JP2015032206A - 記録提示装置及び記録提示方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
これらの蓄積される膨大な記録は、私たちの私生活を表す重要な情報になり得る。
限られた時間内で、多くの過去の体験を素早く思い出させ、共有相手に体験を伝えるきっかけを作るために、以下の点に着目する。
(a2)デジタルコンテンツを用いた過去の振り返りに関する従来研究に、人は体験の詳細な記録でなく、体験の一部分の記録のみでも振り返りに十分であることを示す研究がある(非特許文献3)。
第1の態様は、感情入力部は、ユーザによる手入力、もしくは、少なくとも生体信号を用いた自動推定によって、感情を1次元以上の変数値で表現し、記録される体験の周辺の時間帯において最も感情が高ぶったと判断する入力値と、高ぶる直前の感情の入力値の2値間の距離尺度を求め、感情状態算出部は、取得された2値間の距離尺度として感情変化値を算出し、出来事記録および感情の入力とともに関連付けて体験情報蓄積部で保存するようにしたものである。
また、ユーザが思い出したい体験を明確に持っていなくても、思い出すきっかけをシステム側から与えることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る記録提示装置の一例を示すブロック図である。
記録提示装置10は、例えば携帯端末であり、図1に示すように、出来事記録収集部11と、提示記録作成部12と、入出力部13に分けることができる。
また、提示記録抽出部121は、分割された各区間に含まれる出来事記録を感情変化値Viの降順で並べ、上位から1個以上を提示記録Diとして抽出し、提示記録格納部122に格納するようにしてもよい。
提示出力部133は、提示記録分類格納部124に格納された全ての提示記録を取り出し(ステップST8a)、選択操作入力部132で取得されるユーザの選択操作によって、表示する提示記録を決定する。例えば、取り出された全提示記録から、ユーザが感情Aを選択すると(ステップST8b、Yes)、感情A以外の感情分類に属する提示記録は画面上で非表示となる(ステップST8c)。さらに、ユーザが出来事W1を選択すると(ステップST8d、Yes)、「感情A、かつ、出来事W1」を満たす記録以外は、画面上で非表示となる(ステップST8e)。なお、ユーザが選択操作する順序は、感情分類、出来事分類のどちらからでもよいとする。提示出力部133による提示記録は、感情変化値Viの大きさの降順で提示される(ステップST8f)。また、提示方法は、一覧として記録を並べえてもよく、降順の順番で画面上にポップアップ形式で提示してもよいとする。
まず、ユーザは、期間選択入力部131を操作して例えば「2002年」から「2005年」の範囲を選択すると、記録提示装置10の表示画面上に例えば感情状態「A」、「B」、「C」及び出来事カテゴリ「W1」、「W2」、「W3」が表示される。この表示状態で、ユーザが選択操作入力部132を操作して例えば感情状態「A」及び出来事カテゴリ「W1」を選択したとする。すると、記録提示装置10の表示画面上には、提示出力部133により、「2002年」から「2005年」の間で、感情状態「A」及び出来事カテゴリ「W1」の提示記録が一覧表示される。
さらに、上記実施形態によれば、1つの提示記録だけでなく、選択した提示記録と同時間区間における抽出されなかった他の記録を候補として多く抽出して提示することにより、対話時に素早く伝えたい体験をさらに思い出させることができる。
なお、実施形態としては、図1における出来事記録収集部11、提示記録作成部12、入出力部13の各部が一体の記録提示装置10に格納されている形で説明したが、この実施形態に固定されるものではない。例えば、出来事記録収集部11のみサーバ装置に格納し、提示記録作成部12、入出力部13は携帯端末上で実行する利用形態も可能である。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
Claims (8)
- ユーザが自身の出来事を時刻情報とともに記録する出来事入力部と、
当該ユーザの感情を入力する感情入力部と、
前記感情入力部から得られる当該ユーザの感情変化を感情変化値として算出する感情状態算出部と、
前記出来事入力部から入力された出来事記録に対し、前記感情入力部から入力された感情記録、及び、前記感情変化値を付与して保存する体験情報蓄積部とを具備し、
前記ユーザから前記出来事記録の閲覧要求があった場合に、前記出来事記録に付与された前記感情変化値に基づいて、前記体験情報蓄積部に蓄積された前記出来事記録を前記ユーザに提示することを特徴とする記録提示装置。 - ユーザが自身の出来事を時刻情報とともに記録する出来事入力部と、
