JP2015032275A - システムおよびその制御方法、及びプログラム - Google Patents

システムおよびその制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】メール送信サーバが、メール送信要求元のサーバにメールアドレスを通知することなく、メール送信要求元のサーバからメール送信要求を受け付けることができない。
【解決手段】システムにおいて、ユーザ識別情報とメールアドレスとを関連づけて認証サーバにて管理し、認証処理によりユーザが認証されたことに応じて当該ユーザのユーザ識別情報を含む認可情報を認証サーバから送信し、前記認可情報とともにサービスの要求をサービスサーバにて受け付けた際に、前記サービスサーバから前記サービスに関連するメール送信の要求と前記認可情報に含まれる前記ユーザ識別情報とを前記メール送信サーバにて受け付け、前記サービスに関連するメール送信の要求を受け付けたことに応じて、前記認可情報に含まれるユーザ識別情報に関連づけられたメールアドレスを前記認証サーバに問い合わせることで特定し、前記特定されたメールアドレスに対し、メール送信を前記メール送信サーバにて行う。
【選択図】 図3

Description

本発明は、システムおよびその制御方法、及びプログラムに関する。
近年、複数のサーバが連携して、利用者に様々な機能を提供するクラウド環境で動作するシステムが普及してきている。その機能のひとつとして、ユーザにメールを送信する機能がある。メールの送信例として、クラウドシステムからユーザへテキストだけのメールを送ることもあれば、電子ファイル付きのメールを送ることも考えられる。
従来技術として、特許文献1のように、電子ファイルをメールで送信するシステムがある。
特開2012―65303号公報
従来技術では、メールの送信要求元はメールの送信先の宛先としてメールアドレスを指定する必要があった。ところが、複数のサーバが連携するクラウド環境のシステムにおいて、メール機能を実現する場合、メール送信機能を提供するサーバ(以下、メール送信サーバ)のみが個人情報であるメールアドレスを取得できる構成であることがセキュリティ的に望ましい。しかし、メール送信サーバ以外のメール送信要求元のサーバ(以下、クライアントサーバ)にメールアドレスを通知することなく、クライアントサーバからメール送信を行う仕組みがなかった。
上記課題を解決するために本願発明は以下の構成を有する。すなわち、サービスを提供するサービスサーバと、メール送信を行うメール送信サーバと、前記サービスの利用に際し認証処理を行う認証サーバとを含むシステムであって、前記システムにて用いられるユーザ識別情報とメールアドレスとを関連づけて前記認証サーバにて管理する管理手段と、前記認証処理によりユーザが認証されたことに応じて当該ユーザのユーザ識別情報を含む認可情報を前記認証サーバから送信する送信手段と、前記認可情報とともに前記サービスの要求を前記サービスサーバにて受け付けた際に、前記サービスサーバから前記サービスに関連するメール送信の要求と前記認可情報に含まれる前記ユーザ識別情報とを前記メール送信サーバにて受け付ける受付手段と、前記受付手段により前記サービスに関連するメール送信の要求を受け付けたことに応じて、前記認可情報に含まれるユーザ識別情報に関連づけられたメールアドレスを前記認証サーバに問い合わせることで特定する特定手段と、前記特定手段により特定されたメールアドレスに対し、メール送信を前記メール送信サーバにて行うメール送信手段とを有する。
メールの送信要求元からメールの宛先として、メールアドレスだけでなく、ユーザ識別情報を受け付けて、メールを送信することができる。
システムの構成例を示す図。 ハードウェア構成の例を示す図。 ソフトウェア構成の例を示す図。 ユーザ情報およびグループ情報を管理するテーブルを示す図。 ログイン画面の例を示す図。 ログインユーザのユーザIDの取得処理のフローチャート。 ログインユーザ以外のユーザのユーザIDの取得処理のフローチャート。 添付ファイル付メールの送信処理のフローチャート。 ユーザIDに対応するメールアドレスの取得処理のフローチャート。 メール送信画面の例を示す図。 第二の実施形態に係るメールサーバの情報を管理するテーブルを示す図。 第二の実施形態に係るファイルの情報を管理するテーブルを示す図。 第二の実施形態に係る添付ファイル付メールとファイル格納先URLを記載したメールとを切り替えて送信する処理のフローチャート。 第二の実施形態に係るファイルのダウンロード処理のフローチャート。 第二の実施形態に係るファイルのダウンロード画面の例を示す図。 第三の実施形態に係るメールの送信履歴を管理するテーブルを示す図。 第三の実施形態に係る更新前後のメールアドレスのドメイン毎の送信不可データサイズを管理するテーブルを示す図。 第三の実施形態に係る添付ファイル付メールの送信処理のフローチャート。 第三の実施形態に係るメールサーバの送信許容データサイズを超過するメールの送信処理のフローチャート。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
<第一の実施形態>
[システム構成]
図1は、本発明におけるシステムの概略図である。本実施形態のシステムには、メール送信サーバ100、クライアントサーバ101、認証サーバ102、クライアントPC103、および、メールサーバ104が存在する。各サーバは、インターネット等のネットワーク105を介して接続されている。図示されていないが、クライアントサーバ101やクライアントPC103が、複数あっても構わない。なお、本実施形態では、クライアントサーバ101は、ユーザの要求に応じて、メール送信サービス以外の任意のサービスを提供するサービスサーバとしても機能するものとする。
本実施形態に係る、メールの基本的な送信処理の流れを説明する。メール送信サーバ100が、システムのメール送信処理を一括して担い、システム内で発生したメールの送信要求を受けて送信するメールを作成する。作成したメールの送信要求をメールサーバ104に対して行い、メールサーバ104は、宛先のメールアドレスから転送先の外部メールサーバ106を特定して、メールを転送する。そして、メールの受信者がPCやモバイル等のコンピュータ107を用いて外部メールサーバ106に受信者宛のメールを問い合わせ、メールを受信する。
[ハードウェア構成]
図2は、本発明の実施形態に係るシステムを構成する各PCのハードウェア構成の例を示している。図2に示すハードウェア構成は、一般的な情報処理装置のハードウェア構成に相当するものとし、本実施形態の各PCは一般的な情報処理装置のハードウェア構成を適用できる。
