JP2015049420A - 投写型表示システム、投写型表示装置、および、投写型表示装置の制御方法 - Google Patents

投写型表示システム、投写型表示装置、および、投写型表示装置の制御方法 Download PDF

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隆延 豊嶋
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Abstract

【課題】光ファイバーの誤接続を検出することができる。【解決手段】本発明の投写型表示システムは、第1および第2の光を出射する光源装置と、第1および第2の光をそれぞれ伝送する、第1および第2の光ファイバーと、第1および第2の光を光変調素子により変調し、投写する投写型表示装置と、を備え、投写型表示装置は、第1もしくは第2の光ファイバーが接続される第1および第2の接続部と、第1の光を透過し、第2の光を反射するとともに、第1の接続部に接続された第1の光ファイバーからの第1の光、および、第2の接続部に接続された第2の光ファイバーからの第2の光を光変調素子に向けて出射するダイクロイックミラーと、第1の光または第2の光を検出する光センサーと、光センサーによる検出結果に応じて、光ファイバーの接続状態を判定する制御部と、を有し、光センサーは、ダイクロイックミラーの、第1の接続部に接続された第1もしくは第2の光ファイバーから出射された光が入射する側に設けられる。【選択図】図2

Description

本発明は、投写型表示システム、投写型表示装置、および、投写型表示装置の制御方法に関する。
レーザー光により画像を投写する投写型表示装置の中には、外部に設けられた光源装置から、光ファイバーを介してレーザー光が供給されるものが提案されている。
光源装置が外部に設けられた投写型表示装置の中には、光源装置から出力された複数の色のレーザー光が、2本の光ファイバーのいずれかを通り、投写型表示装置に供給されるものがある。そのような投写型表示装置においては、2本の光ファイバーを介して供給されたレーザー光は、光合成光学系により合成され、投写光学系に向けて出射される。
光合成光学系は、入射された複数の色の光を同じ方向に出射するものであり、ほとんどの場合、ダイクロイックミラーが用いられる。具体的には、ダイクロイックミラーは、ダイクロイックミラーにより分離、合成が可能な異なる波長領域の第1および第2の光が、異なる2本の光ファイバーを介して異なる方向から入射されると、第1の光を透過し、第2の光を反射させ、第1および第2の光を投写光学系に向かう方向に出射する。
上述したような2本の光ファイバーを介してレーザー光が供給され、光合成光学系としてダイクロイックミラーが用いられる投写型表示装置において、光ファイバーが誤接続された場合について考える。
光ファイバーが誤接続された場合には、光ファイバーを介して供給されたレーザー光は、光合成光学系により合成された後、投写光学系に向かう方向とは異なる方向に出射されることとなる。レーザー光は、一般に単位面積当たりのエネルギーが高いため、レーザー光が投写光学系に向かう方向とは異なる方向に出射されると、投写型表示装置を損傷してしまうおそれがある。
そのため、光ファイバーの誤接続を防止する方法として、光ファイバーの種類ごとに異なる接続部品を用いる方法が考えられる。しかし、この方法では、例えば、ユーザが、光ファイバーを新たに用意し、その光ファイバーに接続部品を取り付ける場合に、接続部品を誤って取り付けてしまう可能性があり、光ファイバーの誤接続を確実に防止することができない。
そのため、光ファイバーの誤接続を検知する方法が求められている。
ここで、レーザー光源を光源とし、ダイクロイックミラーを用いて入射された複数の色の光を合成する投写型表示装置の中で、光源の状態を検出する例が、特許文献1(特開2011−180477号公報)に開示されている。
特許文献1に開示されている投写型表示装置においては、レーザー光源から出力された非可視光(赤外光)を、可視光(緑色光)に波長変換して出力する光源装置が設けられている。光源装置から出力された可視光は、光変調素子により画像信号に応じて変調され、変調された光が投写される。
特許文献1に開示されている投写型表示装置においては、波長変換されなかった非可視光は、光源装置の出射口に設けられたレンズカバーにより吸収されるため、通常、光源装置から出力されない。しかし、投写型表示装置が落下などして、非可視光が波長変換を行う素子に照射されず、波長変換されなかった非可視光が増加した場合には、非可視光が、レンズカバーにより十分に吸収されずに、光源装置から漏洩して、投写型表示装置内に照射されることがある。非可視光は熱線であるため、非可視光が投写型表示装置内に照射されると、投写型表示装置内の温度が上昇し、レーザー光源の発光効率が低下する。
そこで、特許文献1に開示されている投写型表示装置においては、光源装置から出力された光のうち、可視光を光変調素子に向けて反射し、非可視光を透過させるダイクロイックミラーと、ダイクロイックミラーを透過した非可視光を受光する光検出装置と、がさらに設けられている。光検出装置が、ある閾値以上の出力の非可視光を検出すると、光源装置は、光の出力を停止する。そのため、非可視光の投写型表示装置内への照射が抑止され、投写型表示装置内の温度の上昇が抑制され、レーザー光源の発光効率の低下を防止することができる。
