JP2015023221A - 表示装置 - Google Patents

表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015023221A
JP2015023221A JP2013151889A JP2013151889A JP2015023221A JP 2015023221 A JP2015023221 A JP 2015023221A JP 2013151889 A JP2013151889 A JP 2013151889A JP 2013151889 A JP2013151889 A JP 2013151889A JP 2015023221 A JP2015023221 A JP 2015023221A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
led light
display device
blocking layer
light sources
base material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013151889A
Other languages
English (en)
Inventor
聖博 木越
Masahiro Kigoshi
聖博 木越
孝幸 石原
Takayuki Ishihara
孝幸 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP2013151889A priority Critical patent/JP2015023221A/ja
Priority to US14/330,525 priority patent/US20150021634A1/en
Publication of JP2015023221A publication Critical patent/JP2015023221A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】製造の容易化に適する表示装置を提供すること。【解決手段】 基材11と、基材11にマトリックス状に配置された複数のLED光源3と、基材11の厚さ方向Z視において複数のLED光源3に重なる、蛍光体669が混入された蛍光層66を更に備え、蛍光層66は、複数のLED光源3から、基材11の厚さ方向Zに離間した位置に配置されている。【選択図】 図2

Description

本発明は、表示装置に関する。
従来から、たとえば電車内の電光文字表示装置や、電子機器の文字表示装置として、ドットマトリックス表示装置が広く用いられている。ドットマトリックス表示装置は、複数のLEDモジュールをマトリックス状に配置することにより、構成されている。このようなLEDモジュールは、たとえば、特許文献1に開示されている。
同文献に開示のLEDモジュールは、モジュール基板と、第1LEDチップと、第2LEDチップと、第3LEDチップとを備える。モジュール基板には、第1LEDチップと、第2LEDチップと、第3LEDチップとが搭載されている。第1LEDチップは赤色光を発し、第2LEDチップは緑色光を発し、第3LEDチップは青色光を発する。第1LEDチップからの赤色光と、第2LEDチップからの緑色光と、第3LEDチップからの青色光と、が混色することにより、LEDモジュールからは白色光が発せられる。ドットマトリックス表示装置として、解像度を増加させることが要求されている。また、より容易に表示装置を製造する方法が求められている。
特開2003−17753号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、解像度を増加させたとしても、綺麗な文字や画像を表示できる表示装置を提供することをその主たる課題とする。
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、製造の容易化に適する表示装置を提供することをその主たる課題とする。
本発明の第1の側面によると、基材と、前記基材にマトリックス状に配置された複数のLED光源と、前記複数のLED光源から発せられた光の少なくとも一部の進行を遮断する材料よりなる第1光遮断層と、を備え、前記第1光遮断層は、前記基材の厚さ方向視において、前記複数のLED光源のうち互いに隣接する2つのLED光源の間の領域に重なる部位を有する、表示装置が提供される。
好ましくは、前記第1光遮断層は、前記基材の面内方向に沿って広がる膜状である。
好ましくは、前記第1光遮断層は、前記複数のLED光源から、前記基材の厚さ方向に離間した位置に配置されている。
好ましくは、前記第1光遮断層は、前記複数のLED光源から発せられた光の進行を完全に遮断する材料よりなる。
好ましくは、前記第1光遮断層は、半透明である。
好ましくは、前記第1光遮断層は、前記基材の厚さ方向視において、前記複数のLED光源に重なる部位を有する。
好ましくは、前記基材の厚さ方向視において前記複数のLED光源に重なる、蛍光体が混入された蛍光層を更に備える。
好ましくは、前記蛍光層は、前記複数のLED光源から、前記基材の厚さ方向に離間した位置に配置されている。
好ましくは、前記蛍光層は、前記第1光遮断層に積層されている。
好ましくは、前記蛍光層は、前記基材の厚さ方向において、前記第1光遮断層と前記基材との間に位置している。
好ましくは、前記第1光遮断層は、前記基材の厚さ方向において、前記蛍光層と前記基材との間に位置している。
好ましくは、前記複数のLED光源から発せられた光の少なくとも一部の進行を遮断する材料よりなる第2光遮断層を更に備え、前記第2光遮断層は、前記基材の厚さ方向視において、前記複数のLED光源のうち互いに隣接する2つのLED光源の間の領域に重なる部位を有する。
好ましくは、前記蛍光層は、前記基材の厚さ方向において、前記第1光遮断層と前記第2光遮断層との間に位置している。
好ましくは、前記第1光遮断層には、複数の第1開口が形成されており、前記複数の第1開口は、前記基材の厚さ方向視において、前記複数のLED光源にそれぞれ重なっている。
好ましくは、前記第2光遮断層には、複数の第2開口が形成されており、前記複数の第2開口は、前記基材の厚さ方向視において、前記複数のLED光源にそれぞれ重なっている。
好ましくは、前記第1光遮断層には、複数の第1開口が形成されており、前記複数の第1開口は、前記基材の厚さ方向視において、前記複数のLED光源にそれぞれ重なっており、前記第2光遮断層には、複数の第2開口が形成されており、前記複数の第2開口は、前記基材の厚さ方向視において、前記複数のLED光源にそれぞれ重なっており、前記第1開口の面積は、前記第2開口の面積よりも大きい。
好ましくは、前記基材の厚さ方向視において、前記第2開口の開口端面は全体にわたって、前記第1開口の開口端面の内側に位置している。
好ましくは、前記蛍光層は、前記複数の第1開口の各々の内部に位置している。
好ましくは、前記複数のLED光源の配置ピッチは、0.5〜1.2mmである。
好ましくは、前記第1光遮断層と前記基材との離間距離は、0.3〜0.7mmである。
好ましくは、前記複数のLED光源は各々、ベアチップLEDである。
