JP2015023199A - 固体撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光導波路を有する固体撮像装置において、光導波路の漏れ光が隣接画素に入射することを抑制し、特性を改善する。【解決手段】固体撮像装置は、基板101上に配列され、それぞれ基板101に形成された光電変換領域103及び基板101上に形成されたゲート電極106を有する複数の単位画素を備える。単位画素を覆うように基板上に形成された第1の絶縁膜107と、第1の絶縁膜107上に、配線113を含むように形成された第2の絶縁膜109と、記第1の絶縁膜107を貫通し、ゲート電極106と配線113とを接続するコンタクト117と、光電変換領域103上において、第2の絶縁膜109を貫通して第1の絶縁膜107の上部の一部にまで形成された光導波路115aと、第1の絶縁膜107中で且つ光導波路115aの側方に設けられると共に、第1の絶縁膜107よりも屈折率が高い第3の絶縁膜116とを更に備える。【選択図】図1

Description

本開示は固体撮像装置に関し、特に、固体撮像装置の受光部における光導波路の構成に関する。
固体撮像装置は、ディジタルスティルカメラ、ビデオカメラ、カメラ付携帯電話及びタブレットPC等の撮像デバイスとして用いられている。例えば、固体撮像装置の一種であるCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサは、半導体基板をベースとして、複数のフォトダイオードが形成される画素領域と、その周辺に形成された周辺回路領域とを有する。複数のフォトダイオードは、画素部の単位セル毎に設けられており、例えば、半導体基板の表層において、主面に沿ってマトリクス状に配置されている。
近年、撮像デバイスの小型化及び高解像度化に伴い、画素部の単位セルは微細化の一途をたどっている。画素単位セルが微細化すると、フォトダイオードへの入射光が減少するので、撮像デバイスとしては感度低下が課題となる。この感度低下を解決するために、効率よくフォトダイオードへ光を入射させる光導波路を有する固体撮像装置が提案されている。
例えば先行特許文献には、絶縁膜の開口に屈折率の高い膜を埋め込むことにより光導波路を形成する方法について記載されている。具体的には、特許文献1には、外周部より屈折率が高い環状のコア層と、環状のコア層に取り囲まれ且つコア層より屈折率が低いクラッド層とを有する光導波路構造が示されている。また、特許文献2には、外周部より屈折率が高いコア層と、コア層を取り囲む屈折率が低いクラッド層とを有する光導波路構造が記載されている。これらの構造では、光導波路に入射した光を効率的にフォトダイオードへ導くために、光導波路は配線層を貫通するように形成されている。
特開2012-038986号公報 特開2012-182431号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2にて提案されている技術を用いた場合にも、入射光の全てをフォトダイオードに導くことはできず、光導波路から漏れ光が発生する。この漏れ光が隣接する別のフォトダイオードへ入射すると、固体撮像装置の特性劣化、例えば、混色特性の劣化を引き起こす。この問題は、画素単位セルサイズの微細化を進めるにあたり顕著となる。
図5に、従来の固体撮像装置において、ある画素1の光導波路に入射した光の漏れ光が、画素1に隣接する画素2へ到達する経路を示す。図5において、固体撮像装置は、シリコン基板11、ゲート電極16、配線が形成されていない絶縁膜32及び配線が形成されている絶縁膜31の積層構造、光導波路を形成する絶縁膜15、カラーフィルタ20、埋め込み層21、マイクロレンズ22、隔壁を形成する絶縁膜33を備えている。
画素1から画素2へと漏れ光が到達する経路として、カラーフィルタ20と隔壁33の界面を透過する経路A、隔壁33を透過する経路B、配線が形成されている絶縁膜層31を透過する経路C、シリコン基板11を透過する経路D、光導波路を形成する絶縁膜15の上部を透過する経路E、光導波路を形成する絶縁膜15と配線が形成されていない絶縁膜32との界面を透過する経路Fがある。
