JP2015015675A - リモートロックシステム、移動通信端末及びリモートロック方法 - Google Patents

リモートロックシステム、移動通信端末及びリモートロック方法 Download PDF

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Abstract

【課題】使用可能な任意の端末装置から、紛失または盗難に遭遇した移動通信端末の動作をロックできるようにする。【解決手段】移動通信端末110の動作を指定するロック命令を入力し、該ロック命令を含むロック要求を通信網に送信する通信端末102と、通信網を介して通信端末102からロック要求を受信すると共に、移動通信端末110からの定期的な通信である定期通知送信が送信された時には、該定期通知送信に対する応答として、移動通信端末110に対するロック命令を含めた定期通知応答を移動通信端末110に送信するサーバ101と、サーバ101から通信網を介して送信された定期通知応答を受信し、該定期通知応答に自己に対するロック命令が含められている場合には、自己の動作を該ロック命令によって指定された状態にする処理を行う移動通信端末110とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、リモートロックシステム、移動通信端末及びリモートロック方法に関する。
携帯電話の普及率が頭打ちとなり、市場では、機能の充実、多様なサービスの提供に軸足が移りつつある。
このような背景に関連する技術としては、様々なものが知られている(例えば、特許文献1〜5参照。)。
例えば、特許文献1には、発呼禁止、着呼禁止、メモリ呼出禁止等の各種動作を制限するロック機能を有する携帯電話装置が記載されている。より具体的に説明すると、この携帯電話装置は、ロック状態を変更するための着サブアドレスデータ等を入力する。そして、この携帯電話装置は、入力された着サブアドレスデータを記憶する。そして、この携帯電話装置は、記憶されたロック状態を変更する着サブアドレスデータと一致する着サブアドレスが着信時に受信されたとき、ロック状態を変更させる。このようにして、この携帯電話装置によっては、携帯機の紛失時に不正使用を防止することができる。
また、例えば、特許文献2には、通信機能を内蔵し、通信機能によって無線基地局と通信する情報携帯端末装置が記載されている。より具体的に説明すると、情報携帯端末装置の使用する限定されたエリア外(通信できないエリア)に情報携帯端末装置が持ち出されると、その情報携帯端末装置内の記憶装置の情報を消去する装置である。
また、例えば、特許文献3には、携帯電話端末装置を紛失等した場合に、その不正使用を防止するために、ネットワークを介して該端末装置を使用不能とする技術が記載されている。より具体的に説明すると、非接触ICタグ内蔵携帯電話の紛失、盗難時に、ユーザは、非接触ICタグ内蔵携帯電話と1対1に対応するID情報を持つ非接触ICタグカードを非接触ICタグリーダに読み取らせる。携帯電話管理サーバは、該ID情報に基づいて紛失等した非接触ICタグ内蔵携帯電話の発信を制限し、かつ非接触ICタグ内蔵携帯電話をロック状態へ遷移させる。これにより、紛失等した非接触ICタグ内蔵携帯電話の第三者による不正使用や個人情報漏洩の防止をより迅速に行うことができる。特に、非接触ICタグリーダが街中の携帯電話販売店や駅構内に設置されることにより、その効果を飛躍的に向上させることができる。
また、例えば、特許文献4には、ネットワークを介した遠隔からの指令に基づいて、他人が移動通信端末装置が格納する情報にアクセスできないようにする技術が記載されている。より具体的に説明すると、移動通信端末の演算処理部は、オペレーティングシステムの実行環境下において、第3のプログラムに基づいて、送受信部を介して他の通信端末から移動通信端末をロックする旨の要求を待ち受ける。該要求を受け付けたときに、演算処理部は、第1の情報を移動通信端末をロックすることを示す情報に書き換えると共に、移動通信端末を再起動する。また、移動通信端末が起動されたときに、第1のプログラムに基づいて、第1の情報が移動通信端末をロックしないことを示す場合にオペレーティングシステムを実行する。なお、第1の情報が移動通信端末をロックすることを示す場合にはオペレーティングシステムを実行しない。
また、例えば、特許文献5には、場所ごとの通信状況の解析を可能にするエリア解析システムが記載されている。より具体的に説明すると、無線端末は、GPS信号を受信して位置情報を取得する手段と、当該位置情報を無線ルータへ送信する手段とを含む。無線ルータは、無線端末が送信した位置情報を取得する手段と、当該位置情報と、選択したWAN側回線と、そのWAN側回線を利用した通信データ量を含む通信状況を所定の登録周期で通信状況リストとして登録する手段含む。また、無線ルータは、当該通信状況リストを所定の周期で複数のWAN側回線の1つを利用してネットワークに接続されるエリア解析サーバへ送信する手段を含む。エリア解析サーバは、無線ルータが1以上存在するときに、各無線ルータから送信される各通信状況のリストに基づき、位置情報に応じた区画及びWAN側回線ごとの通信データ量を積算した区画情報リストを作成する(区画情報リスト作成手段)。
