JP2015046694A - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のユーザーが異なる視点位置で同じ3次元画像を見る事が出来ると共に、その視点位置の近傍の逆視となる視点位置における逆視立体視を防止する。【解決手段】視差画像を構成する一対の画像を、3次元表示手段の各視点方向に対応する視点画像として重複して表示する場合の逆視視点を特定する。そして逆視視点に用いられる視点画像のうち少なくとも一方に用いられる、視差画像を構成する一対の画像のうちの一方の画像を一定期間表示させないように制御する。【選択図】図7

Description

本発明は、3次元画像を表示する為の画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
3次元表示器を用いて3次元画像を表示する手法が提案されている。この手法は、3次元表示器を用いて両眼の視差分だけ異なる2次元画像(視差画像)を表示する。この視差画像を3次元表示器から所定の距離だけ離れた視点位置で見る場合にユーザーは視差画像を立体的な3次元画像として知覚することになる。以下では、視差画像を表示することを3次元画像を表示するとも称する。
3次元画像を表示するための様々な技術が提案されている。例えば、特許文献1にはユーザーの視差の個人差に応じて最適な3次元画像を表示する為の技術が開示されている。また、特許文献2には通常の視点より手前で立体視を可能とする技術が開示されている。
特開2004−221700号公報 特開2010−113159号公報
従来技術においては、複数のユーザーが、3次元表示器で表示されている3次元画像を互いに異なる位置で同じ3次元画像として知覚することが出来ない。
そこで、1組の視差画像を多視点3次元表示器を用いて異なる視点方向に重複して表示する手法が考えられる。この手法によれば複数のユーザーが異なる視点位置で同じ3次元画像を知覚することが可能となる。
しかしながら、上記手法では、複数のユーザーが異なる視点位置で同じ3次元画像を知覚することが可能となるものの、その視点位置の近傍に逆視となる視点位置が存在し得る場合がある。そのような場合には、ユーザーの視点がわずかにずれただけでも、安定的にに立体視するができなくなる場合がある。
本発明に係る画像処理装置は、視差画像を入力する入力手段と、前記視差画像を構成する一対の画像を、3次元表示手段の各視点方向に対応する視点画像として重複して表示する場合の逆視視点を特定する特定手段と、前記特定手段で特定された逆視視点に用いられる視点画像のうち少なくとも一方に用いられる、前記視差画像を構成する一対の画像のうちの一方の画像を一定期間表示させないように制御する表示制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、異なる視点位置にいる複数のユーザーが同じ3次元画像を見る事が出来ると共に、その視点位置の近傍の逆視となる視点位置における逆視立体視を防止することが可能となる。
本発明の一実施例に係る画像処理装置の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る多視点3次元表示装置を説明する図である。 本発明の一実施例に係る各視点と、多視点画像または単視点画像対との関係を示す図である。 本発明の一実施例に係る画像処理装置の機能ブロックの一例を示す図である。 単視点画像を重複して表示する例を示す図である。 図5の正視視点と逆視視点の状態を示す図である。 本発明の一実施例に係る多視点の視点画像として表示される画像の例を示す図である。 本発明の一実施例に係る画像処理のフローチャートを示す図である。 本発明の一実施例に係る画像処理装置の機能ブロックの詳細例を示す図である。 本発明の実施例2に係る多視点の視点画像として表示される画像の例を示す図である。 本発明の実施例2に係る画像処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施例3に係る多視点の視点画像として表示される画像の例を示す図である。 本発明の実施例3に係る画像処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施例4に係る多視点の視点画像として表示される画像の例を示す図である。 本発明の実施例4に係る単視点画像を重複して表示する例を示す図である。
実施例の説明に先立って、本明細書で用いる用語について簡単に説明する。2次元画像とは、表示器で表示したりプリンターで記録したりする、例えば人や図形などを表す1画面の2次元の画像そのものを示している。
3次元画像とは、3次元表示器で立体的に表示される、例えば人や図形など被写体を表す1画面の3次元の画像そのものを示している。例えば、3次元画像は、異なる位置から撮影した複数の2次元画像で構成される。例えば左目用と右目用の1組の2次元画像を既定の表示素子で表示し、その画像をユーザーが其々の目で独立に同時に見る事で3次元画像として知覚される。このように左目用画像及び右目用画像で構成される画像を総称して視差画像と称する。また、左目用画像のことを左目用の視差画像、右目用画像のことを右目用の視差画像とも称する。
ユーザー視点とは3次元表示器や被写体をユーザーが見る際の位置である。3次元表示器に対するユーザー視点は、左目用と右目用の左右一対の2次元画像がユーザーの両目に投影される位置である。左目用と右目用の左右一対の2次元画像がユーザーの両目に丁度投影される位置にユーザーがいる場合、ユーザーは表示されている画像を立体的な3次元画像として知覚することができる。なお、一般的に人の目の間隔は約65mmの為、3次元表示器から投影される左目用と右目用の左右1組の2次元画像はユーザー視点において互いに約65mm離れて集光されている。
2次元画像情報または3次元画像情報は、上記の2次元画像または3次元画像を表示するための輝度信号や濃度信号等の信号源を示している。3次元画像情報は、少なくとも左目用および右目用の一対の2次元画像情報から成る。この一対の2次元画像情報で示される画像を単視点画像とも呼ぶ。なお、多視点画像情報は複数の視点におけるこれらの2次元画像情報または3次元画像情報の総称である。多視点画像情報は、カメラで撮影することで得られたり、或いは、コンピュータグラフィックス等で人工的に制作されることで得られる。
次に、多視点3次元画像を表示することが可能な3次元表示器について簡単に説明する。一般に、3次元表示器は、3次元画像情報に基づいて、その表示器の画面中に複数の2次元画像情報を同時に表示する。より具体的には、3次元表示器に表示される複数の2次元画像は、左目用の視差画像および右目用の視差画像の2枚の2次元画像を示す2次元画像情報に基づいている。そして3次元表示器においては、ユーザーの左右のそれぞれの目に独立して画像が投影されるように、対応する表示素子及びその周辺の光学部材に光学的な工夫が施されている。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。本実施形態では、表示器の正面を中心に7つの視点から被写体を略連続的にかつ立体的にユーザーが見る事の出来る、8方向に独立に画像を表示可能な7視点3次元表示器を用いる画像処理装置を例に説明するが、これに限定されるものではない。なお、8方向に表示する各画像を視点画像と称し、其々の方向に向けて表示する画像として、画像1、画像2、画像3、画像4、画像5、画像6、画像7及び画像8と記述する。また、表示する1画面の画像を同じ視点方向に表示した場合、画像全体は表示器から所定の距離Lだけ離れた視点に集光する。
