JP2015048076A - 自己膨張タイヤ用のコンパクト弁システム - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤ圧力の低下を補償する自己膨張機構をタイヤに組み込む。
【解決手段】タイヤキャビティと1対のサイドウォール32を有するタイヤ12の弁組立体200の弁ハウジングの内部チャンバに、タイヤキャビティと流体連通するダイヤフラムが取り付けられている。弁ハウジングは、タイヤキャビティ及びポンプの出口端部と連通する通路を有する。内部チャンバは、外気と流体連通する入口と、ポンプ通路の入口及び出口と流体連通する出口とを有する。弁組立体は、出口の上に位置して出口を開閉するように動作する入口制御弁をさらに含む。弾性部材が、弁ハウジングの内部チャンバの中に位置し、入口制御弁を開位置に付勢するように位置している。
【選択図】図2

Description

本発明は、概して自己膨張タイヤに関し、より詳細にはこのようなタイヤのポンプ機構に関する。
通常の空気の拡散は時間とともにタイヤ圧力を低下させる。タイヤの通常の状態は膨張した状態である。従って、運転者はタイヤ圧力を維持する処置を繰り返し行わなければならず、さもなければ燃費の低下、タイヤ寿命、あるいは車両のブレーキ性能およびハンドリング性能の低下に直面することになる。タイヤ圧力が極めて低いときに運転者に警告するタイヤ圧力監視システムが提案されている。
しかし、このようなシステムは依然として、タイヤを推奨圧力まで再膨張させるよう警告されたときに運転者が救済策をとることに依存している。従って、時間とともに生じるいかなるタイヤ圧力の低下も運転者の介在の必要なしに補償するために、タイヤを自己膨張させる自己膨張機構をタイヤに組み込むことが望ましい。
本発明は、第1の態様において、ポンプと弁組立体とを有するタイヤを提供する。タイヤは、タイヤキャビティと、それぞれが第1及び第2のタイヤビード領域からタイヤトレッド領域に延びている第1及び第2のサイドウォールと、を有する。弁組立体は弁ハウジングを有し、弁ハウジングは内部チャンバを有し、ダイヤフラムが内部チャンバに取り付けられており、ダイヤフラムはタイヤキャビティと流体連通している。弁ハウジングは通路を有し、通路はタイヤキャビティ及びポンプの出口端部と流体連通している。内部チャンバは、外気と流体連通するチャンバ入口と、ポンプ通路の入口及び出口と流体連通するチャンバ出口とを有する。弁組立体は、チャンバ出口の上に位置してチャンバ出口を開閉するように動作する入口制御弁をさらに含む。弾性部材が、弁ハウジングの内部チャンバの中に位置し、入口制御弁に接続された第1の端部を有している。
本発明は、第2の態様において、双方向に作動するポンプと、弁組立体と、を有するタイヤを提供する。タイヤは、タイヤキャビティと、それぞれが第1及び第2のタイヤビード領域からタイヤトレッド領域に延びている第1及び第2のサイドウォールと、を有する。タイヤはポンプ通路を有し、ポンプ通路は第1の端部と第2の端部を有し、タイヤが回転しているときに、ポンプ通路の、タイヤのフットプリントに近い部分がポンプ通路を開閉できるように作動する。弁組立体は、内部チャンバを有する弁ハウジングを有し、ダイヤフラムが内部チャンバに取り付けられており、ダイヤフラムはタイヤキャビティの圧力に応答する。内部チャンバは、外気と流体連通する入口と、第1のチャンバおよび第2のチャンバと流体連通する出口と、を有する。弁組立体は、内部チャンバの中に位置する入口制御弁をさらに含み、入口制御弁は出口の上に位置し、出口を開閉するように作動する。弾性部材が弁ハウジングの内部チャンバの中に位置しており、弾性部材は入口制御弁を開位置に付勢するように位置している。第1のチャンバは一方向弁を内部に有し、第1のチャンバは、ポンプ通路の第1の端部と流体連通している。第2のチャンバは一方向弁を内部に有し、第2のチャンバは、ポンプ通路の第2の端部と流体連通している。弁ハウジングは第3のチャンバをさらに有し、第3のチャンバは、タイヤキャビティ及びポンプの第1の端部と流体連通している。一方向弁が第3のチャンバの内部に位置し、第3のチャンバはポンプの第1の端部とタイヤキャビティとの間に位置する。
定義
タイヤの「アスペクト比(偏平率)」は、タイヤの断面高さ(SH)の断面幅(SW)に対する比を、百分率表示のために100倍した値を意味する。
「非対称トレッド」は、タイヤの中心面または赤道面EPを中心として対称でないトレッドパターンを有するトレッドを意味する。
「軸線方向の」及び「軸線方向に」は、タイヤの回転軸に平行なラインまたは方向を意味する。