好ましくは、前記複数のLED光源は各々、青色光を発する。
好ましくは、前記複数のLED光源は、空隙に露出している。
好ましくは、前記基材と前記第1光遮断層との間に介在する透光樹脂部を更に備え、前記透光樹脂部は、前記複数のLED光源を覆っている。
好ましくは、前記基材に形成された配線パターンを更に備え、前記配線パターンと前記複数のLED光源のいずれか一つとを接合する接合層を更に備える。
好ましくは、前記配線パターンと前記LED光源のいずれか一つとにボンディングされたワイヤを更に備える。
好ましくは、前記複数のLED光源を選択的に点灯させるための制御を行う制御部を更に備える。
本発明の第2の側面によると、基材と、前記基材にマトリックス状に配置された複数のLED光源と、前記基材の厚さ方向視において前記複数のLED光源に重なる、蛍光体が混入された蛍光層と、備え、前記蛍光層は、前記複数のLED光源から、前記基材の厚さ方向に離間した位置に配置されている。
好ましくは、前記基材に形成された遮光部を更に備え、前記遮光部は、前記複数のLED光源の間に介在している。
好ましくは、前記遮光部は、前記複数のLED光源のいずれか一つの側面に接している。
好ましくは、前記基材と前記蛍光層との間に介在する透光樹脂部を更に備え、前記透光樹脂部は、前記複数のLED光源を覆っている。
好ましくは、前記複数のLED光源は、空隙に露出している。
好ましくは、前記複数のLED光源から発せられた光の少なくとも一部の進行を遮断する材料よりなる第1光遮断層を更に備え、前記第1光遮断層は、前記基材の厚さ方向視において、前記複数のLED光源のうち互いに隣接する2つのLED光源の間の領域に重なる部位を有する。
好ましくは、前記第1光遮断層は、前記基材の面内方向に沿って広がる膜状である。
好ましくは、前記第1光遮断層は、前記複数のLED光源から、前記基材の厚さ方向に離間した位置に配置されている。
好ましくは、前記第1光遮断層は、前記複数のLED光源から発せられた光の進行を完全に遮断する材料よりなる。
好ましくは、前記第1光遮断層は、半透明である。
好ましくは、前記第1光遮断層は、前記基材の厚さ方向視において、前記複数のLED光源に重なる部位を有する。
好ましくは、前記蛍光層は、前記第1光遮断層に積層されている。
好ましくは、前記蛍光層は、前記基材の厚さ方向において、前記第1光遮断層と前記基材との間に位置している。
好ましくは、前記第1光遮断層は、前記基材の厚さ方向において、前記蛍光層と前記基材との間に位置している。
好ましくは、前記複数のLED光源から発せられた光の少なくとも一部の進行を遮断する材料よりなる第2光遮断層を更に備え、前記第2光遮断層は、前記基材の厚さ方向視において、前記複数のLED光源のうち互いに隣接する2つのLED光源の間の領域に重なる部位を有する。
好ましくは、前記蛍光層は、前記基材の厚さ方向において、前記第1光遮断層と前記第2光遮断層との間に位置している。
好ましくは、前記第1光遮断層には、複数の第1開口が形成されており、前記複数の第1開口は、前記基材の厚さ方向視において、前記複数のLED光源にそれぞれ重なっている。
好ましくは、前記第2光遮断層には、複数の第2開口が形成されており、前記複数の第2開口は、前記基材の厚さ方向視において、前記複数のLED光源にそれぞれ重なっている。
好ましくは、前記第1光遮断層には、複数の第1開口が形成されており、前記複数の第1開口は、前記基材の厚さ方向視において、前記複数のLED光源にそれぞれ重なっており、前記第2光遮断層には、複数の第2開口が形成されており、前記複数の第2開口は、前記基材の厚さ方向視において、前記複数のLED光源にそれぞれ重なっており、前記第1開口の面積は、前記第2開口の面積よりも大きい。
好ましくは、前記基材の厚さ方向視において、前記第2開口の開口端面は全体にわたって、前記第1開口の開口端面の内側に位置している。
好ましくは、前記蛍光層は、前記複数の第1開口の各々の内部に位置している。
好ましくは、前記複数のLED光源の配置ピッチは、0.5〜1.2mmである。
好ましくは、前記蛍光層と前記基材との離間距離は、0.3〜0.7mmである。
好ましくは、前記複数のLED光源は各々、ベアチップLEDである。
好ましくは、前記複数のLED光源は各々、青色光を発する。
好ましくは、前記基材に形成された配線パターンを更に備え、前記配線パターンと前記複数のLED光源のいずれか一つとを接合する接合層を更に備える。
好ましくは、前記配線パターンと前記LED光源のいずれか一つとにボンディングされたワイヤを更に備える。
好ましくは、前記複数のLED光源を選択的に点灯させるための制御を行う制御部を更に備える。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明の第1実施形態にかかる表示装置の断面図である。 図1に示した表示装置の部分拡大断面図である。 図1に示した表示装置の部分拡大平面図である。 図3から第1光遮断層および蛍光層を省略した図である。 本発明の第1実施形態の第1変形例にかかる表示装置の断面図である。 図5に示した表示装置の部分拡大平面図である。 本発明の第2実施形態にかかる表示装置の断面図である。 図7に示した表示装置の部分拡大平面図である。 本発明の第3実施形態にかかる表示装置の断面図である。 本発明の第4実施形態にかかる表示装置の断面図である。 本発明の第5実施形態にかかる表示装置の断面図である。 本発明の第6実施形態にかかる表示装置の断面図である。 表示装置の変形例を示す断面図である。 表示装置の変形例を示す断面図である。 表示装置の変形例を示す断面図である。 表示装置の変形例を示す断面図である。 表示装置の変形例を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
<第1実施形態>
図1〜図4を用いて、本発明の第1実施形態について説明する。
表示装置100は、基材11と、配線パターン12(図1では省略、図2参照)と、複数のLED光源3と、第1光遮断層61と、蛍光層66と、接合層71(図1では省略、図2参照)と、ワイヤ77(図1では省略、図2参照)と、制御部78と、を備える。
表示装置100は、高精細な文字や図形を表示可能に構成されている。表示装置100は、電子機器の表示装置として用いるのに適している。
基材11はLED光源3を配置するためのものである。本実施形態では、基材11は一方向に沿って延びる長手状である。
本実施形態では、基材11は、絶縁性の材料よりなる。このような絶縁性の材料としては、たとえば、セラミックもしくは絶縁性の樹脂が挙げられる。セラミックとしては、たとえば、Al23、SiC、または、AlNが挙げられる。絶縁性の樹脂としては、たとえば、ガラスエポキシ樹脂が挙げられる。
本実施形態とは異なり、基材11は、アルミニウムなどの金属よりなる基板に、絶縁膜が形成されたものであってもよい。
基材11は、基材表面111および基材裏面112を有する。
基材表面111および基材裏面112は互いに反対側を向いている。具体的には、基材表面111は、厚さ方向Zの一方(方向Z1)を向いており、基材裏面112は、厚さ方向Zの他方(方向Z2)を向いている。基材表面111および基材裏面112はいずれも平坦である。