特開2011−180477号公報
上述したように、複数の色の光が、複数の光ファイバーを介して入射される構成の投写型表示装置では、光ファイバーの誤接続を防止することが重要となる。
光ファイバーの種類ごとに異なる接続部品を用いる場合には、接続部品を誤って取り付けてしまう可能性があり、光ファイバーの誤接続を確実に防止することができない。
また、特許文献1に開示される構成は、光源が固定されていることを前提とし、なおかつ、2つの光源のうちの一方の状態のみを監視するものであるため、光ファイバーの誤接続の検出に適用することはできない。
本発明の目的は、光ファイバーの誤接続を検出することができる投写型表示システム、投写型表示装置、および、投写型表示装置の制御方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の投写型表示システムは、
異なる波長領域の第1および第2の光を出射する光源装置と、
前記第1および第2の光をそれぞれ伝送する、第1および第2の光ファイバーと、
前記第1および第2の光ファイバーを介して入射された前記第1および第2の光を光変調素子により変調し、変調した光を投写する投写型表示装置と、を備え、
前記投写型表示装置は、
前記第1の光ファイバーもしくは前記第2の光ファイバーが接続される第1および第2の接続部と、
前記第1の光を透過し、前記第2の光を反射するとともに、前記第1の接続部に接続された前記第1の光ファイバーを介して入射された前記第1の光、および、前記第2の接続部に接続された前記第2の光ファイバーを介して入射された前記第2の光を前記光変調素子に向けて出射するダイクロイックミラーと、
前記第1の光または前記第2の光を検出する光センサーと、
前記光センサーによる検出結果に応じて、前記第1および第2の接続部への前記第1および第2の光ファイバーの接続状態を判定する制御部と、を有し、
前記光センサーは、前記ダイクロイックミラーの、前記第1の接続部に接続された前記第1の光ファイバーもしくは前記第2の光ファイバーから出射された光が入射する側に設けられることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の投写型表示装置は、
第1および第2の光ファイバーのそれぞれを介して光源装置から入射された、異なる波長領域の第1および第2の光を光変調素子により変調し、変調した光を投写する投写型表示装置であって、
前記第1の光ファイバーもしくは前記第2の光ファイバーが接続される第1の接続部および第2の接続部と、
前記第1の光を透過し、前記第2の光を反射するとともに、前記第1の接続部に接続された前記第1の光ファイバーを介して入射された前記第1の光、および、前記第2の接続部に接続された前記第2の光ファイバーを介して入射された前記第2の光を前記光変調素子に向けて出射するダイクロイックミラーと、
前記第1の光または前記第2の光を検出する光センサーと、
前記光センサーによる検出結果に応じて、前記第1および第2の接続部への前記第1および第2の光ファイバーの接続状態を判定する制御部と、有し、
前記光センサーは、前記ダイクロイックミラーの、前記第1の接続部に接続された前記第1の光ファイバーもしくは前記第2の光ファイバーから出射された光が入射する側に設けられる。
上記目的を達成するために、本発明の投写型表示装置の制御方法は、
第1および第2の光ファイバーのそれぞれを介して光源装置から入射された、異なる波長領域の第1および第2の光を光変調素子により変調し、変調した光を投写する投写型表示装置の制御方法であって、
前記第1の光ファイバーもしくは前記第2の光ファイバーが接続される第1の接続部および第2の接続部からの光が入射され、
前記第1の光を透過し、前記第2の光を反射するダイクロイックミラーにより、前記第1の接続部に接続された前記第1の光ファイバーを介して入射された前記第1の光、および、前記第2の接続部に接続された前記第2の光ファイバーを介して入射された前記第2の光を前記光変調素子に向けて出射し、
前記ダイクロイックミラーの、前記第1の接続部に接続された前記第1の光ファイバーもしくは前記第2の光ファイバーから出射された光が入射する側に設けられた光センサーにより、前記第1の光または前記第2の光検出し、
前記光センサーによる検出結果に応じて、前記第1および第2の接続部への前記第1および第2の光ファイバーの接続状態を判定する。
本発明によれば、光ファイバーの誤接続を検出することができる。
本発明の第1の実施形態における投写型表示システムの外観図である。 図1に示す投写型表示システムの構成を示すブロック図である。 図2に示す制御部の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における投写型表示システムの外観図である。 図4に示す投写型表示装置の構成を示すブロック図である。 図5に示す制御部の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る投写型表示装置の構成の他の一例を示すブロック図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態における投写型表示システム100の外観図である。
