JP2015039917A - センサー位置判別方法、及び、センサー位置判別装置 - Google Patents

センサー位置判別方法、及び、センサー位置判別装置 Download PDF

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Kiyoaki Takiguchi
清昭 滝口
須田 義大
Yoshihiro Suda
義大 須田
賢司 河野
Kenji Kono
賢司 河野
正木 信男
Nobuo Masaki
信男 正木
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Abstract

【課題】タイヤ識別情報を用いることなく、センサー出力がどのタイヤのセンサーからの出力であるかを判定することのできるセンサー位置判別方法とその装置を提供する。
【解決手段】車両に装着された複数のタイヤ1〜4に、それぞれ、互いに異なる個数の圧電センサー11を、前記複数のタイヤのうちから選択された任意の2つのタイヤにおいて、各圧電センサー11の配置された領域が互いに重複しないように配置するとともに、信号検出手段15にて、4つのタイヤ1〜4に取付けられた圧電センサー11からのパルス状の信号を検出し判別手段19にて、信号検出手段15で検出されたパルス状の信号の配列状態から、パルス状の信号を発生した圧電センサー11が配置されているタイヤを判別するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に装着された複数のタイヤに配置されたセンサーからの出力が、どのタイヤに配置されたセンサーからの出力であるかを判定する方法とその装置に関する。
従来、圧力センサーや加速度センサーなどのセンサーと送信機とを一体に組込んだセンサーユニットをタイヤ内に配置して走行中のタイヤの状態を監視するタイヤ状態監視装置が知られている。タイヤ状態監視装置では、センサーユニットをタイヤにそれぞれ配置した場合には、IDコードのようなタイヤを識別する識別情報をセンサー出力とともに車体側に送信することで、センサーの出力がどのタイヤからの出力であるかを識別するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
また、上記特許文献1では、各タイヤにおける加速度センサーの取付角度をタイヤ周方向にずらして設置することで、センサー出力がタイヤ周方向のどの位置にあるときの出力であるかを判定している。すなわち、センサーユニットのタイヤ周方向の位置である取付角度をタイヤ毎にずらしてやれば、車両走行時における送信機と受信機との距離が各タイヤ毎で異なるので、その結果、送信機と受信機との距離が大きい場合にはセンサー出力が小さく、送信機と受信機との距離が小さい場合にはセンサー出力が大きくなる。したがって、加速度センサーの取付角度が予め所定の角度になったときに、IDコードとセンサー出力とを送信するようにすれば、センサー出力がタイヤ周方向のどの位置にあるときの出力であるかを判定できる。
特開2013−023180号公報
しかしながら、従来のタイヤ状態監視装置では、センサーユニット毎にIDコードの情報を登録する必要があるだけでなく、受信側にもIDコードの情報を登録する必要があった。また、上記特許文献1では、加速度センサーの取付角度をタイヤ毎に異ならせることで、センサー出力がタイヤ周方向のどの位置にあるときの出力であるかは判定できるが、センサー出力がどのタイヤのセンサーからの出力かを判定することはできなかった。
本発明は、従来の問題点に鑑みてなされたもので、タイヤ識別情報を用いることなく、センサー出力がどのタイヤのセンサーからの出力であるかを判定することのできるセンサー位置判別方法とその装置を提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意検討の結果、各タイヤに互いに異なる数のパルス状の信号を出力するセンサーを配置し、これらのセンサーの出力のパターンの違いを識別する構成とすれば、センサーの出力がどのタイヤに配置されたセンサーからの出力であるかを容易に判別できることを見出し、本発明に至ったものである。