<実施例>
図1は、本実施例に係る画像処理装置の一例を示すブロック図である。画像処理装置は一般的なパーソナルコンピュータ(以後PCと称する)1を有し、ネットワーク回線110等から画像情報等をネットワーク制御部90を介して入力する。また画像処理装置は、少なくとも、3次元画像情報に基づいた3次元画像を立体表示することが可能な多視点3次元表示器30を有する。
PC1はCPU(CentrAl ProCessing Unit)10と、ROM(Read Only Memory)60と、RAM(Random Access Memory)70と、記憶部80と、操作入力部50とを有する。PC1は、CPU10で制御される。記憶部80は、3次元画像情報や本実施例に用いられるプログラム等を保持する。ROM60は、各種設定やプログラムを格納する。RAM70は、一時的な記憶部として機能する。3次元表示装置2は、撮像部20と多視点3次元表示器30とタッチパネル40とを有する。3次元表示装置2は、3次元画像を表示する。タッチパネル40は、多視点3次元表示器30の表示面に配置され、表示した3次元画像を直接タッチして画像や表示された入力キーを選択すると共に、キーやマウスで構成する操作入力部50と同様にユーザーからのPCへの各種の入力操作を可能にする。撮像部20は一般的な表示器に装備された物で、ユーザーの位置やユーザーの動作を認識する為に多視点3次元表示器30の正面に設けられている。
なお、上記の例では、画像処理装置が3次元表示装置2を含むものであるとして説明をしたが、画像処理装置はPC1にのみ対応するものであってもよい。すなわち、画像処理装置は3次元表示装置2と接続される構成であってもよい。
図2は、図1で示した多視点3次元表示器30をより詳細に説明する図である。図2(a)は、多視点3次元表示器30の一例を示す図である。図2(a)で示す多視点3次元表示器に於いて多視点3次元表示器30は、液晶表示器200とその全面にレンチキュラーレンズ201とを有する。
図2(b)は、図2(a)で示す多視点3次元表示器の一部を拡大した模式図である。図2(b)は、レンチキュラーレンズ201と相対位置が保証された液晶表示素子200とを示す。図2(b)の多視点3次元表示器30は、ユーザーが7方向からこの多視点3次元表示器30を見た場合、7視点から見た被写体を立体表示可能にする工夫がなされている。すなわち、液晶表示器200は、各1つのレンチキュラーレンズ201内に素子202から素子203までの一続きの8つの表示素子を持つ構成とする。レンチキュラーレンズ201による光学特性と表示素子の配置によって特定の視点位置から多視点3次元表示器30を見たユーザーは、特定の表示素子の表示のみが見えることになる。尚、多視点3次元表示器30は公知の技術で一般に実用化されている物を用いることができる。一般に多視点3次元表示器30は、カラー表示可能であるが、説明を簡略化する為、本実施例での多視点3次元表示器30は単色表示可能であるものとする。また、説明を簡便にする趣旨で、以後の図において表示素子や画素の並びを1次元的に表現するものとする。なお、1つの視点から見ているユーザーの目には8つの表示素子が表示する画像の内、其々左目用の画像と右目用の2つの画像が届けられることでユーザーは3次元画像を知覚することになる。
図2(c)と図2(d)は、其々異なる視点である視点12と視点45とからユーザーが見た場合に見える表示画素を示す。ここで視点12とは、片方の目が視点1の位置にあり、他方の目が視点2の位置にある視点位置のことを示す。同様に、視点45とは、片方の目が視点4の位置にあり、他方の目が視点5の位置にある視点位置のことを示す。本実施例では、図2(c)に示すように、レンチキュラーレンズ201の光学特性に依って、視点12の位置にいるユーザーの右目では画素2のみが、視点12の位置にいるユーザーの左目では画素1のみが見える。従って、画素2と画素1とで一対の視差画像を表示すれば、視点12の位置にいるユーザーは、視差画像を3次元画像として知覚することができる。また、図2(d)に示すように視点45の位置にいるユーザーの右目では画素5のみが、視点45の位置にいるユーザーの左目では画素4のみが見える。従って、画素4と画素5で1組の視差画像を表示すれば、視点45の位置にいるユーザーは、視差画像を3次元画像として知覚することができる。このようなレンチキュラーレンズによる3次元画像の表示は公知の原理であり、本明細書では更なる説明を省略する。以下、ユーザーの左目が表示素子Mで表示する画像を見ることができ、かつ、右目が表示素子Nで表示する画像を見ることができる視点位置のこと“視点MN”と称する。
図3は、各視点と多視点画像または単視点画像との関係を示す図である。図3(a)は、視点12から視点78までの7つの視点と、その視点に対応する多視点3次元画像として被写体300を撮影した画像1から画像8の8種類の撮影画像との関係を示す図である。其々の視点ではユーザーの左右のそれぞれの眼で見た画像に相当する2つの2次元画像が撮影される。
なお、同一被写体300を視点12から視点78で連続的に3次元表示する場合には、各視点MNにおいてユーザーの左目に届けられる画像Mは、隣接する視点におけるユーザーの右目に届けられる画像と同じである。これらの各2次元画像情報を横方向に分割して先のレンチキュラーレンズ201と相対位置を保った液晶表示素子(画素)で表示すれば、図3(a)で示す各視点から被写体を見た際と同じ3次元画像を各視点において見る事が出来る。即ち図2(c)及び図2(d)で示す画素1は視点12の左側で撮影した2次元画像(画像1)の1部を表示し、画素2は視点12の右側で撮影した2次元画像(画像2)の1部を表示している。また、画素4は視点45の左側で撮影した2次元画像(画像4)の1部を表示し、画素5は視点45の右側で撮影した2次元画像(画像5)の1部を表示している。
図3(b)は単視点3次元画像を表示する為の左目用画像と右目用画像と視点との関係を示す。図3(a)では7つの視点で見た画像を撮影することで得られる7視点の多視点3次元画像を示す3次元画像情報を生成する場合の例を説明した。図3(b)では、1つの視点で見た画像を撮影することで得られる1視点の単視点3次元画像を示す3次元画像情報を生成する場合の例を示している。本実施例では、図3(b)に示す単視点3次元画像を多視点3次元表示器30を用いて重複して表示する例を説明する。これにより、多視点3次元表示器30から角度と距離が異なる複数の視点において複数のユーザーが同じ被写体300を同じ3次元画像として知覚することができる。
<画像処理装置の機能ブロック>
図4は、本実施例の画像処理装置の画像処理機能のブロックの一例を示す図である。本実施例の画像処理装置は、3次元画像情報入力部400と、表示画像生成部401と、3次元画像表示部402とを有する。
