JP2015019154A - 加入者情報管理方法、加入者情報管理システム及びセンサデータ収集システム - Google Patents

加入者情報管理方法、加入者情報管理システム及びセンサデータ収集システム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の端末装置間で通信するための同期のための複雑な制御が不要な、携帯電話の通信機能を有する複数の端末装置の加入者情報を管理するセンサデータ収集システムを提供する。
【解決手段】センサデータ収集システム1は、携帯電話の通信機能を有する複数の端末装置11からのセンサデータを、携帯電話網13を介して、収集する。センサデータ収集システム1は、加入者別の端末識別子/加入者識別子対応テーブルTBL1と、加入者別の携帯電話番号情報テーブルTBL2と、通信状態管理テーブルTBL3と、動的紐付け制御部51と、データ収集サーバ12とを含む。動的紐付け制御部51は、端末識別子/加入者識別子対応テーブルTBL1と、加入者別の携帯電話番号情報テーブルTBL2と、通信状態管理テーブルTBL3とに基づいて、加入者識別子情報(IMSI)と呼び出し番号情報(MSISDN)との対応付けを動的に変更する制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、加入者情報管理方法、加入者情報管理システム及びセンサデータ収集システムに関し、例えば、携帯電話網を利用してセンサデータを送信する複数の端末装置の加入者情報を管理する加入者情報管理方法、加入者情報管理システム及びセンサデータ収集システムに関する。
従来より、遠隔にある複数の機器からのデータを収集するデータ収集システムがある。例えば、センサを有して遠隔に設置された複数の機器のセンサデータを、専用のネットワークを介してセンタ装置が収集するデータ収集システムがある。
このようなシステムでは、遠隔の各機器からのセンサデータをセンタ装置へ伝送できるようにするために、センタ装置と遠隔の複数の機器とは、通信線を介して接続される。プラントなどの限定された施設内のシステムの場合、センタ装置と複数の機器との間に専用線を敷設することは、比較的容易であるが、複数の機器が限定された施設内になく、センタ装置と各機器の間の距離が遠いシステムの場合、所謂専用線の敷設のコストは上昇する。
また、通信回線としてインターネットを利用できれば、通信線の敷設コストを低く抑えることができるが、センタ装置はインターネットと接続可能であったとしても、複数の機器がインターネットとの接続が可能な環境になければ、センサデータをセンタ装置に伝送することはできない。
そこで、通信回線として携帯電話網を利用したシステムが考えられる。そのようなシステムの場合、各機器に携帯電話の機能を付加し、各機器が携帯電話網を利用してセンサデータを送信する。携帯電話網はそのカバーエリアが広いため、携帯電話網を利用すれば、センサデータを送信する機器を設置することができるエリアを、かなり広くすることができる。
しかし、携帯電話の基本使用料は、携帯電話の電話番号(MSISDN)によって定義される回線毎に課金される。従って、常時接続の必要のない、データ送信の頻度が低い、機器からデータを送信するために、携帯電話網を利用することは、機器の数が多いと、回線の基本使用料コストが高くなり、システム全体の固定的な運用コストは膨大なものとなる。
そこで、特開2004−40783号に開示のように、複数の端末に関連付けられた一意の電話番号により、複数の無線端末間で加入接続を共有するためのシステムも、提案されている。
その提案のシステムによれば、複数の端末に関連付けられた一意の電話番号により、複数の無線電話端末間で加入接続の共有をすることができる。そのために、管理プログラムが、加入接続の範囲内で無線電話ネットワークにアクセスする期間をいくつかのタイムスロットに分割し、端末間でタイムスロットが重複しないように、端末毎に特定のタイムスロットは割り振られる。
特開2004−40783号公報
しかし、特開2004−40783号に開示のシステムの場合、複数の端末が無線電話ネットワークにアクセスできるようにするために1つの電話番号を複数の端末間で使い回すため、各端末のクロックが同期サーバのクロックと同期させられ、管理プログラムは、端末毎に特定のタイムスロットを割り付けて、複数の端末のタイムスロットが互いに重複しないようにしなければならない。
そのために、タイムスロットの情報が端末のSIMカードに記録され、複数の端末間で、個々の端末の同期が完全になるように、時間データは管理されなければならず、各端末が無線電話ネットワークにアクセスするための管理プログラムによるタイムスロットの同期のための、日時を含む同期制御が複雑になるという問題がある。
そこで、本発明は、複数の端末装置間で通信するための同期のための複雑な制御が不要な、携帯電話の通信機能を有する複数の端末装置の加入者情報を管理する加入者情報管理方法、加入者情報管理システム及びセンサデータ収集システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様の加入者情報管理方法は、携帯電話の通信機能を有してセンサデータを送信する複数の端末装置の携帯電話網への加入者の加入者情報を管理する加入者情報管理方法であって、グループ毎に前記携帯電話網への1又は2以上の加入者が割り当てられた複数のグループについての前記携帯電話の端末識別子情報と加入者識別子情報を登録し、かつ前記複数のグループのうち少なくとも1つのグループは2以上の前記携帯電話の端末識別子情報と加入者識別子情報とを含む、加入者識別子情報登録部と、前記各グループに割り当てられた1又は2以上呼び出し番号情報を登録する加入者呼び出し番号情報登録部と、前記呼び出し番号情報毎の前記携帯電話網の回線の使用状況を登録する呼び出し番号使用状態登録部と、を備え、前記加入者情報を管理する加入者管理装置における前記加入者識別子情報と前記呼び出し番号情報との対応付けを、前記加入者識別子情報登録部と、前記加入者呼び出し番号情報登録部と、前記呼び出し番号使用状態登録部とに基づいて、動的に変更することにより、前記携帯電話網を介して各端末装置からデータ収集装置へ前記センサデータを送信するように制御する。
本発明の一態様の加入者情報管理システムは、携帯電話の通信機能を有してセンサデータを送信する複数の端末装置の携帯電話網への加入者の加入者情報を管理する加入者情報管理システムであって、グループ毎に前記携帯電話網への1又は2以上の加入者が割り当てられた複数のグループについての前記携帯電話の端末識別子情報と加入者識別子情報を登録し、かつ前記複数のグループのうち少なくとも1つのグループは2以上の前記携帯電話の端末識別子情報と加入者識別子情報とを含む、加入者識別子情報登録部と、前記各グループに割り当てられた1又は2以上呼び出し番号情報を登録する加入者呼び出し番号情報登録部と、前記呼び出し番号情報毎の前記携帯電話網の回線の使用状況を登録する呼び出し番号使用状態登録部と、前記加入者識別子情報登録部と、前記加入者呼び出し番号情報登録部と、前記呼び出し番号使用状態登録部とに基づいて、前記加入者識別子情報と前記呼び出し番号情報との対応付けを動的に変更する制御を行う制御部と、を有する。