図4は、図3から第1光遮断層61および蛍光層66を省略した図である。
図2、図4に示すように、配線パターン12は基材11に形成されている。具体的には、配線パターン12は基材11の基材表面111に形成されている。配線パターン12はLED光源3へ給電する機能を果たす。図4に示すように、配線パターン12は、基材11の平面視において所定のパターン形状となっている。配線パターン12のパターン形状は適宜変更可能である。配線パターン12は導電性の材料よりなり、このような導電性の材料のとしては、たとえば、Au、Ag、あるいは、Cuが挙げられる。
図2、図4に示すように、配線パターン12は、複数のダイボンディング部121と、複数のワイヤボンディング部122と、複数の連結部123とを有する。
複数のダイボンディング部121は各々、マトリックス状に配置されている。本実施形態においては、ダイボンディング部121の形状は円形状である。本実施形態とは異なり、ダイボンディング部121の形状は円形状に限定されず、矩形状等の他の形状であってもよい。
複数のワイヤボンディング部122は各々、マトリックス状に配置されている。本実施形態においては、ワイヤボンディング部122の形状は矩形状である。本実施形態とは異なり、ワイヤボンディング部122の形状は矩形状に限定されず、円形状等の他の形状であってもよい。
複数の連結部123は各々、複数のワイヤボンディング部122のうち第1方向Xにおいて隣接する2つのワイヤボンディング部122を、互いに連結している。連結部123は、第1方向Xに沿って延びる帯状である。
図1〜図4に示す複数のLED光源3は基材11に配置されている。具体的には、複数のLED光源3は、配線パターン12を介して基材11に配置されている。LED光源3は、配線パターン12におけるダイボンディング部121にボンディングされている。複数のLED光源3は、マトリックス状に配置されている。図3に示す、第1方向XにおけるLED光源3の配置ピッチP1は、たとえば、0.5〜1.2mmである。同様に、第2方向YにおけるLED光源3の配置ピッチP2は、たとえば、0.5〜1.2mmである。本実施形態では、LED光源3は青色光を発する。本実施形態とは異なり、LED光源3が青色光以外の光を発するものであってもよい。LED光源3は、たとえば、第1方向Xに20〜28個、第2方向Yに5〜7個、基材11に配置されている。
本実施形態においては、LED光源3は、ベアチップLEDである。すなわち、LED光源3はは、n型半導体層と、活性層と、p型半導体層と、を有する。上記n型半導体層は上記活性層に積層されている。上記活性層は上記p型半導体層に積層されている。活性層は、n型半導体層とp型半導体層との間に位置する。n型半導体層、活性層、およびp型半導体層は、たとえば、GaNよりなる。LED光源3の上面および下面にはそれぞれ、電極(図示略)が形成されている。
図2に示すように、LED光源3は側面31を有する。側面31は、基材11の厚さ方向Zに対して直角である方向を向いている。
図2、図4等に示す複数のワイヤ77は各々、LED光源3および配線パターン12のいずれにもボンディングされている。具体的には、ワイヤ77は、LED光源3と、配線パターン12におけるワイヤボンディング部122と、にボンディングされている。これにより、LED光源3と配線パターン12とが導通している。
図2に示すように、接合層71はLED光源3および配線パターン12を接合している。接合層71は、LED光源3および配線パターン12(具体的には、ダイボンディング部121)の間に介在している。接合層71は、LED光源3および配線パターン12のいずれにも直接接している。接合層71は導電性材料よりなる。接合層71を構成する導電性材料としては、ハンダもしくはAgが挙げられる。本実施形態とは異なり、たとえば、LED光源3に2本のワイヤをボンディングする場合には、接合層71は絶縁性材料よりなっていてもよい。
図1に示す制御部78は、複数のLED光源3を選択的に点灯させるための制御を行う。具体的には、制御部78は、表示装置100に入力される表示信号にしたがって複数のLED光源3を点灯および消灯させる。制御部78は、基材11に搭載されている。本実施形態においては、制御部78は、表示画像情報をシリアル信号によって受けるものであり、平面視寸法がたとえば5mm×5mm程度の小型チップである。
図2等に示す蛍光層66は、蛍光体669が混入された層である。蛍光層66の主成分は、透明な樹脂よりなり、このような樹脂は、たとえば、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、もしくは、ポリビニル系樹脂である。蛍光層66は、透明な樹脂に蛍光体669が混入された層である。蛍光層66は、複数のLED光源3から、基材11の厚さ方向Zに離間した位置に配置されている。蛍光層66は、基材11の面内方向に沿って広がる膜状である。すなわち、蛍光層66は基材11に平行に配置されている。蛍光層66は、厚さ方向Z視において複数のLED光源3に重なる部分を有している。本実施形態においては、蛍光層66は、厚さ方向Z視において、複数のLED光源3のうち互いに隣接する2つのLED光源3の間の領域にも重なっている。蛍光層66としては、たとえば蛍光シートを用いるとよい。蛍光層66の厚さは、たとえば、0.05〜0.15mmである。
蛍光層66は、蛍光層表面661および蛍光層裏面662を有する。
蛍光層表面661および蛍光層裏面662は互いに反対側を向いている。具体的には、蛍光層表面661は、厚さ方向Zの一方(方向Z1)を向いており、蛍光層裏面662は、厚さ方向Zの他方(方向Z2)を向いている。蛍光層表面661および蛍光層裏面662はいずれも平坦である。蛍光層裏面662にはLED光源3からの光L31が入射する。蛍光層表面661からは、蛍光層66を通過してきた光L31が出射される。
蛍光体669は各々、LED光源3から放たれた光によって励起されることにより、LED光源3から放たれた光とは異なる波長の光を発する。本実施形態では、LED光源3から放たれた光と、蛍光体669から発せられた光と、が混色することにより、蛍光層66からは白色光が発せられる。本実施形態とは異なり、LED光源3から放たれた光と、各蛍光体669から発せられた光と、が混色することにより、白色以外の光を蛍光層66が放つ構成を採用してもよい。
図2等に示す第1光遮断層61は、LED光源3から発せられた光L31の少なくとも一部の進行を遮断する材料よりなる。第1光遮断層61は、複数のLED光源3から、基材11の厚さ方向Zに離間した位置に配置されている。第1光遮断層61は、基材11の面内方向に沿って広がる膜状である。すなわち、第1光遮断層61は基材11に平行に配置されている。第1光遮断層61は、たとえば印刷によって形成するとよい。第1光遮断層61は、厚さ方向Z視において、複数のLED光源3のうち互いに隣接する2つのLED光源3の間の領域に重なる部分を有している。本実施形態においては、第1光遮断層61は、LED光源3から発せられた光を完全に遮断する材料よりなる。具体的には、第1光遮断層61は、金属あるいは、PET(Polyethylene terephthalate)よりなる。金属としては、たとえばステンレスが挙げられる。本実施形態とは異なり、第1光遮断層61は、LED光源3から発せられた光の一部を透過させる材料よりなっていてもよい。すなわち、第1光遮断層61は、たとえばスモーク加工されるなどして、半透明となっているものであってもよい。半透明の第1光遮断層61は、たとえば、透光性の樹脂に、顔料や粉末が混入されたものである。第1光遮断層61の厚さは、たとえば、0.05〜0.15mmである。
