JP2015022316A - データ処理システム及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】タッチパネルの押圧による液晶表示パネルの輝度ムラの顕現の度合いを低下する「データ処理装置及びコンピュータプログラム」を提供する。
【解決手段】液晶表示パネル1にGUI画面(a1)を表示しているときに、タッチパネル2が被検出体の接近を検出したならば、タッチパネル2の被検出体の接近位置周辺の所定の領域301の支配的な表示色が白や黒などの高輝度色または低輝度色ではなく、所定の中間輝度周辺の色であるかどうかを調べ、中間輝度周辺の色でなければ、接近位置周辺の所定の領域301の表示色を、当該所定の領域301の表示色を、全体として所定の中間輝度の中間調色となるように変更する(a2)。
【選択図】図3
【解決手段】液晶表示パネル1にGUI画面(a1)を表示しているときに、タッチパネル2が被検出体の接近を検出したならば、タッチパネル2の被検出体の接近位置周辺の所定の領域301の支配的な表示色が白や黒などの高輝度色または低輝度色ではなく、所定の中間輝度周辺の色であるかどうかを調べ、中間輝度周辺の色でなければ、接近位置周辺の所定の領域301の表示色を、当該所定の領域301の表示色を、全体として所定の中間輝度の中間調色となるように変更する(a2)。
【選択図】図3
Description
本発明は、液晶表示パネルとタッチパネルとを備えたデータ処理システムに関するものである。
データ処理システムの表示出力と位置入力に用いられる、液晶表示パネルとタッチパネルとを搭載したディスプレイ装置としては、液晶表示パネル保護用のカバーガラスをタッチパネル上に配置したディスプレイ装置や、カバーガラスを基体としてタッチパネルを構成したディスプレイ装置が知られている(たとえば、特許文献1)。
上述のような液晶表示パネル保護用のカバーガラスを備えたディスプレイ装置においては、カバーガラスの厚みを大きくすると、ディスプレイの薄型化の妨げとなる。
一方で、カバーガラスの厚みを小さくすると、タッチパネルのタッチによる押圧力が液晶表示パネルに伝達されてしまうことを充分に防ぐことができなくなり、液晶表示パネルの撓みによる表示の輝度ムラが生じてしまい、ユーザにディスプレイ装置の品質に対する不満やディスプレイ装置の視認上の不快感を与えてしまうこととなる。なお、このような液晶表示パネルの撓みによる表示の輝度ムラは、IPS(In Plane Switching)方式の液晶表示パネルで顕著に表れる。
一方で、カバーガラスの厚みを小さくすると、タッチパネルのタッチによる押圧力が液晶表示パネルに伝達されてしまうことを充分に防ぐことができなくなり、液晶表示パネルの撓みによる表示の輝度ムラが生じてしまい、ユーザにディスプレイ装置の品質に対する不満やディスプレイ装置の視認上の不快感を与えてしまうこととなる。なお、このような液晶表示パネルの撓みによる表示の輝度ムラは、IPS(In Plane Switching)方式の液晶表示パネルで顕著に表れる。
そこで、本発明は、カバーガラスなどの液晶表示パネル保護用の透明体の厚みによらずに、液晶表示パネルの撓みによる表示の輝度ムラの顕現の度合いを抑制することを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、液晶表示パネルと当該表液晶示パネルの表示面上に配置されたタッチパネルとを備え、前記タッチパネルで受け付けたユーザ操作に応じた処理を行うデータ処理装置に、前記液晶表示パネルに画面を表示する画面表示手段と、前記タッチパネルが、当該タッチパネルの被検出体の接近または接触を検出したときに、前記液晶表示パネルに表示している画面の、前記タッチパネルが被検出体の接近または接触を検出した位置を少なくとも含む領域である対象領域の表示色を、中間調の色に変更する輝度ムラ顕現抑制手段とを備えたものである。