本発明の一態様のセンサデータ収集システムは、携帯電話の通信機能を有する複数の端末装置からのセンサデータを、携帯電話網を介して、収集するセンサデータ収集システムであって、グループ毎に前記携帯電話網への1又は2以上の加入者が割り当てられた複数のグループについての前記携帯電話の端末識別子情報と加入者識別子情報を登録し、かつ前記複数のグループのうち少なくとも1つのグループは2以上の前記携帯電話の端末識別子情報と加入者識別子情報とを含む、加入者識別子情報登録部と、前記各グループに割り当てられた1又は2以上呼び出し番号情報を登録する加入者呼び出し番号情報登録部と、前記呼び出し番号情報毎の前記携帯電話網の回線の使用状況を登録する呼び出し番号使用状態登録部と、前記加入者識別子情報登録部と、前記加入者呼び出し番号情報登録部と、前記呼び出し番号使用状態登録部とに基づいて、前記加入者識別子情報と前記呼び出し番号情報との対応付けを動的に変更する制御を行う制御部と、各端末装置からの前記センサデータを、前記携帯電話網を介して収集するデータ収集装置と、を有する。
本発明によれば、複数の端末装置間で通信するための同期のための複雑な制御が不要な、携帯電話の通信機能を有する複数の端末装置の加入者情報を管理する加入者情報管理方法、加入者情報管理システム及びセンサデータ収集システムを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係わるデータ収集システムの構成を示す構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係わる、加入者別の端末識別子/加入者識別子対応情報テーブルTBL1の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係わる、加入者別の携帯電話番号(MSISDN)情報テーブルTBL2の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係わる通信状態管理テーブルTBL3の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係わる、加入者識別子毎の、携帯電話番号(MSISDN)割当情報テーブルTBL4の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係わる、端末装置11の制御部23の実行する計測データ送信プログラムの処理の流れの例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係わる動的紐付け制御部51の処理の流れの例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係わる、加入者識別子(IMSI)と未使用の携帯電話番号(MSISDN)との紐付け処理の結果の携帯電話番号割当テーブルTBL4の状態の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係わる、データ収集サーバ12のデータ収集処理の流れの例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係わるデータ収集システムの構成を示す構成図である。 本発明の第2の実施の形態に係わる、加入者の端末識別子別のスリープ終了時刻情報テーブルTBL5の構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係わる、端末装置11の制御部23の電源オン時の処理の流れの例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係わる、端末装置11Aの制御部23の実行する計測データ送信プログラムの処理の流れの例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係わる、データ収集サーバ12Aのデータ収集処理の流れの例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
(構成)
図1は、本実施の形態に係わるデータ収集システムの構成を示す構成図である。データ収集システム1は、複数の端末装置11と、センタ装置であるデータ収集サーバ12とを含んで構成されるセンサデータ収集システムである。複数の端末装置11と、データ収集サーバ12は、無線電話ネットワークである携帯電話網13を介して接続可能となっている。後述するように、各端末装置11は、携帯電話網を利用して、センサデータである計測データを送信し、データ収集サーバ12が各端末装置11からの計測データを収集する。
各端末装置11は、センサを含むセンサ部21と、SIMカードを有する通信モジュール部22と、制御部23を有する。センサ部21は、制御部23と接続されている。
センサ部21は、物理的な値、化学的な値などを計測したり、所定の事象の発生を検出したり、あるいは所定の情報を取得したりするためのセンサを含む。端末装置11に搭載あるいは接続されるセンサとしては、収集すべきデータを測定するためのセンサであればよく、使用電力量を計測するスマートメータ、気温を測定する温度センサ、日照時間を測定するセンサ、土壌中の酸性度を測定するセンサ、火災を検知する火災報知器、GPSの位置センサ等のセンサでもよい。
以下の説明では、センサ部21は、物理的な値を計測するセンサを有するものとして説明する。
通信モジュール部22は、携帯電話網のための無線基地局40と通信するための通信部であり、加入者に関する情報が記録されているチップを有するカードであるSIMカード22aを搭載している。加入者に関する情報は、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)を含む。
制御部23は、中央処理装置(以下、CPUという)、ROM、RAM等を有している。さらに、制御部23は、書き換え可能な不揮発性メモリであるフラッシュメモリ23aを有している。制御部23は、センサ部21の出力信号を受けて、計測データを生成し、通信モジュール部22へ供給する。通信モジュール部22は、制御部23の制御の下、計測データを、データ収集サーバ12へ送信する機能を有する。
ROMには、端末装置11の全体の動作を制御するプログラムが格納されており、フラッシュメモリ23aには、計測データを送信する計測データ送信プログラムが格納されており、CPUにより読み出されて実行可能となっている。後述するように、フラッシュメモリ23aに記憶されるプログラムは、削除、追加、更新が可能となっている。
各端末装置11は、所定の条件に応じて、携帯電話網13への接続要求を送信して、計測データの送信を行う。計測データの送信条件は、予め決められており、計測データ送信プログラムに記述されている。送信条件は、例えば、計測データが所定の閾値に達した場合、前回の送信時間から所定の時間が経過した場合、等である。
また、送信される計測データの形式も、予め決められており、計測データ送信プログラムに記述されている。送信される計測データは、データの送信時におけるセンサの測定値自体、前回の送信後から今回送信するまでの期間内に蓄積した測定値の蓄積データ、測定値に対して所定の演算処理が行われた演算結果データ(例えば、移動平均など)、等である。
よって、各端末装置11は、携帯電話のパケット通信機能を有してセンサデータを送信する端末装置であり、制御部23は、センサ部21から計測データを取得し、所定の送信条件に合致すると、計測データを生成して、生成した計測データを、通信モジュール部22を用いて、データ収集サーバ12へ送信する。
