JP2015042517A - Seat for vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、乗物用シートに関する。詳しくは、シートバックの外周部にエアバッグユニットが取り付けられ、シートバックの背部にバックボードが取り付けられた乗物用シートに関する。 The present invention relates to a vehicle seat. Specifically, the present invention relates to a vehicle seat in which an airbag unit is attached to an outer peripheral portion of a seat back and a back board is attached to a back portion of the seat back.
従来、車両用シートにおいて、シートバックの車両外側の側部にエアバッグユニットが備え付けられたものが知られている(特許文献1)。上記エアバッグユニットは、そのエアバッグモジュールを内装するモジュールケースが、ボルトとナットとから成る締結構造によってシートバックの車両外側のサイドフレームの外側部に取り付けられている。また、上記シートバックの背面部には、樹脂製のバックボードがシートバックの背面を覆った状態となって設けられている。上記バックボードは、その左右両側の縁部が前方側に湾曲した形に形成されており、シートバックの両外側の側面の一部も覆った状態として設けられている。詳しくは、上記バックボードの車両外側の縁部は、エアバッグユニットのモジュールケースとして機能するブラケットに取り付けられて位置固定された状態となって設けられている。 2. Description of the Related Art Conventionally, a vehicle seat is known in which an airbag unit is provided on a side of a seat back outside the vehicle (Patent Document 1). In the airbag unit, a module case that houses the airbag module is attached to an outer portion of a side frame outside the seat back of the vehicle by a fastening structure including a bolt and a nut. Further, a resin backboard is provided on the back portion of the seat back so as to cover the back of the seat back. The backboard is formed in a state in which the left and right edges are curved forward, and covers a part of both outer side surfaces of the seatback. Specifically, the outer edge of the backboard is attached to a bracket that functions as a module case of the airbag unit and is fixed in position.
しかし、上記従来技術では、バックボードの車両外側の縁部がモジュールケース(ブラケット)を車両外側から覆った状態となって設けられているため、エアバッグの展開経路が阻害されやすくなっている。本発明は、上記問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、エアバッグユニットのモジュールケースに、エアバッグの展開経路を阻害しないようにバックボードを位置固定させられるようにすることにある。 However, in the above-described prior art, the edge of the backboard on the vehicle outer side is provided in a state of covering the module case (bracket) from the vehicle outer side, so that the airbag deployment path is easily obstructed. The present invention was devised as a solution to the above problem, and the problem to be solved by the present invention is to provide a module case of an airbag unit with a backboard so as not to obstruct the deployment path of the airbag. The purpose is to be able to fix the position.
上記課題を解決するために、本発明の乗物用シートは次の手段をとる。
第1の発明は、シートバックの外周部にエアバッグユニットが取り付けられ、シートバックの背部にバックボードが取り付けられた乗物用シートである。エアバッグユニットは、そのエアバッグモジュールを内包するモジュールケースの特定の壁部がエアバッグの膨張展開時に押し開かれる構成となっている。バックボードは、その一部が、モジュールケースの特定の壁部とは異なる壁部に形成された嵌合部に嵌め込まれることにより、モジュールケースに対してシート幅方向の移動が規制された状態として設けられている。
In order to solve the above problems, the vehicle seat of the present invention takes the following means.
A first invention is a vehicle seat in which an airbag unit is attached to an outer peripheral portion of a seat back and a back board is attached to a back portion of the seat back. The airbag unit is configured such that a specific wall portion of a module case containing the airbag module is pushed open when the airbag is inflated and deployed. A part of the backboard is fitted into a fitting portion formed on a wall portion different from a specific wall portion of the module case, so that the movement in the seat width direction is restricted with respect to the module case. Is provided.
この第1の発明によれば、嵌合部がモジュールケースの押し開かれる特定の壁部とは異なる壁部に形成されていることにより、エアバッグの展開経路を阻害しないようにバックボードをモジュールケースに対してシート幅方向に位置固定した状態に取り付けることができる。 According to the first aspect of the invention, the fitting portion is formed on the wall portion different from the specific wall portion to be pushed open of the module case, so that the backboard is modularized so as not to obstruct the airbag deployment path. It can be attached to the case in a position fixed in the sheet width direction.
第2の発明は、上述した第1の発明において、次の構成とされているものである。エアバッグユニットは、シートバックの側部に設けられてモジュールケースのシート外側の壁部がシート外側に押し開かれてエアバッグがシート前方側に膨張展開される構成となっている。嵌合部は、モジュールケースの後側部に設けられている。 The second invention is the following configuration in the first invention described above. The airbag unit is provided on the side portion of the seat back, and the wall portion outside the seat of the module case is pushed open to the outside of the seat so that the airbag is inflated and deployed on the front side of the seat. The fitting part is provided in the rear side part of the module case.