ここで、画素単位セルサイズの微細化を進めるにあたり、画素間距離が縮小されて絶縁膜32の膜厚に近くなる場合、例えば、画素間距離500[nm]に対し絶縁膜32の膜厚300[nm]になる場合を考える。このとき、特に図5に示す経路F、つまり、光導波路を形成する絶縁膜15と配線が形成されていない絶縁膜32との界面を透過する光が、配線層31の最下部である第1の配線層とゲート電極16との間にある絶縁膜32を通って漏れ光となる経路の影響が無視できなくなる。これは、第1の配線層下の絶縁膜32には遮光膜として機能する配線層が無いこと、及び、隣接画素間の距離が近くなっていることに起因する。絶縁膜32の薄膜化によりこの問題を解決することは考えられるが、そのようにすると、ゲート電極16と第1の配線層のショート及び/又は配線寄生容量増加による動作速度低下といった副作用を引き起こす。従って、絶縁膜32を単純に薄膜化することはできない。
本開示は、上記に鑑みて、微細化に伴い影響が無視できなくなる漏れ光の影響を抑制し、固体撮像装置の特性を改善できる構造を提供することを目的とする。
前記の課題を解決するために、本開示の固体撮像装置は、基板上に配列され、それぞれ基板に形成された光電変換領域及び基板上に形成されたゲート電極を有する複数の単位画素と、複数の単位画素を覆うように基板上に形成された第1の絶縁膜と、第1の絶縁膜上に、配線を含むように形成された第2の絶縁膜と、第1の絶縁膜を貫通し、ゲート電極と配線とを接続するコンタクトと、光電変換領域上において、第2の絶縁膜を貫通して第1の絶縁膜の上部の一部にまで形成された光導波路と、第1の絶縁膜中で且つ光導波路の側方に設けられると共に、第1の絶縁膜よりも屈折率が高い第3の絶縁膜とを備える。
このような固体撮像装置によると、光導波路から漏れた光が隣接画素の光電変換領域に入射するのを抑制することができる。具体的には、光導波路から第2の絶縁膜に漏れた光は、第2の絶縁膜中に配線が設けられていることにより遮断できる。また、光導波路から第1の絶縁膜に漏れた光は、第1の絶縁膜中に、第1の絶縁膜よりも屈折率の高い第3の絶縁膜が設けられていることにより、2つの絶縁膜の界面において反射できる。従って、光導波路から絶縁膜に漏れた光が隣接画素の光電変換領域に入射するのを防ぎ、固体撮像装置の混色を抑制できる。
ここで、通常、混色特性を向上させるためには隔壁を厚くして画素間隔を広くする等が必要であり、この場合には画素面積が小さくなって感度が低下する。このように、混色特性と感度とはトレードオフの関係となることが多い。これに対し、本開示の固体撮像装置では、高感度を維持しながら、より混色特性に優れる固体撮像装置、言い換えると高い色分解特性を有する固体撮像装置が実現できる。
尚、本開示の固体撮像装置において、第1の絶縁膜は、配線を含んでいなくても良い。
前記の通り、第1の絶縁膜中には第3の絶縁膜が設けられ、これによって漏れ光を反射している。従って、第1の絶縁膜に配線が含まれなくても、漏れ光の抑制は可能となっている。
また、ゲート電極は、エッチングストップ膜に覆われており、第3の絶縁膜は、エッチングストップ膜に接している。
このようにすると、ゲート電極と第3の絶縁膜との隙間がエッチングストップ膜の厚さだけになる。従って、第3の絶縁膜よりも下側において光導波路から漏れた光が、ゲート電極と第3の絶縁膜との間を通って隣接画素に達するのを抑制することができる。
また、第3の絶縁膜は、基板の上面に平行に形成されていても良い。
第3の絶縁膜は、このように配置することが可能である。
また、光導波路は、第3の絶縁膜を貫通するように形成されていても良い。
これにより、光導波路の下面をより光電変換領域に近づけることができる。
また、ゲート電極の上面は、光導波路の下面よりも前記第3の絶縁膜の下面に近くても良い。
これにより、光導波路から漏れた光のゲート電極による遮断をより確実にすることができる。
また、第3の絶縁膜の上面は、平坦であっても良い。
仮に、第3の絶縁膜の上面が平坦ではないとすると、第3の絶縁膜を覆うためには、その上の部分の第1の絶縁膜を厚くしなければならない。これに対し、第3の絶縁膜の上面が平坦であれば、その上の部分の第1の絶縁膜、ひいては第1の絶縁膜と第3の絶縁膜とを合わせた膜厚を小さくすることができる。
また、コンタクトは、第3の絶縁膜を貫通して形成されていても良い。
コンタクトにより配線とゲート電極とを接続するために、このようになっていても良い。
次に、本開示の固体撮像装置において、第3の絶縁膜は、第1の絶縁膜を介して光導波路を囲むように形成されていても良い。
このようにすると、第1の絶縁膜と第3の絶縁膜との界面が光導波路を囲むことになり、光導波路からの漏れ光をより確実に反射できる。
第3の絶縁膜は、第1の絶縁膜を貫通するように形成されていても良い。