また、本発明は、前記課題達成のために、液晶表示パネルと当該表液晶示パネルの表示面上に配置されたタッチパネルとを備え、前記タッチパネルで受け付けたユーザ操作に応じた処理を行うデータ処理装置に、前記液晶表示パネルに画面を表示する画面表示手段と、前記タッチパネルが、当該タッチパネルの被検出体の接近または接触を検出したときに、前記液晶表示パネルに表示している画面の、前記タッチパネルが被検出体の接近または接触を検出した位置周辺の領域の表示色が、第1の輝度レベルより輝度が大きい色である高輝度色と、前記第1の輝度レベルより小さい第2の輝度レベルより輝度が小さい色である低輝度色のいずれかであるかどうかを判定し、高輝度色と低輝度色のいずれかである場合に、前記タッチパネルが被検出体の接近または接触を検出した位置を少なくとも含む領域である対象領域の表示色を、前記第1の輝度レベルより小さく前記第2の輝度レベルより大きい輝度の色である中間輝度色に変更する輝度ムラ顕現抑制手段とを備えたものである。
ここで、以上のようなデータ処理装置において、前記対象領域を、前記液晶表示パネルに表示している画面の、前記タッチパネルが被検出体の接近または接触を検出した位置周辺の所定サイズの領域とするようにしてもよい。
または、以上のようなデータ処理装置において、前記画面表示手段が前記液晶表示パネルに、ユーザのタッチ操作を受け付けるためのソフトキーを配置した画面を表示するものである場合には、前記対象領域を、前記液晶表示パネルに表示している画面の、前記タッチパネルが被検出体の接近または接触を検出した位置に表示しているソフトキーの領域とするようにしてもよい。
または、以上のようなデータ処理装置において、前記画面表示手段が前記液晶表示パネルに、ユーザのタッチ操作を受け付けるためのソフトキーを配置した画面を表示するものである場合には、前記対象領域を、前記液晶表示パネルに表示している画面の、前記タッチパネルが被検出体の接近または接触を検出した位置に表示しているソフトキーの領域とするようにしてもよい。
または、以上のようなデータ処理装置において、前記対象領域を、前記液晶表示パネルに表示している画面の全領域とするようにしてもよい。
以上のようなデータ処理装置によれば、タッチパネルが被検出体の接近または接触を検出した位置を少なくとも含む領域である対象領域の表示色を、ユーザのタッチによる液晶パネルの撓みによって生じる表示輝度の輝度ムラが目立たなくなる中間輝度の中間調色に変更するので、カバーガラスなどの液晶表示パネル保護用の透明体の厚みによらずに、タッチによる液晶パネルの撓みによる表示の輝度ムラの顕現の度合いを低下することができる。
以上のようなデータ処理装置によれば、タッチパネルが被検出体の接近または接触を検出した位置を少なくとも含む領域である対象領域の表示色を、ユーザのタッチによる液晶パネルの撓みによって生じる表示輝度の輝度ムラが目立たなくなる中間輝度の中間調色に変更するので、カバーガラスなどの液晶表示パネル保護用の透明体の厚みによらずに、タッチによる液晶パネルの撓みによる表示の輝度ムラの顕現の度合いを低下することができる。
以上のように、本発明によれば、カバーガラスなどの液晶表示パネル保護用の透明体の厚みによらずに、液晶表示パネルの撓みによる表示の輝度ムラの顕現の度合いを抑制することができる。
以下、本発明の実施形態について自動車に搭載されるデータ処理システムへの適用を例にとり説明する。
図1aに、本実施形態に係るデータ処理システムの構成を示す。
ここで、データ処理システムは、たとえば、AVシステムやナビゲーションシステムなどを構成するものである。
図示するように、データ処理システムは、バックライト付きの液晶表示パネル1、液晶表示パネル1の表示面上に配置されたタッチパネル2、タッチパネル2上に配置されたカバーガラス3、液晶表示パネル1の表示を制御するディスプレイコントローラ4、タッチパネル2を制御するタッチパネルコントローラ5、オペレーティングシステム6、オペレーティングシステム6上で稼働するアプリケーション7、1または複数の周辺装置8を備えている。
図1aに、本実施形態に係るデータ処理システムの構成を示す。
ここで、データ処理システムは、たとえば、AVシステムやナビゲーションシステムなどを構成するものである。
