JP2015034679A - Heating cooker - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、加熱調理器に関する。 The present invention relates to a cooking device.
従来、器具本体の上面開口を覆う天板に設けた開口部から、器具本体側に設けたバーナを上方に突出して配置するガスコンロが知られている。天板は、鋼板の表面にホーロー処理を施して形成される。ホーロー処理の過程において、天板の外周縁部には釉薬が溜まりやすい。ゆえに天板は、焼成によって固まった釉薬の溜まり(いわゆるホーロー溜まり)が外周縁部に形成される場合がある。 2. Description of the Related Art Conventionally, there has been known a gas stove in which a burner provided on the instrument body side protrudes upward from an opening provided on a top plate that covers an upper surface opening of the instrument body. The top plate is formed by performing enamel treatment on the surface of the steel plate. During the enamel process, glaze tends to accumulate on the outer peripheral edge of the top board. Therefore, the top plate may have a glaze pool (so-called enamel pool) hardened by firing at the outer peripheral edge.
ところで、天板の外周縁部に沿って外枠を設けたガスコンロが知られている(例えば、特許文献1参照)。天板は、加熱調理器の使用によって受熱すると、反りを生ずる可能性がある。特許文献1に記載の加熱調理器は、外枠の上端側で突設する庇部が天板の上面に当接する構成であり、庇部が外周縁部を下方に向けて押さえるので天板の反りを抑制できる。また、外枠は、天板の外周縁部に形成されたホーロー溜まりを覆い隠すことができ、天板の美観も損ねない。
By the way, the gas stove which provided the outer frame along the outer-periphery edge part of a top plate is known (for example, refer patent document 1). When the top plate receives heat through the use of a heating cooker, it may warp. The heating cooker described in
しかしながら、特許文献1に記載の加熱調理器は、外枠の庇部が天板の上面に位置するので、調理時の煮こぼれ等が天板上に落ち、庇部と天板の間に入り込むと、汚れが付着して美観を損ねる場合がある。加えて外枠は天板の上面よりも上方にはみ出しており、また、天板の側方にも張り出しているため、天板本体と比べて目立つ。このような外枠を有する天板本体に、例えばガラスコートを施して見栄えをよくしようとしても、外枠が目立つがゆえに、天板全体としての美観向上にはつながりにくいという問題点がある。ゆえに、外枠を目立たなくしたり、あるいは外枠の構成をなくしたりすることで、天板の外周縁部に煮こぼれ等の入り込む隙間をなくし、且つ美観向上を図ることができる加熱調理器が求められている。
However, in the cooking device described in
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、美観を損なわずに天板の外周縁部を位置決めし、天板の反りを抑制できる加熱調理器を提供することを目的とする。 This invention is made in order to solve the said problem, and it aims at providing the cooking device which can position the outer-periphery edge part of a top plate without impairing aesthetics, and can suppress the curvature of a top plate. To do.
本発明の請求項1に係る発明の加熱調理器は、器具本体の上面開口を覆う矩形板状の天板に対し、少なくとも一方の面である天面にホーロー処理を施した加熱調理器であって、前記天板は、四つの辺のうちの少なくとも一辺に、前記天板の縁部を前記天面とは反対側の裏面側で内向きに返した第一返し部を有しており、前記天板の前記裏面に、前記第一返し部における前記天板の前記裏面側で、前記縁部と向き合って配置する部位である第一対向部と、前記縁部に対し前記第一対向部とは反対側で、前記縁部と向き合って配置し、前記第一対向部との間に前記縁部を挟む部位である第二対向部とを有する第一保持部材を設けたことを特徴とする。 The cooking device according to the first aspect of the present invention is a cooking device in which at least one top surface is enameled with respect to a rectangular plate-shaped top plate covering the upper surface opening of the appliance body. The top plate has, on at least one of the four sides, a first return portion in which the edge of the top plate is turned inward on the back side opposite to the top surface, On the back surface of the top plate, on the back surface side of the top plate in the first return portion, a first facing portion that is a portion disposed facing the edge portion, and the first facing portion with respect to the edge portion And a first holding member having a second facing portion that is a portion facing the edge portion and sandwiching the edge portion between the first facing portion and the first facing portion. To do.
また、請求項2に係る発明の加熱調理器では、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記第一保持部材は、前記天板の四つの辺のうちの少なくとも一辺と向き合う辺に前記第一対向部を有し、前記天板の前記裏面に取り付ける下板と、前記第二対向部を有し、前記下板が前記第一対向部を有する辺において、前記第二対向部と、前記下板の前記第一対向部との間に前記第一返し部の前記縁部を挟んだ状態で、前記下板に固定される第一フレーム部材と、前記第一対向部および前記第二対向部を有し、前記下板が前記第一対向部を有さない辺において、前記第一対向部と前記第二対向部との間に前記第一返し部の前記縁部を挟んだ状態で、前記下板に固定される第二フレーム部材とであることを特徴とする。
Moreover, in the cooking-by-heating machine of the invention which concerns on
また、請求項3に係る発明の加熱調理器では、請求項2に記載の発明の構成に加え、前記第一保持部材は、前記天板の四つの辺にそれぞれ設けられており、前記下板は、前記加熱調理器における前方側および後方側に位置する辺に前記第一対向部を有しており、前記第一フレーム部材は、前記天板の四つの辺のうち、前記加熱調理器における前方側および後方側に位置する辺に設けた前記第一返し部の前記縁部を前記下板が有する前記第一対向部との間に挟んだ状態で、前記下板に固定され、前記第二フレーム部材は、前記天板の四つの辺のうち、前記加熱調理器における左方側および右方側に位置する辺に設けた前記第一返し部の前記縁部を挟んだ状態で、前記下板に固定されることを特徴とする。
Moreover, in the cooking device of the invention according to
また、請求項4に係る発明の加熱調理器では、請求項1から3のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記天板は、前記天板の角部を前記裏面側で内向きに返した第二返し部を有しており、前記第一保持部材は、前記天板の辺のうちの少なくとも隣り合う二辺にそれぞれ設けられており、前記天板の前記裏面に前記第二返し部における前記天板の前記裏面側で、前記角部と向き合って配置する部位である第三対向部と、前記角部に対し前記第三対向部とは反対側で、前記角部と向き合って配置し、前記第三対向部との間に前記角部を挟む部位である第四対向部と、前記天板の辺に沿う方向における前記第一保持部材の端部に位置決めして隣り合う二つの前記第一保持部材を連結し、且つ前記第一保持部材と前記天板の前記裏面との間に挟まれて位置決めされる連結部とを有する第二保持部材を設けたことを特徴とする。
Moreover, in the heating cooker of the invention which concerns on
また、請求項5に係る発明の加熱調理器では、請求項4に記載の発明の構成に加え、前記第一保持部材および前記第二保持部材は、前記天板の縁に沿って、前記天板を一周して配置されることを特徴とする。
Moreover, in the heating cooker of the invention which concerns on Claim 5, in addition to the structure of the invention of
