JP2015035166A - Operation switch - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、乗物の内装品を操作するための操作スイッチに関する。 The present invention relates to an operation switch for operating an interior product of a vehicle.
乗物には多くの内装品が設けられており、それら多くの内装品には操作スイッチの操作により作動するものがある。具体的には、例えば、車両に設けられるシートの少なくとも一部を所定の方向に作動させるための電磁モータと、その電磁モータの作動を操作するための操作スイッチとを備えたシート、所謂、パワーシートがある。近年では、パワーシートの操作性を向上させるべく、下記特許文献に記載されているように、操作スイッチとしてタッチセンサを採用したパワーシートの開発が進められている。 Many interior items are provided in the vehicle, and many of these interior items are activated by operating an operation switch. Specifically, for example, a so-called power that includes an electromagnetic motor for operating at least a part of a seat provided in a vehicle in a predetermined direction and an operation switch for operating the operation of the electromagnetic motor. There is a sheet. In recent years, in order to improve the operability of a power seat, development of a power seat employing a touch sensor as an operation switch has been promoted as described in the following patent document.
上記特許文献に記載されているように、操作スイッチとしてタッチセンサを採用することで、操作性は向上する。また、更なる操作性を向上させるべく、タッチセンサによる検出範囲を広くすることが望まれている。しかしながら、タッチセンサによる検出範囲を広くするためには、タッチセンサの検出部を大型化したり、多くのタッチセンサを配設する必要があり、コストが増大する。本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、コストを増大させることなく、タッチセンサによる検出範囲の広い操作スイッチの提供を課題とする。 As described in the above patent document, the operability is improved by adopting a touch sensor as the operation switch. In order to further improve operability, it is desired to widen the detection range by the touch sensor. However, in order to widen the detection range by the touch sensor, it is necessary to increase the size of the detection unit of the touch sensor or to provide many touch sensors, which increases the cost. The present invention has been made in view of such a situation, and an object thereof is to provide an operation switch having a wide detection range by a touch sensor without increasing the cost.
上記課題を解決するために、本願の請求項1に記載の操作スイッチは、複数のタッチセンサを備え、乗物の内装品を操作するための操作スイッチであって、前記複数のタッチセンサの各々が、入力媒体の接近・接触を検出する複数の検出部と、それら複数の検出部による入力媒体の検出結果を取得する検出結果取得部とを有し、前記複数のタッチセンサに所定の順番を付けた場合に、前記複数のタッチセンサの各々の前記複数の検出部が、前記複数のタッチセンサの前記所定の順番に従って、交互に所定の方向に向かって並ぶように、配設されることを特徴とする。 In order to solve the above problems, an operation switch according to claim 1 of the present application is provided with a plurality of touch sensors, and is an operation switch for operating an interior part of a vehicle, and each of the plurality of touch sensors includes: A plurality of detection units for detecting the approach / contact of the input medium and a detection result acquisition unit for acquiring the detection result of the input medium by the plurality of detection units, and assigning a predetermined order to the plurality of touch sensors In this case, the plurality of detection units of each of the plurality of touch sensors are arranged so as to be alternately arranged in a predetermined direction according to the predetermined order of the plurality of touch sensors. And
また、請求項2に記載の操作スイッチでは、請求項1に記載の操作スイッチにおいて、前記複数のタッチセンサの各々が、さらに、前記複数の検出部と同じ素材で形成され、それら複数の検出部を連結する連結部を有することを特徴とする。 In the operation switch according to claim 2, in the operation switch according to claim 1, each of the plurality of touch sensors is further formed of the same material as the plurality of detection units, and the plurality of detection units It has the connection part which connects.