図示するように、データ処理システムは、バックライト付きの液晶表示パネル1、液晶表示パネル1の表示面上に配置されたタッチパネル2、タッチパネル2上に配置されたカバーガラス3、液晶表示パネル1の表示を制御するディスプレイコントローラ4、タッチパネル2を制御するタッチパネルコントローラ5、オペレーティングシステム6、オペレーティングシステム6上で稼働するアプリケーション7、1または複数の周辺装置8を備えている。
ただし、このようなデータ処理システムは、CPUやメモリを備えたコンピュータを用いて構成されるものであり、オペレーティングシステム6や、アプリケーション7は、コンピュータが所定のコンピュータプログラムを実行することにより実現されるものである。
さて、液晶表示パネル1とタッチパネル2とカバーガラス3は、一体として、たとえば、図1bに示すように、自動車のダッシュボード内に配置される。
ここで、タッチパネル2は、たとえば、静電容量式のタッチパネル2であり、ユーザの指や手などの被検出体が接触(タッチ)したタッチパネル2上の位置を検出する他、被検出体がタッチパネル2に所定レベル以上接近しているときには、被検出体がタッチパネル2に接触していなくても被検出体が接近したタッチパネル2上の位置を検出する。
ここで、タッチパネル2は、たとえば、静電容量式のタッチパネル2であり、ユーザの指や手などの被検出体が接触(タッチ)したタッチパネル2上の位置を検出する他、被検出体がタッチパネル2に所定レベル以上接近しているときには、被検出体がタッチパネル2に接触していなくても被検出体が接近したタッチパネル2上の位置を検出する。
さて、このような構成において、各アプリケーション7は、オペレーティングシステム6を介して液晶表示パネル1にGUI画面を表示出力しつつ、タッチパネル2が検出した被検出体の接触や接近や、タッチパネル2が検出した被検出体が接触や接近した位置をオペレーティングシステム6を介して取得しながら所定の処理を行う。
以下、このような構成において、液晶表示パネル1にGUI画面を表示出力しているアプリケーション7が、液晶表示パネル1の撓みによる表示の輝度ムラの顕現の度合いを抑制するために行う輝度ムラ顕現抑制処理について説明する。
図2に、この輝度ムラ顕現抑制処理の手順を示す。
図示するように、この処理では、タッチパネル2の被検出体の接近の検出を監視し(ステップ202)、被検出体の接近の検出が発生したならば、液晶表示パネル1に表示しているGUI画面のタッチパネル2の被検出体の接近位置周辺の所定の領域の支配的な表示色が、中間調の色よりも輝度レベルが大きい白などの高輝度色と、輝度レベルが中間調の色よりも小さい黒などの低輝度色との色のいずれでもなく、輝度が中間的な中間調の色であるかどうかを調べる(ステップ204)。
図2に、この輝度ムラ顕現抑制処理の手順を示す。
図示するように、この処理では、タッチパネル2の被検出体の接近の検出を監視し(ステップ202)、被検出体の接近の検出が発生したならば、液晶表示パネル1に表示しているGUI画面のタッチパネル2の被検出体の接近位置周辺の所定の領域の支配的な表示色が、中間調の色よりも輝度レベルが大きい白などの高輝度色と、輝度レベルが中間調の色よりも小さい黒などの低輝度色との色のいずれでもなく、輝度が中間的な中間調の色であるかどうかを調べる(ステップ204)。
そして、接近位置周辺の所定サイズの領域の支配的な表示色が、輝度が中間的な中間調の色であれば、そのままステップ202に戻る。
一方、接近位置周辺の所定の領域の支配的な表示色が、輝度が中間的な中間調の色でなければ、接近位置周辺の所定の領域の表示色を、当該所定の領域の表示の輝度が全体的に見て、高輝度色と低輝度色との間に設定した所定の中間輝度となるように、すなわち、当該所定の領域の全体的に見た表示色が所定の輝度の中間調の色となるように変更する(ステップ206)。ここで、この所定の領域の表示色の変更は、たとえば、当該所定の領域の支配的な色の輝度が所定の中間輝度となるように、当該所定の領域の表示色の輝度を一律に増減したり、当該所定の領域の支配的な色を予め定めた所定の中間輝度の中間調色に変更することにより行う。ただし、この所定の領域の表示色の変更は、所定の領域の表示色の輝度の平均が所定の中間輝度となるように、当該所定の領域の所定の中間輝度より輝度が大きい表示色の輝度を減少し、当該所定の領域の所定の中間輝度より輝度が小さい表示色の輝度を増加することなどの、他の手法により行うようにしてもよい。