請求項1に係る発明の加熱調理器において、天板は、ホーロー処理によって表面処理を行うため、縁部にホーロー溜まりが形成され、凹凸を生じる場合がある。第一保持部材は、天板の縁部を第一対向部と第二対向部とで挟むことができる。ゆえに、加熱調理器の製造過程において、天板の縁部にホーロー溜まりがあっても、第一対向部と第二対向部の間に縁部を配置し、加熱調理器を組み立てることは容易である。そして、第一対向部と第二対向部の間に縁部を挟むので、天板の縁部を位置決めし、天板の受熱による反りを確実に抑制することができる。また、天板の縁部は、第一返し部によって、天板の内向きに返された位置にある。ゆえに、縁部にホーロー溜まりによる凹凸があっても、加熱調理器の外側から見えにくく、美観は損なわれない。さらに、縁部を第一対向部と第二対向部で挟む構成によってホーロー溜まりを隠すことができ、加熱調理器の美観は損なわれない。
In the cooking device of the invention according to
請求項2に係る発明の加熱調理器において、第二対向部を有する第一フレーム部材は、少なくとも一辺において第一対向部を有する下板の第一対向部との間で天板の縁部を挟むことができる。すなわち、第一対向部が下板の部位として下板と一体であるので、組み付け時において、縁部に対して第一フレーム部材を下方側から被せるようにして配置することができる。その状態で、第一フレーム部材を下板に固定すれば、下板の第一対向部と第一フレーム部材の第二対向部との間に縁部を挟み、縁部の位置決めを確実に行うことができる。ゆえに、第一フレーム部材は、組み付け後の向きが組み付け前の向きと同じ向きのまま下板に固定することができるので、組み付け作業が容易である。
In the cooking device of the invention according to
請求項3に係る発明の加熱調理器において、天板は、通常、左右方向に長く延びるため、受熱した場合に、前後方向と比べると左右方向において反りを生じやすい。そこで、第一対向部と第二対向部とを一体に有し、両者間が広がることのない第二フレーム部材を、天板の左方側および右方側の辺に設けた縁部の位置決めに用いることで、天板の受熱による反りを確実に防止できる。そして、前方側および後方側に設けた縁部の位置決めには、下板に固定しやすい第一フレーム部材を用いれば、加熱調理器の組み立てが容易である。
In the cooking device of the invention according to
請求項4に係る発明の加熱調理器では、第一保持部材で天板の縁部を挟んで位置決めし、天板の反りを抑制するのに加え、第二保持部材の第三対向部と第四対向部で天板の角部を挟んで位置決めすることで、天板の角部においても反りを抑制することができる。また、第二保持部材を第一保持部材で天板の裏面との間に挟んで位置決めできるので、下板に第二保持部材を固定するための部位や部材を用意せずとも済み、部品点数や取り付けの手間を低減できる。そして、隣り合う二辺に配置した2つの第一保持部材を第二保持部材で連結することができるので、第一保持部材および第二保持部材の強度を高め、天板の縁部および角部をそれぞれ挟み、位置決めした状態を維持することができる。
In the cooking device of the invention according to
また、第一対向部と第二対向部を有する第二フレーム部材は、下板の第一対向部を有さない辺側において、第一対向部と第二対向部と間に縁部を挟むことができる。組み付け時において、第一フレーム部材を天板の縁部に向けて斜めに傾け、差し込めば、第一対向部と第二対向部の間に縁部を配置することができる。その状態で第二フレーム部材の傾きを戻して下板に固定すれば、縁部が第一対向部と第二対向部に挟まれた状態で抜けにくくなるので、第二フレーム部材の組み付け作業も容易に行うことができる。また、第一対向部と第二対向部との間が広がることがないので、天板の縁部をより確実に位置決めすることができる。 Further, the second frame member having the first facing portion and the second facing portion sandwiches an edge portion between the first facing portion and the second facing portion on the side of the lower plate that does not have the first facing portion. be able to. At the time of assembly, if the first frame member is inclined obliquely toward the edge of the top plate and inserted, the edge can be arranged between the first facing portion and the second facing portion. If the inclination of the second frame member is returned and fixed to the lower plate in this state, it is difficult to remove the edge portion between the first facing portion and the second facing portion. It can be done easily. Moreover, since the space between the first facing portion and the second facing portion does not spread, the edge portion of the top plate can be positioned more reliably.
そして、天板の辺に応じ、第一保持部材として第一フレーム部材を利用したり、第二フレーム部材を利用したりすることができるので、天板に対する第一保持部材の組み付け作業が容易であり、且つ、縁部の位置決めを確実に行うことができる。 And according to the edge | side of a top plate, since a 1st frame member can be utilized as a 1st holding member, or a 2nd frame member can be utilized, the assembly | attachment operation | work of the 1st holding member with respect to a top plate is easy. In addition, the edge portion can be reliably positioned.
請求項5に係る発明の加熱調理器では、天板の縁に沿って天板を一周して第一保持部材および第二保持部材を配置することで、天板の全周に亘って天板の縁部および角部を確実に挟み、位置決めすることができる。また、第一保持部材の第二対向部および第二保持部材の第四対向部は、天板の縁部および角部を挟む構成であるため、天板の縁に沿って天板の側方から視認できる位置に配置される。すなわち、天板を側方(特に斜め上方)からみた場合に、第二対向部および第四対向部が天板の下側で縁に沿って一周して配置される構成となるため、天板が縁取りされる視覚効果を得ることができる。よって、天板自体の存在感を際立たせることができ、美観向上を図ることができる。また、天板が局所的に高温になった場合、第一保持部材および第二保持部材は天板の熱を伝導して放熱することができるので、天板の局所的な高温化を防ぎ、受熱による天板の反りを、より確実に防止できる。なお、第一保持部材および第二保持部材にアルミニウムまたはアルミニウム合金を用いれば、放熱効果をより高めることができ、好ましい。 In the heating cooker according to the fifth aspect of the present invention, the top plate is disposed around the top plate by arranging the first holding member and the second holding member around the top plate along the edge of the top plate. The edges and corners can be reliably pinched and positioned. Moreover, since the 2nd opposing part of a 1st holding member and the 4th opposing part of a 2nd holding member are the structure which pinches | interposes the edge part and corner | angular part of a top plate, it is the side of a top plate along the edge of a top plate. It arrange | positions in the position which can be visually recognized from. That is, when the top plate is viewed from the side (especially obliquely upward), the second counter portion and the fourth counter portion are arranged around the edge on the lower side of the top plate. Visual effects can be obtained. Therefore, the presence of the top plate itself can be emphasized, and the aesthetics can be improved. In addition, when the top plate is locally hot, the first holding member and the second holding member can conduct and dissipate the heat of the top plate, thus preventing local top temperature rise, Warping of the top plate due to heat reception can be prevented more reliably. In addition, if aluminum or aluminum alloy is used for the first holding member and the second holding member, the heat dissipation effect can be further enhanced, which is preferable.