特許第2965234号公報 特開2001−28782号公報 特許第4372034号公報 特許第4953318号公報 特開2013−26906号公報
ところで、移動通信端末のリモートロックシステムは、移動通信端末が紛失や盗難に遭遇した場合に、使用可能な他の通信端末から、直接若しくはサーバ経由で、移動通信端末のアドレスに発呼するものである。そして、この発呼により、移動通信端末をロックするように構成している。
しかしながら、モバイルルータ等の移動通信端末の場合には、装置自体にはメール、着信機能を有しないものも少なくない。そのような移動通信端末にも重要な個人情報等が保存されているため、紛失や盗難に遭遇した場合には、メール、着信機能を有する一般的な移動通信端末と同様に直ちにロックできる仕組みが必要となる。
なお、特許文献1〜4に開示されている技術は、移動通信端末が紛失や盗難に遭遇した場合に、やはり、直接若しくはサーバ経由で、移動通信端末のアドレスに発呼することで、該移動通信端末をロックするものである。よって、モバイルルータ等の、装置自体にはメール、着信機能を有しない移動通信端末には適用することができない技術である。
本発明の目的は、上述した課題を解決するリモートロックシステム、移動通信端末及びリモートロック方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態によると、移動通信端末のリモートロックシステムであって、移動通信端末の動作を指定するロック命令を入力し、該ロック命令を含むロック要求を通信網に送信する端末装置と、通信網を介して端末装置からロック要求を受信すると共に、移動通信端末からの定期的な通信である定期通知を受信した時には、該定期通知に対する応答として、移動通信端末に対するロック命令を含めた定期通知応答を移動通信端末に送信するサーバと、サーバから通信網を介して送信された定期通知応答を受信し、該定期通知応答に自己に対するロック命令が含められている場合には、自己の動作を該ロック命令によって指定された状態にする処理を行う移動通信端末とを備える。
本発明の第2の形態によると、移動通信端末であって、サーバに、定期的な通信情報である定期通知を、通信網を介して送信すると共に、該定期通知に対する応答である定期通知応答を前記サーバから受信する通信部と、前記受信した定期通知応答に自己に対するロック命令が含められているか否かを判定すると共に、前記受信した定期通知応答に自己に対するロック命令が含められている場合には、自己の動作を該ロック命令によって指定された状態にする処理を行う処理部とを有する。
本発明の第3の形態によると、移動通信端末のリモートロック方法であって、使用可能な任意の端末装置から、移動通信端末の動作を指定するロック命令を入力し、該ロック命令を含むロック要求を通信網に送信する段階と、通信網に接続されたサーバにおいて、ロック要求を受信すると共に、移動通信端末からの定期的な通信である定期通知を受信した時には、該定期通知に対する応答として、移動通信端末に対するロック命令を含めた定期通知応答を移動通信端末に送信する段階と、通信網に接続された移動通信端末において、サーバから通信網を介して送信された定期通知応答を受信し、該定期通知応答に自己に対するロック命令が含められている場合には、自己の動作を該ロック命令によって指定された状態にする処理を行う段階とを有する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となり得る。
以上の説明から明らかなように、この発明によっては、メール、着信機能を有しない移動通信端末であっても、該移動通信端末の動作を一時停止させて該移動通信端末の操作を不能にすることができる。
また、この発明によっては、盗難や紛失に遭遇した移動通信端末の電源がOFFされた場合や、または該移動通信端末の通信が不能となるように設定された場合であっても、移動通信端末の動作を一時停止させて該移動通信端末の操作を不能にすることができる。即ち、このような場合には、その後に、該移動通信端末の電源がONにされ、かつ通信が可能な状態になった場合に、即座に移動通信端末の動作を一時停止させて該移動通信端末の操作を不能にすることができる。
また、移動通信端末のメール機能等が作動していない場合であっても、移動通信端末の動作を一時停止させて該移動通信端末の操作を不能にする機能を有効にすることができる。