データ収集サーバ12は、制御部31と記憶装置32を有する。制御部31は、中央処理装置(以下、CPUという)、ROM、RAM等を有している。データ収集サーバ12は、各端末装置11から送信された計測データを収集し、記憶装置32に記録する。よって、データ収集サーバ12は、各端末装置11からのセンサデータを、携帯電話網13を介して収集するデータ収集装置を構成する。
複数の端末装置11とデータ収集サーバ12間は、携帯電話網13を介して接続されているが、携帯電話網13は、種々の装置から構成されている。従って、データ収集システム1は、携帯電話のパケット通信機能を有する複数の端末装置11からのセンサデータを、携帯電話網13を介して、収集するセンサデータ収集システムである。
図1に示すように、携帯電話網13は、複数の無線基地局40、基地局制御装置(RNC)41、加入者パケット交換機(SGSN)42、加入者管理サーバ(HLR)43と、中継パケット交換機(GGSN)44、加入者管理サーバ(HLR)45と、認証認可課金サーバ(AAA)46とを含んで構成されている。
無線基地局40は、自己の無線通信可能領域内の1又は2以上の携帯電話と無線通信するためのBTS(Base Transceiver Station)である。よって、各端末装置11は、近傍に存在する無線基地局40と無線通信可能である。
無線基地局40は、基地局制御装置41と接続されている。基地局制御装置41は、例えばRNC(Radio Network Controller)であり、無線基地局40と既存のネットワークとの中継機能を有する装置である。基地局制御装置41は、加入者パケット交換機42と接続されている。
加入者パケット交換機42は、SGSN(Serving GPRS Support Node)であり、端末装置11の移動管理などを行う装置である。加入者パケット交換機42は、加入者管理サーバ(HLR)44と中継パケット交換機44とに接続されている。
無線基地局40,基地局制御装置41、加入者パケット交換機42及び加入者管理サーバ43は、移動体通信事業者(MNO:Mobile Network Operator)が管理する装置群である。なお、図示しないが、移動体通信事業者(MNO)が管理する装置群には、認証認可課金サーバなども含まれている。
中継パケット交換機44、加入者管理サーバ45及び認証認可課金サーバ46は、移動体通信事業者(MNO)若しくは仮想移動体通信事業者(MVNO:Mobile Virtual Network Operator)が管理する装置群である。
中継パケット交換機44は、GGSN(Gateway GPRS Support Node)であり、無線通信のネットワークと、外部のネットワークとの間でのゲートウエイとしての装置である。
中継パケット交換機44は、加入者管理サーバ45と、認証認可課金サーバ46と、データ収集サーバ12とに接続されている。
加入者管理サーバ43,45は、HLR(Home Location Register)であり、携帯電話の加入者の携帯電話番号(MSISDN)と加入者識別子(IMSI)との対応関係情報を有して通信の接続を管理する装置である。
端末装置11からのパケット通信の接続要求であるアタッチ要求は、無線基地局40と基地局制御装置41を介して、加入者パケット交換機42と中継パケット交換機44とに供給される。
加入者管理サーバ43は、移動体通信事業者(MNO)の加入者の携帯電話からの接続要求であるアタッチ要求を受信すると、加入者であるか否かを判定し、加入者である場合は、通話あるいは通信のための携帯電話網13への接続を許可する旨の情報を、加入者パケット交換機42へ出力し、加入者でない場合は、携帯電話網13への接続を許可しない旨の情報を、加入者パケット交換機42へ出力する。
仮想移動体通信事業者(MVNO)の加入者の端末装置11の通信モジュール部22からの接続要求は、無線基地局40と基地局制御装置41と加入者パケット交換機42と中継パケット交換機44を介して、加入者管理サーバ45に入力される。加入者管理サーバ45は、仮想移動体通信事業者(MVNO)の加入者の端末装置11の通信モジュール部22からの接続要求を受信すると、加入者であるか否かを判定し、加入者である場合は、通話あるいは通信のための携帯電話網13への接続を許可する旨の情報を、中継パケット交換機44へ出力し、加入者でない場合は、携帯電話網13への接続を許可しない旨の情報を、中継パケット交換機44へ出力する。
すなわち、端末装置11から接続要求であるアタッチ要求が送信され、加入者パケット交換機42を介して中継パケット交換機44に入力されると、中継パケット交換機44は、アタッチ要求を加入者管理サーバ45に送信する。加入者管理サーバ45が、アタッチ要求に含まれる加入者識別子(IMSI)に基づいて、接続の可否を判定し、接続可能であると、端末装置11へ接続許可メッセージを送信し、かつ中継パケット交換機44に対して、データ収集サーバ12が接続されたネットワークへのアタッチ要求を送信した端末装置11の接続指示を行う。その結果、端末装置11とデータ収集サーバ12間でのパケット通信が可能となる。
加入者管理サーバ45は、データ収集サーバ12とも接続されており、データ収集サーバ12と通信できるようになっている。後述するように、加入者管理サーバ45は、データ収集サーバ12から通信の終了の情報を得る。
認証認可課金サーバ46は、AAA(Authentication Authorization Accounting)サーバであり、中継パケット交換機44と加入者管理サーバ45とに接続されており、加入者の認証、アクセス要求確認、ユーザアカウント情報を管理する装置である。
なお、図示しない課金システムが、加入者管理サーバ45と、認証認可課金サーバ46とに接続され、課金処理を行う。
仮想移動体通信事業者(MVNO)の加入者管理サーバ45は、制御部45aと、メモリ部45bとを有する。加入者管理サーバ45は、さらに動的紐付け制御部51を含む。動的紐付け制御部51は、1つのグループを形成する複数の加入者識別子(IMSI)間で、1つあるいは2以上の呼び出し番号(以下、携帯電話番号という)(MSISDN)を使い回すように、各加入者識別子と各携帯電話番号との対応付けの変更制御を行う処理プログラムを含む処理部である。
メモリ部45bは、動的紐付け制御部51の処理に必要な、後述する各種テーブルデータを含んでいる。
動的紐付け制御部51は、変更制御プログラムを、メモリ部45bから読み出して、RAM(図示せず)上に展開して実行する。
なお、ここでは、加入者管理サーバ45が動的紐付け制御部51を含んでいるが、図1において二点鎖線で示すように、動的紐付け制御部51を、加入者管理サーバ45に接続された別のサーバに設け、その別のサーバの制御部により実行させて、その実行結果を加入者管理サーバ45に伝えるようにしてもよい。
さらになお、図1において二点鎖線で示すように、動的紐付け制御部51を、移動体通信事業者(MNO)の加入者管理サーバ43に設けるようにしてもよい。
動的紐付け制御部51は、各種テーブルを参照あるいは更新しながら、各加入者識別子と各携帯電話番号との対応付けの変更制御を行う。図2から図5は、その参照あるいは更新されるテーブルの例を示す。
図2は、加入者別の端末識別子/加入者識別子対応情報テーブル(以下、加入者・端末対応テーブルという)TBL1の構成を示す図である。
加入者・端末対応テーブルTBL1は、携帯電話の契約者である加入者毎の、端末識別子(IMEI)と加入者識別子(IMSI)との対応情報を記憶するテーブルである。ここでは、説明の簡単のために、図2の場合、3名の加入者A,B,Cのそれぞれについて、端末識別子(IMEI)と加入者識別子(IMSI)が複数登録されている。