図2において、CPU201は、ROM203のプログラム用に記憶された、或いは外部メモリ210からRAM202にロードされたOS(Operating System)やアプリケーション等のプログラムを実行する。後述するフローチャートの各処理は、各装置におけるCPU201が本願発明に係るプログラムを実行することにより実現される。
RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。キーボードコントローラ204は、キーボード208やマウスなどのポインティングデバイス(不図示)からのキー入力を制御する。ディスプレイコントローラ205は、表示用デバイスであるディスプレイ209の表示を制御する。ディスクコントローラ206は、各種データを記憶するハードディスク(HD)等の外部メモリ210におけるデータアクセスを制御する。
NIC207は、ネットワークインターフェースであり、ネットワーク105に接続されて、ネットワークに接続された他の機器との通信制御処理を実行する。ハードディスク(HD)210には、OSやアプリケーション等のプログラムが格納されると共に、OSによりファイルシステムが構築され、OSの管理下で各種ファイルが格納される。相互接続バス211は、CPU201により各ブロック間の通信を仲介する。
[ソフトウェア構成]
図3は、本システムのソフトウェアモジュール構成を示す図である。以降に説明される各処理は、ハードディスク(HD)210に記録されているプログラムをRAM202にロードし、CPU201で実行されることにより実現される。以降の説明では、図3に記載のメール送信サーバ100、クライアントサーバ101、および、認証サーバ102で構成されるシステムを「メール送信システム」と記載して説明する。
まず、メール送信サーバ100の各部について、説明する。メール送信要求受付部301は、メールの送信要求元(本実施形態では、クライアントサーバ101)からメールの送信要求を受け付ける。受け付ける情報としては、メールの宛先、メールの文面(件名、本文など)、送信するファイルを含むものとする。メールの宛先の形式は、メール送信システムのユーザを識別するユーザ識別情報(以下、ユーザID)を受け付ける。また、認証サーバ102で管理されていない(すなわち、メール送信システムに登録されていない)メールアドレスに対してもメールを送信できるようにするため、メールの宛先の形式としてメールアドレスも受け付ける。ユーザID等のユーザに関する情報は、後述する認証サーバ102のユーザ情報管理部341で一括して管理されている。
メールアドレス問い合わせ要求部302は、メールの宛先として指定されたユーザIDに設定されているメールアドレスの取得を認証サーバ102に対して要求する。メール作成部303は、メールの文面および送信対象のファイルを用いて送信するメールを作成する。このとき、メール作成部303は、クライアントサーバ101から受け付けた、あるいは認証サーバ102から取得したメールアドレスを宛先として設定する。メール送信部304は、メールサーバ104に対して、作成したメールの送信を要求する。
次に、クライアントサーバ101の各部について説明する。ユーザID取得部321は、メール送信システムにログインしたユーザのユーザIDをhttpヘッダから取得する。ユーザIDの取得処理については、図6を用いて後述する。
ユーザID問い合わせ要求部322は、認証サーバ102に対して、メール送信システムにログインしているユーザが取得可能である他のユーザのユーザIDの一覧の取得を要求する。他のユーザのユーザIDの一覧の取得処理については、図7を用いて後述する。メール送信要求部323は、メール送信サーバ100に対して、メールの送信要求を行う。メールの送信要求は、メールの宛先(ユーザID形式、あるいは、メールアドレス形式)、メールの文面(件名、本文)、および、送信するファイルを含むものとする。
クライアントサーバ認証部324は、クライアントサーバ101が提供するURL(Uniform Resource Locator)に、メール送信システムにログインしていないユーザがアクセスした際、認証サーバ102のログイン画面にリダイレクトさせる。
次に、認証サーバ102の各部について説明する。ユーザ情報管理部341は、メール送信システムに登録されているユーザのユーザ情報、および、ユーザが所属するグループ情報を管理している。具体的には、ユーザ情報管理部341は、図4(a)のユーザ情報テーブル401のように、ユーザID、パスワード、及びメールアドレスを関連づけて、ユーザ情報を管理する。ユーザIDは、メール送信システムに登録されているユーザを一意に識別するための識別子である。また、ユーザ情報管理部341は、図4(b)のグループ情報テーブル402のように、グループID、ユーザID、及びロールを関連づけて、グループに所属するユーザとそのユーザのグループにおけるロールを管理する。
メールアドレス問い合わせ要求受付部342は、メール送信サーバ100から、ユーザIDに設定されているメールアドレスの問い合わせ要求を受け付ける。メール送信システムの中では、メール送信サーバ100以外からのメールアドレスの問い合わせ要求は受け付けないものとする。
メールアドレス検索部343は、メールアドレス取得要求の対象のユーザIDに関連づけられているメールアドレスをユーザ情報テーブル401から検索して取得する。そして、メールアドレス検索部343は、取得したメールアドレスを問い合わせ要求元のメール送信サーバ100にレスポンスとして返す。
ユーザID問い合わせ要求受付部344は、クライアントサーバ101から、メール送信システムにログインしているユーザが取得可能である他のユーザのユーザIDの一覧の問い合わせ要求を受け付ける。
ユーザID検索部345は、対象のユーザIDが取得可能な他のユーザIDの一覧をグループ情報テーブル402から検索し、取得して取得要求元のクライアントサーバ101にレスポンスとして返す。本実施形態では、あるグループの管理者ユーザであるユーザは、そのグループに所属する各ユーザのユーザIDを取得できるものとする。例えば、図4(b)に示すように、ユーザIDが“User001”であるユーザは、グループIDが“Group1”であるグループにおいて、ロールが“管理者ユーザ”である。そのため、同じグループ(“Group1”)に所属するユーザの各ユーザID(“User002”および“User003”)を取得可能である。