第1光遮断層61は、第1光遮断層表面611および第1光遮断層裏面612を有する。
第1光遮断層表面611および第1光遮断層裏面612は互いに反対側を向いている。具体的には、第1光遮断層表面611は、厚さ方向Zの一方(方向Z1)を向いており、第1光遮断層裏面612は、厚さ方向Zの他方(方向Z2)を向いている。第1光遮断層表面611および第1光遮断層裏面612はいずれも平坦である。
本実施形態においては、第1光遮断層61および蛍光層66は互いに積層されている。第1光遮断層61および蛍光層66は互いに接している。本実施形態では更に、基材11の厚さ方向Zにおいて、第1光遮断層61と基材11との間に、蛍光層66が位置している。すなわち、第1光遮断層61は、蛍光層66の蛍光層表面661に位置している。
第1光遮断層61には、複数の第1開口617が形成されている。
複数の第1開口617はいずれも矩形状である。複数の第1開口617は、厚さ方向Z視において、複数のLED光源3にそれぞれ重なっている。また、厚さ方向Z視において第1開口617に重なる部位を、蛍光層66が有している。第1開口617のサイズは、たとえば、0.5mm×0.5mmである。
第1光遮断層61および蛍光層66は、図1に示した、基材11に設けられた支持部891によって支持されている。
表示装置100においては、空隙51が形成されている。空隙51には複数のLED光源3が露出している。空隙51の上端は蛍光層66に規定されている。基材11と第1光遮断層61との離間距離、および、基材11と蛍光層66との離間距離は、0.3〜0.7mmであることが好ましい。本実施形態では、空隙51の下端(基材11の基材表面111)から、空隙51の上端(蛍光層66の蛍光層裏面662)の距離が、0.3〜0.7mmである。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態においては、表示装置100は、LED光源3から発せられた光L31の少なくとも一部の進行を遮断する材料よりなる第1光遮断層61を備える。第1光遮断層61は、基材11の厚さ方向Z視において、複数のLED光源3のうち互いに隣接する2つのLED光源3の間の領域に重なる部位を有する。このような構成によると、表示装置100の稼動時に表示装置100を図1の上側から見た際の、複数のLED光源3のうち互いに隣接する2つのLED光源3の間の領域に対応する箇所を、より暗くすることが可能となる。これにより、表示装置100によって表示される画素を、より鮮明にすることができる。したがって、表示装置100によって表示される文字や図形の画素を、より鮮明にすることが可能となる。その結果、解像度を増加させたとしても、綺麗な文字や画像を表示できる。
本実施形態においては、第1光遮断層61は、複数のLED光源3から発せられた光L31の進行を完全に遮断する材料よりなる。このような構成によると、表示装置100によって表示される画素を、更に鮮明にすることができる。その結果、解像度を増加させつつ、より綺麗な文字や図形を表示できる。
本実施形態においては、複数のLED光源3は各々、ベアチップLEDである。このような構成によると、LED光源3どうしの配置ピッチP1,P2をより小さくすることができる。このことは、表示装置100によって表示される文字や図形の高精細化に適する。
本実施形態においては、表示装置100は、基材11の厚さ方向Z視において複数のLED光源3に重なる、蛍光体669が混入された蛍光層66を備える。蛍光層66は、複数のLED光源3から、基材11の厚さ方向Zに離間した位置に配置されている。このような構成によると、ポッティングによって、各LED光源3を覆う蛍光部を形成する必要がない。このことは、表示装置100の製造の容易化に適する。また、当該構成は、LED光源3がベアチップLEDであり、且つ、各LED光源3の配置ピッチP1がより小さい本実施形態において、特に有用である。
<第1実施形態の第1変形例>
図5、図6を用いて、本発明の第1実施形態の第1変形例について説明する。
なお、以下の説明では、上記と同一もしくは類似の構成については上記と同一の符号を付し、説明を適宜省略する。
図5、図6に示す表示装置101は、第1光遮断層61および蛍光層66の積層の順番が逆になっている。本変形例では、基材11の厚さ方向Zにおいて、蛍光層66と基材11との間に、第1光遮断層61が位置している。すなわち、蛍光層66が、第1光遮断層61の第1光遮断層表面611に位置している。
このような構成によっても、表示装置100で述べた作用効果と同様の作用効果を奏する。
<第2実施形態>
図7、図8を用いて、本発明の第2実施形態について説明する。
図7、図8に示す表示装置102は、基材11と、配線パターン12と、複数のLED光源3と、第1光遮断層61と、第2光遮断層62と、蛍光層66と、接合層71と、ワイヤ77と、制御部78(本実施形態では図示略)と、を備える。
基材11と、配線パターン12と、LED光源3と、第1光遮断層61と、蛍光層66と、接合層71と、ワイヤ77と、制御部78についての説明は、表示装置100に関して述べた説明を適用できるから、本実施形態では説明を省略する。
第2光遮断層62は、LED光源3から発せられた光L31の少なくとも一部の進行を遮断する材料よりなる。第2光遮断層62は、複数のLED光源3から、基材11の厚さ方向Zに離間した位置に配置されている。第2光遮断層62は、基材11の面内方向に沿って広がる膜状である。すなわち、第2光遮断層62は基材11に平行に配置されている。第2光遮断層62は、たとえば印刷によって形成するとよい。第2光遮断層62は、厚さ方向Z視において、複数のLED光源3のうち互いに隣接する2つのLED光源3の間の領域に重なる部分を有している。本実施形態においては、第2光遮断層62は、LED光源3から発せられた光を完全に遮断する材料よりなる。具体的には、第2光遮断層62は、金属あるいは、PET(Polyethylene terephthalate)よりなる。金属としては、たとえばステンレスが挙げられる。本実施形態とは異なり、第2光遮断層62は、LED光源3から発せられた光の一部を透過させる材料よりなっていてもよい。すなわち、第2光遮断層62は、たとえばスモーク加工されるなどして、半透明となっているものであってもよい。半透明の第2光遮断層62は、たとえば、透光性の樹脂に、顔料や粉末が混入されたものである。第2光遮断層62の厚さは、たとえば、0.05〜0.15mmである。
第2光遮断層62は、第2光遮断層表面621および第2光遮断層裏面622を有する。
