JP2015034023A - ロール状連続袋体用袋切取装置 - Google Patents

ロール状連続袋体用袋切取装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ロール状連続袋体を一袋ずつ取り出せるロール状連続袋体用袋切取装置を提供する。【解決手段】ロール状連続袋体用袋切取装置100は、第1ロール状連続袋体9を支持する第1支持部2と、第2ロール状連続袋体9を支持する第2支持部と、前記第1ロール状連続袋体9の巻き出し端部91aの袋体91が、後続の袋体91との間のミシン目の位置でそれぞれ切断されて切り取られるようになっている第1リップ部材3と、前記第2ロール状連続袋体9の巻き出し端部91aの袋体91が、後続の袋体91との間のミシン目の位置でそれぞれ切断されて切り取られるようになっている第2リップ部材3と、を備え、前記第1支持部2及び前記第2支持部は、前記第1ロール状連続袋体9と前記第2ロール状連続袋体9とが上下に位置するように配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、スーパーマーケット等の店舗に設置されるロール巻状の連続袋体であるロール状連続袋体を一袋ずつ取り出せるロール状連続袋体用袋切取装置に関する。
スーパーマーケット等の店舗において、レジカウンターや袋詰め作業台(サッカー台)などに設置されたロール状に巻回された合成樹脂フィルム製のロール状連続袋体から、ポリ袋と称される袋体を一枚ずつ取り出して切り取り、購入した食品などが封入されることがある(特許文献1,2参照)。
特許第4487146号公報 特開2000−255590号公報
しかしながら、極薄のシート状ポリ袋が巻回されてなるロール状連続袋体からポリ袋を1袋分だけ取り出して切り取りを行うのは困難であるため、ポリ袋の取り出し作業を容易に行う技術が種々提案されているものの、ポリ袋の取り出し作業性を更に向上させることができ、且つコンパクトに構成できるロール状連続袋体用袋切取装置の開発が望まれている。
本発明は、スーパーマーケット等の店舗に設置されるロール巻状の連続袋体であるロール状連続袋体を一袋ずつより容易に取り出せるロール状連続袋体用袋切取装置の提供を目的とする。
即ち、本発明は下記[1]〜[5]に記載の構成を有する。
[1] ミシン目を介して連続して設けられた袋体がロール状に巻回された第1ロール状連続袋体を、その軸心を水平状態となるように支持する第1支持部と、
ミシン目を介して連続して設けられた袋体がロール状に巻回された第2ロール状連続袋体を、その軸心を水平状態となるように支持する第2支持部と、
前記第1ロール状連続袋体の巻き出し端部の袋体が、後続の袋体との間のミシン目の位置でそれぞれ切断されて切り取られるようになっている第1リップ部材と、
前記第2ロール状連続袋体の巻き出し端部の袋体が、後続の袋体との間のミシン目の位置でそれぞれ切断されて切り取られるようになっている第2リップ部材と、
を備え、
前記第1支持部及び前記第2支持部は、前記第1ロール状連続袋体と前記第2ロール状連続袋体とが上下に位置するように配置されていることを特徴とするロール状連続袋体用袋切取装置。
[2] 前記第1リップ部材及び前記第2リップ部材は、前記第1ロール状連続袋体及び前記第2ロール状連続袋体の軸心方向に対して直交する前面側に配置されていることを特徴とする前項1に記載のロール状連続袋体用袋切取装置。
[3] 前記第1リップ部材及び前記第2リップ部材は、前記第1ロール状連続袋体及び前記第2ロール状連続袋体の軸心方向に対して直交する前面側及び後面側のそれぞれに配置されていることを特徴とする前項1に記載のロール状連続袋体用袋切取装置。
[4] 前記第1リップ部材及び前記第2リップ部材は、前記第1ロール状連続袋体及び前記第2ロール状連続袋体の中間の高さ位置に設けられることを特徴とする前項1〜3のいずれかに記載のロール状連続袋体用袋切取装置。
[5] 前記第1リップ部材及び前記第2リップ部材は、前記ロール状連続袋体の巻き出し端部の袋体を挿通可能なスリットが形成され、弾性力を有する素材からなるリップ部を備えることを特徴とする前項1〜4のいずれかに記載のロール状連続袋体用袋切取装置。
上記[1]に記載の発明によれば、ミシン目を介して連続して設けられた袋体がロール状に巻回された第1ロール状連続袋体を、その軸心を水平状態となるように支持する第1支持部と、ミシン目を介して連続して設けられた袋体がロール状に巻回された第2ロール状連続袋体を、その軸心を水平状態となるように支持する第2支持部と、第1ロール状連続袋体の巻き出し端部の袋体が、後続の袋体との間のミシン目の位置でそれぞれ切断されて切り取られるようになっている第1リップ部材と、第2ロール状連続袋体の巻き出し端部の袋体が、後続の袋体との間のミシン目の位置でそれぞれ切断されて切り取られるようになっている第2リップ部材と、を備え、第1支持部及び第2支持部は、第1ロール状連続袋体と第2ロール状連続袋体とが上下に位置するように配置されているので、第1ロール状連続袋体及び第2ロール状連続袋体が水平状態且つ上下に位置するように配置されることによって、ロール状連続袋体用袋切取装置の設置面積が小さくてすみ、コンパクトな構成とすることができる。
