JP2015042005A - 無線ｌａｎの接続先選択方法 - Google Patents

Abstract

【課題】ホットスポットの情報を迅速に獲得する無線ＬＡＮの接続先選択方法を提供する。
【解決手段】無線ＬＡＮアクセスポイントが接続要求情報を受信した後に接続要求情報中の端末識別番号を通信会社のサーバーに伝送する。通信会社のサーバーは端末識別番号を受信後にショートメッセージを携帯端末装置に伝送する。ショートメッセージには携帯端末装置が選択的した無線ＬＡＮアクセスポイントのサービス識別番号及びパスワード（即ちホットスポットデータ）が含まれている。携帯端末装置は、ショートメッセージ中の無線ＬＡＮアクセスポイントデータに基づき、対応する無線ＬＡＮアクセスポイント１３との接続を確立する。
【選択図】図２A

Description

本発明は、無線ＬＡＮの接続先選択方法に関し、詳しくは、通信会社のサーバーが携帯端末装置により選択されたた無線ＬＡＮアクセスポイントの関連データをショートメッセージの形式で前記携帯端末装置に伝送する方法に関する。

「無線ネットワーク」は、無線電波を利用している。現在、台湾に於いて最も広く使用されている無線ネットワーク信号はＷｉＦｉ信号及び３Ｇ信号である。現在の携帯端末装置（スマートフォン、タブレット型パソコン等）の多くはＷｉＦｉ信号及び３Ｇ信号を受信可能な無線モジュールを有する。

まず、ＷｉＦｉおよび３Ｇについて説明する。ＷｉＦｉは、ＩＥＥＥ８０２．１１規格を使用し、低コストで設置が容易であり、学校、企業、政府機関等で広く使用している。

ＷｉＦｉ信号の伝送範囲は約１００メートルであり、業者は人が密集している場所（例えば空港、駅、カフェ、図書館等）に「無線ＬＡＮアクセスポイント」を設置している。ユーザーがＷｉＦｉ信号を受信可能な携帯端末装置を携帯し「無線ＬＡＮアクセスポイント」から発信する無線電波の範囲内に進入すると、「無線ＬＡＮアクセスポイント」によりインターネットに接続することが出来るため、利便性が大幅に高まる。

なお、３Ｇは「第３世代移動通信システム」（３ｒｄ−Ｇｅｎｅｒａｔｉｏｎ）の略語であり、高速データ伝送を可能にする移動通信システム（即ち、ＩＭＴ−２０００（Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｍｏｂｉｌｅ Ｔｅｌｅｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎｓ−２０００）規格）をサポートし、無線通信やインターネット等のマルチメディア通信システムである。これにより、映像、音楽、デジタルデータのストリーミングの処理を行い、ウェブサイトの閲覧、電話会議、ｅコマースデータ等のサービスが提供される。３Ｇでは下りの通信速度が高速であるためスマートフォンやタブレット型パソコン等が汎く流行することとなり、人々は３Ｇ信号によりモバイルインターネットサービスを使用するようになったが、３Ｇネットワークの渋滞により、サービス品質が低下するおそれがある。

特開２００１−１４４７６７号公報

現在の携帯端末装置は、ＷｉＦｉ信号と３Ｇ信号との間で切り換えを行なっているため、多くの通信業者は、大量の「無線ＬＡＮアクセスポイント」を設置し、ユーザーがＷｉＦｉ方式によりモバイルインターネットサービスを使用可能にすることで３Ｇネットワークからトラフィックを分流している。しかしながら、前述の方式では、３Ｇネットワークを使用する携帯端末装置の数量を有効的に分散可能であるが、欠点も存在する。特に、ユーザーが「無線ＬＡＮアクセスポイント」のネットワークサービスを使用する場合、事前に無線ＬＡＮアクセスポイントのサービス識別番号（ＳＳＩＤ）を選択し、対応するパスワードを入力する事で「無線ＬＡＮアクセスポイント」への接続が確立し、前記「無線ＬＡＮアクセスポイント」が提供するネットワークサービスを利用することができる。

しかしながら、前述の方式では、携帯端末装置が多量のサービス識別番号を検索することとなるが、これらのサービス識別番号全てが「無線ＬＡＮアクセスポイント」に対応することではなく、個人のプライベート的な無線ＬＡＮアクセスポイントも含むので、携帯端末装置に表示されている基地局リスト（即ち、各サービス識別番号を表示するリスト）は、極めて冗長であるため、ユーザーが識別及び選択するのに不便である。よって、ユーザーにとって「無線ＬＡＮアクセスポイント」が使い辛くなり、ユーザーが面倒を避けるため本来の３Ｇサービスを使い続ける結果、ネットワークトラフィックの分流の目的を果すことができなくなる。