すなわち、本発明は、車両に装着された複数のタイヤにそれぞれ配置されて、タイヤの走行時にパルス状の信号を発生するセンサーと、前記パルス状の信号を検出する信号検出手段と、前記信号検出手段で検出したパルス状の信号の情報から、前記パルス状の信号が前記複数のタイヤのうちのいずれのタイヤに配置されたセンサーからの信号であるかを判別する判別手段とを備えたセンサー位置判別装置であって、前記複数のタイヤには、互いに異なる個数のセンサーが配置され、前記各センサーは、前記各タイヤの周方向における所定角度範囲にある1つの領域にそれぞれ配置され、前記複数のタイヤのうちから選択された任意の2つのタイヤにおいて、前記センサーの配置された領域が互いに重複しないように前記各センサーが配置され、前記判別手段は、前記信号検出手段で検出されたパルス状の信号の配列状態から、前記パルス状の信号を発生したセンサーが配置されているタイヤを判別することを特徴とする。
これにより、タイヤ識別情報を用いることなく、センサーの出力がどのタイヤのセンサーからの出力であるかを容易に判別することのできるセンサー位置判別装置を得ることができる。
また、本発明は、前記領域内に配置されるセンサーが複数個で、かつ、前記センサーが、タイヤの走行時に、時間的に離隔した正及び負のパルス状の信号を発生するセンサーである場合には、前記複数個のセンサーは、正負いずれかのパルス状の信号のうちから選択されたパルス状の信号の発生する時間が互いに重複しないように配置されることを特徴とする。
すなわち、センサーが、タイヤの走行時に、時間的に離隔した正及び負のパルス状の信号を発生するセンサーである場合には、各センサーの出力のうち、正負いずれかのパルス状の信号を用いるようにすれば、センサー間の間隔をタイヤ接地長よりも短くしても、パルス状の信号同士が干渉することがない。
このように、センサー間の間隔をタイヤ接地長よりも短くすれば、各タイヤ間の信号間の時間差に対して同一タイヤに装着されたセンサーの信号間の時間差を小さくできるので、パルス状の信号の配列状態を一層確実に検出できる。
また、本発明は、同一タイヤに装着されたセンサーの信号間の時間差と各タイヤ間の信号間の時間差との比である時間差比を算出する時間差比算出手段と、前記時間差比の閾値を記憶する記憶手段とを更に備え、前記判別手段は、前記時間差比算出手段で算出された時間差比と、前記記憶手段に記憶された時間差比の閾値とを比較して、前記パルス状の信号が同一タイヤに装着されたセンサーからの信号か否かを判別することを特徴とする。
これにより、パルス状の信号が同一タイヤのセンサーからの信号か否かを精度良く判定できるので、パルス状の信号の検出精度を更に向上させることができる。
また、本発明は、前記センサーをタイヤ内面に配置された圧電素子とするとともに、前記信号検出手段は、車体における金属部位の表面に配置される検出電極と、前記車体の外側表面から空間を隔てて配置されるリファレンス電極と、前記検出電極と前記リファレンス電極との間の電位である車体に分布する帯電電位の時間変化波形を検出する帯電電位検出手段とを備え、前記圧電素子は、一方の電極がホイールと電気的に結合し、他方の電極が浮遊していることを特徴とする。
これにより、圧電素子に発生するパルス状の信号を車体側にて精度良く検知することができるので、タイヤ内に電力供給手段を設けることなく、パルス状の信号を車体側に送信することができる。
また、本発明は、車両に装着された複数のタイヤにそれぞれ配置され、タイヤの走行時にパルス状の信号を発生するセンサーの出力から、前記パルス状の信号が前記複数のタイヤのうちのいずれのタイヤに配置されたセンサーからの信号であるかを判別する方法であって、前記複数のタイヤの周方向における所定角度範囲にある1つの領域に、互いに異なる個数のセンサーを、前記複数のタイヤのうちから選択された任意の2つのタイヤにおいて、前記センサーの配置された領域が互いに重複しないように配置するとともに、信号検出手段にて前記パルス状の信号を検出し、前記検出されたパルス状の信号の配列状態から、前記パルス状の信号を発生したセンサーが配置されているタイヤを判別することを特徴とする。
このように、各タイヤに異なる個数のパルス状の信号を発生するセンサーを配置してパルス状の信号を検出し、検出されたパルス状の信号の配列状態から、センサーが配置されているタイヤを判別するようにしたので、タイヤ識別情報を用いることなく、センサーの出力がどのタイヤのセンサーからの出力であるかを容易に判別することができる。