投写型表示システム100は、光源装置110と、投写型表示装置120と、光ファイバー140A、140Bと、を有している。
投写型表示装置120は、光源装置110から供給されるレーザー光により投写を行うものである。光源装置110から投写型表示装置120には、第1の光ファイバーである光ファイバー140Aを介して第1の光である赤色光のレーザー光が供給され、第2の光ファイバーである光ファイバー140Bを介して第2の光である緑色レーザー光および青色レーザー光が供給される。
次に、投写型表示システム100の構成について説明する。
図2は、図1に示す投写型表示システム100の構成を示すブロック図である。なお、図1と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
まず、光源装置110の構成について説明する。
光源装置110は、レーザー素子111R、111G、111Bを有する。
レーザー素子111Rは、光ファイバー140Aの一端と光学的に接続され、赤色レーザー光を出力する。なお、光ファイバー140Aは、レーザー素子111Rと接続された光の入射面と、光の出射面と、内側において光を反射する側面とを有し、側面は保護膜などで被覆され、さらに保護材などで被覆されている。
レーザー素子111Gは、光ファイバー140Bの一端と光学的に接続され、緑色レーザー光を出力する。また、レーザー素子111Bは、光ファイバー140Bの一端と光学的に接続され、青色レーザー光を出力する。なお、光ファイバー140Bは、レーザー素子111G、111Bと接続された光の入射面と、光の出射面と、内側において光を反射する側面とを有し、側面は保護膜などで被覆され、さらに保護材などで被覆されている。
次に、投写型表示装置120の構成について説明する。なお、図2においては、画像信号に応じて光変調素子を駆動させる信号処理系の構成については記載を省略し、光学系の構成を中心に説明する。
投写型表示装置120は、接続部121A、121B、レンズ122A、122Bと、ダイクロイックミラー123と、拡散板124と、ロッドインテグレータ125と、拡散板126と、レンズ127と、ミラー128と、色分離光学系129と、光変調素子(DMD(Digital Micromirror Device))130R、130G、130Bと、画像光合成光学系131と、光センサー132と、制御部133と、を有する。
接続部121Aは、第1の接続部の一例であり、光ファイバー140Aの出射面である他端と接続されている。
接続部121Bは、第2の接続部の一例であり、光ファイバー140Bの出射面である他端と接続されている。
レンズ122Aは、光ファイバー140Aの出射面から出射された赤色レーザー光を集光して、ダイクロイックミラー123に向けて出射する。
レンズ122Bは、光ファイバー140Bの出射面から出射された緑色レーザー光および青色レーザー光を集光して、ダイクロイックミラー123に向けて出射する。レンズ122Bは、光軸がレンズ122Aの光軸と直交するように、配置されている。
なお、以下では、光ファイバー140Aが接続部121Aに接続され、光ファイバー140Bが接続部121Bに接続されており、赤色レーザー光がレンズ122Aに照射され、緑色レーザー光および青色レーザー光がレンズ122Bに照射される状態を、光ファイバーの接続が正しい状態であるとする。
ここで、光ファイバー140Aと光ファイバー140Bとが互いに取り違えられて接続され、光ファイバー140Aが接続部121Bに接続され、光ファイバー140Bが接続部121Aに接続されており、赤色レーザー光がレンズ122Bに照射され、緑色レーザー光および青色レーザー光がレンズ122Aに照射されることがある。このような状態は、光ファイバーの接続が誤っている状態となる。
ダイクロイックミラー123は、レンズ122Aの光軸とレンズ122Bの光軸との交点を中心に、各光軸から45°だけ回転されて設けられている。ダイクロイックミラー123の一面には、特定の波長領域の光を反射し、特定の波長領域以外の波長領域の光を透過する反射膜が形成されている。なお、このような反射膜は、例えば、誘電体多層膜を用いて形成される。
ダイクロイックミラー123は、上述したような反射膜により、入射光の波長領域に応じて、入射光のうち、特定の波長領域の光を反射し、特定の波長領域以外の波長領域の光を透過することにより、入射光を分離、合成する。
具体的には、光ファイバーの接続が正しい状態であり、ダイクロイックミラー123に、接続部121Aに接続された光ファイバー140Aから、レンズ122Aを介して、赤色レーザー光が入射され、また、接続部121Bに接続された光ファイバー140Bから、レンズ122Bを介して、緑色レーザー光および青色レーザー光が入射された場合には、ダイクロイックミラー123は、赤色レーザー光を拡散板124に向かう方向に透過し、緑色レーザー光および青色レーザー光を45°の反射角で、拡散板124に向かう方向に反射する。ダイクロイックミラー123を透過した赤色レーザー光と、ダイクロイックミラー123で反射した緑色レーザー光および青色レーザー光とは合成され、白色光が拡散板124に入射される。