「チェーファー」は、タイヤビードの外側の周りに配置され、コードプライを摩耗及びリムによる切断から保護し、たわみをリムの上方に分散させる、幅の狭い材料ストリップのことである。
「周方向の」は、軸線方向に垂直な、環状のトレッドの表面の周縁に沿って延びるラインまたは方向を意味する。
「赤道中心面(CP)」は、タイヤの回転軸に垂直でトレッドの中心を通る平面を意味する。
「フットプリント」は、速度が零であって通常の荷重及び圧力の下での、平坦な表面を持ったタイヤトレッドの接触部分または接触領域を意味する。
「内側側面」は、タイヤがホイールに搭載され、ホイールが車両に搭載されたときに車両に最も近いタイヤの側面を意味する。
「横方向」は、軸方向を意味する。
「横方向縁部」は、通常の荷重及びタイヤ膨張状態で測定された、軸方向の最も外側にあるトレッドの接触部分すなわちフットプリントに接する、赤道中心面に平行な線を意味する。
「正味接触面積」は、横方向縁部同士の間で地面に接するトレッド要素のトレッド全周にわたる総面積を、横方向縁部同士の間のトレッド全体の総面積で割った値を意味する。
「非方向性トレッド」は、好ましい前進方向をもたないトレッドを意味し、トレッドパターンを好ましい走行方向に合わせるために一つまたは複数の特定のホイール位置で車両に取り付ける必要はない。これに対し、方向性トレッドパターンは好ましい走行方向を持っており、特定のホイール位置に取り付けることが要求される。
「外側側面」は、タイヤがホイールに搭載され、ホイールが車両に搭載されたときに車両から最も遠いタイヤの側面を意味する。
「通路」は、一体形成されたタイヤ内の経路、またはタイヤに挿入された独立したチューブを意味し、ポンプを形成する。
「蠕動」は、空気などの内包物質を流路に沿って前進させる波状収縮による動作を意味する。
「半径方向の」及び「半径方向に」は、半径方向にタイヤの回転軸に向かう、または半径方向にタイヤの回転軸から離れる方向を意味する。
「リブ」は、少なくとも1つの周方向溝と、同様な第2の周方向溝または横方向縁部とによって形成された、トレッド上の周方向に延びるゴムのストリップを意味し、そのストリップは、全深さの溝によって横方向に分割されてはいない。
「サイプ」は、タイヤのトレッド要素中に成形され、トレッド表面を細分し、トラクションを向上させる小さな長溝を意味する。サイプは一般に幅が狭く、タイヤのフットプリントで開いたままである溝とは逆に、タイヤのフットプリントでは閉じている。
「トレッド要素」または「トラクション要素」は、溝に隣接した形状を有することにより定義されるリブまたはブロックの要素を意味する。
「トレッド弧幅」は、トレッドの横方向縁部同士の間で測定したトレッドの弧の長さを意味する。
ポンプと弁組立体を示す、タイヤとホイールの組立体の正面図である。 タイヤが回転しながら作動している時の、図1のタイヤとホイールの組立体を示す図である。 ポンプを含むタイヤのビード領域の拡大断面図である。 タイヤのビード領域で圧縮されているポンプを示す拡大断面図である。 本発明のコンパクト弁システム及びフィルター組立体とともに、ビード領域を示す断面図である。 図5Aのコンパクト弁システムの、図5Aに直交する方向にみた拡大図である。 タイヤの内側からみたコンパクト弁システムの側方斜視図である。 本発明のコンパクト弁システムとポンプの概略図である。 インサートを取り除いて示す、コンパクト弁システムの側方斜視図である。 保持部材及び上板の分解図である。 保持部材の上面図である。 図10Aの方向10B−10Bからみた保持部材の断面図である。 図10Aの方向10C−10Cからみた保持部材の断面図である。 図10Aの方向10D−10Dからみた保持部材の断面図である。 図10Bの方向10E−10Eからみた保持部材の断面図である。 コンパクト弁システム及びフィルター組立体の分解図である。 図13の方向12−12からみた、インサートを除くコンパクト弁システムの側方断面図である。 インサートを除くコンパクト弁システムの上面図である。 図13のインサートを除くコンパクト弁システムの、方向14−14からみた側方断面図である。 図13のインサートを除くコンパクト弁システムの、方向15−15からみた側方断面図である。 入口制御弁の上面図である。 図16の入口制御弁の、方向17−17からみた断面図である。 図16の入口制御弁の、方向18−18からみた断面図である。 図17の入口制御弁の、方向19−19からみた断面図である。 図16の入口制御弁の、方向20−20からみた断面図である。 図17の入口制御弁の、方向21−21からみた断面図である。 フロー制御器の分解図である。 入口制御弁の分解図である。