一方、接近位置周辺の所定の領域の支配的な表示色が、輝度が中間的な中間調の色でなければ、接近位置周辺の所定の領域の表示色を、当該所定の領域の表示の輝度が全体的に見て、高輝度色と低輝度色との間に設定した所定の中間輝度となるように、すなわち、当該所定の領域の全体的に見た表示色が所定の輝度の中間調の色となるように変更する(ステップ206)。ここで、この所定の領域の表示色の変更は、たとえば、当該所定の領域の支配的な色の輝度が所定の中間輝度となるように、当該所定の領域の表示色の輝度を一律に増減したり、当該所定の領域の支配的な色を予め定めた所定の中間輝度の中間調色に変更することにより行う。ただし、この所定の領域の表示色の変更は、所定の領域の表示色の輝度の平均が所定の中間輝度となるように、当該所定の領域の所定の中間輝度より輝度が大きい表示色の輝度を減少し、当該所定の領域の所定の中間輝度より輝度が小さい表示色の輝度を増加することなどの、他の手法により行うようにしてもよい。
なお、このようにステップ206において、表示色を変更する接近位置周辺の所定の領域と、当該所定の領域の変更後の全体的な輝度とする所定の中間輝度の値については後述する。
次に、以上のようにして、接近位置周辺の所定の領域の表示色を変更したならば(ステップ206)、タッチパネル2の検出している接近または接触している被検出体の位置の変化の発生と(ステップ208)、タッチパネル2の被検出体の接近と接触の双方の非検出の発生と(ステップ210)とを監視する。
次に、以上のようにして、接近位置周辺の所定の領域の表示色を変更したならば(ステップ206)、タッチパネル2の検出している接近または接触している被検出体の位置の変化の発生と(ステップ208)、タッチパネル2の被検出体の接近と接触の双方の非検出の発生と(ステップ210)とを監視する。
そして、タッチパネル2の検出している被検出体の位置の変化が発生したならば(ステップ208)、ステップ206で表示色を変更した領域の表示色を、輝度変更前の表示色に復帰し(ステップ214)、ステップ204からの処理に戻る。
一方、タッチパネル2の被検出体の接近と接触の双方の非検出が発生した場合には(ステップ210)、ステップ206で表示色を変更した領域の表示色を、輝度変更前の表示色に復帰し(ステップ212)、ステップ202からの処理に戻る。
以上、アプリケーション7が行う輝度ムラ顕現抑制処理の手順について説明した。
以下、このような輝度ムラ顕現抑制処理の処理例を示す。
まず、ナビゲーションアプリケーションやマップアプリケーションなどの図3a1に示すように地図を表示するアプリケーション7が行う輝度ムラ顕現抑制処理の処理例を示す。
このような地図を表示するアプリケーション7は、図3a2に示すように、ユーザの指などの被検出体が接近した位置周辺の所定サイズの円形の領域301を、輝度ムラ顕現抑制処理のステップ206において表示色を変更する接近位置周辺の所定の領域として、円形の領域301の支配的な表示色(ここでは、たとえば、地図において道路の背景として使用されている色)が高輝度色または低輝度色でなければ、円形の領域301の表示色を、円形の領域301の輝度が全体的に所定の中間輝度となるように変更する。
一方、タッチパネル2の被検出体の接近と接触の双方の非検出が発生した場合には(ステップ210)、ステップ206で表示色を変更した領域の表示色を、輝度変更前の表示色に復帰し(ステップ212)、ステップ202からの処理に戻る。
以上、アプリケーション7が行う輝度ムラ顕現抑制処理の手順について説明した。
以下、このような輝度ムラ顕現抑制処理の処理例を示す。
