JP2015024803A - Small ship - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、小型船舶の技術に関する。 The present invention relates to the technology of small ships.
従来、小型船舶に関する技術は種々知られている。
前記小型船舶には、スポーツまたはレクリエーション等に用いられるレジャー用のもの
がある(特許文献1参照)。
また、小型船舶は、例えば、主にFRP(Fiber Reinforced Pla
stics)素材で構成され、全長が約12m、重量が約10トン、および、最大搭載人
数が12名となるように構成される。
前記小型船舶には、エンジンを動力源としてプロペラを駆動させて推進力を得るように
構成されるとともに、空気導入口を介して船外から船内のエンジンルームに、エンジンの
吸気用の空気を導入するように構成されるものがある。
Conventionally, various techniques relating to small vessels are known.
There exists a thing for leisure used for the sport or recreation etc. in the said small ship (refer patent document 1).
In addition, small ships are mainly, for example, FRP (Fiber Reinforced Pla
The total length is about 12 m, the weight is about 10 tons, and the maximum number of people is 12 people.
The small vessel is configured to drive the propeller using the engine as a power source to obtain propulsive power, and introduce air for intake of the engine from the outside of the ship to the engine room in the ship via the air inlet. Some are configured to do.
しかしながら、前記小型船舶では、水が空気導入口にかかる場合がある。
そして、前記小型船舶では、このように水が空気導入口にかかると、空気導入口を介し
て水が船内に入込むという問題があった。
However, in the small vessel, water may be applied to the air inlet.
And in the said small ship, there existed a problem that water will enter into a ship through an air inlet, if water hits an air inlet in this way.
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、空気導入口を介して水が船内に
入込むことを抑制することができる小型船舶に関する技術を提供することを課題とする。
This invention is made | formed in view of the above situations, and makes it a subject to provide the technique regarding the small ship which can suppress that water enters into a ship through an air inlet.
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手
段を説明する。
The problem to be solved by the present invention is as described above. Next, means for solving the problem will be described.
即ち、請求項1においては、エンジンを動力源としてプロペラを駆動させて推進力を得
るように構成される、レジャー用の小型船舶であって、船外から船内のエンジンルームに
空気を導入する空気導入口と、レーダーを支持するレーダーアームと、を備え、前記空気
導入口は、前記レーダーアームの内側に位置するように構成されるものである。
That is, in
請求項2においては、前記空気導入口は、船首側に向かって開口するように構成される
ものである。
According to a second aspect of the present invention, the air introduction port is configured to open toward the bow side.
請求項3においては、前記空気を前記空気導入口に案内するように構成される案内溝を
備えるものである。
According to a third aspect of the present invention, a guide groove configured to guide the air to the air introduction port is provided.
請求項4においては、前記案内溝は、前記空気導入口の船首側に形成されるものである
。
According to a fourth aspect of the present invention, the guide groove is formed on the bow side of the air introduction port.
請求項5においては、トランサムゲートを備え、前記トランサムゲートは、前記トラン
サムゲートを回動させて後方に倒した状態にして、前記トランサムゲートから外側に張出
すことができるように構成される、張出し部を備えるものである。
6. The overhang according to claim 5, further comprising a transom gate, wherein the transom gate is configured to be able to project outward from the transom gate in a state where the transom gate is rotated and tilted backward. It has a part.
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、本発明によれば、小型船舶において、空気導入口を介して水が船内に入込むこと
を抑制することができる。
As effects of the present invention, the following effects can be obtained.
That is, according to the present invention, in a small vessel, water can be prevented from entering the vessel through the air inlet.
次に、本発明の実施形態に係る小型船舶1について、図1から図28を用いて説明する
。
Next, a
図1乃至図8に示すように、小型船舶1は、レジャー用の小型船舶であり、スポーツま
たはレクリエーション等に用いられる。小型船舶1は、例えば、全長が約12m、重量が
約10トン、および、最大搭載人数が12名となるように構成される。小型船舶1は、エ
ンジン(不図示)を備え、エンジンを動力源としてプロペラ(不図示)を駆動させて推進
力を得るように構成される。小型船舶1は、主にFRP(Fiber Reinforc
ed Plastics)素材で構成される。
ここで、FRP素材は、例えば、小型または大型の船舶・ボート、薬品を貯蔵するタン
ク、または、マンションの屋上に設置される貯水タンク等を構成する素材として用いられ
る。FRP素材には、ガラス繊維および/またはポリエステル繊維を有するものがある。
As shown in FIGS. 1 to 8, the
ed Plastics) material.