なお、請求項1に記載の加熱調理器において、前記第一保持部材は、前記第一対向部を有し、前記天板の前記裏面に取り付ける下板と、前記第二対向部を有し、当該第二対向部と、前記下板が有する前記第一対向部との間に前記縁部を挟んだ状態で、前記下板に固定される第一フレーム部材とであってもよい。この場合、第一対向部が下板の部位として下板と一体であるので、組み付け時において、縁部に対して第一フレーム部材を下方側から被せるようにして配置することができる。その状態で、第一フレーム部材を下板に固定すれば、下板の第一対向部と第一フレーム部材の第二対向部との間に縁部を挟み、縁部の位置決めを確実に行うことができる。ゆえに、第一フレーム部材は、組み付け後の向きが組み付け前の向きと同じ向きのまま下板に固定することができるので、組み付け作業が容易である。
The cooking device according to
また、請求項1に記載の加熱調理器において、前記第一保持部材は、前記天板の前記裏面に取り付ける下板と、前記第一対向部および前記第二対向部を有し、前記第一対向部と前記第二対向部との間に前記縁部を挟んだ状態で、前記下板に固定される第二フレーム部材とであってもよい。この場合、組み付け時において、第二フレーム部材を天板の縁部に向けて斜めに傾け、差し込めば、第一対向部と第二対向部の間に縁部を配置することができる。その状態で第二フレーム部材の傾きを戻して下板に固定すれば、縁部が第一対向部と第二対向部に挟まれた状態で抜けにくくなるので、第二フレーム部材の組み付け作業も容易に行うことができる。また、第一対向部と第二対向部との間が広がることがないので、天板の縁部をより確実に位置決めすることができる。
2. The cooking device according to
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。図1において、左斜め下方、右斜め上方、右斜め下方、左斜め上方を、それぞれ、コンロ1の前方、後方、右方、左方とする。なお、図1に示すコンロ1は、図示しないキッチンのカウンタートップに設置されるビルトインコンロである。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In FIG. 1, left diagonally downward, diagonally upward right, diagonally downward right, and diagonally upward left are defined as the front, rear, right, and left of the
図1を参照し、コンロ1の全体構造について説明する。コンロ1は略直方体状の器具本体2を備える。器具本体2は上部が開口し、内部に各種バーナ4〜6、グリル庫(図示略)、ガス供給機構(図示略)等を備える。コンロ1は、器具本体2の上部に、上部開口を覆う平面視長方形状の天板3を備える。天板3は後端側にアルミニウム製の後板22を備え、後板22より前側の部分に、鋼板にホーロー処理を施したトッププレート21を備える。トッププレート21は、右手前、左手前および略中央奥に、カバーリング34,35,36がそれぞれ組み付けられたバーナ開口24,25,26(図2参照)を有する。器具本体2に設けた右バーナ4、左バーナ5、奥バーナ6は、それぞれバーナ開口24〜26からトッププレート21上に突出する。後板22は奥バーナ6の後方に配置され、グリル庫内と連通する排気口7を備える。排気口7には一対の遮炎カバー22Aが設置されている。なお、詳述しないが、各種バーナ4〜6には、点火のためのイグナイタ、失火検知用の熱伝対等がそれぞれ取り付けられている。
The overall structure of the
器具本体2は、前面中央に正面視長方形状のグリル扉8を備える。グリル扉8は前後方向にスライド可能に設けられている。グリル扉8は前面上部に取手9を有する。使用者は、取手9を掴んでグリル扉8を手前側に引き出すと、グリル庫(図示略)内に収容された焼き網と受け皿(図示略)を同時に取り出すことができる。
The appliance
器具本体2は、前面右上角部に、コンロ1の電源をオン・オフする電源スイッチ10を備える。また、器具本体2は、電源スイッチ10の下側に、左右方向に一列に並ぶ正面視円形状の点火ボタン11〜13を備える。器具本体2はさらに、グリル扉8の左側にも、点火ボタン11〜13と同一高さ位置に、正面視円形状の点火ボタン14を備える。点火ボタン11は右バーナ4を、点火ボタン12は左バーナ5を、点火ボタン13は奥バーナ6を、点火ボタン14はグリル庫(図示略)内に設けられたバーナ(図示略)を、それぞれ点火および消火するスイッチである。点火ボタン11〜14は、使用者が点火のために操作すると器具本体2前面から前方に突出し、各種バーナ4〜6およびグリル庫内バーナの火力調節のため、回動操作できるようになる。
The
また、器具本体2は、前面の点火ボタン11〜13の下方にパネル16を備え、点火ボタン14の下方にもパネル17を備える。パネル16の背面側には、コンロ用操作パネル(図示略)が設けられている。パネル17の背面側には、グリル用操作パネル(図示略)が設けられている。パネル16,17は使用者が指で押し込むと、それぞれ開いたり閉じたりすることができ、開いたときには各操作パネルを露出する。
The
図2〜図8を参照し、天板3の構造について説明する。図2に示すように、天板3は、トッププレート21と後板22を備える。前述したように、トッププレート21は平板状の鋼板21A(図4参照)にバーナ開口24〜26を形成し、本実施形態では表裏両側の表面にホーロー処理を施してガラスコート層21B(図4参照)を形成した板体である。バーナ開口24〜26の形成位置は、器具本体2に設けた右バーナ4、左バーナ5、奥バーナ6(図1参照)の配置位置にそれぞれ対応する。バーナ開口24〜26は平面視円形状であり、内径が、右バーナ4、左バーナ5、奥バーナ6の各バーナヘッドの外径よりも大きく形成されている。
The structure of the
カバーリング34〜36はそれぞれ短軸で筒状に形成され、軸方向をトッププレート21の厚み方向に合わせてトッププレート21に組み付けられる部材である。カバーリング34〜36は、軸方向一端部が径方向外向きに鍔状に延び、天板3を器具本体2に組み付けた場合に器具本体2とは反対側(上側)を向く面(以下、「天面」3Aという。)側で、それぞれバーナ開口24〜26の縁部を覆う。また、カバーリング34〜36は、軸方向他端部が、天面3Aとは反対側(下側)の面(以下、「裏面」3B(図3参照)という。)側に設けた押さえ板37,38,39(図3参照)にそれぞれ固定されて、トッププレート21に組み付けられている。
Each of the cover rings 34 to 36 is a member that is formed in a cylindrical shape with a short axis, and is assembled to the
後板22は、前述したように、左右方向を長手方向とする長方形状でアルミニウム製の板体である。後板22は、排気口7の左右両端に、前後方向に延びる長穴状のガイド穴(図示略)と、ガイド穴に挿入された操作ネジ23を備える。操作ネジ23は、先端部が、天板3を器具本体2に固定するため天板3の裏面3B側に設けられる一対の固定板71(図3参照)にねじ込まれている。操作ネジ23は、固定板71をガイド穴に沿って前後方向に移動でき、且つ、ねじ締めすることで、天板3に固定板71を位置決めすることができる。
As described above, the
図3を参照し、天板3の裏面3B側の構成について説明する。なお、図3は、図2に示す天板3を裏返して裏面3Bを上方へ向けた状態の斜視図であるが、説明の便宜上、図3においても図2の方向の定義に準じて説明する。天板3は、裏面3Bに金属製の下板30を備える。下板30は、裏面3B側でトッププレート21および後板22と向き合って配置される。下板30は、排気口7およびバーナ開口24〜26の部分が開口されている。トッププレート21は下板30に接着剤で固定され、後板22は下板30にネジ止めされており、トッププレート21と後板22とが下板30を介して互いに位置決めされる。
With reference to FIG. 3, the structure of the
また、下板30は、バーナ開口24,25の前側の位置、バーナ開口24,25とバーナ開口26との間の位置、およびバーナ開口26と排気口7との間の位置のそれぞれに、下方へ向けて立ち上がり、且つ左右方向に延びるリブ30Aを有する。リブ30Aは、下板30に設けた切欠部を折り曲げて形成されたものであり、下板30の機械的強度を高める。下板30は、トッププレート21および後板22を下支えして補強する。さらに下板30は、接着剤を介してトッププレート21に密着することで、トッププレート21が各種バーナ4〜6の燃焼熱によって部分的に受熱した熱を拡散し、熱によるトッププレート21の歪みを防止する。後述するが、下板30の前後方向における縁端部30C(図5参照)は天板3の縁部42Aと重なる位置に配置され、左右方向における縁端部30B(図4参照)は、天板3の縁部41Aよりも天板3の内方側の位置に配置される。また、上記した押さえ板37〜39は、それぞれ下板30に位置決められて固定されている。