上記[2]に記載の発明によれば、第1リップ部材及び第2リップ部材は、第1ロール状連続袋体及び第2ロール状連続袋体の軸心方向に対して直交する前面側に配置されているので、袋体の取出口である第1リップ部材及び第2リップ部材を前面側にまとめて配置することができ、壁際に沿って配置させた際にも複数の取り出し口から袋体を取り出すことができる。
上記[3]に記載の発明によれば、第1リップ部材及び第2リップ部材は、第1ロール状連続袋体及び第2ロール状連続袋体の軸心方向に対して直交する前面側及び後面側のそれぞれに配置されているので、ロール状連続袋体用袋切取装置の前面側及び後面側の両方から袋体を取り出すことができ、第1リップ部材及び第2リップ部材の設けられる場所、即ち、袋体の取出場所が分散されるため、複数の顧客(買い物客)が同時に袋体を取り出す際などであっても、互いの袋体の取り出し作業の妨げになり難くなる。
また、顧客が袋詰作業などしている位置から近い第1リップ部材及び第2リップ部材を選択して袋体を取り出すことができるので、袋体を取り出すために移動する必要がなく、顧客に手間が掛からない。
上記[4]に記載の発明によれば、第1リップ部材及び第2リップ部材は、第1ロール状連続袋体及び第2ロール状連続袋体の中間の高さ位置に設けられるので、第1ロール状連続袋体及び第2ロール状連続袋体の何れも、第1リップ部材及び第2リップ部材の両方から袋体が引き出され易い高さ位置に設定され、使い勝手が良い。
上記[5]に記載の発明によれば、第1リップ部材及び第2リップ部材は、ロール状連続袋体の巻き出し端部の袋体を挿通可能なスリットが形成され、弾性力を有する素材からなるリップ部を備えるので、ロール状連続袋体から袋体を一袋ずつ簡単かつスムーズに取り出すことができるとともに、取り出された袋体に適度なシワが形成されて、袋体の開封作業をスムーズに行うことができる。
本発明に係るロール状連続袋体用袋切取装置の使用状態を示す斜視図である。 本発明に係るロール状連続袋体用袋切取装置の斜視図である。 本発明に係るロール状連続袋体用袋切取装置の正面図である。 本発明に係るロール状連続袋体用袋切取装置の背面図である。 本発明に係るロール状連続袋体用袋切取装置の断面図及びリップ部材を説明するための説明図である。 本発明に係るロール状連続袋体用袋切取装置の支持部と枠体との取り付けについて説明するための説明図である。 本発明の別実施形態に係るロール状連続袋体用袋切取装置の使用状態を示す斜視図である。 本発明の別実施形態に係るロール状連続袋体用袋切取装置の断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、ロール状連続袋体用袋切取装置100の使用状態を示す斜視図、図2は、ロール状連続袋体用袋切取装置100の斜視図、図3は、ロール状連続袋体用袋切取装置100の前面図、図4は、ロール状連続袋体用袋切取装置100の後面図、図5は、ロール状連続袋体用袋切取装置100の断面図及びリップ部材3を説明するための説明図、図6は、ロール状連続袋体用袋切取装置100の支持部2と枠体1との取り付けについて説明するための説明図、図7は、別実施形態に係るロール状連続袋体用袋切取装置200の使用状態を示す斜視図、図8は、別実施形態に係るロール状連続袋体用袋切取装置200の断面図である。
図1〜6に示す本発明のロール状連続袋体用袋切取装置100は、2つのロール状連続袋体9,9を、その軸心を水平状態となるようにそれぞれ支持する2つの支持部2,2と、2つのリップ部材3,3と、を備え、各ロール状連続袋体9,9のそれぞれの端部を各リップ部材3,3からそれぞれ引き出して、袋体91,91をそれぞれ取り出せるように構成されている。
ロール状連続袋体9は、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン系の合成樹脂製の多数の袋体91、即ち、多数のポリ袋91がミシン目を介して連続して設けられた極薄シート状(帯状)の連続ポリ袋91が、ロール状に巻回されたものによって構成されている。
本発明のロール状連続袋体用袋切取装置100は、例えば、支持部2が取り付けられる枠体1と、枠体1に設けられる取出用板部14と、を備え、各支持部2は、2つのロール状連続袋体9が上下に位置するように配置されて取り付けられるよう構成されている。