請求項1に記載の操作スイッチは、複数のタッチセンサを備えており、それら複数のタッチセンサの各々は、複数の検出部と1つの検出結果取得部を有している。つまり、操作スイッチでは、タッチセンサの数に、各タッチセンサの有する検出部の数を乗した数の検出部が、所定の方向に並ぶように配設されている。具体的には、例えば、タッチセンサが3つあり、各タッチセンサに3つの検出部がある場合には、9つの検出部が、所定の方向に向かって並ぶように配設される。これにより、タッチセンサによる検出範囲が広くなる。また、複数のタッチセンサに所定の順番を付けた場合に、その所定の順番に従って、複数の検出部が交互に所定の方向に向かって並べられている。これにより、例えば、タッチセンサが3つあり、各タッチセンサに3つの検出部がある場合には、3つのタッチセンサによって、9つの検出部において、入力媒体の検出を行うことが可能となる。つまり、少ない数のタッチセンサによって、多くの箇所において、入力媒体の検出を行うことが可能となる。これにより、少ない数のタッチセンサによって、広範囲の入力媒体の検出を行うことが可能となり、コストを増大させることなく、操作性を向上させることが可能となる。 The operation switch according to claim 1 includes a plurality of touch sensors, and each of the plurality of touch sensors includes a plurality of detection units and one detection result acquisition unit. That is, in the operation switch, the number of detection units obtained by multiplying the number of touch sensors by the number of detection units included in each touch sensor is arranged so as to be arranged in a predetermined direction. Specifically, for example, when there are three touch sensors and each of the touch sensors has three detection units, nine detection units are arranged in a predetermined direction. Thereby, the detection range by a touch sensor becomes wide. Further, when a predetermined order is assigned to the plurality of touch sensors, the plurality of detection units are alternately arranged in a predetermined direction according to the predetermined order. Thereby, for example, when there are three touch sensors and each of the touch sensors has three detection units, the nine detection units can detect the input medium by the three touch sensors. That is, the input medium can be detected in many places by a small number of touch sensors. Accordingly, it is possible to detect a wide range of input media with a small number of touch sensors, and it is possible to improve operability without increasing costs.
また、請求項2に記載の操作スイッチでは、複数の検出部と同じ素材で形成された連結部によって、それら複数の検出部が連結されている。これにより、複数の検出部を配線等によって接続する必要が無くなり、操作スイッチの構造を簡素化することが可能となる。 In the operation switch according to the second aspect, the plurality of detection units are connected by a connection unit formed of the same material as the plurality of detection units. As a result, it is not necessary to connect a plurality of detection units by wiring or the like, and the structure of the operation switch can be simplified.
以下、本発明を実施するための形態として、本発明の実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings as modes for carrying out the present invention.
<車両用シートの構成>
図1に、本発明の実施例の操作スイッチ10が設けられた車両用シート20を斜め前方からの視点において示す。車両用シート20は、運転者の臀部を支持するシートクッション22と、運転者の背部を支持するシートバック24と、シートバック24の上端に設けられて運転者の頭部を支持するヘッドレスト26と、シートクッション22の両側面を覆う1対のサイドシールド28とによって構成されている。車両用シート20は、電動で各種着座姿勢を調節することが可能なシート、所謂、パワーシートとされており、操作スイッチ10は、車両用シート20の着座姿勢を調整するためのスイッチである。