また、ユーザーが携帯端末装置により現在地の「無線ＬＡＮアクセスポイント」のサービスを利用する場合、数多いサービス識別番号の中から「無線ＬＡＮアクセスポイント」のサービス識別番号を識別して選択し、対応するパスワードを入力しなければ前記「無線ＬＡＮアクセスポイント」のサービスを利用することができないため不便であった。そこで、本発明者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的設計で上記の課題を効果的に改善する本発明の提案に到った。

本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたものである。上記課題解決のため、本発明は、無線ＬＡＮアクセスポイントの情報を迅速に獲得可能な無線ＬＡＮの接続先接続方法を提供することを主目的とする。

上述した課題を解決するために、本発明に係る無線ＬＡＮの接続先選択方法は、少なくとも１つの携帯端末装置、複数の無線ＬＡＮアクセスポイント、及び、通信会社のサーバーを含む無線通信システムに応用される。携帯端末装置は無線ＬＡＮアクセスポイントに接続可能である。無線ＬＡＮアクセスポイントは通信会社のサーバーに接続されている。通信会社のサーバーにはユーザーデータベースが設けられている。ユーザーデータベース内には少なくとも１つのユーザーデータを有する。

無線通信システムが携帯端末装置の無線ネットワーク接続機能を起動した後、携帯端末装置が無線ＬＡＮアクセスポイントを検知（ｓｉｔｅ ｓｕｒｖｅｙ）するプロセスを実行し、所定の周波数範囲（例えば、２．４ＧＨｚ〜５ＧＨｚ）内で接続要求（ｐｒｏｂｅ ｒｅｑｕｅｓｔ）情報を発信する。無線ＬＡＮアクセスポイントは、接続要求情報を受信後、接続要求情報中の端末識別番号（例えば、携帯端末装置のＭＡＣアドレス）を読み取り、端末識別番号を通信会社のサーバーに伝送する。通信会社のサーバーは、端末識別番号を受信し、ユーザーデータベース中の各ユーザーデータと端末識別番号との照合を行い、端末識別番号がユーザーデータベースに既に登録されているか否か（即ち、合法的なユーザーであるか否か）を判断し、登録されていれば、ショートメッセージを携帯端末装置に伝送する。ショートメッセージは、携帯端末装置が選択した無線ＬＡＮアクセスポイントのサービス識別番号（ＳＳＩＤ）及びパスワード（即ち、無線ＬＡＮアクセスポイントデータ）が含まれている。ユーザーが手動でショートメッセージ中の無線ＬＡＮアクセスポイントデータを携帯端末装置に入力する、或いは、携帯端末装置がショートメッセージ中の無線ＬＡＮアクセスポイントデータを自動的に読み取ることで、携帯端末装置はサービス識別番号及びパスワードに基づいてサービス識別番号に対応する無線ＬＡＮアクセスポイントとの接続を確立する。

こうして、ユーザーは楽に現在地の無線ＬＡＮアクセスポイントの無線ＬＡＮアクセスポイントデータを獲得することができ、冗長なサービス設定識別番号及びパスワードを記憶せず、携帯端末装置と無線ＬＡＮアクセスポイントとの接続を迅速に確立することができる。無線ＬＡＮアクセスポイントが提供する接続サービスにより簡単に安定且つ迅速なインターネット接続サービスを利用することができる。

本発明によれば、ユーザーに「無線ＬＡＮアクセスポイント」の関連データを迅速に獲得させ、携帯端末装置と「無線ＬＡＮアクセスポイント」との接続をスムーズに確立させることができる。

本発明の一実施形態による無線通信システムを示す模式図である。 本発明の一実施形態による無線ＬＡＮの接続先選択方法を示すフロチャートである。 本発明の一実施形態による無線ＬＡＮの接続先選択方法を示すフロチャートである。

以下に図面を参照して本発明を実施するための形態について、詳細に説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
（一実施形態）
本発明の一実施形態に係る無線ＬＡＮの接続先選択方法は、無線通信システムに応用される。図１に示すように、無線通信システム１は、少なくとも１つの携帯端末装置１１、複数の無線ホットスポット装置１３、及び通信会社のサーバー１５を含む。携帯端末装置１１はスマートフォン（Ｓｍａｒｔｐｈｏｎｅ）、タブレット型パソコン（Ｔａｂｌｅｔ Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｃｏｍｐｕｔｅｒ）、ＰＤＡ（ＰＤＡ）等である。携帯端末装置１１は移動体通信信号（例えば、３Ｇ信号や３．５Ｇ信号等）及び無線エリアネットワーク信号（例えば、ＷｉＦｉ信号）を受信でき、移動体通信信号とＷｉＦｉ信号との間で転換可能であり、移動体通信信号及び無線エリアネットワーク信号をそれぞれ利用してネットワークサービスを獲得する。

