシステムでデジタルコンテンツを保護しつつ、画像を売買するシステムを提供できる。
(変形例1)
以上の説明では、買替えユーザーが売却する画像(表示端末4に表示中の画像)の売却価格を、当該画像を購入した時点の購入価格と、購入時からの経過時間とに基づいて決める例を説明した。この代わりに、売却時点における当該画像に対する注目度や人気度に基づいて決めるようにしてもよい。具体的には、注目度や人気度が高いほど売却価格を高くする。また、注目度や人気度が低いほど売却価格を低くしてもよい。表示端末4に表示中の画像に対する注目度や人気度に応じて価格を変えることで、画像の需要を考慮して、適切な対価を設定できる。
(変形例2)
過去に購入した画像と、新たに購入する画像との関連性によって、新たに購入する画像の価格を変えてもよい。例えば、購入済みの画像が作家Xによるシリーズ作品の1つであった場合において、新たに購入する画像も同じ作家Xによる同一シリーズに含まれる他の作品である場合には、新たに購入する画像の価格を通常の価格より低く設定する。
変形例2によれば、価格決定部(サーバ1)が、表示端末4に表示されている画像と、表示端末4で次に表示される画像との関連性に応じて価格を変えるので、例えば過去の購入実績を考慮して、適切な対価を設定できる。
(第二の実施形態)
第一の実施形態では、サーバ1が、ユーザー情報や端末情報やユーザーの購入履歴情報の管理(保存)を行わない例を説明したが、第二の実施形態では、サーバ1が、ユーザー情報や端末情報やユーザーの購入履歴情報の管理(保存)を行う。すなわち、サーバ1には、登録されている画像のデータと、登録画像ごとの販売価格の情報と、登録画像ごとのIDに加えて、ユーザーIDと、表示端末4を示す端末IDと、各表示端末4で表示されている画像のIDと、その画像の購入日時を示す情報と、その画像の表示開始日時の情報と、が記録される。このうち、表示端末4で表示されている画像のIDと、その画像の購入日時を示す情報と、その画像の表示開始日時の情報は、ユーザーID及び端末IDに紐付けてサーバ1に記録される。
第二の実施形態のサーバ1は、ユーザー情報や端末情報やユーザーの購入履歴情報の管理(保存)を行うため、図2のステップS160の次に以下の処理を行う。すなわち、サーバ1は、購入された画像のIDと、購入日時情報と、表示開始日時情報とをユーザーID、及び端末IDに関連付けて、購入履歴情報としてサーバ1において保存する。なお、サーバ1が表示端末4の表示開始日時の情報を取得する方法は、表示端末4で表示を開始した際(表示を開始した後、所定時間経過した後でもよい)などに、端末IDと一緒に表示開始日時をサーバ1に送信する。サーバ1は、送信された表示開始日時をサーバ購入履歴情報として端末IDと関連付けて保存する。このように、サーバ1は表示端末4の表示開始日時を取得すればよい。
そして、第二の実施形態のサーバ1は、図2のステップS120において行う買替えユーザーか否かの判定を、端末IDごとの購入履歴情報を参照して行う。サーバ1は、購入履歴情報を参照した結果、当該端末IDの購入履歴があれば買替えユーザーと判定し、当該端末IDの購入履歴がない場合には、新規購入するユーザーと判定する。
また、第二の実施形態のサーバ1は、端末IDごとの購入履歴情報を用いて、以下のように画像の販売価格を決めてもよい。例えば、購入済みの画像と同じ作家Yによって作成された画像を同一端末IDで新たに購入する場合は、新たに購入する画像の価格を通常の価格より低く設定する。
以上説明した第二の実施形態においても、有償で適切に画像を提供できる。例えば、購入済み画像を表示端末4から消去して、新たに購入した画像を表示端末4で表示する場合に、表示端末4に表示されている購入済み画像に応じて、新たに購入する画像の価格を低くすることにより、「物」に対する売買の仕組み(所有している物を売却して、新たな物を購入する際の購入代金の一部に充てる)をコンテンツ画像の売買に適応できる。
(変形例3)
第二の実施形態のサーバ1が管理する端末IDごとの購入履歴情報を用いて、ユーザーが、購入済みの画像の売却と新たな画像の購入とを異なるタイミングで行えるように構成してもよい。例えば、ユーザーが表示端末4に表示中の画像(過去に購入した画像)を先に売却する。この場合、表示端末4に表示する画像が売却により失われるので、表示端末4の表示は、例えば全面黒の画像とする。
サーバ1は、売却された画像のIDと、売却日時情報と、売却価格とをユーザーID、及び端末IDに関連付けて、購入履歴情報に含めてサーバ1において保存する。サーバ1は、後日、このユーザーが当該表示端末4に表示させる新たな画像を購入する際に、購入履歴情報を参照して、新たに購入しようとする画像の価格を通常の価格よりも低く設定する。変形例3によれば、購入済みの画像の売却と新たな画像の購入とが異なるタイミングで行われる場合にも、過去の購入実績を考慮して、適切な対価を設定できる。
(変形例4)