この第2の発明によれば、よりエアバッグの展開経路を阻害しないようにバックボードをモジュールケースに対してシート幅方向に位置固定した状態に取り付けることができる。 According to the second aspect of the invention, the backboard can be attached in a state in which the position of the backboard is fixed in the seat width direction with respect to the module case so as not to hinder the airbag deployment path.
第3の発明は、上述した第2の発明において、次の構成とされているものである。嵌合部が、モジュールケースの後側部に形成された凹部となっており、凹部にバックボードの縁部が嵌め込まれる構成となっている。 The third invention is the following configuration in the second invention described above. The fitting portion is a recess formed in the rear side portion of the module case, and the edge of the backboard is fitted in the recess.
この第3の発明によれば、バックボードをエアバッグユニットよりシート外側に張り出させることなく、その端末部分(縁部)をモジュールケースに対してシート幅方向に位置決めした状態に取り付けることができ、バックボードの端末部分(縁部)をモジュールケースとの間に隙ができないように見栄え良く設けることができる。 According to the third aspect of the present invention, the end portion (edge) of the backboard can be attached to the module case in the seat width direction without projecting the backboard from the airbag unit to the seat outer side. The terminal portion (edge) of the backboard can be provided with good appearance so that there is no gap between the module case and the terminal portion.
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。 EMBODIMENT OF THE INVENTION Below, the form for implementing this invention is demonstrated using drawing.
始めに、実施例1のシート1(乗物用シート)の構成について、図1〜図3を用いて説明する。図1に示すように、本実施例のシート1は、自動車の助手席として構成されており、着座乗員の背凭れとなるシートバック2と、着座部となるシートクッション3と、シートバック2の上部に形成された頭凭れとなるヘッドレスト部4と、を備えた構成となっている。上述したシートバック2の図示向かって右側となる車両外側の側部には、車両の側面衝突発生時に乗員を衝突から保護するエアバッグユニット10が付設されている。このエアバッグユニット10は、車両の側面衝突発生時に、その内部に設けられたエアバッグモジュール11が車両のECUからの電気信号を受けてインフレータにて火薬を点火させ、エアバッグを着座乗員の側方部に向けて膨らませるように展開させる、公知のサイドエアバッグの構成となっている。
First, the configuration of the seat 1 (vehicle seat) according to the first embodiment will be described with reference to FIGS. As shown in FIG. 1, the
上述したエアバッグユニット10は、シートバック2の車両外側の側部の骨格を成すサイドフレーム2Fの外側の面部2Faに取り付けられて設けられている(図2参照)。具体的には、エアバッグユニット10は、そのエアバッグモジュール11を内包する樹脂製のモジュールケース12が、上述したサイドフレーム2Fの外側の面部2Faに外側から取り付けられて設けられている。上述したモジュールケースは、縦長な箱型形状に形成されており、図2に示すように前後方向に長尺な横断面形状をもつ形に形成されている。上述したモジュールケース12のサイドフレーム2Fへの取り付けは、モジュールケース12の内側の壁部12Bの後側領域部に一体的に取り付けられた高さ方向に並ぶ2個のスタッドボルト12Fをそれぞれサイドフレーム2Fの外側の面部2Faに通した後、その通された各スタッドボルト12Fの先にそれぞれナット12Gをサイドフレーム2Fの内側から締結することによって行われている。
The
そして、図3に示すように、上記取り付けられたモジュールケース12に対し、シートバック2の背面を後側から覆うバックボード2Bの車両外側の縁部2Baが、シート後方側から差し込まれて幅方向に位置固定された状態とされている。この位置固定により、バックボード2Bは、その車両外側の縁部2Baのシート幅方向のバタ付きが抑えられた状態として、モジュールケース12との間に隙間が空かないように位置固定されて、シートバック2の背面を見栄え良く覆った状態に保持された状態とされている。
As shown in FIG. 3, the edge 2Ba on the vehicle outer side of the