3次元画像情報入力部400は、ネットワーク制御部90等から3次元画像情報を入力する。3次元画像情報は、例えば図3に示すように、複数の撮影装置によって各視点の画像を撮影することによって得られるものである。あるいは、コンピュータによって各視点の画像が生成されることで得られるものであってもよい。3次元画像情報には、1つの視点から見える3次元画像である単視点3次元画像を表示するための視差の異なる左右の目用の視差画像の画像情報が含まれる。また、3次元画像情報には、7つの視点に対応する8種の2次元画像からなる多視点画像情報が含まれる。3次元画像情報入力部で入力された3次元画像情報は、必要に応じて記憶部80で保持される。
表示画像生成部401は、3次元画像情報入力部400で入力された3次元画像情報から多視点3次元表示器30の各視点画像として表示するための表示画像を生成する。本実施例の多視点3次元表示器30は図2で説明したように、レンチキュラーレンズに対応して7つの視点の計8種類の画像を表示可能となっている。従って、表示画像生成部402は、3次元画像情報から8つの表示画像を生成する。表示画像は、多視点3次元表示器の各視点方向に対応する方向で表示される。
なお、本実施例では、単視点3次元画像を示す3次元画像情報が3次元画像情報入力部400で入力されるものとして説明する。すなわち、本実施例では図3(b)で示す形態で撮影された画像を用いる例を説明する。しかしながら、例えば3次元画像情報入力部400で多視点3次元画像情報が入力された場合、表示画像生成部402は、多視点3次元画像情報のうち、任意の視点の画像対(視差画像)を単視点画像情報として取得してもよい。例えば、予め設定されている視点(例えば中央の視点)を任意の視点の画像対として決定してもよい。そして、取得した単視点画像情報を用いて表示画像を生成してもよい。
図5は単視点画像情報を用いて多視点の3次元画像を表示した表示例を示す図である。図5は多視点3次元画像表示器30の中央部に表示している各視点方向の画像と、各視点方向の画像を見ることができるユーザーの視点とを示している。図5の破線は視差画像の内の左目用画像を表示している事を示し、実線は視差画像の内の右目用画像を表示している事を示している。すなわち、図5は同一の左目用画像と同一の右目用画像とが交互に各視点方向に表示される例を示している。ここで、左目用画像がユーザーの左目に投影され、右目用画像がユーザーの右目に投影される視点のことを正視視点と称する。逆に、左目用画像がユーザーの右目に投影され、右目用画像がユーザーの左目に投影される視点のことを逆視視点と称する。また、各視点における左目を白丸、右目を黒丸で示す。また、正視視点を黒三角、逆視視点を白三角で示す。
正視視点では、上述のとおり左目用画像がユーザーの左目に投影され、右目用画像がユーザーの右目に投影されるので、ユーザーは3次元画像を知覚することができる。一方、逆視点画像では、奥行き方向が逆の不自然な3次元画像をユーザーは知覚することになる。
一般に3次元表示装置2は表示装置から所定の距離離れた位置においてユーザーの両眼に視差画像が投影されるように設計されている。従って、各視点方向の画像である視点画像として右目用画像を表示するか、左目用画像を表示するかがわかれば、視点位置が正視視点か逆視視点かを特定することができる。
図5では、画像1、画像3、画像5、及び画像7には左目用画像を表示し、画像2、画像4、画像6、及び画像8には右目用画像を表示している。従って、正視視点は視点12、視点34、視点56及び視点78となる。一方、逆視視点は、視点23、視点45及び視点67となる。以降で説明する本実施例によれば正視視点である視点12、視点34、視点56及び視点78で立体視を可能にし、かつ視点23、視点45及び視点67で逆視立体視を防止することができる。
図6は、図5に示す正視視点と逆視視点の状態を表す図である。図6は、画像1から画像8として示されている各視点方向に対応する視点画像と、各視点画像として表示される画像とを示している。また、図6は、各ユーザー視点において右目と左目とにそれぞれ投影される画像を示している。図6において左目用画像を白丸、右目用画像を黒丸で示す。また、正視視点を実線枠、逆視視点を破線枠で示す。図6に示すように上記全ての画像を1周期の表示期間(T)において常に表示している為、全ての視点は正視の状態か、逆視の状態のままとなる。
図7は、本実施例による多視点の視点画像として表示される画像の例を示す図である。図7の各視点方向に対応する視点画像として表示される画像は図5に示す例と同様である。ただし、図7の例では、各視点において表示される画像の表示タイミングをずらしている。このような表示タイミングの制御によって図6で逆視視点となっている視点における逆視を防止することができる。以下、具体的に説明する。
本実施例では、図7に示すように表示する1周期の期間を前半1Hと後半2Hの2つの期間に分ける。そして、前半の1Hの期間においては画像1及び画像5の視点画像として左目用画像を表示し、画像2及び画像6の視点画像として右目用画像を表示する。この前半の1Hのときには、画像3、画像4、画像7及び画像8の視点画像には視差画像を表示しない。一方、後半の2Hの期間においては画像3及び画像7の視点方向に左目用画像を表示し、画像4及び画像8の視点方向に右目用画像を表示する。この後半の2Hのときには、画像1、画像2、画像5及び画像6の視点方向には視差画像を表示しない。このような表示制御により、各視点画像はいわば視差画像のON/OFFを切り替える処理を行っていることになる。すなわち、各視点画像は、視差画像を一定期間表示しないように制御をしている。本実施例では、正視視点と逆視視点において共通の視点画像として用いられる視差画像を構成する一対の画像のうちの一方を、その共通する視点画像として一定期間表示しないように制御することで、逆視を防止することができる。例えば、画像1から3を用いる視点を考えると、正視視点である視点12と、逆視視点である視点23とでは、視点画像2が共通する視点画像となる。そこで、少なくともこの共通する視点画像として画像2に対応する右目用画像を一定期間表示しないように制御することで逆視を防止することができる。なお、本実施例では、全ての視点画像に画像を表示する例を説明しているので、結果として全ての視点画像に対応する視差画像のON/OFFが切り替えられる。なお、図7の例では、視差画像を表示しないOFFの期間には、例えば白色のダミー画像を表示させるように制御している。以下の説明においてはこのダミー画像として白色の画像を用いるものとして説明するが、もちろん白色に限定されるものではない。灰色、黒色等一定の固定値を表示してもよい。あるいは、何も表示をしないという制御をしてもよい。ダミー画像の目的は逆視を防止するためのものであり、視差画像が一定のタイミングで表示されないような制御がされればいずれのような形態を採用してもよい。
