JP2015022393A - 電子機器、画像データ表示処理方法、及びプログラム - Google Patents

電子機器、画像データ表示処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】簡便かつ効率的に記録した電子情報を再利用するとともに、会議内容の振り返りやまとめを効率的に行う電子機器を提供する。【解決手段】2頁以上の画像データを表示媒体に表示する電子機器であって、2頁以上の画像データを画像データの頁情報とともに記憶する画像データ記憶手段と、2頁以上の画像データから一部の画像データを抽出する画像データ抽出手段と、抽出された一部の画像データを抽出された一部の画像データの属性情報及び抽出元の画像データの頁情報とともに記憶する抽出画像データ記憶手段と、抽出画像データ記憶手段に記憶された一部の画像データを表示媒体に表示された画像データに貼り付ける画像データ貼付手段とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、表示媒体に電子情報を表示する電子機器、画像データ表示処理方法、及びプログラムに関する。
液晶やプラズマなどのフラットパネルやプロジェクタを用いたディスプレイに、タッチパネルを搭載した、いわゆる「電子情報ボード」が上市されている。例えば、電子情報ボードの外観の一例を図32に示す。電子情報ボードはパソコンを接続することによって、接続されたパソコンの画面を大きく映すことができ、会議におけるプレゼンテーションや教育機関等で用いられている。
電子情報ボードに搭載されるタッチパネル機能を用いて、操作者がマウス操作の代わりに映されている画面に直接タッチすることでパソコンを操作する機能が提供されている。また、パソコン上で動作する電子黒板アプリケーションソフトウエアが電子情報ボードと共に提供されている。
また、電子黒板アプリケーションソフトウエアには、黒板の役割をする画面上にタッチパネルを介して手書き文字や図形を描く機能、パソコンから取り込んだ画面上に手書き文字や図形を重畳して描く機能といった、タッチパネルを介した手書機能が提供されている。
このような電子情報ボードを利用すれば、例えば会議シーンにおいて、説明のための表示資料を操作しながら、適宜画面上に直接指摘事項等の書込みを行い、さらに必要に応じ書込みを含む画面内容を記録することができる。その結果、会議終了時に画面内容を振り返り、画面内容を再利用することで効率的に結論をまとめることが期待できる。
特許文献1には、位置入力装置を介した表示装置に表示される表示画面中の切り取り画面領域の選択を受け付ける画面領域切り取り手段と、切り取り画面領域の画像データを画面クリップとして記録する画面クリップ記録手段とを含み、記録されている1または複数の画面クリップを選択可能に表示し、該1または複数の画面クリップの中から貼付対象の選択を受け付ける画面クリップ閲覧手段と、貼付対象の画面クリップを表示画面内に貼り付ける画面クリップ貼り付け手段とを含む電子情報ボードが開示されている。
しかし、特許文献1に開示されたような今までの電子情報ボードでは、記録した画面内容のサムネイル等による一覧表示や記録した画面全体の閲覧・再編集機能は備えているものの、記録した画面内容を再利用するための特別な機能は備えていないものがほとんどである。このため、これまでの電子情報ボードでは、会議内容を振り返り、結論をまとめるシーンにおける利便性に問題がある。
一方、記録した画面内容を再利用するための特別な機能を備えている電子情報ボードとしては、画面の一部領域を切り取り、貼り付ける機能を有するものがある。しかし、この機能においては、切り取りと貼り付けの指示方法が複雑であるため、かえって画面内容の再利用に手間取ってしまうという問題がある。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、簡便かつ効率的に記録した電子情報を再利用するとともに、会議内容の振り返りやまとめを効率的に行う電子機器を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の電子機器は、2頁以上の画像データを表示媒体に表示する電子機器であって、2頁以上の画像データを画像データの頁情報とともに記憶する画像データ記憶手段と、2頁以上の画像データから一部の画像データを抽出する画像データ抽出手段と、抽出された一部の画像データを抽出された一部の画像データの属性情報及び抽出元の画像データの頁情報とともに記憶する抽出画像データ記憶手段と、抽出画像データ記憶手段に記憶された一部の画像データを表示媒体に表示された画像データに貼り付ける画像データ貼付手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、簡便かつ効率的に記録した電子情報を再利用するとともに、会議内容の振り返りやまとめを効率的に行うことができる。