まず、ナビゲーションアプリケーションやマップアプリケーションなどの図3a1に示すように地図を表示するアプリケーション7が行う輝度ムラ顕現抑制処理の処理例を示す。
このような地図を表示するアプリケーション7は、図3a2に示すように、ユーザの指などの被検出体が接近した位置周辺の所定サイズの円形の領域301を、輝度ムラ顕現抑制処理のステップ206において表示色を変更する接近位置周辺の所定の領域として、円形の領域301の支配的な表示色(ここでは、たとえば、地図において道路の背景として使用されている色)が高輝度色または低輝度色でなければ、円形の領域301の表示色を、円形の領域301の輝度が全体的に所定の中間輝度となるように変更する。
ここで、図3b1、b2に示すように、表示色が高輝度色または低輝度色の場合、ユーザのタッチによる液晶パネルの撓みによって生じる表示輝度の輝度ムラは顕著に目立つものとなるが、図3b3に示すように、表示色が中間輝度の中間調色の場合、ユーザのタッチによる液晶パネルの撓みによって生じる表示輝度の輝度ムラは比較的目立たなくなる。
そこで、輝度ムラ顕現抑制処理のステップ206では、上述した所定の中間輝度として、使用する液晶パネルに対する実験等により予め求めておいた、撓みによって生じる表示輝度の輝度ムラが最も目立たなく輝度を用いるようにする。
次に、電子書籍リーダなどの図3c1に示すように文書を表示するアプリケーション7が行う輝度ムラ顕現抑制処理の処理例を示す。
このような文書を表示するアプリケーション7は、図3c2に示すように、ユーザの指などの被検出体が接近した位置周辺の所定サイズの円形の領域302を、輝度ムラ顕現抑制処理のステップ206において表示色を変更する接近位置周辺の所定の領域として、形の領域302の支配的な表示色(ここでは、たとえば、文字の背景色)が高輝度色または低輝度色でなければ、円形の領域302の表示色を、円形の領域302の輝度が全体的に所定の中間輝度となるように変更する。
次に、電子書籍リーダなどの図3c1に示すように文書を表示するアプリケーション7が行う輝度ムラ顕現抑制処理の処理例を示す。
このような文書を表示するアプリケーション7は、図3c2に示すように、ユーザの指などの被検出体が接近した位置周辺の所定サイズの円形の領域302を、輝度ムラ顕現抑制処理のステップ206において表示色を変更する接近位置周辺の所定の領域として、形の領域302の支配的な表示色(ここでは、たとえば、文字の背景色)が高輝度色または低輝度色でなければ、円形の領域302の表示色を、円形の領域302の輝度が全体的に所定の中間輝度となるように変更する。
次に、メディアプレイヤなどの図4a1に示すように、ユーザによってタッチ操作されるソフトキー(ボタン)を含むGUI画面を表示するアプリケーション7が行う輝度ムラ顕現抑制処理の処理例を示す。
ここのようなソフトキーを含むGUIを表示するアプリケーション7は、図4a2に示すように、ユーザの指などの被検出体が接近したソフトキー401を、輝度ムラ顕現抑制処理のステップ206において表示色を変更する接近位置周辺の所定の領域として、ソフトキー401の支配的な表示色(ここでは、たとえば、ソフトキーのボタンの色)が輝度が高輝度色または低輝度色でなければ、ソフトキー401のボタンの色を所定の中間輝度の中間調色に変更する。また、このとき、ボタンの色の輝度の変更と併せて、ソフトキー401のボタン上の文字や記号やマークの表示色を中間調色に変更するようにしてもよい。
ここのようなソフトキーを含むGUIを表示するアプリケーション7は、図4a2に示すように、ユーザの指などの被検出体が接近したソフトキー401を、輝度ムラ顕現抑制処理のステップ206において表示色を変更する接近位置周辺の所定の領域として、ソフトキー401の支配的な表示色(ここでは、たとえば、ソフトキーのボタンの色)が輝度が高輝度色または低輝度色でなければ、ソフトキー401のボタンの色を所定の中間輝度の中間調色に変更する。また、このとき、ボタンの色の輝度の変更と併せて、ソフトキー401のボタン上の文字や記号やマークの表示色を中間調色に変更するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明した。