認証部346は、メール送信システムの認証処理を行う。ユーザがメール送信システムにログインするために、図5のようなログイン画面501を提供する。認証部346は、ユーザによって入力されたユーザID、及びパスワードが正しいか否かを、ユーザ情報テーブル401を参照して判定する。そして、入力された情報が正しければ、認証部346は、認証成功としてレスポンスを返す。入力された情報が正しくなければ、認証部346は、認証エラーとしてレスポンスを返す。
ユーザID格納部347は、認証部346がログインの認証に成功した際に、ログインしたユーザのユーザIDをhttpヘッダに格納する。httpヘッダについては、公知の技術であるため、ここでは詳細に説明しないが、HTTP通信を行う場合のやり取りにおいて用いられる情報である。本実施形態では、httpヘッダにユーザのユーザIDが設定されていることにより、そのユーザに対する認証が正常に行われたものとし、これを認可情報として扱う。
次に、クライアントPC103の各部について説明する。入出力制御部331は、クライアントサーバ101、および、認証サーバ102に対してデータの要求を送信し、そのレスポンスを受信する。UI表示部332は、クライアントサーバ101および認証サーバ102が提供するURLのデータを解釈して、ウェブブラウザ(不図示)に表示する。
[ログインユーザのユーザIDの取得処理]
メール送信要求元のクライアントサーバ101が、メール送信システムのユーザのユーザIDを取得する処理について、図6のフローチャートを用いて、説明する。本処理は、各装置のCPUが記憶部であるROM等に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。
S601:クライアントPC103の入出力制御部331が、ユーザによって入力されたクライアントサーバ101が提供するURLへのアクセスの要求をクライアントサーバ101に対して送信する。
S602:クライアントサーバ101のクライアントサーバ認証部324が、クライアントPC103からのアクセスの要求を受け付けたことに応答して、認証サーバ102が提供するログインページのURLへのリダイレクトレスポンスを返す。
S603:クライアントPC103のUI表示部332が、リダイレクト先である認証サーバ102が提供するログイン画面のURLを解釈して、ログイン画面501を表示する。
S604:クライアントPC103の入出力制御部331が、ログイン画面501でユーザによって入力されたユーザIDとパスワードを認証サーバ102に対して送信することで、認証サーバ102に認証の要求を行う。
S605:認証サーバ102の認証部346が、ユーザ情報テーブル401を参照して、S604で送信されたユーザIDとパスワードが一致するか否かを判定することで、ユーザの認証を行う。認証が成功した場合(S605にてYES)、S606へ進む。認証が失敗した場合(S605にてNO)、S611へ進む。
S606:認証サーバ102のユーザID格納部347が、S605にて認証が成功したユーザのユーザIDをhttpヘッダに埋め込んで格納する。このユーザIDが埋め込まれたhttpヘッダが認可情報として扱われることとなる。
S607:認証サーバ102の認証部346が、S601でユーザがアクセスしたクライアントサーバ101の提供するURLへのリダイレクトレスポンスを返す。ここで提供されるURLは、認証サーバ102が予め保持していても良いし、クライアントサーバ101が最初にアクセスした際に保持された情報を利用するようにしても構わない。
S608:クライアントPC103の入出力制御部331が、S607でリダイレクトされた、S601でユーザがアクセスしたクライアントサーバ101の提供するURLにアクセスする。
S609:クライアントサーバ101のユーザID取得部321が、認証サーバ102によりhttpヘッダに格納されたユーザIDを取得する。
S610:クライアントPC103のUI表示部332が、S601でユーザがアクセスしたクライアントサーバ101のURLに対応する画面を表示する。そして、本処理フローを終了する。
S611:認証サーバ102の認証部346が、認証に失敗した旨のレスポンスをクライアントPC103に返す。
S612:クライアントPC103のUI表示部332が、認証に失敗した旨を示すエラー画面を表示する。そして、本処理フローを終了する。
[ログインユーザ以外のユーザのユーザIDの取得処理]
メール送信要求元のクライアントサーバ101が、メール送信システムにログインしているユーザが取得可能な他のユーザのユーザIDを取得する処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。尚、図6に示したログインユーザのユーザIDの取得処理により、クライアントサーバ101がメール送信システムにログインしているユーザのユーザIDを既に取得していることを前提とする。本処理は、各装置のCPUが記憶部であるROM等に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。
S701:クライアントPC103のユーザID問い合わせ要求部322が、メール送信システムにログインしているユーザが取得可能な、他のユーザのユーザID一覧の取得要求を認証サーバ102に対して送信する。
S702:認証サーバ102のユーザID問い合わせ要求受付部344が、S701でクライアントサーバ101から送信されたユーザID一覧の取得要求を受け付ける。
S703:認証サーバ102のユーザID検索部345が、グループ情報テーブル402を参照して、対象のユーザが取得可能である、他のユーザのユーザID一覧を検索し、取得する。図4(b)の例における、ユーザIDが“User001”のユーザが取得可能な他のユーザID一覧を取得する場合を説明する。グループ情報テーブル402を参照し、ユーザ(“User001”)の所属するグループとそのグループにおけるロールを判定する。ユーザ(“User001”)は、グループIDが“Group1”のグループにおいて、ロールが“管理者ユーザ”であるため、同じグループ(“Group1”)に所属する他のユーザのユーザID一覧を取得可能である。同じグループ(“Group1”)に所属するのは、“User002”と“User003”であるため、ユーザID(“User001”)が取得可能な他のユーザID一覧として、各ユーザID(“User002”と“User003”)を取得する。
