JP2015043603A - 画像処理装置及びその制御方法、撮像装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

画像処理装置及びその制御方法、撮像装置及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】連続して撮像することにより得られた画像の中から、より撮像者の意図に沿った画像を選択可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】連続して撮像された複数の画像データのそれぞれに対して、画像データに含まれる被写体に基づいて評価値を算出し、複数の画像データの中からいずれかの画像データを選択する工程と選択された画像データを記憶手段に記憶する工程を有し、いずれかの画像データを選択する工程において、複数の画像データから、他の画像データよりも評価値が高い画像データを選択するものであって、複数の画像データのうち、先の撮像で得られた画像の評価値よりも、後の撮像で得られた画像の評価値のほうが高くても、それら評価値の差が所定値以下である場合には、先の撮像で得られた画像を選択する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理装置及びその制御方法、撮像装置及びその制御方法、並びにプログラムに関し、特に連続して撮像することで複数の画像を得ることができる画像処理装置及びその制御方法、撮像装置及びその制御方法、並びにプログラムに関する。
従来、連続的に撮像された画像の中から自動的に記録に残したい表情の顔が撮像された画像が得られるような画像処理技術が望まれていた。
例えば、画像から顔画像を検出し、検出した顔画像から表情毎に応じた表情評価値を算出し、その表情評価値に対応して設けられた閾値との関係から表情を判断する(例えば、特許文献1参照)。また、連続して複数の画像を得る撮像手段があり、それらの画像における主要被写体の状態、画像の構図、人物顔の状態のうち少なくとも、一つを所定条件として順位づけを行う、という方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2009−253848号公報 特開2009−272740号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明は、閾値により判断するので、表情の判定が、2段階しかないという問題がある。
また、特許文献2に記載の発明は、主被写体の状態などは考慮されているが、撮像者の意思を反映する情報である撮像開始タイミングが考慮されていないという問題がある。具体的には、連続して撮像した複数の画像のそれぞれに対して評価を行い、最も評価の高い画像を選択した場合であっても、それが撮像者の意図に沿ったものとは限らないということである。例えば、撮像者が撮像を開始するためのレリーズボタンを押した直後に得られた画像よりも、それよりも数枚あとに得られた画像のほうが、評価が高い場合であっても、その差がわずかであるような場合がある。このような場合には、その差は撮像者にとってたいした問題ではなく、撮像者の意思でレリーズボタンが操作されたタイミングに近い画像のほうが、撮像者の意図に沿った画像である可能性が高いと考えられる。
このように従来の技術では、連続的に撮像された画像の中から選択される画像が必ずしも撮像者が意図に沿った画像とは言い難いという問題点があった。
本発明の目的は、連続して撮像することにより得られた画像の中から、より撮像者の意図に沿った画像を選択可能な画像処理装置及びその制御方法、撮像装置及びその制御方法、並びにプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の画像処理装置は、連続して撮像された複数の画像データのそれぞれに対して、画像データに含まれる被写体に基づいて評価値を算出する算出手段と、前記複数の画像データの中からいずれかの画像データを選択する選択手段と、前記選択手段により選択された画像データを記憶する記憶手段を有し、前記選択手段は、前記複数の画像データから、他の画像データよりも評価値が高い画像データを選択するものであって、前記複数の画像データのうち、先の撮像で得られた画像の評価値よりも、後の撮像で得られた画像の評価値のほうが高くても、それら評価値の差が所定値以下である場合には、前記先の撮像で得られた画像を選択することを特徴とする。
本発明によれば、連続して撮像することにより得られた画像の中から、より撮像者の意図に沿った画像を選択することができる。
本発明の実施の形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 図1におけるシステム制御部により実行される画像データ記録処理を示すフローチャートである。 図2のステップS202で実行される顔評価値算出処理の手順を示すフローチャートである。 図3のステップS302で実行される笑顔評価処理の手順を示すフローチャートである。 図4の処理で付与された笑顔評価値を説明するのに用いられる図であり、(A)は笑顔レベルを示し、(B)は笑顔評価値を示す。 図3のステップS303で実行される目開き評価処理の手順を示すフローチャートである。 図6のステップS507で実行される目開き変化検出処理の手順を示すフローチャートである。 図6の処理で付与された目開き評価値を説明するのに用いられる図であり、(A)は右目における目開きレベルを示し、(B)は左目における目開きレベル、(C)は目開き評価値を示す。 図2の処理で算出される顔評価値を説明するのに用いられる図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。