また、第二の実施形態のサーバ1が管理するユーザーごとの購入履歴情報を用いて、ユーザーが複数の表示端末4Aおよび4Bを有する場合における画像の購入価格を決定してもよい。例えば、同一のユーザーが複数の表示端末4Aおよび4Bを所有しており、一方の表示端末4Bで表示するための新たな画像を購入する場面を例に説明する。サーバ1は、表示端末4Bに関する購入履歴だけでなく、他方の表示端末4Aに関する購入履歴を参照して、表示端末4Bのために購入する画像の価格を決定する。
具体的には、表示端末4Aに関して購入済みの画像と同じ作家Yによって作成された画像を表示端末4Bのために購入する場合は、新たに購入する画像の価格を通常の価格より低く設定する。なお、変形例4の場合は、ユーザーが所有する複数の表示端末4Aおよび4Bを、事前に購入履歴情報に含めておくものとする。すなわち、表示端末4Aおよび4Bのそれぞれについて、購入された画像のIDと、購入日時情報と、表示開始日時情報とをユーザーID、及び端末IDに関連付けて、購入履歴情報としてサーバ1において保存する。変形例4によれば、ユーザーが複数の表示端末4Aおよび4Bを所有する場合にも、過去の購入実績を考慮して、適切な対価を設定できる。
(第三の実施形態)
上述した説明では、1つの表示端末4に対し、1枚の画像を表示させる例を説明したが、1つの表示端末4に複数の画像を1画面で表示させるようにしてもよい。第三の実施形態では、表示端末4が、例えば3枚の画像を表示する。もちろん、表示端末4に表示させる画像の枚数は3枚に限らず、2枚もしくは、3枚以上でもよい。ユーザーは、1つの表示端末4に対して3画像まで画像を購入できる。3画像を購入した後に、ユーザーが新たな画像の購入を希望する場合は、購入済みの画像を売却することによって購入が可能となる。
図9に例示するフローチャートは、第三の実施形態においてパソコン2が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。ステップS230とステップS240との間にステップS235〜ステップS237が追加されている点が第一の実施形態の場合(図2)と異なるので、これらの相違点を中心に説明する。
図7は、図9のステップS230の表示によって、買替えユーザーのパソコン2に表示された表示画面を例示する図である。本例では、表示端末4に表示中の画像(画像C、画像D、および画像A)を売却画像とするので、図7における売却画像として、表示端末4に表示されている上記3画像に対応する縮小画像と、それらの売却価格とが表示される。ここで、売却価格を購入時より安く設定する点は、第一の実施形態の場合と同様である。図7における購入画像の欄には、サーバ1によって販売中である画像の縮小画像の一覧と、それぞれの販売価格が表示される。
図9のステップS235において、パソコン2は、ユーザー操作に応じて売却画像を選択する。パソコン2は、売却画像のうち、ユーザー操作によって選択された画像(例えば図7における画像A)の周りを太く囲み、どの画像が選択されているかを示す。
ステップS236において、パソコン2は、購入画像を選択する操作の受けつけ可否を判定する。パソコン2は、表示端末4に表示する画像数が3以下である場合に、ステップS236を肯定判定してステップS237へ進む。パソコン2は、表示端末4に表示する画像数が4以上である場合には、ステップS236を否定判定してステップS235へ戻る。ステップS235へ戻るのは、表示端末4の最大表示枚数(3枚)を超える画像の販売を制限するためである。
ステップS237において、パソコン2は、ユーザー操作に応じて購入画像を選択する。パソコン2は、購入画像のうち、ユーザー操作によって選択された画像(例えば図7における画像B)の周りを太く囲み、どの画像が選択されているかを示す。
パソコン2は、「売却を承諾して購入する」ボタン33が操作された場合に、図9のステップS240を肯定判定してステップS250へ進む。パソコン2は、「売却を承諾して購入する」ボタン33が操作されない場合には、ステップS240を否定判定して操作が行われるのを待つ。以降の処理は、図2の場合と同様である。
図8は、図7において「売却を承諾して購入する」ボタン33が操作された後に、ユーザーのパソコン2に表示される画面を例示する図である。売却価格が400円の売却画像Aが選択された状態で画像Bを購入した場合には、購入した画像Bの縮小画像と、その購入価格が1500円である旨と、売却画像Aに対応する縮小画像と、その売却価格が400円である旨とが表示される。この場合の支払い金額1100円=1500円−400円である。
なお、画像Aを1枚売却して新たに画像Bを1枚購入する例を説明したが、複数の画像を売却して新たに複数の画像を購入するようにしてもよい。このとき、画像を2枚売却して新たに1枚または2枚の画像を購入するようにしてもよいし、画像を3枚売却して新たに1枚、2枚、または3枚の画像を購入するようにしてもよい。売却した画像の数より購入した画像の数が少ない場合は、購入されている画像のみを表示端末4に表示させる。例えば、表示端末4に表示させていた3枚の画像のうち2枚を売却して1枚を購入した場合は、もともと表示していた売却していない1枚の画像と、後から購入した1枚の画像との計2枚の画像を表示させる。