次に、図7のような表示タイミングの制御を行うことで逆視を防止することができることについて説明する。図7に示すように、前半1Hの期間においては視点12と視点56が正視視点となる。図6の例では、逆視視点で有った視点23及び視点67は其々左目にのみ右目用画像が投影される。また、逆視視点であった視点45では右目にのみ左目用画像が投影される。すなわち、前半1Hの期間においては、図6の例で逆視視点であった視点23、視点45及び視点67では両目に同時に画像が投影されない。従って、視点23、視点45及び視点67では前半1Hの期間においては2次元画像として画像を見る事になるが、奥行きが逆となる不自然な立体視を防止できる。
同様に、後半2Hの期間は視点34と視点78とが正視視点となる。また、逆視視点であった視点23及び視点67は其々右目にのみ左目用画像が投影される。逆視視点であった視点45では左目にのみ右目用画像が投影される。すなわち、後半2Hの期間においては、図6の例で逆視視点であった視点23、視点45及び視点67では同時に両目に画像が投影されない。従って、視点23、視点45及び視点67では後半2Hの期間においても2次元画像として画像を見る事になるが、奥行きが逆となる不自然な立体視を防止できる。
このように、本実施例によれば、逆視視点での立体視を防止し、かつ、正視視点12、視点34、視点56及び視点78では通常の表示期間の約50%の期間ではあるものの、立体視が可能となる。なお、これらの正視視点では他の50%期間では視差画像の表示が行われないが、多視点3次元表示器30が残像特性を有すれば、実際は50%以上の期間において立体視をすることが可能である。
図8は図7で示した表示タイミングをずらす際の表示画像生成部401における処理手順の一例を示すフローチャートである。図8に示す処理は、ROM60などに格納されたプログラムをCPU10がRAM70に一時的に読み出して実行することによって実現される。ステップS801において表示画像生成部401は、3次元画像情報入力部400で入力される1組の視差画像対、即ち左目に投影すべき左目用画像と、右目に投影すべき右目用画像と示す画像情報を取得する。
ステップS802において表示画像生成部401は、現在の期間が前半の期間か後半の期間かを判定する。期間の判定は、所定のタイマーやクロックなどによって行うことができる。ステップS802において、1周期の中で前半の1Hの期間であると判定した場合、表示画像生成部401はステップS803に処理を進める。
ステップS803において表示画像生成部401は、図7で示した期間1Hで表示すべき視差画像を其々の視点方向に表示するように其々の画像情報をビデオRAM(以降VRAMと記す)に書き込む。具体的には、表示画像生成部401は、左目用画像を画像1用VRAM及び画像5用VRAMに書き込む。また、右目用画像を画像2用VRAM及び画像6用VRAMに書き込む。他の画像3用のVRAM、画像4用のVRAM、画像7用のVRAM及び画像8用のVRAMにはダミーデータとして白データを書き込む。
一方、ステップS802において1周期の中で後半の2Hの期間であると判定した場合、表示画像生成部401は、ステップS804に処理を進める。ステップS804において表示画像生成部401は、図7で示した期間2Hで表示すべき視差画像を其々の視点方向に表示するように其々の画像情報をVRAMに書き込む。具体的には、表示画像生成部401は、左目用画像を画像3用VRAM及び画像7用VRAMに書き込む。また、右目用画像を画像4用VRAM及び画像8用VRAMに書き込む。他の画像1用のVRAM、画像2用のVRAM、画像5用のVRAM及び画像6用のVRAMにはダミーデータとして白データを書き込む。
なお、各VRAMに書き込まれた画像情報は一定の周期で読み出され、其々の画像情報に応じた表示素子を後述するドライバーが駆動することで表示される。表示画像生成部401は、上記の処理を、ステップS805において画像表示終了を検知するまで繰り返す。なお、表示画像が動画の場合は、ステップS801で表示画像生成部401は随時変化する視差画像対を読み込み、表示する。
図9は、本実施例の画像処理装置の機能ブロックの詳細図を示す。画像情報格納部900として機能する記憶部80を含む3次元画像情報入力部400は、1組の視差画像情報901や多視点3次元画像情報902を画像情報格納部900から表示画像生成部401に入力することが可能である。本実施例では1組の視差画像情報901を入力するものとして説明するが、多視点3次元画像情報902から任意の視差画像対を入力してもよい。表示画像生成部401は、逆視立体視を防止するように生成した表示画像を、図8に示すフローチャートの処理に従って其々の視点方向への表示を担当する8個のVRAM903からVRAM904に書き込む。なお、本実施例では多視点3次元表示器30の各視点方向が8個であるものと説明しているので8個のVRAMの例を挙げているが、視点数に応じてVRAMの数も変更される。VRAM903から904はそれぞれドライバー905から906と接続される。ドライバー905から906はそれぞれ接続しているVRAMに書き込まれた画像情報に基づいて一定の周期で各視点方向の表示素子907から908を表示駆動する。3次元画像表示部402はこのように、各視点方向に表示する画像情報を記憶保持するVRAM903から904、表示素子907から908及び各表示素子を駆動制御するドライバー905から906を含む。
なお、上記の例においては多視点3次元表示器としてレンチキュラーレンズを用いる表示器を例に挙げて説明したが、多視点3次元表示器はレンチキュラーレンズ方式に限られるものではない。本実施例は、表示器から異なる複数の視点方向に対して異なる2次元画像を表示する表示器で有れば、いずれの表示器においても適用することができる。例えば、57台のプロジェクターから構成され、異なる56個の視点方向に57種の視差画像を投影する事が出来る画面サイズ200インチの表示器を用いると、より大勢のユーザーが広い空間内で同じ3次元画像を見る事が出来る。また、多数の回折格子を使って2次元的多視点方向に多視点画像を表示出来る3次元表示器にも本実施例を適用することが可能である。また、本実施例は視差画像対を重複して各視点方向に表示させるので、例えば縦方向に対しても角度と距離の異なる視点に対して、より大勢のユーザが広い空間内で同じ立体像を見る事が出来る。
<実施例2>
実施例1においては、1周期を2つの期間に分けて表示タイミングを制御する例を説明した。実施例2においては、1周期を3つの期間に分けて表示タイミングを制御する例を説明する。
図10は実施例2によって多視点で表示される画像の例を示す。実施例2は、1周期の表示期間Tを、1T、2T及び3Tの3つの期間に3分割した例を示す。期間1Tでは、画像1と画像2の視点方向と、画像5と画像6の視点方向に視差画像対を正視視点として立体視させるように表示する。その他の画像3、画像4、画像7及び画像8の視点方向には視差画像を表示せずにダミーデータを表示する。図10においても、視差画像を表示しない部分を白と表現する。
2Tの期間では、画像2と画像3の視点画像と、画像6と画像7の視点画像として視差画像対を正視視点として立体視させるように表示し、その他の画像1、画像4、画像5及び画像8の視点画像には視差画像を表示しない。3Tの期間では画像3と画像4の視点画像と、画像7と画像8の視点画像として視差画像対を正視視点として立体視させるように表示し、その他の画像1、画像2、画像5及び画像6の視点画像には視差画像を表示しない。