つまり、第1の絶縁膜の厚さ全体にわたって第3の絶縁膜が配置されていることになるので、第1の絶縁膜における光導波路からの漏れ光をより確実に反射できる。
また、第3の絶縁膜の上面は、配線の下面と略同一の位置にあっても良い。
これにより、配線と第3の絶縁膜との間を漏れ光が通るのを抑制することができる。
また、第3の絶縁膜は、ゲート電極上に分離部を有し、コンタクトは、分離部に配置されていても良い。
コンタクトも漏れ光を遮断することができるので、コンタクトを配置するために第3の絶縁膜を分離したとしても、漏れ光は遮断される。
また、本開示の固体撮像装置において、第3の絶縁膜は、窒化シリコン、炭化シリコン、窒化炭化シリコン又は酸化チタンからなっていても良い。
本開示の技術によると、光導波路を有する固体撮像装置において、光導波路からの漏れ光が隣接画素の光電変換領域に入射するのを抑制することができ、色分解特性及び感度等の固体撮像装置の特性を改善することができる。
図1は、本開示の第1の実施形態に係る例示的固体撮像装置について、模式的な断面構成を示す図である。 図2は、図1の固体撮像装置における光の入射経路を示す図である。 図3(a)及び(b)は、本開示の第2の実施形態に係る例示的固体撮像装置について、模式的な断面構成を示す図であり、IIIa-IIIa'線が図3(a)に、IIIb-IIIb'線が図3(b)に対応する。 図4は、図3の固体撮像装置における光の入射経路を示す図である。 図5は、従来の固体撮像装置における隣接画素への漏れ光の経路を示す図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。以下の各実施の形態は、光導波路を有する固体撮像装置に関するものであるが、本開示の構成及びそこから奏される作用・効果を分かり易く説明するために用いる例であって、本質的な特徴部分以外に何ら以下の形態に限定を受けるものではない。
(第1の実施例)
第1の実施形態に係る例示的固体撮像装置100について、その模式的な要部断面図である図1を参照して説明する。図1には、2つの画素を含む範囲が示されている。
図1に示すように、固体撮像装置100は半導体基板101を用いて形成されている。半導体基板101の主面上には、例えば酸化シリコン(SiO)からなるゲート絶縁膜102が形成されている。
半導体基板101には、そのゲート絶縁膜102との界面から内側に向かって、画素毎に光電変換領域としてフォトダイオード103が形成されている。フォトダイオード103は、この例では、n型の電荷蓄積層103aと、p+型の表面層103bとのpn接合を有するように構成されている。
ここで、例えば画素部のセルサイズを1.1μmとするとき、フォトダイオード103の幅は例えば0.6μmであり、従って隣接画素のフォトダイオード103との間隔は0.5μmである。
半導体基板101の表層部には、フォトダイオード103の他に、公知のSTI(Shallow Trench Isolation)法、又は、ボロン等の不純物をイオン注入すること等により形成された素子分離領域104が形成されている。また、各画素において、フローティングディフュージョン(FD)及びトランジスタ素子等も形成されているが、図1においては図示を省略している。
フォトダイオード103の上方を含む部分において、ゲート絶縁膜102上に、反射防止膜105が形成されている。反射防止膜105は、フォトダイオード103に入射する光が、半導体基板101の表面において反射されるのを抑制するために設けられている。また、反射防止膜105は、例えば、窒化シリコン(SiN)又は酸窒化シリコン(SiON)を用いて形成されている。
次に、半導体基板101に設けられた活性領域の上に、ゲート絶縁膜102を介して、ゲート電極106が形成されている。ゲート電極106は、例えば、ポリシリコンの単層構造でも良いし、チタン又は窒化タンタル等の金属と、ポリシリコンとの積層構造でも良い。この例では、ゲート電極106はポリシリコンにより形成され、その膜厚は150nmである。
次に、反射防止膜105及びゲート電極106上を覆うように、エッチングストップ膜108aが形成され、更にその上に、下層107a及び上層107bからなる第1の絶縁膜107が形成されている。第1の絶縁膜107上には、他のエッチングストップ膜108b及び第2の絶縁膜109が積層されている。第2の絶縁膜109中には、配線113が形成されている。
更に、第1の絶縁膜107中に、第1の絶縁膜107よりも屈折率の高い第3の絶縁膜116が形成されている。つまり、第1の絶縁膜107の下層107aの上に第3の絶縁膜116が形成され、更にその上に第1の絶縁膜107の上層107bが形成されている。