ここで、光センサー132は、ダイクロイックミラー123の、接続部121Aに接続された光ファイバー140Aもしくは光ファイバー140Bから出射された光が入射する側に設けられている。そのため、光ファイバーの接続が誤っている状態であり、ダイクロイックミラー123に、接続部121Aに接続された光ファイバー140Bから、レンズ122Aを介して、緑色レーザー光および青色レーザー光が入射され、また、接続部121Bに接続された光ファイバー140Aから、レンズ122Bを介して、赤色レーザー光が入射された場合には、ダイクロイックミラー123は、緑色レーザー光および青色レーザー光を45°の反射角で光センサー132に向けて反射し、赤色レーザー光を光センサー132に向けて透過する。ダイクロイックミラー123を透過した赤色レーザー光と、ダイクロイックミラー123で反射した緑色レーザー光および青色レーザー光とは合成され、白色光が光センサー132に入射される。
ダイクロイックミラー123から拡散板124への出射光は、拡散板124により拡散されてロッドインテグレータ125に入射され、均一化された後に、拡散板126によりさらに拡散される。
拡散板126から出射した拡散光は、レンズ127を介してミラー128で折り返され、色分離光学系129に入射する。
色分離光学系129は、複数のプリズムが組み合わされており、入射光を波長に応じて空間分離する。そのため、ダイクロイックミラー123により合成された白色光は、色分離光学系129により赤色光、緑色光、および青色光に分離されて、赤色用の画像光を形成するためのDMD130R、緑色用の画像光を形成するためのDMD130G、青色用の画像光を形成するためのDMD130Bにそれぞれ入射する。DMD130R、DMD130G、DMD130Bの反射光である赤色用の画像光、緑色用の画像光、青色用の画像光は、画像光合成光学系131に入射する。
画像光合成光学系131は、色分離光学系129と同様に複数のプリズムが組み合わされており、入射された各波長の光を合成する。画像光合成光学系131に入射した赤色用の画像光、緑色用の画像光、青色用の画像光は、合成されて1つの投写画像光となり、外部へ投写される。
なお、色分離光学系129と画像光合成光学系131の代わりに、フィリップスプリズムと全反射プリズム(TIRプリズム)に代えてもよい。
光センサー132は、光量を測定し、測定した光量である測定光量を制御部133に通知することにより、ダイクロイックミラー123から入射された白色光の検出結果を制御部133に通知する。
なお、上述したように、光ファイバーの接続が正しい場合には、ダイクロイックミラー123から拡散板124に向けて白色光が出射され、また、光ファイバーの接続が誤っている場合には、ダイクロイックミラー123から光センサー132に向けて白色光が出射される。そのため、光センサー132による測定光量は、光ファイバーの接続が誤っている場合には、光ファイバーの接続が正しい場合と比較して、大きい。
制御部133は、光センサー132による検出結果に応じて、光源装置110と投写型表示装置120との間の光ファイバーの接続状態を判定する。
具体的には、上述したように、光センサー132による測定光量は、光ファイバーの接続が誤っている場合には、光ファイバーの接続が正しい場合と比較して、大きい。そのため、制御部133は、予め所定の閾値を記憶しておき、光センサー132による測定光量と所定の閾値とを比較し、その測定光量が所定の閾値以上の場合には、光ファイバーの接続が誤っている状態であると判定し、その測定光量が所定の閾値よりも小さい場合には、光ファイバーの接続が正しい状態であると判定する。
なお、所定の閾値としては、例えば、光ファイバーの接続が正しい場合の光センサー132による測定光量と、光ファイバーの接続が誤っている場合の光センサー132による測定光量との平均値のように、光ファイバーの接続が正しい場合の光センサー132による測定光量と、光ファイバーの接続が誤っている場合の光センサー132による測定光量とから定められる値が設定される。
また、制御部133は、制御線141を介して光源装置110と接続されており、不図示の入力部を介して、ユーザからの起動を要求する旨を示す起動要求などの入力を受け付けた場合などには、制御線141を介して、光源装置110にレーザー光の出力を開始する旨を示す開始信号や、レーザー光の出力を停止する旨を示す停止信号を出力することにより、光源装置110からのレーザー光の出力を制御する。
次に、図3を参照して、図2に示す制御部133による、光ファイバーの接続状態の判定動作について説明する。
制御部133は、起動要求の入力を受け付けると、光源装置110に、レーザー光の出力を開始させるとともに(ステップS301)、光センサー132に光量の測定を開始させる。
次に、制御部133は、光センサー132から測定光量が通知されると(ステップS302)、その測定光量が所定の閾値以上であるか否か判定する(ステップS303)。
制御部133は、光センサー132から通知された測定光量が所定の閾値以上であると判定した場合には(ステップS303:Yes)、光ファイバーの接続が誤っている状態であると判定するとともに、ユーザに光ファイバーの接続を点検するように警告し(ステップS304)、光源装置110に、レーザー光の出力を停止させる(ステップS306)。なお、ユーザに警告する方法としては、例えば、投写型表示装置120にLED(Light Emitting Diode)ランプを設け、そのLEDランプを点滅させる方法や、投写型表示装置120にスピーカーを設け、そのスピーカーにより警告音を出力する方法などがある。