Further, the
天板3は、裏面3Bの左端側および右端側に、前後方向に延びる一対の板状の固定板71を備える。前述したように、固定板71は天板3を器具本体2に固定するための板体である。固定板71は、天板3の取り付けまたは取り外しの際に前後方向へスライド移動できるように、下板30によって支持される。後述するフレーム部材51は、一部が、上下方向において固定板71と下板30との間に配置される。固定板71は前方側の端部がL字状に曲がって内向きに延び、その先端に、前方へ向けて突出する突片71Aを備える。天板3を器具本体2に固定する場合、作業者が操作ネジ23を操作することで、突片71Aは、器具本体2の前枠に設けられた穴部(図示略)に係合する。
The
天板3は、四つの辺に、左右の縁部41Aおよび前後の縁部42Aをそれぞれ裏面3B側で内向きに返した返し部41および42(図4〜図6参照)を有する。言い換えると、トッププレート21の前方側および左右両側の縁部と、後板22の左右両側および後方側の縁部は、裏面3B側で内向きに返されている。図4〜図6に示すように、返し部41,42はそれぞれ断面が円弧状に返されている。天面3Aは、返し部41,42においては面の向く方向(面方向)が天板3の側方を向き、縁部41A,42Aにおいては面方向が下方を向く。裏面3Bは、返し部41,42においては面方向が天板3の内方を向き、縁部41A,42Aにおいては面方向が上方を向いて、天板3の本体部(返し部41,42および後述する返し部45を除く部分)における裏面3Bと向き合う。そして縁部41A,42Aの端面は、面方向が天板3の内方を向く。ゆえに、縁部41A,42Aは側方から視認できない。
The
また、天板3は、四つの角部45Aをそれぞれ裏面3B側で内向きに返した返し部45(図7参照)を有する。言い換えると、トッププレート21の前方側の角部と、後板22の後方側の角部は、裏面3B側で内向きに返されている。図7に示すように、返し部45も同様に、断面が円弧状に返されている。天面3Aは、返し部45においては面方向が天板3の側方を向き、角部45Aにおいては面方向が下方を向く。裏面3Bも同様に、返し部45においては面方向が天板3の内方を向き、角部45Aにおいては面方向が上方を向いて、天板3の本体部における裏面3Bと向き合う。そして角部45Aの端面は、面方向が天板3の内方を向く。よって、角部45Aも側方から視認できない。このように、返し部41,42,45が天板3の周方向に連続して設けられることによって、天板3は、側方の縁が周方向の一周に亘って滑らかな曲面で構成される。
Moreover, the
図3に示すように、天板3は、裏面3Bに、返し部41,42および45それぞれの縁部41A,42Aおよび角部45A(図4,図5,図7参照)をそれぞれ保持するためのフレーム部材51,52および55を備える。図4,図5に示すフレーム部材51,52は、それぞれ下板30に固定され、下板30とともに、天板3の縁部41A,42Aを位置決めして保持する。また、図7に示すフレーム部材55は、下板30に固定されるフレーム部材51,52を介して下板30に固定され、天板3の角部45Aを保持する。
As shown in FIG. 3, the
図3,図4,図6に示すように、フレーム部材51は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる細幅な板状の部材である。フレーム部材51は、長手方向を前後方向に揃え、厚み方向を上下方向に向けて天板3の裏面3Bに取り付けられる。
As shown in FIGS. 3, 4, and 6, the
図4,図6に示すように、フレーム部材51は、保持部51A、固定部51B、連結部51C、貼設部51Dおよび放熱部51Eを備える。保持部51Aは、返し部41の縁部41Aを保持する部位であり、フレーム部材51を構成する長手側の二辺のうちの一辺に、長手方向の全長に亘って設けられる。保持部51Aは、フレーム部材51の厚み方向において所定間隙を離し、互いに向き合って配置される2つの対向部511,512を備える。フレーム部材51が下板30に固定された場合に、対向部511は返し部41の縁部41Aに対して下方に配置され、縁部41Aにおいて面方向が下方を向く天面3Aと向き合う。同様に対向部512は縁部41Aに対して上方に配置され、縁部41Aにおいて面方向が上方を向く裏面3Bと向き合う。前述したように、下板30は、左右方向両側の縁端部30Bが保持部51Aの形成位置(言い換えると返し部42の内面側の位置)よりも天板3の内方側に位置する。このため、下板30の縁端部30Bと天板3の裏面3Bとの間に生じる段差によって、縁部41Aの端面と縁端部30Bの端面を縁とし、天板3の左右側の辺に沿って延びる溝部3Cが形成される。フレーム部材51は、天板3に取り付ける場合に、対向部511,512間に縁部41Aを挟むため、保持部51Aを斜めに傾けて縁部41Aに差し込む。このとき、対向部512は溝部3C内に逃げることができ、下板30に干渉しない。さらに、対向部511,512間に縁部41Aを差し込んだ状態で、縁部41Aを支点にフレーム部材51を回転させ、対向部511,512間の奥まで縁部41Aが配置されるようにスライドすることで、フレーム部材51を取り付け位置に配置する。このとき、溝部3Cが保持部51Aの位置決めとなってフレーム部材51の回転およびスライドを案内するので、フレーム部材51の下板30への取り付けを容易に行うことができる。
As shown in FIGS. 4 and 6, the
対向部511と対向部512との間の間隙は、縁部41Aにおける天板3の厚みよりも大きく形成されている。トッププレート21はホーロー処理が施されるため、縁部41Aにホーロー溜まりを生ずる場合がある。保持部51Aは、ホーロー溜まりによって縁部41Aの厚みが増しても、天板3の厚みよりも大きく形成した対向部511,512の間隙に、縁部41Aを配置することができる。また、天板3が自重によって縁部41Aを下方に押しつけるので、縁部41Aは、下側に配置される対向部511と密接する。ゆえに、側方から保持部51A内をのぞき込んでも縁部41Aひいてはホーロー溜まりを視認することはできず、返し部41を備えたことによる天板3の美観は損なわれない。
The gap between the facing
固定部51Bは、フレーム部材51を下板30に固定する部位であり、例えば厚み方向に貫通する貫通穴513を備え、フレーム部材51の幅方向(短手方向)略中央で、長手方向の複数箇所(例えば2カ所)に設けられる。下板30は、固定部51Bに対応する位置にネジ穴30Dを有する。止めネジ59(図4参照)を貫通穴513に挿通した状態でネジ穴30Dに締結することで、フレーム部材51は下板30に固定される。すなわち、天板3の縁部41Aは、フレーム部材51を介し、下板30に位置決めされる。
The fixing
連結部51Cは、フレーム部材51がフレーム部材55(後述)と連結するための部位であり、フレーム部材51の長手方向両端にそれぞれ設けられる。連結部51Cには、フレーム部材55が備える突起部553(図6参照)に係合する係合穴514が設けられている。フレーム部材51は連結部51Cにおいて天板3との間にフレーム部材55の連結部55B(図6参照)を挟み、フレーム部材55と密着して熱を伝導できるようにする。係合穴514は、突起部553と係合することで、フレーム部材51とフレーム部材55との連結位置を位置決めする。
The connecting
貼設部51Dは、保持部51Aにおける対向部511の下側の面と、対向部511の縁を下方へ折り返した縁曲げ部519の内側の面によって構成される部位であり、パッキン29が位置決めされて貼り付けられる。パッキン29は、コンロ1をキッチンのカウンタートップに設置した場合に、カウンタートップと天板3との間に介在してカウンタートップの傷付きを防止し、且つ、吹きこぼれ等がコンロ1内に進入するのを防ぐ。
The affixing
なお、対向部511は、上側の面が、縁曲げ部519における外側の面へ向けて連続して滑らかな曲面を構成するように形成されており、エッジがない。縁曲げ部519は、保持部51Aが天板3の縁部41Aを保持した場合に、返し部41よりも天板3の内方側に位置するように、対向部511に設けられている。そして、天板3の縁部41Aが対向部511と当接する位置において、返し部41における天面3Aが構成する曲面と、縁曲げ部519における曲面とが合流する。ゆえに、天板3を側方(特に斜め上方)からみた場合に、縁曲げ部519は返し部41によって視線が遮られ、目立ちにくい。また、曲面構成する返し部41と同様に縁曲げ部519も曲面を構成してエッジをなくすことによって、縁曲げ部519が返し部41よりも目立つことがない。そして、縁曲げ部519が後述する縁曲げ部529,559とともに天板3の下側で天板3の縁に沿って一周して配置されることで、天板3が縁取りされる視覚効果を得ることができる。よって、天板3自体の存在感を際立たせることができ、美観向上を図ることができる。