また、第1の絶縁膜107の上層107b、第3の絶縁膜116及びエッチングストップ膜108aを貫通して、配線113とゲート電極106とを接続するコンタクトプラグ117が形成されている。
第1の絶縁膜107中には、ゲート電極106が形成されているが、その他に配線は形成されていない。
後に更に述べるが、第2の絶縁膜109、エッチングストップ膜108b、第1の絶縁膜107及び第3の絶縁膜116を貫通して、絶縁膜からなる光導波路115aが形成されている。
第1の絶縁膜107は、例えば、酸化シリコン(SiO)からなり、膜厚は300nmであり、屈折率が1.45である。これに対し、第3の絶縁膜116は、例えば、窒化シリコン、炭化シリコン又は酸化チタン等から形成され、膜厚は30nmである。第3の絶縁膜116が窒化シリコンにより形成されている場合、屈折率は1.9程度である。
第3の絶縁膜116は、第1の絶縁膜107中において、半導体基板101の主面に平行な層として、ゲート電極106の高さと同等の位置、例えば、エッチングストップ膜108a上の150nmの位置に形成されている。
エッチングストップ膜108aは、例えば、炭化シリコン、酸化炭化シリコン、酸化窒化シリコン又は窒化シリコン等から形成され、膜厚は50nmである。
コンタクトプラグ117は、主にタングステンからなり、第1の絶縁膜107等との境界部分にチタン又は窒化チタン等からなるバリアメタルを有する(図示は省略)。
また、第2の絶縁膜109上には、拡散防止層110、第4の絶縁膜111及び拡散防止層112が順に積層されている。ここで、第2の絶縁膜109中に配線113が埋め込まれて形成されているのと同様に、第4の絶縁膜111中には配線114が埋め込まれて形成されている。第2及び第4の絶縁膜109及び111は、例えば、酸化炭化シリコン(SiOC)により形成され、膜厚は順に50nm及び200nmであり、屈折率はいずれも1.47である。
拡散防止層110及び112は、例えば、炭化シリコン、酸化炭化シリコン、酸化窒化シリコン又は窒化シリコン等から形成され、膜厚は50nm〜70nm、屈折率は1.7〜2.0である。これらの拡散防止層110及び112は、配線113及び114を形成する際に、その材料である銅原子が第2の絶縁膜109及び第4の絶縁膜111に対して拡散するのを防止する機能を有する。
配線113及び114は、第2の絶縁膜109及び第4の絶縁膜111に対して予め形成した溝に、銅(Cu)又はその合金を埋め込むことにより形成される。この際、例えば、ダマシンプロセスにより形成されたタンタル/窒化タンタルからなるバリアメタル層が銅配線の周囲に形成された構造とすることもできる。バリアメタル層は、銅原子が絶縁膜109及び111に対して拡散するのを防止すると共に、絶縁膜109及び111と銅との密着性を向上させる効果を有する。尚、配線113は、ゲート電極106の上方に配置された最下層の配線であり、コンタクトプラグ117を介してゲート電極106と直接接続されている。
また、フォトダイオード103の上方において、拡散防止層112、第4の絶縁膜111、拡散防止層110、第2の絶縁膜109、第1の絶縁膜107の上層107b及び第3の絶縁膜116を貫通し、第1の絶縁膜107の下層107aの上部を取り除くように開口部が形成され、当該開口部を埋め込み且つ拡散防止層112上を覆うように、第5の絶縁膜115が形成されている。開口部を埋め込む部分の第5の絶縁膜115が、光導波路115aを構成している。
光導波路115a内には、配線113及び配線114はいずれも配置されていない。
ここで、光導波路115aを形成するための開口部は、フォトダイオード103の幅に対応して幅600nmである。これに対し、開口部の深さは600nm程度であり、光導波路のアスペクト比(開口部の幅と深さの比)は1又はそれ以下とすることが望ましい。これは、アスペクト比を1よりも大きくした場合、つまり、開口部の幅よりも深さが大きい場合、通常のCVD法を用いて第5の絶縁膜115を形成すると、光導波路115a内にボイド(空孔)が生じやすくなるからである。ボイドが発生した場合、当該ボイドが光を散乱させるので、フォトダイオード103に達する光が大幅に減少し、対応する画素の感度を大幅に低下させる。従って、光導波路のアスペクト比は1又はそれ以下とすることが望ましい。