一方、制御部133は、光センサー132から通知された測定光量が所定の閾値よりも小さいと判定した場合には(ステップS303:No)、光ファイバーの接続が正しい状態であると判定し(ステップS305)、光源装置110に、レーザー光の出力を停止させる(ステップS306)。その後、制御部133は、光源装置110に、レーザー光の出力を開始させ、投写型表示装置120は、通常の起動処理を行う。
なお、本実施形態においては、制御部133は、光ファイバーの接続が正しい状態であると判定した場合にも、光ファイバーの接続が誤っている状態であると判定した場合にも、光源装置110に、レーザー光の出力を停止させたが、これに限られない。制御部422は、光ファイバーの接続が誤っている状態であると判定した場合には、光源装置110にレーザー光の出力を停止させ、光ファイバーの接続が正しい状態であると判定した場合には、光源装置110にレーザー光の出力を停止させることなく、レーザー光の出力を継続させてもよい。
このように、本実施形態において、投写型表示システム100において、光ファイバー140A、140Bの接続が誤っている場合には、ダイクロイックミラー123は、入射された赤色レーザー光を光センサー132に向けて透過し、緑色レーザー光および青色レーザー光を光センサー132に向けて反射し、光センサー132は、ダイクロイックミラー123からの出射光を検出し、制御部133は、光センサー132による検出結果に応じて、光ファイバーの誤接続を検出すると、光源装置110を停止する。
そのため、光ファイバー140A、140Bの接続が誤っている場合に、ダイクロイックミラー123から投写光学系に向かう方向以外に光が出射されないため、投写型表示装置110の損傷を防ぐことができる。
(第2の実施形態)
外部に設けられた光源装置からレーザー光を投写型表示装置に供給する投写型表示装置システムにおいては、投写画像光の光量を増大するために、複数の光源装置が投写型表示装置に接続されることがある。本発明の第2の実施形態においては、複数の光源装置が投写型表示装置に接続される投写型表示装置システムについて説明する。
図4は、本実施形態における投写型表示システム400の外観図である。なお、図1と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
図4に示すように、投写型表示システム400は、投写型表示システム100と比較すると、光源装置410と、光ファイバー440A、440Bとが追加された点と、投写型表示装置120が投写型表示装置420に変更された点とが異なる。なお、光源装置410と投写型表示装置420とは、光ファイバー440A、440Bを介して光学的に接続されている。
光源装置410は、光ファイバー440Aの一端と光学的に接続された、赤色レーザー光を出力するレーザー素子と、光ファイバー440Bの一端と光学的に接続された、緑色レーザー光を出力するレーザー素子および青色レーザー光を出力するレーザー素子と、を有している。各レーザー素子から出力されたレーザー光は、各レーザー素子が接続された光ファイバーを介して、投写型表示装置420に供給される。
次に、投写型表示装置420の構成について説明する。
図5は、図4に示す投写型表示装置420の構成を示すブロック図である。なお、図2と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
図5に示すように、投写型表示装置420は、投写型表示装置120と比較して、接続部421A、421Bが追加されている点と、制御部133が制御部422に変更されている点が異なる。
接続部421Aは、接続部121Aと対応しており、接続部421Aに接続される光ファイバーからの出射光、および、接続部121Aに接続される光ファイバーからの出射光は、不図示の光合成系により合成され、合成された光が、レンズ122Aに入射する。
接続部421Bは、接続部121Bと対応しており、接続部421Bに接続される光ファイバーからの出射光、および、接続部121Bに接続される光ファイバーからの出射光は、不図示の光合成系により合成され、合成された光が、レンズ122Bに入射する。
したがって、光ファイバー140Aが接続部121Aに接続され、光ファイバー440Aが接続部421Aに接続され、光ファイバー140Bが接続部121Bに接続され、光ファイバー440Bが接続部421Bに接続された状態では、光ファイバー140A、440Aから出射された赤色レーザー光が、光合成系により合成され、その合成光がレンズ122Aに入射し、光ファイバー140B、440Bの出射面から出射された緑色レーザー光および青色レーザー光が、光合成系により合成され、その合成光がレンズ122Bに入射するため、光ファイバーの接続が正しい状態となる。なお、このような投写型表示装置420における接続が正しい光ファイバーからの出射光の光路は、投写型表示装置120における接続が正しい光ファイバーからの出射光の光路と同じになる。