以下、上述したバックボード2Bの車両外側の縁部2Baをモジュールケース12に嵌め込んで位置固定する構造について、シートバック2の基本構造と合わせて詳しく説明していく。先ず、シートバック2の構成について説明する。シートバック2は、図2に示すように、その内部の骨格を成す図示しない金属製のバックフレーム(一部のサイドフレーム2Fのみ図示)と、バックフレームの前部に覆い被せられるように組み付けられて着座乗員の荷重を和らげて受け止める発泡ウレタン製のバックパッド2Pと、バックパッド2Pの表面全体を覆うように前方側から被せ付けられた布製のバックカバー2Cと、シートバック2の背面を覆うように後側から取り付けられた樹脂製のバックボード2Bと、によって構成されている。
Hereinafter, the structure in which the vehicle outer edge 2Ba of the
上述したバックフレーム(一部のサイドフレーム2Fのみ図示)は、シートバック2の外周形状に沿った骨格を成す正面視逆U字状に組まれた構成となっており、その図示されたシートバック2の車両外側の側部の骨格を成すサイドフレーム2F(外周部)に対し、上述したエアバッグユニット10が取り付けられている。上述したサイドフレーム2Fは、一枚の縦長状の鋼板材によって形成されており、その前側の縁部と後側の縁部とがそれぞれシート内側に2段階に折り曲げられることで、それらのエッジがシート形状の外側に向かって立たないようにシート形状の内側に向かって折り込まれた形に形成されている。
The above-described back frame (only some of the
具体的には、サイドフレーム2Fは、シート外側に面を向ける外側の面部2Faと、この外側の面部2Faの前側の縁からシート内側に折り曲げられた前側の面部2Fbと、外側の面部2Faの後側の縁からシート内側に折り曲げられた後側の面部2Fcと、を有する形に形成されている。上記前側の面部2Fbは、外側の面部2Faの前側の縁からシート内側にシート前側を向く斜めの角度まで折り曲げられた後、更にその途中箇所がシート後側を向く斜めの角度まで折り曲げられた、2段階に山折りされた形に形成されている。これにより、前側の面部2Fbは、その2段目の折り曲げられた先のシート内側前方を向く斜めの面部によって、後述するバックパッド2Pの着座乗員の身体を外側から斜め支持する面部(サイドサポート部2Ps)を斜め後方側から真っ直ぐに面で支持することができる形に形成されている。そして、前側の面部2Fbは、その折り曲げられた先の縁部が、シート内側後方に向けられた状態として、シート形状の外側に向かってエッジを立たせないようにシート形状の内側に向かって折り込まれた形に形成されている。
Specifically, the
一方、後側の面部2Fcは、上述した外側の面部2Faの後側の縁からシート内側に略直角に折り曲げられた後、更にその折り曲げられた先の末端箇所がシート前側を向く斜めの角度まで折り曲げられた、2段階に谷折りされた形に形成されている。上述した後側の面部2Fcは、その1段目の折り曲げられた箇所から2段目の折り曲げられた箇所までの幅長が、上述した前側の面部2Fbの幅長よりも長い形状となっており、この部分においてシート後方側から受ける外力を広く受け止めて支持することができるようになっている。また、後側の面部2Fcは、その折り曲げられた先の縁部(後側の縁部)が、シート内側前方に向けられた状態として、シート形状の外側に向かってエッジを立たせないようにシート形状の内側に向かって折り込まれた形に形成されている。 On the other hand, after the rear surface portion 2Fc is bent at a substantially right angle from the rear edge of the outer surface portion 2Fa to the inside of the sheet, the bent end portion is further inclined at an oblique angle toward the front side of the sheet. It is formed into a folded shape that is folded in two stages. The above-described rear surface portion 2Fc has a shape in which the width from the bent portion of the first step to the bent portion of the second step is longer than the width of the front surface portion 2Fb. In this portion, the external force received from the rear side of the seat can be widely received and supported. In addition, the rear surface portion 2Fc has a bent front edge (rear edge) facing the front inside the seat so that the edge does not stand toward the outside of the sheet shape. It is formed in a shape folded toward the inside of the shape.
ここで、上述した「シート形状」の内側・外側とは、シート形状の幅方向の内側・外側を意味している他、シート形状の前後方向の内側・外側も意味している。すなわち、上述した車両外側のサイドフレーム2Fを例に説明すると、同サイドフレーム2Fにおけるシート形状の内側とは、図3で見て、サイドフレーム2Fの幅方向の最も外側に位置している外側の面部2Faから図示右側の領域(反対側のサイドフレーム(図示省略)との間に挟まれた領域)が、シート形状の幅方向の内側となり、サイドフレーム2Fの前後方向の最も外側に位置している前側の面部2Fbと後側の面部2Fcとの間に挟まれた領域が、シート形状の前後方向の内側となる。それ以外の領域が、上記サイドフレーム2Fにおけるシート形状の外側となる。