その結果、1Tの期間では視点12と視点56が正視視点となる。また、本来逆視視点であった視点23及び視点67は其々左目にのみ右目用画像が投影され、逆視視点45では右目にのみ左目用画像が投影される。この視点23、視点45及び視点67では一方の目にしか画像が投影されないので期間1Tでは2次元画像として画像を見る事になるが、奥行きが逆となる不自然な立体視を防止できる。
2Tの期間では本来逆視視点で有った視点23と視点67が正視視点となる。また、正視視点の視点12及び視点56は其々右目にのみ左目用画像が投影され、視点34及び視点78は左目にのみ右目用画像が投影される。この正視視点12、視点34、視点56及び視点78では一方の目にしか画像が投影されないので期間2Tでは2次元画像として画像を見る事になるが、正視立体視を大きく阻害する事は無い。なお、視点45では両眼への画像の投影は行わない。
3Tの期間では視点34と視点78が正視視点となる。また、正視視点の視点12及び視点56への画像の表示は行わない。本来逆視視点であった視点23及び視点67は右目のみに左目用画像が投影される。視点45では左目のみに右目用画像が投影される。この視点23、視点45及び視点67では一方の目にしか画像が投影されないので期間3Tでは2次元画像として画像を見る事になるが、正視立体視を大きく阻害する事は無い。
このように、実施例2では、実施例1で説明したような表示タイミングのON/OFFを切り替えるだけではなく、表示タイミングに応じて各視点方向に対応する視点画像として表示する画像も切り替える処理も含めている。例えば、画像1の視点方向においては左目用画像のON/OFFを切り替える処理を行っているが、画像2の視点方向においては右目用画像、左目用画像、視差画像なしの切り替えを行っている。このような制御を行うことによって実施例1で説明したように、逆視視点となる位置における逆視を防止することが可能となるとともに、逆視視点となる位置においても立体像を正視することも可能となる。
図11は図10で示した実施例2における表示画像生成部401による表示制御の処理手順を示すフローチャートである。図10に示す処理は、ROM60などに格納されたプログラムをCPU10がRAM70に一時的に読み出して実行することによって実現される。ステップS1101において表示画像生成部401は、3次元画像情報入力部400で入力される1組の視差画像対、即ち左目に投影すべき左目用画像と、右目に投影すべき右目用画像とを示す画像情報を取得する。
ステップS1102において表示画像生成部401は、1周期の中で3Tの期間であるかを判定する。ステップS1102において3Tの期間であると判定した場合、表示画像生成部401は、ステップS1103に処理を進める。ステップS1103において表示画像生成部401は、図10で示した期間3Tで表示すべき視差画像を其々の視点方向に表示するように其々の画像情報をVRAMに書き込む。具体的には、表示画像生成部401は、左目用画像を画像3用VRAM及び画像7用VRAMに書き込み、右目用画像を画像4用VRAM及び画像8用VRAMに書き込む。また、表示画像生成部401は、他の画像1用のVRAM、画像2用のVRAM、画像5用のVRAM及び画像6用のVRAMにはダミーデータとして白データを書き込む。
ステップS1102において3Tの期間でないと判定した場合、表示画像生成部401はステップS1104に処理を進める。ステップS1104において表示画像生成部401は、1周期の中で1Tの期間であるかを判定する。ステップS1104において表示画像生成部401が1Tの期間であると判定した場合、表示画像生成部401はステップS1105に処理を進める。ステップS1105において表示画像生成部401は、図10で示した期間1Tで表示すべき視差画像を其々の視点方向に表示するように其々の画像情報をVRAMに書き込む。具体的には、表示画像生成部401は、左目用画像を画像1用VRAM及び画像5用VRAMに書き込み、右目用画像を画像2用VRAM及び画像6用VRAMに書き込む。また、表示画像生成部401は、他の画像3用のVRAM、画像4用のVRAM、画像7用のVRAM及び画像8用のVRAMにはダミーデータとして白データを書き込む。
一方、ステップS1104において1Tの期間でないと判定した場合、すなわち、1周期の中で2Tの期間であると判定した場合、表示画像生成部401は、ステップS1106に処理を進める。ステップS1106において表示画像生成部401は、図10で示した期間2Tで表示すべき視差画像を其々の視点方向に表示するように其々の画像情報をVRAMに書き込む。具体的には、表示画像生成部401は、左目用画像を画像2用VRAM及び画像6用VRAMに書き込み、右目用画像を画像3用VRAM及び画像7用VRAMに書き込む。また、表示画像生成部401は、他の画像1用のVRAM、画像4用のVRAM、画像5用のVRAM及び画像8用のVRAMにはダミーデータとして白データを書き込む。
なお、実施例1で説明したように、各VRAMに書き込まれた画像情報は一定の周期で読み出され、其々の画像情報に応じた表示素子をドライバーが駆動することで表示される。上記の処理をステップS1105においては画像表示終了を検知するまで繰り返す。表示画像が動画の場合は、ステップS1101で表示画像生成部401は随時変化する視差画像対を読み込み表示する。
実施例2の処理によれば、逆視視点となる視点45で逆視立体視を防止すると共に、本来逆視視点位置であった視点23及び視点67で立体視を可能にすることができる。
<別実施例3>
実施例1は1周期を2つの期間に分割する例を、実施例2は3つの期間に分割する例をそれぞれ説明した。実施例3では、1周期を4つの期間に分割する例を説明する。
図12は実施例3において多視点の視点画像として表示される画像の例を示す。実施例3では、表示期間を1Q、2Q、3Q及び4Qの4つの期間に分割した例を示す。期間1Qでは、画像1と画像2の視点方向と、画像5と画像6の視点方向に視差画像対を正視視点として立体視させるように表示する。また、画像3、画像4、画像7及び画像8の視点方向には視差画像を表示しない。図12においても視差画像を表示しない部分を白と表現する。
期間2Qでは、画像4と画像5の視点方向のみに視差画像対を正視視点として立体視させるように表示し、画像2、画像3、画像6及び画像7の視点方向には視差画像を表示しない。画像1に右目用画像を、画像8に左目用画像を表示する。
期間3Qでは、画像3と画像4の視点方向と、画像7と画像8の視点方向に視差画像対を正視視点として立体視させるように表示し、画像1、画像2、画像5及び画像6の視点方向には視差画像を表示しない。
期間4Qでは、画像2と画像3の視点方向と、画像6と画像7の視点方向に視差画像対を正視視点として立体視させるように表示し、画像1、画像4、画像5及び画像8の視点方向には視差画像を表示しない。
その結果、期間1Qでは正規視点である視点12と視点56で立体視することができ、正規視点である視点34と視点78では画像は見えない。また、本来逆視視点である視点45では右目にのみ左目用画像が投影され、逆視視点67および視点23では左目のみに右目用画像が投影される。この視点23、視点45、及び視点67では片方の目にしか画像が投影されないので期間1Qでは2次元画像として画像を見る事になるが、奥行きが逆となる不自然な立体視は防止できる。