本発明を、添付の図面を参照しながら一例を挙げて説明する。
図1,3を参照すると、タイヤ組立体10は、タイヤ12と、蠕動ポンプ組立体14と、タイヤホイール16と、を含んでいる。タイヤは外側リムフランジ22に隣接して位置するリム搭載面18を有するリムに、従来通りのやり方で搭載されている。外側リムフランジ22は外側リム面26を有している。環状のリム体28が両側のリムフランジ22を結合し、図示しているようにタイヤ組立体を支持している。タイヤの構成は従来の通りであり、互いに対向するビード領域34からクラウンまたはタイヤトレッド領域38まで延びる一対のサイドウォール32を有している。タイヤとリムは内側のタイヤキャビティ(タイヤ内部空間)40を内包している。
図1に示すように、ポンプ組立体14は、タイヤのサイドウォールの領域、好ましくはビード領域の近くに取り付けられて位置するポンプ通路42を含んでいる。ポンプ通路42はプラスチック、エラストマ、またはゴム合成物などの弾性と可撓性を備えた材料からなる独立したチューブで形成することができ、ポンプ通路42は、チューブが外力を受けて平らな状態に変形しその外力が取り除かれて元の状態に復帰するという変形サイクルの繰り返しに耐えることができる。チューブは、本明細書に述べられる目的のために十分な量の空気を通すように作動するのに十分な大きさであって、後述するようにチューブをタイヤ組立体内の作動可能な場所に設置することが可能な直径を有している。好ましくは、チューブは楕円形の断面形状を有しているが、円形などの他の形状を用いることもできる。
ポンプ通路自体を、加硫中に、タイヤのサイドウォールに一体的に形成することもでき、それによってチューブを挿入する必要性がなくなる。一体的に形成されたポンプ通路は、好ましくは、チェーファーなどグリーンタイヤ(未加硫タイヤ)の選択された要素に、ワイヤまたはシリコーンで作られた除去可能なストリップを組み込むことによって作ることができる。これらのタイヤ要素はタイヤに組み込まれ硬化される。そして、硬化後に、除去可能なストリップが除去され、モールド成形すなわち一体形成されたポンプ空気通路が形成される。
以降の説明において「ポンプ通路」という用語は、取り付けられたチューブと、一体的にモールド成形されたポンプ通路のいずれをも意味する。タイヤ内の空気通路のために選択される位置は、タイヤのサイドウォールに限られず、タイヤの可撓性の高い領域内、すなわちタイヤが荷重を受けつつ回転しながら内部の中空の空気通路を次々とつぶれさせ、それによって空気を空気通路に沿って入口からポンプ出口まで運搬するのに十分な高い可撓性を有する領域内に位置するタイヤ構成要素内であってよい。
ポンプ空気通路42は入口端部42aと出口端部42bを有しており、これらはコンパクト弁システム200によって互いに連結されている。図示されているように、入口端部42aと出口端部42bは約360度離れており、環状のポンプ組立体を形成している。
コンパクト弁システム200
コンパクト弁システム200の第1の実施形態が図5〜19に示されている。図11はコンパクト弁システム200の分解図を示している。コンパクト弁システムは、ポンプ42の入口流と出口流を規制し制御するように機能する入口制御弁400を含んでいる。コンパクト弁システム200は図11の下側から順番に、任意設置のインサート60と、保持部材80と、フロー制御器300と、入口制御弁400と、キャップ500と、ばね600と、リッド700と、を含んでいる。任意設置のフィルター組立体800がコンパクト弁システム200に接続されている。
インサート60
図5Aに示すように、コンパクト弁システムは、タイヤに組み込まれた受容部64に挿入された任意設置のインサート60を含んでいる。受容部64は、タイヤの内側表面に形成された持ち上げられた領域すなわち隆起であり、場合によっては、ねじの切られた内側穴を含んでいてもよい。未硬化のエラストマ、グリーンゴムなどの材料からなる一組の同心層を用いて、隆起をタイヤサイドウォールに組み込むことができる。同心層の代わりに、1部品として成形された形状のゴムまたはエラストマを用いることもできる。あるいは、インサート60を加硫前に受容部内に挿入することができる。外側インサートは、グリーンゴム、エラストマ、ナイロン、超高分子量ポリエチレン、または真鍮等の金属で作ることができる。インサートは、好ましくは、レゾルシノールホルムアルデヒドラテックス(RFL)、または当業者に公知である一般に「ディップ」と呼ばれる適切な接着剤で被覆されている。インサートの外側面を粗くして、選択されたRFLで被覆することもできる。インサートの外側面は、選択されたRFLに加えて、インサートをタイヤサイドウォールのゴム内に保持するために、稜線部、フランジ、延長部、ねじ、またはその他の機械的手段をさらに含んでいてもよい。