S704:認証サーバ102のユーザID検索部345が、S703で取得したユーザID一覧をクライアントサーバ101に対して送信する。
S705:クライアントPC103のユーザID問い合わせ要求部322が、S704で認証サーバ102から送信されたユーザID一覧を受信し、取得する。そして、本処理フローを終了する。
[添付ファイル付メールの送信処理]
メール送信サーバ100が、添付ファイル付きのメールを送信する処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。本処理は、各装置のCPUが記憶部であるROM等に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。
S801:クライアントサーバ101のメール送信要求部323が、メール送信サーバ100に対してメールの送信を要求する。ここでのメールの送信要求には、メールの宛先(ユーザIDあるいはメールアドレス)、メールの文面(件名、本文)、及び送信対象となるファイルを含むものとする。メールの宛先の指定例は、図10を用いて後述する。
S802:メール送信サーバ100のメール送信要求受付部301が、S801でクライアントサーバ101から送信されたメールの送信要求(メールの宛先、文面、送信対象のファイル)を受信する。
S803:メール送信サーバ100のメール作成部303が、S802で受信した送信対象のファイルを圧縮する。
S804:メール送信サーバ100のメール作成部303が、宛先の形式がユーザIDであるか否かを判定する。宛先の形式がユーザIDである場合(S804にてYES)、S805へ進む。宛先の形式がメールアドレスである場合(S804にてNO)、S806へ進む。
S805:メール送信サーバ100のメールアドレス問い合わせ要求部302が、メールの宛先として指定されたユーザIDに設定されているメールアドレスを取得する。ここでの処理の詳細は、図9を用いて後述する。
S806:メール送信サーバ100のメール作成部303が、メールの宛先となるメールアドレス、メールの文面、および送信対象のファイルを用いて、添付ファイル付きのメールを作成する。
S807:メール送信サーバ100のメール送信部304が、宛先となるメールアドレスに対して、添付ファイル付きのメールを送信する。そして、本処理フローを終了する。
[ユーザIDに設定されているメールアドレスの取得処理]
ユーザIDに設定されているメールアドレスの取得処理について、図9のフローチャートを用いて説明する。本処理は、各装置のCPUが記憶部であるROM等に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。
S901:メール送信サーバ100のメールアドレス問い合わせ要求部302が、認証サーバ102に対して、ユーザIDに設定されているメールアドレスの取得要求を送信する。
S902:認証サーバ102のメールアドレス問い合わせ要求受付部342が、S901でメール送信サーバ100から送信されたメールアドレスの取得要求を受信する。
S903:認証サーバ102のメールアドレス検索部343が、ユーザ情報テーブル401を参照して、対象のユーザIDに設定されているメールアドレスを検索して、取得する。例えば、図4(a)に示す例では、ユーザIDが“User001”のユーザの場合、メールアドレス検索部343は、対象のユーザID(“User001”)に設定されているメールアドレス(“sato@xxx.co.jp”)を取得する。
S904:認証サーバ102のメールアドレス検索部343が、S903で取得したメールアドレスの情報をメール送信サーバ100に送信する。
S905:メール送信サーバ100のメールアドレス問い合わせ要求部302が、S904で認証サーバ102から送信されたメールアドレスの情報を受信する。
[メール送信画面]
図10(a)〜(c)は、クライアントPC103のUI表示部332が表示する、クライアントサーバ101が提供するメール送信画面の例である。つまり、メールの宛先に関する情報をユーザから受け付ける受付画面でもある。図10(a)のメール送信画面1001と図10(b)のメール送信画面1002は、メールの宛先がユーザID形式の場合の例である。一方、図10(c)のメール送信画面1003はメールアドレス形式の場合の例である。
メール送信画面1001は、メールの宛先にログインしているユーザ自身のユーザIDを指定してメールを送る際の画面の例である。ユーザにより「自分に送信」ボタン1011が押下されることに応じて、httpヘッダに格納されているログインしているユーザ自身のユーザIDを宛先とする。メール送信画面1001は、メール送信システムにログインしているユーザが、管理者ユーザ、一般ユーザであるかは問わずに、ユーザ自身に対してメールを送信したい場合に表示される。
メール送信画面1002は、メールの宛先にログインしているユーザとは別のユーザのユーザIDを指定してメールを送る際の画面の例である。メール送信システムにログインしているユーザが、他のユーザのユーザIDを取得できる権限(例えば管理者権限)があれば、他のユーザのユーザIDの一覧が画面に表示される。ユーザによって選択されたユーザのユーザIDを宛先とする。メール送信画面1002は、メール送信システムにログインしているユーザが、グループの管理者ユーザある場合に、そのグループに所属する他のユーザに対してメールを送信したい場合に表示される。
メール送信画面1003は、メールの宛先に任意のメールアドレスを指定してメールを送る際の画面である。ユーザによって、入力されたメールアドレスを宛先とする。メール送信画面1003は、メール送信システムにログインしているユーザが、管理者ユーザ、一般ユーザであるかは問わずに、メール送信システムに登録されていない任意のメールアドレスにメールを送信したい場合に表示される。
[第一の実施形態の効果]
メールの送信要求元からメールの宛先として、メールアドレスに限られず、ユーザ識別情報を受け付けて、メールを送信することができる。また、クライアントサーバにメールアドレスを知られることなくメールの送信が可能となり、システム上のセキュリティを向上させることができる。
<第二の実施形態>
第一の実施形態の方法で添付ファイル付メールを送信する際に、メール送信サーバ100がメールサーバ104にメールの送信要求を行う。メールサーバ104において、添付ファイルの送信許容データサイズの制限値が設定されている場合、その制限値を超過するデータサイズの添付ファイル付メールを送ろうとすると送信エラーとなり、メールが送れない場合がある。