期間2Qでは本来逆視視点である視点45で立体視することができる。なお、本来逆視視点である視点23と視点67では画像は見えない。視点12及び視点56は左目にのみ右目用画像が投影され、視点34及び視点78では右目のみに左目用画像が投影される。この視点12、視点34、視点56及び視点78では片方の目にしか画像が投影されないので期間2Qは2次元画像として画像を見る事になるが、奥行きが逆となる不自然な立体視は防止できる。
期間3Qでは正規視点である視点34と視点78で立体視することができる。正視視点である視点12及び視点56では画像は見えない。また本来逆視視点である視点23及び視点67は右目のみに左目用画像が投影され、視点45では左目のみに右目用画像が投影される。この視点23、視点45及び視点67では片方の目にしか画像が投影されないので期間3Qでは2次元画像として画像を見る事になるが、立体視を大きく阻害する事は無い。
期間4Qでは、本来逆視視点であった視点23及び視点67で立体視することができる。また、本来逆視視点であった視点45では画像が見えない。また、視点12及び視点56は右目のみに左目用画像が投影され、視点34及び視点78は左目のみに右目用画像が投影される。この視点12、視点34、視点56及び視点78では片方の目にしか画像が投影されないので期間4Qでは2次元画像として画像を見る事になるが、立体視を大きく阻害する事は無い。
このように、実施例3では、各視点方向において表示する画像のON/OFFの切り替えだけでなく、表示する画像の切り替えも行う。実施例2では、このような画像の切り替えは一部の視点方向の画像に対して行われているが、実施例3ではいずれの視点方向の画像に対しも左目用画像と右目用画像との切り替えが行われる。このような処理によれば、本来逆視視点であったいずれの視点位置においても立体視を行うことが可能となるとともに、逆視を防止することができる。
また、図12に示すように、実施例3の表示制御によれば、各視点方向の画像において2期間連続して視差画像が表示されない期間が設けられる。また、視差画像が表示されない期間が隣り合う視点方向の画像で順にずれるように制御されている。従って、ある視点MNにおいては視差画像が表示されない期間が設けられることになる。この視差画像が表示されない期間を設けることによって、例えば多視点3次元画像表示器の残像特性による逆視を防止することも可能となる。
図13は図12で示した実施例3における表示画像生成部401による表示制御の処理手順を示すフローチャートである。図13に示す処理は、ROM60などに格納されたプログラムをCPU10がRAM70に一時的に読み出して実行することによって実現される。ステップS1301において表示画像生成部401は、3次元画像情報入力部400で入力される1組の視差画像対、即ち左目に投影すべき左目用画像と、右目に投影すべき右目用画像とを示す画像情報を取得する。
ステップS1302において表示画像生成部401は、1周期の中で3Q又は4Qの期間であるかを判定する。ステップS1302において3Qまたは4Qの期間であると判定した場合、ステップS1303に進み、表示画像生成部401は、4Qの期間であるかを判定する。ステップS1303において4Qの期間であると判定した場合、表示画像生成部401は、ステップS1304に処理を進める。ステップS1304において表示画像生成部401は、図12で示した期間4Qで表示すべき視差画像を其々の視点方向に表示するように其々の画像情報をVRAMに書き込む。具体的には、表示画像生成部401は、左目用画像を画像2用VRAM及び画像6用VRAMに書き込み、右目用画像を画像3用VRAM及び画像7用VRAMに書き込む。また、表示画像生成部401は他の画像1用のVRAM、画像4用のVRAM、画像5用のVRAM及び画像8用のVRAMにはダミーデータとして白データを書き込む。
一方、ステップS1303において4Qの期間ではないと判定した場合、すなわち3Qの期間であると判定した場合、表示画像生成部401はステップS1305に処理を進める。ステップS1305において表示画像生成部401は、図12で示した期間3Qで表示すべき視差画像を其々の視点方向に表示するように其々の画像情報をVRAMに書き込む。具体的には、表示画像生成部401は、左目用画像を画像3用VRAM及び画像7用VRAMに書き込み、右目用画像を画像4用VRAM及び画像8用VRAMに書き込む。また、表示画像生成部401は、他の画像1用のVRAM、画像2用のVRAM、画像5用のVRAM及び画像6用のVRAMにはダミーデータとして白データを書き込む。
また、ステップS1302において3Qまたは4Qの期間でないと判定した場合、ステップS1306に進み、表示画像生成部401は、期間が1Qであるかを判定する。期間が1Qであると判定した場合、表示画像生成部401はステップS1307に処理を進める。ステップS1307において表示画像生成部401は、図12で示した期間1Qで表示すべき視差画像を其々の視点方向に表示するように其々の画像情報をVRAMに書き込む。具体的には、表示画像生成部401は、左目用画像を画像1用VRAM及び画像5用VRAMに書き込み、右目用画像を画像2用VRAM及び画像6用VRAMに書き込む。また、表示画像生成部401は他の画像3用のVRAM、画像4用のVRAM、画像7用のVRAM及び画像8用のVRAMにはダミーデータとして白データを書き込む。
一方、ステップS1306において期間が1Qではないと判定した場合、すなわち、期間が2Qであると判定した場合、表示画像生成部401は、ステップS1308に処理を進める。ステップS1308において表示画像生成部401は、図12で示した期間2Qで表示すべき視差画像を其々の視点方向に表示するように其々の画像情報をVRAMに書き込む。具体的には、表示画像生成部401は、左目用画像を画像4用VRAM及び画像8用VRAMに書き込み、右目用画像を画像1用VRAM及び画像5用VRAMに書き込む。また、表示画像生成部401は、他の画像2用のVRAM、画像3用のVRAM、画像6用のVRAM及び画像7用のVRAMにはダミーデータとして白データを書き込む。
なお、実施例1で説明したように、各VRAMに書き込まれた画像情報は一定の周期で読み出され、其々の画像情報に応じた表示素子をドライバーが駆動することによって表示される。上記の処理をステップS1309において画像表示終了を検知するまで繰り返す。表示画像が動画の場合は、ステップS1301で表示画像生成部401は随時変化する視差画像対を読み込み表示する。
実施例3の処理によれば、本来逆視視点であった全ての視点で正視に立体視をすることが可能となる。従って、8方向に画像表示出来る多視点3次元画像表示器の場合、全ての7視点で同じ画像を立体視することができる。なお、実施例1の図7や実施例2の図10の例においては、片方の視差画像だけを交互にユーザーの目に投影することで逆視立体視を防止する例を示した。ここで、多視点3次元表示器30に残像特性があれば、逆視視差画像が切り替わる期間、3次元画像として逆視状態になる場合が生じ得る。しかしながら、実施例3の処理によれば、図12に示すようにダミーデータの表示期間を挟んで視差画像を切り替えるので、多視点3次元表示器30に残像特性があったとしても逆視を防止することができる。