図１に示すように、携帯端末装置１１は無線エリアネットワーク信号によりこれら無線ホットスポット装置１３への接続を確立する。各無線ホットスポット装置１３は無線信号或いは有線によりインターネットに接続されて通信会社のサーバー１５に接続される。通信会社のサーバー１５にはユーザーデータベース１５１が設定され、ユーザーデータベース１５１内には少なくとも１つのユーザーデータ１５３を有し、ユーザーデータ１５３にはユーザーの相関資料（例えば、名前や住所等）及び対応するユーザーの携帯端末装置１１のデータ（例えば、電話番号やＭＡＣアドレス等）が記録される。

なお、ユーザーは携帯端末装置１１を利用し無線ネットワーク接続機能を起動後、携帯端末装置１１が無線ホットスポット装置を検知（ｓｉｔｅ ｓｕｒｖｅｙ）するプロセスを実行する。この際携帯端末装置１１は現在地で所定の周波数帯域（例えば、２．４ＧＨｚ〜５ＧＨｚ）で接続要求（ｐｒｏｂｅ ｒｅｑｕｅｓｔ）情報を発信する。接続要求情報には携帯端末装置１１の端末識別番号（例えば、携帯端末装置のＭＡＣアドレス）が含まれ、また他のデータ（例えば、電話番号、現在地データ等）も含まれる。各無線ホットスポット装置１３が接続要求情報を受信後に接続要求情報中の端末識別番号（例えば、携帯端末装置のＭＡＣアドレス）を読み取り、端末識別番号を通信会社のサーバー１５に伝送する。特に、各無線ホットスポット装置１３は端末識別番号を伝送する以外、他のデータ一も併せて通信会社のサーバー１５に伝送し、通信会社のサーバー１５で確認を行う。

さらに、通信会社のサーバー１５が端末識別番号を受信後にユーザーデータベース１５１中の各ユーザーデータ１５３に基づき端末識別番号と照会し、端末識別番号がユーザーデータベース１５１に既に登録されているか判断し、登録されているなら携帯端末装置１１は合法的なユーザーであるため通信会社のサーバー１５はショートメッセージを携帯端末装置１１に伝送する。ショートメッセージに含まれるホットスポットデータは携帯端末装置１１が選択して接続を確立した無線ホットスポット装置１３のサービス識別番号（ＳＳＩＤ）及び対応するパスワードである。特に、通信会社のサーバー１５が伝送するホットスポットデータは一組のサービス識別番号及び対応するパスワードであるか、或いは複数組のサービス識別番号及び対応するパスワードであり、通信会社のサーバー１５は伝送された端末識別番号の無線ホットスポット装置１３の所在地に基き、或いは他のデータ中の携帯端末装置１１の現在地データに基づき携帯端末装置１１にサービスを提供するホットスポットデータを自動的に選択する。また、前述の方式のほか、本発明の他の実施形態では、携帯端末装置１１が合法的なユーザーであるか確認せずにホットスポットデータをショートメッセージ方式により携帯端末装置１１に直接伝送する。

携帯端末装置１１がショートメッセージを受信した後、以下の２つの方式により無線ホットスポット装置１３への接続を確立し、無線ホットスポット装置１３のサービスを獲得する。
（１）第１方式：ユーザーが自分でショートメッセージの内容を確認し、手動で携帯端末装置１１の入力ユニット１１１（例えば、タッチパネル、キーボード等）によりショートメッセージ中のホットスポットデータを携帯端末装置１１に入力し、携帯端末装置１１はサービス識別番号及びパスワードに基づき、サービス識別番号に対応する無線ホットスポット装置１３との接続を確立する。
（２）第２方式：携帯端末装置１１はショートメッセージ中からホットスポットデータを自動的に読み取り、もし一組のサービス識別番号及びパスワードのみならば、携帯端末装置１１はサービス識別番号及びパスワードに基づきサービス識別番号に対応する無線ホットスポット装置１３との接続を確立する。もし複数組のサービス識別番号及びパスワードが含まれるならば、携帯端末装置１１はランダム選択方法か各無線ホットスポット装置１３の信号の強弱に基づき一組のサービス識別番号及びパスワードを選択し、サービス識別番号に対応する無線ホットスポット装置１３への接続を確立する。