一実施形態に係るリモートロックシステム100の利用環境の一例を示す図である。 リモートロックシステム100の動作シーケンスの一例を示すシーケンス図である。 移動通信端末110の動作を示すフローチャート図である。 サーバ101の動作を示すフローチャート図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、一実施形態に係るリモートロックシステム100の利用環境の一例を示す。リモートロックシステム100では、移動通信端末側からサーバへ定期的に実行される通信(定期通知送信)を利用する。即ち、移動通信端末110からの定期通知に対するサーバ101からの定期通知応答には、移動通信端末110向けの通常の通信情報に加えて移動通信端末110の動作を停止させるロック命令を含める。これにより、移動通信端末110をロック(動作の一時停止状態)させることができるようにしている。
同図において、本実施形態の移動通信端末のリモートロックシステム100は、インターネット網103に接続された、移動通信端末110、サーバ101、及び通信端末102、を備える。なお、移動通信端末110は、携帯電話機や携帯情報端末装置を含む一般的な移動通信端末装置として構成することができる。移動通信端末110は、本発明に必須の構成要素として、通信部11と処理部12を備える。また、サーバ101は、本発明に必須の構成要素として、通信部21と管理部22を備える。さらに、通信端末102は、本発明に必須の構成要素として、通信部31と入力部32を備える。
通信部11,21,31は、インターネット網103を介して情報を交換することができる。通信部11,21,31は、Webブラウザを起動する構成としても良い。なお、通信端末102は、携帯電話機や携帯情報端末装置を含む移動通信端末装置であっても良いし、パーソナルコンピュータ等の据え置き型の通信端末装置であっても良い。あるいは、通信端末102は、街角等に設置される情報端末装置であっても良い。
本実施形態の移動通信端末のリモートロックシステム100は、移動通信端末110の紛失、盗難時においては、その不正利用を防ぐためのリモートロック機能を実現する。このリモートロック機能は、上述のとおり、移動通信端末110とサーバ101との間の定期通信を利用して実現するので、移動通信端末110が、メール受信や着信といった処理が使用できない端末装置であっても適用することができる。
移動通信端末110は、より具体的には、以下の条件を満たすことが必要である。(1)ネットワークを介して他の通信端末に接続できること。(2)ユーザが持ち運ぶことができる情報機器であること。(3)固有のMACアドレスを有していること。(4)ユーザ操作が行えるGUIを有していること。(5)GPS(グローバルポジショニングシステム)にて位置情報が取得できること。なお、本実施形態では、以下、移動通信端末110の実例として、モバイルルータを想定する。
サーバ101は、より具体的には、以下の条件を満たすことが必要である。(1)ネットワークを介して他の通信端末装置に接続可能であること、(2)移動通信端末110及び通信端末102からの情報を十分に保持できること、(3)Webサーバとなり得る機能を備えていること。
通信端末102は、より具体的には、以下の条件を満たすことが必要である。(1)ネットワークを介して他の通信端末に接続できること、(2)Webブラウザを介してWebページの閲覧ができること。なお、本実施形態では、以下、通信端末102の実例として、ノートPC(パーソナルコンピュータ)を想定する。
なお、本発明の移動通信端末のリモートロックシステム100としては、以下の条件を満たすことが必要である。(1)移動通信端末110とサーバ101とは、インターネット網103を介してデータ通信が可能であること、(2)通信端末102とサーバ101とは、インターネット網103を介して通信可能であること。
図2は、リモートロックシステム100全体の動作シーケンスの一例を示すシーケンス図である。本発明の実施形態に係る移動通信端末のリモートロックシステム100は、図2に例示するように、先ず、移動通信端末110が、サーバ101に対して、端末登録要求S201の実施による端末登録要求の送信を行う。サーバ101は、この端末登録要求をチェックし、登録を許可する場合は、共有情報207への書き込みS218の実施を含む登録処理を行う。次に、サーバ101は、端末登録応答S202を実施して、移動通信端末110に対して端末登録応答を送信する。この端末登録応答を受けた移動通信端末110は、該端末登録応答を確認してから、定期通信を開始する。
この定期通信では、まず、移動通信端末110は、サーバ101に対する定期通知送信S203を行う。これを受けたサーバ101は、書き込みS228を行って、定期通知情報を含む情報を共有情報207に書き込む。また、これと共に、サーバ101は、読み出しS219を行って、定期通知応答の作成に必要な情報を共有情報207から読み出し、定期通知応答を作成する。次に、サーバ101は、移動通信端末110に対する定期通知応答S204を行い、移動通信端末110に定期通知応答を送信する。移動通信端末110は、この定期通知応答を受信する。なお、このような定期通知送信S203と、定期通知応答S204とは、その後も定期的に実行される。