<Configuration of vehicle seat>
FIG. 1 shows a
車両用シート20の着座姿勢を調整する機構としては、スライド機構30が採用されている。スライド機構30は、車両のフロアに固定されるロアレール32と、そのロアレール32に対してスライド可能に設けられたアッパレール34と、ロアレール32とアッパレール34とを相対的に移動させる電磁モータ(図5参照)36とを有しており、電磁モータ36の作動により車両用シート20を前後方向にスライドさせることが可能とされている。
A
車両用シート20を前後方向にスライドさせるための操作スイッチ10は、シートクッション22の左側側面に設けられており、図2に示すように、3つのタッチセンサ50,52,54により構成されている。それら3つのタッチセンサ50,52,54の構造は、略同じであることから、タッチセンサ50を代表して説明する。
The operation switch 10 for sliding the
タッチセンサ50は、図3に示すように、導電布56とタッチセンサECU58とを有している。導電布56は、概して短冊状の3つの検出部60と、それら3つの検出部60を連結する連結部62とによって構成されている。3つの検出部60は、概して平行に配設されており、それぞれの端部において、連結部62によって連結されている。つまり、導電布56は、概して「E」字型とされている。
As illustrated in FIG. 3, the
また、導電布56は、シートクッション22の側面において、図4に示すように、シートパッド66と、シートパッド66を覆うシートカバー68との間に介挿されている。導電布56は、通電可能な導電糸(図5参照)70が非導電性の布に縫着されたものであり、通電可能な導電糸70により、導電性を有するものとされている。導電糸70の縫着方法としては、本縫い、千鳥縫い、波縫い、単環縫い等、種々の縫い方を採用することが可能であり、導電布56では、本縫いにより導電糸70が非導電性の布に縫着されている。具体的には、本縫い可能なミシンの上糸として、導電糸70を用いるとともに、下糸として、通常のミシン糸(図示省略)を用い、非導電性の基布(図示省略)に対して本縫いを行う。これにより、導電布56が縫製される。
Further, as shown in FIG. 4, the
なお、導電糸70としては、通電可能なものであればよく、金属,合金製の線材、炭素繊維のフィラメント、非導電性の線材に金属,合金等のメッキ処理が施されたもの、金属,合金製の線材と非導電性の線材とが撚り合わされたもの等、種々のものを採用することが可能である。また、基布としては、通常の布材であればよく、織物、編物、不織布等、種々のものを採用することが可能である。
The
上記構造とされた導電布56は、導電糸70が縫着される側の基布の表面をシートカバー68に密着させた状態で、シートパッド66とシートカバー68との間に配設されている。そして、導電布56に、ユーザーの指等の入力媒体が接近すると、タッチセンサ50によって、入力媒体の接近を検出することが可能とされている。詳しくは、導電布56への入力媒体の接近により、導電糸70の静電容量が変化し、その静電容量の変化値がタッチセンサECU58に入力される。これにより、タッチセンサ50は、入力媒体の接近を検出する。つまり、タッチセンサ50は、静電容量方式のタッチセンサである。
The
上記構造とされた導電布56は、各検出部60が連結部62の上方に位置する姿勢で配設されている。そして、3つのタッチセンサ50,52,54の導電布56は、図2に示すように、各導電布56の検出部60が、車両の前後方向に向かって交互に順次並ぶように、配設されている。具体的には、各導電布56の車両後端部に位置する検出部60を第1検出部60aと、車両前端部に位置する検出部60を第2検出部60bと、第1検出部60aと第2検出部60bとの間に位置する検出部60を第3検出部60cと定義する。また、3つのタッチセンサ50,52,54のうちの最も車両後方側に配設されているものを第1タッチセンサ50と、最も車両前方側に配設されているものを第3タッチセンサ54と、第1タッチセンサ50及び第3タッチセンサ54以外のものを第2タッチセンサ52と定義する。このような場合に、第1検出部60aが、第1タッチセンサ50,第2タッチセンサ52,第3タッチセンサ54の順に、車両前方に向かって並んでいる。そして、その後ろに、第3検出部60cが、第1タッチセンサ50,第2タッチセンサ52,第3タッチセンサ54の順に、車両前方に向かって並び、さらに、第2検出部60bが、第1タッチセンサ50,第2タッチセンサ52,第3タッチセンサ54の順に、車両前方に向かって並んでいる。
The
また、各タッチセンサ50,52,54の導電布56の連結部62および、連結部62に連続する検出部60の下方の部分は、サイドシールド28によって覆われている。このため、各タッチセンサ50,52,54は、検出部60において、入力媒体の接近を検出する。なお、各タッチセンサ50,52,54の導電布56は、一部において重なっているが、その重なっている部分には、絶縁布(図示省略)が介挿されており、各導電布56は互いに絶縁されている。
Further, the connecting
さらに、車両用シート20は、図5に示すように、制御装置80を備えている。制御装置80は、CPU,ROM,RAM等を備えたコンピュータを主体とするコントローラ82と、上記電磁モータ36の駆動回路84とを備えている。そのコントローラ82には、駆動回路84を介して、電磁モータ36が接続されており、スライド機構30の作動を制御することが可能とされている。また、コントローラ82には、タッチセンサECU58が接続されている。つまり、コントローラ82には、タッチセンサECU58を介して、タッチセンサ50,52,54の導電糸70が接続されている。このため、導電糸70の静電容量の変化により、入力媒体の接近が検出された場合には、タッチセンサECU58を介して、ON信号がコントローラ82に入力され、入力媒体の離間が検出された場合には、タッチセンサECU58を介して、OFF信号がコントローラ82に入力される。