図2は、携帯電話網13の利用のための契約により、加入者Aについては、3台の端末装置11用の端末識別子(IMEI)と加入者識別子(IMSI)の情報が1つのグループとして登録され、加入者Bについては、3台の端末装置11用の端末識別子(IMEI)と加入者識別子(IMSI)の情報が1つのグループとして登録され、加入者Cについては、n台の端末装置11用の端末識別子(IMEI)と加入者識別子(IMSI)の情報が1つのグループとして登録されていることを、示している。
すなわち、加入者・端末対応テーブルTBL1は、グループ毎に携帯電話網13への1又は2以上の加入者が割り当てられた複数のグループについての携帯電話の端末識別子情報(IMEI)と加入者識別子情報(IMSI)を登録し、かつ複数のグループのうち少なくとも1つのグループは2以上の携帯電話の端末識別子情報(IMEI)と加入者識別子情報(IMSI)とを含む、加入者識別子情報登録部を構成する。
図3は、加入者別の携帯電話番号(MSISDN)情報テーブル(以下、加入者・携帯電話番号対応テーブルという)TBL2の構成を示す図である。
加入者・携帯電話番号対応テーブルTBL2は、加入者毎の、割り当てられた呼び出し番号である携帯電話番号(MSISDN)を記憶するテーブルである。図3に示すように、加入者毎に、1又は2以上の携帯電話番号(MSISDN)が割り当てられている。
図3は、携帯電話網13の利用のための契約により、加入者Aについては、1つの携帯電話番号(MSISDN)が登録され、加入者Bについては、2つの携帯電話番号(MSISDN)が登録され、加入者Cについては、1つの携帯電話番号(MSISDN)が登録されていることを、示している。
すなわち、加入者・携帯電話番号対応テーブルTBL2は、各グループに割り当てられた1又は2以上呼び出し番号情報(MSISDN)を登録する加入者呼び出し番号情報登録部を構成する。
図2と図3の2つのテーブルは、加入者Aについては、3台の端末装置11からなるグループに対して1つの携帯電話番号(MSISDN)が利用可能であり、加入者Bについては、3台の端末装置11からなるグループに対して2つの携帯電話番号(MSISDN)が利用可能であり、加入者Cについては、n台の端末装置11からなるグループに対して1つの携帯電話番号(MSISDN)が利用可能であることを示している。
図4は、通信状態管理テーブルTBL3の構成を示す図である。
通信状態管理テーブルTBL3は、呼び出し番号である携帯電話番号(MSISDN)毎に、通信状態(すなわち使用中の状態であるか未使用の状態であるか)を管理するための示す通信状態情報を格納するテーブルである。使用中の携帯電話番号(MSISDN)については、「使用中」の情報が格納され、未使用の携帯電話番号(MSISDN)については、「未使用」の情報が格納される。なお、「使用中」と「未使用」の情報とに代えて、「1」又は「0」等のフラグ情報を、通信状態情報として、用いても良い。
よって、通信状態管理テーブルTBL3は、呼び出し番号情報(MSISDN)毎の携帯電話網の回線の使用状況を登録する呼び出し番号使用状態登録部を構成する。
各携帯電話番号が使用中であるか否かは、加入者管理サーバ45の制御部45aにより、中継パケット交換機44の動作情報に基づいて、リアルタイムで更新される。
なお、ここでは、各加入者が1つのグループのみ有しているが、各加入者が複数のグループを有し、各グループについて1又は2以上の端末装置11の端末識別子(IMEI)と加入者識別子(IMSI)の情報を登録して、各グループに、1又は2以上の携帯電話番号(MSISDN)を割り当てるようにしてもよい。
図5は、加入者識別子毎の、携帯電話番号(MSISDN)割当情報テーブル(以下、携帯電話番号割当テーブルという)TBL4の構成を示す図である。
携帯電話番号割当テーブルTBL4は、携帯電話番号(MSISDN)が割り当てられている加入者識別子(IMSI)を格納するテーブルである。
図5の携帯電話番号割当テーブルTBL4には、加入者識別子(IMSI)毎に、携帯電話番号(MSISDN)の割り当て情報が格納されている。例えば、加入者識別子(IMSI)「aa1」には、携帯電話番号(MSISDN)の割り当て情報として、「0A0-aaaa-aaaa」が格納され、加入者Aの他の加入者識別子(IMSI)「aa2」、「aa3」には、割り当て情報が格納されていない。携帯電話番号(MSISDN)の割り当てられている加入者識別子(IMSI)の端末装置11は、割り当てられている携帯電話番号(MSISDN)を用いて、携帯電話網13を利用した通信をすることができる。携帯電話番号(MSISDN)の割り当てられていない加入者識別子(IMSI)の端末装置11(割り当て情報が「−」の加入者識別子(IMSI)の端末装置)は、自己のグループに割り当てられている携帯電話番号(MSISDN)を用いて、携帯電話網13を利用した通信をすることができない。
(作用)
次に、データ収集システム1の動作について説明する。
図6は、端末装置11の制御部23の実行する計測データ送信プログラムの処理の流れの例を示すフローチャートである。図6の計測データ送信プログラムは、フラッシュメモリ23aから読み出されて、CPUにより実行される。
制御部23は、予め決められた送信条件が満たされて、計測データを送信する必要があるか否かを判定する(S1)。
予め決められた送信条件は、例えば、計測データの値が所定の閾値に達した場合に計測データを送信するという条件、所定の時間間隔で計測データを送信するという条件である。
予め決められた送信条件が満たされず、計測データを送信する必要がなければ(S1:NO)、処理は、何もしない。
予め決められた送信条件が満たされ、計測データを送信する必要がある場合(S1:YES)、制御部23は、通信モジュール部22を介して、パケット通信のためのアタッチ要求を送信する(S2)。このアタッチ要求は、加入者識別子(IMSI)の情報を含み、近傍の無線基地局40から携帯電話網13に伝えられる。
このアタッチ要求は、加入者管理サーバ45により、接続を許可するか否かが判定され、その結果、接続が許可されれば、加入者管理サーバ45は、許可通知メッセージ、例えば「success」メッセージを、アタッチ要求を送信した端末装置11へ送信する。よって、制御部23は、許可通知メッセージ、例えば「success」メッセージの受信の可否に基づいて、接続が許可されたか否かを判定する(S3)。
許可されなければ(S3:NO)、アタッチ要求送信のリトライ処理が実行されるように、処理は、S1へ戻る。
許可されると(S3:YES)、制御部23は、センサ部21からデータを取得して、所定の形式で、計測データを生成して、通信モジュール部22を介して送信する(S4)。そして、計測データの送信が終了すると、EOTの送信、関連するタイマーのクリア、通信モジュール部22への通知などの通信終了処理を実行して(S5)、処理は、終了する。
図7は、動的紐付け制御部51の処理の流れの例を示すフローチャートである。図7の処理は、加入者管理サーバ45の制御部45aが、動的紐付け制御部51の処理プログラムを読み出して実行することによって行われる。
制御部45aは、アタッチ要求を受信したか否かを判定する(S11)。端末装置11からアタッチ要求が送信されると、加入者パケット交換機42及び中継パケット交換機44を経由して、加入者管理サーバ45に入力されるので、制御部45aは、アタッチ要求の有無を判定することができる。アタッチ要求が受信されなければ(S1:NO)、処理は何もしない。