以下では、第1ロール状連続袋体9を支持し、上方に配置される支持部2を第1支持部2とし、第2ロール状連続袋体9を支持し、下方に配置される支持部2を第2支持部2として説明する。
尚、以降では、図3に向かって紙面に垂直な方向を前後方向としてロール状連続袋体用袋切取装置100から袋体91を取り出す側を「前面側」または「正面側」とし、「前面側」の対面側を「後面側」または「裏面側」として説明する。
また、図3に向かって上下方向を「高さ方向」または「上下方向」、ロール状連続袋体用袋切取装置100の幅方向(図3に向かって左右方向)を「左右方向」として説明する。
後に詳述するが、枠体1に設けられた取出用板部14には、支持部2に支持されたロール状連続袋体9の巻き出し端部91aのポリ袋91が、後続のポリ袋91との間のミシン目の位置でそれぞれ切断されて切り取られるようになっているリップ部材3が2つ設けられている。
枠体1及び支持部2は、ステンレスやスチールなどの金属からなり、左右側板11と底板12を備えて構成されている。
左右側板11には、それぞれ内側面(各側板11の対向している面)に係合溝部13が設けられ、支持部2の両端部に設けられた各係合部22が各係合溝部13に係合されることにより、支持部2がそれぞれ側板11に取り付け及び取り外し自在に、且つ回転可能に支持されるよう構成されている。
係合溝部13に係合された支持部2は、各支持部2に支持されるロール状連続袋体9の各軸心が水平状態となるよう取り付けられる。
係合溝部13は、側板11の高さ方向中間位置と、更に、その上方にもう一つ設けられており、左側板11と右側板11においてそれぞれ対向するように各側板11に2つずつ設けられている。
例えば、図6に示すように、側板11の内側面には、板状体からなり、平面視で凸状に形成された凸状部111が固着して設けられており、係合溝部13は、当該凸状部111の前面側端側に設けられ、側板11内側面の側面視で略L字型形状に形成されている。
支持部2の係合部22は、支持部本体21の端部から離間する方向に延び、且つ支持部本体21の径寸法よりも小径に形成された係合軸222と、係合軸222の略中心に設けられ、係合軸222の径寸法よりも大径に形成された円形状突部221とを備えている。
係合溝部13は、凸状部111の前面側端の一部を切り欠いて形成された開口端部、即ち係合部22の円形状突部221及び係合軸222を嵌め込むための入口となる溝開口部131が正面側に設けられており、支持部2の係合部22が溝開口部131から裏面側へ向かって延びる溝132に沿って水平方向に嵌め込まれた後、溝132が下方側へ屈曲して延びてなる係合凹部133の奥端部133aで係合軸222が掛止されるように構成されている。
尚、係合凹部133の奥端部133aまでの深さ寸法は、袋体91の取り出し作業中などに支持部2が側板11から抜け出す虞が低減するため、係合軸222の径寸法よりも大きい寸法に設定されることが好ましいが、これに限定されるものではない。
係合溝部13の開口寸法Wg1は、円形状突部221の径寸法よりも大きくなるように設定され、係合溝部13の開口寸法Wg2は、円形状突部221の径寸法よりも小さく、且つ係合軸222の径寸法と略同等以上に設定されている。
即ち、溝開口部131の開口寸法Wg1は、少なくとも係合軸222よりも径大である円形状突部221が嵌る程度の寸法に設定され、係合凹部133の奥端部133a側へ進むにつれて、係合軸222の径寸法を下限として徐々に開口寸法が狭くなるように設定されている。
係合溝部13及び支持部2の係合部22がこのように形成されることで、支持部2に支持されたロール状連続袋体9の巻き出し端部91aのポリ袋91が引き出される際であっても、金属製の支持部2の自重によって支持部2が係合溝部13から抜け出すことがない。
尚、袋体91の取り出し作業中などに支持部2が側板11から抜け出す虞がないため、係合溝部13の溝開口部131以外の全ての部位が、円形状突部221の径寸法よりも小さい寸法に設定されることが好ましいが、係合凹部133の開口寸法Wg2が、少なくとも円形状突部221の径寸法よりも小さく、且つ係合軸222の径寸法と略同等以上の寸法に設定されていればよい。
また、係合軸222が掛止される係合凹部133の奥端部133aの開口寸法Wg2は、支持部2に支持されたロール状連続袋体9がガタつくことなく、安定してポリ袋91を引き出すことができるように構成されるので、係合軸222の径寸法と略同等程度に設定されることが好ましい。
側板11には、例えば、上下係合溝部13の中間の高さ位置、即ち、第1支持部2及び第2支持部2の中間の高さ位置に取出用板部14が設けられている。
取出用板部14は、例えば、金属板がコ字状に折り曲げられて形成されており、ロール状連続袋体用袋切取装置100に水平に架け渡されて、両端部が左右側板11の外側面にそれぞれねじ留め固定されて取り付けられる。