尚、第5の絶縁膜115は、例えば窒化シリコンからなり、光導波路115aの底面からの膜厚が600nm程度である。窒化シリコンからなる第5の絶縁膜115の屈折率は、第2の絶縁膜109及び第4の絶縁膜111よりも高く、1.9〜2.0程度である。
第5の絶縁膜115の上には、埋め込み層118、平坦化樹脂層119、カラーフィルタ120、平坦化膜121及びマイクロレンズ122が順に積層して形成されている。ここで、平坦化樹脂層119は、その上に形成されるカラーフィルタ120を接着するための接着層としても機能する。カラーフィルタ120は、例えば、画素部毎に赤(R)、緑(G)及び青(B)のいずれかの波長域の光成分を透過する。
ここで、第1の絶縁膜107及びその中に配置された第3の絶縁膜116は、例えば、次のように形成される。
第1の絶縁膜107は、例えば高密度プラズマCVD法(High Density Plasma−CVD法、以下、HDP−CVD法)により形成される。フォトダイオード103、ゲート電極106、反射防止膜105及びエッチングストップ膜108a等を形成した後、第1の絶縁膜107の下層107aとして、HDP−CVD法により酸化シリコンを500nm堆積する。次に、当該酸化シリコン膜を、化学的機械研磨法(Chemical Mechanical Polishing、以下CMP)によって平坦化し、且つ、ゲート電極106と同等の膜厚、つまり150nmにまで研磨して除去する。
この場合のCMP法の条件の一例として、研磨パッドに発泡ポリウレタン樹脂を用いると共に、スラリーとしてセリアスラリー(酸化セリウム系のスラリー)を流量200ml/minにて用いる。また、研磨圧力を300hPa、研磨盤・研磨ヘッドの回転数を100rpm、雰囲気の温度を25℃に設定する。更に、研磨時間については、白色光干渉法を用いた膜厚エンドポイントを使用し、エンドポイント検出よりも研磨時間+30%のオーバー研磨を行うこととした。但し、CMPはこの例の条件等に限るものではなく、例えば、スラリーとして、酸化セリウム系スラリーに代えて、シリカ系スラリーを用いても良い。
次に、高屈折率の絶縁膜である第3の絶縁膜116は、例えば、第1の絶縁膜107の下層107a上に、低圧プラズマCVD法(Low Pressure Plasma−CVD法、以下、LP−CVD法)により、窒化シリコンを膜厚30nm堆積することにより形成する。
その後、再びHDP−CVD法を用い、第1の絶縁膜107の下層107aと同様の条件にて、第3の絶縁膜116の上に、第1の絶縁膜107の上層107bとして酸化シリコン膜を120nmの厚さに堆積する。
これらの工程により、第1の絶縁膜107中において、ゲート電極106の高さと同等の位置、例えばエッチングストップ膜108aの上150nmの位置に第3の絶縁膜116が形成され、第1の絶縁膜107の下面から上面までを合わせて膜厚が300nmとなる。
以上により、第1の絶縁膜107(その上層107b及び下層107a)に挟まれ、上面及び下面が概ね平坦であり、フォトダイオード103上及びゲート電極106上にわたって膜厚が概ね等しくなるように、高屈折率の第3の絶縁膜116を形成することができる。
次に、本実施形態の固体撮像装置100における光の入射経路について、図2を参照して説明する。
ここで、第5の絶縁膜115及びこれにより形成される光導波路115aの屈折率をn1、配線が配置されていない第1の絶縁膜107の屈折率をn2、配線113及び配線114が配置された第2の絶縁膜109及び第4の絶縁膜111の屈折率をn3、第1の絶縁膜107中に配置された第3の絶縁膜116の屈折率をn4とする。このとき、
n1>n2、n3 ……式1
n4>n2 ……式2
の関係が満たされている。
このような固体撮像装置100に対し、図2に示すように、入射光はマイクロレンズ122によって集光され(光L1)、カラーフィルタ120等を通過して光導波路115aへと入射する。
光導波路115aに入射した光は、その一部が光導波路115aの側壁側に進む(光L2)。
ここで、光導波路115aの屈折率(n1)と、その周囲に配置された第1の絶縁膜107、第2の絶縁膜109及び第4の絶縁膜111の屈折率(n2、n3)とは、前記の式1の関係を有する。従って、光L2の一部は、光導波路115aと、その周囲の絶縁膜との界面において反射され、光導波路115aの内側に向かう(L6)。
光L2の成分の一部は当該界面にて反射されず、絶縁膜中を漏れ光として隣接画素の方向に進む。図では、第2の絶縁膜109及び第4の絶縁膜111に漏れる光L3と、第1の絶縁膜107に漏れる光L4とを示している。