本発明の実施形態における電子情報ボードの概略構成を示す模式図である。 本発明の実施形態における電子情報ボードの機能ブロック図である。 本発明の実施形態における利用開始処理手順を示すフロー図である。 本発明の実施形態における利用開始画面を示す模式図である。 本発明の実施形態における頁表示内容取得処理手順を示すフロー図である。 本発明の実施形態におけるパスコード入力エラー画面例である。 本発明の実施形態におけるパスコード入力処理手順を示すフロー図である。 本発明の実施形態におけるパスコード入力画面例である。 本発明の実施形態における利用処理手順を示すフロー図である。 本発明の実施形態における利用画面例1である。 本発明の実施形態における利用画面例2である。 本発明の実施形態における頁挿入処理手順を示すフロー図である。 本発明の実施形態における頁挿入処理手順を示すフロー図である。 本発明の実施形態における前頁移動処理手順を示すフロー図である。 本発明の実施形態における終了処理手順を示すフロー図である。 本発明の実施形態における頁表示内容記憶処理手順を示すフロー図である。 本発明の実施形態における記憶確認画面例である。 本発明の実施形態におけるパスコード設定処理手順を示すフロー図である。 本発明の実施形態におけるパスコード設定画面例である。 本発明の実施形態における日付入りパスコード設定処理手順を示すフロー図である。 本発明の実施形態における日付入りパスコード設定画面例である。 本発明の実施形態における頁クリップ切出処理手順を示すフロー図である。 本発明の実施形態における頁クリップ切出処理の初期画面例である。 本発明の実施形態における頁クリップ切出処理の動作画面例である。 本発明の実施形態における頁クリップ貼付処理手順を示すフロー図である。 本発明の実施形態における頁クリップ貼付処理の初期画面例である。 本発明の実施形態における頁クリップ貼付処理の動作画面例である。 本発明の実施形態における選択頁クリップ貼付位置合わせ処理手順を示すフロー図である。 本発明の実施形態における選択頁クリップ貼付位置合わせ処理の動作画面例である。 本発明の実施形態における選択頁クリップ貼付位置合わせ処理後の動作画面例である。 本発明の実施形態における文書読込処理手順を示すフロー図である。 従来からの電子情報ボードシステムの概略である。
本発明の実施形態の電子機器に関し以下図面を用いて説明するが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら本実施形態に限定されるものではない。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化乃至省略する。本実施形態の電子機器としては、電子情報ボードを例にとり説明するが、本発明は電子情報ボードに限定されず、いわゆるタブレット型端末等によっても実現可能である。
本発明は、概略的には、電子情報ボードの黒板機能に、2頁以上の複数頁からなる文書内容のうちの一部の頁を指定し、さらに指定した複数頁を等倍に、または縮小した上で新しく生成した頁に貼り付ける機能を付与することで電子情報ボードの黒板機能利用時にユーザが討議内容の振り返りやまとめを効率的に行うことを特徴とするものである。
本発明の実施形態の電子情報ボード1の概略構成について図1を参照して説明する。本実施形態の電子情報ボード1は、表示媒体としてのディスプレイ10と、パーソナルコンピュータ(以下「PC」という。)20で構成される。ディスプレイ10は、手書き書込みデータやPC操作情報を入力するためのタッチパネル11を備え、PC20の画面や手書き書込みデータを表示する。タッチパネル11とPC20はUSBケーブル31により接続され、ディスプレイ10とPC20はVGAケーブル32により接続されている。
次に、本実施形態の電子情報ボード1の機能ブロックについて図2を参照して説明する。なお、以下の説明においては、電子黒板機能として、PC20の電源ONから電源OFFまでの常時動作を前提としているため、電子黒板機能の開始、停止ステップについての説明は省略する。
本実施形態の電子情報ボード1の機能ブロックは、開始部110と、利用部120と、終了部130で構成される。開始部110は、データ取得部111と、パスコード入力部112で構成されている。利用部120は、描画部121と、頁挿入部122と、次頁移動部123と、前頁移動部124と、頁クリップ切出部125と、頁クリップ貼付部126と、文書読込部127で構成される。終了部130は、データ記憶部131と、パスコード設定部132で構成される。
開始部110は、黒板機能の開始処理を行う。より具体的には開始部110において、黒板機能を新規に実行するか、図示しない記憶部に記憶された書込みデータを使って始めるかを選択する。データ取得部111により、画像データ記憶手段を含む後述のデータ記憶部131に記憶された頁表示内容データを取得する。頁表示内容データとしては、書込データ、背景画像データ、および貼付けられた頁クリップデータと位置情報等がある。
データ取得部111により頁表示内容データを取得するには、パスコード入力部112から所定のパスコードを入力する。パスコード入力の詳細については後述する。
利用部120は、黒板機能の利用処理を行う。描画手段としての描画部121により、例えばタッチパネル11によりディスプレイ10に表示された画像データに付加画像として書き込まれた書込データを描画処理する。
頁挿入部122は、データ記憶部131に記憶された2頁以上の画像データに新たな頁を挿入する手段である。次頁移動部123は、表示された頁の次の頁に移動する手段である。前頁移動部124は、表示された頁の前の頁に移動する手段である。頁クリップ切出部125は、2頁以上の画像データから一部の画像データを切り出して抽出する画像データ抽出手段である。