図5Bに示すように、任意設置のインサート60はカップ形状に形成され、タイヤキャビティに面する開放端部と、開放端部の反対側の底部壁62と、側壁63とによって形成された内部領域を有している。底部壁は、底部壁から延びている2つの雄型部65,67を有し、これらの雄型部65,67は、インサート60とポンプ42の間で流体連通する(流体が流通できるように連通する)ように、ポンプ通路42a,42bに揃えられ、かつ接続されている。各雄型部は、空気を弁の内部に流通させる貫通孔を有している。底部部分は、ポンプ通路42a,42bに揃えられてポンプ通路42a,42bと流体連通する、互いに反対側の位置にある2つの穴68,69を有している。任意設置のガスケット70がインサート60の底部壁62上に位置している。ガスケットは円形で扁平であり、インサート60の穴68,69に揃えられた穴を有している。また、ガスケットは3つの穴の周りに、突出したリムを有していてもよい。図5Aに示すように、インサート60の底部壁62は、フィルター組立体800の雄型部820を受け入れる第3の穴71を有している。外側インサート60はさらに、側壁63を取り囲むフランジ状のリム部61を有し、リム部61は、互いに反対側に位置する雌型長溝を備えている。互いに反対側に位置する2つのU字型コネクタ710を備えたリッド700が、互いに反対側に位置する雌型長溝内に受け入れられている。
保持部材80
任意設置の外側インサート60は保持部材80を収容している。保持部材80は図8〜9,図10A〜10Eに示されている。保持部材80は概ね円筒形の形状を有しており、外側表面から突き出すアライメントキー82を備えている。アライメントキー82は、外側インサート60の側壁に形成されたアライメント長溝(図示せず)に係合するように配置されている。アライメントキー82によって、弁体の底面85上の長溝83a,84aがインサートの穴68,69に確実に揃えられる。保持部材の底面85はさらに、ろ過された空気をフィルター組立体800から受け入れる穴86を有している。インサート60は、削除可能な任意設置の部品である。保持部材80の外側表面に、受容部64内に受け入れられるねじを設けてもよい。
図9は、上板87が底面81上に位置しており、それにより、アライメントタブ91が保持部材80のアライメントキー82に受け入れられる、保持部材80の分解図を示している。図10Eは、保持部材80の底部の断面図を示す。図10Aに示すように、保持部材の底面81には溝が形成され、この溝は上板と協働して通路83b,86b,84bを形成している。ポンプからの流体は、長溝状の穴83a,84aに入り、それから斜めに延びる通路83b,84bを通って位置83c,84cへ至る。その後、図10Cに示されるように、位置83c,84cからの流れは、上板87のポート89,90を通るように向けられる。図10Bに示されるように、上板87は、長溝83a,84aに揃うように位置し互いに反対側にある長溝92,93を有する。図10Cに示されるように、フィルターからの入口流れは、穴86aを通って保持部材に入り、それから、斜めに延びている流路86bを通って位置86cに至る。その後、図10Dに示されるように、位置86cからの流れは、上板87の穴88を通って送られる。
図11に示されるように、フロー制御器300は保持部材80の内部に位置する。図22に示されるように、フロー制御器本体302は、保持部材のアライメントキー82を受け入れるように位置するアライメントタブ304を有する。フロー制御器300は、方向制御弁306,308と、逆止弁すなわちチェック弁310,312とを有する。
入口制御弁
図11に示すように、入口制御弁400は保持部材80の内側に、フロー制御器300に隣接して位置している。入口制御弁400は、ポンプシステムに流入する流れを規制する。図17に示すように、入口制御弁は、円形の形状のダイヤフラム404を収容するハウジング402を有している。ハウジング402は、底面に、第1の方向に揃った2つの穴、すなわち第1及び第2の通路426,428を有している。第1及び第2の通路426,428は、細長い長溝429によって互いに接続されている。細長い長溝429は、図19に示されるように、ハウジング402の底部に形成されている。図12に示されるように、第1及び第2の通路426,428の各々は、それぞれ、フロー制御器300のチャンバ307,309に揃えられている。図20に示されるように、入口制御ハウジング402は、底面に、第1の方向と直交する第2の方向に揃った2つの穴、すなわち第3の通路430及び第4の通路432も有する。図19に示されるように、第3の通路430及び第4の通路432は、入口ハウジング402に形成されたC字状の長溝450によって流体連通する。曲がった長溝450は、通路430からの流れを流路460へ向け、それから出口流路を通過させる。
