JP2015036558A - 溶接サドル継手 - Google Patents

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一善 大橋
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Abstract

【課題】溶接時の位置決めが容易な溶接サドル継手の提供を目的とする。
【解決手段】主管の側部に分岐孔を形成し、当該分岐孔に分岐管を連結するための溶接サドル継手であって、溶接サドル継手は分岐孔の周縁部に載置するための略鞍形状のフランジ部を有し、フランジ部は上面又は側部に主管と位置合せをするための線又は条状の、凸部あるいは溝部からなる位置決め部を有し、前記位置決め部は、溶接サドル継手の鍛造成型時に一体的に形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、鋼管からなる主管に分岐管を連結するための溶接サドル継手に関する。
例えば、消火設備の分野においては鋼管からなる主管に対して、いろいろな方向に分岐管を設ける必要があることから主管の側部に分岐孔を形成し、この分岐孔にサドル型の継手を溶接し、このサドル型の継手を介して分岐管を連結配管することが行われている。
従来の溶接サドル継手の例を図6に示す。
溶接サドル継手100は、主管1の側部に形成した分岐孔2に合せて鞍状に三次元湾曲したフランジ部112を有する。
主管1は、パイプ形状を有するために側部に分岐孔2を、図6(d)に示すように形成すると分岐孔2の周縁部は三次元形状になり、溶接サドル継手100の鞍状の両側の頂部間を通る継手の方向線112aと主管1の軸方向線3とが一致するように位置決めし、フランジ部112の全周を溶接しなければならない。
仮に図6(b)に示すように、溶接サドル継手の方向線112aと主管の軸方向3とが一致しない状態でフランジ部112の周囲を主管1の側面に溶接しようとすると、図6(d)に示すようにフランジ部112の下面に隙間dが生じるために溶接品質が低下し、水モレの原因になる恐れがあった。
近年は、ロボット溶接機等により溶接の半自動化も進んでおり、溶接サドル継手の主管の分岐孔に対する位置ずれは、大きな問題となっている。
特許文献1には、フランジ部のない分岐管継手において主管の側面から垂直方向に立上げたパイプ状の分岐管のストレート状外周部に位置合せ表示部を設けた例を開示する。
しかし、同公報に開示する分岐管継手は、フランジ部がないストレート状であるために分岐孔との位置決めが大変であるだけでなく、位置合せ表示部が分岐管の横方向から見ないと見えないものであるために主管の側面から直視した状態で位置合せるのが大変であった。
特開2004−36766号公報
本発明は、溶接時の位置決めが容易な溶接サドル継手の提供を目的とする。
本発明に係る溶接サドル継手は、主管の側部に分岐孔を形成し、当該分岐孔に分岐管を連結するための溶接サドル継手であって、溶接サドル継手は分岐孔の周縁部に載置するための略鞍形状のフランジ部を有し、フランジ部は上面又は側部に主管と位置合せをするための線又は条状の、凸部あるいは溝部からなる位置決め部を有し、前記位置決め部は、溶接サドル継手の鍛造成型時に一体的に形成されていることを特徴とする。
本発明にて溶接サドル継手とは、主管の側部に分岐孔を形成し、この分岐孔の周縁部に合せてフランジ部の下面を載置し、フランジ部の周囲と主管とを溶接することで分岐管を配管接続するための継手をいう。
よって、フランジ部の下面が主管の分岐孔の周縁部の三次元形状に合せた鞍状の三次元形状になっている。
本発明は、溶接サドル継手と主管との位置合せに用いる印を溶接サドル継手の鍛造成型時に形成した点に特徴がある。
主管に位置合せ用の印としては、主管に予め印字されているテンシルを用いてもよく、また主管に分岐孔の中心を通る軸方向に沿った罫書き線や周方向に沿った罫書き線を入れるのが容易である。
したがって、溶接サドル継手側のフランジ部に位置決め部を形成する例としては、主管に形成した印と合せやすいようにフランジ部の両側の頂部に形成するか、フランジ部の頂部と直交する主管の周廻り方向に形成することが例として挙げられる。
また、フランジ部の側面は下側が広がるような傾斜面になっているので、フランジ部の上面のみならず、側面に位置決め部を形成しても溶接サドル継手の真上から見て位置合せをすることができる。
本発明に用いられる主管としては、溶接が可能な鋼管である。
例えばJIS G 3452に規定されている配管用炭素鋼鋼管や、JIS G 3454に規定されている圧力配管用炭素鋼鋼管が例として挙げられる。
したがって、溶接サドル継手も主管との溶接品質に優れる鋼製であるのが好ましい。