<実施例4>
実施例1から3においては、図5に示すように8視点方向に1組の視差画像を構成する左目用画像と右目用画像とを交互に表示して、ユーザーが隣接する視点画像を正視視差画像として立体視出来る4つの位置で正視視点が得られる場合について説明した。しかしながら、図5に示すような場合に限定されるものではなく、各視点方向に表示する画像の組み合わせを異なる態様にしてもよい。実施例4では、各視点方向に表示する画像の組み合わせを異なる態様にする場合の例について説明する。
図14は、他の正視視点が得られる8種の表示例1400から1407を示す。例えば、表示例1400は、図5で示す左目用画像と右目用画像とが表示される視点を逆にした例を示している。
また、図14の表示例1401は、画像1、画像3、画像4及び画像7の視点画像として左目用画像を表示し、画像2、画像5、画像6及び画像8の視点画像として右目用画像を表示する例である。図15は、図14の表示例1401のように単視点画像を各視点画像として重複して表示する例を示す図である。この表示例1401の場合には、視差画像を同時に表示すると、視点12、視点45及び視点78では、隣接する視点画像が両目に投影されるユーザーは視差画像を正規に立体視することができる。更にこれらの視点より3次元表示装置2に近い場所では1画像を挟んで正視に立体視することができる視点である視点35及び視点46が得られる。図15において、距離Lは3次元表示装置2の3次元画像を見ることができる好適な距離であり、3次元表示装置2のディスプレイサイズや各視点の視角などに応じて適宜変更され得るものである。図15の例では、3次元表示装置2から距離Lだけ離れた位置にある正視視点(視点12、視点45、視点78)のユーザーは3次元画像を知覚できるものであるとする。ここで、距離が約L/2の位置にいるユーザーの目には、1画像を挟んだ画像が投影される。例えば、視点35の位置においては、ユーザーの左目に画像3が、右目に画像5が投影される。本実施例では、同じ視差画像が重複して表示されるので、距離Lよりも短い位置においても3次元画像を知覚することは可能である。しかしながら、距離Lよりも短い位置で3次元画像を知覚することができるということは、正規に立体視することも逆視に立体視することも含まれる。
図14の1450や図15に示す様に、距離Lにおいては視点23及び視点67が逆視視点となり距離Lよりも3次元表示装置2に近い場所では1画像を挟んで視点24及び視点57が逆視視点となる。
この表示例1401に対して表示画像生成部401の処理を適用して得られた表示画像例を図中1451及び1452で示す。すなわち、距離Lの逆視視点や距離Lよりも短い逆視視点において逆視となる立体視を防止する処理を適用して得られた表示画像例を示す。ここでは、実施例1で説明したように、1周期を前半1Hと後半2Hの期間に分ける。表示画像生成部401は、表示期間の前半の期間1Hにおいて、画像1及び画像7に左目用画像を表示し、画像2及び画像8に右目用画像を表示する。なお、表示画像生成部401は前半の期間1Hにおいては他の画像方向には表示を行わない。同様に表示期間の後半の期間2Hで表示画像生成部401は画像3及び画像4に左目用画像を表示し、画像5及び画像6に右目用画像を表示する。なお、表示画像生成部401は、後半の期間2Hにおいては他の画像方向には表示を行わない。
その結果、表示例1401においては、期間1Hでは視点12及び視点78で立体視が可能で、視点45、視点35及び視点46では画像が見えない。本来逆視視点であった視点23及び視点24は左目にのみ右目用画像が投影され、本来逆視視点であった視点57及び視点67は右目にのみ左目用画像が投影される。従って、本来逆視視点であった視点23、視点24、視点57及び視点67は片方の目にのみ逆視視差画像が2次元画像として投影されるので、逆視立体視を防止することができる。
一方後半の期間2Hでは視点45、視点35及び視点46で立体視が可能で、視点12及び視点78では画像が見えない。本来逆視視点であった視点57及び視点67は左目にのみ右目用画像が投影され、本来逆視視点であった視点23及び視点24は右目にのみ左目用画像が投影される。従って、本来逆視視点であった視点23、視点24、視点57及び視点67は片方の目にのみ逆視視差画像が2次元画像として投影されるので、逆視立体視を防止することができる。
図14に示す他の7種の表示例に対しても同様に、本来逆視視点として正規の立体視が出来ない視点に於いても逆視立体視を防止することができる。図14に示す例は、1周期を2つの期間に分ける例を示している。従って、実施例1で説明したように基本的には各視点画像のON/OFFの制御を行うことにより逆視立体視を防止することができる。なお、上記の実施例では、1周期を2つの期間に分ける場合には、視点画像のON/OFFの制御を行うものとして説明したが、視点画像の一部を視差画像の対の他方に表示させるような制御をしてもよい。いずれの場合においても、逆視となる視点においてユーザーの両目に視差画像を投影しないように各視点画像で表示する画像を制御できればよい。もちろん、1周期の期間を2以上に変更してもよい。例えば、実施例2や3で説明したように、1周期の期間を3期間や4期間に変更してもよい。また、視点画像として表示する画像を切り替えることによって逆視視点においても立体視を可能にできるように制御できることも可能である。
なお、図14に示すように、右目用画像または左目用画像が、隣接する視点画像として連続して表示される場合がある。例えば、表示例1401では、画像3と画像4とでは左目用画像が連続しており、画像5と画像6とでは右目用画像が連続している。このような場合には、図15に示すように視点位置が距離L以下となる場合がある。このように、視点位置が距離L以下となる場合においても正視視点と逆視視点の位置を特定することは可能である。例えば、左目用視点をMとし、右目用視点をNと表現すると、図15に示すような各視点は、視点MNと表現することができる。ここで、3次元表示装置2は、前述したように距離Lの視点で立体視することができるように構成されている。このとき、例えば視点46において3次元表示装置2から両目に届く画像4と画像6の成す角度は通常の人の目の視差角の2倍である。従って、左右の目用の画像4及び画像6の画像が両目の間隔約65mm離れて届く3次元表示装置2からの距離の目安は約L/2となる。すなわち、視点MNの3次元表示装置からの距離の目安は略L/|M−N|に等しい。ここで|M−N|は(M−N)の絶対値を意味する。つまり、L/|M−N|に等しい位置でそれぞれ画像Mが左目用画像であり画像Nが右目用画像であればその視点位置は正視視点となる。逆に、画像Mが右目用画像であり画像Nが左目用画像であれば、その視点位置は逆視視点となる。このように、各視点方向に向けて表示される視点画像と、視点画像として左目用画像か右目用画像のいずれを表示するかがわかれば、距離L以下の視点位置においても正視視点と逆視視点とを特定することが可能である。従って、実施例4の場合には、このようにして特定した距離Lの逆視視点と距離Lよりも短い位置の逆視視点とにおいて逆視を防止するように、実施例1から3で説明したような処理によって表示画像を制御することができる。