以上説明した第三の実施形態によれば、1つの表示端末4に複数の画像を表示させたい場合にも、適切に画像を提供できる。
なお、上述の実施形態では、ユーザーからの提供者への売却対象となる画像が存在しない場合、パソコン2の表示画面に売却画像をブランク(空白、もしくは黒塗りで売却画像がないことを示す)として表示したが、必ずしもこのような表示に限る必要はない。例えば表示方法として、売却画像を表示する欄そのものをなくし、空いた表示スペース分だけ購入画像の大きさを大きくして表示してもよい。
また、上述の実施形態では、パソコン2を介してサーバ1と表示端末4とで、ユーザーが購入する画像決定等を行ったが、必ずしもパソコン2を介して購入画像の決定を行う必要はない。例えば、サーバ1と表示端末4とが通信接続(有線接続、無線接続いずれでもよい)したことに応じて、予め定められた画像をサーバ1から表示端末4へと送信してもよい。もしくは、サーバ1と表示端末4とが通信接続した後に、表示端末4に備わるボタンを操作したことに応じて予め定められた画像をサーバ1から表示端末4へと送信してもよい。これは、通信接続するに応じて、いきなり予め定められた画像が送信されることを防ぐためである。この場合の画像の購入金額は、上述の通り、購入する前に表示端末に表示されていた画像に基づいて決定する。利用用途としては、例えば、購入する画像が作家Zによるシリーズ作品である場合、作家Zが作成した作品のシリーズを順番に視聴することなどである。この時、表示端末4に新たな画像を表示する場合は、現在表示端末4に表示されている画像から次に作家Zが作製した作品の画像へと表示内容を変更する。なお、作家Zのシリーズの最初の画像を表示端末4に表示させる方法としては、表示端末4の利用者が購入店に向かい、最初の画像を購入店で購入し、表示端末4へ画像をダウンロードするなどの方法がある。
このような構成にすることによって、上述の実施形態で記載さている、購入する画像の料金設定に関する効果を奏するだけでなく、簡単に表示内容の変更を行うことができる効果を奏する。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。各実施形態および変形例は、適宜組合せてもよい。
1…サーバ
2…パソコン
3…ネットワーク
4…表示端末
31…売却画像欄
32、33…ボタン

Claims (9)

  1. 表示装置で表示されている画像に関連する情報を受信する受信部と、
    前記受信部で受信された前記情報に基づいて、前記表示装置で表示されている前記画像の次に前記表示装置で表示される画像の価格を決める価格決定部と、
    を備えることを特徴とする価格設定装置。
  2. 請求項1に記載の価格設定装置において、
    前記価格決定部は、前記表示装置に表示されている前記画像が購入されてから経過した時間に応じて前記価格を変えることを特徴とする価格設定装置。
  3. 請求項1または2に記載の価格設定装置において、
    前記価格決定部は、前記表示装置に表示されている前記画像が表示されてから経過した時間に応じて前記価格を変えることを特徴とする価格設定装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の価格設定装置において、
    前記価格決定部は、前記表示装置に表示されている画像と、前記表示装置で次に表示される画像との関連性に応じて前記価格を変えることを特徴とする価格設定装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の価格設定装置と、
    前記表示装置へ向けて前記表示装置で次に表示される画像の送信を許可する送信許可部とを備えることを特徴とする価格設定装置。
  6. 請求項5に記載の価格設定装置と、
    画像データを記憶媒体に保持しない表示装置と、
    を備えることを特徴とする画像提供システム。
  7. 請求項6に記載の画像提供システムであって、
    前記表示装置は、前記表示装置が表示している画像に関連する前記情報を送信する情報送信部とを備え、
    前記表示装置と前記価格設定装置との間で前記情報のやり取りを介し、前記表示装置で表示されている前記画像の次に前記表示装置で表示される画像を選択可能な中継装置とを備える
    ことを特徴とする画像提供システム。
  8. 請求項7に記載の画像提供システムであって、
    前記中継装置は、次に前記表示装置で表示される画像を選択可能な表示部が設けられる
    ことを特徴とする画像提供システム。
  9. 表示装置で表示されている画像に関連する情報を受信する処理と、
    前記受信処理で受信された前記情報に基づいて、前記表示装置で表示されている前記画像の次に前記表示装置で表示される画像の価格を決める価格決定処理と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする価格設定プログラム。
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