Here, the inside and outside of the “sheet shape” described above mean the inside and outside of the sheet shape in the width direction, and also the inside and outside of the sheet shape in the front-rear direction. That is, when the above-described
バックパッド2Pは、軟質ポリウレタンフォーム原料を発泡成形して形成したものであり、上述した図示しないバックフレーム(一部のサイドフレーム2Fのみ図示)の前部にセットされた後、その表面全体を覆うように布製のバックカバー2Cが前方側から被せ付けられて張設されることにより、このバックカバー2Cの張設力によってバックフレームの前部に位置決めされた状態にセットされた状態とされている。
The
上記バックパッド2Pは、そのバックフレームの左右のサイドフレーム(車両外側のサイドフレーム2Fのみ図示)の前部に掛けられる部位が、着座乗員の背部を両外側から支持できるように前方側に山状に大きく膨らんだサイドサポート部2Psとして形成されている。これらサイドサポート部2Psは、バックフレームの左右のサイドフレーム(車両外側のサイドフレーム2Fのみ図示)の前部に結合された前方側に張り出す形状出しワイヤ2Ff(図1参照)によって各サイドフレーム(車両外側のサイドフレーム2Fのみ図示)よりも前方側に張り出した位置で後方側から支えられた状態とされている。これら形状出しワイヤ2Ffによる支持により、各サイドサポート部2Psは、着座乗員の背部を両外側から強く支えることができるようになっている。
The
上述したバックパッド2Pの各サイドサポート部2Psは、各サイドフレーム(車両外側のサイドフレーム2Fのみ図示)の両外側の面部2Faも外側から覆った状態となるようにシート後方側に曲げ返された形に形成されている。しかし、エアバッグユニット10が装着される側となる車両外側のサイドサポート部2Psは、そのサイドフレーム2Fを外側から覆う領域の一部が、エアバッグユニット10の装着領域を空けるように部分的に幅方向(厚さ方向)に貫通する形に刳り貫かれた形状とされている(貫通孔2Pa)。
Each of the side support portions 2Ps of the
バックカバー2Cは、図3に示すように、上述したバックパッド2Pの表面全体を覆い被せるようにバックパッド2Pに前方側から被せ付けられた後、その周縁部が後方側に引き込まれてバックフレーム(車両外側のサイドフレーム2Fのみ図示)に止着されることにより、バックパッド2Pの表面全体に広く密着するように左右両側と上下両側とからそれぞれ引張り込まれた状態に張設された状態とされている。詳しくは、バックカバー2Cの左右両側の縁部は、各縁部に取り付けられた止着用のフック2Caを各サイドフレームの後側の縁部(車両外側のサイドフレーム2Fの後側の縁部のみ図示)に引掛けることにより、各サイドフレームに止着された状態とされている。
As shown in FIG. 3, the
また、上述したバックカバー2Cのエアバッグユニット10が装着される側となる車両外側の側面部に被せられる部位には、バックカバー2Cがエアバッグユニット10の装着領域にかからないように、上述したバックパッド2Pに形成された貫通孔2Paと同様に、エアバッグユニット10の装着領域を空けるように部分的に幅方向に貫通する形に切り抜かれた切抜き部2Cbが形成されている。
Further, the above-described back cover 2C is not placed on a portion of the back cover 2C that covers the side surface outside the vehicle on which the
バックボード2Bは、後述するエアバッグユニット10が車両外側のサイドフレーム2Fに取り付けられた後に、図示しないバックフレーム(一部のサイドフレーム2Fのみ図示)の所々の箇所にクリップを用いて後側から差し込まれて装着された状態とされている。上述したバックボード2Bは、その左右両側の縁部(車両外側の縁部2Baのみ図示)がシート前方側に湾曲した形に形成されており、各サイドフレーム(車両外側のサイドフレーム2Fのみ図示)を両外側から覆うバックパッド2Pの各サイドサポート部2Psの後側領域の側面部(を覆うバックカバー2C)に両外側からあてがえられた状態に設けられた状態とされている。
The
詳しくは、上述したバックボード2Bは、図3に示すように、その車両外側のモジュールケース12の設置領域にかかる縁部2Baが、後述するモジュールケース12の後側の壁部12Cに形成された凹部12D内に後側から嵌め込まれることにより、シート幅方向に位置固定された状態に設けられた状態とされている。このバックボード2Bの車両外側の縁部2Baをモジュールケース12の凹部12D内に嵌め込む作業は、バックボード2Bを上述した図示しないクリップを用いてバックフレーム(一部のサイドフレーム2Fのみ図示)の所々の箇所に装着して取り付けるためにバックフレームに後側からあてがう作業時に一緒に行われるようになっている。上記嵌め込みにより、バックボード2Bは、その車両外側の縁部2Baとモジュールケース12との間に隙間が生じないように見栄え良く位置決めされた状態に保持された状態とされている。ここで、上述したモジュールケース12の後側の壁部12Cが本発明の「特定の壁部とは異なる壁部」に相当する。
Specifically, as shown in FIG. 3, the
次に、エアバッグユニット10のモジュールケース12の構成について説明する。図1に示すように、モジュールケース12は、内部にエアバッグモジュール11を収容する縦長な箱型形状に形成されており、図2に示すように、その内部のエアバッグモジュール11が膨張展開する際に破断して開く外側の壁部12Aとは反対側の内側の壁部12Bに、シート内側に向かって突出するスタッドボルト12Fが高さ方向の2箇所の位置に一体的に結合されて設けられた構成となっている。上述したモジュールケース12は、図2に示すように、上述した各スタッドボルト12Fをサイドフレーム2Fに差し込んでそれぞれナット12Gにより締結することにより、その内側の壁部12Bがサイドフレーム2Fの外側の面部2Faに広く面当接した状態に固定されて設けられた状態とされている。