図17に示されるように、ハウジング402の内部には中央チャンバ403を有する。底板418は、中央チャンバ403の底部に位置する。底板418は、細長い長溝429と流体連通する中央穴420を有する。図20に示されるように、底板418は、通路430,432から入口制御弁ハウジングへの流れを阻止する。図18に示されるように、底板418は、通路415から穴419を介して入口制御弁内へ向かう流れを許容する。濾過された入口空気は、保持部材の入口穴86a,86b,86cを通り、フロー制御器のチャンバ315を通り、それから入口制御ハウジング402の穴415を通り、それから底板418の穴419を通って、制御弁の入口チャンバ内に送られる。
図17に示されるように、入口制御弁410が、底板418に隣接して配置されている。図23に最もよく示されるように、入口制御弁410は、弁底部414、任意選択のスペーサ416、及び弁頂部412から形成されている。弁頂部412は、円形のダイヤフラム404に隣接して位置する第1の側面411を有する円形の平坦な領域と、中央カラー413が延びている第2の側面と、を有する。任意選択のスペーサ416は、カラー413のまわりに受け入れられ得る。カラー413の内部に受け入れられるプラグ417が、弁底部414から延びている。弁底部414は、底板418の弁座穴420の上に据え付けられ、流れが弁座穴420に入るのを阻止するように配置されている。
第1の弾性部材471は、スペーサ416と弁頂部412との間に位置する内側穴472を有する。第1の弾性部材471は、環状部材476から放射方向に延びる複数のスポーク471を有する。スポークの外側端部478は、2つの環状のスペーサ480,482の間に受け入れられている。任意選択の第2の弾性部材484は、環状のスペーサ480と底板418との間に受け入れられる半径方向外側端部を有していてよい。任意選択の第2の弾性部材484の内側部分は、弁底部とスペーサ416との間に受け入れられる。第1及び第2の弾性部材471,484は、ばねとして機能する金属、ゴム、エラストマのような弾性材料から形成されている。
この構成の利点は、外気が内部弁チャンバに入り、それから弁座穴を通ってポンプに吸い込まれるということにある。したがって、吸引力は、ダイヤフラム全体に対して相対的に小さい穴420に作用する。そのため、弾性部材471,484が強い吸引力に打ち勝つ必要はない。
入口制御弁は、ダイヤフラム404上に位置する穴408を有する任意選択のカバー406をさらに含む。ダイヤフラム404は、弁体411に隣接して位置する。図11に示されるように、内側キャップ500は入口制御弁の上に位置する。図15に示されるように、内側キャップは、タイヤキャビティの内部およびダイヤフラムと流体連通する内部穴502を有する。このキャップは、通路470と流体連通する第2の穴504を有する。リッド700は、内側キャップ500の上に受け入れられる。ばね600が、リッド700と内側キャップ500との間に位置する。内側キャップ500は、外側キャップの中央穴702に受け入れられる中央支持柱510を有する。外側キャップは、穴502,504に揃えられた穴704,706を有する。リッド700は、互いに対向する2つのU字形状のコネクタ710を有し、これらのコネクタは外側インサート60の対向する雌型長溝内に受け入れられている。
図7に、フロー制御器と、そのフロー制御器300のポンプ42及び入口制御弁400との関係と、を含むタイヤ組立体10の概略図を示す。入口制御弁400は、ろ過された外部空気がシステムに入ることを許容するかどうかを制御する。空気が必要な場合、入口制御弁400が開き、空気が入口制御弁400の内部チャンバ403に入ることを許容する。空気は、穴420を通って長溝429内に入り、方向制御弁308を通って、それからポンプ内に吸い込まれる。流れは、フロー制御器300及び方向制御弁308の1つを通って導かれる。流れは、ポンプ入口42aに入り、タイヤを介してポンプ出口42bへ送り出される。逆止弁すなわちチェック弁306は、送り出された流れが入口制御弁に入るのを阻止する。送り出された空気は、逆止弁310を通って、それからタイヤキャビティ内に入る。タイヤが反対方向に回転する場合には、空気は、方向弁306を通って入り、ポンプ42b内に導かれて、それから逆止弁312内に入って、タイヤキャビティ内に入る。