本実施の形態に係る路面状態推定装置の構成を示すブロック図である。 圧電素子の構成を示す図である。 圧電素子の配置例を示す図である。 タイヤの変形状態と圧電素子に作用する力を示す模式図と、圧電素子の両端に発生する帯電電位の時間変化波形の一例を示す図である。 圧電センサーの出力信号と4輪合成信号の一例を示す図である。 圧電素子の帯電電位の送信方法の他の例を示す図である。
図1は、本実施形態に係るセンサー位置判別装置10Zを備えた路面状態推定装置10の構成を示すブロック図、図2は、圧電素子の構成を示す図、図3は、圧電素子の配置例を示す図である。
路面状態推定装置10は、圧電センサー11と、信号処理手段12と、送信機13と、受信機14と、信号検出手段15と、パルス計測手段16と、時間差比算出手段17と、記憶手段18と、判別手段19と、圧電波形抽出手段21と、路面状態推定手段22とを備える。
圧電センサー11、信号処理手段12、送信機13、受信機14、及び、信号検出手段15〜判別手段19までが本発明によるセンサー位置判別装置10Zを構成する。圧電センサー11、信号処理手段12、送信機13、受信機14、及び、記憶手段18が、路面状態推定装置10とセンサー位置判別装置10Zとの共通の構成要素である。
圧電センサー11と信号処理手段12と送信機13とは、各タイヤ1〜4に設置され、受信機14は、車体5の各タイヤ1〜4の近傍にそれぞれ設置される。また、信号検出手段15〜判別手段19の各手段は車体5側に設置される。信号検出手段15〜路面状態推定手段22の各手段は、ROMやRAMなどの記憶装置とマイクロコンピュータのプログラムとから構成される。
圧電センサー11は、図2(a),(b)に示すように、圧電素子11aと、素子用電極11b,11cとを備えた電荷発生型パッシブセンサーで、各タイヤ1〜4の内面であるインナーライナー6の内面に、長手方向がタイヤ周方向になるように取付けられる。なお、図2(a)において、符号7はタイヤトレッド、符号8はホイール、符号9は路面である。
圧電素子11aを構成する材料としては、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT;商品名)などの圧電セラミックスやポリフッ化ビニリデン(PVDF)などの圧電ポリマーが好適に用いられる。本例では、圧電素子11aとして、PVDFから成る圧電フィルムを用いるとともに、圧電フィルムの両面にそれぞれ素子用電極11b,11cが形成された構成の圧電センサー11を用いている。
また、本例では、圧電フィルムの長手方向がタイヤ周方向を向くように圧電センサー11を配置している。これは、圧電フィルムが、長手方向に伸縮した場合に分極が大きくなるためと、フィルムを用いた方が、円環状であるタイヤ内面に貼付けやすいためである。
次に、各タイヤ1〜4における圧電センサー11の配置について説明する。
本例では、図3に示すように、左前輪(FL)に装着されたタイヤ1には圧電センサー11を1個、右前輪(FR)に装着されたタイヤ2には圧電センサー11を2個、左後輪(RL)に装着されたタイヤ3には圧電センサー11を3個、右後輪(RR)に装着されたタイヤ4には圧電センサー11を4個取り付けている。タイヤ1〜4に取付けられた圧電センサー11の総数は10個である。
ここで、タイヤ1〜4を、最上位置の角度を0°とし、圧電センサー11の配置されている箇所の角度を最上位置から反時計回りに測定した角度をセンサー角度θとし、最上位置から反時計回りに測定した角度が小さい側を前側、大きい側を後側とする。また、圧電センサー11の寸法(周方向長さ)はタイヤの周長に対して十分小さいので、本例では、圧電センサー11を点と見做す。
なお、センサー角度θを設定する際には、例えば、各タイヤ1〜4が前進しているときの踏み込み側を右側とし、蹴り出し側とを左として設定する。
本例では、同一タイヤにおいて互いに隣接する圧電センサー11間の周方向の距離を、接地長よりも長い間隔となるように設定している。ここで、この距離を角度換算でα(deg.)とすると、タイヤ1ではセンサー角度θは0°であり、角度範囲はほぼ0°である。一方、タイヤ2の2個の圧電センサー112a,112bは、センサー角度θが90°〜90°+αの範囲にある。また、タイヤ3の3個の圧電センサー113a〜113cは、センサー角度θが180°〜180°+2αの範囲にあり、タイヤ4の4個の圧電センサー114a〜114dは、センサー角度θが270°〜270°+3αの範囲にある。