図1において、本実施の形態に係る撮像装置としてデジタルカメラ100は、システム制御部108、撮像レンズ101、撮像素子102、A/D変換部103、画像処理部104、及びフォーマット変換部105を含む。さらにデジタルカメラ100は、DRAM106、画像記録部107、及び顔検出モジュール114を含む。さらにデジタルカメラ100は、笑顔検出モジュール115、目領域検出モジュール116、目開き検出モジュール117、操作部109、撮像モードSW110、メインSW111、及びSW112,113を含む。
システム制御部108はデジタルカメラ100全体を制御し、例えば撮像シーケンスなどの処理を制御する。撮像レンズ101は、ズーム機構、フォーカスレンズ機構、及び絞りシャッター機構を含む。撮像素子102は被写体からの反射光を電気信号に変換する受光手段及び光電変換手段である。A/D変換部103は撮像素子102の出力ノイズを除去するCDS回路やA/D変換前に行う非線形増幅回路を含む。画像処理部104は、A/D変換部103から出力された信号から輝度に関する特定周波数帯域の信号成分を抽出し、被写体のピント状態を検出する。フォーマット変換部105は、画像処理部104から出力された信号をデジタル画像データ(以下、単に「画像」という)に変換する。DRAM106は、フォーマット変換部105から出力された画像が記録される高速な内蔵メモリ(例えばランダムアクセスメモリ)である。このDRAM106は、一時的な画像記憶手段としての高速バッファとして、あるいは画像の圧縮伸張における作業用メモリとして使用される。画像記録部107はメモリーカードなどの記録媒体とそのインタフェースとを含む。
操作部109はデジタルカメラ100をユーザが操作するためのものである。この操作部109は、例えば、デジタルカメラ100の撮像機能や画像再生時の設定などの各種設定を行うメニュースイッチ、撮像レンズのズーム動作を指示するズームレバー、撮像モードと再生モードの動作モード切換えスイッチ、などを含む。
撮像モードSW110は、顔検出を実行するか否かを切り替える等の設定を行うためのスイッチである。メインSW111はデジタルカメラ100に電源を投入するためのスイッチである。SW112は、AF(Auto Focus)やAE(Auto Exposure)等の撮像スタンバイ動作を行うためのスイッチである。SW113はSW112の操作後、撮像を行うための撮像スイッチである。これらのSW112及びSW113は、通常は1つのボタンであり、そのボタンを半押しするとSW112がオン、さらに全押しするとSW113がオンとなる。
顔検出モジュール114は画像処理部104で処理された画像信号を用いて顔検出を行い、検出した一つ又は複数の顔情報(例えば位置・大きさ・信頼度)をシステム制御部108に送信する。この顔検出モジュール114は、画像処理部104から出力された画像に対して公知の顔検出処理を施し、撮像素子102の撮像画像内に含まれる人物の顔領域を検出する。なお、公知の顔検出処理としては、例えば、画像の各画素の階調色から、肌色領域を抽出し、予め用意する顔の輪郭プレートとのマッチング度で顔を検出する方法がある。また、周知のパターン認識技術を用いて、目、鼻、口等の顔の特徴点を抽出することで顔検出を行う方法等も開示されている。
笑顔検出モジュール115は、顔検出モジュール114が検出した顔について、顔の笑顔レベルを算出する。具体的には、顔を構成する目、鼻および口等の顔構成部品の輪郭、並びに目頭、目尻、小鼻、口角および唇の位置等の顔構成部品の位置等、笑顔度の算出に必要な特徴量を取得する。特徴量を取得する手法としては、各顔構成部品のテンプレートを用いたテンプレートマッチングによる手法、及び顔構成部品の多数のサンプル画像を用いたマシンラーニング学習により得られた、顔構成部品毎の判別器を用いる手法等がある。笑顔検出モジュール115は、上記特徴量に基づいて、顔が笑顔である度合を示す笑顔レベルを算出する。
目領域検出モジュール116は、顔検出モジュール114が検出した顔領域から目の存在する目領域を検出する。
目開き検出モジュール117は、目領域検出モジュール116が検出した目領域内のヒストグラムから、黒目に相当する輝度の領域の面積を検出する。そして、目開き検出モジュール117は、黒目に相当する輝度の領域の面積が目領域の大きさに応じて、どの程度目が開いているかの度合いを示す目開きレベルを算出する。
なお、顔検出、笑顔レベル算出、目開きレベル算出の手法については、上記手法に限定されるものではなく、公知の種々の手法を用いることができる。
以上説明した構成において、本実施形態では、撮像者がSW113を操作すると、システム制御部108は、連続して撮像を開始する。そしてシステム制御部108は、得られた画像をDRAM106に記録し、その中で後述する評価値が最も高いものを1つ選択して不揮発性のメモリである画像記録部107に記録する。なお、最も評価値の高い画像データが複数存在する場合には、それら画像データのうち、最もSW113の操作タイミングに時間的に近いときに撮像されることで得られた画像、すなわち、一番最初に得られた画像が選択される。なお、以下の説明では連続して撮像することを「連写」と表現することがある。
図2は、図1におけるシステム制御部108により実行される画像データ記録処理を示すフローチャートである。
この画像データ記録処理は、SW113がオンとなることで被写体を連続して撮像することにより、被写体を示す複数の画像を得て、得られた複数の画像から選択された画像を画像記録部107に記録する処理である。
