JP2015039561A - Sun shade - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、コンパクトに折り畳んで持ち運びができる日除けに関する。 The present invention relates to an awning that can be folded compactly and carried.
この種の日除けとしては、特許文献1〜2に記載されたものが公知である。しかしながら、これらのものは、展開して使用する際の日除け面積が小さく、利便性に乏しいという問題がある。
As this type of awning, those described in
そこで、本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、コンパクトに折り畳んで収容することができつつも、使用時は大きな日除け面積を得ることができる日除けを提供することを課題とする。 Therefore, the present invention has been made in view of such circumstances, and it is an object of the present invention to provide an awning that can be folded in a compact manner and can have a large awning area during use.
本発明に係る日除けは、折り畳み可能な日除け板と、該日除け板に取り付けられ、日除け板の折り畳みに支障が生じないように収容配置可能な柄とを備える。 The sunshade according to the present invention includes a foldable sunshade and a handle that is attached to the sunshade and can be accommodated so as not to interfere with the folding of the sunshade.
かかる構成によれば、コンパクトに折り畳んで収容することができつつも、使用時は展開された日除け板によって大きな日除け面積を得ることができる。 According to such a configuration, a large awning area can be obtained by the unfolded sunshade while being used in a compactly folded manner.
ここで、本発明に係る日除けの一態様として、日除け板は、二つ折り又は四つ折り可能にするための折り曲げ罫線を備え、柄は、折り曲げ罫線に沿って収容配置可能である構成を採用することができる。 Here, as one aspect of the sunshade according to the present invention, the sunshade plate is provided with a folding ruled line for enabling folding in two or four, and the pattern can be accommodated and arranged along the folding ruled line. Can do.
また、本発明に係る日除けの他態様として、日除け板は、該日除け板の折り畳みに支障が生じないように外周部に垂下片を備える構成を採用することができる。 Moreover, as another aspect of the sunshade which concerns on this invention, the structure which equips an outer peripheral part with a hanging piece can be employ | adopted for the sunshade so that it may not interfere with folding of this sunshade.
この場合、日除け板に対する垂下片の角度を調整する角度調整手段を備えるようにすることができる。 In this case, angle adjusting means for adjusting the angle of the hanging piece with respect to the sunshade can be provided.
以上の如く、本発明に係る日除けによれば、コンパクトに折り畳んで収容することができつつも、使用時は大きな日除け面積を得ることができる。 As described above, according to the awning according to the present invention, it is possible to obtain a large awning area during use while being compactly folded and accommodated.
以下、本発明に係る日除けの一実施形態について、図1〜図6を参酌して説明する。図1に示すように、本実施形態に係る日除け1は、平坦な日除け板2と、付け根部が日除け板2の中心部に取り付けられた柄3とを備えている。
Hereinafter, an embodiment of an awning according to the present invention will be described with reference to FIGS. As shown in FIG. 1, the
日除け板2は、日差し及び紫外線を透過しない乃至しにくい材質で形成されており、軽量化の観点から、樹脂板である。日除け板2は、本実施形態においては、長方形状を有する。また、日除け板2は、本実施形態においては、B5サイズの大きさを有する。
The
日除け板2は、柄3を収容配置するための収容部としての溝部20を備えている。溝部20は、日除け板2の板面から窪んでおり、日除け板2の中心部から日除け板2の外周の一辺(本実施形態では、短辺)の中点にかけて形成されている。
The
日除け板2は、日除け板2の中心部と日除け板2の外周の各辺の中点とを結ぶ折り曲げ罫線21〜23を備えている。より詳しくは、日除け板2は、溝部20が形成された一辺と直交するそれぞれ一辺(本実施形態では、長辺)の中点と日除け板2の中心部とを結ぶ第一の折り曲げ罫線21と、溝部20が形成された一辺と対向する一辺(本実施形態では、短辺)の中点と日除け板2の中心部とを結ぶ第二の折り曲げ罫線22と、溝部20が形成された一辺の中点と日除け板2の中心部とを結ぶ第三の折り曲げ罫線23とを備えている。
The