アタッチ要求が受信されると(S1:YES)、制御部45aは、アタッチ要求が登録された加入者識別子(IMSI)の端末装置11からの要求であるか否かを判定する(S12)。
この判定は、アタッチ要求に含まれる加入者識別子(IMSI)の情報から、メモリ部45bに記憶された加入者・端末対応テーブルTBL1(図2)を参照して、アタッチ要求が登録された加入者識別子(IMSI)が、加入者・端末対応テーブルTBL1にあるか否かをチェックすることにより、行うことができる。
S12による判定の結果、アタッチ要求が、加入者・端末対応テーブルTBL1に登録された加入者識別子(IMSI)の端末装置11からの要求であるか否かが判定される(S13)。
アタッチ要求が、登録された加入者識別子(IMSI)の端末装置11からの要求でなければ(S13:NO)、動的紐付け制御部51は、アタッチ要求を却下するメッセージを送信して(S14)、処理は終了する。
アタッチ要求が、登録された加入者識別子(IMSI)の端末装置11からの要求であるとき(S13:YES)、制御部45aは、携帯電話番号(MSISDN)に空きがあるか否かを判定する(S15)。すなわち、アタッチ要求を送信した端末装置11(すなわち加入者識別子(IMSI))の属するグループに、未使用の携帯電話番号(MSISDN)があるか否かが判定される。
S15の判定処理は、メモリ部45bに記憶された、加入者・携帯電話番号対応テーブルTBL2(図3)、通信状態管理テーブルTBL3(図4)及び携帯電話番号割当テーブルTBL4(図5)を参照することによって、行うことができる。
例えば、アタッチ要求を送信した加入者識別子(IMSI)から、アタッチ要求が加入者Aの端末装置11からの要求であると判定されたとき、加入者Aについて、加入者・携帯電話番号対応テーブルTBL2(図3)により、1つの携帯電話番号(MSISDN)が特定される。特定されたその携帯電話番号(MSISDN)が使用中であるか否かは、通信状態管理テーブルTBL3(図4)を参照することによって判定され、使用中すなわち通信中であれば、S15の判定処理で、空きはなし、と判定される(S15:NO)。もしも、特定されたその携帯電話番号(MSISDN)が使用中でなければ、S15の判定処理で、空きがあり、と判定される(S15:YES)。空きがなしと判定されると(S15:YES)、処理は、S14へ移行する。
さらに例えば、アタッチ要求を送信した加入者識別子(IMSI)から、アタッチ要求が加入者Bの端末装置11からの要求であると判定されたとき、加入者Bについて、加入者・携帯電話番号対応テーブルTBL2(図3)により、2つの携帯電話番号(MSISDN)が特定される。特定された2つの携帯電話番号(MSISDN)が使用中であるか否かは、通信状態管理テーブルTBL3(図4)を参照することによって判定され、2つとも使用中であれば、S15の判定処理で、空きはなし(S15:NO)、と判定される。もしも、特定されたその2つの携帯電話番号(MSISDN)の1つでも使用中でなければ、S15の判定処理で、空きがあり、と判定される(S15:YES)。
すなわち、アタッチ要求を受信すると、制御部45aは、そのアタッチ要求を送信した端末装置11の加入者識別子(IMSI)の属するグループについて契約した1又は2以上の携帯電話番号(MSISDN)の中に使用可能な携帯電話番号(MSISDN)の有無(すなわち、空きの有無)を判定する。
空きがありと判定されると(S15:YES)、制御部45aは、未使用の携帯電話番号(MSISDN)と加入者識別子(IMSI)との紐付け処理を行う(S16)。その結果、アタッチ要求を送信した加入者識別子(IMSI)と未使用の携帯電話番号(MSISDN)とを紐付け、携帯電話番号割当テーブルTBL4(図5)の対応する加入者識別子(IMSI)の携帯電話番号(MSISDN)の情報を更新する。
すなわち、アタッチ要求を送信した加入者識別子(IMSI)と、加入者Aのグループに割り当てられている携帯電話番号(MSISDN)(未使用)とが紐付けられる。具体的には、携帯電話番号割当テーブルTBL4(図5)中のアタッチ要求を送信した加入者識別子(IMSI)に未使用の携帯電話番号(MSISDN)が割り当てられ、それまで割り当てられていた加入者識別子(IMSI)の携帯電話番号(MSISDN)の割り当て情報が削除される。
例えば、アタッチ要求が加入者Aの端末装置11からの要求であるとき、アタッチ要求を送信した加入者識別子(IMSI)「aa2」と、未使用の携帯電話番号(MSISDN)「0A0-aaaa-aaaa」とが紐付けられ、携帯電話番号割当テーブルTBL4(図5)中の加入者識別子(IMSI)「aa2」に、割り当て情報として「0A0-aaaa-aaaa」が書き込まれ、それまで携帯電話番号(MSISDN)「0A0-aaaa-aaaa」が割り当てられていた加入者識別子(IMSI)「aa1」の割り当て情報が削除される。
図8は、加入者識別子(IMSI)と未使用の携帯電話番号(MSISDN)との紐付け処理の結果の携帯電話番号割当テーブルTBL4の状態の例を示す図である。図8において点線で示すように、加入者Aの加入者識別子(IMSI)「aa2」の携帯電話番号(MSISDN)に、それまで加入者識別子(IMSI)「aa1」に紐付けられていた「0A0-aaaa-aaaa」が割り当て情報として書き込まれ、加入者識別子(IMSI)「aa1」の割り当て情報が削除されている。
同様に、例えば、アタッチ要求が加入者Bの端末装置11からの要求であるとき、アタッチ要求を送信した加入者識別子(IMSI)「bb3」の携帯電話番号(MSISDN)と、未使用の携帯電話番号(MSISDN)「0B0-bbbb-bbb2」とを紐付け、図8において点線で示すように、携帯電話番号割当テーブルTBL4(図5)中の加入者識別子(IMSI)「bb3」の携帯電話番号(MSISDN)に、割り当て情報として「0B0-bbbb-bbb2」が書き込まれ、それまで携帯電話番号(MSISDN)「0B0-bbbb-bbb2」が割り当てられていた加入者識別子(IMSI)「bb2」の割り当て情報が削除される。
なお、図1において2点鎖線で示すように、動的紐付け制御部51が、加入者管理サーバ45に接続された別のサーバに設けられている場合は、動的紐付け制御部51は、紐付けた未使用の携帯電話番号(MSISDN)と加入者識別子(IMSI)との組み合わせ情報を、加入者管理サーバ45に送信して、加入者管理サーバ45の携帯電話番号割当テーブル(図5の携帯電話番号割当テーブルTBL4と同様のテーブル)を更新させる。
S16の処理後、制御部45aは、アタッチ要求を送信した加入者識別子(IMSI)の端末装置11へ、要求許可を送信する(S17)。
要求許可を受信した端末装置11は、計測データの送信処理(S4)のためのパケット通信を実行する。このときに、計測データが、端末装置11からデータ収集サーバ12へ送信される。
すなわち、制御部45aと動的紐付け制御部51は、加入者情報を管理する加入者管理装置である加入者管理サーバ45における加入者識別子情報(IMSI)と呼び出し番号情報(MSISDN)との対応付けを、加入者識別子情報登録部である加入者・端末対応テーブルTBL1(図2)と、加入者呼び出し番号情報登録部である加入者・携帯電話番号対応テーブルTBL2(図3)と、呼び出し番号使用状態登録部である通信状態管理テーブルTBL3(図4)とに基づいて、動的に変更することにより、携帯電話網13を介して各端末装置11からデータ収集装置であるデータ収集サーバ12へセンサデータを送信するように制御する制御部を構成する。