フィルター組立体
フィルター組立体800はタイヤの外側に取り付けられている。図示されているフィルター組立体は、円形の断面形状を有し、図示されているようにビードの近傍の下部サイドウォール領域に取り付けられた硬いプラスチックの外表面を有している。フィルター組立体800は、空気のろ過に適した多孔質媒体804で満たされた内側領域802を有している。フィルター組立体800は、周囲の空気を受け入れる入口810を有している。空気は入口810を通って内側部分802に入り、そこで空気は多孔質媒体804によってろ過される。空気は内側部分の出口812を出て、雄型フィッティング816を通って延びる通路814に入る。雄型フィッティング816は、保持部材の穴86及びインサートの揃えられた穴86aに接続されるように揃えられている。
システムの動作
コンパクト弁システム200は、ポンプシステムに入る空気の流れを制御する。図6,14に示すように、タイヤキャビティの圧力は、穴704,502,408を介してダイヤフラム404に伝えられる。図12に示すように、タイヤキャビティの圧力はダイヤフラム404に作用し、ダイヤフラム404が弁底部を中央穴420に接するように着座させ、それによって空気がコンパクト弁システム内に流入できないようにする。第1及び第2の弾性部材471,484はタイヤキャビティの圧力を打ち消すように作動し、弁底部を開位置に付勢するばねとして作動する。弾性部材は、設定されたトリガー圧力を有するように構成されており、タイヤキャビティの圧力がトリガー圧力より低下したときに、一方または両方の弾性部材が、弁底部を中央穴420から離れるように付勢し、開位置にする。図14に示すように、ろ過された外気が穴86aを介してコンパクト弁システム200に流入する。
空気が穴86aを介してコンパクト弁システム200に流入した後、ろ過された空気は、図10E,10Dに示すように、斜めに延びる流路86bを通って保持部材80の位置86cに向けられる。図15に示すように、保持部材の位置86cからの流れは次に穴88に向けられ、さらにフロー制御器300のチャンバ315内に向けられる。図15,18に示すように、空気は入口制御弁の穴415を通り、入口制御弁の内部チャンバ403内に入る。それから、弁が開いている場合には、空気は内部チャンバ403から底板穴420内に進む。次に、この流れは、細長い長溝429を通り、方向制御弁306を通ってチャンバ307内に入り、ポンプへ送られる。この流れは、保持部材の穴83aを出て、ポンプ端部42aに入る。タイヤが第1の方向に回転しているとき、この空気はポンプ通路42を通して送られる。
図2から明らかなとおり、空気ポンプ42は、入口と出口が共通の位置にある360度のポンプとして示されている。タイヤが方向109に回転すると、地面に接するフットプリント100が形成される。圧縮力104がフットプリント100からタイヤ内に向けられ、符号106で示されるように、ポンプ42のセグメント110を平らにするように作用する。ポンプ42のセグメント110が平らになることで、空気の、平らになったセグメント110とコンパクト弁システム200との間に位置する部分が、コンパクト弁システム200の方に移動させられる。タイヤが地面98に沿って方向108に回転し続けると、ポンプのチューブ42はタイヤの回転108と反対の方向に、セグメント110,110’,110”が次々に、順次平らにされ、または押し潰されるようになる。ポンプのチューブ42をセグメント毎に順次平らにすることで、平らになったセグメント同士の間に位置する空気柱がポンプ出口42bに向けて送り出される。
出口42bから送り出された空気は長溝84aを介してコンパクト弁システム200に流入する。逆止弁308は、流れがチャンバ309内に流入することを阻止する。図10Eに示すように、送り出された空気は、長溝84aから流路84bを通ってポート84cに流れる。図10Cに示すように、位置84cから送り出された空気の流れは、次に上板87のポート90を通るように向けられる。図14に示すように、送り出された空気は、逆止弁312を通ってチャンバ313に流入し、さらに入口制御弁のハウジング402の第4の通路432を介して入口制御弁を出て、入口制御弁の出口470に接続された流路460を通り、さらに互いに揃えられた内側キャップの穴504とリッドの穴706を通ってタイヤキャビティに流入する。ポンプと入口制御弁組立体200からの空気は、タイヤ圧力がトリガー圧力を超えるまで、タイヤに送り込まれる。タイヤ圧力がトリガー圧力を超えると、弁底部が中央穴420の上に着座し、空気がポンプシステムに流入するのを阻止する。