本実施形態では、添付ファイルがメールサーバ104の送信許容データサイズの制限値を超過する場合、添付ファイルの実データを保持しておき、そのファイル格納先URL(位置情報)を記載したメールを送信する方法について説明する。
[ソフトウェア構成]
システム構成およびハードウェア構成は第一の実施形態と同様である。第一の実施形態とは異なるソフトウェア構成について以下に説明する。
本実施形態のメール送信サーバ100の各部について、図3を用いて説明する。送信ファイル制御部307は、メールで送信するファイルを送信ファイル格納部312に格納する。また、送信ファイル制御部307は、ファイル格納先URLにアクセスしたユーザがダウンロード可能なファイル一覧画面を提供する。
メール送信サーバ認証部308は、メール送信サーバ100が提供するURLにメール送信システムにログインしていないユーザがアクセスした際、認証サーバ102が提供するログイン画面のURLにリダイレクトさせる。
メールサーバ情報管理部309は、メール送信サーバ100がメールの送信要求を行うメールサーバの情報を管理する。例えば、図11のメールサーバ情報テーブル1101のように、メールサーバの識別情報と、そのメール送信サーバが送信を許容するファイルのデータサイズの送信許容データサイズとを関連づけて管理する。ここでの送信許容データサイズとは、メールサーバが送信可能な添付ファイルのデータサイズの上限を示している。なお、本実施形態では、添付ファイルに対し圧縮処理を行っているため、圧縮後のデータサイズとして説明する。
送信ファイル管理部311は、メール送信サーバ100が送信するファイルの情報を管理する。例えば、図12のファイル情報管理テーブル1201のように、ファイルを識別するファイルID、ファイルを送信する宛先のユーザID、ファイル名、及び送信対象のファイルのファイルサイズを関連づけて管理する。送信ファイル格納部312は、送信対象のファイルを格納する。なお、送信ファイル格納部312において、ファイルの格納形式は特に問わない。
次に、クライアントサーバ101の各部について説明する。入出力制御部331は、クライアントサーバ101、認証サーバ102に加えて、メール送信サーバ100に対してデータの要求を送信し、そのレスポンスを受信する。
UI表示部332は、クライアントサーバ101および認証サーバ102に加えて、メール送信サーバ100が提供するURLのデータを解釈して、ウェブブラウザ(不図示)に表示する。その他の構成については、第一の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
[メール形式の切り替え送信処理]
メール送信サーバ100が、添付ファイル付メールの送信、およびファイル格納先URLを記載したメールの送信を切り替えてメールでファイルを送信する処理について、図13のフローチャートを用いて説明する。S1301〜S1303は、第一の実施形態における図8のS801〜S803と同様であるため、ここでは説明を省略する。
S1304:メール送信サーバ100のメール作成部303が、メールサーバ情報テーブル1101を参照し、S1303で圧縮したファイルのデータサイズがメールサーバの送信許容データサイズを超過するか否かを判定する。ファイルのデータサイズが超過する場合は(S1304にてYES)、S1305へ進む。ファイルのデータサイズが超過しない場合は(S1304にてNO)、S1313へ進む。
S1305:メール送信サーバ100のメール作成部303が、指定された宛先の形式がユーザIDであるか否かを判定する。ユーザIDである場合(S1305にてYES)、S1306へ進む。メールアドレスである場合(S1305にてNO)、S1312へ進む。
S1306:メール送信サーバ100の送信ファイル制御部307が、送信対象のファイルを送信ファイル格納部312に格納する。
S1307:メール送信サーバ100の送信ファイル制御部307が、送信対象のファイルの情報(ファイルID、ファイル名、およびファイルサイズ)と宛先のユーザIDを関連づけて、ファイル情報管理テーブル1201に記録する。例えば、ファイル情報1202は、ファイルIDが“File1”のファイルが記録されていることを示す。この“File1”は、ユーザIDが“User001”、ファイル名が“ファイル1.txt”、ファイルサイズが“3MB”であることを示す。
S1308:メール送信サーバ100のメール作成部303が、送信対象のファイルをメールに添付する代わりに、ファイルの格納先のURLをメールの本文にセットする。
S1309:メール送信サーバ100のメールアドレス問い合わせ要求部302が、対象のユーザIDに設定されているメールアドレスを取得する。ここでの処理は、第一の実施形態の図9にて示した処理と同様であるため、説明は省略する。
S1310:メール送信サーバ100のメール作成部303が、S1302で受け付けた件名、およびS1308でファイル格納先URLをセットした本文を用いて、送信するメールを作成する。そして、メール作成部303は、S1309で取得したメールアドレスを宛先として設定する。
S1311:メール送信サーバ100のメール送信部304が、S1310で作成したメールを送信する。
S1312:メール送信サーバ100のメール作成部303が、送信エラーと判定する。すなわち、S1302で受け付けた宛先の形式がメールアドレスの場合、ファイル格納先URLを記載したメールの送信は行われない。これは、ファイル格納先のURLをメールで送信したとしても、メールを受信したユーザがメール送信システムにログインできない可能性が高いためである。つまり、ログインできない場合は、ファイル格納先のURLにアクセスできないこととなる。S1313〜S1316は、第一の実施形態の図8のS804〜S807と同様であるため、説明は省略する。
[ファイルのダウンロード処理]
メール送信サーバ100が、ユーザがファイル格納先URLを記載したメールを受信した際に、ファイルをダウンロードして取得する処理について、図14のフローチャートを用いて説明する。本処理は、各装置のCPUが記憶部であるROM等に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。
S1401:クライアントPC103の入出力制御部331が、受信したメールに記載されているファイル格納先のURLへのアクセスの要求をメール送信サーバ100へ送信する。