特に、携帯電話網13への接続要求を送信した端末装置11の属するグループに割り当てられた呼び出し番号情報(MSISDN)の回線の使用状況に基づいて、接続要求を送信した端末装置に回線を割り当てるように、加入者識別子情報(IMSI)と呼び出し番号情報(MSISDN)とを対応付けることにより、対応付けが動的に変更される。
制御部45aは、その通信が終了したか否かを判定し(S18)、通信が終了しなければ(S18:NO)、処理は、何もせず、通信が終了すると、終了処理を実行する(S19)。通信が終了した旨のメッセージがデータ収集サーバ12から加入者管理サーバ45へ送信されるので、動的紐付け制御部51は、通信の終了を判定することができる。
S19の終了処理には、制御部45aが、通信状態管理テーブルTBL3(図4)における、通信の終了した携帯電話番号(MSISDN)の通話状態情報を「使用中」から「未使用」に更新する処理が含まれる。
なお、上記の例では、加入者管理サーバ45に動的紐付け制御部51が含まれているが、動的紐付け制御部51が加入者管理サーバ45とは別のサーバに含まれている場合は、動的紐付け制御部51は、加入者管理サーバ45が有する加入者識別子(IMSI)と携帯電話番号(MSISDN)の管理テーブル(例えば、図5の携帯電話番号割当テーブルTBL4のようなテーブル)の情報を書き換える。
次に、データ収集サーバ12の処理について説明する。
図9は、データ収集サーバ12のデータ収集処理の流れの例を示すフローチャートである。図9の処理は、データ収集サーバ12の制御部31のCPUによって実行される。
制御部31は、各端末装置11からの計測データを、中継パケット交換機44から受信するので、制御部31は、計測データを受信したか否かを判定する(S21)。計測データを受信しなければ(S21:NO)、処理は何もしない。
計測データを受信すると(S21:YES)、制御部31は、データ受信処理を実行し(S22)、データ受信が終了したか否かを判定する(S23)。データ受信が終了しなければ(S23:NO)、制御部31は、データ受信処理を継続する(S22)。
計測データの受信が終了すると(S23:YES)、制御部31は、加入者管理サーバ45に、通信の終了を通知する(S24)。上述したように、加入者管理サーバ45は、通信が終了した旨のメッセージを受信すると、通信が終了したと判定する(S18:YES)。
なお、各端末装置11のフラッシュメモリ23aに記憶された計測データ送信プログラムの更新、一部追加、一部削除は、通信の終了を通知するときに一緒に、データ収集サーバ12が通信中の端末装置11へ更新プログラムを送信することによって行われる。 以上のように、本実施の形態のデータ収集システム1によれば、各端末装置11が計測データの送信をする必要があるときのみデータ通信を行う、いわゆるイベントドリブン型の通信を利用し、かつ簡単な機構によりグループ内で1又は2以上の携帯電話番号(MSISDN)を使い回しするので、携帯電話網13の回線の基本使用料の大幅な低減を図ることができる。
よって、上述した本実施の形態によれば、複数の端末装置間で通信するための同期のための複雑な制御が不要な、携帯電話の通信機能を有する複数の端末装置の加入者情報を管理する加入者情報管理方法、加入者情報管理システム及び計測データ収集システムを提供することができる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、端末装置11が、所定の条件が満たされると計測データをデータ収集サーバ12へ送信しているが、第2の実施の形態では、端末装置は、データ収集サーバにより指示された時間あるいは時刻に、計測データを送信する。
(構成)
図10は、第2の実施の形態に係わるデータ収集システムの構成を示す構成図である。データ収集システム1Aは、複数の端末装置11Aと、センタ装置であるデータ収集サーバ12Aとを含んで構成されている。
本実施の形態において、第1の実施の形態のデータ収集システム1と同じ構成要素については、同じ符号を付して説明は省略し、構成の異なる点を説明する。複数の端末装置11Aと、データ収集サーバ12Aは、無線電話ネットワークである携帯電話網13を介して接続可能となっている。
データ収集サーバ12Aは、各端末装置11Aがセンサデータを送信する時間を管理する時間管理部を有し、各端末装置11Aは、データ収集サーバ12Aにより指定された時に、携帯電話網13への接続要求を送信して、センサデータの送信を行う。
そのため、各端末装置11は、センサ部21、通信モジュール部22及び制御部23に加えて、時計部24を有する。時計部24は、タイマーを有し、後述するように、データ収集サーバ12Aから指示された時間をカウントする機能を有する。時計部24は、ハードウエア回路で実現してもよいし、ソフトウエアで実現してもよい。
データ収集サーバ12Aは、制御部31及び記憶装置32に加えて、時計部33を有する。時計部33は、タイマー及び計時部を有し、後述するように、各端末装置11Aが計測データを送信する時刻を管理する。制御部31と時計部33が、各端末装置11Aがセンサデータを送信する時間を管理する時間管理部を構成する。
図11は、加入者の端末識別子別のスリープ終了時刻情報テーブル(以下、スリープ終了時刻テーブルという)TBL5の構成を示す図である。
スリープ終了時刻テーブルTBL5は、携帯電話の加入者の加入者端末識別子(IMEI)毎のスリープ終了時刻を記憶するテーブルであり、記憶装置32に記憶されている。ここでは、スリープ終了時刻は、年月日と時分秒で設定される。
(作用)
次に、データ収集システム1Aの動作について説明する。
図12は、端末装置11の制御部23の電源オン時の処理の流れの例を示すフローチャートである。図12の処理プログラムは、フラッシュメモリ23aに格納されており、端末装置11Aの電源がオンされると、制御部23のCPUにより読み出されて実行される。
端末装置11Aの電源がオンされると、制御部23は、通信モジュール部22を介して、アタッチ要求を送信する(S31)。このアタッチ要求は、加入者識別子(IMSI)の情報を含み、近傍の無線基地局40から携帯電話網13に伝えられる。
このアタッチ要求は、加入者管理サーバ45により、接続を許可するか否かが判定され、その結果、接続が許可されれば、制御部23は、許可通知メッセージを受信するので、接続が許可されたか否かを判定する(S32)。
許可されなければ(S32:NO)、アタッチ要求送信のリトライ処理が実行されるように、処理は、S31へ戻る。
許可されると(S32:YES)、制御部23は、時刻同期要求メッセージを送信する(S33)。この時刻同期要求メッセージは、所定の形式のメッセージであり、データ収集サーバ12Aは、この時刻同期要求メッセージを受信すると、後述するように、所定の時刻同期処理を実行する。
時刻同期要求メッセージの送信後、制御部23は、所定の応答があるか否かを判定する(S34)。所定の応答がなければ(S34:NO)、所定の応答を受信するまで何も処理はしない。
所定の応答を受信すると(S34:YES)、制御部23は、スリープ時間要求メッセージを送信する(S35)。スリープ時間要求メッセージは、端末装置11Aが、計測データを次に送信するまでの時間間隔の情報を要求するコマンドメッセージである。