ここで、2つのタイヤで、圧電センサー11間の周方向の距離が最も短いのは、タイヤ4の圧電センサー114dとタイヤ1の圧電センサー111との距離で、その距離は角度換算で90°−3αである。したがって、接地長を角度換算した値をβとすると、αをβ<α<30°になるように設定すれば、複数のタイヤ1〜4のうちから選択される任意の2つのタイヤk,k'(k≠k'、k,k'=1〜4)において、圧電センサー11の配置された領域(角度範囲)は、互いに重複しない。
図4(a)に示すように、タイヤ1〜4は、接地している箇所では円弧状であった形状が荷重により引き伸ばされるので、接地領域では、タイヤ1〜4には車両前後方向の引張応力が作用する。これに対して、接地する前の領域(踏み込み点Efよりも前の領域;踏み込み前領域)と接地面から離れた後の領域(蹴り出し点Ekよりも後の領域;蹴り出し後領域)では、圧縮応力が作用する。圧電素子11aが、周方向の圧縮応力を受けたときにタイヤ気室側が(+)に帯電し引張応力を受けたときに(−)に帯電するように分極されているとすると、圧電素子11aの両端には、図4(b)に示すような、踏み込み点Efに(+)のピークを有し蹴り出し点Ekに(−)のピークを有する帯電電位が発生する。
これにより、圧電センサー11は、車両の走行時には、圧電素子11aが踏み込み点を通過したときに発生するピークと蹴り出し点を通過したときに発生するピークの2つのピークを有するパルス状の信号を出力する。
上記のように、各タイヤにおいては、隣接する圧電センサー11間の角度範囲は接地領域の角度αよりも大きく、また、複数のタイヤ1〜4のうちから選択される任意の2つのタイヤにおいて、圧電センサー11の角度範囲は重複していないので、車両の走行時には、10個の圧電センサー11からのパルス状の信号は互いに時間的にずれて発生する。すなわち、10個のパルス状の信号が、時間的に間隔を空けてタイヤ回転周期に等しい周期で発生する。
信号処理手段12は、増幅器12aとA/D変換器12bとを備え、各圧電センサー11に接続されて、圧電センサー11の出力信号を増幅するとともに、デジタル信号に変換して送信機13に送る。
送信機13は、A/D変換器12bで変換されたデジタル信号を車体5側に送信する。
ここで、信号検出手段15〜路面状態推定手段22の各手段を演算装置23とすると、図3に示すように、車体5の各タイヤ1〜4の近傍にそれぞれ設置された受信機14で受信した各タイヤ1〜4の送信機13からの信号である各圧電センサー11の出力信号(デジタル信号)は、車体5に設けられた演算装置23の信号検出手段15に送られる。
信号検出手段15は、圧電センサー11の出力信号からパルス状の信号を検出する。具体的には、図5(a)に示すような、タイヤ1〜4の圧電センサー11から送られてきたパルス状の信号を合成することで、図5(b)に示すような4輪合成信号を生成して、パルス計測手段16に出力する。
4輪合成信号は、タイヤの回転周期毎に、タイヤpのパルス状の信号、タイヤp+1のパルス状の信号、タイヤp+2のパルス状の信号、タイヤp+3のパルス状の信号の順で、パルス状の信号が出現する(p=1〜4、cycle)。
パルス計測手段16は、図5(b)に示す4輪合成信号の大きさVに対して、閾値Kを設定し、V(tq)≧Kとなったときの時間(立ち上がり時に閾値に達したときの時間)tqをq番目のパルスの発生時間として、このパルスの発生時間tqを用いて、タイヤ回転周期Tとパルス状の信号間の間隔であるセンサー時間差Δq=tq+1−tqを算出する。
圧電センサー11の個数をnとすると、タイヤ回転周期Tは、T=tq−tq+n、すなわち、同じ圧電センサー11からのパルスの発生時間の差となる。なお、タイヤ回転周期Tを、T=Δ1+Δ2+……+Δ10 から求めてもよい。
ここで、最初のパルス状の信号がタイヤ1の圧電センサー111からのパルス状の信号P1とすると、パルス状の信号P1のΔ1後には、タイヤ2の圧電センサー112aからのパルス状の信号P21が出現し、パルス状の信号P21のΔ2後には、圧電センサー112bからのパルス状の信号P22が出現し、パルス状の信号P22のΔ3後には、タイヤ3の圧電センサー113aからのパルス状の信号P31が出現する。
そして、タイヤ4の後側の圧電センサー114dからのパルス状の信号P44のΔ10後には、タイヤ1の圧電センサー111からのパルス状の信号P1が出現する。
パルス計測手段16は、算出したタイヤ回転周期Tのデータとパルス間隔Δ1,Δ2,……,Δ10のデータとを時間差比算出手段17に送る。