The facing
放熱部51Eは、フレーム部材51が受熱した熱を放熱するための部位であり、フレーム部材51を構成する長手側の二辺のうち固定部51Bを挟んで保持部51Aとは反対側の辺側に設けられる。放熱部51Eは、板面から下方へ向けてリブ状に立設し、長手方向に沿って延びる二本の板状体によって構成される。放熱部51Eはフレーム部材51の表面積を増やし、フレーム部材51の熱を放熱する。また、放熱部51Eは、リブ構造によって、フレーム部材51の強度を補強する。
The
フレーム部材51は、上記のように保持部51Aが2つの対向部511,512を備える構造である。ゆえに、フレーム部材51を下板30へ取り付ける場合、前述したように、保持部51A側に対して放熱部51E側を天板3の裏面3Bから遠ざけた状態にフレーム部材51を傾け、天板3の縁部41Aを対向部511,512間に配置する。対向部511よりも天板3側に位置する対向部512は、天板3の溝部3C内に逃げ、下板30に干渉しない。その状態で保持部51Aを支点にフレーム部材51を回転させて放熱部51E側を裏面3Bに近づける。さらに対向部511,512間に縁部41Aが配置されるようにスライドすることで、フレーム部材51を取り付け位置に配置する。溝部3Cは、保持部51Aの位置決めとなってフレーム部材51の回転およびスライドを案内する。固定部51Bの貫通穴513に挿通した止めネジ59を下板30のネジ穴30Dに締結し、フレーム部材51を下板30に固定する。天板3の縁部41Aは、フレーム部材51のスライドによって対向部511,512のほぼ全面と向き合って配置されるので、止めネジ59によってフレーム部材51のスライドが規制されることで、保持部51Aから外れにくい。天板3は、フレーム部材51によって、前後方向に沿う辺を構成する部分において縁部41Aの位置決めと保持がなされ、受熱による天板3の反りが防止される。
The
次に、図3,図5,図6に示すように、フレーム部材52は、フレーム部材51同様に、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる細幅な板状の部材である。フレーム部材52は、長手方向を左右方向に揃え、厚み方向を上下方向に向けて天板3の裏面3Bに取り付けられる。
Next, as shown in FIGS. 3, 5, and 6, the
図5,図6に示すように、フレーム部材52は、保持部52A、固定部52B、連結部52C、および貼設部51Dを備える。保持部52Aは、返し部42の縁部42Aを保持する部位であり、上記同様、フレーム部材52を構成する長手側の二辺のうちの一辺に、長手方向の全長に亘って設けられる。保持部52Aは、フレーム部材52が下板30に固定された場合に、返し部42の縁部42Aに対して下方に配置されるように段状に形成され、縁部42Aにおいて面方向が下方を向く天面3Aと向き合う対向部521を備える。前述したように、下板30は、前後方向両側の縁端部30Cが、縁部42Aと重なる位置(言い換えると返し部42の内面側の位置)に配置されている。保持部52Aの対向部521と、下板30の縁端部30Cとは、フレーム部材52の厚み方向において所定間隙を離し、互いに向き合って配置される。対向部521は返し部42の縁部42Aに対して下方に配置され、縁部42Aにおいて面方向が下方を向く天面3Aと向き合う。下板30の縁端部30Cは縁部42Aに対して上方に配置され、縁部42Aにおいて面方向が上方を向く裏面3Bと向き合う。
As shown in FIGS. 5 and 6, the
対向部521と縁端部30Cとの間の間隙も、上記同様、ホーロー溜まりによって縁部42Aの厚みが増しても間に配置できるように、縁部42Aにおける天板3の厚みよりも大きく形成されている。そして、天板3が自重によって縁部42Aを下方に押しつけるので、縁部42Aは、下側に配置される対向部521と密接する。ゆえに、側方から保持部52A内をのぞき込んでも縁部42Aひいてはホーロー溜まりを視認することはできず、返し部42を備えたことによる天板3の美観は損なわれない。
Similarly to the above, the gap between the facing
固定部52Bは、フレーム部材52を下板30に固定する部位である。固定部52Bは厚み方向に貫通する貫通穴523(図5参照)を備え、フレーム部材52を構成する長手側の二辺のうち保持部52Aとは反対側の辺側で、長手方向の複数箇所(例えば3カ所)に設けられる。貫通穴523に挿通した止めネジ59(図5参照)を下板30に設けたネジ穴30Dに締結することで、フレーム部材52は下板30に固定される。すなわち、上記同様、天板3の縁部42Aも、フレーム部材52を介し、下板30に位置決めされる。
The fixing
連結部52Cは、フレーム部材52がフレーム部材55(後述)と連結するための部位であり、フレーム部材52の長手方向両側の端部にそれぞれ設けられる。図6に示すように、連結部52Cには、フレーム部材55の突起部554に係合する係合穴524と、フレーム部材55に設けられたネジ穴555に締結する止めネジ556を挿通可能な挿通穴525が設けられている。連結部52Cを介してフレーム部材51がフレーム部材55の連結部55Cを天板3との間に挟み、フレーム部材55と密着して熱を伝導できるようにする点は上記同様である。係合穴524は、突起部554と係合することで、フレーム部材52とフレーム部材55との連結位置を位置決めする。挿通穴525は、止めネジ556ネジ止めによって、フレーム部材52とフレーム部材55とを固定する。
The connecting
貼設部52Dは、保持部52Aにおける対向部521の下側の面と、対向部521の縁を下方へ折り返した縁曲げ部529の内側の面によって構成される部位であり、前述のパッキン29が位置決めされて貼り付けられる。なお、対向部521も、上側の面が、縁曲げ部529における外側の面へ向けて連続して滑らかな曲面を構成するように形成されており、エッジがない。上記同様、縁曲げ部529は、保持部52Aが天板3の縁部42Aを保持した場合に、返し部42よりも天板3の内方側に位置するように、対向部521に設けられている。そして、天板3の縁部42Aが対向部521と当接する位置において、返し部42における天面3Aが構成する曲面と、縁曲げ部529における曲面とが合流する。ゆえに、天板3を側方(特に斜め上方)からみた場合に、縁曲げ部529は返し部42によって視線が遮られ、目立ちにくい。また、曲面構成する返し部42と同様に縁曲げ部529も曲面を構成してエッジをなくすことによって、縁曲げ部529が返し部42よりも目立つことがない。そして、縁曲げ部529が縁曲げ部519と、後述する縁曲げ部559とともに天板3の下側で天板3の縁に沿って一周して配置されることで、天板3が縁取りされる視覚効果を得ることができる。よって、天板3自体の存在感を際立たせることができ、美観向上を図ることができる。
The affixing
このように、フレーム部材52は、保持部52Aが対向部521を備え、下板30の縁端部30Cとの間に天板3の縁部42Aを挟んで保持する構造である。下板30は、トッププレート21への取り付けの際に、縁端部30Cが返し部42の内面側の位置に配置される。ゆえに、フレーム部材52を下板30へ取り付ける場合、取り付け後の向きのままでフレーム部材52を取り付け位置に配置し、止めネジ59を締結してフレーム部材52を下板30に固定する。天板3の縁部42Aは、下板30の縁端部30Cと保持部52Aの対向部521との間に保持されて、位置決めされる。下板30に対し、取り付け後の向きのままで取り付け作業を行うことができるフレーム部材52は、取り付けが容易である。天板3は、フレーム部材52によって、左右方向に沿う辺を構成する部分において縁部42Aの位置決めと保持がなされ、受熱による天板3の反りが防止される。
Thus, the
次に、図3,図6〜図8に示すフレーム部材55は、フレーム部材51,52と同様に、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなり、平面視略扇形状の部材である。フレーム部材52は、天板3の裏面3Bで四つの角部分にそれぞれ取り付けられる。
Next, the
図6〜図8に示すように、フレーム部材55は、保持部55A、連結部55B、連結部55C、および貼設部55Dを備える。保持部55Aは、返し部45の角部45Aを保持する部位であり、扇形状のフレーム部材55において円弧部分を構成する辺に設けられる。図6,図7に示すように、保持部55Aは、フレーム部材51の保持部51Aと同様に、厚み方向において所定間隙を離し、互いに向き合って配置される2つの対向部551,552を備える。フレーム部材55がフレーム部材51,52を介して下板30に固定された場合に、対向部551は返し部45の角部45Aに対して下方に配置され、角部45Aにおいて面方向が下方を向く天面3Aと向き合う。同様に対向部552は角部45Aに対して上方に配置され、角部45Aにおいて面方向が上方を向く裏面3Bと向き合う。