しかし、配線113及び114が配置された第2の絶縁膜109及び第4の絶縁膜111に漏れた光L3は、配線113及び配線114によって遮断される。
また、第1の絶縁膜107の場合、配線は配置されていないが、第3の絶縁膜116が配置されている。第1の絶縁膜107の屈折率(n2)と、第3の絶縁膜116の屈折率(n4)とは前記の式2の関係を有するので、これらの第1の絶縁膜107と第3の絶縁膜116との界面において、漏れ光は上方に反射される(光L4)。このように反射された光は、隣接画素の光導波路115aに入るが、上方に向かっているので隣接画素のフォトダイオード103に入ることは無く、混色の原因とはならない。
光導波路115aを通過した光L5は、フォトダイオード103に入射される。
尚、仮に、第1の絶縁膜107中に第3の絶縁膜116が配置されていなかったとすると、第1の絶縁膜107における光導波路115aからの漏れ光は反射されること無く隣接画素のフォトダイオードに入射する。この結果、固体撮像装置の混色特性が悪化することになる。
以上のように、本実施形態の固体撮像装置100によると、光導波路115aを有する構造において、配線が配置されていない第1の絶縁膜107中に、高屈折率の第3の絶縁膜116を配置している。これにより、光導波路115aからの漏れ光が第1の絶縁膜107を通って隣接画素のフォトダイオード103に入射するのを抑制することができる。従って、固体撮像装置100は、混色を抑制する、つまり、高い色分離特性を実現することができ、高感度の固体撮像装置となっている。
(第2の実施形態)
次に、本開示の第2の実施形態に係る例示的固体撮像装置100aについて、図3(a)及び(b)を参照して説明する。尚、第1の実施形態の固体撮像装置100と同じ構成要素については図1と同じ符号を付しており、以下では主に相違点を説明する。
図3(a)は固体撮像装置100aの断面図であり、2つの画素を含む範囲が示されている。図3(a)におけるIIIb-IIIb'線による断面が、図3(b)に示されている。図3(a)は、図3(b)におけるIIIa-IIIa'線に対応する。
第1の実施形態における図1の固体撮像装置100の場合、第1の絶縁膜107の下層107aと上層107bとの間に挟まれるように、半導体基板101の主面に平行な層として第3の絶縁膜116が形成されている。
これに対し、本実施形態の場合、図3(a)及び(b)の固体撮像装置100aにおいて、フォトダイオード103上の領域を囲むように、第1の絶縁膜107を上下に貫通する第3の絶縁膜216が形成されている。第3の絶縁膜216は、その一部がゲート電極106上に位置しているが、ゲート電極106と配線113とを接続するコンタクトプラグ117が形成される領域には分離部を有している。つまり、第3の絶縁膜216は、コンタクトプラグ117の形成領域を避けて形成されている。
第1の絶縁膜107は、例えば酸化シリコンから形成された膜厚300nm程度の膜であり、屈折率は1.45である。
第3の絶縁膜216は、第1の絶縁膜107よりも屈折率が高い膜であれば良く、例えば窒化シリコン、炭化シリコン又は酸化チタン等が用いられる。この例では窒化シリコンであり、幅が約20nm、屈折率は1.9である。
また、配線113は、第2の絶縁膜109及びエッチングストップ膜108bを貫通して形成されるので、配線113の下面の位置は、第1の絶縁膜107を貫通して形成される第3の絶縁膜216の上面と概ね一致する。言い換えると、ゲート電極106の上面から配線113の下面までの距離は、ゲート電極106の上面から第3の絶縁膜216の上面までの距離と、概ね等しくなる。
ここで、第1の絶縁膜107及び第3の絶縁膜216については、例えば、次のように形成される。
第1の絶縁膜107は、第1の実施形態と同様に、例えば高密度プラズマCVD法(HDP−CVD法)により形成される。つまり、フォトダイオード103、ゲート電極106、反射防止膜105及びエッチングストップ膜108a等を形成した後、HDP−CVD法により酸化シリコンを500nmの厚さに堆積する。次に、当該酸化シリコン膜を、化学的研磨法(CMP)によって平坦化し、300nm程度の厚さとなるまで研磨して除去する。この際の条件、研磨時間等についても、第1の実施形態と同様である。
この第1の絶縁膜107上に、フォトダイオード103上方を囲む幅200nmのライン状の開口、つまり図3(b)に示す第3の絶縁膜216に対応する形状の開口を有するフォトレジストパターンを形成する。この際、コンタクトプラグ117を形成する領域には開口を設けないようにする。