タイヤの回転方向が逆である場合には、ポンプと入口制御弁システムは、以下の相違点を除いては、上述した通り作動する。ろ過された空気が、システムに入って入口制御弁チャンバ403に流入する。タイヤキャビティが空気を必要とする場合、弁底部が穴420から離れる。ポンプは、細長い長溝429から空気を吸引し、それから逆止弁308を通してチャンバ309内に入れ、それから穴84aを通して流出させてポンプ42b内に入れる。送り出された空気は、穴83aを通ってコンパクト弁システム200に流入する。逆止弁306は、流れがチャンバ307に流入するのを阻止する。図10Eに示すように、保持部材は、送り出された空気を、流路83bを通って穴83c内に導く。図14に示すように、位置83cから送り出された空気は、保持部材のポート89を通り、方向弁310を通ってチャンバ311に流入し、入口制御弁のハウジング402の通路430に流入する。図19に示すように、通路430からの流れは、入口制御弁のハウジングに形成された曲線状の長溝450を介して流路460に向けられる。流れは、揃えられた穴470,504,706を介してキャビティ内へ流出する。
上述したように、ポンプ組立体は、タイヤのサイドウォール内の、チェーファー120内のリムフランジ表面26の半径方向外側に設けることができる。この位置では、空気チューブ42はタイヤのフットプリント100よりも半径方向内側にあり、上述したようにタイヤのフットプリントから向けられた力によって平らになるように位置する。フットプリント100と対向するセグメントは、チューブのセグメントをリムフランジ表面26に押し付ける、フットプリント100からの圧縮力106によって平らになる。チューブ42の位置は、ビード領域34におけるタイヤのチェーファー120と、リム表面26と、の間にあることが明確に示されているが、これに限定されず、チューブ42は、圧縮を受ける任意の領域に設けることができ、例えばサイドウォールまたはトレッドの任意の場所に設けてもよい。
以上の説明から理解されるように、本発明は、システム欠陥検出器として作用する従来同様の構成の2次的なタイヤ圧力監視システム(TPMS)(図示せず)とともに用いることができる。TPMSは、タイヤ組立体の自己膨張システムにおけるあらゆる欠陥を検出し、利用者にその状態を警告するために用いることができる。
ここに記載された観点から、本発明の様々な変形例が可能である。本発明を説明する目的でいくつかの代表的な実施形態と詳細を示したが、当業者には明らかであるように、本発明の範囲から逸脱しない限りで、本発明において様々な変更及び修正を行うことができる。従って、理解される通り、添付する特許請求の範囲に定義された本発明の意図された全範囲内で、特定の実施形態に対する変更を行うことが可能である。
10 タイヤ組立体
12 タイヤ
14 ポンプ組立体
16 タイヤホイール
28 環状のリム体
32 サイドウォール
34 ビード領域
38 トレッド領域
40 タイヤキャビティ
42 ポンプ通路
42a 入口端部
42b 出口端部
60 インサート
80 保持部材
100 フットプリント
200 コンパクト弁システム
300 フロー制御器
306,308 方向制御弁
310,312 逆止弁
400 入口制御弁
402 弁ハウジング
404 ダイヤフラム
414 弁底部
471,484 弾性部材
800 フィルター組立体

Claims (20)

  1. ポンプと弁組立体とを有するタイヤであって、
    a.前記タイヤは、タイヤキャビティと、それぞれが第1及び第2のタイヤビード領域からタイヤトレッド領域に延びている第1及び第2のサイドウォールと、を有し、
    b.前記弁組立体は弁ハウジングを有し、前記弁ハウジングは内部チャンバを有し、ダイヤフラムが前記内部チャンバに取り付けられており、前記ダイヤフラムは前記タイヤキャビティと流体連通し、
    c.前記弁ハウジングは通路を有し、前記通路は前記タイヤキャビティ及び前記ポンプの出口端部と流体連通しており、
    d.前記内部チャンバは、外気と流体連通する入口と、ポンプ通路の入口及び出口と流体連通する出口とを有し、
    e.前記弁組立体は、前記出口の上に位置して前記出口を開閉するように動作する入口制御弁をさらに含み、
    f.弾性部材が、前記弁ハウジングの前記内部チャンバの中に位置し、前記入口制御弁を開位置に付勢するように位置している
    ことを特徴とするタイヤ。
  2. 前記弾性部材は、前記入口制御弁に接続された第1の端部を有することを特徴とする、請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記入口制御弁は、前記ダイヤフラムに接続された第1の端部を有することを特徴とする、請求項1に記載のタイヤ。