As shown in FIGS. 6 to 8, the
図6に示すように、下板30は四つの角部分に切り欠きが設けられており、天板3の裏面3Bとの間に生じる段差によって、下板30の切り欠かれた断面と角部45Aの端面を縁とする凹部状をなし、フレーム部材55よりも若干大きな大きさの凹部3Dが形成されている。フレーム部材55は、天板3に取り付ける場合に凹部3D内に配置されるので、フレーム部材55の配置位置の位置決めを行いやすい。また、フレーム部材55は、凹部3D内でスライド移動が可能である。後述するが、フレーム部材55にフレーム部材51,52を連結する場合に、凹部3D内でフレーム部材55をスライド移動させることで、連結位置の位置決めを行いやすい。
As shown in FIG. 6, the
図6,図7に示すように、対向部551と対向部552との間の間隙は、上記同様、ホーロー溜まりによって角部45Aの厚みが増しても間に配置できるように、角部45Aにおける天板3の厚みよりも大きく形成されている。そして、天板3が角部分においても自重によって角部45Aを下方に押しつけるので、角部45Aは、下側に配置される対向部551と密接する。ゆえに、側方から保持部55A内をのぞき込んでも角部45Aひいてはホーロー溜まりを視認することはできず、返し部45を備えたことによる天板3の美観は損なわれない。
As shown in FIGS. 6 and 7, the gap between the facing
連結部55Bおよび55Cは、フレーム部材55がそれぞれフレーム部材51および52と連結するための部位である。図6に示すように、連結部55Bは、フレーム部材55が天板3に固定された場合に、扇形状のフレーム部材55において前後方向に沿う辺から左右方向に突出して設けられる。連結部55Bは板状に形成され、フレーム部材51の端部に設けられた連結部51Cとの接触面積が確保される。連結部55Bは、板面に、下方へ向けて突出する突起部553を備える。前述したように、突起部553はフレーム部材51の連結部51Cに設けられた係合穴514に係合し、フレーム部材55とフレーム部材51との連結位置の位置決めを行う。フレーム部材55とフレーム部材51とが連結する場合、フレーム部材55の連結部55Bは、フレーム部材51の連結部51Cよりも天板3のトッププレート21に近い位置に配置される。言い換えると、フレーム部材55の連結部55Bは、天板3とフレーム部材51の連結部51Cとの間に挟まれる。フレーム部材55はフレーム部材51と連結部55Bにおいて密着して熱伝導できるようになる。
The connecting
図6,図8に示すように、連結部55Cは、フレーム部材55が天板3に固定された場合に、扇形状のフレーム部材55において左右方向に沿う辺から前後方向に突出して設けられる。連結部55Cも、フレーム部材52端部の連結部52Cとの接触面積を確保するため、連結部52Cの形状に合わせた段部を有する板状に形成される。連結部55Cは、厚みの薄い側の段部には、板面に、フレーム部材52の連結部52Cに設けられた係合穴524に係合するため、下方へ向けて突出する突起部554を備える。厚みの厚い側の段部には、連結部52Cの挿通穴525を挿通して締結される止めネジ556が締結するネジ穴555が形成されている。フレーム部材55とフレーム部材52とが連結する場合、連結部55Cは、天板3と連結部52Cとの間に挟まれる。フレーム部材55は、上記同様に、突起部554によってフレーム部材52との連結位置の位置決めがなされ、連結部52Cと55Cとが密着して熱伝導できるようになる。さらに、止めネジ556の締結によって、フレーム部材55がフレーム部材52に固定されることによって、フレーム部材55が天板3から脱落するのが防止される。
As shown in FIGS. 6 and 8, when the
貼設部55Dは、保持部55Aにおける対向部551の下側の面と、対向部551の縁を下方へ折り返した縁曲げ部559の内側の面によって構成される部位であり、上記同様、パッキン29が位置決めされて貼り付けられる。フレーム部材55とフレーム部材51とフレーム部材52とが連結することにより、それぞれの貼設部55D,51D,52Dが天板3の縁を一周して接続し、それにあわせてパッキン29も、天板3の縁を一周して設けられる。なお、対向部551も、上側の面が、縁曲げ部559における外側の面へ向けて連続して滑らかな曲面を構成するように形成されており、エッジがない。上記同様、縁曲げ部559は、保持部55Aが天板3の角部45Aを保持した場合に、返し部45よりも天板3の内方側に位置するように、対向部551に設けられている。そして、天板3の角部45Aが対向部551と当接する位置において、返し部45における天面3Aが構成する曲面と、縁曲げ部559における曲面とが合流する。ゆえに、天板3を側方(特に斜め上方)からみた場合に、縁曲げ部559は返し部45によって視線が遮られ、目立ちにくい。また、曲面構成する返し部45と同様に縁曲げ部559も曲面を構成してエッジをなくすことによって、縁曲げ部559が返し部45よりも目立つことがない。そして、縁曲げ部559が縁曲げ部519,529とともに天板3の下側で天板3の縁に沿って一周して配置されることで、天板3が縁取りされる視覚効果を得ることができる。よって、天板3自体の存在感を際立たせることができ、美観向上を図ることができる。
The affixing
このように、フレーム部材55は、保持部55Aが対向部551と552との間に天板3の角部45Aを挟んで保持する構造である。ゆえに、フレーム部材51を天板3に取り付ける場合、保持部55A側に対してネジ穴555が形成された側を天板3の裏面3Bから遠ざけた状態にフレーム部材55を傾け、天板3の角部45Aを対向部551,552間に配置する。その状態で保持部55Aを支点にフレーム部材55を回転させて、ネジ穴555側を裏面3Bに近づける。フレーム部材55は下板30への固定構造は持たず、連結部55B,55Cを介して連結するフレーム部材51,52を下板30に固定することでフレーム部材51,52に支えられ、間接的に下板30に固定される。天板3は、フレーム部材55によって、角部分においても角部45Aの位置決めと保持がなされ、受熱による天板3の反りが防止される。
Thus, the
以上説明したように、天板3は、ホーロー処理によって表面処理を行うため、縁部41A,42Aにホーロー溜まりが形成され、凹凸を生じる場合がある。第一保持部材の一例である下板30とフレーム部材51は、フレーム部材51の保持部51Aに設けた対向部511,512で天板3の縁部41Aを挟むことができる。また、第一保持部材の一例である下板30とフレーム部材52は、フレーム部材52の保持部52Aに設けた対向部521と、下板30の前後方向における縁端部30Cとで天板3の縁部42Aを挟むことができる。ゆえに、コンロ1の製造過程において、天板3の縁部41A,42Aにホーロー溜まりがあっても、対向部511,512間または対向部521と縁端部30Cとの間に縁部41Aまたは42Aを配置し、コンロ1を組み立てることは容易である。そして、対向部511,512間または対向部521と縁端部30Cとの間に縁部41Aまたは42Aを挟むので、天板3の縁部41A,42Aを位置決めし、天板3の受熱による反りを確実に抑制することができる。また、天板3の縁部41A,42Aは、返し部41,42によって、天板3の内向きに返された位置にある。ゆえに、縁部41A,42Aにホーロー溜まりによる凹凸があっても、コンロ1の側方から見えにくく、美観は損なわれない。さらに、縁部41A,42Aを対向部511,512間または対向部521と縁端部30Cとの間に挟む構成によってホーロー溜まりを隠すことができ、コンロ1の美観は損なわれない。
As described above, since the
また、対向部521を有するフレーム部材52は、下板30の縁端部30Cとの間で天板3の縁部42Aを挟むことができる。すなわち、縁端部30Cが下板30の部位として下板30と一体であるので、組み付け時において、縁部42Aに対してフレーム部材52を取り付け後と同じ向きで下方側から被せるようにして配置することができる。その状態で、フレーム部材52を下板30に固定すれば、下板30の縁端部30Cとフレーム部材52の対向部521との間に縁部42Aを挟み、縁部42Aの位置決めを確実に行うことができる。ゆえに、フレーム部材52は、組み付け後の向きが組み付け前の向きと同じ向きのまま下板に固定することができるので、組み付け作業が容易である。
Further, the