当該ユーザの感情を入力する感情入力部と、
前記感情入力部から得られる当該ユーザの感情変化を感情変化値として算出する感情状態算出部と、
前記出来事入力部から入力された出来事記録に対し、前記感情入力部から入力された感情記録、及び、前記感情変化値を付与して保存する体験情報蓄積部と、
ユーザが閲覧したい前記出来事記録の期間情報を受け付ける期間選択入力部と、
前記体験情報蓄積部に蓄積された前記出来事記録のうち前記期間選択入力部によって入力された前記期間情報に基づく一定時間区間の前記出来事記録について提示記録として抽出する提示記録抽出部と、
前記提示記録のそれぞれに付与した前記感情入力部からの入力値及び前記出来事入力部の入力値を用いて前記提示記録の分類を行う記録分類部と、
分類された種類ごとに前記提示記録を格納する提示記録分類格納部と、
ユーザが閲覧する記録の選択を受け付ける選択操作入力部と、
前記提示記録のそれぞれに付与した前記感情変化値と前記選択操作入力部からの選択値とを用いて、前記提示記録分類格納部の提示記録を並べ変えてユーザが閲覧可能な情報として出力する提示出力部とを具備することを特徴とする記録提示装置。 - 前記感情入力部は、ユーザによる手入力、もしくは、少なくとも生体信号を用いた自動推定によって、感情を1次元以上の変数値で表現し、記録される体験の周辺の時間帯において最も感情が高ぶったと判断する入力値と、高ぶる直前の感情の入力値の2値間の距離尺度を求め、
前記感情状態算出部は、取得された前記2値間の距離尺度として前記感情変化値を算出し、前記出来事記録および前記感情の入力とともに関連付けて前記体験情報蓄積部で保存することを特徴とする請求項1または2記載の記録提示装置。 - 前記期間選択入力部は、いつ頃の期間の記録を閲覧するかの選択、及び、表示する記録数の選択をユーザに入力させ、
前記提示記録抽出部は、前記期間選択入力部において入力された値から時間幅を算出し、時間幅で区切られた各時間区間の中で、前記感情状態算出部から得られる前記感情変化値の降順で、上位の記録を提示記録として抽出することを特徴とする請求項2記載の記録提示装置。 - 前記提示出力部は、前記提示記録分類格納部から1つの提示記録を選択する操作によって、提示記録と同時間区間における提示記録として抽出されなかった他の記録も提示することを特徴とする請求項2記載の記録提示装置。
- ユーザが自身の出来事を時刻情報とともに記録する第1の過程と、
当該ユーザの感情を入力する第2の過程と、
前記第2の過程から得られる当該ユーザの感情変化を感情変化値として算出する第3の過程と、
前記第1の過程から入力された出来事記録に対し、前記第2の過程から入力された感情記録、及び、前記感情変化値を付与して体験情報蓄積部に保存する第4の過程とを具備し、
前記ユーザから前記出来事記録の閲覧要求があった場合に、前記出来事記録に付与された前記感情変化値に基づいて、前記体験情報蓄積部に蓄積された前記出来事記録を前記ユーザに提示することを特徴とする記録提示方法。 - ユーザが自身の出来事を時刻情報とともに記録する第1の過程と、
当該ユーザの感情を入力する第2の過程と、
前記第2の過程から得られる当該ユーザの感情変化を感情変化値として算出する第3の過程と、
前記第1の過程から入力された出来事記録に対し、前記第2の過程から入力された感情記録、及び、前記感情変化値を付与して体験情報蓄積部に保存する第4の過程と、
ユーザが閲覧したい前記出来事記録の期間情報を受け付ける第5の過程と、
前記体験情報蓄積部に蓄積された前記出来事記録のうち前記第5の過程によって入力された前記期間情報に基づく一定時間区間の前記出来事記録について提示記録として抽出する第6の過程と、
前記提示記録のそれぞれに付与した前記第2の過程の入力値及び前記第1の過程の入力値を用いて前記提示記録の分類を行う第7の過程と、
分類された種類ごとに前記提示記録を提示記録分類格納部に格納する第8の過程と、
ユーザが閲覧する記録の選択を受け付ける第9の過程と、
前記提示記録のそれぞれに付与した前記感情変化値と前記第9の過程からの選択値とを用いて、前記提示記録分類格納部の提示記録を並べ変えてユーザが閲覧可能な情報として出力する第10の過程とを具備することを特徴とする記録提示方法。 - 前記請求項1乃至5のいずれか1項に記載の記録提示装置により実行されるプログラム。
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Cited By (1)
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