Here, the FRP material is used as a material constituting, for example, a small or large ship / boat, a tank for storing chemicals, or a water storage tank installed on the roof of an apartment. Some FRP materials have glass fibers and / or polyester fibers.
図1乃至図13に示すように、小型船舶1は、船体1aの上方に甲板1bが設けられ、
甲板1bの上方にキャビン1cが設けられて構成される。小型船舶1は、甲板1bの幅が
船体1aの幅よりも狭くなるように構成されて、甲板1bの側部が船体1aの側部よりも
内側に位置するように構成される。小型船舶1の船体1aと甲板1bとは、主にFRP素
材で構成される。船体1aおよび甲板1bの外形は、離型剤(ワックス)を塗った型にゲ
ルコートを吹き付け、ゲルコートが乾いた(硬化した)後、設計板厚までガラスロービン
グおよび不飽和ポリエステル樹脂等を積層して行くことによって成形される。
小型船舶1は、船内の船室に採光するための複数個の窓(前天窓11、後天窓12、お
よび、左右一対の側部窓13・13)を甲板1bに備えて構成される。
小型船舶1は、フロントガラス14、左右一対のサイドガラス15・15、および、可
動ルーフ16をキャビン1cに備えて構成される。
小型船舶1は、エンジンルーム1dと、レーダーアーム1eと、左右一対の空気導入口
1f・1fと、後部デッキ1gと、トランサムゲート1hと、を備えて構成される。
As shown in FIGS. 1 to 13, the
A
The
The
The
小型船舶1のエンジンルーム1dは、エンジンが配置されるように構成される。
エンジンルーム1dは、船体1aと甲板1bとで囲まれる空間(船内)に設けられる。
エンジンルーム1dは、キャビン1cの後下方に配置される。エンジンルーム1dは、後
部デッキ1gの下方に配置される。
The
The
The
小型船舶1のレーダーアーム1eは、レーダー(不図示)が配置されて、レーダーを支
持するように構成される。
レーダーアーム1eは、船体1aと一体的に構成される。
レーダーアーム1eは、アーチ状に形成される。レーダーアーム1eは、船体1aの上
端から後上方に傾斜して延出し、甲板1bの側部、キャビン1cの後側部、および、キャ
ビン1cの後上部を囲むように構成される。
The
The
The
小型船舶1の空気導入口1fは、船外から船内のエンジンルーム1dに、エンジンの吸
気用の空気を導入するように構成される。
小型船舶1は、空気導入口1fから船内に導入された空気は、配管(不図示)を介して
、エンジンルーム1dに供給されるように構成される(図14参照)。
The
The
小型船舶1の後部デッキ1gは、船尾部に配置される。後部デッキ1gは、キャビン1
cの後方に配置される。後部デッキ1gは、エンジンルーム1dの上方に配置される。
図14に示すように、後部デッキ1gは、開閉可能に構成される。
小型船舶1は、後部デッキ1gを回動させて開けた状態にして、エンジンルーム1d内
のエンジンのメンテナンス作業を行うことができるように構成される。
The
It is arranged behind c. The
As shown in FIG. 14, the
The
図1乃至図8に示すように、小型船舶1のトランサムゲート1hは、船尾側端部に配置
される。トランサムゲート1hは、後部デッキ1gを囲むトランサムの一部で構成される
。
図15に示すように、トランサムゲート1hは、回動可能に構成される。トランサムゲ
ート1hは、例えば、トランサムゲート1hを回動させて後方に倒した状態にして、小型
船舶1から陸上(例えば、桟橋)に移動するときの通路として用いられるように構成され
る。
As shown in FIGS. 1 to 8, the
As shown in FIG. 15, the
小型船舶1は、後部デッキ1gから出入口部1iを介して船内(キャビン1c内)に入
ることができるように構成される。図13に示すように、小型船舶1は、出入口部1iか
ら船内(キャビン1c内)に入ったところに、ラウンジスペースと操舵室2とが配置され
て構成される。
The
図3、図4、図14、または、図16乃至図18に示すように、小型船舶1の空気導入
口1fは、甲板1bの側部に配置される。空気導入口1fは、船体1aの上方に位置する