この間、通信端末102から、サーバ101に対してロック要求S216によるロック要求が送信されると、サーバ101は、書き込みS238を行って、ロック要求を含む情報を共有情報207の一部として書き込む。また、これと共に、サーバ101は、サーバ101からの移動通信端末110に対する次の定期通知応答S204による定期通知応答にはロック処理の指示を含める。この定期通知応答S204による定期通知応答を受信すると、移動通信端末110は、該受信した通知応答にロック処理の指示が含められていることを検知してロック処理S208(図2)を行う。その後、通信端末102から、サーバ101に対してロック解除要求S217(図2)によるロック解除要求が送出されると、サーバ101は、書き込みS248を行って、ロック解除要求を含む情報を共有情報207の一部として書き込む。また、これと共に、サーバ101は、移動通信端末110に対する次の定期通知応答S204による定期通知応答にロック解除処理の指示を含める。この定期通知応答S204による定期通知応答を受信すると、移動通信端末110は、受信した定期通知応答S204による定期通知応答にロック解除処理の指示が含められていることを検知してロック解除処理S209を行う。
動作シーケンスにおいて、サーバ101と移動通信端末110との間では、以下に示すデータ通信を行う。まず、端末登録要求S201として、移動通信端末110からサーバ101に対して、移動通信端末110のIMEI、ID、及びパスワードを登録するためのデータを送信する。この送信は、初期設定動作として、最初に1度だけ行えば良い。端末登録要求S201に対し、サーバ101は、少なくとも、その許諾の有無(OKまたはNG)を示す情報(端末登録応答S202)を、移動通信端末110に応答する。
なお、本システムでは、移動通信端末110とサーバ101とは、定期的に交信するものとするが、移動通信端末110からサーバ101に対して定期的に送信される定期通知には、少なくとも、以下の情報を含めるものとする。(1)IMEI、(2)位置情報、(3)ロック状態(ロック/未ロック)。また、サーバ101から移動通信端末110に対して定期的に送信される定期通知応答には、少なくとも、以下の情報を含めるものとする。(1)応答(OK/NG)、(2)ロック命令(ロック要求/ロック解除要求)。
サーバ101の機能は、データ受信プログラム205(図2)と、Webサーバ機能206(図2)との2つの処理を実行することである。Webサーバ機能206は、通信端末102からHTTPに則り、通信端末102からのアクセスが有った場合に適切なWebページを通信端末102に表示する(詳細は後述する)。なお、データ受信プログラム205及びWebサーバ機能206の2つの処理はパラレルで実行する。また、この2つの処理の各々は、共有情報207(図2)の内、それぞれの処理に対応した情報を使用する。この共有情報207は、この2つの処理の両方から、書き込みS228(図2)、及び読み出しS219(図2)の処理が可能であるものとする。
この共有情報207は、少なくとも以下の情報を備えるものとする。(1)IMEI:IDに紐付けされている、(2)ID(IDの重複は認めない)、(3)パスワード及びIDに紐付けされている、(4)移動通信端末110から送信された情報:IMEIに紐付けされている、(5)ロック命令及びIMEIに紐付けされている(ロック要求またはロック解除要求を送信するための構成)。
なお、通信端末102から、管理部22が、通信部21を介して、ロック要求S216(図2)またはロック解除要求S217(図2)等による指示を受信した場合、この共有情報207に含まれるロック命令(ロック要求/ロック解除要求)を更新するものとする。より具体的には、ユーザからロック要求S216によるロック要求が送信された場合は、ロック命令をロック要求にし、ロック解除要求S217によるロック解除要求が指示された場合は、ロック命令をロック解除要求を指示する命令にする。
Webサーバ機能206は、Webページを通信端末102に表示するが、その表示内容は以下に示すものとする。(1)ID、パスワード入力画面S210(図2)、(2)WebブラウザからアクセスS213(図2)が実施された場合に表示するページ。また、(3)IDとパスワードの入力画面(管理部22は、該入力画面を介して入力されたIDが実際に存在し、かつパスワードが一致した場合にのみ、他の画面を表示する)、(4)情報閲覧画面S211。また、(5)IDに紐付けされたIMEIを有する移動通信端末(ここでは移動通信端末110)の位置情報とロック状態の表示。さらに、(6)IDに紐付けされたIMEIを有する移動通信端末(ここでは移動通信端末110)へのロック要求またはロック解除要求を実行できるようにするためのロック要求画面S212(図2)。