図2において、撮像素子102から電荷信号を読み出し、A/D変換部103、画像処理部104、フォーマット変換部105を介して、DRAM106の所定領域への撮像で得られた画像を書き込む撮像処理を行う(ステップS201)。後述する図3の顔評価算出処理を実行して、その撮像で得られた画像を評価する(ステップS202)。次いで画像記録部107に記録する予定の画像(以下、「記録予定画像データ」という)を更新するか否か、すなわちこの画像を選択するか否か判別する(ステップS203)(選択部)。ステップS203で記録予定画像データを更新しないとき(ステップS203でNO)、ステップS204をスキップしてステップS205に進む。一方、ステップS203で記録予定画像データを更新するとき(ステップS203でYES)、記録予定画像データを、ステップS202で評価対象となった画像に更新する(ステップS204)。次いで予め定められている連続撮像枚数を撮像し終えたか否か判別する(ステップS205)。連続撮像枚数を撮像し終えたとき(ステップS205でYES)、DRAM106に記憶されている記録予定画像データを画像記録部107により記録し(ステップS206)(記録部)、本処理を終了する。
一方、ステップS203の判別の結果、記録予定画像データを更新しないとき(ステップS203でNO)、ステップS205に処理が進む。また、ステップS205の判別の結果、連続撮像枚数を撮像し終えていないとき(ステップS205でNO)、ステップS201以降の処理を繰り返す。
上記ステップS203における記録予定画像データの更新判別について説明する。更新する条件の1つは判別対象となる画像データが「連写の1枚目である」という条件Aである。もう1つの条件は「評価対象となった全ての顔にてマイナスの評価値が付与されず、かつ、評価対象となったいずれかの顔にて、顔の評価値がプラスであり、かつ、顔の評価値がいずれの評価値よりも大きい値となっている」という条件Bである。条件A、Bのいずれか一方を満たす場合に記録予定画像データは更新される。顔の評価値を以下の説明では、「顔評価値」ということがある。
顔評価値が同一である場合は、「いずれの評価値よりも大きい値」ではないので画像が更新されずに、同一の評価値であっても撮像開始タイミングに近い画像が選択されることとなる。
図2の処理によれば、評価値の最も大きい画像が複数存在する場合には、最も先に撮像することにより得られた画像が選択される(ステップS203でYES)。この結果、撮像開始タイミングに近い画像が選択される事となる結果、より撮像者の意図に沿った画像が選択可能となる。
また、マイナスの評価値とは、評価対象となった顔(以下、「評価対象顔」という)の笑顔度が所定量以上低くなった場合、さらに、目の開き具合が所定量以上低くなった場合に付与されるものである。評価対象顔が笑顔から普通顔へ変化した場合や、目開き状態から目瞑り状態に変化している場合にはマイナスの評価値が付与される。
プラスの評価値とは、基本的には評価対象顔の笑顔度が所定量以上高くなった場合、また、目の開き具合が所定量以上高くなった場合につくものである。評価対象顔が普通顔から笑顔へ変化している場合や、目瞑り状態から目開き状態へ変化している場合にはプラスの評価値が付与される。
上記評価対象顔とは、画像から検出された顔のうち、笑顔、目開きレベルを算出し、評価値算出を行う顔である。この評価対象顔は、「画像の所定範囲内に存在する」、「所定以上のサイズである」、また「撮像開始時にピントを合わせた顔である」などから判別される。すなわち、撮像者が被写体として意図したと思われる1人または複数の人物を評価対象顔としている。また、連写の2枚目以降の画像からは、前回の撮像で評価対象顔となった顔と同一な顔を優先的に評価対象顔として採用する。
同一な顔であるかの判別は、顔認識技術を用いても良いし、前回の撮像における評価対象顔と、ほぼ同一サイズ、同一位置にある場合は前回の撮像時における顔と同一な顔と判別しても良い。
図3は、図2のステップS202で実行される顔評価値算出処理の手順を示すフローチャートである。
図3において、画像から顔を検出し、検出した顔から上述した評価対象顔の選出方法により評価対象顔の選出を行う(ステップS301)(選出部)。後述する図4の笑顔評価処理を実行して、いずれかの評価対象顔に対して笑顔評価を行う(ステップS302)。後述する図6の目開き評価処理を実行して、笑顔評価を行った顔と同じ評価対象顔に対して目開き評価を行う(ステップS303)。そして評価対象顔の顔評価値を算出する(ステップS304)。本実施の形態では、顔評価値の算出は、評価対象顔それぞれに付与された、笑顔評価値、目開き評価値を全て足した値とする。
次いで、画像内の全ての評価対象顔の評価が完了したか否かを判別する(ステップS305)。画像内の全ての評価対象顔の評価が完了していないとき(ステップS305でNO)、ステップS302以降の処理を画像内の別の評価対象顔に対して繰り返す。その一方、画像内の全ての評価対象顔の評価が完了したとき(ステップS305でYES)、複数の画像の各々でステップS301により選出された顔に基づき、画像評価値(評価値)を算出して(ステップS306)(算出部)、本処理を終了する。評価値の算出は、複数の画像の中から1つの画像を選択するために用いられる複数の画像の中から1つの画像を選択するために用いられる。
本実施の形態では、画像評価値の算出は、画像内の複数の評価対象顔それぞれに付与された、顔評価値を全て足した値とする。もちろん、評価対象顔が1つしかなければ、その評価対象顔の顔評価値がそのまま画像評価値となる。人数の多さも評価の対象としたいのであれば、複数の評価対象顔の顔評価値をそのまま足して画像評価値を求めればよく、人数の多さを評価したくないのであれば、複数の評価対象顔の顔評価値の平均値を画像評価値として求めればよい。
図4は、図3のステップS302で実行される笑顔評価処理の手順を示すフローチャートである。