ように配置される。
空気導入口1fは、甲板1bを貫通するように形成される。
空気導入口1fは、レーダーアーム1eの内側(甲板1b側)に位置するように構成さ
れる。空気導入口1fは、レーダーアーム1eの内面(甲板1b側の面)の内側に位置す
るように構成される。空気導入口1fは、レーダーアーム1eの外側から見て(小型船舶
1の側面視で)、レーダーアーム1eと重なるように配置される。空気導入口1fは、レ
ーダーアーム1eの外側から見て、レーダーアーム1eから空気導入口1fがはみ出さな
いように構成される。
As shown in FIG. 3, FIG. 4, FIG. 14, or FIG. 16 to FIG. 18, the
The
The
以上のように、空気導入口1fがレーダーアーム1eの内側に位置するように構成され
る、小型船舶1では、空気導入口1fがレーダーアーム1eの内側に位置するため、レー
ダーアーム1e側(小型船舶1の側方)からかかってきた水が、レーダーアーム1eによ
って遮られて、空気導入口1fにかかることを抑制することができる。
したがって、小型船舶1によれば、空気導入口1fを介して水が船内に入込むことを抑
制することができる。
As described above, in the
Therefore, according to the
小型船舶1の空気導入口1fは、船首側に向かって開口するように構成される。空気導
入口1fは、前外側に向かって開口するように構成される。図19に示すように、空気導
入口1fは、レーダーアーム1eの船尾側の基部と甲板1bとが密接して塞がれるように
構成されて、船尾側に向かって開口しないように構成される。
The
以上のように、空気導入口1fが船首側に向かって開口するように構成される、小型船
舶1では、小型船舶1を前進させたときに、空気導入口1fから空気を導入し易くなる。
したがって、小型船舶1によれば、小型船舶1を前進させたときにおける、船外からエ
ンジンルーム1dへの空気の導入量を増加させることができる。
As described above, in the
Therefore, according to the
図3、図4、図14、または、図16乃至図18に示すように、小型船舶1の空気導入
口1fは、エンジンルーム1dよりも船首側に位置するように構成される。空気導入口1
fは、後下部側方に位置するように構成される。
As shown in FIG. 3, FIG. 4, FIG. 14, or FIG. 16 to FIG. 18, the
f is configured to be located on the rear lower side.
以上のように、空気導入口1fがエンジンルーム1dよりも船首側に位置するように構
成される、小型船舶1では、小型船舶1を前進させて空気導入口1fから導入された空気
の流通方向を大きく変更せずに(空気の流通方向を概ね前方から後方とした状態で)、空
気をエンジンルーム1dに供給することができる。
したがって、小型船舶1によれば、小型船舶1を前進させたときにおける、空気導入口
1fから導入された空気のエンジンルーム1dへの供給を容易に行うことができる。
As described above, in the
Therefore, according to the
図1乃至図4、図11、または、図16乃至図19に示すように、小型船舶1は、溝状
(凹状)に構成される案内溝1kと、略平面状に構成される受け部1xと、を備える。
As shown in FIGS. 1 to 4, 11, or 16 to 19, the
小型船舶1の受け部1xは、甲板1bの両側部にそれぞれ配置される。
受け部1xは、甲板1b側部の一部が内側に入込むとともに船首側に対向するように形
成される部分で構成される。受け部1xは、略平面状に構成される。受け部1xは、前下
後上に傾斜する傾斜面で構成される。
受け部1xは、レーダーアーム1eの内側(甲板1b側)に位置するように構成される
。空気導入口1fは、レーダーアーム1eの外側から見て(小型船舶1の側面視で)、レ
ーダーアーム1eと重なるように配置される。
空気導入口1fは、受け部1xに形成される。空気導入口1fは、受け部1xを貫通す
るように形成さえる。空気導入口1fは、受け部1xの外下部(受け部1xの一部)を貫
通するように形成さえる。
The receiving
The receiving
The receiving
The
小型船舶1の案内溝1kは、空気導入口1f(受け部1x)に空気を案内するように構