取出用板部14は、2つの支持部2にそれぞれ支持される各ロール状連続袋体9の径寸法を考慮して、正面側に突出した形状となるよう設けられている。
例えば、取出用板部14は、係合凹部133に掛止される支持部2の係合軸222の中心位置から、ロール状連続袋体9の半径寸法に加えて例えば数十mm前面側(正面側)へ離れた位置にリップ部材3が位置するように設定される。
取出用板部14がロール状連続袋体9の外周面から若干離間した位置に配置されるので、取出用板部14やリップ部材3に接触するなどしてロール状連続袋体9の回転が阻害されることはない。
取出用板部14の正面側には、後述する2つのリップ部材3を取り付けるための開口部141が2つ平行に並べて設けられている。
リップ部材3(第1リップ部材3及び第2リップ部材3)は、ロール状連続袋体9(第1ロール状連続袋体9及び第2ロール状連続袋体9)の軸心方向に対して直交する前面側に配置されているので、袋体91の取出口であるリップ部材3(第1リップ部材3及び第2リップ部材3)を前面側にまとめて配置することができ、壁際に沿って配置させた際にも複数の取り出し口から袋体91を取り出すことができる。
尚、取出用板部14は、左右側板11の外側面に両端部がねじ留め固定されて取り付けられた構成に特に限定するものではなく、取出用板部14が溶接によって左右側板11に取り付けられるのであってもよいし、接着剤などによって取り付けられるのであってもよい。
底板12は、左右側板11及び底板12を含む枠体1を作業台などに固定するための固定用孔121を備え、作業台に枠体1を仮固定した後、固定用孔121を介してねじ留め固定されて作業台に枠体1が取り付けられる。
更に、底板12には、例えば、図1に示すような梱包用紐51などの袋詰め作業などにおいて必要となる附属品を収納可能な附属品容器5を取り付け可能な取付用孔122が形成されている。
底板12に附属品容器5を取り付けるために、側板11の高さは、下段のロール状連続袋体9の下端部から底板12まで余裕を持った空間が設けられるように設定される。
ロール状連続袋体用袋切取装置100は、前述したように取出用板部14の正面側に2つのリップ部材3を備えている。
図1に示すように、上方に設けられるロール状連続袋体9(第1ロール状連続袋体9)の巻き出し端部91aのポリ袋91が、後続のポリ袋91との間のミシン目の位置で切断されて切り取られるようになっているリップ部材3(第1リップ部材3)が左側に設けられ、下方に設けられる第2ロール状連続袋体9の巻き出し端部91aのポリ袋91が、後続のポリ袋91との間のミシン目の位置で切断されて切り取られるようになっているリップ部材3(第2リップ部材3)が右側に設けられている。
各リップ部材3は、ロール状連続袋体9の巻き出し端部91aのポリ袋91を挿通可能なスリット33が形成された板状のリップ部31と、リップ部31の端部から一体に形成され、略凹状に形成された挟持部32とを備える。
リップ部材3は、適度な弾性と適度な摩擦抵抗を有する合成ゴムなどの素材からなり、例えば合成ゴム、天然ゴム、エラストマー等のゴム弾性を有するもの、中でも特に、適度な弾性を備えた合成ゴムを用いるのが好ましい。
取出用板部14には、リップ部31の寸法よりも若干小さい寸法に形成された前述の開口部141が設けられており、リップ部材3は、開口部を閉塞するようにして、取出用板部14の裏面側(後面側)から嵌め込んで、取出用板部14を挟持部32で挟み込むことによって取り付けられる。
各支持部2の中間の高さ位置に設けられた取出用板部14に取り付けられるリップ部材3(第1リップ部材3及び第2リップ部材3)は、第1ロール状連続袋体9及び第2ロール状連続袋体9の中間の高さ位置に設けられた構成となる。
リップ部材3(第1リップ部材3及び第2リップ部材3)が、第1ロール状連続袋体9及び第2ロール状連続袋体9の中間の高さ位置に設けられると、第1ロール状連続袋体9及び第2ロール状連続袋体9の何れも、第1リップ部材3及び第2リップ部材3の両方から袋体91が引き出され易い高さ位置に設定され、使い勝手が良い。
リップ部材3は、その中央に横方向に長い長円形に形成されたリップ部31が配置されている。
リップ部31の中央には、横方向に延びるポリ袋91を取り出すためのスリット33が形成されており、リップ部31の周囲には、リップ部31周囲を囲うようにリップ部31の厚みよりも肉厚な段部が設けられている。
リップ部31は、即ち、リップ部材3の薄肉部分を示し、その厚みは1.0mm〜4.0mm、好ましくは1.5mm〜3.5mm、より好ましくは2.0mm〜3.5mmに形成される。