Furthermore, the
<スライド機構の作動>
車両用シート20では、着座者がタッチセンサ50,52,54を操作することで、スライド機構30の作動が制御される。具体的な操作手法について、以下に説明する。
<Operation of slide mechanism>
In the
例えば、車両用シート20を後方に向かってスライドさせる場合には、着座者は、左手をシートクッション22の左側側面に沿って前方から後方に向かって動かす。各タッチセンサ50,52,54の検出部60は、車両前方から後方に向かって、第3タッチセンサ54,第2タッチセンサ52,第1タッチセンサ50の順に繰返し配設されている。このため、着座者が、例えば、全検出部60のうちの最も車両前方に位置する検出部60、つまり、第3タッチセンサ54の第2検出部60bから、最も車両後方に位置する検出部60、つまり、第1タッチセンサ50の第1検出部60aまで、左手を移動させると、コントローラ82には、第3タッチセンサ54,第2タッチセンサ52,第1タッチセンサ50の順に繰返し、ON信号が入力される。つまり、第3タッチセンサ54によるON信号の後には、第2タッチセンサ52によるON信号が入力され、第2タッチセンサ52によるON信号の後には、第1タッチセンサ50によるON信号が入力され、第1タッチセンサ50によるON信号の後には、第3タッチセンサ54によるON信号が入力される。
For example, when the
このため、車両用シート20では、第3タッチセンサ54によるON信号の後に、第2タッチセンサ52によるON信号が入力された場合、第2タッチセンサ52によるON信号の後に、第1タッチセンサ50によるON信号が入力された場合、第1タッチセンサ50によるON信号の後に、第3タッチセンサ54によるON信号が入力された場合に、電磁モータ36が駆動し、車両用シート20が、後方に向かってスライドする。つまり、着座者は、全検出部60のうちの最も車両後方に位置する検出部60を除いた検出部60から後方に向かって、左手を移動させることで、車両用シート20は後方に向かってスライドする。
Therefore, in the
また、スライド量は、ON信号の入力回数に応じて設定される。具体的には、例えば、第3タッチセンサ54の第2検出部60bから第1タッチセンサ50の第2検出部60bまで操作された場合に、コントローラ82には、ON信号が3回入力される。この際のスライド量はLに設定される。一方、例えば、第3タッチセンサ54の第3検出部60cから第1タッチセンサ50の第1検出部60aまで操作された場合に、コントローラ82には、ON信号が6回入力される。この際のスライド量は2Lに設定される。このように、車両用シート20では、スライド量がON信号の入力回数に応じて設定される。なお、着座者が、左手を前方から後方に移動させた後に、タッチセンサ50,52,54から離間させない場合には、車両用シート20は後方に向かってスライドし続ける。
Further, the slide amount is set according to the number of ON signal inputs. Specifically, for example, when the
また、車両用シート20を前方に向かってスライドさせる場合には、着座者は、左手をシートクッション22の左側側面に沿って後方から前方に向かって動かす。各タッチセンサ50,52,54の検出部60は、車両後方から前方に向かって、第1タッチセンサ50,第2タッチセンサ52,第3タッチセンサ54の順に繰返し配設されている。このため、着座者が、例えば、第1タッチセンサ50の第1検出部60aから第3タッチセンサ54の第2検出部60bまで、左手を移動させると、コントローラ82には、第1タッチセンサ50,第2タッチセンサ52,第3タッチセンサ54の順に繰返し、ON信号が入力される。つまり、第1タッチセンサ50によるON信号の後には、第2タッチセンサ52によるON信号が入力され、第2タッチセンサ52によるON信号の後には、第3タッチセンサ54によるON信号が入力され、第3タッチセンサ54によるON信号の後には、第1タッチセンサ50によるON信号が入力される。
When the
このため、車両用シート20では、第1タッチセンサ50によるON信号の後に、第2タッチセンサ52によるON信号が入力された場合、第2タッチセンサ52によるON信号の後に、第3タッチセンサ54によるON信号が入力された場合、第3タッチセンサ54によるON信号の後に、第1タッチセンサ50によるON信号が入力された場合に、電磁モータ36が駆動し、車両用シート20が、前方に向かってスライドする。つまり、着座者は、全検出部60のうちの最も車両前方に位置する検出部60を除いた検出部60から前方に向かって、左手を移動させることで、車両用シート20は前方に向かってスライドする。なお、前方へのスライド量は、後方へのスライド量と同様に、ON信号の入力回数に応じて設定される。
Therefore, in the
このように、着座者が左手を前方から後方に向かって移動させることで、車両用シート20は後方に向かってスライドし、着座者が左手を後方から前方に向かって移動させることで、車両用シート20は前方に向かってスライドする。これにより、着座者は、直感的にスライド機構30を操作することが可能となる。また、車両用シート20では、ON信号の入力回数に応じてスライド量が設定される。つまり、左手の移動量に応じてスライド量が設定される。これによっても、着座者は、直感的にスライド機構30を操作することが可能となる。
Thus, when the seated person moves the left hand from the front to the rear, the