また、例えば、光ファイバー440Aが接続部421Bに接続され、光ファイバー440Bが接続部421Aに接続され、光ファイバー440Aの出射面から出射された赤色レーザー光が、光合成系を介して、レンズ122Bに照射され、光ファイバー440Bの出射面から出射された緑色レーザー光および青色レーザー光が、光合成系を介して、レンズ122Aに照射されるような状態は、光ファイバーの接続が誤っている状態となる。なお、このような投写型表示装置420における接続が誤っている光ファイバーからの出射光の光路は、投写型表示装置120における接続が誤っている光ファイバーからの出射光の光路と同じになる。
制御部422は、光センサー132による検出結果に応じて、光源装置110、410と投写型表示装置420との間の光ファイバーの接続状態を判定する。また、制御部422は、不図示の制御線を介して光源装置410と接続されており、その制御線を介して、光源装置410を制御する。制御部422は、光源装置110、410に、個々に、開始信号や停止信号を出力することで、光源装置110、410からのレーザー光の出力を、個々に、制御する。
次に、図6を参照して、制御部422による、光ファイバーの接続状態の判定動作について説明する。
本実施形態においては、投写型表示装置420は、2台の光源装置と接続されており、制御部422には、投写型表示装置420と接続されている光源装置の台数(2台)が設定されているものとする。なお、制御部422において、投写型表示装置420と接続されている光源装置の台数を設定する方法として、例えば、制御部422が、投写型表示装置420と接続されている制御線の本数を検知し、検知した制御線の接続本数を投写型表示装置420に接続されている光源装置の台数として設定する方法がある。
また、本実施形態においては、制御部422は、光源装置110を1番目の光源装置とし、光源装置410を2番目の光源装置として制御する。
まず、制御部422は、ループカウンタiを1に設定する(i=1)(ステップS401)。なお、ループカウンタiは、制御部422による繰り返し処理に用いられるカウンタである。
制御部422は、起動要求の入力を受け付けると、i番目の光源装置(1番目の光源装置110)に、レーザー光の出力を開始させるとともに(ステップS402)、光センサー132に光量の測定を開始させる。
次に、制御部422は、光センサー132から測定光量が通知されると(ステップS403)、光センサー132から通知された測定光量が所定の閾値以上であるか否か判定する(ステップS404)。
制御部422は、光センサー132から通知された測定光量が所定の閾値以上であると判定した場合には(ステップS404:Yes)、投写型表示装置420とi番目の光源装置との間の光ファイバーの接続が誤っている状態であると判定するとともに、その判定結果を記憶し(ステップS405)、i番目の光源装置からのレーザー光の出力を停止させる(ステップS407)。
一方、制御部422は、光センサー132から通知された測定光量が閾値より小さいと判定した場合には(ステップS404:No)、投写型表示装置420とi番目の光源装置との間の光ファイバーの接続が正しい状態であると判定するとともに、その判定結果を記憶し(ステップS406)、i番目の光源装置からのレーザー光の出力を停止させる(ステップS407)。
次に、制御部422は、ループカウンタiと、光源装置の台数pとが一致するか(i=p)否かを判定する(ステップS408)。なお、上述のように、制御部422には、光源装置の台数pとして2が設定されているものとする。
ここで、ループカウンタiは1であり、光源装置の台数pと一致しない。ループカウンタiと、光源装置の台数pとが一致しない場合には(ステップS408:No)、ループカウンタiをインクリメントし(i=i+1)(ステップS409)、ステップS402の処理に戻る。
一方、ループカウンタiと、光源装置の台数pとが一致する場合には(ステップS408:Yes)、制御部422は、光源装置との間の光ファイバーの接続状態の判定処理を終了する。
制御部422は、光ファイバーの接続状態の判定処理の終了後、全ての光源装置との間の光ファイバーの接続が正しい状態であると判定した場合には、光源装置110、410を起動し、投写型表示装置420は、通常の起動処理を行う。一方、制御部422は、光ファイバーの接続が誤っている状態であると判定した光源装置がある場合には、光源装置110、410を起動せず、ユーザに、接続が誤っている状態であると判定した光源装置との光ファイバーの接続について点検するように警告する。
このように、本実施形態においては、投写型表示装置420は、複数の光源装置と光ファイバーを介して接続されている場合、光を出力させる光源装置を順次切り替えながら、光源装置ごとの光ファイバーの接続状態を判定し、光ファイバーの接続に誤りがあった場合には、ユーザに、接続が誤っている状態であると判定した光源装置との光ファイバーの接続について点検するように警告する。
そのため、光ファイバーの接続に誤りがあった場合には、光ファイバーを介した接続が誤っている光源装置を容易に特定することができるので、光ファイバーの接続の点検の手間を削減することができる。
なお、本実施形態においては、制御部422は、光ファイバーの接続が誤っている状態であると判定した光源装置がある場合には、光源装置110、410を起動しなかったが、これに限られない。制御部422は、いずれかの光源装置との光ファイバーの接続が誤っている状態であると判定したとしても、その他の光源装置であって光ファイバーの接続が正しい状態であると判定した光源装置を起動させてもよい。