ところで、以上の実施形態では、輝度ムラ顕現抑制処理においてタッチパネル2の被検出体の接近位置周辺の所定の領域の表示色を変更するようにしたが、タッチパネル2の被検出体の接近が検出されたならば表示全体の表示色を、表示全体の輝度が全体的に所定の中間輝度となるように変更するようにしてもよい。
ところで、以上の実施形態では、輝度ムラ顕現抑制処理においてタッチパネル2の被検出体の接近位置周辺の所定の領域の表示色を変更するようにしたが、タッチパネル2の被検出体の接近が検出されたならば表示全体の表示色を、表示全体の輝度が全体的に所定の中間輝度となるように変更するようにしてもよい。
すなわち、たとえば、図4b1に示すように地図を表示するアプリケーション7において、タッチパネル2の被検出体の接近が検出されたならば、図4b2に示すように、地図全体を、中間調の色のみを用いた表示に変更するようにしてもよい。
また、以上の実施形態は、タッチパネル2として、被検出体がタッチパネル2に接触していなくても、被検出体がタッチパネル2に所定レベル以上接近しているときには被検出体が接近したタッチパネル2上の位置を検出できるタッチパネル2を用いる場合について示したが、本実施形態は、タッチパネル2として、被検出体がタッチパネル2に接触している場合にのみ接触したタッチパネル2上の位置を検出できるタッチパネル2を用いる場合にも同様に適用することができる。すなわち、この場合には、タッチパネル2への接触をタッチパネル2への接近でもあると見なして以上の輝度ムラ顕現抑制処理における適用すればよい。
また、以上の実施形態は、タッチパネル2として、被検出体がタッチパネル2に接触していなくても、被検出体がタッチパネル2に所定レベル以上接近しているときには被検出体が接近したタッチパネル2上の位置を検出できるタッチパネル2を用いる場合について示したが、本実施形態は、タッチパネル2として、被検出体がタッチパネル2に接触している場合にのみ接触したタッチパネル2上の位置を検出できるタッチパネル2を用いる場合にも同様に適用することができる。すなわち、この場合には、タッチパネル2への接触をタッチパネル2への接近でもあると見なして以上の輝度ムラ顕現抑制処理における適用すればよい。
1…液晶表示パネル、2…タッチパネル、3…カバーガラス、4…ディスプレイコントローラ、5…タッチパネルコントローラ、6…オペレーティングシステム、7…アプリケーション、8…周辺装置。
Claims (7)
- 液晶表示パネルと当該表液晶示パネルの表示面上に配置されたタッチパネルとを備え、前記タッチパネルで受け付けたユーザ操作に応じた処理を行うデータ処理装置であって、
前記液晶表示パネルに画面を表示する画面表示手段と、
前記タッチパネルが、当該タッチパネルの被検出体の接近または接触を検出したときに、前記液晶表示パネルに表示している画面の、前記タッチパネルが被検出体の接近または接触を検出した位置を少なくとも含む領域である対象領域の表示色を、中間調の色に変更する輝度ムラ顕現抑制手段とを有することを特徴とするデータ処理装置。 - 液晶表示パネルと当該表液晶示パネルの表示面上に配置されたタッチパネルとを備え、前記タッチパネルで受け付けたユーザ操作に応じた処理を行うデータ処理装置であって、
前記液晶表示パネルに画面を表示する画面表示手段と、
前記タッチパネルが、当該タッチパネルの被検出体の接近または接触を検出したときに、前記液晶表示パネルに表示している画面の、前記タッチパネルが被検出体の接近または接触を検出した位置周辺の領域の表示色が、第1の輝度レベルより輝度が大きい色である高輝度色と、前記第1の輝度レベルより小さい第2の輝度レベルより輝度が小さい色である低輝度色のいずれかであるかどうかを判定し、高輝度色と低輝度色のいずれかである場合に、前記タッチパネルが被検出体の接近または接触を検出した位置を少なくとも含む領域である対象領域の表示色を、前記第1の輝度レベルより小さく前記第2の輝度レベルより大きい輝度の色である中間輝度色に変更する輝度ムラ顕現抑制手段とを有することを特徴とするデータ処理装置。 - 請求項1または2記載のデータ処理装置であって、