更に、当該フォトレジストパターンをマスクとしてドライエッチングを行い、ゲート電極106上のエッチングストップ膜108aの表面に達するまで第1の絶縁膜107を除去する。例えば、C及び/又はCH等のガスを用い、エッチング選択比(シリコン酸化膜/シリコン窒化膜)が3以上の選択性エッチングを行う。これにより、図3(b)の第3の絶縁膜216の形状に対応する開口部が第1の絶縁膜107に形成される。その後、フォトレジストのパターンを除去する。
次に、高屈折率の第3の絶縁膜216として、例えばHDP−CVD法により窒化シリコンを膜厚150nmに堆積し、第1の絶縁膜107に形成した開口部を埋め込む。当該開口部以外の第1の絶縁膜107上に形成された窒化シリコンについては、CMP法又はプラズマエッチング等によって除去する。
以上の工程により、第1の絶縁膜107を上下に貫通し、フォトダイオード103の上方の領域を囲むように第3の絶縁膜216が形成される。コンタクトプラグ117を形成する部分については第3の絶縁膜216を形成することなく第1の絶縁膜107となっているので、当該領域(分離部)に、ゲート電極106と配線113とを直接に接続するコンタクトプラグ117を形成する。
次に、本実施形態の固体撮像装置100aにおける光の入射経路について、図4を参照して説明する。
第1の実施形態と同様に、光導波路115aの屈折率をn1、第1の絶縁膜107の屈折率をn2、第2の絶縁膜109及び第4の絶縁膜111の屈折率をn3、第3の絶縁膜216の屈折率をn4とする。このとき、本実施形態の固体撮像装置100aにおいても、
n1>n2、n3 ……式1
n4>n2 ……式2
の関係が満たされている。
図4に示すとおり、固体撮像装置100aに対する入射光は、マイクロレンズ122によって集光され(光L1)、カラーフィルタ120等を通過して光導波路115aへと入射する。
光導波路115aに入射した光は、その一部が光導波路115aの側壁側に進む(光L2)。式1の関係から、光L2の一部は、光導波路115aとその周囲の絶縁膜との界面にて反射されて光導波路115aの内側に向かう(光L6)。同時に、光L2の一部は、当該界面にて反射されず、漏れ光となる。
第2の絶縁膜109及び第4の絶縁膜111に漏れた光L3については、配線113及び配線114によって遮断される。
第1の絶縁膜107に漏れた光L4は、光導波路115aの周囲を囲むように第3の絶縁膜216が設けられていることから、第1の絶縁膜107と第3の絶縁膜216との界面において反射される。これは、第1の絶縁膜107の屈折率(n2)と、第3の絶縁膜216の屈折率(n4)とは前記の式2の関係を有することによる。
光導波路115aを通過した光L5は、フォトダイオード103に入射される。
尚、仮に、第1の絶縁膜107中に第3の絶縁膜216が配置されていなかったとすると、第1の絶縁膜107における光導波路115aからの漏れ光は反射されること無く隣接画素のフォトダイオードに入射する。この結果、固体撮像装置の混色特性が悪化することになる。
以上のように、本実施形態の固体撮像装置100aによると、光導波路115aを有する構造において、配線が配置されていない第1の絶縁膜107中に、高屈折率の第3の絶縁膜216を配置している。これにより、光導波路115aからの漏れ光が第1の絶縁膜107を通って隣接画素のフォトダイオード103に入射するのを抑制することができる。従って、固体撮像装置100は、混色を抑制する、つまり、高い色分離特性を実現することができ、高感度の固体撮像装置となっている。
尚、第1及び第2の実施形態において、フォトダイオード103の上に3層の絶縁膜(第1の絶縁膜107、第2の絶縁膜109及び第4の絶縁膜111)が積層される構成を説明した。しかし、これに限るものではなく、例えば4層以上の絶縁膜が積層されても良い。
また、光導波路115aについて、第5の絶縁膜115の単層からなるものとしたが、異なる屈折率を有する複数の絶縁膜が積層された構造の光導波路とすることもできる。
本開示の固体撮像装置は、色分解特性及び感度に優れるので、例えばディジタルスティルカメラ、ビデオカメラや携帯電話などに搭載される撮像デバイスとしての固体撮像装置を実現するためにも有用である。
100 固体撮像装置
100a 固体撮像装置
101 半導体基板
102 ゲート絶縁膜
103 フォトダイオード
103a 電荷蓄積層
103b 表面層
104 素子分離領域
105 反射防止膜
106 ゲート電極
107 第1の絶縁膜
108a エッチングストップ膜