また、本実施形態においては、投写型表示装置420は、2台の光源装置110、410と接続されたが、これに限られない。投写型表示装置420は、3台以上の光源装置と接続されていてもよい。
また、第1の実施形態における投写型表示装置120および第2の実施形態において、投写型表示装置と光源装置とは、2本の光ファイバーを介して接続されていたが、これに限られない。投写型表示装置と光源装置とは、赤色レーザー光が通る複数の光ファイバーと、緑色レーザー光および青色レーザー光が通る複数の光ファイバーを介して接続されていてもよい。
また、第1の実施形態における投写型表示装置120および第2の実施形態における投写型表示装置420において、図7に示すように、ダイクロイックミラー123と光センサー132との間に、減光板701を設けてもよい。
減光板701は、ダイクロイックミラー123から入射された白色光の光量を減少させて、光センサー132に向けて出射する。
ダイクロイックミラー123は、入射した赤色レーザー光のうち、一部の光を反射し、また、入射した緑色レーザー光および青色レーザー光のうち、一部の光を透過してしまうことがある。また、投写型表示装置内の各光路からの漏れ光などが、光センサー132に照射されることもある。そのため、光ファイバーの接続が正しい場合にも、光センサー132による測定光量が所定の閾値以上となり、光ファイバーの接続が誤っている状態であると間違って判定してしまうことがある。
そこで、減光板701を設けることにより、光ファイバーの接続が正しい場合に、ダイクロイックミラー123により反射された一部の赤色レーザー光や、ダイクロイックミラー123を透過した一部の緑色レーザー光および青色レーザー光、また、投写型表示装置内の各光路からの漏れ光などを減光させることができるので、上述したような間違った判定が起こる可能性を低減することができる。
100、400 投写型表示システム
110、410 光源装置
111R、111G、111B レーザー素子
120、420 投写型表示装置
121A、121B、421A、421B 接続部
122A、122B、127 レンズ
123 ダイクロイックミラー
124、126 拡散板
125 ロッドインテグレータ
128 ミラー
129 色分離光学系
130R、130G、130B 光変調素子
131 画像光合成光学系
132 光センサー
133、422 制御部
140A、140B、440A、440B 光ファイバー
701 減光板

Claims (11)

  1. 異なる波長領域の第1および第2の光を出射する光源装置と、
    前記第1および第2の光をそれぞれ伝送する、第1および第2の光ファイバーと、
    前記第1および第2の光ファイバーを介して入射された前記第1および第2の光を光変調素子により変調し、変調した光を投写する投写型表示装置と、を備え、
    前記投写型表示装置は、
    前記第1の光ファイバーもしくは前記第2の光ファイバーが接続される第1の接続部および第2の接続部と、
    前記第1の光を透過し、前記第2の光を反射するとともに、前記第1の接続部に接続された前記第1の光ファイバーを介して入射された前記第1の光、および、前記第2の接続部に接続された前記第2の光ファイバーを介して入射された前記第2の光を前記光変調素子に向けて出射するダイクロイックミラーと、
    前記第1の光または前記第2の光を検出する光センサーと、
    前記光センサーによる検出結果に応じて、前記第1および第2の接続部への前記第1および第2の光ファイバーの接続状態を判定する制御部と、を有し、
    前記光センサーは、前記ダイクロイックミラーの、前記第1の接続部に接続された前記第1の光ファイバーもしくは前記第2の光ファイバーから出射された光が入射する側に設けられることを特徴とする投写型表示システム。
  2. 異なる波長領域の第1および第2の光を出射する光源装置と、
    前記第1および第2の光をそれぞれ伝送する、第1および第2の光ファイバーと、
    前記第1および第2の光ファイバーを介して入射された前記第1および第2の光を光変調素子により変調し、変調した光を投写する投写型表示装置と、を備え、
    前記投写型表示装置は、
    前記第1の光ファイバーもしくは前記第2の光ファイバーが接続される第1および第2の接続部と、
    前記第1の光を透過し、前記第2の光を反射するとともに、前記第1の接続部に接続された前記第1の光ファイバーを介して入射された前記第1の光、および、前記第2の接続部に接続された前記第2の光ファイバーを介して入射された前記第2の光を前記光変調素子に向けて出射するダイクロイックミラーと、
    前記第1の光または前記第2の光を検出する光センサーと、
    前記光センサーによる検出結果に応じて、前記第1および第2の接続部への前記第1および第2の光ファイバーの接続状態を判定する制御部と、を有し、
    前記光センサーは、
    前記第1の光ファイバーが前記第2の接続部に接続された場合に、前記ダイクロイックミラーを透過した前記第1の光を検出し、
    前記第2の光ファイバーが前記第1の接続部に接続された場合に、前記ダイクロイックミラーにより反射された前記第2の光を検出することを特徴とする投写型表示システム。
  3. 請求項1または2に記載の投写型表示システムにおいて、