時間差比算出手段17は、タイヤ間の信号間の時間差であるタイヤ間時間差ΔTに対するセンサー間時間差Δqの比である時間差比Rq=ΔqTを算出する。
タイヤ間時間差ΔTは、タイヤkの先頭の圧電センサー11からのパルス状の信号とタイヤ(k+1)の先頭の圧電センサー11からのパルス状の信号との間の時間差である。タイヤ数が4本なので、ΔTは、ΔT=T/4(T;タイヤ回転周期)により算出できる。
時間差比算出手段17は、Rq=ΔqTを算出し、時間差比Rqとセンサー間時間差Δqとを判別手段19に送る。
記憶手段18は、4輪の各タイヤ1〜4に配置された圧電センサー11の個数Nk(k=1〜4)と予め設定された時間差比の閾値R0と、予め様々な路面状態の路面を走行させて作成した圧電センサー11の出力信号に出現する蹴り出し点Ekにおけるピーク値である基準ピーク値Vk(R)と、そのときの路面状態Rとを対応させたR−Vテーブル18Tと、路面状態の判定に用いる閾値Mとを記憶する。
判別手段19は、時間差比判定部19aと、パルス個数判定部19bと、タイヤ判別部19cとを備え、時間差比算出手段17で算出した時間差比Rqと記憶手段18に記憶されている時間差比の閾値R0とを用いて、パルス状の信号Pqがタイヤ1〜4のうちのいずれのタイヤに配置された圧電センサー11からの信号であるかを判別する。
すなわち、時間差比判定部19aでは、Rq<R0であればセンサー間時間差Δqを同一タイヤにおけるセンサー間時間差Δqsと判定し、Rq≧R0であればセンサー間時間差Δqを無信号期間値Δqvと判定する。
パルス個数判定部19bでは、算出されたセンサー間時間差Δqを番号順(時間順)に並べたとき、無信号期間値Δqvが2個連続しているときには、2個の無信号期間の間にパルス状の信号Pが1個出現していると判定し、2個の無信号期間値Δqv間に同一タイヤにおけるセンサー間時間差Δqsがある場合には、前記2個のΔqv間のあるΔqsの個数を計数し、Δqsの個数がr個なら、2個の無信号期間の間にパルス状の信号Pが(r+1)個出現していると判定する。
タイヤ判別部19cでは、判定したパルス状の信号の個数と、記憶手段18に記憶されている4輪の各タイヤ1〜4に配置された圧電センサー11の個数Nkとを比較することで、圧電センサー11からのパルス状の信号が4輪のタイヤ1〜4のうちのどのタイヤに取付けられた圧電センサー11からのパルス状の信号であるかを判別する。
圧電波形抽出手段21は、例えば、受信機14で受信したタイヤ1の圧電センサー111の出力信号のタイヤ1回転の長さの時間変化波形である圧電波形を抽出する。なお、抽出する圧電波形としては、他のタイヤ2〜4の圧電波形でもよい。
路面状態推定手段22は、ピーク値算出部22aと判定部22bとを備え、圧電波形抽出手段21で抽出した圧電波形からタイヤの走行している路面の状態を推定する。具体的には、ピーク値算出部22aにて、圧電波形に出現する蹴り出し点Ekにおけるピーク値Vkを算出し、判定部22bにて、前記算出されたピーク値Vkと記憶手段18のR−Vテーブル18Tに記憶された基準ピーク値Vk(R)とを比較して路面状態を推定する。
例えば、路面状態が乾燥路面であるかWET路面であるかを判定する場合には、記憶手段18に、乾燥路面での基準ピーク値Vk(RD)とWET路面での基準ピーク値Vk(RW)とを、それぞれ乾燥路面及びWET路面とに対応させたR−Vテーブル18Tを記憶しておき、圧電波形から算出された蹴り出し点Ekにおけるピーク値Vkと比較して路面状態を推定する。乾燥路面での基準ピーク値Vk(RD)はWET路面での基準ピーク値Vk(RW)よりも大きいので、算出されたピーク値Vkの大きさと基準ピーク値Vk(RD),Vk(RW)との大小関係を調べれば、路面状態を容易に推定できる。
次に、路面状態推定装置10の動作について説明する。
車両の走行時に、各タイヤ1〜4に取付けられた圧電センサー11にそれぞれ発生したパルス状の信号は、増幅されデジタル信号に変換された後、車体5側に送信される。
車体5側には、図5(a)に示すような、タイヤ1〜4の圧電センサー11から送られてきたパルス状の信号が送信される。
センサー位置判別装置10Zでは、これらの信号を合成し、図5(b)に示すような、タイヤ1のパルス状の信号、タイヤ信号2のパルス状の信号、タイヤ3のパルス状の信号、及び、タイヤ信号4のパルス状の信号が、タイヤの回転周期毎に、順に出現する4輪合成信号を生成し、この4輪合成信号に出現するパルス状の信号の配列状態から、圧電センサー11からのパルス状の信号が4輪のタイヤ1〜4のうちのどのタイヤに取付けられた圧電センサー11からのパルス状の信号であるかを判別する。