また、操作スイッチ10は、3つのタッチセンサ50,52,54によって構成されており、それら3つのタッチセンサ50,52,54の各々は、3つの検出部60を有している。つまり、操作スイッチ10は、9つの検出部60を有している。そして、9つの検出部60が、車両前後方向に並ぶように配設され、それら9つの検出部60の何れの検出部60から操作しても、スライド機構30を操作することが可能となっている。これにより、操作スイッチ10による操作範囲が広くなり、操作スイッチ10の操作性が向上する。
The
さらに、操作スイッチ10では、3つの検出部60を有するタッチセンサ50,52,54が、検出部60が車両の前後方向に向かって交互に順次並ぶように、配設されている。つまり、9つの検出部60が、タッチセンサ50,52,54の順に交互に並べられている。これにより、3つのタッチセンサ50によって、9つの検出部60において、入力媒体の検出を行うことが可能となる。つまり、少ない数のタッチセンサ50によって、多くの箇所において、入力媒体の検出を行うことが可能となる。これにより、少ない数のタッチセンサ50によって、広範囲の入力媒体の検出を行うことが可能となり、コストを増大させることなく、操作スイッチ10の操作性を向上させることが可能となる。
Further, in the
<変形例1>
変形例1の操作スイッチ100を、図6に示す。操作スイッチ100は、9枚の導電布110a〜iと3つのタッチセンサECU112a〜cとによって構成されている。導電布110a〜iは、導電布56と同じ構造であり、短冊状とされている。導電布110a〜iは、互いに接触せず、長辺が互いに隣り合うように並んで配設されている。なお、導電布110a〜iは、符号のアルファベット順に、車両前方から後方に向かって配設されている。
<Modification 1>
An
また、各タッチセンサECU112a〜cは、3つの導電布110a〜iに接続されている。詳しくは、タッチセンサECU112aは、配線114aによって、導電布110aと導電布110dと導電布110gとに接続されている。また、タッチセンサECU112bは、配線114bによって、導電布110bと導電布110eと導電布110hとに接続されている。さらに、タッチセンサECU112cは、配線114cによって、導電布110cと導電布110fと導電布110iとに接続されている。
Each
上記構造により、導電布110aと導電布110dと導電布110gとの何れかに入力媒体が接近すると、導電糸70の静電容量の変化値が、配線114aを介して、タッチセンサECU112aに入力される。つまり、導電布110a,d,gとタッチセンサECU112aと配線114aとによって、導電布110a,d,gへの入力媒体の接近を検出するタッチセンサ116aが構成されている。また、そのタッチセンサ116aと同様に、導電布110b,e,hとタッチセンサECU112bと配線114bとによって、導電布110b,e,hへの入力媒体の接近を検出するタッチセンサ116bが構成され、導電布110c,f,iとタッチセンサECU112cと配線114cとによって、導電布110c,f,iへの入力媒体の接近を検出するタッチセンサ116cが構成されている。
With the above structure, when the input medium approaches any of the
変形例1の操作スイッチ100においても、操作スイッチ10と同様に、スライド機構30を操作することが可能となっており、着座者は、直感的にスライド機構30を操作することが可能となる。また、操作スイッチ100においても、9つの導電布110が、タッチセンサ116a,b,cの順に交互に並べられている。これにより、3つのタッチセンサ116a,b,cによって、9つの導電布110a〜iにおいて、入力媒体の検出を行うことが可能となる。したがって、操作スイッチ100においても、操作スイッチ10と同様に、少ない数のタッチセンサ116a,b,cによって、広範囲の入力媒体の検出を行うことが可能となり、コストを増大させることなく、操作性を向上させることが可能となる。ただし、操作スイッチ100のタッチセンサ116a,b,cでは、3つの導電布110が配線114で接続されているため、構造が若干複雑になっている。つまり、実施例の操作スイッチ10のタッチセンサ50,52,54のように、3つの検出部60を、その検出部60と同じ構造の連結部62で連結することで、構造の簡素化を図ることが可能となる。
In the
<変形例2>
変形例2の操作スイッチ120を、図7に示す。操作スイッチ120は、複数の導電布と複数の絶縁布とが交互に積層されて形成されている。具体的には、操作スイッチ120の一番下には、図8に示すタッチセンサ122が配設されている。タッチセンサ122は、概して矩形の導電布124と、タッチセンサECU126とによって構成されている。導電布124は、導電布56と同じ構造であり、導電布124の導電糸70の静電容量の変化値が、タッチセンサECU126に入力される。
<Modification 2>
An
タッチセンサ122の上には、図9に示すタッチセンサ128が配設されている。タッチセンサ128は、導電布130と、タッチセンサECU132とによって構成されている。導電布130は、導電布56と同じ構造であり、導電布130の導電糸70の静電容量の変化値が、タッチセンサECU132に入力される。また、導電布130の外寸は、導電布124の外寸とおなじであり、導電布130には、3つの短冊状の切欠き部134が形成されている。そして、導電布130が、その導電布130と同形状の絶縁布(図示省略)を介して、導電布124の上に積層されている。このため、導電布130の切欠き部134から、導電布124が露出する。
A