抽出された一部の画像データは、その属性情報及び抽出元の画像データの頁情報とともに抽出画像データ記憶手段を含むデータ記憶部131に記憶される。属性情報とは、例えば抽出画像を一意に識別するための識別子(以下「クリップ識別子」という。)などをいう。
頁クリップ貼付部126は、データ記憶部131に記憶された一部の画像データをディスプレイ10に表示された画像データに貼り付ける画像データ貼付手段である。文書読込部127は、データ記憶部131に記憶された文書データを読み込む手段である。
上記の各処理部により、利用部120においては、例えば書込みデータの入力、新規頁の作成、書き込んだ頁のブラウジング、選択した文書ファイルの各頁を背景とする新規頁の作成、文書内容の一部を頁クリップとして抽出、切り出した頁クリップの閲覧、所望の頁クリップの頁への貼付などを行うことができる。
終了部130は、黒板機能の終了処理を行う。より具体的には、終了部130では処理終了時に頁表示内容データをデータ記憶部131に記憶するか否かを選択する。データ記憶部131に記憶する場合には、パスコード設定部132によりパスコードの設定を行うことで頁表示内容データを記憶する。終了処理が終わり次第、再び開始処理に戻る。
次に、開始処理手順の具体例について図3及び図4を参照して説明する。まず、本説明の前提となるコンテナ・オブジェクトについて説明する。本実施形態において、ディスプレイ10に表示されるコンテンツは、頁コンテナ・オブジェクト(以下「頁コンテナ」という。)と呼ばれるオブジェクトで管理される。具体的には、書込みデータ、設定された背景画像、及び貼付けられた頁クリップを含む頁情報を頁コンテナで管理する。
頁コンテナは、頁コンテナの一意性を示すためのコンテナ識別子と、前頁のコンテナを参照するための前コンテナ識別子と、次頁のコンテナを参照するための次コンテナ識別子と、記憶時間を示す更新時刻と、書込みデータと、設定されている背景画像と、貼付けられたすべての頁クリップに対応する1以上の複数の頁クリップコンテナのクリップ識別子と、貼り付けられたすべての頁クリップの画面内での位置情報で構成され、全体としてリンクドリスト構造を有する頁遷移が容易なデータ構造として実現される。
同様に、本実施形態では、切り取られた頁クリップを頁クリップコンテナ・オブジェクト(以下「頁クリップコンテナ」という。)で管理する。頁クリップコンテナは、頁クリップコンテナの一意性を示すためのクリップ識別子と、頁クリップが切り取られた頁のコンテナ識別子と、切り取られた画像情報で構成されるデータ構造として実現される。
なお、コンテナ識別子やクリップ識別子としては特別なものは必要とせず、例えば時間情報をシードとしたUUID(Universally Unique Identifier)を利用して実現する。書込みデータも特別なものは必要せず、画面全体のJPEG画像データを利用すれば実現できるが、より複雑にSVG(Scalable Vector Graphics)形式のストロークデータ等を利用してもよい。背景画像や画面クリップもJPEG形式の画像データを利用すれば実現できる。
開始処理においては、開始部110は、黒板機能を開始するため、図4に示すような開始画面をディスプレイ10に表示する(ステップS1)。ユーザは、この開始画面において、黒板機能を新規で開始するか、保存している書込みデータを再利用して開始するかを選択する(ステップS2)。ユーザにより新規アイコンが選択された場合(ステップS2、YES)、黒板機能を新規に開始する準備を行うため、1頁分の空コンテナが生成される(ステップS3)。
その後、固有な識別子が、コンテナ識別子、前コンテナ識別子、及び次コンテナ識別子に代入され、記憶時間としてコンテナを生成した時刻が代入される(ステップS4)。このとき、書込みデータは空となる。また、表示する頁コンテナを示す表示コンテナ識別子に、生成した頁コンテナのコンテナ識別子が代入される(ステップS5)。表示コンテナ識別子が示す頁コンテナが表示対象の頁コンテナとなる。
以上の処理が終了すると、黒板機能の利用処理が動作する(ステップS6)。
一方、ユーザが新規アイコンを選択せず(ステップS2、NO)、再開アイコンを選択した場合(ステップS7、YES)、頁表示内容取得処理が実行され(ステップS8)、その後黒板利用処理が実行される(ステップS9)。
次に、頁表示内容取得処理について図5及び図6を参照して説明する。まず、パスコード入力処理が実行される(ステップS11)。パスコード入力処理の詳細は後述する。
パスコードが入力されると、パスコードに対応する頁表示内容データが保存されているか否かをチェックする(ステップS12)。本実施形態では頁表示内容データを、パスコードのハッシュ値をファイル名として所定のディレクトリに保存する。本処理はパスコードを、同じファイル名を持つファイルが特定のディレクトリ内にあるか否かをチェックすることで実現される。
なお、ハッシュ値の計算にはMD(Message Digest)5等の既存の手法を用いればよい。また、本実施形態では説明を省略するが、データベースシステムを使って、パスコードと頁コンテナの内容を適切な形式で記録管理してもよい。