具体的には、4輪合成信号から、タイヤ回転周期Tとパルス状の信号間の間隔であるセンサー時間差Δq=tq+1−tqを算出し、算出したタイヤ回転周期Tとセンサー時間差Δqから、タイヤ間時間差ΔTに対するセンサー間時間差Δqの比である時間差比Rq=ΔqTを算出する。次に、予め記憶しておいた時間差比の閾値R0と算出された時間差比Rqとを用いて、センサー時間差Δqが同一タイヤにおけるセンサー間時間差Δqsであるか、無信号期間値Δqvであるかを判定する。そして、2個の無信号期間に同一タイヤにおけるセンサー間時間差Δqsの個数を求め、求めた個数がrなら、無信号期間の間にパルス状の信号が(r+1)個出現していると判定する。そして、判定したパルス状の信号の個数と、4輪の各タイヤ1〜4に配置された圧電センサー11の個数Nkとを比較して、圧電センサー11からのパルス状の信号が4輪のタイヤ1〜4のうちのどのタイヤに取付けられた圧電センサー11からのパルス状の信号であるかを判別する。
一方、圧電センサー11から送られてきたパルス状の信号から、蹴り出し点Ekにおけるピーク値Vkを算出した後、この算出されたピーク値Vkと乾燥路面での基準ピーク値Vk(RD)とWET路面での基準ピーク値Vk(RW)とを比較し、|Vk(RD)−Vk|<MDであれば路面は乾燥路であると推定し、|Vk(RW)−Vk|<MWであればWET路面であると推定する。
なお、算出されたピーク値Vkの大きさと基準ピーク値Vk(RD),Vk(RW)との大小関係から路面状態を推定してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に記載の範囲には限定されない。前記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者にも明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲から明らかである。
例えば、前記実施の形態では、タイヤの走行時にパルス状の信号を出力するセンサーを圧電センサー11としたが、これに限るものではなく、加速度センサーなど、タイヤが接地するときに、パルス状の信号を出力するセンサーであればよい。
また、前記実施の形態では、圧電センサー11が複数の場合に、センサー角度θを先頭の圧電センサー11の位置としたが、複数の圧電センサー11の中心位置としてもよい。また、センサー角度θと圧電センサー11の数との関係も、前記実施の形態に限るものではなく、例えば、タイヤ1に4個の圧電センサー11を配置し、タイヤ2に1個の圧電センサー11を配置し、タイヤ3に3個の圧電センサー11を配置し、タイヤ4に2個の圧電センサー11を配置するなど他の構成であってもよい。いずれにせよ、任意の2つのタイヤにおいて、圧電センサー11の配置された領域が互いに重複しないように各圧電センサー11が配置されていればよい。
また、前記実施の形態では、1つのタイヤに複数個のセンサーが配置されている場合に、センサーをタイヤの接地長よりも長い間隔で配置したが、配置するセンサーが、圧電センサーや加速度センサーのように、タイヤの走行時に、時間的に離隔した正及び負のパルス状の信号を発生するセンサーである場合には、例えば、閾値(V0>0)を設けて、各センサー出力のうちの正のパルス状の信号のみを取り出すようにすれば、センサー間の間隔をタイヤ接地長よりも短くしても、パルス状の信号の発生する時間が互いに重複することはない。これにより、1つのタイヤ内に配置される圧電センサー間の間隔を小さくできるので、タイヤ間時間差とセンサー間時間差との差が大きくなり、タイヤ間時間差とセンサー間時間差とを更に精度良く区別できる。なお、負のパルス状の信号を取り出す場合には、例えば、各センサー出力を反転させた後、閾値(V0>0)を設けてやれば、負のパルス状の信号のみを取り出すことができる。
また、前記実施の形態では、各タイヤ1〜4の近傍にそれぞれ受信機14を設置したが、受信機14は1台であってもよい。受信機14が1台の場合には、4台の送信機13から信号を受信するので、信号検出手段15を省略することができる。なお、受信機14が1台の場合には、受信機14は、車体5の中央部など、タイヤ1〜4から等距離にある位置に設置することが好ましい。