Next, the configuration of the
そして、上記モジュールケース12は、上記のようにサイドフレーム2Fに組み付けられた状態となることにより、その箱型形状の前外側の縁部に形成された前方側に張り出す形の突起片12Eが、バックパッド2Pの車両外側のサイドサポート部2Psに覆い被されたバックカバー2Cに外側からあてがわれた状態となる。これにより、バックカバー2Cの切抜き部2Cbの縁が上記突起片12Eによって外部に露呈しないように外側から見栄え良く被覆された状態とされるようになっている。上記取り付けられたモジュールケース12は、図2の仮想線状態で示すように、エアバッグモジュール11からエアバッグが膨張展開されると、その展開圧によって外側の壁部12Aがその後側の壁部12Cとの繋ぎ部を支点に前側の壁部との繋ぎ目の破断部12A1を破断させて外側に押し開かれるようになっている。ここで、上述した外側の壁部12Aが本発明の「特定の壁部」に相当する。
Then, when the
ここで、上記モジュールケース12の後側の壁部12Cには、上述したバックボード2Bの車両外側の縁部2Baを後側から嵌め込んでシート幅方向に位置固定した状態とすることのできる凹部12Dが形成されている。上記凹部12Dは、シート後方側に開口する溝形状が高さ方向に延びる形となって形成されている。詳しくは、上記凹部12Dは、後側の壁部12Cに形成された前方側に凹む形に傾斜した外側斜面12D1と内側斜面12D2とによって、断面が前方側に先細り状に凹む形となって形成されている。上記外側斜面12D1と内側斜面12D2とによって形成される凹部12Dの開口幅は、バックボード2Bの車両外側の縁部2Baの幅(肉厚)よりも広い形となって形成されている。これにより、上記凹部12Dは、バックボード2Bの車両外側の縁部2Baをシート後方側から嵌め込む際に、外側斜面12D1と内側斜面12D2とによって形成される広い開口からバックボード2Bの車両外側の縁部2Baを広く内部に受け入れることができるようになっている。
Here, in the rear wall portion 12C of the
上記凹部12Dは、その開口内に受け入れられたバックボード2Bの車両外側の縁部2Baを、凹部12Dの外側斜面12D1或いは内側斜面12D2の傾斜形状によって、凹部12D内の奥側へ向けて移動案内するようになっている。そして、上記凹部12Dは、上記案内によりバックボード2Bの車両外側の縁部2Baを、凹部12D内の外側斜面12D1或いは内側斜面12D2に当てることにより、上記縁部2Baのシート幅方向の移動を規制した状態に保持するようになっている。本実施例では、上記バックボード2Bを前述した図示しないクリップを用いてバックフレーム(一部のサイドフレーム2Fのみ図示)に取り付けられる位置まで前方側に移動させることにより、バックボード2Bの車両外側の縁部2Baが上述した凹部12D内の外側斜面12D1に当接して、バックボード2Bが上記図示しないクリップによってバックフレームに取り付けられて位置固定される構造により上記外側斜面12D1に当てられた状態、すなわちモジュールケース12に対するシート幅方向の移動が規制された状態に保持されるようになっている。
The recessed
なお、バックボード2Bは、これをバックフレーム(一部のサイドフレーム2Fのみ図示)に対して前述した図示しないクリップを用いた取り付け位置まで前方側に移動させることにより、その車両外側の縁部2Baが凹部12D内の外側斜面12D1或いは内側斜面12D2に先行して当てられた後、バックボード2Bの更なる移動の進行によって外側斜面12D1と内側斜面12D2との両者に突き当てられて係止される位置まで撓みながら入り込んでいくように柔らかく形成されたものであってもよい。このようにバックボード2Bの車両外側の縁部2Baが凹部12D内の外側斜面12D1と内側斜面12D2の両者に突き当たって係止されることにより、バックボード2Bの車両外側の縁部2Baのシート幅方向の双方向の移動をより効果的に抑えることができる。なお、バックボード2B自体は、前述した図示しないクリップによってその所定箇所がバックフレーム(一部のサイドフレーム2Fのみ図示)に取り付けられることにより、バックフレームに対するシート幅方向の移動が規制された状態に保持されるようになっている。
The
上述したバックボード2Bの車両外側の縁部2Baは、上述した取り付けにより、モジュールケース12の後側の壁部12Cに形成された凹部12D内に収められる格好でモジュールケース12の後側の壁部12Cの後側の領域に配置された状態とされている。したがって、エアバッグが膨張展開してモジュールケース12の外側の壁部12Aが外側に押し開かれても、その押し開かれる展開経路上にバックボード2Bやバックボード2Bをモジュールケース12に取り付けるための構造部が存在しないため、モジュールケース12の外側の壁部12Aは、その押し開かれる移動が阻害されることなく、エアバッグの展開経路を阻害しない位置まで広く押し開けられるようになっている。
The edge 2Ba on the vehicle outer side of the above-described
このように、本実施例のシート1は、シートバック2の車両外側の側部(外周部)にエアバッグユニット10が取り付けられ、シートバック2の背部にバックボード2Bが取り付けられた構成となっている。エアバッグユニット10は、そのエアバッグモジュール11を内包するモジュールケース12の外側の壁部12A(特定の壁部)がエアバッグの膨張展開時に外側に押し開かれる構成となっている。バックボード2Bは、その車両外側の縁部2Baが、モジュールケース12の上記外側の壁部12Aとは異なる後側の壁部12Cに形成された凹部12D(嵌合部)に嵌め込まれることにより、モジュールケース12に対してシート幅方向の移動が規制された状態として設けられている。
As described above, the