上述の流れ工程を明確に掲示するため、以下に図１、図２Ａ、図２Ｂを参照しながら、無線通信システム１の処理方法を説明する。
ステップ２０１：携帯端末装置１１が無線ネットワーク接続機能を起動後にステップ２０２に進む。
ステップ２０２：携帯端末装置１１がホットスポット検知プロセス（無線ホットスポット装置１３を検出するプロセス）を実行し、接続要求情報を発信後にステップ２０３に進む。
ステップ２０３：無線ホットスポット装置１３が接続要求情報を受信したかを判断し、受信したならばステップ２０４に進み、受信していなければステップ２０３に戻る。
ステップ２０４：無線ホットスポット装置１３が接続要求情報中の端末識別番号を読み取り、端末識別番号を通信会社のサーバー１５に伝送した後ステップ２０５に進む。
ステップ２０５：通信会社のサーバー１５が端末識別番号を受信したかを判断し、受信したならばステップ２０６に進み、受信していなければステップ２０５に戻る。
ステップ２０６：通信会社のサーバー１５がユーザーデータベース１５１の各ユーザーデータ１５３に基づき、端末識別番号が合法的なユーザーであるかを判断し、合法的なユーザーであればステップ２０７に進み、合法的なユーザーでなければステップ２０９に進む。
ステップ２０７：通信会社のサーバー１５がショートメッセージを携帯端末装置１１に伝送してステップ２０８に進む。
ステップ２０８：携帯端末装置１１はショートメッセージ中のホットスポットデータに基づき無線ホットスポット装置１３との接続を確立する。
ステップ２０９：サービスを拒否する。

上述の通りに、本発明の方法によれば、ユーザーは携帯端末装置１１の基地局リスト中のどのサービス識別番号が無線ホットスポット装置１３ないしはプライベートの無線ネットワークに属するかを識別すること無く、冗長なサービス識別番号及びパスワードを記憶することもなく、現在地の無線ホットスポット装置１３のホットスポットデータを手軽に獲得でき、携帯端末装置１１に現在地の無線ホットスポット装置１３に迅速に接続を確立し、無線ホットスポット装置１３から提供される接続サービスを簡単に受けられ、安定的に且つ迅速にインターネット接続サービスを利用できる。

以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。

１ 無線通信システム、
１１ 携帯端末装置、
１１１ 入力ユニット、
１３ 無線ホットスポット装置（無線ＬＡＮアクセスポイント）、
１５ 通信会社のサーバー、
１５１ ユーザーデータベース、
１５３ ユーザーデータ。

Claims (6)

1. 少なくとも１つの携帯端末装置、複数の無線ＬＡＮアクセスポイント、及び通信会社のサーバーを備える無線通信システムに応用される無線ＬＡＮの接続先選択方法であって、
   前記携帯端末装置は、前記無線ＬＡＮアクセスポイントに接続可能であり、
   前記無線ＬＡＮアクセスポイントは、前記通信会社のサーバーに接続されており、
   前記携帯端末装置が、無線ＬＡＮアクセスポイントを検知するプロセスを実行し、接続要求情報を発信するステップと、
   各前記無線ＬＡＮアクセスポイントが、前記接続要求情報中の端末識別番号を受信して読み取り、前記端末識別番号を前記通信会社のサーバーに伝送するステップと、
   前記通信会社のサーバーが、前記端末識別番号を受信後、前記携帯端末装置が選択した前記無線ＬＡＮアクセスポイントのサービス識別番号及びパスワードが含まれているショートメッセージを前記携帯端末装置に伝送するステップと、
   前記携帯端末装置が、前記ショートメッセージ中の前記サービス識別番号及び前記パスワードに基づいて、前記サービス識別番号に対応する前記無線ＬＡＮアクセスポイントへの接続を確立するステップと、を含むことを特徴とする無線ＬＡＮの接続先選択方法。
2. 前記通信会社のサーバーにはユーザーデータベースが設けられており、
   前記ユーザーデータベースは少なくとも１つのユーザーデータを有し、
   前記通信会社のサーバーは、前記端末識別番号を受信後、前記ショートメッセージを前記携帯端末装置に伝送する前に、前記ユーザーデータベースの前記ユーザーデータと前記端末識別番号とを照合し、前記端末識別番号が前記ユーザーデータベースに登録されているか否かを判断し、前記ショートメッセージを前記携帯端末装置に伝送することを特徴とする、請求項１に記載の無線ＬＡＮの接続先選択方法。
3. 前記携帯端末装置は、前記ショートメッセージを受信後、前記ショートメッセージ中の前記サービス識別番号及び前記パスワードを自動的に読み取ることを特徴とする、請求項２に記載の無線ＬＡＮの接続先選択方法。
4. 前記携帯端末装置は、前記ショートメッセージを受信後、入力ユニットから伝送された前記サービス識別番号及び前記パスワードを受信することを特徴とする、請求項２に記載の無線ＬＡＮの接続先選択方法。
5. 前記携帯端末装置は、所定の周波数範囲内で前記接続要求情報を発信することを特徴とする、請求項１〜４の何れか１項に記載の無線ＬＡＮの接続先選択方法。
6. 前記端末識別番号は、前記携帯端末装置のＭＡＣアドレスである事を特徴とする請求項５に記載の無線ＬＡＮの接続先選択方法。

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