  4. 前記弾性部材は、内側のハブと、前記ハブから半径方向に延びた複数のスポークと、を有することを特徴とする、請求項1に記載のタイヤ。
  5. 内側のハブが前記入口制御弁に接続されていることを特徴とする、請求項2に記載のタイヤ。
  6. 内側のハブが前記入口制御弁の底部に接続されていることを特徴とする、請求項2に記載のタイヤ。
  7. 一方向弁が、前記内部チャンバの前記出口と前記ポンプ通路の入口端部との間に位置していることを特徴とする、請求項1に記載のタイヤ。
  8. 一方向弁が、前記ポンプの出口端部と前記弁ハウジングの前記通路との間に位置していることを特徴とする、請求項1に記載のタイヤ。
  9. フィルター組立体が外気と流体連通していることを特徴とする、請求項1に記載のタイヤ。
  10. 前記入口制御弁は第2の弾性部材をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のタイヤ。
  11. 前記弾性部材が金属からなることを特徴とする、請求項1に記載のタイヤ。
  12. 双方向に作動するポンプと、弁組立体と、を有するタイヤであって、
    a.前記タイヤは、タイヤキャビティと、それぞれが第1及び第2のタイヤビード領域からタイヤトレッド領域に延びている第1及び第2のサイドウォールと、を有し、
    b.前記タイヤはポンプ通路を有し、前記ポンプ通路は第1の端部と第2の端部を有し、前記タイヤが第1の方向または前記第1の方向と逆の第2の方向に回転しているときに、前記ポンプ通路の、タイヤのフットプリントに近い部分が前記ポンプ通路を実質的に開閉できるように、前記ポンプ通路が作動し、
    c.前記弁組立体は弁ハウジングを有し、内部チャンバを形成する前記弁ハウジングにダイヤフラムが取り付けられており、前記ダイヤフラムは前記タイヤキャビティの圧力に応答し、
    d.前記内部チャンバは、外気と流体連通する入口と、第1のチャンバおよび第2のチャンバと流体連通する出口と、を有し、
    e.前記弁組立体は、前記内部チャンバの中に位置する入口制御弁をさらに含み、前記入口制御弁は前記出口の上に位置し、前記出口を開閉するように作動し、
    f.弾性部材が前記弁ハウジングの前記内部チャンバの中に位置しており、前記入口制御弁に接続され、前記弾性部材は前記入口制御弁を開位置に付勢し、
    g.前記第1のチャンバは一方向弁を内部に有し、前記第1のチャンバは、前記ポンプ通路の前記第1の端部と流体連通し、
    h.前記第2のチャンバは一方向弁を内部に有し、前記第2のチャンバは、前記ポンプ通路の前記第2の端部と流体連通し、
    i.前記弁ハウジングは第3のチャンバを有し、前記第3のチャンバは、前記タイヤキャビティ及び前記ポンプの第1の端部と流体連通し、
    j.一方向弁が前記第3のチャンバの内部に位置し、前記第3のチャンバは前記ポンプの第1の端部と前記タイヤキャビティとの間に位置する
    ことを特徴とするタイヤ。
  13. 前記弁ハウジングが第4のチャンバを有し、前記第4のチャンバが前記タイヤキャビティ及び前記ポンプ通路の前記第1の端部と流体連通しており、前記第4のチャンバが一方向弁を内部に有することを特徴とする、請求項12に記載のタイヤ。
  14. 前記入口制御弁は前記ダイヤフラムに接続されていることを特徴とする、請求項12に記載のタイヤ。
  15. 前記第1のチャンバの前記一方向弁は、流れが前記内部チャンバに入ることを防止することを特徴とする、請求項12に記載のタイヤ。
  16. 前記第2のチャンバの前記一方向弁は、流れが前記内部チャンバに入ることを防止することを特徴とする、請求項12に記載のタイヤ。
  17. 前記第3のチャンバの前記一方向弁は、前記タイヤキャビティからの流れが前記ポンプ通路に入ることを防止することを特徴とする、請求項12に記載のタイヤ。
  18. 第4のチャンバの一方向弁が、前記タイヤキャビティからの流れが前記ポンプ通路に入ることを防止することを特徴とする、請求項12に記載のタイヤ。
  19. フィルターが外気と第3の穴との間に位置することを特徴とする、請求項12に記載のタイヤ。
  20. 前記弁ハウジングは、前記第3のチャンバの出口からの流れを前記第4のチャンバの出口へ導く流路を有することを特徴とする、請求項12に記載のタイヤ。
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