S1402:メール送信サーバ100のメール送信サーバ認証部308が、クライアントPC103からのアクセスに対し、認証サーバ102が提供するログインページのURLにリダイレクトさせる。S1403〜S1406の処理は、第一の実施形態の図6のS603〜S606と同様であるため、説明は省略する。
S1407:認証サーバ102の認証部346が、S1401でユーザがアクセスしたメール送信サーバ100の提供するURLへのリダイレクトレスポンスを返す。
S1408:クライアントPC103の入出力制御部331が、S1407でのリダイレクトにより、S1401でユーザがアクセスしたメール送信サーバ100の提供するファイル格納先URLにアクセスする。
S1409:メール送信サーバ100の送信ファイル制御部307が、ユーザがダウンロード可能なファイル一覧を取得する。このとき、送信ファイル制御部307は、httpヘッダに格納されているユーザIDを取得し、ファイル情報管理テーブル1201を参照して対象のユーザIDに関連づけられているファイルIDのファイルを特定する。そして、送信ファイル制御部307は、特定したダウンロード可能なファイル一覧のページを生成して、クライアントPC103に対してレスポンスとして返す。
S1410:クライアントPC103のUI表示部332が、S1409で返されたレスポンスを解釈し、図15のダウンロード画面1501のようなダウンロード可能なファイル一覧の画面を表示する。図15のダウンロード画面1501では、ユーザは表示されたファイル一覧の中からチェックボックスによりファイルを選択し、ダウンロードボタン1502を押下することで、ダウンロードするファイルを指定することができる。
S1411:メール送信サーバ100の送信ファイル制御部307が、ダウンロード画面1501を介してユーザにより選択されたファイルのダウンロードを行う。S1412〜S1413の処理は、第一の実施形態の図6のS611〜S612と同様であるため、説明は省略する。
[第二の実施形態の効果]
第一の実施形態の方法では、メールサーバ104の添付ファイルの送信許容データサイズの制限値を超過するデータサイズの添付ファイル付メールを送信しても送信エラーとなり、宛先のユーザに送信したメールが届かない。そのため、宛先のユーザが送信対象のファイルを取得できない場合があった。
本実施形態の方法では、添付ファイルがメールサーバ104の送信許容データサイズを超過する場合、メール送信システムに送信ファイルを格納し、ファイル格納先URLを記載したメールを送信する。宛先のユーザが受信したメールに記載されているファイル格納先のURLにアクセスして、送信対象のファイルをダウンロードする。よって、第一の実施形態の効果に加え、添付ファイルがメールサーバ104の送信許容データサイズを超過する場合であっても、宛先のユーザに対してメールを送信して、ユーザがファイルを取得することができるという効果を有する。
<第三の実施形態>
第二の実施形態の方法で、メールサーバ104の添付ファイルの送信許容データサイズの制限値を超過しないデータサイズの添付ファイル付メールを送信する。但し、添付ファイルのデータサイズが、メールサーバ104がメールを転送する外部メールサーバ106の添付ファイルの送信許容データサイズの制限値を超過する場合は、送信エラーとなってしまい、メールが送れない場合がある。つまり、内部のメールサーバ104では送信可能なファイルのサイズであっても、外部メールサーバ106では、そのファイルのサイズに起因して転送ができない場合を想定する。
本実施形態では、経由する外部メールサーバ106の添付ファイルの送信許容データサイズを超過する添付ファイル付メールの送信に失敗した場合に、ファイル格納先URL(位置情報)を記載したメールを送信する方法について説明する。
[ソフトウェア構成]
システム構成やハードウェア構成は第二の実施形態と同様である。第二の実施形態とは異なるソフトウェア構成について以下に説明する。
本実施形態のメール送信サーバ100の各部について、図3を用いて説明する。メール受信部305は、メールサーバ104に問い合わせを行い、メール送信サーバ100に対して送信されたメールを受信する。
再送メール作成部306は、メール送信サーバ100が送信したメールが送信エラーになった際に、再送するメールを作成する。本実施形態において送信エラーが生じる場合とは、送信されたメールが宛先に到達するまでに経由する外部メールサーバ106の送信許容データサイズを、そのメールに添付されたファイルのサイズが超過していることにより生じる場合である。
メールサーバ情報管理部309は、図17(a)のドメイン管理テーブル1701のように、メールアドレスのドメイン毎に送信エラーとなったファイルのデータサイズを保持している。メールアドレスのドメインと、そのドメインに対して添付ファイル付メールを送信した際にメールが経由するメールサーバの送信許容データサイズを超過してエラーとなったファイルのデータサイズとを関連づけて管理している。例えば、ドメイン管理テーブル1701は、“aaacompany.ne.jp”というドメインのメールアドレスに対して、10MBのデータサイズのファイルを送信しようとした結果、送信できなかった例を示している。さらに、この状態で、同じ“aaacompany.ne.jp”というドメインのメールアドレスに対して、10MBよりも小さい3MBのデータサイズのファイルを送信できなかった場合、図17(b)のドメイン管理テーブル1702のように更新する。
送信メール情報管理部310は、メール送信サーバ100が送信したメールの情報を管理する。図16のメール送信履歴テーブル1601のように、メールを識別するMessage−ID、宛先、件名、本文、及び送信対象のファイルを識別するファイルIDを関連づけている。その他の構成等は、第二の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
[添付ファイル付メールの送信処理]
送信するファイルを格納してから添付ファイル付メールを送信する処理について、図18のフローチャートを用いて説明する。本処理は、各装置のCPUが記憶部であるROM等に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。S1801〜S1812は、第二の実施形態の図13のS1301〜S1312と同様であるため、説明を省略する。
S1813:メール送信サーバ100の送信ファイル制御部307が、送信するファイルを送信ファイル格納部312に格納する。