第2光遮断層表面621および第2光遮断層裏面622は互いに反対側を向いている。具体的には、第2光遮断層表面621は、厚さ方向Zの一方(方向Z1)を向いており、第2光遮断層裏面622は、厚さ方向Zの他方(方向Z2)を向いている。第2光遮断層表面621および第2光遮断層裏面622はいずれも平坦である。
本実施形態においては、第2光遮断層62および蛍光層66は互いに積層されている。第2光遮断層62および蛍光層66は互いに接している。本実施形態では更に、基材11の厚さ方向Zにおいて、第2光遮断層62と第1光遮断層61との間に、蛍光層66が位置している。
第2光遮断層62には、複数の第2開口627が形成されている。
複数の第2開口627はいずれも矩形状である。複数の第2開口627は、厚さ方向Z視において、複数のLED光源3にそれぞれ重なっている。また、厚さ方向Z視において第2開口627に重なる部位を、蛍光層66が有している。
図7、図8に示すように、各第2開口627の面積は、各第1開口617の面積よりも小さい。そして、基材11の厚さ方向Z視において、第2開口627の開口端面627aは全体にわたって、第1開口617の開口端面617aの内側に位置している。なお、本実施形態とは異なり、各第2開口627の面積は、各第1開口617の面積と同一であってもよく、あるいは、各第2開口627の面積は、各第1開口617の面積よりも大きくてもよい。
表示装置102においては、空隙51が形成されている。空隙51には複数のLED光源3が露出している。空隙51の上端は第2光遮断層62に規定されている。空隙51の下端(基材11の基材表面111)から、空隙51の上端(第2光遮断層62の第2光遮断層裏面622)の距離は、たとえば、0.3〜0.7mmである。
本実施形態によると、表示装置100に関して述べた作用効果に加え、以下の作用効果を奏する。
本実施形態においては、第2開口627の面積は、第1開口617の面積よりも小さい。このような構成によると、不要な光L32が蛍光層66に入射することを防止できる。これにより、あるLED光源3から発せられた光L31が、蛍光層66を通過して、このLED光源3の横のLED光源3に重なる第1開口617から出射することを、抑制できる。また、あるLED光源3から発せられた光L33が、このLED光源3の横のLED光源3に重なる第2開口627に直接入射することを、抑制できる。そのため、表示装置102によって表示される画素を、より鮮明にすることができる。したがって、表示装置102によって表示される文字や図形の画素を、より鮮明にすることが可能となる。その結果、解像度を増加させたとしても、綺麗な文字や画像を表示できる。
<第3実施形態>
図9を用いて、本発明の第3実施形態について説明する。
図9に示す表示装置103は、基材11と、配線パターン12と、複数のLED光源3と、第1光遮断層61と、蛍光層66と、接合層71と、ワイヤ77と、制御部78(本実施形態では図示略)と、を備える。
本実施形態の表示装置103は、第1光遮断層61の第1開口617内に、蛍光層66が位置している点において、表示装置100と相違する。以下具体的に説明する。
基材11と、配線パターン12と、LED光源3と、接合層71と、ワイヤ77と、制御部78についての説明は、表示装置100に関して述べた説明を適用できるから、本実施形態では説明を省略する。
第1光遮断層61は、LED光源3から発せられた光L31の少なくとも一部の進行を遮断する材料よりなる。第1光遮断層61は、複数のLED光源3から、基材11の厚さ方向Zに離間した位置に配置されている。第1光遮断層61は、基材11の面内方向に沿って広がる膜状である。すなわち、第1光遮断層61は基材11に平行に配置されている。第1光遮断層61は、厚さ方向Z視において、複数のLED光源3のうち互いに隣接する2つのLED光源3の間の領域に重なる部分を有している。本実施形態においては、第1光遮断層61は、LED光源3から発せられた光を完全に遮断する材料よりなる。具体的には、第1光遮断層61は、金属あるいは、PET(Polyethylene terephthalate)よりなる。金属としては、たとえばステンレスが挙げられる。本実施形態とは異なり、第1光遮断層61は、LED光源3から発せられた光の一部を透過させる材料よりなっていてもよい。すなわち、第1光遮断層61は、たとえばスモーク加工されるなどして、半透明となっているものであってもよい。半透明の第1光遮断層61は、たとえば、透光性の樹脂に、顔料や粉末が混入されたものである。
第1光遮断層61は、第1光遮断層表面611および第1光遮断層裏面612を有する。
第1光遮断層表面611および第1光遮断層裏面612は互いに反対側を向いている。具体的には、第1光遮断層表面611は、厚さ方向Zの一方(方向Z1)を向いており、第1光遮断層裏面612は、厚さ方向Zの他方(方向Z2)を向いている。第1光遮断層表面611および第1光遮断層裏面612はいずれも平坦である。
第1光遮断層61には、複数の第1開口617が形成されている。
複数の第1開口617はいずれも矩形状である。複数の第1開口617は、厚さ方向Z視において、複数のLED光源3にそれぞれ重なっている。また、厚さ方向Z視において第1開口617に重なる部位を、蛍光層66が有している。第1開口617のサイズは、たとえば、0.5mm×0.5mmである。
蛍光層66は、蛍光体669が混入された層である。蛍光層66の主成分は、たとえば、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、もしくは、ポリビニル系樹脂である。蛍光層66は、これらの樹脂に蛍光体669が混入された層である。蛍光層66は、複数のLED光源3から、基材11の厚さ方向Zに離間した位置に配置されている。蛍光層66は、厚さ方向Z視において複数のLED光源3に重なる部分を有している。
本実施形態では、蛍光層66は、第1光遮断層61における第1開口617内に位置している。蛍光層66は、たとえば、第1光遮断層61を形成した後に、蛍光層66を構成する材料を第1開口617内に充填することにより形成される。
蛍光層66は、蛍光層表面661および蛍光層裏面662を有する。
蛍光層表面661および蛍光層裏面662は互いに反対側を向いている。具体的には、蛍光層表面661は、厚さ方向Zの一方(方向Z1)を向いており、蛍光層裏面662は、厚さ方向Zの他方(方向Z2)を向いている。蛍光層表面661および蛍光層裏面662はいずれも平坦である。蛍光層裏面662にはLED光源3からの光L31が入射する。蛍光層表面661からは、蛍光層66を通過してきた光L31が出射される。蛍光層表面661は、第1光遮断層表面611と面一であり、蛍光層裏面662は、第1光遮断層裏面612と面一である。
蛍光体669は、表示装置100に関して述べた説明を適用できるから、本実施形態では説明を省略する。
表示装置103においては、空隙51が形成されている。空隙51には複数のLED光源3が露出している。空隙51の上端は、蛍光層66および第1光遮断層61に規定されている。空隙51の下端(基材11の基材表面111)から、空隙51の上端(第1光遮断層裏面612)の距離は、たとえば、0.3〜0.7mmである。
本実施形態によると、表示装置100に関して述べた作用効果に加え、以下の作用効果を奏する。