制御部23は、スリープ時間情報を受信し(S36)、その受信したスリープ時間情報に基づいて、時計部24のタイマーを設定し(S37)、通話終了処理を実行して(S38)、処理は、終了する。
図13は、端末装置11Aの制御部23の実行する計測データ送信プログラムの処理の流れの例を示すフローチャートである。図13において、図6と図12と同じ処理については、同じステップ番号を付して説明は簡略にする。図13の計測データ送信プログラムは、フラッシュメモリ23aに格納されており、制御部23のCPUにより読み出されて実行される。
制御部23は、計測データを送信する時刻になったか否かを判定する(S41)。S51の判定は、時計部24のタイマーがタイムアップしたか否かによって判定される。計測データを送信する時刻になっていなければ(S41:NO)、処理は、何もしない。
計測データを送信する時刻になると(S41:YES)、制御部23は、アタッチ要求を送信し(S2)、接続の許可が得られれば(S3:YES)、計測データの送信を行う(S4)。許可されなければ(S3:NO)、アタッチ要求送信のリトライ処理が実行されるように、処理は、S41へ戻る。
計測データの送信後、制御部23は、時刻同期要求メッセージを送信し(S33)、所定の応答を受信すると(S34:YES)、スリープ時間要求を送信する(S35)。スリープ時間情報を受信すると(S36)、制御部23は、受信したスリープ時間情報に含まれるスリープ時間にタイマーを設定し(S37)、通信処理を終了する(S5)。
次に、データ収集サーバ12Aの処理について説明する。
図14は、データ収集サーバ12Aのデータ収集処理の流れの例を示すフローチャートである。図14において、図9と同じ処理については、同じステップ番号を付して説明は簡略にする。
データ収集サーバ12Aは、各端末装置11Aからの計測データあるいは時刻同期要求メッセージを受信する。よって、制御部31は、計測データを受信したか否かを判定し(S21)、計測データを受信しなければ(S21:NO)、処理はS51へ移行する。
計測データを受信すると(S21:YES)、制御部31は、データ受信処理を実行し(S22)、データ受信が終了したか否かを判定する(S23)。データ受信が終了しなければ(S23:NO)、制御部31は、データ受信処理を継続する(S22)。
なお、計測データを受信したとき、制御部31は、は、スリープ終了時刻テーブルTBL5(図11)を参照して、計測データを送信した端末装置11Aの確認をする。すなわち、受信した計測データが、スリープ終了時刻テーブルTBL5に登録された加入者識別子(IMSI)の端末装置11Aの計測データであるかが確認のためにチェックされる。
計測データの受信が終了すると(S23:YES)、処理は、S51へ移行する。
計測データの受信でないとき(S21:NO)及び計測データの受信処理が終了したとき(S23:YES)、所定の応答を送信する所定応答送信処理を実行する(S51)。
所定応答送信処理後、制御部31は、端末装置11Aからの時刻同期要求メッセージの受信に含まれる加入者識別子(IMSI)から、その加入者識別子(IMSI)のグループである加入者グループを確認する(S52)。例えば、図2の場合、加入者識別子(IMSI)が「a2」であれば、グループは、加入者(すなわち契約者)「A」のグループであると判別されて、確認される。また、加入者識別子(IMSI)が「b2」であれば、グループは、加入者(すなわち契約者)「B」のグループであると判別されて、確認される。
そして、制御部31は、時刻同期要求メッセージを送信した端末装置11Aが次に計測データを送信する通信時刻を決定する(S53)。各端末装置11Aが次に計測データを送信する通信時刻を決定する方法には、種々の方法があるので、いずれの方法を採用してもよい。
例えば、計測データの送信に使用される携帯電話番号(MSISDN)の総数に基づいて算出された時間間隔、各計測データの所定の送信周期などから、他の端末装置の通信時刻とバッティングしない時刻を選択するように、制御部31は、各端末装置11Aが次に計測データを送信する通信時刻を決定する。
制御部31は、端末装置11Aからのスリープ時間要求メッセージの受信を判定し(S54)、スリープ時間要求メッセージを受信しなければ(S54:NO)、処理は何もしない。
スリープ時間要求メッセージを受信すると(S54:YES)、制御部31は、決定されたスリープ終了時刻までの現時刻からの時間間隔を、スリープ時間として算出し(S55)、算出したスリープ時間情報を、スリープ時間要求メッセージを送信した端末装置11Aへ送信するスリープ時間送信処理を実行する(S56)。
そして、制御部31は、決定された次の通信時刻情報を、図11のスリープ終了時刻テーブルTBL5の対応する加入者識別子(IMSI)のスリープ終了時刻として登録するように、スリープ終了時刻テーブルTBL5を更新し(S57)、加入者管理サーバ45に、通信の終了を通知する(S24)。上述したように、加入者管理サーバ45は、通信が終了した旨のメッセージを受信すると、通信が終了したと判定する(S18:YES)。
なお、各端末装置11Aのフラッシュメモリ23aに記憶された計測データ送信プログラムの更新、一部追加、一部削除は、通信の終了を通知するときに一緒に、データ収集サーバ12が通信中の端末装置11Aへ更新プログラムを送信することによって行われる。 本実施の形態における動的紐付け制御部51の処理は、第1の実施の形態の図7に示すフローチャートと同様の処理である。
本実施の形態の場合、データ収集サーバ12Aと各端末装置11Aは、計測データの送信タイミングの同期がとれているので、図7のS15の判断では、「空きがある」(S15:YES)と、必ず判定される。
以上のように、本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を有すると共に、各端末装置11Aは、所定のスケジュールに沿って計測データ送信を行う、いわゆるスケジュール型の通信を利用し、次のデータ送信時まで、無駄なアタッチ要求を送信する必要もなく、かつスリープ期間の間は、使用しない回路等の電源をオフする等できるので、電力消費を低減することができると共に無線網に対する負荷も軽減することができる。
従って、本実施の形態によれば、複数の端末装置間で通信するための同期のための複雑な制御が不要な、携帯電話の通信機能を有する複数の端末装置の加入者情報を管理する加入者情報管理方法、加入者情報管理システム及び計測データ収集システムを提供することができる。
なお、上述した2つの実施の形態の変形例として、1つの計測データ収集システムが、第1の実施の形態に示したような、各端末装置からの計測データの送信要求に基づいて計測データを収集するイベントドリブン型の送信方式と、第2の実施の形態に示したような、データ収集サーバが端末装置毎に決定した送信時刻に各端末装置が計測データを送信するスケジュール型の通信方式の両方の方式を含むようにしてもよい。
その場合、第2の実施の形態の方式がスムーズに機能するように、第2の実施の形態の方式で通信が行われる時間帯を設定し、その設定された時間帯内では、第1の実施の形態の方式の通信が行われないように、時間帯を分けるようにしてもよい。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