前記対象領域は、前記液晶表示パネルに表示している画面の、前記タッチパネルが被検出体の接近または接触を検出した位置周辺の所定サイズの領域であることを特徴とするデータ処理装置。 - 請求項1または2記載のデータ処理装置であって、
前記画面表示手段は、前記液晶表示パネルに、ユーザのタッチ操作を受け付けるためのソフトキーを配置した画面を表示し、
前記対象領域は、前記液晶表示パネルに表示している画面の、前記タッチパネルが被検出体の接近または接触を検出した位置に表示しているソフトキーの領域であることを特徴とするデータ処理装置。 - 請求項1または2記載のデータ処理装置であって、
前記対象領域は、前記液晶表示パネルに表示している画面の全領域であることを特徴とするデータ処理装置。 - 液晶表示パネルと当該表液晶示パネルの表示面上に配置されたタッチパネルとを備えたコンピュータによって読みとられ実行されるコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記液晶表示パネルに画面を表示する画面表示手段と、
前記タッチパネルで受け付けたユーザ操作に応じた処理を行う処理手段と、
前記タッチパネルが、当該タッチパネルの被検出体の接近または接触を検出したときに、前記液晶表示パネルに表示している画面の、前記タッチパネルが被検出体の接近または接触を検出した位置を少なくとも含む領域である対象領域の表示色を、中間調の色に変更する輝度ムラ顕現抑制手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 液晶表示パネルと当該表液晶示パネルの表示面上に配置されたタッチパネルとを備えたコンピュータによって読みとられ実行されるコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記液晶表示パネルに画面を表示する画面表示手段と、
前記タッチパネルで受け付けたユーザ操作に応じた処理を行う処理手段と、
前記タッチパネルが、当該タッチパネルの被検出体の接近または接触を検出したときに、前記液晶表示パネルに表示している画面の、前記タッチパネルが被検出体の接近または接触を検出した位置周辺の領域の表示色が、第1の輝度レベルより輝度が大きい色である高輝度色と、前記第1の輝度レベルより小さい第2の輝度レベルより輝度が小さい色である低輝度色のいずれかであるかどうかを判定し、高輝度色と低輝度色のいずれかである場合に、前記タッチパネルが被検出体の接近または接触を検出した位置を少なくとも含む領域である対象領域の表示色を、前記第1の輝度レベルより小さく前記第2の輝度レベルより大きい輝度の色である中間輝度色に変更する輝度ムラ顕現抑制手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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---|---|---|---|---|
JP2020173522A (ja) * | 2019-04-09 | 2020-10-22 | アルパイン株式会社 | 電子装置 |
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- 2013-07-16 JP JP2013147253A patent/JP2015022316A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020173522A (ja) * | 2019-04-09 | 2020-10-22 | アルパイン株式会社 | 電子装置 |
JP7317439B2 (ja) | 2019-04-09 | 2023-07-31 | アルパイン株式会社 | 電子装置 |
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