本実施形態では、蛍光層66は、複数の第1開口617の各々の内部に位置している。このような構成によると、表示装置100とは異なり、ある第1開口617から出射すべき光L31が、蛍光層66内を通過して、他の第1開口617から出射することを防止できる。そのため、表示装置103によって表示される画素を、より鮮明にすることができる。したがって、表示装置103によって表示される文字や図形の画素を、より鮮明にすることが可能となる。その結果、解像度を増加させたとしても、綺麗な文字や画像を表示できる。
<第4実施形態>
図10を用いて、本発明の第4実施形態について説明する。
表示装置104は、基材11と、配線パターン12と、複数のLED光源3と、第1光遮断層61と、蛍光層66と、接合層71と、ワイヤ77と、制御部78(本実施形態では図示略)と、を備える。
本実施形態においても、第1光遮断層61は、LED光源3から発せられた光L31の少なくとも一部の進行を遮断する材料よりなる。本実施形態の表示装置104は、第1光遮断層61が、半透明である点において、表示装置100と異なる。すなわち、第1光遮断層61は、LED光源3から発せられた光の一部を透過させる材料よりなっている。第1光遮断層61は、たとえばスモーク加工されるなどして、半透明となっている。半透明の第1光遮断層61は、たとえば、透光性の樹脂に、顔料や粉末が混入されたものである。また、第1光遮断層61には、第1開口617が形成されておらず、厚さ方向Z視において、複数のLED光源3に重なっている。本実施形態では、蛍光層66が、第1光遮断層61と基材11との間に位置している。なお、本実施形態とは異なり、第1光遮断層61が、蛍光層66と基材11との間に位置していてもよい。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態においては、表示装置104は、LED光源3から発せられた光L31の少なくとも一部の進行を遮断する材料よりなる第1光遮断層61を備える。第1光遮断層61は、基材11の厚さ方向Z視において、複数のLED光源3のうち互いに隣接する2つのLED光源3の間の領域に重なる部位を有する。このような構成によると、表示装置100に関して述べたのと同様に、解像度を増加させたとしても、綺麗な文字や画像を表示できる。
本実施形態においては、複数のLED光源3は各々、ベアチップLEDである。このような構成によると、LED光源3どうしの配置ピッチP1,P2(本実施形態では図示略、図3参照)をより小さくすることができる。このことは、表示装置104によって表示される文字や図形の高精細化に適する。
本実施形態においては、表示装置104は、基材11の厚さ方向Z視において複数のLED光源3に重なる、蛍光体669が混入された蛍光層66を備える。蛍光層66は、複数のLED光源3から、基材11の厚さ方向Zに離間した位置に配置されている。このような構成によると、ポッティングによって、各LED光源3を覆う蛍光部を形成する必要がない。このことは、表示装置104の製造の容易化に適する。また、当該構成は、LED光源3がベアチップLEDであり、且つ、各LED光源3の配置ピッチP1がより小さい本実施形態において、特に有用である。
<第5実施形態>
図11を用いて、本発明の第5実施形態について説明する。
表示装置105は、基材11と、配線パターン12と、複数のLED光源3と、遮光部59と、蛍光層66と、接合層71と、ワイヤ77と、制御部78(本実施形態では図示略)と、を備え、第1光遮断層61を備えていない。表示装置105は、第1光遮断層61を備えていない点、および、遮光部59を備えている点、を除き、表示装置100と同様である。
遮光部59は、基材11に形成されている。遮光部59は、複数のLED光源3の間に介在している。また、遮光部59は、LED光源3の側面31に接している。遮光部59は、絶縁性であり、たとえば、シリコーン樹脂に酸化チタン粒子が混入したものである。本実施形態では、遮光部59は白色である。本実施形態とは異なり、遮光部59は白色に限定されず、黒色であってもよい。遮光部59は、たとえば、複数のLED光源3を基材11に配置した後に、樹脂を塗布することにより形成される。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態においては、複数のLED光源3は各々、ベアチップLEDである。このような構成によると、LED光源3どうしの配置ピッチP1,P2(本実施形態では図示略、図3参照)をより小さくすることができる。このことは、表示装置105によって表示される文字や図形の高精細化に適する。
本実施形態においては、表示装置105は、基材11の厚さ方向Z視において複数のLED光源3に重なる、蛍光体669が混入された蛍光層66を備える。蛍光層66は、複数のLED光源3から、基材11の厚さ方向Zに離間した位置に配置されている。このような構成によると、ポッティングによって、各LED光源3を覆う蛍光部を形成する必要がない。このことは、表示装置105の製造の容易化に適する。また、当該構成は、LED光源3がベアチップLEDであり、且つ、各LED光源3の配置ピッチP1がより小さい本実施形態において、特に有用である。
本実施形態においては、遮光部59が、基材11に形成されている。遮光部59は、複数のLED光源3の間に介在している。このような構成によると、LED光源3から横方向に向かう光L31を減少させることができる。このことは、点灯させている画素に隣接する画素が不当に明るくなってしまう不都合を回避するのに適する。
<第6実施形態>
図12を用いて、本発明の第6実施形態について説明する。
表示装置106は、複数のLED光源3を覆う透光樹脂部52を備えている点において、表示装置105と異なる。
透光樹脂部52は、LED光源3から放たれた光を透過させる材料よりなる。透光樹脂部52は、完全な透明であってもよいし、半透明であってもよい。透光樹脂部52は、蛍光層66に接している。
本実施形態によると、表示装置105に関して述べた作用効果と同様の作用効果を奏する。
なお、透光樹脂部52を有する構成を、表示装置100〜104の各装置に適用してもよい。図13に示した表示装置100aが、図2に示した表示装置100の変形例であり、図14に示した表示装置101aが、図5に示した表示装置101の変形例であり、図15に示した表示装置102aが、図7に示した表示装置102の変形例であり、図16に示した表示装置103aが、図9に示した表示装置103の変形例であり、図17に示した表示装置104aが、図10に示した表示装置104の変形例である。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
たとえば、上述の説明では、表示装置が蛍光層66を備える例を示したが、蛍光層66を備えない構成を採用してもよい。
100,101,102,103,104,105,106,100a,101a,102a,103a,104a 表示装置
11 基材
111 基材表面
112 基材裏面
12 配線パターン
121 ダイボンディング部
122 ワイヤボンディング部
123 連結部
3 LED光源
31 側面