このように、凹部12Dがモジュールケース12の押し開かれる外側の壁部12Aとは異なる後側の壁部12Cに形成されていることにより、エアバッグの展開経路を阻害しないようにバックボード2Bをモジュールケース12に対してシート幅方向に位置固定した状態に取り付けることができる。また、バックボード2Bをエアバッグユニット10よりシート外側に張り出させることなく、その端末部分(車両外側の縁部2Ba)をモジュールケース12に対してシート幅方向に位置決めした状態に取り付けることができ、バックボード2Bの端末部分(車両外側の縁部2Ba)をモジュールケース12との間に隙ができないように見栄え良く設けることができる。
As described above, the
また、凹部12Dが外側斜面12D1と内側斜面12D2とによって先細り状の断面形状に形成されていることにより、バックボード2Bの車両外側の縁部2Baをそのどちらかの面に突き当てる位置まで差し込めば、同縁部2Baをシート幅方向の双方の移動を規制した状態に位置固定することができると共に、前後方向の移動も規制した状態とすることができる。したがって、バックボード2Bの車両外側の縁部2Baのバタ付きをより適切に抑えることができる。
In addition, since the
続いて、実施例2のシート1(乗物用シート:シート1の構成については図1参照とする。)の構成について、図4〜図5を用いて説明する。本実施例では、モジュールケース12の後側の壁部12Cの車両外側の縁部に、バックボード2Bの車両外側の縁部2Baを後側から嵌め込んでシート幅方向に位置固定することのできる凹部12H1を有する嵌合部12Hがシート後方側に張り出した形となって形成されている。上記嵌合部12Hは、そのシート後方側に突出した後面部に形成された凹部12H1内にバックボード2Bの車両外側の縁部2Baをシート後方側から差し込んで嵌合させることにより、同縁部2Baをシート幅方向に位置固定した状態に保持することができるようになっている。上記凹部12H1は、バックボード2Bの車両外側の縁部2Baを緩やかに嵌合させられる形に形成されており、上記縁部2Baをその内部に嵌め込むことにより、同縁部2Baをシート幅方向にガタ付かせないように位置保持することができる構成となっている。また、上記凹部12H1の凹みの深さは、バックボード2Bの車両外側の縁部2Baが嵌め込まれる深さよりも深くなっており、バックボード2Bの車両外側の縁部2Baの嵌め込みを阻害することなく所定の深さ位置までの嵌め込みを許容することができるようになっている。なお、その他の構成については、実施例1で示した構成と同じとなっているため、同じ構成となっているものについては、同一の符号を付して説明を省略することとする。
Next, the configuration of the
続いて、実施例3のシート1(乗物用シート:シート1の構成については図1参照とする。)の構成について、図6を用いて説明する。本実施例では、エアバッグユニット10が、車両の前部衝突発生時に、その内部に設けられたエアバッグモジュール11が車両のECUからの電気信号を受けてインフレータにて火薬を点火させ、エアバッグをシート1の後部側座席に座る乗員に向けて後側に膨らませるように展開させる構成となっている。上述したエアバッグユニット10は、そのエアバッグモジュール11を内包するモジュールケース12が、シートバック2の背面部(外周部)における幅方向中央の上部側寄りの箇所に設置されている。そして、上記シートバック2の背面部を覆うバックボード2Bは、その一部(突起部2Bb)が、上記モジュールケース12の下側の壁部12Mに形成された嵌合突起12Nの凹部12N1内にシート後方側から差し込まれることにより、凹部12N1内でシート幅方向に位置固定された状態に保持されるようになっている。ここで、嵌合突起12Nが本発明の「嵌合部」に相当する。
Subsequently, the configuration of the
詳しくは、上述したエアバッグユニット10は、そのモジュールケース12の前側の壁部12Jが、シートバック2の両サイドフレーム2F間に架橋されたブラケット2Fdに後側からあてがわれてボルト締結(モジュールケース12の前側の壁部12Jから突出するスタッドボルト12J1がブラケット2Fdに通されてナット12J2により締結)されて固定された状態とされている。上述したエアバッグユニット10は、そのエアバッグモジュール11を内包するモジュールケース12の後側の壁部12Kが、エアバッグの膨張展開時に後側に押圧されることにより、下側の壁部12Mとの繋ぎ部を支点に上側の壁部12Lとの繋ぎ目の破断部12K1を破断させて後側に押し開かれるようになっている。
Specifically, in the
バックボード2Bは、その幅方向中央のモジュールケース12の設置領域にかかる上側の縁部2Beが、上述した突起部2Bbの差し込み構造によってモジュールケース12の下側の壁部12Mに形成された嵌合突起12Nの凹部12N1内に差し込まれてシート幅方向に位置固定された状態とされている。ここで、上述したモジュールケース12の後側の壁部12Kが本発明の「特定の壁部」に相当し、下側の壁部12Mが本発明の「特定の壁部とは異なる壁部」に相当する。上記凹部12N1は、バックボード2Bの上側の縁部2Beを緩やかに嵌合させられる形に形成されており、上記縁部2Beをその内部に嵌め込むことにより、同縁部2Beをシート幅方向にガタ付かせないように位置保持することができる構成となっている。また、上記凹部12N1の凹みの深さは、バックボード2Bの上側の縁部2Beが嵌め込まれる深さよりも深くなっており、バックボード2Bの縁部2Beの嵌め込みを阻害することなく所定の深さ位置までの嵌め込みを許容することができるようになっている。なお、その他の構成については、実施例1で示した構成と同じとなっているため、同じ構成となっているものについては、同一の符号を付して説明を省略することとする。
In the