リップ部31の厚みが薄過ぎると、柔らかくなり過ぎて、ポリ袋91を確実に押さえ込むことができないため、ポリ袋91をミシン目で確実に切断できずに、複数のポリ袋91が途切れずに連続して引き出されてしまうおそれがあり、好ましくない。逆にリップ部31の厚みが厚過ぎる場合には、硬くなり過ぎて、ポリ袋91がキズ付くなどして、途中で引き裂かれてしまうおそれがあり、好ましくない。
以上のことから、リップ部材3の厚みを上記の特定の範囲に設定する場合には、ポリ袋91に対し、適度な摩擦抵抗力を付与することができ、ミシン目の位置で確実に切り離すことができて、ポリ袋91を一袋ずつ確実に取り出すことができる。
図5(c)に示すように、リップ部31の中央に形成されたポリ袋91取り出し用のスリット33は、直線状に形成され、スリット33の両端部には、例えば、円形に刳り貫かれた円形部331が形成されている。
図5(b)〜(d)に示すように、スリット33の縦幅寸法(縦方向寸法)は、裏面側(図5(b),(d)の右側)の端部から正面側(同図の左側)の端部にかけて次第に狭くなるように、スリット33の内周側面がテーパー状に形成されている。
当該スリット33の内周側面のテーパー状に形成された部位を、テーパー部34と呼ぶ。
テーパー部34は、裏面側(後面側)の端部の開口幅Waが、正面側(前面側)の端部の開口幅Wbよりも大きくなるよう形成されている。
スリット33のサイズやリップ部材3の詳細については、後に詳述する。
スリット33にはテーパー状に形成したテーパー部34が設けられ、スリット33の幅寸法が後面側から前面側にかけて次第に狭くなるように形成しているため、スリット33を通過する間、幅方向全域において適度な摩擦抵抗力をポリ袋91に対して均等に付与することができる。
このため、巻き出し端部91aのポリ袋91を引き出す際に、部分的に過度の摩擦抵抗力が作用することがなく、巻き出し端部91aのポリ袋91が、不本意にも途中で引き裂かれてしまうなどの不具合を確実に防止することができる。
しかも、引き出される連続ポリ袋91に対し、終始適度な摩擦抵抗力を付与できるため、巻き出し端部91aのポリ袋91がスリット33を抜け出した直後に、後続のポリ袋91に対しても十分な摩擦抵抗力を付与することができる。従って、巻き出し端部91aのポリ袋91と後続のポリ袋91との間のミシン目の位置を確実に切断できて、巻き出し端部91aのポリ袋91だけを、より一層確実に切り取ることができる。
挟持部32には、取出用板部14の厚みに対応した凹部35が設けられ、凹部35は、図5(c)に記された鎖線で表すように、リップ部31の外周に沿って、且つリップ部31の外周に対して若干外側に設けられる。
リップ部材3を取出用板部14の後面側から開口部141に嵌め込むと、取出用板部14が挟持部32に挟み込まれるとともに、取出用板部14の開口部の内側縁部が凹部35に当接して、リップ部材3が固定される。
尚、凹部35が取出用板部14の開口部141の内側縁部に当接するように構成されると、リップ部材3がガタつくなどすることなく取出用板部14に固定されるので好ましいが、リップ部31と挟持部32とで取出用板部14を挟み込むだけの構成でリップ部材3を固定するのであってもよい。
リップ部31の寸法は、特に限定されるものではないが、図5(c)に示すような横方向に長い長孔形状、特に長円形に形成するのが好ましい。
リップ部31を長円形に形成する場合、縦寸法Hが15mm〜35mm、より好ましくは18mm〜33mmに設定され、さらに横寸法Sが25mm〜55mm、より好ましくは35mm〜45mmに設定される。
これらの寸法H,Sが小さ過ぎる場合には、スリット33を通過するポリ袋91に対し、リップ部31による摩擦抵抗力が強くなり過ぎるため、巻き出し端部91aのポリ袋91を引っ張り出した際に、後続のポリ袋91がスリット33に到達する前に、巻き出し端部91aのポリ袋91が途中で破れて、切り裂かれてしまい、ミシン目で確実に切り裂くことができず、ポリ袋91の破断片のみが取り出されてしまうおそれがあり、好ましくない。
逆に縦寸法Hおよび横寸法Sが大き過ぎる場合には、スリット33を通過するポリ袋91に対し、摩擦抵抗力を十分に与えることができないため、巻き出し端部91aのポリ袋91を引っ張り出した際に、ミシン目が切り裂かれることなく、複数のポリ袋91が途切れずに連続して引き出されてしまうなどして、切り出されたポリ袋91に十分なシワが形成されず、開封作業が困難になるおそれがあり、好ましくない。
スリット33の幅方向長さ(図5(c)に示す左右方向長さ)は、25mm〜45mm、より好ましくは30mm〜40mmに設定される。
スリット33の長さが短過ぎる場合には、ポリ袋91に対する摩擦抵抗力が強くなり過ぎて、ポリ袋91が途中で引き裂かれてしまうおそれがある。逆にスリット33の幅方向長さが長過ぎる場合には、ポリ袋91に対する摩擦抵抗力が弱くなり過ぎて、複数のポリ袋91が途切れずに連続して引き出されてしまうなどして、切り出されたポリ袋91に十分なシワが形成されず、開封作業が困難になるおそれがある。