以下、図2を参照し、通信端末102を介したユーザの操作について説明する。まず、WebブラウザからアクセスS213では、ユーザは、Webブラウザを介してサーバ101に対してアクセスを行う。ID、パスワード入力S214では、ユーザは、移動通信端末110に登録したIDとパスワードとを入力部32の機能を使用して入力し、通信部31を介してサーバ101へ送信する。これにより、サーバ101は、情報閲覧画面S211を、通信端末102の図示しない表示部に表示するので、ユーザは、表示された情報の閲覧が可能となる。
ロック要求画面にアクセスS215では、ユーザは、ロック要求画面を介して、サーバ101にアクセスを行なうために、ロック要求画面の提供をサーバ101へ要求する。これにより、ロック要求画面が提供されると、該ロック要求画面を介してロック要求S216(またはロック解除要求S217)が実施され、サーバ101へロック要求が送信される。
図3は、移動通信端末110の動作を示すフローチャート図である。以下、図1〜2を参照し、図3に示すフローチャートを使用して移動通信端末110の動作を説明する。
まず、ステップS1で、移動通信端末110の電源が投入されると、移動通信端末110が起動する。この後、ステップS2で、処理部12(図1)が、移動通信端末110はサーバ101に対して登録済の端末装置であるか否かを確認し、移動通信端末110が登録済の端末装置である場合は次のステップS3に進む。また、移動通信端末110が登録済でない端末装置である場合、処理部12は、ステップS9に移る(ステップS9については後述する)。
ステップS3では、処理部12と通信部11とが、定期通信処理S304を実行する。より具体的には、まず、処理部12は通信部11を介して定期通知送信S203(図2)を行って定期通知をサーバ101に送信する(なお、この定期通知が送信できなかった場合、データは蓄積しておいて、次回送信時に纏めて送信することが望ましい)。次に、処理部12は通信部11を介して定期通知応答S204による定期通知応答を受信し、一定時間waitする。
その後、ステップS4で、処理部12は、定期通知応答S204による定期通知応答に含まれているロック命令の内容を検証し、該ロック命令がロック要求だった場合、ステップS5に進んで処理部12がロック処理S208(図2)を実行する。なお、該ロック命令がロック要求ではなかった場合、ステップS10に移って処理部12が定期通信(ステップS3と同じ処理)を実行する。
ステップS5では、処理部12は、ロック処理S208を実行し、その後、ステップS6に移る。なお、このロック処理S208においては、処理部12は、移動通信端末110の図示しない表示部に任意の内容の画面を表示する(これ以後は、移動通信端末110の操作が一切できなくなるように制御することが望ましい)。また、その他、本発明に関わらない機能であっても、移動通信端末110に必要なロック処理が他に有れば、それを行うものとする。なお、図2では、このロック処理の結果として操作制限が行われていることを、「ロック中220」を表示することで表現している。ロック解除処理S209が実行されるまでは、この「ロック中220」が表示される。
ステップS6では、処理部12は、ロック解除処理S209(図2)を実行し、その後、ステップS3に戻る。なお、このロック解除処理S209では、処理部12は、移動通信端末110に表示した上述の任意内容の画面を解除すると共に、移動通信端末110に対する通常の操作を可能にする。
ステップS9では、処理部12が、サーバ101に対して移動通信端末110のIDとパスワードを登録する。より具体的には、処理部12は、移動通信端末110のユーザIFを使用し、IDとパスワードを決定する。次に、処理部12は、通信部11を介して端末登録要求S201(図2)を実行する。また、処理部12は、その応答として、サーバ101から、端末登録応答S202(図2)による端末登録応答を受信し、その後、ステップS3に移る。
図4は、サーバ101の動作を示すフローチャート図である。以下、図1〜3を参照し、図4に示すフローチャートを使用してサーバ101の動作を説明する。
サーバ101が起動されると、まず、ステップS21で、管理部22は、データ受信プログラム205を実行し、通信部21を介して移動通信端末110からの通信データ(ここでは端末登録要求S201)を受信する。次に、ステップS22で、管理部22は、受信した通信データが端末登録要求であるか否かを検証する。受信した通信データが端末登録要求であれば、ステップS25に移動する。受信した通信データが端末登録要求でなければ、ステップS23に進む。