図4において、評価対象顔に対して、笑顔検出モジュール115にて、笑顔の度合いを示す笑顔レベルを取得する(ステップS401)。現在の画像が連続して撮像することで得られた画像のうちの1枚目の画像であるか否かを判別する(ステップS402)。判別の結果、現在の画像が1枚目の画像であるときは(ステップS402でYES)、後述する基本評価値を付与して(ステップS403)、本処理を終了。その一方、1枚目の画像でないときは(ステップS402でNO)、今回の評価対象顔が、以前の評価対象顔と同一か否か、すなわち前回までの撮像における評価対象顔と同一顔であるか否かを判別する(ステップS404)。同一顔ではないとき(ステップS404でNO)、評価値を付与せず(ステップS410)に、本処理を終了する。ステップS404で同一顔であるか否かを判別する理由は、笑顔判断所定値には、個人差があるため、その値を適応するためには、同一人物の必要があるためである。
一方、ステップS404の判別の結果、同一顔であるとき(ステップS404でYES)、今回撮像における笑顔レベルと以前の撮像における笑顔レベルとの差分を算出する(ステップS405)。比較対象となる画像について、本実施の形態では、前回撮像された画像における笑顔レベルと比較し、表情の変化を検出する。このとき、所定時間以前に撮像された画像における笑顔レベルと比較しても良いし、記録予定画像となっている撮像画像における笑顔レベルと比較しても良い。このように、各々の画像における同一の顔毎に笑顔の度合いを示す笑顔レベルが取得される。
次いで、差分と、笑顔の変化を評価するための笑顔判断所定値(第1の所定値)との比率を算出する(ステップS406)。その比率が1よりも小さく、かつ−1よりも大きいか否か(すなわち比率の絶対値が1未満か否か)判別する(ステップS407)。比率の絶対値が1未満のとき(ステップS407でYES)、前回の画像において、その評価対象顔が初めて笑顔に変化したか(すなわち、算出した比率が正の値になったか)否かを判別する。評価対象顔が初めて笑顔に変化していないとき(ステップS408でNO)、評価値を付与せず(ステップS410)に、本処理を終了する。
一方、ステップS407の判別の結果、比率の絶対値が1未満ではないとき、比率が1以上であるか否かを判別する(ステップS411)。比率が1以上ではない(すなわち、比率が−1以下)とき(ステップS411でNO)、マイナスの評価値を付与して(ステップS412)、本処理を終了する。このステップS412で付与されるマイナスの評価値は、上記ステップS406で求めた比率に応じて付与するようにしてもよい。この場合、普通顔への変化が大きければ大きいほど、マイナス方向に大きな評価値を付与することができる。
一方、ステップS408の判別の結果、評価対象顔が初めて笑顔に変化したとき(ステップS408でYES)、プラスの評価値を付与して(ステップS409)、本処理を終了する。上記ステップS408を経てこのステップS409で付与されるプラスの評価値は、一律の値とする。
また、ステップS411の判別の結果、比率が1以上のとき、プラスの評価値を付与して(ステップS409)、本処理を終了する。上記ステップS411経てこのステップS409で付与されるプラスの評価値は、上記ステップS406で求めた比率に応じて付与するようにしてもよい。この場合、笑顔変化が大きければ大きいほど、プラス方向に大きな評価値を付与することができる。
図4の処理において、前回の画像について、その評価対象顔がはじめて笑顔に変化したと判別された場合(ステップS407でYES、かつステップS408でYES)、その変化の度合いが小さくとも、一度だけプラスの評価値を付与する。笑顔だと判別される状態へ表情が変化したばかりの画像では、十分な笑顔まで到達していない可能性が高い。そこで、笑顔判断所定値以上、笑顔レベルが変化していなくても、一度だけはプラスの評価値を付与することで(ステップS409)、変化した次の画像が選択されやすくなる。
図5は図4の処理で付与された笑顔評価値を説明するのに用いられる図であり、(A)は笑顔レベルを示し、(B)は笑顔評価値を示す。
図5(A)のグラフは、縦軸が笑顔レベルを示し、横軸が連写枚数を示す。また、このグラフにおいて、白丸601が1枚目の画像における笑顔レベルである。差分602が1枚目の笑顔レベルと2枚目の笑顔レベルの差分である。線分603は笑顔判断所定値と差分とを比較するためのものであり、笑顔判断所定値は、最寄の2つの黒丸に挟まれた1つの区間である。これら白丸601、差分602、線分603は、1枚目以外であっても同様の意味で用いられている。
特に、図5では、線分603に示されるように1枚目と2枚目の差分は笑顔判断所定値の2倍であり、この場合の比率は、「+2」となる。
また、2枚目と3枚目、及び3枚目と4枚目の差分は、笑顔判断所定値を下回っており、4枚目と5枚目の差分は、笑顔判断所定値を若干上回っている。
一方、図5(B)のグラフは、縦軸が笑顔評価値を示し、横軸が連写枚数を示す棒グラフである。
図5(B)において、1枚目は、前回の画像が無い為、笑顔レベル差分が算出出来ないので、上述した基本評価値、例えば、「10」を付与する。次に、図5(A)に示される1枚目と2枚目の笑顔レベルを比較すると、その差分は、プラスの値となり、かつ笑顔判断所定値より大きくなっている。
上述したように、差分と、笑顔判断所定値との比率は、「+2」となっているので、「+20」の評価値を付与し、合計で「30」となる。次に、2枚目と3枚目の笑顔レベルを比較すると、その差分は、笑顔判断所定値より小さくなっているので、笑顔変化はしてないと判別する。しかし、前述したように前回の画像で始めて笑顔変化が発生したと判定され、かつ表情の変化が発生していない場合は、一度だけ一律の評価値を付与する。ここでは、「+10」を付与し、合計で「40」となる。