51 空隙
52 透光樹脂部
59 遮光部
61 第1光遮断層
611 第1光遮断層表面
612 第1光遮断層裏面
617 第1開口
617a 開口端面
62 第2光遮断層
621 第2光遮断層表面
622 第2光遮断層裏面
627 第2開口
627a 開口端面
66 蛍光層
661 蛍光層表面
662 蛍光層裏面
669 蛍光体
71 接合層
77 ワイヤ
78 制御部
891 支持部
L31,L32,L33 光
P1,P2 配置ピッチ
X 第1方向
Y 第2方向
Z 厚さ方向

Claims (28)

  1. 基材と、
    前記基材にマトリックス状に配置された複数のLED光源と、
    前記基材の厚さ方向視において前記複数のLED光源に重なる、蛍光体が混入された蛍光層と、備え、
    前記蛍光層は、前記複数のLED光源から、前記基材の厚さ方向に離間した位置に配置されている、表示装置。
  2. 前記基材に形成された遮光部を更に備え、
    前記遮光部は、前記複数のLED光源の間に介在している、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記遮光部は、前記複数のLED光源のいずれか一つの側面に接している、請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記基材と前記蛍光層との間に介在する透光樹脂部を更に備え、
    前記透光樹脂部は、前記複数のLED光源を覆っている、請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記複数のLED光源は、空隙に露出している、請求項1に記載の表示装置。
  6. 前記複数のLED光源から発せられた光の少なくとも一部の進行を遮断する材料よりなる第1光遮断層を更に備え、
    前記第1光遮断層は、前記基材の厚さ方向視において、前記複数のLED光源のうち互いに隣接する2つのLED光源の間の領域に重なる部位を有する、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の表示装置。
  7. 前記第1光遮断層は、前記基材の面内方向に沿って広がる膜状である、請求項6に記載の表示装置。
  8. 前記第1光遮断層は、前記複数のLED光源から、前記基材の厚さ方向に離間した位置に配置されている、請求項6または請求項7に記載の表示装置。
  9. 前記第1光遮断層は、前記複数のLED光源から発せられた光の進行を完全に遮断する材料よりなる、請求項6ないし請求項8のいずれかに記載の表示装置。
  10. 前記第1光遮断層は、半透明である、請求項6ないし請求項8のいずれかに記載の表示装置。
  11. 前記第1光遮断層は、前記基材の厚さ方向視において、前記複数のLED光源に重なる部位を有する、請求項10に記載の表示装置。
  12. 前記蛍光層は、前記第1光遮断層に積層されている、請求項6または請求項11に記載の表示装置。
  13. 前記蛍光層は、前記基材の厚さ方向において、前記第1光遮断層と前記基材との間に位置している、請求項12に記載の表示装置。
  14. 前記第1光遮断層は、前記基材の厚さ方向において、前記蛍光層と前記基材との間に位置している、請求項12に記載の表示装置。
  15. 前記複数のLED光源から発せられた光の少なくとも一部の進行を遮断する材料よりなる第2光遮断層を更に備え、
    前記第2光遮断層は、前記基材の厚さ方向視において、前記複数のLED光源のうち互いに隣接する2つのLED光源の間の領域に重なる部位を有する、請求項6に記載の表示装置。
  16. 前記蛍光層は、前記基材の厚さ方向において、前記第1光遮断層と前記第2光遮断層との間に位置している、請求項15に記載の表示装置。
  17. 前記第1光遮断層には、複数の第1開口が形成されており、
    前記複数の第1開口は、前記基材の厚さ方向視において、前記複数のLED光源にそれぞれ重なっている、請求項6に記載の表示装置。
  18. 前記第2光遮断層には、複数の第2開口が形成されており、
    前記複数の第2開口は、前記基材の厚さ方向視において、前記複数のLED光源にそれぞれ重なっている、請求項15または請求項16に記載の表示装置。
  19. 前記第1光遮断層には、複数の第1開口が形成されており、
    前記複数の第1開口は、前記基材の厚さ方向視において、前記複数のLED光源にそれぞれ重なっており、
    前記第2光遮断層には、複数の第2開口が形成されており、
    前記複数の第2開口は、前記基材の厚さ方向視において、前記複数のLED光源にそれぞれ重なっており、
    前記第1開口の面積は、前記第2開口の面積よりも大きい、請求項15または請求項16に記載の表示装置。
  20. 前記基材の厚さ方向視において、前記第2開口の開口端面は全体にわたって、前記第1開口の開口端面の内側に位置している、請求項19に記載の表示装置。
  21. 前記蛍光層は、前記複数の第1開口の各々の内部に位置している、請求項17に記載の表示装置。
  22. 前記複数のLED光源の配置ピッチは、0.5〜1.2mmである、請求項1ないし請求項21のいずれかに記載の表示装置。
  23. 前記蛍光層と前記基材との離間距離は、0.3〜0.7mmである、請求項1に記載の表示装置。
  24. 前記複数のLED光源は各々、ベアチップLEDである、請求項1ないし請求項23のいずれかに記載の表示装置。
  25. 前記複数のLED光源は各々、青色光を発する、請求項1ないし請求項24のいずれかに記載の表示装置。
  26. 前記基材に形成された配線パターンを更に備え、
    前記配線パターンと前記複数のLED光源のいずれか一つとを接合する接合層を更に備える、請求項1ないし請求項25のいずれかに記載の表示装置。
  27. 前記配線パターンと前記LED光源のいずれか一つとにボンディングされたワイヤを更に備える、請求項26に記載の表示装置。
  28. 前記複数のLED光源を選択的に点灯させるための制御を行う制御部を更に備える、請求項1ないし請求項27のいずれかに記載の表示装置。
JP2013151889A 2013-07-22 2013-07-22 表示装置 Pending JP2015023221A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013151889A JP2015023221A (ja) 2013-07-22 2013-07-22 表示装置
US14/330,525 US20150021634A1 (en) 2013-07-22 2014-07-14 Display unit using led light sources

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013151889A JP2015023221A (ja) 2013-07-22 2013-07-22 表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015023221A true JP2015023221A (ja) 2015-02-02