タッチセンサ128の上には、図10に示すタッチセンサ140が配設されている。タッチセンサ140は、導電布142と、タッチセンサECU144とによって構成されている。導電布142は、導電布56と同じ構造であり、導電布142の導電糸70の静電容量の変化値が、タッチセンサECU144に入力される。また、導電布142の外寸は、導電布130の外寸とおなじであり、導電布142には、導電布130の3つの切欠き部134と同じ位置に、3つの切欠き部146が形成されている。さらに、導電布142には、3つの切欠き部146の各々の隣に、3つの短冊状の切欠き部148が形成されている。そして、導電布142が、その導電布142と同形状の絶縁布(図示省略)を介して、導電布130の上に積層されている。このため、導電布142の切欠き部146から、導電布124が露出し、切欠き部148から、導電布130が露出する。
A
タッチセンサ140の上には、図11に示す絶縁布150が配設されている。絶縁布150の外寸は、導電布142の外寸とおなじであり、絶縁布150には、導電布142の3つの切欠き部146と同じ位置に、3つの切欠き部152が形成され、導電布142の3つの切欠き部148と同じ位置に、3つの切欠き部154が形成されている。さらに、絶縁布150には、3つの切欠き部154の各々の隣に、3つの短冊状の切欠き部156が形成されている。そして、絶縁布150が、導電布142の上に積層されている。このため、図7に示すように、絶縁布150の切欠き部152から、導電布124が露出し、切欠き部154から、導電布130が露出し、切欠き部156から、導電布142が露出する。
An insulating
このように構成された操作スイッチ120においても、操作スイッチ10と同様に、スライド機構30を操作することが可能となっており、着座者は、直感的にスライド機構30を操作することが可能となる。また、操作スイッチ120においては、切欠き部152から、導電布124が露出し、切欠き部154から、導電布130が露出し、切欠き部156から、導電布142が露出することで、9つの切欠き部152,154,156からは、導電布124,130,142の順に交互に露出している。つまり、入力媒体を検出可能な9つの切欠き部152,154,156が、タッチセンサ122,128,140の順に交互に並べられている。これにより、3つのタッチセンサ122,128,140によって、9つの切欠き部152,154,156において、入力媒体の検出を行うことが可能となる。したがって、操作スイッチ120においても、操作スイッチ10と同様に、少ない数のタッチセンサ122,128,140によって、広範囲の入力媒体の検出を行うことが可能となり、コストを増大させることなく、操作性を向上させることが可能となる。
In the
ちなみに、上記実施例および変形例において、操作スイッチ10,100,120は、操作スイッチの一例である。車両用シート20は、内装品の一例である。タッチセンサ50,52,54,116a,116b,116c,122,128,140は、タッチセンサの一例である。検出部60は、検出部の一例である。連結部62は、連結部の一例である。タッチセンサECU58,112a,112b,112c,126,132,144は、検出結果取得部の一例である。導電布110は、検出部の一例である。切欠き部152,154,156から露出する導電布124,130,142は、検出部の一例である。
Incidentally, in the above-described embodiments and modifications, the operation switches 10, 100, and 120 are examples of operation switches. The
なお、本発明は、上記実施例および、変形例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することができる。具体的には、例えば、上記実施例では、車両用シート20を作動させるための機構として、スライド機構30が採用されているが、他の種類の機構を採用することが可能である。具体的には、シートバックのシートクッションに対する傾斜角度を変更可能なリクライニング機構、着座者の腰の保持状態を調整可能なランバーサポート機構、車両用シートの高さを調整可能なリフター機構、シートクッションの前部のチルト量を変更可能なフロントチルト機構、シートクッションの前後方向の長さ,シートバックの中折れ角度,サイドサポートの折れ曲げ角度,ヘッドレストの傾斜角度等を変更するための機構,車両用シート20の温度を調整するための機構等を採用することが可能である。
In addition, this invention is not limited to the said Example and modification, It can implement in the various aspect which gave various change and improvement based on the knowledge of those skilled in the art. Specifically, for example, in the above-described embodiment, the
また、上記実施例では、操作スイッチ10等によって操作される車両用内装品として、車両用シート20が採用されているが、種々の車両用内装品を採用することが可能である。具体的には、ウィンドウ,サンルーフ,サンシェードの開閉機構,ドアのロック機構等を採用し、ウィンドウ,サンルーフ,サンシェード等の開閉動作、ドアのロック等を操作するための操作スイッチに、上記技術を適用することが可能である。さらに、例えば、空調装置,ルームランプ,オーディオ装置等の操作スイッチに、上記技術を適用することが可能である。
Moreover, in the said Example, although the
また、車両用内装品に限られず、乗物、具体的には、飛行機,電車等の種々の乗物の内装品の操作スイッチに、上記技術を適用することが可能である。 In addition, the above technique can be applied to operation switches of vehicles, specifically, interior products of various vehicles such as airplanes and trains.