スリット33の前面側の開口幅Wは、設置されるロール状連続袋体9の厚みなどに応じて適宜設定するのが良い。
例えば、従来広く用いられている厚さ6μm程度の標準タイプのロール状連続袋体9を用いる場合には、前面側の開口幅Wを0.1mm〜1.5mm、より好ましくは0.3mm〜1.0mmに設定するのが良い。また近年普及しつつある厚さ3μm〜4μmの極薄タイプのロール状連続袋体9を用いる場合には、開口幅Wを0.05mm〜0.5mm、より好ましくは0.08〜0.25mmに設定するのが良い。これらをまとめると、開口幅Wbを、0.01mm〜1.5mmに設定するのが良い。
開口幅Wbが狭過ぎる場合には、ポリ袋91に対する摩擦抵抗力が強くなり過ぎて、ポリ袋91が途中で引き裂かれてしまうおそれがある。逆にスリット33長さが長過ぎる場合には、ポリ袋91に対する摩擦抵抗力が弱くなり過ぎて、複数のポリ袋91が途切れずに連続して引き出されてしまうなどして、切り出されたポリ袋91に十分なシワが形成されず、開封作業が困難になるおそれがある。
また、後面側の開口幅Waを2.0mm〜6.5mm、より好ましくは3.0mm〜6.0mmに設定するのが良い。この開口幅Waが狭過ぎたり、広過ぎたりする場合は、スリット33のテーパー部34に、実質的なテーパーを付けることができず、テーパー面の形成による効果を得ることができないおそれがある。
スリット33のテーパー部34のテーパー角度(中心線に対する角度)である傾斜角度θを15°〜70°、より好ましくは25°〜60°に設定するのが良い。
傾斜角度θが上記の特定範囲を逸脱する場合には、スリット33を通過するポリ袋91に対し終始、適度な摩擦抵抗力をポリ袋91全域にバランス良く均等に付与することが困難になり、ポリ袋91を一袋ずつ確実に切り出すことが困難になるなどして、取り出したポリ袋91に適度なシワを形成できず、開封作業が困難になるおそれがある。
以上のことから、スリット33の内周側面における傾斜角度θを上記の特定範囲に設定する場合には、適度な摩擦抵抗力をポリ袋91全域にバランス良く均等に付与できて、ポリ袋91を一袋ずつ確実に切り出すことができるとともに、開封作業も容易に行うことができる。
上述したように、リップ部材3は、ロール状連続袋体9の巻き出し端部91aのポリ袋91を挿通可能なスリット33が形成され、弾性力を有する素材からなるリップ部31を備えるので、ロール状連続袋体9からポリ袋91等の袋体91を一袋ずつ簡単かつスムーズに取り出すことができるとともに、取り出されたポリ袋91に適度なシワが形成されて、ポリ袋91の開封作業をスムーズに行うことができる。
本発明のロール状連続袋体用袋切取装置100は、以下のようにして使用される。
枠体1及び取出用板部14は、予め組み立てておくなどしておき、1つの取出用板部14に設けられた2つの開口部141の後面側から、各リップ部材3をそれぞれ嵌め込んで固定させる。
第1リップ部材3及び第2リップ部材3は、例えば、正面側の同じ側に設けられる。
リップ部材3が嵌め込まれて組み立てが完了したロール状連続袋体用袋切取装置100は、底板12の固定用孔121を介して作業台などに固定しておく。
第1ロール状連続袋体9の芯に第1支持部2を挿入して、左右側板11にそれぞれ設けられた各係合溝部13に第1支持部2の両端の係合部22を係合させることによって、第1ロール状連続袋体9が上段となるように第1支持部2a(2)をロール状連続袋体用袋切取装置100に取り付ける。
第1ロール状連続袋体9は、その軸心方向が水平状態となるように、即ちロール状連続袋体用袋切取装置100の左右方向に平行となるように第1支持部2a(2)に支持される。
同様の手順によって、第2支持部2b(2)を芯に挿入した第2ロール状連続袋体9を、第2ロール状連続袋体9の軸心が水平状態となるように第2支持部2b(2)に支持させて下段に取り付け、第1ロール状連続袋体9及び第2ロール状連続袋体9の巻き出し端部91aをそれぞれ引き出して、第1リップ部材3及び第2リップ部材3の裏面側からスリット33に挿入する。
上段の第1ロール状連続袋体9の巻き出し端部91aを正面側に向かって左側の第1リップ部材3のスリット33に裏面側から挿入し、下方の第2ロール状連続袋体9の巻き出し端部91aを正面側に向かって右側の第2リップ部材3のスリット33に裏面側から挿入する。
この時、袋体91の引き出し操作がし易いため、上段の第1ロール状連続袋体9の巻き出し端部91aは第1ロール状連続袋体9の下側から引き出され、且つ下段の第2ロール状連続袋体9の巻き出し端部91aは第2ロール状連続袋体9の上側から引き出されるように、ロール状連続袋体9の巻き方向が考慮されて第1ロール状連続袋体9及び第2ロール状連続袋体9が枠体1にセットされることが好ましい。