パスコードに対応する頁表示内容データが保存されている場合(ステップS12、YES)、パスコードに対応する保存データを取得する(ステップS13)。保存データはパスコードを使って全頁コンテナ情報と全頁クリップ情報をパスワード付きでパッケージ化して保存されているため、パスコードを使って展開する(ステップS14)。展開した頁コンテナ情報と頁クリップ情報を、それぞれ生成した頁コンテナと頁クリップコンテナに代入する。
次に、各頁コンテナの保存時間をもとに一番最近の保存時間を持つ頁コンテナのコンテナ識別子を表示コンテナ識別子に代入し(ステップS15)、処理を終了する。表示コンテナ識別子に一番最近の保存時間を持つ頁コンテナのコンテナ識別子を代入することで後述の黒板利用処理にて前回最後に利用した頁が表示される。
一方、パスコードに対応する頁表示内容データが保存されていない場合(ステップS12、NO)、エラーメッセージを一定時間、例えばN秒表示した後(ステップS16)、黒板開始処理に自動的に遷移する(ステップS17)。エラーメッセージの表示画面一例を図6に示す。図6に示すように『パスコードに対応する保存データがありません』というメッセージが一定時間表示される。
次に、パスコード入力処理手順について図7及び図8を参照して説明する。処理が開始されると、まずパスコード入力画面が表示される(ステップS21)。このときパスコードは一旦『nil』(ゼロ)とされる(ステップS22)。
図8にパスコート入力画面の一例を示す。画面上の1、2、3、4、5、6、7、8、9、0、および#の各ボタンはパスコード文字列入力用のボタンであり、これらのボタンを押す(ステップS23、YES)ことで対応する文字がパスコードに追加される(ステップS24)。なおBSボタンは入力したパスコードを削除するボタンである。
また、入力したパスコードはボタン上部に表示・更新される(ステップS25)。なお、本実施形態では、入力したパスコードはそのまま表示されるが、非表示にしてもよい。次に、OKボタンが押されるとパスコード入力が終了したと判断し(ステップS26、YES)、処理を終了する。そして、パスコード入力処理を呼び出した処理へパスコードを返す。
一方、文字列入力用のボタンが押されず(ステップS23、NO)、OKボタンも押されないとき(ステップS26、NO)、再び文字列入力用のボタンが押されるかどうかを確認する(ステップS23)。
次に、黒板利用処理手順について図9から図11を参照して説明する。処理が開始されると、まず頁コンテナ表示処理が開始される(ステップS31)。頁コンテナ表示処理においては、図10に示すような黒板利用画面が表示される。図10に示すように黒板利用画面には新頁ボタン、次頁ボタン、前頁ボタン、切出ボタン、貼付ボタン、文書読込ボタン、および終了ボタンが配置されている。
黒板利用画面が表示されたのち、黒板開始処理にて表示コンテナ識別子に代入された頁コンテナをもとに頁表示内容データが表示される。新規で開始した場合は表示コンテナ識別子が示す頁コンテナは書込みデータ、背景画像データ、および貼り付けられた頁クリップデータのいずれも保持していないため、図10に示す黒板利用画面のように画面には書込み情報は何も表示されない。
一方、保存した書込みデータで再開した場合は、表示コンテナ識別子が示す頁コンテナは最後に保存された、すなわち、最後に利用した書込みデータ、背景画像データ、および貼り付けられた頁クリップデータの情報が保持されている。このため、図11に示す黒板利用画面のように画面表示内容データが描画される(ステップS32)。
次に、図10に示す黒板利用画面例をもとに新規頁の作成、頁遷移、表示頁の頁クリップの切り取り、表示頁への頁クリップの貼り付け、および文書ファイルの読み込みの各動作について説明する。
新頁ボタンが押されると(ステップS33、YES)、描画処理は停止され(ステップS40)、頁挿入処理により新しい頁が現在の頁の後ろに挿入され(ステップS47)、表示内容が空になる。
新頁ボタンが押されずに(ステップS33、NO)、次頁ボタンが押されると(ステップS34、YES)、描画処理は停止され(ステップS41)、次頁移動処理により次頁が表示対象となり(ステップS48)、次頁の頁表示内容データが表示される。
次頁ボタンが押されずに(ステップS34、NO)、前頁ボタンが押されると(ステップS35、YES)、描画処理は停止され(ステップS42)、前頁移動処理により前頁が表示対象となり(ステップS49)、前頁の頁表示内容データが表示される。
前頁ボタンが押されずに(ステップS35、NO)、切出ボタンが押されると(ステップS36、YES)、描画処理は停止され(ステップS43)、頁クリップ切出処理によりユーザが指定した文書内の頁が切り出され(ステップS50)、頁クリップとして記録される。
切出ボタンが押されずに(ステップS36、NO)、貼付ボタンが押されると(ステップS37、YES)、描画処理は停止され(ステップS44)、頁クリップ貼付処理によりユーザが選択した頁クリップがユーザの指定する位置に貼り付けられる(ステップS51)。
貼付ボタンが押されずに(ステップS37、NO)、文書読込ボタンが押されると(ステップS38、YES)、描画処理は停止され(ステップS45)、文書読込処理によりユーザが選択した文書ファイルの各頁が背景画像として貼り付けられた頁が現在の頁の後ろに挿入され、文書ファイルの1ページ目に対応する頁が表示される(ステップS52)。
