JP2015037931A - 投てき具 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗員が常時持ち歩くことが出来る小型、軽量で、手で投げても到達距離の大きな救命用投てき具を提案する。
【解決手段】木の棒などの投てき具本体1と、左側に発光部2、右側に金属などの重量物を備えている。さらに、ステンレスつば付きリングボルト3、手首通し4、投げロープ5およびステンレスカナビラ6を設ける。乗員の多数に持たせ、常時は腰にぶら下げて歩き、船から落ちたことを発見した乗員がすぐ、自分の腰にぶら下げた投てき具を投げて、救助する様にした。
【選択図】図1

Description

海に転落した人を救助する装置である。ヨットなどでは、ロープを付けた浮き輪を備えていて、転落した人に、その浮き輪を投げ、救助している。ここではさらに簡便で有用な装置を提案する。
従来の投てき具としては、
特許文献1として示した「特願2002−347894」では、綱を張り巡らせた装置であり、全体として大きくて重く、どうやって遭難者に向かって投げるのかが不明で、ちょっと落ちた船から離れてしまったら、救助することは難しくなってしまう。
特許文献2として示した「特願2005−263191」は、常時携帯して持ち歩くことは不可能で、船のその浮き輪を設置した場所からでないと救助活動を行うことができない。救助を行う可能性のある乗員それぞれが携帯できる救助装置の出現が望まれていた。また従来の救命具である浮き輪は、投げるときに空気抵抗が大きく、遠くまで投げることができなかった。
特許文献3として示した「特願2003−276685」では、どうやって遭難者に救助装置を届けるかを具体化した発明であり、発射カタパルトなどを備えて、遭難者に向かって発射する装置である。
特許文献4として示した「特願2005−263191」では、浮き袋を遭難者に向かって投げるのであるが、その位置が明確に判る様に発光装置を装着したものであるが、大きさが大きくて重く、とても常時船の乗員が腰などに付けて運べるものではなかった。
特許文献5として示した「2012−229019」は、これも同じく浮き袋を利用した遊戯具であるが、LEDを装着して、遊ぶ遊戯具としては面白いが、とても遭難者に投げられる大きさではない。
特開2002−137790 特開2002−347694 特開2003−276685 特開2005−263191 特開2012−229019
落水者に対して、ロープを付けた浮き輪を投げ、それに捕まらせて救助する従来の方法では、浮き輪が大きくて重く、人力では投げにくく、投げても船のすぐ近くにいる人にしか到達しないことが第一に挙げられる。第二に浮き輪は船のある特定の場所にしか設置ができず、乗員が持ち歩くことができない。乗員が常時持ち歩くことが出来る小型、軽量で、第三に落水者に投げる際の空気抵抗が小さく手で投げても到達距離の大きな投てき具の実現が望まれていた。
木の棒などの片側にLEDなど軽量の発光体もう片側には金属などの錘となる物体を備えた救命用投てき具。
前記投てき具を、野球ボールと同等な重量100〜500gとし、持ち運び及び投げるのに最適にすること。
上記投てき具に使用する棒の直径を3〜20cmとすること
上記投てき具の金属などの錘となる個所に、乗船員の腰にぶら下げるためのカナビラ及び牽引用のテグスなどを装着すること。
上記投てき具にさらに海に落ちた遭難者が捕まることができる部材(捕まり棒)を装着すること。
などが課題を解決するための請求項である。
上記請求項を詳細に説明する。
浮くことができる材質・例えば木材などの棒の片側にLEDなど軽量の発光体を設け、もう片側には金属などの錘となる物体を設けて、棒のバランスが崩れている情況を作る。こうすると海に投下した場合、棒の軽い側即ちLEDなどの発光体側が海上に浮かぶことになるので、夜でも遭難者は、投てき具の位置を把握することができるので、救命率が向上する。
乗員が常時持ち歩くことができる重量、掴んで投げることが容易な形態を実現する。こうすると浮き袋など従来の救命具を投げるのと異なり、投げる際の空気抵抗も小さいので、遠くに投げることが可能となり、救命率が向上する。
さらに錘の側に船の乗員が投てき具を常に腰に付けて歩ける様なカナビラおよび牽引用のテグスなどを装着する。
これにより、船の乗員が腰にぶら下げている場合には、投てき具の重い側が上になるので、上下を判断するスイッチなどを組み込んで置くと腰に付けている場合はLEDなどは点灯せず、海に投げ入れた時は棒のバランスが崩れているので、LED側が上となってLEDが自動的に点灯するので緊急を要する場合に特別な操作が不要となり扱い易い。
棒のままでも救命は出来るが、海に落ちた遭難者は、疲れている場合が多く、投てき具に捕まり棒をさらに追加するとさらに救命される溺れる人に取って、ある時間捕まって置くことが容易となって、救命率が向上する。