つぎに、3枚目と4枚目の笑顔レベルを比較すると、その差分は、笑顔判断所定値より小さくなっているので、笑顔変化はしてないと判別され、評価値は付与されず、合計は「40」のままとなる。次に、4枚目と5枚目の笑顔レベルを比較すると、その差分は、マイナスの値となり、かつ笑顔判断所定値より大きくなっている。差分と、笑顔判断所定値との比率は、1倍以上、2倍未満なので、評価値が「−10」とされ、合計で「30」となる。
図6は、図3のステップS303で実行される目開き評価処理の手順を示すフローチャートである。
図6において、評価対象顔に対して、目開き検出モジュール117にて、両目における目の開き度合いを示す目開きレベルを取得する(ステップS501)。現在の評価画像が連写の1枚目の画像であるか否かを判別する(ステップS502)。現在の評価画像が連写の1枚目の画像であるときは(ステップS502でYES)、基本評価値を付与し(ステップS503)、本処理を終了する。その一方、現在の評価画像が連写の1枚目の画像でないときは(ステップS502でNO)、今回の評価対象顔が、前回までの撮像における評価対象顔と同一顔であるか否かを判別する(ステップS504)。同一顔であるか否かを判別する理由は、目の開き度合いの変化を評価するための目開き変化判断所定値(第2の所定値)には、個人差がある。従って、その値を適応するのは、同一人物の必要がある為である。このように、各々の画像における同一の顔毎に目の開き度合いを示す目開きレベルが取得される。
この目開き変化判断所定値は、予め決められた値として持っていても良いし、撮像開始までに取得された評価対象顔の各目における目開きレベルの推移を計測し、その計測値から算出しても良い。また、目開き判断所定値は、左右の目で変えても良い。
ステップS504の判別の結果、前回までの撮像における評価対象顔と同一顔であるときは(ステップS504でYES)、その顔が笑顔変化したか否か判別する(ステップS505)。
一方、ステップS504の判別の結果、前回までの撮像における評価対象顔と同一顔でないとき(ステップS504でYES)、評価値を付与せずに(ステップS506)、本処理を終了する。ステップS505での判別の結果、その顔が笑顔変化したときは(ステップS505でYES)、評価値を付与せずに(ステップS506)、本処理を終了する。笑顔変化したときに評価値が付与されない理由は、笑顔変化した顔は、目瞑りになっている可能性が高いためである。
ステップS505の判別の結果、顔が笑顔変化していないときは(ステップS505でNO)、後述する図7の目開き変化検出処理を実行する(ステップS507)。目開き変化検出処理は、各目における今回の撮像での目開きレベルと以前の撮像における目開きレベルとの差分を算出することで目の開きの変化を検出する処理である。このステップS507において比較対象となる以前の撮像について、本実施の形態では、前回の撮像画像における目開きレベルと比較し、表情の変化を検出する。このとき、所定時間以前の撮像画像における目開きレベルと比較しても良いし、記録予定画像となっている撮像画像における目開きレベルと比較しても良い。
次いで、両目とも目開きが変化したか否かを判別する(ステップS508)。両目とも目開きが変化しているときは(ステップS508でYES)、両目とも同一方向に変化しているか否か判別する(ステップS512)。同一方向へ変化しているときは(ステップS512でYES)、両目ともに目開き方向へ変化しているか否か判別する(ステップS514)。両目ともに目開き方向へ変化しているときは(ステップS514でYES)、プラスの評価値を付与し(ステップS515)、本処理を終了する。ここで付与されるプラスの評価値は、差分と目開き変化判断所定値との比率が大きい方の目の比率に応じた値となる。
ステップS508での判別の結果、両目とも変化していないときは(ステップS508でNO)、片目のみ変化したか否か判別する(ステップS509)。片目のみ変化していない、すなわち両目とも変化していないときは(ステップS509でNO)、評価値を付与せずに(ステップS506)、本処理を終了する。
ステップS509での判別の結果、片目のみ変化しているとき(ステップS509でYES)、目開き方向へ変化したか否か判別する(ステップS510)。目開き方向へ変化したとき(ステップS510でYES)、プラスの評価値を付与し(ステップS511)、本処理を終了する。
ステップS510の判別の結果、目開き方向へ変化しなかったとき(ステップS510でNO)、マイナスの評価値を付与し(ステップS513)、本処理を終了する。ステップS512の判別の結果、同一方向へ変化しなかったとき(ステップS512でNO)、マイナスの評価値を付与し(ステップS513)、本処理を終了する。ステップS514の判別の結果、目開き方向に変化しなかったとき(ステップS514でNO)、マイナスの評価値を付与し(ステップS513)、本処理を終了する。
上記ステップS513で付与されるマイナスの評価値は、差分と目開き変化判断所定値との比率が大きい方の目の比率に応じた値となる。
また、ステップS520で同一方向に変化していないと判別されたときにマイナスの評価値を付与する理由は、顔が片目が目開き方向へ変化し、片目が目瞑り方向へ変化しているような顔となっているため、バランスの悪い表情となりやすいためである。
図7は、図6のステップS507で実行される目開き変化検出処理の手順を示すフローチャートである。
図7に示されるフローチャートでは、右目、左目の順に処理が行われる。