文書読込ボタンが押されずに(ステップS38、NO)、終了ボタンが押されると(ステップS39、YES)、描画処理は停止され(ステップS46)、黒板終了処理へ遷移する(ステップS53)。なお、本実施形態では頁の前後のリンクはループしているため、頁移動が途切れることはない。
次に、頁挿入処理手順について図12を参照して説明する。処理が開始されると、まず表示コンテナ識別子から表示対象の頁コンテナ(以降、「表示対象頁コンテナ」という。)を特定し、現在の画面に書き込まれた書込みデータ、貼付けられた頁クリップ、および背景画像データを表示対象頁コンテナと表示対象頁コンテナに対応する頁クリップコンテナに記憶する(ステップS101)。
そして、これとともに頁コンテナの更新時刻に現在の時刻を代入する(ステップS102)。次に、表示内容をすべて消去する(ステップS103)。
次に、空の頁コンテナを生成し(ステップS104)、生成した頁コンテナの前コンテナ識別子に表示対象頁コンテナの識別子を代入する(ステップS105)。また、生成した頁コンテナの次コンテナ識別子に表示対象頁コンテナの次コンテナ識別子を代入する(ステップS106)。
さらに、表示対象頁コンテナの次コンテナ識別子に生成した頁コンテナの識別子を代入し(ステップS107)、表示コンテナ識別子にも生成した頁コンテナの識別子を代入し(ステップS108)、処理を終了する。この処理により生成した頁コンテナは表示していた頁コンテナの次頁に位置することになり、また表示対象の頁コンテナが生成した頁コンテナとなる。
次に、次頁移動処理手順について図13を参照して説明する。処理が開始されると、まず表示コンテナ識別子から表示対象頁コンテナを特定し、現在の画面に書き込まれた書込みデータ、貼付けられた頁クリップ、および背景画像データを表示対象頁コンテナと表示対象頁コンテナに対応する頁クリップコンテナに記憶する(ステップS201)。
そして、これとともに頁コンテナの更新時刻に現在の時刻を代入する(ステップS202)。次に、表示内容をすべて消去する(ステップS203)。次に、表示コンテナ識別子に表示対象頁コンテナの次コンテナ識別子を代入し(ステップS204)、処理を終了する。この処理により表示対象が次の頁コンテナとなる。
次に、前頁移動処理手順について図14を参照して説明する。処理が開始されると、まず表示コンテナ識別子から表示対象頁コンテナを特定し、現在の画面に書き込まれた書込みデータ、貼り付けられた頁クリップ、および背景画像データを表示対象頁コンテナと表示対象頁コンテナに対応する頁クリップコンテナに記憶する(ステップS301)。
そして、これとともに頁コンテナの更新時刻に現在の時刻を代入する(ステップS302)。次に、表示内容をすべて消去する(ステップS303)。次に、表示コンテナ識別子に表示対象頁コンテナの前コンテナ識別子を代入し(ステップS304)、処理を終了する。この処理により表示対象が前の頁コンテナとなる。
次に、黒板終了処理手順について図15を参照して説明する。処理が開始されると、まず表示コンテナ識別子から表示対象頁コンテナを特定し、現在の画面に書き込まれた書込みデータ、貼り付けられた頁クリップ、および背景画像データを表示対象頁コンテナと表示対象頁コンテナに対応する頁クリップコンテナに記憶する(ステップS401)。
そして、これとともに頁コンテナの更新時刻に現在の時刻を代入する(ステップS402)。次に、表示内容をすべて消去する(ステップS403)。次に、全頁コンテナの内容を記憶するための頁表示内容記憶処理を実行し(ステップS404)、その後黒板開始処理へ遷移する(ステップS405)。
次に、頁表示内容記憶処理手順について図16及び図17を参照して説明する。処理が開始されると、まず頁表示内容データを記憶するか否かを問う記憶確認画面が表示される(ステップS501)。図17に記憶確認画面の一例を示す。画面上のはいボタンが押されず(ステップS502、NO)、いいえボタンが押されると(ステップS506、YES)、頁表示内容データは記憶されず、処理を終了する。
一方、はいボタンが押されると(ステップS502、YES)、後述のパスコード設定処理によりパスコードを取得し(ステップS503)、黒板機能利用中に生成されたすべての頁コンテナ情報とすべてのクリップコンテナを、取得したパスコードをもとにパスワード付きでパッケージ化し、記憶データを生成する(ステップS504)。
すべての頁コンテナ情報とは、記憶しているコンテナ識別子、前コンテナ識別子、次コンテナ識別子、更新時間、書込みデータ、設定されている背景画像、貼付けられたすべての頁クリップに対応する頁クリップコンテナのクリップ識別子、および貼り付けられたすべての頁クリップの画面内での位置情報である。
また、すべての頁クリップコンテナとは、頁クリップコンテナの一意性を示すためのクリップ識別子、頁クリップが切り取られた頁のコンテナ識別子、および切り取られた画像情報である。
そして、記憶データを、パスコードのハッシュ値をファイル名として所定のディレクトリに記憶する(ステップS505)。パスワード付きパッケージ方法としては、パスワード付きzip等の既存の手法を用いればよい。記憶が終了すると処理が終了する。