成される。
案内溝1kは、甲板1bの側部に配置される。案内溝1kは、船体1aの上方に位置す
るように配置される。案内溝1kは、キャビン1cの下方に位置するように構成される。
The
The
以上のように、空気を空気導入口1fに案内するように構成される案内溝1kを備える
、小型船舶1では、案内溝1kによって空気が空気導入口1f(受け部1x)に案内され
、当該空気導入口1fに案内された空気が空気導入口1fから導入されることとなる。
したがって、小型船舶1によれば、案内溝1kによって空気導入口1fに空気を案内し
て、船外からエンジンルーム1dへの空気の導入を容易に行うことができる。
As described above, in the
Therefore, according to the
小型船舶1の案内溝1kは、船首尾方向に形成される。
案内溝1kは、空気導入口1fの船首側に形成される。案内溝1kは、空気導入口1f
よりも船首側から、空気導入口1f(受け部1x)に至るように形成される。案内溝1k
は、案内溝1kの船尾側端部が空気導入口1f(受け部1x)に至るように構成される。
案内溝1kは、空気導入口1fと連通するように形成される。案内溝1kは、船首側か
ら船尾側に行くに従って幅が左右方向に若干広くなる(溝の深さが深くなる)ように構成
される。
The
The
It is formed so as to reach from the bow side to the
Is configured such that the stern side end of the
The
以上のように、案内溝1kが、空気導入口1fの船首側に形成される、小型船舶1では
、小型船舶1を前進させたときに、案内溝1kによって空気が空気導入口1f(受け部1
x)に案内され、当該空気導入口1fに案内された空気が空気導入口1fから導入される
こととなる。
したがって、小型船舶1によれば、小型船舶1を前進させたときに案内溝1kによって
空気導入口1fに空気を案内して、小型船舶1を前進させたときにおける、船外からエン
ジンルーム1dへの空気の導入を容易に行うことができる。
As described above, in the
The air guided to x) and guided to the
Therefore, according to the
図15、図20、または、図21に示すように、小型船舶1のトランサムゲート1hは
、張出し部17を有して構成される。
トランサムゲート1hの張出し部17は、平板状の部材である。
トランサムゲート1hの張出し部17は、トランサムゲート1h内に収納、または、ト
ランサムゲート1hから外側に張出する(延出する)ことができるように構成される。
トランサムゲート1hの張出し部17は、トランサムゲート1hを閉じた状態では、ト
ランサムゲート1h内にスライドさせて収納されるように構成される。
トランサムゲート1hの張出し部17は、トランサムゲート1hを回動させて後方に倒
した状態にして、トランサムゲート1hからスライドさせて外側に張出すことができるよ
うに構成される。トランサムゲート1hの張出し部17は、トランサムゲート1hを回動
させて後方に倒した状態にして、小型船舶1の側方(小型船舶1の幅方向)に張出すこと
ができるように構成される。トランサムゲート1hの張出し部17は、船体1aの幅まで
(船体1aの幅において最も広い部分)まで張出すことができるように構成される。
トランサムゲート1hの張出し部17は、左方または右方のいずれの方向へも張出すこ
とができるように構成される。
As shown in FIG. 15, FIG. 20, or FIG. 21, the
The overhanging
The overhanging
The overhanging
The overhanging
The overhanging
以上のように、トランサムゲート1hは、トランサムゲート1hを回動させて後方に倒
した状態にして、トランサムゲート1hから外側に張出すことができるように構成される
張出し部17を有する、小型船舶1では、トランサムゲート1hを回動させて後方に倒し
た状態にして、トランサムゲート1hの張出し部17を張出させることができる。
したがって、小型船舶1では、例えば、小型船舶1から陸上(例えば、桟橋)に移動す
るときに、トランサムゲート1hを回動させて後方に倒した状態にして張出し部17を張
出させることによって、トランサムゲート1hが張出し部17を有さないものに比べて、