また、上記実施例では、タッチセンサとして、布に導電糸70が縫着された導電布56が採用されているが、一般的なタッチセンサ、具体的には、トップカバーと基板と電極とにより構成され、電極が、静電容量の変化に依拠して、入力媒体の接触若しくは接近を検出するものを採用することが可能である。さらに言えば、静電容量方式のタッチセンサとは異なる方式のタッチセンサを採用することが可能である。具体的には、例えば、表面弾性波方式,抵抗膜方式,電磁誘導方式,赤外線方式等、種々の方式のタッチセンサを採用することが可能である。
In the above-described embodiment, the
10:操作スイッチ
20:車両用シート(内装品)
50,52,54:タッチセンサ
58:タッチセンサECU(検出結果取得部)
60:検出部
62:連結部
100:操作スイッチ
110:導電布(検出部)
112:タッチセンサECU(検出結果取得部)
116:タッチセンサ
120:操作スイッチ
122,128,140:タッチセンサ
124,130,142:導電布(検出部)
126,132,144:タッチセンサECU(検出結果取得部)
10: Operation switch 20: Vehicle seat (interior product)
50, 52, 54: Touch sensor 58: Touch sensor ECU (detection result acquisition unit)
60: Detection unit 62: Connection unit 100: Operation switch 110: Conductive cloth (detection unit)
112: Touch sensor ECU (detection result acquisition unit)
116: Touch sensor 120:
126, 132, 144: Touch sensor ECU (detection result acquisition unit)
Claims (2)
前記複数のタッチセンサの各々が、
入力媒体の接近・接触を検出する複数の検出部と、
それら複数の検出部による入力媒体の検出結果を取得する検出結果取得部と
を有し、
前記複数のタッチセンサに所定の順番を付けた場合に、前記複数のタッチセンサの各々の前記複数の検出部が、前記複数のタッチセンサの前記所定の順番に従って、交互に所定の方向に向かって並ぶように、配設されることを特徴とする操作スイッチ。 An operation switch having a plurality of touch sensors for operating interior parts of a vehicle,
Each of the plurality of touch sensors is
A plurality of detection units for detecting the approach / contact of the input medium;
A detection result acquisition unit for acquiring the detection result of the input medium by the plurality of detection units,
When the predetermined order is assigned to the plurality of touch sensors, the plurality of detection units of each of the plurality of touch sensors are alternately directed in a predetermined direction according to the predetermined order of the plurality of touch sensors. An operation switch that is arranged in a line.
前記複数の検出部と同じ素材で形成され、それら複数の検出部を連結する連結部を有することを特徴とする請求項1に記載の操作スイッチ。 Each of the plurality of touch sensors further includes:
The operation switch according to claim 1, wherein the operation switch is formed of the same material as the plurality of detection units and includes a connection unit that connects the plurality of detection units.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013166676A JP2015035166A (en) | 2013-08-09 | 2013-08-09 | Operation switch |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7473954B2 (en) | 2020-03-26 | 2024-04-24 | 公立大学法人公立はこだて未来大学 | Touch Sensor Unit |
-
2013
- 2013-08-09 JP JP2013166676A patent/JP2015035166A/en active Pending
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