図7において、各目における今回の撮像における目開きレベルと以前の撮像における目開きレベルとの差分を算出する(ステップS701)。各目における差分と、目開き変化判断所定値との比率を算出し(ステップS702)、右目における比率が、−1よりも大きく、1よりも小さいか否か(すなわち比率の絶対値が1未満か否か)を判別する(ステップS703)。右目における比率が、比率の絶対値が1未満のとき(ステップS703でYES)、右目は変化していないので、右目に変化がないことをDRAM106に記憶し(ステップS704)、ステップS705に進む。
ステップS703の判別の結果、右目における比率が、比率の絶対値が1未満ではないとき(ステップS703でNO)、右目における比率が1以上であるか否かを判別する(ステップS707)。右目における比率が1以上であるとき(ステップS707でYES)、右目が目を開く方向に変化しているので、右目が目開き方向へ変化したことをDRAM106に記憶し(ステップS708)、ステップS705に進む。
ステップS707の判別の結果、右目における比率が1未満、すなわち比率が−1以下であるとき(ステップS707でNO)、右目が目瞑り方向に変化していることを示している。従って、右目が目瞑り方向へ変化したことをDRAM106に記憶し(ステップS709)、ステップS705に進む。
次いで、左目における比率が、−1よりも大きく、1よりも小さいか否か(すなわち比率の絶対値が1未満か否か)を判別する(ステップS705)。左目における比率が、比率の絶対値が1未満のとき(ステップS705でYES)、左目は変化していないことを示している。従って、左目に変化がないことをDRAM106に記憶し(ステップS706)、本処理を終了する。
ステップS705の判別の結果、左目における比率が、比率の絶対値が1未満ではないとき(ステップS705でNO)、左目における比率が1以上であるか否かを判別する(ステップS710)。左目における比率が1以上であるとき(ステップS710でYES)、左目が目を開く方向に変化しているので、左目が目開き方向へ変化したことをDRAM106に記憶し(ステップS711)、本処理を終了する。
ステップS710の判別の結果、左目における比率が1未満、すなわち比率が−1以下であるとき(ステップS710でNO)、左目が目瞑り方向に変化していることを示している。従って、左目が目瞑り方向へ変化したことをDRAM106に記憶し(ステップS712)、本処理を終了する。
図8は、図6の処理で付与された目開き評価値を説明するのに用いられる図であり、(A)は右目における目開きレベルを示し、(B)は左目における目開きレベル、(C)は目開き評価値を示す。
図8(A)、図8(B)のグラフは、縦軸が右目又は左目の目開きレベルを示し、横軸が連写枚数を示す。また、このグラフにおいて、白丸701,704が、右目又は左目での1枚目の画像における目開きレベルである。差分702,705が右目又は左目での1枚目の笑顔レベルと2枚目の笑顔レベルの差分である。線分703,706は右目又は左目での目開き判断所定値と差分とを比較するためのものであり、目開き判断所定値は、最寄の2つの黒丸に挟まれた1つの区間である。これら白丸701,704、線分703,706は、1枚目以外であっても同様の意味で用いられている。
図8(A)において、1枚目から2枚目への差分702の目開きレベルは、マイナスの値となり目開き判断所定値の1倍以上、2倍未満であるので、目瞑り方向へ変化したと判別する。ただし、2枚目が笑顔だと判別されている場合は、目瞑り方向へ変化したとの判別を行わない。図8(A)では、2枚目で笑顔が発生したとして目開き評価値の説明を行う。
次に、2枚目と3枚目の目開きレベルを比較すると、その差分は、プラスの値となり、目開き判断所定値の1倍以上、2倍未満であるので、目開き方向へ変化したと判別する。さらに、3枚目と4枚目の目開きレベルを比較すると、その差分は、マイナスの値となり目開き判断所定値の1倍以上、2倍未満であるので、目瞑り方向へ変化したと判別する。
また、4枚目と5枚目の目開きレベルを比較するとその差分は、プラスの値となり目開き判断所定値の1倍以上、2倍未満であるので、目開き方向へ変化したと判別する。
図8(B)において、1枚目から2枚目へ差分705の目開きレベルは、プラスの値となり目開き判断所定値の1倍以上、2倍未満であるので、目瞑り方向へ変化したと判別する。ただし、2枚目が笑顔だと判別されている場合は、目瞑り方向へ変化したとの判別を行わない。図8(B)では、2枚目で笑顔が発生したとして評価値の説明を行う。
次に、2枚目と3枚目の目開きレベルを比較すると、その差分は、目開き判断所定値よりも小さい値となり、変化なしと判別する。さらに、3枚目と4枚目の目開きレベルを比較すると、その差分は、目開き判断所定値よりも小さい値となり、変化なしと判別する。また、4枚目と5枚目の目開きレベルを比較するとその差分は、目開き判断所定値よりも小さい値となり、変化なしと判別する。
図8(C)のグラフは、縦軸が見開き評価値、横軸が連写枚数を示している。目開き評価値は、両目の変化状態を基に算出される。
1枚目は、前回の画像が無い為、笑顔レベル差分が算出出来ないので、所定評価値、例えば「10」を付与する。次に、2枚目の画像は、右目が目瞑り、左目も目瞑りとされているので、同一方向への変化として、目瞑りだと判別する。しかし2枚目で笑顔だと判別されている場合は、目開きレベルでの評価値付与を行わないので、評価値は、「10」のままとなる。次に、3枚目の画像では、右目が目開き、左目も目開きとされているので、同一方向への変化として、目開きだと判別する。左右の目、どちらの比率も、1倍以上、2倍未満なので、「+10」され、評価値は「20」となる。次に4枚目は、右目が目瞑り、左目が変化なしとされているので、目瞑り方向へ変化したと判別する。右目の比率は、1倍以上、2倍未満なので、「−10」され、評価値は「10」となる。次に、5枚目の画像では、右目が目開き、左目が変化なしとされているので、目開き方向へ変化したと判別する。右目の比率は、1倍以上、2倍未満なので、「+10」され、評価値は、「20」となる。