S1814:メール送信サーバ100の送信ファイル制御部307が、送信するファイルの情報と宛先のユーザIDを関連づけて、図12に示すファイル情報管理テーブル1201に記録する。S1815〜S1818は、第一の実施形態の図8のS804〜S807と同様であるため、説明を省略する。
[メール再送処理]
添付ファイルのデータサイズが、経由する外部メールサーバ106の送信許容データサイズを超過する場合における、メールを再送する処理について、図19のフローチャートを用いて説明する。本処理は、メール送信サーバ100のCPUが記憶部であるROM等に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。
S1901:メール受信部305が、添付ファイル付メールを送信した際に、経由する外部メールサーバ106の送信許容データサイズを添付ファイルのデータサイズが超過したために、メールの送信エラーが発生したか否かを判定する。ここでは、Mail−Darmonから経由したメールサーバのサイズエラーの旨のメールを受信した場合に、送信エラーが発生したと判定する。なお、メールのヘッダ情報やエラー情報については、公知のものを用いるものとし、特に限定するものではない。送信エラーが発生したと判定した場合(S1901にてYES)、S1902へ進む。送信エラーが発生していない場合(S1901にてNO)、本処理を終了する。
S1902:再送メール作成部306が、S1901で受信した送信エラーメールのヘッダのIn−Reply−Toに記録されているMessage−IDの値を取得する。
S1903:再送メール作成部306が、S1902で取得したMessage−IDが示すメール情報をメール送信履歴テーブル1601から特定し、その本文を取得する。そして、再送メール作成部306は、取得したメールの本文にファイル格納先URLを追加し、新たにメールの本文を作成する。例えば、図16に示すMessage−IDが“20130507102030.A1B2C3@aaa.co.jp”の場合を例に挙げて説明する。再送メール作成部306は、メール送信履歴テーブル1601を参照し、Message−IDが“20130507102030.A1B2C3@aaa.co.jp”のメール情報1602を特定する。そして、再送メール作成部306は、メール情報1602の本文(“データをお送りします。”)にファイル格納先URLを追加する。また、メールの件名にはメール情報1602の件名(“ご連絡”)が設定される。
S1904:再送メール作成部306が、S1903で取得したファイルIDが示すファイルのデータサイズをファイル情報管理テーブル1201から取得する。メール情報1602の場合、ファイルIDは“File1”であり、図12のファイル情報管理テーブル1201を参照し、該当するファイル情報1202のファイルサイズ(“3MB”)を取得する。
S1905:メール送信サーバ100のメールアドレス問い合わせ要求部302が、図9の処理により、対象のユーザIDに設定されているメールアドレスを取得する。
S1906:再送メール作成部306が、宛先のメールアドレスのドメインが既にドメイン管理テーブル1701に記録されているか否かを確認する。記録されている場合(S1906にてYES)、S1907へ進む。記録されていない場合(S1906にてNO)、S1909へ進む。
S1907:再送メール作成部306が、S1904で取得したファイルのデータサイズがS1906で判定したドメイン管理テーブル1701に記録されている送信不可データサイズより小さいか否かを判定する。小さい場合は(S1907にてYES)、S1908へ進む。小さくない場合(S1907にてNO)、S1910へ進む。
S1908:再送メール作成部306が、S1904で取得したデータサイズを宛先のメールアドレスのドメインの送信不可データサイズとして、ドメイン管理テーブル1701を更新する。例えば、ドメイン管理テーブル1701のように、既に“aaacompany.ne.jp”というドメインのメールアドレスの送信不可データサイズとして“10MB”が記録されているとする。ここで、“10MB”よりも小さい“3MB”で更新する場合、図17(b)のドメイン管理テーブル1702のようになる。つまり、添付ファイル付メールの送信結果に応じて、ドメイン管理テーブルの内容が更新されることとなる。
S1909:再送メール作成部306が、S1904で取得したデータサイズを宛先のメールアドレスのドメインの送信不可データサイズとして、ドメイン管理テーブル1701に新たに記録する。例えば、“aaacompany.ne.jp”というドメインのメールアドレスの送信不可データサイズとして“10MB”を新たに記録する場合、図17(a)のドメイン管理テーブル1701のようになる。S1910は、第二の実施形態の図13のS1311の処理と同様であるため、説明は省略する。
[第三の実施形態の効果]
第二の実施形態の方法では、経由する外部メールサーバ106の添付ファイルの送信許容データサイズの制限値を超過するデータサイズの添付ファイル付メールを送信しても送信エラーとなってしまい、宛先のユーザに送信したメールが届かない。そのため、宛先のユーザが送信対象のファイルを取得できない場合がある。
本実施形態の方法では、添付ファイルが経由する外部メールサーバ106の送信許容データサイズを超過する場合に備え、予め送信する添付ファイル付メールの情報をメール送信システムに格納しておく。そして、添付ファイル付メールを送信して、添付ファイルが経由する外部メールサーバ106の送信許容データサイズを超過して送信エラーとなった場合、送信に失敗した添付ファイル付メールを特定して、ファイル格納先URLを記載したメールを送信する。よって、添付ファイルが外部メールサーバ106の送信許容データサイズを超過する場合であっても、宛先のユーザに対してメールを送信して、ユーザがファイルを取得することができる。
さらに、メール送信サーバ100が、経由する外部メールサーバ106の送信許容データサイズの情報を記録、および更新する。そして、メール送信サーバ100は、記録した情報を参照して、添付ファイル付メールを送るか否かを判断する。添付ファイル付メールを送信しても、経由する外部メールサーバ106の送信許容データサイズを超過し送信エラーとなることが予め分かっている場合には、送信対象のファイルを添付する代わりに、ファイル格納先URLを記載したメールを送信する。これにより、第一、第二の実施形態の効果に加え、メールサーバ104の負荷を軽減することができるという効果を有する。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (11)