なお、本実施形態では、詳細は割愛するが、パスコードを設定する際、所定のディレクトリ内のファイル名として、設定したパスコードのハッシュ値がすでに利用されているか否かを確認することでパスコードの重複利用を防止することが可能である。
次に、パスコード設定処理手順について図18及び図19を参照して説明する。パスコード設定処理はパスコード入力処理フローと同様であるため重複する説明を省略するが、処理開始時に表示されるパスコード設定画面が異なっている。図19にパスコード設定画面の一例を示している。
次に、日付付きパスコード設定処理手順について図20及び図21を参照して説明する。前述したようにパスコード設定時にパスコードが重複する可能性があり、これを防止する方法の一つとしてパスコードに利用日の日付を用いることが望ましい。
パスコード設定処理もパスコード入力処理フローと同様であるため重複する説明は省略するが、パスコードの初期値として事前に利用日の日付が入力されている点が異なっている。すなわち、図21の示す日付付きパスコード設定画面のように、利用日が2010年2月27日だとするとパスコード欄には処理開始時に20100227という文字列が挿入されることがわかる。
次に、頁クリップ切り出し処理について図22から図24を参照して説明する。以下、図22に示す処理手順に従い、頁クリップ切り出し処理の動作を説明する。なお、図23、図24の切り出しウインドウ内に表示された画像データは例示であり、例えばユーザが『Aが確認』という書込みを行っている様子を示している。
なお、図23に示すように、画面の右下に『切出』『貼付』『文書読込』『新頁』『次頁』『前頁』『終了』の各処理を行うアイコンが配置されている。これらのアイコンを指示ペンP等により押圧することで各処理が開始される。『新頁』『次頁』『前頁』は、各頁への移動処理を行うためのアイコンである。
図23に頁クリップ切り出し処理の画面例を示す。ユーザが画面上で『切出』アイコンを押下することで頁クリップ切り出し処理が開始する。処理が開始するとまず、画面上に切り出しウインドウCWが表示される(ステップS801)。切り出しウインドウCWには切り出しを実行するための切り出しボタンCと頁クリップ切り出し処理を中止するための取り消しボタンEも配置されている。
図24に示すように、ユーザは指や指示ペンP等でリサイズボタンRを押下することで、切り出しウインドウCW内の頁の画像を所望のサイズに変更する(ステップS802、YES)。本実施形態では、リサイズボタンRを押下するたびに、頁のサイズは100%、50%、25%、100%、50%…の順にサイクリックに変化する(ステップS806)。なお、本発明において、リサイズボタンRにより切り出しウインドウCW内の頁の画像をリサイズする手段を便宜的に抽出画像データサイズ変更手段とする。
そして、ユーザは切り出しボタンCを押下することで(ステップS803、YES)、切り出しウインドウCWに含まれる画面内容を画像データとして切り出し(ステップS807)、切り出した画面データをシステムが自動生成するクリップ識別子と現在表示されている頁のコンテナ識別子とともに生成した頁クリップコンテナに記憶する(ステップS808)。
なお、本実施形態では、画面内容の切り出し動作の詳細は割愛するが、例えば本システムをWindows(登録商標)で動作するものとすると、GDI(Graphics Device Interface)というグラフィックス描画機能が提供するAPI(Application Programming Interface)を利用することで実現できる。
その後、ユーザが切り出しボタンCを押下し、切り出し頁を頁クリップコンテナに記憶する処理が終了するか、ユーザが取り消しボタンEを押下すると(ステップS804、YES)、切り出しウインドウCW内の頁のサイズは100%に戻り、切り出しウインドウCWは非表示になり(ステップS805)、頁クリップ切り出し処理は終了する。
次に、頁クリップ貼り付け処理について図25から図27を参照して説明する。以下、図25に示す処理手順に従い、頁クリップ貼り付け処理の動作を説明する。
図26に頁クリップ貼り付け処理の画面例を示す。ユーザが画面上で『貼付』アイコンを押下することで頁クリップ貼り付け処理が開始する。処理が開始するとまず、画面上に頁クリップ選択ウインドウSWが表示される(ステップS901)。頁クリップ選択ウインドウSWにはn個の最新の頁クリップコンテナが保持する画像データ、すなわち頁クリップCPが表示される。図26では3個の最新頁クリップCPが表示されている。
頁クリップ選択ウインドウSWには、頁クリップCPの他に、ユーザが表示する頁クリップCPを切り替えるための左ボタンLBと右ボタンRBが配置されている。さらに、頁クリップ選択ウインドウSWには頁クリップ貼り付け処理を中止するための取り消しボタンEも配置されている。
図27に示すように、指もしくは指示ペンPなどで右ボタンRBを押下することで(ステップS902、YES)、図26に表示されている右端の頁クリップCPが隠れ、左端に新たな頁クリップCPが表示される(ステップS907)。頁クリップCPの表示順序は頁クリップCPが切り取られた、すなわち頁クリップコンテナが生成された順とすればよい。