さらに、フレーム部材55の対向部551,552間に天板3の角部45Aを挟んで位置決めすることで、天板3の角部45Aにおいても反りを抑制することができる。また、フレーム部材55は、フレーム部材51,52で天板3の裏面3Bとの間に挟んで位置決めできるので、下板30にフレーム部材55を固定するための部位や部材を用意せずとも済み、部品点数や取り付けの手間を低減できる。そして、隣り合う二辺に配置した2つのフレーム部材51,52をフレーム部材55で連結することができるので、フレーム部材51,52およびフレーム部材55の強度を高め、天板3の縁部41A,42Aおよび角部45Aをそれぞれ挟み、位置決めした状態を維持することができる。
Further, by positioning the
また、対向部511と対向部512を有するフレーム部材51は、下板30の縁端部30Bが設けられた辺側において、対向部511と対向部512と間に縁部41Aを挟むことができる。組み付け時において、フレーム部材51を天板3の縁部41Aに向けて斜めに傾け、差し込めば、対向部511と対向部512の間に縁部41Aを配置することができる。その状態でフレーム部材51の傾きを戻して下板30に固定すれば、縁部41Aが対向部511と対向部512に挟まれた状態で抜けにくくなるので、フレーム部材51の組み付け作業も容易に行うことができる。また、対向部511と対向部512とが一体であり間隙が広がることがないので、天板3の縁部41Aをより確実に位置決めすることができる。
Further, the
そして、天板3の辺に応じ、フレーム部材51を利用したり、フレーム部材52を利用したりすることができるので、天板3に対するフレーム部材51,52の組み付け作業が容易であり、且つ、縁部41A,42Aの位置決めを確実に行うことができる。
And since the
また、天板3の縁に沿って天板3を一周してフレーム部材51,52,55を配置することで、天板3の全周に亘って天板3の縁部41A,42Aおよび角部45Aを確実に挟み、位置決めすることができる。また、フレーム部材51,52,55の対向部511,521,551は、天板3の縁部41A,42Aおよび角部45Aにおける天面3A側で縁部41A,42Aおよび角部45Aそれぞれを挟む構成であるため、天板3の縁に沿って天板3の側方から視認できる位置に配置される。すなわち、天板3を斜め方向からみた場合に、対向部511,521,551は天板3の下側で縁に沿って一周して配置される構成となるため、天板3が縁取りされる視覚効果を得ることができる。よって、天板3自体の存在感を際立たせることができ、美観向上を図ることができる。また、天板3が局所的に高温になった場合、互いに連結するフレーム部材51,52,55は天板3の熱を伝導して放熱することができるので、天板3の局所的な高温化を防ぎ、受熱による天板3の反りを、より確実に防止できる。なお、フレーム部材51,52,55にアルミニウムまたはアルミニウム合金を用いれば、放熱効果をより高めることができ、好ましい。
Further, by arranging the
天板3は、通常、左右方向に長く延びるため、受熱した場合に、前後方向と比べると左右方向において反りを生じやすい。そこで、対向部511と対向部512とを一体に有し、間隙が広がることのないフレーム部材51を、天板3の左方側および右方側の辺に設けた縁部41Aの位置決めに用いることで、天板3の受熱による反りを確実に防止できる。そして、前方側および後方側に設けた縁部42Aの位置決めには、下板に固定しやすいフレーム部材52を用いれば、コンロ1の組み立てが容易である。
Since the
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、コンロ1はビルトインコンロであるが、テーブルコンロであってもよい。またコンロ1は複数のバーナ4〜6を備えるが、バーナは1つでもよく、グリルは無くてもよい。
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, A various change is possible. For example, the
天板3は、トッププレート21の両面(天面3Aおよび裏面3B)にホーロー処理を施したが、天面3Aにのみホーロー処理を施してもよい。また、天板3の四方の辺および四つの角(すなわち全周)に返し部41,42,45を設けたが、左右の辺のみ、あるいは前側の辺のみに返し部を設けるなどしてもよく、必ずしも全周に設けなくともよい。同様に、下板30およびフレーム部材51,52による縁部41A,42Aの保持は、必ずしも全周においてなされなくともよい。フレーム部材55も、天板3の四つの角すべてに設けなくともよい。また、天板3の一つの辺の全長に亘って縁部41Aまたは42Aの保持が行われなくともよい。言い換えると、フレーム部材51,52は、天板3の一つの辺において部分的に(間欠的に)設けてもよいし、部分的に設ける場合にはさらに、一つの辺に複数設けてもよい。また、本実施形態ではトッププレート21と後板22を組み合わせた天板3について説明を行ったが、後板の機能をトッププレートが有し、天板は、トッププレートのみからなるものであってもよい。
Although the
また、天板3の左右の縁部41Aは下板30とフレーム部材51で保持し、前後の縁部42Aは下板30とフレーム部材52で保持したが、すべての辺を、下板30とフレーム部材51のみ、あるいは下板30とフレーム部材52のみで保持してもよい。天板3のすべての辺を下板30とフレーム部材52のみで保持する場合、縁端部30Cが下板30の部位として下板と一体であるので、組み付け時において、縁部42Aに対してフレーム部材52を下方側から被せるようにして配置することができる。その状態で、フレーム部材52を下板30に固定すれば、下板30の縁端部30Cとフレーム部材52の対向部521との間に縁部42Aを挟み、縁部42Aの位置決めを確実に行うことができる。ゆえに、フレーム部材52は、組み付け後の向きが組み付け前の向きと同じ向きのまま下板に固定することができるので、組み付け作業が容易である。一方、天板3のすべての辺を、下板30とフレーム部材51のみで保持する場合、組み付け時において、フレーム部材51を天板3の縁部41Aに向けて斜めに傾け、差し込めば、対向部511と対向部512の間隙に縁部41Aを配置することができる。その状態でフレーム部材51の傾きを戻して下板30に固定すれば、縁部41Aが対向部511と対向部512に挟まれた状態で抜けにくくなるので、フレーム部材51の組み付け作業も容易に行うことができる。また、対向部511と対向部512の間隙が広がることがないので、天板3の縁部41Aをより確実に位置決めすることができる。
Further, the left and
上記説明において、下板30およびフレーム部材51,52が、本発明における「第一保持部材」に相当し、フレーム部材55が「第二保持部材」に相当する。返し部41,42が「第一返し部」に相当し、返し部45が「第二返し部」に相当する。対向部512または縁端部30Cが「第一対向部」に相当し、対向部511または対向部521が「第二対向部」に相当する。対向部552が「第三対向部」に相当し、対向部551が「第四対向部」に相当する。フレーム部材52が「第一フレーム部材」に相当し、フレーム部材51が「第二フレーム部材」に相当する。
In the above description, the
1 コンロ
2 器具本体
3 天板
3A 天面
3B 裏面
30 下板
30C 縁端部
41,42,45 返し部
41A,42A,45A 縁部
51,52,55 フレーム部材
55B,55C 連結部
511,512,521,551,552 対向部
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記天板は、四つの辺のうちの少なくとも一辺に、前記天板の縁部を前記天面とは反対側の裏面側で内向きに返した第一返し部を有しており、
前記天板の前記裏面に、
前記第一返し部における前記天板の前記裏面側で、前記縁部と向き合って配置する部位である第一対向部と、
前記縁部に対し前記第一対向部とは反対側で、前記縁部と向き合って配置し、前記第一対向部との間に前記縁部を挟む部位である第二対向部と
を有する第一保持部材を設けたことを特徴とする加熱調理器。 For a rectangular plate-shaped top plate that covers the upper surface opening of the appliance body, a cooking device that has enameled the top surface, which is at least one surface,
The top plate has at least one of the four sides, and has a first return portion in which the edge of the top plate is turned inward on the back side opposite to the top surface,
On the back surface of the top plate,
On the back side of the top plate in the first return portion, a first facing portion that is a portion disposed facing the edge portion;