小型船舶1から陸上への移動を容易に行うことができる。
As described above, the
Therefore, in the
Movement from the
図22または図25に示すように、小型船舶1の後部デッキ1gは、開口部1mと、窓
部18と、を備え、開口部1mに窓部18が設けられて構成される。
後部デッキ1gの窓部18は、枠18aと、リブ18bと、透明ガラス18c(強化ガ
ラス)と、を有し、透明ガラス18cが枠18aとリブ18bとに囲まれるように設けら
れて構成される。後部デッキ1gの透明ガラス18cとは、無色透明のもの、また、着色
透明のものを含むものとする。
後部デッキ1gの窓部18は、後部デッキ1gの略中央部に配置される。
後部デッキ1gの窓部18は、窓部18(窓部18の透明ガラス18c)および開口部
1mを介して、後部デッキ1g上からエンジンルーム1d内を観察することができるよう
に構成される。
As shown in FIG. 22 or FIG. 25, the
The
The
The
以上のように、エンジンルーム1dが後部デッキ1gの下方に配置され、後部デッキ1
gの窓部18が、透明ガラス18cを有して構成されるとともに、窓部18および開口部
1mを介して後部デッキ1g上からエンジンルーム1d内を観察可能に構成される、小型
船舶1では、窓部18および開口部1mを介して後部デッキ1g上からエンジンルーム1
d内を観察することができる。
したがって、小型船舶1によれば、後部デッキ1gを開けずにエンジンルーム1d内の
エンジンの状況を確認することができる。
As described above, the
In the
The inside of d can be observed.
Therefore, according to the
図23または図24に示すように、小型船舶1の後部デッキ1gの窓部18は、回動可
能に構成される。後部デッキ1gの窓部18は、左右それぞれに回動して観音開きするよ
うに構成される。
後部デッキ1gは、窓部18を回動させることによって、開口部1mを開閉可能に構成
される。
As shown in FIG. 23 or FIG. 24, the
The
以上のように、窓部18を回動させることによって、開口部1mを開閉可能に構成され
る、小型船舶1では、窓部18を開けた状態にして、後部デッキ1g上からエンジンルー
ム1d内のエンジンのメンテナンス作業を行うことができる。
As described above, in the
図22乃至図25に示すように、小型船舶1の後部デッキ1gは、凹部1nを備えて構
成される。
後部デッキ1gの凹部1nは、後部デッキ1gの上面に配置される。後部デッキ1gの
凹部1nは、開口部1mを囲むように配置される。後部デッキ1gの凹部1nは、開口部
1mの縁部外側に配置される。
後部デッキ1gの凹部1nは、平面視で窓部18の枠18aよりも若干大きく形成され
る。後部デッキ1gの凹部1nは、閉じた状態の窓部18が凹部1n内に配置されるよう
に構成される。後部デッキ1gの凹部1nは、閉じた状態の窓部18が凹部1nに嵌った
ような状態になるように構成される。
後部デッキ1gの凹部1nは、閉じた状態の窓部18の上面と、後部デッキ1gの上面
とが略面一となるように構成される。
As shown in FIGS. 22 to 25, the
The
The
The
以上のように、後部デッキ1gは凹部1nを備え、後部デッキ1gの凹部1nは閉じた
状態の窓部18が凹部1n内に配置されるように構成される、小型船舶1では、後部デッ
キ1gが窓部18を備える構成であっても、後部デッキ1g上を歩行する者が閉じた状態
の窓部18につまずくことを防止することができる。
As described above, the
図1乃至図8に示すように、小型船舶1は、操舵室2から見て、比較的、船首側が長く
構成される。
このため、小型船舶1では、前天窓11および後天窓12を配置するスペース(甲板1
bにおいて二個の天窓を船首尾方向に並べて配置するスペース)を確保することができる
。
またこのため、小型船舶1では、左右一対の側部窓13を、船首尾方向に大きく構成す
ることができる。
As shown in FIGS. 1 to 8, the
For this reason, in the
In b, a space for arranging two skylights side by side in the bow-stern direction) can be secured.