<その他の実施例>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (17)

  1. 視差画像を入力する入力手段と、
    前記視差画像を構成する一対の画像を、3次元表示手段の各視点方向に対応する視点画像として重複して表示する場合の逆視視点を特定する特定手段と、
    前記特定手段で特定された逆視視点に用いられる視点画像のうち少なくとも一方に用いられる、前記視差画像を構成する一対の画像のうちの一方の画像を一定期間表示させないように制御する表示制御手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記特定手段は、前記視差画像を構成する一対の画像を3次元表示手段の各視点方向に対応する視点画像として重複して表示する場合の正視視点をさらに特定し、
    前記表示制御手段は、前記特定手段で特定された正規視点に用いられる視点画像と、前記特定手段で特定された逆視視点に用いられる視点画像とのうち、共通する視点画像として用いられる、前記視差画像を構成する一対の画像のうちの一方の画像を一定期間表示させないように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記共通する視点画像として、該共通する視点画像として用いられる前記視差画像を構成する一対の画像のうちの他方の画像を一定期間表示させるように制御することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記表示制御手段が前記視差画像を構成する一対の画像のうちの一方の画像を一定期間表示させないように制御することは、前記視差画像を構成する画像の代わりにダミーデータを表示することを含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 視差画像を入力する入力手段と、
    前記視差画像を構成する一対の画像を、3次元表示手段の各視点方向に対応する視点画像として重複して表示する場合の逆視視点を特定する特定手段と、
    前記特定手段で特定された逆視視点に用いられる視点画像のうち少なくとも一方に用いられる画像として、前記視差画像を構成する一対の画像のうちの一方の画像と、前記視差画像を構成する一対の画像のうちの他方の画像と、ダミーデータと、のいずれかを一定期間表示させるように制御する表示制御手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  6. 前記表示制御手段は、
    一部の視点画像に用いられる画像を、前記視差画像を構成する一対の画像うちの一方の画像と、ダミーデータとの間で切り替え、
    一部の視点画像に用いられる画像を、前記視差画像を構成する一対の画像のうちの一方と、前記視差画像を構成する一対の画像のうちの他方の画像と、ダミーデータとの中のいずれかで切り替える
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記ダミーデータを連続した期間表示することを特徴とする請求項5または6に記載の画像処理装置。
  8. 前記ダミーデータを視点画像として表示することは、前記視点画像として画像を表示させないことを含むことを特徴とする請求項5から7のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  9. 前記ダミーデータを視点画像として表示することは、固定値のデータを表示することを含むことを特徴とする請求項5から7のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  10. 前記視点画像として、前記視差画像を構成する左目用画像と右目用画像とを交互に表示する前記3次元表示手段をさらに有することを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  11. 前記視点画像として、前記視差画像を構成する左目用画像及び右目用画像のうちの少なくとも一方を隣接する視点の視点画像として重複して表示する前記3次元表示手段をさらに有することを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  12. 前記一定期間とは、1周期を2以上に分割した期間であることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  13. 左目用画像及び右目用画像を含む視差画像を入力する入力手段と、
    前記左目用画像及び前記右目用画像を、各視点方向に対応する視点画像として重複して表示する3次元画像表示手段と、
    逆視視点を特定する特定手段と、
    前記特定手段で特定された逆視視点に用いられる視点画像のうち少なくとも一方に用いられる前記左目用画像または右目用画像を、一定期間表示させないように制御する表示制御手段と
    を有することを特徴とする表示装置。
  14. 視差画像を入力する入力工程と、
    前記視差画像を構成する一対の画像を、3次元表示手段の各視点方向に対応する視点画像として重複して表示する場合の逆視視点を特定する特定工程と、
    前記特定工程で特定された逆視視点に用いられる視点画像のうち少なくとも一方に用いられる、前記視差画像を構成する一対の画像のうちの一方の画像を一定期間表示させないように制御する表示制御工程と
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  15. 視差画像を入力する入力工程と、
    前記視差画像を構成する一対の画像を、3次元表示手段の各視点方向に対応する視点画像として重複して表示する場合の逆視視点を特定する特定工程と、
    前記特定工程で特定された逆視視点に用いられる視点画像のうち少なくとも一方に用いられる画像として、前記視差画像を構成する一対の画像のうちの一方の画像と、前記視差画像を構成する一対の画像のうちの他方の画像と、ダミーデータと、のいずれかを一定期間表示させるように制御する表示制御工程と
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  16. 視差画像を構成する左目用画像及び右目用画像を各視点方向に対応する視点画像として重複して表示する3次元画像表示手段を有する表示装置であって、
    視差画像を入力する入力工程と、
    逆視視点を特定する特定工程と、
    前記特定工程で特定された逆視視点に用いられる視点画像のうち少なくとも一方に用いられる前記左目用画像または右目用画像を、一定期間表示させないように制御する表示制御工程と
    を有することを特徴とする表示装置。
  17. コンピュータを、請求項1から12のいずれか一項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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