    前記光センサーは、光量を測定し、
    前記制御部は、前記光センサーによる測定光量と所定の閾値との比較結果に応じて、前記第1および第2の光ファイバーの接続状態を判定することを特徴とする投写型表示システム。
  4. 請求項3に記載の投写型表示システムにおいて、
    前記制御部は、前記所定の閾値として、前記第1および第2の光が前記ダイクロイックミラーから前記光変調素子に向けて出射される場合の前記光センサーによる測定光量と、前記第1および第2の光が前記ダイクロイックミラーから前記光センサーに向けて出射される場合の前記光センサーによる測定光量と、から定められた値を記憶することを特徴とする投写型表示システム。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の投写型表示システムにおいて、
    前記制御部は、前記第1および第2の光ファイバーの接続が誤っていると判定した場合には、前記光源装置に、前記第1および第2の光の出射を停止させる停止信号を出力し、
    前記光源装置は、前記停止信号を受け付けた場合には、前記第1および第2の光の出射を停止することを特徴とする投写型表示システム。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の投写型表示システムにおいて、
    前記投写型表示装置は、前記光源装置と、それぞれ複数設けられた前記第1および第2の光ファイバーを介して接続されることを特徴とする投写型表示システム。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の投写型表示システムにおいて、
    前記投写型表示装置は、複数の前記光源装置と前記第1および第2の光ファイバーを介して接続され、
    前記光源装置は、前記制御部から出力される、前記第1および第2の光の出射を開始させる開始信号を受け付けた場合に、前記第1および第2の光を出射し、
    前記制御部は、複数の光源装置に対して前記開始信号を順次出力し、前記第1および第2の光を出射した前記光源装置ごとに、前記第1および第2の光ファイバーの接続状態を判定することを特徴とする投写型表示システム。
  8. 請求項7に記載の投写型表示システムにおいて、
    前記制御部は、接続が正しいと判定した前記光源装置のみに、前記第1および第2の光を継続して出射させ、接続が誤っていると判定した前記光源装置には、前記第1および第2の光の出射を停止させる停止信号を出力することを特徴とする投写型表示システム。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の投写型表示システムにおいて、
    前記投写型表示装置は、前記ダイクロイックミラーと前記光センサーとの間に設けられた減光板を有することを特徴とする投写型表示システム。
  10. 第1および第2の光ファイバーのそれぞれを介して光源装置から入射された、異なる波長領域の第1および第2の光を光変調素子により変調し、変調した光を投写する投写型表示装置であって、
    前記第1の光ファイバーもしくは前記第2の光ファイバーが接続される第1の接続部および第2の接続部と、
    前記第1の光を透過し、前記第2の光を反射するとともに、前記第1の接続部に接続された前記第1の光ファイバーを介して入射された前記第1の光、および、前記第2の接続部に接続された前記第2の光ファイバーを介して入射された前記第2の光を前記光変調素子に向けて出射するダイクロイックミラーと、
    前記第1の光または前記第2の光を検出する光センサーと、
    前記光センサーによる検出結果に応じて、前記第1および第2の接続部への前記第1および第2の光ファイバーの接続状態を判定する制御部と、有し、
    前記光センサーは、前記ダイクロイックミラーの、前記第1の接続部に接続された前記第1の光ファイバーもしくは前記第2の光ファイバーから出射された光が入射する側に設けられることを特徴とする投写型表示装置。
  11. 第1および第2の光ファイバーのそれぞれを介して光源装置から入射された、異なる波長領域の第1および第2の光を光変調素子により変調し、変調した光を投写する投写型表示装置の制御方法であって、
    前記第1の光ファイバーもしくは前記第2の光ファイバーが接続される第1の接続部および第2の接続部からの光が入射され、
    前記第1の光を透過し、前記第2の光を反射するダイクロイックミラーにより、前記第1の接続部に接続された前記第1の光ファイバーを介して入射された前記第1の光、および、前記第2の接続部に接続された前記第2の光ファイバーを介して入射された前記第2の光を前記光変調素子に向けて出射し、
    前記ダイクロイックミラーの、前記第1の接続部に接続された前記第1の光ファイバーもしくは前記第2の光ファイバーから出射された光が入射する側に設けられた光センサーにより、前記第1の光または前記第2の光を検出する投写型表示装置の制御方法であって、
    前記光センサーによる検出結果に応じて、前記第1および第2の接続部への前記第1および第2の光ファイバーの接続状態を判定することを特徴とする投写型表示装置の制御方法。
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