For this reason, in the
図1または図5に示すように、小型船舶1のフロントガラス16は、操舵室2の左右端
部間に亘るように構成される。
フロントガラス16は、フロントガラス16の左右幅が操舵室2の左右幅と略同一に形
成されて構成される。
As shown in FIG. 1 or FIG. 5, the
The
以上のように、フロントガラス16が操舵室2の左右端部間に亘るように構成される、
小型船舶1では、フロントガラス16が操舵室2の左右端部間に亘るように構成されない
ものに比べて、操舵室2の操舵席21からの視界を良好なものとすることができる。
As described above, the
In the
図26または図27に示すように、小型船舶1の可動ルーフ16は、固定部16aと可
動部16bとを有し、可動部16bがスライドして移動することによって、開閉可能に構
成される。可動ルーフ16の固定部16aと可動部16bとは、それぞれ枠にガラスが設
けられて構成される。
As shown in FIG. 26 or FIG. 27, the
小型船舶1は、空気導入口1fに網部材(メッシュ部材)を設けて、空気導入口1fを
介して船内に塵等の異物が入込むことを防止する構成とすることもできる。
The
図28に示すように、小型船舶1は、シート19と背もたれ20とを船尾部に備えて構
成することもできる。小型船舶1のシート19は後部デッキ1gに着脱可能に構成され、
背もたれ20はトランサムの内壁に着脱可能に構成される。
As shown in FIG. 28, the
The
次に、本発明の別実施形態に係る小型船舶1について、図29および図30を用いて説
明する。
なお、図29および図30に記載の小型船舶1の説明は、図1から図28に記載の小型
船舶1と同様の構成の部分については適宜省略し、図1から図28に記載の小型船舶1の
構成と異なる部分を中心に説明する。
Next, a
The description of the
図29または図30に示すように、小型船舶1の空気導入口1fは、甲板1bの側部に
配置される。空気導入口1fは、船体1aの上方に位置するように配置される。
空気導入口1fは、甲板1bを貫通するように形成される。
空気導入口1fは、レーダーアーム1eの内側(甲板1b側)に位置するように構成さ
れる。空気導入口1fは、レーダーアーム1eの内面(甲板1b側の面)の内側に位置す
るように構成される。空気導入口1fは、レーダーアーム1eの外側から見て(小型船舶
1の側面視で)、レーダーアーム1eと重なるように配置される。空気導入口1fは、レ
ーダーアーム1eの外側から見て、レーダーアーム1eから空気導入口1fがはみ出さな
いように構成される。
As shown in FIG. 29 or FIG. 30, the
The
The
以上のように、空気導入口1fがレーダーアーム1eの内側に位置するように構成され
る、小型船舶1では、空気導入口1fがレーダーアーム1eの内側に位置するため、レー
ダーアーム1e側(小型船舶1の側方)からかかってきた水が、レーダーアーム1eによ
って遮られて、空気導入口1fにかかることを抑制することができる。
したがって、小型船舶1によれば、空気導入口1fを介して水が船内に入込むことを抑
制することができる。
As described above, in the
Therefore, according to the
小型船舶1の空気導入口1fは、船首側に向かって開口するように構成される。空気導
入口1fは、前外側に向かって開口するように構成される。空気導入口1fは、レーダー
アーム1eの船尾側の基部と甲板1bとが密接して塞がれるように構成されて、船尾側に
向かって開口しないように構成される。
The
以上のように、空気導入口1fが船首側に向かって開口するように構成される、小型船
舶1では、小型船舶1を前進させたときに、空気導入口1fから空気を導入し易くなる。
したがって、小型船舶1によれば、小型船舶1を前進させたときにおける、船外からエ
ンジンルーム1dへの空気の導入量を増加させることができる。
As described above, in the
Therefore, according to the
小型船舶1の空気導入口1fは、エンジンルーム1dよりも船首側に位置するように構
成される。空気導入口1fは、後下部側方に位置するように構成される。
The
以上のように、空気導入口1fがエンジンルーム1dよりも船首側に位置するように構
成される、小型船舶1では、小型船舶1を前進させて空気導入口1fから導入された空気
の流通方向を大きく変更せずに(空気の流通方向を概ね前方から後方とした状態で)、空
気をエンジンルーム1dに供給することができる。
したがって、小型船舶1によれば、小型船舶1を前進させたときにおける、空気導入口
1fから導入された空気のエンジンルーム1dへの供給を容易に行うことができる。
As described above, in the
Therefore, according to the
小型船舶1は、溝状(凹状)に構成される案内溝1kを備える。
案内溝1kは、空気導入口1fに空気を案内するように構成される。
案内溝1kは、甲板1bの側部に配置される。案内溝1kは、船体1aの上方に位置す
るように配置される。案内溝1kは、キャビン1cの下方に位置するように構成される。
The
The
The
以上のように、空気を空気導入口1fに案内するように構成される案内溝1kを備える
、小型船舶1では、案内溝1kによって空気が空気導入口1fに案内され、当該空気導入
口1fに案内された空気が空気導入口1fから導入されることとなる。
したがって、小型船舶1によれば、案内溝1kによって空気導入口1fに空気を案内し
て、船外からエンジンルーム1dへの空気の導入を容易に行うことができる。
As described above, in the
Therefore, according to the
小型船舶1の案内溝1kは、船首尾方向に形成される。
案内溝1kは、空気導入口1fの船首側に形成される。案内溝1kは、空気導入口1f
よりも船首側から、空気導入口1fに至るように形成される。案内溝1kは、案内溝1k
の船尾側端部が空気導入口1fに至るように構成される。
案内溝1kは、空気導入口1fと連通するように形成される。案内溝1kは、船首側か
ら船尾側に行くに従って幅が左右方向に若干広くなる(溝の深さが深くなる)ように構成