以上、本発明の実施形態を3つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施することができるものである。例えば、本発明の「乗物用シート」は、自動車の助手席を構成するシートの他にも、鉄道車両等の自動車以外の車両に適用されるシートであってもよく、また、航空機、船舶等の様々な乗物用に供されるシートにも広く適用することができるものである。 As mentioned above, although embodiment of this invention was described using the three Examples, this invention can be implemented with various forms other than the said Example. For example, the “vehicle seat” of the present invention may be a seat applied to a vehicle other than an automobile such as a railway vehicle, in addition to a seat constituting a passenger seat of an automobile, and may also be an aircraft, a ship, etc. The present invention can be widely applied to seats used for various vehicles.
また、モジュールケースやバックボードは、金属製であってもよい。また、モジュールケースに形成されるバックボードの一部をシート幅方向に位置固定させられるようにする嵌合部は、エアバッグの膨張展開時に押し開かれる特定の壁部とは異なる壁部に形成されていればよく、上述した各実施例で示した壁部以外の壁部に形成されていてもよい。また、嵌合部は、バックボードの一部をシート後方側から受け入れる構成となっているものの他、バックボードの一部を高さ方向に受け入れてシート幅方向の移動を規制する構成となっているものであってもよい。また、嵌合部は、バックボードの一部をシート幅方向に受け入れて当接させた状態にして、バックボードの別の箇所をクリップ等の固定手段によってシートバックのフレーム等の箇所に固定することにより、バックボードの剛性によって上記シート幅方向に当接させた状態のバックボードの一部をシート幅方向に位置固定した状態にして保持する構成とされたものであってもよい。 Further, the module case and the backboard may be made of metal. In addition, the fitting part that allows the position of the part of the backboard formed in the module case to be fixed in the seat width direction is formed on a wall part that is different from the specific wall part that is pushed open when the airbag is inflated and deployed. What is necessary is just to be formed, and you may form in wall parts other than the wall part shown in each Example mentioned above. The fitting portion is configured to receive a part of the backboard from the back side of the seat, and to receive a part of the backboard in the height direction to restrict movement in the seat width direction. It may be. In addition, the fitting portion receives a part of the backboard in the seat width direction and is in contact with the backboard, and fixes another part of the backboard to a part such as a frame of the seatback by a fixing means such as a clip. Accordingly, a configuration may be adopted in which a portion of the backboard in a state of being in contact in the seat width direction is fixed and held in the seat width direction by the rigidity of the backboard.
また、嵌合部は、バックボードの一部を差し込みによりシート幅方向に位置固定した状態に嵌合させられる構成となっているものであればよく、嵌め込まれるバックボードの一部の形状との関係で、凹部以外の形状から成るものであってもよい。また、嵌合部は、嵌め込んだバックボードの一部のシート幅方向の移動を完全に拘束するものでなくてもよく、嵌め込んだバックボードの一部のシート幅方向の移動を一定の範囲内に抑えるものとして機能するものであってもよい。 Further, the fitting part may be any part that is configured to be fitted in a state in which a part of the backboard is fixed in the position in the seat width direction by insertion. In relation, it may be formed of a shape other than the recess. Further, the fitting portion may not completely restrain movement of a part of the fitted backboard in the seat width direction, and the movement of the part of the fitted backboard in the sheet width direction is fixed. It may function as what suppresses within the range.