また、前記実施の形態では、圧電センサー11の出力(アナログ信号)をデジタル信号に変換して車体5側に送信したが、圧電センサー11の出力をそのまま車体5側に送信してもよい。
また、前記実施の形態では、タイヤ1に取付けた圧電センサー111の出力波形から路面状態を推定したが、他のタイヤ2〜4に取付けた圧電センサー11の出力波形から路面状態を推定してもよい。また、1つのタイヤに複数の圧電センサー11が取付けられている場合には、先頭の圧電センサー11の出力波形から路面状態を推定してもよいし、複数の出力波形の蹴り出し点Ekでのピーク値Vkの平均値から路面状態を推定してもよい。
また、前記実施の形態では、圧電センサー11の出力波形の蹴り出し点Ekにおけるピーク値Vkから路面状態を推定したが、踏み込み点Efにおけるピーク値Vfを用いて路面状態を推定してもよいし、ピーク値Vkとピーク値Vfの両方を用いてもよい。
また、前記実施の形態では、時間差比Rq=ΔqTと時間差比の閾値R0とを用いて、Δqが同一タイヤにおけるセンサー間時間差であるか否かを判定したが、タイヤ間時間差ΔTとセンサー間時間差Δqとの差に閾値時間間隔ΔTq0を設け、ΔT−Δq>ΔTq0であるときに、Δqが同一タイヤにおけるセンサー間時間差であると判定してもよい。このとき、車輪速測定手段を設けて、ΔT及びΔqを基準速度(例えば、60km/h)における値に補正すれば、Δqが同一タイヤにおけるセンサー間時間差であるか否かの判定精度を向上させることができる。
また、前記実施の形態では、送信機13を用いて、パルス状の信号を車体5側に送信したが、車体5に分布する帯電電位を検知することで、無線通信を用いることなく、圧電センサー11の出力を車体5側にて検知することができる。
一般に、タイヤと路面との接触、剥離及び摩擦によってタイヤと路面との間に静電気による帯電電位が生じること自体は、例えば、特開2011−225023号公報の背景技術などに記載されていることからも分かるように、周知事項である。
一方、車体5とタイヤとは容量結合されているので、車体5の外表面には、タイヤと路面との間に生じた帯電電位に応じた電位が発生する。
タイヤ表面や車体5の外表面に分布する電界は、以下の式(1)に示す電磁界を構成する3つの要素(1/rに比例する放射電磁界、1/r2に比例する誘導電磁界、1/r3に比例する準静電界)のうちの準静電界であり、車両の走行に伴うタイヤの転動よりに時間的に変化する。
Figure 2015039917
準静電界は磁界成分を含まず、また、電波のように伝搬する性質がなく、人や車両、物質の周りに静電気帯電電界のように分布し、その極性またはレベルが変化する。
したがって、車体5の帯電電位を検出すれば、タイヤと路面との間に生じた帯電電位に応じた電位を検出することができるので、路面状態などのタイヤの状態を精度よく推定することができる。
そこで、タイヤ1〜4に取付けられる圧電センサー11の一方の素子用電極11bを、リード線を介して、タイヤ1〜4のホイール8に直接接続させ、他方の素子用電極(タイヤ内面側の素子用電極)11cをフローティングさせる、すなわち、圧電素子11aの配線をホイール8側のみとすることで、ホイール8に電気的に接続される素子用電極11bを接地側電極とし、他方の電極である素子用電極11cを配線しないようにする。これにより、ホイール8に、圧電素子11aのタイヤ1〜4の周方向の伸縮に応じた電荷を帯電させることができる。
そして、図6に示すように、平板状の検知電極31を車体5の外側表面に対して所定の空隙を隔てて配置し、平板状のリファレンス電極32を、支持部材33により、車体5と電気的に絶縁した状態で車体5の外側表面に取付けて、圧電素子11aの帯電電位を車体5側にて検出する。
検知電極31とリファレンス電極32との間の帯電電位である車体5の帯電電位は、4つのタイヤ1〜4に取付けられた圧電センサー11の帯電電位(圧電素子11aの帯電電位)を全て含んでいる。したがって、車体5の帯電電位を検知することで、無線通信を用いることなく、圧電素子11aの発生するパルス状の信号を車体側にて検出することができる。なお、この場合には、タイヤ1〜4に配置された圧電センサー11の出力である帯電電位は、アナログ信号として車体5側にて検出される。
検出された車体5の帯電電位は、FET等の検知素子及びアンプを備えた増幅器34により増幅され、パルス計測手段16と圧電波形抽出手段21とに送られる。