A second opposing portion that is disposed on the opposite side of the edge from the first opposing portion, facing the edge, and having a second opposing portion sandwiching the edge between the first opposing portion. A heating cooker provided with one holding member.
前記天板の四つの辺のうちの少なくとも一辺と向き合う辺に前記第一対向部を有し、前記天板の前記裏面に取り付ける下板と、
前記第二対向部を有し、前記下板が前記第一対向部を有する辺において、前記第二対向部と、前記下板の前記第一対向部との間に前記第一返し部の前記縁部を挟んだ状態で、前記下板に固定される第一フレーム部材と、
前記第一対向部および前記第二対向部を有し、前記下板が前記第一対向部を有さない辺において、前記第一対向部と前記第二対向部との間に前記第一返し部の前記縁部を挟んだ状態で、前記下板に固定される第二フレーム部材と
であることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。 The first holding member is
A lower plate attached to the back surface of the top plate, having the first facing portion on a side facing at least one of the four sides of the top plate;
In the side having the second opposing portion, and the lower plate has the first opposing portion, the first return portion of the first return portion between the second opposing portion and the first opposing portion of the lower plate. A first frame member fixed to the lower plate in a state of sandwiching the edge portion;
In the side which has the 1st counter part and the 2nd counter part, and the lower board does not have the 1st counter part, the 1st return between the 1st counter part and the 2nd counter part The cooking device according to claim 1, wherein the cooking device is a second frame member fixed to the lower plate with the edge of the portion sandwiched therebetween.
前記下板は、前記加熱調理器における前方側および後方側に位置する辺に前記第一対向部を有しており、
前記第一フレーム部材は、前記天板の四つの辺のうち、前記加熱調理器における前方側および後方側に位置する辺に設けた前記第一返し部の前記縁部を前記下板が有する前記第一対向部との間に挟んだ状態で、前記下板に固定され、
前記第二フレーム部材は、前記天板の四つの辺のうち、前記加熱調理器における左方側および右方側に位置する辺に設けた前記第一返し部の前記縁部を挟んだ状態で、前記下板に固定されること
を特徴とする請求項2に記載の加熱調理器。 The first holding member is provided on each of the four sides of the top plate,
The lower plate has the first facing portion on the side located on the front side and the rear side in the cooking device,
In the first frame member, the lower plate has the edge portion of the first return portion provided on the front side and the rear side of the heating cooker among the four sides of the top plate. In a state of being sandwiched between the first facing portion, fixed to the lower plate,
The second frame member is in a state of sandwiching the edge portion of the first turning portion provided on the left side and the right side of the cooking device among the four sides of the top plate. The cooking device according to claim 2, wherein the cooking device is fixed to the lower plate.
前記第一保持部材は、前記天板の辺のうちの少なくとも隣り合う二辺にそれぞれ設けられており、
前記天板の前記裏面に
前記第二返し部における前記天板の前記裏面側で、前記角部と向き合って配置する部位である第三対向部と、
前記角部に対し前記第三対向部とは反対側で、前記角部と向き合って配置し、前記第三対向部との間に前記角部を挟む部位である第四対向部と、
前記天板の辺に沿う方向における前記第一保持部材の端部に位置決めして隣り合う二つの前記第一保持部材を連結し、且つ前記第一保持部材と前記天板の前記裏面との間に挟まれて位置決めされる連結部と
を有する第二保持部材を設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の加熱調理器。 The top plate has a second turning portion in which a corner portion of the top plate is turned inward on the back surface side,
The first holding member is provided on each of at least two adjacent sides of the top plate,
On the back surface of the top plate, on the back surface side of the top plate in the second return portion, a third facing portion that is a portion disposed facing the corner portion;
A fourth facing portion which is a portion opposite to the third facing portion with respect to the corner portion and is disposed facing the corner portion and sandwiching the corner portion with the third facing portion;
Positioning the end of the first holding member in a direction along the side of the top plate to connect two adjacent first holding members, and between the first holding member and the back surface of the top plate The cooking device according to any one of claims 1 to 3, further comprising a second holding member having a connecting portion positioned between the two.
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