より具体的には、SS材に分類される普通鋼、例えばSS400相当のものが好ましく、炭素量の分類からすると、S25C〜S45C相当が好ましい。
例えば、上記鋼材を短い円柱状に切断し、この鋼材を所定の温度に予熱し、熱間鍛造を行う。
熱間鍛造に用いる金型に線状あるいは条状の溝部や凸部をつけることで、製品のフランジ部にその形状が転写される。
鍛造工程は一段のみならず、複数の工程に分けてもよい。
鍛造成型後は必要に応じて、ねじ部等が切削加工される。
本発明に係る溶接サドル継手は、本体の鍛造成型と同時にフランジ部に位置決め部を形成したので、この位置決め部を主管の外周面に有するテンシルにより、あるいは主管の軸方向又は周方向に沿って入れた罫書き線により、主管の側面を直視しながら位置合せができる。
このように鍛造成型に位置決め部形状に対応する突条状、又は溝部を形成することで、位置決め部の表示精度が高い。
製品を製造後に後から位置決め部を印字すると、印字ズレが生じるのに対して本発明はそのようなズレが生じない。
溶接サドル継手と主管に形成した分岐孔との位置関係を示し、(a)は主管に本継手を座らせる前を示し、(b)は溶接後の状態を示す。 (a)は溶接サドル継手の上部から見た斜視図、(b)は下面から見た斜視図を示す。 溶接サドル継手の(a)は平面図、(b)は底面図、(c)は正面図、(d)は側面図を示す。 溶接後の(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図を示す。 第二実施例の溶接サドルの(a)は平面図、(b)は底面図、(c)は正面図、(d)は側面図を示す。 従来の溶接例を示し、(a)は従来の溶接サドル継手を示し、(b)は主管との位置合せにおけるズレを示し、(c)は正面から見たズレを示し、(d)はA−A線断面図を示す。
本発明に係る溶接サドル継手(以下、単に継手と称する)10の構造例を図1〜図3に示すように、パイプ状の継手本体11の下部に略鞍形状からなる鞍型三次元形状のフランジ部12を有し、上部側には図4に示すように分岐管4を連結するための連結孔14を有する。
本実施例は、連結孔14の内側にめねじ部14aを形成した、ねじ込み式タイプを示すが、円筒状の差し込み部を有する差し込み溶接するタイプでもよい。
ねじ部等は、継手本体11及びフランジ部12等を鍛造成型後に切削加工する。
フランジ部12のフランジ部下面12aは、図1(a)に示した主管1の分岐孔2の周縁部2aの三次元形状に合致するように製作されている。
継手10のフランジ部12の上面には、図1(b),図4(a)に示すように主管1の軸方向3の線上に合致するように位置決め部13をフランジ部12の両側の頂部に有する。
熱間鍛造時の転写性を確保しやすいように位置決め部13の形状は、高さ約0.5〜1.5mm,幅約0.5〜1.5mmの直線状の突条部になっている。
これにより、位置決め部13は本体の鍛造成型時に同時に形成される。
この突条形状は、逆に溝条状形状であってもよい。
位置決め部は、溶接サドル継手と主管との溶接時にフランジ部の裏面の三次元形状を主管の分岐孔の孔形状に合致させるためのものであり、本実施例はフランジ部の両側の頂部に突条部を形成した例を示したが、フランジ部の頂部と直交方向に条状の突部や溝部を形成し、主管につけた周廻りの印と位置合せをする等、その位置合せの方法に制限はない。
また、継手10は図2(b)に示すようにフランジ部下面12aの内周部に分岐孔2の周縁部内側に挿入されるリング状の凸部15を設けた例になっている。
この凸部15は、図5に示すように突起形状16a〜16bであってもよい。
また、継手10に溶融亜鉛メッキをしてある場合には、フランジ部の溶接部位のメッキ層を剥離するのが好ましい。
1 主管
2 分岐孔
3 軸方向
4 分岐管
10 溶接サドル継手
11 継手本体
12 フランジ部
12a フランジ部下面
13 位置決め部
15 凸部

Claims (2)

  1. 主管の側部に分岐孔を形成し、当該分岐孔に分岐管を連結するための溶接サドル継手であって、
    溶接サドル継手は分岐孔の周縁部に載置するための略鞍形状のフランジ部を有し、
    フランジ部は上面又は側部に主管と位置合せをするための線又は条状の、凸部あるいは溝部からなる位置決め部を有し、
    前記位置決め部は、溶接サドル継手の鍛造成型時に一体的に形成されていることを特徴とする溶接サドル継手。
  2. 前記主管は鋼管であり、
    当該分岐孔の周縁部と前記フランジ部の周囲部とを溶接接合するためのものである鋼製からなることを特徴とする請求項1記載の溶接サドル継手。
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