1〜4 タイヤ、5 車体、6 インナーライナー、7 タイヤトレッド、
8 ホイール、9 路面、
10 路面状態推定装置、10Z センサー位置判別装置、
11 圧電センサー、11a 圧電素子、11b,11c 素子用電極、
12 信号処理手段、12a 増幅器、12b A/D変換器、13 送信機、
14 受信機、15 信号検出手段、16 パルス計測手段、17 時間差比算出手段、18 記憶手段、18T R−Vテーブル、19 判別手段、19a 時間差比判定部、
19b パルス個数判定部、19c タイヤ判別部、
21 圧電波形抽出手段、22 路面状態推定手段、
31 検知電極、32 リファレンス電極、33 支持部材、34 増幅器。

Claims (5)

  1. 車両に装着された複数のタイヤにそれぞれ配置されて、タイヤの走行時にパルス状の信号を発生するセンサーと、前記パルス状の信号を検出する信号検出手段と、前記信号検出手段で検出したパルス状の信号の情報から、前記パルス状の信号が前記複数のタイヤのうちのいずれのタイヤに配置されたセンサーからの信号であるかを判別する判別手段とを備えたセンサー位置判別装置であって、
    前記複数のタイヤには、互いに異なる個数のセンサーが配置され、
    前記各センサーは、前記各タイヤの周方向における所定角度範囲にある1つの領域にそれぞれ配置され、
    前記複数のタイヤのうちから選択された任意の2つのタイヤにおいて、前記センサーの配置された領域が互いに重複しないように前記各センサーが配置され、
    前記判別手段は、
    前記信号検出手段で検出されたパルス状の信号の配列状態から、前記パルス状の信号を発生したセンサーが配置されているタイヤを判別することを特徴とするセンサー位置判別装置。
  2. 前記領域内に配置されるセンサーが複数個で、かつ、前記センサーが、タイヤの走行時に、時間的に離隔した正及び負のパルス状の信号を発生するセンサーである場合には、
    前記複数個のセンサーは、正負いずれかのパルス状の信号のうちから選択されたパルス状の信号の発生する時間が互いに重複しないように配置されることを特徴とする請求項1に記載のセンサー位置判別装置。
  3. 同一タイヤに装着されたセンサーからのパルス状の信号間の時間差と各タイヤ間のパルス状の信号間の時間差との比である時間差比を算出する時間差比算出手段と、
    前記時間差比の閾値を記憶する記憶手段とを更に備え、
    前記判別手段は、
    前記時間差比算出手段で算出された時間差比と、前記記憶手段に記憶された時間差比の閾値とを比較して、前記パルス状の信号が同一タイヤに装着されたセンサーからの信号か否かを判別することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のセンサー位置判別装置。
  4. 前記センサーを、タイヤ内面に配置された圧電素子とするとともに、
    前記信号検出手段は、
    車体における金属部位の表面に配置される検出電極と、
    前記車体の外側表面から空間を隔てて配置されるリファレンス電極と、
    前記検出電極と前記リファレンス電極との間の電位である車体に分布する帯電電位の時間変化波形を検出する帯電電位検出手段とを備え、
    前記圧電素子は、一方の電極がホイールと電気的に結合し、他方の電極が浮遊していることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか記載のセンサー位置判別装置。
  5. 車両に装着された複数のタイヤにそれぞれ配置され、タイヤの走行時にパルス状の信号を発生するセンサーの出力から、前記パルス状の信号が前記複数のタイヤのうちのいずれのタイヤに配置されたセンサーからのパルス状の信号であるかを判別する方法であって、
    前記複数のタイヤの周方向における所定角度範囲にある1つの領域に、互いに異なる個数のセンサーを、前記複数のタイヤのうちから選択された任意の2つのタイヤにおいて、前記センサーの配置された領域が互いに重複しないように配置するとともに、信号検出手段にて前記パルス状の信号を検出し、
    前記検出されたパルス状の信号の配列状態から、前記パルス状の信号を発生したセンサーが配置されているタイヤを判別することを特徴とするセンサー位置判別方法。
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