ステップS23では、管理部22は、受信した情報を共有情報207として蓄積する。より具体的には、受信した通信データが、定期通知であった場合は、受信した通信データに含まれる位置情報とロック状態の指令情報とを共有情報207の一部として書き込む。次に、ステップS24では、管理部22は、定期通知応答S204(図2)による定期通知応答を移動通信端末110に送信し、その後、ステップS21に戻る。
ステップS25では、管理部22は、受信した通信データに含まれるIDとパスワードとを、IMEIをキーにして共有情報207に登録する。次に、ステップS26では、管理部22は、端末登録応答S202を実施して端末登録応答を送信し、その後、ステップS21に戻る。
この実施形態によれば、移動通信端末110の盗難時や紛失時に、ユーザは、使用可能な他の端末装置からの簡単な操作により、移動通信端末110の動作をロックさせ、第三者による操作を不能にすることができる効果が有る。
また、移動通信端末110の電源がOFFにされていたり、または通信不能にされていたりした場合であっても、次回に電源がONとなり、かつサーバ101との通信が可能となった時点で、直ちに移動通信端末110の動作をロックすることができる効果が有る。
さらに、移動通信端末110の状態や位置情報を、サーバ101を介して確認することができる効果が有る(特に、該位置情報は移動通信端末110の発見に役立つ)。
なお、上述の移動通信端末110とサーバ101との通信は、定期通信機能を使用して行うので、メール等の通信機能を必要としない。
(その他の実施の形態):本発明の他の実施形態として、紛失や盗難に遭遇した移動通信端末については、ロック機能によりロックするだけではなく、ハードディスクのフォーマットを含む全ての設定を初期値に戻す等の対策を施すことができる。さらに、この場合、任意の通信端末に表示されたWebブラウザを介して、ハードディスクのフォーマットを含む全ての設定を初期化することができる。即ち、任意の通信端末より指示を入力することで、紛失や盗難に遭遇した移動通信端末の設定をすべて消去させることもできる。
11 通信部
12 処理部
21 通信部
22 管理部
31 通信部
32 入力部
100 リモートロックシステム
101 サーバ
102 通信端末
103 インターネット網
110 移動通信端末

Claims (6)

  1. 移動通信端末の動作を指定するロック命令を入力し、該ロック命令を含むロック要求を通信網に送信する端末装置と、
    前記通信網を介して前記端末装置から前記ロック要求を受信すると共に、前記移動通信端末からの定期的な通信である定期通知を受信した時には、該定期通知に対する応答として、前記移動通信端末に対する前記ロック命令を含めた定期通知応答を前記移動通信端末に送信するサーバと、
    前記サーバから前記通信網を介して送信された前記定期通知応答を受信し、該定期通知応答に自己に対するロック命令が含められている場合には、自己の動作を該ロック命令によって指定された状態にする処理を行う移動通信端末と
    を備えるリモートロックシステム。
  2. 前記ロック命令は、前記移動通信端末の動作を一時停止させる指定を含む
    請求項1に記載のリモートロックシステム。
  3. 前記ロック命令は、前記移動通信端末の動作の一時停止状態を解除させる指定を含む
    請求項1に記載のリモートロックシステム。
  4. 前記移動通信端末は、該移動通信端末に固有のID及びパスワードによって前記サーバに特定される
    請求項1に記載のリモートロックシステム。
  5. サーバに、定期的な通信情報である定期通知を、通信網を介して送信すると共に、該定期通知に対する応答である定期通知応答を前記サーバから受信する通信部と、
    前記受信した定期通知応答に自己に対するロック命令が含められているか否かを判定すると共に、前記受信した定期通知応答に自己に対するロック命令が含められている場合には、自己の動作を該ロック命令によって指定された状態にする処理を行う処理部と
    を備える移動通信端末。
  6. 使用可能な任意の端末装置から、移動通信端末の動作を指定するロック命令を入力し、該ロック命令を含むロック要求を通信網に送信する段階と、
    前記通信網に接続されたサーバにおいて、前記ロック要求を受信すると共に、前記移動通信端末からの定期的な通信である定期通知を受信した時には、該定期通知に対する応答として、前記移動通信端末に対する前記ロック命令を含めた定期通知応答を前記移動通信端末に送信する段階と、
    前記通信網に接続された移動通信端末において、前記サーバから前記通信網を介して送信された前記定期通知応答を受信し、該定期通知応答に自己に対するロック命令が含められている場合には、自己の動作を該ロック命令によって指定された状態にする処理を行う段階と
    を備えるリモートロック方法。
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