図9は、図2の処理で算出される顔評価値を説明するのに用いられる図である。
図9に示されるグラフは、縦軸が顔評価値を示し、横軸が連写枚数を示す。顔評価値は、笑顔評価値と目開き評価値との和としている。
そこでまず笑顔評価値は、1枚目が「10」、2枚目及び5枚目が「30」、3枚目及び4枚目が「40」である。一方、目開き評価値は、3枚目と5枚目が「20」、それら以外は「10」である。
従って、図5に示される笑顔評価値、及び図8に示される目開き評価値の場合、顔評価値は、1枚目が「20」、2枚目が「40」、3枚目が「60」、4枚目が「50」、5枚目が「50」となる。
評価対象顔が1つだけの場合は、この顔評価値が画像評価値となる。そして、本実施の形態にて、記録される画像は、「全ての評価対象顔にてマイナスの評価値が付与されていない。かつ、どれかの評価対象顔にて、プラスの評価値が付与されている。かつ、顔評価値が最大の値となっている」という条件から、3枚目が選択される。
なお、上述したように、この条件を満たす画像が複数ある場合には、撮像者のSW113の操作タイミングを考慮して、この複数の中から最も先に撮像された画像が選択される。
このように、評価対象顔の笑顔レベルや目開きレベルの変化の程度が閾値よりも小さいと判別した場合は、それらに起因する評価値を前回の評価値を同じ値とする。これによって、表情の変化が小さい場合にはその表情のレベルよりも撮像者のSW113の操作タイミングを優先して画像データを選択できるようにしている。これで、表情の評価値と撮像者のSW113の操作タイミングの両方を考慮した画像を選択することが可能となり、連続撮像で得られた画像データの中から、撮像者の意図により沿った画像データを記憶することが可能となる。
本実施の形態では、顔に関する度合いは、笑顔、目開きのレベルとしたが、顔の位置、サイズによる画像の構図、ピントの合い具合なども、同様に評価値を付与し、画像選択に用いる事が出来る事とする。
本実施の形態によれば、評価値の最も大きい画像が複数存在する場合には、最も先に撮像することにより得られた画像が選択される(ステップS203でYES)。これにより撮像開始タイミングに近い画像が選択される事となる結果、より撮像者の意図に沿った画像が選択可能となる。
なお、上述した実施の形態において、システム制御部108の制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラ100に適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されない。すなわち、本発明は複数の画像を同時に表示するように制御可能な表示制御装置であれば適用可能である。具体的には、パーソナルコンピュータやPDAが挙げられる。また、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、プリンタ装置に設けられた印刷画像選択および確認のためのディスプレイ、デジタルフォトフレームなども挙げられる。
(他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
100 デジタルカメラ
107 画像記録部
108 システム制御部
114 顔検出モジュール
115 笑顔検出モジュール
117 目開き検出モジュール

Claims (14)

  1. 連続して撮像された複数の画像データのそれぞれに対して、画像データに含まれる被写体に基づいて評価値を算出する算出手段と、
    前記複数の画像データの中からいずれかの画像データを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された画像データを記憶する記憶手段を有し、
    前記選択手段は、前記複数の画像データから、他の画像データよりも評価値が高い画像データを選択するものであって、前記複数の画像データのうち、先の撮像で得られた画像の評価値よりも、後の撮像で得られた画像の評価値のほうが高くても、それら評価値の差が所定値以下である場合には、前記先の撮像で得られた画像を選択することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記選択手段は、前記先の撮像で得られた画像データの評価値よりも、前記後の撮像で得られた画像データの評価値のほうが高く、かつ、それら評価値の差が所定値よりも大きければ、前記後の撮像で得られた画像データを選択することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記それぞれの画像データから、前記評価値を算出する対象となる被写体を選択する選択手段を有し、
    前記算出手段は、前記画像データに対して、前記選択手段で選択された被写体に基づいて前記評価値を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記算出手段は、前記それぞれの画像データに含まれる人物の笑顔に対する笑顔評価値を算出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記算出手段は、前記それぞれの画像データに含まれる人物の目に対する目開き評価値を算出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. ユーザの指示に応じて連続して撮像を行う撮像手段と、
    前記撮像手段による連続した撮像で得られた複数の画像データのそれぞれに対して、画像データに含まれる被写体に基づいて評価値を算出する算出手段と、