される。
The
The
It is formed from the bow side to the
The stern side end is configured to reach the
The
以上のように、案内溝1kが、空気導入口1fの船首側に形成される、小型船舶1では
、小型船舶1を前進させたときに、案内溝1kによって空気が空気導入口1fに案内され
、当該空気導入口1fに案内された空気が空気導入口1fから導入されることとなる。
したがって、小型船舶1によれば、小型船舶1を前進させたときに案内溝1kによって
空気導入口1fに空気を案内して、小型船舶1を前進させたときにおける、船外からエン
ジンルーム1dへの空気の導入を容易に行うことができる。
As described above, in the
Therefore, according to the
1 小型船舶
1a 船体
1b 甲板
1c キャビン
1d エンジンルーム
1e レーダーアーム
1f 空気導入口
1g 後部デッキ
1h トランサムゲート
1k 案内溝
17 張出し部
18 窓部
DESCRIPTION OF
Claims (5)
ー用の小型船舶であって、
船外から船内のエンジンルームに空気を導入する空気導入口と、
レーダーを支持するレーダーアームと、
を備え、
前記空気導入口は、前記レーダーアームの内側に位置するように構成される、
小型船舶。 A leisure vessel that is configured to drive a propeller using an engine as a power source to obtain propulsive force,
An air inlet for introducing air from outside the ship into the engine room on the ship;
A radar arm that supports the radar,
With
The air inlet is configured to be located inside the radar arm;
Small ship.
請求項1に記載の小型船舶。 The air inlet is configured to open toward the bow side,
The small vessel according to claim 1.
請求項1または請求項2に記載の小型船舶。 A guide groove configured to guide the air to the air inlet;
The small vessel according to claim 1 or claim 2.
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の小型船舶。 The guide groove is formed on the bow side of the air inlet;
The small ship as described in any one of Claims 1-3.
前記トランサムゲートは、前記トランサムゲートを回動させて後方に倒した状態にして
、前記トランサムゲートから外側に張出すことができるように構成される、張出し部を備
える、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の小型船舶。 With a transom gate,
The transom gate includes a projecting portion configured to be able to project outward from the transom gate in a state where the transom gate is rotated and tilted backward.
The small ship as described in any one of Claims 1-4.
Priority Applications (6)
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---|---|---|---|
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PCT/JP2014/069065 WO2015012196A1 (en) | 2013-07-24 | 2014-07-17 | Small watercraft for leisure use |
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Applications Claiming Priority (1)
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Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Publications (1)
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Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016186243A (en) * | 2015-03-27 | 2016-10-27 | ヤンマー株式会社 | engine |
JP2017056757A (en) * | 2015-09-14 | 2017-03-23 | ヤマハ発動機株式会社 | Outboard engine boat |
-
2013
- 2013-12-12 JP JP2013257526A patent/JP2015024803A/en active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016186243A (en) * | 2015-03-27 | 2016-10-27 | ヤンマー株式会社 | engine |
US10087835B2 (en) | 2015-03-27 | 2018-10-02 | Yanmar Co., Ltd. | Engine |
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