この様な構造だと、船の乗組員などが常時腰に装着しておくことができる。腰にぶら下げる場合、提案している構造だと、上下が逆になり、方向を判断するスイッチなどが組み込まれていれば発光部のスイッチはOFFとなり、発光部は動作しない。船から転落した人を見つければ、腰から投てき具を外し、その人に向かって投げて救助することが容易となる。投てき具は海に浮かんだ状態では、腰にぶら下げている状態とは上下が逆になり、発光部が海上に出る結果となり、夜でも投てき具の発見が容易となる。
また野球のボールなどに近い適切な重量、棒の太さなどを選択すれば投げやすく、投てき具を常時腰にぶら下げて行う持ち運びにも適切となる。
投てき具外観図 回路図 点灯部外観 投てき具の具体例その2である。遭難者がつかまることができる捕まり棒を取り付けてある。 具体例その2の取っ手を収納した図面
図1に投てき具の外観を示す。木などの水に浮かぶ物体で創った本体と左側に夜間その位置を示す発光部、右側には金属でできた重りとなる物体を接続してある。乗員の多数にこの投てき具を配布し、腰などに付けて貰う。この様に図1の左側が上部となった場合は、発光部のスイッチで電源OFFとなっていて、発光しない。
投てき具が海上に投げられ、浮かんだ状態となると、右に重量があるので、右側が下、左側が上となって浮かび、投光部のスイッチが自動的に入り、発光するので、夜間でも投てき具を見つけやすい。投てき具にはテグスなどのロープが結わえ付けられてあり、投てき具を投げ、それにつかまった人を船に引き寄せる。救助される人は疲れていて、ずっと投てき具を保持して行くのは困難となるので、備えれらたワッパを腕にはめ、引っ張れれるのに任せることが出来るようにすることも出来る。
ここでは、木の棒で作成する投てき具を説明したが、中を中空とすることも出来る。あるいは水より比重の小さなプラスチック素材で作ることもできる。さらにそのプラスチックで、ペットボトル様の形態として中に水が入らないように作ることによりさらに軽量化することもでき携帯にさらに都合がよくなる。
図1が実施形体の一例を示す。木の棒などの本体と、左側に発光部、右側に金属などの重量物を備えている。
このような構造だと、小型、軽量であるので、持ち運びに便利であるし、乗船員が腰にぶら下げて置くことも可能となる。また投げる際の空気抵抗も小さいので、遠くまで落水者を救助できる。
この構造であると、乗員が腰に保持している場合は右側が上となって発光しないが、海上に投げ入れた場合は棒の左右の重量がアンバランスとなっているので、左側が上となって海上に発光部が来て発光する。
図2は発光部の回路図である。電池とスイッチ、並びにLEDがあり、LEDへの電流はIC(例えばM34ー1H)によって断続的に発光する。
図3は、発光部の外観図である。上部にLED(この例だと4個)、電池、そして一番下にスイッチ部がある。スイッチは導電性の板二枚があり、常時は断となっているが、中央にあるボールの重量に寄ってスイッチがONとなる。この様な構造だと、別のスイッチを持つ構造と異なり、一々スイッチを入れなくても、自動的にスイッチが入り、緊急時に支障がでない。
図4は、遭難者が手で保持することができる捕まり棒を取り付けた図である。この捕まり棒があると、遭難者が容易に捕まえることができる。またこの捕まり棒は木などの水に浮かぶ材料で作る。こうすると投てき具が海上に浮かんだ場合、遭難者が容易に投てき具を見つけることが出来る。
図5は、捕まり棒を収納した図である。常時はこの様に捕まり棒を収納して乗員の腰などにぶら下げておく。
落水者を見つけて、海に投下する場合は、この捕まり棒を広げてから、投下するとさらに良い。
船の乗員を保護するための道具として、活用の道は広い。ヨット、小型船舶、大型船舶などの乗員にこの投てき具を配布し、誰かが船から落ちた場合、本発明の投てき具を腰に下げた乗船員がすぐ救助することができるとより安全が確保できる。海上保安庁などにも有用性が高い。
1 投てき具本体、2 発光部、3 ステンレスつば付きリングボルト、4 クレモナロープ等で、遭難者が手首通し、5 投げロープ、6 ステンレスカナビラ(ワンタッチ外れ止め付き)、
11 電流断続用IC、12ー15 LED、16 スイッチ、17 電池
30 発光部外観図、31 ステンレスなどで出来たボール、32、33 銅版などの導通性のある板
41 木などで出来たつかまり棒、42 つかまり棒の止め具

Claims (5)

  1. 木の棒などの片側にLEDなど軽量の発光体もう片側には金属などの錘となる物体を備えた救命用投てき具。
  2. 前記投てき具を、野球ボールなどと同等な重量100〜600gとし、持ち運び及び投げるのに最適にすること。
  3. 請求項1または2の投てき具に使用する棒の直径を3〜20cmとすること
  4. 請求項1又は2に関して、金属などの重量物の個所に、乗船員の腰にぶら下げるためのカナビラ及び牽引用のテグスなどを装着すること。
  5. 上記投てき具にさらに海に落ちた遭難者が捕まることができる部材(捕まり棒)を装着した投てき具。
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