    前記複数の画像データの中からいずれかの画像データを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された画像データを記憶する記憶手段を有し、
    前記選択手段は、前記複数の画像データから、他の画像データよりも評価値が高い画像データを選択するものであって、前記複数の画像データのうち、第1の画像データの評価値よりも第2の画像データの評価値のほうが高くても、それら評価値の差が所定値以下であり、かつ、前記第2の画像データが得られた撮像のタイミングよりも前記第1の画像データが得られた撮像のタイミングのほうが前記ユーザの指示のタイミングに近いならば、前記第1の画像データを選択することを特徴とする撮像装置。
  7. 前記選択手段は、前記第1の画像データの評価値よりも、前記第2の画像データの評価値のほうが高く、かつ、それら評価値の差が所定値よりも大きければ、前記第2の画像データを選択することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記それぞれの画像データから、前記評価値を算出する対象となる被写体を選択する選択手段を有し、
    前記算出手段は、前記画像データに対して、前記選択手段で選択された被写体に基づいて前記評価値を算出することを特徴とする請求項6または7に記載の撮像装置。
  9. 前記算出手段は、前記それぞれの画像データに含まれる人物の笑顔に対する笑顔評価値を算出することを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記算出手段は、前記それぞれの画像データに含まれる人物の目に対する目開き評価値を算出することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 連続して撮像された複数の画像データのそれぞれに対して、画像データに含まれる被写体に基づいて評価値を算出する工程と、
    前記複数の画像データの中からいずれかの画像データを選択する工程と、
    選択された画像データを記憶手段に記憶する工程を有し、
    前記いずれかの画像データを選択する工程において、前記複数の画像データから、他の画像データよりも評価値が高い画像データを選択するものであって、前記複数の画像データのうち、先の撮像で得られた画像の評価値よりも、後の撮像で得られた画像の評価値のほうが高くても、それら評価値の差が所定値以下である場合には、前記先の撮像で得られた画像を選択することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  12. 撮像手段がユーザの指示に応じて連続して撮像を行って複数の画像データを得る工程と、
    前記複数の画像データのそれぞれに対して、画像データに含まれる被写体に基づいて評価値を算出する工程と、
    前記複数の画像データの中からいずれかの画像データを選択する工程と、
    選択された画像データを記憶手段に記憶する工程を有し、
    前記いずれかの画像データを選択する工程において、前記複数の画像データから、他の画像データよりも評価値が高い画像データを選択するものであって、前記複数の画像データのうち、第1の画像データの評価値よりも第2の画像データの評価値のほうが高くても、それら評価値の差が所定値以下であり、かつ、前記第2の画像データが得られた撮像のタイミングよりも前記第1の画像データが得られた撮像のタイミングのほうが前記ユーザの指示のタイミングに近いならば、前記第1の画像データを選択することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  13. 画像処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記制御方法は、
    連続した撮像で得られた複数の画像データのそれぞれに対して、画像データに含まれる被写体に基づいて評価値を算出する工程と、
    前記複数の画像データの中からいずれかの画像データを選択する工程と、
    選択された画像データを記憶手段に記憶する工程を有し、
    前記いずれかの画像データを選択する工程において、前記複数の画像データから、他の画像データよりも評価値が高い画像データを選択するものであって、前記複数の画像データのうち、先の撮像で得られた画像の評価値よりも、後の撮像で得られた画像の評価値のほうが高くても、それら評価値の差が所定値以下である場合には、前記先の撮像で得られた画像を選択することを特徴とするプログラム。
  14. 撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記制御方法は、
    撮像手段がユーザの指示に応じて連続して撮像を行って得た複数の画像データのそれぞれに対して、画像データに含まれる被写体に基づいて評価値を算出する工程と、
    前記複数の画像データの中からいずれかの画像データを選択する工程と、
    選択された画像データを記憶手段に記憶する工程を有し、
    前記いずれかの画像データを選択する工程において、前記複数の画像データから、他の画像データよりも評価値が高い画像データを選択するものであって、前記複数の画像データのうち、第1の画像データの評価値よりも第2の画像データの評価値のほうが高くても、それら評価値の差が所定値以下であり、かつ、前記第2の画像データが得られた撮像のタイミングよりも前記第1の画像データが得られた撮像のタイミングのほうが前記ユーザの指示のタイミングに近いならば、前記第1の画像データを選択することを特徴とするプログラム。
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