詳細は割愛するが、頁クリップCPのサイズごとに生成された順に表示する等、より複雑な順序を用いてもよい。また、右ボタンRBが押下されずに(ステップS902、NO)、左ボタンを押下することで(ステップS903、YES)、左端の頁クリップが隠れ、右端に新たな頁クリップCPが表示される(ステップS908)。
次に、ユーザが所望の頁クリップCPを選択・押下すると(ステップS904、YES)、頁クリップ選択ウインドウSWが閉じ(ステップS909)、選択頁クリップ貼付位置合わせ処理に処理へ移行する(ステップS910)。また、ユーザが取り消しボタンEを押下することで(ステップS905、YES)、頁クリップ貼り付け処理が中止され、頁クリップ選択ウインドウSWが閉じる(ステップS906)。
次に、頁クリップ貼付位置合わせ処理について図28から図30を参照して説明する。以下、図28に示す処理手順に従い、頁クリップ貼付位置合わせ処理の動作を説明する。
図29に頁クリップ貼り付け位置合わせ処理の画面例を示す。ユーザが頁クリップ貼り付け処理において頁クリップ選択ウインドウSWで所望の頁クリップを選択することで、頁クリップ貼り付け位置合わせ処理が開始する。処理が開始すると、まず画面上に選択した頁クリップを含んだ頁クリップ画像ウインドウCPWと頁を分割する格子Xが表示される(ステップS1001)。
頁クリップ画像ウインドウCPWの初期サイズは選択した頁クリップのサイズと同じである。ユーザが頁クリップ画像ウインドウCPWをリサイズするためのリサイズボタンRが頁クリップ画像ウインドウCPWに配置されている。なお、本発明において、リサイズボタンRにより頁クリップ画像ウインドウCPWをリサイズする手段を便宜的に貼付画像データサイズ変更手段とする。
また頁クリップ画像ウインドウCPWの初期表示位置はシステムの規定値である。そのため、ユーザが頁クリップ画像ウインドウCPWを移動するための移動ボタンMが頁クリップ画像ウインドウCPWに配置されている。そして、頁クリップ画像ウインドウCPWの左上端が最も近い格子点に重なるように位置が自動調整される。
さらに、頁クリップ画像ウインドウCPWには貼り付けを実行するための貼り付けボタンTと貼り付け処理を中止するための取り消しボタンEも配置されている。
ユーザは移動ボタンMとリサイズボタンRを適宜使用し、所望のサイズの頁クリップ画像ウインドウCPWを所望の位置へ移動させる。すなわち、移動ボタンMが押下されると(ステップS1002、YES)、例えばマウスがリリースされた位置に最も近い格子点が頁クリップ画像ウインドウCPWの左上端と重なるように頁クリップ画像ウインドウCPWが移動・表示される(ステップS1007)。
また、リサイズボタンRが押下されると(ステップS1003、YES)、頁クリップ画像ウインドウCPWの左上端の位置を固定し、頁クリップ画像ウインドウCPWをリサイズして表示する(ステップS1008)。
そして、ユーザにより貼り付けボタンTが押下されることで(ステップS1004、YES)、頁クリップ画像ウインドウCPWに含まれる画面内容が画像データとして頁に貼り付けられる(ステップS1009)。そして、貼り付けた頁クリップに対応する頁クリップコンテナのクリップ識別子とクリップを貼り付けた頁内での位置情報を貼り付けた頁に対応する頁コンテナに保持する(ステップS1010)。なお、本発明において、上記位置情報を記憶する手段を便宜的に位置情報記憶手段とする。
ユーザが貼り付けボタンTを押下し、貼り付け処理が終了するか、ユーザが取り消しボタンEを押下すると(ステップS1005、YES)、頁クリップ画像ウインドウCPWと格子Xは非表示になり(ステップS1006)、頁クリップ貼り付け位置合わせ処理は終了する。参考までに、図30に頁クリップ貼り付け処理を繰り返し実行し、また書込みを行うことにより、会議結果のまとめや振り返りのための頁を作成した画面例を示す。
なお、上述した貼り付け処理においては、複数の頁クリップ画像ウインドウCPWが重ならないように貼り付ける制御を行うこととしてよい。
次に、文書読み込み処理手順について図31を参照して説明する。文書読み込み処理フローは、例えば、図30に示す画面例において『文書読込』アイコンを押下することで処理が開始する。処理が開始されると、まず読み込む文書を選択するためのダイアログが表示される。
読み込む文書を選択するためのダイアログの動作例の詳細は割愛するが、例えば、システムが動作するOSがWindows(登録商標)の場合、OpenFileDialog等のクラスライブラリを用いることで読み込むファイルをユーザに指定させ、かつ指定したファイル内容を参照することができる(ステップS1101)。
次に、指定したファイルの内容を参照し、ファイル内容に対応する画像データを生成する(ステップS1102)。詳細な動作説明は省略するが、前動作例に従いシステムが動作するOSがWindows(登録商標)の場合で、読み込むファイルのネイティブアプリケーションがOLE(Object Linking and Embedding)オートメーションに対応している場合、OLEオートメーション機能を利用することで、ファイル内容をページ単位で画像データとして抽出することができる。
次に、読み込みファイルの内容に対応する画像データのすべてについてそれぞれの画像データを背景画像とする頁を挿入する頁挿入処理を繰り返し(ステップS1107)、最後に画像データの1枚目、すなわち読み込みファイルの1頁目に対応する頁コンテナの表示コンテナ識別子に代入し(ステップS1108)、処理を終了する。その結果、本処理により読み込みファイルの1頁目を背景画像とする頁が表示される。
なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。例えば、上述した本実施形態の画像処理装置における各処理を、上述した本実施形態の画像処理装置を構成する各部における制御動作は、ハードウェア、または、ソフトウェア、あるいは、両者の複合構成を用いて実行することも可能である。
なお、ソフトウェアを用いて処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ内のメモリにインストールして実行させることが可能である。あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
1 電子情報ボード
10 ディスプレイ
11 タッチパネル
20 PC
31 USBケーブル
32 VGAケーブル
110 開始部
111 データ取得部
112 パスコード入力部
120 利用部
121 描画部
122 頁挿入部
123 次頁移動部
124 前頁移動部
125 頁クリップ切出部
126 頁クリップ貼付部
127 文書読込部
130 終了部
131 データ記憶部
132 パスコード設定部
特開2013−39701号公報

Claims (9)

  1. 2頁以上の画像データを表示媒体に表示する電子機器であって、
    前記2頁以上の画像データを前記画像データの頁情報とともに記憶する画像データ記憶手段と、
    前記2頁以上の画像データから一部の画像データを抽出する画像データ抽出手段と、
    前記抽出された一部の画像データを前記抽出された一部の画像データの属性情報及び抽出元の画像データの頁情報とともに記憶する抽出画像データ記憶手段と、
    前記抽出画像データ記憶手段に記憶された一部の画像データを前記表示媒体に表示された画像データに貼り付ける画像データ貼付手段と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記画像データ抽出手段は、前記抽出する画像データのサイズを変更する抽出画像データサイズ変更手段を備えることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記画像データ貼付手段は、前記表示媒体に表示された画像データに貼り付ける一部の画像データのサイズを変更する貼付画像データサイズ変更手段を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器。
  4. 前記画像データ貼付手段は、前記表示媒体に表示された画像データに貼り付ける一部の画像データの前記表示媒体に表示された画像データにおける位置情報を記憶する位置情報記憶手段を備えることを特徴とする1から3の何れか1項に記載の電子機器。
  5. 前記画像データ貼付手段は、前記貼り付ける一部の画像データ複数が重ならないように前記表示媒体に表示された画像データに貼り付けることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の電子機器。
  6. 前記表示媒体に表示される画像データに付加画像を描画する描画手段を備え、
    前記画像データ抽出手段により抽出する一部の画像データが前記描画手段により描画された付加画像であることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の電子機器。
  7. 前記画像データ抽出手段により抽出する一部の画像データが前記画像データ記憶手段に記憶された文書ファイルであることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の電子機器。
  8. 2頁以上の画像データを表示媒体に表示する電子機器の画像データ表示処理方法であって、
    前記2頁以上の画像データを前記画像データの頁情報とともに記憶部に記憶し、
    前記2頁以上の画像データから一部の画像データを抽出して前記記憶部に記憶し、
    前記抽出された一部の画像データを前記抽出された一部の画像データの属性情報及び抽出元の画像データの頁情報とともに前記記憶部に記憶し、
    前記記憶された一部の画像データを前記表示媒体に表示された画像データに貼り付けることを特徴とする画像データ表示処理方法。
  9. 2頁以上の画像データを表示媒体に表示するプログラムであって、
    前記2頁以上の画像データを前記画像データの頁情報とともに記憶部に記憶するステップと、
    前記2頁以上の画像データから一部の画像データを抽出して前記記憶部に記憶するステップと、
    前記抽出された一部の画像データを前記抽出された一部の画像データの属性情報及び抽出元の画像データの頁情報とともに前記記憶部に記憶するステップと、
    前記記憶された一部の画像データを前記表示媒体に表示された画像データに貼り付けるステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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