108b エッチングストップ膜
109 第2の絶縁膜
110 拡散防止層
111 第4の絶縁膜
112 拡散防止層
113 配線
114 配線
115 第5の絶縁膜
115a 光導波路
116 第3の絶縁膜
117 コンタクトプラグ
118 埋め込み層
119 平坦化樹脂層
120 カラーフィルタ
121 平坦化膜
122 マイクロレンズ
216 第3の絶縁膜

Claims (13)

  1. 基板上に配列され、それぞれ前記基板に形成された光電変換領域及び前記基板上に形成されたゲート電極を有する複数の単位画素と、
    前記複数の単位画素を覆うように前記基板上に形成された第1の絶縁膜と、
    前記第1の絶縁膜上に、配線を含むように形成された第2の絶縁膜と、
    前記第1の絶縁膜を貫通し、前記ゲート電極と前記配線とを接続するコンタクトと、
    前記光電変換領域上において、前記第2の絶縁膜を貫通して前記第1の絶縁膜の上部の一部にまで形成された光導波路と、
    前記第1の絶縁膜中で且つ前記光導波路の側方に設けられると共に、前記第1の絶縁膜よりも屈折率が高い第3の絶縁膜と備えることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 請求項1において、
    前記第1の絶縁膜は、配線を含んでいないことを特徴とする固体撮像装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記ゲート電極は、エッチングストップ膜に覆われており、
    前記第3の絶縁膜は、前記エッチングストップ膜に接していることを特徴とする固体撮像装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つにおいて、
    前記第3の絶縁膜は、前記基板の上面に平行に形成されていることを特徴とする固体撮像装置。
  5. 請求項4において、
    前記光導波路は、前記第3の絶縁膜を貫通するように形成されていることを特徴とする固体撮像装置。
  6. 請求項5において、
    前記ゲート電極の上面は、前記光導波路の下面よりも前記第3の絶縁膜の下面に近いことを特徴とする固体撮像装置。
  7. 請求項4〜6のいずれか1つにおいて、
    前記第3の絶縁膜の上面は、平坦であることを特徴とする固体撮像装置。
  8. 請求項4〜7のいずれか1つにおいて、
    前記コンタクトは、前記第3の絶縁膜を貫通して形成されていることを特徴とする固体撮像装置。
  9. 請求項1〜3のいずれか1つにおいて、
    前記第3の絶縁膜は、前記第1の絶縁膜を介して前記光導波路を囲むように形成されていることを特徴とする固体撮像装置。
  10. 請求項9において、
    前記第3の絶縁膜は、前記第1の絶縁膜を貫通するように形成されていることを特徴とする固体撮像装置。
  11. 請求項9又は10において、
    前記第3の絶縁膜の上面は、前記配線の下面と略同一の位置にあることを特徴とする固体撮像装置。
  12. 請求項9〜11のいずれか1つにおいて、
    前記第3の絶縁膜は、前記ゲート電極上に分離部を有し、
    前記コンタクトは、前記分離部に配置されていることを特徴とする固体撮像装置。
  13. 請求項1〜12のいずれか1つにおいて、
    前記第3の絶縁膜は、窒化シリコン、炭化シリコン、窒化炭化シリコン又は酸化チタンからなることを特徴とする固体撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018157508A (ja) * 2017-03-21 2018-10-04 太陽誘電株式会社 弾性波デバイスおよびその製造方法
CN108713252A (zh) * 2016-03-31 2018-10-26 索尼公司 固态成像器件和电子装置
US11156884B2 (en) 2018-02-27 2021-10-26 Seiko Epson Corporation Light transmissive-type liquid crystal display device, method of manufacturing light transmissive-type liquid crystal display device, and electronic apparatus

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