Family

ID=52487407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013151889A Pending JP2015023221A (ja) 2013-07-22 2013-07-22 表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015023221A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101668965B1 (ko) * 2015-11-27 2016-10-24 주식회사 지엘비젼 발광 다이오드 패키지 및 조명장치
WO2020096383A1 (ko) * 2018-11-07 2020-05-14 서울바이오시스 주식회사 표시 장치
WO2020101172A1 (en) * 2018-11-15 2020-05-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Display module and display device including inorganic light emitting element and light blocking member on connecting member

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008186850A (ja) * 2007-01-26 2008-08-14 Stanley Electric Co Ltd 発光装置および色変換フィルター
JP2008218674A (ja) * 2007-03-02 2008-09-18 Toyoda Gosei Co Ltd Led発光表示装置
JP2011108588A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Koito Mfg Co Ltd 発光モジュールおよび車両用灯具
JP2012169189A (ja) * 2011-02-15 2012-09-06 Koito Mfg Co Ltd 発光モジュールおよび車両用灯具

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008186850A (ja) * 2007-01-26 2008-08-14 Stanley Electric Co Ltd 発光装置および色変換フィルター
JP2008218674A (ja) * 2007-03-02 2008-09-18 Toyoda Gosei Co Ltd Led発光表示装置
JP2011108588A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Koito Mfg Co Ltd 発光モジュールおよび車両用灯具
JP2012169189A (ja) * 2011-02-15 2012-09-06 Koito Mfg Co Ltd 発光モジュールおよび車両用灯具

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101668965B1 (ko) * 2015-11-27 2016-10-24 주식회사 지엘비젼 발광 다이오드 패키지 및 조명장치
WO2020096383A1 (ko) * 2018-11-07 2020-05-14 서울바이오시스 주식회사 표시 장치
US11476236B2 (en) 2018-11-07 2022-10-18 Seoul Viosys Co., Ltd. Display apparatus
WO2020101172A1 (en) * 2018-11-15 2020-05-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Display module and display device including inorganic light emitting element and light blocking member on connecting member
US11462522B2 (en) 2018-11-15 2022-10-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Display module and display device including inorganic light emitting element and light blocking member on connecting member

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20150021634A1 (en) Display unit using led light sources
JP7178466B2 (ja) 表示装置
CN104732908B (zh) 显示面板
JP2024023305A (ja) 表示装置
JP2015023220A (ja) 表示装置
KR102605973B1 (ko) 픽셀 모듈 및 이를 구비한 표시 장치
TWI556478B (zh) 發光二極體裝置
JP5440064B2 (ja) 照明装置
US11567364B2 (en) Backlight unit and display device including the same
KR20060052423A (ko) 광원 유닛, 그를 이용한 조명 장치 및 그를 이용한 표시장치
JP2017116885A (ja) Led表示装置
JP2012060133A5 (ja)
JP2012060133A (ja) 発光デバイス、照明装置およびバックライト
US8872415B2 (en) Substrate, display panel, and display apparatus
WO2020191826A1 (zh) 一种透明led显示屏
CN104332132A (zh) 显示面板以及显示装置
KR20150108650A (ko) 반도체 발광 소자를 이용한 디스플레이 장치
CN113097189B (zh) 一种全彩化显示模块及显示装置
JP6604505B2 (ja) 発光装置
JP2015023221A (ja) 表示装置
TW201638911A (zh) 顯示器
JP2011023620A (ja) 配線基板
WO2016158629A1 (ja) フレキシブルプリント基板、及び、表示装置
CN112802866A (zh) 背光源制备方法,背光源及显示装置
CN106410003A (zh) 发光元件及使用发光元件的发光装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160606

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170314

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170912