ロール状連続袋体9の巻き出し端部91aがリップ部材3の裏面側からスリット33に挿入されてセットされた状態で、例えば、顧客(買い物客)などが、第1リップ部材3或いは第2リップ部材3から引き出されたポリ袋91の先端を指で摘んで上方へ引き上げると、ポリ袋91は、リップ部31のテーパー部34との間に発生する摩擦抵抗力を受けながらスリット33を通過していく。
ロール状連続袋体9の巻き出し端部91aのポリ袋91と後続のポリ袋91との間のミシン目がスリット33を通過した直後に、リップ部31のテーパー部34との間に発生する摩擦抵抗力によって、ミシン目の部分が切り裂かれて、巻き出し端部91aのポリ袋91が後続のポリ袋91から切り離される。
これにより、巻き出し端部91aのポリ袋91だけを単独で切り取ることができる。その一方、後続のポリ袋91は、その先端がリップ部31のスリット33から上方に引き出された状態に配置されて、巻き出し端部91aのポリ袋91となり、次に切り取られることとなる。
尚、ロール状連続袋体9の交換時には、支持部2の係合部22を係合溝部13から取り外し、新しいロール状連続袋体9に支持部2を挿入して、再びロール状連続袋体用袋切取装置100に当該支持部2を取り付ければよい。
上述したロール状連続袋体用袋切取装置100は、正面側に1つ設けられた取出用板部14に2つのリップ部材3を並べて構成するように説明したが、本発明のロール状連続袋体用袋切取装置は、これに限定されるものではない。
例えば、図7,8に示すように、ロール状連続袋体用袋切取装置200の正面側及び裏面側の両方に取出用板部19を取り付けて、各取出用板部19に1つずつリップ部材3を設けて構成されるのであってもよい。
各リップ部材3を各取出用板部19にそれぞれ取り付けて、正面側及び裏面側の両方から袋体91を引き出すように構成した場合、図8に示すように、係合溝部18の溝開口部181が上段及び下段で反転した位置に配置されることが好ましい、即ち、係合溝部18に取り付けた支持部2に支持されるロール状連続袋体9の袋体91がそれぞれ引き出されるリップ部材3側に、係合溝部18の溝開口部181が配置されることが好ましい。
このように構成することにより、一方のロール状連続袋体9を交換する際に、他方のロール状連続袋体9からの袋体91の引き出し作業が邪魔されることがないので最も好ましいが、係合溝部18の溝開口部181が、図1〜6で示した先の実施例と同様に同じ側に配置されるのであってもよいし、溝開口部181の向きについて特に限定されるものではない。先の実施例における溝開口部131の向きについても同様に特に限定されるものではない。
尚、別実施形態におけるロール状連続袋体用袋切取装置200の枠体10は、リップ部材3と取出用板部19の組み合わせ及び係合溝部18以外、先の実施形態におけるロール状連続袋体用袋切取装置100の構成と同じものである。
また、リップ部材3(第1リップ部材3及び第2リップ部材3)は、ロール状連続袋体9(第1ロール状連続袋体9及び第2ロール状連続袋体9)の軸心方向に対して直交する前面側及び後面側のそれぞれに配置されているので、ロール状連続袋体用袋切取装置200の正面側及び裏面側の両方から袋体91を取り出すことができ、リップ部材3(第1リップ部材3及び第2リップ部材3)の設けられる場所、即ち、袋体91の取出場所が分散されるため、複数の顧客(買い物客)が同時に袋体を取り出す際などであっても、互いの袋体91の取り出し作業の妨げになり難くなる。
また、顧客の作業位置から近い側のリップ部材3(第1リップ部材3及び第2リップ部材3)から袋体91を取り出すことができるので、袋体91を取り出すために移動する必要がない。
各リップ部材3の形状は、上述したような横方向に長い長円形に限定されるものではなく、例えば、真円形や楕円形、或いは四角形などに形成されるのであってもよい。
尚、リップ部31の形状を真円形とする場合には、直径寸法を28mm〜38mm、より好ましくは30mm〜35mmに設定すると良い。
スリット33の形状は、ポリ袋91の横方向全域に均等な摩擦抵抗を付与できて、ポリ袋91がキズ付いたり、途中で引き裂かれたりするのを防止できるので、上述したように直線状に形成されることが好ましいが、星形(米印形)や櫛歯形などのスリット33が形成されるのであってもよい。また、左右で異なる形状のリップ部材3及びスリット33が設けられるのであってもよい。
リップ部31及び挟持部32の素材には、同一のものが用いられるよう説明したが、これに限定されるものではなく、少なくともリップ部31の素材が弾性力を有するものであれば、リップ部31及び挟持部32で異なる素材が用いられるのであってよい。