第一の折り曲げ罫線21は、例えば、日除け板2の片面に溝が形成され、当該箇所にて日除け板2が薄肉となり、折り曲げ可能となっているものである。第一の折り曲げ罫線21は、図1では破線で表されている。すなわち、第一の折り曲げ罫線21は、日除け板2の裏面側に形成されている。
The first folding ruled
第二の折り曲げ罫線22は、例えば、日除け板2の片面に溝が形成され、当該箇所にて日除け板2が薄肉となり、折り曲げ可能となっているものである。第二の折り曲げ罫線22は、図1では実線で表されている。すなわち、第二の折り曲げ罫線22は、日除け板2の表面側に形成されている。
The second folding ruled
第三の折り曲げ罫線23は、特に溝加工されたものではなく、溝部20の可撓性を利用したものである。すなわち、第三の折り曲げ罫線23は、溝部20の長手方向に沿って溝部20上に設定された線あるいは溝部20の両側縁に沿った線である。もちろん、第三の折り曲げ罫線23は、溝20あるいはその両側縁に溝が付与されてより折り曲げやすくなるようにしてもよい。
The third bent ruled
第一〜第三の折り曲げ罫線21〜23によって区画された日除け板2の各板片の外端には、垂下片24が接続されている。垂下片24は、日除け板2と一体に形成されており、例えば、日除け板2の両面に溝が形成されることで、日除け板2の表面にも裏面にも折り曲げが可能である。垂下片24は、第一〜第三の折り曲げ罫線21〜23を跨がないよう、日除け板2の外周の各辺にそれぞれ二つ横並びに形成されている。
A
柄3は、傘等の柄に用いられる伸縮棒の構造を有している。図2に示すように、柄3の付け根部30は、軸回りの回転と該軸と直交する軸回りの回転との直交二軸での回転が可能な自在継手構造となっており、溝部20の端部端面に例えばかしめにより固定されている。柄3は、縮んだ状態での長さが溝部20内に収まるような長さとなっている。
The
以上の構成からなる日除け1は、図3〜図4に示されるようにして折り畳まれる。すなわち、まず図3に示すように、各垂下片24が日除け板2の裏面に折り畳まれ、柄3が溝部20内に収容配置される。そして、第一の折り曲げ罫線21によって日除け板2が図4(a)に示すように二つ折りに折り畳まれ、さらに、第二の折り曲げ罫線22及び第三の折り曲げ罫線23(溝部20)によって日除け板2が図4(b)に示すようにさらに二つ折り(合計四つ折り)に折り畳まれる。これにより、日除け1は、B5の1/4のサイズに折り畳まれ、コンパクトになってカバンやバッグに収容可能となる。
The
このように、本実施形態に係る日除け1は、収容時はコンパクトに折り畳むことができつつ、使用時に大きな日除け面積を得ることができる。
As described above, the
なお、垂下片24の使い方は様々である。図1に示すように全て垂らしてもよいし、図5に示すように、一部は日除け板2の表面に折り畳んで不使用状態にしてもよい。
In addition, the usage method of the
また、日除け板2が展開された状態で、折り曲げ罫線(主として第一の折り曲げ罫線21)によって日除け板2が山折りに折れ曲がってしまうことが支障があるようであれば、図6に示すような、当片25を設けるようにすればよい。この当片25は、例えば鳩目26によって日除け板2の裏面に回転自在に取り付けられており、図6(b)に示すように、この当片25を第一の折り曲げ罫線21を跨ぐように回転させると、第一の折り曲げ罫線21によって日除け板2が折れ曲がることが規制される。これにより、日除け板2がフラットな状態を維持することができる。
Further, if the
なお、本発明に係る日除けは、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。 In addition, the sunshade which concerns on this invention is not limited to the said embodiment, A various change is possible in the range which does not deviate from the summary of this invention.
例えば、図7及び図8に示すように、溝部20がなくなり、第一及び第二の折り曲げ罫線21,22が日除け板2の表面に形成されるようにすれば、図6のような当片25が設けられなくても、日除け板2の展開時の平坦状態を確保することができる。なお、この場合、垂下片24が日除け板2の表面に折り畳まれた状態で、日除け板2が四つ折りに折り畳まれ、柄3はその端縁に沿って収容配置された格好となる。
For example, as shown in FIGS. 7 and 8, if the
また、日除け板2は、四つ折りではなく、図9に示すように二つ折りであってもよい。
Further, the
また、上記実施形態では、垂下片24は、日除け板2から自重により垂れ下がるようになっているが、これに限定されるものではない。日除け板2に対する垂下片24の角度を調整する機能を備えていてもよい。これにより、垂下片24は、図10に示すように、日除け板2に対して下方側で且つ鋭角に折れ曲がる態様や、日除け板2と同じ平面上に展開される態様や、日除け板2に対して上方側で且つ鋭角に折れ曲がる態様といった各種の姿勢を取ることができる。なお、角度調整機能は、図6に示す当片25の回転角度を変更することで実現できるし、あるいは、図11に示すように、日除け板2の端縁に形成された筒状部と垂下片24の端縁に形成された筒状部とにヒンジ軸27が挿通された、いわゆる平蝶番のような構造であってもよい。
Moreover, in the said embodiment, although the drooping
また、日除け板2の展開時の大きさ(日除け板2の折り畳んだ状態での大きさ)は、用途に応じて適宜選択することができる。
Moreover, the size at the time of expansion | deployment of the awning board 2 (size in the state in which the
また、上記実施形態では、柄3は、日除け板2の中心部に取り付けられている。しかしながら、これに限定されない。柄3は、日除け板2の中心部から端部寄りの位置に取り付けられていてもよい。
Moreover, in the said embodiment, the handle | steering-
1…日除け、2…日除け板、20…溝部、21…第一の折り曲げ罫線、22…第二の折り曲げ罫線、23…第三の折り曲げ罫線、24…垂下片、25…当板、26…鳩目、27…ヒンジ軸、3…柄、30…付け根部
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