  1. サービスを提供するサービスサーバと、メール送信を行うメール送信サーバと、前記サービスの利用に際し認証処理を行う認証サーバとを含むシステムであって、
    前記システムにて用いられるユーザ識別情報とメールアドレスとを関連づけて前記認証サーバにて管理する管理手段と、
    前記認証処理によりユーザが認証されたことに応じて当該ユーザのユーザ識別情報を含む認可情報を前記認証サーバから送信する送信手段と、
    前記認可情報とともに前記サービスの要求を前記サービスサーバにて受け付けた際に、前記サービスサーバから前記サービスに関連するメール送信の要求と前記認可情報に含まれる前記ユーザ識別情報とを前記メール送信サーバにて受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により前記サービスに関連するメール送信の要求を受け付けたことに応じて、前記認可情報に含まれるユーザ識別情報に関連づけられたメールアドレスを前記認証サーバに問い合わせることで特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定されたメールアドレスに対し、メール送信を前記メール送信サーバにて行うメール送信手段と
    を有することを特徴とするシステム。
  2. 前記受付手段が前記サービスサーバから前記サービスに関連するメール送信の要求とメールアドレスとを受け付けた場合、前記特定手段による特定を行わず、前記メール送信手段は、当該受け付けたメールアドレスを用いてメール送信を行うことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記サービスに関連するメールは、ファイルを添付して送信可能であることを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  4. 前記メール送信サーバが送信可能なファイルのサイズの情報を保持する手段を更に有し、
    前記メール送信手段は、前記メール送信の要求において、送信可能なファイルのサイズを超えるサイズのファイルが指定された場合、当該指定されたファイルを添付せず、当該指定されたファイルの実データが格納された位置情報を含むメールを送信することを特徴とする請求項3に記載のシステム。
  5. 前記受付手段が前記サービスサーバから前記サービスに関連するメール送信の要求とメールアドレスとを受け付け、かつ、送信可能なファイルのサイズを超えるサイズのファイルが指定された場合、前記メール送信手段は、送信エラーであると判定することを特徴とする請求項4に記載のシステム。
  6. 前記メール送信手段は、ファイルを添付したメールを送信した結果、当該ファイルのサイズに起因してメール送信が失敗した場合、当該ファイルを添付せず、当該ファイルの実データが格納された位置情報を含むメールを再送することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一項に記載のシステム。
  7. 前記メール送信手段がファイルを添付したメールを送信する際に、当該ファイルのサイズと当該メールの宛先とを関連づけて記録する記録手段を更に有し、
    前記記録手段は、前記メール送信手段による当該メールの送信結果に応じて、当該メールの宛先に対して送信が不可であるファイルのサイズを更新することを特徴とする請求項6に記載のシステム。
  8. 前記メール送信手段は、前記メール送信の要求において、指定された宛先へのメールに添付するファイルのサイズが、前記記録手段にて当該宛先に関連づけられているファイルのサイズを超える場合、当該ファイルを添付せず、当該ファイルの実データが格納された位置情報を含むメールを送信することを特徴とする請求項7に記載のシステム。
  9. 前記ユーザからメール送信の宛先としてユーザ識別情報もしくはメールアドレスを受け付ける受付画面を提供する手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のシステム。
  10. サービスを提供するサービスサーバと、メール送信を行うメール送信サーバと、前記サービスの利用に際し認証処理を行う認証サーバとを含むシステムの制御方法であって、
    前記システムにて用いられるユーザ識別情報とメールアドレスとを関連づけて前記認証サーバにて管理する管理工程と、
    前記認証処理によりユーザが認証されたことに応じて当該ユーザのユーザ識別情報を含む認可情報を前記認証サーバから送信する送信工程と、
    前記認可情報とともに前記サービスの要求を前記サービスサーバにて受け付けた際に、前記サービスサーバから前記サービスに関連するメール送信の要求と前記認可情報に含まれる前記ユーザ識別情報とを前記メール送信サーバにて受け付ける受付工程と、
    前記受付工程にて前記サービスに関連するメール送信の要求を受け付けたことに応じて、前記認可情報に含まれるユーザ識別情報に関連づけられたメールアドレスを前記認証サーバに問い合わせることで特定する特定工程と、
    前記特定工程にて特定されたメールアドレスに対し、メール送信を前記メール送信サーバにて行うメール送信工程と
    を有することを特徴とするシステムの制御方法。
  11. サービスを提供するサービスサーバと、メール送信を行うメール送信サーバと、前記サービスの利用に際し認証処理を行う認証サーバとを含むシステムにおける各サーバとして、各コンピュータを、
    前記システムにて用いられるユーザ識別情報とメールアドレスとを関連づけて前記認証サーバにて管理する管理手段、
    前記認証処理によりユーザが認証されたことに応じて当該ユーザのユーザ識別情報を含む認可情報を前記認証サーバから送信する送信手段、
    前記認可情報とともに前記サービスの要求を前記サービスサーバにて受け付けた際に、前記サービスサーバから前記サービスに関連するメール送信の要求と前記認可情報に含まれる前記ユーザ識別情報とを前記メール送信サーバにて受け付ける受付手段、
    前記受付手段により前記サービスに関連するメール送信の要求を受け付けたことに応じて、前記認可情報に含まれるユーザ識別情報に関連づけられたメールアドレスを前記認証サーバに問い合わせることで特定する特定手段、
    前記特定手段により特定されたメールアドレスに対し、メール送信を行うメール送信手段
    として機能させるためのプログラム。
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