また、エアバッグユニットは、シートバックの外周部において、上述した各実施例に示したように、シートバックの外形に収まる形に設置されるものの他、シートバックの外形の外側に張り出すように設けられるものであってもよい。また、エアバッグユニットは、シートバックの外周部に設けられていればよく、シートバックの車両内側の側部に設けられてエアバッグを着座乗員の側方部に向けて膨らませるように展開させるものや、シートバックの背面部の下部側寄りの箇所等に設けられてエアバッグを後部側座席に座る乗員に向けて膨らませるように展開させるものであってもよい。 In addition, as shown in each of the above-described embodiments, the airbag unit is installed in a shape that fits in the outer shape of the seat back, as well as protruding outside the outer shape of the seat back, in the outer periphery of the seat back. It may be provided. Further, the airbag unit only needs to be provided on the outer periphery of the seatback, and is provided on the side of the seatback on the vehicle inner side so that the airbag is inflated toward the side of the seated occupant. The airbag may be provided so as to be inflated toward an occupant sitting on the rear side seat, provided at a location near the lower side of the back portion of the seat back, or the like.
1 シート(乗物用シート)
2 シートバック
2F サイドフレーム
2Fa 外側の面部
2Fb 前側の面部
2Fc 後側の面部
2Ff 形状出しワイヤ
2Fd ブラケット
2P バックパッド
2Ps サイドサポート部
2Pa 貫通孔
2C バックカバー
2Ca 止着用のフック
2Cb 切抜き部
2B バックボード
2Ba 縁部
2Bb 突起部
3 シートクッション
4 ヘッドレスト部
10 エアバッグユニット
11 エアバッグモジュール
12 モジュールケース
12A 外側の壁部(特定の壁部)
12A1 破断部
12B 内側の壁部
12C 後側の壁部(特定の壁部とは異なる壁部)
12D 凹部
12D1 外側斜面
12D2 内側斜面
12E 突起片
12F スタッドボルト
12G ナット
12H 嵌合部
12H1 凹部
12J 前側の壁部
12J1 スタッドボルト
12J2 ナット
12K 後側の壁部(特定の壁部)
12K1 破断部
12L 上側の壁部
12M 下側の壁部(特定の壁部とは異なる壁部)
12N 嵌合突起(嵌合部)
12N1 凹部
1 seat (vehicle seat)
2 Seat back 2F Side frame 2Fa Outer surface 2Fb Front surface 2Ff Rear surface 2Ff Shaped
12A1
12D Recess 12D1 Outside slope
12N Fitting protrusion (fitting part)
12N1 recess
Claims (3)
前記エアバッグユニットは、そのエアバッグモジュールを内包するモジュールケースの特定の壁部がエアバッグの膨張展開時に押し開かれる構成となっており、
前記バックボードは、その一部が、前記モジュールケースの前記特定の壁部とは異なる壁部に形成された嵌合部に嵌め込まれることにより、前記モジュールケースに対してシート幅方向の移動が規制された状態として設けられていることを特徴とする乗物用シート。 An air bag unit is attached to the outer periphery of the seat back, and a vehicle seat in which a back board is attached to the back of the seat back,
The airbag unit has a configuration in which a specific wall portion of a module case containing the airbag module is pushed open when the airbag is inflated and deployed.
Part of the backboard is fitted into a fitting portion formed on a wall portion different from the specific wall portion of the module case, so that movement in the seat width direction with respect to the module case is restricted. A vehicle seat, characterized in that it is provided in the state of being made.
前記エアバッグユニットは、前記シートバックの側部に設けられて前記モジュールケースのシート外側の壁部がシート外側に押し開かれて前記エアバッグがシート前方側に膨張展開される構成となっており、
前記嵌合部が前記モジュールケースの後側部に設けられていることを特徴とする乗物用シート。 The vehicle seat according to claim 1,
The airbag unit is provided at a side portion of the seat back, and a wall portion outside the seat of the module case is pushed open to the outside of the seat so that the airbag is inflated and deployed toward the front side of the seat. ,
The vehicle seat, wherein the fitting portion is provided on a rear side portion of the module case.
前記嵌合部が前記モジュールケースの後側部に形成された凹部であり、該凹部に前記バックボードの縁部が嵌め込まれる構成となっていることを特徴とする乗物用シート。
The vehicle seat according to claim 2,
The vehicle seat according to claim 1, wherein the fitting portion is a recess formed in a rear side portion of the module case, and an edge portion of the backboard is fitted into the recess.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013174385A JP2015042517A (en) | 2013-08-26 | 2013-08-26 | Seat for vehicle |
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ID=52696272
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JP (1) | JP2015042517A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022054830A1 (en) * | 2020-09-09 | 2022-03-17 | テイ・エス テック株式会社 | Vehicle seat |
-
2013
- 2013-08-26 JP JP2013174385A patent/JP2015042517A/en active Pending
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WO2022054830A1 (en) * | 2020-09-09 | 2022-03-17 | テイ・エス テック株式会社 | Vehicle seat |
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