上述では、ロール状連続袋体用袋切取装置100,200に2つのロール状連続袋体9を取り付けるように説明したが、3つ以上のロール状連続袋体9が取り付けられる構成であってもよく、少なくとも複数のロール状連続袋体9が取り付けられ、且つ同時に袋体91の切取りが可能に構成されるのであればよい。
また、上述では、第1実施形態では附属品容器5を有し、第2実施形態では附属品容器を有していない構成として説明したが、附属品容器5を設けるか否かは設計事項であり、本発明の範囲を限定するものではない。
ロール状連続袋体用袋切取装置100,200は、必ずしも上述で説明したような枠体1,10や取出用板部14,19を備える必要はなく、少なくとも第1支持部2及び第2支持部2と、第1ロール状連続袋体9及び第2ロール状連続袋体9と、を備え、ロール状連続袋体9が水平状態に支持され、上下に位置するように配置されて設けられるのであればよい。
以上説明したように、ミシン目を介して連続して設けられた袋体91がロール状に巻回された第1ロール状連続袋体9を、その軸心を水平状態となるように支持する第1支持部2と、ミシン目を介して連続して設けられた袋体91がロール状に巻回された第2ロール状連続袋体9を、その軸心を水平状態となるように支持する第2支持部2と、第1ロール状連続袋体9の巻き出し端部91aの袋体91が、後続の袋体91との間のミシン目の位置でそれぞれ切断されて切り取られるようになっている第1リップ部材3と、第2ロール状連続袋体9の巻き出し端部91aの袋体91が、後続の袋体91との間のミシン目の位置でそれぞれ切断されて切り取られるようになっている第2リップ部材3と、を備え、第1支持部2及び第2支持部は、第1ロール状連続袋体9と第2ロール状連続袋体9とが上下に位置するように配置されているので、第1ロール状連続袋体9及び第2ロール状連続袋体9が水平状態且つ上下に位置するように配置されることによって、ロール状連続袋体用袋切取装置100,200の設置面積が小さくてすみ、コンパクトな構成とすることができる。
以上説明した実施形態は、本発明の一例に過ぎず、本発明の作用効果を奏する範囲において具体的構成などを適宜変更設計できることは言うまでもない。
2…第1支持部、第2支持部(支持部)
3…第1リップ部材、第2リップ部材(リップ部材)
5…附属品容器
9…第1ロール状連続袋体、第2ロール状連続袋体(ロール状連続袋体)
11,16…側板
12,17…底板
14,19…取出用板部
91…袋体
91a…巻き出し端部
100,200…ロール状連続袋体用袋切取装置

Claims (5)

  1. ミシン目を介して連続して設けられた袋体がロール状に巻回された第1ロール状連続袋体を、その軸心を水平状態となるように支持する第1支持部と、
    ミシン目を介して連続して設けられた袋体がロール状に巻回された第2ロール状連続袋体を、その軸心を水平状態となるように支持する第2支持部と、
    前記第1ロール状連続袋体の巻き出し端部の袋体が、後続の袋体との間のミシン目の位置でそれぞれ切断されて切り取られるようになっている第1リップ部材と、
    前記第2ロール状連続袋体の巻き出し端部の袋体が、後続の袋体との間のミシン目の位置でそれぞれ切断されて切り取られるようになっている第2リップ部材と、
    を備え、
    前記第1支持部及び前記第2支持部は、前記第1ロール状連続袋体と前記第2ロール状連続袋体とが上下に位置するように配置されていることを特徴とするロール状連続袋体用袋切取装置。
  2. 前記第1リップ部材及び前記第2リップ部材は、前記第1ロール状連続袋体及び前記第2ロール状連続袋体の軸心方向に対して直交する前面側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のロール状連続袋体用袋切取装置。
  3. 前記第1リップ部材及び前記第2リップ部材は、前記第1ロール状連続袋体及び前記第2ロール状連続袋体の軸心方向に対して直交する前面側及び後面側のそれぞれに配置されていることを特徴とする請求項1に記載のロール状連続袋体用袋切取装置。
  4. 前記第1リップ部材及び前記第2リップ部材は、前記第1ロール状連続袋体及び前記第2ロール状連続袋体の中間の高さ位置に設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のロール状連続袋体用袋切取装置。
  5. 前記第1リップ部材及び前記第2リップ部材は、前記ロール状連続袋体の巻き出し端部の袋体を挿通可能なスリットが形成され、弾性力を有する素材からなるリップ部を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のロール状連続袋体用袋切取装置。
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