1、1A データ収集システム、11、11A 端末装置、12、12A データ収集サーバ、13 携帯電話網、21 センサ部、22 通信モジュール部、22a SIMカード、23 制御部、23a フラッシュメモリ、24 時計部、31 制御部、32 記憶装置、33 時計部、40 無線基地局、41 基地局制御装置、42 加入者パケット交換機、43 加入者管理サーバ、44 中継パケット交換機、45 加入者管理サーバ、45a 制御部、45b メモリ部、46 認証認可課金サーバ、51 動的紐付け制御部。

Claims (11)

  1. 携帯電話の通信機能を有してセンサデータを送信する複数の端末装置の携帯電話網への加入者の加入者情報を管理する加入者情報管理方法であって、
    グループ毎に前記携帯電話網への1又は2以上の加入者が割り当てられた複数のグループについての前記携帯電話の端末識別子情報と加入者識別子情報を登録し、かつ前記複数のグループのうち少なくとも1つのグループは2以上の前記携帯電話の端末識別子情報と加入者識別子情報とを含む、加入者識別子情報登録部と、
    前記各グループに割り当てられた1又は2以上呼び出し番号情報を登録する加入者呼び出し番号情報登録部と、
    前記呼び出し番号情報毎の前記携帯電話網の回線の使用状況を登録する呼び出し番号使用状態登録部と、
    を備え、
    前記加入者情報を管理する加入者管理装置における前記加入者識別子情報と前記呼び出し番号情報との対応付けを、前記加入者識別子情報登録部と、前記加入者呼び出し番号情報登録部と、前記呼び出し番号使用状態登録部とに基づいて、動的に変更することにより、前記携帯電話網を介して各端末装置からデータ収集装置へ前記センサデータを送信するように制御する、
    ことを特徴とする加入者情報管理方法。
  2. 前記携帯電話網への接続要求を送信した端末装置の属するグループに割り当てられた前記呼び出し番号情報の前記回線の使用状況に基づいて、前記接続要求を送信した端末装置に前記回線を割り当てるように、前記加入者識別子情報と前記呼び出し番号情報とを対応付けることにより、前記対応付けを動的に変更することを特徴とする請求項1に記載の加入者情報管理方法。
  3. 前記対応付けを動的に変更する制御部は、前記携帯電話網の移動体通信事業者又は仮想移動体通信事業者の加入者管理サーバに設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の加入者情報管理方法。
  4. 携帯電話の通信機能を有してセンサデータを送信する複数の端末装置の携帯電話網への加入者の加入者情報を管理する加入者情報管理システムであって、
    グループ毎に前記携帯電話網への1又は2以上の加入者が割り当てられた複数のグループについての前記携帯電話の端末識別子情報と加入者識別子情報を登録し、かつ前記複数のグループのうち少なくとも1つのグループは2以上の前記携帯電話の端末識別子情報と加入者識別子情報とを含む、加入者識別子情報登録部と、
    前記各グループに割り当てられた1又は2以上呼び出し番号情報を登録する加入者呼び出し番号情報登録部と、
    前記呼び出し番号情報毎の前記携帯電話網の回線の使用状況を登録する呼び出し番号使用状態登録部と、
    前記加入者識別子情報登録部と、前記加入者呼び出し番号情報登録部と、前記呼び出し番号使用状態登録部とに基づいて、前記加入者識別子情報と前記呼び出し番号情報との対応付けを動的に変更する制御を行う制御部と、
    を有することを特徴とする加入者情報管理システム。
  5. 前記制御部は、前記携帯電話網への接続要求を送信した端末装置の属するグループに割り当てられた前記呼び出し番号情報の前記回線の使用状況に基づいて、前記接続要求を送信した端末装置に前記回線を割り当てるように、前記加入者識別子情報と前記呼び出し番号情報とを対応付けることにより、前記対応付けを動的に変更することを特徴とする請求項4に記載の加入者情報管理システム。
  6. 前記制御部は、前記携帯電話網の移動体通信事業者又は仮想移動体通信事業者の加入者管理サーバに設けられていることを特徴とする請求項4又は5に記載の加入者情報管理システム。
  7. 携帯電話の通信機能を有する複数の端末装置からのセンサデータを、携帯電話網を介して、収集するセンサデータ収集システムであって、
    グループ毎に前記携帯電話網への1又は2以上の加入者が割り当てられた複数のグループについての前記携帯電話の端末識別子情報と加入者識別子情報を登録し、かつ前記複数のグループのうち少なくとも1つのグループは2以上の前記携帯電話の端末識別子情報と加入者識別子情報とを含む、加入者識別子情報登録部と、
    前記各グループに割り当てられた1又は2以上呼び出し番号情報を登録する加入者呼び出し番号情報登録部と、
    前記呼び出し番号情報毎の前記携帯電話網の回線の使用状況を登録する呼び出し番号使用状態登録部と、
    前記加入者識別子情報登録部と、前記加入者呼び出し番号情報登録部と、前記呼び出し番号使用状態登録部とに基づいて、前記加入者識別子情報と前記呼び出し番号情報との対応付けを動的に変更する制御を行う制御部と、
    各端末装置からの前記センサデータを、前記携帯電話網を介して収集するデータ収集装置と、
    を有することを特徴とするセンサデータ収集システム。
  8. 前記制御部は、前記携帯電話網への接続要求を送信した端末装置の属するグループに割り当てられた前記呼び出し番号情報の前記回線の使用状況に基づいて、前記接続要求を送信した端末装置に前記回線を割り当てるように、前記加入者識別子情報と前記呼び出し番号情報とを対応付けることにより、前記対応付けを動的に変更することを特徴とする請求項7に記載のセンサデータ収集システム。
  9. 前記各端末装置は、所定の条件に応じて、前記携帯電話網への前記接続要求を送信して、前記センサデータの送信を行うことを特徴とする請求項7又は8に記載のセンサデータ収集システム。
  10. 前記データ収集装置は、前記各端末装置が前記センサデータを送信する時間を管理する時間管理部を有し、
    前記各端末装置は、前記データ収集装置により指定された時に、前記携帯電話網への前記接続要求を送信して、前記センサデータの送信を行うことを特徴とする請求項7又は8に記載のセンサデータ収集システム。
  11. 前記制御部は、前記携帯電話網の移動体通信事業者又は仮想移動体通信事業者の加入者管理サーバに設けられていることを特徴とする請求項7から10のいずれか1つに記載のセンサデータ収集システム。
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JP2016167238A (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 ビッグローブ株式会社 無線通信端末認証制御装置、無線通信端末認証制御システム、無線通信端末認証制御方法、及び、プログラム
JP2017195632A (ja) * 2017-07-10 2017-10-26 ビッグローブ株式会社 無線通信端末認証制御装置、無線通信端末認証制御システム、無線通信端末認証制御方法、及び、プログラム
US10644986B2 (en) 2016-02-04 2020-05-05 Mitsubishi Electric Corporation Master station device, slave station device, process delegation management method, and process execution method

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